JP2018068210A - 乗用芝刈機 - Google Patents
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Abstract
【課題】塵挨が多く発生する乗用芝刈機において、エンジンへの吸気を浄化する吸気フィルタの配置を工夫することで、吸気フィルタの掃除メンテナンス頻度を少なくすること。
【解決手段】車体フレーム12の後部にエンジン13を搭載し、車体フレーム12の前部に装備したモアー1で刈り取る芝生をブロワ2で吸引して運転席4後部のコレクタ3に送り集積する乗用芝刈機において、運転席4とコレクタ3の間に立設するガード支柱26にエンジン13の吸気フィルタ74への吸気を一次浄化するプレフィルタ75を設けたことを特徴とする乗用芝刈機とする。
【選択図】図1
【解決手段】車体フレーム12の後部にエンジン13を搭載し、車体フレーム12の前部に装備したモアー1で刈り取る芝生をブロワ2で吸引して運転席4後部のコレクタ3に送り集積する乗用芝刈機において、運転席4とコレクタ3の間に立設するガード支柱26にエンジン13の吸気フィルタ74への吸気を一次浄化するプレフィルタ75を設けたことを特徴とする乗用芝刈機とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、庭やゴルフ場で芝生を刈り取り収集する乗用芝刈機に関する。
乗用芝刈機は、例えば、特許文献1に記載の構成では、後部に搭載したエンジンで走行する走行車体の前側にモアユニットを昇降自在に設けている。
乗用芝刈機は、地上の低い位置に生えた芝生をモアユニットの回転刃で切断しているために芝生と共に発生する塵挨が多く、エンジンの吸気を浄化する吸気フィルタを頻繁に掃除しなければならない。
本発明では、塵挨が多く発生する乗用芝刈機において、エンジンへの吸気を浄化する吸気フィルタの配置を工夫することで、吸気フィルタの掃除メンテナンス頻度を少なくすることを目的とする。
上記従来の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、車体フレーム12の後部にエンジン13を搭載し、車体フレーム12の前部に装備したモア1で刈り取る芝生をブロワ2で吸引して運転席4後部のコレクタ3に送り集積する乗用芝刈機において、運転席4とコレクタ3の間に立設するガード支柱26にエンジン13の吸気フィルタ74への吸気を一次浄化するプレフィルタ75を設けたことを特徴とする乗用芝刈機とする。
請求項2に記載の発明は、プレフィルタ75の外側を非接触状態で円弧上に囲む複数の囲み杆76a,76bを設けたことを特徴とする請求項1に記載の乗用芝刈機とする。
請求項3に記載の発明は、複数の囲み杆76a,76bをプレフィルタ75の外側を略半周覆う形状でその先端を覆い板76cで包んで構成したことを特徴とする請求項2に記載の乗用芝刈機とする。
請求項1に記載の発明で、モア1で刈り取られる芝生はブロワ2で吸引されてコレクタ3に送られて集積するので、運転席4には塵挨が舞い上がることが少ないが、この運転席4の後部に立設するガード支柱26の周囲を漂う塵内は殆んど無く、そこに設けるプレフィルタ75で吸気を一次浄化して吸気フィルタ74からエンジン13に送るので、プレフィルタ75に溜まる塵挨が少なく、プレフィルタ75の掃除タイミングを長く出来る。
請求項2に記載の発明で、プレフィルタ75の外側が外気吸入を妨げない囲み杆76a,76bで覆われているので、プレフィルタ75が直接樹木の枝葉等の障害物に直接接触して破損することなく、囲み杆76a,76bを弾性材とすると、接触しても復元する。
請求項3に記載の発明で、複数の囲み杆76a,76bは、外側から障害物がプレフィルタ75に接触することを防ぎ、囲み杆76a,76bの先端が覆い板76cで包まれていることで、囲み杆76a,76bの剛性が高まり、覆い板76cが囲み杆76a,76bの先端で人体を傷つけることを防ぐ。
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例を参照しながら説明する。なお、実施例の説明においては、機体の前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後というが、本発明の構成を限定するものでは無い。
乗用芝刈機の構成及び作動について説明する。
本実施形態の乗用芝刈機は、車両本体には、前側下部に昇降自在に連結されていて芝草を刈り取るモア1と、その後側に刈り取られた芝草を吸引して搬送するブロワ2と、その後側に刈り取られた芝草を収容するコレクタ3を備えている。
車両本体の前側には運転席4が設けられている。運転席4前側のハンドルポスト5には、操向操作用のステアリングハンドル6や、操作盤7が設けられていて、ステップ8には前進用ペダル9f,後進用ペダル9r,ブレーキペダル10等が設けられている。
前記運転席4,ハンドルポスト5,ステップ8等を支持する車体フレーム12は、後側のエンジン13と、該エンジン13の前側部に一体連結されている伝動ケース14と、伝動ケース14から前側に延出するように一体連結している前側フレーム部15と、エンジン13から後側に延出するように一体連結されている後側フレーム部16を、それぞれ連結して構成されている。すなわち、左右一対の前側フレーム部15,15の後側部を伝動ケース14の左右両側面に連結すると共に、伝動ケース14の後側部にスペーサを介してエンジン13を直接装着することにより、これら4部材を剛体連結して車体フレーム12を構成している。
左右前側フレーム部15,15に前車軸17を軸架し、前車軸17の左右両側に左右油圧モータMf,Mfを介して左右前輪18,18を設けている。
左右後側フレーム部16,16は左右前側フレーム部15,15よりもやや上下方向幅狭に構成されていて、側面視において後半部が前半部よりも高くなるように屈折構成され、左右後側フレーム部16,16には上下方向のピボット軸19を介して左右後車軸20,20を操向揺動自在に装着している。この左右後車軸20,20の左右両側に左右油圧モータMr,Mrを介して左右後輪21,21を配設している。
なお、左右前輪18,18及び左右後輪21,21をそれぞれ駆動する左右油圧モータMf,Mf、Mr,Mrに油圧を給排する油圧ポンプユニットPは後述するようにエンジン13の後方に設けられている。
前記伝動ケース14には、図4に示すようにエンジン動力がクランク軸22の前側部を経てその後側部に入力され、左右中央の第1伝動出力軸23及び左右一側寄りの第2伝動出力軸24に伝達される。このうち第1伝動出力軸23からブロワ2に動力伝達し、第2伝動出力軸24からモア1に動力を伝達している。
前記モア1とブロワ2を収容するブロワケース2aとは、刈り取られた芝草を搬送する搬送シュート25の前側部により連通され、搬送シュート25の後側端部をコレクタ3の前側開口部に臨ませている。
車体フレーム12上の運転席4とコレクタ3の間で左右両側には左右ガード支柱26,26を立設している。図7に示すように、左右ガード支柱26,26にはコレクタ3昇降用の昇降リンク機構27の前端をピン連結し、昇降リンク機構27の後側上部に左右方向の軸回りにフレーム枠部材28の上端基部を軸支連結している。フレーム枠体部材28の下側先端部には、コレクタ3の後側下部を左右方向に貫通する支点支持軸29によりダンプ回動可能に軸支し、昇降リンク機構27とフレーム枠体部材28との間を伸縮自在のダンプシリンダ機構31により連結している。
左右ガード支柱26,26の下側部と後上り傾斜状の昇降リンク機構27の下端を昇降シリンダ30でピン連結し、昇降リンク機構27の上端をダンプシリンダ機構31の前側下部にピン連結し、昇降シリンダ30の伸びで昇降リンク機構27の上昇作動によりコレクタ3を上昇移動させ、昇降シリンダ30の縮み作動によりコレクタ3を下降移動させる。また、ダンプシリンダ機構31の伸び作動によりコレクタ3をダンプ作動し、コレクタドア3aを自重により開放回動し芝草を後方に排出し、縮み作動によりダンプ戻り作動をさせる構成である。
また、左ガード支柱26の上下中間位置に図9と図10に示すプレフィルタ75を取り付けている。プレフィルタ75を載せるフィルタ筒78を設けた取付ブラケット77を左ガード支柱26の側面にボルト80,80で取り付けている。
この取付ブラケット77には上下二段にプレフィルタ75の外側側面を非接触で半円状に囲む囲み杆76a,76bを溶接している。囲み杆76a,76bの先端は覆い板76cで一体に包んで人体が接触しても傷つけないようにしている。なお、覆い板76cの角部を面取りして作業車の服が引っ掛からないようにする。
なお、半円状の囲み杆76a,76bは外側に障害物が当たっても撓んで破損し難いが、上下三段或いは四段にしても良く、プレフィルタ75の周囲を円環状に囲むようにしても良い。
また、プレフィルタ75の取付は、右ガード支柱26でも良く、取付高さも塵挨が少なく運転席4に座った業者の操縦操作に邪魔にならない位置が良い。
フィルタ筒78の上にはプレフィルタ75を着脱可能に取り付け、下にはエンジン13へのフィルタ74に通じるエアーホース79を連結している。
図6に示すように、前記油圧ポンプユニットPには、エンジン13のクランク軸22後端からの動力が出力プーリ33,伝動ベルト34,入力プーリ35及びポンプ入力軸36を経て伝達される。油圧ポンプユニットPは動力の伝達を受けて内蔵しているメインピストンポンプやチャージポンプ(いずれも図示省略)を駆動し、所定の油圧を供給する構成である。この油圧は、前記各左右油圧モータMf,Mf,Mr,Mrに供給され、それぞれ左右前輪18,18、左右後輪21,21を駆動する公知の構成である。
前記車体フレーム12の構成要素のうちの左右後側フレーム部16,16の後側部を左右方向に沿い且つ縦方向の第1プレート40で連結し、該第1プレート40を油圧ポンプユニットPの前側面にボルト締結すると共に、エンジン13の後方に空間部を介して対峙するように配設している。
この第1プレート40上部のエンジン13の取り付け側には、前記ポンプ入力軸36を支架し、ポンプ入力軸36の前端に入力プーリ35を取り付け、ポンプ入力軸36の後側部には前記油圧ポンプユニットPの回転入力部を着脱自在に取り付けている。
なお、エンジン13のクランク軸22の出力プーリ33と入力プーリ35との間には上下方向に沿うように伝動ベルト34を掛け渡し、出力プーリ33の回転を、入力プーリ35を経て油圧ポンプユニットPのポンプ部に伝達している。
前記第1プレート40の前側に入力プーリ35やポンプ入力軸36を配設し、後側に油圧ポンプユニットP本体を装着する構成であり、更に、クランク軸22の出力プーリ33と入力プーリ35とを平面視で上下に重ねて配置することにより、エンジン13の後方に配設する油圧ポンプユニットPの装着構成を簡素化しコンパクト化し、機体全長を短くしている。
また、前記クランク軸22の出力プーリ33には1本のベルト掛け用のプーリ部37を備え、エンジン13の後側面に装着している発電機38を駆動するようにしている。
前記第1プレート40のポンプ入力軸36の軸支部から下方に延出している下側部に前記ピボット軸19の支持部材の前端部を支架することにより、ピボット軸19のエンジン13側への接近配設を容易にしてコンパクト化を図っている。
なお、ピボット軸19の支持部材の後端部を左右方向且つ縦方向の第2プレート41で連結し、第1プレート40と第2プレート41の上側部間を補強プレート39で連結補強している。ピボット軸19の支持部材は前後方向の軸回りに揺動自在に支架し、ピボット軸19には左右後輪21,21を支持する後車軸20を揺動自在に支持させている。
図5に示すように、油圧ポンプユニットPの上面部には上下方向軸心のトラニオン軸42を備え、このトラニオン軸42の正逆回転及びその回動量に基づいて吐出油量及び吐出ポートを選択し、油圧モータMr,Mrへの流量や方向などを制御し、走行速度及び前後進を選択できるようにしている。
トラニオン軸42の上端にはトラニオンアーム43を備え、油圧ポンプユニットPの一側(図例では左側)に偏位した位置に設けている中立復帰機構Nを経由してステップ8上に配設している前・後進ペダル9f,9rに連携している。
詳述すると、トラニオンアーム43と中立復帰機構Nの三角プレート44の前側頂部のピンとを連動ロッド45でピン連結している。三角プレート44は後側底辺中間部の縦軸心の支点軸46回りに回動可能に設けられ、この支点軸46にはトルクスプリング47を巻き掛けベースプレート48に適宜支架し、前後方向に沿ったトルクスプリング47の前側端部で三角プレート44の頂部のピンを挾み状に係合するように構成し、これらの三角プレート44の支持及び連動構成,トルクスプリング47などをもって中立復帰機構Nが構成されている。
連動ロッド45のピン連結点が支点軸46回りの左右回動により左右に移動すると、トルクスプリング47のバネ力が蓄積され、その後に左右回動状態が開放されると、トルクスプリング47の変位状態を復帰するようにして(予め中立復帰位置に調整しておく)トラニオンアーム43は中立位置に戻される。
三角プレート44の後側底辺部左右両端側に、それぞれ連動ワイヤ49f,49rを連結し、これら連動ワイヤ49f,49rの他端を前記ステップ8上に配設した前進ペダル9fと後進ペダル9rに連結している。
前進ペダル9fを踏み込むと、三角プレート44は支点軸46回りに半時計方向に回動し、連動ロッド45を引いてトラニオンアーム43を半時計方向に回動し、トラニオン軸42を正回転側に回動させる。前進ペダル9fの踏み込みを開放すると、中立復帰機構Nのトルクスプリング47の作用で、三角プレート44は中立に復帰し、トラニオンアーム43,トラニオン軸42も中立に復帰する。また、後進ペダル9rの踏み込み操作によって、三角プレート44は時計方向に回動し、トラニオンアーム43,トラニオン軸42も同様に時計方向に回動する。
前記トラニオン軸42への連繋機構や中立復帰機構Nを油圧ポンプユニットPの上面部及びその近傍に配置することにより、機体の上側からメンテナンス作業を容易にすることができる。
なお、中立位置調整は、連動ロッド45の作用長さや連動ワイヤ49f,49rのアウタワイヤの保持位置調整で行なう。また、速度規制調整は、図5に示すようにベースプレート48に支持している2本の左右調整ボルト50,50の正逆回転により、三角プレート44の回動角度を調整し行なうことができる。
図5,図6に示すように、エンジン13と油圧ポンプユニットPの上面及び上部左右側面,後側面を覆うフード51を配設している。フード51は、例えば前側上部を支点に後側が上方に開放回動し、且つ開放状態で保持できる構成であり、下方の閉鎖状態に復帰回動させると適宜に設けたストッパ(図示省略)の作用で所定位置に係止される構成としている。
フード51を開放回動するときには、図7に示すようにコレクタ3を上昇させておき、フード51の後側の取手51aを持ち上げ、前側支点に所望に上方へ開放回動することができる。
なお、フード51と機体フレーム12との間にダンパー(図示省略)を設け、フード51の開放姿勢を維持できるように構成している。この開放状態では、オペレータは機体の後方に回ってエンジン13の後側から油圧ポンプユニットP周辺の補正調整やメンテナンスを行なうことができる。
閉鎖状態のフード51の上面に相当する位置には図6,図7に示すように、平面視U字状の中間フレーム52を設けフード51の補強をしている。該中間フレーム52は、エンジン13の保護を図るほか、エンジン13回りの補器類や走行系油路の保護をするものである。
図5、図6油圧ポンプユニットPの後側にはギヤポンプ室55を配設し、ギヤポンプ室55には油圧ポンプユニットPのポンプ入力軸36からの回転動力を受けて駆動される前後方向に沿ったポンプ軸56を設け、ポンプ軸56の前後両側に小径のギヤポンプ55a,55bを設けている。一方のギヤポンプ55aはたとえば前記モア1への伝動経路に介在する油圧PTOクラッチ24a(図4に示す),ブロワ2への伝動経路に介在する油圧ブロワクラッチ23a(図4に示す)等に油圧を給排する。
また、他方のギヤポンプ55bは、ステアリング油圧シリンダ機構57,モア昇降用の油圧シリンダ機構58,コレクタ昇降用の昇降シリンダ30,ダンプシリンダ機構31へ圧油の給排をする。
なお、油圧ポンプユニットP内の油路とギヤポンプ室55内のギヤポンプ55a,55bの油路とは遮断されていて互いに作動油の流通はせず、それぞれ異なる粘度の作動油を用いるようにしている。
前記油圧ポンプユニットPの左右一側で前記中立復帰機構Nと反対側には、図5に示すようにエンジン13のマフラー59の排気管59aを後下がり傾斜状に配設している。
また、図5,図6に示すように、前記フード51の後側上面を後下がりの傾斜面51bに構成し、後側左右両側面を後側ほど左右幅を狭くした傾斜面51cに構成している。
そして、図7に示すように、昇降リンク機構27によりコレクタ3を上方へ高く上昇させた状態では、昇降リンク機構27の後上り傾斜状のリンクの下方にフード51の傾斜面51b,傾斜面51cを接近させながらフード51の上方回動角を大きく開放回動できるようにしている。従って、フード51を上方へ大きく開放回動し、フード51の後側部の上下方向空間及び左右両側の空間を広くし、オペレータがエンジン13や油圧ポンプユニットPに容易に接近しメンテナンス作業を容易にすることができる。
左右後輪21,21と駆動用の左右油圧モータMr,Mrは、図2に示すように操向回動用の左右キングピン60,60等の操向支持部材を介して後車軸20の左右操向自在に設けられている。これら左右油圧モータMr,Mrの操向支持部材を左右両側に連結する左右タイロッド61,61の左右内側に前記ステアリング油圧シリンダ機構57を介在させ、ステアリングシリンダ機構57の左右伸縮ロッドを左右後輪21,21の左右タイロッド61,61にピン連結し、ステアリングハンドル6の左右旋回操作に基づきステアリングシリンダ機構57を左右スライド連動し、左右後輪21,21を操舵できるようにしている。
図2に示すように、前記モア1のモアデッキ1a内には、2枚のブレードを縦軸回りに回転自在に支持し、左側の縦軸に前記伝動ケース14から第2伝動出力軸24を経て刈取動力が伝達され、併せて該刈取動力を他側の縦軸に分岐伝達している。
モアデッキ1aには、図1,図2に示すように前記左右前側フレーム部15,15に昇降自在に取り付けた昇降リンク65,65の前側部を連結して上下回動可能に構成し、モアデッキ1aが接地作業姿勢と非接地姿勢とに変更できる構成としている。
なお、昇降リンク65,65の作用アーム部65aと機体フレーム部との間に前記モア昇降用油圧シリンダ機構58を設け、モア昇降用油圧シリンダ機構58の伸縮作動によってモアデッキ1aを昇降するようにしている。
左右前側フレーム部15,15には前側湾曲フレーム部と垂直フレーム部とを一体的に剛体化した左右V字状フレーム部66,66を取り付け(図1に示す)、この左右V字状フレーム部66,66間を左右方向の水平フレーム部67で連結して支柱ベース68,68を構成し、左右ガード支柱26,26の基部を強固に支持している。
なお、前記フード51の左右方向に沿った開閉支軸(図示省略)は、前記水平フレーム部67または該水平フレーム部67から延出したブラケットを介して支持され、コレクタ3が上昇姿勢にあることを条件に、フード51の後側部を大きく上方に開放回動できる構成としている。
前記左右後側フレーム部16,16の後側端部は、図5、図6に示すように、これらの左右間隔部よりも左右に長い横フレーム部70により連結され剛体化されている。この横フレーム部70にはフード51の後側下端部を受け止めできる構成であり、コレクタ3の下降荷重を受ける構成としている。
1 モア
2 ブロワ
3 コレクタ
4 運転席
12 車体フレーム
13 エンジン
26 ガード支柱
75 プレフィルタ
76a,76b 弾性囲み杆
76c 覆い板
2 ブロワ
3 コレクタ
4 運転席
12 車体フレーム
13 エンジン
26 ガード支柱
75 プレフィルタ
76a,76b 弾性囲み杆
76c 覆い板
Claims (3)
- 車体フレーム(12)の後部にエンジン(13)を搭載し、前記車体フレーム(12)の前部に装備したモアー(1)で刈り取る芝生をブロワ(2)で吸引して運転席(4)後部のコレクタ(3)に送り集積する乗用芝刈機において、
前記運転席(4)と前記コレクタ(3)の間に立設するガード支柱(26)に前記エンジン(13)の吸気フィルタ(74)への吸気を一次浄化するプレフィルタ(75)を設けたことを特徴とする乗用芝刈機。 - 前記プレフィルタ(75)の外側を非接触状態で円弧上に囲む複数の囲み杆(76a),(76b)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の乗用芝刈機。
- 前記複数の囲み杆(76a),(76b)を前記プレフィルタ(75)の外側を略半周覆う形状でその先端を覆い板(76c)で包んで構成したことを特徴とする請求項2に記載の乗用芝刈機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016212202A JP2018068210A (ja) | 2016-10-28 | 2016-10-28 | 乗用芝刈機 |
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JP2016212202A JP2018068210A (ja) | 2016-10-28 | 2016-10-28 | 乗用芝刈機 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3900968A1 (en) * | 2020-04-21 | 2021-10-27 | Iseki & Co., Ltd. | Work vehicle |
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2016
- 2016-10-28 JP JP2016212202A patent/JP2018068210A/ja active Pending
Cited By (1)
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EP3900968A1 (en) * | 2020-04-21 | 2021-10-27 | Iseki & Co., Ltd. | Work vehicle |
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