JP2018037284A - セパレータ、燃料電池及び再生型燃料電池システム - Google Patents

セパレータ、燃料電池及び再生型燃料電池システム Download PDF

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Abstract

【課題】反応面内の流路を流れるガスの流速を均一化するのに有利な燃料電池用のセパレータを提供する。【解決手段】セパレータ73は、主平面上に反応面73bが設定された板状の本体部と、反応面73bに設けられ、それぞれ並伸し、ガスを流通させる流路73aを構成する複数の流路溝と、複数の流路溝にガスを導入させる導入口73cと、複数の流路溝を通過したガスを外部に排出する排出口73dと、を有し、複数の流路溝は、流路溝の幅を維持しながら、隣り合う流路溝と連通し、排出口73dの側にある流路溝の本数は、導入口73cの側にある流路溝の本数よりも少なく、流路溝の本数は、反応面73bでのガスの流量分布に基づいて決定される。【選択図】図3

Description

本発明は、セパレータ、燃料電池及び再生型燃料電池システムに関する。
再生型燃料電池システムは、例えば、水素と酸素とを用いて発電する燃料電池と、燃料電池から排出されたガスから水を回収して水素と酸素とを生成し、再度燃料電池での発電に利用させる水電解装置とを備える。このような再生型燃料電池システムは、充電可能であるとともに、副産物が水のみであることから、省エネ化や二酸化炭素の削減が可能であるため、宇宙空間や航空機等への適用が期待されている。
このような再生型燃料電池システムに用いられる燃料電池としては、例えば固体高分子形燃料電池(PEFC)が採用される。固体高分子形燃料電池は、イオン伝導性を有する固体高分子膜である電解質膜と、電解質膜の一方の側に隣接する燃料極としてのアノードと、電解質膜の他方の側に隣接する酸素極としてのカソードとからなる単位セルを含む。一般に、単位セルは、固体高分子形燃料電池内に複数存在し、複数の単位セルは、セパレータを介して積層されている。
セパレータは、ガス拡散層を介してアノード又はカソードに接する側の表面上に、燃料ガス又は酸化剤ガスを流通させる流路溝を有する。一般に、流路溝は、アノード又はカソードの反応領域に対して可能な限り満遍なくガスを行き渡らせるために複数本存在し、かつ、発電性能を維持するために、複数の流路溝においてガスの流れの均一化が図られている。また、流路溝は、このようにガスを流通させる機能の他に、反応で生じた生成水を燃料電池1の外部に排出する機能も有する。
特許文献1は、複数の流路溝を有するセパレータを含む燃料電池スタックを開示している。特許文献1に示す流路溝では、特に、ガス出口側の流路溝から生成水を効率よく除去するために、ガス出口側の溝本数をガス入口側の溝本数よりも減少させることで、ガス出口側でのガスの流速を増加させている。
特開2001−52723号公報
ここで、燃料電池の発電性能や運転時の安定性を向上させるためには、セパレータとガス拡散層との間でガス交換作用のムラを減らすこと、換言すれば、反応面に対して均一にガスを行き渡らせることが重要である。そして、このように反応面に均一にガスを行き渡らせるためには、反応面の形状に合わせて配置されている流路溝において、流れるガスの量を均一化させる、すなわち、ガスの流速を均一化させることが望ましい。
一方、流路溝を流れるガスは、徐々にガス拡散層に吸収されてアノード及びカソード側での反応に用いられるので、流路溝を流れるガスの量は次第に減少し、それに伴ってガスの流速も次第に落ちる。しかし、特許文献1では、このような燃料電池の運転中におけるガスの消費について適切に考慮されていない。したがって、特許文献1に示されているようにガス出口側に向かうにつれて溝本数を減少させるだけでは、実際には、流路溝を流れるガスの流速を最適化することは難しい。
