JP2017524226A - 高速データ伝送用データケーブル - Google Patents

高速データ伝送用データケーブル Download PDF

Info

Publication number
JP2017524226A
JP2017524226A JP2017503835A JP2017503835A JP2017524226A JP 2017524226 A JP2017524226 A JP 2017524226A JP 2017503835 A JP2017503835 A JP 2017503835A JP 2017503835 A JP2017503835 A JP 2017503835A JP 2017524226 A JP2017524226 A JP 2017524226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data cable
shield
twist length
pair
foil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017503835A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6374091B2 (ja
Inventor
ヤンセン ベルント
ヤンセン ベルント
デットマー メラニー
デットマー メラニー
Original Assignee
レオニ カーベル ゲーエムベーハー
レオニ カーベル ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by レオニ カーベル ゲーエムベーハー, レオニ カーベル ゲーエムベーハー filed Critical レオニ カーベル ゲーエムベーハー
Publication of JP2017524226A publication Critical patent/JP2017524226A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6374091B2 publication Critical patent/JP6374091B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B11/00Communication cables or conductors
    • H01B11/002Pair constructions
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B11/00Communication cables or conductors
    • H01B11/18Coaxial cables; Analogous cables having more than one inner conductor within a common outer conductor
    • H01B11/20Cables having a multiplicity of coaxial lines
    • H01B11/203Cables having a multiplicity of coaxial lines forming a flat arrangement

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • Communication Cables (AREA)
  • Waveguides (AREA)

Abstract

高速データ伝送用データケーブル(22)は、対シールド(10)を形成する目的のためのシールドフォイル(14)により囲まれる縦方向に延伸する2つのワイヤ(4)からなる少なくとも1つのワイヤ対(2)を有し、撚り長(l)が変化する誘電中間膜(12)がシールドフォイル(14)とワイヤ対(2)との間の追加膜としてワイヤ対(2)の周囲に巻き付けられている。これにより、高い伝送周波数での減衰ピークが効果的に回避される。

