JP2018066151A - 板材の端面取付具、壁構造及び板材の施工方法 - Google Patents
板材の端面取付具、壁構造及び板材の施工方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018066151A JP2018066151A JP2016204393A JP2016204393A JP2018066151A JP 2018066151 A JP2018066151 A JP 2018066151A JP 2016204393 A JP2016204393 A JP 2016204393A JP 2016204393 A JP2016204393 A JP 2016204393A JP 2018066151 A JP2018066151 A JP 2018066151A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end surface
- plate material
- fixture
- plate
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
Description
また、上下の端部に接合部を有しない板材用の取付具には、例えば、特許文献3に記載されるものがある。この取付具は、係合金具及び受け金具の2部材からなり、板材に予め設けられた貫通孔に係合金具を取り付けた後、構造体側に固定された受け金具に対し、係合金具を介して板材を取り付けるようになっている。
前記構造体に固定される端面固定部と、
前記端面固定部から突出し、前記板材の前記端面を支承する第1端面支承部と、
所定の間隔を有して前記第1端面支承部の長手方向に沿って複数設けられ、前記第1端面支承部と同じ方向に延びる第2端面支承部と、
前記第2端面支承部の先端側に設けられ、前記板材の前記端面に形成された複数の溝部に挿入可能に突出する端面係止部と、を備えていることを特徴とする。
前記板材の少なくとも1つは、中間取付具と端面取付具とによって支持される特定板材であり、
前記特定板材は、
前記特定板材の上端部に形成され、前記特定板材の表面から裏面に向かって凹み、水平方向に延在する裏側上下接合部と、
前記特定板材の下端部に形成された下端面と、
前記特定板材の前記下端面に形成された複数の溝部と、を有し、
前記中間取付具は、
前記構造体に固定される中間固定部と、
前記中間固定部から突出し、前記特定板材の前記裏側上下接合部を支持する下中間係止部と、を備え、
前記端面取付具は、
前記構造体に固定される端面固定部と、
前記端面固定部から突出し、前記特定板材の前記下端面を支承する第1端面支承部と、
所定の間隔を有して前記第1端面支承部の長手方向に沿って複数設けられ、前記第1端面支承部と同じ方向に延びる第2端面支承部と、
前記第2端面支承部の先端側に設けられ、前記特定板材の前記下端面に形成された複数の前記溝部に挿入可能に突出する端面係止部と、を備えていることを特徴とする。
前記板材の少なくとも1つは、中間取付具と端面取付具とによって支持される特定板材であり、
前記特定板材は、
前記特定板材の上端部に形成され、前記特定板材の表面から裏面に向かって凹み、水平方向に延在する裏側上下接合部と、
前記特定板材の下端部に形成された下端面と、
前記特定板材の前記下端面に形成された複数の溝部と、を有し、
前記中間取付具は、
前記構造体に固定される中間固定部と、
前記中間固定部から突出し、前記特定板材の前記裏側上下接合部を支持する下中間係止部と、を備え、
前記端面取付具は、
前記構造体に固定される端面固定部と、
前記端面固定部から突出し、前記特定板材の前記下端面を支承する第1端面支承部と、
所定の間隔を有して前記第1端面支承部の長手方向に沿って複数設けられ、前記第1端面支承部と同じ方向に延びる第2端面支承部と、
前記第2端面支承部の先端側に設けられ、前記特定板材の前記下端面に形成された複数の前記溝部に挿入可能に突出する端面係止部と、を備え、
前記端面取付具の前記端面固定部を前記構造体に固定する第1工程と、
前記端面取付具の前記端面係止部を前記特定板材の前記溝部に挿入させて、前記端面取付具の前記第1端面支承部及び前記第2端面支承部が前記特定板材を下から支承する状態とする第2工程と、
前記中間取付具の前記中間固定部を前記構造体に固定する第3工程と、
前記中間取付具の前記下中間係止部によって前記特定板材の前記裏側上下接合部を支持した状態とする第4工程と、を備えていることを特徴とする。
図1は、複数の外壁板2を建物の構造体8に対して取り付けた状態を示している。図7〜図14に示す実施の形態1の端面取付具100は、窓枠回りやベランダの手摺壁部分等において構造体8に対して外壁板2を取り付けるためのものである。
実施の形態1の外壁板2の端面取付具100、壁構造及び外壁板2の施工方法では、「特定板材」の一例である外壁板2(2A)は、その上端部に裏側上下接合部24が形成され、その下端部に、図1、図7、図8及び図12〜図14に示すように、施工現場等で、表側上下接合部23が切断される等して表側上下接合部23が存在せず、平坦な下端面2Pが形成されている。この外壁板2(2A)の下端面2Pには、複数の溝部2Sが形成されている。すなわち、外壁板2(2A)の上端部と下端部とが異なった構成とされている。
図15〜図18に示すように、実施の形態2の端面取付具200では、実施の形態1の端面取付具100の断面形状を一部変更している。実施の形態2のその他の構成は、実施の形態1と同様である。このため、実施の形態1と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略又は簡略する。
図19に示すように、実施の形態3の端面取付具300では、実施の形態2の端面取付具200に係る第1中間部201の屋内外方向の長さを大きくし、第1端面支承部111の屋内外方向の長さを小さくすることによって、端面取付具200に係る第2中間部202を当接部301に変更している。実施の形態3のその他の構成は、実施の形態1、2と同様である。このため、実施の形態1、2と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略又は簡略する。
2…板材(外壁板)
2A…特定板材
8…構造体
2P…板材の下端面(外壁板の下端面)
2S…溝部
115…端面固定部
111…第1端面支承部
112…第2端面支承部
113、213L、213R、313L、313R…端面係止部
2T…溝部の内周面
2F…板材の表面(外壁板の表面)
2B…板材の裏面(外壁板の裏面)
301…当接部
W1…当接部と端面固定部との間の所定の間隔
111H…貫通孔
70…中間取付具
75…中間固定部
73…上中間係止部
74…下中間係止部
21…表側左右接合部
22…裏側左右接合部
23…表側上下接合部
24…裏側上下接合部
Claims (13)
- 建物を構成する構造体に対して板材の端面を支持するための端面取付具であって、
前記構造体に固定される端面固定部と、
前記端面固定部から突出し、前記板材の前記端面を支承する第1端面支承部と、
所定の間隔を有して前記第1端面支承部の長手方向に沿って複数設けられ、前記第1端面支承部と同じ方向に延びる第2端面支承部と、
前記第2端面支承部の先端側に設けられ、前記板材の前記端面に形成された複数の溝部に挿入可能に突出する端面係止部と、を備えていることを特徴とする板材の端面取付具。 - 前記板材の前記溝部は、内周面が円弧状に凹んでおり、
前記端面係止部は、前記溝部の前記内周面に沿うテーパ形状及び円弧形状の少なくとも一方とされている請求項1記載の板材の端面取付具。 - 前記端面固定部との間に所定の間隔を有し、前記端面固定部から突出して前記板材の裏面と当接可能に延在する当接部をさらに備えている請求項1又は2記載の板材の端面取付具。
- 前記第1端面支承部には、貫通孔が設けられている請求項1乃至3のいずれか1項記載の板材の端面取付具。
- 建物を構成する構造体に対して、複数の板材を取り付けた壁構造であって、
前記板材の少なくとも1つは、中間取付具と端面取付具とによって支持される特定板材であり、
前記特定板材は、
前記特定板材の上端部に形成され、前記特定板材の表面から裏面に向かって凹み、水平方向に延在する裏側上下接合部と、
前記特定板材の下端部に形成された下端面と、
前記特定板材の前記下端面に形成された複数の溝部と、を有し、
前記中間取付具は、
前記構造体に固定される中間固定部と、
前記中間固定部から突出し、前記特定板材の前記裏側上下接合部を支持する下中間係止部と、を備え、
前記端面取付具は、
前記構造体に固定される端面固定部と、
前記端面固定部から突出し、前記特定板材の前記下端面を支承する第1端面支承部と、
所定の間隔を有して前記第1端面支承部の長手方向に沿って複数設けられ、前記第1端面支承部と同じ方向に延びる第2端面支承部と、
前記第2端面支承部の先端側に設けられ、前記特定板材の前記下端面に形成された複数の前記溝部に挿入可能に突出する端面係止部と、を備えていることを特徴とする壁構造。 - 前記特定板材以外の前記板材の少なくとも1つである標準板材は、
前記標準板材の下端部に形成され、前記標準板材の裏面から表面に向かって凹み、水平方向に延在する表側上下接合部を有し、
前記中間取付具は、
前記中間固定部から突出し、前記標準板材の前記表側上下接合部を支持する上中間係止部を、をさらに有している請求項5記載の壁構造。 - 前記特定板材及び前記標準板材は、
各前記板材における水平方向の一端部に形成され、各前記板材の前記裏面から前記表面に向かって凹み、垂直方向に延在する表側左右接合部と、
