JP2018010494A - 監視制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】再生時にデータを時系列的に検索することにより検索速度を速くし、システムを過去状態で再現するまでの準備時間を短くする。【解決手段】プラント装置1からの監視データ及びプラント装置1に送られる制御データに時刻の情報を付加して保存する蓄積データ102と、プラント装置1の各設備に対して監視データ及び制御データに時刻ごとにインデックスを付加することによりテーブルが作成されたインデックスデータ103と、ユーザが設定した過去時刻に対応するインデックスの取得を行うとともに蓄積データ102からインデックスに該当するデータの取得を行う蓄積データ管理部111と、監視制御画面120においてデータの再現を実現させる画面データ供給部112を備える。【選択図】図1

Description

この発明は監視制御装置に関するものであり、特に監視制御データを時系列で蓄積し、システムを過去の状態で再現することのできる監視制御装置に関するものである。
従来の上水処理施設、下水処理施設、ポンプ施設などのプラントの運転管理並びに維持管理において、過去のプラント異常や事故時の状態を調査するため、その時の状態をシステム上で再現する必要がある。それを行う手段として、例えばプラントの運転データをシステムに保存し、再現要求を受けると保存データから必要なデータを抽出し、各画面にてシステム状態を再現する方法がある(特許文献1参照)。
特開2013−92858号公報
上記特許文献1の場合、監視制御装置の運転期間に伴って保存データの量は多くなり、保存データから期間を指定してデータを抽出することは時間がかかり、システムを過去状態で再現するまでの準備時間が長くなるという問題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、再生時に蓄積データから直接データを取り出すのではなく、インデックスデータを介してデータを取り出すようにして、時系列的に検索することとなり、システムを過去状態で再現するまでの準備時間を短くすることを目的とするものである。
この発明に係る監視制御装置は、プラント装置からの監視データ及びプラント装置に送られる制御データに時刻の情報を付加して保存する蓄積データと、
上記プラント装置の各設備に対して上記監視データ及び上記制御データに上記時刻ごとにインデックスを付加することによりテーブルが作成されたインデックスデータと、
ユーザが設定した過去時刻に対応する上記インデックスの取得を行うとともに上記蓄積データから上記インデックスに該当するデータの取得を行う蓄積データ管理部と、
監視制御画面において上記データの再現を実現させる画面データ供給部を備えたものである。
上記のように構成された監視制御装置によれば、再生時に蓄積データから直接データを取り出すのではなく、インデックスデータを介して蓄積データから取り出すので、時系列的に検索することとなり、検索速度が速くなる。
実施の形態1による監視制御装置を示すブロック構成図である。 実施の形態1によるカレントデータの構成を示す表である。 実施の形態1による蓄積データの構成を示す表である。 実施の形態1によるインデックスデータの構成を示す表である。 実施の形態1によるデータ保存の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1による通常監視制御時の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1による過去システム状態再生時の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2による監視制御装置を示すブロック構成図である。 実施の形態2による記録用の蓄積情報を示す表及び保存用の蓄積情報を示す表である。 実施の形態2によるデータ保存の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2による通常監視制御時の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3による監視制御装置を示すブロック構成図である。 実施の形態3による検索結果を示す表である。 実施の形態3による動作を示すフローチャートである。 実施の形態4による監視制御装置を示すブロック構成図である。 実施の形態4による過去システム状態再生時の動作を示すフローチャートである。 実施の形態5による監視制御装置を示すブロック構成図である。 実施の形態5によるデータ優先度による表及び時刻優先度による表である。 実施の形態5による過去システム状態再生時の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
本発明は上水処理施設、下水処理施設、ポンプ施設などのプラントの監視制御装置に関するものであり、本実施形態による監視制御装置は、プラントに対する本来の監視制御機能を行うとともに、システム全体をユーザが指定した過去の時間に巻き戻し、過去のシステム状態を再現し、確認することができるものである。以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は実施の形態1による監視制御装置を示すブロック構成図である。監視制御装置100はデータ送受信部110によりプラント装置1と通信を行い、収集した各種データはカレントデータ101、蓄積データ102及びインデックスデータ103において保存する。データの保存はデータ送受信部110及び蓄積データ管理部111によって行われる。監視制御画面120においてユーザはプラント装置1に対して監視制御を行う。監視制御画面120に表示される情報は画面データ供給部112により提供される。画面データ供給部112はユーザの指示に従ってカレントデータ101、蓄積データ102、または両方からデータを取得する。再生管理部114を使用してユーザは過去のシステム状態を再現することができる。ユーザは再生情報設定部113により再生情報(例えば再生スピード)104を作成し、再生管理部114が再現を制御する。再現パターンとして、開始、停止、一時停止のほか早送り、巻戻しの方向制御、更には2倍速、5倍速の速度制御ができる。
図2はカレントデータ101の構成を示す表である。図2においてDIはディジタルインプットの略であり、IDは装置の認識番号である。値とは例えばスイッチが開であれば0となり、閉であれば1となる。AIはアナログインプットの略であり、値とは例えば水量、電流、電圧等である。更にDOとはディジタルアウトプットの略であり、AOはアナログアウトプットの略である。カレントデータ101はプラント装置1の最新状態のみを保存し、データ種別ごとに値をファイルにて管理する。又インプット(入力値)は監視の対象となり、アウトプット値は制御の対象となる。
図3は蓄積データ102の構成を示す表である。蓄積データ102はプラント装置1の状態を時刻付きで保存し、データ種別ごとにファイルにて値を管理する。
図4はインデックスデータ103の構成を示す表である。インデックスデータ103は時系列でテーブルを作成し、設備IDごとに、該当時刻のデータを取得するためのアドレス情報(インデックス)を記録する。例えば設備DI0001に関しては、図3より2015/12/12 09:00:00から2015/12/12 09:00:04まで値は0であるのでインデックス(アドレス情報)は100となり、2015/12/12 09:00:05で値が1となるのでそれ以降のインデックスは102となる。又例えば設備AO0001に関しては2015/12/12 09:00:00から2015/12/12 09:00:10までアナログ出力値が変わらないので、インデックスは同じ76が記入される。インデックスデータの肥大化を防ぐために分割管理が行なわれる。インデックスの分割は日単位また月単位で行い、設定より指定可能である。例えば図4においては、12月全体で管理を行い、1月からは別に管理を行うことができる。
次に動作について説明する。図5はデータ保存の動作を示すフローチャートである。データ送受信部110はプラント装置1との通信を確立した後、データ受付状態にて待機する(ステップ501)。プラント装置1から監視データを受信し、また監視制御画面120から制御データを受信した場合、カレントデータ101に対してカレントデータの更新を実施する(ステップ502)。なお制御データを受信した場合、データ送受信部110はプラント装置1に対して制御データの送信を行う。又データ送受信部110は受信データを蓄積データ管理部111に送る。蓄積データ管理部111は受信データに時刻情報を付加して、蓄積データ102に対して蓄積データの追加を実施する(ステップ503)。
更にデータ追加先のアドレス情報(インデックス)をインデックスデータ103に追加することによりインデックスデータの追加を実施する(ステップ504)。なお図4のインデックスデータ103の構造は時系列が特徴であり、蓄積データ管理部111がデータ受信のタイミングでインデックスデータ103に受信時刻の行を新たに追加する。そして受信データに時刻情報を付加し、蓄積データ102も追加する。蓄積データ102へのアドレス情報(例えば行番号)をインデックス情報としてインデックスデータ103に追加する。例えば設備DI0001に関しては、2015/12/12 09:00:00に対してインデックス100を割り当てる。なお、該当時刻に受信されないデータのインデックスは前回値と同じインデックスが割り当てられる。例えば設備DI0001に関しては、2015/12/12 09:00:01においてはデータが受信されず、2015/12/12 09:00:00と同じ値0であるので、同じインデックス100を割り当てる。
図6は通常監視制御時の動作を示すフローチャートである。画面データ供給部112は起動直後からカレントデータ101からカレントデータの取得を行い(ステップ601)、監視制御画面120に表示用データを供給する。ユーザより制御の指示があった場合(ステップ602)、制御データをデータ送受信部110を介してプラント装置1に送信し(ステップ603)、カレントデータ101に対してカレントデータの更新を実施する(ステップ604)。更に蓄積データ102に蓄積データの追加を実施するとともに(ステップ605)、インデックスデータ103にインデックスデータの追加を実施する(ステップ606)。ユーザより制御の指示がない場合(ステップ602)、次のタイミングまで待機する(ステップ610)。