また、セパレータの反応面において、複数の流路溝が並行して曲がるような屈曲部がある場合、屈曲部の内側の流路溝は、外側の流路溝と比較して曲率が小さくなるため、ガスの流れの抵抗となりやすい。そこで、特許文献1に示すセパレータでは、屈曲部の直前で複数の流路溝を連結させることで、屈曲部の内側の流路溝を流れるガスを外側の流路溝に分配し、屈曲部における圧損の均一化を図っている。しかし、このような構成では、並行して延設されている複数の流路溝のうちの内側の流路溝を流れるガスの量は、減少していくことになる。すなわち、ガスの流速は、流れる流路溝によって異なっている。
そこで、本発明は、反応面内の流路を流れるガスの流速を均一化するのに有利な燃料電池用のセパレータを提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、燃料電池用のセパレータは、主平面上に反応面が設定された板状の本体部と、反応面に設けられ、それぞれ並伸し、ガスを流通させる流路を構成する複数の流路溝と、複数の流路溝にガスを導入させる導入口と、複数の流路溝を通過したガスを外部に排出する排出口と、を有し、複数の流路溝は、流路溝の幅を維持しながら、隣り合う流路溝と連通し、排出口の側にある流路溝の本数は、導入口の側にある流路溝の本数よりも少なく、流路溝の本数は、反応面でのガスの流量分布に基づいて決定される。
上記セパレータにおいて、排出口に連接される流路溝の本数をnとし、反応面におけるガスの利用率をsとし、反応面において、導入口に連接される流路溝の入口と、排出口に連接される流路溝の出口との間の長さをLとし、流路溝の入口からの距離をxとすると、距離xの位置における流路溝の本数N(x)は、
N(x)=(n/(1−s))・(1−(s/L)・x)
で表されるものとしてもよい。
本発明によれば、反応面内の流路を流れるガスの流速を均一化するのに有利な燃料電池用のセパレータを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る再生型燃料電池システムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る燃料電池の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るセパレータの形状を示す図である。 セパレータにおける流路溝の本数の最適化を説明するための図である。 内部自己加湿の原理について説明するための図である。 従来のセパレータにおける流路の水つまりを説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明に示す寸法、材料、その他、具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。また、明細書及び図面において実質的に同一の機能及び構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。更に、以下の各図では、鉛直方向にZ軸を取り、Z軸に垂直な平面内において、燃料電池を構成する各構成要素が積層される方向にY軸を取り、かつ、Y軸に垂直な方向にX軸を取っている。
まず、本発明の一実施形態に係る再生型燃料電池システムの構成について説明する。本実施形態に係る再生型燃料電池システムでは、燃料電池が特に純水素と純酸素とを用いて発電するものを想定している。このような再生型燃料電池システムは、高空を飛行する航空機、海中を航行する潜水艦、宇宙ステーション等、大気から酸素を取り込むことができない環境や閉鎖空間などで、水分解により発生した酸素を貯蔵し燃料電池で発電することができる点で有利である。
図1は、本実施形態に係る再生型燃料電池システム100の構成を示す概略図である。再生型燃料電池システム100は、燃料電池ユニット20と、水分解ユニット30と、ガス貯蔵ユニット40とを含む。
燃料電池ユニット20は、燃料電池1と、気水分離器2と、第1ガス循環ブロワ3と、水タンク4と、第2ガス循環ブロワ5とを含む。
