JP2018050878A - 歯科医療用気液分離装置,歯科医療用吸引装置,歯科医療用吸引システム,及び歯科医療における気液分離方法 - Google Patents

歯科医療用気液分離装置,歯科医療用吸引装置,歯科医療用吸引システム,及び歯科医療における気液分離方法 Download PDF

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欣央 庄司
友樹 田邉
Yuki Tanabe
友樹 田邉
重晴 石戸谷
Shigeharu Ishitoya
重晴 石戸谷
尚也 新田
Naoya Nitta
尚也 新田
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Abstract

【課題】省スペースで敷設の自由度が高い歯科医療用気液分離装置を提供する。【解決手段】吸引口(1a)を有し吸引口(1a)から流入する液体を貯留可能なタンク(1t)と、タンク(1t)の上部に設けられた接続口(1b)と、タンク(1t)の下部に接続されたポンプ部(3)と、ポンプ部(3)に接続された排出経路(4c)に設けられポンプ部(3)からの流れのみを通過させる逆止弁(7)と、を備える。接続口(1b)に負圧発生装置(53)が接続され、負圧発生装置(53)の動作により吸引口(1a)から気液混合体(AL)がタンク(1t)内に吸引された際に、気液混合体(AL)の液体(LQ)を、自重で下方に分離させると共にポンプ部(3)の動作によって逆止弁(7)を通して排出可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、歯科医療において口腔内から吸引した気液混合体の気液分離を行う歯科医療用気液分離装置,歯科医療用吸引装置,歯科医療用吸引システム,及び歯科医療における気液分離方法に関する。
歯科医療に用いられる吸引装置は、口腔内から吸引した水や唾液などの液体と気体(空気)との気液混合体を、液体と気体とに分離する気液分離装置を備えて構成されている。
気液分離装置の例は、特許文献1に記載されている。また、気液分離装置を備えた吸引装置は、例えば特許文献2に記載された吸引システムに適用されて歯科医療現場に設置される。
特許文献1に記載された従来の気液分離装置は、負圧を発生させるブロワと、ブロワによって口腔内から吸引した気液混合体を気体と液体とに分離するタンクと、を備えている。
タンク内では、液体が自重によって気体から分離して貯留する。気体は上方からブロワによって排出される。
そして、タンク内に貯留する液体が所定量に達したら、或いは、ブロワの累積動作時間が所定時間に達したら、ブロワが停止するようになっている。
ブロワが停止すると、タンクの下部に配設され、それまでブロワの負圧作用で閉じていた排出弁が、貯留した液体の自重で開けられる。これにより、液体が排出弁から外部に排出されるようになっている。
特開2006−280565号公報 特公平3−75177号公報
従来の吸引装置は、ブロワの動作中はタンク内に液体が貯留する。そのため、吸引装置を、特許文献2に記載されたような、同時稼働させる多数の吸引端末を備えた吸引システムに適用する場合には、多量の液体を貯留可能とすべくタンクを大型化する必要があり、省スペース化の観点で改善の余地があった。
また、従来の吸引装置の気液分離装置は、貯留した液体の排出に、その液体の自重を利用している。
従って、排出経路を下り勾配で設置する必要があり、吸引装置及び液体排出経路の敷設の自由度が制限される点で改善の余地があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、省スペースで敷設の自由度が高い歯科医療用気液分離装置,歯科医療用吸引装置,歯科医療用吸引システム,及び歯科医療における気液分離方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は次の構成、手順を有する。
1) 吸引口を有し前記吸引口から流入する液体を貯留可能なタンクと、
前記タンクの上部に設けられた接続口と、
前記タンクの下部に接続されたポンプ部と、
前記ポンプ部に接続された排出経路に設けられ前記ポンプ部からの流れのみを通過させる逆止弁と、
を備え、
前記接続口に負圧発生装置が接続され、前記負圧発生装置の動作により前記吸引口から気液混合体が前記タンク内に吸引された際に、
前記気液混合体の液体を、自重で下方に分離させると共に前記ポンプ部の動作によって前記逆止弁を通して排出可能であることを特徴とする歯科医療用気液分離装置である。
2) 前記ポンプ部は、前記液体が流入するポンプ室と、前記ポンプ室内で回転するインペラと、を有し、
前記ポンプ室の底面は、前記排出経路に向かって低くなるように傾斜していることを特徴とする1)に記載の歯科医療用気液分離装置である。
3) 負圧発生装置及び気液分離装置を備えた歯科医療用吸引装置であって、
前記気液分離装置は、
吸引口を有し前記吸引口から流入する液体を貯留可能なタンクと、
前記タンクの上部に設けられ前記負圧発生装置が接続された接続口と、
前記タンクの下部に接続されたポンプ部と、
前記ポンプ部に接続された排出経路に設けられ前記ポンプ部からの流れのみを通過させる逆止弁と、
を備え、
前記負圧発生装置の動作により前記吸引口から気液混合体を前記タンク内に吸引した際に、前記気液混合体の液体を、自重で下方に分離させると共に前記ポンプ部の動作により前記逆止弁を通して排出可能であることを特徴とする歯科医療用吸引装置である。
4) 前記ポンプ部は、前記液体が流入するポンプ室と、前記ポンプ室内で回転するインペラと、を有し、
前記ポンプ室の底面は、前記排出経路に向かって低くなるように傾斜していることを特徴とする3)に記載の歯科医療用吸引装置である。
5) 口腔用吸引具及び吸引装置を備えた歯科医療用吸引システムであって、
前記吸引装置は、負圧発生装置及び気液分離装置を備え、
前記気液分離装置は、
前記口腔用吸引具が接続された吸引口を有し前記吸引口から流入する液体を貯留可能なタンクと、
前記タンクの上部に設けられ前記負圧発生装置が接続された接続口と、
前記タンクの下部に接続されたポンプ部と、
前記ポンプ部に接続された排出経路に設けられ前記ポンプ部からの流れのみを通過させる逆止弁と、
を備え、
前記負圧発生装置の動作により前記口腔用吸引具から口腔内の気液混合体を前記タンク内に吸引した際に、前記気液混合体の液体を、自重で下方に分離させると共に前記ポンプ部の動作により前記逆止弁を通して排出可能であることを特徴とする歯科医療用吸引システムである。
6) 前記ポンプ部は、前記液体が流入するポンプ室と、前記ポンプ室内で回転するインペラと、を有し、
前記ポンプ室の底面は、前記排出経路に向かって低くなるように傾斜していることを特徴とする5)に記載の歯科医療用吸引システムである。
7) 口腔内から吸引した気液混合体をタンク内で気液分離して排出する、歯科医療における気液分離方法であって、
前記タンクの上部に負圧発生装置を接続しておくと共に、前記タンクの下部に前記タンクと接続するポンプ部を設けておき、
前記負圧発生装置によって口腔内の気液混合体を吸引してタンク内に導入すると共に導入した前記気液混合体を前記タンク内で液体の自重により気液分離させる導入ステップと、
気液分離によって上方に分離した気体を、前記負圧発生装置により吸引して外部に排出する気体排出ステップと、
気液分離により下方に分離し前記ポンプ部に流入した液体を、前記ポンプ部の動作により排出する液体排出ステップと、
を含むことを特徴とする歯科医療における気液分離方法である。
本発明によれば、省スペースで敷設の自由度が高い、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態に係る歯科医療用吸引装置の実施例1である吸引装置51の全体構成を説明するための斜視図である。 図2は、吸引装置51が備える気液分離装置55を説明するための図1におけるS2−S2位置での断面図である。 図3は、吸引装置51を適用した吸引システムSYを説明するためのブロック図である。 図4は、気液分離装置55のポンプ部3を説明するための図2におけるAp部の拡大図である。 図5は、吸引装置51にカバー80を取り付けた状態を説明するための斜視図である。
本発明の実施の形態に係る歯科医療用吸引装置を、実施例の吸引装置51により説明する。
吸引装置51は、気液分離装置55を備えて構成されている。
まず、吸引装置51の全体構成について、図1を参照して説明する。
図1は、吸引装置51の外観斜視図である。以下の説明の便宜のため、前後左右上下の各方向を、図1に示された矢印で規定する。
