JP2018068188A - 自走式防除機 - Google Patents

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建卓 常
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Abstract

【課題】作業者が走行車体に搭乗する際に防除ブームを上昇させる乗降用のブーム操作スイッチを安全に操作し易くした自走式防除機を提供する。
【解決手段】前輪6と後輪7で走行する走行車体2の前部に作業者が搭乗するキャビン20を設けて後部に薬剤タンク30を搭載し、キャビン20の前部に設ける防除ブーム40をセンターブーム40aとその左右に内外回動と起伏可能に設けるサイドブーム40b,40bで構成し、サイドブーム40b,40bを左右に伸ばした防除作業姿勢とキャビン20の左右側部に後上がり姿勢で沿わせた収納姿勢に切換え可能にした自走式防除機において、キャビン20の側部に内側回動するサイドブーム40b,40bを受けるブーム側部ガード50を設け、ブーム側部ガード50の下側にサイドブーム40b,40bを昇降操作するブーム操作スイッチボックス65を収納した昇降スイッチ取付枠を取り付けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、圃場で作物に農薬等の薬剤を散布する自走式防除機に関する。
自走式防除機は、下記の特許文献1に記載の如く、多数の噴霧ノズルを配設した防除ブームを走行車体の左右側部へ延ばした状態で圃場内を走行して噴霧作業を行い、路上走行時には左右の防除ブームを走行車体の前後方向に沿わせて折り畳んで支持するようにしている。
特開2014−213294号公報
走行車体の左右中央に設ける操縦席に作業者が搭乗する際は、操縦席側部に設ける乗降用スイッチを走行車体の側部に立った作業者が防除ブームの外側から手を伸ばして操作して防除ブームを上昇させて搭乗できるようにするが、乗降用スイッチに伸ばした作業者の手が上昇する防除ブームに挟まれないように気を付けなければならないという課題がある。
本発明の目的は、従来の自走式防除機の上記課題に鑑みて、作業者が走行車体に搭乗する際に防除ブームを上昇させる乗降用のブーム操作スイッチを安全に操作し易くした自走式防除機を提供することである。
上記従来の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、前輪6と後輪7で走行する走行車体2の前部に作業者が搭乗するキャビン20を設けて後部に薬剤タンク30を搭載し、キャビン20の前部に設ける防除ブーム40をセンターブーム40aとその左右に内外回動と起伏可能に設けるサイドブーム40b,40bで構成し、サイドブーム40b,40bを左右に伸ばした防除作業姿勢とキャビン20の左右側部に後上がり姿勢で沿わせた収納姿勢に切換え可能にした自走式防除機において、キャビン20の側部に内側回動するサイドブーム40b,40bを受けるブーム側部ガード50を設け、該ブーム側部ガード50の下部にサイドブーム40b,40bを昇降操作するブーム操作スイッチボックス65を収納した昇降スイッチ取付枠67を取り付けたことを特徴とする自走式防除機とする。
請求項2に記載の発明は、ブーム側部ガード50の下枠50bに取付ボルト85,86で適宜離して中間取付プレート82を取り付け、該中間取付プレート82に昇降スイッチ取付枠67を取り付けたこと取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の自走式防除機とする。
請求項3に記載の発明は、昇降スイッチ取付枠67の外側面67Laをブーム側部ガード50の外側面50aよりも走行車体2の内側にしたことを特徴とする請求項2に記載の自走式防除機とする。
請求項4に記載の発明は、昇降スイッチ取付枠67の外側面67Laをサイドブーム40bの内側回動限界より走行車体2の内側にしたことを特徴とする請求項3に記載の自走式防除機とする。
請求項1に記載の発明で、作業者がキャビン20内に乗り込むには、走行車体2の側部に立って昇降スイッチ65aを操作してサイドブーム40b,40bを上昇させるが、後方へ上り傾斜したサイドブーム40b,40bの下側から操作スイッチボックス65を操作することになり、サイドブーム40b,40bが作業者から離れるように上昇するので、安全である。
請求項2に記載の発明で、請求項1の効果に加えて、サイドブーム40bが撓んでブーム側部ガード50の下方から跳ね上がるようなことがあっても、中間取付プレート82に当たるので、ブーム側部ガード50の下枠50bを破損することが無く、中間取付プレート82の交換で安価に修理出来る。
請求項3に記載の発明で、請求項2の効果に加えて、サイドブーム40bが撓んでその先端がブーム側部ガード50の外側面50aより内側に入り込むことがあっても昇降スイッチ取付枠67の外側面67Laに当たることが無い。
請求項4に記載の発明で、請求項3の効果に加えて、サイドブーム40bの先端が昇降スイッチ取付枠67の外側面67Laに当たることを確実に防ぐ。
自走式防除機の右側面図である。 自走式防除機を右前方より見た斜視図である。 自走式防除機を左後方より見た斜視図である。 キャビンを断面にした自走式防除機の平面図である。 防除作業中の自走式防除機を上空より見た平面図である。 キャビンの右上部斜視図である。 ブーム操作スイッチボックスの正面図である。 操作スイッチボックス取付部の背面図である。 昇降スイッチ取付枠の左側面図である。 第一別実施例の操作スイッチボックス取付部の背面図である。 第二別実施例の操作スイッチボックス取付部の背面図である。 第三別実施例の操作スイッチボックス取付部の右側面図である。 薬剤タンクの取付状態を右後方より見た斜視図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態に係る自走式防除機1は、作業者等のオペレータが走行車体2に搭乗して運転操作をしながら薬剤を圃場に散布する作業車両である。自走式防除機1は、図1〜図3に示すように、走行車体2と、キャビン20と薬剤タンク30と該薬剤タンク30から供給される薬剤を圃場に散布するための防除ブーム40等から構成されている。
なお、本実施形態において、自走式防除機1の進行方向は、走行車体2の前後方向に沿った方向であり、自走式防除機1の直進時に運転座席4(図4参照)から前面ガラスGFに向かう方向である。また、走行車体2の車幅方向あるいは左右方向は、上記進行方向に対して水平に直交する方向である。また、走行車体2の上下方向は、上記進行方向に対して鉛直に直交する方向である。
走行車体2は、メインフレーム3と運転座席4とステアリングハンドル5と、前輪6と後輪7とを含む構成である。メインフレーム3は、走行車体2の前後に延長して形成されている。運転座席4は、オペレータが自走式防除機1の運転操作をする際に着座するための座席である。運転座席4の周囲の適切な位置には、防除ブーム40の開閉や薬剤の散布等の動作を制御するための操作部90が配置されている。
運転座席4の前に立設するステアリングハンドル5は、オペレータによる回動操作によって、少なくとも左右の前輪6,6を操舵することで、自走式防除機1の進行方向を変更する。すなわち、前輪6,6は、少なくともステアリングハンドル5の回動操作により操舵される操舵輪である。
前輪6と後輪7は、ボンネットBN内のエンジンの動力がトランスミッションケース内(図示せず)で適宜変速され、変速された動力が伝達されて回転駆動する。
キャビン20は、運転座席4およびその周辺の機器類、ステアリングハンドル等を囲むことで乗員室を形成するものである。キャビン20は、薬剤タンク30と防除ブーム40との間に配置されている。キャビン20は、キャビンフレーム21(第1前部フレーム21a、第4フレーム21b、上部フレーム21cなど)、キャビンルーフ22、左右の開閉扉25L、25Rなどから構成されている。
キャビンフレーム21は、キャビン20前部の車幅方向の左右両側に配置されてメインフレーム3上に立設する左右の第1前部フレーム21a、21aと、左右の第1前部フレーム21a、21aの後方に配置される左右の第2フレーム21d、21dと、左右の第2フレーム21d、21dの後方に配置される左右の第3フレーム21e、21eから構成されている。さらに、左右の第3フレーム21e、21eの後方には、メインフレーム3に立設しない左右の第4フレーム21b、21bが構成され、前記左右の第1前部フレーム21a、21aと、左右の第2フレーム21d、21dと、左右の第3フレーム21e、21eと、左右の第4フレーム21b、21bの上部を連結する上部フレーム21cから構成されている。
左右の第4フレーム21b、21bの下端部と左右の第3フレーム21e、21eの中間部には、左右の第5フレーム21f、21fで連結されている。前記左右の第1前部フレーム21a、21aの中間部は、前部連結フレーム21gで連結されている。前記左右の第4フレーム21b、21bの下端部より少し上側は、後部連結フレーム21hで連結されている。
前部連結フレーム21gと上部フレーム21cの間には、前面ガラスGFが取り付けられ、前部連結フレーム21gの下には下部前面ガラスGFuが取り付けられている。また、後部連結フレーム21hと上部フレーム21cとの間には、リヤガラス57が設けられており、リヤガラス57は、上側を支点にして外側に向かって開閉可能に構成している。
また、左の第1前部フレーム21aと左の第2フレーム21dの間には、左の第1ガラスLG1が取り付けられ、左の第3フレーム21eと左の第4フレーム21bの間には、左の第2ガラスLG2が取り付けられ、右の第1前部フレーム21aと右の第2フレーム21dの間には、右の第1ガラスRG1が取り付けられ、右の第3フレーム21eと右の第4フレーム21bの間には、空調用の冷媒を冷却して液化するコンデンサ (図示省略)が取り付けられる構成としている。
なお、前面ガラスGFの下部左右或いは片側に水の噴射ノズルとワイパーを設け、適宜に前面を拭き払えるようにすると良い。左右に設ける噴射ノズルとワイパーは、同時に使用したり交互に使用したり必要な側のみを使用したり出来るようにすると良い。
図2に示す如く、前記キャビン20の前部上部には、左右の作業灯WR1、WR2を設けている。また、前記ボンネットBNの前部には、左右の前照灯BFL、BFRを設けている。前記左右の作業灯WR1、WR2は、左右の前照灯BFL、BFRと連動させる構成とする。即ち、左右の作業灯WR1、WR2を点灯すると、左右の前照灯BFL、BFRは消灯する回路とする。これにより、同時点灯しないので、充放電性能を確保できバッテリー上がりを防止できる。
薬剤タンク30は、ブーム40から散布される薬剤溶液を収容する容器である。薬剤タンク30は、図1に示すように、キャビン20の後側に配置されている。薬剤タンク30は、平面視で図4に示すように、運転座席4の左右両側および後側を囲むようにコの字状に形成されて、メインフレーム3上に着脱可能に搭載されている。薬剤溶液は、肥料、農薬等を溶媒(例えば、水)に溶解させた液体、および、肥料、農薬等の固形分を含む液体(例えば、水)等の液状物である。
図5に示すように、防除ブーム40は、自走式防除機1の前側の左右に幅広く薬剤を散布するものである。ブーム40は、走行車体2の前側に設けられている。ブーム40は、センターブーム40aと両側方のサイドブーム40b,40bから構成されている。
センターブーム40aは、自走式防除機1の前側に配置され、走行車体2の車幅方向に水平に延在されている。また、センターブーム40aには、薬剤を霧状に噴射するノズル41aが間隔をおいて複数配設されている。
サイドブーム40bは、走行車体2の車幅方向に延びる散布姿勢と、走行車体2の左右両側に沿う収納姿勢とに切り替え回動可能に、センターブーム40aの左右両側に取り付けられている。また、サイドブーム40bは、収納姿勢時に、側面視で後上方へ傾斜した姿勢で走行車体2の後側の左右両側に配置されたブーム受け80(図1)で支持される。サイドブーム40bには、薬剤を霧状に散布するノズル41bが間隔をおいて複数配設されている。
図2に示すように、空調装置で冷却風を生成するエアコン本体100は、キャビン20の天井部に配置されており、キャビン20の上部を覆うキャビンルーフ22で覆われている。これにより、エアコン本体100を防除時の飛散してくる薬液から保護できる。また、空調装置の外気導入部110は、図1に示すように、キャビンルーフ22の後部左右中央に下方に向けて設ける構成とする。これにより、防除ブーム40から遠ざかった薬液飛散の少ない後部より外気を導入可能となる。
前記左側の前方突出アーム27Lには、左支持プレート36Lを介して機体後方を監視できる左サイドバックミラー35Lが取り付けられている。
図6に示す如く、キャビン20のキャビンフレーム21を構成する後部の左右第4フレーム21bには、側方へ張り出すブーム側部ガード50を設けている。このブーム側部ガード50は回動可能に構成されており、作業時には側部ガード50の外側面が側方を向くようにして固定可能に構成している。このブーム側部ガード50の外側面にゴム板等の緩衝材51をボルト51aで張り付けて、サイドブーム40bを昇降したり開閉したりする際に撓んだりオーバーランしたサイドブーム40bを受けてキャビンフレーム21に直接当たらないようにしている。ボルト51aは頭部が緩衝材51より突出しないようにする。
ブーム側部ガード50の下枠50bに対して、昇降スイッチ取付枠67を直接ボルトナット50cで取り付けている。昇降スイッチ取付枠67の下向きに開いた左右枠67L,67Rに対して、ブーム操作スイッチボックス65を挟んでボルト92,93で取り付けている。
次に、図8の取付構成について説明する。
ブーム側部ガード50の下枠50bには中間取付プレート82を二本の取付ボルト85,86とカラー87,88で下に離して取り付け、この中間取付プレート82に昇降スイッチ取付枠67を一方の取付ボルト86と個別のボルト91で取り付けている。昇降スイッチ取付枠67は、下向きに開いた左右枠67L,67Rでブーム操作スイッチボックス65を挟んでボルト92,93で取り付けている。
昇降スイッチ取付枠67の外側面67Laは、ブーム側部ガード50の外側面50aよりも走行車体2の内側に位置させることで、サイドブーム40bがブーム側部ガード50の外側面50aより内側に入り込んで上昇することがあっても昇降スイッチ取付枠67に当たらないようにしている。しかし、その際にはサイドブーム40bが中間取付プレート82に当たってもブーム側部ガード50が破損することなく、中間取付プレート82や取付ボルト85,86を交換すれば良い。
昇降スイッチ取付枠67の左右枠67L,67Rにはボルト92,93を通す長穴67Lbを形成し、ブーム操作スイッチボックス65の取付高さを調整可能にしている。また、左枠67Lには覗き窓67Lcを設けて、ブーム操作スイッチボックス65の昇降スイッチ65aと開閉スイッチ65bを機体側方から見られるようにしている。
図10に示す取付構成の実施例では、取付ボルト85,86を全ネジにしカラー87,88を用いないで、固定ナット88,89で中間取付プレート82を固定することで、ブーム側部ガード50の下枠50bと中間取付プレート82の間隔を変更可能にして、ブーム操作スイッチボックス65の高さを調整出来るようにしている。
また、図11に示す取付構成の実施例では、中間取付プレート82を一個の取付ボルト86とカラー88で下枠50bに取り付けることで、ブーム操作スイッチボックス65の操作面を前方から側方を通って後方まで向けることが出来るようにしている。
操作スイッチボックス65への配線はブーム側部ガード50に沿わせて配策し、昇降スイッチ取付枠67のブーム操作スイッチボックス65前面側には、透明なスイッチカバー吊り下げて、作業者の衣服や帽子などが昇降スイッチ65aや開閉スイッチ65bに触らないようにする。
操作スイッチボックス65は、図7に示す如く、そのスイッチ操作面65fに昇降スイッチ65aと開閉スイッチ65bを左右に並べて設け、昇降スイッチ65aを上下に傾けるとサイドブーム40bが上下に動くが、収納位置では上昇だけで、開閉スイッチ65bを左右に傾けると左右に回動するが、収納位置ではキャビン20から離れる方向だけに回動する。
昇降スイッチ取付枠67は、通常、作業者の頭よりも高い位置で操作スイッチボックス65のスイッチ操作面65fが後方に向うように固定し、収納位置のサイドブーム40bより僅かに下側で、搭乗ステップ66Lから作業者がキャビン20に乗り込む際に左側のサイドブーム40bを上昇させて邪魔にならないようにするため、作業者が差し伸べる腕にサイドブーム40bが当たる危険性が無い。
なお、昇降スイッチ65aと開閉スイッチ65bを一個の十字ジョイスチックスイッチで昇降と開閉を行えるようにしても良い。
図12に示す取付構成の実施例は、ブーム側部ガード50の下枠50bに昇降スイッチ取付枠67を直接取り付けている。昇降スイッチ取付枠67の側面を前方に膨らませると共に昇降スイッチ65aと開閉スイッチ65bの先端が昇降スイッチ取付枠67の後端部より張り出さないようにして、ブーム操作スイッチボックス65が後下方に傾いても作業者の服に引っ掛らないようにし、後部に覗き窓67aを設けている。なお、昇降スイッチ取付枠67を透明な樹脂で形成しても良い。
また、キャビン20の左右にそれぞれブーム操作スイッチボックス65を設けると、左右どちらからでもキャビン20への乗り込みが容易になる。通常はキャビン20の乗り降りを左側から行うので、キャビン20の左側にブーム操作スイッチボックス65を設けるが、市場の要望により、キャビン20の右側にブーム操作スイッチボックス65を設けても良い。
なお、操作スイッチボックス65は、作業者が手持ちで操作するリモコン操作具で制御するようにしても良い。
ブーム側部ガード50の上面には、夜間作業用のウインカーランプ52を取り付けている。ブーム側部ガード50の下側に取手を設けて、乗降時に使用出来るようにすると良い。
また、ブーム側部ガード50に下後方を映すカメラを取り付けてキャビン20内のモニタで後輪7の状態を監視できるようにするも良い。
図13には、薬剤タンク30の走行車体2への積み込み作業を示し、薬剤タンク30の底部前左右にトルクスプリング98で起立付勢する丸パイプの前支脚94,95を設け、底部後左右中央に起伏する丸パイプの後支脚96を設け、前支脚94,95には前後に移動する固定車輪97を、後支脚96には進行方向が自在なフリー車輪102を設けている。前支脚94,95と後支脚96の回動支軸は、薬剤タンク30の底面より内側として、薬剤タンク30の前側には突起物を設けず、後壁左右にはフック式の取手99を設けて、ジェットポンプのホースを掛けられるようにする。
また、走行車体2側のタンク乗せ台104には、前記前支脚94,95と後支脚96が嵌合するガイド溝101,102,103を設け、薬剤タンク30下部の凸部を前記ガイド溝101,102,103に合わせて、薬剤タンク30を後方からタンク乗せ台104に押し込むと、まず左右の前支脚94,95がガイド溝101,103に嵌りながら後に折れ曲がり、次に後支脚96を作業者が手で前に折り曲げてガイド溝102に嵌めて薬剤タンク30をタンク乗せ台104にスライドして載せると横ズレすることなく正規位置に収まる。その後タンク乗せ台104に薬剤タンクを固定する(ボルト等)。薬剤タンク30を降ろす場合には、薬剤タンク30とタンク乗せ台104の固定を解き、左右の取手99を持って後方へ約半分引き出して後支脚96を作業者が手で後方へ回動して起立させ、さらに後方へ引くと左右の前支脚94,95がトルクスプリング98の作用で前に回動起立して支持するので、作業者一人で薬剤タンク30を走行車体2から分離することが出来る。
前支脚94,95と後支脚96を伸縮可能なスプリングピンで固定して支持高さを調整出来るようにすると良い。
なお、タンク乗せ台104に固定車輪97とフリー車輪102の受穴を設けて、薬剤タンク30の固定に利用できるようにすると良い。
2 走行車体
6 前輪
7 後輪
20 キャビン
30 薬剤タンク
40 防除ブーム
40a センターブーム
40b サイドブーム
50 ブーム側部ガード
50a 外側面
65 操作スイッチボックス
67 昇降スイッチ取付枠
67La 外側面
82 中間取付プレート
85,86 取付ボルト

Claims (4)

  1. 前輪(6)と後輪(7)で走行する走行車体(2)の前部に作業者が搭乗するキャビン(20)を設けて後部に薬剤タンク(30)を搭載し、前記キャビン(20)の前部に設ける防除ブーム(40)をセンターブーム(40a)とその左右に内外回動と起伏可能に設けるサイドブーム(40b,40b)で構成し、前記サイドブーム(40b,40b)を左右に伸ばした防除作業姿勢と前記キャビン(20)の左右側部に後上がり姿勢で沿わせた収納姿勢に切換え可能にした自走式防除機において、
    前記キャビン(20)の側部に内側回動する前記サイドブーム(40b,40b)を受けるブーム側部ガード(50)を設け、該ブーム側部ガード(50)の下側に前記サイドブーム(40b,40b)を昇降操作するブーム操作スイッチボックス(65)を収納した昇降スイッチ取付枠(67)を取り付けたことを特徴とする自走式防除機。
  2. 前記ブーム側部ガード(50)の下枠(50b)に取付ボルト(85,86)で適宜離して中間取付プレート(82)を取り付け、該中間取付プレート(82)に昇降スイッチ取付枠(67)を取り付けたこと取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の自走式防除機。
  3. 前記昇降スイッチ取付枠(67)の外側面(67La)を前記ブーム側部ガード(50)の外側面(50a)よりも前記走行車体(2)の内側にしたことを特徴とする請求項2に記載の自走式防除機。
  4. 前記昇降スイッチ取付枠(67)の外側面(67La)を前記サイドブーム(40b)の内側回動限界より前記走行車体(2)の内側にしたことを特徴とする請求項3に記載の自走式防除機。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112438242A (zh) * 2019-08-29 2021-03-05 井关农机株式会社 自行式植保机械

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