図2は、本実施形態に係る燃料電池1の構成を示す概略断面図である。燃料電池1は、例えば固体高分子形燃料電池(PEFC)であり、燃料としての純水素と、酸化剤としての純酸素とを用いた反応により発電する。なお、以下の説明では、純水素を単に水素と、純酸素を単に酸素と、それぞれ略記する。固体高分子形燃料電池は、イオン伝導性を有する高分子膜を電解質として用いる燃料電池である。すなわち、燃料電池1は、固体高分子膜である電解質膜70と、燃料極としてのアノード71と、酸素極としてのカソード72とを含む。アノード71及びカソード72は、共に、水素と酸素との反応を促進させるための触媒を含む触媒層である。この触媒としては、主に白金などの貴金属が用いられる。なお、不図示であるが、アノード71及びカソード72は、後述する第1セパレータ73又は第2セパレータ74と接触する面に、カーボンペーパー等からなる多孔質のガス拡散層を連設している。そして、アノード71とカソード72とは、電解質膜70を挟み込むように配置される。以下、アノード71、電解質膜70及びカソード72を貼り合わせて一体化したものを、「膜/電極接合体」と表記する。
また、燃料電池1は、膜/電極接合体を挟み込むように配置される2つのセパレータ、すなわち、アノード71側に配置される第1セパレータ73と、カソード72側に配置される第2セパレータ74とを含む。第1セパレータ73は、アノード71に接する側の表面に、水素を流通させる流路73aを有する。水素は、流路73aを流通している間に、徐々にアノード71に浸透する。一方、第2セパレータ74は、カソード72に接する側の表面に、酸素を流通させる流路74aを有する。酸素は、流路74aを流通している間に、徐々にカソード72に浸透する。また、流路74aは、酸素を流通させる機能の他、膜/電極接合体内で生成された水を除去する機能も有する。第1セパレータ73及び第2セパレータ74の材質としては、金属、カーボン又は導電性プラスチック等が採用可能である。なお、第1セパレータ73及び第2セパレータ74の形状については、以下で詳説する。
燃料電池1では、アノード71は、流路73aから水素が供給され、式(1)の反応によって、プロトン(H)と電子(e)に分解する。
→2H+2e・・・(1)
プロトンは、電解質膜70を通って、電子は、不図示であるが、一端がアノード71に接続され、他端がカソード72に接続されている導線を通って、それぞれカソード72に移動する。
カソード72は、式(2)に示すように、電解質膜70から来たプロトンと、上記導線から来た電子とが酸素と反応して、水を生成する。
4H+O+4e→2HO・・・(2)
そして、燃料電池1は、電子を通す上記導線の部分を電力負荷とすることで、発電することができる。なお、1つの膜/電極接合体と、その膜/電極接合体を挟み込む第1セパレータ73及び第2セパレータ74とは、図2に示すような単位セルを構成する。燃料電池1は、より高電圧を得るために、このような単位セルを複数個積層した、いわゆるスタック構造を有するのが一般的である。そのため、例えば、隣り合って積層される2つの単位セルにおいて、単位セル同士の間に配置される1つのセパレータを共用するという構成もあり得る。具体的には、単位セル同士の間のセパレータでは、一方の表面に、水素を流通させるための流路が設けられ、反対側の表面に、酸素を流通させるための流路が設けられるという構成もあり得る。これにより、燃料電池スタックとしての燃料電池1の小型化が実現される。
気水分離器2は、燃料電池1における反応後のガスを酸素と水とに分離する。第1ガス循環ブロワ3は、気水分離器2で分離された酸素を燃料電池1の酸素入口側にリサイクルする。水タンク4は、気水分離器2で分離された水を一時的に貯留する。第2ガス循環ブロワ5は、燃料電池1から排出された水素の余剰分を燃料電池1の水素入口側にリサイクルする。
水分解ユニット30は、給水ポンプ6と、循環ポンプ7と、水電解装置8と、第1配管系31と、第2配管系32と、放熱器11とを含む。
給水ポンプ6は、燃料電池ユニット20内の水タンク4に貯留されている水を、循環ポンプ7を用いて回収し、水電解装置8に供給する。循環ポンプ7は、給水ポンプ6や、第1配管系31及び第2配管系32から供給された水を、水電解装置8を通じて水分解ユニット30内で循環させる。
水電解装置8は、導入された水を電気分解して、水素と酸素とを生成する。水電解装置8は、不図示であるが、燃料電池1と同様に、固体高分子膜である電解質膜と、アノードと、カソードとを含む。ここで、水電解装置8では、外部電源を用いてアノードとカソードとの間に電圧を印加することで、燃料電池1と逆の反応、すなわち、式(1)及び式(2)と逆の反応が生じて、水素と酸素とが生成される。そして、生成された水素及び酸素は、後述する水素貯蔵用タンク12a又は酸素貯蔵用タンク12bに戻される。
第1配管系31は、水電解装置8で生成された水素が導入される配管系である。第1配管系31は、第1気水分離器9aと、第1水タンク10aとを含む。ここで、水電解装置8で生成された水素には、水が混合されている。そこで、第1気水分離器9aは、水電解装置8で生成された水素と、混合している水とを分離する。第1気水分離器9aで分離された水素は、ガス貯蔵ユニット40へ送られる。第1水タンク10aは、第1気水分離器9aで分離された水を一時的に貯留する。
第2配管系32は、水電解装置8で生成された酸素が導入される配管系である。第2配管系32は、第2気水分離器9bと、第2水タンク10bとを含む。ここで、水電解装置8で生成された酸素には、水が混合されている。そこで、第2気水分離器9bは、水電解装置8で生成された酸素と、混合している水とを分離する。第2気水分離器9bで分離された酸素も、ガス貯蔵ユニット40へ送られる。第2水タンク10bは、第2気水分離器9bで分離された水を一時的に貯留する。
放熱器11は、第1水タンク10a又は第2水タンク10bから排出されて水電解装置8に導入される水を冷却水として利用することで、水電解装置8を冷却する。なお、不図示であるが、燃料電池ユニット20内にも、同様に冷却水を循環させることで燃料電池1を冷却する放熱器を設置するものとしてもよい。
ガス貯蔵ユニット40は、水素貯蔵用タンク12aと、酸素貯蔵用タンク12bと、水素配管系の2つの切替弁13a,13b及び1つの調圧弁15aと、酸素配管系の2つの切替弁14a,14b及び1つの調圧弁15bとを含む。
水素貯蔵用タンク12aは、水素を貯蔵可能な水素貯蔵部である。水素配管系の切替弁13a,13bは、それぞれ、第1気水分離器9aと水素貯蔵用タンク12aとを結ぶ配管に設置され、遠隔操作可能な開閉弁である。水素配管系の調圧弁15aは、2つの切替弁13a,13bの間と、燃料電池1とを結ぶ配管に設置される圧力調整弁であり、遠隔操作可能であることが望ましい。
酸素貯蔵用タンク12bは、酸素を貯蔵可能な酸素貯蔵部である。酸素配管系の切替弁14a,14bは、それぞれ、第2気水分離器9bと酸素貯蔵用タンク12bとを結ぶ配管に設置され、遠隔操作可能な開閉弁である。酸素配管系の調圧弁15bは、2つの切替弁14a,14bの間と、燃料電池1とを結ぶ配管に設置される圧力調整弁であり、遠隔操作可能であることが望ましい。
ここで、切替弁13aを閉とし、切替弁13bを開とし、調圧弁15aを適宜調整することで、水素貯蔵用タンク12aから燃料電池1へ水素が供給される。一方、調圧弁15aを閉とし、切替弁13a及び切替弁13bを共に開とすることで、第1気水分離器9aから水素貯蔵用タンク12aへ水素が注入される。
同様に、切替弁14aを閉とし、切替弁14bを開とし、調圧弁15bを適宜調整することで、酸素貯蔵用タンク12bから燃料電池1へ酸素が供給される。一方、調圧弁15bを閉とし、切替弁14a及び切替弁14bを共に開とすることで、第2気水分離器9bから酸素貯蔵用タンク12bへ酸素が注入される。
上記のような構成のもと、水電解装置8が、燃料電池1で生成された水を用いて水素と酸素とを生成し、一方、燃料電池1が、水電解装置8で生成された水素と酸素とを用いて発電する再生型燃料電池システム100が構築される。特に本実施形態では、燃料電池1は、上記の通り、純水素と純酸素とを用いるので、式(1)及び式(2)により、純水素と純酸素とが反応して純水が生成されることになる。したがって、再生型燃料電池システム100は、純水をリサイクルすることで、省エネ化や二酸化炭素の削減に寄与する。
次に、第1セパレータ73及び第2セパレータ74の形状について説明する。なお、第1セパレータ73と第2セパレータ74との形状は、共に以下に示す概念で決定されるものである。そこで、以下では、第1セパレータ73を例に説明する。
