JP2018015450A - 骨伝導スピーカ内蔵枕及び骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置 - Google Patents

骨伝導スピーカ内蔵枕及び骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザが良好な寝心地が得られる骨伝導スピーカ内蔵枕を提供する。【解決手段】 骨伝導スピーカ内蔵枕10は、板状のベース部材1と、エラスティックポリマー材料の部材であり、柱状であり、ベース部材1上に互いに間隔を開けて設けられた複数の第一柱状部材2及び第二柱状部材3と、複数の第二柱状部材3に凹んで形成された収納凹部3aに設けられた骨伝導スピーカ4と、を有する。骨伝導スピーカ4の上端は、第二柱状部材3の上面よりも下方に位置している。【選択図】 図3

Description

本発明は、骨伝導スピーカ内蔵枕及び骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置に関する。
従来から特許文献1に示されるように、低反発ウレタンフォームで形成されたクッション体に骨伝導スピーカが内蔵された骨伝導スピーカ内蔵枕がある。この骨伝導スピーカ内蔵枕は、クッション体の上面に凹陥部を形成し、この凹陥部に不織布を配置し、この不織布の上面に骨伝導スピーカが配置されている。この不織布によって、骨伝導スピーカから発せられた振動に起因する空気伝播音が減衰され、空気伝播音の発生が抑制されるようになっている。
特開2006−197257号公報
特許文献1に示される骨伝導スピーカ内蔵枕では、骨伝導スピーカが不織布の上面に配置されているため、骨伝導スピーカがユーザの頭部に直接当たり、ユーザが不快に感じ、ユーザが良好な寝心地を得られない。また、不織布はクッション体と比べて柔軟性が無いことから、ユーザが頭部を骨伝導スピーカ内蔵枕にのせた場合に、骨伝導スピーカ内蔵枕がユーザの頭部にフィットしないため、ユーザが良好な寝心地を得られない。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたもので、ユーザが良好な寝心地が得られる骨伝導スピーカ内蔵枕を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る骨伝導スピーカ内蔵枕の発明は、ユーザの頭部を支える枕に、前記ユーザの前記頭部に当接されて、振動を前記頭部の骨から前記ユーザの聴神経に伝える骨伝導スピーカが内蔵された骨伝導スピーカ内蔵枕であって、板状のベース部材と、エラスティックポリマー材料の部材であり、柱状であり、前記ベース部材上に互いに間隔を開けて設けられた複数の柱状部材と、複数の前記柱状部材の全部又は一部の上部に凹んで形成された収納凹部に設けられた一又は複数の前記骨伝導スピーカと、を有する。
このように、骨伝導スピーカは、複数の柱状部材の全部又は一部の上部に凹んで形成された収納凹部に設けられている。これにより、ユーザが頭部を骨伝導スピーカ内蔵枕にのせた場合に、ユーザの頭部が、骨伝導スピーカが設けられている柱状部材の上面で支えられる。このため、ユーザの頭部が強く骨伝導スピーカに当接することが抑制され、ユーザの不快感が抑制される。よって、良好な寝心地が得られる骨伝導スピーカ内蔵枕を提供することができる。
本実施形態の骨伝導スピーカ内蔵枕の斜視図である。 カバーを取り外した状態の本実施形態の骨伝導スピーカ内蔵枕の斜視図である。 本実施形態の骨伝導スピーカ内蔵枕の側面図である。 第二柱状部材の斜視図である。 図4のI−I断面図であり、第二柱状部材の断面図である。 骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置の説明図である。 時間と、人の睡眠深さとの関係を表した睡眠リズムの説明図である。 「睡眠処理」のフローチャートである。 「睡眠処理」のフローチャートである。 「仮眠処理」のフローチャートである。 「仮眠処理」のフローチャートである。 別の実施形態の骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置の説明図である。 別の実施形態の第二柱状部材の斜視図である。 別の実施形態の第二柱状部材の斜視図である。 別の実施形態の第二柱状部材の斜視図である。 別の実施形態の第二柱状部材の斜視図である。 別の実施形態の第二柱状部材の斜視図である。
(骨伝導スピーカ内蔵枕の説明)
以下に、図1〜図5を用いて、本実施形態に係る骨伝導スピーカ内蔵枕10について説明する。図1〜図3に示すように、本実施形態の骨伝導スピーカ内蔵枕10は、ベース部材1、複数の第一柱状部材2、複数の第二柱状部材3、複数の骨伝導スピーカ4、カバー5、配線集合部6、及び外部入力ケーブル7を有している。骨伝導スピーカ内蔵枕10は、ユーザuの頭部を支えるものである。ベース部材1は、板状である。ベース部材1は、エラスティックポリマー材料の部材であり、本実施形態では、発泡ウレタンエラスティックポリマー材料の部材である。なお、エラスティックポリマー材料とは、弾性を有するポリマー材料の総称である。
第一柱状部材2及び第二柱状部材3は、弾性を有するエラスティックポリマー材料の部材であり、円柱形状である。第一柱状部材2及び第二柱状部材3は、本実施形態では、スチレン系ベースポリマーにオイルを含有させたエラスティックポリマー材料の部材であり、スチレン系、ウレタン系、及びエチレン系から選択されたエラスティックポリマー材料の部材である。図2に示すように、複数の第二柱状部材3は、ベース部材1上の中央部分に、互いに間隔を開けて設けられている。複数の第一柱状部材2は、ベース部材1上の複数の第二柱状部材3が設けられている部分よりも外周側に、つまり、ベース部材1上の外周部分に、互いに間隔を開けて設けられている。なお、隣接する第一柱状部材2と第二柱状部材3は、互いに間隔があいている。
なお、第一柱状部材2及び第二柱状部材3の上端面から下方に作用する荷重が大きくなるに従って、第一柱状部材2及び第二柱状部材3が下方に圧縮されるように変形し、第一柱状部材2及び第二柱状部材3の上端面は受圧面積がより大きくなる。なお、隣接する第一柱状部材2の間隔、隣接する第二柱状部材3の間隔、及び隣接する第一柱状部材2と第二柱状部材3との間隔は以下のとおりである。つまり、この間隔は、第一柱状部材2や第二柱状部材3の上端面に小さい荷重が下方に作用した場合に、隣接する第一柱状部材2や第二柱状部材3の上端面同士が接触しないが、第一柱状部材2や第二柱状部材3の上端面に大きい荷重が下方に作用した場合に、隣接する第一柱状部材2や第二柱状部材3上端面同士が接触するように設定された間隔である。これにより、第一柱状部材2や第二柱状部材3の上端面に小さい荷重が下方に作用した場合に、隣接する第一柱状部材2や第二柱状部材3上端面同士が接触しないので、第一柱状部材2や第二柱状部材3が柔軟に下方に圧縮されて、第一柱状部材2や第二柱状部材3の上端面が沈み込む。一方で、第一柱状部材2や第二柱状部材3の上端面に大きい荷重が下方に作用した場合に、隣接する第一柱状部材2や第二柱状部材3上端面同士が接触して、第一柱状部材2や第二柱状部材3の上端面の下方への沈み込みが抑制される。このため、ユーザuが頭部を骨伝導スピーカ内蔵枕10にのせた場合に、ユーザuが頭部を支えている第一柱状部材2や第二柱状部材3の沈み込み量が平均化される。この結果、ユーザuの骨伝導スピーカ内蔵枕10の使用感が快適なものとなる。
第一柱状部材2及び第二柱状部材3は、両面テープや、接着剤、或いは、溶着によって、ベース部材1上に取り付けられている。或いは、ベース部材1上に、取付用の凹部を凹ませて形成し、この取付用の凹部に第一柱状部材2及び第二柱状部材3を挿入して、第一柱状部材2や第二柱状部材3をベース部材1に取り付けてもよい。なお、ベース部材1の硬度は、第一柱状部材2及び第二柱状部材3の硬度よりも大きくなっている。これにより、第一柱状部材2及び第二柱状部材3の上面が下方への荷重を受けた場合に、ベース部材1と第一柱状部材2及び第二柱状部材3との取付部分の変形が抑制される。このため、ユーザuが、骨伝導スピーカ内蔵枕10に頭をのせた際に、第一柱状部材2及び第二柱状部材3がベース部材1に対して傾くことが抑制される。この結果、第一柱状部材2及び第二柱状部材3が上下方向に確実に圧縮されて、骨伝導スピーカ内蔵枕10がユーザuの頭部にフィットする。
図4に示すように、第二柱状部材3の上面には、扁平な円柱形状空間である収納凹部3aが凹んで形成されている。収納凹部3aは、底面3a1と周壁3a2とを有する。第二柱状部材3の側面には、第二柱状部材3の軸線方向(上下方向)に沿って信号線用凹部3bが凹んで形成されている。収納凹部3aと信号線用凹部3bとは、互いに連通している。
図3において、紙面左方向を骨伝導スピーカ内蔵枕10の前方、紙面右方向を骨伝導スピーカ内蔵枕10の後方とする。図3に示すように、骨伝導スピーカ内蔵枕10は、前方から後方に順に、第一突部10a、凹部10c、第二突部10bが形成されている。第二突部10bの方が、第一突部10aよりも高さが高い。凹部10cは、第一突部10a及び第二突部10bよりも高さが低い。各第一柱状部材2及び各第二柱状部材3の上面は、骨伝導スピーカ内蔵枕10の上面の形状に沿って形成されている。ユーザuが頭部を骨伝導スピーカ内蔵枕10にのせると、頭部が凹部10cによって支えられ、ユーザuの首部が第一突部10aによって支えられ、ユーザuの後頭部が第二突部10bによって支えられる。このようにして、骨伝導スピーカ内蔵枕10は、ユーザuの首部から後頭部にかけてフィットする。
骨伝導スピーカ4は、収納凹部3aの底面3a1に設けられ、収納凹部3aに収納されている。骨伝導スピーカ4は、ユーザuの頭部と当接されて、ユーザuの頭部の骨に振動を付与することにより、この振動をユーザuの頭部の骨からユーザuの内耳にある聴神経に伝えて、ユーザuに音を聞き取らせるものである。図5に示すように、骨伝導スピーカ4は、振動発生部4a、信号線4b、及び振動体4cを有している。振動発生部4aは、音声信号の入力により、音声信号を振動に変換する。振動体4cは、振動発生部4aの上方に振動発生部4aと接続して設けられ、振動発生部4aによって発生された振動が伝達される。振動発生部4aによって発生した振動が振動体4cを介して、ユーザuの頭部の骨に伝達されて、ユーザuは音を聞くことができる。なお、振動発生部4aは、コイルとマグネットとから構成されたタイプや、圧電素子により構成されたタイプが含まれる。
図5に示すように、骨伝導スピーカ4の上端は、骨伝導スピーカ4が設けられている第二柱状部材3の上面よりも、所定寸法d(数mm)下方に位置している。ユーザuが頭部を骨伝導スピーカ内蔵枕10にのせると、第二柱状部材3の上部が圧縮されて沈みこみ、ユーザuの頭部がカバー5を介して骨伝導スピーカ4の振動体4cに接触する。このように、骨伝導スピーカ4の上端と第二柱状部材3の上面は離間しているので、ユーザuが頭部を骨伝導スピーカ内蔵枕10にのせた場合に、第二柱状部材3によってユーザuの頭部が支えられる。このため、骨伝導スピーカ4が、収納凹部が形成されていない第一柱状部材2の上端面に取り付けられている構成と比較して、ユーザuの頭部が骨伝導スピーカ4の振動体4cによって押し当てられる圧力が小さくなる。よって、骨伝導スピーカ4の振動体4cがユーザuの頭部に強く押し当てられることによるユーザuの圧迫感が低減される。
骨伝導スピーカ4は、収納凹部3aに収納されている。これにより、骨伝導スピーカ4が発生させた振動が、収納凹部3aの周壁3a2で減衰される。このため、骨伝導スピーカ4が発生させた振動に起因して発生する音が、収納凹部3aの外部に漏洩することが抑制される。
図5に示すように、振動発生部4aには、信号線4bの一端が接続している。信号線4bの他端は、配線集合部6(図2示)に接続している。信号線4bは、信号線用凹部3bに収納されている。外部入力ケーブル7は、入力コネクタ7aと、この入力コネクタ7aに接続したケーブル7bとから構成され、入力コネクタ7aが音声信号を出力する外部機器の出力端子に着脱可能に接続し、外部機器から音声信号が入力されるものである。配線集合部6は、複数の第二柱状部材3の振動発生部4aに接続している信号線4bと、外部入力ケーブル7のケーブル7bとを接続するものである。入力コネクタ7aに入力された音声信号(電気信号)は、ケーブル7b及び配線集合部6を介して、各振動発生部4aに出力される。
カバー5は、伸縮性のある布で構成され、ベース部材1、第一柱状部材2、第二柱状部材3(骨伝導スピーカ4を含む)、及び配線集合部6を覆っている。
(骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置)
以下に、図6を用いて、本実施形態の骨伝導スピーカ内蔵枕10を備えた、骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置100の構成について説明する。本実施形態の骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置100は、骨伝導スピーカ内蔵枕10、ベッド50、生体情報検出センサ53、振動発生装置54、操作部57、及び制御部60を有している。骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置100は、ユーザuが睡眠をとるためのものである。
ベッド50は、マット51及びベッドフレーム52から構成されている。ベッドフレーム52は、本体部52a、脚部52b、及びベッドボード52cとから構成されている。本体部52aは、四角枠形状のサイドフレーム52dの上部に、床板52eが取り付けられた構造である。脚部52bは、柱形状であり、サイドフレーム52dの四隅の下端に取り付けられている。ベッドボード52cは、板形状であり、サイドフレーム52dの長手方向の一端に取り付けられている。
マット51(ユーザ支持部)は、サイドフレーム52dの床板52e上に載置されている。マット51は、横臥したユーザuの身体を支持して、ユーザuが睡眠時にその上面に横臥して睡眠するものである。マット51上のベッドボード52c側の端部には、骨伝導スピーカ内蔵枕10が載置されて設けられている。
