JP2018057037A - ピアツーピア通信強化 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピアツーピア通信強化の提供。【解決手段】種々の異なるチャネルアクセス技法に関連して実装され得る、近接したピアツーピア通信のための強化型一般スーパーフレーム構造が開示される。加えて、事実上集中型制御、分散型制御、およびハイブリッド制御を含む異なる制御方式下で動作する、近接した複数のピアツーピアネットワーク(P2PNW)が共存することを可能にする方法が開示される。各スーパーフレームが、対応するP2PNW制御方式のうちの異なるものに対応する、2つまたはそれを上回るスーパーフレームを備え得るハイパーフレーム構造も開示される。ビーコンを使用して、異なる制御方式を使用する近くのネットワークを検出し、近くのネットワークからチャネルを要求するP2PNWのピアが開示される。ネットワーク構造およびフレーム構造は、IEEE 802.15.8に類似する。【選択図】図1

Description

(関連出願の引用)
本願は米国仮特許出願第61/845,688号(2013年7月12日出願、名称「Superframe Structure for Peer−to−Peer Communications」)の利益を主張し、上記出願の内容は、その全体が参照により本明細書に引用される。
ピアツーピア(P2P)近接通信とは、互の近接範囲内のピア間のインフラストラクチャベースまたはインフラストラクチャレスの通信を指し得る。ピアとは、ユーザ、または例えば、2Gシステムにおける移動局(MS)、もしくはIEEE 802.15無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)における完全機能デバイス(FFD)または低減機能デバイス(RFD)等のデバイスを指し得る。P2Pデバイスの実施例は、コネクテッドカー、医療デバイス、スマートメータ、スマートフォン、タブレット、ラップトップ、ゲーム機、セットトップボックス、カメラ、プリンタ、センサ、ホームゲートウェイ等を含む。P2P近接通信は、インフラストラクチャベースまたはインフラストラクチャレスの構成で所望のサービスへのその近接を認識しているピアに焦点を合わせ得る。例えば、P2P通信は、集中型コントローラを含む集中型システム、または中央コントローラを伴わない完全分散型システムで実装され得る。インフラストラクチャレスP2P通信とは対照的に、インフラストラクチャベースの通信は、多くの場合、例えば、ユーザ情報を取り扱い、ユーザ間でスケジュールし、接続(例えば、セルラー通信)を管理するための集中型コントローラを含む。インフラストラクチャレスP2P通信では、ピアは、典型的には、通信セッションを開始、維持、および終了するための等しい責任を有する。
近接ベースのアプリケーションおよびサービスは、コアインフラストラクチャから重いローカルインターネットトラフィックをオフロードするとともに、マルチホッピングを介したインフラストラクチャへの接続を提供する、近年の社会工学的動向を表す。多くの規格は、近接サービスの使用事例を、3GPP、oneM2M、IETF、IEEE、およびOMA等のそれらの標準化作業グループの一部として識別している。サービス層ならびに層間技法は、これらのサービスを可能にする標準化の分野である。P2P近接通信は、例えば、ソーシャルネットワーキング、広告、緊急事態、ゲーム、高性能輸送、およびネットワークシナリオのネットワークを含む、種々の用途で使用される。
典型的なソーシャルネットワーク実装では、近接したピアが、アプリケーションレベルで互に通信することができる(例えば、Facebook、Twitter)。2つまたはそれを上回るピアの間の双方向通信が、多くの場合、P2P近接通信のソーシャルネットワーク実装で必要とされる。トラフィックデータレートは、低く(例えば、テキストベースのチャット)または高く(例えば、コンテンツ共有)であり得る。P2P近接通信の例示的広告実装では、店が、その販売促進およびクーポンを、店の場所の近接範囲内にいる潜在的な顧客(ピア)にブロードキャストする。本例示的シナリオでは、低データトラフィックを伴う一方向通信が典型的であるが、双方向通信が(例えば、個人化広告に)使用され得る。
緊急事態でのP2P近接通信の実装は、通常、例えば、非常警報器等の一方向通信を伴う。他の緊急実装は、緊急安全管理シナリオ中等に双方向通信を必要とする。P2Pの緊急サービス/アプリケーションは、他のP2Pサービス/アプリケーションより高い優先順位を有し得、いくつかの緊急サービス/アプリケーションは、より高いプライバシー要件を有し得る。P2Pの例示的ゲーム実装では、複数のピアが、例えば、ある規則に従って、オンラインマルチプレーヤゲーム等の双方向型ゲームを初期化するか、またはそれに参加する。双方向型P2Pゲームは、多くの場合、少ない待ち時間を必要とする。P2P近接通信の例示的高性能輸送実装では、自動車間および/または自動車・インフラストラクチャ間通信を介したコネクテッドカーは、例えば、混雑/自己/イベント通知、自動車相乗りおよび電車の時間割等の双方向型輸送管理、高性能交通制御等を含む、先進用途をサポートすることができる。高性能輸送実装でのデータレートは、多くの場合、低いが、高性能輸送は、高度に信頼性のあるメッセージ配信、および非常に少ない待ち時間を必要とし得る。ネットワーク間P2Pは、インフラストラクチャの受信可能範囲を拡張するか、またはインフラストラクチャからオフロードするために使用され得る。
IEEE 802.15.8は、ソーシャルネットワーキング、広告、ゲーム、ストリーム配信、緊急サービス等を含む、上記で議論される新興サービスをサポートする完全分散型ピア認識通信のための物理層(PHY)および媒体アクセス制御(MAC)プロトコルを特定することを目指す。IEEE 802.15.8の特徴のうちのいくつかは、(i)関連付けなしのピア情報の発見、100kbpsより大きい典型的な発見信号速度、および100個より多くのデバイスの発見においていくつかのデバイスを取り扱う能力、(ii)例えば、典型的には、10Mbpsの拡張可能データ伝送速度、(iii)複数のグループ(典型的には最大10)内の同時メンバーシップとのグループ通信、(iv)相対的位置付け、マルチホップ中継、セキュリティ、および(v)11GHzを下回る、選択された大域的に利用可能な無認可/認可帯域で動作可能であり、これらの要件をサポートすることが可能であることを含む。
本願の一側面によると、近接したピアツーピア通信のための強化型一般スーパーフレーム構造が開示される。強化型スーパーフレーム構造は、時分割多重アクセス(TDMA)、直交周波数分割多重化、および直接シーケンス拡散スペクトラムを含む、種々の異なるチャネルアクセス技法に関連して実装され得る。
本願の別の側面によると、事実上集中型制御、分散型制御、およびハイブリッド制御を含む、異なる制御方式下で動作する、近接した複数のP2PNWが共存することを可能にするために、方法が開示される。特に、1つの方法は、分散型制御および事実上集中型制御の両方の下で動作するP2PNWの共存を可能にする。別の方法は、事実上集中型制御およびハイブリッド制御の両方の下で動作するP2PNWの共存を可能にする。さらに別の方法は、分散型制御およびハイブリッド制御の両方の下で動作するP2PNWの共存を可能にする。なおも別の方法は、3つ全ての異なる制御方式の下で動作するP2PNWの共存を可能にする。
本願のさらに別の側面によると、ハイパーフレームの概念が開示される。種々の実施形態では、ハイパーフレームは、各スーパーフレームが、本明細書で説明される、対応するP2PNW制御方式のうちの異なるものに対応する、2つまたはそれを上回るスーパーフレームを備え得る。
本概要は、発明を実施するための形態において以下でさらに説明される、簡略化形態の概念の選択を導入するように提供される。本概要は、請求された主題の主要な特徴または不可欠な特徴を識別することを目的としておらず、また、請求された主題の範囲を限定するために使用されることも目的としていない。さらに、請求された主題は、本開示の任意の部分で記述されるいずれかまたは全ての不利点を解決する実施形態に限定されない。
例えば、本願は以下の項目を提供する。
(項目1)
分散型制御下のピアツーピアネットワークのピアであって、前記ピアは、プロセッサと、メモリとを備え、前記メモリは、コンピュータ実行可能命令を含んでおり、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、
チャネルをスキャンし、事実上集中型制御下の1つ以上のピアツーピアネットワークのスーパーフレームのスーパーフレームビーコンを検出することと、
前記検出されたスーパーフレームビーコンを復号し、事実上集中型制御下の前記1つ以上のピアツーピアネットワークの前記スーパーフレームの共通制御およびデータチャネル(CCDCH)の位置を見つけることと、
事実上集中型制御下の前記1つ以上のピアツーピアネットワークの前記スーパーフレームの前記CCDCHを経由して要求メッセージを送信することにより、分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークの存在を示し、かつ分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアの分散型制御での使用のためのチャネルを要求することと
を含むステップを前記ピアに行わせる、ピア。
(項目2)
前記コンピュータ実行可能命令は、事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークのスーパーフレームの検出されたスーパーフレームビーコンを復号し、事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークのスーパー仮想リーダによって割り付けられた、分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアによる使用のための確保期間の位置を見つけるステップを前記ピアにさらに行わせる、項目1に記載のピア。
(項目3)
前記要求メッセージは、分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークのアプリケーションに関連付けられている識別子、前記アプリケーションのカテゴリの指示、分散型制御下の前記ピアツーピアネットワーク内のアクティブなピアの数の指示、前記分散型制御がフレームベースであろうかまたは非フレームベースであろうかの指示、前記分散型制御が競合ベースであろうかまたは非競合ベースであろうかの指示、要求されるチャネルタイムスロットの数の指示、要求される副搬送波の数の指示、および要求されるリソースブロックの数の指示のうちの1つ以上のものを含む、項目1に記載のピア。
(項目4)
事実上集中型制御下のピアツーピアネットワークのスーパー仮想リーダとして動作するピアであって、前記ピアは、プロセッサと、メモリとを備え、前記メモリは、コンピュータ実行可能命令を含んでおり、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、
事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークのスーパーフレームの共通制御およびデータチャネル(CCDCH)を経由して、分散型制御下のピアツーピアネットワークの第2のピアから要求メッセージを受信することであって、前記要求メッセージは、分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークの存在を示し、かつ分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークの分散型制御での使用のためのチャネルを要求する、ことと、
前記要求メッセージに応答して、分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアによる使用のために、チャネル上に確保時間を割り付けることと、
確保時間の前記割り付けについての情報を、分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアにブロードキャストすることと
を含むステップを前記ピアに行わせる、ピア。
(項目5)
確保時間の前記割り付けについての前記情報は、前記確保時間の開始時間の指示、前記確保時間の終了時間の指示、および前記確保時間の持続時間の指示のうちの1つ以上のものを含む、項目4に記載のピア。
(項目6)
前記ブロードキャストすることは、(i)事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークのスーパーフレームの次のビーコン、または(ii)事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークのスーパーフレームの前記CCDCHのうちの1つにおいて、確保時間の前記割り付けについての前記情報をブロードキャストすることを含む、項目4に記載のピア。
(項目7)
事実上集中型制御下のピアツーピアネットワークのスーパー仮想リーダとして動作するピアであって、前記ピアは、プロセッサと、メモリとを備え、前記メモリは、コンピュータ実行可能命令を含んでおり、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、
分散型制御下のピアツーピアネットワークのピアによって使用されている前記チャネルをスキャンし、前記チャネル上で確保期間を見出すことと、
前記確保期間が、事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアによる使用のためのスーパーフレームに適応するための十分な長さであるかどうかを決定することと、
前記確保期間が十分な長さである場合、前記確保期間にスーパーフレームビーコンを挿入し、事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークによる使用のためのスーパーフレームを開始させることであって、前記スーパーフレームビーコンの挿入は、事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークの存在を、分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアに公表する、ことと
を含むステップを前記ピアに行わせる、ピア。
(項目8)
前記ピアによって挿入される前記スーパーフレームビーコンは、事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークの1つのスーパーフレームと、分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークの1つのスーパーフレームとを含むハイパーフレームの開始を画定する、項目7に記載のピア。
(項目9)
前記確保時間が十分な長さではない場合、前記コンピュータ実行可能命令は、
分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークのスーパーフレームの共通制御およびデータチャネル(CCDCH)を介して、事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークによる使用のためのチャネルに対する要求を送信することと、
前記要求への応答を受信することと、
前記応答に基づいて、事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアによる使用のためのスーパーフレームを画定することと
を含むステップを前記ピアにさらに行わせる、項目7に記載のピア。
(項目10)
ハイブリッド制御下のピアツーピアネットワークの仮想リーダとして動作するピアであって、前記ピアは、プロセッサと、メモリとを備え、前記メモリは、コンピュータ実行可能命令を含んでおり、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、
チャネルをスキャンし、事実上集中型制御下の1つ以上のピアツーピアネットワークのスーパーフレームのスーパーフレームビーコンを検出することと、
前記検出されたスーパーフレームビーコンを復号し、事実上集中型制御下の前記1つ以上のピアツーピアネットワークの前記スーパーフレームの共通制御およびデータチャネル(CCDCH)の位置を見つけることと、
事実上集中型制御下の前記1つ以上のピアツーピアネットワークの前記スーパーフレームの前記CCDCHを経由して要求メッセージを送信することにより、ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークの存在を示し、かつハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアのハイブリッド制御での使用のためのチャネルを要求することと
を含むステップを前記ピアに行わせる、ピア。
(項目11)
前記コンピュータ実行可能命令は、事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークのスーパーフレームの検出されたスーパーフレームビーコンを復号し、事実上集中型制御下の1つ以上の前記ピアツーピアネットワークのスーパー仮想リーダによって割り付けられた、ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアによる使用のための確保期間の位置を見つけるステップを前記ピアにさらに行わせる、項目10に記載のピア。
(項目12)
事実上集中型制御下のピアツーピアネットワークのスーパー仮想リーダとして動作するピアであって、前記ピアは、プロセッサと、メモリとを備え、前記メモリは、コンピュータ実行可能命令を含んでおり、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、
事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークのスーパーフレームの共通制御およびデータチャネル(CCDCH)を経由して、ハイブリッド制御下のピアツーピアネットワークの第2のピアから要求メッセージを受信することであって、前記要求メッセージは、ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークの存在を示し、かつハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアの分散型制御での使用のためのチャネルを要求する、ことと、
前記要求メッセージに応答して、ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアによる使用のために、チャネル上に確保時間を割り付けることと、
確保時間の前記割り付けについての情報を、ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアにブロードキャストすることと
を含むステップを前記ピアに行わせる、ピア。
(項目13)
確保時間の前記割り付けについての前記情報は、前記確保時間の開始時間の指示、前記確保時間の終了時間の指示、および前記確保時間の持続時間の指示のうちの1つ以上のものを含む、項目12に記載のピア。
(項目14)
前記ブロードキャストすることは、(i)事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークのスーパーフレームの次のビーコン、または(ii)事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークのスーパーフレームの前記CCDCHのうちの1つにおいて、確保時間の前記割り付けについての前記情報をブロードキャストすることを含む、項目12に記載のピア。
(項目15)
事実上集中型制御下のピアツーピアネットワークのスーパー仮想リーダとして動作するピアであって、前記ピアは、プロセッサと、メモリとを備え、前記メモリは、コンピュータ実行可能命令を含んでおり、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、
ハイブリッド制御下のピアツーピアネットワークのピアによって使用されているチャネルをスキャンし、前記チャネル上で確保期間を見出すことと、
前記確保期間が、事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアによる使用のためのスーパーフレームに適応するための十分な長さであるかどうかを決定することと、
前記確保期間が十分な長さである場合、前記確保期間にスーパーフレームビーコンを挿入し、事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークによる使用のためのスーパーフレームを開始させることであって、前記スーパーフレームビーコンの挿入は、事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークの存在を、ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアに公表する、ことと
を含むステップを前記ピアに行わせる、ピア。
(項目16)
前記ピアによって挿入される前記スーパーフレームビーコンは、事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークの1つのスーパーフレームと、ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークの1つのスーパーフレームとを含むハイパーフレームの開始を画定する、項目15に記載のピア。
(項目17)
前記確保時間が十分な長さではない場合、前記コンピュータ実行可能命令は、
ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークのスーパーフレームの共通制御およびデータチャネル(CCDCH)を介して、事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークによる使用のためのチャネルに対する要求を送信することと、
前記要求への応答を受信することと、
前記応答に基づいて、事実上集中型制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアによる使用のためのスーパーフレームを画定することと
を含むステップを前記ピアにさらに行わせる、項目15に記載のピア。
(項目18)
分散型制御下のピアツーピアネットワークのピアであって、前記ピアは、プロセッサと、メモリとを備え、前記メモリは、コンピュータ実行可能命令を含んでおり、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、
チャネルをスキャンし、ハイブリッド制御下のピアツーピアネットワークのスーパーフレームのスーパーフレームビーコンを検出することと、
前記検出されたスーパーフレームビーコンを復号し、ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記スーパーフレームの共通制御およびデータチャネル(CCDCH)の位置を見つけることと、
ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記スーパーフレームの前記CCDCHを経由して要求メッセージを送信することにより、分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークの存在を示し、かつ分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアの前記分散型制御での使用のためのチャネルを要求することと
を含むステップを前記ピアに行わせる、ピア。
(項目19)
前記コンピュータ実行可能命令は、ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークのスーパーフレームの検出されたスーパーフレームビーコンを復号し、ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークのスーパー仮想リーダの前記ピアによって割り付けられた、分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークによる使用のための確保期間の位置を見つけるステップを前記ピアにさらに行わせる、項目18に記載のピア。
(項目20)
前記要求メッセージは、分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークのアプリケーションに関連付けられている識別子、前記アプリケーションのカテゴリの指示、分散型制御下の前記ピアツーピアネットワーク内のアクティブなピアの数の指示、前記分散型制御がフレームベースであろうかまたは非フレームベースであろうかの指示、前記分散型制御が競合ベースであろうかまたは非競合ベースであろうかの指示、要求されるチャネルタイムスロットの数の指示、要求される副搬送波の数の指示、および要求されるリソースブロックの数の指示のうちの1つ以上のものを含む、項目19に記載のピア。
(項目21)
ハイブリッド制御下のピアツーピアネットワークのスーパー仮想リーダとして動作するピアであって、前記ピアは、プロセッサと、メモリとを備え、前記メモリは、コンピュータ実行可能命令を含んでおり、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、
分散型制御下のピアツーピアネットワークのピアによって使用されているチャネルをスキャンし、前記チャネル上で確保期間を見出すことと、
前記確保期間が、ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアによる使用のためのスーパーフレームに適応するための十分な長さであるかどうかを決定することと、
前記確保期間が十分な長さである場合、前記確保期間にスーパーフレームビーコンを挿入し、ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークによる使用のためのスーパーフレームを開始させることであって、前記スーパーフレームビーコンの挿入は、ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークの存在を、分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアに公表する、ことと
を含むステップを前記ピアに行わせる、コンピュータ実行可能命令を含む、ピア。
(項目22)
前記ピアによって挿入される前記スーパーフレームビーコンは、ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークの1つのスーパーフレームと、分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークの1つのスーパーフレームとを含むハイパーフレームの開始を画定する、項目21に記載のピア。
(項目23)
前記確保時間が十分な長さではない場合、前記コンピュータ実行可能命令は、
分散型制御下の前記ピアツーピアネットワークのスーパーフレームの共通制御およびデータチャネル(CCDCH)を介して、ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークによる使用のためのチャネルに対する要求を送信することと、
前記要求への応答を受信することと、
前記応答に基づいて、ハイブリッド制御下の前記ピアツーピアネットワークの前記ピアによる使用のためのスーパーフレームを画定することと
を含むステップを前記ピアにさらに行わせる、項目21に記載のピア。
(項目24)
複数のピアツーピアネットワークが共存することを可能にする方法であって、前記複数のピアツーピアネットワークのうちの1つ以上のものは、事実上集中型制御下で動作し、前記複数のピアツーピアネットワークのうちの1つ以上のものは、ハイブリッド制御下で動作し、前記複数のピアツーピアネットワークのうちの1つ以上のものは、分散型制御下で動作し、前記方法は、
通信チャネル上でハイパーフレームを画定することと、
事実上集中型制御下の前記1つ以上のピアツーピアネットワークによる使用のための少なくとも1つのスーパーフレームを前記ハイパーフレームに挿入することと、
ハイブリッド制御下の前記1つ以上のピアツーピアネットワークによる使用のための少なくとも1つのスーパーフレームを前記ハイパーフレームに挿入することと、
分散型制御下の前記1つ以上のピアツーピアネットワークによる使用のための少なくとも1つのスーパーフレームを前記ハイパーフレームに挿入することと
を含む、方法。
(項目25)
ピアツーピアネットワークのピアであって、前記ピアは、プロセッサと、メモリとを備え、前記メモリは、コンピュータ実行可能命令を含んでおり、前記命令は、前記プロセッサによって実行されると、前記ピアに、スーパーフレーム構造に従って前記ネットワーク内の他のピアと通信させ、
前記スーパーフレーム構造は、
スーパーフレームビーコンと、
近接した前記ピアツーピアネットワーク内の全ての前記ピアによって共有される共通期間であって、前記共通期間は、制御または管理メッセージのためのものである、共通期間と、
1つ以上のアプリケーションフレームを備えているアプリケーション期間であって、各アプリケーションフレームは、それぞれのピアツーピアアプリケーションに関連付けられており、アプリケーションビーコンと、専用制御/データチャネルとを備えている、アプリケーション期間と、
確保期間と
を備え、
前記共通期間は、前記アプリケーションフレームの外側に位置している、ピア。
添付の図面と併せて一例として挙げられる、以下の説明から、より詳細に理解され得る。
図1は、分散型制御方式が採用される、例示的通信システムを図示する。 図2は、事実上集中型制御方式が採用される、例示的通信システムを図示する。 図3は、ハイブリッド制御方式が採用される、例示的通信システムを図示する。 図4は、一般的な時分割多重アクセス(TDMA)スーパーフレーム構造を描写する。 図5は、一実施形態による、強化型一般スーパーフレーム構造を図示する。 図6は、TDMA方式で使用するための図5の一般スーパーフレーム構造の一実施形態を図示する。 図7Aおよび7Bは、直交周波数分割多重化(OFDM)方式で使用するための図5の一般スーパーフレーム構造の一実施形態を図示する。 図7Aおよび7Bは、直交周波数分割多重化(OFDM)方式で使用するための図5の一般スーパーフレーム構造の一実施形態を図示する。 図8Aおよび8Bは、直接シーケンス拡散スペクトラム(DSSS)方式で使用するための図5の一般スーパーフレーム構造の一実施形態を図示する。 図8Aおよび8Bは、直接シーケンス拡散スペクトラム(DSSS)方式で使用するための図5の一般スーパーフレーム構造の一実施形態を図示する。 図9は、分散型制御および事実上集中型制御の共存のための方法の第1の実施形態を図示する。 図10Aおよび10Bは、分散型制御および事実上集中型制御の共存のための方法の第2の実施形態を図示する。 図10Aおよび10Bは、分散型制御および事実上集中型制御の共存のための方法の第2の実施形態を図示する。 図11は、分散型制御および事実上集中型制御の共存のための方法の第1の実施形態を図示する。 図12Aおよび12Bは、分散型制御およびハイブリッド制御の共存のための方法の第2の実施形態を図示する。 図12Aおよび12Bは、分散型制御およびハイブリッド制御の共存のための方法の第2の実施形態を図示する。 図13は、事実上集中型、分散型、およびハイブリッド制御方式の共存を可能にするために使用され得る、ハイパーフレーム構造の一実施形態を図示する。 図14Aは、1つ以上の開示された実施形態が実装され得る、例示的マシンツーマシン(M2M)、モノのインターネット(IoT)、またはモノのウェブ(WoT)通信システムの系統図である。 図14Bは、図14Aで図示されるM2M/IoT/WoT通信システム内で使用され得る、例示的アーキテクチャの系統図である。 図14Cは、図1、2、3、14A、および14Bで図示される通信システム内で使用され得る、例示的M2M/IoT/WoT端末またはゲートウェイデバイスもしくはピアの系統図である。 図14Dは、図1、2、3、14A、および14Bの通信システムの側面が具現化され得る、例示的コンピュータシステムのブロック図である。
(用語)
本明細書で使用される場合、「アプリケーションビーコン」という用語は、アプリケーションフレームの開始を示すビーコンを指す。「アプリケーションフレーム」という用語は、近接したP2P通信のための特定のアプリケーション専用のフレーム構造を指す。アプリケーションフレームは、本明細書では専用制御およびデータチャネル(DCDCH)と称される競合期間(Contention Period)(CP)、および/または無競合期間(CFP)と、非アクティブ期間、すなわち、ギャップまたは保護期間とを含み得る。DCDCHおよびCFPの両方は、それぞれ、チャネル割り付けおよび/またはチャネルアクセス管理を通して事前定義または調整され得るある量のタイムスロットで割り付けられる。DCDCHおよびCFPの長さは、アプリケーションビーコンで示され得る。
本明細書で使用される場合、「コンテキスト」とは、サービス、ユーザ、デバイス、近接等を指す。「チャネルアクセス」とは、無線通信システムで信号またはデータを伝送または受信するために、物理的通信チャネルに物理的に接続するプロシージャまたは動作を指す。「チャネル割り付け」とは、無線通信システムで信号またはデータを伝送または受信するための端末または複数の端末に物理的通信チャネルを画定するか、または割り当てるプロシージャを指す。端末は、それに割り付けられたチャネルにアクセスする。
本明細書で使用される場合、「ハイパーフレーム」という用語は、P2Pネットワークのうちのあるネットワークに対して本明細書で図示される階層フレーム構造におけるスーパーフレームより上の次のレベルを指す。ハイパーフレームは、例えば、事実上集中型制御スーパーフレーム、ハイブリッド制御スーパーフレーム、および/または分散型制御スーパーフレーム、もしくはこれらの任意の組み合わせ等の1つまたは複数の異なる種類のスーパーフレームを含み得る。
また、本明細書で使用される場合、「ピア発見」という用語は、近接したP2P通信を可能にするために、ピア関連付けまたはアタッチメントの前に、ピアが別のピアを見出すために使用されるプロシージャを指す。本プロシージャは、時として、近隣発見とも称される。
「ピア関連付け」とは、P2P通信のためのピアデータ伝送の前に、ピアが別のピアとの論理接続を確立するために使用されるプロシージャを指す。本プロシージャはまた、ピアアタッチメント、ペアリング、ピアリング、リンク確立等と称され得る。「ピア関連付け更新」という用語は、ピアが他のピアとの既存の関連性関係の関連識別子および/または関連コンテキストを更新するために使用されるプロシージャを指す。「ピア関連付け解除」とは、ピアが他のピアとの既存の関連性関係を取り消すために使用されるプロシージャを指す。「ピア再関連付け」とは、ピアが他のピアとの取り消された関連性関係を再び関連付けるために使用されるプロシージャを指す。
「仮想リーダ(VL)」という用語は、集中型P2PNW内制御のために、同一のコンテキストベースのサービスまたはアプリケーションを共有するピアのグループ間で、すなわち、P2PNW内で、P2P通信を代表し、管理し、調整するように定義されるピアを指す。仮想リーダは、グループ(P2PNW)内で動的に決定および/または変更され得る。仮想リーダは、コンテキスト管理、コンテキスト認識発見ブロードキャスト、コンテキスト認識ピア関連付け、グループメンバーシップ管理、同期化、リンク管理、チャネル割り付けおよびアクセス制御、確実なデータ伝送、ルーティング管理、電力制御および干渉管理、ならびにチャネル測定協調等のグループ(P2PNW)のための機能を果たす。ピアは、1つのアプリケーション(P2PNW)のための仮想リーダのみであり得、1つのアプリケーション(P2PNW)は、1つだけの仮想リーダを有し得る。仮想リーダの他の代替的な用語は、グループのリーダ/ヘッダ/コントローラ/コーディネータ/マスタ/マネージャ、クラスタのリーダ/ヘッダ/コントローラ/コーディネータ/マスタ/マネージャ、ゾーンのリーダ/ヘッダ/コントローラ/コーディネータ/マスタ/マネージャ等を含む。
「スーパー仮想リーダ(スーパーVL)」という用語は、同期化、電力制御、干渉管理、チャネル割り付け、アクセス制御等の目的で、集中型P2PNW間制御のために近接したP2PNWの全ての仮想リーダを調整するために定義される仮想リーダを指す。スーパー仮想リーダは、近接した仮想リーダの間で動的に決定および/または変更され得る。スーパー仮想リーダは、集中型P2PNW間制御のための仮想リーダの階層構造の最高リーダである。さらに、スーパー仮想リーダは、複数のアプリケーション(P2PNW)を管理する仮想リーダにわたって調整されることができる。
「サブ仮想リーダ(サブVL)」という用語は、集中型P2PNW内制御のために、物理的または論理的トポロジーに基づくマルチホップ通信を通して受信可能範囲を拡張するために定義されるピアを指す。サブ仮想リーダの役割は、(1)同一のコンテキストベースのサービスまたはアプリケーション(P2PNW)を有するピアのサブグループを管理する仮想リーダとして、および(2)同一のグループ(P2PNW)の仮想リーダおよび/またはサブ仮想リーダの管理下のピア(すなわち、メンバ)としてのうちの1つ以上の、最大では全てを含む。サブ仮想リーダは、仮想リーダの機能の一部を果たし得る。
本明細書で使用される場合、「スーパーフレーム」という用語は、P2Pネットワークのうちのあるネットワークに対して本明細書で図示および説明される階層フレーム構造におけるアプリケーションフレームより上の次のレベルを指す。一実施形態では、スーパーフレームは、競合ベースの共通期間(CP)、すなわち、共通制御およびデータチャネル(CCDCH)、1つまたは複数のアプリケーションフレーム、確保時間(RT)フィールド、および/または非アクティブ期間を含み得る。「スーパーフレームビーコン」という用語は、本明細書で説明されるようなスーパーフレームの開始を示すために使用され得るビーコンを指す。スーパーフレームビーコンは、スーパービーコンとしてスーパー仮想リーダによって、共通ビーコンとして仮想リーダ(VL)によって、または共通ピアビーコンとしてピアによって維持され得る。実施形態では、スーパーフレームビーコンはまた、真に設定された場合にハイパーフレームの開始を示すために、ハイパーフレームインジケータを含み得る。
(P2P通信のための制御方式)
異なるP2Pネットワーク(P2PNW)の間でチャネルアクセスを管理するための3つの異なる制御方式、すなわち、分散型制御、事実上集中型制御、およびハイブリッド制御が、IEEE 802.15.8規格に関連して提案されている。
図1は、分散型P2PNW間制御およびP2PNW内制御の両方を含み得る、分散型制御方式が採用される、例示的通信システム100を図示する。示される例示的システムでは、4つのP2PNW102、104、106、および108がある。各P2PNW102、104、106、108は、それぞれ、App1、App2、App3、およびApp4等のそれぞれのP2Pアプリケーションを実装する。ピアは、タブレット、スマートフォン、音楽プレーヤ、ゲーム機、携帯情報端末、ラップトップ、PC、医療デバイス、コネクテッドカー、スマートメータ、ホームゲートウェイ、モニタ、アラーム、センサ、セットトップボックス、プリンタ、2Gネットワーク内の移動局(MS)、3Gネットワーク内のユーザ機器(UE)、もしくはIEEE 802.15(無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN))ネットワーク内の完全機能デバイス(FFD)または低減機能デバイス(RFD)のうちの1つまたはグループであり得る。一実施例として、ピアは、図14C(以下でさらに完全に説明される)で図示されるハードウェアアーキテクチャ、またはその変形例を有し得、もしくは図14D(同様に以下でさらに完全に説明される)で図示されるコンピュータシステムのアーキテクチャを有し得る。
図1で図示される分散型制御方式では、P2PNWの各ピアは、共通制御/データチャネル(CCDCH)上で他のピアと通信することによって、近接したP2PNWの他のピアとの全ての制御関連通信を管理する。CCDCHは、限定されないが、近接したP2PNWの間の共通制御メッセージ、近接したP2PNWへのページングまたはブロードキャストメッセージ、および近接したP2PNWにブロードキャストされる短い高優先順位のデータに使用され得る。
分散型P2PNW間制御では、1つのP2PNW内のピアが、近接した他のP2PNW内のピアとのその制御関連通信を管理する。例えば、図1では、P2PNW102内のピア3−2は、P2PNW104のピア1およびピア2と制御関連情報を通信する。同様に、P2PNW106のピア1は、P2PNW108内のピア1およびピア4と制御関連情報を通信する。そのような分散型制御方式では、P2PNWの間に中央「コントローラ」の役割を果たすスーパーVLがない。
分散型P2PNW内制御では、ピアが、両矢印の実線によって示されるように、P2PNW内の他のピアと通信することによって、その制御関連情報を管理する。例えば、P2PNW108内のApp4のピア1は、そのApp4 P2PNW内のピアと制御およびデータメッセージの両方を取り扱う。中央「コントローラ」の役割を果たすVLも、いかなるサブVLもない。
図2は、集中型P2PNW間制御およびP2PNW内制御の両方を含み得る、事実上集中型制御方式が採用される、例示的通信システム200を図示する。示される例示的システムでは、4つのP2PNW110、112、114、および116がある。以前の実施例のように、各P2PNW110、112、114、116は、それぞれ、App1、App2、App3、およびApp4等のそれぞれのP2Pアプリケーションを実装する。
集中型P2PNW間制御では、スーパーVLが、共通制御/データチャネル上でのP2PNWの他のVLとの通信を介して、近接したP2PNWの間で全ての制御関連通信を管理する。例えば、P2PNW110内のピア1(App1を実装する)は、スーパーVLであり、App1、App2、App3、およびApp4 P2PNW110、112、114、および116の間で全ての制御信号および/またはメッセージを取り扱う。具体的には、示されるように、スーパーVL(P2PNW110のピア1)は、CCDCH上で、App2 P2PNW112のピア1(VL2)と、App3 P2PNW114のピア1(VL3)と、およびApp4 P2PNW116のピア1(VL4)と通信する。
集中型P2PNW内制御では、VLが、専用制御/データチャネル(DCDCH)上でのP2PNWの他のピアとの通信を介して、直接的に、またはP2PNW内のサブVLを通して全ての制御関連通信を管理する。例えば、App1 P2PNW110のピア1は、App1 P2PNW内のピア(例えば、ピア2および4)およびサブVL(例えば、ピア3)の間で、全ての制御信号および/またはメッセージを取り扱う。ピア3は、ピア3−1および3−2のためのサブVLである。同様に、App4 P2PNW116のピア1は、App4 P2PNW116内の全てのピア(ピア2、3、4、および5)の間で、全ての制御信号および/またはメッセージを取り扱う。
図3は、分散型P2PNW間制御と事実上集中型P2PNW内制御との両方を含み得るハイブリッド制御方式が採用される例示的通信システムを図示する。示される実施例では、再度、4つのP2PNW118、120、121、および122がある。以前の実施例のように、各P2PNW118、120、122、および124は、それぞれ、App1、App2、App3、およびApp4等のそれぞれのP2Pアプリケーションを実装する。
本ハイブリッド制御方式の分散型P2PNW間制御では、P2PNWのVLは、CCDCH上の通信を介して、近接した他のP2PNWのVLとのそのP2PNWの制御関連通信を管理する。P2PNWの間には中央「コントローラ」の役割を果たすスーパーVLがなく、所与のP2PNWのVLは、そのP2PNW内の中央「コントローラ」にすぎない。例えば、示されるように、App1 P2PNW118のピア1(VL1)は、App2 P2PNW120のピア1(VL2)と、App3 P2PNW122のピア1(VL3)と、およびApp3 P2PNW124のピア1(VL4)と通信する。
ハイブリッド制御方式の集中型P2PNW内制御では、VLが、専用制御/データチャネル上で、直接的に、またはP2PNW内のサブVLを通して全ての制御関連通信を管理する。例えば、App1 P2PNW118のピア1は、そのApp1 P2PNW内のピア(例えば、ピア2および4)およびサブVL(例えば、ピア3)の間で、全ての制御信号および/またはメッセージを取り扱う。同様に、App4 P2PNW124のピア1は、そのApp4 P2PNW内の全てのピア(例えば、ピア2、3、4、および5)の間で、全ての制御信号および/またはメッセージを取り扱う。
(チャネル管理およびスーパーフレーム構造)
802.15.8では、チャネル管理が、ピア間のチャネルリソース割り付けに使用される。スーパーフレームが、チャネル管理プロセス中に画定される。概して、スーパーフレームは、新しいスーパーフレームの始点を画定する、(集中型制御では)スーパービーコンまたは(ハイブリッドおよび分散型制御では)共通ビーコンから成る。次いで、スーパービーコンまたは共通ビーコンの後には、CCDCHが続く。CCDCHに続いて、1つ以上のアプリケーションフレームがある。各アプリケーションフレームは、アプリケーションビーコンと、P2PNW内通信用であり、P2PNW内のVL、サブVL、およびピアによって共有されるDCDCHと、無競合期間(CFP)とを含み得る。
新しいスーパーフレームまたはアプリケーションフレームを画定するために、ピアは、CCDCHまたはDCDCH上でチャネル割り付け要求を送信し、近接範囲内のピアからの応答を待つ必要がある。スーパーフレームを画定する第1のビーコンは、アプリケーションフレームも画定する。異なる制御方式の下で、この第1のビーコンは、異なる名前で呼ばれ、異なる当事者によって送信される。例えば、事実上集中型制御では、スーパービーコンと呼ばれ、スーパーVLによって送信される。ハイブリッド制御方式では、これは、VLから送信される共通アプリケーションビーコンであり、分散型制御方式では、これは、ピアからの共通アプリケーションビーコンである。
図4は、図2で図示される事実上集中型制御方式に使用され得る、一般的な時分割多重アクセス(TDMA)スーパーフレーム構造を示す。図2および4を参照すると、本実施例では、スーパービーコンは、スーパーフレームを画定し、二重機能(すなわち、スーパーVLとApp1のVL)により、App1のためのアプリケーションビーコンとしても機能する。App1のDCDCHは、CCDCHの直後に続く。本アプリケーションフレームのVLが、スーパーフレームのためのスーパーVLでもあるため、App1フレームがCCDCHを含む一方で、他のアプリケーションフレーム(例えば、App2およびApp3のためのアプリケーションフレーム)は、個々のアプリケーションビーコンから始まり、その後にそのDCDCHがあることが分かる。
図4で図示されるスーパーフレーム構造のような既存のTDMAスーパーフレーム構造は、より一貫したアプリケーションフレーム構造を含む、複数のP2Pアプリケーションのためのより良好なサポートから利益を得ることができる。さらに、IEEE規格で定義されるような、物理層における直交周波数分割多重化および物理層における直接シーケンス拡散スペクトラムのための既存のスーパーフレーム構造もまた、P2Pアプリケーション、特に複数のP2Pアプリケーションのためのより良好なサポートから利益を得ることができる。加えて、既存のスーパーフレーム構造は、図1−3で図示される異なる制御方式の共存に対処しない。
(強化型一般スーパーフレーム構造)
本願の一側面によると、異なる複数のアクセス方式の複数の実施形態とともに、強化型一般スーパーフレーム構造が開示される。
強化型スーパーフレーム構造の一実施形態が、図5で図示されている。図5で図示される実施例では、2つの連続スーパーフレーム、すなわち、スーパーフレーム1およびスーパーフレーム2が示されている。スーパーフレーム1を参照すると、各スーパーフレームは、スーパーフレームビーコン502、CCDCH等の競合ベースの共通期間504、アプリケーション期間506、確保時間508、および非アクティブ期間510のうちの1つ以上のもの、最大で全てを含み得る。
スーパーフレームビーコン502は、スーパーフレームの開始を示す。これは、異なる制御方式を用いて、スーパービーコンとしてスーパーVLによって、共通ビーコンとしてVLによって、または共通ピアビーコンとしてピアによって維持され得る。
共通期間(CCDCH)504は、制御または管理メッセージ、ならびに短いまたはより高い優先順位のデータのために、近接した全てのピアによって共有され得る。公衆ブロードキャスティング/マルチキャスティングおよび私設ペア通信の両方が、競合ベースの通信としてCCDCH上で行われ得る。とくに「発見されるべき」および/または「関連付け要求」メッセージに対して、この期間中に同一のメッセージ(すなわち「発見されるべき」に対する発見ビーコン)が繰り返されることができる。
アプリケーション期間506は、P2Pアプリケーション使用専用であり得る。一実施形態では、アプリケーション期間506内に1つまたは複数のアプリケーションフレーム(図示せず)があり得る。異なる複数のアクセス方式が、この時間間隔内のアプリケーションフレームの異なる配列を画定し得る。共通期間(CCDCH)と同様に、「発見されるべき」および/または「関連付け要求」メッセージに対して、この期間中に同一のメッセージ(すなわち「発見されるべき」に対する発見ビーコン)が繰り返されることができる。
確保時間508は、他のサービスフレームの挿入のために確保され得、非アクティブ期間510は、スーパーフレーム間の(例えば、図5のスーパーフレーム1とスーパーフレーム2との間の)随意的なギャップまたは保護時間であり得る。
(強化型TDMAスーパーフレーム構造)
図6は、TDMA方式で使用するための図5の一般スーパーフレーム構造の一実施形態を図示する。図4のTDMAスーパーフレーム構造と比較して、図6のスーパーフレーム構造は、スーパービーコン(例えば、図4のスーパービーコン1)の機能を、別個のスーパーフレームビーコン(例えば、スーパーフレームビーコン1)と1つ以上の別個のアプリケーションビーコン(Appビーコン1、Appビーコン2、およびAppビーコン3等)とに分割することによって、前者を改良し、スーパーフレームビーコンは、スーパーフレームの開始を画定し、各アプリケーションビーコンは、それぞれのアプリケーションフレームの開始を画定する。種々の実施形態では、スーパーフレームビーコンは、事実上集中型制御方式下のスーパービーコン、ハイブリッド制御方式下の共通ビーコン、または分散型制御方式下の共通ピアビーコンであり得る。示されるように、本実施形態では、新しいスーパーフレーム構造でのCCDCHは、(図4のスーパーフレーム構造の場合のように)もはや第1のアプリケーションフレームの一部ではない。換言すると、新しいスーパーフレーム構造は、スーパーフレームビーコンおよびCCDCHを含む、共通期間を有し、アプリケーション期間は、1つ以上のアプリケーションフレームを含む。各アプリケーションフレームは、1つのアプリケーション専用であり得、アプリケーションビーコンから始まり、その後にそのDCDCHが続く。したがって、新しいスーパーフレーム構造は、アプリケーションフレーム構造とより一致している。
図6で図示されるスーパーフレーム構造は、3つ全ての制御方式に一般的であることに留意されたい。スーパーフレームビーコン(例えば、スーパーフレームビーコン1、スーパーフレームビーコン2等)およびアプリケーションビーコン(例えば、Appビーコン1、Appビーコン2、およびAppビーコン3)は、制御方式に応じて、スーパーVL、VL、またはピアによって維持されることができる。例えば、事実上集中型制御方式では、近接したスーパーVLまたは第1のVLのいずれかが、スーパーフレームビーコンを送信し得、VLが、アプリケーションビーコンを送信し得る。ハイブリッド制御の場合、VLが、スーパーフレームビーコンならびにアプリケーションビーコンを送信する。分散型制御方式では、任意のピアが、スーパーフレームビーコンおよびアプリケーションビーコンを送信し得る。
(強化型OFDMスーパーフレーム構造)
図7Aおよび7Bは、OFDM方式で使用するための図5の一般スーパーフレーム構造の一実施形態を図示する。図示されるように、専用アプリケーションフレームが、無競合アクセスのために(TDMAのように)異なる時間間隔で割り当てられる。さらに示されるように、CCDCHおよびDCDCHは、動作帯域内の副搬送波の一部または全てであり得る。さらに、CCDCHまたはDCDCHのいずれかは、複数のチャネルに分割され得る。例えば、スーパーフレーム2(図7B)では、CCDCHは、2つ(CCDCH1およびCCDCH2)に分割される。
(強化型DSSSスーパーフレーム構造)
図8Aおよび8Bは、DSSS方式で使用するための図5の一般スーパーフレーム構造の一実施形態を図示する。図示されるように、スーパーフレームビーコンおよびCCDCHのみが、共通期間(すなわち、CCDCH)への干渉を最小限化するために、共通期間内で割り付けられる。アプリケーション期間では、アプリケーションフレームは、異なる直交符合で拡散され得、したがって、この時間間隔で重複させられ得る。図8Aは、ビーコンとの重複を図示する。図8Bは、ビーコンとの非重複を図示する。
図8Bで図示されるように、ビーコンへの干渉を最小限化するために、CCDCHは、スーパーフレームビーコン後に開始し得、DCDCHおよび/またはデータは、アプリケーションビーコン後に開始し得る。
図8Aおよび8Bで図示されるように、複数のCCDCHまたはDCDCHが、示されるように、異なる直交符合を用いて(例えば、CCDCH1およびCCDCH2を用いて)画定され得る。さらに、分散型グループ通信内のピア間の異なるデータパッケージが、異なる直交符合を用いて拡散され得、したがって、図8Aおよび8BのアプリケーションフレームAppフレーム1で図示されるように、時間的に重複させられ得る。
(異なる制御方式の共存のための方法)
以降では、異なる制御方式、すなわち、事実上集中型、分散型、およびハイブリッド制御下で動作する、複数のP2PNWが近接して共存することを可能にする方法が説明される。本明細書で対処される第1のシナリオでは、複数のP2PNWがあり、それらのうちのいくつかは、分散型制御を使用し、他は、事実上集中型制御を採用する。複数のP2PNWを伴う第2のシナリオでは、それらのうちのいくつかは、事実上集中型制御を使用し、他は、ハイブリッド制御を採用する。第3のシナリオでは、複数のP2PNWのうちのいくつかは、分散型制御を使用し、他は、ハイブリッド制御を採用する。最後に、第4のシナリオでは、分散型制御、事実上集中型制御、およびハイブリッド制御を同時に使用する、複数のP2PNWがある。
(分散型制御および集中型制御の共存のための方法)
分散型制御下のP2PNWが、事実上集中型制御下の近接したP2PNWと共存することを可能にする方法が、図9および10A−Bに関連して説明される。議論の目的のみで、各々が異なるP2Pアプリケーション(すなわち、P2PNW1のためのApp1、P2PNW2のためのApp2、P2PNW3のためのApp3、およびP2PNW4のためのApp4)を実装する、近接した4つのP2PNWがある、例示的なシステムを考慮されたい。さらに、App1およびApp2が、事実上集中型制御を使用する一方で、App3およびApp4が、分散型制御を使用することを仮定されたい(これらの制御方式は、図1−3に関連して上記で説明されている)。
図9は、分散型制御および事実上集中型制御の共存のための方法の第1の実施形態を図示する。本実施形態では、App1およびApp2 P2PNWが、最初に出現し、後に、App3およびApp4 P2PNWが続くことを仮定されたい。
この第1の実施形態によると、分散型制御下のP2PNWを開始する(すなわち、App3およびApp4 P2PNWからの)第1のピアは、以下の追加の動作を行う必要がある。第1に、ピアは、事実上集中型制御のためのスーパーフレームのスーパーフレームビーコン、すなわち、スーパービーコン902に対してスキャンする。検出されると、ピアは、事実上集中型制御スーパーフレームのCCDCH904の位置を見つけるために、スーパーフレームビーコンを復号し得る。ピアはまた、分散型制御下のピアによる使用のためにスーパーVLによって割り付けられた確保時間906を見つけるために、スーパーフレームビーコンを復号し得ることに留意されたい。第2に、分散型制御下の(すなわち、App3およびApp4からの)ピアは、ピアがそのP2PNWに参加するための分散型制御の発生を示し、事実上集中型制御スーパーフレームのCCDCH904を通して、その分散型制御のためのチャネル(すなわち、確保時間の長さ)を要求する。換言すると、各App3およびApp4の第1のピアは、事実上集中型制御に使用されるスーパーフレームのCCDCH906を経由して、要求メッセージを送信する。本メッセージは、以下の情報を含み得る:(i)アプリケーション識別子(すなわち、ピアのP2PNWによって提供されるP2Pアプリケーションの識別子)および/またはカテゴリ(すなわち、ソーシャルネットワーキング、緊急サービス、ゲーム等のP2PNWのアプリケーションのカテゴリの指示)、(ii)本アプリケーションのP2PNW内のアクティブなピアの数の指示、分散型制御がフレームベースであろうかまたは非フレームベースであろうかの指示、および分散型制御が競合ベースであろうか、または非競合ベースであろうかの指示等のアプリケーション属性、ならびに(iii)例えば、要求されるタイムスロットの数の指示、要求される副搬送波の数の指示、および要求されるリソースブロックの数の指示を含む、ピアによって要求されるチャネルリソソースの仕様等。
さらに、この第1の実施形態によると、事実上集中型制御下のApp1およびApp2のピアのためのスーパーVLは、分散型制御下のApp3およびApp4のピアによる使用のために、スーパーフレーム内にある確保時間906を割り付ける。より具体的には、App1およびApp2のピアの事実上集中型制御のためのスーパーフレームのCCDCHを経由して受信される指示およびチャネル要求に基づいて、スーパーVLは、App3およびApp4のピアのための分散型制御専用のRT906を計算して割り付ける。
異なる方法が、RT906を計算して割り付けるために、スーパーVLによって活用され得る。概して、入力としてApp3およびApp4のピアからの要求を使用して、スーパーVLは、異なる基準に基づいてRT906を割り付けるであろう。一実施例では、RTがApp3およびApp4の両方を満たすために十分長い場合、スーパーVLは、それらが要求した通りにRTを両方に割り付けるであろう。別の実施例では、RTが短すぎてApp3およびApp4の両方にサービス提供できないが、それらのうちの1つを満たすことができる場合、スーパーVLは、最初に、App3(またはApp4)要件を満たすようにRTからの十分なリソースを割り付け、App4(またはApp3)のために残りのRTを残し得る。別の実施例では、RTが短すぎてApp3にもApp4にもサービス提供できない場合、スーパーVLは、RTをApp3またはApp4に等しく割り付け得る。もう1つの実施例では、App3(またはApp4)がより多くのピアを有する場合に、スーパーVLは、より多くのRTリソースをApp3(またはApp4)に割り付け得る。すなわち、App3およびApp4 P2PNW内のピアの数に基づく比例的RT割り付けである。
割り付け結果(例えば、RTの開始時間、RTの終了時間、またはRTの持続時間等)は、次のスーパーフレームビーコン(例えば、スーパーフレームビーコン908)に含まれ、事実上集中型制御および分散型制御下の全てのピアにブロードキャストされ得る。随意に、割り付けられた結果は、事実上集中型制御のためのスーパーフレームのCCDCHを介して、分散型制御下の要求ピアに即時に返信されることもできる。
事実上集中型制御下の他のピアは、事実上集中型制御方式のための通常動作に従い得る。
さらに、この第1の実施形態によると、分散型制御下のピア(すなわち、App3およびApp4 P2PNWSのピア)のためのCCDCHは、2つの異なる場所のうちの1つで作成されることができる。一実施形態では、分散型制御下のピアのためのCCDCHは、910において図9で図示されるように、スーパーVLによって割り付けられたRTの開始に位置し得る。別の実施形態では、分散型制御下のピアのためのCCDCHは、事実上集中型制御下のピアのためのCCDCHと共存し得る。他の実施形態では、分散型制御のためのCCDCHは、事実上集中型制御のためのCCDCHの直後に配置されることができる。この代替実施形態は、図9で図示されていないことに留意されたい。
図9でさらに示されるように、事実上集中型制御および分散型制御の共存のための方法のこの第1の実施形態のさらなる側面によると、ハイパーフレームの概念が、事実上集中型制御スーパーフレームおよび分散型制御スーパーフレームの共存を促進するように導入され得る。一実施形態によると、ハイパーフレームは、事実上集中型制御のための1つのスーパーフレームと、分散型制御のための1つのスーパーフレームとから成る。図9に示されるように、分散型制御のためのスーパーフレームは、事実上集中型制御のためのスーパーフレームのRTフィールド内に常駐する。
さらに、本実施形態によると、ハイパーフレームは、一実施形態では、それがハイパーフレームの開始を線引きすることを示すようにTRUEに設定され得る、ハイパーフレームインジケータを有するスーパーフレームビーコンによって画定され得る。本実施形態では、仮想化集中型制御下のピアのスーパーVLは、スーパーフレームビーコン内のハイパーフレームインジケータをTRUEに設定し、順に、ハイパーフレームを画定する。別の実施形態(図示せず)では、分散型制御下のピア(例えば、本実施例ではApp3およびApp4のピア)はまた、スーパーVLとの交渉に基づいて、それらのスーパーフレームビーコン内でハイパーフレームインジケータをTRUEに構成し得る。そのような場合において、分散型制御下のピアのスーパーフレームビーコンは、ハイパーフレームを画定する。
また、本実施形態によると、RTは、スーパーVLによって分散型制御下のApp3およびApp4に割り付けられる。しかし、App3およびApp4は、独力で、RT内のチャネルリソースを要求して交渉するために、既存の分散型制御プロシージャを使用し得る。
App3およびApp4は、同時または順次に、近接して出現し得ることにも留意されたい。後者に対して、すなわち、App4がApp3の後に出現し、App4は、事実上集中型制御スーパーフレームのCCDCHまたは分散型制御スーパーフレームのCCDCHを介して、チャネルリソースを要求することができる。
図10Aおよび10Bは、分散型制御および事実上集中型制御の共存のための方法の第2の実施形態を図示する。この第2の実施形態では、(分散型制御下の)App3およびApp4 P2PNWが最初に出現し、後に、App1およびApp2 P2PNWが続くことを仮定されたい。
この第2の実施形態によると、最初に、事実上集中型制御下のApp1およびApp2
P2PNWのスーパーVLが、そのスーパーフレームを開始する確保時間(RT)を見出す必要がある。この第2の実施形態によると、スーパーVLがこのステップを行うための2つの代替案がある。
図10Aを参照すると、第1の代替案では、スーパーVLは、十分なRTを見出すためにチャネルをスキャンする。次いで、RTが十分に長い(例えば、RT1002)場合、スーパーVLは、それ自体を公表するためにスーパーフレームビーコンを挿入し、事実上集中型制御スーパーフレーム(例えば、ハイパーフレーム1のスーパーフレーム1)を開始する。この場合、スーパーVLは、そのスーパーフレームビーコン内でハイパーフレームインジケータ1004をTRUEに構成し、これは順に、図10Aで図示されるように、ハイパーフレーム(例えば、ハイパーフレーム1)を画定する。次いで、スーパーVLは、分散型制御スーパーフレームのCCDCH1006を経由して、その存在を示す。
図10Bを参照すると、第2の代替案では、十分なRTが見出されていない場合、スーパーVLが、それ自体を公表し、分散型制御下のピアのCCDCH1008を介してチャネルを要求することができる。このようにして、App3およびApp4は、事実上集中型制御を伴うApp1およびApp2の存在を把握することができる。次いで、分散型制御下のピアがスーパーVLから要求を受信した後、それ/それらは、分散型制御スーパーフレームのCCDCH1008を介して、応答し、チャネルリソースをスーパーVLに与える。例えば、分散型制御下のピアは、App1およびApp2のためのRTのサイズを増大させ、CCDCH1008を介して増加を公表し得る。App1およびApp2に割り付けられたRTリソースの開始、および割り付けられたRTのサイズ、または代替として、割り付けられたRTの開始および終了を示し得る、受信した応答に基づいて、スーパーVLは、事実上集中型制御のためのスーパーフレーム(例えば、図10Bのハイパーフレーム1のスーパーフレーム2)を画定する。この場合、分散型制御のためのスーパーフレームビーコン(例えば、スーパーフレームビーコン1010、1012)は、ハイパーフレームインジケータ(TRUEに設定されている)を含み、順に、ハイパーフレームを画定する。
さらに、図10Aおよび10Bのこの第2の実施形態によると、事実上集中型制御のためのスーパーフレームが編成された後に、分散型制御下のピアは、事実上集中型制御のためのスーパーフレームビーコン(例えば、スーパーフレームビーコン1014、1016)をスキャンし、随意に、切り替わって、分散型制御目的で事実上集中型制御のためのCCDCH(例えば、CCDCH1018、1020)を使用することができる。
図10Aおよび10Bに示されるように、ハイパーフレームの概念が、事実上集中型制御スーパーフレームと分散型制御スーパーフレームとの共存を促進するために、再度導入され得る。示されるように、ハイパーフレームは、分散型制御のための1つのスーパーフレーム、および事実上集中型制御のための1つのスーパーフレームから成り得る。種々の実施形態では、App1およびApp2 P2PNWのスーパーVL、ならびにApp3およびApp4 P2PNWのピアは、ハイパーフレームが事実上集中型制御のためのスーパーフレームビーコンによって、または分散型制御のためのスーパーフレームビーコンによって画定されるべきであるかどうかを交渉し得る。そのような交渉は、事実上集中型制御スーパーフレームのCCDCHまたは分散型制御スーパーフレームのCCDCHを介して行われ得る。
ハイパーフレームが、事実上集中型制御下のApp1およびApp2 P2PNWならびに分散型制御下のApp3およびApp4 P2PNWの共存のために形成された後、これらのP2PNWのピアは、いくつかの異なる方法で、チャネルリソースを動的に要求し、交渉し得る。
第1のアプローチでは、全てのピアは、チャネルリソースを交渉し、要求するために、分散型制御プロシージャを使用し得る。
第2のアプローチでは、事実上集中型制御下の全てのP2PNW(例えば、App1およびApp2 P2PNW)は、各々、特別なP2PNWと見なされ得る。このアプローチでは、スーパーVLが、分散型制御プロシージャを使用して、その特別なP2PNWの代わりに、他の分散型制御ネットワークと分散型制御スーパーフレームのCCDCHを介してチャネルリソースを交渉し、要求する。次いで、スーパーVLは、事実上集中型制御プロシージャを使用して、事実上集中型制御下のP2PNWの間で要求されたリソースを再び割り付けることができる。
第3のアプローチでは、分散型制御下のP2PNW(例えば、App3およびApp4
P2PNW)は、事実上集中型制御スーパーフレームのCCDCHを介して、スーパーVLとチャネルリソースを交渉し、要求する。結果として、スーパーVLによって割り付けられた期間を調整することができる。次いで、分散型制御下のP2PNWは、割り付けられた時間を再交渉し、再分配することができる。
(事実上集中型制御およびハイブリッド制御の共存のための方法)
事実上集中型制御および分散型制御の共存のために開発された同一の方法は、事実上集中型制御およびハイブリッド制御の両方を伴うシナリオで適用され得る。つまり、ハイブリッド制御下のVLは、分散型制御のピアに対して図9および10A−Bに関連して議論されるものと同一の新しい動作を行ない得る。そして、事実上集中型制御下のスーパーVLは、図9および10A−Bに関連して上記で説明されるスーパーVLと同一の新しい動作を行ない得る。
(分散型制御およびハイブリッド制御の共存のための方法)
P2PNW間制御は、分散型制御またはハイブリッド制御のいずれの下でも、常に分散型であるため、両方の制御方式が、自然に共存することができる。ハイブリッド制御下のP2PNWでは、各P2PNWアプリケーションがVLを有する一方で、分散型制御下のP2PNWではVLがない。分散型制御下のP2PNWがハイブリッド制御下の近接したP2PNWと共存することを可能にする方法が、図11および12A−Bに関連して説明される。議論の目的のみで、再度、各々が独自のP2Pアプリケーション(例えば、App1、App2、App3、およびApp4)を実装する、4つの近接したP2PNWがある、例示的なシステムを考慮されたい。本実施例では、App1およびApp2 P2PNWが、ハイブリッド制御を使用する一方で、App3およびApp4 P2PNWは、分散型制御を使用することを仮定されたい。
図11は、分散型制御およびハイブリッド制御の共存のための方法の第1の実施形態を図示する。本実施形態では、(ハイブリッド制御下の)App1およびApp2 P2PNWが最初に出現し、後に、(分散型制御下の)App3およびApp4 P2PNWが続くことを仮定されたい。
この第1の実施形態によると、分散型制御下のApp3およびApp4 P2PNWの第1のピアは、ハイブリッド制御のためのスーパーフレームのスーパーフレームビーコン(例えば、スーパーフレームビーコン1102)を検出するために、チャネルをスキャンする。検出されると、ピアは、ハイブリッド制御スーパーフレームのCCDCH1104の位置を見つけるために、スーパーフレームビーコンを復号し得る。次に、分散型制御下の(すなわち、App3およびApp4からの)ピアは、ピアがそのP2PNWに参加するための分散型制御の発生を示し、ハイブリッド制御スーパーフレーム(例えば、図11のハイパーフレーム1のスーパーフレーム1)のCCDCH1104を通して、その分散型制御のためのチャネル(すなわち、確保時間の長さ)を要求する。次いで、App1およびApp2は一緒に、App3およびApp4に割り付けられるチャネルリソースを決定する。これらのリソースは、確保時間(RT)(例えば、図11のRT1106)の形態で割り付けられる。本実施形態では、CCDCH1104を介してApp3およびApp4によって送信される要求メッセージは、図9で図示される方法に関連して上記で説明される要求メッセージに類似し得る。つまり、メッセージは、以下の情報を含み得る:(i)アプリケーション識別子(すなわち、ピアのP2PNWによって提供されるP2Pアプリケーションの識別子)および/またはカテゴリ(すなわち、ソーシャルネットワーキング、緊急サービス、ゲーム等のP2PNWのアプリケーションのカテゴリの指示)、(ii)本アプリケーションのP2PNW内のアクティブなピアの数の指示、分散型制御がフレームベースであろうかまたは非フレームベースであろうかの指示、および分散型制御が競合ベースであろうかまたは非競合ベースであろうかの指示等のアプリケーション属性、ならびに(iii)例えば、要求されるタイムスロットの数の指示、要求される副搬送波の数の指示、および要求されるリソースブロックの数の指示を含む、ピアによって要求されるチャネルリソソースの仕様等。
さらに、この第1の実施形態によると、ハイパーフレームが、ハイブリッド制御のためのスーパーフレームビーコン1102によって画定され得る。本実施形態では、各ハイパーフレームは、ハイブリッド制御のための1つのスーパーフレーム(例えば、図11のハイパーフレーム1のスーパーフレーム1)と、分散型制御のための1つのスーパーフレーム(例えば、図11のハイパーフレーム1のスーパーフレーム2)とを含み得る。代替実施形態では、ハイパーフレームは、代わりに、分散型制御スーパーフレームのスーパーフレームビーコンによって画定することができる。
図9および10A−Bに関連して上記で説明される方法と同様に、本実施形態では、App1、App2、App3、およびApp4 P2PNWのピアは一緒に、ハイパーフレームがハイブリッド制御スーパーフレームのスーパーフレームビーコンによって、または分散型制御スーパーフレームのスーパーフレームビーコンによって画定されるべきであるかどうかを交渉することができる。そのような交渉は、ハイブリッド制御スーパーフレームのCCDCHまたは分散型制御スーパーフレームのCCDCHを介して行うことができる。
また、本実施形態では、App3 P2PNWおよびApp4 P2PNWが、同時または順次に近接して出現し得ることにも留意されたい。後者の場合、例えば、App4 P2PNWがApp3 P2PNWの後に出現すると仮定して、App4 P2PNWのピアは、ハイブリッド制御スーパーフレームのCCDCHまたは分散型制御スーパーフレームのCCDCHを介して、チャネルリソースを要求することができる。
図12Aおよび12Bは、分散型制御およびハイブリッド制御の共存のための方法の第2の実施形態を図示する。この第2の実施形態では、(分散型制御下の)App3およびApp4 P2PNWが最初に出現し、後に、(ハイブリッド制御下の)App1およびApp2 P2PNWが続くことを仮定されたい。
この第2の実施形態によると、最初に、ハイブリッド制御下のApp1およびApp2
P2PNWのVLは、そのスーパーフレームを開始する確保時間(RT)を見出す必要がある。さらに、この第2の実施形態によると、VLがこのステップを行うための2つの代替案がある。
図12Aを参照すると、第1の代替案では、App1およびApp2 P2PNWのVLは、RTが見出されるまでチャネルをスキャンする。次いで、RTが十分に長い(例えば、RT1202)場合、VLは、ハイブリッド制御のためのスーパーフレーム(例えば、図12Aのハイパーフレーム1のスーパーフレーム1)を開始するために、スーパーフレームビーコン(例えば、スーパーフレームビーコン1204)を挿入する。これは、ハイブリッド制御下のピアツーピアネットワークの存在を、分散型制御下のピアツーピアネットワークのピアに効果的に公表する。次いで、App1、App2、App3、およびApp4 P2PNWのピアは、ハイブリッド制御スーパーフレームのCCDCH(例えば、CCDCH1208)または分散型制御スーパーフレームのCCDCH(例えば、CCDCH1206)を経由して、チャネルリソースを交渉し得る。
図12Bを参照すると、第2の代替案では、十分なRTが見出されていない場合、VLが、それ自体を公表し、分散型制御下のピアのCCDCH1208を介してチャネルを要求することができる。このようにして、App3およびApp4は、ハイブリッド制御下のApp1およびApp2の存在を把握することができる。次いで、分散型制御下のピアがVLから要求を受信した後、それ(それら)は、分散型制御スーパーフレームのCCDCH1208を介して、応答し、チャネルリソースをVLに与える。受信した応答に基づいて、VLは、ハイブリッド制御のためのスーパーフレーム(例えば、図12Bのハイパーフレーム1のスーパーフレーム2)を画定する。この場合、分散型制御のためのスーパーフレームビーコン(例えば、スーパーフレームビーコン1210、1212)は、ハイパーフレームインジケータ(TRUEに設定されている)を含み、順に、ハイパーフレームを画定する。
図12Aおよび12Bに示されるように、ハイパーフレームの概念が、ハイブリッド制御スーパーフレームおよび分散型制御スーパーフレームの共存を促進するために、再度導入され得る。示されるように、ハイパーフレームは、ハイブリッド制御のための1つのスーパーフレーム、および分散型制御のための1つのスーパーフレームから成り得る。種々の実施形態では、App1およびApp2 P2PNWのVL、ならびにApp3およびApp4 P2PNWのピアは、ハイパーフレームがハイブリッド制御のためのスーパーフレームビーコンによって画定されるべきか、分散型制御のためのスーパーフレームビーコンによって画定されるべきかを交渉し得る。そのような交渉は、ハイブリッド制御スーパーフレームのCCDCHまたは分散型制御スーパーフレームのCCDCHを介して行われ得る。
(3つ全ての制御方式の共存のための方法)
以降では、3つ全ての異なる制御方式、すなわち、分散型制御、事実上集中型制御、およびハイブリッド制御下のP2PNWが近接して共存することを可能にする方法が説明される。本方法によると、ハイパーフレームは、事実上集中型制御スーパーフレームのスーパーフレームビーコン、分散型制御スーパーフレームのスーパーフレームビーコン、またはハイブリッド制御スーパーフレームのスーパーフレームビーコンによって画定され得る。各ハイパーフレームは、事実上集中型制御のための1つのスーパーフレーム、分散型制御のための1つのスーパーフレーム、およびハイブリッド制御のための1つのスーパーフレームから成り得る。議論の目的のみで、再度、それぞれ、独自のP2Pアプリケーション(例えば、App1、App2、およびApp3)を実装する、3つの近接したP2PNWがある、例示的なシステムを考慮されたい。本実施例では、App1が事実上集中型制御を使用し、App2が分散型制御を使用し、App3が分散型制御を使用することを仮定されたい。
第1の実施形態では、App1 P2PNW(事実上集中型制御)がApp2 P2PNW(分散型制御)およびApp3 P2PNW(ハイブリッド制御)の前に出現することを仮定されたい。本実施形態によると、App2 P2PNW(分散型制御)がApp3 P2PNWに先立って出現する場合には、App2 P2PNWが出現するときに、分散型制御および事実上集中型制御の共存のための図9および10A−Bに関連して上記で説明される方法が適用され得る。App3 P2PNWが後に出現するとき、(ハイパーフレームが事実上集中型制御スーパーフレームのためのスーパーフレームビーコンによって画定される場合)事実上集中型制御およびハイブリッド制御の共存のための上記で説明される方法が採用され得るか、または(ハイパーフレームが分散型制御スーパーフレームのスーパーフレームビーコンによって画定される場合)上記で説明され、図11および12A−Bで図示される、分散型制御およびハイブリッド制御の共存のための方法が採用され得る。
代わりに、App3 P2PNW(ハイブリッド制御)が、App2 P2PNW(分散型制御)に先立って出現する場合には、App3 P2PNWが出現するときに、事実上集中型制御およびハイブリッド制御の共存のための上記で説明される方法が適用され得る。App2 P2PNWが後に出現するとき、(ハイパーフレームが事実上集中型制御スーパーフレームのスーパーフレームビーコンによって画定される場合)上記で説明され、図9および10A−Bで図示される、分散型制御および事実上集中型制御の共存のための方法が適用され得るか、または(ハイパーフレームがハイブリッド制御スーパーフレームのスーパーフレームビーコンによって画定される場合)上記で説明され、図11および12A−Bで図示される、分散型制御およびハイブリッド制御の共存のための方法が採用され得る。
第2の実施形態では、App2 P2PNW(分散型制御)がApp1 P2PNW(事実上集中型制御)およびApp3 P2PNW(ハイブリッド制御)の前に出現することを仮定されたい。本実施形態によると、App1 P2PNWがApp3 P2PNWに先立って出現する場合、App1 P2PNWが出現するときに、上記で説明され、図9および10A−Bで図示される、分散型制御および事実上集中型制御の共存のための方法が適用され得る。App3 P2PNWが後に出現するとき、(ハイパーフレームが事実上集中型制御スーパーフレームのスーパーフレームビーコンによって画定される場合)上記で説明される事実上集中型制御およびハイブリッド制御の共存のための方法が適用され得るか、または(ハイパーフレームが分散型制御スーパーフレームのスーパーフレームビーコンによって画定される場合)上記で説明され、図11および12A−Bで図示される、分散型制御およびハイブリッド制御の共存のための方法が適用され得る。
代わりに、App3 P2PNWが、App1 P2PNWに先立って出現する場合、App3 P2PNWが出現するときに、上記で説明され、図11および12A−Bで図示される、分散型制御およびハイブリッド制御の共存のための方法が適用され得る。App1 P2PNWが後に出現するとき、(ハイパーフレームが分散型制御スーパーフレームのスーパーフレームビーコンによって画定される場合)上記で説明され、図9および10A−Bで図示される、分散型制御および事実上集中型制御の共存のための方法が適用され得るか、または(ハイパーフレームがハイブリッド制御スーパーフレームのスーパーフレームビーコンによって画定される場合)上記で説明される事実上集中型制御およびハイブリッド制御の共存のための方法が適用され得る。
第3の実施形態では、App3 P2PNW(ハイブリッド制御)がApp1 P2PNW(事実上集中型制御)およびApp2 P2PNW(分散型制御)の前に出現することを仮定されたい。本実施形態によると、App1 P2PNWがApp2 P2PNWに先立って出現する場合、App1 P2PNWが出現するときに、事実上集中型制御およびハイブリッド制御の共存のために説明される方法が適用され得る。App2 P2PNWが後に出現するとき、(ハイパーフレームが事実上集中型制御スーパーフレームのスーパーフレームビーコンによって画定される場合)上記で説明され、図9および10A−Bで図示される、分散型制御および事実上集中型制御の共存のための方法が適用され得るか、または(ハイパーフレームがハイブリッド制御スーパーフレームのスーパーフレームビーコンによって画定される場合)上記で説明され、図11および12A−Bで図示される、分散型制御およびハイブリッド制御の共存のための方法が適用され得る。
代わりに、App2 P2PNWが、App1 P2PNWに先立って出現する場合、App2 P2PNWが出現するときに、上記で説明され、図11および12A−Bで図示される、分散型制御およびハイブリッド制御の共存のための方法が適用され得る。App1 P2PNWが後に出現するとき、(ハイパーフレームが分散型制御スーパーフレームのスーパーフレームビーコンによって画定される場合)上記で説明され、図9および10A−Bで図示される、分散型制御および事実上集中型制御の共存のための方法が適用され得るか、または(ハイパーフレームがハイブリッド制御スーパーフレームのスーパーフレームビーコンによって画定される場合)上記で説明される事実上集中型制御およびハイブリッド制御の共存のための方法が適用され得る。
3つ全てのP2PNW(すなわち、App1、App2、およびApp3)が参加し、ハイパーフレームが形成された後、それらは、現在のハイパーフレーム内の第1のCCDCHを通して、いずれかの制御方式による次のハイパーフレームを画定するために交渉することができる。
図13は、それぞれ、制御方式A、B、およびCとして参照され得る、3つの異なる制御方式の共存を可能にするために使用され得る、ハイパーフレーム構造を図示する。示されるように、各ハイパーフレームでは、各制御方式は、それぞれのスーパーフレームを有する。
(例示的M2M/IoT/WoT通信システム)
図14Aは、1つ以上の開示された実施形態が実装され得る、例示的マシンツーマシン(M2M)、モノのインターネット(IoT)、またはモノのウェブ(WoT)通信システム10の略図である。概して、M2M技術は、IoT/WoTのための構成要素を提供し、任意のM2Mデバイス、ゲートウェイ、またはサービスプラットフォームは、IoT/WoTの構成要素ならびにIoT/WoTサービス層等であり得る。
図14Aに示されるように、M2M/IoT/WoT通信システム10は、通信ネットワーク12を含む。通信ネットワーク12は、固定ネットワーク(例えば、Ethernet(登録商標)、ファイバ、ISDN、PLC等)または無線ネットワーク(例えば、WLAN、セルラー等)、あるいは異種ネットワークのネットワークであり得る。例えば、通信ネットワーク12は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、ブロードキャスト等のコンテンツを複数のユーザに提供する、複数のアクセスネットワークから成り得る。例えば、通信ネットワーク12は、符号分割多重アクセス(CDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)等の1つ以上のチャネルアクセス方法を採用し得る。さらに、通信ネットワーク12は、例えば、コアネットワーク、インターネット、センサネットワーク、工業制御ネットワーク、パーソナルエリアネットワーク、融合個人ネットワーク、衛星ネットワーク、ホームネットワーク、または企業ネットワーク等の他のネットワークを備え得る。
図14Aに示されるように、M2M/IoT/WoT通信システム10は、インフラストラクチャドメインと、フィールドドメインとを含み得る。インフラストラクチャドメインとは、エンドツーエンドM2M展開のネットワーク側を指し、フィールドドメインとは、通常はM2Mゲートウェイの後ろにある、エリアネットワークを指す。フィールドドメインは、M2Mゲートウェイ14と、端末デバイス18とを含む。これらのM2Mゲートウェイおよび端末デバイス14、18は、上記で開示されるように、例えば、図1−3で図示されるもの等の1つ以上のピアツーピアネットワークに参加するピアであり得る。そのようなピアは、上記で説明されるように他のピアと通信するときに、図5、6、7A−B、および8A−Bで図示されるフレーム構造のうちの1つ以上のものを利用し得る。加えて、そのようなピアは、近接して、事実上集中型、分散型、およびハイブリッド制御方式のうちの2つまたはそれを上回るものの共存を可能にするために、上記で説明され、図9、10A−B、12A−B、および13で図示される方法を行ない得る。
任意の数のM2Mゲートウェイデバイス14およびM2M端末デバイス18が、所望に応じてM2M/IoT/WoT通信システム10に含まれ得ることが理解されるであろう。M2Mゲートウェイデバイス14およびM2M端末デバイス18のそれぞれは、通信ネットワーク12または近接した直接無線リンクを介して、信号を伝送および受信するように構成される。M2Mゲートウェイデバイス14は、無線M2Mデバイス(例えば、セルラーおよび非セルラー)ならびに固定ネットワークM2Mデバイス(例えば、PLC)が、通信ネットワーク12等のオペレータネットワークを通して、または直接無線リンクを通してのいずれかにおいて、通信することを可能にする。例えば、M2Mデバイス18およびゲートウェイ14は、データを収集し、通信ネットワーク12または近接した直接無線リンクを介して、データをM2Mアプリケーション20またはM2Mデバイス18およびゲートウェイ14に送信し得る。M2Mデバイス18およびゲートウェイ14はまた、M2Mアプリケーション20または別のM2Mデバイス18もしくはおよびゲートウェイ14からデータを受信し得る。さらに、データおよび信号は、以下で説明されるように、M2Mサービスプラットフォーム22を介して、M2Mアプリケーション20に送信され、そこから受信され得る。M2Mデバイス18およびゲートウェイ14は、例えば、セルラー、WLAN、WPAN(例えば、Zigbee(登録商標)、6LoWPAN、Bluetooth(登録商標))、近接した直接無線リンク、および有線を含む、種々のネットワークを介して通信し得る。
図14Bを参照すると、フィールドドメイン内の図示したM2Mサービスプラットフォーム22は、M2Mアプリケーション20、M2Mゲートウェイデバイス14、ならびにM2M端末デバイス18および通信ネットワーク12のためのサービスを提供する。本明細書で説明されるようなP2Pアプリケーションは、M2Mアプリケーション20、またはM2Mサービス層22のサービス能力であり得る。M2Mサービスプラットフォーム22は、所望に応じて、任意の数のM2Mアプリケーション、M2Mゲートウェイデバイス14、M2M端末デバイス18、および通信ネットワーク12と通信し得ることが理解されるであろう。M2Mサービス層22は、1つ以上のサーバ、コンピュータ等によって実装され得る。M2Mサービス層22は、M2M端末デバイス18、M2Mゲートウェイデバイス14、およびM2Mアプリケーション20に適用されるサービス能力を提供する。M2Mサービス層22の機能は、種々の方法で、例えば、ウェブサーバとして、セルラーコアネットワークで、クラウドで等で、実装され得る。
図示したM2Mサービス層22と同様に、インフラストラクチャドメイン内にM2Mサービス層22’がある。M2Mサービス層22’は、インフラストラクチャドメイン内のM2Mアプリケーション20’および基礎的通信ネットワーク12’のためのサービスを提供する。M2Mサービス層22’はまた、フィールドドメイン内のM2Mゲートウェイデバイス14およびM2M端末デバイス18のためのサービスも提供する。M2Mサービス層22’は、任意の数のM2Mアプリケーション、M2Mゲートウェイデバイス、およびM2M端末デバイスと通信し得ることが理解されるであろう。M2Mサービス層22’は、異なるサービスプロバイダによってサービス層と相互作用し得る。M2Mサービス層22’は、1つ以上のサーバ、コンピュータ、仮想マシン(例えば、クラウド/計算/記憶ファーム等)等によって実装され得る。
図14Bも参照すると、M2Mサービス層22および22’は、多様なアプリケーションおよび垂直線が活用することができる、サービス配信能力のコアセットを提供する。これらのサービス能力は、M2Mアプリケーション20および20’がデバイスと相互作用し、データ収集、データ分析、デバイス管理、セキュリティ、課金、サービス/デバイス発見等の機能を果たすことを可能にする。本質的に、これらのサービス能力は、これらの機能性を実装する負担をアプリケーションから取り除き、したがって、アプリケーション開発を単純化し、市場に出す費用および時間を削減する。サービス層22および22’はまた、M2Mアプリケーション20および20’が、サービス層22および22’が提供するサービスと関連して、種々のネットワーク12および12’を通して通信することも可能にする。
M2Mアプリケーション20および20’は、限定ではないが、輸送、保健および健康、コネクテッドホーム、エネルギー管理、アセット追跡、ならびにセキュリティおよび監視等の種々の業界でのアプリケーションを含み得る。上記のように、本システムのデバイス、ゲートウェイ、および他のサーバにわたって作動するM2Mサービス層は、例えば、データ収集、デバイス管理、セキュリティ、課金、場所追跡/ジオフェンシング、デバイス/サービス発見、およびレガシーシステム統合等の機能をサポートし、サービスとしてこれらの機能をM2Mアプリケーション20および20’に提供する。
本明細書で説明されるような近接サービスは、サービス層の一部として実装され得る。サービス層は、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)および基礎的ネットワーキングインターフェースのセットを通して付加価値サービス能力をサポートする、ソフトウェアミドルウェア層である。M2Mエンティティ(例えば、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせによって実装され得る、デバイス、ゲートウェイ、またはサービス/プラットフォーム等のM2M機能的エンティティ)が、アプリケーションまたはサービスを提供し得る。ETSI M2MおよびoneM2Mの両方は、本明細書で説明されるような近接サービスを含み得る、サービス層を使用する。ETSI M2Mのサービス層は、サービス能力層(SCL)と称される。SCLは、M2Mデバイス(デバイスSCL(DSCL)と称される)、ゲートウェイ(ゲートウェイSCL(GSCL)と称される)、および/またはネットワークノード(ネットワークSCL(NSCL)と称される)内で実装され得る。oneM2Mサービス層は、共通サービス機能(CSF)(すなわち、サービス能力)のセットをサポートする。1つ以上の特定のタイプのCSFのセットのインスタンス化は、異なるタイプのネットワークノード(例えば、インフラストラクチャノード、中間ノード、アプリケーション特有のノード)上でホストすることができる、共通サービスエンティティ(CSE)と称される。さらに、サービス層は、本明細書で説明される近接サービス等のサービスにアクセスするために、サービス指向アーキテクチャ(SOA)および/またはリソース指向アーキテクチャ(ROA)を使用する、M2Mネットワークの一部として実装することができる。
図14Cは、図14Aおよび14Bに示されるM2M端末デバイス18またはM2Mゲートウェイデバイス14、もしくは図1、2、または3で図示されるもののうちのいずれか1つ等のピア等の例示的M2Mデバイス30の系統図である。図14Cに示されるように、M2Mデバイスまたはピア30は、プロセッサ32と、送受信機34と、伝送/受信要素36と、スピーカ/マイクロホン38と、キーパッド40と、ディスプレイ/タッチパッドおよび/またはインジケータ42と、非取り外し可能なメモリ44と、取り外し可能なメモリ46と、電源48と、全地球測位システム(GPS)チップセット50と、他の周辺機器52とを含み得る。M2Mデバイス30は、開示された実施形態と一致したままで、先述の要素の任意の副次的組み合わせを含み得ることが理解されるであろう。本デバイスは、近接したP2PNW通信のための開示されたシステムおよび方法を使用する、デバイスであり得る。
プロセッサ32は、汎用プロセッサ、特殊用途プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(IC)、状態機械等であり得る。プロセッサ32は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはM2Mデバイス30が無線環境で動作することを可能にする任意の他の機能性を果たし得る。プロセッサ32は、伝送/受信要素36に連結され得る、送受信機34に連結され得る。図14Cは、プロセッサ32および送受信機34を別個の構成要素として描写するが、プロセッサ32および送受信機34は、電子パッケージまたはチップに一緒に組み込まれ得ることが理解されるであろう。プロセッサ32は、アプリケーション層プログラム(例えば、ブラウザ)および/または無線アクセス層(RAN)プログラムおよび/または通信を行い得る。プロセッサ32は、例えば、アクセス層および/またはアプリケーション層等で、認証、セキュリティキー一致、および/または暗号化動作等のセキュリティ動作を行い得る。
伝送/受信要素36は、信号をM2Mサービスプラットフォーム22または他のピアに伝送し、またはM2Mサービスプラットフォーム22または他のピアから信号を受信するように構成され得る。例えば、実施形態では、伝送/受信要素36は、RF信号を伝送および/または受信するように構成されるアンテナであり得る。伝送/受信要素36は、WLAN、WPAN、セルラー等の種々のネットワークおよび無線インターフェースをサポートし得る。実施形態では、伝送/受信要素36は、例えば、IR、UV、または可視光信号を伝送および/または受信するように構成されるエミッタ/検出器であり得る。さらに別の実施形態では、伝送/受信要素36は、RFおよび光信号の両方を伝送および受信するように構成され得る。伝送/受信要素36は、無線または有線信号の任意の組み合わせを伝送および/または受信するように構成され得ることが理解されるであろう。
加えて、伝送/受信要素36は、単一の要素として図14Cで描写されているが、M2Mデバイス30は、任意の数の伝送/受信要素36を含み得る。より具体的には、M2Mデバイス30は、MIMO技術を採用し得る。したがって、実施形態では、M2Mデバイス30は、無線信号を伝送および受信するための2つ以上の伝送/受信要素36(例えば、複数のアンテナ)を含み得る。
送受信機34は、伝送/受信要素36によって伝送される信号を変調するように、および伝送/受信要素36によって受信される信号を変調するように構成され得る。上記のように、M2Mデバイス30は、マルチモード能力を有し得る。したがって、送受信機34は、M2Mデバイス30が、例えば、UTRAおよびIEEE802.11等の複数のRATを介して通信することを可能にするための複数の送受信機を含み得る。
プロセッサ32は、非取り外し可能メモリ44および/または取り外し可能メモリ46等の任意のタイプの好適なメモリから情報にアクセスし、そこにデータを記憶し得る。非取り外し可能メモリ44は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。取り外し可能メモリ46は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカード等を含み得る。他の実施形態では、プロセッサ32は、サーバまたはホームコンピュータ上等のM2Mデバイス30上に物理的に位置しないメモリから情報にアクセスし、そこにデータを記憶し得る。プロセッサ32は、上で説明され、図9、10A−B、11、12A−B、および13で例証される方法に従って、近接した他のピアから受信した通信に応答して、ディスプレイまたはインジケータ42上の照明パターン、画像、または色を制御するか、あるいは別様に識別子およびブルームフィルタ等のリソース伝搬プロセスの状態を示すように構成され得る。
プロセッサ32は、電源48から電力を受け取り得、M2Mデバイス30内の他の構成要素への電力を分配および/または制御するように構成され得る。電源48は、M2Mデバイス30に電力供給するための任意の好適なデバイスであり得る。例えば、電源48は、1つ以上の乾電池バッテリ(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)等)、太陽電池、燃料電池等を含み得る。
プロセッサ32はまた、M2Mデバイス30の現在の場所に関する場所情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成される、GPSチップセット50に連結され得る。M2Mデバイス30は、実施形態と一致したままで、任意の好適な場所決定方法を介して場所情報を獲得し得ることが理解されるであろう。
プロセッサ32はさらに、追加の特徴、機能性、および/または有線あるいは無線接続を提供する、1つ以上のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを含み得る、他の周辺機器52に連結され得る。例えば、周辺機器52は、加速度計、e−コンパス、衛星送受信機、センサ、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビ送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ等を含み得る。
図14Dは、例えば、図43Aおよび43BのM2Mサービスプラットフォーム22が実装され得る、例示的なコンピュータシステム90のブロック図である。
上述のように、あるピア(図1、2、および3に逗子されるもの等)は、コンピューティングシステム90等の形態でも実装され得る。コンピュータシステム90は、コンピュータまたはサーバを備え得、主に、ソフトウェアの形態であり得るコンピュータ読み取り可能な命令によって制御され得、どこでも、またはどのような手段を用いても、そのようなソフトウェアが記憶あるいはアクセスされる。そのようなコンピュータ読み取り可能な命令は、コンピュータシステム90を稼働させるように、中央処理装置(CPU)91内で実行され得る。多くの既知のワークステーション、サーバ、および周辺コンピュータでは、中央処理装置91は、マイクロプロセッサと呼ばれる単一チップCPUによって実装される。他の機械では、中央処理装置91は、複数のプロセッサを備え得る。コプロセッサ81は、追加の機能を果たすか、またはCPU91を支援する、主要CPU91とは明確に異なる、随意的なプロセッサである。CPU91および/またはコプロセッサ81は、上で説明され、他の図で例証されるように近接したP2PNW通信を受信、生成、および処理し得る。
動作中、CPU91は、命令をフェッチ、復号、および実行し、コンピュータの主要データ転送経路であるシステムバス80を介して、情報を他のリソースへ、およびそこから転送する。そのようなシステムバスは、コンピュータシステム90内の構成要素を接続し、データ交換のための媒体を定義する。システムバス80は、典型的には、データを送信するためのデータライン、アドレスを送信するためのアドレスライン、ならびに割り込みを送信するため、およびシステムバスを動作するための制御ラインを含む。そのようなシステムバス80の実施例は、PCI(周辺構成要素相互接続)バスである。
システムバス80に連結されているメモリデバイスは、ランダムアクセスメモリ(RAM)82および読み取り専用メモリ(ROM)93を含む。そのようなメモリは、情報が記憶されて読み出されることを可能にする回路を含む。ROM93は、概して、容易に修正することができない、記憶されたデータを含む。RAM82に記憶されたデータは、CPU91または他のハードウェアデバイスによって読み取られ、または変更されることができる。RAM82および/またはROM93へのアクセスは、メモリコントローラ92によって制御され得る。メモリコントローラ92は、命令が実行されると、仮想アドレスを物理的アドレスに変換する、アドレス変換機能を提供し得る。メモリコントローラ92はまた、システム内のプロセスを分離し、ユーザプロセスからシステムプロセスを分離する、メモリ保護機能を提供し得る。したがって、第1のモードで作動するプログラムは、独自のプロセス仮想アドレス空間によってマップされるメモリのみにアクセスすることができ、プロセス間のメモリ共有が設定されていない限り、別のプロセスの仮想アドレス空間内のメモリにアクセスすることができない。
加えて、コンピュータシステム90は、CPU91からプリンタ94、キーボード84、マウス95、およびディスクドライブ85等の周辺機器に命令を伝達する責任がある、周辺機器コントローラ83を含み得る。
ディスプレイコントローラ96によって制御されるディスプレイ86は、コンピュータシステム90によって生成される視覚出力を表示するために使用される。そのような視覚出力は、テキスト、グラフィックス、動画グラフィックス、およびビデオを含み得る。ディスプレイ86は、CRTベースのビデオディスプレイ、LCDベースのフラットパネルディスプレイ、ガスプラズマベースのフラットパネルディスプレイ、またはタッチパネルを伴って実装され得る。ディスプレイコントローラ96は、ディスプレイ86に送信されるビデオ信号を生成するために必要とされる、電子構成要素を含む。
さらに、コンピュータシステム90は、図14Aおよび14Bのネットワーク12等の外部通信ネットワークにコンピュータシステム90を接続するために使用され得る、ネットワークアダプタ97を含み得る。
本明細書で説明されるシステム、方法、およびプロセスのうちのいずれかまたは全ては、命令が、コンピュータ、サーバ、M2M端末デバイス、M2Mゲートウェイデバイス、ピア等の機械によって実行されると、本明細書で説明されるシステム、方法、およびプロセスを行うおよび/または実装される、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に記憶されたコンピュータ実行可能命令(すなわち、プログラムコード)の形態で具現化され得ることが理解される。具体的には、上で説明されるステップ、動作、または機能のうちのいずれかは、そのようなコンピュータ実行可能命令の形態で実装され得る。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、情報の記憶のための任意の方法または技術で実装される、揮発性および不揮発性、取り外し可能なおよび非取り外し可能な媒体の両方を含むが、そのようなコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、信号を含まない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CDROM、デジタル多用途ディスク(DVD)または他の光学ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは所望の情報を記憶するために使用することができ、コンピュータによってアクセスすることができる任意の他の物理的媒体を含むが、それらに限定されない。
図で図示されるような本開示の主題の好ましい実施形態を説明する際に、明確にするために、特定の用語が採用される。しかしながら、請求された主題は、そのように選択された特定の用語に限定されることを目的としておらず、各特定の要素は、類似目的を達成するように同様に動作する、全ての技術的均等物を含むことを理解されたい。当業者であれば、開示された実施形態は、3GPP、ETSI M2M、oneM2M、MQTT、IRTF SDNRG、IRTF P2PRG、 IETF COMAN、IEEE 802.11、IEEE 802.15、IEEE 802.16、IEEE 802 OmniRAN、ならびに他のM2M対応システムおよびアーキテクチャ等のアーキテクチャおよびシステムで実装され得ることを認識するであろう。
本明細書は、最良の様態を含む、本発明を開示するために、また、当業者が、任意のデバイスまたはシステムを作製して使用すること、および任意の組み込まれた方法を行うことを含む、本発明を実践することを可能にするために、実施例を使用する。本発明の特許性のある範囲は、請求項によって定義され、当業者に想起される他の実施例を含み得る。そのような他の実施例は、請求項の文字通りの言葉とは異ならない構造要素を有する場合に、または請求項の文字通りの言葉とのごくわずかな差異を伴う同等の構造要素を含む場合に、請求項の範囲内であることを目的としている。

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  1. 明細書に記載された発明。
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