JP2017525549A - 近位腱膜瘤の切除ガイドおよびプレート、ならびにその使用方法 - Google Patents

近位腱膜瘤の切除ガイドおよびプレート、ならびにその使用方法 Download PDF

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Abstract

骨プレートシステム、切除ガイド、インプラント、および方法が開示される。骨プレートシステムは、複数の開口部を有するプレートと、切除ガイドとを備えてもよい。プレートは、第1の端部、および第2の端部を有する本体と、第1の端部に配置された第1の開口部、および第2の端部に配置された第2の開口部を有する、本体の少なくとも2つの開口部と、本体の表面に配置された、位置合わせマークとを備えてもよい。ガイドは、第1の端部、および第2の端部を有する本体と、本体の第1の端部にある、少なくとも1つの第1の開口部と、本体の第2の端部にある、少なくとも1つの第2の開口部とを有してもよい。さらに、骨プレートシステム、切除ガイド、およびインプラントを使用する手術方法が開示される。

Description

関連出願の相互参照
本願は、2014年8月28日に出願された仮出願番号62/043,268、および2015年4月23日に出願された仮出願番号62/151,758に対する優先利益を主張し、これらの全体が参照することによって本願に組み込まれる。
本発明は、一般的な手術に関し、より詳細には、整形外科手術に関する。より詳細には、ただしこれに限定されることなく、本発明は、骨を切除するための、手術中に用いられる機器およびインプラントに関する。
このような骨切除の一種としては、通常は人の足、より詳細には人のつま先に見られる、腱膜瘤変形がある。腱膜瘤は、関節および軟組織の疾患である。腱膜瘤変形、または母趾外転筋外反(hallux abducto valgus)変形は、足の親指が、患者の足の小指に向かって外側に外転することから生じる。足の親指が外側に移動するため、第1中足骨が、患者の足の小指の方へ曲がり、第1中足骨の位置のずれが生じる。腱膜瘤は、炎症を起こす場合があり、場合によっては、歩行その他体重の負荷がかかる活動中に非常な痛みを伴う。腱膜瘤はまた、苦痛を伴う消耗性疾患であり、靴を履く妨げになる。遺伝的特徴、および靴のデザインが良くないことがその原因である。第2趾の中足骨との間の角度は、変形の度合いを定量化する手段となる。
痛みを伴う腱膜瘤は、手術による軟組織の処置、および手術による骨の再形成によって矯正される。第1中足骨は、これを鋸で切断し、頭部を外側に動かすことによって矯正される。近位領域から遠位領域までに、いわゆるシェブロン(chevron)、ルドロフ(Ludloff)、マウ(Mau)、および近位の、多くの切断位置がある。骨は移動されて、ねじ、ステープル、またはプレートで所定の位置に保持される。再構成を安定させるために、隣接する関節が接合される場合もある。
回復には歩行の制限が伴い、これは長期間にわたり、かつ痛みを伴う。治癒に時間がかかる原因は多元的であり、骨に大きな負荷がかかること、切断部を適切な向きに配置するのが困難なこと、および骨形成用の安定した密接な表面を生成するために、骨を接近させて維持するのが困難なことが含まれる。骨が比較的小さいため、骨とプレートとの位置合わせは困難である。
現行の解決策は、従来のプレート、ならびに圧縮ねじおよび非圧縮ねじ、ステープル、そして最近では、成形プレートである。これらの解決策は、切断が接合の前に、かつ接合とは別に行われる技術に対して、段階的アプローチを使用する。このプロセスにおいては、繰り返し使用できる目印は存在しない。
1つの態様において、本明細書で提供されるのは、骨プレートシステムである。骨プレートシステムは、例えば、複数の開口部を有するプレートと、切除ガイドとを備えてもよい。
別の態様において、本明細書で提供されるのは、近位腱膜瘤切除システムを使用する手術方法である。本方法は、例えば、プレートおよびガイドを備える、骨プレートシステムを取得するステップと、ガイドを患者の骨に配置するステップと、少なくとも1つの固定装置を、ガイドを介して骨に挿入するステップと、骨に切除ロケータを形成するステップと、骨を第1の骨部と第2の骨部とに切除するステップと、プレートを第1の骨部と第2の骨部とに配置するステップと、プレートを第1の骨部と第2の骨部とに固定するステップとを含んでもよい。
本発明のこれらその他の目的、特徴、および利点は、添付の図面と併せて、後述する本発明の様々な態様の詳細な説明から明らかになるであろう。
本明細書に組み込まれてその一部をなす添付の図面は、本発明の実施形態と共に本明細書の詳細な説明を図示し、本発明の原理を説明する役割を果たす。業界の慣例に従って、様々な特徴は、正確な縮尺率では描かれていないことを強調しておく。実際に、様々な特徴の寸法は、考察を明確にするために、恣意的に増加または減少させている場合がある。これらの図面は、好ましい実施形態を図示することのみを目的とし、本発明を限定するものと解釈されるべきではない。
本発明の態様による、切除プレートの上面斜視図である。
本発明の態様による、図1の切除プレートの下面斜視図である。
本発明の態様による、別の切除プレートの上面斜視図である。
本発明の態様による、図3の切除プレートの下面斜視図である。
本発明の態様による、さらに別の切除プレートの上面斜視図である。
本発明の態様による、図5の切除プレートの下面斜視図である。
本発明の態様による、別の切除プレートの上面斜視図である。
本発明の態様による、図7の切除プレートの下面斜視図である。
本発明の態様による、図7の切除プレートの側面斜視図である。
本発明の態様による、切除ガイドシステムの上面斜視図である。
本発明の態様による、図10の切除ガイドシステムの下面斜視図である。
本発明の態様による、図10の切除ガイドシステムの切除ガイドの正面図である。
本発明の態様による、切除プレートの上面斜視図である。
本発明の態様による、図13の切除プレートの下面斜視図である。
本発明の態様による、別の切除プレートの上面斜視図である。
本発明の態様による、図15の切除プレートの下面斜視図である。
本発明の態様による、図15の切除プレートの正面斜視図である。
本発明の態様による、切除プレートの上面斜視図である。
本発明の態様による、図18の切除プレートの下面斜視図である。
本発明の態様による、さらに別の切除プレートの上面斜視図である。
本発明の態様による、図20の切除プレートの下面斜視図である。
本発明の態様による、図20の切除プレートの正面斜視図である。
本発明の態様による、切除プレートで使用するための成形されたプレート表面の斜視図である。
本発明の態様による、別の切除プレートの上面斜視図である。
本発明の態様による、図24の切除プレートの下面斜視図である。
本発明の態様による、図24の切除プレートの第1の端部の図である。
本発明の態様による、図24の切除プレートの第2の端部の図である。
本発明の態様による、図24の切除プレートの第1の側面の図である。
本発明の態様による、図24の切除プレートの第2の側面の図である。
本発明の態様による、切除ガイドの上面斜視図である。
本発明の態様による、図30の切除ガイドの下面斜視図である。
本発明の態様による、図30の切除ガイドの正面図である。
本発明の態様による、図30の切除ガイドの背面図である。
本発明の態様による、図24のプレートと、図30のガイドとを備える、切除システムの正面図である。
本発明の態様による、図34の切除システムの背面図である。
本発明の態様による、図34の切除システムの第1の端部の図である。
本発明の態様による、図34の切除システムの上面斜視図である。
本発明の態様による、図34の切除システムの上面図である。
本発明の態様による、切除ガイドの分解斜視図である。
本発明の態様による、組み立てられた図39の切除ガイドの正面図である。
本発明の態様による、図39の切除ガイドの第1の端部の図である。
本発明の態様による、図39の切除ガイドの第2の端部の図である。
本発明の態様による、図39の切除ガイドの上面図である。
本発明の態様による、図39の切除ガイドの下面図である。
本発明の態様による、骨プレートの斜視図である。
本発明の態様による、図45のプレートの上面図である。
本発明の態様による、図45のプレートの下面図である。
本発明の態様による、図45のプレートの第1の端部の図である。
本発明の態様による、図45のプレートの第2の端部の図である。
本発明の態様による、図45のプレートの第1の側面の図である。
本発明の態様による、図45のプレートの第2の側面の図である。
本発明の態様による、骨に位置合わせされた図39の切除ガイドの正面図である。
本発明の態様による、骨に止め具が挿入された、図39の切除ガイドの斜視図である。
本発明の態様による、複数のナットで切除プレートを骨に固定している、図39の切除ガイドの斜視図である。
本発明の態様による、骨を切断するために骨鋸刃が配置された、図39の切除ガイドの斜視図である。
本発明の態様による、骨が切断されて、骨鋸刃とナットとが除去された後の、図39の切除ガイドの斜視図である。
本発明の態様による、遠位のブッシングが除去された後の、図39の切除ガイドの斜視図である。
本発明の態様による、切除ガイドが除去された後に、骨に2つの止め具が配置された、切断された骨の斜視図である。
本発明の態様による、2つの止め具にプレートが配置されている、切断された骨の斜視図である。
本発明の態様による、骨に図45のプレートが配置されて2つのナットで固定された、切断された骨の斜視図である。
本発明の態様による、切断された骨、およびプレートにドリルスリーブが挿入され、ドリルの一部がドリルスリーブに挿入されようとしている、図45のプレートの側面斜視図である。
本発明の態様による、ドリルの一部がドリルスリーブに挿入された、切断された骨、および図45のプレートの側面斜視図である。
本発明の態様による、4つの止め具で切断された骨に固定された、図45のプレートの側面斜視図である。
本発明の態様による、別のkワイヤガイドの第1の端部からの正面斜視図である。
本発明の態様による、図64のkワイヤガイドの第2の端部からの斜視図である。
本発明の態様による、図64のkワイヤガイドの正面図である。
本発明の態様による、図64のkワイヤガイドの背面図である。
本発明の態様による、図64のkワイヤガイドの第1の端部の図である。
本発明の態様による、図64のkワイヤガイドの第2の端部の図である。
本発明の態様による、図64のkワイヤガイドの第1の側面の図である。
本発明の態様による、図64のkワイヤガイドの第2の側面の図である。
本発明の態様による、図64のkワイヤガイドを使用する方法を示す。
本発明の態様による、ガイドの斜視横方向図である。
本発明の態様による、図73のガイドの上面横方向図である。
本発明の態様による、図73のガイドの下面横方向図である。
本発明の態様による、図73のガイドの第1の端部の横方向図である。
本発明の態様による、図73のガイドの第2の端部の横方向図である。
本発明の態様による、図73のガイドの第1の側面の横方向図である。
本発明の態様による、図73のガイドの第2の側面の横方向図である。
本発明の態様による、骨プレートの斜視図である。
本発明の態様による、図80のプレートの上面図である。
本発明の態様による、図80のプレートの下面図である。
本発明の態様による、図80のプレートの第1の端部の図である。
本発明の態様による、図80のプレートの第2の端部の図である。
本発明の態様による、図80のプレートの第1の側面の図である。
本発明の態様による、図80のプレートの第2の側面の図である。
本発明の態様による、図73のガイド、および図80のプレートを使用する方法を示す。
発明の詳細な説明
概して、本明細書で開示されるのは、切除プレート、ガイド、およびシステムの実施形態である。また、切除プレート、ガイド、およびシステムを使用する方法が開示される。
この詳細な説明、および以降の請求項において、近位、遠位、前方、後方、内側、外側、上方、下方という言葉は、自然骨の相対的な配置、または方向を示す用語の基準に従って、骨またはインプラントの特定の部分を指す、標準的な用法によって定義される。例えば、「近位」とは、胴に最も近いインプラントの一部を意味し、「遠位」とは、胴から最も遠いインプラントの一部を示す。方向を示す用語として、「前方」とは、身体の前側に向かう方向であり、「後方」とは、身体の後側に向かう方向を意味し、「内側」とは、身体の正中線に向かうことを意味し、「外側」とは、側面に向かう、または身体の正中線から離れる方向であり、「上方」とは、上の方向を意味し、そして「下方」とは、別の物体または構造の下の方向を意味する。
図面を参照すると、いくつかの図を通して、同一の参照符号は、同一または類似の構成部品を示すのに用いられ、特に図1〜図9に関しては、切除プレートの代替的な実施形態が示されている。図1および図2は、切除プレート100を示す。図3および図4は、代替的な切除プレート200を示す。ここで図5および図6を参照すると、さらに別の切除プレート300が示されている。図7〜図9は、別の代替的な切除プレート400を示す。
図1〜図9のプレートは、骨の部位を露出させた後に使用されてもよい。プレートは、骨ねじ、または仮設ワイヤもしくはねじ付きピンのいずれかを用いて骨に繋がれる。プレートの一端は、骨切りを行うために、鋸刃をガイドするのに用いられる。各プレート100、200、300、および400の湾曲した部分は、半月状の骨切りを生成する。刃が除去された後、中足骨の頭部は、回転させて外側に移動される。この回転は、例えば、2つの平面で行われてもよい。プレート100、200、300、および400は、次に、骨全体と接触して、近位接触領域、および遠位接触領域の2つの一般的形状を有する。腱膜瘤変形を矯正する角度は、例えば、通常は約13度である。
図1〜図9のプレート100、200、300、および400には、いくつかの利点がある。プレート100、200、300、および400は、手術中に両方の骨部分の制御を維持する。プレート100、200、300、および400は、正確に切断するために、プレートに一体化された切断ガイドをさらに設ける。この切断は、骨の動きが所望の削減位置と合うように配向され、フリーハンドでの切断術の場合のように、骨の位置合わせが不良になることはない。また、ねじが導入されたときにプレート100、200、300、および400から骨が押し出されて、位置合わせが不良になることがない。図1〜図9のプレート100、200、300、および400によって、より一貫性のある位置合わせが行われることによって、しっかりとした適切な接合を行える可能性が高まる。
また、プレート100、200、300、および400は、使用時に、遠位骨片に角度のある骨の動きを生じさせる。骨プレートの中に埋め込まれて、半月状の切断ガイドが組み込まれているが、これは再配置が必要な他の骨切りに使用されてもよい。
先に開示した図1〜図9の実施形態の別の開示は、本明細書に添付の別紙Aに示し、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
ここで図10〜図23を参照すると、近位腱膜瘤切除ガイドおよびプレートの、様々な代替的実施形態が示されている。図10〜図12は、切断ガイド510と、ドリルガイド520とを備える切除ガイドシステム500を示す。図10〜図12の切除ガイドシステム500は、図13および図14に示す、対応する切除プレート550を有する。図15〜図17は、別の切除プレート600を示す。図18および図19は、別の代替的な切除プレート700を示す。図20〜図22は、さらに別の代替的な切除プレート800を示す。
図15〜図22のプレート550、600、700、および800は、骨軸に対してある角度で患者の骨を切断するためのガイドと、長さを短くすることができるように穴を開ける手段とを提供する。また、開けられた穴は、直接接触による負荷を支持するために、連結した骨形状を与えることができる。図15〜図22のプレート550、600、700、および800は、接合部位の両側で、ガイドねじによって患者の骨に固定されてもよく、安定した骨切りを行うために、少なくとも1つのねじが骨切りを横切る。
先に開示した図10〜図25の実施形態の別の開示は、本明細書に添付の別紙Bに示し、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
ここで図26〜38を参照すると、プレート1050と、切除ガイド1100とを備える切除システム1000が、図34〜図38に示されている。図24〜図29にプレート1050をより詳細に示し、切除ガイド1100は図30〜図33により詳細に示す。プレート1050は、複数の開口部1062を有する、本体1060を備える。複数の開口部1062は、プレート1050を仮に、および/または恒久的に骨に固定するため、かつ切除ガイド1100をプレート1050に仮に固定するために、例えば、ピン、ねじ、係止機構等を受ける大きさ、および形状にしてもよい。開口部1062は、例えば、先細でねじ付きの係止穴であってもよく、頭部に二重リード先細係止ねじを有するねじを受けてもよい。プレート1050は、切除後に中足骨の遠位部の切断面と位置合わせするための、位置合わせマーク1064をさらに有してもよい。
図30〜図38に示すように、切除ガイド1100は、フランジ1114の中に延びる第1の開口部1112と、第1の開口部1112の反対側にあるスロット1116と、第1の開口部1112とスロット1116との間に配置された取付開口部1118とを有する、本体1110を備える。第1の開口部1112と、フランジ1114とは、周辺組織を損傷することなく患者の骨に穴を開けるために、ドリルを受けるように設計される。スロット1116は、患者の骨を切断する刃を受けるように設計される。第1の開口部1112と、スロット1116とは、患者の骨を完全に切断するためにスロット1116を用いて行われる切断が、第1の開口部1112を用いて開けられた穴と交差するように配置される。
図34〜図38に示すように、切除ガイド1100は、開口部1062を用いて、プレート1050の中央近くでプレート1050に固定される。切除ガイド1100は、固定機構1010を用いて、プレート1050に固定されてもよい。固定機構1010は、切除ガイド1100のプレート1050への取り付けおよび取り外しを可能にする、付勢されたばね、係止部品、ねずみ捕り型のばね、外装つまみ、ねじ等であってもよい。切除ガイド1100が、プレート1050に固定されると、切除ガイド1100は、プレート1050の長手方向軸線に対して、ある角度で配置される。
プレート1050等の多くの成形された骨プレートは、損傷した骨を解剖学的形状に復元する形状にされる。成形された骨プレートは、平均的な骨の形状や大きさを参考にして、健康な骨の形状を模した1つのプレート、または一連のプレートを作成することによって設計される。骨プレートは、一連のねじで所定の位置に保持され、ねじは交差ねじを含んでもよい。係止ねじ、および非係止ねじは、選択的に使用される。
図24〜図29、および図34〜図38の骨プレート1050は、骨の調整、すなわち骨切りの後で、特定の角度付け、または再角度付けを行うように成形されてもよい。プレート1050は、一方の端部がもう一方の端部とは異なっている骨の輪郭表面に、角度を形成することによって、骨の軸線に対して角度変化を生成する能力を与える。骨プレート1050は、標準的な骨切りよりも短い、連結骨切り(interlocking osteotomy)を形成してもよい。骨プレート1050は、侵襲を最小限にする手順を用いて挿入されてもよい。プレート1050がねじまたは止め具(図示せず)で、ぴったりと骨に取り付けられている際に、骨構造の剛性を増すために、骨プレート1050は、突出した頂部その他の形状をさらに有してもよい。通常は骨の負荷軸に垂直なこのような特徴を生成するために、半径の大きい工具が用いられてもよい。プレート1050はまた、骨膜(prioisteum)との接触を伴う角度縮小後の、骨切りによる切断に対応することができる。本明細書に開示するプレートの各々は、スピードナットで骨に固定されてもよい。
図24〜図38のプレート1050を用いて行われる骨切りは、第1中足骨の角度矯正を行うことができ、その角度は、例えば、約2°〜20°、より詳細には、約5°、7.5°、10°、もしくは12.5°、もしくは15°であってもよい。図24〜図38のプレートおよびガイドは、骨軸に対してある角度で患者の骨を切断するためのガイドと、長さを短くすることができるように穴を開ける手段とを提供する。また、開けられた穴は、直接接触による負荷を支持するために、連結した骨形状を与えることができる。プレート1050は、接合部位の両側で、ガイドねじによって患者の骨に固定されてもよく、安定した骨切りを行うために、少なくとも1つのねじが骨切りを横切る。
プレート1050は、本明細書に開示する別のプレートと同様、プレートに、またはプレートに取り付け可能に、切断ガイドおよび/またはドリルガイドを備え、仮ねじ付きワイヤ、その他仮の固定機構を用いて、プレートから連続した位置を設ける。仮ねじ付きワイヤ、または仮の固定機構は、処置が継続している間に、両方の骨片の制御を維持する。スピードナットは、手を使わずに切断ガイドを骨に対して保持し、かつ手を使わずにプレートを骨に対して保持するために設けられる。プレート1050と、ガイド1100とは、係止ねじおよび非係止ねじの両方から任意選択された係止ねじに対して、ドリルを中央合わせする手段と、ねじ軸線の位置をプレートに係止する能力とを与える。係止ねじは、骨ねじのピッチと等しいピッチを有してもよい。
切除システム1000はまた、足底タングまたはフランジ1114を用いて、切断ガイドを配置する際に、繰り返し接触することができる位置を提供する。切除システム1000はまた、骨切りの施術中の軟組織の保護を提供する。切除システム1000はまた、切断ガイドを位置合わせする手段を有し、これは、ガイド1100を操作するハンドルとして機能してもよい。切除システム1000は、プレート1050を保持するためのねじ付きガイドワイヤをさらに備える。また、切除システム1000は、ねじ係合および係止力が必要になるまで、軸線方向に速やかに前進できるようにする、互い違いのねじ接触領域を有する、雄ねじ付き止め具を有してもよい。切除システム1000のガイド1100は、角度調節可能な骨切りガイドである。
切除システム1000を使用する方法は、プレート1050を骨に配置するステップと、第1のねじでプレートを骨の近位部に係止するステップとを含む。次に、骨の遠位部にピンが挿入されてもよい。その後、切除ガイド1100が、プレート1050の中央開口部1062を用いて、プレート1050に取り付けられて係止される。次に、第1の開口部1112を介して、骨に穴が開けられてもよい。穴が開けられた後に、スロット1116に鋸または刃を挿入し、ある角度で骨を切断して、骨切りを完了してもよい。切断が完了すれば、鋸または刃、ならびにガイド1100は除去されてもよい。遠位の骨を外側に枢動かつ摺動させることによって、次の削減が行われる。所望の位置に達すれば、遠位部と近位部とを互いに固定するために、切断部を横切って交差ねじが挿入されてもよい。次に、近位部および遠位部にプレートを固定するために、開口部1062に他のねじが挿入されてもよい。最後に、ピンが遠位部から除去されて、患者の切開部が閉じられてもよい。
開示した図34〜図38の実施形態の別の開示は、本明細書に添付の別紙Cに示し、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
本出願のプレートは、詳細に前述したように、骨プレートの安定性および固定性を補助するための微小な溝、または大きい溝の付いた、もしくは凹凸のある骨接触面を有してもよい。図23のプレート910に見られる骨接触面912は、例えば、一連の溝、波形、鋸歯状、スカラップその他の成形された表面構造であってもよい。
ここで図39〜63を参照すると、切除ガイド1200と、プレート1250とを備える別の切除システムが示されている。図39〜図44は、切除ガイド1200を示す。切除ガイド1200は、第1の端部1204と、第2の端部1206とを有する、本体1202を備える。本体1202は、本体1202の第1の側面から離れて配置された第1の延長部1208と、本体1202の第2の側面から離れて配置された第2の延長部1210とをさらに有してもよい。
第1の延長部1208は、本体の第2の端部1206に向かって角度付けされてもよい。第2の延長部1210は、本体の第1の端部1204の近くに配置されてもよい。例えば、第1の延長部1208は、前方かつ上方に延びてもよく、第2の延長部1210は、本体1202から後方かつ下方に延びてもよい。第2の延長部1210は、例えば、第1の端部1204に向かってある角度で、本体1202から離れて延びる第1の部分1212と、第2の端部1206に向かって比較的垂直な角度で、第1の部分1212から離れて延びる第2の部分1214とを有してもよい。
図39および図40に示すように、第1のスロット1216は、第2の延長部1210に配置された第1の開口部1218と係合するまで、第2の延長部1210の中に延びてもよい。第2のスロット1220は、第2の延長部1210の第1の開口部1218から、ある角度で本体1202を横切り、第1の延長部1208と同一の角度をなして、第1の延長部1208の中に入るように延びてもよい。第2のスロット1220は、第1の延長部1208に配置された第2の開口部1222で終わってもよい。第1のスロット1216および第2のスロット1220と、第1の開口部1218および第2の開口部1222とは、ガイド1200の厚さ全体を通して延びてもよい。第1のスロット1216および第2のスロット1220は、例えば、鋸刃(図示せず)を受けるように構成されてもよい。第1の開口部1218、および第2の開口部1222は、kワイヤまたはピンと係合するため、かつこれらを受けるために、鋸刃(図示せず)用に構成されてもよい。切除ガイド1200は、切除ガイド1200の中間点と、第1の端部1204との間に配置された、第3の開口部1224をさらに有してもよい。第3の開口部1224は、例えば、切除ガイド1200を切除する骨に固定するために用いられてもよい。
図39に示すように、切除ガイド1200は、第4の開口部1228をさらに有してもよい。第4の開口部1228は、例えば、ねじ付きの開口部であって、ブッシング1230を受けるように構成されてもよい。ブッシング1230は、第1の端部に頭部1234を有する、本体、またはスリーブ1232を備えてもよい。ブッシング1230は、ブッシング1230の長手方向軸線に沿って、スリーブ1232と頭部1234とを通って延びる、開口部1236をさらに備えてもよい。開口部1236は、ガイド1200を患者の骨に固定するための止め具(図示せず)を受ける大きさにされてもよい。頭部1234は、ブッシング1230を本体1202に挿入、および本体1202から除去する工具に連結するための、凹状開口部1238をさらに備えてもよい。凹状開口部1238は、例えば、工具(図示せず)に連結するために、六角形の形状その他任意の多角形状を有してもよい。図41〜図44に示すように、切除ガイド1200の本体1202の下面1203は、例えば、切除される骨の湾曲と一致するように湾曲していてもよい。
ここで図45〜図51を参照すると、骨プレート1250が示されている。骨プレート1250は、所望の矯正角度に基づいた複数の大きさで提供されてもよく、例えば、骨プレート1250は、2°〜20°の角度矯正、またはより詳細には、約5°、7.5°、10°、12.5°、または15°の角度矯正をする大きさで提供されてもよい。各プレート1250によって与えられた矯正角度は、骨切りが行われた後に、近位骨軸と遠位骨軸との間の角度を測定することによって測定されてもよい。骨プレート1250は、骨の右側、または骨の左側のいずれかに配置するようにさらに構成されてもよい。骨プレート1250は、第1の端部1254と、第2の端部1256とを有する、本体1252を備えてもよい。骨プレート1250は、本体1252から離れて延びる、少なくとも1つのタブ部1258をさらに有してもよい。示されている骨プレート1250は、第1の端部1254の近くで、第1の側面から離れて延びる、第1のタブ部1258と、プレート1250の中央近くで、第2の側面から離れて延びる、第2のタブ部1258とを有する。骨プレート1250は、図63に示すように、骨プレート1250を骨に固定するための、複数の開口部1260、1261をさらに備えてもよい。図示されているように、骨プレート1250は、例えば、プレート1250の第1の端部1254の近くに配置された2つの開口部1260と、プレート1250の第2の端部1256の近くに配置された2つの開口部1260と、プレート1250の中間点の近くに配置された1つの開口部1261との、5つの開口部1260、1261を備えてもよい。開口部1260、1261は、例えば、係止または非係止の骨の止め具、またはねじを受けるように構成された、ねじ付き、もしくは先細の開口部であってもよい。開口部1261は、第2のタブ部1258に配置されてもよい。開口部1261は、例えば、骨の両方の部分を係合させるために、止め具(図示せず)が、切断される骨を横切って開口部1261を通して挿入されることが可能なように、角度付けされてもよい。骨プレート1250は、骨の骨切り面を、例えば、切除後の中足骨の遠位部と位置合わせするための、少なくとも1つの位置合わせマーク1262をさらに有してもよい。
図47に示すように、骨プレート1250の下面または背面は、例えば、骨の切断面と位置合わせするために配置された、第1の骨接触面1264と、第2の骨接触面1266とを有してもよい。第1の骨接触面1264は、第2の骨接触面1266が配置されている箇所を除いて、骨プレート1250の下面全体を含んでもよい。骨接触面1264、1266は、同一の表面構造、もしくは異なる表面構造を有してもよく、例えば、骨プレートの安定性および固定性を補助するために、微小もしくは大きな溝、または凹凸のある骨接触面を有してもよい。骨接触面は、例えば、一連の溝、波形、鋸歯状、スカラップその他の成形された表面構造であってもよい。
図48〜図51に示すように、骨プレート1250は、例えば、健康な骨形状を模して切除される、骨の外面の湾曲と一致するように湾曲していてもよい。プレート1250は、骨の調整、すなわち骨切りの後で、特定の角度付け、または再角度付けを行うように成形されてもよい。プレート1250は、一方の端部がもう一方の端部とは異なっている骨の輪郭表面に、角度を形成することによって、骨の長軸に対して角度変化を生成する能力を提供する。タブ1258により、骨プレート構造の剛性が増す。
ここで図52〜63を参照すると、切除ガイド1200、およびプレート1250を使用する方法が示されている。本方法は、図52に示すように、切除ガイド1200を骨1300、例えば、中足骨に配置するステップを含んでもよい。切除ガイド1200は、例えば、骨1300の伸長側に配置されてもよい。切除ガイド1200は、より平滑な内側最終構造を提供するために、例えば、骨1300の赤道、すなわち正中線の下方に配置されてもよい。図53に示すように、ガイド1200が望ましい位置に置かれれば、第1のねじ付きピン1240が、第3の開口部1224を通して骨1300の中に挿入されてもよく、かつ第2のねじ付きピン1240が、開口部1236を通して骨1300の中に挿入されてもよい。これも図53に示すように、ガイド1200が適切に配置されたことを確認するために、第2の開口部1222を通して、kワイヤ1242が挿入されてもよい。次に、図54に示すように、ナットその他類似の固定部材1244が、ピン1240に被せるように挿入されてもよく、ナット1244の内面は、ピン1240のねじと係合するようにねじ付きであってもよい。ナット1244は、ガイド1200を患者の骨1300に固定するように締め付けられてもよい。
切除ガイド1200が骨1300に固定された後に、例えば、図55に示すように、第1のスロット1216と、第2のスロット1220との各々の中に鋸刃1246を挿入して骨切りを行うために、鋸が用いられてもよい。第1のスロット1216と、第2のスロット1220とは、骨1300に対して2箇所の切断がなされることを可能にし、例えば、第1の切断部1302は、第2のスロット1220を用いて作成されてもよく、第2の切断部1304は、第1のスロット1216を用いて作成されてもよい。第1の切断部1302と、第2の切断部1304とは、骨1300を第1の部分1306と第2の部分1308とに分割する。図56に示すように、切断が行われたら、鋸刃1246と、ナット1244とは、ガイド1200から除去されてもよい。図57に示すように、ブッシング1230もまた、ガイドの本体1202から除去されてもよい。次に、ガイド1200は、骨1300に第1のねじ付きピンと第2のねじ付きピン1240とを残して、骨1300から除去されてもよい。図58に示すように、第1のピン1240は、第1の骨部1306に挿入されてもよく、第2のピン1240は、第2の骨部1308に挿入されてもよい。次に、図59に見られるように、プレート1250が、ピン1240に位置合わせされて、これに被せて挿入されもよい。ピン1240は、プレート1250の2つの開口部1260を通して挿入されてもよい。図60に示すように、プレート1250が骨部1306、1308に配置されれば、2つのナット1270が、ピン1240に被せるように挿入されてもよく、ナット1270の内面は、ピン1240のねじと係合するようにねじ付きであってもよい。図61に示すように、ナットその他類似の固定部材1270が、ピン1240に締め付けられると、骨1306、1308は短くなり再度位置合わせされる。プレート1250は、望ましい位置に移動する。
図61および図62に見られるように、ドリルスリーブまたはドリルチューブ1272が、開口部1260、1261のうちの1つに結合されてもよく、ドリルビット1276が、骨1300に穴を開けるために、ドリルチューブ1272の開口部1274の中に挿入されてもよい。第1の穴が開けられた後に、ドリルビット1276とドリルチューブ1272とは、プレート1250から除去されてもよい。次に、止め具1278、例えば、係止または非係止の骨ねじが、プレート1250を骨1300に固定するために、穴の中に挿入されてもよい。図63に示すように、追加の止め具1278が、プレート1250の各開口部1260、1261を通して、骨1300に挿入されてもよい。追加の止め具1278が、前述の順序に従って、ドリルビット1276によって作成された骨1300の穴の中に挿入されてもよい。プレート1250を第1の骨部1306に固定するために、例えば、第1の骨部1306に、第1の穴が開けられてもよい。その後、例えば、プレート1250を第2の骨部1308に固定するため、かつ再度位置決めされた骨1300を所望の位置に固定するために、第2の骨部1308に第2の穴が開けられてもよい。次に、ピン1240を含まない別の開口部1260、1261が穴開けされて、止め具1278が挿入されてもよい。少なくとも1つの止め具1278が、第1の骨部1306および第2の骨部1308の各々の中に挿入されれば、複数のナット1270は、1度に1つずつ、または同時にピン1240から除去されてもよく、骨1300に複数の穴を開けることができる。穴は、詳細に前述したように開けられ、簡潔にするために、ここで再度説明はしない。止め具1278は、プレート1250を骨部1306、1308に固定するために、開口部1260、1261を通して穴の中に挿入されてもよい。その後、患者の切開部を閉じてもよい。
ここで図64〜図71を参照すると、kワイヤガイド1400が示されている。kワイヤガイド1400は、本体1402と、図39のブッシング1230のようなブッシングとを備えてもよい。本体1402は、第1の端部1404と、第2の端部1406と、第1の側面1408と、第2の側面1410と、前面1412と、後面1414とを有してもよい。本体1402は、本体1402の第1の側面1408から離れて延びる、突出部1416をさらに有してもよい。本体1402は、本体1402の中間点と、第1の端部1404との間に配置された第1の開口部1418と、第2の端部1406の近くに配置された第2の開口部1420とをさらに有してもよい。
第2の開口部1420は、例えば、ねじ1422を含んでもよい。第2の開口部1420は、ブッシング1230を受ける大きさにしてもよい。本体1402は、本体1402の中央近くで第1の側面1408から突出している、第1の延長部1424と、本体1402の中央近くで第2の側面1410から突出している、第2の延長部1430とを有してもよい。第1の延長部1424は、第1の延長部1424の一端から本体1402の中央に向かって延びる、第1のスロット1426を有してもよい。第1の延長部1424は、前面1412から後面1414へと延びる、第1の穴1428をさらに有してもよい。第1の穴1428は、第1のスロット1426に沿って配置されてもよい。第2の延長部1430は、第2の延長部1430の一端から、本体1402の中央に向かって延びる、第2のスロット1432を有してもよい。第2の延長部1430は、前面1412から後面1414へと延びる、第2の穴1434をさらに有してもよい。第2の穴1434は、第2のスロット1432に沿って配置されてもよい。本体1402は、第1のスロット1426と第2のスロット1432との間に一列に並ぶ、もしくはこれらの間にある、同一の角度の軸線に沿って配置された、第3の穴1436をさらに有してもよい。前面1412は、本体1402の長手方向軸線に沿って配置された、第1の凹所1438と、第2の凹所1440とをさらに有してもよい。第3の穴1436は、第1の凹所1438に沿って配置されてもよい。
図72に示すように、本発明の1つ以上の態様による、kワイヤガイド1400、およびプレート1250を使用する方法は、例えば、患者の骨を切除する準備をするステップ1500と、患者の骨の上にガイドを配置するステップ1510とを含んでもよい。本方法は、ガイドを通して患者の骨の中に少なくとも2本のピンを挿入するステップ1520と、ガイドを通して患者の骨の中にkワイヤを挿入するステップ1530とをさらに含んでもよい。また、本方法は、ブッシングと、kワイヤと、ガイドとを骨から除去するステップ1540と、Kワイヤの穴をガイドとして用いて骨を切除するステップ1550とを含んでもよい。本方法は、骨部に対してプレートを配置するステップ1560と、プレートを骨部に固定するステップ1570とをさらに含んでもよい。最後に、本方法は、患者の切開部を閉じるステップ1580を含んでもよい。
kワイヤガイド1400、およびプレート1250を使用する方法は、患者の骨を切除する準備をするステップを含んでもよい。次に、ガイド1400が骨に配置されてもよく、図53〜図62のピン1240等のピンが、ガイド1400を骨に保持するために挿入されてもよい。第1のピン(図示せず)が、ガイド1400の第1の開口部1418に挿入されてもよく、第2のピン(図示せず)が、ブッシング1230を通して、ガイド1400の第2の開口部1420に挿入されてもよい。次に、kワイヤ(図示せず)が、第1の穴1428と、第2の穴1434と、第3の穴1436とを通して、骨の中に挿入されてもよい。あるいは、患者の骨を切断する外科医用のガイドを提供するために、刃で骨に切れ目を入れるのにスロット1426、1432が用いられてもよい。kワイヤが、骨の中に挿入されるか、またはスロット1426、1432内で骨に切れ目が入れられた後に、ブッシング1230は、kワイヤガイド1400から除去されてもよい。kワイヤもまた、切除用の切断ガイドとして作用するように、3つの穴を骨に残して骨から除去されてもよい。また、kワイヤガイド1400は、kワイヤによって形成された穴を露出させるために、骨から除去されてもよい。その後、外科医は、kワイヤによって作成された穴に沿って患者の骨を切断する、切除術を行ってもよい。外科医は、任意選択でスカーフ(scarf)法による切断を行うことによって、切除術を完了してもよい。患者の骨は、その後、図58に示す第1の部分1306および第2の部分1308のように、第1の部分と第2の部分とを有するようになり、第1のピンは、第1の骨部に配置され、第2のピンは、第2の骨部に配置されてもよい。次に、図59に見られるように、プレート1250が、ピンに位置合わせされて、これに被せて挿入されもよい。ピンは、プレート1250の2つの開口部1260を通して挿入されてもよい。プレート1250が骨部に配置されれば、図60〜図63を参照してより詳細に前述したように、プレートは、骨部に固定されてもよい。プレート1250が骨部に固定されたら、患者の切開部を閉じてもよい。
ここで図73〜図79を参照すると、ワイヤガイド1600が透明図で示されている。ワイヤガイド1600は、例えば、固形材料、半透明材料、透明材料、および/またはこれらの任意の組み合わせであってもよい。ワイヤガイド1600は、本体1602と、図39のブッシング1230のようなブッシングとを備えてもよい。本体1602は、第1の端部1604と、第2の端部1606と、第1の側面1608と、第2の側面1610と、前面1612と、後面1614とを有してもよい。本体1602は、本体1602の第1の側面1608から離れて延びる、突出部1616をさらに有してもよい。本体1602は、本体1602の中間点と、第1の端部1604との間に配置された第1の開口部1618と、第2の端部1606の近くに配置された第2の開口部1620とをさらに有してもよい。
第1の開口部1618は、例えば、ガイドワイヤ(図示せず)を受ける大きさであってもよく、あるいは、ワイヤガイド1619を含んでもよい。ワイヤガイド1619は、例えば、第1の開口部1618と係合する大きさの外径と、ワイヤを受ける大きさの内径とを有してもよい。ワイヤガイド1619は、ガイドワイヤ(図示せず)のねじと結合するために、例えば、内部にねじその他類似の機構をさらに有してもよい。また、ワイヤガイド1619は、例えば、第1の開口部1618のねじと係合するねじを外径に有してもよい。第2の開口部1620は、例えば、ねじ1622を有してもよい。第2の開口部1620は、ブッシング1230を受ける大きさにされてもよい。
図73〜図75に示すように、本体1602は、本体1602の中央近くで第1の側面1608から突出している、第1の延長部1624と、本体1602の中央近くで第2の側面1610から突出している、第2の延長部1630とをさらに有してもよい。第1の延長部1624は、前面1612から後面1614へと延びる、第1の穴1626をさらに有してもよい。第1の穴1626は、例えば、ガイドワイヤ(図示せず)を受ける大きさであってもよく、あるいは、ワイヤガイド1628を含んでもよい。ワイヤガイド1628は、例えば、第1の穴1626と係合する大きさの外径と、ワイヤを受ける大きさの内径とを有してもよい。ワイヤガイド1628は、例えば、ガイドワイヤ(図示せず)のねじと結合するねじを内径にさらに有してもよい。また、ワイヤガイド1628は、例えば、第1の穴1626内のねじと係合するねじを外径に有してもよい。
図73〜図75に示すように、第2の延長部1630は、前面1612から後面1614へと延びる、第2の穴1632をさらに有してもよい。第2の穴1632は、例えば、ガイドワイヤ(図示せず)を受ける大きさであってもよく、あるいは、ワイヤガイド1634を含んでもよい。ワイヤガイド1634は、例えば、第2の穴1632と係合する大きさの外径と、ワイヤを受ける大きさの内径とを有してもよい。ワイヤガイド1634は、例えば、ガイドワイヤ(図示せず)のねじと結合するねじを内径にさらに有してもよい。また、ワイヤガイド1634は、例えば、第2の穴1632内のねじと係合するねじを外径に有してもよい。
また、図73〜図75に示すように、本体1602は、第1の延長部1624と第2の延長部1630との間に一列に並ぶ、もしくはこれらの間にある、同一の角度の軸線に沿って配置された、第3の穴1636をさらに有してもよい。第3の穴1636は、例えば、ガイドワイヤ(図示せず)を受ける大きさであってもよく、あるいは、ワイヤガイド1638を含んでもよい。ワイヤガイド1638は、例えば、第3の穴1636と係合する大きさの外径と、ワイヤを受ける大きさの内径とを有してもよい。ワイヤガイド1638は、例えば、ガイドワイヤ(図示せず)のねじと結合するねじを内部にさらに有してもよい。また、ワイヤガイド1638は、例えば、第3の穴1636内のねじと係合するねじを外径に有してもよい。前面1612は、第1の端部1604から第2の端部1606へと延びる、位置合わせ突出部1640をさらに有してもよく、これは、本体1602の長手方向軸線に沿って配置される。長手方向軸線は、ガイド1600の第1の端部1604と、第2の端部1606との間に延びる。位置合わせ突出部1640は、第1の端部1604に近い第1の部分1642と、第2の端部1606に近い第2の部分1644とを有してもよい。第1の部分1642は、ガイド1600を患者の骨に位置決めするための位置合わせタブとして作用するように、本体1602の第1の端部1604を越えて少し突出していてもよく、第2の部分1644は、第2の端部1606を越えて、少し突出していてもよい。第3の穴1636が、位置合わせ突出部1640に沿って配置されてもよい。
図80〜図86は、骨プレート1650の別の実施形態を示す。骨プレート1650は、プレートの輪郭に組み入れられた、所定の矯正を含んでいる。骨プレート1650は、プレート1650が骨部または骨片に締結された際に、骨を矯正する動きを生じる、多面的な形状をさらに有する。骨プレート1650は、骨の所望の矯正角度に基づいた複数の大きさで提供されてもよく、例えば、骨プレート1650は、2°〜20°の角度矯正、またはより詳細には、約5°、7.5°、10°、12.5°、または15°の角度矯正をする大きさで提供されてもよい。各プレート1650によってもたらされた矯正角度は、骨切りが行われた後に、近位骨軸と遠位骨軸との間の角度を測定することによって定義されてもよい。骨プレート1650は、骨の内側側面、または骨の外側側面のいずれかに配置するようにさらに構成されてもよい。骨プレート1650は、第1の端部1654と、第2の端部1656とを有する、本体1652を備えてもよい。骨プレート1650は、本体1652から離れて延びる、少なくとも1つのタブ部1658をさらに有してもよい。示されている骨プレート1650は、第1の端部1654の近くで、第1の側面から離れて延びる、第1のタブ部1658と、プレート1650の中央近くで、第2の側面から離れて延びる、第2のタブ部1658とを有する。第1のタブ部1658と、第2のタブ部1658は、例えば、互いにずれていてもよい。骨プレート1650は、図100に示すように、骨プレート1650を骨に固定するための、複数の開口部1660、1664をさらに備えてもよい。図81に示すように、骨プレート1650は、例えば、プレート1650の第1の端部1654の近くに配置された2つの開口部1660と、プレート1650の第2の端部1656の近くに配置された2つの開口部1660と、プレート1650の中間点の近くに配置された1つの開口部1664との、5つの開口部1660、1664を備えてもよい。開口部1660、1664は、例えば、係止または非係止の骨の止め具、またはねじを受けるように構成された、ねじ付き、もしくは先細の開口部であってもよい。開口部1664は、第2のタブ部1658に配置されてもよい。開口部1664は、骨の両方の部分を係合させるために、例えば、開口部1664を通して止め具(図示せず)が挿入されて、切断する骨または骨切りを横切ることができるように角度付けされてもよい。骨プレート1650は、骨の骨切り面を、例えば、切除後の中足骨の遠位部と位置合わせするための、少なくとも1つの位置合わせマーク1668をさらに有してもよい。骨プレート1650は、例えば、第1の端部1654から、ほぼ少なくとも1つの位置合わせマーク1668へと延びる、第1のプレート部と、少なくとも1つの位置合わせマーク1668から、第2の端部1656へと延びる、第2のプレート部とを有してもよい。図86に示すように、第1のプレート部は、第2のプレート部に対して角度αで角度付けされてもよい。第1のプレート部と第2のプレート部との間の矯正角度αは、例えば、約1度〜30度であってもよい。角度αは、切除および固定後の骨の固定を画定する。第1のプレート部と、第2のプレート部とはそれぞれ、例えば、凹面の骨接触面を有してもよい。
図82に示すように、骨プレート1650の下面または背面は、例えば、少なくとも1つの骨接触面1670を有してもよい。少なくとも1つの骨接触面1670は、その上に配置された1つ以上の表面構造を有してもよく、例えば、骨プレートの安定性および固定性を補助するために表面に配置された、微小な溝、もしくは大きい溝の付いた、または凹凸のある表面構造を有してもよい。骨接触面は、例えば、一連の溝、波形、鋸歯状、スカラップその他の成形された表面構造を有してもよい。
図83〜図86に示すように、骨プレート1650は、例えば、切除される骨の外皮質の湾曲と一致するように湾曲していてもよい。プレート1650は、骨の調整、すなわち骨切りの後で、特定の角度付け、または再角度付けを行うように成形されてもよい。プレート1650は、一方の端部がもう一方の端部とは異なっている骨の輪郭表面に、角度を形成することによって、骨の長軸に対して角度変化を生成する能力を提供する。タブ1658により、骨プレート構造の安定性が増す。
図73〜図79のガイド1600、および図80〜図86のプレート1650を使用する方法を、図87に示す。本発明の1つ以上の態様による、ワイヤガイド1600、およびプレート1650を使用する方法は、例えば、患者の骨を切除する準備をするステップ1700と、患者の骨の内側面で、横断面にマーキングするステップ1710とを含んでもよい。本方法は、患者の骨の上にガイドを配置して、マーキングされた横断面にガイドを位置合わせするステップ1720をさらに含んでもよい。本方法は、ガイドを通して患者の骨の中に、少なくとも1つのねじ付きワイヤを挿入するステップ1730と、骨に切除ロケータを形成するステップ1740とをさらに含んでもよい。骨に切除ロケータを形成するステップは、ガイドを通して患者の骨の中に、少なくとも1つのkワイヤを挿入することを含む。また、本方法は、ブッシングと、kワイヤと、ガイドとを骨から除去するステップ1750と、kワイヤの穴をガイドとして用いて骨を切除するステップ1760とを含んでもよい。本方法は、骨部に対してプレートを配置するステップ1770と、プレートを骨部に固定するステップ1780とをさらに含んでもよい。最後に、本方法は、患者の切開部を閉じるステップ1790を含んでもよい。
図87の、kワイヤガイド1600、およびプレート1650を使用する方法は、図73〜図79、および図80〜図86に関してより詳細に説明する。1つの実施形態では、図87の方法は、例えば、マウ骨切り(Mau osteotomy)を使用して行われてもよい。患者の骨は、趾節間関節の内側の、楔状中足骨関節のすぐ遠位の部分の切開を行うことによって、切除の準備が行われてもよい。次に、外骨腫が切り取られて、趾節間関節の軟組織の剥離が適切に行われてもよい。手術部位が可視になれば、患者の骨にマークが付けられてもよく、具体的には、マークは、骨の内側面の横断面に付けなければならない。次に、ガイド1600が骨の上に配置されてもよく、位置合わせ突出部1640の第1の部分1642と第2の部分1644とが、患者の骨の横断面のマークに位置合わせされてもよい。ガイド1600は、例えば、関節の約1cm遠位に配置されてもよい。ガイド1600はその後、ねじ付きワイヤまたは止め具(図示せず)が、ガイド1600の第1の開口部1618を通って患者の骨の中に、例えば、2つの皮質を貫通して挿入される際に、所定の位置に保持されてもよい。ガイド1600を所定の位置に保持し続けながら、第2のねじ付きワイヤまたは止め具(図示せず)が、ガイド1600の第2の開口部1620の中に固定されたブッシング1230の開口部を通して挿入されてもよい。第2のねじ付きワイヤもまた、2つの皮質を貫通して、患者の骨の中に挿入されてもよい。
ガイド1600が患者の骨に固定されれば、第1のピン(図示せず)が、ガイド1600の第3の穴1636に挿入されてもよく、第2のピン(図示せず)が、ガイド1600の第2の穴1632を通して挿入されてもよく、第3のピン(図示せず)が、ガイド1600の第1の穴1626を通して、骨の両側の皮質の中に挿入されてもよい。kワイヤは、例えば、直接、穴1626、1632、1636を通して、または穴1626、1632、1636の各々のワイヤガイド1628、1634、1638を通して、それぞれ挿入されてもよい。kワイヤが骨に挿入された後に、切除用の切断ガイドとして作用するように、3つの穴を骨に残して、kワイヤが骨から除去され、ブッシング1230が、ガイド1600から除去されてもよい。また、ガイド1600は、kワイヤによって形成された穴を露出させるために、骨から除去されてもよい。
その後、外科医は、kワイヤによって作成された穴に沿って患者の骨を切断する、切除術を行ってもよい。外科医は、任意選択でスカーフ(scarf)法による切断を行うことによって、切除術を完了してもよい。患者の骨は、その後、図58に示す第1の部分1306および第2の部分1308のように、第1の部分と第2の部分とを有するようになり、第1のねじ付きワイヤまたは止め具は、第1の骨部に配置され、第2のねじ付きワイヤまたは止め具は、第2の骨部に配置されてもよい。次に、図59に見られるように、プレート1650が、ねじ付きワイヤに位置合わせされて、これに被せて挿入されもよい。ねじ付きワイヤは、プレート1650の2つの開口部1660を通して挿入されてもよい。ガイド1600を介して挿入されたねじ付きワイヤは、骨部にプレート1650を配置するための位置決めピンとして用いられる。ねじ付きワイヤはまた、切除前、切除中、および切除後の、骨部または骨片の完全な制御を可能にする。プレート1650が骨部に配置されれば、図60〜図63を参照してより詳細に前述したように、プレート1650は、骨部に固定されてもよい。プレート1650は、骨がプレート1650に固定される際に、骨を適切に角度付けされた位置に引っ張るように設計される。プレート1650が骨部に固定されたら、患者の切開を終えてもよい。
別の実施形態では、プレート1650を使用する方法は、形状不良の骨の上に、ある角度を有するプレート1650を配置するステップと、骨を切断するステップとを含んでもよい。この方法は、切断位置での骨の矯正を容易にするため、切断する骨片の位置を非解剖学的位置から解剖学的位置に変更するように、切断する骨にプレートを取り付けるステップをさらに含んでもよい。
さらに別の実施形態では、kワイヤガイド1600、およびプレート1650を使用する方法は、仮止め具を用いて、ガイド1600を骨に仮止めするステップと、骨の切除位置を識別するステップとを含んでもよい。骨の切除位置が識別されれば、ガイド1600は除去されてもよく、仮止め具は、プレート1650を配置するのに用いられてもよい。次に、プレート1650は、止め具を用いて骨に固定されてもよい。その後、仮止め具は除去されてもよく、プレート1650を骨部または骨片に固定するために、最後の止め具が骨の中に挿入されてもよい。
本明細書で用いられる用語は、特定の実施形態を説明することのみを目的とし、本発明を限定することは意図していない。本明細書で用いられる単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈上そうでないことが明らかに示されない限り、同時に複数形を含むことを意図している。「備える(comprise、ならびに「comprises」、および「comprising」等のcompriseの任意の形)」、「有する(have、ならびに「has」、および「having」等のhaveの任意の形」、「含む(include、ならびに「includes」、および「including」等のincludeの任意の形」、「含む(contain、ならびに「contains」、および「containing」等のcontainの任意の形」という用語は、非制限の連結動詞であることがさらに理解されよう。結果として、1つ以上のステップまたは要素を「備える(comprises)」、「有する(has)」、「含む(includes)」、または「含む(contains)」装置の方法は、これらの1つ以上のステップまたは要素を有するが、これらの1つ以上のステップまたは要素のみを有するものと限定されない。同様に、1つ以上の特徴を「備える(comprises)」、「有する(has)」、「含む(includes)」、もしくは「含む(contains)」装置の方法のステップ、または構成部品は、これらの1つ以上の特徴を有するが、これらの1つ以上の特徴のみを有するものと限定されない。さらに、一定の方法で構成される装置または構造は、少なくともそのように構成されるが、記載されていない方法で構成されてもよい。
好ましい実施形態を参照して、本発明について説明した。本明細書で説明した構造上および操作上の実施形態は、同一の一般的特徴、特性、および一般的なシステム運用を提供するための複数の可能な配置の例示であることが理解されよう。前述の詳細な説明を読んで理解すれば、修正および変更を思いつく人もいるであろう。本発明は、このような修正および変更の全てを含むと解釈されることが意図されている。
好ましい実施形態について上に説明したが、本発明は、ここに以下の通り特許請求する。

Claims (22)

  1. 複数の開口部を有するプレートと、
    切除ガイドとを備える、
    骨プレートシステム。
  2. 前記プレートが、
    第1の端部、および第2の端部を有する本体と、
    前記第1の端部に配置された第1の開口部、および前記第2の端部に配置された第2の開口部を有する、前記本体の少なくとも2つの開口部と、
    前記本体の表面に配置された、位置合わせマークとを備える、
    請求項1に記載の骨プレートシステム。
  3. 前記プレートが、
    前記本体の中央近くで、第1の側面から離れて延びる、第1のタブと、
    前記本体の中央近くで、第2の側面から離れて延びる、第2のタブとをさらに備える、
    請求項2に記載の骨プレートシステム。
  4. 前記プレートが、
    前記第1の延長部に配置された、第1の穴と、
    前記第2の延長部に配置された、第2の穴と、
    前記第1の穴と前記第2の穴との間に配置され、前記第1の穴と前記第2の穴との間に延びる軸線に沿った、第3の穴とをさらに備える、
    請求項3に記載の骨プレートシステム。
  5. 前記位置合わせマークが、前記本体の長手方向軸線に沿って配置され、前記長手方向軸線が、前記第1の端部と前記第2の端部との間に延びる、請求項2に記載の骨プレートシステム。
  6. 前記プレートが、
    前記第1の開口部、前記第1の穴、前記第2の穴、および前記第3の穴のうちの少なくとも1つの中に配置された、少なくとも1つのワイヤガイドと、
    前記第2の開口部に結合されたブッシングとをさらに備える、
    請求項2に記載の骨プレートシステム。
  7. 前記プレートが、前記長手方向軸線に沿って角度付けされる、請求項1に記載の骨プレートシステム。
  8. 前記プレートが、横断面において非線形である、請求項1に記載の骨プレートシステム。
  9. 前記切除ガイドが、
    第1の端部、および第2の端部を有する本体と、
    前記本体の前記第1の端部にある、少なくとも1つの第1の開口部と、
    前記本体の前記第2の端部にある、少なくとも1つの第2の開口部とを備える、請求項1に記載の骨プレートシステム。
  10. 前記切除ガイドが、
    前記本体から離れて延びる、少なくとも1つのタブ部をさらに備える、請求項9に記載の骨プレートシステム。
  11. 前記少なくとも1つのタブ部が、
    前記第1の端部の近くで、第1の側面から離れて延びる、第1のタブ部と、
    前記本体の中央近くで、第2の側面から離れて延びる、第2のタブ部とを備える、
    請求項10に記載の骨プレートシステム。
  12. 前記少なくとも1つの第1の開口部が、
    前記第1のタブ部に配置された、第1の開口部と、
    前記第1の開口部に隣接して配置された、第2の開口部とをさらに備える、
    請求項11に記載の骨プレートシステム。
  13. 前記少なくとも1つの第2の開口部が、
    第1の側面の近くで、前記第2の端部に配置された、第1の開口部と、
    前記第1の側面の近くで、前記第1の開口部に隣接して配置された、第2の開口部とを備える、
    請求項12に記載の骨プレートシステム。
  14. 前記切除ガイドが、
    前記第2のタブに配置された、第3の開口部をさらに備える、請求項13に記載の骨プレートシステム。
  15. 前記切除ガイドが、透明材料で作製される、請求項1に記載の骨プレートシステム。
  16. プレートおよびガイドを備える、骨プレートシステムを取得するステップと、
    前記ガイドを患者の骨に配置するステップと、
    少なくとも1つの固定装置を、前記ガイドを介して前記骨に挿入するステップと、
    前記骨に切除ロケータを形成するステップと、
    前記骨から前記ガイドを除去するステップと、
    前記骨を第1の骨部と第2の骨部とに切除するステップと、
    前記プレートを、前記第1の骨部と前記第2の骨部とに配置するステップと、
    前記プレートを前記第1の骨部と前記第2の骨部とに固定するステップとを含む、
    骨プレートシステムを使用する方法。
  17. 前記患者の骨の横断面にマーキングするステップをさらに含む、
    請求項16に記載の方法。
  18. 前記患者の骨に前記ガイドを配置するステップが、
    前記ガイドの位置合わせ突出部を前記横断面のマークと位置合わせすることを含む、
    請求項17に記載の方法。
  19. 前記プレートが、
    第1の端部、および第2の端部を有する本体と、
    前記第1の端部に配置された第1の開口部、および前記第2の端部に配置された第2の開口部を有する、前記本体の少なくとも2つの開口部と、
    前記本体の表面に配置された、位置合わせマークとを備える、
    請求項18に記載の方法。
  20. 前記ガイドが、
    第1の端部、および第2の端部を有する本体と、
    前記本体の前記第1の端部にある、少なくとも1つの第1の開口部と、
    前記本体の前記第2の端部にある、少なくとも1つの第2の開口部とを備える、請求項19に記載の方法。
  21. 前記ガイドが、
    前記少なくとも1つの第2の開口部に配置されたブッシングをさらに備える、請求項20に記載の方法。
  22. 前記骨から前記ガイドを除去するステップが、
    前記ガイドの前記本体から前記ブッシングを除去することと、
    前記ガイドから前記少なくとも1つのkワイヤを除去することと、
    前記患者の骨から前記ガイドを除去することと
    を含む、請求項21に記載の方法。
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