JP2018010289A - 拡散不織布シート、及び面光源装置 - Google Patents

拡散不織布シート、及び面光源装置 Download PDF

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康之 武田
Yasuyuki Takeda
康之 武田
豊岡 和彦
Kazuhiko Toyooka
和彦 豊岡
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【課題】面光源装置用の拡散板として、十分な性能を発揮することができる。【解決手段】液晶表示装置の面光源装置用の光を拡散させる拡散不織布シートであって、直径10μm以下の第1の繊維と、芯繊維、及び当該芯繊維を収容する鞘材を有する芯鞘繊維と、を備え、鞘材は、芯繊維の延びる方向に沿って芯繊維の外周を覆うバインダによって構成され、第1の繊維は20重量%以上、芯鞘繊維は10重量%以上含まれる、拡散不織布シート。【選択図】図3

Description

本発明は、拡散不織布シート、及び面光源装置に関する。
従来、例えば液晶パネルなどを用いた表示装置のバックライトとして使用される面光源装置がある。このような面光源装置として、例えば特許文献1では、超高分子量プラスチック製多孔質フィルムからなる光拡散板を導光板の一面側に配置した面光源装置が記載されている。
特開平8−94810号公報
従来の拡散板に代えて、薄くて軽い不織布が拡散シートとして用いられる場合がある。このような拡散不織布シートを用いる場合に、面光源装置の拡散板としての十分な性能を発揮することが要請されていた。
本発明の一つの態様は、液晶表示装置の面光源装置用の光を拡散させる拡散不織布シートであって、直径10μm以下の第1の繊維と、芯繊維、及び当該芯繊維を収容する鞘材を有する芯鞘繊維と、を備え、鞘材は、芯繊維の延びる方向に沿って芯繊維の外周を覆うバインダによって構成され、第1の繊維は20重量%以上、芯鞘繊維は10重量%以上含まれる、拡散不織布シートである。
また、本発明の一つの態様は、光を出射する光源と、光源から背面側又は側面側に入射した光を導光して前面側から出射させる導光板と、導光板の前面側に配置され、導光板から入射した光を前面側に拡散させる上述の拡散不織布シートと、を備える液晶表示装置の面光源装置である。
本発明によれば、面光源装置用の拡散板として、十分な性能を発揮することができる。
本発明の一実施形態に係る面光源装置の構成を示す概要図である。 本発明の別の実施形態に係る面光源装置の構成を示す概要図である。 図3(a)は実施形態に係る拡散不織布シートの拡大写真であり、図3(b)は比較例に係る拡散不織布シートの拡大図である。 図4(a)は芯鞘繊維の構成を示す模式図であり、図4(b)は単一断面のバインダ繊維の構造を示す模式図であり、図4(c)は芯鞘繊維の断面図である。 図5は、ヒートプレス機を示す模式図である。 図6(a)はLEDムラを測定するためのテストベッドを示す模式図であり、図6(b)はLEDムラを測定するための装置を示す模式図である。 図7(a)は拡散不織布シート越しに見たLEDの様子を示す図であり、図7(b)は測定結果から得られたグラフである。 図8は、接着力を測定するために用いる各種シートを示す模式図である。 図9は、各地合レベルに係る拡散不織布シートの外観を示す図である。 図10は、実施例及び比較例に使用される繊維を示す表である。 図11は、地合レベルの測定結果を示す表である。 図12は、LEDムラの測定結果を示す表である。 図13は、PETへの接着力の測定結果を示す表である。 図14は、嵩密度と地合レベルの関係を示す表である。 図15は、実施例の繊維の含有率、繊維径、及び測定結果を示す表である。 図16は、実施例に使用される繊維、及びその繊維径を示す表である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る面光源装置の様々な実施形態について詳細に説明する。図面の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[面光源装置の構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る面光源装置の構成を示す概要図である。同図に示すように、面光源装置10は、光源11と、導光板12と、反射板13と、拡散板14と、プリズムシート15と、反射型偏光板16とを備えている。面光源装置10は、例えば液晶パネルPと組み合わされ、テレビやパーソナルコンピュータのモニタに用いられる液晶表示モジュール1を構成する。
液晶パネルPは、例えばTFTやSTN、IPS、VAといった公知の液晶セルの表面に直線偏光板等を固定したものが用いられる。液晶セルは、例えば複数の基板、基板ごとに設けられた電極、基板間に封入された液晶層、配向膜、スペーサ、カラーフィルタなどを含んで構成される。光源11は、ここではLED(発光ダイオード)を例示している。光源11は、導光板12の側面に沿って所定の間隔で複数配列されている。なお、光源11としては、CCFL(冷陰極蛍光ランプ)などを用いることもできる。また、光源11は、導光板12の背面側や、導光板12の対向する2つの側面、導光板12の全側面に沿って配置される場合もある。
導光板12は、例えばアクリル樹脂などの透光性を有する材料によって形成された厚さ数mm程度の板状部材である。導光板12の屈折率は、例えば1.5前後に設定されている。導光板12は、光源11から側面側に入射した光を導光して前面側から出射させる。なお、導光板12には、必要に応じて光拡散剤、紫外線吸収剤、熱安定剤、光重合安定剤といった各種の添加剤を添加することもできる。
反射板13には、表面に銀やアルミニウムといった金属薄膜を被着させてなる樹脂製の板状部材、超多層構造の誘電体による反射フィルム等が使用できる。反射板13は、導光板12の背面側に配置され、導光板12の背面側から漏れる光を導光板12側に反射することによって、面光源装置10から出射する光の輝度を確保する。反射板13は、表面を白色に着色した樹脂板や、アルミニウム等からなる金属板であってもよい。
拡散板14は、拡散不織布シートによって形成された板状部材である。拡散板14は、導光板12の前面側に配置され、導光板12から背面側に入射した光を前面側に拡散させることによって、面光源装置10から出射する光の均一性を確保する。なお、拡散板14を構成する拡散不織布シートの詳細な構成については、後述する。
プリズムシート15は、例えば導光板12と同様の透光性を有する材料によって形成されたシート状部材である。プリズムシート15の前面又は背面には、拡散板14を通った光の出射の向きを揃えたり、変化させたりするためのプリズムが複数配列されている。具体的には、プリズムシート15は、例えばミクロ構造表面を有する第1高分子層と、ミクロ構造表面の反対側に配置される第2高分子層とを含んで構成され、ミクロ構造表面は、光を方向付けるためのプリズムの配列を含んでいる。プリズムシート15の屈折と全反射によって、一部の光は正面方向に向かい、それ以外の光は不織布側(光源11側)に戻される。これにより、戻された光は不織布に当たって再度損失の少ない散乱、拡散が行われ、各部材にて透過又は反射の後、再度不織布からプリズム方向に射出されるため、結果的に画面正面方向の輝度をより効果的に上げることができる。
反射型偏光板16は、少なくとも2つのポリマー層を含んで構成される板状部材である。反射型偏光板16は、プリズムシート15の前面側に配置され、ポリマー層間の屈折率差に基づいて第1の偏光状態の光を反射し、第1の偏光状態に略直交する第2の偏光状態の光を透過させる。
ポリマー層の少なくとも1層は、ナフタレート官能性を含むことができる。このナフタレート官能性は、ナフタレート官能性を含む1つ以上のモノマーを重合させることによってポリマー層に組み込まれる。モノマーの例としては、2,6−、1,4−、1,5−、2,7−、2,3−ナフタレン・ジカルボン酸のようなナフタレート及びそのエステルが挙げられる。また、ポリマー層の少なくとも1つは、例えば2,6−、1,4−、1,5−、2,7−及び/又は2,3−ナフタレン・ジカルボン酸及びエチレングリコールのコポリマーであるポリエチレンナフタレート(PEN)を含むことができる。
また、図2は、本発明の別の実施形態に係る面光源装置の構成を示す概要図である。同図に示す液晶表示モジュール1を構成する面光源装置30は、光源11が背面入射型となっており、かつ導光板12を配置せずに光源11からの光を拡散板14に直接入射している点で図1に示した実施形態と異なっている。また、反射板13は、光源11の背面側に配置されている。その他の点については、図1に示した実施形態と同様である。
上述の拡散板14を構成する拡散不織布シート20は、図3(a)に示すように、極細繊維(第1の繊維)21と、主体繊維(第2の繊維)22と、芯鞘繊維23と、によって構成されている。なお、拡散不織布シート20は、少なくとも極細繊維21及び芯鞘繊維23を含んでいればよく、主体繊維22が省略されてもよく、他の繊維(後述の単一断面のバインダ繊維25など)を含んでいてもよい。
極細繊維21は、主に拡散不織布シート20の外観を向上させる機能と、拡散性を向上させる機能を担保するために含まれる繊維である。極細繊維21は直径が小さい繊維であるため、拡散不織布シート20の各繊維の間に入り込むことで外観を向上させ、光の拡散性を向上させることができる。極細繊維21は、直径10μm以下の繊維であってよい。さらに、極細繊維21は、直径7μm以下の繊維であってよい。極細繊維21の直径の下限値は特に限定されるものではないが、例えば、極細繊維21は、直径1μm以上の繊維であってよい。極細繊維21の繊維長は、20mm未満であってよい。さらに、極細繊維21の繊維長は、10mm未満であってもよい。極細繊維21の繊維長の下限値は特に限定されるものではないが、例えば、極細繊維21の繊維長は2mm以上であってよい。極細繊維21を構成する樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタラートといった汎用プラスチックや、ポリブチレンテレフタラート、ポリフェニレンサルファイドといったエンジニアリングプラスチックを用いることができる。
主体繊維22は、主に拡散不織布シート20の全光線透過率を向上させる機能を担保するために含まれる繊維である。すなわち、拡散不織布シート20に直径の大きい主体繊維22が含まれることで、繊維間の隙間をある程度確保することで、拡散不織布シート20の全光線透過率を向上させることができる。主体繊維22は、極細繊維21よりも直径が大きい繊維である。具体的に、主体繊維22の直径は、極細繊維21の直径の120〜700%であってよい。例えば、極細繊維21の直径が約10μmである場合は、主体繊維22の直径は約12μmであってよい。極細繊維21の直径が約7μmである場合は、主体繊維22の直径は約10μmであってよい。主体繊維22の繊維長は、30mm未満であってよい。さらに、主体繊維22の繊維長は、20mm未満であってもよい。主体繊維22の繊維長の下限値は特に限定されるものではないが、例えば、主体繊維22の繊維長は3mm以上であってよい。主体繊維22を構成する樹脂は、極細繊維21と同様であってよい。なお、主体繊維22を構成する樹脂と極細繊維21を構成する樹脂は同一であってもよいが、互いに異なっていてもよい。
芯鞘繊維23は、主に拡散不織布シート20の外観を向上させる機能と、折れ曲がり性を向上させる機能と、熱接着性を向上させる機能と、全光線透過率を向上させる機能とを担保するために含まれる繊維である。なお、「折れ曲がり性」とは、一度、拡散不織布シート20が折れ曲がった場合において、折れ跡を透過光で見ても目立たない(折れ曲がった部分の輝度の変化が顕著でない)度合いのことをいう。図4(c)に示すように、芯鞘繊維23は、芯繊維24、及び当該芯繊維24を収容する鞘材26を有する繊維である。鞘材26は、芯繊維24の延在方向に沿って芯繊維24の外周を覆うバインダによって構成される。鞘材26を構成するバインダは、芯繊維24を構成する樹脂よりも融点が低い樹脂によって構成される。例えば、図3(b)及び図4(b)に示す例では、拡散不織布シート20が、芯鞘繊維23を含まず、単一断面のバインダ繊維25(バインダのみによって構成される繊維)のみを含んでいる。この場合、当該バインダ繊維25は一つのバインダの塊として存在するため、繊維21,22同士の一部しか接着しない。なお、図4(a),(b)において、太線で示されている部分はバインダと繊維21,22の接着部を示している。一方、芯鞘繊維23は、図3(a)及び図4(a)に示すように、芯繊維24の延在方向に沿って鞘材26が存在することで、繊維21,22同士を延在方向に沿って接着することができる。なお、単一断面のバインダ繊維25は鞘材26と同様(ただし、同一でなくともよい)な樹脂を採用してよい。単一断面のバインダ繊維25は、本実施形態に係る拡散不織布シート20に一部含まれていてもよい。
例えば、鞘材26として、融点が80〜200℃の範囲である材質を採用してよい。芯繊維24として、融点が180℃以上でなおかつ鞘材26の融点より20℃以上高い材質を採用してよい。上記鞘材26を主として構成するポリマーは、融点が90〜180℃の範囲、好ましくは100〜170℃の範囲であるポリマーであってよい。
実施形態に係る芯繊維24を構成する材質は、ポリアルキレンテレフタレート等のポリエステルであってよい。芯繊維24としてポリエステルを採用した場合、優れた耐熱性、耐湿性、耐光性、寸法安定性を得ることができる。ポリエステルは、融点が200℃以上であってよい。200℃未満であると複合繊維を安定して紡糸・製糸することが困難になる、および湿式抄紙後の熱処理工程で熱による劣化や変形等がしばしば発生するという問題が発生する。ただし、上記芯繊維24の融点と鞘材26の融点の差が大きすぎると紡糸性が低下する傾向にあり、該芯繊維24の融点は200℃以上の範囲が好ましく、より好ましくは220℃以上の範囲である。また、上記芯繊維24の融点は上記鞘材26の融点より20℃以上、好ましくは40℃以上、高くてよい。さらに上記芯繊維24を構成するポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等が挙げられる。
上記の鞘材26および芯繊維24に使用されるポリマーには、本発明の効果を妨げない範囲でさらに、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、中和剤、造核剤、エポキシ安定剤、滑剤、抗菌剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料、可塑剤などの添加剤が必要に応じて含有されていてもよい。
次に、拡散不織布シート20に含まれる各繊維の量について説明する。なお、各繊維の量を示す値は、拡散不織布シート20全体の重量を100重量%としたときの値を示す。極細繊維21は、拡散不織布シート20中に20重量%以上含まれていてよく、25重量%以上含まれていてよく、30重量%以上含まれていてよい。当該値とすることにより、拡散不織布シート20の外観を向上させ、拡散性を向上させることができる。なお、極細繊維21の量の上限値は特に限定されないが、拡散不織布シート20中に60重量%以下含まれていてよい。
芯鞘繊維23は、拡散不織布シート20中に10重量%以上含まれていてよく、20重量%以上含まれていてよく、30重量%以上含まれていてよい。当該値とすることにより、拡散不織布シート20の外観を向上させ、折れ曲がり性を向上させる、熱接着性を向上させることができる。なお、芯鞘繊維23の量の上限値は特に限定されないが、拡散不織布シート20中に70重量%以下含まれていてよい。あるいは、芯鞘繊維23は、拡散不織布シート20中に50重量%以下含まれていてよい。これにより、光拡散性の低下を抑えることができる。
主体繊維22は、拡散不織布シート20中に0重量%以上含まれていてよく、20重量%以上含まれていてよい。また、主体繊維22の量の上限値は特に限定されないが、拡散不織布シート20中に70重量%以下含まれていてよい。単一断面のバインダ繊維25は、拡散不織布シート20中に0重量%以上含まれていてよく、25重量%以上含まれていてよい。また、バインダ繊維25の量の上限値は特に限定されないが、拡散不織布シート20中に40重量%以下含まれていてよい。
ここで、拡散不織布シート20を構成する構成繊維の径の差は5μm以下であってよい。この場合、繊維の分布の全体的な偏りを抑制することができるため、拡散不織布シート20の地合を向上することができる。構成繊維の径の差とは、主体繊維22、芯鞘繊維23、及び極細繊維21などの構成繊維のうち、最も大きい繊維の径と最も小さい繊維の径の差のことである。また、拡散不織布シート20を構成する構成繊維の平均繊維径は9μm以下であってもよい。これにより、拡散不織布シート20の拡散性を向上できる。
なお、径の差の算出を行うときは、カレンダリング温度にて加熱する場合は、溶融した状態の繊維径を採用する。すなわち、芯鞘繊維23の径は、鞘材26が溶融した後の芯繊維24の径を使用して算出を行う。ただし、カレンダリング温度で溶融しない繊維については、溶融していない状態の繊維径を採用する。繊維径は実物の繊維を実際に測定することによって得られた実測値を採用してよい。ただし、溶融していない状態の繊維径を演算で用いる場合は、製品のカタログにて設定されているカタログ値を採用してもよい。なお、溶融した状態の繊維の繊維径はカタログ値として設定されていないため、実測値を用いて演算を行う。
次に、上述のような繊維を含む拡散不織布シート20の特性について説明する。拡散不織布シート20は、ヘイズ値が80%以上であってよく、90%以上であってよい。拡散不織布シート20は、全光線透過率が30%以上であってよく、40%以上であってよい。拡散不織布シート20の坪量は、10g/m以上であってよく、150g/m以上であってよい。また、拡散不織布シート20の嵩密度は、0.5g/cmより大きくてよく、0.6g/cmより大きくてよい。例えば、不織布シートをフィルタとして用いる場合は嵩密度は低い値に設定されるが、本実施形態では、不織布シートが面光源装置の拡散板として用いられるため、フィルタとして用いる場合よりも、嵩密度を高く設定する必要がある。嵩密度をこのように高い値に設定することにより、外観の良い拡散不織布シート20を得ることができる。
次に、本実施形態に係る拡散不織布シートの作用・効果について説明する。
本実施形態に係る拡散不織布シート20は、液晶表示モジュール1の面光源装置10,30用の光を拡散させる拡散不織布シート20であって、直径10μm以下の極細繊維21と、芯繊維24、及び当該芯繊維24を収容する鞘材26を有する芯鞘繊維23と、を備え、鞘材26は、芯繊維24の延びる方向に沿って芯繊維24の外周を覆うバインダによって構成され、極細繊維21は20重量%以上、芯鞘繊維23は10重量%以上含まれる。
このような拡散不織布シート20によれば、直径10μm以下の極細繊維21が20重量%以上含まれ、芯鞘繊維23が10重量%以上含まれることにより、拡散不織布シートとしての外観を向上させることができ、拡散性を向上することができる。以上により、拡散不織布シートは、面光源装置用の拡散板として、十分な性能を発揮することができる。
また、拡散不織布シート20は、極細繊維21よりも直径が大きい主体繊維22を更に備える。この場合、直径の大きい主体繊維22が含まれることにより、光の透過性を確保することができる。
また、芯繊維24がポリエステルである。この場合、拡散不織布シート20の耐熱性、耐湿性、耐光性、及び寸法安定性を確保することができる。
また、拡散不織布シート20は、嵩密度が0.5g/cmより大きい。この場合、拡散不織布シート20の外観が向上する。
また、拡散不織布シート20は、ヘイズ値が80%以上であり、全光線透過率が30%以上であってよい。この場合、面光源装置の拡散板として、十分な性能を発揮できる。
本実施形態に係る液晶表示モジュール1用の面光源装置10,30は、光を出射する光源11と、光源11から背面側又は側面側に入射した光を導光して前面側から出射させる導光板12と、導光板12の前面側に配置され、導光板から入射した光を前面側に拡散させる上述に記載の拡散不織布シート20と、を備える。
この面光源装置10,30によれば、軽くて薄い拡散不織布シート20を拡散板として用いることができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、各繊維の各種数値は本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更してもよい。また、各繊維の材料の組み合わせも適宜変更してよい。
[実施例]
次に、本発明の実施例について説明する。ただし、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
[拡散不織布シートの製造方法]
まず、図10に示すような、1種類の主体繊維、2種類の極細繊維、1種類の単一断面のバインダ繊維、及び3種類の芯鞘繊維を準備した。また、これらの繊維を図11〜図13に示すような所定の含有量で組み合わせることで、実施例1〜実施例22に係る拡散不織布シートを作成し、比較例1〜比較例3及び比較例5に係る拡散不織布シートを作成した。各拡散不織布シートの坪量(目付量)はいずれも70g/mである。なお、比較例4として、3M社の不織布製拡散フィルムである「EFD−D2−85」を用いた。比較例4は、極細繊維及び芯鞘繊維をいずれも含有していない。各拡散不織布シートは、抄紙工程及び熱カレンダリング工程を実行することによって製造される。
(抄紙工程)
パルプ離解機2532(熊谷理機工業株式会社製)にて、各実施例及び比較例にて定められた所定量の構成繊維を水中に8分間分散させた後、角型シートマシン2556(熊谷理機工業株式会社製)を使用し、150メッシュの金網上に約250mm×約250mmのシートを作製した。このシートをクーチロールによって濾紙の表面に転写した後、更にもう1枚の濾紙で挟み込んで、シートプレス機2569(熊谷理機工業株式会社製)でプレスし、余分な水分を除去した。最後に回転型乾燥機2575−1(熊谷理機工業株式会社製)にて100℃で乾燥することで、不織布原紙シートを得た。
(熱カレンダリング工程)
上記方法で作製した不織布原紙に、ヒートプレス機200KNヒータープレスN5027−00(エヌピーエーシステム株式会社製)を使用して(図5に概略図を示す)、以下に示す条件で熱カレンダリング処理を行った。なお、図5に示すように、ヒートプレス機にセットされた拡散不織布シート20の不織布原紙は、シリコーンPET53,57及びステンレス板52,56を介して、上ステージ51及び下ステージ54によって加熱しながら挟まれて押圧される。

・不織布サイズ:上記約250mm×約250mmの不織布原紙を、「120mm×120mm」、「250mm×60mm(未処理PET/不織布のヒートラミネート後の接着力評価用サンプルのみ)」のサイズにカット

・ステージ温度 :上下ともに190℃
・プレス圧力:200KN
・プレヒート:3分(圧力をかける前にサンプルをステージ上で十分加熱するための時間)
・プレス時間:下ステージが上昇し、圧力が200KNに達したら、すぐに圧力を解除
[地合(外観)評価方法]
熱カレンダリング後の120mm×120mmのサイズの不織布サンプルをライトボックス上に置き、透過光で不織布の外観を観察した。地合レベルは以下に示すようなレベル1〜3で判断した。なお、数字が小さいほど地合が良好であることを意味している。当該試験による評価結果の表を図11に示す。なお、図9(a)はレベル1である実施例4の外観を示す。図9(b)はレベル2である比較例2の外観を示す。図9(c)はレベル3である比較例1の外観を示す。ここではレベル1,2を合格品とする。

・レベル1:均一な地合で、問題なく使用できる
・レベル2:若干繊維感が強く、ディスプレイの設計によっては使用可能
・レベル3:繊維感が強く、ディスプレイでは使用できない
[LEDムラ(光拡散性)の評価方法]
図6(a)に示すようなテストベッド60を準備した。このテストベッド60は、LED61を5灯備えたLEDムラ評価用の装置である。テストベッド60の箱の内側は白PET(反射フィルム)で覆われている。LED61間の距離は50mmであり、LED底部から箱の上辺までの高さは30mmである。LED61はレンズキャップを外した状態で使用した。
図6(a)のテストベッド60上に4mm厚のガラス板66を設置し、その上に120mm×120mmの拡散不織布シート20のサンプルを、2個のLED61の上に載置されるようにセットし、安定化電源を使用して、80mA(約36.5V)の電流を流してLED61を点灯した。拡散不織布シート20のサンプルから750mm上部に、図において「64」で示す2次元色彩輝度計CA−2000(コニカミノルタ株式会社製)を設置し、拡散不織布シート20のサンプル上の輝度分布を測定した。図7(a)に拡散不織布シート越しにみたLEDのイメージを示す。LED上のx軸方向の輝度分布を図7(b)に示すようにグラフ化し、LED直上の輝度Lv(c),LED間の輝度Lv(L),Lv(R)を求めた。Lv(L),とLv(R)の平均値をLv(L−R)とした時に、LED直上の輝度Lv(C)をLv(L−R)で割った値 「Lv(C)/Lv(L−R)」をLEDムラの強さを表す指標にした。各実施例及び比較例に係る当該指標の計算結果の表を図12に示す。「Lv(C)/Lv(L−R)」が大きいほどLEDムラが強く、小さいほどLEDムラが弱い(=光拡散効果が大きい)ものとする。なお、図12の表には、全光線透過率(%)も示す。なお、全光線透過率の測定は、JIS K 7100(1999)に規定する試験における環境・雰囲気を2級許容差とし、温度23℃±2℃、相対湿度50%±10%の標準雰囲気にて、JIS K 7136に準拠にて行った。
[未処理PETへのヒートラミネート後の接着力評価方法]
他の光学フィルムへのヒートラミネート性を示す指標として、拡散不織布シートのサンプルの未処理PETへのヒートラミネート後の接着力を使用した。具体的な評価方法は以下の通りである。すなわち、図8に示すように、熱カレンダリング後の拡散不織布シート20のサンプルを200mm×30mmにカットし、同サイズの75μm厚の未処理PET71(東洋紡エステル(R)フィルム E5100の未処理面側)に重ね、50μm厚のシリコーンPET70で不織布がシリコーン面に接するように挟み込んだ後、以下に示す条件でヒートプレスを行った。

・ヒートプレス機:200KN ヒータープレスN5027−00(エヌピーエーシステム株式会社製)
・ステージ温度(上下同じ温度):120,130,140,150,160℃
・プレヒート:なし
・プレス圧力:10KN
・プレス時間:10秒
上述の条件にてヒートプレスした後の拡散不織布シートの200mm×25mmサイズにカットした後、未処理PETと拡散不織布シートのサンプルの接着力を、以下の条件で測定した。各実施例及び比較例の測定結果の表を図13に示す。

・測定機:SP−2000(IMASS,Inc.製 Slip/Peel Tester)
・剥離角度:180°
・剥離速度:12 inch/min
[嵩密度の測定]
実施例3の繊維の配合に係る不織布原紙に対して、熱カレダリング条件(温度/圧力)を変化させることで嵩密度を変更したものを準備し、それぞれの拡散不織布シートについての地合レベルを測定した。嵩密度は次のように求めた。すなわち、熱カレンダリング後のサンプルを10cm×10cmサイズに切断した。電子天秤で10cm×10cmのサンプルの質量を測定した。10cm×10cmのサンプルの質量から坪量(g/m)を計算した。坪量を厚さ(μm)で割った値を嵩密度とした。測定結果を図14に示す。
[測定結果]
図11に示すように、極細繊維を含まない比較例1については地合レベルが3であり、極細繊維を含み、芯鞘繊維を10重量%以上含む実施例1〜14、比較例2,3については、地合レベルが1,2となり良好な結果が得られた。
また、図12に示すように、比較例4より「Lv(C)/Lv(L−R)」が大きくムラが大きいのは比較例2及び比較例3のみであり、実施例2〜6,10〜16についてはいずれもムラが小さくなった。すなわち、20重量%以上の極細繊維を含む実施例については、ムラを低減できることが理解される。なお、各実施例の全光線透過率の結果も、50%以上であり、面光源装置として用いるのに必要な値が得られた。
また、図13に示すように、比較例4,5のように芯鞘繊維を有していないものについてはPETへの接着力が著しく弱い一方、それらに比して実施例1,8,9,17〜22については良好な接着力が得られた。特に、芯鞘繊維を20重量%以上にした場合は、飛躍的に接着力が向上しており、十分な接着力を得られる。
また、図14に示すように、嵩密度が0.5g/cmより大きくすることにより、地合レベルを1,2にできることが理解される。
[実施例23〜31について]
次に、実施例23〜31に係る拡散不織布シートを作成した。実施例23〜31の作成に用いられる繊維として、実施例1〜22で用いたものと同様な繊維を用いた。これらの繊維を図15に示すような所定の含有量で組み合わせることで、実施例23〜実施例31に係る拡散不織布シートを作成した。なお、実施例23〜31の拡散不織布シートの製造方法は、実施例1〜22と同様である。ただし、前述の「熱カレンダリング工程」におけるカレンダリング温度、すなわち前述の「ステージ温度」については、各実施例に対して図15に示す温度が採用された。図15に示すように、実施例23〜31では、いずれも芯鞘繊維が拡散不織布シート中に50重量%以下含まれていた。また、実施例23〜27,30,31では、芯鞘繊維が拡散不織布シート中に30重量%以上含まれていた。実施例28,29では、芯鞘繊維が拡散不織布シート中に30重量%より少ない含有率で含まれていた。
ここで、図16を参照して、各繊維の繊維径について説明する。各繊維においてカタログにて設定されている繊維径を「繊維径(カタログ値)」に示す。このときの繊維径は、溶融していない状態の繊維の繊維径である。一方、実際に測定した繊維径を「繊維径(実測値 N=5の平均値)」に示す。この実測値は、5本の繊維について実測した繊維径の平均値を示している。加熱前の初期状態における繊維の繊維径を「初期(加熱前)」に示す。一方、カレンダリング温度を180℃とし、3分間加熱した後の繊維の繊維径を「加熱後(180℃−3分)」に示す。これらの実測値から理解されるように、加熱前と加熱後とでは、芯鞘繊維のみ繊維径が変化し、主体繊維及び極細繊維の繊維径は変化していない。すなわち、主体繊維及び極細繊維はカレンダリング温度での加熱によっても溶融せず、芯鞘繊維は加熱によって鞘材が溶融したことが理解される。
次に、図15に示す「繊維径の差」について説明する。ここでは、繊維径のカタログ値を用いて演算した場合と、実測値を用いて演算した場合の2種類の繊維径の差が示されている。ただし、カタログ値を用いて演算する場合も、芯鞘繊維については、鞘材が溶融した状態の繊維径がカタログ値として設定されていないため、加熱後の実測値が用いられた。繊維径の差は、主体繊維、芯鞘繊維、及び極細繊維のうち、最も大きい繊維径と最も小さい繊維径の差によって求められる。例えば、実施例27については、主体繊維として「TT04」、極細繊維として「TA04N」、芯鞘繊維として「TJ04CN」が用いられている。ここで、図16を参照すると、主体繊維の「TT04」の繊維径のカタログ値は12μmであり、極細繊維の「TA04N」の繊維径のカタログ値は7μmである。芯鞘繊維の「TJ04CN」の加熱後の実測値は9.4μmである。従って、最も大きい主体繊維の「TT04」の繊維径(12μm)と最も小さい極細繊維の「TA04N」の繊維径(7μm)のカタログ値の差である5μmがカタログ値ベースの繊維径の差として求められる。他の実施例の繊維径についても同趣旨の演算が行われ、実測値ベースの繊維径についても同趣旨の演算が行われる。図15に示すように、実施例23〜29については、カタログ値ベース及び実測値ベースのいずれにおいても、繊維径の差が5μm以下となった。実施例30,31については、カタログ値ベース及び実測値ベースのいずれにおいても、繊維径の差が5μmより大きくなった。
次に、図15に示す「構成繊維の平均繊維径」について説明する。平均繊維径は、主体繊維、極細繊維、及び芯鞘繊維の含有率をそれぞれの繊維径に掛け合わせ、それらの値の合計によって求められる。なお、主体繊維及び極細繊維については図16のカタログ値を用い、芯鞘繊維については図16の加熱後の実測値を用いた。なお、平均値を求める際は、各繊維の繊維径の少数点は切り捨てて演算を行った。図15に示すように、実施例23〜31のいずれの平均繊維径についても、9μm以下となった。
次に、上述の様な実施例23〜31に対して、LEDムラ(光拡散性)及び地合の評価を行った。LEDムラ(光拡散性)については、前述の「LEDムラ(光拡散性)の評価方法」と同様な方法で評価を行った。また、地合については、前述の「地合(外観)評価方法」と同様な方法で評価を行った。ただし、レベル1よりも更に地合のよい「レベル0:極めて均一な地合で、問題なく使用できる」という項目を設けた。評価結果を図15に示す。
平均繊維径が9μm以下である実施例23〜31では、いずれもLEDムラが比較例4の1.80よりも小さな値となった。このことより、平均繊維径を9μmとすることで、LEDムラを低減できることが理解される。繊維径の差が5μm以内であり、且つ芯鞘繊維が30重量%以上含まれる実施例23〜27については、地合がいずれもレベル0となり、良好な結果が得られた。一方、芯鞘繊維が30重量%より少ない実施例28,29については地合が合格レベルではあるものの、レベル2となった。繊維径の差が5μmより大きい実施例30,31については地合レベルが合格レベルではあるものの、レベル1となった。これらのことより、繊維径の差が5μm以内であることと、芯鞘繊維が30重量%以上であることにより、地合が良くなることが理解される。
1…液晶表示モジュール(液晶表示装置)、10,30…面光源装置、11…光源、12…導光板、13…反射板、14…拡散板、20…拡散不織布シート、21…極細繊維(第1の繊維)、22…主体繊維(第2の繊維)、23…芯鞘繊維、24…芯繊維、26…鞘材。

Claims (6)

  1. 液晶表示装置の面光源装置用の光を拡散させる拡散不織布シートであって、
    直径10μm以下の第1の繊維と、
    芯繊維、及び当該芯繊維を収容する鞘材を有する芯鞘繊維と、を備え、
    前記鞘材は、前記芯繊維の延びる方向に沿って前記芯繊維の外周を覆うバインダによって構成され、
    前記第1の繊維は20重量%以上、芯鞘繊維は10重量%以上含まれる、拡散不織布シート。
  2. 前記第1の繊維よりも直径が大きい第2の繊維を更に備える、請求項1に記載の拡散不織布シート。
  3. 前記芯繊維がポリエステルである、請求項1又は2に記載の拡散不織布シート。
  4. 嵩密度が0.5g/cmより大きい、請求項1〜3の何れか一項に記載の拡散不織布シート。
  5. ヘイズ値が80%以上であり、全光線透過率が30%以上である、請求項1〜4の何れか一項に記載の拡散不織布シート。
  6. 光を出射する光源と、
    前記光源から背面側又は側面側に入射した光を導光して前面側から出射させる導光板と、
    前記導光板の前面側に配置され、前記導光板から入射した光を前面側に拡散させる請求項1〜5の何れか一項に記載の拡散不織布シートと、を備える液晶表示装置の面光源装置。
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