JP2018064216A - 力覚データ生成装置、電子機器、力覚データ生成方法、および制御プログラム - Google Patents

力覚データ生成装置、電子機器、力覚データ生成方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】騒がしい場所において、ユーザが、連続する拍が類似した複数の音を適切に識別することを補助することを可能とする。【解決手段】力覚データ生成装置(2)は、音声信号および画像信号の少なくとも一方を基に、ユーザに対して少なくとも1種類の力覚を与える力覚デバイス(6)の動作を制御する力覚データを生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、力覚デバイスの動作を制御する力覚データを生成する力覚データ生成装置、この力覚データ生成装置を備えた電子機器、力覚デバイスの動作を制御する力覚データを生成する力覚データ生成方法、および制御プログラムに関する。
従来、騒がしい場所において、ユーザが複数の音を識別することを補助するため、ユーザに対して少なくとも1種類の力覚を与える力覚デバイスを使用することができる。そして、当該力覚デバイスの使用と併せて、当該力覚デバイスの動作を制御する力覚データを生成する力覚データ生成装置が知られている。
上記力覚データ生成装置の一例が、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されているDJ再生用システムは、オーディオ信号における拍の位置を示す拍信号を振動として出力することでユーザに対して力覚を与え、ユーザは当該振動によって複数の音を容易に識別することができる。
特開2014−068100号公報(2014年4月17日公開)
しかしながら、特許文献1に開示されているDJ再生用システムにおいては、拍信号を振動として出力することでユーザに対して力覚を与えているため、連続する拍が類似した複数の音を適切に識別することが難しいという問題が発生する。
本発明は、上記の課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、騒がしい場所において、ユーザが、連続する拍が類似した複数の音を適切に識別することを補助することを可能とする力覚データ生成装置、電子機器、力覚データ生成方法、および制御プログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る力覚データ生成装置は、音声信号および画像信号の少なくとも一方である視聴覚信号を基に、ユーザに対して少なくとも1種類の力覚を与える力覚デバイスの動作を制御する力覚データを生成することを特徴としている。
また、上記の課題を解決するために、本発明の別の態様に係る電子機器は、音声信号および画像信号の少なくとも一方である視聴覚信号を、当該視聴覚信号と関連付けられた、ユーザに対して少なくとも1種類の力覚を与える力覚デバイスの動作を制御する力覚データと共に再生することを特徴としている。
また、上記の課題を解決するために、本発明のさらに別の態様に係る力覚データ生成方法は、音声信号および画像信号の少なくとも一方である視聴覚信号を基に、ユーザに対して少なくとも1種類の力覚を与える力覚デバイスの動作を制御する力覚データを生成することを特徴としている。
さらに、本発明の一態様に係る力覚データ生成装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムについても、本発明の範疇に入る。
本発明の各態様によれば、騒がしい場所において、ユーザが、連続する拍が類似した複数の音を適切に識別することを補助することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す電子機器の力覚データ生成装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示す電子機器の動作の流れの第1例を示すフローチャートである。 図1に示す電子機器の動作の流れの第2例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る電子機器の第1例の装置構成を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態2に係る電子機器の第2例の装置構成を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態2に係る電子機器の第3例の装置構成を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態2に係る電子機器の第4例の装置構成を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態2に係る電子機器の第5例の装置構成を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態3に係る電子機器の第1例の装置構成を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態3に係る電子機器の第2例の装置構成を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態3に係る電子機器の第3例の装置構成を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態4に係る電子機器の第1例の装置構成を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態4に係る電子機器の第2例の装置構成を概略的に示す図である。
〔実施の形態1〕
本発明を実施するための形態について、図1〜図14を参照して説明する。なお、説明の便宜上、先に説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図1は、本発明の実施の形態1に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。図1に示す電子機器101は、記憶部1、力覚データ生成装置2、制御部3、音声出力部4、表示部5、および力覚デバイス6を備えている。
記憶部1は、コンテンツ記憶部1a、および力覚基データ記憶部1bを有している。コンテンツ記憶部1aには、音楽等の音声を含むコンテンツ、ならびに映像等の音声および画像を含むコンテンツ等が記憶されている。力覚基データ記憶部1bには、力覚デバイス6の動作を制御する力覚データの基となる力覚基データが、複数種類の力覚毎に1対1に対応付けられて記憶されている。具体的に、各力覚基データは、ユーザに対して与えるべき力覚の種類に応じた力覚デバイス6の動作を示すデータである。当該力覚の一例として、振動、ザラザラとした感触、ツルツルとした感触、肩を叩かれる感覚、押される感覚、引っ張られる感覚、上から落ちる感覚、下から上っていく感覚、前後左右に力が加わる感覚、音声の音色に応じた固有の感覚、低周波の衝撃を受けるような感覚、乗り物固有の振動や加速度的感覚、画像に表示される物体の動きに対応した力を受ける感覚、物や空気の流れ、液体等が身体に当たる感覚が挙げられる。
力覚データ生成装置2は、コンテンツ記憶部1aに記憶されたコンテンツに含まれる音声信号および画像信号の少なくとも一方(視聴覚信号)を基に、上記力覚データを生成する。力覚データ生成装置2の詳細な説明については後述する。制御部3は、例えばCPU(Central Processing Unit)によって構成されている。制御部3は、音声制御部3a、表示制御部3b、力覚制御部3c、および同期部3dを有している。制御部3は、記憶部1のコンテンツ記憶部1aからコンテンツを読み出す。また、制御部3には、力覚データ生成装置2から上記力覚データが供給される。
音声制御部3aは、制御部3がコンテンツ記憶部1aから読み出したコンテンツに含まれる音声信号を再生し、当該音声信号から得られる音声を音声出力部4に出力させる。音声出力部4は例えば、スピーカ、またはヘッドフォンである。表示制御部3bは、制御部3がコンテンツ記憶部1aから読み出したコンテンツに含まれる画像信号を再生し、当該画像信号から得られる画像を表示部5に表示させる。表示部5は例えば、画像を表示可能な種々の表示装置のいずれかである。力覚制御部3cは、力覚データ生成装置2から制御部3に供給された上記力覚データを再生し、当該力覚データに基づいて、力覚デバイス6の動作を制御する。力覚制御部3cは、当該力覚データに含まれる力覚デバイス6の動作情報を、実際の力覚デバイス6の動作に変換することが可能な信号処理機能を有しているものであればよく、周知の技術で実現可能なものである。力覚デバイス6は、力覚制御部3cによる制御の下、ユーザに対して少なくとも1種類の力覚を与えることができるデバイスである。力覚デバイス6としては、自身が振動する部材等、ユーザに対して力覚を与えることが可能な各種のデバイスが挙げられる。力覚デバイス6の具体例として、微小な震動と人間の錯覚を利用して力覚を使用者に感じさせるいわゆるハプティクスデバイス、および筋肉への電気刺激による錯覚を利用して力覚を使用者に感じさせるデバイスが挙げられる。同期部3dは、力覚デバイス6の動作と、音声出力部4による音声の出力とを同期させる。同期部3dは、力覚デバイス6の動作と、音声出力部4による音声の出力と、表示部5による画像の表示とを同期させてもよい。
図2は、電子機器101の力覚データ生成装置2の概略構成を示すブロック図である。ここでは一例として、音声信号を基に上記力覚データを生成する力覚データ生成装置2の概略構成について、より詳細に説明を行う。力覚データ生成装置2は、音質判定部7、力覚選択部8、および力覚パターン生成部9を備えている。
音質判定部7は、コンテンツ記憶部1aに記憶されたコンテンツを読み出し、当該コンテンツに含まれる音声信号から得られる音声の音質を判定する。例えば、音質判定部7は、当該音声信号に含まれるノイズ成分を解析することによって、当該音声がノイジーであるか否かを判定する。例えば、音質判定部7は、当該音声信号に対して周波数解析を行う。ノイジーな音声は一般的に、各周波数域においてフラットもしくは滑らかなピークの無い周波数特性を持つ特徴がある。音質判定部7は、この特徴に近い特性を持つ音声を、ノイジーな音声であると判定する。例えば、音質判定部7は、当該音声信号に対して、1オクターブ毎に平均化を行った平均化周波数特性を算出する。このときに使用する周波数帯域は、例えば可聴域(20Hz〜20kHz)を5分割して最も高い聴感レベルを持つ。この平均化周波数特性と当該音声信号の周波数特性を比較し、当該音声信号の周波数特性が10dB以上高くなるようなピークが見られない場合、音質判定部7は、当該音声がノイジーであると判定する。
力覚選択部8は、音質判定部7による判定結果に応じて、力覚基データ記憶部1bから所望の力覚基データを少なくとも1つ読み出し、これにより、少なくとも1種類の力覚基データを選択する。例えば、音質判定部7が上記音声をノイジーな音声であると判定した場合、力覚選択部8は、当該ノイジーな音声に適した力覚基データを選択する。
力覚パターン生成部9は、上記音声信号の波形および位相のうち少なくとも一方に応じて、力覚選択部8が選択した少なくとも1種類の力覚基データの各々について、力覚パターンを設定する。当該力覚パターンは、力覚デバイス6の動作タイミングおよび動作期間等を示すパターンである。例えば、力覚パターン生成部9は、上記音声信号から得られる音声の音量が大きい程、ある1つの力覚基データの出現によりユーザに対して力覚を与える期間を長くすることが考えられる。力覚パターン生成部9が生成したデータは、力覚データとして、制御部3に供給される。
なお、力覚データ生成装置2は、コンテンツ記憶部1aに記憶されたコンテンツに含まれる画像信号をさらに参照して、上記力覚データを生成してもよい。この場合、力覚選択部8は、音質判定部7による判定結果および当該画像信号の入力に応じて、力覚基データ記憶部1bから所望の力覚基データを少なくとも1つ読み出し、これにより、少なくとも1種類の力覚基データを選択する。また、力覚パターン生成部9は、上記音声信号の波形および位相のうち少なくとも一方と上記画像信号の波形および位相のうち少なくとも一方とに応じて、力覚選択部8が選択した少なくとも1種類の力覚基データの各々について、力覚パターンを設定する。
また、力覚データ生成装置2は、音声信号の代わりに、コンテンツ記憶部1aに記憶されたコンテンツに含まれる画像信号を基に、上記力覚データを生成してもよい。この場合、力覚選択部8は、当該画像信号の入力に応じて、力覚基データ記憶部1bから所望の力覚基データを少なくとも1つ読み出し、これにより、少なくとも1種類の力覚基データを選択する。また、力覚パターン生成部9は、上記画像信号の波形および位相のうち少なくとも一方に応じて、力覚選択部8が選択した少なくとも1種類の力覚基データの各々について、力覚パターンを設定する。
また、コンテンツ記憶部1aに記憶されたコンテンツに含まれる音声信号から得られる音声の音質とは無関係に力覚基データを選択する場合、音質判定部7は省略可能である。この場合、力覚選択部8は、当該音声信号の入力に応じて、力覚基データ記憶部1bから所望の力覚基データを少なくとも1つ読み出し、これにより、少なくとも1種類の力覚基データを選択する。
図3は、電子機器101の動作の流れの第1例を示すフローチャートである。まず、音声制御部3aは音声信号を再生し、表示制御部3bは画像信号を再生する。同時に、力覚制御部3cは、制御部3に供給された力覚データを再生する(ステップS1)。そして、ステップS1の後、音声出力部4から出力される音声、および表示部5に表示される画像と同期して、上記力覚データに基づいて、力覚デバイス6を動作させる(ステップS2)。
図4は、電子機器101の動作の流れの第2例を示すフローチャートである。まず、コンテンツ記憶部1aに記憶されたコンテンツの再生が指示される(ステップS11)と、力覚データ生成装置2は、当該コンテンツに含まれる音声信号(必要に応じて、さらに画像信号)を基に、力覚データを生成する(ステップS12)。その後、同期部3dは、力覚制御部3cによる力覚デバイス6の動作(ステップS13)と、音声出力部4による音声出力(必要に応じて、さらに表示部5による画像表示)(ステップS14)とを同期させる。ステップS13の後、ステップS12に戻り、当該コンテンツが再生されている間、電子機器101は、音声出力部4による音声出力(必要に応じて、さらに表示部5による画像表示)との同期を取るように、ステップS12およびステップS13を繰り返す。
ここで、コンテンツ記憶部1aに記憶されたコンテンツの音声信号および画像信号と、力覚デバイス6によってユーザに対して与える力覚との関係の一例について説明する。以下では、〔例1〕〜〔例9〕という計9例を挙げている。しかしながら、当該関係は、以下の〔例1〕〜〔例9〕に限定されるものではない。
〔例1〕音声信号から得られる音声の音量が一定以上の条件において、当該音声信号に雑音成分が多い(例えば、上述した要領で、当該音声がノイジーであると音質判定部7が判定した)場合ザラザラとした感触を与え、当該音声信号に雑音成分が少ない場合ツルツルとした感触を与える。これらのどちらにも該当しない場合、力覚を与えない。雑音成分が少ない音声信号として、当該音声信号から得られる音声の音質が正弦波に近く柔らかい場合が考えられる。正弦波に近い音質の判定方法の例として、音質判定部7は例えば、特定の周波数に高いピークを持つ(例えば、2番目に高いピークより20dB以上高いピークを持つ)ことを検知する。
〔例2〕音声信号から得られる音声の音量がだんだん大きくなる(例えば、音質判定部7が、音量が累積10dB以上大きくなる、または、音量が10秒間大きくなり続けることを検知する)場合に押される感覚を与え、当該音量がだんだん小さくなる(例えば、音質判定部7が、音量が累積10dB以上小さくなる、または、音量が10秒間小さくなり続けることを検知する)場合に引っ張られる感覚を与える。
〔例3〕音声信号の周波数が低下する(例えば、音質判定部7が、周波数が音程1オクターブ分低下することを検知する)ときに上から落ちる感覚を与え、当該周波数が上昇する(例えば、音質判定部7が、周波数が音程1オクターブ分上昇することを検知する)ときに下から上っていく感覚を与える。
〔例4〕音声出力部4による音声の出力方向に応じて、前後左右に力が加わる感覚を与える。このとき、例えば音声出力部4がヘッドフォンまたは左右のスピーカにある場合、音質判定部7は例えば、音声出力部4の左右の音声出力レベルを比較して、当該音声出力レベルが大きい方を当該音声の出力方向と判定する。もしくは、音質判定部7は例えば、周波数解析によって当該音声信号から特徴的なピークを抽出して、そのピークを含む音声が出力された方を検出して左右の動きを判定する。
〔例5〕音声信号から得られる音声の音色に応じた固有の感覚を与える。このとき、音質判定部7は例えば、当該音声信号の周波数と、音色毎に予め用意されたサンプルの周波数パターンとをマッチングして、当該音声の音色を判定する。
・衝撃音に対応して物がぶつかるような感覚を与える
・風の吹くような音声に対応して風が顔に当たる感覚を与える
・雷のような音声に対して低周波の衝撃を受けるような感覚を与える
・破裂音に対応して頬に何かがプツプツ当たる感覚を与える
・乗り物が動作する音声に対応して、乗り物固有の振動や加速度的感覚を与える
〔例6〕音声信号から得られる音声が人の声である場合、話している内容を分析し、当該分析の結果に対応した感覚を与える。このとき、音質判定部7は例えば、周知の音声認識技術で当該音声の内容を正しく検出することができれば、当該音声を人の声と判定する。
・「もしもし」という文言に対応して肩を叩かれる感覚を与える
〔例7〕画像信号から得られる画像に表示される物体の動きに対応した力を受ける感覚を与える。この場合、例えば、画面内の移動物(オブジェクト)を画像検出で検出する。ぶつかって下に落ちる動きを検出すればぶつかった感覚を与える。右から左にオブジェクトが素早く通り過ぎれば風を感じる感覚を与える。
・遠くにある物が近くに来た(オブジェクトがだんだん大きくなった)場合、押される感覚を与える。
・画像内で特定の物体と別の物体とがぶつかれば、ぶつかった感覚(強く・弱く)を与える
・画像内で物体が通り過ぎれば風を感じる感覚を与える
〔例8〕画像信号から得られる画像内で前後上下左右の動きを検出したときに、その方向に力が加わる感覚を与える。この場合、例えば、画像内のオブジェクトの移動を検出して、各オブジェクトが同じ方向に画面の1/4以上移動している場合は移動を検出する。
〔例9〕上述した〔例1〕〜〔例8〕のうち2例以上の発生タイミングが重なった場合、これらを組み合わせる、または例えば制御部3により的確な例を選択する。
なお、力覚データ生成装置2は、コンテンツに含まれる音声信号とは異なる音声信号を基に、上記力覚データを生成してもよい。例えば、力覚データ生成装置2は、電子機器101が配置された雰囲気で聞こえる音声を構成する音声信号を基に、上記力覚データを生成してもよい。
力覚データ生成装置2は、音声信号および画像信号の少なくとも一方を基に、ユーザに対して少なくとも1種類の力覚を与える力覚デバイス6の動作を制御する上記力覚データを生成する。力覚データ生成装置2によれば、拍ではなく、音声信号および画像信号の少なくとも一方を基に、上記力覚データを生成しているため、複数の音において連続する拍が類似していても、影響なく、これらの音を適切に識別することができる。従って、力覚データ生成装置2によれば、騒がしい場所において、ユーザが、連続する拍が類似した複数の音を適切に識別することを補助することが可能となる。
また、力覚データ生成装置2は、力覚選択部8、および力覚パターン生成部9を備えている。これにより、力覚データ生成装置2は、音声信号および画像信号の少なくとも一方に適した力覚を、適切なタイミングおよび期間で、ユーザに対して与えることができる。また、力覚データ生成装置2は、音質判定部7を備えている。そして、力覚選択部8は、音質判定部7による判定結果に応じて、少なくとも1種類の力覚基データを選択する。これにより、力覚データ生成装置2は、音声信号から得られる音声の音質に応じた力覚をユーザに対して与えることができる。特に、音質判定部7は、上記音声信号に含まれるノイズ成分を解析することによって、上記音声がノイジーな音声であるか否かを判定し、音質判定部7がこの音声をノイジーな音声であると判定した場合、力覚選択部8は、当該ノイジーな音声に適した力覚基データを選択する。これにより、力覚データ生成装置2は、当該ノイジーな音声に適した力覚をユーザに対して与えることができる。
そして、電子機器101は、力覚データ生成装置2によって生成された上記力覚データを、音声信号および画像信号の少なくとも一方と共に再生する。また、電子機器101は、力覚データ生成装置2を備えている。これにより、電子機器101による効果として、力覚データ生成装置2による効果と同等の効果を得ることができる。また、電子機器101は、音声出力部4、および同期部3dを備えている。これにより、力覚デバイス6の動作と、音声出力部4による音声の出力とを同期させることができる。
さらに、力覚データ生成装置2が実行する各動作、換言すれば、力覚データ生成装置2に対応する方法についても、力覚データ生成方法として、本発明の範疇に含まれる。これにより、力覚データ生成方法による効果として、力覚データ生成装置2による効果と同等の効果を得ることができる。
〔実施の形態2〕
図5は、本発明の実施の形態2に係る電子機器の第1例の装置構成を概略的に示す図である。図5に示す電子機器102は、力覚デバイス6をヘッドフォン10に搭載した形態であり、音声出力部4、力覚デバイス6、再生装置11、および耳当て12を備えている。再生装置11は、コンテンツを再生するものであり、記憶部1、力覚データ生成装置2、および制御部3を備えている。再生装置11は、再生装置11外の記録媒体または伝送媒体等からコンテンツが供給されてもよく、この場合、記憶部1のコンテンツ記憶部1aは省略可能である。耳当て12は、ユーザが音声出力部4から出力される音声を聴くために、ユーザが自身の耳を当てる部分である。力覚デバイス6は、耳当て12に搭載されている。電子機器102は、力覚デバイス6を耳当て12に備えている。これにより、ユーザは、音声と力覚デバイス6の動作とを耳で感じることができるため、耳を含む頭部で、これらをリアルに感じることができる。
図6は、本発明の実施の形態2に係る電子機器の第2例の装置構成を概略的に示す図である。図6に示す電子機器103は、力覚デバイス6をヘッドフォン13に搭載した形態であり、電子機器102の構成に加え、表示部5をさらに備えている。電子機器103によれば、力覚デバイス6の動作と、コンテンツの音声および画像とを同期させることにより、電子機器102と比較して、ユーザは、音声と画像と力覚デバイス6の動作とをよりリアルに感じることができる。
図7は、本発明の実施の形態2に係る電子機器の第3例の装置構成を概略的に示す図である。図7に示す電子機器104は、力覚デバイス6をリストバンド14に搭載した形態であり、音声出力部4、表示部5、力覚デバイス6、再生装置11、およびバンド部15を備えている。バンド部15は、ユーザの手首を通すことができるものであり、環状に形成されている。音声出力部4が、表示部5、再生装置11、またはバンド部15のいずれかに搭載されていてもよい。力覚デバイス6は、バンド部15に搭載されている。電子機器104は、力覚デバイス6をバンド部15に備えている。これにより、ユーザは、画像を目で、力覚デバイス6の動作を手首で感じることができるため、上半身の広い範囲で、これらをリアルに感じることができる。また、電子機器104によれば、力覚デバイス6の動作と、コンテンツの音声および画像とを同期させることにより、ユーザは、これらを非常にリアルに感じることができる。
図8は、本発明の実施の形態2に係る電子機器の第4例の装置構成を概略的に示す図である。図8に示す電子機器105は、力覚デバイス6をヘッドフォン16に搭載した形態であり、電子機器102の構成に加え、スイッチ17を備えている。スイッチ17は、例えばヘッドフォン16または力覚デバイス6のオン状態とオフ状態とを切り替える一般的なスイッチであり、力覚パターン生成部9とは別に、力覚デバイス6の動作タイミングおよび動作期間の調整を行うことができるものである。電子機器105は、スイッチ17を備えている。これにより、ユーザは、所望のタイミングで、スイッチ17によって、力覚デバイス6の動作タイミングおよび動作期間を調整することができる。
図9は、本発明の実施の形態2に係る電子機器の第5例の装置構成を概略的に示す図である。図9に示す電子機器106は、力覚デバイス6をヘッドフォン18に搭載した形態であり、電子機器102の構成に加え、音声取得部19、および力覚パターン調整部20を備えている。音声取得部19は、例えば集音マイクによって構成されており、電子機器106の周囲の音声を取得する。力覚パターン調整部20は、音声取得部19が取得した音声に応じて、力覚デバイス6の動作タイミングおよび動作期間の調整を行う。例えば、音声取得部19が取得した、電子機器106の周囲の音声の音量が所定より大きい場合、力覚パターン調整部20は、力覚デバイス6の動作期間を長くする。力覚パターン調整部20は、ヘッドフォン18または力覚デバイス6のオン状態とオフ状態とを切り替える機能を有していてもよい。電子機器106は、音声取得部19および力覚パターン調整部20を備えている。これにより、電子機器106の周囲の音声に応じて、力覚デバイス6の動作タイミングおよび動作期間を調整することができる。
〔実施の形態3〕
図10は、本発明の実施の形態3に係る電子機器の第1例の装置構成を概略的に示す図である。図10に示す電子機器107は、図5に示す電子機器102と同様の構成を有しており、音声データと動作パターンデータとが、再生装置11からヘッドフォン10に同時に供給されている。ここで、音声データとは、音声制御部3a(図1参照)から音声出力部4に供給されるデータである。動作パターンデータとは、力覚制御部3c(図1参照)から力覚デバイス6に供給されるデータである。動作パターンデータは、当該音声データの基となる音声信号から生成される。電子機器107によれば、音声データに加えて、動作パターンデータをヘッドフォン10に供給することができるため、従来技術と比較して、音声を用いて可能な表現の選択肢を拡張することができる。
図11は、本発明の実施の形態3に係る電子機器の第2例の装置構成を概略的に示す図である。図11に示す電子機器108は、力覚デバイス6をヘッドフォン21に搭載した形態であり、音声出力部4、力覚デバイス6、耳当て12、再生装置22、および力覚データ生成ユニット23を備えている。再生装置22は、コンテンツを再生するものであり、記憶部1のコンテンツ記憶部1aを備えている。再生装置22は、力覚データ生成ユニット23に対してコンテンツを供給することが可能な、記録媒体または伝送媒体等に置換されてもよい。力覚データ生成ユニット23は、記憶部1の力覚基データ記憶部1b、力覚データ生成装置2、および制御部3を備えている。電子機器108においては、音声信号が、再生装置22からヘッドフォン21に供給されており、音声データおよび動作パターンデータは、ヘッドフォン21の力覚データ生成ユニット23にて生成される。電子機器108によれば、コンテンツ記憶部1aを除く各部が、ヘッドフォン21に設けられている。このため、ヘッドフォン21が外部からコンテンツを取得することが可能な構成でさえあれば、コンテンツを記憶する側の装置の構成については限定されない。つまり、電子機器108によれば、電子機器107と比較して、力覚デバイス6の動作を制御することが可能なコンテンツの種類を増やすことができる。
図12は、本発明の実施の形態3に係る電子機器の第3例の装置構成を概略的に示す図である。図12に示す電子機器109は、図6に示す電子機器103と同様の構成を有している。電子機器109においては、音声データと動作パターンデータとが、再生装置11からヘッドフォン13に同時に供給されている。さらに、電子機器109においては、画像データが、再生装置11から表示部5に、音声データおよび動作パターンデータと同時に供給されている。ここで、画像データとは、表示制御部3b(図1参照)から表示部5に供給されるデータである。動作パターンデータは、当該音声データの基となる音声信号、および当該画像データの基となる画像信号から生成される。電子機器109によれば、音声データに加えて、動作パターンデータをヘッドフォン13に供給することができるため、従来技術と比較して、音声を用いて可能な表現の選択肢を拡張することができる。さらに、電子機器109によれば、動作パターンデータと画像データとも関連があることから、電子機器107と比較して、音声を用いて可能な表現の選択肢を拡張することができる。
〔実施の形態4〕
図13は、本発明の実施の形態4に係る電子機器の第1例の装置構成を概略的に示す図である。図13に示す電子機器110は、音声出力部4、表示部5、再生装置24、および力覚デバイス搭載機器25を備えている。再生装置24は、再生装置11の構成に加え、メモリ26を備えている。メモリ26は、力覚データを保存するものである。力覚デバイス搭載機器25は、力覚デバイス6が搭載された機器であり、例えば、リストバンド、ウェアラブルデバイス、リモコン、スマートフォン、または椅子である。音声データは、音声出力部4に供給されている。画像データは、表示部5に供給されている。動作パターンデータは、力覚デバイス搭載機器25に供給されている。当該音声データと、当該画像データと、当該動作パターンデータとは、対応する供給先に同時に供給されている。電子機器110においては、力覚デバイス搭載機器25に力覚デバイス6を搭載し、音声および画像と力覚デバイス6の動作とを連携させることにより、高い表現力およびエンターテインメント性を実現することができる。
メモリ26には予め、再生すべきコンテンツの音声信号および/または画像信号と関連付けられた力覚データが記憶されている。この場合、制御部3は、メモリ26から当該力覚データを読み出すことができる。これにより、力覚データ生成装置2を省略することも可能である。つまりこのとき、電子機器110は、音声信号および画像信号の少なくとも一方を、当該信号と関連付けられた力覚データと共に再生する。
図14は、本発明の実施の形態4に係る電子機器の第2例の装置構成を概略的に示す図である。図14に示す電子機器111の構成は、音声出力部4および力覚デバイス搭載機器25の代わりに、ヘッドフォン10、リストバンド14、および椅子27を備えている点が、図13に示す電子機器110の構成と異なっている。椅子27は、背もたれ部分に力覚デバイス6が搭載されている。動作パターンデータは、ヘッドフォン10、リストバンド14、および椅子27のそれぞれに供給される。ヘッドフォン10に供給される動作パターンデータと、リストバンド14に供給される動作パターンデータと、椅子27に供給される動作パターンデータとは、互いに同じであってもよいし、これらのうち少なくとも1つが他と異なっていてもよい。電子機器111によれば、複数の力覚デバイス6に対してコンテンツに応じた動作パターンデータを与え、音声および画像のシーンに合わせて、複数の力覚デバイス6の中から最適なものを選択して動作させることができる。具体例を挙げると、ユーザの頭や顔に力覚を与えたい場合、ヘッドフォン10の力覚デバイス6を動作させ、ユーザの腕等に力覚を与えたい場合、リストバンド14の力覚デバイス6を動作させ、ユーザの背中等に力覚を与えたい場合、椅子27の力覚デバイス6を動作させればよい。
〔実施の形態5〕
力覚データ生成装置2および制御部3のそれぞれの制御ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、力覚データ生成装置2および制御部3のそれぞれは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る力覚データ生成装置は、音声信号および画像信号の少なくとも一方である視聴覚信号を基に、ユーザに対して少なくとも1種類の力覚を与える力覚デバイスの動作を制御する力覚データを生成する。
上記の構成によれば、拍ではなく、視聴覚信号を基に、上記力覚データを生成しているため、複数の音において連続する拍が類似していても、影響なく、これらの音を適切に識別することができる。従って、上記の構成によれば、騒がしい場所において、ユーザが、連続する拍が類似した複数の音を適切に識別することを補助することが可能となる。
本発明の態様2に係る力覚データ生成装置は、上記態様1において、複数種類の上記力覚とそれぞれ対応付けられた複数の力覚基データから、少なくとも1種類を選択する力覚選択部と、上記視聴覚信号の波形および位相のうち少なくとも一方に応じて、上記力覚選択部が選択した少なくとも1種類の力覚基データの各々について、上記力覚デバイスの動作タイミングおよび動作期間を示す力覚パターンを設定することによって、上記力覚データを生成する力覚パターン生成部とを備えている。
上記の構成によれば、視聴覚信号に適した力覚を、適切なタイミングおよび期間で、ユーザに対して与えることができる。
本発明の態様3に係る力覚データ生成装置は、上記態様2において、上記視聴覚信号は、上記音声信号を含んでおり、上記力覚データ生成装置は、上記音声信号から得られる音声の音質を判定する音質判定部を備えており、上記力覚選択部は、上記音質判定部による判定結果に応じて、上記少なくとも1種類の力覚基データを選択する。
上記の構成によれば、音声信号から得られる音声の音質に応じた力覚をユーザに対して与えることができる。
本発明の態様4に係る力覚データ生成装置は、上記態様3において、上記音質判定部は、上記音声信号に含まれるノイズ成分を解析することによって、上記音声がノイジーな音声であるか否かを判定し、上記音質判定部が上記音声をノイジーな音声であると判定した場合、上記力覚選択部は、当該ノイジーな音声に適した力覚基データを選択する。
上記の構成によれば、ノイジーな音声に適した力覚をユーザに対して与えることができる。
本発明の態様5に係る電子機器は、音声信号および画像信号の少なくとも一方である視聴覚信号を、当該視聴覚信号と関連付けられた、ユーザに対して少なくとも1種類の力覚を与える力覚デバイスの動作を制御する力覚データと共に再生する。
上記の構成によれば、拍ではなく、視聴覚信号と関連付けられた、上記力覚データを用いているため、複数の音において連続する拍が類似していても、影響なく、これらの音を適切に識別することができる。従って、上記の構成によれば、騒がしい場所において、ユーザが、連続する拍が類似した複数の音を適切に識別することを補助することが可能となる。
本発明の態様6に係る電子機器は、上記態様1から4のいずれかの力覚データ生成装置によって生成された上記力覚データを、上記視聴覚信号と共に再生する。
本発明の態様7に係る電子機器は、上記態様6において、上記力覚データ生成装置を備えている。
上記の各構成によれば、電子機器による効果として、力覚データ生成装置による効果と同等の効果を得ることができる。
本発明の態様8に係る電子機器は、上記態様5から7のいずれかにおいて、上記視聴覚信号は、上記音声信号を含んでおり、上記音声信号から得られる音声を出力する音声出力部と、上記力覚デバイスの動作と、上記音声出力部による音声の出力とを同期させる同期部とを備えている。
上記の構成によれば、力覚デバイスの動作と、音声出力部による音声の出力とを同期させることができる。
本発明の態様9に係る電子機器は、上記態様5から8のいずれかにおいて、上記力覚デバイスの動作タイミングおよび動作期間の調整を行うスイッチを備えている。
上記の構成によれば、ユーザは、所望のタイミングで、スイッチによって、力覚デバイスの動作タイミングおよび動作期間を調整することができる。
本発明の態様10に係る電子機器は、上記態様5から8のいずれかにおいて、上記電子機器の周囲の音声を取得する音声取得部と、上記音声取得部が取得した音声に応じて、上記力覚デバイスの動作タイミングおよび動作期間の調整を行う力覚パターン調整部とを備えている。
上記の構成によれば、電子機器の周囲の音声に応じて、力覚デバイスの動作タイミングおよび動作期間を調整することができる。
本発明の態様11に係る力覚データ生成方法は、音声信号および画像信号の少なくとも一方である視聴覚信号を基に、ユーザに対して少なくとも1種類の力覚を与える力覚デバイスの動作を制御する力覚データを生成する。
上記の構成によれば、力覚データ生成方法による効果として、力覚データ生成装置による効果と同等の効果を得ることができる。
本発明の各態様に係る力覚データ生成装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、当該力覚データ生成装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムも、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
2 力覚データ生成装置
3d 同期部
4 音声出力部
6 力覚デバイス
7 音質判定部
8 力覚選択部
9 力覚パターン生成部
17 スイッチ
19 音声取得部
20 力覚パターン調整部
101〜111 電子機器

Claims (12)

  1. 音声信号および画像信号の少なくとも一方である視聴覚信号を基に、ユーザに対して少なくとも1種類の力覚を与える力覚デバイスの動作を制御する力覚データを生成することを特徴とする力覚データ生成装置。
  2. 複数種類の上記力覚とそれぞれ対応付けられた複数の力覚基データから、少なくとも1種類を選択する力覚選択部と、
    上記視聴覚信号の波形および位相のうち少なくとも一方に応じて、上記力覚選択部が選択した少なくとも1種類の力覚基データの各々について、上記力覚デバイスの動作タイミングおよび動作期間を示す力覚パターンを設定することによって、上記力覚データを生成する力覚パターン生成部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の力覚データ生成装置。
  3. 上記視聴覚信号は、上記音声信号を含んでおり、
    上記力覚データ生成装置は、上記音声信号から得られる音声の音質を判定する音質判定部を備えており、
    上記力覚選択部は、上記音質判定部による判定結果に応じて、上記少なくとも1種類の力覚基データを選択することを特徴とする請求項2に記載の力覚データ生成装置。
  4. 上記音質判定部は、上記音声信号に含まれるノイズ成分を解析することによって、上記音声がノイジーな音声であるか否かを判定し、
    上記音質判定部が上記音声をノイジーな音声であると判定した場合、上記力覚選択部は、当該ノイジーな音声に適した力覚基データを選択することを特徴とする請求項3に記載の力覚データ生成装置。
  5. 音声信号および画像信号の少なくとも一方である視聴覚信号を、当該視聴覚信号と関連付けられた、ユーザに対して少なくとも1種類の力覚を与える力覚デバイスの動作を制御する力覚データと共に再生することを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載の力覚データ生成装置によって生成された上記力覚データを、上記視聴覚信号と共に再生することを特徴とする電子機器。
  7. 上記力覚データ生成装置を備えていることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  8. 上記視聴覚信号は、上記音声信号を含んでおり、
    上記音声信号から得られる音声を出力する音声出力部と、
    上記力覚デバイスの動作と、上記音声出力部による音声の出力とを同期させる同期部とを備えていることを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 上記力覚デバイスの動作タイミングおよび動作期間の調整を行うスイッチを備えていることを特徴とする請求項5から8のいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 上記電子機器の周囲の音声を取得する音声取得部と、
    上記音声取得部が取得した音声に応じて、上記力覚デバイスの動作タイミングおよび動作期間の調整を行う力覚パターン調整部とを備えていることを特徴とする請求項5から8のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 音声信号および画像信号の少なくとも一方である視聴覚信号を基に、ユーザに対して少なくとも1種類の力覚を与える力覚デバイスの動作を制御する力覚データを生成することを特徴とする力覚データ生成方法。
  12. 請求項1から4のいずれか1項に記載の力覚データ生成装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022521398A (ja) * 2019-02-19 2022-04-07 ドンウン アナテック カンパニー リミテッド オーディオ信号パターンを用いたハプティック信号発生方法および装置

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