JP2018032643A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】分割された複数の部材からなるフレーム部材を有する照明装置であっても、確実に電気的に導通させることのできる照明装置を提供する。【解決手段】本発明の照明装置1は、天井面Cに取り付けられる長尺状のベース部材10と、ベース部材10を覆うようにベース部材10に着脱自在に装着され、光源部40が設けられている長尺状のフレーム部材20と、光源部40を覆うようにフレーム部材20に取り付けられ、光拡散性を有するカバー部材30と、を備え、フレーム部材20が、その長手方向に沿って分割されている少なくとも二つのフレーム構成部材21、22a、22bを連結することにより形成され、少なくとも二つのフレーム構成部材21、22a、22bが側板23を介して電気的に導通している。【選択図】図3
Description
本発明は、光源にLEDを用いた照明装置に関するものであり、特に器具本体とカバーユニットとで構成された天井面に設置される照明装置に関する。
LEDを光源とする、天井面に取り付けられた照明器具は、主にベースとなる器具本体と発光部となるカバーユニットとで構成され、カバーユニットにはLED実装基板が内蔵される。例えば、特許文献1及び特許文献2には、光源として用いる複数のLEDチップを実装したLED実装基板を内蔵したカバーユニットと、天井面への取り付け構造を有し、カバーユニットを保持する器具本体とによって構成される照明装置が開示されている。
このようないわゆるベースライトと呼ばれる照明装置は、従来、器具本体やカバーユニットの筐体(フレーム部材)等、主要な部材がスチール製となっており、一定の重量を有する構造となっていた。一方、器具本体を覆うカバーユニットがベースライトそのものの外観を構成するような、サイズの大きなカバーユニットを有するベースライトであると、どうしてもカバーユニットの重量がかさんでしまう。
器具重量を軽減するためにはフレーム部材にスチール材ではなくアルミや樹脂を使用することが考えられる。しかしながら、フレーム部材のような長尺状で大きな製品をアルミや樹脂の押出成形で作ろうとすると、部材をある程度肉厚にする必要があり、コスト面で不利になるとともに、せっかくのアルミや樹脂の軽量性を活かしきれないという問題がある。また、肉厚のアルミ押出材や樹脂押出材はしなり量が少ないため、天井等の設置面にベースライトを取り付けた場合に、フレーム部材が設置面に沿って形状を変化させることによって設置面の歪みを吸収する効果を得ることができず、結果として設置面とベースライトとの間に生じる隙間が目立ってしまうという問題もある。
そのような問題を解決すべく、フレーム部材を長手方向に沿って複数の部材に分割し、それら分割された複数の部材を連結することによりフレーム部材を形成することが提案されている。
ところで、ベースライトのような照明装置は、取り付け作業時や使用時の安全性を考慮し、露出している部分については全てアースを取る必要がある。フレーム部材を分割した場合、その全ての分割された複数の部材を電気的に導通させる必要があるが、通常アルミ製のフレーム部材は塗装や不動態化処理が施されているため、単にそれぞれを連結させるだけでは電気的導通を得ることができない。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、分割された複数の部材からなるフレーム部材を有する照明装置であっても、確実に電気的に導通させることのできる照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、天井面に取り付けられる長尺状のベース部材と、前記ベース部材を覆うように前記ベース部材に着脱自在に装着され、光源部が設けられている長尺状のフレーム部材と、前記光源部を覆うように前記フレーム部材に取り付けられ、光拡散性を有するカバー部材と、を備え、前記フレーム部材が、その長手方向に沿って分割されている少なくとも二つのフレーム構成部材を連結することにより形成され、前記少なくとも二つのフレーム構成部材が電気的導通部材を介して電気的に導通していることを特徴とする照明装置を提供する(発明1)。
上記発明(発明1)によれば、分割された複数の部材からなるフレーム部材を有する照明装置であっても、フレーム構成部材とは別の部材である電気的導通部材を用いることにより、確実に導通させることができる。
上記発明(発明1)においては、前記フレーム部材の長手方向端部には、前記少なくとも二つのフレーム構成部材の連結部分を覆うように取り付けられた側板が設けられていることが好ましい(発明2)。
上記発明(発明2)によれば、取り付け作業時や使用時の安全性を確保すべくフレーム部材の露出部分が不動態化処理されていたとしても、側板に覆われるフレーム部材の長手方向端部において、側板を用いて分割されたフレーム構成部材間の電気的導通を取ることができる。
上記発明(発明2)においては、前記側板が前記電気的導通部材を備えており、前記少なくとも二つのフレーム構成部材それぞれの長手方向端面が前記電気的導通部材に当接していてもよい(発明3)。
また、上記発明(発明3)においては前記電気的導通部材が金属製のプレート部材であることが好ましい(発明4)。
上記発明(発明2)においては、前記側板が導電性素材で構成されていることにより前記電気的導通部材となっており、前記少なくとも二つのフレーム構成部材それぞれの長手方向端面が前記側板に当接していてもよいし(発明5)、前記側板が導電性領域を有していることにより前記電気的導通部材となっており、前記少なくとも二つのフレーム構成部材それぞれの長手方向端面が前記導電性領域に当接していてもよい(発明6)。
本発明の照明装置によれば、分割された複数の部材からなるフレーム部材を有する照明装置であっても、確実に電気的に導通させることが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係る照明装置1の構成を示す斜視図であり、図2は照明装置1のフレーム部材20をベース部材10から取り外した状態を示す説明図である。
照明装置1は、天井面Cに取り付けられる長尺状のベース部材10と、ベース部材10を覆うようにベース部材10に着脱自在に装着される長尺状のフレーム部材20と、フレーム部材に取り付けられる光拡散性を有するカバー部材30とを備える。
ベース部材10は、幅方向に見て左右が垂直部(側面)11a、11b、天井面C側が水平部12となった断面が略コ字状に長さ方向に伸延する長尺状の部材であり、例えば一枚の金属板により作製される。ベース部材10は、天井面Cからのアンカーボルト(不図示)にナット(不図示)を螺合したりすることによって天井面Cに取り付けて固定させる。
ベース部材10の垂直部11a、11b及び水平部12で形成される空間には、発光部(LED41を実装した実装基板40)に電力を供給する電源ユニット50や、フレーム部材20をベース部材10に着脱自在に取り付けるための取付構造(後述)が収納される。ベース部材10の両端部にはそれぞれ側板13がビス止め、差込(スナップフィット)固定等の取付手段により取り付けられている。
フレーム部材20は、図3に示すように、光源として用いる複数のLED41を長さ方向に等間隔に実装した長尺状の実装基板40が光源部として配置される光源配置部材21と、フレーム部材20の長手方向に沿って光源配置部材21の両側にそれぞれ設けられたサイドフレーム部材22a、22bの三つのフレーム構成部材に分割されており、光源配置部材21、サイドフレーム部材22a、22bはいずれもアルミ押出材からなる。このようにフレーム部材20を長手方向に沿って分割された三つのフレーム構成部材を連結して形成することにより、一つ一つのフレーム構成部材の大きさはフレーム部材20を一つの部材として成形するよりも当然小さくなり、その結果、アルミ押出材で成形するときにその厚みを抑えることができる。
光源配置部材21、サイドフレーム部材22a、22bは、いずれも長手方向端面を除いてその表面が不動態化処理されている。不動態化処理としては、例えばアルミニウムのアルマイト処理などが挙げられる。さらに着色としてポリウレタン系絶縁塗料や耐熱性絶縁塗料を塗布することが挙げられる。
フレーム部材20は、底面部には天井面Cに平行に光源配置部材21が配置され、幅方向に見て図3における左側にサイドフレーム部材が22a、右側にサイドフレーム部材22bが光源配置部材21に連結されており、全体として断面視略C字形状を有している。フレーム部材20は、ベース部材10とほぼ同じに長さ方向に伸延しており、取付構造(後述)を介してベース部材10に着脱自在に取り付けられる。
光源配置部材21には、床側に向けて複数のLED41が実装された実装基板40が光源部として取り付けられている。実装基板40のフレーム部材20への取付方法は特に限定されるものではなく、例えば図3に示すように、光源配置部材21の外側底面に形成された取付レール210a、210bからなるスロットに実装基板40を長手方向端部からスライド挿入させて取り付けることができる。また、公知の固定手段(ビス止め、接着剤等)を用いて実装基板が光源配置部材21に直接取り付けられていてもよいし、基板ホルダのような別部材を介して取り付けられていてもよい。
また、光源配置部材21には、実装基板40を覆うようにカバー部材30が取り付けられている。カバー部材30のフレーム部材20への取付方法は特に限定されるものではなく、例えば図3に示すように、光源配置部材21の底面において実装基板40の左右両側に形成された取付溝部211a、211bに、カバー部材30の上端部に形成された取付爪部31a、31bを嵌合させることで、カバー部材30をフレーム部材20へと取り付けてもよいし、取付溝部211a、211bに取付爪部31a、31bを横方向からスライド挿入させることで、カバー部材30をフレーム部材20へと取り付けてもよい。
光源配置部材21の取付溝部211a、211bの左右両側には、サイドフレーム部材22a、22bを連結するための下向き係合溝212a、212bと上向き係合溝213a、213bとが長手方向に沿って設けられており、下向き係合溝212a、212bと上向き係合溝213a、213bとは対向するように配置されている。
光源配置部材21の端部214a、214bはそれぞれ上向き係合溝213a、213bからさらに外側へ、連結されたサイドフレーム部材22a、22bの下側においてサイドフレーム部材22a、22bに沿って延伸している。端部214a、214bそれぞれの先端にはサイドフレーム部材22a、22b方向に突出した支持部215a、215bが形成されており、それぞれ連結されたサイドフレーム部材22a、22bに当接している。このように光源配置部材21の支持部215a、215bがサイドフレーム部材22a、22bを支えるように当接することにより、サイドフレーム部材22a、22bが自重により下向き外側に倒れようと力を低減することができる。
光源配置部材21には、側板23をフレーム部材20に取り付けるためのねじ穴216a、216bが、取付溝部211a、211bに隣接して設けられている。
サイドフレーム部材22a、22bは、それぞれ天井面C及び光源配置部材21に平行な平坦部221a、221bと、平坦部221a、221bから外側に向かって連続し、天井面Cに向かって傾斜した傾斜側面222a、222bとを備える。傾斜側面222a、222bはそれぞれ天井面Cに当接する端部近傍のみが天井面Cに対して垂直になるよう角度を変えて形成されている。
平坦部221a、221bの光源配置部材21側の端部には、天井面Cに垂直に上方向及び下方向に突出したプレート状の突出片223a、223bが形成されている。図3に示すように、サイドフレーム部材22a、22bの突出片223a、223bを、それぞれ光源配置部材21の下向き係合溝212a及び上向き係合溝213a並びに下向き係合溝212b及び上向き係合溝213bに挟持させるように係合させることにより、サイドフレーム部材22a、22bが光源配置部材21に連結されている。
サイドフレーム部材22a、22bと光源配置部材21との連結は、サイドフレーム部材22a、22bの突出片223a、223bを、それぞれ光源配置部材21の下向き係合溝212a及び上向き係合溝213a並びに下向き係合溝212b及び上向き係合溝213bに長手方向からスライド挿入することによって行う。このような連結方法を採用することにより、サイドフレーム部材22a、22bは光源配置部材21から確実に落下しない構造とすることができる。
光源配置部材21の下向き係合溝212a及び上向き係合溝213a並びに下向き係合溝212b及び上向き係合溝213bによって形成されるサイドフレーム部材22a、22bの突出片223a、223bを係合させるための空間は、突出片223a、223bのサイズよりも少し余裕(遊び)を持たせてあり、それにより突出片223a、223bは下向き係合溝212a及び上向き係合溝213a並びに下向き係合溝212b及び上向き係合溝213bに対してわずかに隙間がある状態で係合している。この隙間があることにより、スライド挿入時の作業を容易にすることができる。また、この隙間の存在により、フレーム部材20は光源配置部材21とサイドフレーム部材22a、22bとを一体成形したフレーム部材に比べて長手方向のしなりを確保することができるので、照明装置1を天井面Cに取り付けたときに、天井面Cに歪みがあった場合でも、サイドフレーム部材22a、22bが天井面Cに追従して変形し、天井面Cとサイドフレーム部材22a、22bとの間に生じる隙間を低減することができる。
なお、本実施形態では光源配置部材21に二つの係合溝を設け、サイドフレーム部材22a、22bにそれぞれ二方向に突出した突出片を設けたが、これに限られるものではなく、例えばさらに一以上の係合溝とそれに係合する突出片を設けて連結構造を強化してもよいし、光源配置部材21側に突出片を設け、サイドフレーム部材22a、22b側に係合溝を設けてもよい。
なお、本実施形態のフレーム部材20は光源配置部材21、サイドフレーム部材22a、22bの三つのフレーム構成部材に分割されているが、これに限られるものではなく、光源配置部材21とどちらのサイドフレーム部材とを一体化した一つのフレーム構成部材とし、もう一方のサイドフレーム部材のみを分割したフレーム構成部材としてもよいし、フレーム部材20を四つ以上のフレーム構成部材に分割してもよい。
フレーム部材20の長手方向端部には、光源配置部材21とサイドフレーム部材22a、22bとの連結部分を覆うように側板23が取り付けられている。フレーム部材20はその長手方向に沿って光源配置部材21、サイドフレーム部材22a、22bの三つのフレーム構成部材に分割されているため、一体成型する場合よりも部材としての強度は低下するものの、側板23により分割されたフレーム構成部材の連結状態を補強することができるため、フレーム部材20の強度を向上させることができる。なお、本実施形態においてはプラスチック成形品の側板23を用いるが、側板23の材質はこれに限られるものではなく、金属等その他の材質であってもよい。
側板23にはフレーム部材20に取り付けるためのねじを通す貫通孔231a、231bが設けられている。また、側板23の内側には、その略中央付近に実装基板40の下面に当接する基板押さえ232と、カバー部材30に当接するカバー押さえ接触面233と、サイドフレーム部材22a、22bに当接するフレーム押さえ接触面234a、234bとが、それぞれフレーム部材20への取り付け方向に突出するように形成されている。
また、側板23には、図4(b)に示すように、その内側に金属プレート235が取り付けられており、側板23をフレーム部材20に取り付けることにより、金属プレート235は側板23とフレーム部材20との間に挟まれた状態になる。金属プレート235には側板23の貫通孔231a、231bに対応する位置に丸孔236a、236bが穿設されている。また、金属プレート235の上端辺から一部分(本実施形態では四ヶ所)はフレーム部材20側に折り返されてフレーム当接部237が形成されている。折り返してフレーム当接部237を設けることにより、ばね性を持たせながら金属プレート20のフレーム当接部237をフレーム部材20に当接させることができ、その接触性を高めている。このように側板23の内側に導電性部材である金属プレート235を設けることで、光源配置部材21、サイドフレーム部材22a、22bの三つのフレーム構成部材それぞれの長手方向端面が金属プレート235に当接し、各フレーム構成部材間で電気的に導通が取られる。
なお、本実施形態では、側板23を介して光源配置部材21、サイドフレーム部材22a、22bの三つのフレーム構成部材を電気的に導通させるために、側板23に金属プレート235を取り付けているが、これに限られるものではなく、例えば側板23自体を導電性素材で構成することにより、側板23に光源配置部材21、サイドフレーム部材22a、22bの三つのフレーム構成部材を当接させて電気的に導通させてもよいし、側板23の内側面を導電性塗料で塗装したり、側板23の内側面に導電性素材を埋め込んだりして側板23に導電性領域を設け、当該導電性領域に光源配置部材21、サイドフレーム部材22a、22bの三つのフレーム構成部材を当接させて電気的に導通させてもよい。
側板23は、カバー部材30をフレーム部材20に取り付けた状態で、貫通孔231a、231b及び丸孔236a、236bにねじを通し、光源配置部材21のねじ穴216a、216bに留めて取り付けられるが、これに限られるものではなく、差込(スナップフィット)固定等の取付手段で取り付けられてもよい。
側板23をフレーム部材20に取り付けると、基板押さえ232が実装基板40の下面に当接し、実装基板40が取付レール210a、210bからなるスロットから外れないように固定する。また、カバー押さえ接触面233がカバー部材30に当接し、フレーム押さえ接触面234a、234bがサイドフレーム部材22a、22bに当接することで、カバー部材30やサイドフレーム部材22a、22bの位置がずれないように固定する。
カバー部材30は、拡散透過・拡散反射性を有するプラスチック、例えばポリカーボネート(あるいはアクリル)により成形された長尺状の部材であり、ベース部材10及びフレーム部材20とほぼ同じに長さ方向に伸延している。カバー部材30はLED41からの照明光を拡散透過・拡散反射させる。本実施形態に係るカバー部材30の形状は幅方向断面視で略六角形状となっているが、これに限られるものではなく、照明装置全体の外形や照明装置の用途、光学的な拡散性や発光効率等を考慮して、適宜最適な形に成形されてよい。
