JP2018041304A - 画像解析装置 - Google Patents
画像解析装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018041304A JP2018041304A JP2016175442A JP2016175442A JP2018041304A JP 2018041304 A JP2018041304 A JP 2018041304A JP 2016175442 A JP2016175442 A JP 2016175442A JP 2016175442 A JP2016175442 A JP 2016175442A JP 2018041304 A JP2018041304 A JP 2018041304A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pixel
- line
- group
- line pixel
- pixels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010191 image analysis Methods 0.000 title claims description 29
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 138
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 76
- 238000004590 computer program Methods 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 28
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 20
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 20
- 238000012015 optical character recognition Methods 0.000 description 6
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 206010027146 Melanoderma Diseases 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 238000002372 labelling Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T5/00—Image enhancement or restoration
- G06T5/70—Denoising; Smoothing
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T2207/00—Indexing scheme for image analysis or image enhancement
- G06T2207/10—Image acquisition modality
- G06T2207/10024—Color image
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T2207/00—Indexing scheme for image analysis or image enhancement
- G06T2207/30—Subject of image; Context of image processing
- G06T2207/30176—Document
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Abstract
【解決手段】 スキャナは、(y=2)に対応する2番目の二値ラインを処理する際に、1番目の二値ラインのx方向情報と、1番目の二値ラインのy方向情報と、を利用して、2番目の二値ラインのy方向情報を生成する。y方向情報は、二値ラインを構成する複数個の画素のそれぞれについて、当該画素と、当該画素のy方向の上側に存在する最も近いON画素と、の間の距離を示す情報である。スキャナは、2番目の二値ラインがON画素グループ216aを含む場合に、2番目の二値ラインの上側の各二値ラインを利用せずに、2番目の二値ラインのy方向情報を利用して、ON画素グループ216aの周辺の所定領域内に他のON画素が存在するのか否かを判断する。
【選択図】図6
Description
(スキャナ10の構成;図1)
スキャナ10は、LAN(Local Area Networkの略)を介して、PC(Personal Computerの略)50と通信可能に接続されている。スキャナ10は、操作部12と、表示部14と、ネットワークインターフェース16と、スキャンエンジン18と、制御部30と、を備える。操作部12は、複数個のキーによって構成される。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をスキャナ10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部14は、いわゆるタッチパネルとして機能する。即ち、表示部14は、操作部としても機能する。ネットワークインターフェース16は、LANに接続されている。スキャンエンジン18は、CCD、CID等のスキャン機構を備える。