次に図7は過去システム状態再生時の動作を示すフローチャートである。ユーザは再生情報設定部113にて再生情報を設定し(ステップ701)、過去の時刻を設定し、再生情報104を作成する。例えば再生スピード、日付、時刻などを作成する。再生情報の設定を完了すると、再生開始が可能となる(ステップ702)。ユーザは再生開始を指示すると、再生管理部114は再生情報104を読込み、再生情報の解析を行い(ステップ703)、ユーザが設定した過去時刻を取得する。再生管理部114は過去時刻を画面データ供給部112に伝える。画面データ供給部112は指定した過去時刻に対して蓄積データ管理部111に表示データを要求する。
蓄積データ管理部111はインデックスデータ103から指定された過去時刻に対応するインデックスの取得を行い(ステップ704)、蓄積データ102から取得されたインデックスに該当する蓄積データ(値)の取得を行う(ステップ705)。ユーザから再生の停止指示がなければ(ステップ706)、次のタイミングまでの待機時間を算出し、待機する(ステップ707)。待機時間の算出に関しては、ユーザの再現速度指定より待機時間が算出され、再現方向の指定より次の時刻を算出する。ここで再現方向とは再現が未来に向かうかあるいは過去に向かうかを指し(早送り、巻き戻し)、更には2倍速、5倍速などによっても待機時間は変わる。画面データ供給部112は指定した過去時刻に対応するデータを取得して監視制御画面120において当該データの再現を実現する。
なお、過去システム状態再生の間、画面データ供給部112によるデータ取得先はカレントデータ101から蓄積データ102に切替える。再生停止後データ取得先は蓄積データ102からカレントデータ101に戻す。また過去システム状態再生の間、プラント装置1の異常を検出した場合、自動的に再生を停止し、通常のシステム状態表示に戻る。上記のように再生時に蓄積データ102から直接データを取り出すのではなく、インデックスデータ103を介して蓄積データ102から取り出すので、時系列的に検索することとなり、検索速度が速くなる。又記録データより指定された時間から過去状態を再現する時、機能単位(例えば上記の例では設備DI0001毎)ではなく、システム全体として再現することができる。
尚本実施形態においては、過去状態をグラフで表すような場合も適用できる。
実施の形態2.
図8は実施の形態2による監視制御装置を示すブロック構成図である。実施の形態2は実施の形態1と異なり、蓄積データを格納する領域を予め用意することにより実施の形態1より蓄積データ、インデックスデータの保存効率を向上させるものである。メモリにデータを書き込む方がディスクに書き込むよりも早い。そこで実施の形態1と異なり、装置のメモリであって高速アクセス可能なデバイス上の蓄積情報801を格納する領域を2個用意する。尚図8では3個用意している場合を示している。蓄積データ管理部111は2個の蓄積情報801の内1個の蓄積情報801に受信データを一時的に格納する。
記録領域が一杯となったら、蓄積データ管理部111は受信データの記録先をもう1個の蓄積情報801の領域に切替えると同時に蓄積データ保存部810に一杯となった蓄積情報801のデータに関しての書込み通知を発行する。蓄積データ保存部810は一杯となった蓄積情報801のデータを蓄積データ102とインデックスデータ103へ追加する。追加の仕方は実施の形態1で説明した場合と同じである。なお1個の蓄積情報801の容量が大きく、保存並びに書き込みに時間がかかる場合、蓄積情報801を3個用意することもできる。図8では3個用意している場合を示している。また画面データ供給部112からの検索要求は蓄積情報801内のデータも検索対象となる。
図9(A)は記録用の蓄積情報801Aを示す表であり、現在においてデータを記録中の状態を示している。図9(B)は保存用の蓄積情報801Bを示す表であり、記録領域が一杯となり、書き込みの対象となるものである。蓄積データ管理部111は受信データを時系列で並び替え、蓄積情報801に格納する。図9に示すように蓄積情報801が2個用意された場合、1個は蓄積データ管理部111が受信データを格納する記録用の蓄積情報801Aとなり、もう1個は蓄積データ保存部810が格納されたデータを蓄積データ102及びインデックスデータ103に書き込み保存するための保存用の蓄積情報801Bとして使用される。2個の蓄積情報801A、801Bは切替えして使用される。蓄積情報801を3個用意した場合、1個だけを蓄積データ管理部111が記録用として使用し、残りの2個は蓄積データ保存部810が蓄積データ102及びインデックスデータ103に対して書き込むための保存用として使用される。
次に実施の形態2の動作について説明する。図10は実施の形態2におけるデータ保存の動作を示すフローチャートである。実施の形態1と異なり、カレントデータの更新(ステップ502)の後、蓄積データ管理部111は蓄積情報801に蓄積情報の追加を行う(ステップ1001)。蓄積情報切り替え(ステップ1002)では、蓄積情報801に次の受信データを格納する空領域がある場合データ受信まで待機するが、空領域不足の場合、蓄積情報801の切替えを実施し、蓄積データ保存部810に蓄積データ保存要求を実施する(ステップ1003)。蓄積データ保存部810は起動されてから、蓄積データ保存受付にて待機する(ステップ1010)。蓄積データ管理部111から保存要求を受けた場合、蓄積情報801の保存用領域からデータを取得し、蓄積データ102を追加書き込みするとともに(ステップ1011)、インデックスデータの追加書き込みを行う(ステップ1012)。
図11は通常監視制御時の動作を示すフローチャートである。実施の形態1と異なり、カレントデータの更新(ステップ604)の後、蓄積データ管理部111は蓄積情報801に蓄積情報の追加を行う(ステップ1101)。蓄積情報切り替え(ステップ1102)において、蓄積情報801に次の受信データを格納する空領域がある場合データ受信まで待機するが、空領域不足の場合、蓄積情報801の切替えを実施し、蓄積データ保存部810に蓄積データ保存要求を実施する(ステップ1103)。蓄積データ保存部810は起動されてから、蓄積データ保存受付にて待機する(ステップ1110)。蓄積データ管理部111から保存要求を受けた場合、蓄積情報801の保存用領域からデータを取得し、蓄積データ102の追加(ステップ1011)及びインデックスデータ103の追加(ステップ1012)を行う。尚過去システム状態再生時の動作は実施の形態1と同様である。
上記のように本実施形態では、保存情報を格納するための高速アクセス可能な保存用の蓄積情報801を追加しているので、蓄積情報801に一定量のデータを貯めてから書き込みができ、蓄積データ102及びインデックスデータ103への書き込み回数を減らすことができる。更に複数の保存用キャッシュ(蓄積情報801)を交代で使用することにより、蓄積データ保存時にシステムへのオーバーヘッドを最小に抑えることができる。
実施の形態3.
実施の形態3は実施の形態1と異なり、検索結果を格納する領域を用意することにより実施の形態1より蓄積データの検索効率の向上を図ることができるものである。
図12は実施の形態3による監視制御装置を示すブロック構成図である。実施の形態1と異なり、装置のメモリであって高速アクセス可能なデバイス上の検索結果1201を格納する領域を2個用意する。蓄積データ検索部1210は画面データ供給部112から検索の要求を受けると、インデックスデータ103を使用して蓄積データ102から表示用データを検索する。即ち本実施形態においては、画面データ供給部112の代わりに蓄積データ検索部1210がデータの検索を行うものである。検索効率を上げるには、1回の検索で1個のデータではなく、次の再生に必要なデータも一緒に検出し、検索結果(1201)に格納する。なお1回の検索で抽出する範囲は指定可能である。
図13は検索結果を示す表であり、図13(A)は検索結果をインデックスで表示したものであり、図13(B)は検索結果を値で示したものである。尚図13(A)においては全て「インデックス」と表示されているが、実際には例えば設備DI0001であれば、図4の100等が表示される。蓄積データ検索部1210は画面データ供給部112の時刻指定よりインデックスデータ103を検索し、結果を検索結果1201に格納する。検索結果1201の構造はインデックスによる検索結果となる(図13(A))。なお1回検出するインデックスデータの量は指定により変更可能である。その後蓄積データ検索部1210は検索結果1201Aのインデックス情報をもとに蓄積データ102から値を検出し、検索結果1201に格納する。この場合の検索結果1201の構造は検索結果となる(図13(B))。
次に実施の形態3の動作について説明する。図14は実施の形態3の動作を示すフローチャートである。データ保存の動作(図5)と通常監視制御時の動作(図6)は実施の形態1と同様である。図14は実施の形態3による過去システム状態生成時の動作を示す。再生開始後、蓄積データ検索部1210はインデックスデータ103を検索し、指定時刻及び指定量のインデックス情報を検索結果1201Aに格納する(ステップ1401)。ここで指定量とは行数のことを言う。図13では2015/12/12 09:00:00から2015/12/12 09:00:25までの25秒の間で5秒毎のデータを格納し、行数は6行となる。その後インデックスにて蓄積データ102から値を検索し、検索結果1201Bに格納する(ステップ1402)。再生の停止指令がなければ、再生速度により次の検索結果キャッシュ(保存)時間の算出及び待機を実施する(ステップ1403)。
システムを過去状態で再生する時、時系列でデータを検索する特性があるため、次の検索は予測可能である。1回の検索で複数行のデータ(図13では6行)をまとめて検索しておき、検索結果1201に格納しておくことにより、検索回数の低減を実現する。更に複数の検索結果1201を交代で使用することにより検索効率の向上を図ることができる。尚本実施形態は実施の形態2においても併用することができる。
実施の形態4.
実施の形態4は実施の形態1と異なり、表示画面と表示用データの関係を示す情報を用意することで、蓄積データ102への検索量を必要最低限に抑えることができ、蓄積データの検索性能を向上させることができものである。図15は実施の形態4による監視制御装置を示すブロック構成図である。実施の形態1と異なり、画面データ供給部112は時刻と表示画面IDを元にして蓄積データ管理部111へ表示データの供給を要求する。ここで表示画面IDとは設備ごとに割り当てられた画面番号のことであり、例えば設備DI0001のみの画面が必要ならば設備DI0001の表示画面IDのみを送信し、他の設備(例えばAI0001等)の画面は必要ないので他の設備についてはデータは不要となる。
蓄積データ管理部111は表示データリスト1501を参照し、指定画面に必要なデータを把握した上で、インデックスデータ103を使用して蓄積データ102を検索する。ここで表示データリスト1501とは例えば画面番号1には設備DI0001が対応し、画面2には設備DI0002が対応するようにしたものであり、画面番号1のみが指定されれば、表示データリスト1501を参照して設備DI0001のみのデータを検索するものである。
次に実施の形態4の動作について説明する。データ保存の動作(図5)と通常監視制御時の動作(図6)は実施の形態1と同様である。図16は実施の形態4による過去システム状態生成時の動作を示すフローチャートである。実施の形態1と異なる点として、蓄積データ管理部111は表示画面IDを使用して表示データリスト1501を確認し、検索データの特定を行ってから(ステップ1601)、インデックスデータ103を使用して蓄積データ102を検索する。
上記のように構成することにより、過去状態再生時において再生画面に必要なデータのみを特定することができ、必要なデータのみを検索することにより、検索するデータ量を減らし、検索効率の向上を図ることができる。尚本実施形態は実施の形態2、3と併用させることもできる。
実施の形態5.
実施の形態5は実施の形態4と異なり、利用回数の多い検索結果を保存しておくことで検索量を抑え、蓄積データ検索性能の向上を図るようにしたものである。図17は実施の形態5による監視制御装置を示すブロック構成図である。実施の形態1と異なり、蓄積データ管理部111は蓄積データ102に対する検索結果を画面データ供給部112に提供するとともに、キャッシュ管理部1710にも供給する。キャッシュ管理部1710は検索結果を検索結果キャッシュ1701へ保存する。検索結果キャッシュ1701のデータ構造は図13の検索結果と同様である。検索結果キャッシュ1701の容量を指定範囲内に収めるためには、キャッシュ管理部1710は検索結果キャッシュ1701にデータを格納すると同時に、利用率の低いデータを削除するようメンテナンスする。
次に検索結果キャッシュ1701のメンテナンスについて説明する。蓄積データ管理部111は画面データ供給部112へ提供するデータをキャッシュ管理部1710にも提供するため、キャッシュ管理部1710は図18で示したような監視データ毎(設備毎)の検索回数(データ優先度)と時刻毎の検索回数(時刻優先度)を集計することができる。図18(A)はデータ優先度による表であり、図18(B)は時刻優先度による表である。検索結果キャッシュ1701の残容量が不足(例えば使用率が9割を超えた場合)を検出した場合、データ優先度の低い監視データから列データの削除を実施する。列データの削除は図13(B)に示された検索結果が対象となり、例えば図18(A)において、AI0002は3回しか検索されていないので、図13(B)のAI0002に関する列データ(99.79、125.7・・・・・)が削除される。
なお列データは指定値以下に削除されることはない。列データの削除が限界となった場合、図18(B)に示した時刻優先度の低い再生時刻から行データの削除を実施する。行データの削除は図13(B)に示された検索結果が対象となり、例えば図18(B)において、2015/12/23 19:00:00が3回しか検索されていないので、図13(B)の2015/12/23 19:00:00(図13(B)では表されていない)に対応する行データ(横方向のデータ)が削除される。検索結果キャッシュ1701は時刻優先度による行データの削除を実施する場合、図18(B)の時刻優先度からも行データの削除を行う。また1回の削除は使用率の約1割を目安として検索結果キャッシュ1701からデータを削除する。回数で時刻優先度の判定ができない場合、最終検索時刻の古い順から行データの削除を行う。
次に動作について説明する。図19は実施の形態5による過去システム状態生成時の動作を示すフローチャートである。実施の形態1と異なる点として、蓄積データ管理部111は蓄積データ102を検索する前に、検索結果キャッシュ1701そのもの自体が存在するか否かを検索する(ステップ1901)。検索結果キャッシュ1701が存在しない場合、実施の形態1と同様にして蓄積データ102を検索する。検索結果キャッシュ1701が存在する場合は蓄積データ管理部111が検索結果キャッシュ1701のデータを画面データ供給部112へ提供する。
次にキャッシュ管理部1710によるメンテナンス処理について説明する。検索結果受付にて待機する(ステップ1910)。データを受信した場合検索結果キャッシュ1701に対して検索結果のキャッシュを行う(ステップ1911)。次にキャッシュの残りの容量を確認し(ステップ1912)、残りの容量が十分の場合は検索結果受付にて待機するが(ステップ1910)、残りの容量が不足している場合、キャッシュ領域の解放を行ってから待機する(ステップ1913)。
即ち検索結果キャッシュ1701のデータが領域を超えていないかどうかを調べ、領域が一杯となっていればデータを取り消す。このように検索結果を残すので同じものがあると検索の効率が良くなる。更に新たに検索をしなくても済み、メモリ上のものを取ってくれば良いので、検索が容易となる。このように利用頻度の高い検索結果を再利用することにより、過去状態再生時、検索が必要なデータ量を更に減らすことができ、検索効率の向上を図ることができる。尚本実施形態は実施の形態2〜4と併用させることもできる。
又本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 プラント装置、102 蓄積データ、103 インデックスデータ、
111 蓄積データ管理部、112 画面データ供給部、120 監視制御画面、
801 蓄積情報、810 蓄積データ保存部、1201 検索結果、
1210 蓄積データ検索部、1701 検索結果キャッシュ、
1710 キャッシュ管理部。

Claims (5)

  1. プラント装置からの監視データ及びプラント装置に送られる制御データに時刻の情報を付加して保存する蓄積データと、
    上記プラント装置の各設備に対して上記監視データ及び上記制御データに上記時刻ごとにインデックスを付加することによりテーブルが作成されたインデックスデータと、
    ユーザが設定した過去時刻に対応する上記インデックスの取得を行うとともに上記蓄積データから上記インデックスに該当するデータの取得を行う蓄積データ管理部と、
    監視制御画面において上記データの再現を実現させる画面データ供給部を備えたことを特徴とする監視制御装置。
  2. 上記監視データ及び上記制御データを一時的に格納するための複数の蓄積情報と、
    一杯になった上記蓄積情報のデータを上記蓄積データと上記インデックスデータに書き込むための蓄積データ保存部を備えたことを特徴とする請求項1記載の監視制御装置。
  3. 上記インデックスデータを使用して上記蓄積データから表示用データを検索し、上記表示用データを検索結果に予め格納させる蓄積データ検索部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の監視制御装置。
  4. 上記蓄積データ管理部は画面表示に必要な上記監視データ及び上記制御データのみを取得することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の監視制御装置。
  5. 上記蓄積データ管理部は上記蓄積データから取得された上記データをキャッシュ管理部に供給するとともに上記キャッシュ管理部は上記データを検索結果キャッシュに保存し、
    キャッシュ管理部は利用率の低い上記データを削除することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の監視制御装置。
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