JP2017527245A - 磁気式のインターフェースを備える駆動ユニット - Google Patents

磁気式のインターフェースを備える駆動ユニット Download PDF

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Abstract

ツールを駆動する駆動ユニット(8)は、モータ(12)を有する少なくとも1つの第1の駆動モジュール(18)と、駆動モジュール(18)により一軸線(16)周りに回転駆動される車(32)とを備える。駆動モジュール(18)は、磁石環(22)を有し、磁石環(22)は、車(32)を包囲し、車(32)と磁気的に力を伝達する結合状態にあり、かつモータ(12)と機械的に力を伝達する結合状態にある。

Description

本発明は、ツールを着脱自在に連結するとともに、ツールを駆動する、磁気式のインターフェースを備える駆動ユニットに関する。
特許出願:国際公開第2007/075864号は、外科用器具を外科用ロボットに駆動可能に連結し得る機械式のインターフェースを開示している。このインターフェースは、器具側に4つの回転可能な回転体を有している。これらの回転体は、ロボット側に相補的に形成される4つの回転可能な回転体に形状結合(formschluessig:形状による束縛)を介して結合可能である。ロボット側の回転体は、ロボット内に統合された駆動ユニットにより駆動可能である。形状結合により、ロボット側の回転体のそれぞれから、トルクが、それぞれの器具側の回転体に伝達可能である。
しかし、ロボットに器具を連結する際、それぞれ対応する回転体が互いに整合していて、ねじれていないことに注意する必要がある。さもなければ、器具の連結は、阻害されてしまう。それゆえ、すべての回転体の相互の位置合わせは、ユーザが手動で実施しなければならないか、又は回転体を自動的に位置合わせする付加的な機構を用意しなければならない。
これにより、本発明の根底にある課題は、形状結合により結合すべき物体の相互の位置合わせが省略されている、ツールを連結する単純化されたインターフェースを備える駆動ユニットを提供することである。
上記課題は、モータを有する少なくとも1つの第1の駆動モジュールと、駆動モジュールにより一軸線周りに回転駆動される第1の車と、を備える駆動ユニットであって、駆動モジュールは、磁石環を有し、磁石環は、第1の車を包囲し、第1の車と磁気的に力を伝達する結合状態にあり、かつモータと機械的に力を伝達する結合状態にある、駆動ユニットにより解決される。
モータとして、好ましくは電気モータが選択される。モータは、機械的に力を伝達する結合を介して磁石環を駆動する。機械的に力を伝達する結合の場合、モータの駆動力あるいはトルクは、結合部の2つの構成部材の機械的な接触により伝達される。機械的に力を伝達する結合として、モータの駆動力あるいはトルクを磁石環に伝達し、磁石環を一軸線周りに回転させる形状結合(例えば歯車伝動機構)及び摩擦結合(kraftschluessig:摩擦力による束縛、例えばベルト伝動機構)が選択され得る。
他方、磁気的に力を伝達する結合は、非接触にトルクを磁石環から、磁石環により包囲される第1の車に伝達する。第1の車も、前記軸線周りに回転可能に支持されているので、磁気的な相互作用に基づいて、回転する磁石環により連れ動かされ、したがって回転駆動される。したがって、第1の車への駆動力の伝達は、形状結合なしに可能である。
磁石環が車と磁気的な相互作用を働かせることができるように、磁石環の内周部には、複数の永久磁石が装着されている。これらの永久磁石は、車と磁力結合を形成する。反対に、車の外周部に複数の永久磁石が分配され、これらの永久磁石が磁石環と磁力結合を形成するようにしてもよい。永久磁石は、有利には、永久磁石が装着された車あるいは磁石環に対応する構成部材の周囲に分配された強磁性体を磁化する。
真ん中にある1つの磁石に対して両隣の磁石は、車の周囲において循環する複数の磁界を得るために、有利には、真ん中の磁石とは逆の極性を有している。
モータと磁石環との間に生じる機械的に力を伝達する結合は、有利には、伝動機構を有している。伝動機構は、特にウォーム伝動機構として形成されている。ウォーム伝動機構は、高い減速比を可能にする。ウォーム伝動機構の場合、モータによりウォームが駆動されることができ、ウォームは、磁石環の外周部に存在する歯列と噛み合う。
駆動ユニットは、少なくとも2つの駆動モジュールを有し、駆動モジュールは、モータにより一軸線周りに回転駆動されるそれぞれ1つの磁石環を有していてもよい。これらの駆動モジュールは、その軸線でもって互いに同軸に配置され得る。少なくとも第2の駆動モジュールの磁石環は、第2の車を包囲し、第2の車を駆動すべく、第2の車と磁気的に力を伝達する結合状態にあることができる。
好ましくは、これらの駆動モジュールは、互いに同一構造とされており、これにより、安価な製造のために、同一部材の数を増やすことができる。
駆動モジュールにより駆動される車は、他方、別の構成部材を駆動するために使用され得る。例えば第1の車は、シャフトに結合されていることができる。駆動ユニットが、第2の駆動モジュールにより駆動され得る少なくとも1つの第2の車を有している場合、シャフトは、第2の車を貫いて延在することができる。
第2の車は、シャフトスリーブに結合されていることができ、シャフトスリーブは、シャフトを包囲し、シャフトの周りに可動に支持されている。こうして、第1及び第2の車の駆動力は、駆動ユニットの単一の被動側よりアクセス可能かつ取り出し可能である。すなわち、駆動ユニットは、1つの出力部しか必要としない。この出力部を介して両車の駆動力は、駆動ユニットから導出可能である。
シャフトを第1の車に結合するのに、原則、様々な結合が選択可能である。第1の可能性は、車とのシャフトの結合を形状結合により相対回動不能かつ軸方向可動に、例えばキー溝結合(Feder−Nut−Verbindung)により形成することにある。而して、車からシャフトにトルクが伝達可能であり、しかも、シャフトは、車に対して相対的に軸方向で自由に可動である。
第2の可能性は、車とのシャフトの結合をねじ機構(Schraubgewinde)として形成することにある。これにより、車の回転運動は、シャフトの軸方向の調節運動に変換可能である。
第3の可能性は、第1及び第2の可能性を互いに組み合わせ、駆動ユニットが、それぞれ1つの車を駆動する2つの駆動モジュールを有し、シャフトが、両車のうちの一方の車に相対回動不能かつ軸方向可動に結合され、他方の車にねじ機構により結合されているようにすることにある。これによりシャフトは、一方の車により回転調節可能であり、他方の車により軸方向調節可能である。
1つの駆動ユニット内に複数の駆動モジュールが組み付けられている場合、コンパクトな配置を達成すべく、これらの駆動モジュールは、1つの共通の軸線に沿ってずらされて配置されてもよい。
磁石環と、磁石環により包囲される車とは、好ましくは、空隙あるいは中間室を有しており、空隙あるいは中間室を介して磁力が伝達され得る。複数の駆動モジュールがずらされて配置されている場合、個々の駆動モジュールの中間室は、好ましくは、軸方向で互いに一直線に並んでいるように設計されている。このために、複数の車の外径は、相互に、かつ複数の磁石環の内径は、相互に、例えばそれぞれ同じ大きさに設計され得る。
中間室を通して、例えばスリーブの形態の、菌を通さないバリア(keimdichte Barriere)が延在していてもよい。スリーブは、好ましくは、磁化不能な材料から製造されており、これにより、磁石環又は車と磁気的な結合を生じないようになっている。しかし、スリーブは、磁石環と車との間の磁気的に力を伝達する結合を許容する。
菌を通さない特性は、滅菌状態を保たなければならない作業室を汚染から保護する機能を果たす。而してこの駆動ユニットは、例えばOP室内で外科用のツールを駆動するために使用可能である。
各駆動モジュールは、好ましくは、1つずつキャリアセグメントを有し、キャリアセグメント内には、駆動モジュールの磁石環が、少なくとも1つの転がり軸受により保持されている。キャリアセグメントは、駆動ユニットのハウジングに堅固に結合されていることができる。而して磁石環は、駆動ユニットのハウジングに対して前記軸線周りに回転可能に支持され得る。
単数又は複数の磁石環は、好ましくは、リングギヤを支持しており、リングギヤの外径は、転がり軸受の外径より大きい。而して、すなわち、例えばウォーム伝動機構として形成される機械的に力を伝達する結合のウォームは、磁石環の外周部に配置されることができ、磁石環のリングギヤと噛み合うことができる。加えて大きなリングギヤは、伝動機構の高い減速比を実現する。
複数の駆動モジュールのキャリアセグメントは、互いに差し込み結合されていてもよい。この種の差し込み結合は、組み立てを容易にし、すべての駆動モジュールが、駆動ユニットのハウジングに対して固定されて結合されることを可能にする。
磁石環により包囲される複数の車は、互いに結合されて1つの構成群を形成しており、構成群は、磁石環内に取り外し可能に収容されていてもよい。構成群は、例えば、回転可能な車が、特定のツール機能の制御、例えば、ツールに存在するエンドエフェクタの操作のための制御駆動部として利用される、ツールの操作ユニットであり得る。
車と対応する磁石環との間の磁気的に力を伝達する結合は、磁石環に対する車の位置合わせに注意する必要なく、構成群が磁石環に出し入れされ得るので、構成群あるいはツールの簡単な交換を可能にする。すなわち、形状結合とは異なり、力を伝達する要素、つまり、ここでは車及び磁石環の、相互の位置合わせは、不要である。
複数の車は、互いに、好ましくは転がり軸受により回転可能かつ軸方向不動に結合されている。このことは、特に1つの構成群を形成するために、複数の車を磁石環と同様にずらして配置し、1つの共通の長手方向軸線周りに互いに回転可能に配置する、簡単な構造を実現する。
構成群は、2つの当接要素を有し、当接要素間に車が配置されており、当接要素は、磁石環を収容するハウジングに半径方向で固定されている。これらの当接要素は、円錐形に形成され、対応するようにハウジング内に形成された当接面に支持され得る。これにより、構成群の複数の車は、磁石環の共通の軸線に関して同軸にハウジング内で支持されており、その周囲に一定の空隙を、対応する磁石環に対して維持する。
本発明のさらなる特徴及び利点は、添付図を参照しながら行う以下の実施例の説明から看取可能である。
器具が装着されたロボットを示す図である。 器具が導入された状態の駆動ユニットの断面図である。 器具なしの駆動ユニットの断面図である。 器具を示す図である。 駆動ユニットの駆動モジュールの断面図である。 器具の近位の端部に設けられた操作ユニットの断面図である。 揺動機構とエンドエフェクタとを有する器具の遠位の端部を伸展位置で示す図である。 図7に示した器具の遠位の端部を屈曲位置で示す図である。 器具の遠位の端部の断面図である。 器具の操作可能性の一覧表である。 エンドエフェクタのグリッパが開放位置にある器具の遠位の端部を示す図である。 エンドエフェクタが揺動機構に対して回動した器具の遠位の端部を示す図である。 器具の長手方向軸線周りに回転した遠位の端部を示す図である。 第2の形態の揺動機構を有する遠位の端部を示す図である。 第3の形態の揺動機構を有する遠位の端部を示す図である。 第4の形態の揺動機構を有する遠位の端部を示す図である。
図1は、ロボット10と、ロボット10に連結された器具30とを示している。ロボット10は、ロボット10を任意の対象物に取り付けるために用いられる取り付け要素1を有している。取り付け要素1には、継手2が接続している。継手2は、アーム要素5を取り付け要素1に回転可能に結合している。アーム要素5には、継手3を介して第2のアーム要素6が回転可能に結合されている。アーム要素6には、別の継手4を介して入力装置7が接続している。入力装置7は、ユーザによるロボット10及び/又は器具30の制御を可能にする。
3つの継手2,3及び4の各々は、互いに垂直な2つの回転軸線を有しているので、各継手の両接続側にて、回転運動が可能である。これによりロボット10は、6自由度で可動である。ロボット10の相応の制御のために、入力装置7は、好ましくは、同様に6自由度で手動式に可動なキャップを有している。この種のロボット制御のより詳細な説明は、本件出願時には未公開の、本件出願人の特許出願:DE102013019869号に看取可能である。
ロボット10の遠位の端部は、駆動ユニット8により形成されている。駆動ユニット8は、フランジ9を介して堅固に入力装置7に結合されている。器具30は、交換可能に駆動ユニット8に連結され、駆動ユニット8により駆動あるいは操作され得る。
図2は、器具30が導入された状態の駆動ユニット8を断面図で示しており、図3は、器具なしの駆動ユニット8を断面図で示しており、図4は、駆動ユニット8から取り外した器具30を示している。
器具30は、操作ユニット19を有している。操作ユニット19は、4つの車31,32,33及び34と、左外の車31の左横に隣接するベース要素46と、右外の車34の右横に隣接する当接要素45とを有している。車31,32,33及び34は、互いに対してかつベース要素46及び当接要素45に対して回転可能であり、これにより、揺動機構79によりシャフトスリーブ44に結合されたエンドエフェクタ60を駆動することができる。ベース要素46及び当接要素45は、円錐形にエンドエフェクタ60に向かって先細りするように成形されている。
駆動ユニット8は、ハウジング15を有している。ハウジング15は、フランジ9に堅固に結合されている。駆動ユニット8は、軸線16に沿って連続して中空であるので、器具30を駆動ユニット8に連結すべく、器具30は、一方の側より駆動ユニット8内に軸線16に沿って導入可能である。
当接要素45は、器具30の連結状態において、駆動ユニット8のハウジング15内に対応するように形成されたストッパ39に当接している。ストッパ39は、ばねを介してハウジング15内に弾性支持されており、プリロード力を器具30に対して及ぼす。
ハウジング15には、ストッパ39とは反対側に、別のストッパ40が設けられている。ストッパ40には、器具30のベース要素46が、連結状態において当接する。ストッパ40も同様に、好ましくは、ベース要素46に対応するように円錐形に形成されている。
ストッパ39及び40は、器具30が軸方向で抜け落ちることを防止する。両ストッパ39及び40並びに器具30の当接要素45及びベース要素46に、それぞれ円錐形の形状を付与したことで、軸方向及び軸線16を中心とする半径方向での、確定的に規定される器具30の差し込み位置が定まる。これにより、図2に示すように、駆動ユニット8を通る軸線16に関して同軸の、器具30を通る長手方向軸線38の方向付けが達成され得る。
ハウジング15には、好ましくは、保持要素58が存在している。保持要素58は、器具30をハウジング15に着脱自在に固定する。これにより、連結状態において、ハウジング15に対するベース要素46の回動又は駆動ユニット8内での軸線16に沿った軸方向の滑動を防止することができる。保持要素58は、磁石を有し、この磁石が、強磁性材料からなるベース要素46に保持力を働かせるようにしてもよい。
駆動ユニット8内には、4つの同種の駆動モジュール18が組み付けられている。第1の駆動モジュールは、モータ11により駆動される磁石環21を有し、第2の駆動モジュールは、モータ12により駆動される磁石環22を有し、第3の駆動モジュールは、モータ13により駆動される磁石環23を有し、第4の駆動モジュールは、モータ14により駆動される磁石環24を有している。磁石環は、それぞれ、磁石25が装着された中空円筒状の内側の部分と、内側の部分から半径方向に突出したリングギヤ28の形態の外側の部分とを有している。全4つの磁石環21,22,23及び24は、ハウジング15内にそれぞれ少なくとも1つの転がり軸受29、本実施の形態では外側の部分の両側に設けられた2つの転がり軸受29により支持されている。
図5には、全4つの駆動モジュール18のうち、第2の駆動モジュール18を例にとり、その構造及び機能形式を示してある。駆動モジュール18は、安定したキャリアセグメント20を有している。モータ12は、堅固にキャリアセグメント20に結合されており、伝動機構26を駆動する。
伝動機構26は、本実施の形態では、ウォーム伝動機構として形成されており、ウォーム27を有している。ウォーム27は、リングギヤ28と噛み合う。ウォーム27は、キャリアセグメント20に対して軸受17により回転可能に支持されており、モータ12により発生されたトルクを磁石環22に伝達し、これにより、磁石環22を軸線16周りに回転駆動することができる。これにより磁石環22は、ウォームホイールとして機能し、モータ12と、機械的に力を伝達する結合状態にある。
図3に看取できるように、個々の駆動モジュール18は、それぞれのキャリアセグメント20を介して互いに差し込み結合されている。差し込み結合は、各キャリアセグメント20が、各キャリアセグメント20の図3で見て右側に凸部を有し、凸部が、右隣のキャリアセグメント20の相補的な凹部に係合することでなされており、その結果、リングギヤ28の側面は、左右で異なるキャリアセグメント20により覆われている。差し込み結合は、一方では、モジュール状の構造と、キャリアセグメント20相互の確定的な方向付けとを可能にする。他方、キャリアセグメント20は、駆動ユニット8のハウジング15への取り付けに用いられ、ハウジング15に例えばねじ止めされているか、又は同じく差し込み結合されていることができる。
4つの駆動モジュール18は、隣り合うように配置されており、かつ互いに同軸に方向付けられている。その結果、各磁石環21,22,23及び24は、共通の軸線16周りに回転可能である。4つの駆動モジュール18のモータは、個別に制御可能であり、その結果、磁石環21,22,23及び24は、互いに独立的に回転可能である。
磁石環21,22,23,24が回転すると、それぞれの磁石環に取り付けられた磁石25が連れ回る。磁石25として、好ましくは、永久磁石が設けられている。択一的には、電磁石が設けられていてもよい。
器具30の操作ユニット19の4つの車31,32,33,34は、それぞれ、器具30の長手方向軸線38周りに同心に配置されており、器具30が駆動ユニット8に連結されると、それぞれ1つの磁石環21,22,23,24により包囲される。すなわち、車31の周りに磁石環21が同心に配置され、車32の周りに磁石環22が同心に配置され、以下同様に配置される(図2及び4参照)。
各車31,32,33,34は、周囲に、複数の強磁性体36の形態の、駆動力を伝達する構造を有している。強磁性体36は、磁石25と磁力結合を生じる。それゆえ、モータにより駆動される磁石環21,22,23及び24は、一方では、器具30を駆動ユニット8に着脱自在に連結するために用いられ、他方では、トルクを、器具30の操作ユニット19の、それぞれの磁石環21,22,23及び24に対応する車31,32,33及び34に伝達するために用いられる。すなわち、各磁石環21,22,23,24は、対応する車31,32,33,34と、磁気的に力を伝達する結合状態にある。
図6は、器具30の操作ユニット19を断面図で示している。4つの車31,32,33,34の各2つは、それぞれ1つの転がり軸受47を介して互いに長手方向軸線38周りに回転可能に結合されており、かつ隣り合うように決まった間隔を置いて配置されている。左外の車31は、ベース要素46の外部にプレスばめされた軸受47により回転可能にベース要素46に支持されている。右外の車34は、当接要素45の内部にプレスばめされた軸受47により当接要素45に支持されている。
2つの車31,32,33,34間に配置される軸受47の場合、軸受47の外レースが、一方の車31,32,33,34の内部にプレスばめされており、軸受47の内レースが、他方の車31,32,33,34の外部にプレスばめされている。
それぞれ、車31,32,33,34の両側に配置される軸受47は、軸受47に結合される構成要素の、軸方向での一体保持を提供する。
図6に示すように、強磁性体36は、軸方向で軸受47にオーバラップしていることができ、これにより、車の周囲に提供される面積を最適に利用することができる。
左側の車31に隣接する車32は、相対回動不能に第1のシャフト42に結合されている。この相対回動不能な結合は、キー溝結合として、第1のシャフト42に結合されるキー55と、車32内に設けられた溝54とにより形成されており、第1のシャフト42と車32との間で、軸方向の相対運動及びトルクの伝達を実現する。キー55は、本実施の形態のように、第1のシャフト42が堅固に結合されている右側のスリーブ52の構成部分であってもよい。キー溝結合の代わりに、例えばスプライン軸結合が選択されてもよい。
第1のシャフト42は、雄ねじ山56でもって、右側の車34に隣接する車33の雌ねじ山53に係合する。雄ねじ山56は、堅固に第1のシャフト42に結合されるスリーブ52に存在している。
雄ねじ山56及び雌ねじ山53は、第2の車33の回転運動を、第1のシャフト42の、長手方向軸線38に沿った並進運動に変換するねじ機構を形成している。ねじ山のピッチは、ねじ山の変換比、ひいては、1回転当たりの送り量を決定する。
溝54及びキー55の長さの差は、第1のシャフト42の軸方向の運動自由度を決定する。これとは異なり、別の回転/並進変換伝動機構、例えばボールねじ伝動機構が選択されてもよい。
両車32,33が協働することで、第1のシャフト42は、両車32,33の一方の回転時、長手方向軸線38に沿った並進運動あるいは軸方向運動を実施し、両車32,33の同時の回転時、長手方向軸線38周りの回転運動を実施する。
車34は、堅固にシャフトスリーブ44に結合されている。シャフトスリーブ44は、第1のシャフト42に対して同軸に配置されており、第1のシャフト42を包囲している。第3の車34の回転により、シャフトスリーブ44は、駆動され、第1のシャフト42に対して相対的に長手方向軸線38周りに回転する。その際、揺動機構79によりシャフトスリーブ44に結合されたエンドエフェクタ60が、同じく長手方向軸線38周りに回転される。
本実施の形態では連続して中空である第1のシャフト42内には、第2のシャフト41が長手方向軸線38に関して同軸に配置されている。第2のシャフト41は、(転がり)軸受49により第1のシャフト42に回転可能にかつ軸方向では不動に結合されている。すなわち、第1及び第2のシャフト41,42間の相対運動は、回転運動によるもののみ可能であり、軸方向運動によるものは不可能である。つまり、第2のシャフト41は、第1のシャフト42に対して相対的に、共通の長手方向軸線38周りに回転可能であり、第1のシャフト42の軸方向運動時、第1のシャフト42により連れ動かされる。その結果、第2のシャフト41は、軸方向では、常に第1のシャフト42と連動するが、第1のシャフト42とは独立的に回転可能である。
第2のシャフト41は、相対回動不能に車31に結合されている。相対回動不能な結合は、キー溝結合として、第2のシャフト41に結合されるキー50と、車31内に設けられた溝48とにより形成されており、第2のシャフト41と車31との間で、軸方向の相対運動及びトルクの伝達を実現する。第2のシャフト41が、第1のシャフト42の軸方向運動時、第1のシャフト42により連れ動かされる限りにおいて、第2のシャフト41は、車31内を自由に軸方向で動くことができる。
キー50は、本実施の形態のように、第2のシャフト41が堅固に結合されている左側のスリーブ51の構成部分であってもよい。キー溝結合の代わりに、例えばスプライン軸結合が選択されてもよい。溝48及びキー50の長さの差は、第2のシャフト41の軸方向の運動自由度を決定する。第1のシャフト及び第2のシャフトは、軸方向で一緒に動くため、溝48及びキー50の長さの差は、溝54及びキー55の長さの差と同じである。
器具30の遠位の端部に存在するエンドエフェクタ60は、揺動機構79を介してシャフトスリーブ44に揺動可能に結合されている。揺動機構79は、近位のメンバ61を有しており、近位のメンバ61は、堅固にシャフトスリーブ44に結合されている。本発明の一形態において、近位のメンバ61及びシャフトスリーブ44は、一体に形成されていてもよい。
近位のメンバ61には、揺動機構79の遠位のメンバ62が揺動可能に結合されており、遠位のメンバ62は、エンドエフェクタ60のベース63に連結されている。
近位のメンバ61と遠位のメンバ62との揺動可能な結合は、任意に形成される揺動支持部であってよい。揺動支持部において、近位のメンバ61は、遠位のメンバ62の受けとして用いられる。図7(隠れ線あり)及び図8(隠れ線なし)に示すように、本実施例では、揺動支持部としてスロットガイド(Kulissenfuehrung)が選択されている。スロットガイドにおいて、スロット72が近位のメンバ61に、スロット75が遠位のメンバ62に設けられている。
一方のメンバ61,62のスロット72,75は、その都度他方のメンバ62,61に取り付けられたピン73,74と協働するようになっており、スロット72,75の延びは、ピン73,74のためのガイドとして用いられる。スロット72,75の少なくとも一方は、器具30の長手方向軸線38に対して非平行の延びを示している。延びは、好ましくは、直線状であるが、これとは異なり、曲線状であってもよい。
遠位のメンバ62の相対運動時、スロット72,75内で案内されるピン73,74は、スロットの延びにしたがい、遠位のメンバ62は、相応に揺動される。長手方向でエンドエフェクタ60を通るエンドエフェクタ軸線76は、器具30の長手方向軸線38に対して屈曲する。図9に示すように、揺動運動は、長手方向軸線38に対して垂直に延びる揺動軸線78周りに実施される。遠位のメンバ62に連結されたエンドエフェクタ60は、相応に一緒に揺動する。
エンドエフェクタ60は、図9に示した方向又はこれとは逆方向(図8に示した)に揺動可能である。一方向又は逆方向への揺動運動は、それぞれ、長手方向軸線38の平行線に対して垂直に延びる揺動軸線周りに実施される。エンドエフェクタ60は、図9では、揺動軸線78周りに揺動し、図8では、揺動軸線78に対して間隔を置いて平行に延びる揺動軸線(図示せず)周りに揺動している。
本発明の別の実施の形態において、揺動機構は、単一のスロットガイドのみを有して実現されてもよく、この場合、1つのスロットが近位のメンバ又は遠位のメンバに設けられ、その都度他方のメンバのピンと協働するようになっており、ピンは、スロットの方向で縦長の、スロット内に相対回動不能に係合する横断面を有している。
第1のシャフト42及び第2のシャフト41は、少なくとも1つの屈曲可能な部分領域を有している。この部分領域は、揺動機構79を通るように延在しており、第1のシャフト42及び第2のシャフト41が、遠位のメンバ62の揺動運動時に、相応に一緒に揺動可能であるようにする。屈曲可能な部分領域は、両シャフト41,42において、好ましくは弾性変形可能である。
図9に示すように、第1のシャフト42の遠位の端部は、エンドエフェクタ60のベース63に堅固に結合されている。これにより、エンドエフェクタ60のベース63は、第1のシャフト42により調節可能である。第1のシャフト42が回転駆動されれば、ベース63は、エンドエフェクタ軸線76周りに揺動機構79に対して相対的に回動される。
第1のシャフト42が軸方向で駆動されると、エンドエフェクタ60のベース63も、軸方向で調節され、揺動機構79の、ベース63に結合された遠位のメンバ62が、同時にスロット72あるいは75に沿って摺動され、揺動軸線78周りの揺動運動を実施する。すなわち、エンドエフェクタ60は、第1のシャフト42の軸方向の調節により揺動され得る。
シャフトスリーブ44が回転駆動されると、揺動機構79は、エンドエフェクタ60とともに長手方向軸線38周りに回転する。
エンドエフェクタは、器具30の使用目的(例えば産業用途又は外科用途)に応じて形成されており、例えばカメラ、光源、刃物、溶接電極又は何らかの別の任意のツールを有している。本実施例では、エンドエフェクタ60は、把持ツールとして形成されており、2つのグリッパ64及び65を有している。グリッパ64及び65は、ベース63にそれぞれ1つのグリッパ軸線68周りに回動可能に結合されている。
ベース63は、軸受71により揺動機構79の遠位のメンバ62に、遠位のメンバ62及びベース63を通るエンドエフェクタ軸線76周りに回転可能に結合されている。
グリッパ64及び65のそれぞれは、1つの作動体66に結合されている。この結合は、スロットガイドとして形成されており、好ましくは、各グリッパ64及び65は、スロット70を有し、作動体66は、対応するピン69を有している。択一的には、これとは反対の配置を選択してもよい。
作動体66は、エンドエフェクタ軸線76に沿って軸方向で摺動可能に支持されている。作動体66は、第2のシャフト41により駆動される。このためにシャフト41の遠位の端部に駆動要素77が付設されており、駆動要素77は、ねじ機構67により作動体66に係合している。ねじ機構67は、第2のシャフト41の回転運動を、作動体66の、エンドエフェクタ軸線76に沿った軸方向運動に変換する。
作動体66の摺動により、ピン69は、エンドエフェクタ軸線76に沿って調節され、スロット70により設けられた軌道に沿って滑動する。その際、ピン69は、側面でスロット70を押圧し、その結果、作動体66の運動方向次第でグリッパ64及び65は、拡開又は縮閉される。有利には、スロット70は、ピン69からグリッパ64,65に作用する力が、グリッパ64,65の閉鎖時に、できる限り大きな締め付け力に変換されるように、作動体66がベース63から離れるように動かされるときに、グリッパ64及び65が縮閉され、作動体66がベース63に近付くように動かされるときに、グリッパ64及び65が拡開されるように形成されている。
グリッパ64,65に割り当てられたスロット70及びそのグリッパ軸線68は、グリッパ軸線68がスロットガイドのスロット70外を延びているように配置されている。これにより、グリッパ64,65のそれぞれのスロット70内で案内されるピン69が、グリッパ64,65のグリッパ軸線68と一致する位置を占め得ることは、阻止される。すなわち、グリッパ軸線68とピン69とは、常に互いに離間しており、その結果、ピンに作用する力は、連続的にグリッパ軸線68周りのトルクを発生させる。
図9に示すように、スロット70は、エンドエフェクタ軸線76に対して垂直に延びる平面であって、グリッパ64,65のグリッパ軸線68を含む平面の横に、この平面と交わることなく延びていることができる。本実施例において、スロット70は、グリッパ64,65の存在する構成スペースを最良に利用すべく、この平面と、それぞれのグリッパ64,65のクランプゾーンあるいは先端との間で延びている。
グリッパ64,65に、締め付け時に、できる限り大きなトルクが作用するように、ピン69は、グリッパ64,65が閉鎖された状態において、スロット70内で、ピン69とグリッパ64,65のグリッパ軸線68との間の間隔が最大となる位置を占めなければならない。この目的で各グリッパ64,65のスロット70は、スロット70の、グリッパ軸線68側の端部と、エンドエフェクタ軸線76との間の間隔が、スロット70の、グリッパ軸線68とは反対側の端部と、エンドエフェクタ軸線76との間の間隔より小さいように形成されている。而して、すなわちグリッパ64,65は、ピン69がグリッパ軸線68から離れるようにグリッパ64,65のクランプゾーンに向かって動かされたときに、締め付けられる。
エンドエフェクタ60に対し、コンパクト性に加え、良好な安定性も付与すべく、図11に示すように、作動体66内に、各グリッパ64,65のために、それぞれ1つの切欠き80が設けられている。一方では、ピン69は、それぞれの切欠き80の両側で作動体66内に保持されており、その結果、切欠き80は、ピン69のための収容部を形成している。他方、グリッパ64,65は、閉鎖された状態において、切欠き80の側方の当接面に支持され得る。これにより、グリッパ64,65が、重量物を保持したときに側方に曲がることは、防止される。加えて、グリッパ64,65のこの収容部は、ピン69がそのスロット70から滑り抜けることを防止する。
器具30内には、貫通した通路43が統合されていることができ、通路43は、媒体を案内、例えばエンドエフェクタ60又はエンドエフェクタ60により把持すべき対象物を洗浄すべく、媒体を案内するために、又はガスを案内するために利用可能である。通路43は、図6及び9に示すように、好ましくは、第2のシャフト41内の中空室により形成される。
さらに器具30は、近位の端部に、第2のシャフト41に相対回動不能に結合されるつまみ37を有していてもよい(図4及び6参照)。このつまみ37は、器具30を駆動ユニット8内に導入したり、駆動ユニット8から取り出したりするために使用可能である。つまみ37を手動で回転させることで、上述したようにグリッパを制御する第2のシャフト41を操作することができる。このことは、モータ式の駆動部に何らかの障害が起きたときに、ユーザが駆動ユニット8を介してグリッパ64,65を手動開放することを可能にする。
図10は、個々の操作可能性を表にまとめたものであり、再度、車31,32,33及び34、シャフトスリーブ44、シャフト41及び42の働きと、これらがエンドエフェクタ60の操作に及ぼす効果とを説明している。操作は、以下のように分類される:グリッパ64,65の操作(図11参照);揺動軸線78周りのエンドエフェクタ60の揺動(図8及び9参照);エンドエフェクタ軸線76周りのエンドエフェクタ60の回転(図12参照)及び長手方向軸線38周りのエンドエフェクタ60を含めた揺動機構79の回転(図13参照)。それぞれの操作を実施するために必然的に駆動しなければならない車は、「X」で示してある。駆動される車により引き起こされるシャフトスリーブあるいはシャフトの運動は、「R」又は「A」で示してあり、ここで「R」は、回転運動を、「A」は、軸方向運動を表している。
それによれば、第4の車31の単独回転により、第2のシャフト41が回転される。第2のシャフト41の回転方向は、作動体66がベース63に近付くように動かされるか、ベース63から離れるように動かされるかを決定し、それに応じて、グリッパ64及び65の拡開が強制されるか、縮閉が強制されるかを決定する。
第2の車33の回転により、第1のシャフト42が軸方向で調節される。第2のシャフト41は、第1のシャフト42に連れ動かされ、これにより、同じく軸方向で調節される。第1のシャフト42の軸方向の調節は、エンドエフェクタ60のベースの移動を引き起こし、この移動は、揺動機構79の、ベース63に結合された遠位のメンバ62の、揺動軸線78周りの揺動運動と重なる。
エンドエフェクタ60を揺動機構79に対してエンドエフェクタ軸線76周りに回動させるには、第1のシャフト42が、第1及び第2の車32及び33の同期回転により回転される。その際、グリッパ64及び65の操作を引き起こしてしまうことになる、作動体66の、第1及び第2のシャフト41,42間の回転数差により惹起される作動運動を回避するために、第2のシャフト41も、第4の車31の駆動により第1のシャフト42と同期回転される。
第3の車34の駆動により、シャフトスリーブ44、ひいては、シャフトスリーブ44に結合された揺動機構79は、長手方向軸線38周りに回転される。エンドエフェクタ60も揺動機構79と一緒に回転させるべく、すべての車31乃至34は、同時に駆動されることができ、その結果、両シャフト41及び42は、シャフトスリーブ44と一緒に回転する。
図14乃至16は、揺動機構79の別の実施の形態を示している。図7の形態では、近位のメンバ61のスロット72は、器具30の長手方向軸線38に対して非平行にあるいは傾いて延びており、遠位のメンバ62のスロット75は、エンドエフェクタ軸線76に対して非平行にあるいは傾いて延びている。これに対して図14は、スロット72,75の一方が、軸線38,76の一方に対して平行に、つまり、本実施の形態では、遠位のメンバ62のスロット75が、エンドエフェクタ軸線76に対して平行に延びている揺動機構79を示している。
図7とは異なり、図15は、ピン73及び74が一方のメンバ62に、スロット72及び75が他方のメンバ61に配置されている揺動機構79を示している。これにより、両ピン73及び74は、本変化形態では、互いに常に同じ間隔で位置している。
図16は、スロット72及びピン73を1つしか有しない揺動機構79を示している。本実施の形態では、ピン73は、図7に示したものより広幅に構成されているので、相対回動不能にのみスロット72に対して支持されていることができる。すなわち、遠位のメンバ62のトルクを近位のメンバ61において支持する第2のスロットガイドは、これにより省略可能である。
1 取り付け要素
2 継手
3 継手
4 継手
5 アーム要素
6 アーム要素
7 入力装置
8 駆動ユニット
9 フランジ
10 ロボット
11 モータ
12 モータ
13 モータ
14 モータ
15 ハウジング
16 軸線
17 軸受
18 駆動モジュール
19 操作ユニット
20 キャリアセグメント
21 第1の磁石環
22 第2の磁石環
23 第3の磁石環
24 第4の磁石環
25 磁石
26 (ウォーム)伝動機構
27 ウォーム
28 リングギヤ
29 転がり軸受
30 器具
31 第4の車
32 第1の車
33 第2の車
34 第3の車
35 (付さず)
36 強磁性体
37 つまみ
38 長手方向軸線
39 ストッパ
40 ストッパ
41 第2のシャフト
42 第1のシャフト
43 通路
44 シャフトスリーブ
45 当接要素
46 ベース要素
47 (転がり)軸受
48 溝
49 軸受
50 キー
51 スリーブ
52 スリーブ
53 雌ねじ山
54 溝
55 キー
56 雄ねじ山
57 エジェクタ
58 保持要素
59 バリア
60 エンドエフェクタ
61 近位のメンバ
62 遠位のメンバ
63 ベース
64 第1のグリッパ
65 第2のグリッパ
66 作動体
67 ねじ機構
68 グリッパ軸線
69 ピン
70 スロット
71 軸受
72 スロット
73 ピン
74 ピン
75 スロット
76 エンドエフェクタ軸線
77 駆動要素
78 揺動軸線
79 揺動機構
80 切欠き

Claims (16)

  1. モータ(12)を有する少なくとも1つの第1の駆動モジュール(18)と、
    前記駆動モジュール(18)により一軸線(16)周りに回転駆動される第1の車(32)と、
    を備える駆動ユニット(8)であって、
    前記駆動モジュール(18)は、磁石環(22)を有し、前記磁石環(22)は、前記第1の車(32)を包囲し、前記第1の車(32)と磁気的に力を伝達する結合状態にあり、かつ前記モータ(12)と機械的に力を伝達する結合状態にある、
    ことを特徴とする、駆動ユニット(8)。
  2. 複数の永久磁石(25)が、前記第1の車(32)又は前記磁石環(22)の周囲に分配されている、請求項1に記載の駆動ユニット(8)。
  3. 前記機械的に力を伝達する結合は、伝動機構(26)、特にウォーム伝動機構を有する、請求項1又は2に記載の駆動ユニット(8)。
  4. 前記軸線(16)に関して同軸に配置される少なくとも1つの第2の駆動モジュール(18)を備え、前記第2の駆動モジュール(18)は、別のモータ(13)により回転駆動される別の磁石環(23)を有し、前記別の磁石環(23)は、第2の車(33)を包囲する、請求項1、2又は3に記載の駆動ユニット(8)。
  5. 前記第1の車(32)は、前記第2の車(33)を貫いて延在するシャフト(42)と機械的に力を伝達する結合状態にある、請求項4に記載の駆動ユニット(8)。
  6. 前記第1の車(32)と前記シャフト(42)の結合は、形状結合式に相対回動不能かつ軸方向可動である、請求項5に記載の駆動ユニット(8)。
  7. 前記シャフト(42)と前記車のうちの1つの車(33)の結合は、ねじ山結合である、請求項5又は6に記載の駆動ユニット(8)。
  8. 複数の前記駆動モジュール(18)が、前記軸線(16)に沿ってずらされて配置されている、請求項4から7までのいずれか1項に記載の駆動ユニット(8)。
  9. 複数の前記駆動モジュール(18)は、磁石環(22,23)と車(32,33)との間にそれぞれ1つの中間室を有し、複数の前記駆動モジュール(18)の前記中間室は、軸方向で互いに一直線に並んでいる、請求項8に記載の駆動ユニット(8)。
  10. 前記中間室を通して延在する、菌を通さないバリア(59)を備える、請求項9に記載の駆動ユニット(8)。
  11. 前記駆動モジュール(18)は、1つずつキャリアセグメント(20)を有し、前記キャリアセグメント(20)内には、前記駆動モジュール(18)の前記磁石環(22,23)が、少なくとも1つの転がり軸受(29)により保持されている、請求項4から10までのいずれか1項に記載の駆動ユニット(8)。
  12. 前記磁石環(22,23)は、リングギヤ(28)を支持しており、前記リングギヤ(28)の外径は、前記転がり軸受(29)の外径より大きい、請求項11に記載の駆動ユニット(8)。
  13. 複数の駆動モジュール(18)の前記キャリアセグメント(20)は、互いに差し込み結合されている、請求項11又は12に記載の駆動ユニット(8)。
  14. 前記磁石環(22,23)により包囲される複数の前記車(32,33)は、互いに結合されて1つの構成群を形成しており、前記構成群は、前記磁石環(22,23)内に取り外し可能に収容されている、請求項4から13までのいずれか1項に記載の駆動ユニット(8)。
  15. 複数の前記車(32,33)は、互いに転がり軸受(47)により回転可能かつ軸方向不動に結合されている、請求項14に記載の駆動ユニット(8)。
  16. 前記構成群は、2つの当接要素(45,46)を有し、前記当接要素(45,46)間に前記車(32,33)が配置されており、前記当接要素(45,46)は、前記磁石環(22,23)を収容するハウジング(15)に半径方向で固定されている、請求項14又は15に記載の駆動ユニット(8)。
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