JP2018036358A - 両眼型画像表示装置 - Google Patents

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Yasuo Katano
泰男 片野
平野 成伸
Shigenobu Hirano
成伸 平野
亀山 健司
Kenji Kameyama
健司 亀山
牧 隆史
Takashi Maki
牧  隆史
規和 五十嵐
Norikazu Igarashi
規和 五十嵐
池上 史郎
Shiro Ikegami
史郎 池上
悠斗 後藤
Yuto Goto
悠斗 後藤
伊久▲衛▼ 川島
Ikue Kawashima
伊久▲衛▼ 川島
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Abstract

【課題】視認性の高い両眼型画像表示装置を提供。
【解決手段】外部からの光L’を一部または全部透過するレンズ部10と、レンズ部10の周囲に形成され、可撓性を備えるカバー部20と、レンズ部10に固定された光導波路部30を備え、投影される画像情報を光導波路部30へ伝送する画像投影部40と、を有する両眼型画像表示装置1。
【選択図】図1

Description

本発明は、両眼型画像表示装置に関する。
従来、使用者の頭部に装着され、表示した映像の光と外界からの光を眼に導いて、映像と外界の像を提供する画像表示装置(所謂、ヘッドマウントディスプレイ)が知られている。
頭部装着型の画像表示装置の一例として、使用者の眼前に配置され視野の一部に画像が表示されるレンズ部と、レンズ部の周囲に形成された柔らかなカバー部と、画像投影部と、を備えた所謂ゴーグル型の画像表示装置がある(例えば特許文献1〜4等参照)。
さて、画像表示装置においては、その視認性向上や情報量の増大を目的として、左右のそれぞれの目に同一の、あるいは異なる画像情報を表示して画像を視野の中で一体的に表示する両眼型画像表示装置も知られている。
しかしながら、ゴーグル型の画像表示装置においては、カバー部分が柔らかいために、映像を投射するための画像投影部を固定することが難しく、単に左右に画像投影部を取り付けるだけでは画像の視認性が却って低下してしまうという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、視認性の高い両眼型画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる両眼型画像表示装置は、外部からの光を一部または全部透過するレンズ部と、前記レンズ部の周囲に形成され、可撓性を備えるカバー部と、前記レンズ部に固定された光導波路部を備え、投影される画像情報を当該光導波路部へ伝送する画像投影部と、を有する。
本発明にかかる両眼型画像表示装置によれば、視認性の高い両眼型画像表示装置を提供できる。
本実施の形態に係る表示装置の外観を例示する斜視図である。 装着者が表示装置を装着した様子を例示する図である。 本実施の形態に係るレンズ部を説明するための図である。 本実施の形態に係る表示装置の視野構成を例示する模式図である。 図4で示した視野構成が合成されるときの視界の一例を示す図である。 調光フィルタの構成の一例を示す図である。 本実施の第2の形態に係る表示装置の構成の一例を示す図である。 図7に示した構成の断面図である。 図7、図8に示した表示装置における捩れ方向の変位を模式的に示す図である。 本発明の第3の実施形態にかかる構成の一例を示す図である。 第1の実施形態の変形例を示す図である。 本発明にかかるレンズ部の変形例を示す図である。
〈第1の実施形態〉
図1は、本実施形態に係る両眼型画像表示装置の一例である表示装置1の外観を例示する斜視図である。
表示装置1は、使用者に装着されたときに眼前にくるように配置された平面状のゴーグルレンズであるレンズ部10と、レンズ部10の周囲に形成された可撓性を備えるカバー部20と、頭部に固定するためのベルト50と、を有している。
表示装置1は、図2に示すように、カバー部20に取り付けられて装着時に頭部に固定するためのベルト50と、レンズ部10に固定された光導波路部30と、投影される画像情報を光導波路部30へ伝送する画像投影部40と、を有している。
表示装置1は、レンズ部10と光導波路部30とを固定するための固定部たる固定部材11を有している。