図3は、第1セパレータ73の形状を示す概略平面図である。第1セパレータ73は、主平面上に反応面73bが設定された板状の本体部からなる。なお、本実施形態では、第1セパレータ73は、燃料電池1の一構成要素として使用されるときには、図3に示すように、Z方向に沿って立設される、すなわち縦置きになるものとする。また、第1セパレータ73の主平面上には、燃料電池1の一構成要素として組み合わされたときに、アノード71の反応領域に対向するように、反応面73bが設定されている。反応面73bは、反応効率を向上させるために、第1セパレータ73の主平面の面積に対して可能な限り広く設定されることが望ましい。
第1セパレータ73は、主平面上において反応面73b以外の領域に形成されている複数の開口部と、ガスを流通させる流路73aとを有する。なお、本実施形態では、流路73aを流通するガスは、水素ガスである。
第1セパレータ73に形成されている複数の開口部には、例えば、第1ガス導入口73cと、第1ガス排出口73dと、第2ガス排出口73eと、第2ガス導入口73fと、第1開口73gと、第2開口73hとが含まれる。
第1ガス導入口73cは、流路73aのガス入口側の端部に連接される開口である。燃料電池1が単位セルを複数積層した燃料電池スタックである場合、各単位セルに含まれる第1ガス導入口73cは、連続した管路を形成する。そして、燃料電池1の外部から導入されたガスは、当該管路を流通しながら、各単位セル内の流路73aに供給されていく。
第2ガス排出口73dは、流路73aのガス出口側の端部に連接される開口である。この第2ガス排出口73dに関しても、燃料電池1が燃料電池スタックである場合、各単位セルに含まれる第2ガス排出口73dは、連続した管路を形成する。そして、各単位セル内の流路73aから排出されたガスは、当該管路に集められて流通し、燃料電池1の外部へ排出される。
第2ガス排出口73e及び第2ガス導入口73fは、一例として、第1セパレータ73において、流路73aが設けられている主平面の裏面側に、流路73aと同様の流路が形成されている場合に適用される開口である。第2ガス排出口73e及び第2ガス導入口73fの機能は、第1ガス導入口73c及び第1ガス排出口73dの機能と同一である。
第1開口73g及び第2開口73hは、例えば、燃料電池1を冷却するための冷却水が通過する。燃料電池1が燃料電池スタックである場合、各単位セルに含まれる第1開口73g及び第2開口73hも、それぞれ連続した管路を形成し、冷却水を流通可能とする。
なお、本実施形態では、第1セパレータ73の主平面上において、Z方向の中央領域を反応面73bとしている。そして、反応面73bに隣接するZ方向のプラス側の領域に、第1ガス導入口73c、第1開口73g及び第2ガス排出口73eが設けられている。一方、反応面73bに隣接するZ方向のプラス側の領域に、第2ガス導入口73f、第2開口73h及び第1ガス排出口73dが設けられている。
流路73aは、主平面上に形成された溝であり、特に反応面73b上では、反応面73bを可能な限り覆うように、複数本の直線状の溝が、それぞれ間隔を密にして規定のパターンで組み合わされたものである。なお、流路73aを構成する溝を、以下「流路溝」と表記する。そして、本実施形態における流路溝は、以下の条件に従って形成される。
まず、第1ガス導入口73cには、流路73aの一方の端部としての複数の流路溝が連接されている。これに対して、第1ガス排出口73dには、流路73aの他方の端部としての単数又は複数の流路溝が連接されている。すなわち、流路73aは、全体的には、ガスがZ方向プラス側からZ方向マイナス側へ向けて流通するように形成される。
次に、複数の流路溝は、反応面73b全体に可能な限り均一にガスを行き渡らせるために、ガスの流通方向が所々で変化するように並伸している。例えば、図3に示すように、複数の流路溝は、全体的にはX方向に対して平行となるように並伸しているが、反応面73bのX方向の両端部の領域で、おおよそ直角となる屈曲を2回繰り返し、X方向で往復しながらZ方向マイナス側へ進むような形状を有する。
次に、流路73aでは、複数の流路溝の幅が維持されていると想定する。この場合、第1ガス排出口73dに連接するガス出口側の流路溝の本数は、第1ガス導入口73cに連接するガス入口側の流路溝の本数よりも少ない。ここで、一の流路溝は、上記屈曲する屈曲部のいずれかにおいて、隣り合う他の流路溝と連通する。そして、この連通部を適宜設定することで、流路溝の本数を調整することができる。また、屈曲部ではガスの流れが乱れやすいので、屈曲部のいずれかに連通部を設けることは、ガスの混合をより促進することができる点で望ましい。
次に、反応面73b内の特定の位置における流路溝の本数は、その位置におけるガスの流量分布に基づいて決定される。以下、図3に示す流路73aを例に説明する。まず、燃料電池1におけるガスの利用率を決定する。特に本実施形態では、燃料電池1は、純水素と純酸素とを用いて発電し、再生型燃料電池システム100に適用されることを想定しているため、ガス利用率は高く、ここでの例では80%とする。次に、第1ガス排出口73dに連接するガス出口側の流路溝の本数を決定する。ここでの例では2本とする。このようにガス利用率とガス出口側の流路溝の本数とが決定されると、流路溝1本あたりに流通させるガスの流量が決定する。そして、流路溝の本数は、決定された流量になるように、反応面73b内の特定の位置で流れる流量に合わせて設定すればよい。
この場合、ガス利用率が80%であり、また、ガス出口側の流路溝の本数が2本であるから、第1ガス導入口73cに連接するガス入口側の流路溝の本数は、2本/(1−0.8)=10本となる。次に、反応面73b上の流路73aにおいて、第1ガス導入口73cから第1屈曲部Rまでの流路溝の本数は、その前の屈曲部で10本から9本に減少する。そして、この間の流路溝の位置における流量分布は、100%から80%へと変化する。次に、第1屈曲部Rから第2屈曲部Rまでの流路溝の本数は、第1屈曲部Rで9本から8本に減少し、次の屈曲部で8本から7本に減少する。そして、この間の流路溝の位置における流量分布は、80%から60%へと変化する。次に、第2屈曲部Rから第3屈曲部Rまでの流路溝の本数は、第2屈曲部Rで7本から6本に減少し、その後2つ目の屈曲部で6本から5本に減少する。そして、この間の流路溝の位置における流量分布は、60%から40%へと変化する。さらに、第3屈曲部Rから第1ガス排出口73dまでの流路溝の本数は、第3屈曲部Rで5本から4本に減少し、その後2つ目の屈曲部で4本から3本に減少し、さらにその後2つ目の屈曲部で3本から2本に減少する。そして、この間の流路溝の位置における流量分布は、40%から20%へと変化する。
次に、反応面73b内の特定の位置における流路溝の本数の最適化について、より具体的に説明する。図4は、この反応面73b内の特定の位置における流路溝の本数の最適化を説明するための概念図である。図4(a)は、第1セパレータ73の主平面上にある反応面73bの設置位置及び寸法を示す図であり、基本的に図3に示す形状と同様である。ここで、下記の式を導く前提として、反応面73bにおけるZ方向の長さ、すなわち、第1ガス導入口73cに連接される流路溝の入口と、第1ガス排出口73dに連接される流路溝の出口との間の長さをLとする。
図4(b)は、図4(a)に示す反応面73b内の特定の位置に対して、ガスの供給量及び消費量と、最適となる流路溝の本数とを示す図である。具体的には、図4(b)に記載の正方形は、図4(a)に示す反応面73bに対応している。正方形の縦方向は、ガス入口側からガス出口側に向かう距離xを示している。一方、正方形の横方向は、反応面73bを流れるガスの流量を示している。ここで、入口において供給されたガス量をMとする。また、供給されたガスは、流路73aの流路溝を流通するにつれて次第に消費されていくので、流路73aを通じて消費されたガス量をM’とする。このとき、ガス利用率sは、s=M’/Mである。また、ガス出口側の流路溝の本数をnとする。さらに、出口で排出されるガス量は、M−M’=M−sM=M(1−s)となる。したがって、ガス出口側での流路溝1本あたりのガス量mは、m=M(1−s)/nとなる。
この場合、入口からの距離xで消費されるガス量M’(x)は、式(3)で表される。
M’(x)=(M’/L)・x (1)
したがって、入口からの距離xで流れているガス量M−M(x)’は、式(3)から、式(4)で表される。
M−M’(x)=M−(M’/L)・x
=M−(sM/L)・x
=M(1−(s/L)・x) (4)
そして、入口からの距離xでの流路溝1本あたりを流れるガス量と、ガス出口側での流路溝1本あたりを流れるガス量mとが等しくなるように、式(5)に示すように、流路本数N(x)を設定する。
N(x)=(M−M’(x))/(M(1−s)/n)
=(M(1−(s/L)・x))/(M(1−s)/n)
=(1−(s/L)・x)/((1−s)/n)
=(n/(1−s))・(1−(s/L)・x) (5)
このように、式(5)によれば、入口からの距離xの位置におけるガスの流量分布に基づいた最適な流路溝の本数を求めることができる。例えば、図4(b)では、流路溝の本数を、数字を丸で囲んで表記し、入口からの距離xの位置において最適となる流路溝の本数は、図中斜線で示す分布で表すことができる。なお、図4(b)に示す例では、入口からの距離xの位置において最適となる流路溝の本数が8本であることがわかる。
次に、本実施形態に係るセパレータ、燃料電池及び再生型燃料電池システムの作用及び効果について説明する。
第1に、第1セパレータ73又は第2セパレータ74において、流路73a等の流路を構成する流路溝を流れるガスは、徐々にガス拡散層に吸収されてアノード71又はカソード72側での反応に用いられる。したがって、その流量は、次第に減少し、反応面73b等におけるガスの流量分布が変化する。ここで、なんら対策を講じない場合には、ガスの流量の減少に伴ってガスの流速も次第に落ちるため、その結果、セパレータと、それに隣接するガス拡散層との間でガス交換作用のムラを生じさせるおそれがある。そこで、本実施形態では、予めガスの流量分布の変化を考慮し、上記のように流量分布に合わせて流路溝の本数を減らすことで、流路73a等の流路溝を流れるガスの体積流量すなわち流速の均一化を図ることが可能となる。
また、本実施形態に係る燃料電池1は、上記のような効果を奏する第1セパレータ73又は第2セパレータ74を備えるので、第1セパレータ73又は第2セパレータ74とそれに隣接するガス拡散層とのガス交換作用のムラを極力少なくすることができる。そのため、燃料電池1は、アノード71又はカソード72において触媒を有効に活用することができ、ひいては、発電性能や運転時の安定性を向上させることができる。さらに、本実施形態に係る再生型燃料電池システム100は、このような燃料電池1を備えるので、システム全体としても、発電性能や運転時の安定性を向上させることができる。
第2に、本実施形態に係る第1セパレータ73又は第2セパレータ74によれば、上記のとおりガスの流速の均一化を図ることができるため、ガス出口側の流路でも、ガスの流速を確保することができる。ここで、本実施形態の利点を説明するに際し、まず、従来のセパレータで生じ得る流路における水つまりについて略説する。
図6は、従来の燃料電池の構成を示す概略断面図である。ここで、従来の燃料電池は、電解質膜80と、燃料極としてのアノード81及び酸素極としてのカソード82と、酸素を流通させる流路83aを有する第2セパレータ83とを含む。ここで、流路83aは、Z方向プラス側からマイナス側へ連接されており、不図示であるが、Z方向プラス側の入口から導入されたガスは、Z方向マイナス側の出口から排出される。特に第2セパレータ83の流路83aには、燃料電池1内での反応で生じた水が導入され、導入された水は、流路83a内を伝ってガス出口側へ向かう。したがって、流路83a内の水は、図6に示すように、特にガス出口側に近い流路83aに溜まりやすく、好適に排出しなければ、水つまりが生じるおそれがあった。
そのため、従来は、ガス出口側に近い流路83aにおいて、ガスの流速を増加させ、流路83a内の水を外部に排出させることで水つまりの発生を抑えている。このとき、ガスの流速を増加させる方法としては、予め反応に必要なガスの流量以上のガスを燃料電池1内に供給させ、反応に用いられなかった余剰ガスの流れで、反応により生成された水を排出していた。しかし、余剰ガスを外部に投棄する非再生型の燃料電池システムでは、余剰ガスが増加すると、燃料利用率が下がり、燃費が悪化するため、望ましくない。一方、余剰ガスを循環させて再利用する再生型燃料電池システムでは、余剰ガスが増加すると、循環ポンプなどの容量を大きくする必要が生じるため、望ましくない。
これに対して、本実施形態では、ガス出口側の流路でもガスの流速を確保することができるので、排水性能を向上させ、水つまりの発生を抑えることができる。そして、本実施形態によれば、従来のように余剰ガスを増加させる必要がない。このことは、非再生型でも、余剰ガスを循環する動力を極力抑え、高い利用率での運転を求められる燃料電池や、本実施形態に係る燃料電池1のように、純水素及び純酸素を用いる再生型としての燃料電池に、特に好適である。
以上のように、本実施形態に係る、燃料電池用のセパレータによれば、反応面内の流路を流れるガスの流速を均一化するのに有利となる。また、本実施形態に係る燃料電池、又はそれを用いた再生型燃料電池システムによれば、このようなセパレータを有することから、発電性能や運転時の安定性を向上させる点で有利となる。
なお、本実施形態に係る第1セパレータ73又は第2セパレータ74によれば、燃料電池1が内部自己加湿を行う構成を有する場合でも、流路73a等の流路においてスムーズに水を移動させることができる点で有利となる。
図5は、内部自己加湿の原理について説明するための図である。内部自己加湿を行う燃料電池1では、アノード71を流れるガスとカソード72を流れるガスとを対向させて流す。このような対向流を実現するためには、アノード71又はカソード72のどちらか一方において、重力に逆らってガスを流すことが必要となる。この場合、例えば、図5(a)に示すように、アノード71を、図3に示す場合とはZ方向で反対となるように設置すればよい。これにより、図5(b)に示すように、カソード72で生成された水が電解質膜70を浸透してアノード71へ達し、カソード72の出口付近から供給された、乾いたアノードガスを加湿することで、当該浸透してきた水を、その後の反応に利用させることができる。燃料電池1は、このような内部自己加湿を行うことで、別途、加湿器を設置する必要がなくなる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、この実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
73 第1セパレータ
73a 流路
73b 反応面
73c 第1ガス導入口
73d 第1ガス排出口
74 第2セパレータ

Claims (4)

  1. 主平面上に反応面が設定された板状の本体部と、
    前記反応面に設けられ、それぞれ並伸し、ガスを流通させる流路を構成する複数の流路溝と、
    前記複数の流路溝にガスを導入させる導入口と、
    前記複数の流路溝を通過したガスを外部に排出する排出口と、を有し、
    前記複数の流路溝は、前記流路溝の幅を維持しながら、隣り合う前記流路溝と連通し、
    前記排出口の側にある前記流路溝の本数は、前記導入口の側にある前記流路溝の本数よりも少なく、
    前記流路溝の本数は、前記反応面でのガスの流量分布に基づいて決定される、燃料電池用のセパレータ。
  2. 前記排出口に連接される前記流路溝の本数をnとし、
    前記反応面におけるガスの利用率をsとし、
    前記反応面において、前記導入口に連接される前記流路溝の入口と、前記排出口に連接される前記流路溝の出口との間の長さをLとし、
    前記流路溝の入口からの距離をxとすると、
    前記距離xの位置における前記流路溝の本数N(x)は、
    N(x)=(n/(1−s))・(1−(s/L)・x)
    で表される、請求項1に記載のセパレータ。
  3. 電解質膜と、
    前記電解質膜を挟み込むアノード及びカソードと、
    前記電解質膜、前記アノード及び前記カソードを含む接合体を挟み込み、前記アノード又は前記カソードに、反応面からガスを供給する請求項1又は2に記載のセパレータと、
    を有する燃料電池。
  4. 水素と酸素とを用いて発電する請求項3に記載の燃料電池と、
    前記燃料電池から排出されたガスから水を回収して水素と酸素とを生成し、前記燃料電池での発電に利用させる水電解装置と、
    を有する再生型燃料電池システム。
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