フレーム部材20をベース部材10に着脱自在に取り付けるための取付構造としては、例えば板ばねやV字ばね、コイルばね等のばね部材をフレーム部材20側に取り付け、ばね部材の一部を掛止するための取付部材をベース部材10側に取り付けて、ばね部材の復元力、付勢力を用いてフレーム部材20を上方に引き上げてベース部材10に固定する構造が知られている。本実施形態における取付構造は、フレーム部材20の光源配置部材21内側に取り付けられた取付ばね24と、ベース部材10の水平部12に取り付けられた取付金具14との組み合わせを採用する。
取付金具14は、中央部に開口141が設けられた金属製のプレート状部材であり、ベース部材10の水平部12に立設され、ねじ等で固定される。また、取付ばね24は、一本の金属線から形成されるものであり、金属線が複数回コイル巻きされた巻き部241と、巻き部241から伸びる金属線を折り曲げてレバー状に形成されたアーム部242とからなり、巻き部241がフレーム部材20の光源配置部材21内側に係止部材25を介して取り付けられる。
取付ばね24のアーム部242をばねの付勢力に逆らう方向に持ち上げ、この状態でアーム部242をベース部材10に固定された取付金具14の開口141に挿し込んでからアーム部242を解放すると、ばねの復元力により取付ばね24が自然状態に戻ろうとし、この復元力によりフレーム部材20がベース部材10方向に引き上げられる。この取付ばね24と取付金具14とからなる取付構造を少なくとも照明装置1の長手方向両端部近傍の二箇所に設けることにより、フレーム部材20をベース部材10に着脱自在にかつ安定的に取り付けることができる。
このような構造を有する照明装置1を天井面Cに取り付ける場合、まずベース部材10が天井面Cに固定され、続いて実装基板40やカバー部材30等が取り付けられたフレーム部材20が、取付ばね24及び取付金具14からなる取付構造を介してベース部材10に取り付けられる。フレーム部材20が取付ばね24の復元力によりベース部材10方向に引き上げられると、最終的にフレーム部材20のサイドフレーム部材22a、22bの上端部が天井面Cに当接し、取付ばね24の付勢力によりフレーム部材20が天井面Cへと強く押し付けられて固定される。
以上、本発明に係る照明装置について図面に基づいて説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、種々の変更実施が可能である。照明装置の形状、ベース部材の形状、フレーム部材の形状、カバー部材の形状には様々なバリエーションが考えられる。
1 照明装置
10 ベース部材
20 フレーム部材
21 光源配置部材
22a、22b サイドフレーム部材
23 側板
235 プレート部材
30 カバー部材
40 実装基板(光源部)
41 LED
C 天井面
10 ベース部材
20 フレーム部材
21 光源配置部材
22a、22b サイドフレーム部材
23 側板
235 プレート部材
30 カバー部材
40 実装基板(光源部)
41 LED
C 天井面
Claims (6)
- 天井面に取り付けられる長尺状のベース部材と、
前記ベース部材を覆うように前記ベース部材に着脱自在に装着され、光源部が設けられている長尺状のフレーム部材と、
前記光源部を覆うように前記フレーム部材に取り付けられ、光拡散性を有するカバー部材と、を備え、
前記フレーム部材が、その長手方向に沿って分割されている少なくとも二つのフレーム構成部材を連結することにより形成され、
前記少なくとも二つのフレーム構成部材が電気的導通部材を介して導通していることを特徴とする照明装置。 - 前記フレーム部材の長手方向端部には、前記少なくとも二つのフレーム構成部材の連結部分を覆うように取り付けられた側板が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。
- 前記側板が前記電気的導通部材を備えており、前記少なくとも二つのフレーム構成部材それぞれの長手方向端面が前記電気的導通部材に当接していることを特徴とする、請求項2に記載の照明装置。
- 前記電気的導通部材が金属製のプレート部材であることを特徴とする、請求項3に記載の照明装置。
- 前記側板が導電性素材で構成されていることにより前記電気的導通部材となっており、前記少なくとも二つのフレーム構成部材それぞれの長手方向端面が前記側板に当接していることを特徴とする、請求項2に記載の照明装置。
- 前記側板が導電性領域を有していることにより前記電気的導通部材となっており、前記少なくとも二つのフレーム構成部材それぞれの長手方向端面が前記導電性領域に当接していることを特徴とする、請求項2に記載の照明装置。
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