続いて、図2を参照して、CPU32が、上記のスキャン指示100を取得する場合に、プログラム36に従って実行する処理の内容を説明する。
続いて、図3を参照して、図2のS20で実行される第1の解析処理の内容を説明する。S100では、CPU32は、処理対象の読取ラインを示すポインタmを「0」に設定することによって、m番目(即ち0番目)の読取ラインを特定する。上述したように、第1の解析処理では、スキャンデータを構成する複数本の読取ラインのそれぞれがy方向の上側から下側に向かって順次解析される。従って、0番目の読取ラインは、複数本の読取ラインのうちの最も上側に存在する読取ラインである。より具体的には、S100では、CPU32は、圧縮済みスキャンデータを構成する複数本の圧縮済みラインのうちの最も上側に存在する圧縮済みラインを解凍して、0番目の読取ライン(即ちx方向に沿って並ぶ複数個の画素)をワーク領域38に書き込む。特に、CPU32は、S100を開始する際に、ワーク領域38内に第1のワーク領域と第2のワーク領域とを確保する。そして、CPU32は、0番目の読取ラインを第1のワーク領域に書き込む。第1のワーク領域内の情報は、ライン毎に処理が実行される過程で順次消去される。第2のワーク領域内の情報は、ライン毎に処理が実行される過程で消去されず、後述のS50の処理が終了した後に消去される。
続いて、図4を参照して、図3のS132において、新たなオブジェクトデータを生成する処理の内容を説明する。オブジェクトデータは、互いに隣接する1個以上のON画素によって構成されるオブジェクトを表わすデータである。図6に示されるように、オブジェクトデータは、ラベル値と座標と幅と高さと周辺フラグとが対応付けられているデータである。ラベル値は、オブジェクトをラべリング(即ち識別)するための値である。座標は、オブジェクトに外接する外接矩形の左上の隅の座標を示す。幅、高さは、それぞれ、上記の外接矩形のx方向の画素数、y方向の画素数を示す。周辺フラグは、オブジェクトの周囲の所定領域内に他のオブジェクトが存在することを示す「ON」と、当該所定領域内に他のオブジェクトが存在しないことを示す「OFF」と、のどちらかの値である。
続いて、図5を参照して、図3のS134において、オブジェクトデータを更新する処理の内容を説明する。
S152では、CPU32は、オブジェクトデータに対して大サイズフラグを追加する。具体的には、CPU32は、オブジェクトデータに含まれる幅及び高さの少なくとも一方が4画素以上である場合には、当該オブジェクトデータに対して大サイズフラグ「ON」を追加する。一方、CPU32は、オブジェクトデータに含まれる幅及び高さのどちらも4画素未満である場合には、当該オブジェクトデータに対して大サイズフラグ「OFF」を追加する。図6の例では、CPU32は、各オブジェクトデータ302,320に対して大サイズフラグ「ON」を追加し、オブジェクトデータ310に対して大サイズフラグ「OFF」を追加する。なお、変形例では、上記の「4画素」とは異なる閾値が利用されてもよい。例えば、300dpiの読取解像度で原稿が読取られる場合には、「12画素」が閾値として利用されてもよい。
続いて、図3を参照して、図2のS30で実行される第2の解析処理の内容を説明する。第2の解析処理では、スキャンデータを構成する複数本の読取ラインのそれぞれがy方向の下側から上側に向かって順次解析される点を除くと、第1の解析処理とほぼ同様である。第1の解析処理と異なる点を説明しておく。
CPU32は、S40の特定処理において、S20の第1の解析処理の結果とS30の第2の解析処理の結果とを利用して、孤立点を特定する。具体的には、CPU32は、まず、第1の解析処理で得られる1個以上のオブジェクトデータの中から、周辺フラグ「OFF」及び大サイズフラグ「OFF」を含むオブジェクトデータ(以下では「第1注目データ」と呼ぶ)を特定する。次いで、CPU32は、第2の解析処理で得られる1個以上のオブジェクトデータの中から、第1注目データに含まれる座標、幅、及び、高さに一致する情報を含むオブジェクトデータ(以下では「第2注目データ」と呼ぶ)を特定する。そして、CPU32は、第2注目データに含まれる周辺フラグが「OFF」である場合に、第1注目データによって表わされるオブジェクト(即ち第2注目データによって表わされるオブジェクト)を孤立点として特定する。
S50では、CPU32は、S40で孤立点として特定されたオブジェクトに対応するオブジェクトデータに含まれる座標、幅、及び、高さを利用して、当該オブジェクトに外接する外接矩形を特定する。次いで、CPU32は、圧縮済みスキャンデータのうち、特定済みの外接矩形内の領域を含む1本以上の圧縮済みラインを解凍して、1本以上の読取ラインを生成する。そして、CPU32は、当該1本以上の読取ラインを構成する複数個の画素のうち、特定済みの領域に対応する1個以上の画素を、白色の画素値(即ちR=G=B=255)を示す画素に補正する。これにより、孤立点を除去することができる。なお、変形例では、CPU32は、公知の手法を利用して、スキャン画像の背景色を表わす画素値を算出し、当該画素値に補正してもよい。
