JP2017521930A - サービスデータフローを制御する方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の実施形態は、サービスデータフローを制御する方法及び装置を提供し、通信技術分野に関する。本方法は、コントローラが、ＵＥに関連するインデックス情報を取得するステップであって、インデックス情報は少なくとも、ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む、ステップと、コントローラが、エントリ通知メッセージを用いて、インデックス情報をフォワーダに送信するステップと、サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、コントローラが、第１の制御イベントに従って、第１の命令インデックスを取得するステップであって、第１の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、ステップと、コントローラが、第１の制御シグナリングを用いて、第１の命令インデックスをフォワーダに送信するステップと、を含む。本発明では、サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、第１の制御イベントに従ってフォワーダに第１の命令インデックスが送信されて、第１の命令インデックスに従ってサービスデータフローを制御するようにフォワーダに命令する。サービスデータフローを制御する際のリンクオーバヘッドが低減され、制御効率が大幅に改善される。

Description

本発明は、通信技術の分野に関し、特に、サービスデータフローを制御する方法及び装置に関する。
通信技術の発展に伴い、ＳＤＮ（Software-Defined Network、ソフトウェア定義ネットワーク）技術が登場し、一般に将来のネットワークの発展トレンドを表すものと考えられている。この技術は、ネットワークエレメントの制御ロジックをネットワークエレメントの転送機能から切り離し、制御ロジックをコントローラに集中的に配置して、ネットワーク管理の効率を向上させることができる。
Openflowプロトコルは、ＳＤＮネットワークの典型的な技術である。このプロトコルでは、データフローの粒度に基づいてパケットに対して操作が実行され、異なるサービスデータフローに対して異なる処理方式が使用され得る。コントローラは、パケットの特徴（フローマッチング情報）に従って、サービスフローの転送アクションを決定し、対応するフロールール（フローマッチング情報及び対応する実行アクションを含む）をフォワーダに発送することを担当する。フォワーダはフロールールを記憶し、フロールールに従う後続のパケットに対して対応するアクションを実行する。
本発明者は、従来技術には少なくとも以下の問題があることを見出した。
現在のモバイルネットワークのビジネスサービス対象はユーザであり、ユーザのＵＥ（User Equipment、ユーザ装置）は複数のサービスデータフローに対応することができる。モバイルネットワークのサービスデータフローには、ベアラ粒度（bearer granularity）やＰＤＮ（Public Data Network、パブリックデータネットワーク）接続粒度等の複数の粒度に関する集約管理要件がある。しかしながら、データフローに基づいてパケットに対して操作を実行する現在のOpenflowの方式では、複数の粒度のサービスデータフローの制御は、複数のデータフロー粒度をもつ制御情報を使用することによってのみ完了することができ、リンクオーバヘッドが増大し、制御効率が低い。
従来技術の欠陥を解決するために、本発明の実施形態は、サービスデータフローを制御する方法及び装置を提供する。技術的解決策は以下のとおりである。
第１の態様によれば、サービスデータフローを制御する方法は、
コントローラが、ユーザ装置（ＵＥ）に関連するインデックス情報を取得するステップであって、インデックス情報は少なくとも、ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、公衆データネットワーク（ＰＤＮ）接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む、ステップと、
コントローラが、エントリ通知メッセージを用いて、インデックス情報をフォワーダに送信するステップと、
サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、コントローラが、第１の制御イベントに従って、第１の命令インデックスを取得するステップであって、第１の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、ステップと、
コントローラが、第１の制御シグナリングを用いて、第１の命令インデックスをフォワーダに送信するステップと、
を含む。
第１の態様の第１の可能な実施方式では、第１の制御イベントは、ＵＥに関連するユーザ情報に対する制御イベントと、ＰＤＮ接続に対する制御イベントと、ベアラに対する制御イベントと、サービスデータフローに対する制御イベントと、５タプルデータフローテーブルに対する制御イベントとのうち少なくとも１つを含む。
第１の態様の第２の可能な実施方式では、エントリ通知メッセージを用いてインデックス情報をフォワーダに送信するステップの後に、本方法は更に、
コントローラが、フォワーダによって返送された、フォワーダによって割り当てられたインデックス番号のインデックス情報を受信するステップ、
を含む。
第１の態様の第３の可能な実施方式では、エントリ通知メッセージを用いてインデックス情報をフォワーダに送信するステップは、
インデックス情報をエントリ通知メッセージの所定のフィールドに記憶し、エントリ通知メッセージをフォワーダに送信するステップであって、所定のフィールドは、新たに追加されたフィールド又はCookieフィールドである、ステップ、又は、
インデックス情報をエントリ通知メッセージのアクションフィールドに記憶し、エントリ通知メッセージをフォワーダに送信するステップ、
を含む。
第１の態様の第４の可能な実施方式では、第１の制御シグナリングを用いて第１の命令インデックスをフォワーダに送信するステップの後に、本方法は更に、
コントローラが、フォワーダによって返送された応答情報を受信するステップであって、応答情報は、第１の制御シグナリングに対応する操作結果と、第１の命令インデックスとを搬送する、ステップ、
を含む。
第１の態様の第５の可能な実施方式では、インデックス情報をフォワーダに送信するステップの後に、本方法は更に、
コントローラが、フォワーダによって送信された第２の制御シグナリングを受信するステップであって、第２の制御シグナリングは第２の命令インデックスを搬送し、第２の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、ステップ、
を含む。
第２の態様によれば、サービスデータフローを制御する方法は、
フォワーダが、ＵＥに関連するインデックス情報を搬送しコントローラによって送信されるエントリ通知メッセージを受信するステップであって、インデックス情報は少なくとも、ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む、ステップと、
フォワーダが、コントローラによって送信された第１の制御シグナリングを受信するステップであって、第１の制御シグナリングは第１の命令インデックスを搬送し、第１の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、ステップと、
フォワーダが、第１の命令インデックスに従って、サービスデータフローに対して制御操作を実行するステップと、
を含む。
第２の態様の第１の可能な実施方式では、フォワーダが、ＵＥに関連するインデックス情報を搬送しコントローラによって送信されるエントリ通知メッセージを受信するステップは、
コントローラによって送信されたエントリ通知メッセージを受信し、エントリ通知メッセージの所定のフィールドからインデックス情報を抽出するステップであって、所定のフィールドは、新たに追加されたフィールド又はCookieフィールドである、ステップ、又は、
コントローラによって送信されたエントリ通知メッセージを受信し、エントリ通知メッセージのアクションフィールドからインデックス情報を抽出するステップ、
を含む。
第２の態様の第２の可能な実施方式では、フォワーダが、第１の命令インデックスに従って、対応する制御粒度のサービスデータフローに対して制御操作を実行した後、本方法は更に、
フォワーダが、コントローラに応答情報を返送するステップであって、応答情報は、第１の制御シグナリングに対応する操作結果と、第１の命令インデックスとを搬送する、ステップ、
を含む。
第２の態様の第３の可能な実施方式では、フォワーダが、ＵＥに関連するインデックス情報を搬送しコントローラによって送信されるエントリ通知メッセージを受信するステップの後に、本方法は更に、
サービスデータフローの第２の制御イベントがトリガされたとき、フォワーダが、第２の制御イベントに従って第２の命令インデックスを取得し、第２の制御シグナリングを用いて、第２の命令インデックスをコントローラに送信するステップであって、第２の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、ステップ、
を含む。
第２の態様の第４の可能な実施方式では、フォワーダが、ＵＥに関連するインデックス情報を搬送しコントローラによって送信されるエントリ通知メッセージを受信するステップの後に、本方法は更に、
