JP2018069499A - Image processing system and its control method, and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、画像処理装置とその制御方法、及びプログラムに関する。 The present invention relates to an image processing apparatus, a control method thereof, and a program.
機密性の高い印刷物を出力するために、他のユーザに見られないように画像処理装置でユーザ認証を実行してから印刷実行を行う留め置き印刷がある。この留め置き印刷では、画像処理装置でユーザの認証に成功した後、その画像処理装置で表示される印刷ジョブリストの画面から、ユーザが留め置かれた印刷データの印刷設定を変更できる。この印刷設定には、集約印刷の設定も含まれる。集約印刷とは、１ページ内に複数ページを印刷する機能で、ここでは１枚の用紙に１ページを割り当てることを１-in-１、１枚の用紙に２ページを割り当てることを２-in-１、１枚の用紙にＮページを割り当てることをＮ-in-１と呼んでいる。この技術は、印刷データに含まれる描画コマンドのうち、変倍に適合するオブジェクト用の描画コマンドを変換することによって達成される（例えば、特許文献１参照）。 In order to output a highly confidential printed matter, there is reserved printing in which printing is executed after user authentication is executed by an image processing apparatus so that it cannot be seen by other users. In this reservation printing, after the user is successfully authenticated by the image processing apparatus, the print setting of the print data stored by the user can be changed from the screen of the print job list displayed on the image processing apparatus. This print setting includes a setting for aggregate printing. Aggregate printing is a function that prints multiple pages within one page. Here, assigning one page to one sheet is 1-in-1, assigning two pages to one sheet is 2-in. -1 Assigning N pages to one sheet is called N-in-1. This technique is achieved by converting a drawing command for an object suitable for scaling among drawing commands included in print data (see, for example, Patent Document 1).
一方、集約印刷をすると画像サイズが大幅に小さくなるため、その印刷物における視認性が低下する。例えば特許文献２には、留め置き印刷ではないが、例えばラスタライズした画像データを走査してページの余白を検知し、そのページの画像データから余白を除いた部分を、集約印刷のサイズに合わせて縮小することが記載されている。この特許文献２に記載の技術によれば、集約印刷された画像の視認性を向上できる。
On the other hand, when aggregate printing is performed, the image size is significantly reduced, and the visibility of the printed matter is reduced. For example, in
しかしながら、特許文献２では、ラスタライズされた画像データから余白を検知しているため、例えば、ユーザが意図して画像データに付加した余白部分を消してしまうことがある。これに対して、ユーザが意図しない余白の例としては、印刷範囲を限定するために設けられる余白（デバイス余白（マージン））がある。従って、上述の従来技術に従ってページの余白を検知して、その余白を除いた画像データを集約印刷することにより印刷画像の視認性を向上させるためには、上記デバイス余白とユーザが意図して付加した余白とを判別する必要がある。
However, in
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決することにある。 An object of the present invention is to solve the above-described problems of the prior art.
本発明の目的は、集約印刷時に、ユーザが意図して付加した余白とデバイス余白とを識別してオブジェクトを縮小する技術を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a technique for reducing an object by identifying a margin intentionally added by a user and a device margin during aggregate printing.
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
印刷ジョブに含まれる描画コマンドを集約印刷する際、前記描画コマンドの印刷対象のページがデバイス余白に相当する余白を含むかどうか判定する判定手段と、
前記判定手段が前記デバイス余白に相当する余白を含むと判定すると、前記ページに含まれるオブジェクトを前記余白を除いた縮小率で縮小して描画する第１描画手段と、
前記判定手段が前記デバイス余白に相当する余白を含まないと判定すると、前記ページに含まれるオブジェクトを前記集約印刷に基づく縮小率で縮小して描画する第２描画手段と、
前記第１或いは第２描画手段により描画された画像データを出力する出力手段と、を有することを特徴とする。
In order to achieve the above object, an image processing apparatus according to an aspect of the present invention has the following arrangement. That is,
A determination unit that determines whether a page to be printed of the drawing command includes a margin corresponding to a device margin when the drawing commands included in the print job are collectively printed;
When the determination unit determines that the margin corresponding to the device margin is included, a first drawing unit that draws an object included in the page with a reduction ratio excluding the margin;
When the determination unit determines that the margin corresponding to the device margin is not included, a second drawing unit that draws an object included in the page with a reduction ratio based on the aggregate printing;
Output means for outputting image data drawn by the first or second drawing means.
本発明によれば、集約印刷時に、ユーザが意図して付加した余白とデバイス余白とを識別してオブジェクトを縮小することができため、集約印刷された画像の視認性を向上することができる。 According to the present invention, it is possible to reduce the object by identifying the margin added by the user and the device margin at the time of the aggregate printing, so that the visibility of the aggregate printed image can be improved.
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。尚、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。 Other features and advantages of the present invention will become apparent from the following description with reference to the accompanying drawings. In the accompanying drawings, the same or similar components are denoted by the same reference numerals.
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. The following embodiments do not limit the present invention according to the claims, and all combinations of features described in the embodiments are not necessarily essential to the solution means of the present invention. .
図１は、本発明の実施形態に係る、留め置き印刷を行なう印刷システムの構成例を示す図である。 FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration example of a printing system that performs reservation printing according to an embodiment of the present invention.
ＭＦＰ１００は、コピー、プリンタ、ＦＡＸ、スキャナ等の複数の機能を有する画像処理装置である複合機（Multi-Function Peripheral）である。この画像処理装置は、例えばＳＦＰ（Single Function Printer）であってもよい。また、プリンタの方式にも制限はなく、例えば、レーザビーム方式やインクジェット方式等の、如何なる方式のプリンタであってもよい。ＭＦＰ１００は、イーサネット（登録商標）等のＬＡＮ１２０を介して各種指示を行う情報処理装置であるホストコンピュータ１１０と接続され、ホストコンピュータ１１０からの印刷ジョブに応じて印刷処理を実行する。また実施形態に係るＭＦＰ１００は、印刷対象となる文書の書誌情報を管理する書誌情報サーバとしても動作する。
The
ＭＦＰ１００は、コントローラ（制御部）１０１、印刷部１０２、認証部１０３、操作部１０４を備える。以下、各部について説明する。
The MFP 100 includes a controller (control unit) 101, a
コントローラ１０１は、ＣＰＵ１１１、ＲＯＭ１１２、ＲＡＭ１１３を有し、ＣＰＵ１１１はＲＯＭ１１２に記憶されたプログラムをＲＡＭ１１３に展開し、それを実行することによってＭＦＰ１００全体の動作を制御する。ＨＤＤ（ハードディスクドライブ）１１４はコントローラ１０１に接続されており、受信した印刷ジョブや画像データ等を記憶するのに使用される。コントローラ１０１は、認証部１０３及び操作部１０４からの操作指示をシステムバス等を通じて受け取り、各種処理を実行する。またコントローラ１０１は、ホストコンピュータ１１０から受け取った印刷ジョブの内容に基づいて印刷ジョブのリストを作成して管理する。印刷部１０２は、コントローラ１０１の指示に従って、印刷を実行するプリンタエンジンである。認証部１０３は、カードリーダ機能を有し、ユーザのＩＤカードから読み取ったユーザ情報をコントローラ１０１へ通知する。これによりコントローラ１０１は、予め登録されているユーザ情報を参照し、そのユーザがこのＭＦＰ１００を使用する権限を有しているか否かを判定する、所謂、ユーザ認証を行う。こうして認証に成功したユーザは、そのユーザに割り当てられている権限内で、このＭＦＰ１００を使用することができる。操作部１０４は表示部と、各種ハードキーを有するキーボード部とを備え、ユーザとの間のインタフェースを司っている。尚、表示部はタッチパネル機能を有していても良い。尚、認証部１０３は、カードリーダ機能を有する以外にも、例えば操作部１０４から入力されたユーザＩＤやパスワードを基に、そのユーザの認証を行っても良い。
The
図２は、実施形態に係るＭＦＰ１００のソフトウェア構成例を説明する機能ブロック図である。これら機能は、前述したように、コントローラ１０１のＣＰＵ１１１がＲＡＭ１１３に展開したプログラムを実行することにより達成される。
FIG. 2 is a functional block diagram illustrating a software configuration example of the
ここでは、ネットワーク制御部２００、認証制御部２０１、プリンタ制御部２０２、パネル入出力制御部２０３、ジョブ制御部２０４、ジョブ管理部２０５、コマンド特定部２０６、コマンド変換部２０７が含まれている。
Here, a
ネットワーク制御部２００は、ホストコンピュータ１１０からＬＡＮ１２０を介して受信した印刷ジョブや印刷データの情報をプリンタ制御部２０２へ通知する。プリンタ制御部２０２は、ネットワーク制御部２００、認証制御部２０１、パネル入出力制御部２０３から通知された情報に応じて印刷部１０２を制御して印刷を行う。ジョブ制御部２０４は、受信した印刷ジョブを解析し、その印刷ジョブを基に生成した画像データを印刷部１０２へ渡して印刷処理を実行する。認証制御部２０１は、認証部１０３よりユーザの認証情報を受け取ってユーザを認証し、その認証結果をプリンタ制御部２０２へ通知する。パネル入出力制御部２０３は、操作部１０４の入出力制御を行う。ジョブ管理部２０５は、ユーザが入力した印刷ジョブを、コントローラ１０１に接続されたＨＤＤ１１４の記憶装置に記憶して管理（留め置き）する。またプリンタ制御部２０２より通知されたユーザ情報を基に、そのユーザ情報に対応する印刷ジョブの情報をプリンタ制御部２０２やジョブ制御部２０４へ通知する。コマンド特定部２０６は、印刷ジョブに含まれる、余白量及び余白量の閾値を計算するための描画コマンド等を特定する処理を行う。余白量を示す描画コマンドとしては、例えば原点座標を変更するための描画コマンドがある。また余白量の閾値を計算するための描画コマンドとしては、画像の解像度、用紙サイズ、用紙の向きを示す描画コマンドがある。コマンド変換部２０７は、印刷設定の変更に応じて印刷ジョブのコマンドの変換処理を行う。
The
次に、ジョブ管理部２０５が実行する、印刷ジョブをＨＤＤ１１４に一旦留め置く処理について説明する。
Next, processing for temporarily holding a print job in the
図３は、本実施形態に係るＭＦＰ１００における印刷ジョブの留め置き処理の流れを説明するフローチャートである。尚、このフローチャートで示す一連の処理は、この手順を記述したコンピュータで実行可能なプログラムを、ＣＰＵ１１１がＲＯＭ１１２からＲＡＭ１１３に展開し、ＣＰＵ１１１がその展開したプログラムを実行することによって達成される。
FIG. 3 is a flowchart for explaining the flow of a print job holding process in the
まずＳ３０１でＣＰＵ１１１はジョブ管理部２０５として機能し、ネットワーク制御部２００を通じてホストコンピュータ１１０などから送信された印刷ジョブを受信する。次にＳ３０２に進みＣＰＵ１１１はジョブ管理部２０５として機能し、受信した印刷ジョブに含まれるユーザ情報を取得する。尚、このユーザ情報は、印刷ジョブに含まれていなくてもよく、例えば印刷ジョブの送信元であるホストコンピュータ１１０から別途受け取る構成でも構わない。ここで、ユーザ情報とは、印刷ジョブを作成して送信したユーザを一意に識別できるユーザ名やユーザＩＤといった情報であり、その形式はどのようなものであってもよい。次にＳ３０３に進みＣＰＵ１１１はジョブ管理部２０５として機能し、受信した印刷ジョブから印刷設定情報及び文書名を取得する。この印刷設定情報には、印刷部数を示す部数情報、両面印刷か片面印刷かを示す両面／片面印刷情報、１-in-１の通常印刷、或いは２-in-１等のＮ−up印刷（集約印刷）を示す集約印刷設定が含まれる。
First, in step S <b> 301, the
次にＳ３０４に進みＣＰＵ１１１はジョブ管理部２０５として機能し、印刷ジョブのリストを作成する。具体的には、Ｓ３０２で取得したユーザ情報と、Ｓ３０３で取得した印刷設定情報及び文書名とを関連付け、これら関連付けられた情報を一つのレコードとして、そのユーザ情報に対応する印刷ジョブリストに格納する。
In step S304, the
図４は、図３のＳ３０４で作成されて、ＭＦＰ１００の操作部１０４に表示された印刷ジョブリストの一例を示す図である。
FIG. 4 is a diagram showing an example of the print job list created in S304 of FIG. 3 and displayed on the
図４の例では、入力された印刷ジョブ毎に、文書名、印刷部数、両面／片面印刷、及び集約印刷の各情報が一つのレコード（一行）で示され、これらが印刷ジョブを入力したユーザのユーザ名「t.yamada」と関連付けて登録されている。ここでは、ユーザ（t.yamada）が送信した印刷ジョブのリストが表示されている。 In the example of FIG. 4, for each input print job, the document name, the number of copies, double-sided / single-sided printing, and aggregated printing information are shown in one record (one line), and these are the users who input the print job. It is registered in association with the user name “t.yamada”. Here, a list of print jobs transmitted by the user (t.yamada) is displayed.
このＳ３０４で新たに一つのレコードが追加された印刷ジョブリストは、ＨＤＤ１１４等の記憶装置に保存される。また受信した印刷ジョブも、今回追加された一つのレコードに対応する印刷ジョブとしてＨＤＤ１１４等の記憶装置に保存される。
The print job list to which one record is newly added in S304 is stored in a storage device such as the
以上が、ＭＦＰ１００が印刷ジョブを受信した時に、その印刷処理を実行せずにＨＤＤ１１４等の記憶装置に保存する印刷ジョブの留め置き処理の内容である。こうしてユーザは、ホストコンピュータ１１０から印刷データを入力してＭＦＰ１００内に留め置いた後、ユーザがＭＦＰ１００で認証を行った後、そのユーザの印刷指示に応じて、指定された印刷ジョブに基づく印刷処理を実行する。
The above is the content of the print job holding process stored in the storage device such as the
続いて、認証済のユーザの印刷指示に応じてなされる、ＭＦＰ１００による印刷処理を説明する。
Next, a printing process performed by the
図５は、本実施形態に係るＭＦＰ１００による留め置き印刷処理の流れを説明するフローチャートである。尚、このフローチャートで示す一連の処理は、この手順を記述したコンピュータで実行可能なプログラムを、ＣＰＵ１１１がＲＯＭ１１２からＲＡＭ１１３に展開し、ＣＰＵ１１１がその展開したプログラムを実行することによって達成される。
FIG. 5 is a flowchart for explaining the flow of reservation printing processing by the
まずＳ５０１でＣＰＵ１１１は認証制御部２０１として機能し、ユーザの認証を行なう。ここでは例えば、ユーザに、自身のＩＤカードを認証部１０３のカードリーダにかざさせるようにして、そのユーザのユーザ情報をＩＤカードから読み取る。こうして読み取られたユーザ情報をプリンタ制御部２０２へ送って、そのユーザの認証を行う。実施形態では、ユーザが持つＩＤカードからそのユーザ情報を読み取る例を説明したが、例えば操作部１０４等からユーザのＩＤ情報とパスワードを入力させる方式など公知の認証方法を用いればよい。
First, in step S501, the
次にＳ５０２に進みＣＰＵ１１１はプリンタ制御部２０２として機能し、ユーザ認証に成功すると、そのユーザが作成して留め置いている印刷ジョブのリストを操作部１０４に表示する。具体的には、Ｓ５０１で取得したユーザ情報で特定されるユーザ名に対応する印刷ジョブのリストをジョブ管理部２０５より取得し、その取得した印刷ジョブのリストをパネル入出力制御部２０３へ渡す。これによりパネル入出力制御部２０３は、操作部１０４の表示部に、例えば図４に示すような、Ｓ５０１で取得したユーザ情報で特定されるユーザ名に対応する印刷ジョブのリストを表示する。こうしてユーザは、操作部１０４上に表示された印刷ジョブのリストの中から、印刷の指示、或いは印刷設定を変更したいレコードを、その文書名にタッチすることで選択する。
In step S <b> 502, the
次にＳ５０３に進みＣＰＵ１１１はパネル入出力制御部２０３として機能し、操作部１０４の表示部でユーザが選択した文書名（レコード）に対応する印刷ジョブを取得する。そして、このとき、その印刷ジョブとともに、ユーザに対して印刷設定を変更するか、或いは印刷を実行するかを確認する画面を表示する。
In step S503, the
図１１は、このとき印刷ジョブの画面とともに、ＭＦＰ１００の操作部１０４に表示される集約印刷を設定する画面例を示す図である。
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of a screen for setting the aggregate print displayed on the
この画面は、集約印刷を設定するためのボタン１１０１と、選択した印刷ジョブの実行開始を指示する印刷実行ボタン１１０２とを備えており、この画面は例えば、図４の画面にポップアップ画面として表示されても良い。ここで、例えば１-in-１ボタンがタッチされると、通常の１-in-１印刷が設定され、２-in-１ボタンがタッチされると、１-in-１での集約印刷が設定される。尚、図１１の画面には、例えば部数設定、片面／両面印刷等の印刷設定を行うボタンが設けられていても良いが、ここではそれらを省略している。
This screen includes a
次にＳ５０４に進みＣＰＵ１１１はパネル入出力制御部２０３として機能し、図１１に示す画面で、ユーザが指示した内容を判定する。ここでユーザが、ボタン１１０１にタッチして集約印刷、或いは通常印刷を設定したときはＳ５０５に処理を進め、その指示された印刷の設定をプリンタ制御部２０２を介してジョブ管理部２０５へ送る。Ｓ５０５でＣＰＵ１１１はジョブ管理部２０５として機能し、受け取った印刷設定に応じて印刷設定情報の書き換え等を行なう。具体的には、例えば、部数情報、両面／片面印刷情報のように印刷設定情報の書き換えのみで足りるものは、選択された印刷ジョブに対する印刷設定情報の書き換えを行い、同時に対応するレコードの印刷設定情報の書き換えも行う。一方、集約印刷の設定が変更された場合は、印刷データ内の描画コマンド（ＰＤＬコマンド）の変更が必要となるため、集約印刷設定が変更されたことを示す情報（例えば、変更フラグをオンにする）を、その印刷ジョブのレコードに対応付けて保存する。
In step S504, the
一方、Ｓ５０４で印刷実行ボタン１１０２が押下されたときはＳ５０６に処理を進め、選択された印刷ジョブの印刷開始を指示する情報（以下、印刷指示情報）をプリンタ制御部２０２へ送る。そしてＳ５０６でＣＰＵ１１１はプリンタ制御部２０２として機能し、印刷開始の指示に先立って、印刷設定が変更されているかどうかを判定する。ここで印刷設定の変更が行われていた場合はＳ５０７へ処理を進め、印刷設定の変更が行われていなかった場合はＳ５０９へ処理を進めて、その印刷ジョブを実行する。Ｓ５０９でＣＰＵ１１１はジョブ制御部２０４として機能し、印刷開始の指示に係る選択された印刷ジョブをレンダリングし、そのレンダリングにより生成された画像データを印刷部１０２へ転送する。尚、レンダリングの対象となる印刷ジョブは、Ｓ５０８のコマンド変換処理によってその内容が変更された描画コマンドを含む印刷データの場合もある。そして印刷部１０２は、その転送された画像データに基づいて記録媒体（シート）上に画像を印刷する。
On the other hand, when the
一方、Ｓ５０７でＣＰＵ１１１はプリンタ制御部２０２として機能し、印刷設定情報のうち集約印刷設定に変更があったかどうかを判定する。具体的には、印刷開始の指示に係る印刷ジョブに対応するレコードに、集約印刷設定が変更されたことを示す変更フラグがオンになっているかどうかを、ジョブ管理部２０５を介して印刷ジョブのリストを参照することにより判定する。ここで変更フラグがオン、即ち、集約印刷が設定されている場合はＳ５０８へ進むが、そうでないときはＳ５０９へ進む。Ｓ５０８でＣＰＵ１１１はコマンド変換部２０７として機能し、印刷設定の変更内容に応じて描画コマンドの変換処理を行ってＳ５０９に進む。ここでは、余白量の閾値を計算し、余白量を決定し、縮小率の計算を行い、変倍処理をする。このコマンド変換処理の詳細は後述する。
On the other hand, in step S507, the
尚、詳細は後述するが、Ｓ５０８のコマンド変換処理によって必要な変倍等の処理がなされているため、Ｓ５０９における印刷実行時には、印刷ジョブの描画コマンドを順次処理することが可能となる。尚、上述の例では、印刷開始の指示後にコマンド変換処理を行っているが、印刷設定を変更した時点でコマンド変換処理を行うように構成しても構わない。 Although details will be described later, since processing such as scaling is performed by the command conversion processing in S508, it is possible to sequentially process the drawing commands of the print job when executing printing in S509. In the above-described example, the command conversion process is performed after an instruction to start printing. However, the command conversion process may be performed when the print setting is changed.
次に実施形態に係るコマンド変換部２０７において実行される上述のコマンド変換処理について説明する。
Next, the above-described command conversion process executed by the
図６は、実施形態に係るＭＦＰ１００による図５のＳ５０８のコマンド変換処理の流れを説明するフローチャートである。尚、このフローチャートで示す一連の処理は、この手順を記述したコンピュータで実行可能なプログラムを、ＣＰＵ１１１がＲＯＭ１１２からＲＡＭ１１３に展開し、ＣＰＵ１１１がその展開したプログラムを実行することによって達成される。
FIG. 6 is a flowchart for explaining the flow of command conversion processing in S508 of FIG. 5 by the
まずＳ６０１でＣＰＵ１１１はコマンド変換部２０７として機能し、集約印刷設定をジョブ管理部２０５から取得する。この集約印刷設定には、何ページを１枚に集約するか（Ｎ-in-１）を指定する情報と、そのレイアウト（Ｎページを左上から配置するのか右上から配置するのか等）に関する情報が含まれる。次にＳ６０２に進みＣＰＵ１１１はコマンド変換部２０７として機能し、印刷ジョブにおける処理対象ページ（Ｘページ）のページ情報を取得する。このページ情報には、処理対象となるＸページのページ開始コマンドと、そのＸページのページ情報（後述の図７におけるＰ１＝［Ａ１，Ｂ１］、Ｐ２＝［Ａ２，Ｂ２］）が含まれる。
In step S <b> 601, the
次にＳ６０３に進みＣＰＵ１１１はコマンド変換部２０７として機能し、処理対象ページ（ここではＸページ）が、集約される複数のページの最初のページかどうか、（集約後の物理ページにおける先頭ページかどうか）を判定する。具体的には、ＸをＮで割った余りが１となるかどうかをチェックし、余りが１であれば最初のページであると判定する。ここでＮは、集約印刷設定（Ｎ-in-１）におけるＮに対応している。例えば、全１０頁からなる印刷ジョブに対し４-in-１の印刷設定がなされている場合、処理対象ページが５ページ目であれば、Ｘ（５）をＮ（４）で割った余りは１となり、最初のページであると判定される。ここでＣＰＵ１１１が、処理対象ページが最初のページであると判定するとＳ６０４へ進み、そうでないときはＳ６０５へ進む。Ｓ６０５でＣＰＵ１１１はコマンド変換部２０７として機能し、Ｓ６０２で取得したページ情報を削除してＳ６０６に進む。これは処理対象ページが、集約される複数のページにおける最初のページでない時は、そのページ情報は集約後の印刷データにおいて不要だからである。
In step S603, the
Ｓ６０４でＣＰＵ１１１はコマンド変換部２０７として機能し、Ｓ６０２で取得したページ情報をＲＡＭ１１３等に保存する。これは処理対象ページが、集約される複数のページにおける最初のページの時は、そのページ情報を集約後の印刷データでも用いるためである。次にＳ６０６に進みＣＰＵ１１１はコマンド変換部２０７として機能し、処理対象ページ内の描画コマンドを取得し、取得した描画コマンドに係るオブジェクトを集約印刷設定に応じて縮小する。
In step S604, the
具体的には、例えば図８の場合、１ページ目と２ページ目のオブジェクト８０２及び８０４のサイズが［Ｃ１，Ｄ１］，［Ｃ２，Ｄ２］で表されるとき、縮小率Ｎ１，Ｎ２を基に導出した新たなサイズ［Ｃ３，Ｄ３］，［Ｃ４，Ｄ４］が決定される。詳細は後述するが、縮小率Ｎ１，Ｎ２は、２-in-１や４-in-１といったＳ６０１で取得した集約印刷設定及びＰＤＬデータに含まれる余白によって決まる値である。またコマンド変換部２０７は、縮小されたオブジェクトの描画コマンドについての新たなレイアウト（座標変更）を、集約印刷設定に基づいて決定する。例えば、図８の１ページ目における変倍可能なオブジェクトは、縮小後はページ左側のデバイス余白に相当する座標（ａ３，ｂ３）に配置される。また２ページ目における縮小可能なオブジェクトは、縮小後は、Ｎ-in-１のレイアウトのデバイス余白に相当する座標（ａ４，ｂ４）に配置される。尚、これら座標（ａ３，ｂ３）、（ａ４，ｂ４）は、集約印刷情報（Ｎ-in-１）で示される集約数Ｎごとに予め決められた座標であり、例えばａ３＝５[mm]、ｂ３＝５[mm]である。こうして全ての描画コマンドの処理が完了した後Ｓ６０７へ進む。Ｓ６０７でＣＰＵ１１１はコマンド変換部２０７として機能し、印刷ジョブに未処理のページが存在するかどうかを判定する。ここで未処理のページが無く、全てのページの処理が完了している場合は、この処理を終了する。一方、未処理のページがある場合はＳ６０２に戻り、次のページを処理対象ページとして、上述したＳ６０２〜６０７の処理を行なう。
Specifically, for example, in the case of FIG. 8, when the sizes of the
以上が、Ｓ５０８のコマンド変換処理の内容である。 The above is the contents of the command conversion process of S508.
次に、コマンド変換部２０７において実行される、図６のＳ６０６のレイアウト決定処理を図１０を参照して説明する。このフローチャートの説明に入る前に、本実施形態によって実現されるレイアウト決定処理について図７〜図９を参照して説明する。
Next, the layout determination process in S606 of FIG. 6 executed in the
図７は、実施形態において、集約印刷が設定される前と集約印刷が設定された後の各ページのコマンドの変換例を説明する図である。ここではページＰ１とＰ２が１-in-１で集約印刷される場合を示している。 FIG. 7 is a diagram for explaining an example of command conversion for each page before the aggregate print is set and after the aggregate print is set in the embodiment. Here, a case where pages P1 and P2 are collectively printed in 1-in-1 is shown.
Ｐ１＝［Ａ１，Ｂ１］は、１ページ目のコマンドを示し、当該ページのサイズが［Ａ１（横），Ｂ１（縦）］であることを表している。そして集約後の印刷データでは、ページコマンドは、Ｐ１＝［Ａ３，Ｂ３］に変換されている。印刷方向の変換方法は、ＰＤＬコマンドを用いてページの方向を変換する場合も含む。 P1 = [A1, B1] indicates a command for the first page, and indicates that the size of the page is [A1 (horizontal), B1 (vertical)]. In the consolidated print data, the page command is converted to P1 = [A3, B3]. The printing direction conversion method includes the case of converting the page direction using a PDL command.
集約前のOrigin＝（ａ１，ｂ１）、Origin＝（ａ２，ｂ２）は、変換前のページＰ１，Ｐ２のオブジェクトが、それぞれ原点（ａ１，ｂ１）、（ａ２，ｂ２）を基準に描画されていることを表している。また集約後のOrigin＝（ｃ１，ｄ１）、Origin＝（ｃ２，ｄ２）は、変換後のオブジェクトはそれぞれ、原点（ｃ１，ｄ１）、（ｃ２，ｄ２）を基準に描画されていることを表している。 Origin = (a1, b1) before aggregation = Origin = (a2, b2) indicates that the objects of pages P1, P2 before conversion are drawn based on the origins (a1, b1), (a2, b2), respectively. It represents that. Also, Origin = (c1, d1) and Origin = (c2, d2) after aggregation indicate that the converted objects are drawn based on the origins (c1, d1) and (c2, d2), respectively. ing.
集約前のImage＝（α１，β１）［Ｃ１，Ｄ１］、Image＝（α２，β２）［Ｃ２，Ｄ２］は、集約前の各ページの印刷データであるオブジェクトを指定する描画コマンドである。ここで（α１，β１），（α２，β２）はそれぞれ、変換前の各ページのオブジェクトの描画開始位置を表し、［Ｃ１，Ｄ１］，［Ｃ２，Ｄ２］は、各オブジェクトのサイズを表している。 Image = (α1, β1) [C1, D1] and Image = (α2, β2) [C2, D2] before aggregation are drawing commands that specify an object that is print data of each page before aggregation. Here, (α1, β1) and (α2, β2) represent the drawing start positions of the objects on each page before conversion, and [C1, D1] and [C2, D2] represent the sizes of the objects. Yes.
また集約後のImage＝（α３，β３）［Ｃ３，Ｄ３］、Image＝（α４，β４）［Ｃ４，Ｄ４］は、集約後の各オブジェクトの印刷データを示し、集約前の各ページ目に存在した各オブジェクトに対応するオブジェクトを指定する描画コマンドである。（α３，β３），（α３，β３）はそれぞれ集約後のオブジェクトの原点を示し、［Ｃ３，Ｄ３］，［Ｃ４，Ｄ４］は、各オブジェクトの変換後のサイズを表している。 Further, Image = (α3, β3) [C3, D3] and Image = (α4, β4) [C4, D4] after aggregation indicate print data of each object after aggregation, and exist on each page before aggregation. This is a drawing command for designating an object corresponding to each object. (Α3, β3) and (α3, β3) indicate the origins of the aggregated objects, and [C3, D3] and [C4, D4] indicate the converted sizes of the objects.
図８は、各ページ内でオブジェクトがデバイス余白を設けて位置づけられているとき、１-in-１から２-in-１に集約印刷設定が変更された場合のオブジェクトのサイズと位置の変換例を説明する図である。図８において、図７と共通する部分は同じ符号で示している。 FIG. 8 shows an example of conversion of the size and position of an object when the aggregate print setting is changed from 1-in-1 to 2-in-1 when the object is positioned with a device margin in each page. FIG. In FIG. 8, the parts common to those in FIG. 7 are denoted by the same reference numerals.
図８において、ページ８０１，８０３はそれぞれ、変換前のページ全面にオブジェクト８０２，８０４が描画され、そこにデバイス余白がついた印刷データを１-in-１で印刷した結果を示している。即ち、ここではページ８０１上にオブジェクト８０２が描画され、ページ８０３上にオブジェクト８０４が描画され、ページ８０１とオブジェクト８０２及びページ８０２とオブジェクト８０４の間にはデバイス余白が付加されている。
In FIG. 8,
ここで、このプリントデータを２-in-１に変換する場合、オブジェクト８０２は領域８０６に、オブジェクト８０４は領域８０８に適合するように縮小されてレイアウトされる。この結果、２-in-１に変換すると、オブジェクト８０２は領域８０６のサイズになり、オブジェクト８０４は領域８０８のサイズになる。
Here, when this print data is converted into 2-in-1, the
図９は、各ページ内でオブジェクトがデバイス余白でなく、ユーザが意図した余白を空けて位置づけられているとき、１-in-１から２-in-１に集約印刷設定が変更された場合のオブジェクトのサイズと位置の変換例を説明する図である。 FIG. 9 shows a case in which the aggregate print setting is changed from 1-in-1 to 2-in-1 when the object is positioned in each page without the device margin but with the margin intended by the user. It is a figure explaining the example of a conversion of the size and position of an object.
図９において、ページ９０１，９０２はそれぞれ、変換前のページの中央付近にオブジェクト９０２，９０４が描画されて、かつデバイス余白がついていないデータを１-in-１で印刷した結果である。即ち、ページ９０１上にオブジェクト９０２が描画され、ページ９０３上にオブジェクト９０４が描画され、ページ９０１とオブジェクト９０２及びページ９０２とオブジェクト９０４の間はデバイス余白ではなく、ユーザが意図した余白が設けられている。
In FIG. 9,
ここで、このプリントデータを２-in-１に変換すると、ページ９０１は領域９０６に、ページ９０３は領域９０７に適合するように縮小されてレイアウトされる。この結果、２-in-１に変換すると、オブジェクト９０２は領域９０８のサイズになり、オブジェクト９０４は領域９０９のサイズになる。
Here, when this print data is converted into 2-in-1, the
ここで図８と図９のレイアウト方法のいずれでレイアウトするかは、１-in-１レイアウト時の各オブジェクトの原点（ａ１，ｂ１）及び（ａ２，ｂ２）と、レイアウト変換前後の用紙サイズ、集約数に応じて決まる閾値と比較することで決定される。例えば、変換前の用紙サイズが（Ａ１，Ｂ１）、変換後の用紙サイズが（Ａ３，Ｂ３）、集約数が２（２-in-１印刷）であれば、閾値は（ａ３×（Ａ１／Ａ３／２））、（ｂ３×（Ｂ１／Ｂ３））と決定される。より具体的には、ａ３＝５[mm]、ｂ３＝５[mm]、変換前後の用紙サイズがＡ４、集約数が２であれば、閾値は、およそ７．１[mm]，７．１[mm]となる。尚、ここでＡ１＝Ｂ３＝２１０[mm]、Ａ３＝Ｂ１＝２９７[mm]とする。このように、変換前後で占める領域の大きさの比率が閾値の決定に関わる。尚、４-in-１，９-in-１等、異なるＮ-in-１印刷のレイアウトの場合でも、変換の前後で占める領域の大きさの比率を計算することで同等の処理ができる。 Here, which of the layout methods of FIGS. 8 and 9 is used is determined based on the origins (a1, b1) and (a2, b2) of each object in the 1-in-1 layout, the paper size before and after layout conversion, It is determined by comparing with a threshold value determined according to the number of aggregation. For example, if the paper size before conversion is (A1, B1), the paper size after conversion is (A3, B3), and the aggregation number is 2 (2-in-1 printing), the threshold value is (a3 × (A1 / A3 / 2)) and (b3 × (B1 / B3)). More specifically, if a3 = 5 [mm], b3 = 5 [mm], the paper size before and after conversion is A4, and the aggregation number is 2, the threshold values are approximately 7.1 [mm], 7.1. [mm]. Here, A1 = B3 = 210 [mm] and A3 = B1 = 297 [mm]. Thus, the ratio of the size of the area occupied before and after conversion is related to the determination of the threshold value. Even in the case of different N-in-1 print layouts such as 4-in-1, 9-in-1, etc., the same processing can be performed by calculating the ratio of the area size before and after conversion.
図１０は、図６のＳ６０６のレイアウト決定処理を説明するフローチャートである。尚、この処理はＣＰＵ１１１がコマンド変換部２０７として機能することにより達成される。
FIG. 10 is a flowchart illustrating the layout determination process in S606 of FIG. This process is achieved by the
まずＳ１００１でＣＰＵ１１１は、図６のＳ６０２で取得した処理対象のページ情報から余白情報及び閾値を計算するために必要なコマンドを抽出する。次にＳ１００２に進みＣＰＵ１１１は、余白量候補のコマンドがあるかどうかを判定する。ここで余白量候補のコマンドがあると判定したときは、その座標を取得してＳ１００３に進むが、そうでないときはＳ１００６に進む。ここで余白量候補のコマンドとは、描画コマンドに含まれるマージンなどの情報、及び空白部分であることを示す、例えばスペースや空き領域などを示すコマンドを含む。
First, in step S1001, the
Ｓ１００３でＣＰＵ１１１は、Ｓ１００１で抽出した情報から余白量の閾値を計算する。この時点では、余白量候補のコマンドによる余白量と、集約印刷設定が決まっているので、これらから算出する。ここで抽出する情報には、例えば解像度、ページサイズ、ページの向き、ＰＤＬの座標系を意味するコマンドがある。次にＳ１００４に進みＣＰＵ１１１は、Ｓ１００３で算出した閾値と、Ｓ１００１で抽出した余白量候補のコマンドの余白量とを比較して、余白量が閾値以下の場合はデバイス余白と判定してＳ１００５に進む。一方、余白量が閾値よりも大きい場合は、その余白は、その印刷ジョブを作成したユーザが意図して付加した余白部分と判定してＳ１００６に進む。
In step S1003, the
Ｓ１００５でＣＰＵ１１１は、例えば図８で説明したように、図８のページ８０１［Ａ１，Ｂ１］から原点（ａ１，ｂ１）のオブジェクト８０２を除いた領域が、変換後のページ８０５［Ａ３／２、Ｂ３］から原点（ａ３，ｂ３）のオブジェクト８０６を除いた領域に合うように縮小率Ｎ１を計算する。例えば、２-in-１の場合では、横方向の縮小率（Ａ３／２−２×ａ３）／（Ａ１−２×ａ１））と、縦方向の縮小率（（Ｂ３−２×ｂ３）／（Ｂ１−２×ｂ１））を求めて、小さい方を縮小率Ｎ１とする。
In S1005, for example, as described with reference to FIG. 8, the
同様に、ページ８０３［Ａ２，Ｂ２］から原点（ａ２，ｂ２）のオブジェクト８０４を除いた領域を、変換後のページ８０５［Ａ３／２、Ｂ３］から原点（ａ４，ｂ４）のオブジェクトを除いた領域に合うように縮小率Ｎ２を計算する。上記計算式は一例であり、例えばデバイス余白として想定される最大の値に対して印刷データに含まれる解像度を考慮して閾値を求めるという計算方法も含む。
Similarly, the area obtained by removing the
次にＳ１００７に進みＣＰＵ１１１は、図８で説明した結果になるように、図８におけるページ８０１を縮小したオブジェクトの原点（ａ１，ｂ１）が、変換後のページ８０５のオブジェクトの原点（ａ３，ｂ３）と一致するように位置を調整する。Ｎ-in-１後のデバイス余白は、例えば、「（ｃ１，ｄ１）＝（ａ３，ｂ３）−Ｎ１×（ａ１，ｂ１）」、「（ｃ２，ｄ２）＝（ａ４，ｂ４）−Ｎ２×（ａ２，ｂ２）」とすることで、計算することができる。ここで求められる（ｃ１，ｄ１）は、レイアウト変換前の元データに存在する原点コマンドに対しても後述のＳ１００９で縮小変倍されることを考慮した値である。（ｃ２，ｄ２）も同様にして求められる。
In step S1007, the
一方、Ｓ１００６でＣＰＵ１１１は、図９で説明した結果になるように、ページ９０１［Ａ１，Ｂ１］が、変換後のページ［Ａ３／２，Ｂ３］に合うように拡縮率Ｎ１’を計算する。例えば、２-in-１の場合では、横方向の縮小率（（Ａ３／２）／Ａ１）と、縦方向の縮小率（Ｂ３／Ｂ１）を求めて、小さい方を縮小率Ｎ１’とする。同様に、ページ９０３［Ａ２，Ｂ２］変換後のページ［Ａ３／２，Ｂ３］に合うように拡縮率Ｎ２’を計算する。
On the other hand, in step S1006, the
次にＳ１００８に進みＣＰＵ１１１は、図９で説明した結果になるように、図９における変換前のページ９０１を縮小したイメージが、変換後のページ９０６の原点（ａ３，ｂ３）から描画されるように原点を設定する。Ｎ-in-１後の各オブジェクトの原点は、例えば、「（ｃ１，ｄ１）＝（０，０）」、「（ｃ２、ｄ２）＝（Ａ３／２，０）」とすることで計算できる。
In step S1008, the
こうしてＳ１００７或いはＳ１００８を実行した後Ｓ１００９に進みＣＰＵ１１１は、Ｓ１００５或いはＳ１００６で計算した縮小率Ｎ１，Ｎ２を用いて変換後の描画データを縮小する。ここでは、元データの原点コマンドに対しても縮小変倍が行われる。次にＳ１０１０に進みＣＰＵ１１１は、Ｓ１００７或いはＳ１００８で計算した縮小率Ｎ１’，Ｎ２’を用いて求めたオブジェクトの描画開始位置から、その縮小したオブジェクトを描画する。そしてＳ１０１１に進みＣＰＵ１１１は、処理対象ページ内の全ての描画コマンドについて縮小処理と、新たなレイアウトの決定処理（変換処理）が完了したかどうかを判定する。この判定は、当該ページ内の終了コマンドに従って判定してもよいし、次ページの開始コマンドの存在に基づいて判定してもよい。こうして全ての描画コマンドの処理が完了している場合はこの処理を終了し、未処理の描画コマンドがある場合はＳ１００９に戻って、次の描画コマンドに係るオブジェクトの縮小処理を行なう。
After executing S1007 or S1008 in this manner, the process proceeds to S1009, and the
このように本実施形態によれば、デバイス余白がある場合は、集約印刷が設定されると、その縮小率（集約比率）とデバイス余白の縮小率により、縮小した各オブジェクトの描画位置を求めて描画する。一方、デバイス余白がない場合は、集約印刷が設定されると、その縮小率に基づいて縮小した各オブジェクトを、その縮小率に基づいて決定される位置に描画する。 As described above, according to the present embodiment, when there is a device margin, when consolidated printing is set, the drawing position of each reduced object is obtained from the reduction ratio (aggregation ratio) and the reduction ratio of the device margin. draw. On the other hand, when there is no device margin, when consolidated printing is set, each object reduced based on the reduction ratio is drawn at a position determined based on the reduction ratio.
