JP2018050147A - 撮像装置、撮像方法およびプログラム - Google Patents
撮像装置、撮像方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018050147A JP2018050147A JP2016183798A JP2016183798A JP2018050147A JP 2018050147 A JP2018050147 A JP 2018050147A JP 2016183798 A JP2016183798 A JP 2016183798A JP 2016183798 A JP2016183798 A JP 2016183798A JP 2018050147 A JP2018050147 A JP 2018050147A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- focus position
- image
- imaging
- refocusing
- captured
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
Description
図1は本実施形態に係るデジタルカメラの構造を示すブロック図である。デジタルカメラ100は、静止画を撮像することができ、かつ、合焦位置の情報を記録し、コントラスト値の算出および画像の合成が可能なものである。さらに、デジタルカメラ100は、撮像して保存した画像、または、外部から入力した画像に対して、拡大処理または縮小処理を行うことができる。
ここで、一定の範囲内の被写体に対応したピント位置(リフォーカス面)を算出する方法について説明する。
式(1)は、ある画素配列20の各光電変換部について、撮像レンズ31の射出瞳の左側領域(瞳領域a11〜a52)を通過した光を積分したものである。これを水平方向に並ぶ複数の画素配列20に適用し、これらの出力信号群で構成した被写体像をA像とする。また、式(2)は、ある画素配列20の各光電変換部について、撮像レンズ31の射出瞳の右側領域(瞳領域a14〜a55)を通過した光を積分したものである。これを水平方向に並ぶ複数の画素配列20に適用し、これらの出力信号群で構成した被写体像をB像とする。A像とB像に対して相関演算を施し、像のずれ量(瞳分割位相差)を検出する。さらに、像のずれ量に対して撮像レンズ31の焦点位置と光学系から決まる変換係数を乗じることで、画面内の被写体に対応したピント位置を算出することができる。
そして、この光を受光する画素の出力をL(x’,y’,u,v)とすると、リフォーカス面上の座標(x,y)で得られる出力E(x,y)は、L(x’,y’,u,v)を撮像レンズの瞳領域に関して積分したものとなるため、式(4)のようになる。
式(4)において、リフォーカス係数αはユーザによって決定されるため、(x,y)、(u,v)を与えれば、光の入射するマイクロレンズの位置(x’,y’)がわかる。そして、そのマイクロレンズに対応する画素配列20から(u,v)の位置に対応する画素がわかる。この画素の出力がL(x’,y’,u,v)となる。これをすべての瞳分割領域について行い、求めた画素出力を積分することでE(x,y)が算出できる。なお、(u,v)を撮像レンズの瞳分割領域の代表座標とすれば、式(4)の積分は、単純加算により計算することができる。
ここで、光の2次元強度分布をライトフィールドの空間成分と呼ぶ。このとき、リフォーカス範囲は、空間成分のサンプリングピッチΔyおよび角度成分のサンプリングピッチΔuにより決定され、その係数α±は以下の式(5)のように与えられる。
図6は、リフォーカス範囲を説明するための図である。式(1)を用いて表される像側のリフォーカス範囲(α+)・s2〜(α−)・s2と、結像光学系61に対して共役な範囲が、物体側のリフォーカス範囲となる。ここでs2は、結像光学系61の像側主平面と被写体面62に対する結像光学系61の像側共役面との間の距離である。
ここで、結像光学系61の瞳距離Pとは、結像光学系61の射出瞳面と被写体面62に対する結像光学系61の像側共役面との間の距離である。また、Nは結像光学系61の瞳の1次元分割数、Fは結像光学系61のF値、ΔLAは画素配列20のピッチである。
図7は、本実施形態を説明するためのフローチャートである。
以上の実施形態は、デジタルカメラでの実施をもとに説明したが、デジタルカメラに限定するものではない。たとえば、撮像素子が内蔵した携帯機器などで実施してもよく、画像を撮像することができるネットワークカメラなどでもよい。
101 制御部
102 駆動部
103 光学系
104 撮像部
105 ROM
106 RAM
107 画像処理部
108 表示部
109 内蔵メモリ
110 操作部
111 装置動き検出部
Claims (16)
- 光学系のピント位置を変えながら撮像した複数の画像に対して合成を行い、合成画像を生成する合成手段と、
前記光学系のピント位置を設定するピント位置の設定手段と、
前記撮像した画像のピント位置を異ならせた画像の再構成を行うリフォーカス手段と、を有し、
前記リフォーカス手段は、前記設定したピント位置と前記画像を撮像するときのピント位置との違いに基づいて、前記ピント位置を異ならせた画像の再構成を行うことを特徴とする撮像装置。 - 前記画像を撮像する撮像部を有し、
前記撮像部は、1つのマイクロレンズに対して、複数の光電変換部を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記リフォーカス手段は、前記撮像した画像のピント位置の少なくとも一部を、前記設定したピント位置のいずれかになるように、前記ピント位置を異ならせた画像の再構成を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
- 前記リフォーカス手段は、前記設定したピント位置と最も近いピント位置をもつ撮像した画像を用いて、前記設定したピント位置になるように、前記画像のピント位置を異ならせた画像の再構成を行うことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 撮像時の手振れ情報を取得する手振れ情報の取得手段を有し、
前記リフォーカス手段は、前記手振れ情報に基づいて、前記ピント位置を異ならせた画像の再構成を行うかどうかを決めることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記手振れ情報の取得手段は、前記設定したピント位置と前記撮像するときのピント位置との違いに基づいて、前記ピント位置を異ならせた画像の再構成を行うかどうかを決めることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 前記手振れ情報の取得手段は、前記設定したピント位置と前記撮像するときのピント位置との違いが、予め定められた閾値以上であるとき、前記ピント位置を異ならせた画像の再構成を行うことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
- 前記撮像装置が撮像するとき、固定部に固定されているかどうかを検知する固定検知手段を有し、
前記リフォーカス手段は、前記撮像装置が前記固定部に固定されているうち撮像した画像に対して、前記ピント位置を異ならせた画像の再構成を行わないことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記固定部は三脚であることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
- リフォーカス範囲を算出するリフォーカス範囲の算出手段を有し、
前記リフォーカス手段は、前記リフォーカス範囲の範囲内で、前記画像のピント位置を異ならせた画像の再構成を行うことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記画像のピント位置を再設定するピント位置の再設定手段を有し、
前記ピント位置の設定手段が設定したピント位置は、前記撮像した画像のいずれかのピント位置のリフォーカス範囲にないとき、
前記ピント位置の再設定手段は、前記設定したピント位置を再設定することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。 - 前記ピント位置の再設定手段は、前記撮像した画像のピント位置のリフォーカス範囲の限度にあたる位置で、前記設定したピント位置を再設定することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
- 前記ピント位置の再設定手段は、少なくとも一部の再設定した後のピント位置が、等間隔になるように、前記再設定を行うことを特徴とする請求項11または12に記載の撮像装置。
- 前記設定したピント位置は、複数の前記撮像した画像のピント位置の前記リフォーカス範囲にあるとき、
前記複数の前記撮像した画像のうち、リフォーカス補正量の最も少ないものに対して、前記設定したピント位置になるようにリフォーカスを行うことを特徴とする請求項10乃至13のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 光学系のピント位置を変えながら撮像した複数の画像に対して合成を行い、合成画像を生成する合成ステップと、
前記光学系のピント位置を設定するピント位置の設定ステップと、
前記撮像した画像のピント位置を異ならせた画像の再構成を行うリフォーカスステップと、を有し、
前記リフォーカスステップにおいて、前記設定したピント位置と前記画像を撮像するときのピント位置との違いに基づいて、前記ピント位置を異ならせた画像の再構成を行うことを特徴とする撮像方法。 - 撮像装置のコンピュータに動作させるプログラムであって、
前記コンピュータに、
光学系のピント位置を変えながら撮像した複数の画像に対して合成を行い、合成画像を生成する合成ステップと、
前記光学系のピント位置を設定するピント位置の設定ステップと、
前記撮像した画像のピント位置を異ならせた画像の再構成を行うリフォーカスステップと、を行わせ、
前記リフォーカスステップにおいて、前記設定したピント位置と前記画像を撮像するときのピント位置との違いに基づいて、前記ピント位置を異ならせた画像の再構成を行うことを特徴とするコンピュータのプログラム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016183798A JP6728005B2 (ja) | 2016-09-21 | 2016-09-21 | 撮像装置、撮像方法およびプログラム |
CN201710805640.3A CN107864315B (zh) | 2016-09-21 | 2017-09-08 | 摄像设备、摄像设备的控制方法和记录介质 |
US15/709,241 US10530994B2 (en) | 2016-09-21 | 2017-09-19 | Image capture apparatus, control method for image capture apparatus and non-transitory recording medium for combining image |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016183798A JP6728005B2 (ja) | 2016-09-21 | 2016-09-21 | 撮像装置、撮像方法およびプログラム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018050147A true JP2018050147A (ja) | 2018-03-29 |
JP2018050147A5 JP2018050147A5 (ja) | 2019-09-12 |
JP6728005B2 JP6728005B2 (ja) | 2020-07-22 |
Family
ID=61767848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016183798A Active JP6728005B2 (ja) | 2016-09-21 | 2016-09-21 | 撮像装置、撮像方法およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6728005B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102019106744A1 (de) | 2018-03-16 | 2019-09-19 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Rotationsvorrichtung zum Rotieren eines Rotationsobjeks und Head-Up-Display-Vorrichtung |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005338901A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 撮像装置及び撮像方法 |
JP2013161065A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-19 | Canon Inc | 撮像装置 |
JP2014155121A (ja) * | 2013-02-12 | 2014-08-25 | Canon Inc | 画像処理装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム |
-
2016
- 2016-09-21 JP JP2016183798A patent/JP6728005B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005338901A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 撮像装置及び撮像方法 |
JP2013161065A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-19 | Canon Inc | 撮像装置 |
JP2014155121A (ja) * | 2013-02-12 | 2014-08-25 | Canon Inc | 画像処理装置、撮像装置、制御方法、及びプログラム |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102019106744A1 (de) | 2018-03-16 | 2019-09-19 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Rotationsvorrichtung zum Rotieren eines Rotationsobjeks und Head-Up-Display-Vorrichtung |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6728005B2 (ja) | 2020-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5988790B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、および、画像処理プログラム | |
US9681037B2 (en) | Imaging apparatus and its control method and program | |
CN107864315B (zh) | 摄像设备、摄像设备的控制方法和记录介质 | |
JP6047025B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
JP5938281B2 (ja) | 撮像装置およびその制御方法ならびにプログラム | |
JP2002112099A (ja) | 画像修復装置および画像修復方法 | |
US8947585B2 (en) | Image capturing apparatus, image processing method, and storage medium | |
JP2018107526A (ja) | 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法およびコンピュータのプログラム | |
JP2018174502A (ja) | 撮像装置、画像処理装置、撮像装置の制御方法およびプログラム | |
JP6095266B2 (ja) | 画像処理装置及びその制御方法 | |
JP6752685B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法およびプログラム | |
JP6162971B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、撮像装置及びその制御方法 | |
US10681260B2 (en) | Focus detection device and focus detection method | |
JP6478587B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム、並びに撮像装置 | |
JP6728005B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法およびプログラム | |
JP2010272957A (ja) | 画像補正装置及びそのプログラム | |
JP6678505B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法、プログラム並びに記憶媒体 | |
JP6210836B2 (ja) | 撮像装置、撮像制御装置、その制御方法およびプログラム | |
JP2018074362A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム | |
JP4682010B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP6566800B2 (ja) | 撮像装置及び撮像方法 | |
JP2012134826A (ja) | 撮像装置 | |
JP7187185B2 (ja) | 撮像装置およびその制御方法 | |
US20170208316A1 (en) | Image processing apparatus, image capturing apparatus, and recording medium | |
JP7504579B2 (ja) | 撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190729 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190729 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200324 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200602 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200701 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6728005 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |