JP2018069668A - Device and method for controlling power source of device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、通常電力モードと、通常電力モードよりも少ない消費電力で動作する省電力モードとを切り替えて動作する装置、および該装置の電力制御方法に関する。 The present invention relates to a device that operates by switching between a normal power mode and a power saving mode that operates with less power consumption than the normal power mode, and a power control method for the device.
コピー機能、プリント機能、スキャン機能、ファクシミリ機能などを備える複合機(MFP)は、通常電力モードと、通常電力モードよりも少ない電力で動作する省電力モードとを切り替えて動作することが知られている。このようなMFPは、通常電力モードで印刷を行う場合KW(キロワット)オーダーの電力を消費する一方、省電力モードでは1W(ワット)以下の電力しか消費しない。MFPが省電力モードに遷移し、消費電力を抑制可能に設計される理由は、ヨーロッパにおけるErP指令や、米国におけるEnergy Starなどの省電力に関する規格や規制の要請によるものである。 A multifunction peripheral (MFP) having a copy function, a print function, a scan function, a facsimile function, and the like is known to operate by switching between a normal power mode and a power saving mode that operates with less power than the normal power mode. Yes. Such an MFP consumes power of the order of KW (kilowatts) when printing in the normal power mode, while consuming less than 1 W (watts) of power in the power saving mode. The reason why the MFP shifts to the power saving mode and is designed to be able to reduce power consumption is due to the request for standards and regulations related to power saving such as the ErP command in Europe and the Energy Star in the United States.
通常電力モードと省電力モードとを切り替えて動作するMFPを実現するためには、MFPの各モジュール(プリンタ部など)に、KWオーダーの大きな電力と1W以下の小さな電力とを安定的に供給可能な電源供給ユニットが必要となる。従来技術では、電源供給ユニットに設けられる力率改善回路(PFC回路)の動作を制御する手法が知られている。すなわち、従来手法は、大きな電力が必要な通常モードではPFC回路をオンに切り替えて全波整流出力の力率を改善し、小さな電力が必要な省電力モードではPFC回路をオフに切り替えてPFC回路自身が消費する電力を抑制する。その他、電力供給ユニットに設けられるPFC回路の動作を制御する手法としては、特許文献1の手法も知られている。 In order to realize an MFP that operates by switching between the normal power mode and the power saving mode, it is possible to stably supply a large power of KW order and a small power of 1 W or less to each module (printer unit, etc.) of the MFP. A new power supply unit is required. In the prior art, a method for controlling the operation of a power factor correction circuit (PFC circuit) provided in a power supply unit is known. That is, the conventional method improves the power factor of the full-wave rectified output by switching on the PFC circuit in the normal mode that requires large power, and switches off the PFC circuit in the power saving mode that requires small power. Suppresses the power consumed by itself. In addition, as a technique for controlling the operation of the PFC circuit provided in the power supply unit, the technique of Patent Document 1 is also known.
しかしながら、従来手法を適用したMFPでは、MFPが省電力モードから通常電力モードに復帰するために必要な時間が長くなってしまう場合があった。これは、PFC回路が一旦オフに切り替えられると、PFC回路がオンに切り替えられ、PFC回路が再び安定した電圧を出力可能となるまでの遅延時間が発生してしまうためである。このため、従来手法を適用したMFPは、遅延時間の経過を待って、省電力モードから通常電力モードに復帰するための復帰処理を開始する必要があった。 However, in the MFP to which the conventional method is applied, the time required for the MFP to return from the power saving mode to the normal power mode may become long. This is because once the PFC circuit is turned off, the PFC circuit is turned on, and a delay time occurs until the PFC circuit can output a stable voltage again. For this reason, the MFP to which the conventional method is applied needs to start a return process for returning from the power saving mode to the normal power mode after the delay time elapses.
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、省電力モードから通常電力モードに短時間で復帰可能な装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to provide an apparatus capable of returning from the power saving mode to the normal power mode in a short time.
本発明の装置は、通常電力モードと、通常電力モードよりも少ない消費電力で動作する省電力モードとを切り替えて動作する装置であって、全波整流出力の力率を改善するPFC部と、電力モードの遷移に応じて前記PFC部の動作を制御するPFC制御手段と、を備え、前記PFC制御手段は、前記装置が通常電力モードから省電力モードへの遷移を開始してから所定期間内に、前記装置が省電力モードから通常電力モードに復帰する契機となる復帰要因を検知した場合、前記PFC部の動作をオンに維持することを特徴とすることを特徴とする。 The apparatus of the present invention is an apparatus that operates by switching between a normal power mode and a power saving mode that operates with less power consumption than the normal power mode, and that improves the power factor of the full-wave rectified output; PFC control means for controlling the operation of the PFC unit in accordance with the transition of the power mode, the PFC control means within a predetermined period after the apparatus starts transition from the normal power mode to the power saving mode In addition, when the apparatus detects a return factor that triggers the return from the power saving mode to the normal power mode, the operation of the PFC unit is maintained on.
本発明の装置は、省電力モードから通常電力モードに短時間で復帰することができる、という効果を奏する。 The apparatus of the present invention has an effect that it can return from the power saving mode to the normal power mode in a short time.
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらに限定する趣旨のものではない。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings. However, the constituent elements described in this embodiment are merely examples, and are not intended to limit the scope of the present invention.