本実施形態によれば、画像処理装置に留め置かれた後の印刷データに含まれるデバイス余白を高精度に抽出することができる。これによって印刷データに忠実な縮小率を伴う画像を作れるようになる。 According to this embodiment, it is possible to extract the device margin included in the print data after being retained in the image processing apparatus with high accuracy. As a result, an image with a reduction ratio faithful to the print data can be created.
（その他の実施形態）
本発明は、上述の実施形態の１以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける１つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、１以上の機能を実現する回路（例えば、ＡＳＩＣ）によっても実現可能である。
(Other embodiments)
The present invention supplies a program that realizes one or more functions of the above-described embodiments to a system or apparatus via a network or a storage medium, and one or more processors in a computer of the system or apparatus read and execute the program This process can be realized. It can also be realized by a circuit (for example, ASIC) that realizes one or more functions.
本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。 The present invention is not limited to the above-described embodiment, and various changes and modifications can be made without departing from the spirit and scope of the present invention. Therefore, in order to make the scope of the present invention public, the following claims are attached.
１００…複合機（ＭＦＰ），１０１…コントローラ、１０２…印刷部、１０４…操作部、１１０…ホストコンピュータ、１１１…ＣＰＵ、１１２…ＲＯＭ、１１３…ＲＡＭ、１１４…ＨＤＤ、２０７…コマンド変換部
DESCRIPTION OF
Claims (10)
前記判定手段が前記デバイス余白に相当する余白を含むと判定すると、前記ページに含まれるオブジェクトを前記余白を除いた縮小率で縮小して描画する第１描画手段と、
前記判定手段が前記デバイス余白に相当する余白を含まないと判定すると、前記ページに含まれるオブジェクトを前記集約印刷に基づく縮小率で縮小して描画する第２描画手段と、
前記第１或いは第２描画手段により描画された画像データを出力する出力手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 A determination unit that determines whether a page to be printed of the drawing command includes a margin corresponding to a device margin when the drawing commands included in the print job are collectively printed;
When the determination unit determines that the margin corresponding to the device margin is included, a first drawing unit that draws an object included in the page with a reduction ratio excluding the margin;
When the determination unit determines that the margin corresponding to the device margin is not included, a second drawing unit that draws an object included in the page with a reduction ratio based on the aggregate printing;
Output means for outputting image data drawn by the first or second drawing means;
An image processing apparatus comprising:
前記格納手段に格納された印刷ジョブから印刷対象の印刷ジョブを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された印刷ジョブの印刷設定を変更する変更手段と、
を更に有することを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の画像処理装置。 Storage means for storing received print jobs;
Selecting means for selecting a print job to be printed from the print jobs stored in the storage means;
Changing means for changing print settings of the print job selected by the selecting means;
The image processing apparatus according to claim 1, further comprising:
判定手段が、印刷ジョブに含まれる描画コマンドを集約印刷する際、前記描画コマンドの印刷対象のページがデバイス余白に相当する余白を含むかどうか判定する判定工程と、
第１描画手段が、前記判定工程が前記デバイス余白に相当する余白を含むと判定すると、前記ページに含まれるオブジェクトを前記余白を除いた縮小率で縮小して描画する第１描画工程と、
第２描画手段が、前記判定工程が前記デバイス余白に相当する余白を含まないと判定すると、前記ページに含まれるオブジェクトを前記集約印刷に基づく縮小率で縮小して描画する第２描画工程と、
出力手段が、前記第１或いは第２描画工程で描画された画像データを出力する出力工程と、
を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 A control method for controlling an image processing apparatus,
A determination step of determining whether or not a page to be printed of the drawing command includes a margin corresponding to a device margin when the determination unit collectively prints the drawing commands included in the print job;
When the first drawing means determines that the determination step includes a margin corresponding to the device margin, a first drawing step of drawing the object included in the page with a reduction ratio excluding the margin;
When the second drawing means determines that the determination step does not include a margin corresponding to the device margin, a second drawing step of drawing the object included in the page with a reduction ratio based on the aggregate printing;
An output step of outputting image data drawn in the first or second drawing step;
A control method for an image processing apparatus, comprising:
Priority Applications (1)
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| JP2016209887A JP2018069499A (en) | 2016-10-26 | 2016-10-26 | Image processing system and its control method, and program |
Applications Claiming Priority (1)
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