各前記板材における水平方向の他端部に形成され、各前記板材の前記表面から前記裏面に向かって凹み、垂直方向に延在する裏側左右接合部と、を有している請求項6記載の壁構造。 - 前記特定板材の前記溝部は、内周面が円弧状に凹んでいる請求項5乃至7のいずれか1項記載の壁構造。
- 前記端面取付具の前記端面係止部は、前記溝部の前記内周面に沿うテーパ形状及び円弧形状の少なくとも一方とされている請求項8記載の壁構造。
- 前記端面取付具に支持された前記特定板材の前記裏面と、前記端面取付具の前記端面固定部との間には、空間が形成されている請求項5乃至9のいずれか1項記載の壁構造。
- 前記端面取付具の前記第1端面支承部には、貫通孔が設けられている請求項5乃至10のいずれか1項記載の壁構造。
- 建物を構成する構造体に対して、複数の板材を取り付ける板材の施工方法であって、
前記板材の少なくとも1つは、中間取付具と端面取付具とによって支持される特定板材であり、
前記特定板材は、
前記特定板材の上端部に形成され、前記特定板材の表面から裏面に向かって凹み、水平方向に延在する裏側上下接合部と、
前記特定板材の下端部に形成された下端面と、
前記特定板材の前記下端面に形成された複数の溝部と、を有し、
前記中間取付具は、
前記構造体に固定される中間固定部と、
前記中間固定部から突出し、前記特定板材の前記裏側上下接合部を支持する下中間係止部と、を備え、
前記端面取付具は、
前記構造体に固定される端面固定部と、
前記端面固定部から突出し、前記特定板材の前記下端面を支承する第1端面支承部と、
所定の間隔を有して前記第1端面支承部の長手方向に沿って複数設けられ、前記第1端面支承部と同じ方向に延びる第2端面支承部と、
前記第2端面支承部の先端側に設けられ、前記特定板材の前記下端面に形成された複数の前記溝部に挿入可能に突出する端面係止部と、を備え、
前記端面取付具の前記端面固定部を前記構造体に固定する第1工程と、
前記端面取付具の前記端面係止部を前記特定板材の前記溝部に挿入させて、前記端面取付具の前記第1端面支承部及び前記第2端面支承部が前記特定板材を下から支承する状態とする第2工程と、
前記中間取付具の前記中間固定部を前記構造体に固定する第3工程と、
前記中間取付具の前記下中間係止部によって前記特定板材の前記裏側上下接合部を支持した状態とする第4工程と、を備えていることを特徴とする板材の施工方法。 - 前記第2工程の前に、前記特定板材の前記下端面に溝加工によって複数の前記溝部を形成する溝加工工程を実施する請求項12記載の板材の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016204393A JP6814014B2 (ja) | 2016-10-18 | 2016-10-18 | 板材の端面取付具、壁構造及び板材の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016204393A JP6814014B2 (ja) | 2016-10-18 | 2016-10-18 | 板材の端面取付具、壁構造及び板材の施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018066151A true JP2018066151A (ja) | 2018-04-26 |
JP6814014B2 JP6814014B2 (ja) | 2021-01-13 |
Family
ID=62085839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016204393A Active JP6814014B2 (ja) | 2016-10-18 | 2016-10-18 | 板材の端面取付具、壁構造及び板材の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6814014B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020037816A (ja) * | 2018-09-05 | 2020-03-12 | ニチハ株式会社 | 壁構造及び壁の施工方法 |
JP2020117963A (ja) * | 2019-01-25 | 2020-08-06 | ケイミュー株式会社 | 壁板支持具、及び壁構造 |
JP2021042613A (ja) * | 2019-09-12 | 2021-03-18 | ニチハ株式会社 | 建築用ブラケット、建物壁構造、および板材施工方法 |
-
2016
- 2016-10-18 JP JP2016204393A patent/JP6814014B2/ja active Active
