JP2018031973A - 眼鏡 - Google Patents

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眞一郎 湯村
Shinichiro Yumura
眞一郎 湯村
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Abstract

【課題】毛様体筋に磁場を作用させて毛様体筋をマッサージして眼精疲労を回復させる。【解決手段】枠体2内に収められたレンズ1と、枠体2を耳にかけるためのテンプル6を有する眼鏡であって、枠体2、レンズ1およびテンプル6の表面の少なくとも一部に導電性透明コーティング層10が形成されており、テンプル6の内部に、導電性材料を芯材として、芯材の周囲に、芯材とは絶縁状態であって絶縁膜を有する線状導電性金属14がスパイラルに巻回されて埋設されてなり、スパイラルに巻回した線状導電性金属14の両末端が、導電性透明コーティング層10と接続している。【選択図】図1

Description

本発明は眼球のピントを合わせる毛様体筋に作用して緊張をほぐすことができる眼鏡に関する。
我々が生活して行く上で非常に重要な感性として視覚がある。視覚は毛様体筋を含む眼筋によって支えられた眼球から取り込まれた光学的変化を認識することにより人が認知する感覚である。
この視覚を司る眼球は眼筋によって支えられると共に運動し、一般的に眼筋の運動は1日10万回以上であると言われている。従って眼筋を酷使し続けると眼筋を形成する毛様体筋の筋力と水晶体の弾力とが低下し、近視あるいは老眼の進行が加速される一因になっていると考えられている。
ところが、近時、液晶画面を用いたパソコン、スマートフォーンなどの光学表示装置の発達が著しく、このような光学表示装置からは、眼にとって一部で有害と指摘されている光線が放出されており、長時間こうした光線に晒されるとVDT(Visual display terminal)症候群と言われる目の疲労が大きな問題になってきている。スマートフォンあるいはパソコンでは、画面の隅々から必要な情報を得て、その意味を咀嚼し、その情報に対しての指示、確認、実効並びにその結果の反応等、一連の動作が必要であり、結果として長時間、目を近地点の一点(画面上)に焦点を合わせ続けることになる。そのことは、長時間にわたって毛様体筋を一定筋度に保つという状態で毛様体筋がロックされてしまい、この状態が長く続くと毛様体筋の弾性が失われるという問題が生ずる。
例えば、テレビゲームの及ぼす影響について次のような報告がある。
北里大学病院検査技師10人に対し、1日4時間の間テレビゲームをさせ、目にどのような影響を与えるかを実験した。その結果、テレビ画面からの電磁波被曝により、8人の人の眼、即ち16の眼に角膜上皮症が認められ、目の調節機能を減退させ、瞳孔の近見反応に異常があることが判明したことが「北里大学医学部眼科、宮田教授ほか、1998年眼科臨床医報」に公開されている(非特許文献1)。
このように毛様体筋を一定の緊張度に保って長時間その状態を維持すると、毛様体筋が一定の緊張状態に固定されてしまい毛様体筋の弾力性が損われるという問題がある。
このような毛様体筋の緊張をほぐすためのマッサージ器として例えば特許文献1(特開2002-253631号公報)には、瞼に振動子を当接して振動子を振動させることにより毛様体筋を含む目の健康マッサージ器の発明が開示されている。しかし。この健康マッサージ器は、眼鏡とは別体なので、眼鏡を外して装着しなければならない。
毛様体筋は、常に緊張と弛緩を繰り返しているので、この緊張・弛緩を繰り返している間に毛様体筋に刺激を与えることが好ましいが、従来のマッサージ器では、視覚を遮らずに毛様体筋に刺激を与えることはできなかった。
特開2002-253631号公報
北里大学医学部眼科、宮田ほか、眼科臨床医報;1998年
本発明は、毛様体筋に対してマッサージ効果がある眼鏡を提供することを目的としている。
本発明の眼鏡は、枠体内に収められたレンズと、枠体を耳にかけるためのテンプルを有する眼鏡であって、該枠体、レンズおよびテンプルの表面の少なくとも一部に導電性透明コーティング層が形成されており、該テンプルの内部に、芯材の周囲に、該芯材とは絶縁状態であって絶縁膜を有する線状導電性金属がスパイラルに巻回されて埋設されてなる磁場発生部を有し、該磁場発生部にスパイラルに巻回した線状導電性金属の両末端が、導電性透明コーティング層と接続していることを特徴としている。
本発明の眼鏡は、上記導電性透明コーティング層で受けた電場が上記芯材にスパイラルに巻回された線状導電性金属に供給されて電場の強度と受ける向きに応じて変動する変動磁場を形成する。
本発明の眼鏡は上記変動電磁場が、毛様体筋に作用して毛様体筋に対してマッサージ効果を有する。
本発明において磁場発生部は、中空コイルであることが好ましい。
本発明の眼鏡は、外部からの光を受けるレンズ、フレームの少なくとも一部の表面に導電性透明コーティング層が形成されており、外部からの光、すなわち電磁場の一部は、導電性透明コーティング層の表面を伝わり磁場発生部に供給される。この導電性透明コーティング層は、テンプルに埋め込まれた磁場発生部の線状導電性金属と接続しており、芯材にスパイラル状に巻回された線状導電性金属に伝わることにより、芯材の長さ方向に沿った方向に磁場が発生する。この磁場の強さは、導電性透明コーティング層に供給される電磁場の強弱に対応するので、形成される磁場は変動磁場となる。
こうして形成された変動磁場は、眼球の毛様体筋に作用して毛様体筋の血行を増進させて暖める作用があり、磁場の変動に伴って毛様体筋はその磁場の強さに応じて暖められ、マッサージを受けることになる。
このマッサージ効果は、電磁場空間の変化の強度・方向によって変動するので、一点に焦点を当てて毛様体筋が動かない状態でも、電磁場空間の変化の強度・方向に対応した効果がある。
従って、パソコンやスマートフォンを凝視するようにして毛様体筋を一定の張力で固定しても、眼鏡に対する電磁場の強さは変動するので、テンプルに埋め込まれた磁場発生部から発生する磁気の強さは可変的であり、毛様体筋に変動する磁力を供給し続けることができる。
このように照射される可変的な磁気によって毛様体筋はマッサージし続けられるので、焦点が一点に長時間集中しても、毛様体筋がかたまることなく、弾力性を維持することができる。
図1は、本発明の眼鏡の構造の一例を概念的に示す概念図である。 図2は、本発明で使用する磁場発生部の一例を示す概念図である。
次の本発明の眼鏡を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の眼鏡の構造の一例を概念的に示す概念図であり、フレームは付番2で示されており、このフレーム2にはめ込まれるレンズは付番1で示されている。フレーム2の両側には、丁番5を介してテンプル6の先端部が接合しており、テンプル6の後端部には耳に眼鏡をかけるためのモダン7が形成されている。
右のレンズと左のレンズはフレーム2に形成されたブリッジ4によって一体化されており、ブリッジ4が形成されたフレーム2の下側には眼鏡を鼻にかけるパット3が形成されている。
本発明においてレンズ1は、ガラスレンズであっても、プラスチックレンズであっても良い。なお、本発明において、レンズが度の入っていないレンズであっても良い。
本発明の眼鏡のテンプル6は、磁場発生部20を埋設するために合成樹脂から形成されていることが好ましい。
本発明のメガネは、レンズ1、フレーム2、テンプル6、モダン7等のメガネを構成する部材の少なくとも一部の表面に導電性透明コーティング層10が形成されている。特に本発明では、レンズ1の表面および/または裏面に導電性透明コーティング層10を形成し、この導電性透明コーティング層10と電気的に接続するようにフレーム2およびテンプル6の表面に導電性透明コーティング層10を形成することが好ましい。
このような導電性透明コーティング層は、例えば、SnO2にドーパントを配置したものが広く用いられており、インジウムを導入したITO、フッ素を導入したFTOが挙げられる。その他にも、ZnO若しくはAlをドープした酸化亜鉛、GaをドープしたZnO、などを挙げることができる。これらは単独で或いは組み合わせて使用することができる。
特に本発明ではコーティング層に入射する光(波長450nm)の光線透過率は89%以上であることが好ましい。
このような導電性透明コーティング層10の形成方法に特に制限はないが、通常は蒸着法、スパッタリング法などの公知の方法を利用して形成することができる。
これらの中でも特に波長450nmにおける光の透過率が89%以上のITOの蒸着膜を用いることが好ましい。
本発明において、導電性透明コーティング層の厚さは、全体が同一厚さである必要はないが、通常は平均厚さが0.1〜200nm、好ましくは1〜50nmの範囲内に設定される。ただし、レンズの部分はできるだけ透過光量が低下しないように導電性透明コーティング層を形成することが望ましく、レンズ部分のコーティング層の好適な平均厚さは0.1〜100nm、望ましくは1〜10nmの範囲内にある。
この磁場発生部20のテンプル内における設置位置は、眼球に20磁場が到達するように丁番5から1〜3cmの範囲に磁場発生部20の中心が位置するようにすることが好ましい。
磁場発生部20は、芯材12と、この周囲に芯材とは絶縁状態であって絶縁膜を有するエナメル線のような線状導電性金属から形成されている。本発明では磁場発生部20として中空コイルを使用することができ、この場合、特に有形の芯材を必要としない。中空コイルを使用しない場合、芯材としてプラスチックなどの絶縁材料を使用することができる。
芯材の太さはテンプル6に埋設されることから、通常は0.9〜1.3mmであり、長さは通常は10〜20mmである。このような芯材は単独で或いは組み合わせて使用することができる。
このような芯材にスパイラル状に巻かれる線状導電性金属14は、通常は平均太さが0.05〜0.5mm、好ましくは0.1〜0.3mmの導電性の金属の表面に絶縁層を形成した導電性金属線であり、代表的な例であるエナメル線は銅線の表面に樹脂コーティングを施した線材であり、ホルマル線(PVF)、ポリウレタンによる被覆層を有するUEW線も含まれる。その他にポリイミド被覆線(PIWC線)などを挙げることができる。
通常の場合、線状導電性金属14は単一の線材を使用するが、複数の線材を組み合わせても良い。
芯材にスパイラルに巻回される線状導電性金属は、電気的に芯材とは絶縁状態にあると共に、巻回される前後の周回の線状導電性金属とも絶縁状態にある。線状絶縁性金属は、芯材の周囲に少なくとも一回スパイラルに巻回されていれば良いが、より高い磁性を発生させるためには2〜3回密にスパイラルに巻回し、このように密にスパイラルに巻回した上にさらに密にスパイラルに複数回巻回することもできる。このように複数回スパイラルに巻回することによりインダクタンスの増加によって芯材の長さ方向に沿って強い磁界が発生する。
上記のような磁場発生部20はテンプル6内に埋設されており、磁場発生部20を形成する線状導電性金属14の一方の端部は、テンプル6の表面にある導電性透明コーティング層10と螺旋16で電気的に接続しており、磁場発生部20の線状導電性金属14を通過した電流は螺旋19を介してモダン7側の導電性透明コーティング層10に流れ、このモダン7は人体と接触しているので、人体にアースされる。
上記のようにして磁場発生部20では、レンズ等に形成された導電性透明コーティング層のインダクタンスの増減によって、テンプル6の長さ方向に沿って埋設された磁場発生部20で発生する磁場の強さも変動する。本発明においてはこの変動磁場が交流磁場であることが好ましい。
このように磁場が変動することにより、毛様体筋に異なる強さの磁場が作用することになり、毛様体筋が異なる強さの磁場によって刺激され、この刺激によって毛様体筋がマッサージを受けることになる。
従って、眼球の焦点が一点に固定され、毛様体筋に一定の張力がかかった状態が長く続くような場合にも、毛様体筋には変動磁場からの磁場変動による刺激が加えられ、毛様体筋の伸縮性が失われるのを防止することができる。
このように変動磁場を毛様体筋にかけることにより、眼精疲労を回復させることができる。
特に本発明の眼鏡は、眼鏡をかけながら毛様体筋を磁力によってマッサージすることができる。
1・・・レンズ
2・・・フレーム
3・・・パット
4・・・ブリッジ
5・・・丁番
6・・・テンプル
7・・・モダン
10・・・導電性透明コーティング層
12・・・芯材
14・・・線状導電性金属
16・・・螺旋
19・・・螺旋
20・・・磁場発生部

Claims (4)

  1. 枠体内に収められたレンズと、枠体を耳にかけるためのテンプルを有する眼鏡であって、該枠体、レンズおよびテンプルの表面の少なくとも一部に導電性透明コーティング層が形成されており、該テンプルの内部に、芯材の周囲に、該芯材とは絶縁状態であって絶縁膜を有する線状導電性金属がスパイラルに巻回されて埋設されてなる磁場発生部を有し、該磁場発生部にスパイラルに巻回した線状導電性金属の両末端が、導電性透明コーティング層と接続していることを特徴とする眼鏡。
  2. 上記導電性透明コーティング層で受けた電磁波が上記芯材にスパイラルに巻回された線状導電性金属に供給されて電磁波の強度に応じて変動する変動磁場を形成することを特徴とする請求項1に記載の眼鏡。
  3. 上記変動電磁場が、毛様体筋に対してマッサージ効果を有することを特徴とする請求項2に記載の眼鏡。
  4. 上記磁場発生部が芯材を有しない中空コイルであることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108836811A (zh) * 2018-09-20 2018-11-20 浙江通耀科技有限公司 一种训练大脑视觉中枢神经的眼镜

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