JP2018031713A - 自動分析装置および検査室情報システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 一部の検査項目が分析不可となった自動分析装置はアラームを発生して、操作する検査技師に通知するが、直ちに当該装置のオペレーション状態を停止すべきか判断が難しく、オペレーション状態を継続すると、分析不可になった検査項目が未検査として残る検体が複数、とびとびに発生することとなる。【解決手段】 自動分析装置において、検査室情報システムと操作部との通信を行う通信手段と、を備え、操作部は、通信手段を介して自動分析装置の状態情報(分析不可項目)をLISに逐次送信することで、一部の検査項目において異常などが発生して分析できない状態のとき、他の自動分析装置へラックごと検体を投入しなおす運用について、容易で確実に効率よく行うことができる。【選択図】 図2

Description

本発明は臨床検査において血液や尿等の検体を分析する自動分析装置、および自動分析装置を制御するための上位システムである、検査室情報システムに関する。
血液や尿等、生体試料である検体の定性・定量分析を行う自動分析装置は、分析の迅速性や正確性に対する要求から、多くの大規模病院や検査センターを中心に普及が著しい。
また、これらの自動分析装置の制御のため、自動分析装置の上位システムにあたる検査室情報システム(Laboratory Information System:以下、LISと記す)が、検査室に導入されている。
従来、一部の検査項目が分析不可となった自動分析装置はアラームを発生して、操作する検査技師に通知するが、自動分析装置のオペレーション状態は意図的に停止するまで継続する。直ちに当該装置を停止すべきかの判断は難しく、オペレーション状態を継続させた場合、分析不可になった検査項目が未検査として残る検体が複数、とびとびに発生することとなる。
一方、特許文献1においては、異常が発生し、分析が実施不可能であった検体、または再分析が必要な検体が発生した際、該ラックに架設された他の検体の分析終了を待つことなく、分析が実施不可能であった検体、または再分析が必要な検体をラックの識別情報により、操作している検査技師に表示し、再分析が必要となった検体、若しくは再分析のために回収を行うべき検体を特定し、該検体が架設された検体ラックの分析を中断して回収を指示する手段を設け、特定の検体を回収し再投入することを可能とした自動分析装置が提示されている。
国際公開第2010/122718号
特許文献1によれば、異常が発生し、分析が実施不可能であった検体、または再分析が必要な検体が発生した際、該ラックに架設された他の検体の分析終了を待つことなくラックごと回収することが可能となっている。
しかし、事前に登録しておいたパラメータによる設定条件を満たす検体を架設したラックは常に、分析を中断してラック回収処理を行うという、言わば半固定的な運用となる問題点がある。
また、ラックには複数の検体を架設するポジションがあるのが通例で、途中のポジションで異常が発生した場合には、正常に処理できた検体と、中断したため未処理の検体と、が混載した状態になることも懸念される。このため、まだ十分に改善の余地がある。
本発明は上記に鑑みなされたもので、複数台の自動分析装置の状態変化を逐次、自動分析装置からLISへ送信し、LISでこれらを把握管理する。複数台の自動分析装置の項目分析可否の組み合わせにより、はじめに架設した自動分析装置でそのまま分析すべきなのか、他の自動分析装置にまわすべきなのかLISで判断することができ、分析不可項目が一部発生した自動分析装置へ送信する分析項目情報を加工して、すべての項目を分析せずに他の自動分析装置へ架設し直すよう促すなど、柔軟に対応することが可能となる。これにより、操作する検査技師などオペレーターの運用をより適切にサポートできる自動分析装置、およびLISを実現することが目的である。
上記目標を達成するための本発明の態様では、検体を投入する投入部と、検体を処理する処理部と、処理が終わった検体を収納する収納部と、前記投入部、前記処理部、および前記収納部の間で検体を搬送する検体搬送ラインと、前記投入部、前記処理部および収納部を制御する第1操作部とを備える自動分析装置において、LISと前記第1操作部との通信を行う第1通信手段と、を備え、前記第1操作部は、前記第1通信手段を介して前記自動分析装置の状態情報を前記LISに逐次送信する自動分析装置である。
また、別の本発明の態様では、該LISにおいて、該LISが制御する複数の自動分析装置の装置状態を保持するデータベースをもつ操作部を備え、自動分析装置に投入した検体ラックの分析項目を、自動分析装置からLISへ問い合わせたときの応答として返信する際、該自動分析装置で一部の検査項目を分析できない状態であるかどうか判断する機能と、他の自動分析装置ですべての検査項目をまとめて分析することが望ましいかどうか判断する機能を該LISの演算部に備える。
また、別の本発明の態様では、該自動分析装置へ分析項目情報を返信する内容に、検体ラック単位で「分析すべき項目がひとつもない」、または「他の装置での分析を推奨」する旨の情報をセットすることができる機能を、該LISの演算部に備えるLISである。
本発明を採用した自動分析装置、およびLISにおいて、一部の自動分析装置の一部の検査項目において異常などが発生して分析できない状態のとき、他の自動分析装置へラックごと検体を投入しなおす運用について、容易で確実に効率よく行うことができる。
自動分析装置の構成例を表すブロック図である。 LISの構成例を表すブロック図である。 LISのデータベースの一部を表す図である。 LISの演算部で分析項目情報を生成する処理を表す図である。 図4の続きの処理を表す図である。 LISのパラメータ設定画面の一例を表す図である。 図4の一部に、図6のパラメータによる判断処理を追加したことを表す図である。 LISのパラメータ設定画面の一例を表す図である。 図7に、図8のパラメータによる判断処理を追加したことを表す図である。 図5に、図9内の処理で更新したフラグを判断する処理を追加したことを表す図である。
以下に図面を用いて本発明の実施態様を説明する。
図1は、自動分析装置1を表すブロック図である。
図1に示す自動分析装置1は、投入部11と、処理部12と、収納部13と、各装置との通信手段15(第1通信手段)を備えた操作部16(第1操作部)と、投入部11から処理部12、収納部13へ検体を搬送し、かつ収納部13から投入部11および処理部12へ戻すように検体を搬送する検体搬送ライン18と、を備えている。
投入部11は、検体が収容された検体容器313を架設した検体ラック314(以下、ラック314とも言う)を自動分析装置1内に投入するための部分であり、検体スキャナ11aを有している。検体スキャナ11aは、投入部11から投入された検体容器313に貼られた検体バーコードの読み取りや、検体容器313を収容するラック314の識別子を認識する機器であり、どの検体容器313がどのラック314内位置に架設されているかを特定するために用いる。
処理部12は、検体を処理する部分であり、すなわち検体に含まれる生体成分の濃度を分析する部分である、処理部12は、反応容器301と、反応ディスク機構302と、恒温槽303と、試薬庫部304と、検体分注機構305と、試薬分注機構306と、攪拌機構307と、洗浄機構308と、光源309と、光度計310と、A/D(Analog/Digital)コンバータ311とを有する。
反応容器301は、試薬と検体を入れて反応させる容器である。
反応ディスク機構302は、反応容器301を複数個保持する部材である。また、反応ディスク機構302は、自身に設置された反応容器301を指定の位置まで搬送する。
恒温槽303は、反応ディスク機構302に設置された反応容器301を所定の温度に保つための機構であり、反応容器301を所定の温度に保つ。
試薬庫部304は、分析に使用する試薬を収容する容器である試薬ボトル312を複数個保持する部材である。また、試薬庫部304は、自身に設置された試薬ボトル312を指定の位置まで搬送する。
検体分注機構305は、検体分注プローブを備えており、検体を一定量の少量ずつに分ける機器である。検体分注機構305は、検体容器313の中の検体を反応容器301の中に所定量分注する。
試薬分注機構306は、試薬分注プローブを備えており、試薬を一定量の少量ずつに分ける機器である。試薬分注機構306は、試薬ボトル312の中に入った試薬を反応容器301の中に所定量分注する。
攪拌機構307は、反応容器301の中に入った試薬と検体の溶液を攪拌して成分の分布状態を均一化する機器である。
洗浄機構308は、廃液の吸引と洗浄液の吐出を行う機器である。洗浄機構308は、反応容器301の中に入った試薬と検体の溶液を吸引する。また、洗浄機構308は、反応容器301の中に洗浄液を吐出して、反応容器301を洗浄する。
光源309は、吸光度測定に用いる光を発する部分で、ハロゲンランプ等で構成される。
光度計310は、光源309が発し、反応容器301を通過した光を受光して、反応容器301内の溶液の吸光度を測定する部分で、分光光度計などで構成される。光度計310は、吸光度の情報をA/Dコンバータ311に送信する。
A/Dコンバータ311は、アナログ信号をデジタル信号に変換する機器であり、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換後、データベース17に記録する。
収納部13は、処理が終わった検体、すなわちラック314を収容する部分である。
通信手段15は、自動分析装置1内の各機構の相互通信を行うケーブルや無線等の部材である。また、通信手段15は、LIS2と操作部16との通信を行う。
操作部16は、通信手段15を介してLIS2と情報を連携し、分析項目情報や分析結果、および該自動分析装置の状態の授受を行い、データベース17の内容を更新するとともに、モニタ14に内容を表示し、必要に応じスピーカ19を鳴らす。また、操作部16は、投入部11、処理部12、および収納部13の制御も行う。また、操作部16は、通信手段15を介して自動分析装置1の状態情報をLIS2に逐次送信する。
図2は、LIS2を表すブロック図である。
図2に示すLIS2の操作部116(第2操作部)は、通信手段115(第2通信手段)により複数台の自動分析装置1と情報を連携し、データベース117の内容を更新するとともに、モニタ114に内容を表示し、必要に応じスピーカ119を鳴らす。
通信手段115は、LIS2が制御する複数台の自動分析装置と操作部116との通信を行う。
つまり、操作部116は、通信手段115を介して複数台の自動分析装置1から逐次送信される各自動分析装置の状態情報を逐次受信し、データベース117に逐次保存し、データベース117に保存された各自動分析装置1の状態情報を逐次更新する。なお、代表的な状態情報は図3の検査項目状況テーブル203を作成するための自動分析装置毎の分析項目毎の分析可否状況情報である。
逐次状態情報を更新することで予め自動分析装置側で特定の分析項目を分析不可としている場合の他、当初分析可であった分析項目が試薬不足などの理由などからオペレーション状態中に分析項目の可否が変更になった場合でも迅速に状態変化に対応した装置運用を行うことができ、例えば、ラック単位で一部未検査の項目が残る状況を回避することができる。
演算部120は、操作部116からの指示により、データベース117の内容を参照して分析項目情報の生成を行い、操作部116に該情報を返す。つまり、演算部120は、各自動分析装置1が特定のラック314に対しどの項目を分析するかを判断するための分析項目情報の生成を行う。
図2の自動分析装置1は、図1のそれらと同じ構成物であることを示しており、その詳細な構成物を省略し図示している。
図2では例として、1台のLIS2が自動分析装置1を3台制御している態様を示している。しかし、自動分析装置1の構成台数、およびそれらの接続有無は、検査室の運用業態によって自在に組み合わせることができる。
図3は、LIS2のデータベース117の一部詳細を示す表形式データの一例である。
LIS2のデータベース117には、患者検体にまつわる情報の他、通信手段115を介して受信する情報をもとに、LIS2が制御する複数の自動分析装置1夫々の稼働状況(使用可能であるか否か)、および分析可能項目状況(分析可否状況情報)が記録されている。
稼働状況テーブル201には、LIS2が制御する自動分析装置1ごとの稼働状況202を保持する。図3の一例では、稼働状況が「0」以外となっている自動分析装置1(装置番号3)は未稼働、または清掃、部品交換などのメンテナンス中のため稼働していない状態を表し、稼働状況が「0」となっている自動分析装置1は稼働中であることを表している(装置番号1、2)。
検査項目状況テーブル203には、LIS2が制御する自動分析装置1で分析できる検査項目ごとの、分析可否状況204(分析可否状況情報)を保持する。図3の一例では、分析可否状況が「0」となっている検査項目は分析可能、分析可否状況が「0以外」となっている検査項目は分析不可であることを表している。
図4および図5は、LIS2の演算部120において、分析項目情報を生成する処理を実現するためのフローチャートを示す図である。
自動分析装置1から操作部116を経由して、分析項目問い合わせを受信したLIS2の演算部120は、まず処理を開始する(ステップS30)。
ここでは、自動分析装置1で分析される予定の特定のラックに対し自動分析装置で分析する分析項目の問い合わせを操作部116は受信する。特定のラックまたは特定の検体がどの分析項目で分析予定かはデータベース117に保存されており、例えば、検体スキャナ11aでラックまたは検体容器のバーコードなどの識別子を読み取ることで操作部15から操作部116に問い合わせを行う。
次いで、演算部120は、自動分析装置1から問い合わせがあったラック単位での検体数(最大ポジション数)分のくりかえし処理(第1ループ)を開始する(ステップS31)。
次いで、演算部120は、該ポジション検体の分析項目情報(該装置分)と、分析不可フラグ(すべての装置台数分)を初期化する(ステップS32およびS33)。
次いで、演算部120は、該ポジション検体の依頼項目数分のくりかえし処理(第2ループ)を開始する(ステップS34)。
丸Aについては、後述する。
次いで、演算部120は、逐次自動分析装置1から送信される情報に基づき更新される検査項目状況テーブル203を照合し、該項目が該装置で分析可能か判断する(ステップS35)。分析可能と判断されたときはステップS41に処理を移行し、分析不可と判断されたときはステップS36に移行する。
ステップS36に移行した演算部120は、該ポジション検体の該装置の分析不可フラグをオンに切り換え、次いで、演算部120は、該装置以外の他装置台数分のくりかえし処理(第3ループ)を開始する(ステップS37)。
次いで、演算部120は、該項目が他装置で分析可能か判断する(ステップS38)。分析可能と判断されたときはステップS40に移行し、分析不可と判断されたときはステップS39に移行する。
ステップS39に移行した演算部120は、該ポジション検体・他装置の分析不可フラグをオンにする。
ステップS40は第3ループの終了位置を表しており、くり返し処理終了後にステップS41に移行する。
次いで、演算部120は、該ポジション検体の分析項目情報に該項目を追加する(ステップS41)。なお、ステップS35において、該装置で一旦分析不可と判断したにも関わらず、該項目も分析項目情報に追加する理由は、LIS2の演算部120で分析項目情報を生成後、自動分析装置1へ送信するが、この間に自動分析装置1側への処置により該項目も分析可能な状態に遷移している可能性について、考慮しているためである。
ステップS42とステップS43は、第2ループと第1ループの終了位置を表しており、夫々くり返し処理を実行する。
丸Bについては、後述する。
丸Cは、図4と図5の連続位置を表している。
次いで、演算部120は、該装置の分析フラグがオンか判断する(ステップS44)。オンと判断されたときはステップS45に移行し、オン以外(以下、オフと記す)と判断されたときはステップ51に移行する。
ステップS45に移行した演算部120は、該装置以外の他装置台数分のくりかえし処理(第4ループ)を開始する。
次いで、演算部120は、他装置の分析不可フラグがオンか判断する(ステップS46)。オンと判断されたときはステップS47に移行し、オフと判断されたときはステップS48に移行する。
ステップS47は第4ループの終了位置を表しており、くり返し処理終了後にステップS51に移行する。
ステップS48に移行した演算部120は、第4ループを抜けて、他装置は「他の装置での分析を推奨」する旨の情報を受信可能か判断する。受信可能と判断されたときはステップS49に移行し、受信不可と判断されたときはステップS50に移行する。
ステップS49に移行した演算部120は、該ラックの分析項目情報の代わりに「他の装置での分析を推奨」する旨の情報をセットして、ステップS51に移行する。
ステップS50に移行した演算部120は、該ラックの全検体の分析項目情報を初期化し「分析すべき項目がひとつもない」状態にして、ステップS51に移行する。
ステップS51に移行した演算部120は、生成した分析項目情報を操作部116経由でLIS2に送信して、一連の処理を終了する。
図4および図5に示すこれらの処理フローにより、1ラック複数ポジションのラック314を用いた架設容器を用いる運用において、すべてのポジション検体に分析不可項目の依頼が無く、該自動分析装置1でも問題無く分析できる場合には、分析項目情報を通常通りとし、自動分析装置1のオペレーション状態を継続して効率を低下させないようにする。
逆に、或るポジションの検体に分析不可項目の依頼が有る場合は、すべてのポジション検体を分析しないように分析項目情報を初期化し、「分析すべき項目がひとつもない」状態にして該自動分析装置1へ送信し、早期のラック回収を実現する。
このように、演算部120は、データベース117に保存された検体ラックに対する分析予定の項目情報と分析可否状況情報に基づき、分析項目情報の生成を行う。単に演算部120は、分析予定の項目情報を分析項目情報として生成するのではなく分析可否状況情報を加味する。
例えば、演算部120は、各自動分析装置の各分析可否状況情報に基づき、問い合わせがあった自動分析装置1で特定のラック314を分析すると、一部未検査の項目が残る状況か否か、および、問い合わせがあった自動分析装置1ではなく、LIS2が制御する他の自動分析装置1で分析することが望ましいか否かを判断する。そして、演算部120は、特定のラック314を他の自動分析装置1で分析することが望ましいと判断した場合に、特定のラック314に対する分析予定の項目情報を初期化して、問い合わせがあった自動分析装置1へ初期化した情報を送信する。
また、演算部120は、特定のラック314を他の自動分析装置で分析することが望ましいと判断した場合に、問い合わせがあった自動分析装置が「他の装置での分析を推奨」する旨の情報を受信可能か判断して、これを受信可能な自動分析装置の場合に、分析項目情報の代わりに「他の装置での分析を推奨」する旨の情報の生成を行うこともできる。実装においては、分析項目情報の代わりに「他の装置での分析を推奨」する旨の情報をセットするかどうかを、オプション扱いとして選択できるようにすることが望ましい。
LIS2からの分析項目情報により、自動分析装置1においてすべてのポジション検体を分析せず、収納部13へ回収するラック314は、通常通り分析が終わった検体を架設しているラック314とは別の場所に回収される機構を持ち、他の装置で分析すべき検体群であることを、オペレーター(検査技師)が容易に理解できる実装が望ましい。つまり、収納部13として通常の分析が終わったラック314とは別の回収位置を備え、操作部16は、初期化された情報を受信したときに、又は「他の装置での分析を推奨」する旨の情報を受信したときに、分析予定の項目情報に係わらず問い合わせがあった自動分析装置1で分析することなく回収位置に搬送することが望ましい。
LIS2から「他の装置での分析を推奨」する旨の情報を受信した自動分析装置1の操作部16は、モニタ14またはスピーカ19でアラームを発生するとともに、モニタ14上においてラック314または検体の位置を強調表示するなどして、「他の装置での分析を推奨」された旨をオペレーターに報知する実装が望ましい。
これまで、未検査の項目が残らない運用を実現する方法について述べてきたが、一方で、検査項目ごとに優先度を設け、優先度が低く、分析結果を急がない項目は未検査で残しても構わない、という運用を想定することもできる。
この運用に対応するための実施例として、検査項目ごとの優先度を登録するためのLIS2のパラメータ画面例を、図6に示す。
図7は、図4の一部、すなわち先述した丸Aと丸Bの間に、図6のパラメータによる判断処理(ステップS61)を追加したことを表す図である。
演算部120はステップS61において、該項目の優先度が「低」であるかどうかを判断する。「低」と判断されたときは以降の処理をすべて行わず、ステップS41に移行する。「低」以外と判断されたときはステップS36に移行する。
図4、図5および図7に示すこれらの処理フローにより、一部のポジション検体に分析不可項目の依頼が有って、該自動分析装置1で分析できない場合であっても、優先度が低い検査項目のみが分析不可であるならば、分析項目情報を通常通りとし、該自動分析装置1でそのまま分析するようにすることができる。それらの項目は、操作するオペレーターの望む運用により、該装置で未検査として残ることとなる。
検査項目ごとの優先度の他、検体の属性(依頼元、担当医、疾患名、など)を利用して、図7の判断処理(ステップS61)と同様に、未検査のまま残すかどうかを切り分けることも対応できる。検体の属性を利用して未検査で残すための分析項目情報の生成処理については、図7で示した項目優先度の扱いと同様に判断し処理することが可能であり、図示を省略する。
このように、検査項目毎の優先度、または、検体の属性がデータベース117に保存され、演算部120は、問い合わせがあった自動分析装置の分析可否状況情報に基づき、問い合わせがあった自動分析装置でラック314を分析すると、一部未検査の項目が残る状況であるか否かを判断し、演算部120は、データベース117に保存された検査項目毎の優先度、または、検体の属性に基づき、一部未検査の項目が残る状況を許容できる場合には、分析予定の項目情報を分析項目情報として生成し、問い合わせがあった自動分析装置に送信することが望ましい。許容できるか否かは予め図6のようにデータベース117に項目毎に登録しておくことで演算部120は未検査の項目が残る状況を許容できるか、又は、許容できずに分析予定の項目情報を初期化するかを判断する。
ところで、自動分析装置1において、項目単位で分析できなくなる要因として、試薬および希釈液などの消耗品の不足や劣化、電解質の濃度を分析する電極の絶縁不良や劣化など、物理的要因で分析結果を出力できないことが挙げられる。
一方、これらの他にも、洗剤が不足のため水でキャリーオーバー回避、有効期限切れ試薬によるキャリブレーション実施など、分析結果を得ることはできるが、その結果の信憑性に不安がある場合も運用上存在する。
これらの「物理的」と「信憑性不安」との要因を、自動分析装置1とLIS2とで共有しつつ区別し、自動分析装置1からLIS2へ送信する装置状態も同様に、区別して送受信することが想定できる。
この運用に対応するための実施例としては、図3で示す、検査項目情報テーブルにおける「分析可否状況」の意味を拡張して、例えば「0=分析可能」、「1=分析不可(物理的)」、「2=分析不可(信憑性不安)」、および「3=分析不可(その他)」などと定義しておき、図8で示すようにLIS2側でパラメータを設けることとする。
図9は、図7の処理フローにおいて、図8で示すパラメータに応じたLIS2の演算部120の判断処理(ステップS62およびS63)を追加した例を示している。
演算部120はステップS62において、該項目が分析できない要因が物理的なものであるかどうか判断する。物理的なものであると判断されたとき、図8で示すパラメータで「処理条件=未検査」と設定されていれば、ステップS65に移行する。物理的なものであると判断されたとき、図8で示すパラメータで「処理条件=他装置」と設定されていれば、ステップS64に移行する。物理的なものでないと判断されたときはステップS63に移行する。
次いで、演算部120はS63において、該項目の結果の信憑性に不安がある要因があるかどうか判断する。信憑性に不安があるものであると判断されたとき、図8で示すパラメータで「処理条件=未検査」と設定されていれば、ステップS65に移行する。信憑性に不安があるものであると判断されたとき、図8で示すパラメータで「処理条件=他装置」と設定されていれば、ステップS64に移行する。信憑性に不安があるものでないと判断されたとき、ステップS36に移行する。
ステップS64に移行した演算部120は、該ポジション検体の他装置推奨フラグをオンにする。なお該フラグは、図示を省略しているが、遅くとも第2ループに入る直前までに初期化してく必要がある。
ステップS65に移行した演算部120は、該項目が分析できない要因が物理的なものであるかどうか再度判断する。物理的なものであると判断されたときはステップS41に移行する。物理的なものでないと判断されたときは丸Bの手前、すなわち第2ループの終了位置に移行する。
このステップS65の意義は、分析結果の信憑性に不安はあるが結果は出力される状態のため、該装置への分析項目情報に該項目を追加すると、通常項目と同様に検査済みとなって、そのまま紛れてしまうことを回避することを考慮したものである。該装置への分析項目情報に該項目を追加しないことにより、該装置上の未検査項目は発生しないが、LIS2上では未検査のまま残ることとなり、臨床などの検査室外へ、信憑性に不安のある分析結果を報告しないことが可能となる。
ただし、このステップS65の考え方は、操作するオペレーターの望む運用により選択できることがふさわしい。つまり、該装置で分析しオペレーターの判断で臨床へ報告するか、止めて他装置で再検するか、も可能とするため、ステップS65は常に「Yes」側に判断を倒すことも、オプション的な扱いとして採用できる。
状態情報には、物理的に項目を分析できない要因の有無と分析結果の信憑性に不安がある要因の有無が含まれ、操作部16は、自動分析装置を制御するLIS2にこれらの要因の有無を送信するが望ましい。
また、操作部116は、物理的に項目を分析できない要因の有無と分析結果の信憑性に不安がある要因の有無を状態情報として受信し、夫々の要因毎に予め分析するか否かを定めたテーブルがデータベース117に保存され、演算部120は、夫々の要因のうちいずれかの要因がある場合にテーブルをもとに、分析予定の項目情報を加工し、分析項目情報として生成し、問い合わせがあった自動分析装置に送信することが望ましい。
図10は図5に、該ポジション検体の他装置推奨フラグの判断処理(ステップS66)を追加した例を示している。
演算部120はステップS66において、他装置推奨フラグがオンか判断する。オンと判断されたときはステップS49に移行する。オフと判断されたときはステップS48に移行する。
これらの追加した判断処理により、操作するオペレーターの望むシステム運用を柔軟にとることが可能となる。
なお、本例では夫々複数の「物理的」要因と、「信憑性不安」要因をまとめてグループ化しているが、これらをどの程度に細分化して区別し制御するかについては、実装上において考慮されるべきである。
これまで、物理的要因や、分析結果の信憑性について述べてきたが、オペレーターが意図的に、一部の検査項目の分析を停止する(以下、意図的な項目マスクと記す)運用をとることがある。意図的な項目マスクは、やはり試薬の劣化や期限切れのように、そのまま継続して分析することが望ましくない状態であると、操作するオペレーター自身が把握していることを指しており、ある意味では、項目単位の「縮退運用」ともいうことができる。
このような意図的な項目マスクは、オペレーターの意思で行うものであり、該自動分析装置1の該検査項目が未検査になることは、操作するオペレーターが当然承知していることである。そのため、意図的にマスクした項目を含む検体が架設されたラック314のすべての検体を分析しないふるまいは、かえってオペレーターにとって困惑するものとなる可能性がある。
したがって、意図的にマスクした項目については、項目優先度の扱いで述べた内容と同様に急がないのであって、未検査で残しても構わない、という運用を想定することができる。意図的なマスク項目を未検査で残すための分析項目情報の生成処理については、図7で示した項目優先度の扱いと同様に判断し処理することが可能であり、図示を省略する。
一方で、自動分析装置1の機能として、ある条件を満たす検査項目に対し、自動的にマスクする(以下、装置推奨マスクと記す)運用がある。
このような装置推奨マスクは、自動的に付与されるのと同時に、アラームなどが発生するものであるが、操作するオペレーターに必ずしも伝達されるとは限らない。
したがって装置推奨マスクは、意図的な項目マスクと同じ扱いではなく、個別の判断処理を実装して、他の装置ですべてを分析するか、該装置で一部未検査として残すのかなどを、操作するオペレーターが選択できるように実装すべきである。
これまで述べてきたとおり、装置推奨マスクに関する判断処理についても、自動分析装置1とLIS2の送受信インターフェース、およびLIS2にパラメータと判断処理を追加することによって対応できるため、具体的な図示を省略する。
これらの機能を実装して、検体を架設するラック単位で、複数存在するうちのいずれの自動分析装置で、すべての検査項目をまとめて分析することが望ましいかどうか、自動的に処理することができるため、操作するオペレーターの判断や手作業を低減でき、作業効率の向上が見込める。
また、上述の実施形態では、自動分析装置として血液等の生化学的分析を行う自動分析装置を例に挙げて説明したが、自動分析装置は生化学分析装置に限定されず、免疫学的分析を行う免疫分析装置などや、生化学と免疫学の両方を一体で分析する装置などに対しても適用することができる。
以上の実施例により、次のような効果が得られる。
多量検体を複数台の自動分析装置で一括処理する運用において、一部の自動分析装置の一部の検査項目において異常などが発生して分析できない状態のとき、他の自動分析装置へラックごと検体を投入しなおす運用について、容易で確実に効率よく行うことができる。
1・・・自動分析装置、2・・・LIS、11・・・投入部、12・・・処理部、13・・・収納部、14・114・・・モニタ、15・115・・・通信手段、16・116・・・操作部、17・117・・・データベース、18・・・検体搬送ライン、19・・・スピーカ、120・・・演算部、30・・・分析項目情報生成処理、201・・・稼働状況テーブル、202・・・稼働状況テーブル登録内容、203・・・検査項目状況テーブル、204・・・検査項目状況テーブル登録内容、211・・・検査項目パラメータ画面、212・・・検査項目パラメータ設定内容、221・・・分析条件設定パラメータ画面、222・・・分析条件設定パラメータ設定内容、301・・・反応容器、302・・・反応ディスク機構、303・・・恒温槽、304・・・試薬庫部、305・・・検体分注機構、306・・・試薬分注機構、307・・・攪拌機構、308・・・洗浄機構、309・・・光源、310・・・光度計、311・・・A/Dコンバータ、312・・・試薬ボトル、313・・・検体容器、314・・・ラック

Claims (11)

  1. 検体を投入する投入部と、検体を処理する処理部と、処理が終わった検体を収納する収納部と、前記投入部、前記処理部、および前記収納部の間で検体を搬送する検体搬送ラインと、前記投入部、前記処理部および収納部を制御する第1操作部とを備える自動分析装置において、
    検査室情報システムと前記第1操作部との通信を行う第1通信手段と、を備え、
    前記第1操作部は、前記第1通信手段を介して前記自動分析装置の状態情報を前記検査室情報システムに逐次送信することを特徴とする自動分析装置。
  2. 請求項1の自動分析装置を制御する検査室情報システムにおいて、
    第2操作部と、
    前記検査室情報システムが制御する複数の自動分析装置と前記第2操作部との通信を行う第2通信手段と、
    データベースと、を備え、
    前記第2操作部は、前記第2通信手段を介して複数の自動分析装置から逐次送信される各自動分析装置の状態情報を逐次受信し、前記データベースに逐次保存し、前記データベースに保存された前記各自動分析装置の状態情報を逐次更新することを特徴とする検査室情報システム。
  3. 請求項2の検査室情報システムにおいて、
    さらに前記自動分析装置が特定の検体ラックに対しどの項目を分析するかを判断するための分析項目情報の生成を行う演算部を備え、
    前記状態情報は分析項目毎の分析可否状況情報であって、
    前記自動分析装置で分析される予定の特定の検体ラックに対し当該自動分析装置で分析する分析項目の問い合わせを前記第2操作部は受信し、
    前記演算部は、特定の検体ラックに対する分析予定の項目情報と前記分析可否状況情報に基づき、前記分析項目情報の生成を行うことを特徴とする検査室情報システム。
  4. 請求項3の検査室情報システムにおいて、
    前記演算部は、前記各自動分析装置の各分析可否状況情報に基づき、問い合わせがあった自動分析装置で特定の検体ラックを分析すると、一部未検査の項目が残る状況か否か、および、問い合わせがあった自動分析装置ではなく、前記検査室情報システムが制御する他の自動分析装置で分析することが望ましいか否かを判断し、
    前記演算部は、特定の検体ラックを他の自動分析装置で分析することが望ましいと判断した場合に、特定の検体ラックに対する分析予定の項目情報を初期化して、問い合わせがあった自動分析装置へ初期化した情報を送信することを特徴とする検査室情報システム。
  5. 請求項3の検査室情報システムにおいて、
    前記演算部は、前記各自動分析装置の各分析可否状況情報に基づき、問い合わせがあった自動分析装置で特定の検体ラックを分析すると、一部未検査の項目が残る状況であるか否か、および、問い合わせがあった自動分析装置ではなく、前記検査室情報システムが制御する他の自動分析装置で分析することが望ましいか否かを判断し、
    前記演算部は、特定の検体ラックを他の自動分析装置で分析することが望ましいと判断した場合に、問い合わせがあった自動分析装置が他の装置での分析を推奨する旨の情報を受信可能か判断して、これを受信可能な自動分析装置の場合に、前記分析項目情報の代わりに他の装置での分析を推奨する旨の情報の生成を行うことを特徴とする検査室情報システム。
  6. 請求項4の検査室情報システムで制御される自動分析装置において、
    さらに前記収納部として通常の分析が終わった検体ラックとは別の回収位置を備え、
    前記第1操作部は、初期化された情報を受信したときに、前記分析予定の項目情報に係わらず問い合わせがあった自動分析装置で分析することなく前記回収位置に搬送することを特徴とする自動分析装置。
  7. 請求項5の検査室情報システムで制御される自動分析装置において、
    さらに前記収納部として通常の分析が終わった検体ラックとは別の回収位置を備え、
    前記第1操作部は、他の装置での分析を推奨する旨の情報を受信したときに、前記分析予定の項目情報に係わらず問い合わせがあった自動分析装置で分析することなく前記回収位置に搬送することを特徴とする自動分析装置。
  8. 請求項5の検査室情報システムに制御される自動分析装置において、
    他の装置での分析を推奨する旨の情報を受信したときに、
    前記第1操作部は、モニタまたはスピーカでアラームを発生するとともに、前記モニタ上において特定の検体ラックまたは検体の位置を強調表示して、他の装置での分析を推奨された旨をオペレーターに報知することを特徴とする自動分析装置。
  9. 請求項3の検査室情報システムにおいて、
    検査項目毎の優先度、または、検体の属性が前記データベースに保存され、
    前記演算部は、問い合わせがあった自動分析装置の前記分析可否状況情報に基づき、問い合わせがあった自動分析装置で特定の検体ラックを分析すると、一部未検査の項目が残る状況であるか否かを判断し、
    前記演算部は、前記データベースに保存された前記検査項目毎の優先度、または、検体の属性に基づき、前記一部未検査の項目が残る状況を許容できる場合には、前記分析予定の項目情報を前記分析項目情報として生成し、問い合わせがあった自動分析装置に送信することを特徴とする検査室情報装置。
  10. 請求項1の装置において、
    前記状態情報には、物理的に項目を分析できない要因の有無と分析結果の信憑性に不安がある要因の有無が含まれ、
    前記第1操作部は、前記自動分析装置を制御する検査室情報システムにこれらの要因の有無を送信することを特徴とする自動分析装置。
  11. 請求項10の自動分析装置を制御する請求項9の検査室情報システムにおいて、
    前記第2操作部は、前記物理的に項目を分析できない要因の有無と前記分析結果の信憑性に不安がある要因の有無を前記状態情報として受信し、
    前記夫々の要因毎に予め分析するか否かを定めたテーブルが前記データベースに保存され、
    前記演算部は、前記夫々の要因のうちいずれかの要因がある場合に前記テーブルをもとに、前記分析予定の項目情報を加工し、前記分析項目情報として生成し、問い合わせがあった自動分析装置に送信することを特徴とする検査室情報システム。
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