フォワーダが、フォワーダに記憶された各種インデックスのインデックス番号に従って、インデックス情報中の各インデックスにインデックス番号を割り当てるステップと、
フォワーダがコントローラに、フォワーダによって割り当てられたインデックス番号のインデックス情報を返送するステップと、
を含む。
第２の態様の第５の可能な実施方式では、インデックス情報は更に、５タプルデータフローテーブルインデックスを含む。
第３の態様によれば、サービスデータフローを制御するコントローラは、
ＵＥに関連するインデックス情報を取得するように構成される第１の取得モジュールであって、インデックス情報は少なくとも、ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む、第１の取得モジュールと、
エントリ通知メッセージを用いて、インデックス情報をフォワーダに送信するように構成される第１の送信モジュールと、
サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、第１の制御イベントに従って第１の命令インデックスを取得するように構成される第２の取得モジュールであって、第１の命令インデックスは、第１の取得モジュールによって取得されたＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、第２の取得モジュールと、
第１の制御シグナリングを用いて、第１の命令インデックスをフォワーダに送信するように構成される第２の送信モジュールと、
を備える。
第３の態様の第１の可能な実施方式では、第１の制御イベントは、ＵＥに関連するユーザ情報に対する制御イベントと、ＰＤＮ接続に対する制御イベントと、ベアラに対する制御イベントと、サービスデータフローに対する制御イベントと、５タプルデータフローテーブルに対する制御イベントとのうち少なくとも１つを含む。
第３の態様の第２の可能な実施方式では、本コントローラは更に、
フォワーダによって返送された、フォワーダによって割り当てられたインデックス番号のインデックス情報を受信するように構成される第１の受信モジュール、
を備える。
第３の態様の第３の可能な実施方式では、第１の送信モジュールは、
インデックス情報をエントリ通知メッセージの所定のフィールドに記憶し、エントリ通知メッセージをフォワーダに送信するように構成される第１の送信ユニットであって、所定のフィールドは、新たに追加されたフィールド又はCookieフィールドである、第１の送信ユニットと、
インデックス情報をエントリ通知メッセージのアクションフィールドに記憶し、エントリ通知メッセージをフォワーダに送信するように構成される第２の送信ユニットと、
を有する。
第３の態様の第４の可能な実施方式では、本コントローラは更に、
フォワーダによって返送された応答情報を受信するように構成される第２の受信モジュールであって、応答情報は、第１の制御シグナリングに対応する操作結果と、第１の命令インデックスとを搬送する、第２の受信モジュール、
を備える。
第３の態様の第５の可能な実施方式では、本コントローラは更に、
フォワーダによって送信された第２の制御シグナリングを受信するように構成される第３の受信モジュールであって、第２の制御シグナリングは第２の命令インデックスを搬送し、第２の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、第３の受信モジュール、
を備える。
第４の態様によれば、サービスデータフローを制御するフォワーダは、
ＵＥに関連しコントローラによって送信されるインデックス情報を受信するように構成される第４の受信モジュールであって、インデックス情報は少なくとも、ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む、第４の受信モジュールと、
コントローラによって送信された第１の制御シグナリングを受信するように構成される第５の受信モジュールであって、第１の制御シグナリングは第１の命令インデックスを搬送し、第１の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、第５の受信モジュールと、
第１の命令インデックスに従って、サービスデータフローに対して制御操作を実行するように構成される制御モジュールと、
を備える。
第４の態様の第１の可能な実施方式では、第４の受信モジュールは、
コントローラによって送信されたエントリ通知メッセージを受信し、エントリ通知メッセージの所定のフィールドからインデックス情報を抽出するように構成される第１の受信ユニットであって、所定のフィールドは、新たに追加されたフィールド又はCookieフィールドである、第１の受信ユニット、又は、
コントローラによって送信されたエントリ通知メッセージを受信し、エントリ通知メッセージのアクションフィールドからインデックス情報を抽出するように構成される第２の受信ユニット、
を有する。
第４の態様の第２の可能な実施方式では、本フォワーダは更に、
コントローラに応答情報を返送するように構成される第１の返送モジュールであって、応答情報は、第１の制御シグナリングに対応する操作結果と、第１の命令インデックスとを搬送する、第１の返送モジュール、
を備える。
第４の態様の第３の可能な実施方式では、本フォワーダは更に、
サービスデータフローの第２の制御イベントがトリガされたとき、第２の制御イベントに従って第２の命令インデックスを取得し、第２の制御シグナリングを用いて、第２の命令インデックスをコントローラに送信するように構成される第３の送信モジュールであって、第２の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、第３の送信モジュール、
を備える。
第４の態様の第４の可能な実施方式では、本フォワーダは更に、
フォワーダに記憶された各種インデックスのインデックス番号に従って、インデックス情報中の各インデックスにインデックス番号を割り当てるように構成される割当てモジュールと、
コントローラに、フォワーダによって割り当てられたインデックス番号のインデックス情報を返送するように構成される第２の返送モジュールと、
を備える。
第４の態様の第５の可能な実施方式では、インデックス情報は更に、５タプルデータフローテーブルインデックスを含む。
第５の態様によれば、コントローラが提供される。本コントローラは、プロセッサ、レシーバ及びトランスミッタを備える。ここで、
レシーバは、ＵＥによってレポートされるＵＥに関連するインデックス情報を受信するように構成され、インデックス情報は少なくとも、ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、公衆データネットワーク（ＰＤＮ）接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含み、
プロセッサは、レシーバによって受信されたＵＥに関連するインデックス情報に従って、エントリ通知メッセージを生成し、サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、第１の制御イベントに従って第１の命令インデックスを取得するように構成され、第１の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含み、
トランスミッタは、エントリ通知メッセージをフォワーダに送信し、第１の制御シグナリングを用いて、第１の命令インデックスをフォワーダに送信するように構成される。
第６の態様によれば、フォワーダが提供される。本フォワーダは、プロセッサ及びレシーバを備える。ここで、
レシーバは、ＵＥに関連するインデックス情報を搬送しコントローラによって送信されるエントリ通知メッセージを受信するように構成され、インデックス情報は少なくとも、ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含み、且つ、コントローラによって送信された第１の制御シグナリングを受信するように構成され、第１の制御シグナリングは第１の命令インデックスを搬送し、第１の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含み、
プロセッサは、第１の命令インデックスに従って、サービスデータフローに対して制御操作を実行するように構成される。
本発明の実施形態で提供される技術的解決策の有益な効果は、以下のとおりである。
コントローラは、ユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含むインデックス情報を保持し、インデックス情報をフォワーダに送信し、サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、第１の制御イベントに従ってフォワーダに第１の命令インデックスを送信して、第１の命令インデックスに従ってサービスデータフローを制御するようにフォワーダに命令する。サービスデータフローは、インデックスに対応する粒度に従って制御される。よって、サービスデータフローを制御する際のリンクオーバヘッドが低減され、制御効率が大幅に改善される。
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下、実施形態を説明するために必要な添付図面を簡潔に紹介する。明らかながら、添付図面は以下の説明において、本発明の一部の実施形態を示すものに過ぎない。当業者であれば、これらの添付図面から創意工夫なく他の図面を更に導出できるであろう。
本発明の実施形態１に係る、サービスデータフローを制御する方法のフローチャートである。 本発明の実施形態２に係る、サービスデータフローを制御する方法のフローチャートである。 本発明の実施形態３に係る、サービスデータフローを制御する方法において、コントローラによりインデックスをフォワーダに発送する方法のフローチャートである。 本発明の実施形態３に係る、サービスデータフローを制御する方法におけるインデックス情報の樹状構造図である。 本発明の実施形態３に係る、サービスデータフローを制御する方法において、エントリ通知メッセージに追加されるインデックスフィールドの概略図である。 本発明の実施形態３に係る、サービスデータフローを制御する方法のフローチャートである。 本発明の実施形態３に係る、別のサービスデータフローを制御する方法のフローチャートである。 本発明の実施形態４に係る、サービスデータフローを制御するコントローラの概略構造図である。 本発明の実施形態５に係る、サービスデータフローを制御するフォワーダの概略構造図である。 本発明の実施形態６に係るコントローラの概略構造図である。 本発明の実施形態７に係るフォワーダの概略構造図である。
本発明の実施形態の目的、技術的解決策及び利点をより明確にするために、以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を更に詳述する。
実施形態１
本発明の本実施形態は、サービスデータフローを制御する方法を提供する。図１を参照すると、本方法は以下を含む。
１０１．コントローラが、ＵＥに関連するインデックス情報を取得する。インデックス情報は少なくとも、ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、公衆データネットワーク（ＰＤＮ）接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む。
１０２．コントローラが、エントリ通知メッセージを用いて、インデックス情報をフォワーダに送信する。
１０３．サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、コントローラが、第１の制御イベントに従って第１の命令インデックスを取得する。第１の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む。
１０４．コントローラが、第１の制御シグナリングを用いて、第１の命令インデックスをフォワーダに送信する。
本発明の本実施形態では、コントローラは、ユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含むインデックス情報を保持し、インデックス情報をフォワーダに送信し、サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、第１の制御イベントに従ってフォワーダに第１の命令インデックスを送信して、第１の命令インデックスに従ってサービスデータフローを制御するようにフォワーダに命令する。サービスデータフローは、インデックスに対応する粒度に従って制御される。サービスデータフローを制御する際のリンクオーバヘッドが低減され、制御効率が大幅に改善される。
実施形態２
本発明の本実施形態は、サービスデータフローを制御する方法を提供する。図２を参照すると、本方法は以下を含む。
２０１．フォワーダが、ＵＥに関連するインデックス情報を搬送しコントローラによって送信されるエントリ通知メッセージを受信する。インデックス情報は少なくとも、ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む。
２０２．フォワーダが、コントローラによって送信された第１の制御シグナリングを受信する。第１の制御シグナリングは第１の命令インデックスを搬送し、第１の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む。
２０３．フォワーダが、第１の命令インデックスに従って、サービスデータフローに対して制御操作を実行する。
本発明の本実施形態では、コントローラは、ユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含むインデックス情報を保持し、インデックス情報をフォワーダに送信し、サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、第１の制御イベントに従ってフォワーダに第１の命令インデックスを送信して、第１の命令インデックスに従ってサービスデータフローを制御するようにフォワーダに命令する。サービスデータフローは、インデックスに対応する粒度に従って制御される。サービスデータフローを制御する際のリンクオーバヘッドが低減され、制御効率が大幅に改善される。
実施形態３
本発明の本実施形態は、サービスデータフローを制御する方法において、コントローラによりインデックスをフォワーダに発送する方法を提供する。図３を参照する。
本発明の本実施形態は、Openflowプロトコルを用いるネットワークを用いて、ＳＤＮネットワークにおいて、コントローラがフォローダにインデックスを発送することを説明する。
本方法は、以下を含む。
３０１．ユーザ装置（ＵＥ）のベアラをアクティベートするイベントがトリガされたとき、コントローラが、ＵＥに関連するインデックス情報を取得する。インデックス情報は少なくとも、ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、公衆データネットワーク（ＰＤＮ）接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む。
具体的には、本発明の本実施形態における、ユーザ装置（ＵＥ）のベアラをアクティベートするイベントは、従来技術における、コントローラにおいてユーザ装置（ＵＥ）のベアラをアクティベートするイベントと同じであるので、ここでは詳細の説明を省略する。例えば、ＵＥがネットワークに接続すると、ユーザ装置（ＵＥ）のベアラをアクティベートするイベントがトリガされる。
コントローラには５つのレベルの制御エントリが予め確立されており、各レベルのエントリ間の対応関係と、エントリ内のインデックスとが、コントローラに保存されている。
５レベルエントリのレベルはそれぞれ、ユーザ情報テーブル、ＰＤＮ接続テーブル、ベアラテーブル、サービスデータフローテーブル、５タプルデータフローテーブルである。コントローラによって割り当てられるインデックスは、ユーザ情報インデックスUE Index-C、ＰＤＮインデックスPDN Index-C、ベアラインデックスBearer Index-C、サービスデータフローインデックスSDF Index-C、５タプルデータフローインデックスFD Index-Cである。
ユーザ情報テーブルの各ＵＥは１つのユーザ情報インデックスに対応し、各ユーザ情報インデックスはそれぞれ１つ以上のＰＤＮインデックスに対応し、１つのＰＤＮインデックスはそれぞれ１つ以上のベアラインデックスに対応し、１つのベアラインデックスは１つ以上のサービスデータフローインデックスに対応し、１つのサービスデータフローインデックスは、１つ以上の５タプルデータフローインデックスに対応する。各ＵＥに関連するインデックスのグループ、すなわち、ユーザ情報インデックス、ＰＤＮインデックス、ベアラインデックス、サービスデータフローインデックス及び５タプルデータフローインデックスは、まとめて、ＵＥに関連するインデックス情報と称される場合がある。
図４に示されるように、図４は、インデックス情報の樹状構造図であり、すなわち、５レベルのエントリにおけるUser1とUser2に対応するインデックス情報の樹状構造図である。User1はPDN1とPDN2に対応し、PDN2はBearer1とBearer2に対応し、Bearer1はSDF1とSDF2に対応し、SDF1はFD1、FD2及びFD3に対応する。User2はPDN3に対応し、PDN3はBearer3、Bearer4及びBearer5に対応し、Bearer3はSDF3、SDF4及びSDF5に対応し、SDF3はFD4、FD5及びFD6に対応する。
ユーザ情報テーブルは、ユーザの識別情報（例えば、IMSI（International Mobile Subscriber Identification Number）、国際移動体加入者識別番号）、ユーザのUE-AMBR帯域幅制御情報等の、ユーザレベル情報を記憶する。ユーザＩＤ識別情報を用いると、識別情報はユーザテーブルを一意的に識別し、また、ＩＭＳＩ等であってよい。
ＰＤＮ情報テーブルは、ＰＤＮ接続レベル情報、例えばＩＰアドレスや、APN-AMBR帯域制御情報等を記憶する。ＰＤＮ識別子、例えばＰＤＮ ＩＤは、ユーザのＰＤＮ接続テーブルを一意に識別する。
ベアラ情報テーブルは、ユーザベアラレベル情報、例えばベアラレベルのＱｏＳ制御又は課金制御を記憶する。ベア識別子、例えばＢｅａｒ ＩＤは、ユーザのベアラテーブルを一意に識別する。
サービスデータフローテーブルは、ユーザのサービスデータの記述情報及び制御情報を記憶する。ここでのサービスデータフローは、ある範囲内のサービスデータフローの集合であってよい。例えば、ＩＰアドレスセグメントの範囲内のサービスデータフローは、ＩＰ／Ｍａｓｋ方式で表される。サービスデータフローテーブル識別子、例えばＳＤＦ ＩＤは、サービスデータフローテーブルを一意に識別する。
５タプルデータフローテーブルは、正確な５タプルマッチングと、データフローの対応する制御情報、例えば、データフローの帯域幅制御情報及び課金制御情報とを記憶する。正確なデータフローテーブル識別子、例えばＦＤ ＩＤは、サービスデータフローを一意に識別する。
インデックス関係は、前述の５レベルエントリのレベル間で相互に確立されてよい。準拠する原則は以下のとおりである。すなわち、ユーザ情報テーブルがルートテーブルとして用いられ、ＰＤＮ接続テーブル、ベアラテーブル、サービスデータフローテーブル及び正確なデータフローテーブルにそれぞれ下向きにインデックスされる。また、下位エントリも上位エントリのインデックスを有し、上位エントリまで上向きにインデックスされることができる。
好ましくは、ユーザ情報テーブル、ＰＤＮ接続テーブル、ベアラテーブル及びサービスデータフローテーブルの４つのレベルのエントリのみがコントローラに確立されてよい。５タプルデータフローテーブルはコントローラには見えず、フォワーダによって確立される。
３０２．コントローラが、エントリ通知メッセージを用いて、インデックス情報をフォワーダに送信する。
更に、Openflowプロトコルを用いるＳＤＮネットワークでは、コントローラは、以下の２つの方式でフォワーダにインデックス情報を送信してよい。
方式１：
インデックス情報がエントリ通知メッセージの所定のフィールドに記憶され、エントリ通知メッセージがフォワーダに送信される。所定のフィールドは、新たに追加されたフィールド又はCookieフィールドである。
方式１の第１のケースでは、インデックスフィールド、すなわちｉｎｄｅｘフィールドがエントリ通知メッセージに追加される。図５に示されるように、図５は、エントリ通知メッセージに追加されるインデックスフィールドの概略図である。
方式１の第２のケースでは、具体的には、Openflowプロトコルのメッセージセルは、OpenflowプロトコルのCookieフィールドをＴＬＶセルフォーマットに展開することができ（任意に、ＴＬＶフォーマットのＯＦプロトコルセルも新しく定義することができる）、CookieのTypeタイプには搬送されるエントリのタイプ（UE Index等）が追加され、Cookies Valueアイテムにより、インデックスエントリの具体的な値が搬送される。相互のインデックス関係を識別するために、複数のCookie値が１つのメッセージで搬送されてよい。
方式２：
新しいアクションタイプがOpenflowプロトコルに追加され、インデックス情報がエントリ通知メッセージのアクションフィールドに記憶され、エントリ通知メッセージがフォワーダに送信される。マルチレベル識別のインデックス関係を識別するために、複数のアクションが１つのメッセージで搬送されてよい。エントリ通知メッセージのアクションフィールドに新しいアクションタイプが定義され、新しいアクションタイプのパラメータとしてインデックス情報が用いられる。
更に、方式１と方式２の複数の構造を１つのメッセージで搬送することもできる。フォワーダは、複数のエントリに対して操作を実行するように命令される。
更に、インデックス情報が送信されるとき、Filter情報、ＱｏＳ（Quality of Service、サービス品質）情報、課金等の制御情報が更に搬送されてよい。
好ましくは、コントローラは、１つの情報を用いてフォワーダにインデックス情報を通知してよく、異なる情報を用いてフォワーダにインデックス情報を通知してもよい。
３０３．フォワーダが、ＵＥに関連するインデックス情報を搬送しコントローラによって送信されるエントリ通知メッセージを受信する。インデックス情報は少なくとも、ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む。
Openflowプロトコルでは、フォワーダがコントローラによって送信されたインデックス情報を受信し抽出する方式は、
コントローラによって送信されたエントリ通知メッセージを受信し、エントリ通知メッセージの所定のフィールドからインデックス情報を抽出するステップであって、所定のフィールドは、新たに追加されたフィールド又はCookieフィールドである、ステップ、又は、
コントローラによって送信されたエントリ通知メッセージを受信し、エントリ通知メッセージのアクションフィールドからインデックス情報を抽出するステップ、
であってよい。
更に、フォワーダは、受信されたインデックス情報に従って、５レベルのインデックスエントリを確立し、フローテーブルエントリのインストールを完了する。
３０４．フォワーダが、フォワーダに記憶された各種インデックスのインデックス番号に従って、インデックス情報中の各インデックスにインデックス番号を割り当てる。
ステップ３０３でインデックス情報を受信した後、フォワーダは、コントローラによって割り当てられたインデックスに従って、フローテーブルエントリを直接インストールしてよい。好ましくは、このステップを実行することにより、フォワーダに記憶されたインデックスのインデックス番号に従って、インデックス情報内のインデックス毎にインデックス番号を再割り当てしてよい。
フォワーダによって割り当てられるインデックスは、ユーザ情報インデックスUE Index-U、ＰＤＮインデックスPDN Index-U、ベアラインデックスBearer Index-UサービスデータフローインデックスSDF Index-、５タプルデータフローインデックスFD Index-Uである。
３０５．フォワーダがコントローラに、フォワーダによって割り当てられたインデックス番号のインデックス情報を返送する。
好ましくは、フォワーダは、再割り当てされたインデックス番号のインデックス情報を、１つの情報を用いてコントローラに返送してよく、又は、再割り当てされたインデックス番号のインデックス情報を、異なる情報を用いてコントローラに返送してよい。
このステップは任意の実行ステップである。相応して、フォワーダがこのステップを実行するとき、コントローラはステップ３０６を実行する。
更に、フォワーダは、１つの情報に同じレベルの複数のエントリ制御情報を追加してよい。例えば、フォワーダは、ＵＥの複数のエントリ制御情報すなわちＵＥに関連する複数のインデックス情報を、１つの情報に追加してよい。
３０６．コントローラは、フォワーダによって返送された、フォワーダによって割り当てられたインデックス番号のインデックス情報を受信する。
コントローラは、再割り当てされたインデックス番号のインデックス情報に各種インデックスを保存し、該インデックスとコントローラ内のインデックスとの対応関係を記録する。
本発明の本実施形態では、サービスデータフローを制御する方法が更に提供される。図６に示されるように、本方法は以下を含む。
６０１．サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、コントローラが、第１の制御イベントに従って第１の命令インデックスを取得する。第１の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む。
第１の命令インデックスは、５タプルデータフローテーブルインデックスを含んでもよい。
第１の制御シグナリングは、専用情報であってもよいし、一般情報であってもよい。専用情報は、制御イベントに対応する制御命令コマンドであってよい。例えば、制御イベントはＵＥのエントリを削除することであり、第１制御シグナリングはDELETE情報である。更に、一般情報は、制御イベントに対応し第１の制御シグナリングで搬送される制御命令コマンドであってよい。例えば、制御イベントはＵＥのエントリを削除することであり、第１の制御シグナリングはDELETE命令コマンドを搬送する。第１の制御シグナリングの方式は、ここでは限定されない。
異なる制御イベントは、異なる命令インデックスに対応する。
例えば、ＵＥ下の全てのエントリを削除するために、制御イベントに対応する第１の命令インデックスはUE Index-Uである。
ＵＥのＰＤＮ接続下の全てのエントリを削除するために、制御イベントに対応する第１の命令インデックスはPDN Index-Uであり、任意に、ＰＤＮ接続が属するユーザUE Index-Uを搬送する。
ＵＥの同一のＰＤＮ下の専用ベアラをアクティベートするために、制御イベントに対応する第１の命令インデックスは、PDN Index-U及びBearer Index-Cである。
ベアラにFilter操作を追加するために、制御イベントに対応する第１の命令インデックスは、PDN Index-U、FD Index-C及びFilter情報である。
APN-AMBRを制御するために制御プレーンによって転送プレーンに命令するために、制御イベントに対応する第１の命令インデックスは、PDN Index-C又はPDN Index-Uを搬送し、且つAPN-AMBR情報を搬送する。
６０２．コントローラが、第１の制御シグナリングを用いて、第１の命令インデックスをフォワーダに送信する。
６０３．フォワーダが、コントローラによって送信された第１の制御シグナリングを受信する。第１の制御シグナリングは第１の命令インデックスを搬送し、第１の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む。
６０４．フォワーダが、第１の命令インデックスに従って、サービスデータフローに対して制御操作を実行する。
ステップ６０１の例では、異なるインデックス情報に従って制御操作がサービスデータフローに対して実行されてよい。
６０５．フォワーダが、コントローラに応答情報を返送する。応答情報は、第１の制御シグナリングに対応する操作結果と、第１の命令インデックスとを搬送する。
ステップ６０１の例では、フォワーダによりコントローラに返送される応答情報は以下のとおりである。
ＵＥ下の全てのエントリを削除するために、応答情報は、UE Index-C及び操作結果（成功、失敗等）を搬送する。
ＵＥのＰＤＮ接続下の全てのエントリを削除するために、応答情報はPDN Index-C及び操作結果（成功、失敗等）を搬送し、任意に、ＰＤＮ接続が属するUE Index-Cを搬送する。