Description

本発明は、対シールドを形成する目的のためにシールドフォイルによりペアで囲まれる縦方向に延伸する2つのワイヤからなる少なくとも一対のワイヤと、シールドフォイルと一対のワイヤとの間の追加膜として一対のワイヤ周囲に巻かれた非導電性中間膜とを有する高速データ伝送用データケーブルに関する。出願の時点で、このようなタイプのデータケーブルは商品名「23Paralink」で本出願人により販売されている。このようなタイプのデータケーブルは特に、例えばコンピュータセンタ内のコンピュータ間の信号の高速伝送のために採用される。
データ伝送の分野では、例えばコンピュータネットワークでは、通常はいくつかのデータ線が共通ケーブル被覆内で組み合わせられたデータケーブルが採用される。高速データ伝送の場合、各々、2つのワイヤが特に互いに平行に延びるまたはそうでなければ撚り合わせられたシールドワイヤ対がデータ線として使用される。それぞれのワイヤはこの場合、各々絶縁により囲まれる実際の導体(例えば太い導体ワイヤまたは撚りワイヤ)で構成される。それぞれのデータ線の一対のワイヤは(対)シールドにより囲まれる。データケーブルは通常、このようなやり方でシールドされ線コアを形成し共通外部シールドと共通ケーブル被覆とにより囲まれた複数のワイヤ対を呈示する。このようなタイプのデータケーブルは、高速データ接続のために採用され、14GHzを超える伝送周波数において10Gbit/sを超えるデータ速度のために設計される。外部シールドはこの場合、電磁適合性(EMC:electromagnetic compatibility)およびまた環境との電磁干渉(EMI:electromagnetic interference)のために重要である。いかなる信号も外部シールドを介し送信されない。対照的に、それぞれの対シールドはそれぞれのワイヤ対の対称性および信号特性を決定する。この接続では、対シールドの高対称性は安定データ伝送のために重要である。
このようなタイプのデータケーブルの場合、これは通常、信号が一方のワイヤを介し伝達されその反転信号が他方のワイヤを介し伝達される所謂対称データ線の問題である。これら2つの信号に作用する外部影響が除去されているように、両信号間の差動信号成分が評価される。
このようなタイプのデータケーブルはしばしば、予め組み立てられた形態でコネクタへ結合される。高速伝送のためのアプリケーションの場合、コネクタは所謂小型プラグ可能(small−form−pluggable)コネクタ(略してSFPコネクタ)としてしばしば設計される。この場合、異なる実際の変形形態(例えば所謂SFP+、CXPまたはQSFPコネクタ)が存在する。これらのコネクタは、例えば国際公開第2011/072869A1号パンフレットまたは国際公開第2011/089003A1号パンフレットから得られるような特殊コネクタ筐体を呈示する。代替的に、コネクタ無しの所謂直接型バックプレーン接続も可能である。
それぞれのワイヤ対の対シールドはこの場合、縦方向折り畳みシールドフォイルとしてしばしば形成される(例えば欧州特許出願第2,112,669A2号明細書から得られるように)。したがって、シールドフォイルはケーブルの縦方向に延びる一対のワイヤ周囲に折り畳まれ、シールドフォイルの対向外側領域は縦方向に延びる重畳領域内で重なる。この縦方向折り畳みシールドフォイルの規定据え付けを保証し、2つのワイヤ間のフィラ領域内へのこの縦方向折り畳みシールドフォイルのねじれを回避するために、プラスチックからなる誘電中間膜(特に、PET膜)がシールドフォイルと一対のワイヤとの間に巻き付けられている。
シールドに使用されるシールドフォイルの場合、これは、少なくとも1つの導電(金属)層と絶縁裏打ち層とからなる多層シールドの問題である。導電層には、通常アルミニウムの層が使用され、絶縁層には、通常PETの膜が使用される。PET膜は、導電層を形成する目的のために金属被覆が塗布された支持体の形態を採る。
平行に誘導される対の場合の縦方向折り畳みシールドに加えて、原理的に、一対のワイヤの周囲にこのようなタイプのシールドフォイルを螺旋形式で包むまたは巻き付ける可能性もある。しかし、約15GHzから始まる高い信号周波数では、シールドフォイルによる一対のワイヤのこのようなラッピングは、構造のタイプに起因する共鳴効果の理由により、容易には可能でない。したがって、これらの高周波数に関し、シールドフォイルはしばしば縦方向折り畳みシールドフォイルとして優先的に取り付けられる。
独国特許出願公開第102012204554A1号明細書から、信号導体が変化する撚り長を有する撚り線導体の形態を採る高周波信号伝送用信号ケーブルが得られる。補足として、信号ケーブルはさらにシールド編み組みを呈示し、シールド編み組みの個々の編み組み撚り線が巻かれる(ここでもまた、変化する撚り長でもって)。これらの処置のおかげで伝送品質は改善される。
独国特許出願公開第10315609A1号明細書から、シールドフォイルの形態を採る対シールドにより一対のワイヤが囲まれる高周波データ伝送用データケーブルが得られる。補足として、中間膜もまた一対のワイヤ周囲に巻き付けられている。
米国特許出願公開第2014/0124236A1号明細書から、対シールドの形式で提供されるシールドフォイルが変化する撚り長でもって一対のワイヤ周囲に巻き付けられている別の高速データケーブルが得られる。
国際公開第2011/072869A1号パンフレット 国際公開第2011/089003A1号パンフレット 欧州特許出願第2,112,669A2号明細書 独国特許出願公開第102012204554A1号明細書 独国特許出願公開第10315609A1号明細書 米国特許出願公開第2014/0124236A1号明細書
以上より、本発明の根底にある目的は、高伝送レートおよび高い伝送周波数においても良好な伝送品質を有する高速データケーブルを規定することである。
本発明によると、上記目的は、縦方向に延伸し、特に互いに平行に延び、対シールドを形成する目的のためにシールドフォイルによりペアで囲まれる、2つのワイヤからなる少なくとも一対のワイヤによる高速データ伝送用データケーブルにより達成される。シールドフォイルと一対のワイヤとの間で、誘電中間膜が追加膜として一対のワイヤ周囲に巻き付けられている。追加の誘電中間膜はこの場合、変化する撚り長でもって一対のワイヤ周囲に巻き付けられている。
データケーブルは、その開始点として、特にワイヤ対と対シールドとの間に追加中間膜を有する縦方向折り畳みシールドフォイルを有するデータケーブルを採る。いくつかの研究は、非常に高い伝送周波数ではピーク型減衰もまたこのようなタイプのデータケーブルにおいて発生するということを示した。このピーク型減衰は、誘電中間膜の撚り長の変動により明確に低減される可能性がある。ピーク型減衰は撚り長の周期との周期的干渉構造の理由による反射効果(中間膜のラッピングにより導入された)に帰されるということを仮定する。各々、信号の一部はこの干渉構造上で反射される。厳しい周期性のおかげで、高周波数における狭帯域でかつ鋭い減衰が複数の干渉点における反射効果のために形成される。したがって、これは、所謂挿入損の場合には高周波数における高減衰ピークを生じる。本ケースにおける「挿入損」は信号が信号経路(ケーブル長)を通過する際に経験する減衰であると理解される。周期構造のおかげで、加えて、これもまた、所謂リターンロスの場合には高周波数における高減衰量ピークを生じる。この場合、信号の供給側では、挿入損の吸収ピークと相関がある信号のピークが反射の理由により高周波数において得られる。
原理的に、減衰周波数を幾何学的処置(例えば短い撚り長など)により高周波数方向にシフトする可能性があるだろう。序論で説明したParaLinkケーブルでは、これは巻線の極めて急なピッチにより得られる。この場合の撚り長は特に約3mmであるので、ピーク型挿入損およびしたがってまたリターンロスは25GHz超に位置する。現在適用可能な標準規格によると、このような線におけるこのようなタイプのピークは最大25GHzまでの周波数範囲内で発生してはならない。しかし、より強いラッピングの理由により、短い撚り長は、一対のワイヤのラッピングの過程で低処理速度を生じ、高コストに繋がる。
したがって、中間膜を有する従来のデータケーブルでは、比較的大きな減衰(減衰ピーク)が、固定された狭い周波数においてすべての個々の反射の加算の理由により発生する。この結果、信号の高い減衰が発生するので、高い伝送周波数に対する所謂挿入損の要件は不十分なものとしかならない。対照的に、撚り長を変化させることにより、いかなる減衰ピークも固定周波数にはもはや存在しないので、挿入損の要件は高周波数においても満足される。同時に、その結果、撚り長を延長し、処理速度を増加させ、したがってコストを低減する可能性がある。
この接続における中間膜の「撚り長」または「ピッチ」により、ケーブルの縦方向の間隔は、ラッピングが一対のワイヤ周囲の360°回転を必要とするものと理解される。
この接続における好都合な別の展開形態において、撚り長は平均撚り長に対して少なくとも+/−5%、特には少なくとも+/−10%の範囲内で変化される。単にこの比較的小さな変動は望ましくない減衰ピークを回避するのに十分であると分かった。変動の上限は例えば+/−40%である。
この場合の中間膜の平均撚り長は優先的には数ミリメートルの範囲内、特には5mm〜15mmの範囲内に入る。特に、この場合の平均撚り長は約6mm〜8mmに入る。この撚り長により、中間膜のラッピングの高速かつ信頼できる(プロセス工学の点で)生成が可能にされる。高処理速度が達成される。同時に、中間膜に関し望ましい特性は、その上に取り付けられたシールドフォイルを一対のワイヤ周囲の規定された一様な幾何学形状で配置するために、この手段(すなわち、一対のワイヤの規定および固定されたラッピング)により得られるので、シールドフォイルのいかなる対称干渉点も形成されない。
変化する撚り長の特定利点は、以下の例に基づき明確になる:6mmの撚り長の場合、1メートル当たり約166回のラッピング、およびしたがって166の周期的干渉点が生じる。15GHzにおけるこれらの干渉点の結果として、リターンロスの鋭いピークを生じ、これは、底部では幅が約180MHzしかない。+/−15%の変動の場合、底部は4500MHzへ拡大され、最大値は明確に低減される。
この場合、撚り長は好都合には、一様に、および特に縦方向に連続的に、例えば正弦波的に、変化する。したがって、撚り長は平均値を中心として最大値と最小値との間で変化する。プロセス工学の点で、これは、例えばラッピング工程の過程における一対のワイヤの引き出し速度の変動によりおよび/または巻き付け速度の変動により達成され得る。好都合には、この場合、縦方向の撚り長は、数メートルの範囲内、特に1m〜5mの範囲内に優先的に入り、好適には2mになる周期長に応じて定期的に変化する。したがって、「変動の周期長」により、縦方向の長さが撚り長の2つの最大値間に入るものと理解される。この周期性のおかげで、周期的干渉点が、この場合当該伝送周波数に対し選択された周期長の理由により、および典型的ケーブル長により順に導入されるが、これは重要でない。
別の、特に接着性の、外側膜が好都合には対シールド周囲に巻き付けられている。前記外側膜は特に構造全体を固定するために役立つ。前記外側膜はこのとき誘電体膜(特にPET膜)である。
好ましい別の展開形態では、この外側膜もまたその撚り長を変化させるということが規定される。中間膜に関して挙げた議論および好ましい実施形態もまた同様なやり方でこの外側膜に適用される。したがって、前記外側膜は優先的に、中間膜と同一または少なくとも同等の捻じり長および同一または少なくとも同様な撚り長の変動を呈示する。前記外側膜は好都合には中間膜に対し反対方向に巻き付けられている。
さらに、中間膜は、シールドフォイルの撚り長とは異なる平均撚り長でもって一対のワイヤ周囲に優先的に巻き付けられている。原理的に、(一方ではシールドフォイルの他方では中間膜の)異なる物理的境界条件の理由により生じる異なる減衰効果は、その結果、それぞれ選択的に低減または回避され得る。
特に、シールドフォイルは一対のワイヤ周囲に一定撚り長でもって巻き付けられているようになっている。
好都合な構成では、シールドフォイルは、縦方向折り畳みフォイル(すなわち撚り長が無限である仮想的シールドフォイル)である。この措置により、前述の共鳴効果の理由によるシールドフォイルの減衰効果は確実に回避された。
シールドフォイルは原理的に、絶縁裏打ち層(裏打ち膜とも称する)とそれに取り付けられた導電層とを有する多層構造を呈示する。裏打ち層は特に誘電プラスチック膜(特にPET膜)である。それに取り付けられる導電層の場合、これは、特に例えば蒸着により裏打ち膜上へ付着されたアルミニウムの層の問題である。
通常、データケーブル全体はさらに、少なくとも一対のワイヤ周囲に配置されたケーブル被覆を呈示する。データケーブルは通常、対シールドを備えたいくつかのワイヤ対(これは通常共通ケーブル被覆内に撚り合わせられて延びる)を呈示する。補足として、外側シールドは通常、個々のワイヤ対の全合成物周囲に配置されている。この場合、これは、例えばシールド編み組みおよび/または多層シールド構造の問題である。この外側シールドは個々の対シールドに対し電気化学的に隔てられている。これは特に、各対の前述の外側膜を介し得られる、またはワイヤ対の巻き付けられている合成物を囲む共通絶縁膜によっても得られる。
本発明の実施形態は添付図面を参照して以下にさらに詳細に明らかにされる。添付図面は各々単純化された図示である。
データケーブルの対シールドにより囲まれた一対のワイヤの断面図である。 図1による中間膜により包まれた一対のワイヤを詳細な側面図である。 2つのシールドワイヤ対を有するデータケーブルの概略断面図である。 中間膜の撚り長の変動の例示である。 従来のシールドワイヤ対の場合の挿入損の図である。 変化する撚り長でもって巻かれた中間膜を備えた一対のワイヤの場合の挿入損の図である。 従来のシールドワイヤ対の場合のリターンロスの図5Aに関連する図である。 変化する撚り長でもって巻かれた中間膜を備えた一対のワイヤの場合のリターンロスの図5Bに関連する図である。
添付図面では、同一に作用する部品には同じ参照符号が与えられている。
図1〜図3では、2つのワイヤ4からなる少なくとも1つのワイヤ対2が表され、各ワイヤ4はこのときワイヤ絶縁8により囲まれた中心導体6を呈示する。ワイヤ対2は、中間膜12を内挿しワイヤ対2を囲む対シールド10により各々囲まれる。
図1による実施変形形態では、対シールド10は、PET裏打ち膜の形式を採る裏打ち層16aを形成する単一多層シールドフォイル14およびまた導電層16bによりそれに取り付けられたアルミニウム被覆により形成される。導電層16bは外方に配向される。したがって、シールドフォイル14の場合、これはその長手縁端がワイヤ4と縦方向17に平行に延びる縦方向折り畳みシールドフォイル14の問題である。ワイヤ4は捩じられない状態でかつ互いに平行に縦方向17に延びる。
さらに、ペア構造全体は粘着性外側膜20により包まれ、そのおかげで構造全体が固定される。この外側膜20はこのときプラスチック膜である。
対シールド10と外側膜20との間に、導電層16bと電気的に接触したドレインワイヤ18がさらに配置される。ドレインワイヤ18はコネクタ領域内の対シールド10の接続の単純化に役立つ。ドレインワイヤ18はワイヤ4の中心軸も通る共通中心線上にある。ドレインワイヤ18は、特に中間膜12の外側に、したがってワイヤ4同士間のフィラ領域の外側にも位置する。双方向対向配置のおかげで、高度に対称的な構造が得られる。原理的に、いかなるドレインワイヤも無いまたはただ1つのドレインワイヤを有する代替構成が可能である。
すべてのフォイル/膜は、通常わずか数μmの範囲内の厚さを呈示する。なお中間膜12およびまた外側膜20を有する場合のように、巻き付け膜(spun film)の問題である限り、これらは通常4mm〜6mmの範囲内の幅を呈示する。
一方、シールドフォイル14の場合、これは優先的に縦方向折り畳みフォイルの問題であり、中間膜12はワイヤ対2周囲に巻き付けられている。これは特に図2による側面図から得られる。中間膜12はこの場合平均撚り長lでもってワイヤ対2周囲に巻き付けられている。中間膜12の撚り長l、したがってピッチは、この場合平均撚り長lを中心に差Δだけ変化する。
図2において、対シールド10の表示は全体図の見易さのために省略されており、中間膜12だけが依然として識別され得る。
図3に例示的やり方で表されるデータケーブル22は通常、それぞれが対シールド10を備える1つまたは複数のワイヤ対2を呈示する。各対素子は好適には、図1および図2を参照して説明したような構造を呈示する。対シールド10により囲まれた個々のワイヤ対2は、対シールド10から電気化学的に分離された外側シールド24により後で同様に囲まれる伝送コアを形成する。外側シールド24の場合、これは、実施形態では、外部編み組みシールド24Aを有するとともに好適にはシールドフォイル14のように形成された内部全体シールドフォイル24Bを有する多層構造の問題である。外側シールド24はまた、一層内に形成されてもよい。実施形態では、外側シールドと伝送コアとの間に別の絶縁膜25が巻き付けられている。外側シールド24周囲には、最後に、ケーブル被覆26がデータケーブル22の外側保護シースにより配置された。この場合、これは通常、押し出しケーブル被覆26の問題である。
図4には、中間膜12の平均撚り長lの変動の例示的曲線が表される。識別され得るように、撚り長lは最大撚り長lmavと最小撚り長lminとの差Δだけ平均撚り長lを中心に変化する。この場合、変動は、特に図4に例示的やり方で表された正弦曲線に従って一様にかつ定期的に発生する。したがって、この曲線は、通常数メートルの範囲内に入る周期長pを有する周期性を呈示する。
以下では、中間膜12の場合の撚り長lの変動の影響について、図5Aおよび5Bならびに図6Aおよび6Bを参照して明らかにされる。表された線図は各々の測定曲線を概略的に示す。ここでは、デシベルdBの減衰aがギガヘルツGHzの周波数fにわたってプロットされた。測定曲線は、対シールドワイヤ対2の図1による基本構造を有するデータケーブル22の場合に得られた。図5A、6Aによる測定の場合、ベースは一定撚り長lを有する中間膜12を有する従来構造であり、図5B、6Bの測定曲線の場合、ベースは中間膜12の変化する撚り長lを有する構造であった。測定は、約6mmの中間膜12の平均撚り長lでもってなされた。したがって、撚り長lは、25GHzを超える十分に高い周波数方向に減衰ピークをシフトするために(いかなる撚り長の変化も設定されていなければ)必要な、通常約3mmの従来選択された撚り長より明らかに長い。
図5A、5Bの一対の線図は2つのケーブル変形形態の比較における挿入損[dB単位]の曲線を示し、図6A、6Bの一対の線図は2つのケーブル変形形態の比較におけるリターンロス[dB単位]の曲線を示し、各々周波数に対しプロットされた。
容易に識別され得るように、挿入損は通常、周波数の増加とともに連続的に増加する。約19GHzにおいて、一定撚り長を有する変形形態におけるデータケーブル22は、極めて強い減衰ピーク(ここで示す例では50dBを超える変位)を示す。したがって、リターンロスは、同様な曲線と約19GHzにおける同様な反射ピークとを示す。ピークの高さは絶対減衰量と線の長さとに依存する。
対照的に、変化する撚り長lを有する中間膜12を有するデータケーブル22の場合、挿入損のピークもリターンロスのピークも対応する周波数範囲内に存在しない。撚り長を変化させることにより、ピークの底部はそれに応じて例えば優先的に数GHz、特に3GHz〜6GHzの幅へ明確に拡大される。相応して、ピークの高さも明確に低減され、雑音状の波状曲線だけが当該幅全体にわたって明らかである。この雑音の信号レベルは元のピーク高さの何分の1かのみ、例えば元のピーク高さの10%未満になる。
2 ワイヤ対
4 ワイヤ
6 導体
8 ワイヤの絶縁
10 対シールド
12 中間膜
14 シールドフォイル
16a 裏打ち層
16b 導電層
17 縦方向
18 ドレインワイヤ
20 外側膜
22 データケーブル
24 外側シールド
24A 編み組みシールド
24B シールドフォイル
25 膜
26 ケーブル被覆
a 減衰
f 周波数
l 撚り長
平均撚り長
max 最大撚り長
min 最小撚り長
p 周期長
Δ ピッチの差
B 幅

Claims (13)

  1. 対シールド(10)を形成するためのシールドフォイル(14)により囲まれる縦方向に延伸する2つのワイヤ(4)からなる少なくとも1つのワイヤ対(2)を有する高速データ伝送用データケーブル(22)であって、誘電中間膜(12)がシールドフォイル(14)と前記ワイヤ対(2)との間の追加膜として前記ワイヤ対周囲に巻き付けられている、データケーブル(22)において、
    前記中間膜(12)は、その撚り長(l)を変化させて、前記ワイヤ対(2)周囲に巻き付けられていることを特徴とする、データケーブル(22)。
  2. 前記撚り長(l)は、平均撚り長(l)に対して少なくとも+/−5%の範囲内、優先的に少なくとも最大+/−10%まで変化することを特徴とする、請求項1に記載のデータケーブル(22)。
  3. 前記中間膜(12)は数ミリメートルの範囲内、特には5mm〜15mmの範囲内に入り、特定の標準規格では約6mm〜8mmになる、平均撚り長(l)を呈示することを特徴とする、請求項1または2に記載のデータケーブル(22)。
  4. 前記撚り長(l)は縦方向(17)に一様に変化することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のデータケーブル(22)。
  5. 前記縦方向(17)の前記撚り長(l)は、数メートルの範囲内、特には1m〜5mの範囲内に入り、好適には2mまでになる周期長(p)で定期的に変化する、ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のデータケーブル(22)。
  6. 別の、特に接着性の、外側膜(20)が前記対シールド(10)周囲に巻き付けられていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のデータケーブル(22)。
  7. 前記外側膜(20)はその撚り長(l)が変化することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のデータケーブル(22)。
  8. 前記中間膜(12)は前記シールドフォイル(14)の撚り長(l)と異なる撚り長(l)でもって前記ワイヤ対(2)周囲に巻き付けられていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のデータケーブル(22)。
  9. 前記シールドフォイル(14)と前記中間膜(12)は逆方向撚りでもって前記ワイヤ対(2)周囲に巻き付けられていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のデータケーブル(22)。
  10. 前記シールドフォイル(14)は一定撚り長(l)でもって前記ワイヤ対(2)周囲に巻き付けられていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のデータケーブル(22)。
  11. 前記シールドフォイル(14)は縦方向折り畳みフォイルの形式を採ることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載のデータケーブル(22)。
  12. 前記シールドフォイル(14)は、絶縁裏打ち層(16a)とそれに取り付けられた導電層(16b)とを有する多層構造を呈示することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載のデータケーブル(22)。
  13. GHz範囲内、少なくとも最大25GHzの周波数帯域内の高周波データ信号の供給の過程で、挿入損またはリターンロスのいずれにおいてもいかなる信号ピークも発生しないことを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載のデータケーブル(22)。
JP2017503835A 2014-07-25 2015-07-01 高速データ伝送用データケーブル Expired - Fee Related JP6374091B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102014214726.3 2014-07-25
DE102014214726.3A DE102014214726B3 (de) 2014-07-25 2014-07-25 Datenkabel für High-Speed Datenübertragungen
PCT/EP2015/065034 WO2016012213A1 (de) 2014-07-25 2015-07-01 Datenkabel für high-speed datenübertragungen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017524226A true JP2017524226A (ja) 2017-08-24
JP6374091B2 JP6374091B2 (ja) 2018-08-15

Family

ID=53758170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017503835A Expired - Fee Related JP6374091B2 (ja) 2014-07-25 2015-07-01 高速データ伝送用データケーブル

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9741469B2 (ja)
EP (1) EP3172741B1 (ja)
JP (1) JP6374091B2 (ja)
CN (1) CN106471586B (ja)
CA (1) CA2954080C (ja)
DE (1) DE102014214726B3 (ja)
PL (1) PL3172741T3 (ja)
WO (1) WO2016012213A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021064915A1 (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 住友電気工業株式会社 二芯平行ケーブル

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3369099B1 (de) * 2015-10-28 2020-12-16 LEONI Kabel GmbH Elektrische leitung
EP3350813A1 (de) * 2015-11-17 2018-07-25 LEONI Kabel GmbH Datenkabel für high-speed datenübertragungen
JP6673071B2 (ja) * 2016-07-19 2020-03-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 シールド部材、シールド部材付電線、シールド部材の中間製造物及びシールド部材の製造方法
JP6859649B2 (ja) * 2016-10-05 2021-04-14 住友電気工業株式会社 二芯平行ケーブル
JP7327421B2 (ja) * 2017-04-12 2023-08-16 住友電気工業株式会社 二芯平行ケーブル
TWI827683B (zh) * 2018-09-21 2024-01-01 英屬開曼群島商鴻騰精密科技股份有限公司 線纜
CN109742501A (zh) * 2019-01-21 2019-05-10 乐庭电线工业(惠州)有限公司 高频数据传输线
CN111834034A (zh) * 2019-04-16 2020-10-27 泰科电子(上海)有限公司 线缆、组合线缆
EP3882931A1 (de) 2020-03-18 2021-09-22 Gebauer & Griller Kabelwerke Gesellschaft m.b.H. Kabel
CN114914028A (zh) * 2021-02-09 2022-08-16 泰科电子(上海)有限公司 线缆
US11569008B1 (en) 2021-11-26 2023-01-31 Dongguan Luxshare Technologies Co., Ltd Cable with low mode conversion performance and method for making the same
US11875920B2 (en) 2021-11-26 2024-01-16 Luxshare Technologies International, Inc. Cable with low mode conversion performance
CN114446529A (zh) * 2021-12-31 2022-05-06 浙江兆龙互连科技股份有限公司 一种新型结构的高速传输线缆及其加工方法
TWM636707U (zh) * 2022-04-11 2023-01-21 益登科技股份有限公司 同軸纜線及其訊號傳輸總成

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52149389A (en) * 1976-06-08 1977-12-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Coaxial cable
JP2001195924A (ja) * 2000-01-07 2001-07-19 Nissei Electric Co Ltd 2芯平行シールドケーブルおよびフラットシールドケーブル
JP2007026909A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Sumitomo Electric Ind Ltd 2心平衡ケーブル
JP2010066370A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバケーブル
JP2011142070A (ja) * 2009-12-10 2011-07-21 Sumitomo Electric Ind Ltd 多心ケーブル
JP2014017131A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Sumitomo Electric Ind Ltd シールドケーブル
US20140124236A1 (en) * 2012-11-06 2014-05-08 Apple Inc. Reducing signal loss in cables

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10315609B4 (de) * 2003-04-05 2015-09-24 Nexans Datenübertragungskabel
CN2760719Y (zh) * 2004-10-09 2006-02-22 扬州市红旗电缆制造有限公司 抗爆高速率矿用信号传输电缆
WO2006088852A1 (en) * 2005-02-14 2006-08-24 Panduit Corp. Enhanced communication cable systems and methods
CN1953107A (zh) * 2005-10-17 2007-04-25 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 高速信号电缆
DE102008019968A1 (de) * 2008-04-21 2009-10-22 Leoni Kabel Holding Gmbh Datenübertragungskabel sowie Verfahren zur Herstellung eines Datenübertragungskabels
DE102009059685A1 (de) 2009-12-19 2011-06-22 FCT electronic GmbH, 81829 Steckerelement mit einem Verriegelungsmechanismus
EP2526591B1 (de) 2010-01-22 2016-05-11 LEONI Kabel Holding GmbH Steckerelement mit einem verriegelungsmechanismus
US8981216B2 (en) * 2010-06-23 2015-03-17 Tyco Electronics Corporation Cable assembly for communicating signals over multiple conductors
DE102012204554A1 (de) * 2012-03-21 2013-09-26 Leoni Kabel Holding Gmbh Signalkabel und Verfahren zur hochfrequenten Signalübertragung
CN202749144U (zh) * 2012-07-23 2013-02-20 常州八益电缆股份有限公司 一种3g通讯用扁电缆

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52149389A (en) * 1976-06-08 1977-12-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Coaxial cable
JP2001195924A (ja) * 2000-01-07 2001-07-19 Nissei Electric Co Ltd 2芯平行シールドケーブルおよびフラットシールドケーブル
JP2007026909A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Sumitomo Electric Ind Ltd 2心平衡ケーブル
JP2010066370A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバケーブル
JP2011142070A (ja) * 2009-12-10 2011-07-21 Sumitomo Electric Ind Ltd 多心ケーブル
JP2014017131A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Sumitomo Electric Ind Ltd シールドケーブル
US20140124236A1 (en) * 2012-11-06 2014-05-08 Apple Inc. Reducing signal loss in cables

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021064915A1 (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 住友電気工業株式会社 二芯平行ケーブル

Also Published As

Publication number Publication date
CN106471586A (zh) 2017-03-01
EP3172741B1 (de) 2018-09-12
JP6374091B2 (ja) 2018-08-15
CA2954080C (en) 2020-01-07
US20170133125A1 (en) 2017-05-11
CA2954080A1 (en) 2016-01-28
PL3172741T3 (pl) 2019-06-28
CN106471586B (zh) 2018-05-22
US9741469B2 (en) 2017-08-22
DE102014214726B3 (de) 2015-10-15
WO2016012213A1 (de) 2016-01-28
EP3172741A1 (de) 2017-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6374091B2 (ja) 高速データ伝送用データケーブル
US9136044B2 (en) Shielded pair cable and a method for producing such a cable
JP5676514B2 (ja) 通信ネットワークにおけるエイリアン・クロストークを低減するためのシステム
US10438724B2 (en) Data cable
KR101906810B1 (ko) 고주파 신호 송신을 위한 신호 케이블
US20180268965A1 (en) Data cable for high speed data transmissions and method of manufacturing the data cable
TW201805959A (zh) 供傳送電信號的纜線
US10121572B2 (en) Data cable, data transmission method, and method for producing a data cable
WO2011001798A1 (ja) シールド電線
CA2749193C (en) Jacket for data cable
KR20120041249A (ko) 데이타 전송 케이블
KR20150021181A (ko) 비연속차폐테이프를 포함하는 통신케이블 및 비연속차폐테이프
KR20140027268A (ko) 실드를 포함하는 스타-쿼드 케이블
JP2020010577A (ja) 2心平行シールド電線の配索構造
JP6589752B2 (ja) 差動信号伝送用ケーブル及び多芯差動信号伝送用ケーブル
EP2498333A1 (en) Shielded pair cable and a method for producing such a cable
JP2017033683A (ja) 電線
CN104299689A (zh) 线缆
JP2017033684A (ja) 電線

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180619

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180718

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6374091

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees