JP2018001725A - 3次元データ生成装置、3次元造形装置、造形物の製造方法及びプログラム - Google Patents

3次元データ生成装置、3次元造形装置、造形物の製造方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】最終的に出力をする第2の造形物の測定結果と第2の造形物の形状を規定する3次元データとの誤差に基づいて、第2の造形物を造形する際の補正量を算出する場合と比較して、短時間で3次元データを修正することができる3次元データ生成装置、3次元造形装置、造形物の製造方法及びプログラムを提供する。【解決手段】データ生成装置100は、出力したテスト用造形物800の形状を測定した測定結果を受け付ける測定結果受付部110と、測定結果受付部110が受け付けた測定結果の3次元データが規定する形状からの誤差に基づいて補正用データを算出する補正用データ算出部114と、補正用データ算出部114が算出した補正用データを用いて、出力用造形物900の形状を規定する3次元データを補正する3次元データ補正部120とを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、3次元データ生成装置、3次元造形装置、造形物の製造方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、レーザ照射で形成される3次元構造物の寸法と当該3次元構造物のスキャンパスの設計値との差を最小化するためのデータを作成する技法であり、当該技法は、上記3次元構造物の製造プロセスをモデル化し、当該製造プロセスで使用される材料の収縮の定式化を行うこと、及び上記定式化した収縮モデルを用いて、上記材料の収縮後の3次元構造物の寸法と上記設計値との差を最小化する最適化計算を行ない、当該差を最小化するスキャン長さxを算出することを含み、上記定式化を行うことは、上記レーザのスキャンパスのスキャン長さxiに応じて上記材料が収縮する場合に収縮関数を定式化することを含む技術が記載されている。
特許文献2には、その層の一部を選択的に硬化させた造形層を基礎平面上に積層することによって、前記硬化された部分を造形物として形成する積層造形装置で用いられるデータであって、前記造形物の形状を表す造形データを作成する造形データ作成システムであって、所望の構造物の形状を表す構造物データを入力する構造物データ入力部と、前記構造物を前記基礎平面上に配置し、前記配置された前記構造物を前記基礎平面に垂直に投影した投影面と、前記構造物との間の空間の外形を表す外形データを、前記構造物データを用いて生成する外形生成部と、前記空間の略全体を満たすように形成され、前記構造物を支持する支持部材の形状を表す支持部材データを生成する支持部材生成部と、前記支持部材と、前記構造物とで構成される造形物の、前記基礎平面に略平行な複数の平面それぞれにおける断面形状を表す断面データを、前記支持部材データおよび前記外形データに基づいて生成する断面生成部とを備える造形データ作成システムが記載されている。
特開2015−58678号公報 特開2007−62050号公報
造形物の形状を規定する3次元データを用いて造形した造形物の形状に、3次元データが規定する形状からの誤差が生じることがある。このような誤差を低減するために、造形された造形物の形状を測定し、測定された誤差を低減するように3次元データを修正し、修正した3次元データに基づいて再び造形物を造形しようとすると、3次元データの修正に複雑な計算式を用いた計算が必要になることがあり、3次元データの修正に時間を要することがある。
本発明は、最終的に出力をする第2の造形物の測定結果と第2の造形物の形状を規定する3次元データとの誤差に基づいて、第2の造形物を造形する際の補正量を算出する場合と比較して、短時間で3次元データを修正することができる3次元データ生成装置、3次元造形装置、造形物の製造方法及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明は、第1の造形物の形状を規定する第1の3次元データを用いて出力装置が出力した第1の造形物の形状を測定した測定結果を受け付ける測定結果受付部と、前記測定結果受付部が受け付けた測定結果の第1の3次元データが規定する形状からの誤差に基づいて補正用データを算出する補正用データ算出部と、前記補正用データ算出部が算出した補正用データを用いて、第2の造形物の形状を規定する第2の3次元データを補正するデータ補正部と、を有する3次元データ生成装置である。
請求項2に係る本発明は、前記測定結果受付部は、第1の造形物の形状に応じて、第1の造形物における縦方向の長さ、横方向の長さ及び高さの少なくとも1つを測定結果として受け付ける請求項1記載の3次元データ生成装置である。
請求項3に係る本発明は、前記測定結果受付部は、縦方向の長さ、横方向の長さ、高さ及び傾斜面の角度の少なくとも1つが互いに異なる複数の第1の造形物をそれぞれに測定した複数の測定結果を受け付ける請求項1又は2記載の3次元データ生成装置である。
請求項4に係る本発明は、前記補正用データ算出部が算出した補正用データを記憶する補正用データ記憶部をさらに有し、前記データ補正部は、前記補正用データ記憶部に記憶されている補正用データを用いて、第2の3次元データを補正する請求項1から3のいずれかに記載の3次元データ生成装置である。
請求項5に係る本発明は、前記測定結果受付部は、予め定められた所定の条件を満たす場合に測定結果を受け付ける請求項1乃至4いずれか記載の3次元データ造形装置である。
請求項6に係る本発明は、第1の造形物の形状を規定する第1の3次元データを用いて出力装置が出力した第1の造形物の形状を測定した測定結果を受け付ける測定結果受付部と、前記測定結果受付部が受け付けた測定結果の第1の3次元データが規定する形状からの誤差に基づいて補正用データを算出する補正用データ算出部と、前記補正用データ算出部が算出した補正用データを用いて、第2の造形物の形状を規定する第2の3次元データを補正するデータ補正部と、第1の造形物を出力し、前記第データ補正部で補正されたデータを用いて第2の造形物を出力する出力部と、を有する3次元データ生成装置である。
請求項7に係る本発明は、第1の造形物の形状を規定する第1の3次元データを用いて出力装置が出力した第1の造形物の形状を測定した測定結果を受け付ける測定結果受付工程と、前記測定結果受付工程で受け付けた測定結果の第1の3次元データが規定する形状からの誤差に基づいて補正用データを算出する補正用データ算出工程と、前記補正用データ算出工程で算出した補正用データを用いて、第2の造形物の形状を規定する第2の3次元データを補正するデータ補正工程と、を有する造形物の造形方法である。
請求項8に係る本発明は、第1の造形物の形状を規定する第1の3次元データを用いて出力装置が出力した第1の造形物の形状を測定した測定結果を受け付ける測定結果受付工程と、前記測定結果受付工程で受け付けた測定結果の第1の3次元データが規定する形状からの誤差に基づいて補正用データを算出する補正用データ算出工程と、前記補正用データ算出工程で算出した補正用データを用いて、第2の造形物の形状を規定する第2の3次元データを補正するデータ補正工程と、第1の造形物を出力し、前記第データ補正工程で補正されたデータを用いて第2の造形物を出力する出力工程と、を有する造形物の造形方法である。
請求項9に係る本発明は、第1の造形物の形状を規定する第1の3次元データを用いて出力装置が出力した第1の造形物の形状を測定した測定結果を受け付ける測定結果受付ステップと、前記測定結果受付ステップで受け付けた測定結果の第1の3次元データが規定する形状からの誤差に基づいて補正用データを算出する補正用データ算出ステップと、前記補正用データ算出ステップで算出した補正用データを用いて、第2の造形物の形状を規定する第2の3次元データを補正するデータ補正ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムである。
請求項10に係る本発明は、第1の造形物の形状を規定する第1の3次元データを用いて出力装置が出力した第1の造形物の形状を測定した測定結果を受け付ける測定結果受付ステップと、前記測定結果受付ステップで受け付けた測定結果の第1の3次元データが規定する形状からの誤差に基づいて補正用データを算出する補正用データ算出ステップと、前記補正用データ算出ステップで算出した補正用データを用いて、第2の造形物の形状を規定する第2の3次元データを補正するデータ補正ステップと、第1の造形物を出力し、前記第データ補正ステップで補正されたデータを用いて第2の造形物を出力する出力ステップと、をコンピュータに実行させるプログラムである。
請求項1に係る本発明によれば、最終的に出力をする第2の造形物の測定結果と第2の造形物の形状を規定する3次元データとの誤差に基づいて、第2の造形物を造形する際の補正量を算出する場合と比較して、短時間で3次元データを修正することができる3次元データ生成装置を提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、測定結果受付部が、第1の造形物における縦方向の長さ、横方向の長さ及び高さの全てを常に受け入れる技術と比較して、第1の造形物の測定を簡単にすることができる。
請求項3に係る本発明によれば、複数の第1の造形物の測定値を受け付けることで、受け付けた第1の造形物とは、縦方向の長さ、横方向の長さ、高さ及び傾斜面の角度が異なる第1の造形物を用いて算出した補正用データを予想することでき、予想された補正用データを用いて第2の造形物の形状を規定する3次元データを補正することができる。
請求項4に係る本発明によれば、補正用データ記憶部に記憶されているデータを用いることで、第2の3次元データを補正する際に、常に第1の造形物の形状を測定する必要をなくすことができ、常に補正用データを算出する必要がなくなる。
請求項5に係る本発明によれば、常に測定結果を受け付ける技術と比較して、造形に要する時間を短縮することができる。
請求項6に係る本発明によれば、最終的に出力をする第2の造形物の測定結果と第2の造形物の形状を規定する3次元データとの誤差に基づいて、第2の造形物を造形する際の補正量を算出する場合と比較して、短時間で3次元データを修正することができる3次元造形装置を提供することができる。
請求項7に係る本発明によれば、
最終的に出力をする第2の造形物の測定結果と第2の造形物の形状を規定する3次元データとの誤差に基づいて、第2の造形物を造形する際の補正量を算出する場合と比較して、短時間で3次元データを修正することができる造形物の製造方法を提供することができる。
請求項8に係る本発明によれば、最終的に出力をする第2の造形物の測定結果と第2の造形物の形状を規定する3次元データとの誤差に基づいて、第2の造形物を造形する際の補正量を算出する場合と比較して、短時間で3次元データを修正することができる造形物の製造方法を提供することができる。
請求項9に係る本発明によれば、最終的に出力をする第2の造形物の測定結果と第2の造形物の形状を規定する3次元データとの誤差に基づいて、第2の造形物を造形する際の補正量を算出する場合と比較して、短時間で3次元データを修正することができるプログラムを提供することができる。
請求項10に係る本発明によれば、最終的に出力をする第2の造形物の測定結果と第2の造形物の形状を規定する3次元データとの誤差に基づいて、第2の造形物を造形する際の補正量を算出する場合と比較して、短時間で3次元データを修正することができるプログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る3次元造形システムを示す図である。 図1に示す3次元造形システムが有する3次元造形装置を示す図である。 図2に示す3次元造形装置の制御部を示すブロック図である。 図1に示す3次元造形システムが有するデータ生成装置の機能的構成を示すブロック図である。 テスト用造形物に生じる誤差の第1の例を示し、図5(A)はテスト用造形物の3次元データが規定する形状を示す図であり、図5(B)は3次元データが規定する形状からの誤差なしで出力されたテスト用造形物を示す図であり、図5(C)は3次元データが規定する形状からの誤差が生じたテスト用造形物を示す図である。 図6(A)は図5に示したテスト用造形物の誤差の第1の例を示す図であり、図6(B)はテスト用造形物の誤差の第2の例を示す図であり、図6(C)はテスト用造形物の誤差の第3の例を示す図である。 図7(D)はテスト用造形物の誤差の第4の例を示す図であり、図7(E)はテスト用造形物の誤差の第5の例を示す図であり、図7(F)はテスト用造形物の誤差の第6の例を示す図であり、図7(G)はテスト用造形物の誤差の第7の例を示す図であり、図7(H)はテスト用造形物の誤差の第9の例を示す図である。 複数のテスト用造形物の第1の例を示す図である。 複数のテスト用造形物の第2の例を示す図である。 複数のテスト用造形物の第3の例を示す図である。 補正量算出部による補正量の算出を説明する図である。 出力用造形物を出力するまでの過程を説明するフローチャートである。 第2の実施形態に係る造形装置の機能的構成を示すブロック図である。
次に、本発明を実施するための形態を、図面を参照して説明する。図1には、本発明の第1の実施形態に係る3次元造形システム10が示されている。3次元造形システム10は、データ生成装置100と、3次元造形装置500と、3次元走査装置600とを有し、これらがネットワーク700に接続されている。
3次元造形システム10は、テスト用造形物800(例えば、図5を参照)を造形し、さらには、出力用造形物900(図2を参照)を造形する。ここで、テスト用造形物800は第1の造形物にあたり、出力用造形物900は第2の造形物にあたる。また、テスト用造形物800は、出力用造形物900を造形するに先立ち、出力用造形物900の3次元データを補正する補正用データを算出するために出力される造形物であり、出力用造形物900は、操作者が出力を所望する最終的な造形物である。また、テスト用造形物800は、第1の3次元データにあたるテスト用造形物800の3次元データを用いて造形され、出力用造形物900は、第2の3次元データにあたる出力用造形物900の3次元データを用いて造形される。
データ生成装置100としては、例えばパーソナルコンピュータを用いることができる。データ生成装置100は、表示装置150と、操作装置190とを有する。表示装置150としては、例えば液晶表示パネルを用いることができ、操作装置190としては、例えばキーボードやマウスを用いることができる。表示装置150と操作装置190との機能を併せ持つものとして、タッチパネルを用いてもよい。データ生成装置100の詳細は、後述する。
3次元走査装置600は、所謂3Dスキャナであり、テスト用造形物800の形状を測定する形状測定装置として用いられている。テスト用造形物800の形状を測定する形状測定装置としては、3次元走査装置600に替えて、例えば、CTスキャン装置(コンピュータ断層撮影装置)等を用いることができる。また、3次元走査装置600等の形状測定装置を用いずに、例えば、ノギスやスケールを用いて操作者がテスト用造形物800の形状を測定するようにしてもよい。
図2には、3次元造形装置500が示されている。3次元造形装置500は、出力用造形物900を出力し、テスト用造形物800を出力する。以下の説明においては、3次元造形装置500が出力用造形物900を出力する場合を例として説明をするものの、3次元造形装置500は、出力用造形物900と同様にテスト用造形物800を出力する。3次元造形装置500は、所謂インクジェット法、より詳細には所謂インクジェット紫外線硬化型積層造形法を採用している。以下の説明においては、3次元造形装置500として、インクジェット紫外線硬化型積層造形法を採用した場合を例として示すものの、3次元造形装置500は、他の方式を採用したものであってもよい。すなわち、3次元造形装置500は、例えば、FDM(Fused Deposition Modeling)とも称される熱溶解積層法、SLS(Selective Laser Sintering)とも称される粉末焼結法、粉末固着法、石膏積層法、STL(Stereo Lithography)とも称される光造形法、LOM(Laminated Object Manufacturing)とも称されるシート材積層法等の方式を採用した3次元造形装置であってもよい。
図2に示すように、3次元造形装置500は造形ステージ510を有する。3次元造形装置500では、造形ステージ510の上側の面に造形材料が積層されるようにして出力用造形物900が出力される。また、造形ステージ510の上側の面には、必要に応じてサポート剤が積層されることによりサポート材積層部990が出力される。サポート材積層部990は、例えば、出力用造形物900の重力方向における下側に造形材料が積層されていない部分がある場合に、出力用造形物900を重力方向における下側から支えるために形成される。サポート材積層部990は、出力用造形物900の造形後に、例えば水洗いする等の方法で出力用造形物900から除去される。
造形ステージ510にはZ軸方向移動機構520が連結されている。造形ステージ510は、Z軸方向移動機構520を駆動させることでZ軸方向(上下方向)に移動することができるようになっている。
3次元造形装置500は、ヘッド部530をさらに有し、ヘッド部530はヘッド部本体532を有する。ヘッド部本体532には、X軸方向移動機構534が連結されている。ヘッド部530は、X軸方向移動機構520を駆動させることでX軸方向(図2における左右方向)に移動することができるようになっている。また、ヘッド部本体532には、Y軸方向移動機構536が連結されている。ヘッド部530は、Y軸方向移動機構536を駆動させることでY軸方向(図2における紙面と交わる方向)に移動することができるようになっている。
ヘッド部530は、造形材料射出ノズル540をさらに有する。造形材料射出ノズル540は、造形材料貯蔵部542に貯蔵されている造形材料を造形ステージ510に向けて射出する。造形材料としては、光硬化性樹脂を用いることができる。
ヘッド部530は、サポート材射出ノズル550をさらに有する。サポート材射出ノズル550は、サポート材貯蔵部552に貯蔵されているサポート材を造形ステージに向けて射出する。
ヘッド部530は、平滑化装置560をさらに有する。平滑化装置560は、造形ステージ510へと射出された造形材料とサポート材とを平滑化する。平滑化装置560は、過剰な造形材料と過剰なポート材とを掻き取るように回転する回転部材562を有する。
ヘッド部530は、光照射装置570をさらに有する。光照射装置570は、光を照射することで造形ステージ510に射出された造形材料を硬化させ、サポート材を硬化させる。
図3は、3次元造形装置500が有する制御部580を示すブロック図である。図3に示すように、制御部580は制御回路582を有し、制御回路582に、ネットワーク700(図1を参照)と通信インターフェイス584とを介し、データ生成装置100(図1を参照)で生成されたテスト用造形物800の断面形状データや、出力用造形物900の断面形状データが入力される。
また、3次元造形装置500において、制御回路582からの出力によりX軸方向移動機構534と、Y軸方向移動機構536と、Z軸方向移動機構520と、造形材料射出ノズル540と、サポート材射出ノズル550と、平滑化装置560と、光照射装置570とが制御される。
以上のように構成された3次元造形装置500で出力用造形物900を造形するには、制御回路582は、X軸方向移動機構534にヘッド部530を図6における右側へと移動させつつ、造形材料射出ノズル540に造形ステージ510へと造形材料を射出させ、サポート材射出ノズル550に造形ステージ510へとサポート材を射出される。そして、制御回路582は、X軸方向移動機構534にヘッド部530を図6における左側へと移動させつつ、平滑化装置560に造形材料とサポート材とを平滑化させ、さらには光照射装置570に第1の造形材とサポート材とを硬化させる。以上のようにして、制御回路582は、主走査方向(X軸方向)における一定幅の造形をさせる。
そして、主走査方向における一定幅の造形を終了させると、制御回路582は、Y軸方向移動機構536に、ヘッド部530を副操作方向に(Y軸方向)に移動させ、さらには主走査方向における一定幅方向の造形をさせる。
以上の動作を繰り返させることにより、一層分の出力用造形物900の造形を完了させると、制御回路582は、Z軸方向移動機構520に、造形ステージ510を、下方向(Z軸方向)に出力用造形物900等の一層の厚さ分だけ下降させる。そして、制御回路582は、出力用造形物900の既に造形がなされた部分に積層させるようにして、次の層の造形をさせる。以上の動作を繰り返すことにより、3次元造形装置500は、硬化させた造形材料を積層させるようにして出力用造形物900や、テスト用造形物800を造形する。
図4は、データ生成装置100の機能的構成を示すブロック図である。図4に示すように、データ生成装置100は測定結果受付部110を有する。測定結果受付部110は、テスト用造形物800の形状を規定するテスト用造形物800の3次元データを用いて3次元造形装置500が出力したテスト用造形物800の形状を測定した結果を受け付ける。ここで、テスト用造形物800の形状の測定は、例えば先述の3次元走査装置600によりなされる。また、テスト用造形物800の造形には、後述する3次元データ記憶部112に記憶されているテスト用造形物800の3次元データを用いる。
また、データ生成装置100は、3次元データ記憶部112を有する。3次元データ記憶部112は、例えば複数のテスト用造形物800の3次元データを記憶している。より具体的には、3次元データ記憶部112は、縦方向の長さ、横方向の長さ、厚さ、斜面角度、形成されている凸部の高さ、形成されている凹部の深さ等の少なくとも1つが互いに異なる複数のテスト用造形物800の3次元データを記憶している。3次元データ記憶部112に記憶されている3次元データについては、後にさらに説明をする。
また、データ生成装置100は、補正用データ算出部114を有する。補正用データ算出部114は、測定結果受付部110が受け付けたテスト用造形物800の形状の測定結果の3次元データ記憶部112に記憶されているテスト用造形物800の3次元データが規定する形状からの誤差に基づいて算出されるデータである補正用データを算出する。この補正用データは、出力されたテスト用造形物800の3次元データからの誤差を低減させるデータである。
例えば、テスト用造形物800が3次元データの規定する形状よりも大きく出力された場合に、補正用データ算出部114は、次に出力されるテスト用造形物800が小さくなるような補正用データを算出する。また、例えば、テスト用造形物800が3次元データの規定する形状よりも厚く造形された場合に、補正用データ算出部114は、次に造形されるテスト用造形物800の厚さが薄くなるような補正用データを算出する。
また、データ生成装置100は、補正用データ記憶部116を有する。補正用データ記憶部116は、補正用データ算出部114で算出された補正用データを記憶する。この際、補正用データは、横方向の長さ、縦方向の長さ、厚さ、斜面角度、形成されている凸部の高さ、形成されている凹部の深さ等の少なくとも1つに関連付けて補正用データ記憶部116に記憶されることが望ましい。また、補正用データは、テスト用造形物800が造形された際の環境に関する情報である3次元造形装置500内の温度と湿度との少なくとも1つと関連付けて補正用データ記憶部116記憶されることが望ましい。
また、データ生成装置100は、3次元データ受付部118を有する。3次元データ受付部118は、出力用造形物900形状を規定する3次元データを受け付ける。この実施形態では、3次元データ受付部118が、3次元データとしてSTL(Standard Triangulated Language)データを受け付ける構成を例として説明をするものの、3次元データ受付部118で3次元CAD(Computer Aided Design)のデータ、3次元CG(computer graphics)のデータ、3Dスキャナによるデータ等を受け付けて、受け付けたデータを、データ生成装置100側でSTLデータに変換するようにしてもよい。
ここで、STLデータとは、3次元形状を表現するデータを保存するファイルフォーマットの一つであるSTLフォーマットのデータであり、3次元データを、多数の三角形の頂点の座標と、これらの多数の三角形の面の法線ベクトルとで示すデータである。
データ生成装置100は、3次元データ補正部120をさらに有する。3次元データ補正部120は、補正用データ算出部114が算出し、補正用データ記憶部116に記憶されている補正用データを用いて、3次元データ受付部118が受け付けた出力用造形物900の形状を規定する3次元データを補正する。この際、3次元データ補正部120は、3次元データ受付部118が受け付けた出力用造形物900の形状等に応じて、補正用データ記憶部116に記憶されている形状等が類似した単数又は複数の補正用データを選択し、選択した補正用データを用いて出力用造形物900の3次元データを補正する。
データ生成装置100は、断面形状データ生成部122をさらに有する。断面形状データ生成部122は、3次元データ補正部120で補正された出力用造形物900の形状を規定する3次元データから断面形状データ(積層データ)を生成する。また、断面形状データ生成部122は、3次元データ記憶部112に記憶されているテスト用造形物800の形状を規定する3次元データから断面形状データを生成する。
データ生成装置100は、出力指示部124をさらに有する。出力指示部124は、断面形状データ生成部122で生成された出力用造形物900の断面形状データに基づく出力用造形物900の造形を3次元造形装置500に指示する。また、出力指示部124は、断面形状データ生成部122で生成されたテスト用造形物800の断面形状データに基づくテスト用造形物800の造形を3次元造形装置500に指示する。
図5には、テスト用造形物800に生じる誤差の第1の例が示されている。先述のように出力されるテスト用造形物800の形状には、3次元データ記憶部112に記憶されている3次元データが規定する形状からの誤差が生じことがある。例えば、この誤差の第1の例では、図5(A)に示す3次元データが記憶するテスト用造形物800の形状810からの誤差なしで、図5(B)に示すようにテスト用造形物800が造形されることもあれば、図5(C)に示すように、3次元データが記憶するテスト用造形物800の形状810からの誤差が生じたテスト用造形物800が造形されることもある。
図5に示す誤差の第1の例においては、テスト用造形物800に反りが生じている。
図6(A)は、図5に示したテスト用造形物800の誤差の第1の例を示す図である。また、図6(B)は、テスト用造形物800の誤差の第2の例を示す図である。また、図6(C)は、テスト用造形物800の誤差の第3の例を示す図である。これらの図に示すように、第1の例と比較すると、第2の例のテスト用造形物800は横方向の長さが長く、第1の例と比較すると、第3の例のテスト用造形物800は厚さが厚い。
そして、テスト用造形物800の第1の例、テスト用造形物800の第2の例、テスト用造形物800の第3の例のいずれにも誤差として反りが生じているものの、誤差である反りが生じる程度は、第1の例、第2の例、第3の例で互いに異なっている。このように、テスト用造形物800の生じる誤差は、テスト用造形物800の長さ、厚さ等の形状によって生じ方が異なる。
図7(D)には、テスト用造形物800に生じる誤差の第4の例が示されている。この例では、テスト用造形物800は直方体であり、テスト用造形物800は、3次元データが規定する形状810よりも長く、膨張して出力されている。
図7(E)には、テスト用造形物800に生じる誤差の第5の例が示されている。この例では、テスト用造形物800は円柱形状であり、テスト用造形物800は3次元データが規定する形状810よりも大きく、膨張して出力されている。
図7(F)には、テスト用造形物800に生じる誤差の第6の例が示されている。この例では、テスト用造形物800は円錐形状であり、テスト用造形物800は3次元データが規定する形状810よりも大きく、膨張して出力されている。
図7(G)には、テスト用造形物800に生じる誤差の第7の例が示されている。この例では、テスト用造形物800は円錐形状であり、テスト用造形物800は3次元データが規定する形状810よりも小さく、縮小して出力されている。
図7(H)には、テスト用造形物800に生じる誤差の第8の例が示されている。この例では、テスト用造形物800は設置面に対して傾斜した傾斜面802を有する立体であり、テスト用造形物800は、3次元データが規定する形状810よりも設置面に対する傾斜面802の傾きが小さくなっている、
以上で例を示したように、テスト用造形物800に生じる誤差は、テスト用造形物の形状により生じ方が異なり、テスト用造形物800に生じる誤差は、テスト用造形物800横方向の長さ、厚さのみなず、縦方向の長さ、凹部が形成されている場合の凹部の深さ、凸部が形成されている場合の凸部の高さ、設置面に対する傾斜面の傾き等に応じて異なる生じ方をする。このため、テスト用造形物800を測定し、テスト用造形物800の3次元データが規定する形状からのデータを誤差に基づいて補正用データを算出するには、互いに異なる形状である複数のテスト用造形物800を用いることが望ましい。
図8には、補正用データを算出するために用いるテスト用造形物800の第1の例が示されている。この例においては、横方向の長さが異なる3個のテスト用造形物800が補正用データを算出するために用いられる。このように、横方向の長さが互いに異なる複数のテスト用造形物800を用いて複数の補正用データを算出することで、複数の補正用データの中から適当な補正用データを選択することができるようになり、横方向の長さの違いによる誤差の生じ方の変化を把握しつつ、出力用造形物900の3次元データの補正をすることができるようになる。
図9には、補正用データを算出するために用いるテスト用造形物800の第2の例が示されている。この例においては、厚さが異なる3個のテスト用造形物800が、補正用データを算出するために用いられる。このように、厚さが互いに異なる複数のテスト用造形物800を用いて複数の補正用データを算出することで、複数の補正用データの中から適当な補正用データを選択することができるようになり、厚さの違いによる誤差の生じ方の変化を把握しつつ、出力用造形物900の3次元データの補正をすることができる。
図10には、補正用データを算出するために用いるテスト用造形物800の第3の例が示されている。この例においては、設置面に対する傾斜面802の角度が互いに異なる3個のテスト用造形物800が、出力用造形物900の3次元データの補正に用いられる。このように、設置面に対する傾斜面802の角度が互いに異なる複数のテスト用造形物800を用いて補正用データを算出することで、複数の補正用データの中から適当な補正用データを選択することができるようになり、設置面に対する傾斜面802の角度の違いによる誤差の生じ方の変化を把握しつつ、出力用造形物900の3次元データの補正をすることができる。
図11には、補正用データ算出部114による補正用データの算出が説明されている。補正用データ算出部114は、テスト用造形物800の3次元データが規定する形状810からの誤差dを低減させるように3次元データを修正するデータを補正用データとして算出する。
図12は、3次元造形システム10における出力用造形物900を出力するまでの過程を説明するフローチャートである。図12に示すように、最初のステップS12で、データ生成装置100は、補正用データ記憶部116に記憶されている補正用データの変更条件が成立するか否かの判別をする。ここで、補正用データを変更するか否かの判別は、例えば、3次元造形装置500が停止した状態から3次元造形装置500の電源がオンとされて新たに造形を開始するタイミングであるか否により判別され、例えば、新たに造形を開始するタイミングにおいては、補正用データ変更の条件が成立したとの判別をする。
また、補正用データを変更するか否かの判別は、例えば、判別時に補正用データ記憶部116に記憶されている補正用データを算出した時点から3次元造形装置500の設置されている場所の温度、湿度等の環境条件が変化したか否かにより判断され、例えば、環境条件が変化した場合は、補正用データ変更の条件が成立したとの判別をする。
また、補正用データを変更するか否かの判別は、例えば、判別時に補正用データ記憶部116に記憶されている補正用データを算出した時点から3次元造形装置500の設置場所が変わったか否か(3次元造形装置500が移設されたか否か)により判別され、例えば、3次元造形装置500の設置場所が変わった場合は、補正用データ変更の条件が成立したとの判別をする。
また、補正用データを変更するか否かの判別は、例えば、判別時に補正用データ記憶部116に記憶されている補正用データを算出した時点から3次元造形装置500の部品が交換されたか否かにより判別され、例えば、3次元造形装置500の部品が交換された場合は、補正用データ変更の条件が成立したとの判別をする。
また、補正用データを変更するか否かの判別は、例えば、判別時に補正用データ記憶部116に記憶されている補正用データを算出した時点から造形に用いる材料が交換されたか否かにより判別され、例えば、造形に用いる材料が交換された場合は、補正用データ変更の条件が成立したとの判別をする。
また、補正用データを変更するか否かの判別は、例えば、判別時に補正用データ記憶部116に記憶されている補正用データを算出した時点から3次元造形装置500のメンテナンスが行われたか否かにより判別され、例えば、3次元造形装置500のメンテナンスが行われた場合は、補正用データ変更の条件が成立したとの判別をする。
上述のステップS12で補正用データ変更の条件が成立したとの判別をした場合は、ステップS14に進み、補正用データ変更の条件が成立しないとの判別をした場合は、ステップS102に進む。
ステップS14においては、テスト用造形物800の出力がなされる。すなわち、3次元データ記憶部112に記憶されているテスト用造形物800の3次元データから断面形状データ生成部122がテスト用造形物800の断面形状データを生成し、この断面形状データに基づく出力を出力指示部124が3次元造形装置500に指示し、3次元造形装置500がテスト用造形物800の出力をする。
次のステップであるステップS16では、測定結果受付部110が、ステップS14で出力されたテスト用造形物800の測定結果を受け付ける。すなわち、例えば、3次元走査装置600がステップS14で出力されたテスト用造形物800の形状を測定し、測定されたテスト用造形物800の形状データが測定結果受付部110に送信される。
次のステップであるステップS18では、ステップS16で測定結果受付部110が受け付けたテスト用造形物800の測定結果を用いて、補正用データ算出部114が補正用データを算出する。
次のステップであるステップS20では、補正用データ記憶部116に記憶されている補正用データをステップS18で算出された補正用データに変更するように、ステップS18で算出された補正用データを補正用データ記憶部116に記憶させる。
以上で説明をしたステップS14、ステップS16、ステップS18、ステップS20は、補正用データの変更を要するテスト用造形物800の数だけ繰り返される。
ステップS102では、3次元データ補正部120が、補正用データ記憶部116に記憶されている補正用データを用いて、3次元データ受付部118が受け付けた出力用造形物900の3次元データを修正する。
次のステップS104では、ステップS102で補正された3次元データを用いて、出力用造形物900が出力される。すなわち、ステップS102で補正された3次元データから断面形状データ生成部122が出力用造形物900の3次元データを生成し、生成された3次元データを用いて出力用造形物900の出力を出力指示部124が3次元造形装置500に指示し、指示に応じて3次元造形装置500が出力用造形物900を造形する。
次のステップであるステップS202で電源かオフとされたことが確認されると、一連の制御、動作が終了され、ステップS202で電源がオフとされない場合、ステップS12に戻り、以上で説明をした制御、動作が繰り返される。
次に本発明の第2の実施形態に係る3次元造形システム10について説明する。先述の第1の実施形態においては、3次元造形装置500は、データ生成装置100と共に3次元造形システム10を構成し、データ生成装置100で生成されたデータに基づいてテスト用造形物800や出力用造形物900を出力していた。これに対して、この第2の実施形態においては、3次元造形装置500が3次元データの生成をし、さらにはテスト用造形物800や出力用造形物900の出力をする。
図12は、第2の実施形態に係る3次元造形システム10が有する3次元造形装置500の機能的構成を示すブロック図である。図12に示されているように、測定結果受付部110、3次元データ記憶部112、補正用データ算出部114、補正用データ記憶部116、3次元データ受付部118、3次元データ補正部120、断面形状データ生成部122、出力指示部124との第1の実施形態においては、データ生成装置100が有していた構成を、この第2の実施形態では3次元造形装置500が有している。
また、この第2の実施形態においては、3次元造形装置500は、出力部590を有している。出力部590は、出力指示部124からの指示を受けて、テスト用造形物800や出力用造形物900を出力する。出力部590は、例えば、造形ステージ510、ヘッド部530等の第1の実施形態に係る3次元造形装置500有する全ての構成を有している。
以上で説明をしたように、本発明の実施形態に係る3次元造形システム10においては、最終的に出力をする出力用造形物900とは別のテスト用造形物800の測定結果とテスト用造形物800の形状を規定する第1の3次元データとの誤差に基づいて補正用データを算出し、算出された補正用データを用いて出力用造形物900の3次元データが補正される。このため、出力用造形物900を出力し、出力した出力用造形物900の形状を測定し、出力用造形物900の形状を測定した測定結果に基づいて出力用造形物900の3次元データを補正する技術と比較して、短時間で出力用造形物の3次元データを修正することができる
以上で説明をしたように、本発明は、3次元データ生成装置、3次元造形装置、造形物の製造方法及びプログラムに適用することができる。
10・・・3次元造形システム
100・・・データ生成装置
110・・・測定結果受付部
112・・・3次元データ記憶部
114・・・補正用データ算出部
116・・・補正用データ記憶部
120・・・3次元データ補正部
500・・・3次元造形装置
580・・・制御部
590・・・出力部
800・・・テスト用造形物
900・・・出力用造形物

Claims (10)

  1. 第1の造形物の形状を規定する第1の3次元データを用いて出力装置が出力した第1の造形物の形状を測定した測定結果を受け付ける測定結果受付部と、
    前記測定結果受付部が受け付けた測定結果の第1の3次元データが規定する形状からの誤差に基づいて補正用データを算出する補正用データ算出部と、
    前記補正用データ算出部が算出した補正用データを用いて、第2の造形物の形状を規定する第2の3次元データを補正するデータ補正部と、
    を有する3次元データ生成装置。
  2. 前記測定結果受付部は、第1の造形物の形状に応じて、第1の造形物における縦方向の長さ、横方向の長さ及び高さの少なくとも1つを測定結果として受け付ける請求項1記載の3次元データ生成装置。
  3. 前記測定結果受付部は、縦方向の長さ、横方向の長さ、高さ及び傾斜面の角度の少なくとも1つが互いに異なる複数の第1の造形物をそれぞれに測定した複数の測定結果を受け付ける請求項1又は2記載の3次元データ生成装置。
  4. 前記補正用データ算出部が算出した補正用データを記憶する補正用データ記憶部をさらに有し、
    前記データ補正部は、前記補正用データ記憶部に記憶されている補正用データを用いて、第2の3次元データを補正する請求項1から3のいずれかに記載の3次元データ生成装置。
  5. 前記測定結果受付部は、予め定められた所定の条件を満たす場合に測定結果を受け付ける請求項1乃至4いずれか記載の3次元データ造形装置。
  6. 第1の造形物の形状を規定する第1の3次元データを用いて出力装置が出力した第1の造形物の形状を測定した測定結果を受け付ける測定結果受付部と、
    前記測定結果受付部が受け付けた測定結果の第1の3次元データが規定する形状からの誤差に基づいて補正用データを算出する補正用データ算出部と、
    前記補正用データ算出部が算出した補正用データを用いて、第2の造形物の形状を規定する第2の3次元データを補正するデータ補正部と、
    第1の造形物を出力し、前記第データ補正部で補正されたデータを用いて第2の造形物を出力する出力部と、
    を有する3次元データ生成装置。
  7. 第1の造形物の形状を規定する第1の3次元データを用いて出力装置が出力した第1の造形物の形状を測定した測定結果を受け付ける測定結果受付工程と、
    前記測定結果受付工程で受け付けた測定結果の第1の3次元データが規定する形状からの誤差に基づいて補正用データを算出する補正用データ算出工程と、
    前記補正用データ算出工程で算出した補正用データを用いて、第2の造形物の形状を規定する第2の3次元データを補正するデータ補正工程と、
    を有する造形物の造形方法。
  8. 第1の造形物の形状を規定する第1の3次元データを用いて出力装置が出力した第1の造形物の形状を測定した測定結果を受け付ける測定結果受付工程と、
    前記測定結果受付工程で受け付けた測定結果の第1の3次元データが規定する形状からの誤差に基づいて補正用データを算出する補正用データ算出工程と、
    前記補正用データ算出工程で算出した補正用データを用いて、第2の造形物の形状を規定する第2の3次元データを補正するデータ補正工程と、
    第1の造形物を出力し、前記第データ補正工程で補正されたデータを用いて第2の造形物を出力する出力工程と、
    を有する造形物の造形方法。
  9. 第1の造形物の形状を規定する第1の3次元データを用いて出力装置が出力した第1の造形物の形状を測定した測定結果を受け付ける測定結果受付ステップと、
    前記測定結果受付ステップで受け付けた測定結果の第1の3次元データが規定する形状からの誤差に基づいて補正用データを算出する補正用データ算出ステップと、
    前記補正用データ算出ステップで算出した補正用データを用いて、第2の造形物の形状を規定する第2の3次元データを補正するデータ補正ステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  10. 第1の造形物の形状を規定する第1の3次元データを用いて出力装置が出力した第1の造形物の形状を測定した測定結果を受け付ける測定結果受付ステップと、
    前記測定結果受付ステップで受け付けた測定結果の第1の3次元データが規定する形状からの誤差に基づいて補正用データを算出する補正用データ算出ステップと、
    前記補正用データ算出ステップで算出した補正用データを用いて、第2の造形物の形状を規定する第2の3次元データを補正するデータ補正ステップと、
    第1の造形物を出力し、前記第データ補正ステップで補正されたデータを用いて第2の造形物を出力する出力ステップと、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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