生体情報検出センサ53(生体情報検出部)は、ユーザuの生体情報、つまり、ユーザuの体動、ユーザuの脈拍、ユーザuの呼吸等の少なくとも1つの情報である生体情報を検出するセンサである。生体情報検出センサ53は、本実施形態では、マット51内に設けられている。なお、生体情報検出センサ53のうち、ユーザuの体動を検出するセンサが、ベッド50が載置される床fと脚部52bとの間、或いは、本体部52aや脚部52bに設けられた歪みセンサや荷重センサであっても差し支え無い。
振動発生装置54は、マット51内に設けられ、音声信号の入力により振動を発生させ、ユーザuの身体に振動を付与する装置である。振動発生装置54は、コイルとマグネットとから構成されたタイプや、圧電素子により構成されたタイプが含まれる。振動発生装置54に、後述する入眠促進用信号が入力されると、振動発生装置54が振動し、ユーザuの入眠が促される。また、振動発生装置54に、後述する覚醒用信号が入力されると、振動発生装置54が振動し、ユーザuの覚醒が促される。
操作部57は、制御部60と有線又は無線の通信方式により接続され、ユーザuの入力操作を受け付けるものである。ユーザuは、操作部57を操作することにより、ユーザuが覚醒すべき起床時刻を設定することができる。
制御部60は、骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置100を統括制御するものである。制御部60は、生体情報取得部60a、睡眠深さ演算部60b、睡眠判断部60c、起床時刻到達判断部60d、音源取得部60e、音源記憶部60f、音源出力部60gを有している。
生体情報取得部60aは、生体情報検出センサ53と無線又は有線の通信方式により接続し、生体情報検出センサ53から生体情報を取得する。
睡眠深さ演算部60bは、生体情報取得部60aが取得した生体情報に基づいて、ユーザuの睡眠深さを演算する。例えば、生体情報がユーザuの体動である場合には、睡眠深さ演算部60bは、単位時間当たりのユーザuの体動が少ない程、ユーザuが深い睡眠状態にあると演算する。なお、ユーザuの生体情報に基づいて睡眠深さを演算する方法は、特開2002−291710号公報、特開2009−153550号公報、特開2011−67241号公報等に示されるように周知技術であるので、ここでの説明は割愛する。
睡眠判断部60cは、生体情報取得部60aが取得した生体情報に基づいて、ユーザuが睡眠中であるか覚醒中であるかを判断する。例えば、生体情報がユーザuの体動である場合には、睡眠判断部60cは、単位時間当たりのユーザuの体動が規定回数以上である場合には、ユーザuが覚醒中であると判断し、単位時間当たりのユーザuの体動が規定回数未満である場合には、ユーザuが睡眠中であると判断する。
起床時刻到達判断部60dは、ユーザuが起床すべき時刻である起床時刻に達したか否かを判断する。
音源取得部60eは、外部の記憶媒体(フラッシュメモリー、音楽用CD等を含む)から、後述する入眠促進用音源及び覚醒用音源を取得する。音源取得部60eは、無線通信によって、入眠促進用音源及び覚醒用音源を取得する実施形態であっても差し支え無い。
音源記憶部60fは、音源取得部60eによって取得され、骨伝導スピーカ4に出力するための入眠促進用音源及び覚醒用音源が記憶される。入眠促進用音源は、人の入眠や睡眠を促すような音声データである。このような入眠促進用音源は、1/fゆらぎの音であり、例えば、小川がせせらぐ音である。1/fゆらぎとは、パワースペクトル密度が周波数f(f>0)に反比例するゆらぎのことである。覚醒用音源は、睡眠状態にある人を覚醒させるための音声データである。覚醒用音源は、人が心地よく覚醒するための音声データである。このような覚醒用音源は、1/fゆらぎの音であり、例えば、小鳥がさえずる音である。なお、覚醒用音源は、音楽やアラーム音等であっても差し支え無い。
音源出力部60gは、生体情報検出センサ53によって検出された生体情報に基づいて、音源記憶部60fに記憶された音源を信号として骨伝導スピーカ4への出力を開始し、又は信号の骨伝導スピーカ4への出力を停止するものである。また、音源出力部60gは、音源記憶部60fに記憶された音源を信号として振動発生装置54への出力を開始し、又は信号の振動発生装置54への出力を停止する。なお、音源出力部60gは、外部入力ケーブル7を介して、骨伝導スピーカ4と接続している。
以下に図7を用いて、人の睡眠リズムについて説明する。図7に示すように、睡眠深さは、浅いほうから深い方に向かって順番に、レム睡眠、第一睡眠深度、第二睡眠深度、第三睡眠深度、第四睡眠深度となっている。なお、第一睡眠深度、第二睡眠深度、第三睡眠深度、第四睡眠深度は、ノンレム睡眠である。図7に示すように、人は入眠後に、睡眠深度が徐々に深くなった後に、睡眠深度が徐々に浅くなり、再び睡眠深度が徐々に深くなるということを繰り返す睡眠リズムを有している。このように、睡眠リズムは、睡眠深さが入眠開始時刻からの経過時間の経過につれて周期的に増減する複数の睡眠サイクルを有している。人は、最後の睡眠サイクルにおいて、睡眠深さが浅くなって、覚醒に到る。場合によっては、図7の破線で示すように、人は、睡眠中において、睡眠深さが浅くなり過ぎて、睡眠の途中で覚醒する(以下、途中覚醒と略す)場合が有る。
(睡眠処理の概要)
以下に、制御部60が実行する「睡眠処理」について説明する。「睡眠処理」は、ユーザuが、骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置100上に横臥して睡眠をとる場合に実行される処理である。ユーザuが、骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置100上に横臥して、起床時刻を設定すると、ユーザuが入眠するまで、入眠促進用音源が入眠促進用信号として、骨伝導スピーカ4に出力される。これにより、ユーザuの入眠が促され、ユーザuは心地よく入眠することができる。そして、時刻が起床時刻に近づくと、覚醒用音源が覚醒用信号として、骨伝導スピーカ4に出力される。これにより、睡眠中のユーザuは、覚醒することができ、寝過ごしを防止することができる。
(睡眠処理)
以下に、図8及び図9を用いて、「睡眠処理」のフローチャートについて説明する。 「睡眠処理」のフローチャートが開始すると、プログラムはステップS10に進む。ステップS10において、制御部60は、ユーザuの操作部57の操作により、ユーザuが「睡眠処理」を選択し、ユーザuが覚醒すべき時刻である起床時刻を設定したと判断した場合には(ステップS10:YES)、起床時刻到達判断部60dは起床時刻を記憶し、プログラムをステップS11に進める。一方で、制御部60は、ユーザuが「睡眠処理」を選択しておらず、ユーザuが起床時刻を設定していないと判断した場合には(ステップS10:NO)、ステップS10の処理を繰り返す。
ステップS11において、制御部60は、生体情報検出センサ53によってユーザuの生体情報が検出され、ユーザuがマット51上に横臥している判断した場合には(ステップS11:YES)、プログラムをステップS12に進める。一方で、制御部60は、生体情報検出センサ53によってユーザuの生体情報が検出されず、ユーザuがマット51上で横臥していないと判断した場合には(ステップS11:NO)、ステップS11の処理を繰り返す。
ステップS12において、睡眠深さ演算部60bは、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuの睡眠深さの演算を開始する。ステップS12が終了すると、制御部60は、プログラムをステップS13に進める。
ステップS13において、音源出力部60gは、音源記憶部60fに記憶された入眠促進用音源を入眠促進用信号として、骨伝導スピーカ4及び振動発生装置54に出力する。ステップS13が終了すると、制御部60はプログラムをステップS14に進める。
ステップS14において、睡眠判断部60cは、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuが入眠を開始したと判断した場合には(ステップS14:YES)、プログラムをステップS15に進める。一方で、睡眠判断部60cは、ユーザuが入眠を開始していないと判断した場合には(ステップS14:NO)、ステップS14の処理を繰り返す。
ステップS15において、音源出力部60gは、骨伝導スピーカ4及び振動発生装置54に出力している入眠促進用信号の出力レベルを、徐々に小さくする。或いは、音源出力部60gは、骨伝導スピーカ4及び振動発生装置54に出力している入眠促進用信号の出力レベルを、最小の出力レベルにする。この最小の出力レベルとは、骨伝導スピーカ4において、ユーザuが聞くことができる最小の出力レベルである。ステップS15が終了すると、制御部60はプログラムをステップS16に進める。
ステップS16において、睡眠判断部60cは、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuが睡眠中であると判断した場合には(ステップS16:YES)、プログラムをステップS17に進める。一方で、睡眠判断部60cは、ユーザuが睡眠中でないと判断した場合には(ステップS16:NO)、プログラムをステップS15に戻す。睡眠判断部60cは、入眠を開始したユーザuが短時間で覚醒しないと判断した場合に、ユーザuが睡眠中であると判断する。つまり、睡眠判断部60cは、ユーザuが入眠を開始してから、ユーザuの睡眠深さがレム睡眠の領域やノンレム睡眠の領域にある時間が規定時間(例えば5分)を経過した場合に、ユーザuが睡眠中であると判断する。
ステップS17において、音源出力部60gは、骨伝導スピーカ4への入眠促進用信号の出力を停止する。ステップS17が終了すると、制御部60は、プログラムをステップS18に進める。
ステップS18において、睡眠判断部60cは、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuが途中覚醒したと判断した場合、或いは、ユーザuがマット51から離床したと判断した場合には(ステップS18:YES)、プログラムをステップS21に進める。一方で、睡眠判断部60cは、ユーザuが途中覚醒しておらず、且つ、ユーザuがマット51から離床していないと判断した場合には(ステップS18:NO)、プログラムをステップS19に進める。生体情報検出センサ53が、マット51内に設けられたものである場合には、睡眠判断部60cは、生体情報検出センサ53からの検出信号が規定時間以上無いと判断した場合に、ユーザuがマット51から離床したと判断する。また、睡眠判断部60cは、生体情報検出センサ53からの検出信号が規定時間の間に有ると判断した場合には、ユーザuがマット51から離床していないと判断する。生体情報検出センサ53が、歪みセンサや荷重センサである場合には、睡眠判断部60cは、歪みセンサや荷重センサからの信号が、所定値よりも小さくなったと判断した場合に、ユーザuがマット51から離床したと判断する。また、睡眠判断部60cは、歪みセンサや荷重センサからの信号が、所定値以上である場合に、ユーザuがマット51から離床していないと判断する。
ステップS19において、起床時刻到達判断部60dは、ステップS10においてユーザuによって設定された起床時刻から規定時間(例えば、45分)前の時刻に達したと判断した場合には(ステップS19:YES)、プログラムをステップS31に進める。一方で、起床時刻到達判断部60dは、起床時刻から規定時間前の時刻に達していないと判断した場合には(ステップS19:NO)、プログラムをステップS18に戻す。
ステップS21において、制御部60は、ユーザuが起床の意思が有ると判断した場合には(ステップS21:YES)、「睡眠処理」を終了する。一方で、制御部60は、ユーザuが起床の意思が無いと判断した場合には(ステップS21:NO)、プログラムをステップS22に進める。制御部60は、ユーザuが操作部57を操作することにより、「睡眠処理」を停止させることを選択した場合には、ユーザuが起床の意思が有ると判断する。
ステップS22において、制御部60は、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuがマット51から離床してからの時間が規定時間(例えば、15分)に達したと判断した場合には(ステップS22:YES)、「睡眠処理」を終了させる。制御部60は、ユーザuがマット51から離床してからの時間が規定時間に達していないと判断した場合には(ステップS22:NO)、プログラムをステップS23に進める。
ステップS23において、制御部60は、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuがマット51上にいると判断した場合には(ステップS23:YES)、プログラムをステップS24に進める。一方で、制御部60は、ユーザuがマット51上にいないと判断した場合には(ステップS23:NO)、プログラムをステップS21に戻す。生体情報検出センサ53が、マット51内に設けられたものである場合には、制御部60は、生体情報検出センサ53からの検出信号が有る場合に、ユーザuがマット51上にいると判断し、そうで無い場合に、ユーザuがマット51上にいないと判断する。また、生体情報検出センサ53が歪みセンサや荷重センサである場合には、制御部60は、歪みセンサや荷重センサからの信号が、所定値よりも大きいと判断した場合に、ユーザuがマット51上にいると判断し、そうで無い場合には、ユーザuがマット51上にいないと判断する。
ステップS24において、睡眠判断部60cは、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuが睡眠中であると判断した場合には(ステップS24:YES)、プログラムをステップS18に戻す。一方で、睡眠判断部60cは、ユーザuが睡眠中でないと判断した場合には(ステップS24:NO)、プログラムをステップS25に進める。
ステップS25において、制御部60は、ユーザuが、操作部57を操作することにより、起床時刻を変更したと判断した場合には(ステップS25:YES)、プログラムをステップS26に進める。一方で、制御部60は、ユーザuが、起床時刻を変更していないと判断した場合には(ステップS25:NO)、プログラムをステップS27に進める。
ステップS26において、制御部60は、ステップS25において、変更した起床時刻を記憶し、プログラムをステップS13に戻す。これにより、ステップS13において、骨伝導スピーカ4に入眠促進用信号が出力されて、ユーザuの入眠が促される。
ステップS27において、睡眠判断部60cは、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuの覚醒時間が規定時間(例えば、15分)に達したと判断した場合には(ステップS27:YES)、プログラムをステップS13に戻す。これにより、ステップS13において、骨伝導スピーカ4に入眠促進用信号が出力されて、ユーザuの入眠が促される。一方で、睡眠判断部60cは、ユーザuの覚醒時間が規定時間に達していないと判断した場合には(ステップS27:NO)、プログラムをステップS21に戻す。
ステップS31において、睡眠深さ演算部60bは、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuの睡眠深さが規定の睡眠深度(例えば、第二睡眠深度)以上であると判断した場合には(ステップS31:YES)、プログラムをステップS32に進める。一方で、睡眠深さ演算部60bは、ユーザuの睡眠深さが規定の睡眠深度未満であると判断した場合には(ステップS31:NO)、プログラムをステップS42に進める。
ステップS32において、音源出力部60gは、音源記憶部60fに記憶された覚醒用音源を覚醒用信号として、骨伝導スピーカ4に出力する処理を開始する。音源出力部60gは、覚醒用信号を、ユーザuが聞くことが可能な最小出力レベルから出力し、徐々に出力レベルを大きくする。これにより、ユーザuの睡眠深さは、徐々に浅くなる。このため、ユーザuの睡眠深さが急激に浅くなる場合と比較して、ユーザuは、心地よく覚醒することができる。ステップS32が終了すると、制御部60は、プログラムをステップS33に進める。
ステップS33において、睡眠判断部60cは、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuが覚醒したと判断した場合には(ステップS33:YES)、音源出力部60gによる覚醒用信号の骨伝導スピーカ4への出力を停止させて、「睡眠処理」を終了させる。一方で、睡眠判断部60cは、ユーザuが覚醒していないと判断した場合には(ステップS33:NO)、プログラムをステップS34に進める。
ステップS34において、起床時刻到達判断部60dは、現在の時刻がユーザuが設定した起床時刻に達したと判断した場合には(ステップS34:YES)、プログラムをステップS35に進める。一方で、起床時刻到達判断部60dは、現在の時刻がユーザuが設定した起床時刻に達していないと判断した場合には(ステップS34:NO)、プログラムをステップS33に戻す。
ステップS35において、音源出力部60gは、音源記憶部60fに記憶された覚醒用音源を覚醒用信号して、最大出力レベルで骨伝導スピーカ4に出力することを開始する。そして、音源出力部60gは、振動発生装置54に覚醒用信号の出力を開始する。これにより、骨伝導スピーカ4が大きく振動するとともに、振動発生装置54も振動するので、ユーザuの覚醒がより一層促される。ステップS35が終了すると、制御部60は、プログラムをステップS36に進める。
ステップS36において、睡眠判断部60cは、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuが覚醒したと判断した場合には(ステップS36:YES)、音源出力部60gによる覚醒用信号を最大出力レベルで骨伝導スピーカ4に出力することを停止させる。また、睡眠判断部60cは、音源出力部60gによる覚醒用信号を振動発生装置54に出力することを停止させる。このようにして、「睡眠処理」が終了する。一方で、睡眠判断部60cは、ユーザuが覚醒していないと判断した場合には(ステップS36:NO)、プログラムをステップS37に進める。
ステップS37において、制御部60は、ステップS35において、音源出力部60gが覚醒用信号を最大出力レベルで骨伝導スピーカ4に出力することを開始してから、規定時間(例えば15分)が経過したと判断した場合には(ステップS37:YES)、音源出力部60gによる覚醒用信号を最大出力レベルで骨伝導スピーカ4に出力することを停止させる。また、制御部60は、音源出力部60gによる覚醒用信号を振動発生装置54に出力することを停止させる。このようにして、「睡眠処理」が終了する。一方で、制御部60は、ステップS35において、音源出力部60gが覚醒用信号を最大出力レベルで骨伝導スピーカ4に出力することを開始してから、規定時間が経過していないと判断した場合には(ステップS37:NO)、プログラムをステップS36に戻す。
ステップS42において、音源出力部60gは、音源記憶部60fに記憶された覚醒用音源を覚醒用信号として、最小出力レベルで、骨伝導スピーカ4に出力する処理を開始する。このように、ユーザuの睡眠深さが、規定未満の睡眠深さである場合には(ステップS31:NO)、ステップS42において、覚醒用信号が、最小出力レベルで、骨伝導スピーカ4に出力される。これにより、比較的小さな出力レベルの覚醒用信号が骨伝導スピーカ4に出力されることにより、起床時刻前のユーザUが深い睡眠に移行することなくさわやかに覚醒できる。
ステップS43〜ステップS47の処理は、それぞれ、上記のステップS33〜ステップS37の処理と同一であるので、その説明を省略する。
(仮眠処理の概要)
以下に、制御部60が実行する「仮眠処理」について説明する。「仮眠処理」は、ユーザuが、骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置100上に横臥して短時間(例えば、数十分から数時間)の仮眠をとる場合に実行される処理である。ユーザuが、骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置100上に横臥して、起床時刻を設定すると、ユーザuが入眠するまで、入眠促進用音源が入眠促進用信号として、骨伝導スピーカ4に出力される。これにより、ユーザuの入眠が促され、ユーザuは心地よく入眠することができる。そして、ユーザuの睡眠深さが規定の睡眠深度(例えば第二睡眠深度)よりも深い睡眠深度(例えば、第三睡眠深度)となると、覚醒用音源が覚醒用信号よりも小さい出力レベルの熟睡阻害用信号として、骨伝導スピーカ4に出力される。これにより、ユーザuが熟睡することが抑制される。このため、短時間の仮眠をとっているユーザuが、熟睡している状態で覚醒されることによるユーザuの不快感を抑制することができる。そして、時刻が起床時刻に達すると、覚醒用音源が覚醒用信号として、骨伝導スピーカ4に出力される。これにより、睡眠中のユーザuは、覚醒することができ、寝過ごしを防止することができる。
(仮眠処理)
以下に、図10及び図11を用いて、「仮眠処理」のフローチャートについて説明する。「仮眠処理」が開始すると、プログラムはステップS110に進む。
ステップS110において、制御部60は、ユーザuの操作部57の操作により、ユーザuが「仮眠処理」を選択し、ユーザuが覚醒すべき時刻である起床時刻を設定したと判断した場合には(ステップS110:YES)、起床時刻を記憶し、プログラムをステップS111に進める。一方で、制御部60は、ユーザuが「睡眠処理」を選択しておらず、ユーザuが起床時刻を設定していないと判断した場合には(ステップS110:NO)、ステップS110の処理を繰り返す。
ステップS111において、制御部60は、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuがマット51上に横臥している判断した場合には(ステップS111:YES)、プログラムをステップS112に進める。一方で、制御部60は、ユーザuがマット51上で横臥していないと判断した場合には(ステップS111:NO)、ステップS111の処理を繰り返す。
「仮眠処理」のステップS112〜ステップS115の処理は、それぞれ、図8に示す「睡眠処理」のステップS12〜ステップS15の処理と同一であるので、その説明を省略する。ステップS115が終了すると、制御部60は、プログラムをステップS116に進める。
ステップS116において、睡眠深さ演算部60bは、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuの睡眠深さが規定の睡眠深度(例えば、第二睡眠深度)に達したと判断した場合には(ステップS116:YES)、プログラムをステップS117に進める。睡眠深さ演算部60bは、ユーザuの睡眠深さが規定の睡眠深度に達していないと判断した場合には(ステップS116:NO)、プログラムをステップS115に戻す。
ステップS117において、音源出力部60gは、骨伝導スピーカ4への入眠促進用信号の出力を停止する。ステップS117が終了すると、制御部60は、プログラムをステップS118に進める。
ステップS118において、睡眠判断部60cは、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuが途中覚醒したと判断した場合、或いは、ユーザuがマット51から離床したと判断した場合には(ステップS118:YES)、プログラムをステップS121に進める。一方で、睡眠判断部60cは、ユーザuが途中覚醒しておらず、且つ、ユーザuがマット51から離床していないと判断した場合には(ステップS118:NO)、プログラムをステップS131に進める。ステップS118における睡眠判断部60cの判断方法は、上述した図8のステップS18の判断方法と同一である。
ステップS131において、睡眠深さ演算部60bは、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuの睡眠深さが規定の睡眠深度(例えば、第二睡眠深度)以上であると判断した場合には、プログラムをステップS132に進める。一方で、睡眠深さ演算部60bは、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuの睡眠深さが規定の睡眠深度よりも浅いと判断した場合には、プログラムをステップS134に進める。
ステップS132において、睡眠深さ演算部60bは、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuの睡眠深さが規定の睡眠深度(例えば、第二睡眠深度)から更に深い睡眠深さ(例えば第三睡眠深度)に移行中又は移行済みであると判断した場合には、プログラムをステップS133に進める。一方で、睡眠深さ演算部60bは、ユーザuの睡眠深さが規定の睡眠深度から更に深い睡眠深さに移行中で無いと判断した場合には、プログラムをステップS118に戻す。
ステップS133において、音源出力部60gは、音源記憶部60fに記憶された覚醒用音源を熟睡阻害用信号として、この熟睡阻害用信号を最小出力で骨伝導スピーカ4に出力することを開始する。熟睡阻害用信号の出力レベルは、覚醒用信号の出力レベルよりも小さい出力レベルである。このため、ユーザuが覚醒すること無く、ユーザuの睡眠深さがより深い睡眠深さに移行することが阻害される。なお、音源出力部60gは、睡眠阻害用信号の骨伝導スピーカ4への出力を、規定時間(数分)経過した後、又は規定の睡眠深さに回復したと判断したら停止する。ステップS133が終了すると、制御部60は、プログラムをステップS118に戻す。
ステップS134において、起床時刻到達判断部60dは、ステップS110においてユーザuによって設定された起床時刻から規定時間(例えば、1分)前の時刻に達したと判断した場合には(ステップS19:YES)、プログラムをステップS141に進める。一方で、起床時刻到達判断部60dは、起床時刻から規定時間前の時刻に達していないと判断した場合には(ステップS134:NO)、プログラムをステップS118に戻す。
ステップS141において、音源出力部60gは、音源記憶部60fに記憶された覚醒用音源を覚醒用信号として、骨伝導スピーカ4に出力する処理を開始する。音源出力部60gは、覚醒用信号を、ユーザuが聞くことが可能な最小出力レベルから出力し、徐々に出力レベルを大きくする。これにより、ユーザuの睡眠深さは、徐々に浅くなる。このため、ユーザuの睡眠深さが急激に浅くなる場合と比較して、ユーザuは、心地よく覚醒することができる。ステップS141が終了すると、制御部60は、プログラムをステップS142に進める。
ステップS142において、睡眠判断部60cは、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuが覚醒したと判断した場合には(ステップS142:YES)、音源出力部60gによる骨伝導スピーカ4への覚醒用信号の出力を停止させて、「仮眠処理」が終了する。一方で、睡眠判断部60cは、ユーザuが覚醒していないと判断した場合には(ステップS142:NO)、プログラムをステップS143に進める。
ステップS143において、起床時刻到達判断部60dは、現在の時刻がユーザuが設定した起床時刻に達したと判断した場合には(ステップS143:YES)、プログラムをステップS144に進める。一方で、起床時刻到達判断部60dは、現在の時刻がユーザuが設定した起床時刻に達していないと判断した場合には(ステップS143:NO)、プログラムをステップS142に戻す。
ステップS144において、音源出力部60gは、覚醒用信号を最大出力レベルで骨伝導スピーカ4に出力することを開始する。そして、音源出力部60gは、振動発生装置54に覚醒用信号の出力を開始する。これにより、骨伝導スピーカ4が大きく振動し、振動発生装置54も振動するので、ユーザuの覚醒がより一層促される。ステップS144が終了すると、制御部60は、プログラムをステップS145に進める。
ステップS145において、睡眠判断部60cは、生体情報検出センサ53によって検出されたユーザuの生体情報に基づいて、ユーザuが覚醒したと判断した場合には(ステップS145:YES)、音源出力部60gによる覚醒用信号を最大出力レベルで骨伝導スピーカ4に出力することを停止させる。また、睡眠判断部60cは、音源出力部60gによる覚醒用信号を振動発生装置に出力することを停止させる。このようにして、「睡眠処理」が終了する。一方で、睡眠判断部60cは、ユーザuが覚醒していないと判断した場合には(ステップS145:NO)、プログラムをステップS146に進める。
ステップS146において、制御部60は、ステップS144において、音源出力部60gが覚醒用信号を最大出力レベルで骨伝導スピーカ4に出力することを開始してから、規定時間(例えば15分)が経過したと判断した場合には(ステップS146:YES)、音源出力部60gによる覚醒用信号を最大出力レベルで骨伝導スピーカ4に出力することを停止させる。また、制御部60は、音源出力部60gによる、覚醒用信号を振動発生装置54に出力することを停止させる。このようにして、「睡眠処理」が終了する。一方で、制御部60は、ステップS144において、音源出力部60gが覚醒用信号を最大出力レベルで骨伝導スピーカ4に出力することを開始してから、規定時間が経過していないと判断した場合には(ステップS146:NO)、プログラムをステップS145に戻す。
(本実施形態の効果)
上記の説明から明らかなように、骨伝導スピーカ4は、複数の第二柱状部材3の上部に凹んで形成された収納凹部3aに設けられている。これにより、ユーザuが頭部を骨伝導スピーカ内蔵枕10にのせた場合に、ユーザuの頭部が、骨伝導スピーカ4が設けられている第二柱状部材3の上面で支えられる。このため、ユーザuの頭部が強く骨伝導スピーカ4に当接することが抑制され、ユーザuの不快感が抑制される。よって、良好な寝心地が得られる骨伝導スピーカ内蔵枕10を提供することができる。
また、複数の第一柱状部材2及び複数の第二柱状部材3は、エラスティックポリマー材料の部材であり、互いに間隔を開けてベース部材1上に設けられている。このように、隣接する第一柱状部材2及び第二柱状部材3は、水平方向に離間しているので、第一柱状部材2や第二柱状部材3が軸線方向(上下方向)に圧縮された場合に、第一柱状部材2や第二柱状部材3が水平方向に変形することができ、第一柱状部材2や第二柱状部材3がより、上下方向に変形することができる。このため、ユーザuが頭部を骨伝導スピーカ内蔵枕10にのせた場合に、骨伝導スピーカ内蔵枕10がユーザuの頭部にフィットする。よって、頭部を骨伝導スピーカ内蔵枕10にのせたユーザuは、良好な寝心地が得られる。
図5に示すように、骨伝導スピーカ4の上端は、骨伝導スピーカ4が設けられている第二柱状部材3の上面よりも下方に位置している。このため、ユーザuが頭部を骨伝導スピーカ内蔵枕10にのせた場合に、ユーザuの頭部が最初に骨伝導スピーカ4が設けられている第二柱状部材3の上面に当たる。このため、ユーザuの頭部が最初に骨伝導スピーカ4に当たる構成と比較して、ユーザuが不快感を覚えにくい。また、骨伝導スピーカ4が設けられている第二柱状部材3が骨伝導スピーカ4の上端と第二柱状部材3の上面との距離だけ圧縮される分だけ、ユーザuの頭部が支えられ、ユーザuの頭が強く骨伝導スピーカ4に当接することが抑制される。このため、ユーザuの不快感が抑制される。
図6に示すように、骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置100は、横臥したユーザuの身体を支持するマット51(ユーザ支持部)と、マット51に設けられた骨伝導スピーカ内蔵枕10とを有している。これにより、マット51(ユーザ支持部)に横臥したユーザuは、骨伝導スピーカ4から入眠促進用の音声、覚醒用の音声、或いは音楽等の音声を聞くことができる。
音源出力部60gは、生体情報検出センサ53によって検出された生体情報に基づいて、音源記憶部60fに記憶された音源を信号として骨伝導スピーカ4への出力を開始し、又は信号の骨伝導スピーカ4への出力を停止する。これにより、ユーザuの生体情報に基づいて、音源出力部60gは、ユーザuに適した音声信号である入眠促進用信号や熟睡阻害用信号を骨伝導スピーカ4に出力することができる。
音源出力部60gは、ユーザuがマット51(ユーザ支持部)に横臥し(図8のステップS11:YES)、睡眠判断部60cがユーザuが睡眠中であると判断するまで(図8のステップS16:YES)、音源記憶部60fに記憶された入眠促進用音源を入眠促進用信号として、骨伝導スピーカ4に出力する(図8のステップS13)。これにより、マット51(ユーザ支持部)に横臥したユーザuの入眠が促され、ユーザuは心地よく入眠することができる。
音源出力部60gは、起床時刻到達判断部60dが、起床時刻に達したと判断した場合に(図9のステップS34:YES)、音源記憶部60fに記憶された覚醒用音源を覚醒用信号として、骨伝導スピーカ4に出力する(図9のステップS35)。これにより、マット51(ユーザ支持部)に横臥した睡眠中のユーザuは、覚醒することができ、寝過ごしを防止することができる。
音源出力部60gは、睡眠深さ演算部60bによって演算された睡眠深さが、規定睡眠深さよりも深い場合に(図10のステップS132:YES)、音源記憶部60fに記憶された覚醒用音源を、覚醒用信号よりも小さい出力レベルの熟睡阻害用信号として、骨伝導スピーカ4に出力する(図10のステップS133)。これにより、ユーザuがマット51(ユーザ支持部)に横臥して仮眠する場合に、ユーザuが覚醒すること無く、ユーザuの睡眠深さが規定睡眠深さよりも深くなることが抑制される。このため、ユーザuが覚醒した時に、ユーザuの自立神経がスムーズに副交感神経から交換神経に切り換わる。よって、仮眠から目覚めたユーザuが、仕事等の活動をスムーズに開始することができる。また、ユーザuが仮眠する場合に、ユーザuの睡眠深さが規定睡眠深さよりも深くなった後に覚醒することに起因するユーザuが覚える不快感を抑制することができ、ユーザuは心地よく覚醒することができる。
外部入力ケーブル7は、ケーブル7b、配線集合部6、及び信号線4bを介して、骨伝導スピーカ4の振動発生部4aに接続され、音声信号を出力する外部機器の出力端子に着脱可能に接続する。これにより、ユーザは、任意の音声信号を出力する外部機器と骨伝導スピーカ内蔵枕10とを接続することができる。このため、ユーザは、任意の音声を骨伝導スピーカ4を介して聞くことができる。
(別の実施形態)
上記説明した実施形態では、骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置100のうち、ユーザuの身体を支持するユーザ支持部は、マット51である。しかし、図12に示すように、ユーザuの身体を支持するユーザ支持部が椅子80である実施形態の骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置200であっても差し支え無い。なお、図12において、左側を骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置200の前方、右側を骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置200の後方とする。椅子80は、例えばソファーであり、本体部81、背もたれ部82、及び足置き部83とから構成され、着座したユーザuの身体を支持する。本体部81は、ユーザuの腰部から背中の下部を支持する。本体部81に、生体情報検出センサ53及び振動発生装置54が設けられている。背もたれ部82は、本体部81の後部に接続している。背もたれ部82は、ユーザuの背中及び頭部を支持する。椅子80の背もたれ部82の上部には、骨伝導スピーカ内蔵枕10が設けられている。足置き部83は、本体部81の前部に接続している。足置き部83は、ユーザuの脚部を支持する。
音源記憶部60fが、入眠促進用音源や覚醒用音源が記憶された音楽CDや、フラッシュメモリー等の記憶媒体である実施形態であっても差し支え無い。この実施形態では、音源出力部60gは、音源記憶部60fである記憶媒体から、入眠促進用音源や覚醒用音源を読み取る。この実施形態では、ユーザuは、ユーザuが好む任意の入眠促進用音源や覚醒用音源が記憶された記憶媒体を選択することができる。
生体情報検出センサ53がユーザuの呼吸を検出できる実施形態である場合において、生体情報検出センサ53によってユーザuの無呼吸が検出された場合に、音源出力部60gが覚醒用信号を骨伝導スピーカ4や振動発生装置54に出力する実施形態であっても差し支え無い。この実施形態では、ユーザuが無呼吸となった場合に、ユーザuの無呼吸が解消される。
骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置100、200に、音を発生させるスピーカが設けられている実施形態でも差し支え無い。この実施形態では、図9のステップS35、S45、図11のステップS144において、音源出力部60gが、音源記憶部60fに記憶された覚醒用音源を覚醒用信号として、上記スピーカに出力する処理を開始する。
上記説明の実施形態では、複数の骨伝導スピーカ4は、複数の第二柱状部材3の収納凹部3aに設けられている。しかし、1つの骨伝導スピーカ4が、単一の第二柱状部材3の収納凹部3aに設けられている実施形態であっても差し支え無い。
或いは、ベース部材1に、複数の第二柱状部材3のみが設けられ、複数の骨伝導スピーカ4が、複数の第二柱状部材3の全部の上部に形成された収納凹部3aに設けられている実施形態であっても差し支え無い。
上記の説明の実施形態では、第一柱状部材2及び第二柱状部材3は円柱形状である。しかし、第一柱状部材2及び第二柱状部材3は柱状であればよい。以下に、図13A〜図13Eを用いて、第一柱状部材2及び第二柱状部材3の別例を示す。なお、図13A〜図13Eにおいては、第二柱状部材3の別例のみを表し、収納凹部3a、収納凹部3aの周壁3a2、及び信号線用凹部3bについては、上記説明した第二柱状部材3と同じ符号を付している。例えば、図13Aに示すように、第一柱状部材や第二柱状部材103が、四角柱形状であっても差し支え無い。或いは、図13Bに示すように、第一柱状部材や第二柱状部材203が、四角錐台形状等の多角錐台形状であっても差し支え無い。或いは、図13Cに示すように、第一柱状部材や第二柱状部材303が、三角柱形状であっても差し支え無い。或いは、図13Dに示すように、第一柱状部材や第二柱状部材403が、樽型形状であっても差し支え無い。或いは、図13Eに示すように、第一柱状部材や第二柱状部材503が、円錐台形状であっても差し支え無い。
1…ベース部材、2…第一柱状部材、3…第二柱状部材、3a…収納凹部、4…骨伝導スピーカ、51…マット(ユーザ支持部)、53…生体情報検出センサ(生体情報検出部)、60…制御部、60b…睡眠深さ演算部、60c…睡眠判断部、60d…起床時刻到達判断部、60f…音源記憶部、60g…音源出力部、80…椅子(ユーザ支持部)、100…第一実施形態の骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置、200…第二実施形態の骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置

Claims (7)

  1. ユーザの頭部を支える枕に、前記ユーザの前記頭部に当接されて、振動を前記頭部の骨から前記ユーザの聴神経に伝える骨伝導スピーカが内蔵された骨伝導スピーカ内蔵枕であって、
    板状のベース部材と、
    エラスティックポリマー材料の部材であり、柱状であり、前記ベース部材上に互いに間隔を開けて設けられた複数の柱状部材と、
    複数の前記柱状部材の全部又は一部の上部に凹んで形成された収納凹部に設けられた一又は複数の前記骨伝導スピーカと、を有する骨伝導スピーカ内蔵枕。
  2. 前記骨伝導スピーカの上端は、前記骨伝導スピーカが設けられている前記柱状部材の上面よりも下方に位置している請求項1に記載の骨伝導スピーカ内蔵枕。
  3. ユーザが横臥又は着座して、前記ユーザが睡眠をとるための睡眠装置に、前記ユーザの頭部に当接されて、振動を前記頭部の骨から前記ユーザの聴神経に伝える骨伝導スピーカが内蔵された骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置であって、
    横臥又は着座した前記ユーザの身体を支持するユーザ支持部と、
    前記ユーザ支持部に設けられた請求項1又は請求項2に記載の骨伝導スピーカ内蔵枕と、を有する骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置。
  4. 前記骨伝導スピーカに出力するための音源を記憶する音源記憶部と、
    前記ユーザの生体情報を検出する生体情報検出部と、
    前記生体情報検出部によって検出された前記生体情報に基づいて、前記音源記憶部に記憶された前記音源を信号として前記骨伝導スピーカへの出力を開始し、又は前記信号の前記骨伝導スピーカへの出力を停止する音源出力部と、を有する請求項3に記載の骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置。
  5. 前記音源記憶部には、前記ユーザの入眠を促す前記音源である入眠促進用音源が記憶され、
    前記生体情報検出部によって検出された前記生体情報に基づいて、前記ユーザが睡眠中であるか否かを判断する睡眠判断部を有し、
    前記音源出力部は、前記ユーザが前記ユーザ支持部に横臥又は着座してから、前記睡眠判断部が前記ユーザが睡眠中であると判断するまで、前記音源記憶部に記憶された前記入眠促進用音源を入眠促進用信号として、前記骨伝導スピーカに出力する請求項4に記載の骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置。
  6. 前記音源記憶部には、前記ユーザの覚醒を促す前記音源である覚醒用音源が記憶され、
    前記ユーザが起床すべき時刻である起床時刻に達したか否かを判断する起床時刻到達判断部を有し、
    前記音源出力部は、前記起床時刻到達判断部が、前記起床時刻に達したと判断した場合に、前記音源記憶部に記憶された前記覚醒用音源を覚醒用信号として、前記骨伝導スピーカに出力する請求項4又は請求項5に記載の骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置。
  7. 前記生体情報検出部によって検出された前記生体情報に基づいて、前記ユーザの睡眠深さを演算する睡眠深さ演算部を有し、
    前記音源出力部は、前記睡眠深さ演算部によって演算された前記睡眠深さが、規定睡眠深さよりも深い場合に、前記音源記憶部に記憶された前記覚醒用音源を、前記音源出力部が出力する前記覚醒用信号よりも小さい出力レベルの熟睡阻害用信号として、前記骨伝導スピーカに出力する請求項6に記載の骨伝導スピーカ内蔵睡眠装置。
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