図1において、吸引装置51は、平板状の台座61と、略六面体の筐体52と、筐体52の内部に収められ負圧を発生する負圧発生装置としてのブロワ53と、筐体52の上面に取り付けられ、外部の電源と接続される電装部54と、筐体52の右側面に、ねじなどにより分離可能に取り付けられた歯科医療用の気液分離装置55と、を有する。
電装部54は、吸引装置51の動作を制御する制御部54aを有する。また、電装部54は、前面にヒューズホルダ54bを有し、ユーザによるヒューズ交換が可能となっている。
筐体52は、前面に吸引口52aを有し、下面に排出口52bを有する。
ブロワ53は、負圧を発生して吸引口52aから空気を吸引し、筐体52の下面に設けられた排出口52bから外部に排出するようになっている。
気液分離装置55は、全体形状として、左右方向に薄い扁平形状を呈する。
気液分離装置55は、箱状のタンク部1と、タンク部1の後上部に連結されたモータハウジング部2と、タンク部1の下部に取り付けられたポンプ部3と、を有する。
タンク部1の前面には、吸引口1aが設けられている。
吸引装置51が、例えば吸引システムSY(図3参照)として敷設された状態で、吸引口1aには、ユニット配管4aの一端側が接続されている。
ユニット配管4aの他端側は、口腔内の水や唾液などの液体と空気とが混在した気液混合体ALを吸引する歯科医療用の吸引具71(図3参照)が、フィルタ72(図3参照)を介して接続されている。
タンク部1は、内部に、吸引口1aを通して気液混合体ALが流入するタンク1t(図2参照)を有する。タンク1tは、少なくとも吸引口1aから流入した液体を貯留可能に形成されている。
タンク部1の上部には、タンク1tに接続されタンク1t内の気体を外部に排出するための接続口1bが設けられている。
接続口1bと筐体52の吸引口52aとは、接続配管4bで接続されている。
ポンプ部3の前面には、排水口3aが設けられている。排水口3aには、液体の排出経路としての排出配管4cが接続されている。排出配管4cには、逆止弁7が配設されている。
この構成において、ブロワ53が動作して負圧を発生させると、吸引具71から気液混合体ALがユニット配管4aを通り、吸引口1aからタンク部1のタンク1t内に吸引される。
気液混合体ALは、タンク1t内で気液分離する(詳細は後述)。
分離した気体は、ブロワ53の動作によって接続口1bから排出され、接続配管4bを通り吸引口52aからブロワ53内に流入する。
ポンプ部3の排水口3aからは、ブロワ53の動作有無によらず、気液混合体ALから分離した液体LQが排出され、排出配管4cを通り外部に排出される。
次に、気液分離装置55の詳細について、図2を参照して説明する。
図2は、図1におけるS2−S2位置での断面図である。
タンク部1が備えるタンク1tは、後部に向かうに従って下方に傾斜する底部1t1aを含んで概ね六面体に形成された前タンク1t1と、前タンク1t1に接続し、前タンク1t1の後下部から後方に張り出した後タンク1t2と、を有する。
前タンク1t1の前部には、既述の吸引口1aが設けられており、ユニット配管4aが接続されている。
前タンク1t1の上部には、前タンク1t1内において下方に張り出すと共に、上下に貫く貫通孔部1t3aを有してフロート1cを支持するフロート支持部1t3が形成されている。
フロート1cは、水に浮く浮き球1c1と、浮き球1c1を下端部に備え、貫通孔部1t3aに上下動可能に挿通されて上下に延びるシャフト1c2と、シャフトの上端部に取り付けられて貫通孔部1t3aを通過不能なプレート1c3と、を有する。
すなわち、フロート支持部1t3は、フロート1cを上下動可能に支持している。図2には、フロート1cの下がった状態が示されている。
フロート支持部1t3の後面側には、開口部1t3bが形成されて開放されている。
フロート支持部1t3の上方には、既述のように接続配管4bが接続される接続口1bが設けられている。
フロート1cが上昇すると、プレート1c3が接続口1bの入口1b1を塞ぐようになっている。
フロート1cが下がった状態(図2の状態)では、接続口1bの入口1b1は開状態にあり、タンク1tの内部の空間Vaは、開口部1t3bを通して接続口1b内の空間Vbと連通している。
タンク部1の上部における接続口1bの後方側には、リミットスイッチ5及びリミットスイッチ5を覆うスイッチカバー6(図1も参照)が取り付けられている。
フロート支持部1t3の上方、かつ接続口1bに対する後方側には、常態で上下ストロークの下位置にあって容易に押し上げ可能な接触子5aが備えられている。
接触子5aは、リミットスイッチ5と連結されており、接触子5aが押し上げられることで、通常OFFとなっているリミットスイッチ5がONになる。
リミットスイッチ5の出力は、電装部54に送られる(図3参照)。
電装部54は、リミットスイッチ5がONのときに、ブロワ53と後述するモータ2aとを停止する。
接触子5aは、下方に位置するフロート1cのプレート1c3と上下方向で対向している。
接触子5aは、プレート1c3が接続口1bの入口1b1を塞ぐ位置まで上昇したときにプレート1c3により押し上げられて、リミットスイッチ5がONになるようにストローク位置が設定されている。
これにより、タンク1t内の液体LQの液面LQaの上昇に伴ってフロート1cが上昇し、液面LQaが所定の高さに達すると、プレート1c3によって接続口1bの入口1b1が塞がれる。そして、それと共にリミットスイッチ5がONになってブロワ53及びモータ2aが停止する。
タンク1tの底部1t1aにおいて最も低くなっている部位P1は、後タンク1t2に位置している。
部位P1には、ポンプ部3と接続する接続口1t4が設けられている。
ポンプ部3は、ポンプケース3c及び接続口1t4と接続したポンプ室3bを有する。
ポンプ室3bは、上下方向に扁平な円柱状空間としてポンプケース3cにより囲まれて形成されている。
後タンク1t2の上方には、モータ2aと、モータ2aを覆うハウジング2bと、が配置され、既述のモータハウジング部2を構成している。
モータ2aは、駆動軸線CL3が上下方向となる姿勢で配置され、駆動軸としてシャフト2cが下方に延びるように連結されている。
シャフト2cは、後タンク1t2及び接続口1t4を通り、ポンプ室3bに進入している。
ポンプ室3b内の、シャフト2cの下方先端には、インペラ2dが取り付けられている。
インペラ2dは、モータ2aの回転によりポンプ室3b内で回転するようになっている。
ポンプケース3cは、周壁の一部に、ポンプ室3bと排水口3aとを連通する開口部3c1が設けられている。
排水口3aには、既述のように、排水配管が4cが接続されている。
排出配管4cには、既述のように、逆止弁7が配設されている。
逆止弁7は、ポンプ部3からの流れのみを通過させる。
次に、吸引装置51を吸引システムSYに適用した例を説明する。
図3は、吸引システムSYのブロック図である。
吸引システムSYは、複数の治療台Dそれぞれに設けられた吸引具71を含む。
吸引具71は、歯科治療中に、口腔内にたまる水や唾液などの液体と気体(空気)とを、気液混合体ALとして同時吸引するための器具である。
吸引具71は、ブロワ53を遠隔動作させるための手元スイッチ71aを有する。手元スイッチ71aそれぞれと電装部54とがケーブル73を介して電気接続されている。
吸引具71には、枝管4dが接続されている。複数の吸引具71それぞれに接続された複数の枝管4dは、まとめられて本管となるユニット配管4aに接続されている。
ユニット配管4aには、フィルタ72が配設されている。
フィルタ72は、吸引具71から吸引された気液混合体AL中の、所定サイズ以上の大きさの固形物を濾して吸引装置51側に流入しないようにする。
吸引システムSYは、複数の治療台Dのうちの、いずれかの手元スイッチ71aがONの状態でブロワ53が動作し、吸引具71からの吸引を行うようになっている。
次に、吸引装置51の動作などについて、吸引システムSYでの動作を例として説明する。まず、タンク1t内は空の状態になっているとする。
(St1)治療台D1での治療に際し、歯科医師などにより吸引具71の手元スイッチ71aがONにされる。これに基づき、電装部54からの指示でブロワ53及びモータ2aが動作を開始する。ブロワ53の動作によってタンク1t内が負圧になり、吸引具71での吸引が開始される。
(St2)吸引具71から、患者口腔内の液体(水及び唾液など)と気体(空気)とが、気液混合体ALとして吸引される。この気液混合体ALには、治療状況に応じて歯の削粉などの固形物が混合する。
吸引された気液混合体ALは、枝管4dを通り、ユニット配管4aに進入しフィルタ72に達する(図3:矢印A1参照)。
(St3)フィルタ72では、既述のように、メッシュで決められる所定サイズ未満の固形物は微小固形物として通過し、所定サイズ以上の固形物は通過できず濾しとられる。