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020037816A (ja) * | 2018-09-05 | 2020-03-12 | ニチハ株式会社 | 壁構造及び壁の施工方法 |
JP7224815B2 (ja) | 2018-09-05 | 2023-02-20 | ニチハ株式会社 | 壁構造及び壁の施工方法 |
JP2020117963A (ja) * | 2019-01-25 | 2020-08-06 | ケイミュー株式会社 | 壁板支持具、及び壁構造 |
JP2021042613A (ja) * | 2019-09-12 | 2021-03-18 | ニチハ株式会社 | 建築用ブラケット、建物壁構造、および板材施工方法 |
WO2021049352A1 (ja) * | 2019-09-12 | 2021-03-18 | ニチハ株式会社 | 建築用ブラケット、建物壁構造、および板材施工方法 |
JP7319150B2 (ja) | 2019-09-12 | 2023-08-01 | ニチハ株式会社 | 建築用ブラケット、建物壁構造、および板材施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6814014B2 (ja) | 2021-01-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6283335B2 (ja) | 外装構造 | |
US10851548B2 (en) | Wall structure for building, attachment apparatus, and board material construction method | |
TW201800647A (zh) | 建築物的外部隔熱構造 | |
JP2023024657A (ja) | 建物の壁構造、ブラケット及び板材の施工方法 | |
JP2018066151A (ja) | 板材の端面取付具、壁構造及び板材の施工方法 | |
JP6301587B2 (ja) | 断熱パネルの施工構造 | |
JP6957173B2 (ja) | 取付具、取付具と防水材とのセット、壁構造、及び外装材の施工方法 | |
JP4309746B2 (ja) | 固定金具及びこの金具を用いた外装材の施工構造 | |
JP6711770B2 (ja) | 壁材の取付具、及び壁構造 | |
JP2007056485A (ja) | 内装用断熱パネルおよびそれを用いた天井の構築方法 | |
JP7045132B2 (ja) | 板材の取付具及び板材の施工方法 | |
JP6915997B2 (ja) | 壁材の取付具、及び壁構造 | |
JP5629079B2 (ja) | 破風板の取付構造 | |
JP3459405B2 (ja) | リフォーム時における開口部周り施工方法及び該施工方法に用いる開口部周り化粧部材 | |
JP6632050B2 (ja) | 壁体用タイルとその取付金具、及びこれらを組み合わせた壁体構造 | |
KR200270243Y1 (ko) | 건축물의 내외장식용 아트패널 | |
JP6857988B2 (ja) | 外装材の取付具及び建物の外装構造 | |
JP7223576B2 (ja) | 外壁パネル | |
JP2007120082A (ja) | 土台用スペーサ及びこれを用いた基礎の施工方法 | |
JPH0547701B2 (ja) | ||
JP2009281117A (ja) | 建物用タイルとそれを使用した建物の壁構造 | |
JP2001220882A (ja) | 外壁材の取付金具 | |
JP2020105867A (ja) | 建築パネル、及びそれを用いた壁体構造 | |
JP4313737B2 (ja) | 外壁材の取付構造及び外壁材の取付方法 | |
JP4313735B2 (ja) | 外壁材の取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20190516 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190904 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200825 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201023 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201218 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6814014 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |