JP2018016145A - Assembly structure of heat exchanger - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両などに設けられる熱交換器の組み付け構造に関する。 The present invention relates to a heat exchanger assembly structure provided in a vehicle or the like.
特許文献1には、車両のエンジンルームにラジエータとコンデンサとが重ねて設けられる熱交換器の組み付け構造が開示されている。
上記熱交換器の組み付け構造では、コンデンサのヘッダパイプから突出する平板が設けられ、平板がラジエータに複数のボルトを介して締結される。平板は、コンデンサのヘッダパイプとラジエータとの間に設けられる間隙を塞ぎ、エンジンルーム内の空気が間隙に流入する吹き返しを防止するようになっている。 In the heat exchanger assembly structure, a flat plate protruding from the header pipe of the capacitor is provided, and the flat plate is fastened to the radiator via a plurality of bolts. The flat plate closes the gap provided between the header pipe of the condenser and the radiator, and prevents the air in the engine room from flowing back into the gap.
しかしながら、上記熱交換器の組み付け構造にあっては、コンデンサの取り付け作業時に、ラジエータに締結される平板の位置を合わせる作業に手間がかかるため、コンデンサの取り付け作業が難しいという問題がある。 However, in the assembly structure of the heat exchanger, there is a problem that it is difficult to attach the capacitor because it takes time to align the position of the flat plate fastened to the radiator when the capacitor is attached.
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、熱交換器の取り付け作業が容易に行える熱交換器の組み付け構造を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of said problem, and it aims at providing the assembly | attachment structure of the heat exchanger which can perform the attachment operation | work of a heat exchanger easily.
本発明のある態様によれば、第1熱交換器と第2熱交換器とが流体の流れ方向に重ねて設けられる熱交換器の組み付け構造であって、前記第1熱交換器及び前記第2熱交換器は、内外を流通する流体どうしが熱交換をするコアと、前記コア内に流体を導く対のタンクと、をそれぞれ有し、前記第2熱交換器の前記タンクからそれぞれ突出する対のレールと、前記第1熱交換器の前記タンクにそれぞれ形成されて前記レールを当該タンクの長手方向に摺動自在に組み付けられる組み付け部と、前記組み付け部に対する前記レールの変位を規制する対の規制部と、を備えることを特徴とする熱交換器の組み付け構造が提供される。 According to an aspect of the present invention, there is provided a heat exchanger assembly structure in which a first heat exchanger and a second heat exchanger are provided so as to overlap each other in a fluid flow direction, the first heat exchanger and the first heat exchanger. The two heat exchangers each have a core that exchanges heat between fluids flowing inside and outside, and a pair of tanks that guide the fluid into the core, and project from the tanks of the second heat exchanger, respectively. A pair of rails, an assembly part formed on the tank of the first heat exchanger, the assembly part being slidably assembled in the longitudinal direction of the tank, and a pair for regulating displacement of the rail with respect to the assembly part And an assembling structure for the heat exchanger.
上記態様によれば、第1熱交換器の組み付け部に第2熱交換器のレールを係合させることにより、第1熱交換器に対する第2熱交換器の位置を合わせる作業が容易に行われる。そして、規制部を介してレールの変位を規制することにより、第1熱交換器に第2熱交換器を取り付ける作業が容易に行われる。 According to the said aspect, the operation | work which aligns the position of the 2nd heat exchanger with respect to a 1st heat exchanger is easily performed by engaging the rail of a 2nd heat exchanger with the assembly part of a 1st heat exchanger. . And the operation | work which attaches a 2nd heat exchanger to a 1st heat exchanger is easily performed by controlling the displacement of a rail via a control part.
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1は、本実施形態に係る熱交換装置1を斜め前方から見た斜視図である。熱交換装置1は、車両(図示省略)のエンジンルーム(図示省略)においてエンジン(図示省略)の前方に配置される第1熱交換器10と、第1熱交換器10の前方に配置される第2熱交換器50と、を備える。なお、車両の前後方向を単に前後方向と称し、車幅方向を左右方向と称して説明する。
FIG. 1 is a perspective view of a
車両には、第2熱交換器50の前方に車両走行風を取り入れる開口部(図示省略)が設けられる。第1熱交換器10の後方には、ファンシュラウド2が設けられる。ファンシュラウド2の取り付け座2aには、ファン(図示省略)を駆動するモータ(図示省略)が取り付けられる。
The vehicle is provided with an opening (not shown) for taking in the vehicle traveling wind in front of the
熱交換装置1では、図1に矢印Aで示すように、車両走行風又はファンによって送られる冷却空気が、第2熱交換器50、第1熱交換器10を順に流通する。つまり、第1熱交換器10と第2熱交換器50とは、それぞれを流通する冷却空気の流れ方向(前後方向)に並ぶように重ねて設けられる。
In the
第1熱交換器10は、エンジンのラジエータである。第1熱交換器10には、エンジンの冷却サイクル(図示省略)を循環する媒体(エンジン冷却液、流体)が流通する。
The
第1熱交換器10は、中央部に設けられるコア12と、コア12の両端に設けられる対のタンク11、13と、を備える。
The
金属製のコア12は、媒体が流れる複数のチューブ14と、チューブ14と交互に並ぶように積層される複数のフィン(図示省略)と、フィンより積層方向について外側に設けられる上下のレインフォース15と、各チューブ14及び上下のレインフォース15の両端部がそれぞれ結合される一対のプレート16と、を備える。コア12は、これらの各部材が互いに接合されて一体化したものである。プレート16は、各チューブ14がそれぞれ差し込まれる複数の孔17を有する。チューブ14の内部には、媒体が冷却空気と熱交換をしつつ流れる熱交換流路が形成される。なお、図1では、便宜上、一部のチューブ14のみが図示されている。
The
樹脂製のタンク11、13は、有底半筒状に形成され、その開口端が金属製のプレート16に固定される。なお、タンク11、13は、樹脂材に限らず、金属材で形成されてもよい。
The
エンジンの運転時に、第1熱交換器10では、エンジンから送られる媒体が配管(図示省略)及びインレット13aを通じてタンク13に流入する。タンク13内の媒体は、コア12を循環して冷却空気に放熱した後に、タンク11に流入する。タンク11内の媒体は、アウトレット11a(図4参照)及び配管(図示省略)を通じてエンジンのウォータジャケットに戻され、エンジンを冷却する。
During the operation of the engine, in the
第2熱交換器50は、車両の空調装置(図示省略)に設けられる室外熱交換器(コンデンサ)である。第2熱交換器50には、空調装置の冷却サイクルを循環する媒体(流体)が流通する。
The
第2熱交換器50は、中央部に設けられるコア52と、コア52の両端に設けられる対のタンク51、53と、を備える。
The
金属製のコア52は、媒体が流れる複数のチューブ54と、チューブ54と交互に並ぶように積層される複数のフィン(図示省略)と、フィンより積層方向について外側に設けられる上下のレインフォース55と、各チューブ54及び上下のレインフォース55の両端部がそれぞれ結合される一対のプレート56と、を備える。コア52は、これらの各部材が互いに接合されて一体化したものである。プレート56は、各チューブ54がそれぞれ差し込まれる複数の孔57を有する。チューブ54の内部には、媒体が冷却空気と熱交換をしつつ流れる熱交換流路が形成される。なお、図1には、便宜上、一部のチューブ54のみが図示されている。
The
樹脂製のタンク51、53は、有底半筒状に形成され、その開口端が金属製のプレート56に固定される。なお、タンク51、53は、樹脂材に限らず、金属材で形成されてもよい。
The
空調装置の冷房運転時に、第2熱交換器50では、圧縮機(図示省略)から送られる媒体が配管(図示省略)及びインレット51aを通じてタンク51に流入する。タンク51の媒体は、コア12を循環して冷却空気に放熱した後に、タンク53に流入する。タンク53の媒体は、アウトレット53a及び配管(図示省略)を通じてエバポレータ(図示省略)に送られ、車室内に送られる空気を冷却する。
During the cooling operation of the air conditioner, in the
次に、第1熱交換器10が車体に支持される構造について説明する。
Next, a structure in which the
車両の走行風を取り入れる開口部には、枠状のラジエータサポート(図示省略)が設けられる。第1熱交換器10は、ラジエータサポートを介して車体(図示省略)に取り付けられる。第1熱交換器10は、左右のタンク11、13は、それぞれの下端部から突出するピン11b、13bを有する。タンク11、13は、ピン11b、13bがマウント部材(図示省略)を介してラジエータサポートの孔(図示省略)に挿入されることで、ピン11b、13bを介してラジエータサポートに支持される。
A frame-like radiator support (not shown) is provided in the opening for taking in the traveling wind of the vehicle. The
第1熱交換器10の後部には、ファンシュラウド2が連結される。右のタンク13は、ファンシュラウド2を支持する複数(2つ)のブラケット13dと、ファンシュラウド2が締結される取り付け座13fと、を有する。図2に示すように、左のタンク11は、ファンシュラウド2を支持する複数(2つ)ブラケット11dと、ファンシュラウド2が締結される取り付け座11fと、を有する。
A
次に、第2熱交換器50が第1熱交換器10に支持される構造について説明する。
Next, a structure in which the
図2は、第1熱交換器10及び第2熱交換器50を左方向から見た側面図である。図3は、タンク11、13、51、53の断面図である。熱交換装置1は、第2熱交換器50のタンク51、53からそれぞれ突出するレール58、59と、第1熱交換器10のタンク11、13からそれぞれ突出する組み付け部60、70と、組み付け部60、70に対するレール58、59の摺動を規制(係止)する規制部81(図2参照)及び規制部82(図1参照)と、を備える。なお、レール58、59は、タンク51、53と一体に形成されるが、これに限らず、タンク51、53と別体に形成されてもよい。
FIG. 2 is a side view of the
図4は、第1熱交換器10に第2熱交換器50を組み付ける様子を示す斜視図である。なお、図4には、便宜上、チューブ14、チューブ54が図示されていない。第1熱交換器10に第2熱交換器50を取り付ける際に、第2熱交換器50を図4に矢印Bで示すように第1熱交換器10の下方から上昇させる。このときに、レール58が組み付け部60に差し込まれるとともに、レール59が図5に矢印Dで示すように組み付け部70に差し込まれる。その後、規制部81、82のクリップ80がタンク11、13にそれぞれ組み付けられ、レール58、59の摺動が規制される。こうして、第2熱交換器50は、第1熱交換器10の所定位置に支持される。
FIG. 4 is a perspective view showing how the
図3に示すように、左右のレール58、59は、互いに対向するL字形の断面形状を有する。左のレール58は、タンク51の背面51b(後面)から平板状に突出するレール突出部58aと、レール突出部58aから曲折して背面51bと略平行に延在するレール曲折部58bと、を有する。同様に、右のレール59は、タンク53の背面53b(後面)から平板状に突出するレール突出部59aと、レール突出部58aから曲折して背面51bと略平行に延在するレール曲折部59bと、を有する。レール58、59は、タンク51、53にそれぞれ一体に形成されるが、これに限らず、タンク51、53とは別体に形成されてもよい。
As shown in FIG. 3, the left and
次に、右のレール59が組み付け部70及び規制部82のクリップ80を介してタンク13に支持される構造について説明する。
Next, a structure in which the
図4、図5に示すように、右のタンク13の正面13h(前面)から突出する組み付け部70は、レール59の外側(右側)に配置される複数(2つ)の外側ガイド71、72と、レール59の内側(左側)に配置される複数(2つ)の内側ガイド73、74と、を有する。レール59は、外側ガイド71、72と内側ガイド73、74との間に挟持されることにより、左右方向の変位が規制される。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
下の外側ガイド72は、L字形の断面形状に形成され、タンク13の正面13hから平板状に突出するガイド突出部72aと、ガイド突出部72aから曲折してタンク13の正面13hと略平行に延在するガイド曲折部72bと、を有する。レール59は、レール曲折部59bが外側ガイド72のガイド曲折部とタンク13の正面13hとの間に挟持されることにより、前後方向の変位が規制される。
The lower
上の外側ガイド71は、L字形の断面形状に形成され、ガイド突出部71a及びガイド曲折部71bを有するとともに、ガイド上片部71cを有する。これにより、レール59は、レール曲折部59bが外側ガイド71のガイド曲折部71bとタンク13の正面13hとの間に挟持されることにより、前後方向の変位が規制される。そして、レール59は、その先端59cが外側ガイド71のガイド上片部71cに当接することにより、上方向の変位が規制される。
The upper
規制部82には、クリップ80を支持する部位として、タンク13の正面13hから突出する突起状のホルダ部75(規制部)が設けられる。複数(4つ)のホルダ部75は、互いに対向して、組み付け時にレール59が組み付け部70に差し込まれる経路を挟むように配置される。
The restricting
クリップ80は、U字形に湾曲したバネ板状に形成され、左右に突出する一対の爪状の突起80aを有する。クリップ80は、湾曲した部位が弾性変形して左右方向に拡縮することで、4つのホルダ部75の間に装着される。クリップ80は、左右に並ぶホルダ部75の間に挟持されることにより、左右方向の変位が規制される。そして、クリップ80は、一対の突起80aが上下に並ぶホルダ部75の間に介在することにより、上下方向の変位が規制される。さらに、クリップ80は、タンク13の正面13hとタンク53の背面との間に挟持されることにより、前後方向の変位が規制される。こうして、クリップ80は、タンク13とタンク53との間に固定される。
The
レール59は、その基端59dが規制部82のクリップ80の上端に当接することにより、下方向の変位が規制される。
The
こうして、第1熱交換器10に第2熱交換器50が支持された状態において、レール59は、外側ガイド71、72と、内側ガイド73、74と、クリップ80とに係合することによって全方向の変位が規制される。
Thus, in a state where the
次に、左のレール58が組み付け部60及び規制部81のクリップ80を介してタンク11に支持される構造について説明する。
Next, a structure in which the
図4に示すように、左のタンク11の正面11h(前面)から突出する組み付け部60は、レール58の外側(左側)に配置される複数(3つ)の外側ガイド61、62、63を有する。左のタンク11には、レール58の内側(右側)に配置される内側ガイドが設けられない。これにより、レール58は、組み付け部60によって左右方向について所定の範囲内で摺動自在に支持される。
As shown in FIG. 4, the
中程の外側ガイド62及び下の外側ガイド63は、L字形の断面形状に形成され、ガイド突出部62a、63a及びガイド曲折部62b、63bを有する。レール58は、レール曲折部58bが外側ガイド62、63のガイド曲折部とタンク11の正面11hとの間に挟持されることにより、前後方向の変位が規制される。
The middle
上の外側ガイド61は、L字形の断面形状に形成され、ガイド突出部61a及びガイド曲折部61bを有するとともに、ガイド上片部61cを有する。これにより、レール58は、レール曲折部58bが外側ガイド61のガイド曲折部61bとタンク11の正面11hとの間に挟持されることにより、前後方向の変位が規制される。そして、レール58は、その先端58cが外側ガイド61のガイド上片部61cに当接することにより、上方向の変位が規制される。
The upper
規制部81には、クリップ80を支持する部位として、タンク11の正面11hから突出する複数(4つ)のホルダ部65(突起)が設けられる。複数のホルダ部65は、互いに対向して、組み付け時にレール58が組み付け部60に差し込まれる経路を挟むように配置される。
The
U字状のクリップ80は、弾性変形して対向するホルダ部65の間に装着されると、ホルダ部65に挟持されることによって左右方向及び上下方向の変位が規制される。そして、クリップ80は、タンク11の正面11hとタンク51の背面との間に挟持されることにより、前後方向の変位が規制される。こうして、クリップ80は、タンク11とタンク51との間に固定される。
When the
レール58は、その基端58d(図2参照)がクリップ80に当接することにより、下方向の変位が規制される。
The
こうして、第1熱交換器10に第2熱交換器50が支持された状態において、レール58は、外側ガイド61、62と、クリップ80とに係合することによって前後方向及び上下方向の変位が規制され、左右方向の変位が許容される。熱交換装置1の作動時に、レール58が左右方向に変位することにより、第1熱交換器10に対する第2熱交換器50の熱膨張差が吸収される。
Thus, in a state in which the
次に、本実施形態の効果について説明する。 Next, the effect of this embodiment will be described.
本実施形態によれば、熱交換装置1は、第2熱交換器50のタンク51、53から突出する対のレール58、59と、第1熱交換器10のタンク11、13に形成されて対のレール58、59をタンク11、13、51、53の長手方向について摺動自在に支持する組み付け部60、70と、組み付け部60、70に対するレール58、59の変位を規制する対の規制部81、82と、を備える構成とした。
According to the present embodiment, the
上記構成に基づき、第1熱交換器10の組み付け部60、70に第2熱交換器50のレール58、59を係合させることにより、第1熱交換器10のタンク11、13に対する第2熱交換器50のタンク51、53の位置を合わせる作業が容易にかつ速やかに行われる。そして、規制部81、82を介して組み付け部60、70に対するレール58、59の変位が規制されることにより、第1熱交換器10に第2熱交換器50を取り付ける作業が容易に行われる。これにより、熱交換装置1は、組み立て時間が削減されることで、製品のコストダウンが図れる。又、車両の整備時に、第2熱交換器50を交換する作業が容易に行われる。
Based on the above configuration, the
又、本実施形態によれば、レール58、59は、第1熱交換器10のタンク11、13と第2熱交換器50のタンク51、53との間に延在する板状に形成される構成とした。
Further, according to the present embodiment, the
上記構成に基づき、レール58、59は、第1熱交換器10のタンク11、13と第2熱交換器50のタンク51、53との間に設けられる間隙を塞ぎ、第2熱交換器50のコア52を通過した冷却空気を第1熱交換器10のコア12に導く。これにより、車両の走行停止時などにおいて、エンジンルームの高温空気がタンク11、51の間又はタンク13、53の間を通って第1熱交換器10のコア12に流入する、吹き返しが防止される。これによって、第2熱交換器50及び第1熱交換器10の温度上昇が抑えられ、エアコンの冷却効率の悪化を防止するとともに、エンジンの冷却効率の悪化が防止される。
Based on the above configuration, the
よって、熱交換装置1には、吹き返しを防止する対策として、タンク11、51の間又はタンク13、53の間に樹脂製のシール材などを介装する必要がない。これにより、熱交換装置1は、構造の簡素化が図れ、耐久性が高められる。
Therefore, it is not necessary for the
又、本実施形態によれば、一方の組み付け部70は、レール59を左右方向(コア12の長手方向)について挟持する外側ガイド71、72及び内側ガイド73、74を有する。そして、他方の組み付け部60は、レール58を左右方向(コア12の長手方向)について摺動自在に支持する構成とした。
Further, according to the present embodiment, one
上記構成に基づき、第1熱交換器10と第2熱交換器50との間に生じる熱膨張差は、組み付け部60、70に対してレール58、59がそれぞれ上下方向に変位することで吸収される。そして、組み付け部60に対してレール58が左右方向に変位することで吸収される。これにより、熱交換装置1は、第1熱交換器10と第2熱交換器50との結合部に生じる応力が低減され、第2熱交換器50の取り付け強度が確保される。
Based on the above configuration, the difference in thermal expansion between the
この結果、熱交換装置1は、第1熱交換器10と第2熱交換器50との間に熱膨張差を吸収するゴム製のマウント部材などを介装する必要がない。これにより、熱交換装置1は、構造の簡素化が図れ、耐久性が高められる。
As a result, the
又、本実施形態によれば、外側ガイド61、62、63、71、72は、L字形に連続して延在する断面形状を有する構成とした。 Further, according to the present embodiment, the outer guides 61, 62, 63, 71, 72 are configured to have a cross-sectional shape that continuously extends in an L shape.
上記構成に基づき、外側ガイド61、62、63、71、72は、レール58、59に係合することで、吹き返しを防止する効果を高められる。
Based on the above configuration, the outer guides 61, 62, 63, 71, 72 are engaged with the
なお、上述した構成に限らず、内側ガイド73、74が、L字形に連続して延在する断面形状を有する構成としてもよい。 In addition, not only the structure mentioned above but the inner side guides 73 and 74 are good also as a structure which has the cross-sectional shape extended continuously in L shape.
又、本実施形態によれば、第1熱交換器10及び第2熱交換器50は、車両のエンジンルームに収容される。レール58、59は、上昇して組み付け部60、70に係合する構成とした。
Moreover, according to this embodiment, the
上記構成に基づき、第2熱交換器50はエンジンルームの下方から第1熱交換器10に組み付けられる。これにより、第1熱交換器10の上方に設けられる部品(図示省略)を取り外す必要がなく、第2熱交換器50を交換する作業が容易に行える。
Based on the above configuration, the
又、本実施形態によれば、熱交換装置1は、組み付け部60、70に対するレール58、59の変位を規制する規制部81、82として、レール58、59の基端58d、59dにそれぞれ当接するクリップ80を備える構成とした。
Further, according to the present embodiment, the
上記構成に基づき、組み付け部60、70にレール58、59が係合された後に、クリップ80が組み付けられることで、第1熱交換器10のタンク11、13に対して第2熱交換器50のタンク51、53がそれぞれ固定される。これにより、熱交換装置1は、第1熱交換器10に第2熱交換器50を締結するボルトなどが不要になり、第1熱交換器10に第2熱交換器50を取り付ける作業が容易に行われる。
Based on the above configuration, after the
又、本実施形態によれば、熱交換装置1は、組み付け部60、70に対するレール58、59の変位を規制する規制部81、82として、第1熱交換器10のタンク11、13から突出してクリップ80を挟持するホルダ部65、75を備え、クリップ80が第1熱交換器10のタンク11、13と第2熱交換器50のタンク51、53との間に挟持される構成とした。
Further, according to the present embodiment, the
上記構成に基づき、クリップ80は、ホルダ部65、75、第1熱交換器10のタンク11、13、及び第2熱交換器50のタンク51、53に囲まれることで所定位置に保持される。このため、ホルダ部65、75は、クリップ80を囲む枠状に形成する必要がないので、小型化が図れる。これにより、熱交換装置1は、ホルダ部65、75、クリップ80の介装スペースによって第1熱交換器10と第2熱交換器50との間隔が大きくなることが抑えられ、第1熱交換器10及び第2熱交換器50エンジンルームの限られたスペースに介装することができる。
Based on the above configuration, the
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。 The embodiment of the present invention has been described above. However, the above embodiment only shows a part of application examples of the present invention, and the technical scope of the present invention is limited to the specific configuration of the above embodiment. Absent.
例えば、上記実施形態では、冷却空気の流れ方向について第1熱交換器10の上流側に第2熱交換器50が設けられる構成に限らず、第2熱交換器50の上流側に第1熱交換器10が設けられる構成であってもよい。
For example, in the said embodiment, it is not restricted to the structure by which the
本発明は、ラジエータ、空調用の室外熱交換器に限らず、車両に使用されるオイルクーラ、インタクーラなどの熱交換器にも適用できる。又、車両以外に使用される熱交換器にも適用できる。 The present invention is applicable not only to radiators and outdoor heat exchangers for air conditioning, but also to heat exchangers such as oil coolers and intercoolers used in vehicles. Moreover, it is applicable also to the heat exchanger used other than a vehicle.
10 第1熱交換器
11、51 タンク
12、52 コア
50 第2熱交換器
58、59 レール
58d、59d レールの基端
60、70 組み付け部
65、75 ホルダ部
61、62、63、71、72 外側ガイド
73、74 内側ガイド
80 クリップ
81、82 規制部
10
Claims (6)
前記第1熱交換器及び前記第2熱交換器は、
内外を流通する流体どうしが熱交換をするコアと、
前記コア内に流体を導く対のタンクと、をそれぞれ有し、
前記第2熱交換器のタンクからそれぞれ突出する対のレールと、
前記第1熱交換器のタンクにそれぞれ形成され、前記レールを当該タンクの長手方向に摺動自在に組み付けられる組み付け部と、
前記組み付け部に対する前記レールの変位を規制する対の規制部と、を備えることを特徴とする熱交換器の組み付け構造。 A heat exchanger assembly structure in which the first heat exchanger and the second heat exchanger are provided to overlap in the fluid flow direction,
The first heat exchanger and the second heat exchanger are:
A core that exchanges heat between fluids flowing inside and outside,
Each having a pair of tanks for directing fluid into the core;
A pair of rails respectively protruding from the tank of the second heat exchanger;
An assembly part formed on each tank of the first heat exchanger, the rail being assembled in a slidable manner in the longitudinal direction of the tank;
An assembly structure of a heat exchanger, comprising: a pair of regulating portions that regulate displacement of the rail with respect to the assembled portion.
前記レールは、前記第1熱交換器のタンクと前記第2熱交換器のタンクとの間に延在する板状に形成されることを特徴とする熱交換器の組み付け構造。 The heat exchanger assembly structure according to claim 1,
The assembly structure of the heat exchanger, wherein the rail is formed in a plate shape extending between the tank of the first heat exchanger and the tank of the second heat exchanger.
前記組み付け部の少なくとも一方は、前記レールを前記コアの長手方向に挟持する外側ガイド及び内側ガイドを有することを特徴とする熱交換器の組み付け構造。 An assembly structure of a heat exchanger according to claim 1 or 2,
At least one of the assembly parts includes an outer guide and an inner guide that sandwich the rail in the longitudinal direction of the core.
前記外側ガイド及び前記内側ガイドの少なくとも一方は、L字形に連続して延在することを特徴とする熱交換器の組み付け構造。 The heat exchanger assembly structure according to claim 3,
The heat exchanger assembly structure, wherein at least one of the outer guide and the inner guide continuously extends in an L shape.
前記規制部は、前記レールの基端に当接するクリップを備えることを特徴とする熱交換器の組み付け構造。 An assembly structure of a heat exchanger according to any one of claims 1 to 4,
The heat exchanger assembly structure, wherein the restriction portion includes a clip that abuts on a base end of the rail.
前記規制部は、
前記第1熱交換器のタンクから突出して前記クリップを挟持するホルダ部をさらに備え、
前記クリップは前記第1熱交換器のタンクと前記第2熱交換器のタンクとの間に挟持されることを特徴とする熱交換器の組み付け構造。 The heat exchanger assembly structure according to claim 5,
The regulation part is
A holder portion that protrudes from the tank of the first heat exchanger and holds the clip;
The assembly structure of a heat exchanger, wherein the clip is sandwiched between a tank of the first heat exchanger and a tank of the second heat exchanger.
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