JP2017528064A - D2d動作とセルラー動作との間でアクティビティに基づいてue受信機を共有する方法 - Google Patents

D2d動作とセルラー動作との間でアクティビティに基づいてue受信機を共有する方法 Download PDF

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Abstract

異なるタイプの動作のために、デバイスツーデバイス(D2D)対応の無線デバイスについて構成された1つまたは複数の間欠受信(DRX)周期内の重なりのない時間区分を利用するシステムおよび方法を開示する。いくつかの実施形態では、これらの異なるタイプの動作はセルラー動作とD2D動作であり、D2D対応の無線デバイスが、1つまたは複数のDRX周期内の重なりのない時間区分の中でセルラー動作およびD2D動作(たとえば、セルラー信号およびD2D信号の受信)を実施するようになっている。このように、たとえば、一度に1つのタイプの信号を受信することしかできないD2D対応の無線デバイスが、セルラー信号とD2D信号の両方を受信することを可能にしている。【選択図】図1

Description

関連出願
本出願は、2014年8月11日に出願された仮特許出願第62/035664号、および2015年7月10日に出願された特許出願第14/796,516の利益を主張するものであり、これらの開示内容は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。
本開示の実施形態は無線通信の分野に関し、より詳細には、デバイスツーデバイス(D2D)動作とセルラー動作との間でユーザ機器デバイス(UE)受信機を共有する方法に関する。
セルラー通信ネットワークにおけるデバイスツーデバイス(D2D)通信は、特に次世代ネットワークに関して、大きな関心を集めている。D2D通信はソースデバイスとターゲットデバイスとの間の通信であり、ソースデバイスとターゲットデバイスとはともに無線デバイス(たとえば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)用語ではユーザ機器デバイス(UE))である。D2D通信の潜在的な利点には、セルラーネットワークのオフロード、通信の高速化、関心対象の周辺の無線デバイス(たとえば、動作中の同じアプリケーション)に対する認識の向上、距離が短くなることによるリンクの高品質化などが含まれる。D2D通信の魅力的な用途には、ビデオストリーミング、オンラインゲーム、メディアダウンロード、ピアツーピア(P2P)、ファイル共有などがある。
D2D対応の無線デバイス(たとえば、D2D対応UE)は、(1)ダウンリンク(DL)搬送周波数のセルラー信号を受信し、同時に(2)他のD2D対応の無線デバイスのアップリンク(UL)搬送周波数のD2D信号を受信するように構成されていてもよい。ULとDLの搬送周波数は、同じ周波数帯に属していても、異なる周波数帯に属していてもよい。D2D対応の無線デバイスは、D2D対応の無線デバイスにおける受信機リソースの量が制限されているため、両タイプの信号(すなわち、セルラー信号とD2D信号)を同時に受信できなくてもよい。受信機リソースは、無線フロントエンドリソース(たとえば、高周波(RF)電力増幅器、RFフィルタなど)および/またはベースバンドリソース(たとえば、プロセッサ)、メモリなどを特徴とする。これにより、D2D対応の無線デバイスが、所与の時間に2つのタイプの動作の一方のみに対して自身の受信機リソースを効果的に使用できるシナリオ、すなわち、D2D対応の無線デバイスが、所与の時間にD2D動作またはセルラー動作のいずれかに対して自身の受信機リソースを使用できるシナリオになる。
所与の時間にDLセルラー信号のみ、またはD2D信号のみを受信できることによって、全体的なシステム性能が低下する。たとえば、D2D対応の無線デバイスは、D2D信号を受信している間に、セルラーリンク上のデータのスケジューリングに失敗することがある。ネットワークノード(たとえば、D2D対応の無線デバイスのサービング基地局)は、D2D受信であるためにD2D対応の無線デバイスがセルラーリンク上の一定のデータブロックを取り損ねたことに気づかない。したがって、そのような取り損ねたパケット/データブロックは、上位レイヤのプロトコル、たとえば無線リンク制御(RLC)、インターネットプロトコル(IP)などによって受信失敗が検出された後にD2D対応の無線デバイスに再送される。これにより、パケット送信の遅延が増加し、セルラーDLスケジューリングチャネル(たとえば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH))のリンク適合も質が低下する。取り損ねたPDCCHを補うために、ネットワークはPDCCH用のリソース(たとえば、制御チャネルエレメントおよび/または送信電力)を増やすことがある。これは結果的により多くのPDCCH用リソースを消費することになり、セルラーDLキャパシティを低下させ、かつ/またはこうしたリソースエレメントへの干渉を増加させる。
上記を踏まえると、セルラーリンク上、さらにはD2Dリンク上における、D2D対応の無線デバイスによるデータ受信の損失を回避するか、または最小限にするためのシステムおよび方法が必要とされる。
異なるタイプの動作のために、デバイスツーデバイス(D2D)対応の無線デバイスについて構成された1つまたは複数の間欠受信(DRX)周期内の重なりのない時間区分を利用するシステムおよび方法を開示する。いくつかの実施形態では、これらの異なるタイプの動作はセルラー動作とD2D動作であり、D2D対応の無線デバイスが、1つまたは複数のDRX周期内の重なりのない時間区分の中でセルラー動作およびD2D動作(たとえば、セルラー信号およびD2D信号の受信)を実施するようになっている。このように、たとえば、一度に1つのタイプの信号を受信することしかできないD2D対応の無線デバイスが、セルラー信号とD2D信号の両方を受信することを可能にしている。
いくつかの実施形態では、セルラー通信ネットワークにおいて動作することを可能にした無線デバイスが、セルラー動作のために第1の時間区分をDRX周期内に、かつD2D動作のために第2の時間区分をDRX周期内に確定するように構成されているか、または動作可能であり、第1の時間区分と第2の時間区分は重なりのない時間区分である。無線デバイスは、第1の時間区分の間にD2D動作を実施し、第2の時間区分の間にセルラー動作を実施するようにさらに構成されている。
いくつかの実施形態では、第1の時間区分および第2の時間区分の確定は、事前に定義された規則に基づいて、第1の時間区分および第2の時間区分を確定すること、第1の時間区分および第2の時間区分を自律的に確定すること、第1の時間区分および第2の時間区分を別のノードから受信したメッセージに基づいて確定すること、第1の時間区分および第2の時間区分を、上位レイヤのシグナリングを介して受信した構成に基づいて確定すること、第1の時間区分および第2の時間区分の一方または両方を適合させること、ならびに第1の時間区分および第2の時間区分の一方または両方を構成することのうちの1つまたは複数を含む。
いくつかの実施形態では、第1の時間区分は、DRX周期におけるDRXオン期間およびDRXオフ期間の一方であり、第2の時間区分は、同じDRX周期におけるDRXオン期間およびDRXオフ期間のもう一方である。
いくつかの実施形態では、無線デバイスは、ダウンリンク(DL)セルラー動作のためのDRX周期をもつように構成され、第1の時間区分は、DLセルラー動作のためのDRX周期のDRXオン期間であり、第2の時間区分は、DLセルラー動作のためのDRX周期のDRXオフ期間である。
いくつかの実施形態では、無線デバイスは、DLセルラー動作およびD2D動作の両方のための共通DRX周期をもつように構成され、第1の時間区分は、共通DRX周期のDRXオフ期間およびDRXオン期間の一方であり、第2の時間区分は、共通DRX周期のDRXオン期間およびDRXオフ期間のもう一方である。いくつかの実施形態では、第1の時間区分は共通DRX周期のDRXオン期間であり、第2の時間区分は共通DRX周期のDRXオフ期間である。
いくつかの実施形態では、第1の時間区分は第1のDRX周期の第1のDRXオン期間であり、第2の時間区分は第2のDRX周期の第2のDRXオン期間である。
いくつかの実施形態では、第1の時間区分および第2の時間区分は、DRX周期のDRXオン期間内の重なりのない時間区分である。いくつかの実施形態では、第1の時間区分に使用されるDRXオン期間の時間量および第2の時間区分に使用されるDRXオン期間の時間量はネットワークにより設定される。いくつかの実施形態では、第1の時間区分に使用されるDRXオン期間の時間量および第2の時間区分に使用されるDRXオン期間の時間量は無線デバイスによって自律的に決められる。
いくつかの実施形態では、以下の条件:
Tmin≦t≦Tmax、
の一方または両方が当てはまる時間(t)によって第1の時間区分と第2の時間区分が時間的に隔てられるように、第1の時間区分と第2の時間区分は構成されており、式中、Tminは、事前に定義された最小限の時間であり、Tmaxは、事前に定義された最大限の時間である。
いくつかの実施形態では、第1の時間区分および第2の時間区分は、事前に定義された順序が第1の時間区分と第2の時間区分との間で維持されるように構成される。
いくつかの実施形態では、第1の時間区分の間に実施されるD2D動作はD2D信号の受信であり、第2の時間区分の間に実施されるセルラー動作はDLセルラー信号の受信である。
いくつかの実施形態では、第1と第2の時間区分は同じDRX周期内にある。いくつかの実施形態では、DRX周期は、DLセルラーDRX周期と、DLセルラー動作およびD2D動作の両方のための共通DRX周期のうちの一方である。
いくつかの実施形態では、第1と第2の時間区分は異なるDRX周期内にある。いくつかの実施形態では、異なるDRX周期のそれぞれは、DLセルラーDRX周期と、DLセルラー動作およびD2D動作の両方のための共通DRX周期のうちの一方である。
無線デバイスの動作方法の実施形態も開示されている。
セルラー通信ネットワークのネットワークノードの実施形態も開示されている。いくつかの実施形態では、ネットワークは、無線デバイスのための1つまたは複数のDRX共有規則を決定するように構成されるか、または動作可能であり、1つまたは複数のDRX共有規則は、セルラー動作およびD2D動作のための無線デバイスによって使用されるべき1つまたは複数のDRX周期内に重なりのない時間区分を定義する。ネットワークノードは、1つまたは複数のDRX共有規則をもつように無線デバイスを構成するようにさらに構成される。
いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、無線デバイスのための1つまたは複数のDRX共有規則を動的に適合させるようにさらに動作可能である。
いくつかの実施形態では、重なりのない時間区分は、セルラー動作のための第1の時間区分およびD2D動作のための第2の時間区分を含み、1つまたは複数のDRX共有規則は、第1の時間区分がDRX周期におけるDRXオン期間およびDRXオフ期間の一方であり、第2の時間区分が同じDRX周期におけるDRXオン期間およびDRXオフ期間のもう一方であるという規則を含む。
いくつかの実施形態では、重なりのない時間区分は、セルラー動作のための第1の時間区分およびD2D動作のための第2の時間区分を含み、1つまたは複数のDRX共有規則は、第1の時間区分が第1のDRX周期の第1のDRXオン期間であり、第2の時間区分が第2のDRX周期の第2のDRXオン期間であるという規則を含む。
いくつかの実施形態では、重なりのない時間区分は、セルラー動作のための第1の時間区分およびD2D動作のための第2の時間区分を含み、1つまたは複数のDRX共有規則は、第1の時間区分および第2の時間区分がDRX周期のDRXオン期間内の重なりのない時間区分であるという規則を含む。
いくつかの実施形態では、重なりのない時間区分は、セルラー動作のための第1の時間区分およびD2D動作のための第2の時間区分を含み、1つまたは複数のDRX共有規則は、以下の条件:
Tmin≦t≦Tmax、
の一方または両方が当てはまる時間(t)によって第1の時間区分と第2の時間区分が時間的に隔てられるように、第1の時間区分および第2の時間区分が構成されているという規則を含み、式中、Tminは事前に定義された最小限の時間であり、Tmaxは事前に定義された最大限の時間である。
いくつかの実施形態では、重なりのない時間区分は、セルラー動作のための第1の時間区分およびD2D動作のための第2の時間区分を含み、1つまたは複数のDRX共有規則は、第1の時間区分および第2の時間区分が、第1の時間区分と第2の時間区分との間で事前に定義された順序が維持されるように構成されるという規則を含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、1つまたは複数の基準に基づいて、無線デバイスのための1つまたは複数のDRX共有規則を決定し、1つまたは複数の基準は、セルラーおよび/またはD2Dトラフィックの量、無線デバイスのバッテリ寿命および/または電力消費、DRX周期長、オン期間の長さ、D2D動作の機会、無線デバイスの受信機機能、ならびに無線デバイスのアクティビティ状態からなる群のうちの少なくとも1つを含む。
他の実施形態では、ネットワークノードは、無線デバイスが、D2D信号および/またはセルラー信号を受信するためにDRXに構成されている、または構成されることになると判定すること、無線デバイスが、D2D動作およびセルラー動作のための1つまたは複数のDRX周期において時間を共有しているか、または共有することが予想されると判定すること、ならびに、無線デバイスが、D2D信号および/またはセルラー信号を受信するためにDRXに構成されている、または構成されることになると判定し、かつ、無線デバイスが、D2D動作およびセルラー動作のための1つまたは複数のDRX周期において時間を共有しているか、または共有することが予想されると判定したときに、無線デバイスがD2D動作およびセルラー動作のための1つまたは複数のDRX周期において時間を共有できるように、既存のDRX周期構成を適合させるか、または新たなDRX周期を構成することを行うように構成されているか、または動作可能である。
いくつかの実施形態では、既存のDRX周期構成の適合または新たなDRX周期の構成は、1つまたは複数のDRX周期のDRXオン期間の適合を含む。
いくつかの実施形態では、既存のDRX周期構成の適合または新たなDRX周期の構成は、少なくともD2D動作の機会を含む1つまたは複数の基準に基づく。
いくつかの実施形態では、既存のDRX周期構成の適合または新たなDRX周期の構成は、D2D動作およびセルラー動作のための1つまたは複数のDRX周期内の重なりのない時間区分の間における、事前に定義された最小限の時間および事前に定義された最大限の時間のうちの少なくとも一方の適合を含む。
いくつかの実施形態では、既存のDRX周期構成の適合または新たなDRX周期の構成は、D2D動作およびセルラー動作のための1つまたは複数のDRX周期内の重なりのない時間区分の順序づけの適合を含む。
ネットワークノードの動作方法の実施形態も開示されている。
当業者は、実施形態についての以下の詳細な説明を添付の図面と併せて読むと、本開示の範囲を認識し、そのさらに別の態様を理解することになろう。
本明細書に組み込まれ、その一部をなす添付の図面は、本開示のいくつかの態様を示しており、記述と併せて本開示の原理を明確に示す役割がある。
セルラー通信ネットワークにおける直接デバイスツーデバイスD2Dリンクを介した2つの無線デバイス間の直接(D2D)通信を示す図である。 セルラー通信ネットワークにおけるローカルにルーティングされたD2Dリンクを介した2つの無線デバイス間のローカルにルーティングされたD2D通信を示す図である。 セルラー通信ネットワークにおける2つの無線デバイス間の従来のセルラー通信を示す図である。 セルラー通信ネットワークについてのD2Dアーキテクチャの1つの例を示す図である。 Long Term Evolution(LTE)における間欠受信(DRX)の1つの例を示す図である。 本開示のいくつかの実施形態によるセルラー動作およびD2D動作のためのDRXの重なりのない時間区分の共有を示す図式である。 本開示のいくつかの実施形態によるセルラー動作およびD2D動作のためのDRXの重なりのない時間区分の共有を示す図式である。 本開示のいくつかの実施形態によるセルラー動作およびD2D動作のためのDRXの重なりのない時間区分の共有を示す図式である。 本開示のいくつかの実施形態によるセルラー動作およびD2D動作のためにDRXの共有を実施するための無線デバイスの動作を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態によるDRX共有のために無線デバイスを構成するためのネットワークノードの動作を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態によるD2D動作およびセルラー動作のために無線デバイスによるDRX共有を可能にするようにDRXを適合させるネットワークノードの動作を示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態によるDRX共有に関連する機能情報を送信するための無線デバイスの動作を示す図である。 無線デバイスの実施形態を示す図である。 無線デバイスの実施形態を示す図である。 基地局の実施形態を示す図である。 基地局の実施形態を示す図である。
以下の実施形態は、当業者が実施形態を実践できるようにするための情報を表し、実施形態を実践するのに最適な形態を示す。以下の説明を添付の図面に照らして読めば、当業者は、本開示の概念を理解し、本明細書において具体的には取り上げていないこれらの概念の応用例を認識することになろう。これらの概念および応用例は本開示の範囲および添付の特許請求の範囲に含まれることを理解されたい。
以下の説明では、数多くの具体的な詳細事項が述べられる。しかしながら、本開示の実施形態は、そういった具体的な詳細事項なしでも実践に移せることが理解される。他の例において、よく知られている回路、構造、および技術は、本説明の理解を妨げることがないように、詳細には示していない。当業者は、ここに述べた説明により、過度の実験なしでも適切な機能性を実現できるようになる。
本明細書における「1つの実施形態」、「一実施形態」、「例示的な実施形態」などの表現は、記載された実施形態が特定の特徴、構造、または特性を含むことがあるが、すべての実施形態が特定の特徴、構造、または特性を必ずしも含むわけではないことを示す。さらに、上記の語句は、必ずしも同じ実施形態を指しているわけではない。また、特定の特徴、構造、または特性を一実施形態に関連して述べているとき、明示的に記載されているかどうかにかかわらず、これらが、他の実施形態に関連してそのような特徴、構造、または特性を実現するための当業者の知識の範囲内にあることを想定している。
以下の説明および特許請求の範囲では、用語「結合された(coupled)」および「接続された(connected)」がこれらの派生語とともに使用されることがある。これらの用語は、互いの同義語としては意図されていないことを理解されたい。「結合された」は、2つ以上の要素が、互いに直接物理的または電気的に接し、協働し、または相互作用していても、あるいはしていなくてもよいことを示すために使用される。「接続された」は、互いに結合された2つ以上の要素間の連絡の確立を示すために使用される。
本開示は、セルラー動作およびD2D動作のために、デバイスツーデバイス(D2D)対応の無線デバイス(本明細書においては、D2D無線デバイス、または時としてD2Dユーザ機器デバイス(UE)と呼ばれることもある)について構成された1つまたは複数の間欠受信(DRX)周期内の重なりのない時間区分を利用するシステムおよび方法に関する。先へ進む前に、本開示全体を通して使用される一部の用語を説明しておくことが有益である。
電子デバイス(たとえば、終端局またはネットワークデバイス)は、一時的でない機械可読媒体(たとえば、磁気ディスク、光ディスク、読み取り専用メモリ、フラッシュメモリデバイス、および相変化メモリなどの機械可読記憶媒体)などの機械可読媒体、ならびに一時的な機械可読伝送媒体(たとえば、搬送波および赤外線信号などの、電気、光、音、または他の形の伝搬される信号)を使用して、符号(ソフトウェア命令からなる)およびデータを(内部的に、かつ/またはネットワークを介して他の電子デバイスとの間で)格納し、また送信する。また、そのような電子デバイスには、(符号および/またはデータを格納する)1つまたは複数の一時的でない機械可読媒体、ユーザ入力/出力デバイス(たとえば、キーボード、タッチスクリーン、および/またはディスプレイ)、ならびに(伝搬信号を使用して符号および/またはデータを送信する)ネットワーク接続部などの1つまたは複数の他の構成要素に結合された1つまたは複数のプロセッサの組などのハードウェアが含まれる。プロセッサおよび他の構成要素の組の結合は、典型的には、1つまたは複数のバスおよびブリッジ(バスコントローラとも称される)を介している。したがって、所与の電子デバイスの一時的でない機械可読媒体は、典型的には、その電子デバイスの1つまたは複数のプロセッサで実行するための命令を格納する。本開示の一実施形態の1つまたは複数の部分は、ソフトウェア、ファームウェア、および/またはハードウェアの異なる組み合わせを使用して実現してもよい。
本明細書で使用されるネットワークデバイスまたは装置(たとえば、ルータ、スイッチ、またはブリッジ)は、ハードウェアおよびソフトウェアを含むネットワーキング機器の一部であり、ネットワーク上の他の機器(たとえば、他のネットワークデバイスおよび終端局)と通信可能に相互接続する。いくつかのネットワークデバイスは、複数のネットワーキング機能(たとえば、ルーティング、ブリッジ接続、スイッチング、レイヤ2アグリゲーション、セッションボーダー制御、サービス品質(QoS)、および/もしくは加入者管理)のためのサポートを提供し、かつ/または複数のアプリケーションサービス(たとえば、データ、音声、およびビデオ)のためのサポートを提供する「複数のサービスネットワークデバイス」である。加入者終端局(たとえば、サーバ、ワークステーション、ラップトップ、ネットブック、パームトップ、移動体電話、スマートフォン、マルチメディアフォン、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)電話、UE、端末、ポータブルメディアプレーヤ、全地球測位システム(GPS)ユニット、ゲーミングシステム、およびセットトップボックス)は、インターネットに重ねた(たとえば、トンネル開通した)仮想私設ネットワーク(VPN)上で提供されるインターネットサービスおよび/またはコンテンツ/サービスを介して提供されるコンテンツ/サービスにアクセスする。コンテンツおよび/またはサービスは、サービスもしくはコンテンツプロバイダに属する1つもしくは複数の終端局(たとえば、サーバ終端局)またはピアツーピア(P2P)サービスに加わっている終端局によって典型的には提供され、たとえば、公開ウェブページ(たとえば、フリーコンテンツ、店頭、または検索サービス)、非公開ウェブページ(たとえば、eメールサービスを提供するウェブページにアクセスするユーザ名/パスワード)、および/またはVPNを介した企業ネットワークを含むことがある。典型的には、加入者終端局は、(たとえば、アクセス網に(有線または無線で)結合された顧客の構内設備を介して)エッジネットワークデバイスに結合され、エッジネットワークデバイスは、(たとえば、1つまたは複数のコアネットワークデバイスを介して)他のエッジネットワークデバイスに結合され、このエッジネットワークデバイスは、他の終端局(たとえば、サーバ終端局)に結合されている。当業者は、任意のネットワークデバイス、終端局、または他のネットワーク装置が本明細書に記載の機能を実施できることを理解するであろう。
D2D:本明細書で使用される用語であるD2D、近傍サービス(ProSe)、また「P2P」通信は、互換可能に使用されることがある。
D2Dデバイス:本明細書で使用されるD2Dデバイス、または本明細書のいくつかの実施形態における互換可能な呼称のD2D無線デバイスもしくはD2D UEは、直接無線リンク上で、すなわち、D2Dデバイスと別のD2Dデバイスまたはエンティティとの間で無線信号を少なくとも受信または送信することが可能な任意のデバイスである。D2Dデバイス(またはD2D対応デバイス)はまた、セルラーUE、携帯情報端末(PDA)、ラップトップ、移動体電話、センサ、中継器、D2D中継器、またはUEのようなインターフェースを用いる小型の基地局(たとえば、低出力または小型のセル基地局)にさえも含まれることがある。D2Dデバイス、またはD2D対応デバイスは、少なくとも1つのD2D動作をサポートすることが可能である。
D2D動作:本明細書で使用されるD2D動作は、D2Dに関連する任意の行動またはアクティビティ、たとえば、D2D目的での信号/チャネルタイプの送信もしくは受信、D2D通信によるデータの送信もしくは受信、D2D目的での制御もしくは補助データの送信もしくは受信、D2Dのための制御もしくは補助データに対する要求の送信もしくは受信、D2D動作モードの選択、D2D動作の起動/開始、セルラー動作モードからD2D動作モードへのスイッチング、またはD2D用の1つもしくは複数のパラメータでの受信機もしくは送信機の構成が含まれることがある。D2D動作は、D2Dに関連するデータを使用した商業目的のものであっても公安をサポートするためのものであってもよい。D2D動作は、あるD2Dサービスに特有なものであっても、そうでなくてもよい。
D2D受信動作:本明細書で使用されるD2D受信動作は、ある例においてはD2D受信動作以外を伴うこともあるD2D動作に含まれていてもよい。
セルラー動作:本明細書で使用されるセルラー動作(無線デバイスまたはUEによる)は、セルラーネットワーク(任意の1つまたは複数の無線アクセス技術(RAT))に関連する任意の行動またはアクティビティを含んでいてもよい。セルラー動作のいくつかの例は、無線信号送信、無線信号受信、無線測定の実施、およびセルラーネットワークに関連する移動動作または無線リソース管理(RRM)の実施であってもよい。
D2D送信:本明細書で使用されるD2D送信は、D2Dデバイスによる任意の送信である。D2D送信のいくつかの例は、物理信号または物理チャネル、専用または共通/共有信号、たとえば、参照信号、同期信号、発見チャネル、制御チャネル、データチャネル、ブロードキャストチャネル、ページングチャネル、スケジューリング割り当て(SA)送信などである。直接無線リンクでのD2D送信は、別のD2Dデバイスによる受信が意図されている。D2D送信は、ユニキャスト、グループキャスト、またはブロードキャスト送信であってもよい。D2D送信は、無線通信システムのアップリンク(UL)時間−周波数リソースで行われてもよい。
調整ノード:本明細書で使用される調整ノードは、セルラー送信とD2D送信の少なくとも一方に使用されるべき時間−周波数リソースをスケジューリングする、少なくとも部分的に決める、または選択するノードである。調整ノードはまた、別のノード、たとえば別のD2Dデバイス、クラスタヘッド、発展もしくは拡張Node−B(eNB)などの無線ネットワークノード、またはネットワークノード(たとえば、コアネットワークノード)にスケジューリング情報を提供することもできる。調整ノードは、無線ネットワークノードと通信することができる。
無線スペクトル:実施形態の少なくとも一部は、ULスペクトル(たとえば、周波数分割複信(FDD))またはULリソース(たとえば、時分割二重通信(TDD))でのD2D送信について記載されているが、本明細書において開示される実施形態は、UL無線リソースの使用には限定されず、ライセンススペクトルにもアンライセンススペクトルにも、任意の具体的なスペクトルにもまったく限定されない。
セルラーネットワーク:本明細書においてはセルラー通信ネットワークと互換可能に称されるセルラーネットワークは、たとえば、Long Term Evolution(LTE)ネットワーク(たとえば、FDDまたはTDD)、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)ネットワーク、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、WiMAX、Global System for Mobile Communications(GSM)ネットワーク、またはセルラー動作のために任意の1つもしくは複数のRATを利用する任意のネットワークを含んでいてもよい。本明細書において述べられる実施形態の多くについての説明はLTEに焦点を当てており、したがって、LTE用語がよく使用される。ただし、本明細書に記載の実施形態は、LTE RATには限定されない。
RAT:RATの例には、たとえば、LTE(FDDまたはTDD)、GSM、CDMA、広帯域CDMA(WCDMA)、WiFi、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、WiMAX、などが含まれる。
ネットワークノード:本明細書で使用されるネットワークノードは、無線ネットワークノードまたは別のネットワークノードであってもよい。無線ネットワークノードのいくつかの例は、無線基地局、中継ノード、アクセスポイント、クラスタヘッド、無線ネットワーク制御装置(RNC)などであってもよい。無線ネットワークノードは無線通信ネットワークに含まれ、セルラー動作をサポートすることもできる。無線ネットワークノードではないネットワークノードの一部の例には、コアネットワークノード、移動管理エンティティ(MME)、少なくとも部分的に無線デバイスの移動を制御するノード、自己組織化ネットワーク(SON)ノード、運用保守(O&M)ノード、ポジショニングノード、サーバ、アプリケーションサーバ、D2Dサーバ(すべてではなく一部のD2D関連の特徴に対応可能であってもよい)、ProSe機能を含むノード、ProSeサーバ、外部ノード、または別のネットワークに含まれるノードがある。
複数の搬送周波数:複数の搬送周波数は、同じ周波数帯または異なる周波数帯にある異なる搬送周波数と、同じ公衆地上移動体通信網(PLMN)または異なるPLMNと、同じRATまたは異なるRATとの任意の組み合わせを指すことがある。D2D動作は、専用搬送周波数で生じても生じなくてもよい。FDDにおけるダウンリンク(DL)およびUL搬送周波数は、異なる搬送周波数の例でもある。本明細書における周波数帯は、FDD、TDD、半二重FDD(HD−FDD)、または一方向(たとえば、一部の例ではバンド29などのDLのみの帯域)さえもあり得る。
D2D通信:本明細書で使用されるD2D通信は、少なくともソースD2DデバイスとターゲットD2Dデバイスとの間のD2Dリンクを介した通信である。D2D通信は、ソースD2Dデバイスと宛先D2Dデバイスとの間の直接D2Dリンクを介して、またはソースD2Dデバイスと宛先D2Dデバイスとの間のローカルにルーティングされたD2Dリンクを介して行うことができる。
直接D2Dリンク:本明細書で使用される直接D2Dリンクは、いずれの中間ノードも通らない、ソースD2DデバイスとターゲットD2Dデバイスとの間のリンクである(すなわち、リンクはソースD2DデバイスからターゲットD2Dデバイスに直接つながっている)(一例として図1参照)。
ローカルにルーティングされたD2Dリンク:本明細書で使用される、ローカルにルーティングされたD2Dリンクは、コアネットワークを通らずに共通の無線アクセスノードを通る、ソースD2DデバイスとターゲットD2Dデバイスとの間のリンクである(一例として図2参照)。
図1および図2は、セルラー通信ネットワーク10におけるD2D通信の例を示す。対照的に、図3は、セルラー通信ネットワーク10における2つの無線デバイス間の従来の通信を示す。具体的には、図1から図3までに示すように、セルラー通信ネットワーク10は、無線アクセスネットワーク(RAN)12(たとえば、発展または拡張ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN))およびコアネットワーク14(たとえば、発展または拡張パケットコア(EPC))を含む。RAN12はいくつかの基地局16を含み、これらは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のLTEではeNBである。基地局16は、本明細書では無線ネットワークノードまたは無線アクセスノードと呼ばれる、RAN12におけるノードの例にすぎないことに留意されたい。無線ネットワークノードの他の例には、リモート無線ヘッド(RRH)などがある。コアネットワーク14はいくつかのコアネットワークノードを含み、コアネットワークノードは、この例ではサービングゲートウェイ(SGW)/パケット、またはパケットデータネットワーク、ゲートウェイ(PGW)18を含む。
図1は、直接D2Dリンクを介した2つの無線デバイス20(たとえばUE)間の直接D2D通信(すなわち、直接データ経路)を示す。対照的に、図2は、ローカルにルーティングされたD2Dリンクを介した2つの無線デバイス20間のローカルにルーティングされたD2D通信を示す。図示されているように、ローカルにルーティングされたD2D通信は、コアネットワーク14を通らずに基地局16を介してルーティングされる。言い換えれば、無線デバイス20のうちの一方からのD2D送信(すなわち、データ経路)が、その無線デバイス20から基地局16に送られ、次いで基地局16から他方の無線デバイス20にコアネットワーク14を通らずに送られる。図1および図2のD2D通信とは対照的に、図3は、2つの無線デバイス20間の従来のセルラー通信を示しており、ソース無線デバイス20からの送信が、ソース無線デバイス20から、ソース無線デバイス20にサービス提供する基地局16に送られ、ソース無線デバイス20にサービス提供する基地局16から、コアネットワーク14を介して、ターゲットまたは宛先無線デバイス20にサービス提供する基地局16に送られ、次いでターゲットまたは宛先無線デバイス20にサービス提供する基地局16からターゲット/宛先無線デバイス20に送られる。
種々のノード間のインターフェースを含むD2Dアーキテクチャの例を図4に示す。この例では、アーキテクチャは3GPP LTEアーキテクチャであり、そのためLTE用語が使用されている。図に示すように、UE20は、対応するLTE−Uuインターフェースを介してE−UTRAN12に接続される。E−UTRAN12は、SIインターフェースを介してEPC14に接続される。UE20は、直接D2Dリンクを介したUE20間のD2D通信を可能にするProSeアプリケーション(APP)22を含む。この直接D2Dリンクは、図4においてPC5インターフェースと称されるインターフェースを介して提供される。直接D2Dリンクは、E−UTRAN12のアップリンク時間および/もしくは周波数リソース、E−UTRAN12のDL時間および/もしくは周波数リソース、またはE−UTRAN12によって利用されていない時間および/もしくは周波数リソース(たとえば、非ライセンススペクトル)を使用することができる。この例では、UE20の一方は、図4ではそれぞれPC1およびPC3インターフェースと称されるインターフェースを介して、ProSe APPサーバ24およびProSe機能26にも接続される。ProSe APPサーバ24およびProSe機能26は、UE20間のD2D通信に関連するサーバ側の機能性を提供することができる。いくつかの実施形態では、PC1およびPC3インターフェース用の通信は、E−UTRAN12およびEPC14を通ってトランスポートされるが、E−UTRAN12およびEPC14に対してトランスペアレントである。EPC14は、SGiインターフェースを介してProSe APPサーバ24に接続され、PC4インターフェースを介してProSe機能26に接続される。ProSe APPサーバ24とProSe機能26はPC2インターフェースを介して接続される。最後に、ProSe機能26は、ProSe機能26の内部構成要素間の通信のためにPC6インターフェースを使用することができる。
異なる動作(すなわち、セルラー動作およびD2D動作)のためのDRXにおける重なりのない時間区分の共有に関するシステムおよび方法が提供される。本開示の実施形態を説明する前に、DRXを説明しておくことが有益である。
LTEにおいて、DRXは、無線デバイス(またはUE)20のバッテリ残量を節約するための主要解決策の1つとして導入されてきた。DRXは以下を特徴とする:
・UE機構ごと(無線ベアラごととは対照的)、
・RRC_IDLEおよびRRC_CONNECTEDで使用することができる。RRC_CONNECTEDでは、eNB/UEが、送信/受信されるべき目立つ/新たなパケットがないときにDRXモードを起動することができる。RRC_IDLE状態(別名アイドルモード)では、第2世代(2G)および第3世代(3G)の端末が、バッテリ寿命を延ばすためにDRXを使用する。高速パケットアクセス(HSPA)およびLTEは、RRC接続状態についてもDRXを導入している。
・利用可能なDRX周期の値はネットワークによって制御され、非DRXから始まり最大でx秒であり、xはLTEでは2.56秒、UTRAでは5.12秒であり得る。
・データ送信に関連するハイブリッド自動再送要求(HARQ)動作はDRX動作とは独立しており、UEは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を読み取って、可能性のある再送および/または肯定応答/否定応答(ACK/NAK)シグナリングの有無を調べるために、DRXにかかわらず稼動状態になる。DLでは、UEが再送を待って稼動状態にある時間を制限するためにタイマが使用される。
・DRXが構成されると、UEは、「オン期間」タイマをもつようにさらに構成されてもよく、この時間の中で、UEはPDCCHを監視して可能性のある割り当ての有無を調べる。
・DRXが構成されると、定期的な継続的品質改善(CQI)レポートが、「アクティブ時間」の間にのみUEによって送られ得る。無線リソース制御(RRC)はさらに、定期的なCQIレポートを制限することでオン期間にのみ送られるようにすることができる。
・eNBは、スリープモード中はパケットをUEに送信しない。
RRC_CONNECTEDモードのDRXはアイドルモードのDRXと混同されるべきではなく、後者では、電波インターフェースイナクティビティの長い時間の後にUEが立ち上げられる。RRCアイドルモードのDRXはページングDRXとしても知られており、これはすなわち、UEが再稼動し、RRC_CONNECTED状態に戻るためのコマンドを含み得る2つのページングメッセージの間にUEがスリープ状態になれる時間である。RRCアイドルモードのDRXはあまり細分化されておらず、単位は数百ミリ秒または秒の場合さえある。
E−UTRANでは以下の定義がDRXに適用される:
・オン期間:「オン期間」(本明細書において、時としてオン期間またはDRXオン期間と呼ばれる)は、UEが、DRXから稼動状態になった後、PDCCHを受信するために待機するDLサブフレーム内の期間である。UEがPDCCHの復号に成功した場合、UEは稼動状態のままとなり、イナクティビティタイマをスタートさせる。
・イナクティビティタイマ:「イナクティビティタイマ」は、直近のPDCCH復号成功から、UEがPDCCHの復号成功のために待機するDLサブフレーム内の期間であり、失敗した場合、UEは再びDRX(DRXオフ状態)になる。UEは、最初の送信について(すなわち、再送についてではない)の1回のPDCCH復号成功に続けて、イナクティビティタイマを再スタートさせるものとする。
・アクティブ時間:「アクティブ時間」はUEが稼動状態にある期間全体である。アクティブ時間は、DRX周期のオン期間と、UEが連続受信を実施しつつイナクティビティタイマが続いている時間と、1つのHARQラウンドトリップタイム(RTT)の後、UEがDL再送のために待機しつつ連続受信を実施している時間とを含む。上記に基づいて、最短アクティブ時間はオン期間と等しい長さであり、最長アクティブ時間は不定(無限)である。
上記のパラメータのうち、DRXオン期間およびイナクティビティタイマは固定長であり、アクティブ時間は、スケジューリングの確定およびUEの復号成功に基づいた可変長である。オン期間およびイナクティビティタイマ期間のみが、eNBによってUEに知らされる。
任意の時間にUE20に適用されるDRX構成が1つだけある。UE20は、DRXスリープ(すなわち、DRXオフ状態)から稼動状態になると、オン期間を適用するものとする。
LTEにおけるDRXモードを図5に示す。DRXは、DRXとして知られているイナクティビティ時間によって誘発される。図5から分かるように、UE20のアクティビティ時間は、DRXオン期間にPDCCHが受信された場合に延長することができる。ただし、UE20のアクティビティ時間は、媒体アクセス制御(MAC)DRXコマンドによって短縮されることもあり、これを受信すると、UE20はDRXオン期間タイマおよびDRXイナクティビティタイマをストップする。図5に示した特定の例では、UE20は最初は稼動状態(すなわち、DRXオン状態)である。DRXオン期間が終わる前に、UE20はPDCCHの復号を成功させ、これに応答して、イナクティビティタイマをスタートする。イナクティビティタイマが終わる前に、UE20は、別のPDCCHの復号を成功させ、これに応答して、イナクティビティタイマをリセットする。このとき、イナクティビティタイマは、任意の新たなPDCCHがUE20によって首尾よく復号される前に終わる。したがって、UE20はDRXに入る。具体的には、イナクティビティタイマが動いていないとき、UE20は、DRXオン期間の間DRXオン状態でいることによってDRX周期を始める。DRXオン期間にPDCCHがUE20によって首尾よく復号されると、UE20はDRXオフ状態に遷移し、ここではUE20はスリープ状態となる。UE20は、次のDRX周期が始まるまで、DRXオフ状態のままである。
本明細書において開示された実施形態は、以下を対象とする:
・DRXにおける異なる動作タイプの間で時間を共有するためのUE20およびUE20の動作方法の実施形態、
・DLセルラー動作および/またはD2D動作を可能にするようにDRXを適合させるためのネットワークノード(たとえば、基地局もしくはeNB16または一部の他のネットワークノード)およびネットワークノードの動作方法の実施形態、
・DLセルラー動作および/またはD2D動作を可能にするためのネットワークノード(たとえば、基地局もしくはeNB16または一部の他のネットワークノード)およびネットワークノードの動作方法の実施形態、ならびに
・DRXにおいて異なる動作タイプの間で時間を共有することに関連するシグナリング機能のためのUE20およびUE20の動作方法の実施形態。
本明細書に記載の実施形態の例示的な利点として、D2D信号とセルラー信号を同時に受信できないD2D対応UE(たとえばUE20)は、UEがDRX周期における重なりのない時間にD2D動作とセルラー動作を実施できるようにするために、ネットワークノード(たとえばeNB16)によって、DRX周期をもつように構成される。UEは、DRX周期における重なりのない時間にD2D動作とセルラー動作の両方を実施するための時間共有機構または規則のうちの1つをもつようにさらに構成されていてもよい。
いくつかの実施形態によれば、UE20において構成された、または構成されることになるDRX周期の重なりのない時間にわたってD2D動作およびセルラー動作を実施するためにUE20によって使用されるべき規則を取得すること(たとえば、自律的選択、ネットワークノードによって事前に定義または構成)と、第1の時間区分および第2の時間区分をDRX周期内に確定することであって、前記第1と第2の時間区分は時間が重ならず、前記第1と第2の時間区分がそれぞれD2D動作とセルラー動作に使用される、確定することと、確定された第1と第2の時間区分の中でそれぞれD2D動作とセルラー動作を実施することとを含む方法が開示されている。
他の実施形態は、D2D対応UE(たとえばUE20)にサービス提供するネットワークノードで実施される方法を対象としており、方法は、1つまたは複数の基準に基づいて、UEにおいて構成された、または構成されることになるDRX周期の重なりのない時間にわたってD2D動作およびセルラー動作を実施するためのUEによって使用されるべき規則を決定することと、決定された規則をもつようにUEを構成することであって、前記規則は、UEが第1の時間区分および第2の時間区分をDRX周期内に確定することを可能にし、前記第1と第2の時間区分は時間が重ならず、前記第1と第2の時間区分がそれぞれD2D動作とセルラー動作に使用される、構成することと、例示的な一実施形態に従い、1つまたは複数の基準に基づいて、UEが重なりのない時間にわたってD2D動作およびセルラー動作を実施できるようにDRX周期構成を適合させることとを含む。
種々の実施形態による、「第1」および「第2」の重なりのない時間は、いずれかの特定の順序を示唆する必要はないことに留意されたい。当業者は、種々の通信ノード(たとえば、UEまたは任意の他の局)が本明細書に記載の処理を実施し得ることを理解するであろう。
DRXにおける異なる動作タイプ間で時間を共有するためのUEおよびUEの動作方法の実施形態
既に検討したように、DRXにおける異なる動作タイプ(たとえば、セルラー動作とD2D動作)の間で時間を共有するためのD2D対応UEまたはD2D UEであるUE20の動作方法の実施形態が開示されている。これらの実施形態では、UE20は、ネットワークノード(たとえば、基地局もしくはeNB16または一部の他のネットワークノード)によって、D2D動作のための少なくとも1つのDRX周期、DLセルラー動作のための少なくとも1つのDRX周期(別のDRX周期)、またはD2D動作とDLセルラー動作の両方のための同じ(共通する)少なくとも1つのDRX周期をもつように構成されることが想定されている。DRX周期をもつように構成されたUE20は、DRX周期のオン期間に無線信号を受信する。UE20は、D2D動作とセルラー動作が同時に生じないように、D2D動作およびセルラー動作のためのDRX周期において時間を分割する。D2D動作(送信および/または受信)は、以下のやり方の1つまたは複数でスケジューリングすることができる:UE20によって自律的に構成される(たとえば、少なくともいくつかのスケジューリング関連のパラメータがUE20によって決められる)、別のUE20によって構成される、またはネットワークノード(たとえば、eNB16)によって構成される。D2D構成は、D2D動作に割り当てられたリソース(たとえば、サブフレーム、リソースブロック(RB)、シンボル、タイムスロットなど)を明示的に示すことができる。したがって、以下の説明では、D2D動作を適合させることは、いくつかの実施形態におけるD2D構成を適合させることを示唆することもある。
DRXにおいてD2D動作とセルラー動作との間で時間を分割することは、以下の例示的規則または原理の任意の1つまたは複数によって管理される。
例示的規則#1−オン期間とオフ期間を使用:いくつかの例示的な実施形態または実装形態では、UE20は、構成されたDRX周期のオン期間では、2つのタイプの信号(DLセルラーまたはD2D)のうち、一度に一方のみを受信し、他方のタイプの信号がオフ期間に得られるのであれば、同じDRX周期のオフ期(すなわち、オン期間外)では、他方のタイプの信号を受信する。たとえば、UE20は、DRX周期のオン期間およびオフ期間にセルラー信号およびD2D信号を受信(たとえば、オン期間にセルラー信号、オフ期間にD2D信号、またはその逆で受信)することができる。
例示的規則#1の1つの例を図6に示す。図6は、複数の連続するDRXオン期間とオフ期間を示す。各DRXオン期間と対応するDRXオフ期間がDRX周期をなす。連続するDRX周期は、本明細書においてDRXパターンと呼ばれることがあり、対応するDRXオン期間とDRXオフ期間をそれぞれがもつ複数の連続するDRX周期を含む。この例では、UE20は、DRXオン期間にセルラー動作(たとえば、セルラー信号の受信)を実施し、DRXオフ期間にD2D動作(たとえば、D2D信号の受信)を実施する。
数例を挙げて例示的規則#1をさらに詳述する。第1の例では、UE20は、DLセルラー動作のみのためのDRX周期をもつように構成される。一例として、DRX周期は640ミリ秒(ms)であり、20msのオン期間をもつ。したがって、UE20は、構成されたDRX周期のオン期間にDLセルラー信号を受信する。既存の解決策では、UE20は、DRX周期のオン期間中を含む任意の時間にD2D信号を受信することができる。しかしながら、本実施形態によれば、UE20は、オン期間にDLセルラー信号のみを受信するが、UE20は、DRX周期のオフ期間にD2D信号を受信する。典型的には、D2D信号(たとえば、同期信号、ビーコン信号、発見信号など)が周期的に送信される。
第2の例では、UE20は、DLセルラー動作とD2D動作の両方のための共通DRX周期をもつように構成される。一例として、DRX周期はここでも640msであり、20msのオン期間をもつ。UE20は、自律的決定に基づいて、構成されたDRX周期のオン期間にDLセルラー信号のみを受信することを決める。既存の解決策では、UE20は、DLセルラー信号が受信される同じオン期間にD2D信号を受信することはできず、したがって、D2D信号の受信は起こらない。しかしながら、本実施形態によれば、UE20は、DRX周期のオフ期間にD2D信号の受信を試みることもある。D2D信号が得られる場合、UE20はD2D信号を受信する。こうして、DLセルラー動作およびD2D動作の性能が向上する。
例示的規則#2−異なるオン期間の共有:一部の他の例示的な実施形態または実装形態では、UE20は両タイプの信号を受信することができるが、異なるオン期間においてである(たとえば、あるDRX周期のオン期間でDLセルラー信号、次のDRX周期のオン期間でD2D信号を受信し、以下同様である)。別の例では、UE20は、対応する連続するDRX周期の4つの連続するオン期間のうち3つでセルラー信号を受信することができ、一方でUE20は、対応する連続するDRX周期の4つの連続するオン期間のうち残りの1つでD2D信号を受信することができる。
例示的規則#2の1つの例を図7に示す。この例は、以下でさらに説明する。UE20はここでもDLセルラー動作とD2D動作の両方のための共通DRX周期をもつように構成されると仮定する。DRX周期は以前の例のものと同じである。UE20は、ネットワークノードから受信した指示に基づいて、任意の4つの連続するDRXオン期間のうち3つでDLセルラー信号を受信し、4つのDRXオン期間のうち残りの1つでD2D信号を受信することを決める。UE20は、DLセルラー信号を受信するための3つの連続するDRXオン期間および/またはD2D信号を受信するためのDRXオン期間について報知されてもよい。UE20は、事前に定義された規則に基づいて、DLセルラーまたはD2Dに使用されるべきDRXオン期間を決定することもでき、たとえば、ネットワークノードから指示を受信した後、まずは3つのDRXオン期間とすることができる。したがって、UE20は、異なるDRXオン期間にDLセルラー信号とD2D信号を受信する。このように、UE20は両タイプの信号を受信することが可能である。既存の解決策では、UE20は、共通DRX周期を含むこうしたシナリオにおいて、2つのタイプの信号のうち一方が得られない。DLセルラー信号を一定のオン期間にスケジューリングできないことを補うために、たとえばネットワークノードは、DLセルラー信号に使用されるオン期間において、より多くのリソース(たとえば、より多くのRB、より大きなデータブロックサイズなど)をUE20に割り当ててもよい。こうして、UE20のスループットは維持され、性能の低下を避けることができる。
例示的規則#3−同じオン期間の共有:いくつかの実施形態または実装形態では、UE20は、同じオン期間に両タイプの信号を受信することができるが、重なりのない時間においてである(たとえば、オン期間の最初の70%でDLセルラー信号を受信し、同じオン期間の残りの30%でD2D信号を受信する)。この例を図8に示す。この決定は、UE20によって自律的になされるか、またはネットワーク制御されてもよく、たとえば、ネットワークノードは、そういった共有を許可しても許可しなくてもよく、または、許可される場合に、ネットワークノードは、共有の順番および/または量(たとえば、まずセルラー、次にD2D、セルラーに50%、D2Dに50%、またはセルラーに70%、D2Dに30%、など)を制御することもできる。
ある例においては、共有が許可されないか、またはセルラーDLに利用可能な時間(この例では20ms外)が閾値を超えるケースで、既存のセルラー要件が適用され得る。しかし、ネットワークノードによって共有が許可されるか、またはDRXオンの間のセルラーDL用に残された時間が閾値を下回る場合、現時点のセルラー要件が確実に満たされたままとなるように、UE20におけるどちらかの適合が必要になることがある(DLセルラーにこのとき利用可能なサブフレームが少なくなっているため)か、または共有がない場合に比べて緩い第2の組の要件がDLセルラーに適用される。
例示的規則#4−ある最短時間(Tmin)および/または最長時間(Tmax)を第1と第2の重なりのない時間区分の間に確保すること:いくつかの実施形態では、第1と第2の重なりのない時間は、以下の条件の一方または両方が当てはまる時間(t)によって時間的に隔てられるように構成される:
Tmin≦t、および
t≦Tmax。
ある例では、この隔たりは、D2D動作とDLセルラー動作との間の関係によって決定されてもよく、たとえば、UE20は、セルラーDL制御チャネル(たとえば、PDCCHまたは発展もしくは拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)など)を介して、またはDL上位レイヤプロトコル(たとえばRRC)を介して、D2D動作に対するなんらかの補助または構成を受信するため、UE20は、受信および受信した情報の処理に、ある程度の時間(たとえば、Tmin=4ms)を要することがある。
別の例では、UE20は、セルラー動作の後、Tmaxを過ぎるとD2D動作(たとえば、データに関連するなんらかのD2Dをネットワークから受信すること)を実施する必要があり得、その逆も同様で、UE20は、D2D動作の後、Tmin以内になんらかのセルラー動作を誘発する必要があり得る。
さらに別の例では、最小時間間隔(Tmin)は、高周波(RF)の性質により受信機のスイッチングに必要なことがある。
さらに別の例では、第1の理由(理由1)により必要とされるTmin1および第2の理由(理由2)により必要とされるTmin2が存在することがあり、したがって、得られるTminは、たとえば以下のように決定することができる:
Tmin=max(Tmin1,Tmin2)。
いくつかの実施形態では、たとえば2つの理由が異なるD2D動作に関連づけられているとき、UE20は、さらに別の条件abs(Tmin2−Tmin1)<閾値、を適用することができる(あるいは、たとえば、第1のDRXオフ期間に第1のD2D動作、また第2のDRXオフ期間に第2のD2D動作のように、2つのD2D動作が隣接していない時間に行われてもよい)。
同様に、第1の理由(理由1)により必要とされるTmax1および第2の理由(理由2)により必要とされるTmax2が存在することがあり、したがって、得られるTmaxは、たとえば以下のように決定することができる:
Tmax=min(Tmin1,Tmin2)。
いくつかの実施形態では、たとえば2つの理由が異なるD2D動作に関連づけられているとき、UE20は、さらに別の条件abs(Tmax2−Tmax1)<閾値、を適用することができる(あるいは、たとえば、第1のDRXオフ期間に第1のD2D動作、また第2のDRXオフ期間に第2のD2D動作のように、2つのD2D動作が隣接していない時間に行われてもよい)。
例示的規則#5−一定の順序を第1と第2の重なりのない時間の間に確保すること:いくつかの実施形態では、第1と第2の重なりのない時間は一定の順序で構成され、たとえば、第1の重なりのない時間(D2D動作用)が最初に現れ、その後の時間に、第2の重なりのない時間(セルラーDL動作用)が現れる。さらに別の例では、順序は反対であってもよく、たとえば、第2の重なりのない時間が、第1の重なりのない時間の前の時間に現れる。
ある例においては、順序は、たとえば、UE20のD2D動作とセルラー動作との間の関係によって決定されてもよい。たとえば、UE20は、セルラーDL(たとえば、RRCまたはPDCCH/EPDCCH)を介してD2D構成を受信する必要があることもあり、受信後、D2D構成に基づいてD2D動作を実施することができる。
例示的規則#6−組み合わせ機構:さらに別の例では、UE20は、例示的規則#1から#5について述べた各実施形態および各例のうちの任意の2つ以上を組み合わせることによって、これらのタイプの信号を受信することができる。
上記の例では、UE20はDRX周期構成を検出し、DRXが受信するように構成されている信号が一方のみのタイプか両方のタイプかにかかわらず、重なりのない時間に2つのタイプの信号を受信できるように、自らの無線受信機を意図的に適合させる。
いくつかの実施形態では、D2D動作とDLセルラー動作との間で時間を分割するためにUE20によって使用されるべき上記の規則のいずれか1つは、以下の原理の1つまたは複数に基づいてUE20によって決められる:
・UE20は自ら(自律的に)、たとえばUEバッテリ寿命に基づいて、使用する規則を決める。UEバッテリ寿命が閾値を超える場合、UE20は、例示的規則#1を選び、オフ期間にD2Dで動作することができる。別の例として、いずれの規則を適用するかを決めるためにUE20が使用する基準は、D2D信号の取得可能性である。D2D信号がオン期間のみに得られる場合、UE20は例示的規則#2または例示的規則#3を使用することができる。
・使用する規則は事前に定義されてもよい。たとえば、指定された規則が標準に1つのみ存在するケースでは、UE20はこの規則を使用する。事前に定義された規則のさらに別の例は、UE20が、DRX周期のDRX周期長および/またはオン期間に応じてある規則を使用することである。たとえば、DRXオン期間が閾値を超える(たとえば、10msを上回る)場合になってはじめて、UE20は例示的規則#3を使用する。事前に定義された規則のさらに別の例では、UE20は、DRX周期長に応じて規則を選ぶことができ、たとえば、UE20は、DRX周期が閾値(たとえば640ms)より大きいケースでは例示的規則#1を使用する。ある1つまたは複数の規則は、ある条件が満たされたとき、かつ/もしくはあるシナリオで適用されてもよく、かつ/またはいくつかのイベントによって誘発されてもよい。
・UE20が使用する規則はネットワークノードによって構成されてもよい。
・上記の任意の組み合わせ。たとえば、事前に定義された規則は、ある条件が満たされたときに常に適用されるが、その規則の少なくとも1つのパラメータ(たとえば閾値)は、ネットワークノードによって構成されるか、またはUE20によって自律的に選択される。
DRX共有についての規則を選択するためにUE20が自律的に決定するケースでは、UE20は、ネットワークノードおよび/または別のUE20に、UE20によって使用されているか、または使用が予想される規則について報知することができる。UE20は、UE20が選択した規則に関連する1つまたは複数のパラメータの値をUE20に提供するようにネットワークノードに要求することもできる。
自律的に決定するケースであっても事前に定義された規則に基づくケースであっても、DRX周期におけるD2D動作とDLセルラー動作との間の時間の共有を可能にする1つまたは複数のパラメータは、依然としてネットワークノードによってUE20において構成することができる。あるいは、パラメータ値は、UE20自体によって、事前に定義されても自律的に決められてもよい。たとえば、ネットワークノードは、D2D動作とセルラー動作との間で時間を共有するためにUE20が使用できる本明細書に記載の方法のいずれか1つ(たとえば、例示的規則#1から例示的規則#6のうちのいずれか1つ)を指示することができる。ネットワークノードはまた、上記の例示的規則#3のケースで、たとえば、D2D動作とセルラー動作との間でUE20によって分割されるべきオン期間内の時間量を指示することもできる。
図9は、上記の実施形態によるUE20の動作を示すフローチャートである。この処理は、UE20によって行われるように記載されているが、UE20に通信可能に結合された別のノードまたは処理ユニットによって行われてもよいことに留意されたい。図に示すように、場合により(すなわち、いくつかの実施形態において)、UE20は、1つまたは複数のDRX周期共有規則/構成を取得する(ステップ100)。既に検討したように、いくつかの実施形態では、UE20は、DRX共有規則を自律的に決定する。他の実施形態では、UE20は、DRX共有規則の指示をネットワークノードから受信する。さらに別の実施形態では、UE20は、UE20による自律的決定とネットワークノードから受信した情報の組み合わせによってDRX共有規則を取得する(たとえば、適用するDRX共有規則は自律的に決定するが、閾値またはパラメータ値はネットワークノードから受信する)。既に検討したように、DRX共有規則は、以下を含むことができる:DRXオン期間およびDRXオフ期間の使用を共有すること(すなわち、例示的規則#1)、異なるDRXオン期間を共有すること(すなわち、例示的規則#2)、同じDRXオン期間を共有すること(すなわち、例示的規則#3)、D2D動作およびセルラー動作に使用されるDRX周期における重なりのない時間区分の間にTminおよび/もしくはTmaxを確保すること(すなわち、例示的規則#4)、一定の順序をD2D動作とセルラー動作との間に確保すること(すなわち、例示的規則#5)、またはその任意の組み合わせ(すなわち、例示的規則#6)。
UE20は、たとえば、取得したDRX周期共有規則に従って、D2D動作およびセルラー動作を実施するために1つまたは複数のDRX周期内に重なりのない時間区分を確定する(ステップ102)。たとえば、UE20は、セルラー動作のためのDRX周期内の第1の時間区分と、D2D動作のための同じDRX周期または異なるDRX周期内(実施形態またはDRX共有規則による)の第2の時間区分とを確定する。第1と第2の時間区分は重なっておらず、これにより、たとえば、UE20がセルラー信号とD2D信号の一方しか一度に受信できない場合でも、UE20はこれらのタイプの信号を両方受信することが可能である。
次いで、UE20は、DRX周期内の確定された重なりのない時間区分の中でD2D動作およびセルラー動作を実施する(ステップ104)。限定はしないが、いくつかの実施形態では、D2D動作はD2D信号の受信を含み、セルラー動作はDLセルラー信号の受信を含む。
DLセルラー動作および/またはD2D動作を可能にするようにDRXを適合させるためのネットワークノードおよびネットワークノードの動作方法の実施形態
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのDRX周期をもつように構成された、または構成されることになるD2D対応UE20にサービス提供するネットワークノード(たとえば、eNB16または一部の他のネットワークノード)が、DRX周期においてD2D動作とセルラー動作との間で時間を共有するためにUE20によって使用されるべき1つもしくは複数の規則または前記規則に関連づけられた1つもしくは複数のパラメータをもつようにUE20を構成する。そのような規則または機構およびこれらの関連するパラメータのいくつかの例を後述する。ネットワークノードは、UE20が既に規則をもつように構成されているか、またはUE20が事前に定義された原理に基づいて規則を使用するケースでは、規則の1つまたは複数のパラメータをもたせるだけでUE20を構成することができる。
ネットワークノードは、セルラー動作およびD2D動作のためにDRX周期の時間を分割するのにUE20がどの規則を使用すべきかを、1つまたは複数の基準を使用して決めることができる。この基準の例は次の通りである:
・UE D2D機能:たとえば、基準は、あるシナリオにおいて、かつ/またはある条件下で、あるD2D動作をUE20がサポートするかどうかを含むことがある。
・セルラーおよび/またはD2Dのバッファサイズなどのセルラートラフィックの量:たとえば、UE20のためのUEバッファ(セルラートラフィックを含む)のサイズが閾値より大きい場合、ネットワークノードは、オン期間全体をセルラー動作に使用できるように、例示的規則#1(前述)を使用するようにUE20を構成することができる。
・UEバッテリ寿命および/または電力消費:UE20のUEバッテリ寿命ステータスが閾値未満である、かつ/またはセルラー動作および/またはD2D動作により、UE20によって予想される電力消費が閾値を超える場合、ネットワークノードは、例示的規則#2または例示的規則#3(前述)を使用することができる。これはUEバッテリ寿命を温存するためである。
・DRX周期長:DRX周期長が閾値を超える場合、ネットワークノードは、例示的規則#1(前述)を使用するようにUE20を構成することができる。
・DRX周期のオン期間の長さ:DRX周期長が閾値を超える場合、ネットワークノードは、DRXオン期間が十分に長い、すなわち閾値、たとえば少なくとも20msを超える場合にのみ例示的規則#3を使用するようにUE20を構成することができる。
・D2D動作の機会:ネットワークノードは、規則を選択するときに、D2D動作の機会を考慮することもできる。たとえば、D2D信号がDRX周期のオフ期間にUE20によって受信され得る場合、ネットワークノードは、例示的規則#1をもつようにUE20を構成することができる。
・UE無線受信機機能:たとえば、UE20が、2つのタイプの信号の一方(D2D信号またはセルラー信号)しか同時に受信できない無線受信機を1つだけ、または限定された受信機機能(たとえば、限定された量のプロセッサおよび/またはメモリユニットなど)を有する場合に、ネットワークノードは、規則のいずれかを選択することができる。上記と異なる場合は、ネットワークノードは、UE20がオン期間に両タイプの信号を同時に受信できるので、規則のいずれかを選択する必要はない。
・UEに対するD2D動作とDLセルラー動作との間の関係:たとえば、ネットワークノードは、UE20が、D2D動作を実施するために、セルラーリンクを介してなんらかの補助データまたはD2D構成を受信すると予想されるかどうかを検討することができる。
・UE状態:UE動作は(サポート/許可される動作、さらにはUE20構成が)さらに制限されることがあるので、たとえば、ネットワークノードは、UE20がRRC_IDLEまたはRRC_CONNECTEDになっているかどうかを検討することができる。
DRX共有の規則がネットワークノードによって選択された後、UE20は、選択された規則をもつように構成され、選択された規則に関連づけられた1つまたは複数のパラメータをもつようにさらに構成されてもよい。
図10は、上記の実施形態の少なくともいくつかによる、ネットワークノードの動作を示すフローチャートである。既に検討したように、ネットワークノードは、UE20によって使用されるべき1つまたは複数のDRX周期共有規則/構成を決定する(ステップ200)。既に検討したように、ネットワークノードは、この決定のために、特定の実施形態または実装形態に応じてさまざまな基準を使用することができる。具体的には、DRX周期共有規則(本明細書では時として簡単に規則またはDRX共有規則と呼ばれる)を決定するとき、ネットワークノードは、以下の1つまたは複数を検討してもよい:前述したような、UE20のD2D機能、UE20についてのセルラートラフィックの量、UE20のバッテリ寿命および/または(予想される)電力消費、DRX周期長、DRXオン期間の長さ、D2D動作の機会、UE20の無線受信機機能、D2D動作とDLセルラー動作との間の関係、ならびにUE20のUE状態。
ネットワークノードは、決定されたDRX周期共有規則をもつようにUE20を構成する(ステップ202)。この構成は、任意の適切なシグナリング(たとえばRRCシグナリング)を使用して行われてもよい。さらに、この構成は、DRX周期共有規則の構成と、DRX周期共有規則によって利用される任意のパラメータの構成の両方を含んでいてもよい。既に検討したように、DRX周期共有規則は、UE20が、異なるタイプの動作(たとえば、セルラー動作とD2D動作)を実施するための1つまたは複数のDRX周期内に重なりのない時間(type)区分を決定できるようにする。
場合により、いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、UE20のためのDRX周期共有規則および/またはDRX周期構成を適合させる(ステップ204)。いくつかの実施形態では、DRX周期共有規則は、たとえば、ステップ200について前述した基準の1つまたは複数の任意の組み合わせなどの任意の適切な基準に基づいて適合させられる。DRX周期共有規則の適合は、たとえば、変化する条件に応答したDRX周期共有規則の動的調整を可能にする。いくつかの実施形態では、DRX共有規則の適合に加えて、またはその代替として、ネットワークノードは、UE20が重なりのない時間区分にわたってD2D動作およびセルラー動作を実施できるようにDRX周期を適合させる。このタイプの適合は以下でより詳細に検討する。しかしながら、概して、DRX周期は、DRXオン期間を適合させ、D2D動作の機会に基づいてDRX周期を適合させ、かつ/またはTminおよび/もしくはTmaxを満足するようにDRX周期を適合させることによって、適合させることができる。
DLセルラー動作および/またはD2D動作を可能にするためのネットワークノードおよびネットワークノードの動作方法の実施形態
いくつかの実施形態では、UE20は、D2D動作および/またはセルラー動作のための少なくとも1つのDRX周期をもつようにネットワークノードによって構成された、または構成されることになることが想定されている。UE20は、たとえば無線受信機機能が限られていることにより、DRX周期において、D2D動作とセルラー動作との間で時間を共有すると予想されている。ネットワークノードはまた、UE20がD2D信号とセルラー信号を同時に受信できないケースで、UE20がD2D動作とセルラー動作との間で時間を共有できるように、少なくとも1つのDRX周期をもつように意図的にUE20を構成することもできる。
ネットワークノードは、UE20が、DRXで動作するときにD2D動作とセルラー動作との間で自らの無線受信機リソースをより効果的かつ効率的に共有するのを容易にするために、DRX構成を適合させる。いくつかの実施形態では、ネットワークノードの動作方法は、図11に示すように、以下のステップを含む。ネットワークノードは、UE20が、D2D信号とセルラー信号の少なくとも一方を受信するためにDRXに構成された、または構成されることになると判定する(ステップ300)。ネットワークノードは、UE20が、D2D動作および/またはセルラー動作のためにDRXの中で時間を共有しているか、または共有することが予想されると判定する(ステップ302)。たとえば、ネットワークノードは、UE無線受信機機能またはUE20が2つのタイプの信号の一方しか受信できないというUE20からの指示に基づいて、これを判定することができる。ネットワークノードは、過去のデータまたはUE20の以前の動作に基づいて、UE20が両タイプの信号を同時に受信できないと判定することもできる。
ネットワークノードは、UE20がDRXにおいてD2D動作とセルラー動作との間で時間を共有できるように、1つまたは複数の基準に基づいて、既存のDRX周期構成を適合させるか、またはUE20のためのDRX周期を構成する(ステップ304)。この適合の例には、限定はしないが以下が含まれる:
・使用されるべき規則のタイプ:たとえば、ネットワークノードが例示的規則#3(前述)を使用すると決めたケースで、ネットワークノードは、オン期間の長さを適合させる(たとえば、増加させる)ことができる。
・D2D動作の機会:たとえば、ネットワークノードは、UE20がD2D信号を受信すると予想される機会を確定することができる。ネットワークノードは、事前に定義された情報、別のネットワークノードから、またはUE20から受信した指示の1つまたは複数に基づいて、D2D信号の機会を確定することができる。ネットワークノードは次いで、DRX周期をもつようにUE20を構成するか、またはUE20がD2D信号を受信できるようにDRX周期パラメータを適合させる。たとえば、例示的規則#1(前述)のケースで、ネットワークノードは、D2D信号が現時点のDRX周期と部分的または完全に重なる場合に、DRX周期長の開始を延ばすか、またはずらすことができる。
・DRX構成パラメータは、例示的規則#4(前述)でTminおよびTmaxに、かつ/または関連する場合に、例示的規則#5(前述)によるD2D動作とセルラー動作の順序に適合されてもよく、たとえば、例示的規則#3と例示的規則#4を併せて適用するケースでは、DRXオン期はTminに適合させるために延長されてもよい。
DRXにおいて異なる動作タイプの間で時間を共有することに関連するシグナリング機能のためのUEおよびUEの動作方法の実施形態
いくつかの実施形態によれば、UE20は、UE20がD2D信号とセルラー信号を同じ時間に受信しないように、D2D動作とセルラー動作との間でDRX周期の時間を共有することが可能かどうかを示す機能をネットワークノードまたは第2のUE20に知らせる。ネットワークノードまたは第2のUE20に知らされるUE機能情報はまた、D2D動作とセルラー動作との間でDRX周期の時間を共有するためにUE20が使用できるのは規則または原理のどの1つまたは複数であるか(たとえば、上記の例示的規則#1から#6のどれであるか)を指示することもできる。機能は、ある搬送周波数/周波数帯および/またはこれらの組み合わせに適用されることもある。
UE20は、自律的に、ネットワークノードから受信した明確な要求に基づいて、イベントまたは条件によって誘発されて、セルに入る時点で他の機能とともに、またはD2D関連の機能をネットワークに指示するときに、機能情報をネットワークノードに知らせることができる。ネットワークノード(たとえば、eNBまたはコアネットワークノード)または第2のUE20は、受信したUE機能情報を以下の目的の1つまたは複数のために使用することができる:
・機能情報を別のネットワークノードに送ること、たとえば以下のいずれかである:eNBまたは第2のUE20が機能情報を別のeNBに送る、eNBまたは第2のUE20が機能情報をコアネットワーク(CN)ノード(たとえば、MMEまたはProSeサーバ)に送る、CNノードが機能情報をeNBに送る、eNBが機能情報を第3のUE20に送る(たとえば、図2参照)、など。
・機能情報をメモリに格納し、後で読み出して使用すること。
・機能情報に基づいて、DRXで時間を共有するための基準または原理のうちUE20に用いられるべきなのはどれかを決めること。
・UE20にセルラーおよび/またはD2Dスケジューリングを適合させること。
・ネットワークによってブロードキャストされるD2D関連のデータおよび構成を適合させること。
図12は、本開示のいくつかの実施形態による、機能情報をノードに送るUE20の動作を示す。図に示すように、UE20は、DRXにおいて異なる動作タイプ間で時間を共有することに関連する機能情報を、別のノード28に送る、すなわち送信する(ステップ400)。この他のノード28は、ネットワークノード(たとえばeNB16)であっても別のUE20であってもよい。次いでノード28は機能情報を利用し、かつ/または機能情報を別のノードに送る(ステップ402)。たとえば、既に検討したように、いくつかの実施形態においてノード28はネットワークノードであり、ネットワークノードは、UE20のためのDRX共有規則および/または関連パラメータを確定および/または適合させるために機能情報を利用する。他の実施形態では、ノード28は別のUE20であり、ノード28は、機能情報を別のノードに、たとえばネットワークノードに送る。
図13は、例示的な一実施形態による、本明細書に記載の非限定的な例示的実施形態の1つまたは複数で使用できるUE20の構成図である。UE20は、いくつかの実施形態では、機械対機械(M2M)またはマシン型通信(MTC)用に構成された移動デバイスであってもよい。UE20は、UE20の動作を制御する処理モジュール30を備える。当業者には理解されるように、処理モジュール30は、1つまたは複数のプロセッサ、すなわち、たとえば1つもしくは複数のマイクロプロセッサもしくは中央処理装置(CPU)、1つもしくは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、1つもしくは複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または1つもしくは複数の他のタイプの処理回路などのプロセッサ回路を含む。処理モジュール30は、基地局16および他のD2D対応UE20から信号を受信するために使用されるか、またはこれらとの間で信号の送受信を行うために使用される、関連するアンテナ34を備えた受信機または送受信機モジュール32に接続されている。DRXを利用するために、処理モジュール30は、指定した長さの時間の間、受信機または送受信機モジュール32を非アクティブ化するように構成することができる。UE20はまた、処理モジュール30に接続され、UE20の動作に必要とされるプログラムおよび他の情報およびデータを格納するメモリモジュール36を備える。いくつかの実施形態では、UE20は、場合により、UE20の位置および移動速度を求めるために使用できる衛星測位システム(たとえばGPS)受信機モジュール(図示せず)を含んでいてもよい。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、少なくとも1つのプロセッサに、本明細書に記載の実施形態のいずれかに従ってUE20の機能性を果たさせる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態では、上記のコンピュータプログラム製品を含むキャリアが提供される。キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体(たとえば、メモリなどの一時的でないコンピュータ可読媒体)のうちの1つである。
図14は、本開示のいくつかの他の実施形態によるUE20の構成図である。この例では、UE20は、DRX共有規則取得モジュール38(オプション)、DRX時間区分確定モジュール40、および実施モジュール42を含み、これらはそれぞれ、本実施形態においてソフトウェアに実装される。DRX共有規則取得モジュール38は、上記のように1つまたは複数のDRX共有規則を取得するように動作する。DRX時間区分確定モジュール40は、たとえばDRX共有規則に基づいて、異なるタイプの動作(たとえば、セルラー動作とD2D動作)のための重なりのない時間区分を確定するように動作する。実施モジュール42は、上記のように、重なりのない時間区分において異なるタイプの動作を実施する。
図15は、本明細書に記載の例示的実施形態で使用できる基地局16(たとえばNode−BまたはeNB)を示す。他のタイプのネットワークノードは類似の構成要素を含むことが理解されよう。マクロeNBは実際はサイズおよび構造がマイクロeNBと同一ではないが、図示のために、基地局16は類似の構成要素を備えることが想定されていることも理解されよう。したがって、基地局16は、基地局16の動作を制御する処理モジュール44を備える。当業者には理解されるように、処理モジュール44は、1つまたは複数のプロセッサ、すなわち、たとえば1つもしくは複数のマイクロプロセッサもしくはCPU、1つもしくは複数のASIC、1つもしくは複数のFPGA、または1つもしくは複数の他のタイプの処理回路などのプロセッサ回路を含む。処理モジュール44は、セルラー通信ネットワーク10においてUE20との間で信号の送受信を行うために使用される、関連するアンテナ48を備えた送受信機モジュール46に接続されている。基地局16はまた、処理モジュール44に接続され、基地局16の動作に必要とされるプログラムおよび他の情報およびデータを格納するメモリモジュール50を備える。基地局16はまた、基地局16が他の基地局16と(たとえばX2インターフェースを介して)情報を交換できるようにするための構成要素および/または回路構成52と、基地局16がコアネットワーク14におけるノードと(たとえばS1インターフェースを介して)情報を交換できるようにするための構成要素および/または回路構成54とを備える。他のタイプのネットワーク(たとえば、ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)またはWCDMA RAN)で使用するための基地局は、図15に示したものに類似する構成要素と、これらのタイプのネットワークにおける他のネットワークノード(たとえば、コアネットワーク14における他の基地局、移動管理ノード、および/またはノード)との通信を可能にするための適切なインターフェース回路構成52、54とを含むことが理解されよう。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、少なくとも1つのプロセッサに、本明細書に記載の実施形態のいずれかに従って基地局16(または他のネットワークノード)の機能性を果たさせる命令を含むコンピュータプログラムが提供される。いくつかの実施形態では、上記のコンピュータプログラム製品を含むキャリアが提供される。キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体(たとえば、メモリなどの一時的でないコンピュータ可読媒体)のうちの1つである。
図16は、本開示のいくつかの他の実施形態による基地局16の構成図である。この例では、基地局16は、DRX共有規則確定モジュール56、DRX共有構成モジュール58、および適合モジュール60(オプション)を含み、これらはそれぞれ、本実施形態においてソフトウェアに実装される。DRX共有規則確定モジュール56は、上記のようにUE20によって使用されるべき1つまたは複数のDRX共有規則を決定するように動作する。DRX共有構成モジュール58は、上記のように、決定したDRX共有規則をもつようにUE20を構成するように動作する。適合モジュール60は、これも前述したように、いくつかの実施形態において、UE20のDRX共有規則および/またはDRX構成を適合させるように動作する。
本明細書に記載するように、本開示のいくつかの例示的、ただし非限定的な実施形態は以下の通りである。いくつかの実施形態では、方法は、UEにおいて構成された、または構成されることになるDRX周期の重なりのない時間にわたってD2D動作およびセルラー動作を実施するためのUEによって使用されるべき規則を取得することと、第1の時間区分および第2の時間区分をDRX周期内に確定することであって、前記第1と第2の時間区分は時間が重ならず、前記第1と第2の時間区分がそれぞれD2D動作とセルラー動作に使用される、確定することと、確定された第1と第2の時間区分にそれぞれD2D動作とセルラー動作を実施することとを含む。いくつかの実施形態では、この方法はUEによって実施される。
いくつかの実施形態では、UEは、UEにおいて構成された、または構成されることになるDRX周期の重なりのない時間にわたってD2D動作およびセルラー動作を実施するためのUEによって使用されるべき規則を取得するステップと、第1の時間区分および第2の時間区分をDRX周期内に確定するステップであって、前記第1と第2の時間区分は時間が重ならず、前記第1と第2の時間区分がそれぞれD2D動作とセルラー動作に使用される、確定するステップと、確定された第1と第2の時間区分にそれぞれD2D動作とセルラー動作を実施するステップとを実施するように構成された処理ユニットを備える。
いくつかの実施形態では、D2D対応UEにサービス提供するネットワークノードで実施される方法は、1つまたは複数の基準に基づいて、UEにおいて構成された、または構成されることになるDRX周期の重なりのない時間にわたってD2D動作およびセルラー動作を実施するためのUEによって使用されるべき規則を決定することと、決定された規則をもつようにUEを構成することであって、前記規則は、UEが第1の時間区分および第2の時間区分をDRX周期内に確定することを可能にし、前記第1と第2の時間区分は時間が重ならず、前記第1と第2の時間区分がそれぞれD2D動作とセルラー動作に使用される、構成することとを含む。いくつかの実施形態では、この方法は、1つまたは複数の基準に基づいて、UEが重なりのない時間にわたってD2D動作およびセルラー動作を実施できるようにDRX周期構成を適合させることをさらに含む。
いくつかの実施形態では、基地局は、1つまたは複数の基準に基づいて、UEにおいて構成された、または構成されることになるDRX周期の重なりのない時間にわたってD2D動作およびセルラー動作を実施するためのUEによって使用されるべき規則を決定するステップと、決定された規則をもつようにUEを構成するステップであって、前記規則は、UEが第1の時間区分および第2の時間区分をDRX周期内に確定することを可能にし、前記第1と第2の時間区分は時間が重ならず、前記第1と第2の時間区分がそれぞれD2D動作とセルラー動作に使用される、構成するステップとを実施するように構成された処理ユニットを備える。いくつかの実施形態では、処理ユニットは、1つまたは複数の基準に基づいて、UEが重なりのない時間にわたってD2D動作およびセルラー動作を実施できるようにDRX周期構成を適合させるステップを実施するようにさらに構成されている。
上記の方法およびシステムの結果、UEは、セルラー動作とD2D動作との間で、2つの動作のいずれかの性能を所望のレベル未満に落とすことなく、自らの受信機を動的に共有することが可能になり得る。データを失わずにDRX構成を活用することによって、セルラー動作とともにD2D動作の全体的な性能利益が生じる。さらに、ネットワークは、UEがD2D信号またはセルラー信号のうち、所与の時間または所与の用途に、より重要と考えられるほうを受信できるように、DRX構成を適合させることができる。
図における処理は、本開示の一定の実施形態で実施される動作の特定の順序を示すことがあるが、このような順序は例示的であることを理解されたい(たとえば、代替実施形態では、異なる順序で動作を実施すること、ある動作を組み合わせること、ある動作を重ねることなどができる)。
いくつかの実施形態に関して本開示を説明してきたが、本開示は上記の実施形態には限定されず、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲の中で修正および変更して実践できることが当業者には認識されよう。したがって、説明は限定ではなく例示とみなされるべきである。
以下の頭字語が本開示全体を通して使用されている。
・2G 第2世代
・3G 第3世代
・3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
・ACK 肯定応答
・APP アプリケーション
・ASIC 特定用途向け集積回路
・CDMA 符号分割多元接続
・CN コアネットワーク
・CPU 中央処理装置
・CQI 継続的品質改善
・D2D デバイスツーデバイス
・DL ダウンリンク
・DRX 間欠受信
・eNB 発展または拡張Node−B
・EPC 発展または拡張パケットコア
・EPDCCH 発展または拡張物理ダウンリンク制御チャネル
・E−UTRAN 発展または拡張ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
・FDD 周波数分割複信
・FPGA フィールドプログラマブルゲートアレイ
・GPS 全地球測位システム
・GSM Global System for Mobile Communications
・HARQ ハイブリッド自動再送要求
・HD−FDD 半二重周波数分割複信
・HSPA 高速パケットアクセス
・IP インターネットプロトコル
・LTE Long Term Evolution
・M2M 機械対機械
・MAC 媒体アクセス制御
・MME 移動管理エンティティ
・ms ミリ秒
・MTC マシン型通信
・NACK 否定応答
・O&M 運用保守
・P2P ピアツーピア
・PDA 携帯情報端末
・PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
・PGW パケット、またはパケットデータネットワーク、ゲートウェイ
・PLMN 公衆地上移動体通信網
・ProSe 近傍サービス
・QoS サービス品質
・RAN 無線アクセスネットワーク
・RAT 無線アクセス技術
・RB リソースブロック
・RF 高周波
・RLC 無線リンク制御
・RNC 無線ネットワーク制御装置
・RRC 無線リソース制御
・RRH リモート無線ヘッド
・RRM 無線リソース管理
・RTT ラウンドトリップタイム
・SA スケジューリング割り当て
・SGW サービングゲートウェイ
・SON 自己組織化ネットワーク
・TDD 時分割二重通信
・UE ユーザ機器
・UL アップリンク
・UTRA ユニバーサル地上無線アクセス
・UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
・VoIP ボイスオーバーインターネットプロトコル
・VPN 仮想私設ネットワーク
・WCDMA 広帯域符号分割多元接続
・WLAN ワイヤレスローカルエリアネットワーク
当業者は、本開示の実施形態に対する改良および修正を認識するであろう。すべてのそのような改良および修正は、本明細書において開示された概念の範囲および添付の特許請求の範囲に含まれると考えられる。

Claims (35)

  1. セルラー通信ネットワーク(10)において動作することを可能にした無線デバイス(20)であって、
    受信機を含む送受信機モジュール(32)と、
    1つまたは複数の処理回路を含む処理モジュール(30)と、
    前記処理モジュール(30)によって実行可能な命令を格納するメモリモジュール(36)とを備えることによって、
    セルラー動作のために第1の時間区分を間欠受信(DRX)周期内に、かつデバイスツーデバイス(D2D)動作のために第2の時間区分をDRX周期内に確定すること(102)であって、前記第1の時間区分および前記第2の時間区分が、重なりのない時間区分である、確定すること(102)と、
    前記第1の時間区分の間にD2D動作を実施し、前記第2の時間区分の間にセルラー動作を実施すること(104)と
    を行うように動作可能である、無線デバイス(20)。
  2. 前記第1の時間区分および前記第2の時間区分の前記確定が、
    事前に定義された規則に基づいて、前記第1の時間区分および前記第2の時間区分を確定すること、
    前記第1の時間区分および前記第2の時間区分を自律的に確定すること、
    前記第1の時間区分および前記第2の時間区分を別のノードから受信したメッセージに基づいて確定すること、
    前記第1の時間区分および前記第2の時間区分を、上位レイヤのシグナリングを介して受信した構成に基づいて確定すること、
    前記第1の時間区分および前記第2の時間区分の一方または両方を適合させること、ならびに
    前記第1の時間区分および前記第2の時間区分の一方または両方を構成すること
    のうちの1つまたは複数を含む、請求項1に記載の無線デバイス(20)。
  3. 前記第1の時間区分が、DRX周期におけるDRXオン期間およびDRXオフ期間の一方であり、前記第2の時間区分が、同じDRX周期における前記DRXオン期間および前記DRXオフ期間のもう一方である、請求項1に記載の無線デバイス(20)。
  4. 前記無線デバイス(20)が、ダウンリンクセルラー動作のためのDRX周期をもつように構成され、前記第1の時間区分が、前記ダウンリンクセルラー動作のためのDRX周期のDRXオン期間であり、前記第2の時間区分が、前記ダウンリンクセルラー動作のためのDRX周期のDRXオフ期間である、請求項1に記載の無線デバイス(20)。
  5. 前記無線デバイス(20)が、ダウンリンクセルラー動作およびD2D動作の両方のための共通DRX周期をもつように構成され、前記第1の時間区分が、前記共通DRX周期のDRXオフ期間およびDRXオン期間の一方であり、前記第2の時間区分が、前記共通DRX周期の前記DRXオン期間および前記DRXオフ期間のもう一方である、請求項1に記載の無線デバイス(20)。
  6. 前記第1の時間区分が前記共通DRX周期の前記DRXオン期間であり、前記第2の時間区分が前記共通DRX周期の前記DRXオフ期間である、請求項5に記載の無線デバイス(20)。
  7. 前記第1の時間区分が第1のDRX周期の第1のDRXオン期間であり、前記第2の時間区分が第2のDRX周期の第2のDRXオン期間である、請求項1に記載の無線デバイス(20)。
  8. 前記第1の時間区分および前記第2の時間区分が、DRX周期のDRXオン期間内の重なりのない時間区分である、請求項1に記載の無線デバイス(20)。
  9. 前記第1の時間区分に使用される前記DRXオン期間の時間量および前記第2の時間区分に使用される前記DRXオン期間の時間量がネットワークにより設定される、請求項8に記載の無線デバイス(20)。
  10. 前記第1の時間区分に使用される前記DRXオン期間の時間量および前記第2の時間区分に使用される前記DRXオン期間の時間量が前記無線デバイス(20)によって自律的に決められる、請求項8に記載の無線デバイス(20)。
  11. 以下の条件:
    Tmin≦t≦Tmax、
    の一方または両方が当てはまる時間(t)によって前記第1の時間区分と前記第2の時間区分が時間的に隔てられるように、前記第1の時間区分および前記第2の時間区分が構成されており、式中、Tminは事前に定義された最小限の時間であり、Tmaxは事前に定義された最大限の時間である、請求項1に記載の無線デバイス(20)。
  12. 前記第1の時間区分および前記第2の時間区分は、事前に定義された順序が前記第1の時間区分と前記第2の時間区分の間で維持されるように構成される、請求項1に記載の無線デバイス(20)。
  13. 前記第1の時間区分の間に実施される前記D2D動作が、D2D信号の受信であり、前記第2の時間区分の間に実施される前記セルラー動作が、ダウンリンクセルラー信号の受信である、請求項1に記載の無線デバイス(20)。
  14. 前記第1と第2の時間区分が同じDRX周期内にある、請求項1に記載の無線デバイス(20)。
  15. 前記DRX周期が、ダウンリンクセルラーDRX周期と、ダウンリンクセルラー動作およびD2D動作の両方のための共通DRX周期のうちの一方である、請求項14に記載の無線デバイス(20)。
  16. 前記第1と第2の時間区分が異なるDRX周期内にある、請求項1に記載の無線デバイス(20)。
  17. 前記異なるDRX周期のそれぞれが、ダウンリンクセルラーDRX周期と、ダウンリンクセルラー動作およびD2D動作の両方のための共通DRX周期のうちの一方である、請求項16に記載の無線デバイス(20)。
  18. セルラー通信ネットワーク(10)において動作することを可能にした無線デバイス(20)の動作方法であって、
    セルラー動作のために第1の時間区分を間欠受信(DRX)周期内に、かつデバイスツーデバイス(D2D)動作のために第2の時間区分をDRX周期内に確定すること(102)であって、前記第1の時間区分および前記第2の時間区分が、重なりのない時間区分である、確定すること(102)と、
    前記第1の時間区分の間にD2D動作を実施し、前記第2の時間区分の間にセルラー動作を実施すること(104)と
    を含む、方法。
  19. 前記第1の時間区分が、DRX周期におけるDRXオン期間およびDRXオフ期間の一方であり、前記第2の時間区分が、同じDRX周期における前記DRXオン期間および前記DRXオフ期間のもう一方である、請求項18に記載の方法。
  20. セルラー通信ネットワーク(10)のネットワークノード(16)であって、
    処理モジュール(44)と、
    前記処理モジュール(44)によって実行可能な命令を格納するメモリモジュール(50)とを備えることによって、前記ネットワークノード(16)は、
    無線デバイス(20)のための1つまたは複数の間欠受信(DRX)共有規則を決定すること(200)であって、前記1つまたは複数のDRX共有規則が、セルラー動作およびD2D動作のための前記無線デバイス(20)によって使用されるべき1つまたは複数のDRX周期内に重なりのない時間区分を定義する、決定すること(200)と、
    前記1つまたは複数のDRX共有規則をもつように前記無線デバイス(20)を構成すること(202)と
    を行うように動作可能である、ネットワークノード(16)。
  21. 前記処理モジュール(44)による前記命令の実行を介して、前記ネットワークノード(16)が、前記無線デバイス(20)のための前記1つまたは複数のDRX共有規則を動的に適合させる(204)ようにさらに動作可能である、請求項20に記載のネットワークノード(16)。
  22. 前記重なりのない時間区分が、セルラー動作のための第1の時間区分およびD2D動作のための第2の時間区分を含み、前記1つまたは複数のDRX共有規則は、前記第1の時間区分がDRX周期におけるDRXオン期間およびDRXオフ期間の一方であり、前記第2の時間区分が同じDRX周期における前記DRXオン期間および前記DRXオフ期間のもう一方であるという規則を含む、請求項20に記載のネットワークノード(16)。
  23. 前記重なりのない時間区分が、セルラー動作のための第1の時間区分およびD2D動作のための第2の時間区分を含み、前記1つまたは複数のDRX共有規則が、前記第1の時間区分が第1のDRX周期の第1のDRXオン期間であり、前記第2の時間区分が第2のDRX周期の第2のDRXオン期間であるという規則を含む、請求項20に記載のネットワークノード(16)。
  24. 前記重なりのない時間区分が、セルラー動作のための第1の時間区分およびD2D動作のための第2の時間区分を含み、前記1つまたは複数のDRX共有規則が、前記第1の時間区分および前記第2の時間区分がDRX周期のDRXオン期間内の重なりのない時間区分であるという規則を含む、請求項20に記載のネットワークノード(16)。
  25. 前記重なりのない時間区分が、セルラー動作のための第1の時間区分およびD2D動作のための第2の時間区分を含み、前記1つまたは複数のDRX共有規則は、以下の条件:
    Tmin≦t≦Tmax、
    の一方または両方が当てはまる時間(t)によって前記第1の時間区分と前記第2の時間区分が時間的に隔てられるように、前記第1の時間区分および前記第2の時間区分が構成されているという規則を含み、式中、Tminは事前に定義された最小限の時間であり、Tmaxは事前に定義された最大限の時間である、請求項20に記載のネットワークノード(16)。
  26. 前記重なりのない時間区分が、セルラー動作のための第1の時間区分およびD2D動作のための第2の時間区分を含み、前記1つまたは複数のDRX共有規則は、前記第1の時間区分および前記第2の時間区分が、前記第1の時間区分と前記第2の時間区分との間で事前に定義された順序が維持されるように構成されるという規則を含む、請求項20に記載のネットワークノード(16)。
  27. 前記ネットワークノード(16)が、1つまたは複数の基準に基づいて、前記無線デバイス(20)のための前記1つまたは複数のDRX共有規則を決定し(200)、前記1つまたは複数の基準が、
    − セルラーおよび/またはD2Dトラフィックの量、
    − 前記無線デバイス(20)のバッテリ寿命および/または電力消費、
    − DRX周期長、
    − オン期間の長さ、
    − D2D動作の機会、
    − 前記無線デバイス(20)の受信機機能、ならびに
    − 前記無線デバイス(20)のアクティビティ状態
    からなる群のうちの少なくとも1つを含む、請求項20から26のいずれか一項に記載のネットワークノード(16)。
  28. セルラー通信ネットワーク(10)のネットワークノード(16)の動作方法であって、
    無線デバイス(20)のための1つまたは複数の間欠受信(DRX)共有規則を決定すること(200)であって、前記1つまたは複数のDRX共有規則が、セルラー動作およびD2D動作のための前記無線デバイス(20)によって使用されるべき1つまたは複数のDRX周期内に重なりのない時間区分を定義する、決定すること(200)と、
    前記1つまたは複数のDRX共有規則をもつように前記無線デバイス(20)を構成すること(202)と
    を含む、方法。
  29. 前記重なりのない時間区分が、セルラー動作のための第1の時間区分およびD2D動作のための第2の時間区分を含み、前記1つまたは複数のDRX共有規則は、前記第1の時間区分がDRX周期におけるDRXオン期間およびDRXオフ期間の一方であり、前記第2の時間区分が同じDRX周期における前記DRXオン期間および前記DRXオフ期間のもう一方であるという規則を含む、請求項28に記載の方法。
  30. セルラー通信ネットワーク(10)のネットワークノード(16)であって、
    処理モジュール(44)と、
    前記処理モジュール(44)によって実行可能な命令を格納するメモリモジュール(50)とを備えることによって、前記ネットワークノード(16)は、
    無線デバイス(20)が、デバイスツーデバイス(D2D)信号、および/またはセルラー信号を受信するために間欠受信(DRX)に構成されている、または構成されることになると判定すること(300)、
    前記無線デバイス(20)が、D2D動作およびセルラー動作のための1つまたは複数のDRX周期において時間を共有しているか、または共有することが予想されると判定すること(302)、ならびに
    前記無線デバイス(20)が、D2D信号および/またはセルラー信号を受信するためにDRXに構成されている、または構成されることになると判定し、かつ、前記無線デバイス(20)が、D2D動作およびセルラー動作のための1つまたは複数のDRX周期において時間を共有しているか、または共有することが予想されると判定したときに、前記無線デバイス(20)がD2D動作およびセルラー動作のための1つまたは複数のDRX周期において時間を共有できるように、既存のDRX周期構成を適合させる(304)か、または新たなDRX周期を構成すること
    を行うように動作可能である、ネットワークノード(16)。
  31. 前記既存のDRX周期構成の適合または新たなDRX周期の構成が、前記1つまたは複数のDRX周期のDRXオン期間の適合を含む、請求項30に記載のネットワークノード(16)。
  32. 前記既存のDRX周期構成の前記適合または新たなDRX周期の構成が、少なくともD2D動作の機会を含む1つまたは複数の基準に基づく、請求項30に記載のネットワークノード(16)。
  33. 前記既存のDRX周期構成の適合または新たなDRX周期の構成が、D2D動作およびセルラー動作のための1つまたは複数のDRX周期内の重なりのない時間区分の間における、事前に定義された最小限の時間および事前に定義された最大限の時間のうちの少なくとも一方の適合を含む、請求項30に記載のネットワークノード(16)。
  34. 前記既存のDRX周期構成の適合または新たなDRX周期の構成が、D2D動作およびセルラー動作のための1つまたは複数のDRX周期内の重なりのない時間区分の順序づけの適合を含む、請求項30に記載のネットワークノード(16)。
  35. セルラー通信ネットワーク(10)のネットワークノード(16)の動作方法であって、
    無線デバイス(20)が、デバイスツーデバイス(D2D)、および/またはセルラー信号を受信するために間欠受信(DRX)に構成されている、または構成されることになると判定すること(300)、
    前記無線デバイス(20)が、D2D動作およびセルラー動作のための1つまたは複数のDRX周期において時間を共有しているか、または共有することが予想されると判定すること(302)、ならびに
    1つまたは複数の基準に基づいて、前記無線デバイス(20)がD2D動作およびセルラー動作のための1つまたは複数のDRX周期において時間を共有できるように、既存のDRX周期構成を適合させる(304)か、または新たなDRX周期を構成すること
    を含む、方法。
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