JP2018012378A - ヒータユニット及び車両用シート - Google Patents

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裕哉 太田
Yuya Ota
裕哉 太田
裕廉 丸山
Hiroyasu Maruyama
裕廉 丸山
典栄 森下
Norie Morishita
典栄 森下
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Abstract

【課題】12V定格電源に対しても、24V定格電源に対しても同様の発熱量となるようにすることが可能なヒータユニットと、それが設置された車両用シートを提供すること。
【解決手段】第一のヒータ1と、第二のヒータ2を有し、12V定格電源に対しては、上記第一のヒータ1と上記第二のヒータ2が並列となり、24V定格電源に対しては、上記第一のヒータ1と上記第二のヒータ2が直列となるように配置したヒータユニット。シート表皮とシートパットを有し、上記シート表皮と上記シートパットの間に上記のヒータユニットが配設された車両用シート。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば、ヒータユニットと、このヒータユニットが適用された車両用シートヒータなどに係り、特に、12V定格電源に対しても、24V定格電源に対しても同様の発熱量となるようにすることが可能なものに関する。
従来より、着座者の採暖のためにヒータユニットが設置された車両用シートが知られている。このようなヒータユニットとしては、例えば、特許文献1等に記載のように、不織布のような基材上に、コード状ヒータが所定の蛇行形状で配設・固定されたものが知られている。
また、本願発明に関連する技術として、例えば、特許文献2〜4が挙げられる。
特許第4202071号公報:クラベ 特開2002−83665公報:クラベ 国際公開WO2007/97445公報:クラベ 特開2011−198652公報:クラベ
ここで、一般的な自動車におけるバッテリーの定格電圧は12Vであるが、大排気量のディーゼルエンジンを搭載したトラックや土木建築車両におけるバッテリーの定格電圧は24Vとなる。そのため、定格電圧12Vの車両で使用していたヒータユニットを定格電圧24Vの車両で使用すると、発熱量が倍となってしまうことから、これらの車両間では、ヒータユニットの設計を別にしなければならず、設計コストが増大することとなっていた。
本発明はこのような従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、12V定格電源に対しても、24V定格電源に対しても同様の発熱量となるようにすることが可能なヒータユニットと、それが設置された車両用シートを提供することにある。
前記目的を達成するべく、本発明によるヒータユニットは、第一のヒータと、第二のヒータを有し、12V定格電源に対しては、上記第一のヒータと上記第二のヒータが並列となり、24V定格電源に対しては、上記第一のヒータと上記第二のヒータが直列となるように配置したものである。
また、第一のリード線と、第二のリード線と、第三のリード線を有し、上記第一のリード線が上記第一のヒータの一端に電気的接続され、上記第二のリード線が上記第二のヒータの一端に電気的接続され、上記第三のリード線が上記第一のヒータにおける上記第一のリード線が接続されてない側の端及び上記第二のヒータにおける上記第二のリード線が接続されてない側の端に接続されており、
12V定格電源に対しては、上記第一のリード線及び上記第二のリード線が電源に接続され上記第三のリード線がアースに接続されるか、又は、上記第一のリード線及び上記第二のリード線がアースに接続され上記第三のリード線が電源に接続され、24V定格電源に対しては、上記第一のリード線が電源に接続され上記第二のリード線がアースに接続され上記第三のリード線が電源とアースの何れにも接続されないか、又は、上記第一のリード線がアースに接続され上記第二のリード線が電源に接続され上記第三のリード線が電源とアースの何れにも接続されないことが考えられる。
また、本願発明による車両用シートは、シート表皮とシートパットを有し、上記シート表皮と上記シートパットの間に上記のヒータユニットが配設されたものである。
本発明によれば、12V定格電源に対しても、24V定格電源に対しても同じ発熱量となるようにすることが可能である。そのため、設計コストを低減させることができ、また量産効果が高まり製造コストも低減させることができる。
本発明実施の形態によるヒータユニットを示す平面図である。 本発明実施の形態によるヒータユニットが車両用シートに組込まれた状態を示す一部切欠斜視図である。 本発明実施の形態によるヒータユニットの回路構成を示す回路図である。
以下、図1〜図3を参照して本発明の一実施の形態を説明する。本実施の形態では、本発明によるヒータユニットを車両用シートに適用した例を示す。
図1に示すように、コード状ヒータからなる第一のヒータ1と第二のヒータ2が、不織布等からなる基材3上の所定の位置に設置されている。第一のヒータ1と第二のヒータ2には、サブヒータ21,22とサーモスタット31,32が接続され、これらも併せて基材3上の所定の位置に設置されている。ここで、サーモスタット31,32は、サブヒータ21,22によって加熱され、この加熱の温度によってON−OFFの動作を行うこととなる。尚、ヒータユニット31の各構成については、例えば、上記特許文献1等を参照することができる。
上記構成によるヒータユニット31は、図2に示すような状態で、車両用シート41内に埋め込まれることになる。即ち、車両用シート41のシート表皮43とシートパット45との間にヒータユニット31を挿入するものである。なお、本実施の形態では、車両用シートの座面側に第一のヒータ1、背面側に第二のヒータ2は設置される。勿論、車両用シートの座面側に第一のヒータ1及び第二のヒータ2を設置しても良いし、車両用シートの背面側に第一のヒータ1及び第二のヒータ2を設置しても良い。また、第一のヒータ1と第二のヒータ2が異なる場所を加熱するような態様のみでなく、第一のヒータ1と第二のヒータ2がほぼ同じ場所を加熱するような態様も考えられ、例えば、第一のヒータ1と第二のヒータ2が並んだ状態で蛇行形状に配設されているようなものも考えられる
このようなヒータユニットの回路構成について、図3を参照して説明する。なお、図3の(A)が12V定格電源の際の接続構成、図3の(B)が24V定格電源の際の接続構成を示す。
第一のリード線11が第一のヒータ1の一端に電気的接続され、第二のリード線12が第二のヒータ1の一端に電気的接続されている。また、第三のリード線13は分岐され、一方が第一のヒータ1における第一のリード線11が接続されてない側の端、もう一方が第二のヒータ2における第二のリード線12が接続されてない側の端に接続されている。なお、本実施の形態では、第一のリード線11の途中に第一のサブヒータ21が配置され、第三のリード線13における分岐前の位置に第二のサブヒータ22及び第二のサーモスタット32が配置され、第三のリード線13における分岐後で第二のヒータ2と接続される前の位置に第一のサーモスタット31が配置される。これらサブヒータ及びサーモスタットの配置位置については、ヒータ駆動の実際にあわせ適宜設計することができる。
このような回路構成のヒータユニットにおいて、導出されるリード線は、第一のリード線11、第二のリード線12及び第三のリード線13の3本となる。12V定格電源に対しては、第一のリード線11及び第二のリード線12がアース52に接続され、第三のリード線が電源51に接続される。なお、電源51とアース52は逆となってもよい。また、24V定格電源に対しては、第一のリード線11が電源51に接続され、第二のリード線12がアース52に接続され、第三のリード線13は電源51とアース52の何れにも接続されないこととなる。なお、電源51とアース52は逆となってもよい。
これにより、12V定格電源に対しては、第一のヒータ1と第二のヒータ2が並列となり、24V定格電源に対しては、第一のヒータ1と上記第二のヒータ2が直列となる。ここで、第一のヒータの抵抗値をR、第二のヒータの抵抗値をR、12V定格電源における電圧をV、24V定格電源における電圧をV、12V定格電源における消費電力をW、24V定格電源における消費電力をW、とすると、W=V /R+V /R、W=V /(R+R)となる。V=2Vであるので、R=Rとすれば、W=Wとなる。即ち、12V定格電源に対しても、24V定格電源に対しても同じ発熱量となるようにすることが可能となる。そのため、12V定格電源と24V定格電源で同じヒータユニットを使用することが可能となることから、設計コストを低減させることができ、また量産効果が高まり製造コストも低減させることができる。勿論、使用状況によっては、第一のヒータの抵抗値(消費電力)と第二のヒータの抵抗値(消費電力)が同一であるものに限定されない。
以上詳述したように本発明によれば、12V定格電源と24V定格電源で同じヒータユニットを使用することが可能となる。本発明によるヒータユニットは、上記実施の形態に例示した車両用シートの他にも、例えば、自動二輪車、土木建築機械、農業用機械、鉄道車両等の車両座席、チャイルドシート、船舶や航空機などの座席、遊園地の観覧車の座席、各種競技場の観覧席、劇場や映画館等の鑑賞用座席、駅やテーマパーク、屋外公園等に設置されたベンチ、家庭内やオフィスで使用されるソファーや座椅子、理髪店の椅子、各種医療機関で使用されている医療用の椅子などのヒータとして適用することも考えられる。また、シートや座席のみならず、車両内の種々の加熱装置として、例えば、ステアリングホイールヒータ、アームレストヒータ、シートベルトヒータ、内壁や天井等の輻射ヒータとしても活用することができる。また、他の分野として、例えば、電気毛布、電気カーペット、ベッド、布団、枕、ベビーカー、便座カバー、便座内部、被服類、加熱調理器具、床暖房など、種々の分野で幅広く応用が可能である。
1 第一のヒータ
2 第二のヒータ
3 基材
10 ヒータユニット
11 第一のリード線
12 第二のリード線
13 第三のリード線
41 車両用シート
51 電源
52 アース

Claims (3)

  1. 第一のヒータと、第二のヒータを有し、12V定格電源に対しては、上記第一のヒータと上記第二のヒータが並列となり、24V定格電源に対しては、上記第一のヒータと上記第二のヒータが直列となるように配置したヒータユニット。
  2. 第一のリード線と、第二のリード線と、第三のリード線を有し、上記第一のリード線が上記第一のヒータの一端に電気的接続され、上記第二のリード線が上記第二のヒータの一端に電気的接続され、上記第三のリード線が上記第一のヒータにおける上記第一のリード線が接続されてない側の端及び上記第二のヒータにおける上記第二のリード線が接続されてない側の端に接続されており、
    12V定格電源に対しては、上記第一のリード線及び上記第二のリード線が電源に接続され上記第三のリード線がアースに接続されるか、又は、上記第一のリード線及び上記第二のリード線がアースに接続され上記第三のリード線が電源に接続され、
    24V定格電源に対しては、上記第一のリード線が電源に接続され上記第二のリード線がアースに接続され上記第三のリード線が電源とアースの何れにも接続されないか、又は、上記第一のリード線がアースに接続され上記第二のリード線が電源に接続され上記第三のリード線が電源とアースの何れにも接続されない請求項1記載のヒータユニット。
  3. シート表皮とシートパットを有し、上記シート表皮と上記シートパットの間に請求項1又は請求項2記載のヒータユニットが配設された車両用シート。
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