JP2018060299A - 安全運転支援装置、二輪車運転支援システム、安全運転支援方法、安全運転支援プログラム - Google Patents

安全運転支援装置、二輪車運転支援システム、安全運転支援方法、安全運転支援プログラム Download PDF

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相烈 李
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Abstract

【課題】二輪車、特に自転車の運転手に対して安全運転の喚起を安価に行える技術を提供する。【解決手段】安全運転支援装置1は、二輪車6の運転手の運転状態をセンシングした運転状態データが通信ユニット12に入力される。運転状態良否判定部11aは、入力された運転状態データを用いて、運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかを判定する。喚起要否判定部11bは、運転状態良否判定部11aの判定結果に基づき、運転手に安全運転の喚起を行うかどうかを判定する。安全運転支援装置1は、喚起要否判定部11bが運転手に安全運転の喚起を行うと判定すると、運転手に対する安全運転の喚起の実行指示を出力する。【選択図】図2

Description

この発明は、二輪車の運転手に対して安全運転を喚起する技術に関する。
従来、四輪車に比べて空間的な制限を受ける二輪車の運転手に対するナビゲーションを行う装置として特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された装置は、一次元的に配列した発光素子群の点滅によって、二輪車の運転手に対してナビゲーションを行う構成である。また、特許文献1には、一次元的に配列した発光素子群をヘルメットの内部に設ける構成が記載されている。
特開平09− 73598号公報
しかしながら、最近では、自転車(電動アシスト自転車を含む)の事故が増加傾向にあることから、二輪車(特に自転車)の運転手に対して安全運転の喚起を行う技術が要望されている。
この発明の目的は、二輪車、特に自転車の運転手に対して安全運転の喚起が行える技術を提供することにある。
この発明の安全運転支援装置は、上記目的を達するために、以下のように構成している。
センシングデータ入力部には、二輪車の運転手の運転状態をセンシングした運転状態データが入力される。運転状態データは、運転手の動きをセンシングしたデータ(例えば運転手の顔の向きをセンシングしたデータ)や、走行している二輪車の車体の状態をセンシングしたデータ(例えば走行している二輪車の車体の傾きをセンシングしたデータ)である。
運転状態良否判定部は、センシングデータ入力部に入力された運転状態データを用いて、運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかを判定する。運転状態良否判定部は、例えば運転手のわき見や、走行している二輪車の車体のふらつきから、運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかを判定する。
喚起要否判定部は、運転状態良否判定部の判定結果に基づき、運転手に安全運転の喚起を行うかどうかを判定する。そして、出力部は、喚起要否判定部が運転手に安全運転の喚起を行うと判定すると、運転手に対する安全運転の喚起の実行指示を出力する。
この構成によれば、二輪車の運転手の運転状態に応じて、二輪車の運転手に対する安全運転の喚起が適正に行える。
また、センシングデータ入力部が、ネットワークを介して接続された端末から運転状態データを入力する構成にするとともに、出力部が、運転手に対する安全運転の喚起の実行指示を、ネットワークを介して接続された端末に出力する構成にしてもよい。
このように構成すれば、ネットワークを介して複数の端末を安全運転支援装置に接続することができ、運転手一人当たりのコスト(または二輪車一台当たりのコスト)を安価にできる。
また、端末は、ネットワークを介して安全運転支援装置とデータ通信(入出力)を行える通信部等の構成、および運転手に対して安全運転の喚起を行う表示部や音声出力部等の構成を備えればよいので、本体を小型にできる。端末は、例えばスマートフォン等の既存の携帯端末でもよい、したがって、端末は、二輪車(特に自転車)に取り付けても、運転の邪魔になることはない。
また、喚起要否判定部は、例えば運転状態良否判定部が設定回数連続して、運転手による二輪車の運転状態が良好でないと判定したときに、運転手に安全運転の喚起を行うと判定する構成にしてもよい。
このように構成すれば、左右確認等、何らかの理由で顔の向きをかえた運転手に対して安全運転の喚起を無駄に行うのを防止できる。
また、設定回数は、安全運転レベル毎に設定してもよい。この場合、運転手の安全運転レベルは、所定の安全運転判定タイミングになると、設定された安全運転判定期間内に入力された運転状態データを用いて、運転状態良否判定部が運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかを判定した判定結果に基づいて判定すればよい。
このようにすれば、二輪車の運転において、安全運転を心がけていない運転手に対する安全運転の喚起が遅れるのを防止できる。
また、センシングデータ入力部には、二輪車の速度にかかる速度関連データが入力される構成にするとともに、運転状態良否判定部が、センシングデータ入力部に入力された運転状態データ、および速度関連データを用いて、運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかを判定する、ように構成してもよい。この速度関連データは、例えば、端末、二輪車、または運転手のいずれかの位置である。この場合、時間経過にともなう位置の変化から、二輪車の速度が得られる。
このように構成すれば、二輪車の速度も考慮して、運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかの判定が行える。
また、エリア毎に、交通量に応じた注意レベルを設定したハザードマップを記憶するハザードマップ記憶部を備え、運転状態良否判定部は、注意レベルに応じて、運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかの判定に用いる判定レベルを変化させる、構成にしてもよい。
このように構成すれば、二輪車で走行しているエリアの交通量に応じて、運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかの判定が行える。
また、センシングデータ入力部には、運転手生体情報をセンシングしたバイタルデータが入力さる構成にするとともに、運転状態良否判定部が、運転手のバイタルデータに応じて、運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかの判定に用いる判定レベルを変化させる、構成にしてもよい。
このように構成すれば、運転手の精神状態や興奮状態等に応じて、運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかの判定が行える。
また、運転状態良否判定部の判定結果を用いて、運転手の安全運転評価値を更新する評価値更新部を備えてもよい。この評価値は、二輪車のレンタル料金の算出や、二輪車の保険料の算出等に用いればよい。
さらに、二輪車が電動アシスト機能を有する自転車である場合には、喚起要否判定部の判定結果に基づき、電動アシスト機能による走行補助を制限するかどうかを判定するアシスト制限判定部を備え、出力部が、アシスト制限判定部が電動アシスト機能による走行補助を制限すると判定すると、ネットワークを介して電動アシスト機能による走行補助の制限の実行指示を端末に出力する、構成にしてもよい。このように構成すれば、電動アシスト機能を有する自転車の事故を積極的に防止できる。
この発明によれば、二輪車、特に自転車の運転手に対して安全運転の喚起を行うことができる。
二輪車運転支援システムの構成を示す概略図である。 安全運転支援装置の主要部の構成を示すブロック図である。 図3(A)は評価値データを示す図であり、図3(B)はセンシングデータを示す図である。 顔の向きを説明する図である。 ハザードマップデータを示す図である。 端末の主要部の構成を示すブロック図である。 安全運転支援装置の動作を示すフローチャートである。 端末の動作を示すフローチャートである。 s4にかかる運転状態良否判定処理を示すフローチャートである。 図10(A)は、上下方向における運転手顔の向きに対して設定される判定レベルを示し、図10(B)は、左右方向における運転手顔の向きに対して設定される判定レベルを示し、図10(C)は、二輪車の車体の傾きに対して設定される判定レベルを示している。 喚起要否判定処理を示すフローチャートである。 別の例にかかる安全運転支援装置の主要部の構成を示すブロック図である。 別の例にかかる安全運転支援装置の安全運転判定処理を示すフローチャートである。 別の例にかかる安全運転支援装置の安全運転レベル判定処理を示すフローチャートである。 別の例にかかる安全運転支援装置の喚起要否判定処理を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態について説明する。
図1は、この例にかかる二輪車運転支援システムの構成を示す概略図である。この二輪車運転支援システムは、安全運転支援装置1と、端末2とを備えている。安全運転支援装置1には、ネットワーク8を介して、複数の端末2が接続できる(図1では、安全運転支援装置1に接続される端末2の1つを示している。)。安全運転支援装置1は、例えばクラウドサーバであり、後述する構成を備える。また、端末2は、二輪車6に取り付けた専用端末であってもよいし、二輪車6の運転手7が所持するスマートフォン等の携帯端末であってもよい。すなわち、端末2は、二輪車6と1対1で対応付けられていてもよいし、運転手7と1対1で対応付けられていてもよい。二輪車6と運転手7とは、1対1で対応付けられるので、端末2と運転手7とを1対1で対応付けることができる。
また、端末2は、上述したように、スマートフォン等の携帯端末を利用できることから、専用端末であっても、スマートフォン等の携帯端末と同等の大きさに小型化でき、二輪車6に取り付けても、二輪車6の運転の邪魔にならない。また、端末2は、運転手7がポケット等に入れるものであってもよい。
安全運転支援装置1は、端末2から送信されてきたセンシングデータ等を用いて、二輪車6で走行している運転手7の運転状態が良好であるかどうかを判定する。また、安全運転支援装置1は、この運転状態が良好であるかどうかの判定結果に基づき、運転手7に対して安全運転の喚起を行うかどうかを判定する。そして、安全運転支援装置1は、運転手7に対して安全運転の喚起を行うと判定すると、運転手7に対する安全運転の喚起の実行指示を端末に送信(出力)する。
一方、端末2は、上述したように、安全運転支援装置1にセンシングデータを送信(入力)する。このセンシングデータには、この例では、二輪車6で走行している運転手7の運転状態をセンシングした運転状態データ、二輪車6の位置(運転手7の位置であってもよい。)をセンシングした位置データ、運転手7の生体情報をセンシングしたバイタルデータが含まれている。バイタルデータは、例えば、脈拍、血圧、発汗、体温である。
なお、このセンシングデータは、少なくとも運転状態データが含まれていればよい。すなわち、位置データは、安全運転支援装置1に入力するセンシングデータに含めてもよいし、含めなくてもよい。同様に、バイタルデータは、安全運転支援装置1に入力するセンシングデータに含めてもよいし、含めなくてもよい。また、運転状態データ、位置データ、およびバイタルデータ以外のセンシングデータについても、安全運転支援装置1に入力するセンシングデータに含めてもよいし、含めなくてもよい。
図1に示す状態センサ3が、二輪車6で走行している運転手7の運転状態をセンシングする。状態センサ3は、例えば運転手7の顔の向きをセンシングするセンサであってもよいし、二輪車6の走行方向に対する車体の傾き(二輪車の走行方向から見た平面における、路面と二輪車の車軸とのなす角度)をセンシングするものであってもよい。運転手7の顔の向きは、例えば運転手7が装着しているメガネ70に取り付けた加速度センサやジャイロセンサでセンシングできる。また、二輪車6の車体の傾きは、例えば二輪車6の車体に取り付けたジャイロセンサでセンシングできる。
なお、図1に示す状態センサ3は、運転手7の顔の向きをセンシングするセンサ、または二輪車6の傾きをセンシングするセンサのどちらか一方であってもよいし、運転手7の顔の向きをセンシングするセンサ、および二輪車6の傾きをセンシングするセンサの両方であってもよい(状態センサ3は、複数のセンサを有するセンサ群であってもよい。)。また、状態センサ3は、上記した運転手7の顔の向き、二輪車6の車体の傾き以外であって、運転手7の二輪車6の運転状態を判定できる対象をセンシングするセンサであってもよい。
この例では、状態センサ3には、運転手7の顔の向きを検出するセンサ、および二輪車6の傾きを検出するセンサの2つが含まれているものとして説明する。
GPSセンサ4は、運転手7が所持する携帯端末(端末2)に内蔵されているものであってもよいし、二輪車6の車体に取り付けたものであってもよい。GPSセンサ4が検出する位置は、二輪車6の位置であってもよいし、二輪車6で走行している運転手7の位置であってもよい。二輪車6の位置と、二輪車6で走行している運転手7の位置とは、同じである。
生体センサ5は、運転手7の生体情報(脈拍、血圧、発汗、体温等)をセンシングするセンサである。生体センサ5は、1つのセンサでいずれかの生体情報をセンシングする構成であってもよいし、複数のセンサで複数の生体情報をセンシングする構成であってもよい(生体センサ5は、複数のセンサを有するセンサ群であってもよい。)。この例では、生体センサ5は、脈拍をセンシングするセンサであるとして説明する。生体センサ5は、運転手7が装着しているメガネ70に取り付けるものであってもよいし、運転手7の人体に貼り付けるものであってもよい。
また、状態センサ3、GPSセンサ4、および生体センサ5は、端末2に有線で接続される構成であってもよいし、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))等の近距離無線で端末2と通信する構成であってもよい。この例では、状態センサ3、GPSセンサ4、および生体センサ5は、近距離無線で端末2と通信する構成であるとして説明する。
状態センサ3がセンシングしたデータがこの発明で言う運転状態データに相当し、GPSセンサ4がセンシングしたデータがこの発明で言う位置データに相当し、生体センサ5がセンシングしたデータがこの発明で言うバイタルデータに相当する。
また、この例では、二輪車6は、電動アシスト自転車であるとして説明するが、電動アシスト機能を有していない自転車であってもよいし、自動二輪(駆動源がエンジンや電動モータである二輪車)であってもよい。この例の二輪車6は、電動アシスト機能を制御するアシストコントローラ60を備えている。アシストコントローラ60は、公知のように、運転手7がペダルを踏む力を補助する制御や、二輪車6の走行速度を制限する制御等を行う。
また、端末2は、安全運転支援装置1から運転手7に対する安全運転の喚起の実行指示を受信すると、これを運転手7に認識させる画面表示や音声出力を行う。また、端末2は、アシストコントローラ60に対して、二輪車6の走行速度の制限等にかかる走行補助の制限の実行指示も行う。アシストコントローラ60は、端末2に有線で接続される構成であってもよいし、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))等の近距離無線で端末2と通信する構成であってもよい。この例では、アシストコントローラ60は、近距離無線で端末2と通信する構成であるとして説明する。
また、図1に示す交通量計測装置9は、予め分割したエリア毎に交通量を計測し、その計測結果をネットワーク8を介して安全運転支援装置1に入力する。安全運転支援装置1は、交通量計測装置9の計測結果に基づき、後述するハザードマップを作成し、記憶する。
図2は、安全運転支援装置の主要部の構成を示すブロック図である。安全運転支援装置1は、制御ユニット11と、通信ユニット12と、運転手DB13と、ハザードマップDB14とを備えている。
制御ユニット11は、安全運転支援装置1本体の動作を制御する。また、制御ユニット11は、運転状態良否判定部11a、喚起要否判定部11b、評価値更新部11c、ハザードマップ作成部11d、およびアシスト制限判定部11eを有している。この制御ユニット11が、この発明にかかる安全運転支援方法を実行する。また、この発明にかかる安全運転支援プログラムは、制御ユニット11にインストールされる。
制御ユニット11は、ハードウェアCPU、メモリ、その他の電子回路によって構成されている。ハードウェアCPUが、運転状態良否判定部11a、喚起要否判定部11b、評価値更新部11c、ハザードマップ作成部11d、およびアシスト制限判定部11eとして機能する。また、メモリは、この発明にかかる安全運転支援プログラムを展開する領域や、この安全運転支援プログラムの実行時に生じたデータ(運転手DB13、およびハザードマップDB14から読み出したデータを含む)を一時記憶する領域を有している。制御ユニット11は、ハードウェアCPU、およびメモリ等を一体化したLSIであってもよい。
運転状態良否判定部11aは、運転手7による二輪車6の運転状態が良好であるかどうかを判定する。喚起要否判定部11bは、運転状態良否判定部11aの判定結果に基づき、運転手7に対して安全運転の喚起を行うかどうかを判定する。評価値更新部11cは、運転状態良否判定部11aの判定結果に基づき、運転手7の安全運転評価値を更新する。ハザードマップ作成部11dは、予め分割したエリア毎に、そのエリアの交通量に基づき注意レベルを設定したハザードマップを作成する。アシスト制限判定部11eは、アシストコントローラ60に対して、二輪車6の走行速度の制限等にかかる走行補助の制限の実行指示も行うかどうかを判定する。
通信ユニット12は、ネットワーク8を介して接続される端末2、および交通量計測装置9との間でデータ通信を行う。通信ユニット12が、この発明で言う、センシングデータ入力部、および出力部を有する。具体的には、通信ユニット12が端末2から送信されてきたセンシングデータを受信する機能が、この発明で言うセンシングデータ入力部に相当し、通信ユニット12が二輪車6の運転手7に対する安全運転の喚起の実行指示や、二輪車6のアシストコントローラ60に対する走行補助の制限の実行指示等を端末2に送信する機能が、この発明で言う出力部に相当する。
なお、交通量計測装置9は、本発明に必須の構成ではなく、あってもなくてもよい。
運転手DB13は、図3(A)に示す評価値データ、および図3(B)に示すセンシングデータを記憶する。評価値データは、図3(A)に示すように、運転手7を識別するID(運転手ID)と、その時点における運転手7の評価値とを対応付けて登録したものである。この評価値が、この発明で言う安全運転評価値に相当する。評価値は、上限値や下限値を定めた範囲にしてもよいが、この例では、上限値や下限値を定めていないものとして説明する。また、評価値は、正の値だけでなく、負の値もある。
また、センシングデータは、図3(B)に示すように、運転手7毎に、その運転手7について端末2から送信されてきたセンシングデータを蓄積的に記憶したものである。センシングデータは、計測日時、運転手7の顔の向き、二輪車6の車体の傾き、二輪車6の位置、運転手の脈拍等を対応付けたレコードを蓄積的に登録したものである。この例では、運転手7の顔の向きには、図4に示す、上下方向の傾き(Rx)、および左右方向の傾き(Ry)が含まれている。図3(B)では、運転手IDが0001である運転手7のセンシングデータを示している。
ハザードマップDB14は、図5に示すハザードマップデータを記憶する。ハザードマップデータは、図5に示すように、予め分割したエリアを識別するエリアIDと、そのエリアの交通量に基づいて推定した注意レベルと、を対応付けて登録したものである。注意レベルは、例えば5段階評価によるものであってもよいし、2段階評価や10段階評価によるものであってもよい。また、特に図示していないが、ハザードマップDB14は、エリアID毎に、そのエリアIDが示す場所を対応付けるためのデータも記憶している。
図6は、端末の主要部の構成を示すブロック図である。端末2は、制御部21と、通信部22と、近距離無線通信部23と、操作部24と、表示部25と、音声出力部26とを備えている。端末2は、上述したように、この例では運転手7が所持するスマートフォン等の携帯端末である。図6に示す構成は、一般的な携帯端末に設けられている構成である。
制御部21は、端末2本体各部の動作を制御する。
通信部22は、ネットワーク8を介して接続される安全運転支援装置1との間でデータ通信を行う。
近距離無線通信部23は、状態センサ3、GPSセンサ4、生体センサ5等の各種センサから送信されてきたセンシングデータの受信や、アシストコントローラ60に対する制御指示等の送信を行う。近距離無線通信部23における無線通信は、例えばブルートゥース(Bluetooth(登録商標))で行われる。
操作部24は、端末2本体に対する入力操作を受け付ける。
表示部25は、端末2本体の状態や、運転手7に安全運転を喚起するメッセージや画像等を表示する。
音声出力部26は、運転手7に安全運転を喚起するメッセージ等を音声で出力する。
次に、交通量計測装置9について簡単に説明しておく。交通量計測装置9は、ハザードマップDB14にエリアIDが登録されているエリア毎に、そのエリアの交通量を予め定めた一定時間間隔(例えば、10分間隔)で繰り返し計測する。交通量計測装置9は、カメラで撮像した画像を処理して交通量を計測する構成であってもよいし、超音波センサや光電センサを用いて交通量を計測する構成であってもよいし、これ以外の公知のいずれかの手法で計測する構成であってもよい。交通量計測装置9における交通量の計測は、公知の技術を利用できるので、ここでは説明を省略する。
交通量計測装置9は、一定時間毎に計測した各エリアの交通量を安全運転支援装置1に通知(送信)する。
安全運転支援装置1は、エリア毎に、そのエリアについて交通量計測装置9が計測した交通量に応じた注意レベルを推定し、ハザードマップデータを更新する。この例では、交通量が大きいほど、注意レベルが大きくなる。
次に、この二輪車運転支援システムの安全運転支援装置1、および端末2の動作について詳細に説明する。図7は、安全運転支援装置の動作を示すフローチャートである。また、図8は、端末の動作を示すフローチャートである。
運転手7は、端末2の操作部24において、本システムの利用開始にかかる入力操作を行う。端末2は、この利用開始にかかる入力操作が行われると、図8に示す処理を開始する。端末2は、GPSセンサ4によりセンシングされた二輪車6の位置を取得する(s21)。また、端末2は、状態センサ3によりセンシングされた運転手7の顔の向き、および二輪車6の車体の傾きを取得する(s22、s23)。s22で取得する運転手7の顔の向きは、以降の処理で基準となる顔の向きである。また、s23で取得する二輪車6の車体の傾きは、以降の処理で基準となる二輪車6の車体の傾きである。運転手7の顔の向きは、運転手7が装着しているメガネ70に取り付けた加速度センサやジャイロセンサによってセンシングされる。また、二輪車6の車体の傾きは、二輪車6の車体に取り付けたジャイロセンサによってセンシングされる。
s21〜s23にかかる処理の順番は、上記の順番に限らず、どのような順番であってもよい。運転手7は、顔の向きを二輪車6の走行方向にあわせるとともに、路面に対して二輪車6の車軸を平行に合わせた状態でs22、s23にかかる処理を行わせている。
端末2は、s21〜s23で取得した二輪車6の位置、運転手7の顔の向き、および二輪車6の車体の傾きを含むセンシングデータを基準データとして安全運転支援装置1に送信する(s24)。端末2は、s24で基準データとともに、運転手IDを安全運転支援装置1に送信している。
端末2は、予め定められたセンシングタイミングになる毎に、状態センサ3により検出されている運転手7の顔の向き、二輪車6の車体の傾き、GPSセンサ4により検出されている二輪車6の位置、および生体センサ5により検出されている運転手7の脈拍をセンシングデータとして取得する(s25、s26)。センシングタイミングは、例えば、前回のセンシングタイミングから所定時間(例えば、3〜10秒)経過したタイミングである。すなわち、端末2は、s26にかかるセンシングデータの取得を、所定時間毎に繰り返す。端末2は、s26で取得したセンシングデータを安全運転支援装置1に送信し(s27)、s25に戻る。端末2は、s27でセンシングデータとともに、運転手IDを安全運転支援装置1に送信している。
安全運転支援装置1は、端末2から送信されてきた基準データを通信ユニット12で受信すると、この基準データとともに送信されてきた運転手IDで識別される運転手7について、図7に示す処理を開始する。図7に示す処理は、1人の運転手7に対する処理である。安全運転支援装置1は、この図7に示す処理を運転手7毎に並行して実行する。
安全運転支援装置1は、今回受信した基準データを運転手DB13に記憶している該当する運転手7のセンシングデータに登録する(s1)。安全運転支援装置1は、上述したように、端末2がs24で基準データとともに、運転手IDを送信しているので、運転手7を特定することができる。
また、安全運転支援装置1は、s1で基準データを登録した運転手7について、端末2から送信されてきたセンシングデータを通信ユニット12で受信すると、このセンシングデータを運転手DB13に記憶している該当する運転手7のセンシングデータに登録する(s2、s3)。そして、安全運転支援装置1は、今回受信したセンシングデータを用いて、運転手7による二輪車6の運転状態が良好であるかどうかを判定する運転状態良否判定処理を行う(s4)。
図9は、s4にかかる運転状態良否判定処理を示すフローチャートである。この運転状態良否判定処理は、運転状態良否判定部11aで実行される。運転状態良否判定部11aは、二輪車6の現在位置の注意レベルと、運転手7の興奮状態とを用いて判定レベルを決定する(s41)。二輪車6の現在位置は、今回送信されてきたセンシングデータに含まれているGPSセンサ4がセンシングした位置データによって特定される。運転状態良否判定部11aは、二輪車6の現在位置が属するエリアの注意レベルをハザードマップデータから取得する。また、運転状態良否判定部11aは、今回送信されてきたセンシングデータに含まれている生体センサ5がセンシングした運転手7の脈拍を示すバイタルデータにより運転手7の興奮状態を推定する。通常、人は、興奮している度合いが大きくなるにつれて、脈拍が大きくなる。
図10は、s41で決定される判定レベルを示す図である。図10(A)は、上下方向における運転手の顔の向きに対して設定される判定レベルを示し、図10(B)は、左右方向における運転手の顔の向きに対して設定される判定レベルを示し、図10(C)は、二輪車の車体の傾きに対して設定される判定レベルを示している。この例では、判定レベルA、判定レベルB、判定レベルC、判定レベルD、判定レベルEの順に、運転状態が良であるとする領域が小さくなる。図10(A)においてハッチングで示す領域は、判定レベルBであるときに、運転状態が良であるとする領域である。図10(B)においてハッチングで示す領域は、判定レベルCであるときに、運転状態が良であるとする領域である。図10(C)においてハッチングで示す領域は、判定レベルDであるときに、運転状態が良であるとする領域である。
また、図10(A)、(B)、(C)の横軸は、二輪車6の速度である。また、図10(A)の縦軸は、s1で記憶した基準データにおける運転手7の顔の上下方向の向きと、s2で受信したセンシングデータにおける運転手7の顔の上下方向の向きと、の差分の絶対値である。図10(B)の縦軸は、s1で記憶した基準データにおける運転手7の顔の左右方向の向きと、s2で受信したセンシングデータにおける運転手7の顔の左右方向の向きと、の差分の絶対値である。図10(C)の縦軸は、s1で記憶した基準データにおける二輪車6の車体の傾きと、s2で受信したセンシングデータにおける二輪車6の車体の傾きと、の差分の絶対値である。
運転状態良否判定部11aは、二輪車6の現在位置が属するエリアの注意レベルが高いほど、運転状態が良であるとする領域が小さくなる判定レベルに決定する。また、運転状態良否判定部11aは、運転手7の興奮している度合いが高いほど、運転状態が良であるとする領域が小さくなる判定レベルに決定する。
ここでは、二輪車6の現在位置が属するエリアの注意レベル、および運転手7の興奮している度合いを用いて判定レベルを決定するとしているが、どちらか一方で判定レベルを決定してもよいし、判定レベルを予め定めた固定レベルにしてもよい。また、ここでは、判定レベルを示す直線は、二輪車6の速度を変数とする関数であるが、二輪車6の速度と無関係の関数であってもよい(判定レベルにかかる直線は、図10(A)、(B)、(C)に示す横軸と平行な直線であってもよい。)。
また、ここでは、図10(A)、(B)、(C)における判定レベルの直線の傾きを同じにしているが、図10(A)、(B)、(C)毎に判定レベルの直線の傾きを異ならせてもよい。
さらに、判定レベルは、時間軸等を設けた3次元以上の空間に設定するものであってもよい。
なお、二輪車6の速度は、時間経過にともなう、二輪車6の位置の変化量から算出できる。
運転状態良否判定部11aは、s2で今回受信したセンシングデータに含まれている運転手7の顔の上下方向の向き、運転手7の顔の左右方向の向き、および二輪車6の車体の傾きの全てが、運転状態が良であるとする領域内であれば、運転手7の運転状態を良と判定する(s42、s43)。また、運転状態良否判定部11aは、2で今回受信したセンシングデータに含まれている運転手7の顔の上下方向の向き、運転手7の顔の左右方向の向き、および二輪車6の車体の傾きの中で、いずれか2つが運転状態が良であるとする領域内であれば、運転手7の運転状態を普通と判定する(s44、s45)。また、運転状態良否判定部11aは、上記以外であれば、運転手7の運転状態を不良と判定する(s46)。
この例では、運転手7の運転状態を良、普通、不良の3段階で判定しているが、この判定は良、不良の2段階であってもよいし、4段階以上であってもよい。また、運転手7の運転状態の判定は、上記の例に限らず、他の手法で判定してもよい。
図7に戻って、安全運転支援装置1は、s4にかかる運転状態良否判定処理を行うと、運転手7に対して安全運転の喚起を行うかどうかを判定する喚起要否判定処理を行う(s5)。喚起要否判定部11bが、このs5にかかる喚起要否判定処理を行う。図11は、このs5にかかる喚起要否判定処理を示すフローチャートである。
喚起要否判定部11bは、s4における運転状態良否判定処理で、運転状態不良との判定が予め定めた設定回数(例えば、3〜5回)以上連続しているかどうかを判定する(s51)。喚起要否判定部11bは、s51で設定回数以上連続していないと判定すると、運転手7に対する安全運転の喚起を不要と判定する(s53)。一方、喚起要否判定部11bは、s51で設定回数以上連続していると判定すると、運転手7に対する安全運転の喚起を要と判定する(s52)。
安全運転支援装置1は、s5の喚起要否判定処理の判定結果が運転手7に対する安全運転の喚起不要であると(s6)、後述するs11に進む。また、安全運転支援装置1は、s5の喚起要否判定処理の判定結果が運転手7に対する安全運転の喚起要であると(s6)、通信ユニット12において安全運転の喚起の実行指示を端末2に出力する(端末2に送信する。)(s7)。
端末2は、安全運転支援装置1から送信されてきた安全運転の喚起の実行指示を通信部22で受信すると、運転手7に対する安全運転の喚起を実行する(s28、s29)。s29では、表示部25が安全運転の喚起を促すメッセージを表示してもよいし、音声出力部26が安全運転の喚起を促すメッセージを音声で出力してもよい。また、端末2における運転手7に対する安全運転の喚起は、表示部25における表示、および音声出力部26における音声出力の両方であってもよい。
このように、安全運転支援装置1は、s4における運転状態良否判定処理で運転状態不良と判定したときに、安全運転の喚起の実行指示を端末2に出力するのではなく、s4における運転状態良否判定処理で運転状態不良との判定が設定回数以上連続しているときに、安全運転の喚起の実行指示を端末2に出力する。したがって、左右確認等の理由で顔の向きをかえた運転手7や、右左折時に二輪車6の車体を傾けた運転手7に対して安全運転の喚起を無駄に行うのを防止できる。
また、安全運転支援装置1は、s7で安全運転の喚起の実行指示を端末2に出力すると、二輪車6に対するアシスト制限の要否を判定するアシスト制限要否判定処理を行う(s8)。アシスト制限判定部11eが、このs8にかかるアシスト制限要否判定処理を行う。アシスト制限判定部11eは、s5の喚起要否判定処理で、運転手7に対する安全運転の喚起を行うとの判定が予め定めたアシスト制限設定回数(例えば、3〜5回)以上連続したかどうかを判定する。アシスト制限判定部11eは、運転手7に対する安全運転の喚起を行うとの判定がアシスト制限設定回数以上連続していなければ二輪車6に対するアシスト制限を行わないと判定する。一方、アシスト制限判定部11eは、運転手7に対する安全運転の喚起を行うとの判定がアシスト制限設定回数以上連続していれば二輪車6に対するアシスト制限を行うと判定する。
安全運転支援装置1は、s8で二輪車6に対するアシスト制限を行わないと判定すると(s9)、後述するs11に進む。また、安全運転支援装置1は、s8で二輪車6に対するアシスト制限を行うと判定すると(s9)、通信ユニット12において二輪車6に対するアシスト制限の実行指示を端末2に出力する(端末2に送信する。)(s10)。
端末2は、安全運転支援装置1から送信されてきた二輪車6に対するアシスト制限の実行指示を通信部22で受信すると、二輪車6のアシストコントローラ60に対してアシスト制限を指示する(s30、s31)。アシストコントローラ60は、端末2からの指示にしたがって、二輪車6の車輪に負荷をかけるなどのトルク制御等を行うことで、二輪車6の速度等を制限する。
なお、二輪車6が電動アシスト自転車でない場合には、上記s8〜s10、およびs30、s31にかかる処理は不要である。また、s8〜s10にかかる処理は、端末2側で行わせる構成にしてもよい。
また、端末2は、操作部24において、運転手7による利用終了にかかる入力操作を受け付けると(s32)、利用終了を安全運転支援装置1に通知し(s33)、本処理を終了する。
安全運転支援装置1は、端末2から利用終了にかかる通知を受信すると、評価値更新処理を行い(s12)、本処理を終了する。評価値更新部11cが、このs12にかかる評価値更新処理を行う。評価値更新部11cは、今回の二輪車6の利用において繰り返し実行された、s4の運転状態良否判定処理の処理結果を用いて、運転手7の評価値に対する加算ポイントを算出する。この加算ポイントは、この例では、プラスの値だけでなく、マイナスの値も存在する。評価値更新部11cは、例えば、s4の運転状態良否判定処理で運転状態良と判定された割合が95%以上であれば、加算ポイントを2と算出し、s4の運転状態良否判定処理で運転状態良と判定された割合が80%以上、95%未満であれば、加算ポイントを1と算出する。また、評価値更新部11cは、例えば、s4の運転状態良否判定処理で運転状態不良と判定された割合が40%以上であれば、加算ポイントを−2と算出し、s4の運転状態良否判定処理で運転状態不良と判定された割合が25%以上、40%未満であれば、加算ポイントを−1と算出する。評価値更新部11cは、運転手7の評価値を、今回算出した加算ポイントを、その時点における評価値に加えた値に更新する。
なお、上述した評価値更新処理は1つの例であって、運転手7の評価値はどのような手法で更新してもよい。また、加算ポイントは、プラスの値だけであってもよい。
運転手7の評価値は、例えばシェアバイクシステムで二輪車6を貸し出すときの料金算出に用いてもよいし、運転手7が加入する二輪車6の保険料の算出に用いてもよい。また、二輪車6の利用者に対する安全運転講習の必要性の判断等に用いてもよい。
また、この例にかかる二輪車運転支援システムは、ネットワーク8を介して複数の端末2を安全運転支援装置1に接続することができるので、二輪車6の運転手7に対する安全運転の喚起にかかる運転手一人当たりのコスト(または二輪車一台当たりのコスト)を安価にできる。
次に、二輪車運転支援システムの別の例について説明する。この例にかかる二輪車運転支援システムも、図1に示す構成である。図12は、この例にかかる安全運転支援装置1の主要部の構成を示す図である。図12では、図2に示した構成と同じ構成については、同じ符号を付している。また、同じ符号を付した構成については、その説明を省略する。
図12に示すように、この例にかかる安全運転支援装置1は、制御ユニット11に安全運転レベル判定部11fを備えている点で、上記例の安全運転支援装置1と異なる。この安全運転レベル判定部11fは、運転手7の安全運転レベルの判定を一定時間間隔で繰り返す。この例では、安全運転レベル判定部11fは、運転手7の安全運転レベルを3段階(安全運転レベルA、B、C)で判定するものとして説明するが、複数段階であれば何段階であってもよい。この安全運転レベルは、運転手が安全運転を心がけている度合いを推定したものである。
図13は、この例にかかる安全運転支援装置の動作を示すフローチャートである。図12では、図7に示した処理と同じ処理については、同じステップ番号(s#)を付している。また、この例にかかる端末2は、上記の例と同様に、図8に示す処理を実行する。
この例にかかる安全運転支援装置1は、上述したs1〜s4の処理を実行すると、運転手の安全運転レベルを判定する安全運転レベル判定タイミングであるかどうかを判定する(s15)。s15では、s1で登録した基準データの取得タイミングから、今回s3で登録したセンシングデータの取得タイミングまでの経過時間が第1の時間(例えば、10分)以上であり、且つ前回の安全運転判定タイミングからの経過時間が第2の時間(例えば、1分)以上であれば、安全運転判定タイミングであると判定する。すなわち、安全運転支援装置1は、基準データを登録してから第1の時間経過したときに、安全運転レベル判定タイミングと判定し、その後、第2の時間経過する毎に、安全運転レベル判定タイミングと判定する。第2の時間は、第1の時間以下である。
安全運転支援装置1は、s15で安全運転判定タイミングでないと判定すると、後述するs17に進み、喚起要否判定処理を実行する。s17の喚起要否判定処理は、上述したs5で実行する喚起要否判定処理と異なる。s17の喚起要否判定処理の詳細については後述する。
安全運転支援装置1は、s15で安全運転判定タイミングであると判定すると、安全運転レベル判定処理を実行する(s16)。安全運転レベル判定部11fが、このs16にかかる安全運転レベル判定処理を実行する。図14は、安全運転レベル判定処理を示すフローチャートである。
安全運転レベル判定部11fは、直近の第3の時間(例えば、10分)において、s4の運転状態良否判定処理で運転状態良と判定された割合が95%以上であれば、安全運転レベルAと判定する(s61、s62)。また、安全運転レベル判定部11fは、直近の第3の時間(例えば、10分)において、s4の運転状態良否判定処理で運転状態良と判定された割合が80%以上で、95%未満であれば、安全運転レベルBと判定する(s63、s64)。また、安全運転レベル判定部11fは、直近の第3の時間(例えば、10分)において、s4の運転状態良否判定処理で運転状態良と判定された割合が80%未満であれば、安全運転レベルCと判定する(s65)。この安全運転レベルは、運転手7の安全運転の度合いを推定したものである。この例では、安全運転の度合いが高い順番は、安全運転レベルA、B、Cの順である。
なお、上述した安全運転レベル判定処理は1つの例であって、運転手7の安全運転レベルはどのような手法で判定してもよい。また、安全運転レベルは、2段階以上であれば何段階であってもよい。
この例の安全運転支援装置1は、s17で喚起要否判定処理を行う。この喚起要否判定処理では、安全運転レベル毎に、設定回数が設定されている。例えば、安全運転レベルAの設定回数は5回であり、安全運転レベルBの設定回数は3回であり、安全運転レベルCの設定回数は2回である。
図15は、s17にかかる喚起要否判定処理を示すフローチャートである。喚起要否判定部11bは、その時点で判定されている運転手7の安全運転レベルが安全運転レベルAであれば、s4における運転状態良否判定処理で、運転状態不良との判定が、この安全運転レベルAに設定されている設定回数以上連続したかどうかを判定する(s71、s72)。喚起要否判定部11bは、s72で設定回数以上連続していないと判定すると、運転手7に対する安全運転の喚起を不要と判定する(s77)。一方、喚起要否判定部11bは、s72で設定回数以上連続していると判定すると、運転手7に対する安全運転の喚起を要と判定する(s76)。
また、喚起要否判定部11bは、その時点で判定されている運転手7の安全運転レベルが安全運転レベルBであれば、s4における運転状態良否判定処理で、運転状態不良との判定が、この安全運転レベルBに設定されている設定回数以上連続したかどうかを判定する(s73、s74)。喚起要否判定部11bは、s74で設定回数以上連続していないと判定すると、運転手7に対する安全運転の喚起を不要と判定する(s77)。一方、喚起要否判定部11bは、s74で設定回数以上連続していると判定すると、運転手7に対する安全運転の喚起を要と判定する(s76)。
また、喚起要否判定部11bは、その時点で判定されている運転手7の安全運転レベルが安全運転レベルCであれば、s4における運転状態良否判定処理で、運転状態不良との判定が、この安全運転レベルCに設定されている設定回数以上連続したかどうかを判定する(s75)。喚起要否判定部11bは、s75で設定回数以上連続していないと判定すると、運転手7に対する安全運転の喚起を不要と判定する(s77)。一方、喚起要否判定部11bは、s75で設定回数以上連続していると判定すると、運転手7に対する安全運転の喚起を要と判定する(s76)。
安全運転支援装置1は、このs17にかかる喚起要否判定処理を完了すると、上述したように、s6以降の処理を実行する。
したがって、この例にかかる安全運転支援装置1は、安全運転の度合いが低い運転手7、すなわち安全運転に対する意識が乏しい運転手7、に対して安全運転の喚起が迅速に行える。
また、この例の安全運転支援装置1は、s12にかかる評価値更新処理を、s16の安全運転レベル判定処理で判定された安全運転レベルを用いて行ってもよい。
また、s4にかかる運転状態良否判定処理では、二輪車6の急発進、急加速、急ブレーキ、蛇行等の走行状態も加えて、運転状態が良であるかどうかを判定してもよい。
なお、上記の例では、安全運転支援装置1と、端末2とがネットワーク8を介して接続される構成であるとしたが、安全運転支援装置1と端末2とを一体化し、二輪車6に取り付けてもよい。この場合には、上記の例における安全運転支援装置1と端末2とがネットワーク8を介して通信するための構成が不要になる。
(付記1)
少なくとも1つのハードウェアプロセッサを有し、
前記ハードウェアプロセッサが、
センシングデータ入力部に入力された、二輪車の運転手の運転状態をセンシングした運転状態データを用いて、前記運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかを判定し、
前記運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかの判定結果に基づき、前記運転手に安全運転の喚起を行うかどうかを判定し、
前記運転手に安全運転の喚起を行うと判定すると、前記運転手に対する安全運転の喚起の実行指示を出力部において出力させる、
安全運転支援装置。
(付記2)
少なくとも1つのハードウェアプロセッサを用いて、
センシングデータ入力部に入力された、二輪車の運転手の運転状態をセンシングした運転状態データを用いて、前記運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかを判定し、
前記運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかの判定結果に基づき、前記運転手に安全運転の喚起を行うかどうかを判定し、
前記運転手に安全運転の喚起を行うと判定すると、前記運転手に対する安全運転の喚起の実行指示を出力部において出力させる、
処理を実行する安全運転支援方法。
1…安全運転支援装置
2…端末
3…状態センサ
4…GPSセンサ
5…生体センサ
6…二輪車
7…運転手
8…ネットワーク
9…交通量計測装置
11…制御ユニット
11a…運転状態良否判定部
11b…喚起要否判定部
11c…評価値更新部
11d…ハザードマップ作成部
11e…アシスト制限判定部
11f…安全運転レベル判定部
12…通信ユニット
13…運転手DB
14…ハザードマップDB
21…制御部
22…通信部
23…近距離無線通信部
24…操作部
25…表示部
26…音声出力部
60…アシストコントローラ
70…メガネ

Claims (15)

  1. 二輪車の運転手の運転状態をセンシングした運転状態データを入力するセンシングデータ入力部と、
    前記センシングデータ入力部に入力された前記運転状態データを用いて、前記運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかを判定する運転状態良否判定部と、
    前記運転状態良否判定部の判定結果に基づき、前記運転手に安全運転の喚起を行うかどうかを判定する喚起要否判定部と、
    前記喚起要否判定部が前記運転手に安全運転の喚起を行うと判定すると、前記運転手に対する安全運転の喚起の実行指示を出力する出力部と、を備えた安全運転支援装置。
  2. 前記センシングデータ入力部は、ネットワークを介して接続された端末から前記運転状態データを入力し、
    前記出力部は、前記運転手に対する安全運転の喚起の実行指示を、前記ネットワークを介して接続された前記端末に出力する、請求項1に記載の安全運転支援装置。
  3. 前記喚起要否判定部は、前記運転状態良否判定部が設定回数以上連続して、前記運転手による二輪車の運転状態が良好でないと判定したときに、前記運転手に安全運転の喚起を行うと判定する、請求項1、または2に記載の安全運転支援装置。
  4. 所定の安全運転判定タイミングになると、設定された安全運転判定期間内に入力された前記運転状態データを用いて、前記運転状態良否判定部が前記運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかを判定した判定結果に基づき、前記運転手の安全運転レベルを判定する安全運転レベル判定部を備え、
    前記喚起要否判定部は、前記安全運転レベル毎に、前記設定回数を設定している、請求項3に記載の安全運転支援装置。
  5. 前記センシングデータ入力部に入力される前記運転状態データには、前記運転手の顔の向きをセンシングしたデータが含まれている、請求項1〜4のいずれかに記載の安全運転支援装置。
  6. 前記センシングデータ入力部に入力される前記運転状態データには、前記二輪車の車体の傾きをセンシングしたデータが含まれている、請求項1〜5のいずれかに記載の安全運転支援装置。
  7. 前記センシングデータ入力部には、前記二輪車の速度にかかる速度関連データが入力され、
    前記運転状態良否判定部は、前記センシングデータ入力部に入力された前記運転状態データ、および前記速度関連データを用いて、前記運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかを判定する、請求項1〜6のいずれかに記載の安全運転支援装置。
  8. 前記速度関連データは、前記二輪車の位置を示す位置データである、請求項7に記載の安全運転支援装置。
  9. エリア毎に、交通量に応じた注意レベルを設定したハザードマップを記憶するハザードマップ記憶部を備え、
    前記運転状態良否判定部は、前記注意レベルに応じて、前記運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかの判定に用いる判定レベルを変化させる、請求項1〜8のいずれかに記載の安全運転支援装置。
  10. 前記センシングデータ入力部には、前記運転手の生体情報をセンシングしたバイタルデータが入力され、
    前記運転状態良否判定部は、前記運転手のバイタルデータに応じて、前記運転手による二輪車の運転状態が良好であるかどうかの判定に用いる判定レベルを変化させる、請求項1〜9のいずれかに記載の安全運転支援装置。
  11. 前記運転状態良否判定部の判定結果を用いて、前記運転手の安全運転評価値を更新する評価値更新部を備えた請求項1〜10のいずれかに記載の安全運転支援装置。
  12. 前記二輪車は、電動アシスト機能を有する自転車であり、
    前記喚起要否判定部の判定結果に基づき、前記電動アシスト機能による走行補助を制限するかどうかを判定するアシスト制限判定部を備え、
    前記出力部は、前記アシスト制限判定部が前記電動アシスト機能による走行補助を制限すると判定すると、前記電動アシスト機能による走行補助の制限の実行指示を出力する、請求項1〜11のいずれかに記載の安全運転支援装置。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載の安全運転支援装置と、
    前記ネットワークを介して前記安全運転支援装置に接続され、前記運転状態データを前記安全運転支援装置に入力し、前記安全運転支援装置から出力された前記運転手に対する安全運転の喚起の実行指示が入力される端末と、を備えた二輪車運転支援システム。
  14. センシングデータ入力部に入力された、二輪車の運転手の運転状態をセンシングした運転状態データを用いて、前記運転手の運転状態が良好であるかどうかを判定する運転状態良否判定ステップと、
    前記運転状態良否判定ステップの判定結果に基づき、前記運転手に安全運転の喚起を行うかどうかを判定する喚起要否判定ステップと、
    前記喚起要否判定ステップで前記運転手に安全運転の喚起を行うと判定すると、前記運転手に対する安全運転の喚起の実行指示を出力する出力ステップと、をコンピュータが実行する安全運転支援方法。
  15. センシングデータ入力部に入力された、二輪車の運転手の運転状態をセンシングした運転状態データを用いて、前記運転手の運転状態が良好であるかどうかを判定する運転状態良否判定ステップと、
    前記運転状態良否判定ステップの判定結果に基づき、前記運転手に安全運転の喚起を行うかどうかを判定する喚起要否判定ステップと、
    前記喚起要否判定ステップで前記運転手に安全運転の喚起を行うと判定すると、前記運転手に対する安全運転の喚起の実行指示を出力する出力ステップと、をコンピュータに実行させる安全運転支援プログラム。
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