(St4)フィルタ72を通過した気液混合体ALは、ユニット配管4aから図2に示される吸引口1aを通り、タンク1t内に吸引導入される(図4:矢印A2参照)。
(St5)タンク1t内に進入した気液混合体ALは、液体LQが自重により下方に貯まる。すなわち、上方側に気体AR、下方側に液体LQ、として気液分離する。
タンク1t内は、前タンク1t1の内部の空間Va1と後タンク1t2の内部の空間Va2とが接続した共通の空間Vaとなっているので、液体LQとして、前タンク1t1及び後タンク1t2の両方にまたがる液面LQaが得られる。
(St6)後タンク1t2の内部の空間Va2とポンプ室3bの内部の空間V3とは、連通している。そのため、タンク1t内で気液分離した液体LQは、後タンク1t2よりも下方側にあるポンプ室3bから順に満たされる。
逆止弁7は、ポンプ室3b側から弁にかかる圧力が、弁を閉じる力に勝ったときに開くようになっている。
一方、ブロワ53は動作状態でタンク1t内は負圧となっておりタンク1t内の気体ARが吸引される。
これにより、気液分離した気体ARは、開口部1t3bを通り、接続口1bの入口1b1から接続配管4bを通り(図2:矢印A3参照)、ブロワ53に吸引される。
また、ポンプ部3の液体LQには、モータ2aの駆動によるポンプ室3b内のインペラ2dの回転により、タンク1t内の負圧以上、かつ逆止弁を開状態にし得る圧力を付与される。これにより、ポンプ室3b内の液体LQは、排出配管4cから逆止弁7を通して外部に排出される(図2:矢印A3参照)。
例えば、ブロワ53が発生させる負圧が20kPaの場合、ポンプ部3は、ポンプ室3b内の液体LQの排出に、30kPaの圧力をかけることができるように設定する。そして、その圧力差(10kPa)によって、逆止弁7を開けてポンプ室3b内、ひいてはタンク1t内の液体LQを外部に排出できるように設定する。
このように、吸引装置51では、インペラ2dを含むポンプ部3を備え、インペラ2dの回転によってポンプ室3b及びタンク1t内に貯留した液体LQを、圧力をかけて強制的に外部に排出するようになっている。
これにより、ポンプ部3の排出能力の範囲内で、排出配管4cの敷設経路に上り勾配を含めることができる。
すなわち、排出経路において、敷居を跨ぐ、障害物に対し上方によける、などでの上り勾配を含めることができ、また、吸引装置51は、従来よりも低い位置に設置できる。
従って、吸引装置51は、敷設の自由度が高い。
タンク1tは、上部側が前タンク1t1のみであるが、下部側が前タンク1t1と後タンク1t2とが接続して、上部より広い水平断面積を有する拡大部1t5となっている。
これにより、タンク1t内に一時的に多量の気液混合体ALが流入しても、分離した液体LQの液面LQaが短時間で急上昇することはなく、液体LQは、ポンプ部3の動作により強制的かつ迅速に外部に排出される。
(St7)吸引具71の手元スイッチ71aがOFFにされると、電装部54の指示によりブロワ53の動作が停止される。
ブロワ53の動作停止で、モータ2aの回転を停止させるモード(一時停止モード)と回転を維持するモード(休止モード)とを、適宜選択設定するとよい。
一時停止モードとして、ブロワ53の動作停止と共にモータ2aの回転を停止させた場合、タンク1t内に液体が貯留していた場合は、ブロワ53による負圧付与が解消しているので、貯留した液体LQの自重による圧力で逆止弁7の弁を開けられる限り、貯留した液体LQは排出される。従って、液体LQは、タンク1t内にある程度残存する。
休止モードとして、ブロワ53の動作停止以降もモータ2aの回転を維持させた場合、タンク1t内に貯留していた液体は、強制的に排出され、残留分がほとんど無い状態にできる。
一時停止モードは、治療途中で一時的に手元スイッチ71aがOFFにされた場合に適用すると、モータ2aの動作停止分、節電になるので省エネルギの観点から好ましい。
休止モードは、例えば、治療の終了に際し手元スイッチ71aがOFFにされた場合、すなわち、次の治療による動作までの間に、例えば数時間程度の停止状態が生じる場合に、タンク1t内に滞留した汚れた液体LQによる汚染が生じにくくなるので、メンテナンスの観点から好ましい。
以上詳述したように、吸引装置51は、タンク1tに貯まった液体LQを外部に排出させるポンプ部3を有する。
ポンプ部3は、ポンプ室3b内の液体LQに対し、ブロワ53により生じる負圧以上の排出圧力をかけることで、液体LQを排水口3aから外部に排出できるようになっている。
従って、吸引システムSYにおいて、多数の吸引具71から同時的に多量の気液混合体ALが流入した場合を除き、タンク1t内で分離した液体LQは、常時、ポンプ室3bから外部に排出され、タンク1t内に液体LQが滞留することはない。
そのため、多数の吸引具71を同時使用した場合に、タンク1t内に一時的に貯留可能とする液体LQの量を、より少なく設定でき、タンク1tを少容量化できる。
すなわち、吸引装置51は、従来の、ブロワ動作中にタンク内に液体を貯留させる吸引装置に対してタンク容量を少なくできる。従って、吸引装置51は小型化可能である。
上述の動作によれば、吸引装置51は、通常の使用状態では、タンク1t内の液体LQの量が極端に増えてフロート1cがリミットスイッチ5をONにすることはない。
フロート1c及びリミットスイッチ5は、例えば、ポンプ部3が故障してポンプ室3bからの液体の強制排出が停止した場合、などの異常状態が発生したら機能するように動作設定されている。
異常状態の例として、ポンプ部3が故障した場合を説明する。
ポンプ部3が故障すると、ポンプ室3b内の液体LQの強制排出が行われないので、排出は液体LQの自重によるもののみとなり、タンク1t内に貯留する液体LQの量が増える。
さらに、ブロワ53の動作中は、貯留している液体LQに負圧がかかるため、逆止弁7を開くために必要な液体LQの自重が大きくなり、タンク1t内には、より多くの液体LQが貯留する。
この状態で、複数の吸引具の同時使用で、自重排出以上の増加速度で気液混合体ALがタンク1t内に吸引されたとすると、タンク1t内が気液混合体ALで満たされ、排出気液分離及び気体排出が良好に行えなくなる虞がある。
そこで、タンク1t内に、上限貯留量を設定し、液体LQの量がその上限貯留量に達したら、異常状態になったとして、液面と共に上昇したフロート1cのプレート1c3が接続口1bを塞ぐと共に、プレート1c3がリミットスイッチ5もONにしてブロワ53も停止させるようになっている。
リミットスイッチ5がONになって動作停止した場合、電装部54は、異常が発生した旨の警告音を出力するなどして、作業者に異常発生を知らせるようにしておくとよい。
異常状態の他の例としては、ポンプケース3cの開口部3c1から下流の排出経路に詰まりが生じ、排出量減少又は排出不能となっている状態、などがある。
既述のように、タンク1t内に流入する気液混合体ALは、フィルタ72を通過した小さい固形物を含有している。
この固形物は、タンク1t内で下方に自重分離した液体LQの流れに含まれてタンク1tの下部に設置されたポンプ室3bに進入する。
ポンプ部3は、詳しくは、次に説明する底面傾斜構造及び隙間構造を有する。これにより、ポンプ部3は、フィルタ72を通過した微小固形物を良好に外部に排出する。
ポンプ部3の詳細を、図4を参照して説明する。図4は、図2におけるAp部の拡大図である。
図4に示されるように、ポンプケース3cは、下方側が底開口部3c2として開放されている。
そして、底開口部3c2には、蓋8がねじNjによりゴム製で環状のシールリング9を介して着脱自在に取り付けられている。
ポンプ室3bの底面となる蓋8の上面8aは、ポンプケース3cの開口部3c1に向かうに従って位置が低くなるように、水平に対し角度θaで傾斜した傾斜面になっている。
これにより、タンク1tからポンプ室3b内に液体LQ、及び液体LQと共に進入した微小固形物は、排出において自然に開口部3c1に誘導され、ポンプ室3b内に残留しにくくなっている。
一方、インペラ2dは、上方視で外形が円形となる基部2d1と、基部2d1から上方に向け突出形成され、上方視で渦巻き状或いは放射状となる複数の羽根2d2と、を有る。
インペラ2dの最外形部位である基部2d1の径方向の縁部2d1aとポンプケース3cの内面3c3との、径方向の間隙間隔を距離La、インペラ2dと蓋8の上面8aとの最小間隔を距離Lbとすると、La=5mm,Lb=2.3mmとして、一般的なポンプにおけるインペラとケースとの隙間よりも、広く設定してある。
これにより、仮に、フィルタ72に孔が開くなどの不具合が生じて、メッシュよりも大きい固形物がタンク1tからポンプ室3b内に進入しても、その固形物は、インペラとポンプケース3c及び蓋8との隙間を通って排出される。
そのため、ポンプ部3の動作不良は生じにくくなっている。
吸引具71で吸引される気液混合体ALに混入する固形物は、主に歯牙の切削粉である。従って、ポンプ部3は、距離La及び距離Lbを、主な固形物である歯牙の切削粉が通過可能で、かつできるだけ小さな値に設定することで、ポンプ部3の能力低下を抑えつつ良好な固形物排出能力が得られる。
これは、ポンプ室3b内に進入した固形物が、その自重とインペラ2dの回転により生じる流れとにより、径方向外方からインペラ2dとポンプケース3cの内面3c3との間隙を通ってインペラ2dの下方側に移動し、蓋8の上面8aを通って開口部3c1に至り、外部に排出されることによる。
吸引装置51を長時間使用すると、ポンプ室3bの内面3c3や蓋8の上面8aに、液体LQに混入又は溶けていた物質が付着蓄積し、ポンプ室3b内の空間V3が狭くなって排出に支障が生じる場合もある。
この場合、使用者が蓋8を取り外せるので、ポンプケース3cの内面及び蓋8を容易に清掃できるようになっている。従って、吸引装置51は、メンテナンス性に優れる。
吸引装置51は、図3に示されるような吸引システムSYに用いられる場合は、治療台Dとは別の例えば機械室に設置される。
一方、一つの治療台D1と接続される場合は、治療台D1の例えばチェアDa(図3参照)の脇に設置される場合もあり得る。
その場合、吸引装置51には、外観品位を向上させる、動作中のブロワ53やポンプ部3から発生する動作音を、治療患者や歯科医師等に聞こえにくくする、などの目的でカバー80を取り付けるとよい。
図5は、吸引装置51にカバー80を取り付けた状態を示す図であって、図1と対応可能な右前斜め上方から見た斜視図である。
カバー80は、後方側が開放した略箱状の前カバー81と、前方側が開放した略箱状の後カバー82と、を、前後から合わせた組として構成されている。
具体的には、吸引装置51に対し、前カバー81及び後カバー82を、それぞれ前側及び後側から矢印(DRa及びDRb)のように被せ、台座61に図示しないねじで固定する。
これに伴い、前カバー81と後カバー82とは、前後方向の中央の部位P2で隙間なく係合してカバー80が形成される。カバー80の内部の空間と外部の空間とは、概ね遮断分離される。
前カバー81及び後カバー82は、振動源となるブロワ53及びモータ2aの振動が直接的に伝達しないように、吸引装置51に対しては、台座61以外の部分で間隙をとり接触しないようになっている。
これにより、吸引装置51で発生した音は、カバー80で遮音され、外側に漏出しにくくなっている。
前カバー81の右下部には、開口部81aが設けられ、開口部81aからユニット配管4a及び排出配管4cが導出されている。
前カバー81の前面には、メンテナンスカバー81bが、手回しねじNj2により着脱自在に取り付けられている。
メンテナンスカバー81bを取り外すと、電装部54のヒューズホルダ54b(図1参照)などが露出し、必要に応じて作業者がヒューズ交換などのメンテナンスを容易に行えるようになっている。
本発明の実施例は、上述した構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよい。
ブロワ53を収納した筐体52と気液分離装置55とは、上述のように一体化されたものでなくてもよい。分離した別体であって、接続配管4bで接続されているものでもよい。
1 タンク部
1a 吸引口、 1b 接続口、 1b1 入口、 1c フロート
1c1 浮き球、 1c2 シャフト、 1c3 プレート
1t タンク、 1t1 前タンク、 1t1a 底部
1t2 後タンク、 1t3 フロート支持部、 1t3a 貫通孔部
1t3b 開口部、 1t4 接続口、 1t5 拡大部
2 モータハウジング部
2a モータ、 2b ハウジング、 2c シャフト
2d インペラ、 2d1 基部、 2d1a 縁部、 2d2 羽根
3 ポンプ部
3a 排水口、 3b ポンプ室、 3c ポンプケース
3c1 開口部、 3c2 底開口部、 3c3 内面
4a ユニット配管、 4b 接続配管、 4c 排出配管、 4d 枝管
5 リミットスイッチ、 5a 接触子
6 スイッチカバー
7 逆止弁
8 蓋、 8a 上面
9 シールリング
51 吸引装置
52 筐体
52a 吸引口、 52b 排出口、 53 ブロワ
54 電装部、 54a 制御部、 54b ヒューズホルダ
55 気液分離装置
61 台座
71 吸引具、 71a 手元スイッチ
72 フィルタ
73 ケーブル
80 カバー
81 前カバー、 81a 開口部、 81b メンテナンスカバー
82 後カバー
AL 気液混合体、 AR 気体
CL3 駆動軸線
D ,D1 治療台
LQ 液体、 LQa 液面
Nj ねじ、 Nj2 手回しねじ
P1,P2 部位
SY 吸引システム
Va,Vb,Va1,Va2,V3 空間
θa 角度

Claims (7)

  1. 吸引口を有し前記吸引口から流入する液体を貯留可能なタンクと、
    前記タンクの上部に設けられた接続口と、
    前記タンクの下部に接続されたポンプ部と、
    前記ポンプ部に接続された排出経路に設けられ前記ポンプ部からの流れのみを通過させる逆止弁と、
    を備え、
    前記接続口に負圧発生装置が接続され、前記負圧発生装置の動作により前記吸引口から気液混合体が前記タンク内に吸引された際に、
    前記気液混合体の液体を、自重で下方に分離させると共に前記ポンプ部の動作によって前記逆止弁を通して排出可能であることを特徴とする歯科医療用気液分離装置。
  2. 前記ポンプ部は、前記液体が流入するポンプ室と、前記ポンプ室内で回転するインペラと、を有し、
    前記ポンプ室の底面は、前記排出経路に向かって低くなるように傾斜していることを特徴とする請求項1記載の歯科医療用気液分離装置。
  3. 負圧発生装置及び気液分離装置を備えた歯科医療用吸引装置であって、
    前記気液分離装置は、
    吸引口を有し前記吸引口から流入する液体を貯留可能なタンクと、
    前記タンクの上部に設けられ前記負圧発生装置が接続された接続口と、
    前記タンクの下部に接続されたポンプ部と、
    前記ポンプ部に接続された排出経路に設けられ前記ポンプ部からの流れのみを通過させる逆止弁と、
    を備え、
    前記負圧発生装置の動作により前記吸引口から気液混合体を前記タンク内に吸引した際に、前記気液混合体の液体を、自重で下方に分離させると共に前記ポンプ部の動作により前記逆止弁を通して排出可能であることを特徴とする歯科医療用吸引装置。
  4. 前記ポンプ部は、前記液体が流入するポンプ室と、前記ポンプ室内で回転するインペラと、を有し、
    前記ポンプ室の底面は、前記排出経路に向かって低くなるように傾斜していることを特徴とする請求項3記載の歯科医療用吸引装置。
  5. 口腔用吸引具及び吸引装置を備えた歯科医療用吸引システムであって、
    前記吸引装置は、負圧発生装置及び気液分離装置を備え、
    前記気液分離装置は、
    前記口腔用吸引具が接続された吸引口を有し前記吸引口から流入する液体を貯留可能なタンクと、
    前記タンクの上部に設けられ前記負圧発生装置が接続された接続口と、
    前記タンクの下部に接続されたポンプ部と、
    前記ポンプ部に接続された排出経路に設けられ前記ポンプ部からの流れのみを通過させる逆止弁と、
    を備え、
    前記負圧発生装置の動作により前記口腔用吸引具から口腔内の気液混合体を前記タンク内に吸引した際に、前記気液混合体の液体を、自重で下方に分離させると共に前記ポンプ部の動作により前記逆止弁を通して排出可能であることを特徴とする歯科医療用吸引システム。
  6. 前記ポンプ部は、前記液体が流入するポンプ室と、前記ポンプ室内で回転するインペラと、を有し、
    前記ポンプ室の底面は、前記排出経路に向かって低くなるように傾斜していることを特徴とする請求項5記載の歯科医療用吸引システム。
  7. 口腔内から吸引した気液混合体をタンク内で気液分離して排出する、歯科医療における気液分離方法であって、
    前記タンクの上部に負圧発生装置を接続しておくと共に、前記タンクの下部に前記タンクと接続するポンプ部を設けておき、
    前記負圧発生装置によって口腔内の気液混合体を吸引してタンク内に導入すると共に導入した前記気液混合体を前記タンク内で液体の自重により気液分離させる導入ステップと、
    気液分離によって上方に分離した気体を、前記負圧発生装置により吸引して外部に排出する気体排出ステップと、
    気液分離により下方に分離し前記ポンプ部に流入した液体を、前記ポンプ部の動作により排出する液体排出ステップと、
    を含むことを特徴とする歯科医療における気液分離方法。
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