レンズ部10は、アクリル樹脂製のゴーグルレンズであり、外光L’の一部を透過する所謂アイピース部である。レンズ部10は、ここではアクリル樹脂を用いるが、その他のポリ塩化ビニル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透明材料であっても良いし、外光L’の一部を透過するように、半透明または特定の波長帯を透過するような材料を用いても良い。また、ここでは便宜上「レンズ」との用語を用いているが、拡大倍率は1倍で、一般的な屈折率を有する光学レンズとしての機能を有するかどうかは問わない。
カバー部20は、レンズ部10の周囲に形成され、表示装置1が図2に示すように使用者に装着された時に使用者の頭部に沿って当接するように可撓性を備えている。カバー部20の材料としては、軟質ポリ塩化ビニル樹脂や軟質ポリエチレン樹脂などが適している。
光導波路部30は、レンズ部10と固定部材11によって固定されたアクリル製の導光路である。
光導波路部30の内部に入射された投射光Lは、図2においては直線で簡易的に示されるが実際には内壁面31で反射を繰り返しながら減衰の少ない状態で伝送される。
光導波路部30は、透明な部材、さらに言えばレンズ部10と同一の部材で形成することが望ましいが、かかる構成に限定されるものではない。
光導波路部30は、光路の終端すなわち使用者の頭部の中心側に配置されたハーフミラー32を有している。なお、ハーフミラー32に限らず、光透過性を有し光を反射する部材であれば、ホログラムを利用した反射部材やハーフミラーを多段化した部材でも良い。
光導波路部30は、レンズ部10と平行であっても良いが、より好ましくは平行ではなく1°〜3°の傾斜を設けておく方が、光導波路部30の全反射がより起こりやすくなるため望ましい。
ハーフミラー32は、外光L’を透過するとともに光導波路部30からの投射光Lを表示装置1の背面側に反射し、表示装置1の使用者の眼の方向に出射する部分である。なお、画像投影部40、光導波路部30、及びハーフミラー32は、映像を使用者の眼に導く光学手段の代表的な一例である。
画像投影部40は、投射光Lを出射する発光源41と、発光源41からの投射光Lを集光して光導波路部30へと入射させる投射光学系42と、投影すべき画像情報や文字情報を表示する映像表示部45と、を有している。
画像投影部40は、X方向側の端部において光導波路部30と接続されており、反対側の−X方向側の端部は自由に可動な状態で支持された片持ち状態である。
言い換えると、画像投影部40とカバー部20との間には、空隙あるいは緩衝部が設けられて互いに独立して動く。このように、光導波路部30を基準として位置を決めることで、後述するように使用者の視野の左右のずれが緩和されるので視認性が向上する。
発光源41は、LED光、レーザー光、単色光源、ハロゲンランプなどを用いて良い。
投射光学系42は、1つ以上の光学レンズ43やミラー44などの光学素子を用いた光学系であり、画像情報を付与された投射光Lを光導波路部30へと伝送する。
映像表示部45は、コンピュータなどの外部装置あるいは当該制御部自身によって選択された投射光Lに付与する画像情報を決定し、かかる画像情報を付与するように制御される。画像情報を制御するとは例えば液晶素子のような素子上に画像を形成することで液晶素子を透過する投射光Lに画像情報を付与する操作を示している。
なお、映像表示部45に表示させる映像は、例えば、表示装置1の外部から有線や無線
で供給することができる。或いは、表示装置1に着脱可能な記憶部(メモリーカード等)
を設け、記憶部を介して映像を供給する構成にしてもよい。
固定部材11は、本実施形態ではレンズ部10と光導波路部30とを接続する、無色透明で光透過率90%以上、ヘイズ度10%以下の透明部材である。
具体的には、ポリメチルメタクリレート樹脂や透明ポリカーボネート樹脂、ポリヘキシルメタクリレート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリオレフィン系樹脂などの樹脂材料が望ましい。
なお、固定部材11は、上記の他、例えばネジや接着剤であっても良い。
固定部材11は、光導波路部30において内部を透過する投射光Lを全反射させるために、光導波路部30とレンズ部10との間に空気層として機能する空隙部12を形成するように設けられることが望ましい。
さらに、固定部材11のうち少なくとも1つは、図3に示したように、光導波路部30の投射光Lが透過しない部分、すなわち光導波路部30の周縁部に、Z方向に延びるように形成されることがより望ましい。
かかる構成にすることで、固定部材11が投射光Lを遮ることがなくなるから、使用者に投影される画像の欠損の発生が抑えられる。
また、図3に示したように、固定部材11の少なくとも一部をZ方向に長い梁状部材とすれば、後述するように固定部材11によってレンズ部10の捻り方向に対する剛性が向上するため、より好ましい。
以上のような表示装置1を用いて、使用者に画像を視認させる仕組みについて説明する。
まず、発光源41から出射された投射光Lは、映像表示部45を透過することで画像情報を付与される。
投射光Lは、投射光学系42を経て光導波路部30へと入射して、光導波路部30の内壁面31に全反射されつつハーフミラー32へ当たり、使用者の眼へ向かって入射する。使用者はかかる投射光Lを視野内に表示される映像(虚像)として認識する。
また、使用者には、レンズ部10を透過した外光L’も同様に視認される。
従って、使用者の視野においては、図4に示すように外光L’によって与えられる情報と、投射光Lによって与えられる画像情報Pとが重なり合って表示されている。
さて、本実施形態においては、表示装置1は使用者の左右の眼それぞれに画像を表示するから、使用者にとっては、左右の眼に表示された画像を脳内で補完・合成することで三次元的な、距離を含んだ画像情報として認識することができる。
従来の、例えば外光L’を遮断して、投射光Lのみを見る画像表示装置においては、使用者は投射光Lのみを視認すればよく、左右の画像の位置を正確に合わせる必要性は低かったのが現状である。
また同様に、単に片目側だけに画像情報を表示するタイプの画像表示装置であれば、外光L’と投射光Lとを表示する場合にも、外光L’と投射光Lとの位置関係が変わるに過ぎず、問題とはならなかった。
しかしながら、本実施形態においては図5(a)、(b)にそれぞれ示すように、左右の眼に画像情報Pが表示される。そのため、視野内における画像情報Pの位置が図5(b)に示すように互いにずれてしまうと、外光L’と投射光Lとの位置関係が左右で異なってしまい、次の問題が生じる。すなわち、図5(c)に示すように左右の視野の合成が上手くいかず、画像情報Pが非常に見辛いという問題が生じる。
なお、ここでは片側の眼に見える画像情報Pが傾斜した場合のみを示したが、上下、左右のずれであっても、大きさのずれであっても同様に問題が生じうる。
また、多くは図5(c)のように(投影光Lによる)画像情報Pの視認性が低下するが、例えば画像情報Pに注視したときには、外光L’を通してみる外界の景色がゆがむ場合も考えられる。
かかる問題を解決するため、本実施形態においては、使用者の左右の眼前に一体的に配置されたレンズ部10と光導波路部30とが固定部材11によって固定されている。
すなわち、レンズ部10と光導波路部30との位置関係がずれることなく、したがってレンズ部10がZ方向にずれたとしても、左右の目に表示される画像情報Pが一体的に上下動する。そのため、本実施形態においては、左右に表示される画像情報Pの位置関係の変動が抑制される。かかる構成の表示装置1により視認性が向上する。
また、本実施形態のように、レンズ部10に光導波路部30が固定され、画像投影部40は光導波路部30と接続され、カバー部20とは独立して動く構成とすれば、投射光Lの光路が安定するため、衝撃などによる画像情報Pの乱れをも抑えられる。
なお、表示装置1は、レンズ部10の+X方向側の面に調光素子たる調光フィルタ140を有していても良い。
調光フィルタ140は、外部から表示装置1に入射する光(外光L’)の透過率を電気的に可変し、使用者の眼に達する外光L’の強度を調整する部分である。調光フィルタ140は、例えば、レンズ部10の前面に、使用者の視野を覆う形で設けられている。
調光フィルタ140は、例えば、エレクトロクロミック素子を用いて構成できる。エレクトロクロミック素子は、可視光に対して透明なガラス基板上若しくはプラスチック基板上に形成することができる。調光フィルタ140としてエレクトロクロミック素子を用いることで、周囲の明るさが変化しても、瞬時に調光フィルタ140が応答して、視認性を見やすい状態で一定に保つことができる。
ここで、調光フィルタ140の構造の一例について説明する。調光フィルタ140は、図6に示すように表示基板141上に酸化チタン粒子膜142及び表示層143を形成し、10μm程度のスペーサ144を介して対向基板45を貼り合わせたセル構造とすることができる。セル構造内には、電解液として、例えば、1-エチル-3-メチルイミダゾリウム・テトラシアノボレートが封入されている。
表示基板141としては、例えば、ITOをスパッタで製膜して導電層を形成した60mm×60mm程度のガラス基板を用いることができる。酸化チタン粒子膜142は、例えば、表示基板141の導電層の上面に酸化チタンナノ粒子分散液(昭和タイタニウム社製SP210)をスピンコート法等により塗布し、120℃程度の温度で15分間程度アニール処理を行うことによって形成できる。
表示層143は、例えば、酸化チタン粒子膜142上に下記の構造式(化1)で示される化合物の1wt%2,2,3,3−テトラフロロプロパノール溶液を塗布液としてスピンコート法等により塗布する。そして、120℃程度の温度で5分間程度アニール処理を行うことによって、酸化チタン粒子膜142を構成する酸化チタン粒子表面にエレクトロクロミック化合物を吸着させて形成できる。対向基板145としては、例えば、酸化発色する色素をスピンコート塗布したITO付きガラス基板を用いることができる。
なお、例えば、調光フィルタ140を他の構成部と独立に作製し、レンズ部10に着脱可能な構造としてもよい。これにより、調光フィルタ140を消耗度に応じて交換可能となるため、表示装置1が常に見やすい状態に維持される。
Figure 2018036358
〈第2の実施形態〉
次に、本発明の第2の実施形態として、図7に示すような表示装置2を考える。
なお、以降の説明においては、第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
表示装置2は、レンズ部13と、レンズ部13の周囲に形成された可撓性を備えるカバー部20と、を有している。
表示装置2は、カバー部20に取り付けられて装着時に頭部に固定するためのベルト50と、レンズ部10に固定された光導波路部30と、投影される画像情報を光導波路部30へ伝送する画像投影部40と、を有している。
本実施形態におけるレンズ部13は、図8(a)、(b)に示すようにレンズ部13の周縁部に形成され、他の部分よりも厚い厚肉部たる梁部14を有している。なお、レンズ部13の図8(a)に一点鎖線で示されたA−A’断面を特に抜き出した断面が図8(b)である。
また、本実施形態においては、レンズ部13と光導波路部30とは、梁部14において固定されている。すなわち、固定部材11は、レンズ部13の±Z方向において、光導波路部30を挟持するような態様で光導波路部30を固定している。
かかる構成についてより詳細に説明する。
梁部14は、レンズ部13のうち、使用者の視野に相当する部分を中心部分としたときに周縁部に設けられて、レンズ部13の剛性を補強する機能を有している。
このように剛性を補強することの利点について説明する。
すでに述べたように、ゴーグル型の表示装置2においては、左右に表示される画像情報Pの視野における位置のずれが、視認性を悪化させる問題がある。
かかる位置のずれは、例えば図9にB方向として示すように、レンズ部10の捩れ方向、Y軸を中心に回転する方向に捩れてしまうような場合にも生じうる。
この問題を解決するために、レンズ部10の厚みを向上させる方法が考えられるが、出願人の検討の結果、捩れによって生じる画像情報Pの乱れを視認に問題ない程度まで抑えるには、レンズ部10の厚みを5mm以上にする必要があることが明らかとなった。
しかしながら、単に厚みを5mm以上に増やすのみでは、レンズ部10の重量が増加して頭部に装着されたときに前方となる+Y方向側に引っ張られるような感覚を与えてしまい、装着感が著しく悪化する。
また、表示装置1全体の重量やコストの増大も懸念される。
そこで、本実施形態では、レンズ部13は梁部14を有している。
梁部14は、本実施形態では厚み3mm以上6mm以下の任意の樹脂製の梁であり、レンズ部13と一体的に形成されている。なお、梁部14を除くレンズ部13の厚みは2mm前後であることが望ましい。
かかる構成により、レンズ部13は、レンズ部13のうち一部分のみの剛性を上げることで捩り方向に対して変形が少なくなっている。
このように、レンズ部13の少なくとも一部を厚肉部たる梁部14とすることで、捩り方向への剛性が向上して、視認性の低下が抑制される。
さらに、光導波路部30と梁部14とが固定されることにより、レンズ部13が振動や衝撃を受けた場合にも、梁部14の剛性が高いために光導波路部30と梁部14とが安定して固定される。
〈第3の実施形態〉
さて、第2の実施形態の変形例として、第3の実施形態を図10に示す。
本実施形態では、レンズ部13は、厚肉部として梁部14’を有している。
梁部14’は、図10に示すように、レンズ部13の左右の視野に相当する部分の中心部に、Y方向の幅20mm、Z方向の長さ30mm、X方向の厚み4mmで形成されている。なお、梁部14’を除くレンズ部13の厚みは2mm前後であることが望ましい。
第3の実施形態においても、第2の実施形態と同様に、レンズ部13と光導波路部30とは、梁部14’において固定されることが望ましい。
かかる構成により、視認性を向上するとともに、レンズ部13に振動や衝撃が与えられたときにも、映像の乱れが生じにくい。
その他、例えば図11に示すように、レンズ部10を厚み3mmのアクリル樹脂として、レンズ部10を切削加工して光導波路部30と同様の形状に深さ1mmの凹部15を形成して、かかる凹部15に光導波路部30を嵌め込んでも良い。
このとき、凹部15は、光導波路部30を嵌め込んだ後に周縁部に溶剤を塗布されて、光導波路部30が凹部15に固着されることで、固定部材11として接合する。
このような構成により、レンズ部10と光導波路部30との間に空隙部12が形成されるとともに、レンズ部10と光導波路部30との間の境界部分が目立たなくなるから、使用者の視野を妨げることなく画像を表示する。
また、固定部材11が配置される位置は、第1の実施形態においては、図12(a)に変形例を示すように、光導波路部30の4隅であっても良い。
また、他の変形例として図12(b)、(c)に示すように、梁部14と梁部14’とを組合わせて、中央部と周縁部との両方に梁部14を形成するとしても良い。
以上、好ましい実施の形態について詳説したが、上述した実施の形態に制限されること
はなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態に種
々の変形及び置換を加えることができる。
1 表示装置(両眼型画像表示装置)
2 表示装置(両眼型画像表示装置)
10 レンズ部
11 固定部(固定部材)
12 空隙部
13 レンズ部
14 厚肉部(梁部)
20 カバー部
30 光導波路部
31 内壁面
32 ハーフミラー
40 画像投影部
140 調光素子(調光フィルタ)(エレクトロクロミック素子)
L 光(投射光)
L’ 光(外光)
特開2003−169822号公報 特開平10−221637号公報 特開平07−294842号公報 特開平05−146464号公報

Claims (10)

  1. 外部からの光を一部または全部透過するレンズ部と、
    前記レンズ部の周囲に形成され、可撓性を備えるカバー部と、
    前記レンズ部に固定された光導波路部を備え、投影される画像情報を当該光導波路部へ伝送する画像投影部と、を有する両眼型画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の両眼型画像表示装置であって、
    前記レンズ部と前記光導波路部とを固定する固定部を有することを特徴とする両眼型画像表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の両眼型画像表示装置であって、
    前記レンズ部は、他の部分よりも厚い厚肉部を有し、当該厚肉部の厚みが3mm以上6mm以下であることを特徴とする両眼型画像表示装置。
  4. 請求項3に記載の両眼型画像表示装置であって、
    前記光導波路部は、前記厚肉部において前記レンズ部に固定されることを特徴とする両眼型画像表示装置。
  5. 請求項4に記載の両眼型画像表示装置であって、
    前記厚肉部は、前記レンズ部の中心部に配置されたことを特徴とする両眼型画像表示装置。
  6. 請求項4または5に記載の両眼型画像表示装置であって、
    前記厚肉部は、前記レンズ部の周縁部に配置されたことを特徴とする両眼型画像表示装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1つに記載の両眼型画像表示装置であって、
    前記レンズ部の表面と前記光導波路部の表面との間に空隙部を有することを特徴とする両眼型画像表示装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1つに記載の両眼型画像表示装置であって、
    前記レンズ部に取り付けられて電子制御の調光機能を有する調光素子を有することを特徴とする両眼型画像表示装置。
  9. 請求項8に記載の両眼型画像表示装置であって、
    前記調光素子がエレクトロクロミック素子であることを特徴とする両眼型画像表示装置。
  10. 請求項1乃至9の何れか1つに記載の両眼型画像表示装置であって、
    前記画像投影部は、前記カバー部と独立して回動することを特徴とする両眼型画像表示装置。
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US11960096B2 (en) 2017-12-25 2024-04-16 Ricoh Company, Ltd. Head-mounted display device containing relay optical system between image display unit and light guide member and display system

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