[実施形態]
図1は、本実施形態において、スキャン機能、プリント機能、コピー機能、ファックス機能などを備えた複合機(Multi Function Printer、以下「MFP」と記す)101を含む画像形成システムのシステム構成例を示す。図1において、MFP101は、ネットワーク103を介してPC102に接続されている。PC102はコンピュータであり、PC102は印刷を指示する印刷ジョブなどのデータをMFP101に送信することができる。
[Embodiment]
FIG. 1 shows an example of the system configuration of an image forming system including a multi function printer (hereinafter referred to as “MFP”) 101 having a scan function, a print function, a copy function, a fax function, and the like in this embodiment. . In FIG. 1, the MFP 101 is connected to the PC 102 via the
次に、MFP101の概略構造および動作について説明する。操作部105は、ユーザから各種操作を受け付けるためのスイッチや操作パネル、およびユーザに対して各種情報を表示するための表示部により構成される。表示部は、操作パネルとして機能するタッチスクリーンディスプレイによって構成されていてもよい。スキャナ部106は、紙原稿を光学的にスキャンして画像データに変換し、当該画像データをコントローラ部104に入力し、またはコントローラ部104が備える記憶領域に書き込む機構を備える。プリンタ部107は、コントローラ部104で処理された画像データを用紙などの記録媒体に印刷する。ファクス部108は、スキャナ部106でスキャンした紙原稿の画像データを、電話回線110を介して接続先のファックス装置に送信する。また、ファックス部108は、電話回線110を介して接続される他のファックス装置からファックス着信を検知することができる。ファックス部108は、他のファックス装置から送信される画像データをプリンタ部107に印刷させる機能を備える。電源部109は、商用の交流電源を直流電源に変換し、MFP101内の各ユニットに電力を供給する。
Next, a schematic structure and operation of the MFP 101 will be described. The
図2は、本実施形態のMFP101において、主に電源部109の構成を示すブロック図である。ユーザによって電源スイッチ209がオンに操作され、MFP101に電力が供給されているオン状態にあるとき、電源部109内の電源ユニット201には電源プラグ208から商用の交流電源が供給される。本実施形態において、MFP101のスキャナ部106、プリンタ部107、ファックス部108などの主要なモジュールに電力が供給されている状態を「通常電力モード」と記す。通常電力モードでは、後述のCPU301が動作し、MFP101の各部を制御することができる。また、MFP101の主要なモジュールへの電力供給が停止し、MFP101が通常電力モードよりも少ない消費電力で動作している状態を「省電力モード」と記す。省電力モードでは、CPU301の一部の以外の動作が停止し、MFP101の各部を制御することができない。
FIG. 2 is a block diagram mainly showing the configuration of the
電源ユニット201は供給された交流電源から直流電源を生成し、生成した直流電源はコントローラ部104と、コントローラ部104を介して操作部105とに供給される。電源ユニット201が生成した直流電源は、スイッチ202、203、204を介してスキャナ部106、プリンタ部107、ファクス部108にもそれぞれ供給される。スキャナ部106、プリンタ部107、ファクス部108にそれぞれ供給される直流電源は、コントローラ部104内の電源制御部310がスイッチ202、203、204を切り替えることにより、オフオン制御される。本実施形態では、MFP101の全体の動作に応じて、電源制御部310が各スイッチを切り替えることにより、MFP101の電力制御を細やかに行うことができる。
The
MFP101が通常電力モードから省電力モードに遷移する際、電源制御部310がスイッチ202、203、204をオフに切り替えることにより、スキャナ部106、プリンタ部107、ファクス部108への電源供給が停止される。ただし、ファクス部108に関しては、省電力モードにおいてもファックス着信を検知するために必要な部分への電力は常に供給されるものとする。また、CPU301に関しては、省電力モードにおいても電力モードレジスタ314の値を書き替える部分への電力は常に供給されるものとする。
When the
電源ユニット201は、交流電源の交流電圧を全波整流する全波整流部205と、全波整流出力の力率を改善するPFC部206と、PFC部206からの出力を所望の電圧に変換するスイッチングレギュレータ部207と、から構成される。PFC部206はPFC(Power Factor Correction)回路によって実現することができる。ここで、PFC回路とは、入力される交流電源の電流波形の乱れを整形して電圧波形に近づけることで力率を改善させる回路である。電源ユニット201にPFC回路を適用することにより、電流波形における高調波成分を低減してノイズ障害の発生を防ぐことと、電力の消費効率を改善することとを実現することができる。
The
PFC部206には電源制御部310からPFC制御信号が入力される。電源制御部310はPFC制御信号のオフオンを切り替えることにより、PFC部206の動作を制御することができる。本実施形態の電源制御部310は、MFP101の消費電力が省電力モードよりも大きい通常電力モードではPFC制御信号をオンに切り替えてPFC部206を動作させる。一方、電源制御部310は、MFP101の消費電力が通常電力モードよりも少ない省電力モードではPFC制御信号をオフに切り替えてPFC部206の動作を停止する。これは、MFP101が省電力モードの場合、MFP101全体が消費する電力のうち、PFC部206自身が消費する電力の割合が無視できないほど大きくなってしまうからである。さらに、MPF101が省電力モードの場合、電流波形における高調波成分による弊害がほとんど生じないからでもある。
A PFC control signal is input from the power
ただし、本実施形態において、PFC部206の動作が停止した状態におけるMFP101の消費電力(省電力モード)は、定格以下の上限値である24Wが保証されている。消費電力が24Wを超えなければ、コントローラ部104は、PFC部206の動作が停止した状態のままでも、例外的に一部のDC/DCコンバータを起動させて使用することが可能である。省電力モードにおけるMFP101の消費電力が上限値である24Wを超える可能性があるか否かは、電源制御部310が、MFP101の稼動状態に基づいて判断する。なお、本実施形態の定格以下の上限値(24W)は一例であり、上記の値に限定されない。
However, in this embodiment, the power consumption (power saving mode) of the
図3は、本実施形態のMFP101において、コントローラ部104の構成を示すブロック図である。コントローラ部104は、CPU301と、プログラムメモリ302と、汎用メモリ303と、エンジンI/F304と、操作部I/F305と、割り込み制御部306と、LANコントローラ307と、電源制御部310と、スイッチ308と、から構成される。なお、図3のブロック図において、ブロック間をつなぐ細線は信号を伝送する経路を示し、ブロック間をつなぐ太線は電源を供給する経路を示し、ブロック間をつなぐ破線は電源を監視する経路をそれぞれ示している。
FIG. 3 is a block diagram showing the configuration of the
CPU301は、PCI Expressバスを介してそれぞれエンジンI/F304、LANコントローラ307と相互に通信可能に接続されている。CPU301は、スキャナ部106、プリンタ部107、ファックス部108などの各デバイス(モジュール)とのインターフェース回路を備える。CPU301は、プログラムメモリ302に格納されたプログラムを汎用メモリ303(RAM)に展開することにより、MFP101の制御を実行する。プログラムメモリ302は、MFP101の制御プログラムや制御データを格納する。汎用メモリ303は、CPU301のワークメモリとして使用されると共に、コピー、スキャン、プリント、ファクス送信、ファックス着信等の各処理に応じて、各モジュールが処理可能なフォーマットで画像データを格納する。エンジンI/F304は、スキャナ部106、プリンタ部107、ファクス部108に接続され、CPU301と上記各モジュールとの間における通信制御および画像データの送受信を行う。操作部I/F305は、CPU301と操作部105とを接続するためのインターフェースであり、操作部105におけるキー、タッチスクリーンディスプレイ等にユーザから操作が受け付けられることに応じて生成される操作データの送受信を行う。さらに、操作部I/F305は、CPU301で生成され、操作部105に表示するための画面データを操作部105に送信する。割り込み制御部306は、操作部I/F305を介して操作部105から入力される割り込み信号や、LANコントローラ307を介してネットワーク103に接続されている外部装置からの割り込み信号、その他、装置内の各部からの割り込み信号を検知する。割り込み制御部306は、これら入力される割り込み信号の種類に応じて、MFP101が省電力モードから通常電力モードに遷移(復帰)する契機となる復帰要因が発生したか否かを判定することができる。同様に、割り込み制御部306は、操作部I/F305から入力される割り込み信号に応じて、MFP101が通常電力モードから省電力モードに遷移する契機となる遷移要因が発生したか否かを判定することができる。割り込み制御部306は、復帰要因(遷移要因)が発生した場合、復帰要因(遷移要因)の発生を電源制御部310およびCPU301に通知する。LANコントローラ307は、ネットワーク103に接続される外部装置と、ネットワーク103を介した通信を制御する。
The
スイッチ308は、電源制御部310による制御に応じて電源部109から供給される電源のオフオンが切り替えられる。本実施形態では、MFP101が省電力モードのときに、電源制御部310がスイッチ308をオフに切り替えるように制御する。スイッチ308がオフに切り替えられることにより、CPU301、プログラムメモリ302、汎用メモリ303、エンジンI/F304、操作部I/F305、操作部105に供給される電源が遮断される。このとき、CPU301は、CPU301が保持していた各種データを汎用メモリ303に退避し、次いで汎用メモリ303をセルフリフレッシュ状態に移行させる。かかる制御により、汎用メモリ303は、MFP101が通常状態で稼動している場合よりも消費電力が低い状態でデータ保持を行うことができる。なお、前述の通り、スイッチ308がオフに切り替えられた場合でも、CPU301に対しては、電力モードレジスタ314への値を切り替えるために必要な電力が電源部109から供給される。
The
図4は、本実施形態のMFP101において、電源制御部310の詳細構成を示すブロック図である。電源制御部310は、電源監視部311と、PFC制御部312と、スイッチ制御部313と、電力モードレジスタ314と、PFC部強制ONレジスタ315と、から構成される。
FIG. 4 is a block diagram illustrating a detailed configuration of the power
電源監視部311は、MFP101の電源レベルを監視する。本実施形態の電源監視部311は、スイッチ308に入力される電源の電源レベル、すなわち電源部109からスイッチ308に入力される電圧を監視する。電源監視部311は、監視対象となるスイッチ308の電源レベルに応じて、PFC制御部312にリセット信号を出力することにより、PFC制御部312にスイッチ308の電源レベルを通知することができる。PFC制御部312は、スイッチ308の電源レベルに応じて、電源制御部310からPFC部206に入力されるPFC制御信号のオフオンを制御することができる。スイッチ制御部313は、電力モードレジスタ314に書き込まれた値に応じて、電力制御部310からスイッチ202〜204、308に入力されるスイッチ制御信号のオフオンを制御することができる。
A
電源制御部310内には電力モードレジスタ314が設けられている。CPU301は、プログラムメモリ302から読み出した電源制御プログラムに応じて、電源制御部310に現在のMFP101の電力モードを示すステート通知信号を送信する。電源制御部310は、受信したステート通知信号に応じて、電力モードレジスタ314に所定の値を書き込む。本実施形態において、電力モードレジスタ314に書き込まれる値は、MFP101が通常電力モードであることを示す「1」と、MFP101が省電力モードであることを示す「0」とのどちらかである。スイッチ制御部313は、電力モードレジスタ314に書き込まれた値に応じてMFP101が通常電力モードまたは省電力モードのいずれかのモードであるかを認識し、スイッチ202〜204、308の切り替えを制御することができる。本実施形態では、電力モードレジスタ314の値が「1」から「0」に書き替えられたタイミングが、MFP101が通常電力モードから省電力モードへの遷移を開始するタイミングとなる。
A
電源制御部310内にはさらにPFC部強制ONレジスタ315が設けられている。PFC部強制ONレジスタ315に書き込まれる値は、PFC制御部312がPFC制御信号をオンに切り替えることを示す「1」と、またはPFC制御部312がPFC制御信号をオフに切り替えることを示す「0」とのどちらかである。本実施形態では、MFP101が初期化を行う際に、CPU301はMFP101が省電力モードの場合に必要な想定電力値を算出する。この想定電力値が、PFC部206の動作が停止した状態における上限値(例えば、24W)を超えている場合、CPU301はPFC部強制ONレジスタ315の値を「1」に書き替える。例えば、ファックス部108のオプションとして電話機が接続された結果、MFP101が省電力モードの場合に必要な想定電力値が24Wを超えている場合、PFC部強制ONレジスタ315の値は「1」に書き替えられる。PFC部強制ONレジスタ315の値が「1」である場合、PFC制御部312は常にPFC制御信号をオンに制御する。
A PFC unit forced ON
図5は、本実施形態のMFP101において、主に電源ユニット201の構成を示すブロック図である。ユーザによって電源スイッチ209がオンに操作され、全波整流部205に交流電源が供給されると、整流された脈流電圧波形の電流がPFC部206に入力される。PFC制御回路408は、電流波形が電圧波形と同期するようにFET(Field Effect Transistor)402のオフオンの切り替えを制御する。FET402がオンに切り替えられた場合、チョークコイル401に電力が蓄えられ、FET402がオフに切り替えられた場合、チョークコイル401に蓄えた電力がダイオード403を介して一次平滑コンデンサ406に供給される。このようなFET402の制御により、PFC部206は入力された電源の電流波形を調節することができる。PFC制御回路408は、分圧抵抗404、405で分圧された電圧値、および、抵抗407に流れる電流値を監視する。PFC制御回路408は、これらの監視結果に基づいてFET402のオフオンの切り替えを制御する。本実施形態では、PFC制御信号がオンを示す場合、PFC制御回路408はPFC部206が動作するように制御する。すなわち、PFC制御信号がオンを示す場合、PFC制御回路408はFET402のオフオンの切り替えを制御することができる。一方、PFC制御信号がオフを示す場合、PFC制御回路408はPFC部206の動作が停止するように制御する。すなわち、PFC制御信号がオフを示す場合、PFC制御回路408はFET402をオフに維持する。FET402がオフに維持されることにより、PFC制御回路408の監視結果にかかわらずPFC部206の動作が停止するように制御される。
FIG. 5 is a block diagram mainly showing the configuration of the
図6は、本実施形態におけるMFP101の電力モードの状態遷移図である。本実施形態のMFP101は、少なくとも電源オフ、通常電力モード、省電力モードの各電力モードに遷移することができる。電源スイッチ209がオフに切り替えられ、MFP101が電源オフ501である場合、MFP101を構成する各モジュールへの電力供給は遮断される。電源スイッチ209がオンに切り替えられると、MFP101の各モジュールに電力が供給され、MFP101は通常電力モードに遷移する。通常電力モード502は、スキャナ部106、プリンタ部107、ファックス部108などそれぞれが稼動している状態、あるいは、スキャナ部106、プリンタ部107、ファックス部108などが受信したジョブを直ちに実行可能な状態であることをいう。
FIG. 6 is a state transition diagram of the power mode of the
MFP101が通常電力モード502で動作しているときに、CPU301は電力制御プログラムに応じて電源制御部310を制御し、MFP101を通常電力モード502から電源オフ501に、または省電力モード503に遷移させることができる。例えば、プリンタ部107は、受信したジョブを終了してから一定時間経過した場合、MFP101を通常電力モード502から省電力モード503に遷移させる契機となる割り込み信号を、エンジンI/F304を介して割り込み制御部306に送信する。あるいはまた、操作部105に設けられた「節電ボタン」がユーザによって押下されることに応じて、上記割り込み信号が、操作部I/F305を介して割り込み制御部306に送信される。本実施形態では、割り込み制御部306が、入力される割り込み信号の種類に応じて、MFP101が通常電力モードから省電力モードに遷移する契機となる遷移要因が発生したか否かを判定することができる。CPU301は、割り込み制御部306からCPU301に入力される遷移要因信号に応じて、ステート通知信号を電源制御部310に送信する。前述の通り、電源制御部310は、CPU301から電力制御部310に入力されるステート通知信号の値に応じて電力モードレジスタ314の値が書き込まれる。
When the
なお、省電力モード503は、電源部109のスイッチ202〜204とコントローラ部104のスイッチ308とがオフに切り替えられ、コントローラ部104の一部モジュールのみに電力が供給されている状態であることをいう。省電力モード503において、CPU301の一部と、汎用メモリ303と、操作部I/F305と、電源制御部310と、割り込み制御部306と、LANコントローラ307と、ファクス部108と、エンジンI/F304と、にのみ電源が供給される。さらに、省電力モード503において、汎用メモリ303はセルフリフレッシュモードに遷移するため、消費電力をより抑制することができる。
Note that the
続いて、本実施形態におけるPFC部206を制御する手法について説明する。前述の通り、本実施形態では、MFP101が通常電力モード502である場合はPFC部206がオンに切り替えられ、MFP101が省電力モード503である場合はPFC部206がオフに切り替えられる。
Next, a method for controlling the
ここで、本実施形態のMFP101は、省電力モードから通常電力モードに復帰する場合、復帰要因に応じて、MFP101の各モジュールに対して選択的に電力供給を行うことができる。本実施形態では、割り込み制御部306が、入力される割り込み信号の種類に応じて、MFP101が省電力モードから通常電力モードに遷移する契機となる復帰要因が発生したか否かを判定することができる。例えば、操作部105に設けられた「復帰ボタン」がユーザによって押下されることに応じて、MFP101が省電力モードから通常電力モードに復帰する契機となる割り込み信号が、操作部I/F305を介して割り込み制御部306に送信される。また例えば、LANコントローラ307は、外部装置からネットワーク103を経由して受信したコマンドを解析し、コマンドの解析結果に応じた割り込み信号を割り込み制御部306に出力する。具体的には、LANコントローラ307は、受信したコマンドがMFP101の稼動状態を問い合わせるコマンド(例えばping)の場合と、受信したコマンドが印刷を指示する印刷ジョブの場合とで、出力する割り込み信号を異ならせることができる。このように、本実施形態の割り込み制御部306は、入力される割り込み信号の種類に応じて、復帰要因の発生を判定することができる。このような割り込み制御部306は、いわば入力される割り込み信号の種類に応じて復帰要因が発生したか否かを判定する復帰要因判定手段として機能すると言える。
Here, when the
本実施形態のMFP101は、PFC部206の動作のオフオンの切り替えについても、復帰要因に応じて制御することができる。本実施形態では、割り込み制御部306が、MFP101が省電力モードから通常電力モードに遷移する契機となる復帰要因が発生した場合、割り込み制御部306からPFC制御部312に入力される復帰要因信号をオンに切り替える。PFC制御部312は、入力される復帰要因信号がオンに切り替わった場合、PFC部強制ONレジスタ315が「1」である場合を除いて、PFC制御信号をオンに制御する。
The
復帰要因と、復帰要因に応じた電力モードと、PFC部206のオフオンとの対応関係を表1に示す。
Table 1 shows a correspondence relationship between the return factor, the power mode corresponding to the return factor, and the off / on state of the
表1のテーブルは、例えば割り込み制御部306の不図示の記憶領域に格納される。割り込み制御部306は、MFP101の各モジュールから入力される割り込み信号が示す値(割り込み信号の種類)から、上記テーブルにおける対応する値を検索することにより、電力モードと、PFC部206のオフオンを特定することができる。CPU301は、割り込み制御部306からCPU301に入力される復帰要因信号に応じて、ステート通知信号を電源制御部310に送信する。前述の通り、電源制御部310は、CPU301から電力制御部310に入力されるステート通知信号の値に応じて電力モードレジスタ314の値が書き込まれる。さらに、本実施形態では、割り込み制御部306からPFC制御部312に復帰要因信号が入力される。前述の通り、PFC制御部312は、割り込み制御部306からPFC制御部に入力される復帰要因信号の値と、後述の電源監視部311からPFC制御部312に入力されるリセット信号の値と、に応じてPFC制御信号のオフオンを制御する。
The table in Table 1 is stored in a storage area (not shown) of the interrupt
図3で説明した通り、復帰要因に対応する想定電力値が、PFC部206の動作が停止した状態における上限値(例えば、24W)以下であれば、PFC部206の動作を停止したままでMFP101の省電力モードが維持される。例えば、復帰要因がpingコマンド受信のようなネットワーク問い合わせであった場合には、コントローラ104の一部への電力供給で応答が可能であるため、想定電力値は24W以下であり、PFC部206がオフに制御される。一方、復帰要因がネットワーク印刷ジョブであった場合には、上限値を超えてプリンタ部107などに電力供給を行う必要があるため、PFC部206がオンに切り替えられる。
As described with reference to FIG. 3, if the assumed power value corresponding to the return factor is equal to or lower than the upper limit value (for example, 24 W) in a state where the operation of the
図7は、従来技術において、電源制御部310が実行するPFC回路制御の処理手順を示すフローチャートである。なお、図7のフローチャートは従来技術の処理手順を示しているが、本実施形態と共通するブロックについては、説明のため同じ符号を参照して説明する。この処理は、プログラムメモリ302に記憶される電力制御プログラムに基づき、CPU301が電源制御部310に実行させる。なお、以降で記す符号Sは、フローチャートにおけるステップであることを意味する。図9のフローチャートにおいても同じである。
FIG. 7 is a flowchart showing a PFC circuit control processing procedure executed by the power
S601において、電源制御部310は、省電力モード遷移のための割り込み信号(復帰要因信号)を受信したか否かを判定する。省電力モード遷移のための割り込み信号を受信した場合(S601:YES)、S602に移行する。省電力モード遷移のための割り込み信号を受信していない場合(S601:NO)、再びS601に戻る。
In step S601, the power
S602において、電源制御部310は、CPU301から電源制御部310に入力されるステート通知信号が、省電力モードを示す値であるか否かを判定する。ステート通知信号が省電力モードを示す値である場合、すなわちMFP101が省電力モードに移行することが電源制御部310に通知された場合(S602:YES)、電力モードレジスタ314の値が「1」に書き替えられ、S603に移行する。ステート通知信号が省電力モードを示す値ではない場合、すなわちMFP101が省電力モードに移行することが電源制御部310に通知されない場合(S602:NO)、再びS602に戻り、電源制御部310はステート通知信号が切り替わるのを待つ。
In step S <b> 602, the power
S603において、スイッチ制御部313は、スイッチ203〜205、308をオフに切り替える。
In step S603, the
S604において、PFC制御部312は、電源監視部311からPFC制御部312に入力されるリセット信号が、オン(High)からオフ(Low)に切り替わったか否かを判定する。リセット信号がオフに切り替わった場合(S604:YES)、S605に移行する。リセット信号がオフに切り替わらない場合(S604:NO)、再びS604に戻り、PFC制御部312はリセット信号が切り替わるのを待つ。
In step S604, the
S605において、PFC制御部312はPFC制御信号をオフに切り替える。PFC制御信号がオフに切り替えられると(S605)、本フローチャートによる処理を終了する。
In S605, the
図8は、従来技術における電源レベルおよび各信号レベルの遷移を示すタイミングチャートである。図8のタイミングチャートでは、MFP101が通常電力モードから省電力モードへの遷移を開始してからリセット信号がオンからオフに切り替わるまでに、復帰要因信号を受信した場合の電源レベルおよび各信号レベルの遷移が示されている。なお、移行で記す符号tは、所定のイベントが発生したタイミングを示す。また、曲線矢印は、あるイベントの発生と他のイベントの発生との相関を示している。図10のタイムチャートにおいても同じである。
FIG. 8 is a timing chart showing the transition of the power supply level and each signal level in the prior art. In the timing chart of FIG. 8, the power supply level and each signal level when the reset signal is received from when the
t1において、MFP101は、通常電力モードから省電力モードへの遷移を開始する。前述の通り、本実施形態のMFP101は、スキャナ部106、プリンタ部107、ファックス部108などがそれぞれ受信したジョブを終了してから一定時間経過した場合に、通常電力モードから省電力モードへの遷移を開始する。あるいはまた、操作部105に設けられた「節電ボタン」がユーザによって押下されることに応じて、CPU301は、MFP101を強制的に通常電力モードから省電力モードへの遷移を開始させてもよい。MFP101が通常電力モードから省電力モードへの遷移を開始すると、電源制御部310はCPU301から入力されるステート通知信号に応じて(S602)、スイッチ308をオフに切り替える(S603)。この結果、スイッチ308の電源レベルはHighからLowに遷移し、スイッチ308に供給される電源の電圧値も漸次低下する。
At t1, the
t2において、PFC制御部312は、通常電力モード遷移のための割り込み信号(復帰要因信号)を割り込み制御部306から受信する。
At t2, the
t3において、スイッチ308の電源レベルがオフになると、リセット信号がオフに切り替わる(S604)。次いで、リセット信号がオンからオフに切り替わったことに応じて、PFC制御部312はPFC制御信号をオフに切り替える(S605)。このように、従来技術では、PFC制御信号がオフに切り替わることにより、MFP101が通常電力モードから省電力モードへの遷移を完了する。
When the power level of the
t4において、PFC回路が起動するまでの遅延時間が経過すると(本実施形態では500msec)、PFC制御部312はPFC制御信号を再びオンに切り替える。これは、PFC回路の動作がオンに切り替えられてから電源ユニット201がMFP101の定格電力(例えば、1000W)を安定的に出力できるようになるには、500msec程度の遅延時間が必要となるためである。この結果、一旦PFC回路の動作がオフに切り替えられてしまうと、電源制御部310は、遅延時間の経過を待ってスイッチ203〜205、308をオフからオンに切り替える処理を開始する必要があった。
When a delay time until the PFC circuit starts up at t4 (in this embodiment, 500 msec), the
t5において、PFC回路の動作がオンに切り替わったことに応じて、スイッチ308への電源供給が再開される。スイッチ308の電源レベルはLowからHighに遷移し、スイッチ308に供給される電源の電圧値も漸次上昇する。次いで、スイッチ308の電源レベルがオンに切り替わることに応じて、リセット信号もオンに切り替わる。
At t5, the power supply to the
以上説明した通り、従来技術では、MFP101が通常電力モードから省電力モードへの遷移を開始してから再び通常電力モードに復帰する場合に、PFC回路が安定した電圧を出力可能となるまでの遅延時間が発生していた。この結果、MFP101は遅延時間の経過を待って、省電力モードから通常電力モードに復帰するための復帰処理を開始する必要があり、MFP101が省電力モードから通常電力モードに復帰する時間が長くなってしまっていた。
As described above, in the related art, when the
続いて、本実施形態におけるPFC回路制御の処理手順について説明する。図9は、本実施形態において、電源制御部310が実行するPFC回路(PFC部206)制御の処理手順を示すフローチャートである。なお、図8のフローチャートの説明において、図7と重複する内容については説明を省略する。
Subsequently, a processing procedure of PFC circuit control in the present embodiment will be described. FIG. 9 is a flowchart showing a processing procedure of PFC circuit (PFC unit 206) control executed by the power
S701〜S703は、図6のS601〜S603と同じため説明を省略する。 S701 to S703 are the same as S601 to S603 in FIG.
S704において、PFC制御部312は、電源監視部311からPFC制御部312に入力されるリセット信号が、オン(High)からオフ(Low)に切り替わったか否かを判定する。本実施形態では従来技術と異なり、スイッチ308の電源レベルが所定値以下(例えば電源レベルの最大値の10%以下)になった場合、電源監視部311からPFC制御部312に入力されるリセット信号がオフに切り替わる。なお、スイッチ308の電源レベルを判定するための閾値は上記に限られず、例えば、スイッチ308の最大電源レベルの50%〜10%の間の任意の値などに設定することができる。リセット信号がオフに切り替わった場合(S704:YES)、S707に移行する。リセット信号がオフに切り替わらない場合(S704:NO)、S705に移行する。
In step S <b> 704, the
S705において、PFC制御部312は、通常電力モード遷移のための割り込み信号(復帰要因信号)を受信したか否かを判定する。通常電力モード遷移のための割り込み信号を受信した場合(S705:YES)、S706に移行する。通常電力モード遷移のための割り込み信号を受信していない場合(S705:NO)、再びS704に戻り、リセット信号がONの間に、通常電力モード遷移のための割り込み信号を受信したか否かが判定される。
In step S <b> 705, the
通常電力モード遷移のための割り込み信号を受信した場合(S705:YES)、S706において、PFC制御信号がオン(High)に維持され、本フローチャートによる処理を終了する。一方、リセット信号がON状態の間に、通常電力モード遷移のための割り込み信号を受信していない場合(S704:NO)、S707において、PFC制御信号がオフ(Low)に切り替えられ、本フローチャートによる処理を終了する。 When an interrupt signal for transition to the normal power mode is received (S705: YES), in S706, the PFC control signal is kept on (High), and the processing according to this flowchart ends. On the other hand, when the interrupt signal for transition to the normal power mode is not received while the reset signal is in the ON state (S704: NO), the PFC control signal is switched off (Low) in S707. The process ends.
図10は、本実施形態における電源レベルおよび各信号レベルの遷移を示すタイミングチャートである。図10のタイミングチャートでは、MFP101が通常電力モードから省電力モードへの遷移を開始してからリセット信号がオンからオフに切り替わるまでに、復帰要因信号を受信した場合の電源レベルおよび各信号レベルの遷移が示されている。なお、図10のタイミングチャートの説明において、図8と重複する内容については説明を省略する。
FIG. 10 is a timing chart showing the transition of the power supply level and each signal level in the present embodiment. In the timing chart of FIG. 10, the power supply level and each signal level when the return factor signal is received from when the
t1は、図8と同じため説明を省略する。 Since t1 is the same as that in FIG.
t2において、PFC制御部312は、通常電力モード遷移のための割り込み信号(復帰要因信号)を割り込み制御部306から受信する。PFC制御部312は、PFC制御部312が通常電力モード遷移のための割り込み信号を受信することに応じて、電源監視部311からPFC制御部312に入力されるリセット信号がオンであるか否かを判定する(S704)。図8に示される例では、リセット信号がオンであり(S704:NO)、通常電力モード遷移のための割り込み信号を受信しているため(S705:YES)、PFC制御部312はPFC制御信号をオンに維持する(S706)。
At t2, the
t2’において、スイッチ308の電源レベルが、該電源レベルの最大値の10%となり、電源監視部311からPFC制御部312に入力されるリセット信号がオフに切り替わる。
At t2 ', the power level of the
t3において、PFC制御信号はオンに維持される(S706)。 At t3, the PFC control signal is kept on (S706).
t3’において、PFC制御信号はオンに維持されているため、PFC部206が起動するまでの遅延時間を必要とすることなく、スイッチ308への電源供給が再開される。スイッチ308の電源レベルはLowからHighに遷移し、スイッチ308に供給される電源の電圧値も漸次上昇する。次いで、スイッチ308の電圧値が通常電力モードにおける電圧値の10%を超えると、電源監視部311からPFC制御部312に入力されるリセット信号はオンに切り替わる。
At t <b> 3 ′, the PFC control signal is kept on, so that the power supply to the
なお、図10のタイムチャートにおいて、実線は本実施形態の電源レベルおよび各種信号レベルの遷移を示し、点線は従来技術の電源レベルおよび各種信号レベルの遷移をそれぞれ示す。また、図10のタイムチャートにおいて、従来技術におけるPFC制御信号レベルの切り替わりタイミング(t4)と、従来技術におけるリセット信号レベルの切り替わりタイミング(t5)とが、説明のために示される。 In the time chart of FIG. 10, the solid line indicates the transition of the power supply level and various signal levels of the present embodiment, and the dotted line indicates the transition of the power supply level and various signal levels of the prior art. Further, in the time chart of FIG. 10, the switching timing (t4) of the PFC control signal level in the prior art and the switching timing (t5) of the reset signal level in the prior art are shown for explanation.
本実施形態において、MFP101が通常電力モードから省電力モードへの遷移を開始してから、スイッチ308の電源レベルが最大値の10%になるまでに、電源制御部310が復帰要因信号を検知した場合に、PFC制御信号をオンに維持する。しかしながら、電源制御部310が復帰要因信号を検知するための期間は上記に限られない。変形例では、リセット信号を出力する電源監視部311の代わりに、タイマ(不図示)を用いてもよい。この場合、MFP101が通常電力モードから省電力モードへの遷移を開始した時点から予め定められた期間内(例えば5000msec)に、電源制御部310が復帰要因信号を検知した場合に、PFC制御信号をオンに維持することができる。電源制御部310は、予め定められた期間内に復帰要因信号を検知しない場合、PFC制御信号をオフに制御すればよい。
In this embodiment, the power
以上説明した通り、本実施形態のMFP101は、通常電力モードから省電力モードへの遷移を開始してから所定期間内に、再び通常電力モードに遷移させる契機となる復帰要因を検知した場合、PFC回路をオンに維持する。かかる構成により、MFP101は、遅延時間の経過を待つことなく、省電力モードから通常電力モードへの復帰処理を開始し、省電力モードから通常電力モードに短時間で復帰することができる。
As described above, when the
[その他の実施例]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
[Other Examples]
The present invention supplies a program that realizes one or more functions of the above-described embodiments to a system or apparatus via a network or a storage medium, and one or more processors in a computer of the system or apparatus read and execute the program This process can be realized. It can also be realized by a circuit (for example, ASIC) that realizes one or more functions.
Claims (11)
全波整流出力の力率を改善するPFC部と、
電力モードの遷移に応じて前記PFC部の動作を制御するPFC制御手段と、を備え、
前記PFC制御手段は、前記装置が通常電力モードから省電力モードへの遷移を開始してから所定期間内に、前記装置が省電力モードから通常電力モードに復帰する契機となる復帰要因を検知した場合、前記PFC部の動作をオンに維持する
ことを特徴とする装置。 A device that operates by switching between a normal power mode and a power saving mode that operates with less power consumption than the normal power mode,
A PFC unit that improves the power factor of full-wave rectified output;
PFC control means for controlling the operation of the PFC unit according to the transition of the power mode,
The PFC control means detects a return factor that triggers the device to return from the power saving mode to the normal power mode within a predetermined period after the device starts transition from the normal power mode to the power saving mode. In the case, the operation of the PFC unit is kept on.
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。 The PFC control means maintains the operation of the PFC unit on when detecting the return factor from the start of the transition until the power supply level of the device falls below a predetermined value. The device described in 1.
前記PFC制御手段は、前記遷移を開始してから前記リセット信号がオフに切り替わるまでに前記復帰要因を検知した場合、前記PFC部の動作をオンに維持する
ことを特徴とする請求項2に記載の装置。 Power monitoring means for monitoring the power level of the device, further comprising power monitoring means for switching off a reset signal to be output to the PFC control means when the power level of the device becomes a predetermined value or less,
The said PFC control means maintains the operation | movement of the said PFC part when the said return factor is detected after the said reset signal switches to OFF after starting the said transition. Equipment.
ことを特徴とする請求項3に記載の装置。 The apparatus according to claim 3, wherein the PFC control unit controls the operation of the PFC unit from on to off when the reset signal is switched off.
前記電源部から前記装置のモジュールに供給される電源を制御する電源制御手段と、をさらに備え、
前記電源部は前記PFC部を有し、
前記電源制御手段は前記PFC制御手段を有し、
前記電源監視手段は、前記電源部から前記装置のモジュールに供給される電源の電源レベルを監視する
ことを特徴とする請求項3または4に記載の装置。 A power supply for supplying power to the device;
Power control means for controlling the power supplied from the power supply unit to the module of the apparatus, and
The power supply unit includes the PFC unit,
The power control means has the PFC control means,
The apparatus according to claim 3, wherein the power monitoring unit monitors a power level of power supplied from the power supply unit to the module of the apparatus.
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の装置。 The apparatus according to any one of claims 1 to 5, further comprising return factor determination means for determining whether or not the return factor has occurred according to the type of interrupt signal input.
前記復帰要因は、前記印刷ジョブの受信である
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の装置。 A printer unit that executes printing based on the print job;
The apparatus according to claim 1, wherein the return factor is reception of the print job.
前記復帰要因は、前記ファックス部へのファックス着信である
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の装置。 A fax unit that receives image data via a telephone line;
The apparatus according to any one of claims 1 to 7, wherein the return factor is an incoming fax to the fax unit.
前記復帰要因は、前記操作部への操作の受け付けである
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の装置。 It further includes an operation unit that receives an operation from the user,
The apparatus according to any one of claims 1 to 8, wherein the return factor is reception of an operation to the operation unit.
電力モードの遷移に応じて、全波整流出力の力率を改善するPFC部の動作を制御するPFC制御ステップを備え、
前記PFC制御ステップにおいて、前記装置が通常電力モードから省電力モードへの遷移を開始してから所定期間内に、前記装置が省電力モードから通常電力モードに復帰する契機となる復帰要因が検知された場合、前記PFC部の動作がオンに維持される
ことを特徴とする電力制御方法。 A power control method for a device that operates by switching between a normal power mode and a power saving mode that operates with less power consumption than the normal power mode,
A PFC control step for controlling the operation of the PFC unit that improves the power factor of the full-wave rectified output according to the transition of the power mode,
In the PFC control step, a return factor that triggers the device to return from the power saving mode to the normal power mode is detected within a predetermined period after the device starts transition from the normal power mode to the power saving mode. The power control method is characterized in that the operation of the PFC unit is maintained on.
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