ＵＥの同一のＰＤＮ下の専用ベアラをアクティベートするために、フォワーダは、制御プレーンの命令に従ってＵＥのベアラをアクティベートし、PDN Index-Uを用いてＵＥの全てのベアラを関連付ける。応答情報は、PDN Index-U及びPDN Index-Cを搬送する。
ベアラにFilterを追加するために、フォワーダは、制御プレーンによって指示されたベアラにFilterを追加し、FD Index-Uを第１の応答メッセージに追加し、任意に、ベアラIndex-C情報を搬送してよい。
APN-AMBRを制御するために制御プレーンによって転送プレーンに通知するために、ＰＤＮ接続がアクティベートされる場合、応答情報はPDN Index-C及びAPN-AMBRを搬送する。又は、ＰＤＮ接続が既にアクティベートされている場合、応答情報はPDN Index-U及びAPN-AMBRを搬送する。
６０６．コントローラが、フォワーダによって返送された応答情報を受信する。応答情報は、第１の制御シグナリングに対応する操作結果と、第１の命令インデックスとを搬送する。
本発明の本実施形態では、図７に示されるように、別のサービスデータフローを制御する方法が更に提供される。なお、本発明の本実施形態では、フォワーダによって第２の制御イベントがトリガされた後、イベントに対応するインデックスがフォワーダによってコントローラに通知される。
本方法は以下を含む。
７０１．サービスデータフローの第２の制御イベントがトリガされたとき、フォワーダが、第２の制御イベントに従って第２の命令インデックスを取得し、第２の制御シグナリングを用いて、第２の命令インデックスをコントローラに送信する。第２の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む。
第２の命令インデックスは更に、５タプルデータフローテーブルインデックスを含んでよい。
本発明の本実施形態のケースは、例えば以下のとおりであってよい。すなわち、各フローテーブルエントリにエージングタイムを示すフィールドが存在し、フローテーブルエントリに対応する有効期限を記憶するために用いられ、フローテーブルエントリが期限切れになったときに、第２の制御イベントがトリガされ、フォワーダが、満了フローテーブルエントリに対応する命令インデックスをコントローラに送信する。
７０２．コントローラが、フォワーダによって送信された第２の制御シグナリングを受信する。第２の制御シグナリングは第２の命令インデックスを搬送する。第２の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む。
本発明の本実施形態では、コントローラは、ユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含むインデックス情報を保持し、インデックス情報をフォワーダに送信し、サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、第１の制御イベントに従ってフォワーダに第１の命令インデックスを送信して、第１の命令インデックスに従ってサービスデータフローを制御するようにフォワーダに命令する。サービスデータフローは、インデックスに対応する粒度に従って制御される。サービスデータフローを制御する際のリンクオーバヘッドが低減され、制御効率が大幅に改善される。
実施形態４
本発明の本実施形態は、サービスデータフローを制御するコントローラを提供する。図８を参照すると、本コントローラは以下を備える。
第１の取得モジュール８０１は、ＵＥに関連するインデックス情報を取得するように構成される。インデックス情報は少なくとも、ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む。
第１の送信モジュール８０２は、エントリ通知メッセージを用いて、インデックス情報をフォワーダに送信するように構成される。
第２の取得モジュール８０３は、サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、第１の制御イベントに従って第１の命令インデックスを取得するように構成される。第１の命令インデックスは、第１の取得モジュールによって取得されたＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む。
第２の送信モジュール８０４は、第１の制御シグナリングを用いて、第１の命令インデックスをフォワーダに送信するように構成される。
第１の制御イベントは、ＵＥに関連するユーザ情報に対する制御イベントと、ＰＤＮ接続に対する制御イベントと、ベアラに対する制御イベントと、サービスデータフローに対する制御イベントと、５タプルデータフローテーブルに対する制御イベントとのうち少なくとも１つを含む。
コントローラは更に、
フォワーダによって返送された、フォワーダによって割り当てられたインデックス番号のインデックス情報を受信するように構成される第１の受信モジュール８０５、
を備える。
第１の送信モジュール８０２は、
インデックス情報をエントリ通知メッセージの所定のフィールドに記憶し、エントリ通知メッセージをフォワーダに送信するように構成される第１の送信ユニットであって、所定のフィールドは、新たに追加されたフィールド又はCookieフィールドである、第１の送信ユニットと、
インデックス情報をエントリ通知メッセージのアクションフィールドに記憶し、エントリ通知メッセージをフォワーダに送信するように構成される第２の送信ユニットと、
を有する。
コントローラは更に、
フォワーダによって返送された応答情報を受信するように構成される第２の受信モジュール８０６であって、応答情報は、第１の制御シグナリングに対応する操作結果と、第１の命令インデックスとを搬送する、第２の受信モジュール８０６、
を備える。
コントローラは更に、
フォワーダによって送信された第２の制御シグナリングを受信するように構成される第３の受信モジュール８０７であって、第２の制御シグナリングは第２の命令インデックスを搬送し、第２の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、第３の受信モジュール８０７、
を備える。
本発明の本実施形態では、コントローラは、ユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含むインデックス情報を保持し、インデックス情報をフォワーダに送信し、サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、第１の制御イベントに従ってフォワーダに第１の命令インデックスを送信して、第１の命令インデックスに従ってサービスデータフローを制御するようにフォワーダに命令する。サービスデータフローは、インデックスに対応する粒度に従って制御される。サービスデータフローを制御する際のリンクオーバヘッドが低減され、制御効率が大幅に改善される。
実施形態５
本発明の本実施形態は、サービスデータフローを制御するフォワーダを提供する。図９を参照すると、フォワーダは以下を備える。
第４の受信モジュール９０１は、ＵＥに関連しコントローラによって送信されるインデックス情報を受信するように構成される。インデックス情報は少なくとも、ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む。
第５の受信モジュール９０２は、コントローラによって送信された第１の制御シグナリングを受信するように構成される。第１の制御シグナリングは第１の命令インデックスを搬送し、第１の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む。
制御モジュール９０３は、第１の命令インデックスに従って、サービスデータフローに対して制御操作を実行するように構成される。
第４の受信モジュール９０１は、
コントローラによって送信されたエントリ通知メッセージを受信し、エントリ通知メッセージの所定のフィールドからインデックス情報を抽出するように構成される第１の受信ユニットであって、所定のフィールドは、新たに追加されたフィールド又はCookieフィールドである、第１の受信ユニット、又は、
コントローラによって送信されたエントリ通知メッセージを受信し、エントリ通知メッセージのアクションフィールドからインデックス情報を抽出するように構成される第２の受信ユニット、
を有する。
フォワーダは更に、
コントローラに応答情報を返送するように構成される第１の返送モジュール９０４であって、応答情報は、第１の制御シグナリングに対応する操作結果と、第１の命令インデックスとを搬送する、第１の返送モジュール９０４、
を備える。
フォワーダは更に、
サービスデータフローの第２の制御イベントがトリガされたとき、第２の制御イベントに従って第２の命令インデックスを取得し、第２の制御シグナリングを用いて、第２の命令インデックスをコントローラに送信するように構成される第３の送信モジュール９０５であって、第２の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、第３の送信モジュール９０５、
を備える。
フォワーダは更に、
フォワーダに記憶された各種インデックスのインデックス番号に従って、インデックス情報中の各インデックスにインデックス番号を割り当てるように構成される割当てモジュール９０６と、
コントローラに、フォワーダによって割り当てられたインデックス番号のインデックス情報を返送するように構成される第２の返送モジュール９０７と、
を備える。
インデックス情報は更に、５タプルデータフローテーブルインデックスを含む。
本発明の本実施形態では、コントローラは、ユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含むインデックス情報を保持し、インデックス情報をフォワーダに送信し、サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、第１の制御イベントに従ってフォワーダに第１の命令インデックスを送信して、第１の命令インデックスに従ってサービスデータフローを制御するようにフォワーダに命令する。サービスデータフローは、インデックスに対応する粒度に従って制御される。サービスデータフローを制御する際のリンクオーバヘッドが低減され、制御効率が大幅に改善される。
実施形態６
本発明の本実施形態は、コントローラを提供する。図１０を参照する。
コントローラは、プロセッサ１００１、レシーバ１００２及びトランスミッタ１００３を備える。
レシーバ１００２は、ＵＥによってレポートされるＵＥに関連するインデックス情報を受信するように構成される。インデックス情報は少なくとも、ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、公衆データネットワーク（ＰＤＮ）接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む。
プロセッサ１００１は、レシーバ１００２によって受信されたＵＥに関連するインデックス情報に従って、エントリ通知メッセージを生成し、サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、第１の制御イベントに従って第１の命令インデックスを取得するように構成される。第１の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む。
トランスミッタ１００３は、エントリ通知メッセージをフォワーダに送信し、第１の制御シグナリングを用いて、第１の命令インデックスをフォワーダに送信するように構成される。
第１の制御イベントは、ＵＥに関連するユーザ情報に対する制御イベントと、ＰＤＮ接続に対する制御イベントと、ベアラに対する制御イベントと、サービスデータフローに対する制御イベントと、５タプルデータフローテーブルに対する制御イベントとのうち少なくとも１つを含む。
レシーバ１００２は更に、フォワーダによって返送された、フォワーダによって割り当てられたインデックス番号のインデックス情報を受信するように構成される。
トランスミッタ１００３は、インデックス情報をエントリ通知メッセージの所定のフィールドに記憶し、エントリ通知メッセージをフォワーダに送信するように構成される。所定のフィールドは、新たに追加されたフィールド又はCookieフィールドである。又は、
トランスミッタ１００３は、インデックス情報をエントリ通知メッセージのアクションフィールドに記憶し、エントリ通知メッセージをフォワーダに送信するように構成される。
レシーバ１００２は更に、フォワーダによって返送された応答情報を受信するように構成される。応答情報は、第１の制御シグナリングに対応する操作結果と、第１の命令インデックスとを搬送する。
レシーバ１００２は更に、フォワーダによって送信された第２の制御シグナリングを受信するように構成される。第２の制御シグナリングは第２の命令インデックスを搬送する。第２の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む。
本発明の本実施形態では、コントローラは、ユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含むインデックス情報を保持し、インデックス情報をフォワーダに送信し、サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、第１の制御イベントに従ってフォワーダに第１の命令インデックスを送信して、第１の命令インデックスに従ってサービスデータフローを制御するようにフォワーダに命令する。サービスデータフローは、インデックスに対応する粒度に従って制御される。サービスデータフローを制御する際のリンクオーバヘッドが低減され、制御効率が大幅に改善される。
実施形態７
本発明の本実施形態はフォワーダを提供する。図１１を参照すると、フォワーダは、プロセッサ１１０１及びレシーバ１１０２を備える。
レシーバ１１０２は、ＵＥに関連するインデックス情報を搬送しコントローラによって送信されるエントリ通知メッセージを受信するように構成される。インデックス情報は少なくとも、ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む。且つ、コントローラによって送信された第１の制御シグナリングを受信するように構成される。第１の制御シグナリングは第１の命令インデックスを搬送し、第１の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む。
プロセッサ１１０１は、第１の命令インデックスに従って、サービスデータフローに対して制御操作を実行するように構成される。
コントローラによって送信されたエントリ通知メッセージが受信され、エントリ通知メッセージの所定のフィールドからインデックス情報が抽出される。所定のフィールドは、新たに追加されたフィールド又はCookieフィールドである。又は、
コントローラによって送信されたエントリ通知メッセージが受信され、エントリ通知メッセージのアクションフィールドからインデックス情報が抽出される。
フォワーダは更に、トランスミッタ１１０３を備える。
トランスミッタ１１０３は、コントローラに応答情報を返送するように構成される。応答情報は、第１の制御シグナリングに対応する操作結果と、第１の命令インデックスとを搬送する。
プロセッサ１１０１は更に、サービスデータフローの第２の制御イベントがトリガされたとき、フォワーダにより、第２の制御イベントに従って第２の命令インデックスを取得するように構成される。
トランスミッタ１１０３は更に、第２の制御シグナリングを用いて、第２の命令インデックスをコントローラに送信するように構成される。第２の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む。
プロセッサ１１０１は更に、フォワーダに記憶された各種インデックスのインデックス番号に従って、インデックス情報中の各インデックスにインデックス番号を割り当てるように構成される。
トランスミッタ１１０３は更に、コントローラに、フォワーダによって割り当てられたインデックス番号のインデックス情報を返送するように構成される。
インデックス情報は更に、５タプルデータフローテーブルインデックスを含む。
本発明の本実施形態では、コントローラは、ユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含むインデックス情報を保持し、インデックス情報をフォワーダに送信し、サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、第１の制御イベントに従ってフォワーダに第１の命令インデックスを送信して、第１の命令インデックスに従ってサービスデータフローを制御するようにフォワーダに命令する。サービスデータフローは、インデックスに対応する粒度に従って制御される。サービスデータフローを制御する際のリンクオーバヘッドが低減され、制御効率が大幅に改善される。
当業者であれば理解できるように、実施形態のステップの全部又は一部は、ハードウェア又は関連するハードウェアに命令するプログラムによって実施することができる。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。記憶媒体は、読出専用メモリ、磁気ディスク又は光ディスクを含んでよい。
以上の説明は、本発明の例示的な実施形態に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明の主旨及び原理から逸脱することなくなされた任意の修正、均等置換及び改良は、本発明の保護範囲に包含されるものとする。
通信技術の発展に伴い、ソフトウェア定義ネットワーク（ＳＤＮ）技術が登場し、一般に将来のネットワークの発展トレンドを表すものと考えられている。この技術は、ネットワークエレメントの制御ロジックをネットワークエレメントの転送機能から切り離し、制御ロジックをコントローラに集中的に配置して、ネットワーク管理の効率を向上させることができる。
Openflowプロトコルは、ＳＤＮネットワークの典型的な技術である。このプロトコルでは、データフローの粒度に基づいてパケットに対して操作が実行され、異なるサービスデータフローに対して異なる処理方式が使用され得る。コントローラは、パケットの特徴（例えばフローマッチング情報）に従って、サービスフローの転送アクションを決定し、対応するフロールール（フローマッチング情報及び対応する実行アクションを含む）をフォワーダに発送することを担当する。フォワーダはフロールールを記憶し、フロールールに従う後続のパケットに対して対応するアクションを実行する。
従来技術には少なくとも以下の問題があることが見出された。
現在のモバイルネットワークのサービス対象はユーザであり、ユーザのユーザ装置（ＵＥ）は複数のサービスデータフローに対応することができる。モバイルネットワークのサービスデータフローには、ベアラ粒度（bearer granularity）やパブリックデータネットワーク（ＰＤＮ）接続粒度等の複数の粒度に関する集約管理要件がある。しかしながら、データフローに基づいてパケットに対して操作を実行する現在のOpenflowの方式では、複数の粒度のサービスデータフローの制御は、複数のデータフロー粒度をもつ制御情報を使用することによってのみ完了することができ、リンクオーバヘッドが増大し、制御効率が低い。
第４の態様によれば、サービスデータフローを制御するフォワーダは、
ＵＥに関連しコントローラによって送信されるインデックス情報を搬送するエントリ通知メッセージを受信するように構成される第４の受信モジュールであって、インデックス情報は少なくとも、ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む、第４の受信モジュールと、
コントローラによって送信された第１の制御シグナリングを受信するように構成される第５の受信モジュールであって、第１の制御シグナリングは第１の命令インデックスを搬送し、第１の命令インデックスは、ＵＥに関連するインデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、第５の受信モジュールと、
第１の命令インデックスに従って、サービスデータフローに対して制御操作を実行するように構成される制御モジュールと、
を備える。
ユーザ情報テーブルは、ユーザの識別情報（例えば国際移動体加入者識別番号（ＩＭＳＩ））、ユーザのUE-AMBR帯域幅制御情報等の、ユーザレベル情報を記憶する。ユーザＩＤ識別情報を用いると、識別情報はユーザテーブルを一意的に識別し、また、ＩＭＳＩ等であってよい。
方式１の第１のケースでは、indexフィールドがエントリ通知メッセージに追加される。図５に示されるように、図５は、エントリ通知メッセージに追加されるインデックスフィールドの概略図である。
方式１の第２のケースでは、具体的には、Openflowプロトコルのメッセージセルは、OpenflowプロトコルのCookieフィールドをＴＬＶセルフォーマットに展開することができ（任意に、ＴＬＶフォーマットのＯＦプロトコルセルも新しく定義することができる）、Cookieのタイプには搬送されるエントリのタイプ（例えばUE Index等）が追加され、Cookies Valueアイテムにより、インデックスエントリの具体的な値が搬送される。インデックス関係を識別するために、複数のCookie値が１つのメッセージで搬送されてよい。
第４の受信モジュール９０１は、コントローラによって送信される、ＵＥに関連するインデックス情報を搬送するエントリ通知メッセージを受信するように構成される。インデックス情報は少なくとも、ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、ＰＤＮ接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む。
プロセッサ１１０１は更に、サービスデータフローの第２の制御イベントがトリガされたとき、第２の制御イベントに従って第２の命令インデックスを取得するように構成される。
以上の説明は、本発明の例示的な実施形態に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明の原理から逸脱することなくなされた任意の修正、均等置換及び改良は、本発明の保護範囲に包含されるものとする。

Claims (26)

  1. サービスデータフローを制御する方法であって、
    コントローラが、ユーザ装置（ＵＥ）に関連するインデックス情報を取得するステップであって、前記インデックス情報は少なくとも、前記ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、公衆データネットワーク（ＰＤＮ）接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む、ステップと、
    前記コントローラが、エントリ通知メッセージを用いて、前記インデックス情報をフォワーダに送信するステップと、
    サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、前記コントローラが、前記第１の制御イベントに従って第１の命令インデックスを取得するステップであって、前記第１の命令インデックスは、前記ＵＥに関連する前記インデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、ステップと、
    前記コントローラが、第１の制御シグナリングを用いて、前記第１の命令インデックスを前記フォワーダに送信するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記第１の制御イベントは、前記ＵＥに関連するユーザ情報に対する制御イベントと、ＰＤＮ接続に対する制御イベントと、ベアラに対する制御イベントと、サービスデータフローに対する制御イベントと、５タプルデータフローテーブルに対する制御イベントとのうち少なくとも１つを含む、
    請求項１に記載の方法。
  3. 前記エントリ通知メッセージを用いて前記インデックス情報を前記フォワーダに送信する前記ステップの後に、
    前記コントローラが、前記フォワーダによって返送された、前記フォワーダによって割り当てられたインデックス番号の前記インデックス情報を受信するステップ、
    を更に含む、請求項１に記載の方法。
  4. 前記エントリ通知メッセージを用いて前記インデックス情報を前記フォワーダに送信する前記ステップは、
    前記インデックス情報を前記エントリ通知メッセージの所定のフィールドに記憶し、前記エントリ通知メッセージを前記フォワーダに送信するステップであって、前記所定のフィールドは、新たに追加されたフィールド又はCookieフィールドである、ステップ、又は、
    前記インデックス情報を前記エントリ通知メッセージのアクションフィールドに記憶し、前記エントリ通知メッセージを前記フォワーダに送信するステップ、
    を含む、請求項１に記載の方法。
  5. 前記第１の制御シグナリングを用いて前記第１の命令インデックスを前記フォワーダに送信する前記ステップの後に、
    前記コントローラが、前記フォワーダによって返送された応答メッセージを受信するステップであって、前記応答情報は、前記第１の制御シグナリングに対応する操作結果と、前記第１の命令インデックスとを搬送する、ステップ、
    を更に含む、請求項１に記載の方法。
  6. 前記インデックス情報を前記フォワーダに送信する前記ステップの後に、
    前記コントローラが、前記フォワーダによって送信された第２の制御シグナリングを受信するステップであって、前記第２の制御シグナリングは第２の命令インデックスを搬送し、前記第２の命令インデックスは、前記ＵＥに関連する前記インデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、ステップ、
    を更に含む、請求項１に記載の方法。
  7. サービスデータフローを制御する方法であって、
    フォワーダが、ユーザ装置（ＵＥ）に関連するインデックス情報を搬送しコントローラによって送信されるエントリ通知メッセージを受信するステップであって、前記インデックス情報は少なくとも、前記ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、公衆データネットワーク（ＰＤＮ）接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む、ステップと、
    前記フォワーダが、前記コントローラによって送信された第１の制御シグナリングを受信するステップであって、前記第１の制御シグナリングは第１の命令インデックスを搬送し、前記第１の命令インデックスは、前記ＵＥに関連する前記インデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、ステップと、
    前記フォワーダが、前記第１の命令インデックスに従って、サービスデータフローに対して制御操作を実行するステップと、
    を含む方法。
  8. 前記フォワーダが、前記ＵＥに関連する前記インデックス情報を搬送しコントローラによって送信される前記エントリ通知メッセージを受信する前記ステップは、
    前記コントローラによって送信された前記エントリ通知メッセージを受信し、前記エントリ通知メッセージの所定のフィールドからインデックス情報を抽出するステップであって、前記所定のフィールドは、新たに追加されたフィールド又はCookieフィールドである、ステップ、又は、
    前記コントローラによって送信された前記エントリ通知メッセージを受信し、前記エントリ通知メッセージのアクションフィールドからインデックス情報を抽出するステップ、
    を含む、請求項７に記載の方法。
  9. 前記フォワーダが、前記第１の命令インデックスに従って、対応する前記制御粒度の前記サービスデータフローに対して前記制御操作を実行した後、
    前記フォワーダが、前記コントローラに応答情報を返送するステップであって、前記応答情報は、前記第１の制御シグナリングに対応する操作結果と、前記第１の命令インデックスとを搬送する、ステップ、
    を更に含む、請求項７に記載の方法。
  10. 前記フォワーダが、前記ＵＥに関連する前記インデックス情報を搬送し前記コントローラによって送信される前記エントリ通知メッセージを受信する前記ステップの後に、
    サービスデータフローの第２の制御イベントがトリガされたとき、前記フォワーダが、前記第２の制御イベントに従って第２の命令インデックスを取得し、第２の制御シグナリングを用いて、前記第２の命令インデックスを前記コントローラに送信するステップであって、前記第２の命令インデックスは、前記ＵＥに関連する前記インデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、ステップ、
    を更に含む、請求項７に記載の方法。
  11. 前記フォワーダが、コントローラによって送信された、ＵＥに関連するインデックス情報を搬送する前記エントリ通知メッセージを受信する前記ステップの後に、
    前記フォワーダが、前記フォワーダに記憶された各種インデックスのインデックス番号に従って、前記インデックス情報中の各インデックスにインデックス番号を割り当てるステップと、
    前記フォワーダが前記コントローラに、前記フォワーダによって割り当てられた前記インデックス番号の前記インデックス情報を返送するステップと、
    を更に含む、請求項７に記載の方法。
  12. 前記インデックス情報は更に、５タプルデータフローテーブルインデックスを含む、
    請求項７に記載の方法。
  13. サービスデータフローを制御するコントローラであって、
    ユーザ装置（ＵＥ）に関連するインデックス情報を取得するように構成される第１の取得モジュールであって、前記インデックス情報は少なくとも、前記ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、公衆データネットワーク（ＰＤＮ）接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む、第１の取得モジュールと、
    エントリ通知メッセージを用いて、前記インデックス情報をフォワーダに送信するように構成される第１の送信モジュールと、
    サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、前記第１の制御イベントに従って第１の命令インデックスを取得するように構成される第２の取得モジュールであって、前記第１の命令インデックスは、前記第１の取得モジュールによって取得された前記ＵＥに関連する前記インデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、第２の取得モジュールと、
    第１の制御シグナリングを用いて、前記第１の命令インデックスを前記フォワーダに送信するように構成される第２の送信モジュールと、
    を備えるコントローラ。
  14. 前記第１の制御イベントは、前記ＵＥに関連するユーザ情報に対する制御イベントと、ＰＤＮ接続に対する制御イベントと、ベアラに対する制御イベントと、サービスデータフローに対する制御イベントと、５タプルデータフローテーブルに対する制御イベントとのうち少なくとも１つを含む、
    請求項１３に記載のコントローラ。
  15. 前記フォワーダによって返送された、前記フォワーダによって割り当てられたインデックス番号の前記インデックス情報を受信するように構成される第１の受信モジュール、
    を更に備える、請求項１３に記載のコントローラ。
  16. 前記第１の送信モジュールは、
    前記インデックス情報を前記エントリ通知メッセージの所定のフィールドに記憶し、前記エントリ通知メッセージを前記フォワーダに送信するように構成される第１の送信ユニットであって、前記所定のフィールドは、新たに追加されたフィールド又はCookieフィールドである、第１の送信ユニットと、
    前記インデックス情報を前記エントリ通知メッセージのアクションフィールドに記憶し、前記エントリ通知メッセージを前記フォワーダに送信するように構成される第２の送信ユニットと、
    を有する、請求項１３に記載のコントローラ。
  17. 前記フォワーダによって返送された応答情報を受信するように構成される第２の受信モジュールであって、前記応答情報は、前記第１の制御シグナリングに対応する操作結果と、前記第１の命令インデックスとを搬送する、第２の受信モジュール、
    を更に備える、請求項１３に記載のコントローラ。
  18. 前記フォワーダによって送信された第２の制御シグナリングを受信するように構成される第３の受信モジュールであって、前記第２の制御シグナリングは第２の命令インデックスを搬送し、前記第２の命令インデックスは、前記ＵＥに関連する前記インデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、第３の受信モジュール、
    を更に備える、請求項１３に記載のコントローラ。
  19. サービスデータフローを制御するフォワーダであって、
    コントローラによって送信される、ユーザ装置（ＵＥ）に関連するインデックス情報を受信するように構成される第４の受信モジュールであって、前記インデックス情報は少なくとも、前記ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、公衆データネットワーク（ＰＤＮ）接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含む、第４の受信モジュールと、
    前記コントローラによって送信された第１の制御シグナリングを受信するように構成される第５の受信モジュールであって、前記第１の制御シグナリングは第１の命令インデックスを搬送し、前記第１の命令インデックスは、前記ＵＥに関連する前記インデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、第５の受信モジュールと、
    前記第１の命令インデックスに従って、サービスデータフローに対して制御操作を実行するように構成される制御モジュールと、
    を備えるフォワーダ。
  20. 前記第４の受信モジュールは、
    前記コントローラによって送信された前記エントリ通知メッセージを受信し、前記エントリ通知メッセージの所定のフィールドからインデックス情報を抽出するように構成される第１の受信ユニットであって、前記所定のフィールドは、新たに追加されたフィールド又はCookieフィールドである、第１の受信ユニット、又は、
    前記コントローラによって送信されたエントリ通知メッセージを受信し、前記エントリ通知メッセージのアクションフィールドからインデックス情報を抽出するように構成される第２の受信ユニット、
    を有する、請求項１９に記載のフォワーダ。
  21. 前記コントローラに応答情報を返送するように構成される第１の返送モジュールであって、前記応答情報は、前記第１の制御シグナリングに対応する操作結果と、前記第１の命令インデックスとを搬送する、第１の返送モジュール、
    を更に備える、請求項１９に記載のフォワーダ。
  22. サービスデータフローの第２の制御イベントがトリガされたとき、前記第２の制御イベントに従って第２の命令インデックスを取得し、第２の制御シグナリングを用いて、前記第２の命令インデックスを前記コントローラに送信するように構成される第３の送信モジュールであって、前記第２の命令インデックスは、前記ＵＥに関連する前記インデックス情報のうち少なくとも１種類を含む、第３の送信モジュール、
    を更に備える、請求項１９に記載のフォワーダ。
  23. 前記フォワーダに記憶された各種インデックスのインデックス番号に従って、前記インデックス情報中の各インデックスにインデックス番号を割り当てるように構成される割当てモジュールと、
    前記コントローラに、前記フォワーダによって割り当てられた前記インデックス番号の前記インデックス情報を返送するように構成される第２の返送モジュールと、
    を更に備える、請求項１９に記載のフォワーダ。
  24. 前記インデックス情報は更に、５タプルデータフローテーブルインデックスを含む、
    請求項１９に記載のフォワーダ。
  25. プロセッサ、レシーバ及びトランスミッタを備えるコントローラであって、
    前記レシーバは、ユーザ装置（ＵＥ）によってレポートされ前記ＵＥに関連するインデックス情報を受信するように構成され、前記インデックス情報は少なくとも、前記ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、公衆データネットワーク（ＰＤＮ）接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含み、
    前記プロセッサは、前記レシーバによって受信された前記ＵＥに関連する前記インデックス情報に従って、エントリ通知メッセージを生成し、サービスデータフローの第１の制御イベントがトリガされたとき、前記第１の制御イベントに従って第１の命令インデックスを取得するように構成され、前記第１の命令インデックスは、前記ＵＥに関連する前記インデックス情報のうち少なくとも１種類を含み、
    前記トランスミッタは、前記エントリ通知メッセージをフォワーダに送信し、第１の制御シグナリングを用いて、前記第１の命令インデックスを前記フォワーダに送信するように構成される、
    コントローラ。
  26. プロセッサ及びレシーバを備えるフォワーダであって、
    前記レシーバは、ユーザ装置（ＵＥ）に関連するインデックス情報を搬送しコントローラによって送信されるエントリ通知メッセージを受信するように構成され、前記インデックス情報は少なくとも、前記ＵＥに関連するユーザ情報インデックス、公衆データネットワーク（ＰＤＮ）接続インデックス、ベアラインデックス及びサービスデータフローテーブルインデックスを含み、且つ、前記コントローラによって送信された第１の制御シグナリングを受信するように構成され、前記第１の制御シグナリングは第１の命令インデックスを搬送し、前記第１の命令インデックスは、前記ＵＥに関連する前記インデックス情報のうち少なくとも１種類を含み、
    前記プロセッサは、前記第１の命令インデックスに従って、サービスデータフローに対して制御操作を実行するように構成される、
    フォワーダ。
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