本実施例によると、スキャナ10は、m番目のy方向情報を生成するので(図3のS112)、それを利用して、処理対象のON画素グループの周辺の所定領域内に、当該ON画素グループに隣接しない他のON画素が存在するのか否かを判断することができる(図4のS220、図5のS270)。従って、スキャナ10は、m番目の二値ラインの上側の各二値ラインを利用しなくても(即ち当該各二値ラインがワーク領域38に書き込まれている状態でなくても)、上記の判断を実行せずに済み、この結果、少ないメモリ使用量で上記の判断を実行することができる。
スキャナ10が、「画像解析装置」の一例である。ワーク領域38内の第1のワーク領域、第2のワーク領域が、それぞれ、「第1の特定領域」、「第2の特定領域」の一例である。y方向、x方向が、それぞれ、「第1方向」、「第2方向」の一例である。上側、下側が、それぞれ、「第1側」、「第2側」の一例である。圧縮済みスキャンデータ、複数本の二値ラインが、それぞれ、「読取画像データ」、「M本のライン画素グループ」の一例である。ON画素、OFF画素が、それぞれ、「第1種の画素」、「第2種の画素」の一例である。x方向情報、第1の解析処理で生成されるy方向情報、第2の解析処理で生成されるy方向情報が、それぞれ、「画素情報」、「第1の距離情報」、「第2の距離情報」の一例である。図6のON画素グループ206、ON画素グループ216aが、それぞれ、「第1の対象グループ」、「第2の対象グループ」の一例である。図7の第1の解析処理で利用される所定領域(即ちハッチングの領域)、第2の解析処理で利用される所定領域(即ちハッチングの領域)が、それぞれ、「第1の所定領域」、「第2の所定領域」の一例である。図2のS50の補正処理が、「所定処理」の一例である。オブジェクトデータに含まれる座標、幅、及び、高さが、「特定情報」の一例である。オブジェクトデータに含まれる周辺フラグが、「結果情報」の一例である。
第2実施例を説明する前に、比較例の処理を説明しておく。図9は、文字「X」を表わすオブジェクトを示す。1番目の二値ラインについて図3のS110〜S134の処理が実行される際に、S120において、ON画素グループ500が処理対象として特定されると、図4のS220において、ON画素グループ500の周辺の所定領域内にON画素グループ502が存在すると判断される(S220でYES)。従って、周辺フラグ「ON」を含むオブジェクトデータ510が生成される(S222)。次いで、図3のS120において、ON画素グループ502が処理対象として特定されると、図4のS220において、ON画素グループ502の周辺の所定領域内にON画素グループ500が存在すると判断される(S220でYES)。従って、周辺フラグ「ON」を含むオブジェクトデータ512が生成される(S222)。
第2実施例と同様に、本実施例では、図10に示されるように、図4のS220及び図5のS270で利用される所定領域(即ちハッチングの領域)は、左端画素から4画素分以内の領域を含まず、左端画素から4画素分以上であって20画素分以内の領域を含む。図10の例では、左端画素の上側にON画素600,602が存在する。この場合、22番目のy方向情報は、左端画素に対応する数字として、左端画素とON画素600との間の距離である「2」を含む。即ち、22番目のy方向情報は、ON画素602に関する情報を含まない。この結果、CPU32は、仮に、22番目のy方向情報のみを利用して、S220及びS270の判断を実行すると、ON画素600が所定領域に含まれておらず、かつ、ON画素602の存在が不明であるので、所定領域内にON画素が存在しないと判断する。即ち、実際には、所定領域内にON画素602が存在するにも関わらず、誤った判断を実行してしまう。
Claims (12)
- 画像解析装置であって、
原稿の読取りによって生成される読取画像データを取得する取得部と、
前記読取画像データを利用して、第1の解析処理を実行する第1の解析部であって、前記第1の解析処理は、
第1方向の第1側から第2側に向かって、前記読取画像データを用いて得られるM本(前記Mは2以上の整数)のライン画素グループのそれぞれを順次特定する第1のライン特定処理であって、前記M本のライン画素グループのそれぞれは、前記第1方向に直交する第2方向に沿って並ぶ複数個の画素によって構成され、前記複数個の画素のそれぞれは、第1種の画素と第2種の画素とのどちらかである、前記第1のライン特定処理と、
前記M本のライン画素グループのうちのm1番目(前記m1は2以上M以下の各整数)のライン画素グループが特定される場合に、前記M本のライン画素グループのうちの(m1−1)番目のライン画素グループに対応する(m1−1)番目の画素情報と、前記(m1−1)番目のライン画素グループに対応する(m1−1)番目の第1の距離情報と、を利用して、前記m1番目のライン画素グループに対応するm1番目の第1の距離情報を生成する第1の距離情報生成処理であって、前記画素情報は、対応するライン画素グループを構成する複数個の画素のそれぞれが、前記第1種の画素と前記第2種の画素とのどちらであるのかを示す情報であり、前記第1の距離情報は、対応するライン画素グループを構成する複数個の画素のそれぞれについて、当該画素と、当該画素の前記第1側に存在する最も近い前記第1種の画素と、の間の距離を示す情報である、前記第1の距離情報生成処理と、
前記m1番目のライン画素グループが、前記第2方向に沿って連続する1個以上の前記第1種の画素である第1の対象グループを含む場合に、前記m1番目のライン画素グループの前記第1側の各ライン画素グループを利用せずに、前記m1番目の第1の距離情報を利用して、前記第1の対象グループの周辺の第1の所定領域内に、前記第1の対象グループに隣接しない前記第1種の画素が存在するのか否かを判断する第1の判断処理と、を含む、前記第1の解析部と、
前記第1の解析処理の結果に応じて、前記第1の対象グループを含むオブジェクトであって、互いに隣接する1個以上の前記第1種の画素によって構成される前記オブジェクトに対応する所定処理を実行する所定処理実行部と、
を備える画像解析装置。 - 前記第1のライン特定処理では、
前記(m1−1)番目のライン画素グループが前記画像解析装置のメモリ内の第1の特定領域に書き込まれることによって、前記(m1−1)番目のライン画素グループが特定され、
前記m1番目のライン画素グループが前記第1の特定領域に書き込まれる前に、前記特定領域から前記(m1−1)番目のライン画素グループが消去され、
前記第1の距離情報生成処理では、
前記m1番目の第1の距離情報が前記第1の特定領域に書き込まれることによって、前記m1番目の第1の距離情報が生成され、
前記m1番目の第1の距離情報が前記第1の特定領域に書き込まれる際に、前記第1の特定領域から前記(m1−1)番目の第1の距離情報が消去される、請求項1に記載の画像解析装置。 - 前記第1の解析処理は、さらに、
前記第1の対象グループを利用して、前記オブジェクトのサイズを特定するサイズ特定処理を含み、
前記所定処理実行部は、前記第1の解析処理の結果と、前記オブジェクトの前記サイズと、に応じて、前記オブジェクトに対応する前記所定処理を実行する、請求項1又は2に記載の画像解析装置。 - 前記所定処理実行部は、前記第1の対象グループに対する前記第1の判断処理において、前記第1の所定領域内に前記第1種の画素が存在しないと判断され、かつ、前記オブジェクトの前記サイズが第1の閾値未満である場合に、前記読取画像データのうち、前記オブジェクトに対応する各画素を、前記原稿の背景色を表わす画素に補正する前記所定処理を実行する、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像解析装置。
- 前記所定処理実行部は、前記第1の対象グループに対する前記第1の判断処理において、前記第1の所定領域内に前記第1種の画素が存在すると判断され、かつ、前記オブジェクトの前記サイズが第2の閾値未満である場合に、前記オブジェクトが文字であると判断して、前記文字に関係する前記所定処理を実行する、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像解析装置。
- 前記第1の所定領域は、前記第1の対象グループに含まれる対象画素から第1の所定距離以内の領域を含まず、前記対象画素から前記第1の所定距離以上であって第2の所定距離以内の領域を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の画像解析装置。
- 前記第1の解析処理は、さらに、
前記m1番目のライン画素グループが特定される場合に、前記M本のライン画素グループのうちの(k−1)番目のライン画素グループに対応する(k−1)番目の前記画素情報と、前記(k−1)番目のライン画素グループに対応する(k−1)番目の前記第1の距離情報と、を利用して、前記M本のライン画素グループのうちのk番目のライン画素グループに対応するk番目の前記第1の距離情報である補助情報を生成する補助情報生成処理であって、前記kは、前記m1から前記第1の所定距離に相当する値が減算された値である、前記補助情報生成処理を含み、
前記第1の判断処理では、前記m1番目の第1の距離情報と前記k番目の第1の距離情報とを利用して、前記判断が実行される、請求項6に記載の画像解析装置。 - 前記第1の所定領域は、前記第1の対象グループの前記第2側の領域を含まない、請求項1から7のいずれか一項に記載の画像解析装置。
- 前記画像解析装置は、さらに、
前記読取画像データを利用して、第2の解析処理を実行する第2の解析部を備え、
前記第2の解析処理は、
前記第1方向の前記第2側から前記第1側に向かって、前記M本のライン画素グループのそれぞれを順次特定する第2のライン特定処理と、
前記M本のライン画素グループのうちのm2番目(前記m2は2以上M以下の各整数)のライン画素グループが特定される場合に、前記M本のライン画素グループのうちの(m2−1)番目のライン画素グループに対応する(m2−1)番目の前記画素情報と、前記(m2−1)番目のライン画素グループに対応する(m2−1)番目の第2の距離情報と、を利用して、前記m2番目のライン画素グループに対応するm2番目の第2の距離情報を生成する第2の距離情報生成処理であって、前記第2の距離情報は、対応するライン画素グループに含まれる複数個の画素のそれぞれについて、当該画素と、当該画素の前記第2側に存在する最も近い前記第1種の画素と、の間の距離を示す情報である、前記第2の距離情報生成処理と、
前記m2番目のライン画素グループが前記第1の対象グループを含む場合に、前記m2番目のライン画素グループの前記第2側の各ライン画素グループを利用せずに、前記m2番目の第2の距離情報を利用して、前記第1の対象グループの周辺の第2の所定領域内に、前記第1の対象グループに隣接しない前記第1種の画素が存在するのか否かを判断する第2の判断処理と、を含み、
前記所定処理実行部は、前記第1の解析処理の結果と前記第2の解析処理の結果とに応じて、前記オブジェクトに対応する前記所定処理を実行する、請求項1から8のいずれか一項に記載の画像解析装置。 - 前記第1の解析処理は、さらに、
前記m1番目のライン画素グループが特定される場合に、前記オブジェクトの位置及びサイズを特定するための特定情報と、前記第1の対象グループに対する前記第1の判断処理の結果を示す結果情報と、を対応付けて、前記画像解析装置のメモリに記憶させる記憶制御処理と、
前記M本のライン画素グループのうちの(m1+1)番目のライン画素グループが特定され、かつ、前記(m1+1)番目のライン画素グループが、前記第1方向に沿って連続する1個以上の前記第1種の画素である第2の対象グループであって、前記第1の対象グループに隣接する前記第2の対象グループを含む場合に、前記特定情報を更新する第1の更新処理と、
前記第1の対象グループに対する前記第1の判断処理において、前記第1の所定領域内に前記第1種の画素が存在しないと判断され、かつ、前記第2の対象グループに対する前記第1の判断処理において、前記第1の所定領域内に前記第1種の画素が存在すると判断される場合に、前記特定情報に対応付けられている前記結果情報を更新する第2の更新処理と、
を含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の画像解析装置。 - 前記第1のライン特定処理では、
前記(m1−1)番目のライン画素グループが前記画像解析装置のメモリ内の第1の特定領域に書き込まれることによって、前記(m1−1)番目のライン画素グループが特定され、
前記m1番目のライン画素グループが前記第1の特定領域に書き込まれる前に、前記特定領域から前記(m1−1)番目のライン画素グループが消去され、
前記第1の距離情報生成処理では、
前記m1番目の第1の距離情報が前記第1の特定領域に書き込まれることによって、前記m1番目の第1の距離情報が生成され、
前記m1番目の第1の距離情報が前記第1の特定領域に書き込まれる際に、前記第1の特定領域から前記(m1−1)番目の第1の距離情報が消去され、
前記第1の解析処理は、さらに、
前記m1番目のライン画素グループが特定される場合に、前記オブジェクトの位置及びサイズを特定するための特定情報と、前記第1の対象グループに対する前記第1の判断処理の結果を示す結果情報と、を対応付けて、前記画像解析装置のメモリ内の第2の特定領域に記憶させる記憶制御処理を含み、
前記第2の特定領域内の前記特定情報及び前記結果情報は、前記第1の解析処理が終了した後に消去される、請求項1から10のいずれか一項に記載の画像解析装置。 - 画像解析装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記画像解析装置に搭載されるコンピュータを、
原稿の読取りによって生成される読取画像データを取得する取得部と、
前記読取画像データを利用して、第1の解析処理を実行する第1の解析部であって、前記第1の解析処理は、
第1方向の第1側から第2側に向かって、前記読取画像データを用いて得られるM本(前記Mは2以上の整数)のライン画素グループのそれぞれを順次特定する第1のライン特定処理であって、前記M本のライン画素グループのそれぞれは、前記第1方向に直交する第2方向に沿って並ぶ複数個の画素によって構成され、前記複数個の画素のそれぞれは、第1種の画素と第2種の画素とのどちらかである、前記第1のライン特定処理と、
前記M本のライン画素グループのうちのm1番目(前記m1は2以上M以下の各整数)のライン画素グループが特定される場合に、前記M本のライン画素グループのうちの(m1−1)番目のライン画素グループに対応する(m1−1)番目の画素情報と、前記(m1−1)番目のライン画素グループに対応する(m1−1)番目の第1の距離情報と、を利用して、前記m1番目のライン画素グループに対応するm1番目の第1の距離情報を生成する第1の距離情報生成処理であって、前記画素情報は、対応するライン画素グループを構成する複数個の画素のそれぞれが、前記第1種の画素と前記第2種の画素とのどちらであるのかを示す情報であり、前記第1の距離情報は、対応するライン画素グループを構成する複数個の画素のそれぞれについて、当該画素と、当該画素の前記第1側に存在する最も近い前記第1種の画素と、の間の距離を示す情報である、前記第1の距離情報生成処理と、
前記m1番目のライン画素グループが、前記第2方向に沿って連続する1個以上の前記第1種の画素である第1の対象グループを含む場合に、前記m1番目のライン画素グループの前記第1側の各ライン画素グループを利用せずに、前記m1番目の第1の距離情報を利用して、前記第1の対象グループの周辺の第1の所定領域内に、前記第1の対象グループに隣接しない前記第1種の画素が存在するのか否かを判断する第1の判断処理と、を含む、前記第1の解析部と、
前記第1の解析処理の結果に応じて、前記第1の対象グループを含むオブジェクトであって、互いに隣接する1個以上の前記第1種の画素によって構成される前記オブジェクトに対応する所定処理を実行する所定処理実行部と、
して機能させる、コンピュータプログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016175442A JP6786973B2 (ja) | 2016-09-08 | 2016-09-08 | 画像解析装置 |
US15/640,631 US10424051B2 (en) | 2016-09-08 | 2017-07-03 | Image analyzing apparatus and non-transitory storage medium storing instructions executable by the image analyzing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016175442A JP6786973B2 (ja) | 2016-09-08 | 2016-09-08 | 画像解析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018041304A true JP2018041304A (ja) | 2018-03-15 |
JP6786973B2 JP6786973B2 (ja) | 2020-11-18 |
Family
ID=61280847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016175442A Active JP6786973B2 (ja) | 2016-09-08 | 2016-09-08 | 画像解析装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10424051B2 (ja) |
JP (1) | JP6786973B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6751859B2 (ja) * | 2017-09-29 | 2020-09-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 載置検出システム |
US11587323B2 (en) * | 2019-06-28 | 2023-02-21 | Raytheon Company | Target model broker |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6561980B1 (en) * | 2000-05-23 | 2003-05-13 | Alpha Intervention Technology, Inc | Automatic segmentation of prostate, rectum and urethra in ultrasound imaging |
US7187785B2 (en) * | 2001-08-28 | 2007-03-06 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Image processing method and apparatus |
JP4354280B2 (ja) * | 2002-03-01 | 2009-10-28 | イミューノメディクス、インコーポレイテッド | Rs7抗体 |
EP1705929A4 (en) * | 2003-12-25 | 2007-04-04 | Brother Ind Ltd | IMAGE DISPLAY DEVICE AND SIGNAL PROCESSING DEVICE |
JP3927171B2 (ja) | 2003-12-26 | 2007-06-06 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | ノイズ除去装置及び方法、プログラム、並びに記録媒体 |
JP2006072839A (ja) | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Ricoh Co Ltd | 画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラム及び記録媒体 |
US8139897B2 (en) * | 2007-03-15 | 2012-03-20 | Ricoh Company, Limited | Detecting tilt in an image having different resolutions in different directions |
JP4570670B2 (ja) * | 2008-06-30 | 2010-10-27 | シャープ株式会社 | 画像処理装置、画像読取装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム、記録媒体 |
JP5455611B2 (ja) * | 2009-12-24 | 2014-03-26 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
JP2011136061A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Brother Industries Ltd | 刺繍データ作成装置及び刺繍データ作成プログラム |
JP5755089B2 (ja) * | 2011-09-08 | 2015-07-29 | 株式会社Pfu | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び画像処理システム |
JP6086663B2 (ja) * | 2012-06-19 | 2017-03-01 | オリンパス株式会社 | 画像処理装置、内視鏡装置及び孤立点ノイズ補正方法 |
JP6160168B2 (ja) * | 2013-03-28 | 2017-07-12 | ブラザー工業株式会社 | 画像処理装置、および、コンピュータプログラム |
-
2016
- 2016-09-08 JP JP2016175442A patent/JP6786973B2/ja active Active
-
2017
- 2017-07-03 US US15/640,631 patent/US10424051B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6786973B2 (ja) | 2020-11-18 |
US20180068421A1 (en) | 2018-03-08 |
US10424051B2 (en) | 2019-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5387193B2 (ja) | 画像処理システム、画像処理装置およびプログラム | |
JP6808330B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム | |
JP3142550B2 (ja) | 図形処理装置 | |
JP2007241356A (ja) | 画像処理装置および画像処理プログラム | |
JP6786973B2 (ja) | 画像解析装置 | |
JPH0581424A (ja) | ノイズ除去方法 | |
JP5853466B2 (ja) | 画像処理システム、画像処理プログラム | |
JP6790601B2 (ja) | 画像解析装置 | |
JP6870247B2 (ja) | 画像解析装置 | |
JP2020071619A (ja) | 光学式文字認識結果の修正支援装置および修正支援用プログラム | |
JP2018147199A (ja) | 画像処理装置、および、コンピュータプログラム | |
JP2019012424A (ja) | 画像処理装置、および、コンピュータプログラム | |
JP6107270B2 (ja) | 画像処理装置およびコンピュータプログラム | |
JP2003046746A (ja) | 画像処理方法及び画像処理装置 | |
CN112465931A (zh) | 图像文本抹除方法、相关设备及可读存储介质 | |
JP6974791B2 (ja) | 画像処理装置、および、コンピュータプログラム | |
JP5697475B2 (ja) | ラベリング処理装置及びラベリング処理方法 | |
JP2002300404A (ja) | 画像処理方法及び画像処理装置 | |
JP2012205190A (ja) | 画像処理装置およびプログラム | |
JP2013172260A (ja) | 画像処理装置及びプログラム | |
JP6841254B2 (ja) | 画像処理装置、および、コンピュータプログラム | |
JP5062076B2 (ja) | 情報処理装置及び情報処理プログラム | |
JP2017163407A (ja) | 画像処理装置、情報処理装置、および画像処理方法 | |
JP6645143B2 (ja) | 画像解析装置 | |
JP2023132586A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190827 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200916 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200929 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201012 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6786973 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |