JP2017511056A - グループ−ソーシング型連絡先登録簿の管理システムおよび方法 - Google Patents

グループ−ソーシング型連絡先登録簿の管理システムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017511056A
JP2017511056A JP2016556758A JP2016556758A JP2017511056A JP 2017511056 A JP2017511056 A JP 2017511056A JP 2016556758 A JP2016556758 A JP 2016556758A JP 2016556758 A JP2016556758 A JP 2016556758A JP 2017511056 A JP2017511056 A JP 2017511056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
registry
list
shared
contacts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016556758A
Other languages
English (en)
Inventor
グプタ,ヴィシャル
Original Assignee
ディロ,インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ディロ,インコーポレーテッド filed Critical ディロ,インコーポレーテッド
Publication of JP2017511056A publication Critical patent/JP2017511056A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/10Network architectures or network communication protocols for network security for controlling access to devices or network resources
    • H04L63/102Entity profiles
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/10File systems; File servers
    • G06F16/13File access structures, e.g. distributed indices
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • G06Q10/107Computer-aided management of electronic mailing [e-mailing]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/01Social networking
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/10Network architectures or network communication protocols for network security for controlling access to devices or network resources
    • H04L63/108Network architectures or network communication protocols for network security for controlling access to devices or network resources when the policy decisions are valid for a limited amount of time

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Economics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

グループ・ソーシング型連絡先登録簿のためのシステムおよび方法を紹介する。共有連絡先登録簿の第1メンバーは、第2ユーザの連絡先情報を登録簿に追加することができる。第2ユーザの連絡先情報の追加時に、連絡先登録簿発見システムは、自動的に、通知を第2ユーザに送り、登録簿の連絡先情報に対する編集権を第2ユーザに与える。登録簿において行われる変更は、自動的に、登録簿のメンバーに関連するユーザ・デバイス全てにわたって同期される。【選択図】図1

Description

[0001] 本願は、2014年3月9日に出願された米国仮特許出願第61/650,163号、2014年5月18日に出願された米国仮特許出願第61/994,949号、および2014年11月16日に出願された米国仮特許出願第62/080,396号の優先権を主張する。これらの特許出願をここで引用したことにより、その内容全体が本願にも含まれるものとする。引用によって含まれることとした引例における用語の定義または使用が、本明細書において規定されるその用語の定義とは一致しない、または逆である場合、本明細書において規定されるその用語の定義が支配するものと見なす。
発明の分野
[0002] 本開示は、グループ−ソーシング型連絡先登録簿(group-sourced contacts directories)を管理する方法およびシステムに関する。
[0003] 以下の説明は、本発明を理解するのに役立つと考えられる情報を含む。これは、本明細書において提供される情報がいずれも先行技術であること、または本願において特許請求する発明に関連があることを認めるのではなく、更に具体的にまたは暗示的に引用された刊行物がいずれも先行技術であることを認めるのでもない。
[0004] スマート・フォンおよび種々のオンライン・ソーシャル・ネットワークの出現により、連絡先情報(contact information)が1つのボタンの1回のクリックで入手可能にすることが望ましくなった。多くの場合、人々は既知の連絡先の情報を彼らのスマート・フォンに、1つ以上の連絡先登録簿のような、編成されたフォーマットで格納する。しかしながら、人が連絡できることを望む全ての人々の連絡先情報を把握する(次いで格納する)ことは、その人にとって非常に難しい可能性がある。また、連絡先情報はときどき変化する(例えば、人々は彼らの電話番号または電子メール・アドレス等を変更する)。このように、連絡先登録簿の管理および更新は、厄介で時間がかかることもあり得る。
[0005] 共有連絡先リストを作ることによって、以上の問題を解決するための努力が向けられてきた。例えば、"Synchronizing Contacts"(連絡先の同期)と題するMandreの米国特許第7,743,024号(「Mandre」)は、通信ネットワークを通じてユーザのグループ間でこのユーザのグループの連絡先情報を同期させるピア・ツー・ピア方法を開示する。Mandreでは、ユーザのグループに属するユーザが、他のユーザの連絡先情報を選択し、互いに連絡先情報を同期させるように他のユーザを誘うことができる。
[0006] 同様に、"Crowd-sourced contact information and updating system using artificial intelligence"(人工知能を使用したクラウド・ソーシング型連絡先情報および更新システム)と題するRamnaniの米国特許出願第2014/0,066,044号(「Ramnani」)は、連絡先およびユーザの連絡先のプロファイル情報のクラウド・ソーシングおよび管理方法ならびにシステムを開示する。Ramnaniでは、グループにおける任意の個人が、彼または彼女の連絡先リストにおいて変更を行うことができる。個人の連絡先リストにおいて変更が行われると、クラウド・ソーシング型連絡先リストは、その個人によって投稿された情報に基づいて、自動的に更新され読み込まれる(populate)ことが可能である。また、Ramnaniは、クラウド・ソーシング型連絡先リストは、このクラウド・ソーシング型連絡先リストのユーザによって編集、追加、または更新ができることも開示する。更に、クラウド・ソーシング型連絡先リストにおいて行われた変更は、ユーザの個人識別情報(identity)に基づいて異なる重み付けを行うこともできる。しかしながら、MandreもRamnaniも、グループに属さない人またはエンティティの連絡先情報を追加することによって、共有連絡先リストを拡張するのではない。
[0007] 他の者も、共有グループの会員ではない人またはエンティティの連絡先情報を追加することによって、共有連絡先リストを拡張するための努力をしてきた。例えば、 "System and method for adding and associating users on contact address book" (連絡先住所録においてユーザを追加し関連付けるシステムおよび方法)と題するQuonの米国特許出願第2008/0,292,080号(「Quon」)は、連絡先電話番号に基づいて、サービス・ユーザが他のサービス・ユーザおよび非ユーザをサービス・ユーザの住所録に追加することを可能にするサービスを提供する。加えて、Quonは、ユーザ間で複数組の連絡先情報を比較することによって、ユーザの連絡先番号に基づいてサービス・ユーザを関連付ける方法も提供する。つまり、1人のユーザの1組の連絡先の一部が、他のユーザに関係する情報と一致したとき、これら2人のユーザは、互いの連絡先情報を彼らの連絡先リストに有するために、関連付けられる。しかしながら、Quonの関連付けシステムは、ユーザ間で連絡先情報を比較すること、および1人のユーザを他のユーザと関連付けることに限定される。
[0008] 本明細書における全ての刊行物は、あたかも個々の刊行物および特許出願の各々が具体的にそして個別に、引用によって本願に含まれることが示されたかのように、同程度まで引用によって本願に含まれるものとする。引用によって含まれることとした引例における用語の定義または使用が、本明細書において規定されるその用語の定義とは一致しない、または逆である場合、本明細書において規定されるその用語の定義が適用され、引例におけるその用語の定義は適用されないものとする。
[0009] したがって、連絡先情報を自動的に更新し維持することを可能にする連絡先リスト管理情報の改良が未だに求められている。
[0010] 本発明の主題は、連絡先の登録簿がグループ・ソーシングされ(group-sourced)、登録簿のメンバー間で共有され、更にメンバーのデバイス内に格納された連絡先を使用して自動的に更新される装置、システム、および方法を提供する。
[0011] 本発明の主題の一態様は、グループ・ソーシング型連絡先登録簿発見システムに関する。このようなグループ・ソーシング型連絡先登録簿発見システムでは、連絡先登録簿の連絡先情報が、グループ・ソーシングによって得られる。連絡先登録簿は、この登録簿の多数のメンバーの連絡先情報を含む。ある実施形態では、グループ・ソーシング型登録簿内の全てのメンバーが、この登録簿の連絡先情報にアクセスすることができる。具体的には、登録簿の各メンバーは新たな連絡先を登録簿に追加し(新たなメンバーを追加し)、登録簿から連絡先を削除し(メンバーを削除し)、登録簿内の任意の連絡先の連絡先情報を編集することができる。
[0012] 加えて、新たな連絡先が登録簿に追加されるとき、この新たな連絡先は自動的に登録簿のメンバーになる。新たなメンバーは登録簿への彼/彼女の加入が通知される。ある実施形態では、新たなメンバーが彼/彼女自身の連絡先情報、または登録簿内にある他のメンバーの連絡先情報を編集することができるように、新たなメンバーには、登録簿における他のメンバーの連絡先情報へのアクセスが与えられる。
[0013] ある実施形態では、本システムは、連絡先登録簿データベースおよび発見エンジンを含む。グループ・ソーシング型連絡先登録簿データベースは、第1の人に関連する第1連絡先を含む連絡先登録簿を格納する。発見エンジンは、プロセッサを含み、更にプログラム命令を格納するメモリも含む。プロセッサによって実行されると、命令は、プロセッサに、第1の人が第2の人に関連する第2連絡先を連絡先登録簿に追加することを可能にする第1インターフェースをステップと、連絡先登録簿への第2連絡先の追加に基づいて、(1)自動的に第2の人に関連する第2ユーザ・デバイスに通知を送信し、(2)第2の人に、連絡先登録簿に含まれる全ての連絡先に対する編集権を与えるステップであって、この通知が連絡先登録簿に関する情報を含む、ステップとを実行させる。連絡先リストは、第2連絡先が連絡先登録簿に追加される前は、第2の人によってアクセスできないのでもよい。
[0014] ある実施形態では、編集権が、新たな第3連絡先を連絡先登録簿に追加する権利を含む。ある実施形態では、編集権が、第1連絡先を連絡先登録簿から削除する権利を含む。ある実施形態では、編集権が、第1連絡先に関連する連絡先情報を編集する権利を含む。
[0015] 第2連絡先の追加は、第2連絡先に関する連絡先情報を追加することを含んでもよく、連絡先情報は電話番号を含む。ある実施形態では、連絡先はスマート・フォンまたはセル・フォンの連絡先であり、各々電話番号および電子メール・アドレスを含む。
[0016] 前述の命令は、更に、プロセッサに、第3の人に関連する第3連絡先を連絡先登録簿に追加する要求をうけるステップと、連絡先登録簿への第3連絡先の追加に基づいて、(1)自動的に(1)第3の人に関連するユーザ・デバイスに通知を送信し、(2)連絡先登録簿に含まれる全ての連絡先に対する編集権を第3ユーザに提供するステップであって、この通知が連絡先登録簿に関する情報を含む、ステップとを実行させるのでもよい。要求は、第1の人または第2の人のいずれから受けてもよい。
[0017] 前述の命令は、更に、プロセッサに、第1連絡先を連絡先登録簿から削除する要求を受けるステップと、連絡先登録簿からの第1連絡先の削除時に、第1の人から、連絡先リストに対する編集権を剥奪する(remove)ステップとを実行させるのでもよい。要求は、第2の人から受けてもよい。
[0018] 本開示の他の態様は、連絡先登録簿を管理するコンピュータ実装方法に関する。この方法は、グループ・ソーシング型連絡先登録簿エコシステムにおける発見エンジンの新たなユーザに関する連絡先情報を受信し、連絡先情報から一意の識別子を選択し、
連絡先登録簿データベースを検索して、連絡先登録簿を識別するための一意の識別子を求めることを含み、連絡先登録簿における連絡先についての連絡先情報が一意の識別子を含む。識別された連絡先登録簿に対して、この方法は、識別された連絡先登録簿に関する情報を、新たなユーザに関連するユーザ・デバイスに提供し、新たなユーザに編集権を付与することによって、新たなユーザが、識別された連絡先登録簿において情報を編集することを可能にすることを含む。
[0019] 識別された連絡先登録簿は、共有連絡先登録簿であってもよく、共有連絡先登録簿における連絡先によって表される多数の人が、連絡先登録簿のメンバーであり、各メンバーが、共有連絡先登録簿における連絡先情報を編集する権利を有する。ある実施形態では、編集権が、共有連絡先登録簿に連絡先を追加する権利を含む。ある実施形態では、編集権が、共有連絡先登録簿から連絡先を削除する権利を含む。ある実施形態では、この方法は、2人以上のメンバーによる矛盾する編集から生ずる対立を調停することを含む。
[0020] ある実施形態では、識別された連絡先登録簿が、背後関係判定基準と関連付けられる。このような実施形態では、この方法は、新たなユーザから秘密連絡先登録簿を受け取り、秘密連絡先登録簿における少なくとも1つの連絡先が少なくとも1つの属性と関連付けられ、秘密連絡先登録簿における連絡先の少なくとも1つの属性を背後関係判定基準と比較することによって、秘密連絡先登録簿において、背後関係判定基準を満たす連絡先の部分集合を識別し、連絡先の部分集合を共有連絡先登録簿に追加することによって、自動的に共有連絡先登録簿を更新し、共有連絡先登録簿を、共有連絡先登録簿のコピーと自動的に同期させることを含む。連絡先の部分集合は、追加されたメンバーに関連する追加された連絡先を含んでもよい。この場合、この方法は、更に、共有連絡先登録簿を編集する権利を、追加されたメンバーに提供することを含む。ある実施形態では、連絡先の部分集合が共有連絡先登録簿に追加される前では、共有連絡先登録簿が、追加されたメンバーにはアクセスできなくてもよい。
[0021] ある実施形態では、第1メンバーの連絡先情報が、第1メンバーの位置を判定するために使用される。ある実施形態では、第1メンバーの位置が、第1メンバーの現地時間を判定するために使用される。
[0022] 本開示の他の態様は、発見エンジンであり、プロセッサ読み取り可能命令を含むメモリと、この命令を読み取り、この命令を実行するように構成されたプロセッサとを含む。前述の命令は、実行されると、プロセッサに、共有連絡先登録簿の第1メンバーから、共有連絡先登録簿における第1連絡先に関する第1連絡先情報更新を受信させ、共有連絡先登録簿の第2メンバーから、共有連絡先登録簿における第1連絡先に関する第2連絡先情報更新を受信させ、第1連絡先情報更新が、第2連絡先情報更新と対立することを確認させ、保留更新として保持するために、第1連絡先情報更新および第2連絡先情報更新から1つを選択させる。前述の命令は、更に、プロセッサに、共有連絡先登録簿を保留更新によって編集させ、共有連絡先登録簿を保留更新と共に、共有連絡先登録簿の新バージョンとして格納させ、共有連絡先登録簿のコピーを新バージョンと同期させる。
[0023] ある実施形態では、前述の命令が、更に、プロセッサに、第1タイム・スタンプを第1連絡先情報更新と関連付けさせ、第2タイム・スタンプを第2連絡先情報更新と関連付けさせ、第1タイム・スタンプおよび第2タイム・スタンプを比較させ、比較に基づいて、保持するために更新を選択させる。
[0024] ある実施形態では、保留更新が第1連絡先情報更新であり、前述の命令は、プロセッサに、第1連絡先情報更新を受信した後、共有連絡先登録簿を第1連絡先情報更新によって編集することによって第1更新バージョンを作成させ、共有連絡先登録簿のコピーを同期させ、第2連絡先情報更新を受信した後、共有連絡先登録簿を第2連絡先情報更新によって編集することによって、第2更新バージョンを作成させ、更に共有連絡先登録簿のコピーを同期させ、第1連絡先情報更新を保留更新として選択した後、第1更新バージョンに戻すことによって、共有連絡先登録簿を保留更新によって編集させる。
[0025] ある実施形態では、前述の命令は、更に、プロセッサに、第2連絡先情報更新からのキーワードを、禁止キーワード・リストに追加させる。
[0026] 本発明の主題の他の態様では、メンバーのデバイス上に格納された既存の連絡先情報に基づいて、連絡先登録簿を自動的に更新するシステムおよび方法を開示する。ある実施形態では、各連絡先登録簿は、連絡先情報と、どの連絡先またはどのメンバーがその登録簿に属するか定める背後関係判定基準とを含む。これらの実施形態の内あるものでは、あるメンバーが連絡先登録簿の一部であるとき、このメンバーに関連するデバイス上で実行される連絡先登録簿管理エンジンが、このデバイスに格納された既存の連絡先を分析し、登録簿の背後関係判定基準を既存の連絡先に関連する属性と比較することによって、既存の連絡先の内この登録簿に属するものを判定し、背後関係判定基準を満たす属性を有する既存の連絡先によって、登録簿を更新するようにプログラミングされる。
[0027] ある実施形態では、本発明の主題は、計算デバイス上に格納された連絡先登録簿を管理する方法を含む。開示する方法は、連絡先の登録簿を入手するステップを含む。この登録簿は、登録簿のメンバーの連絡先情報を含む。更に、この登録簿は、どの連絡先またはどのメンバーがこの登録簿に属すべきかを定める背後関係判定基準も含む。
[0028] 更に、この方法は、登録簿のメンバーに関連するデバイスから秘密連絡先リストを引き出すステップも含む。ある実施形態では、この連絡先リストからの各連絡先が少なくとも1つの属性と関連付けられる。一旦秘密連絡先リストが引き出されたなら、この方法は、このリストにおける各連絡先の少なくとも1つの属性を背後関係判定基準と比較し、連絡先の中から背後関係判定基準を満たす部分集合を識別することによって継続する。
[0029] ある実施形態では、登録簿は、この登録簿のメンバー間で共有され、同期される。これらの実施形態では、この方法は、以上で説明した同じプロセスを使用して、登録簿の各メンバーに関連するデバイスにおいて既存の連絡先を分析し、それに応じてこれらのデバイス上で登録簿を更新する。次いで、この方法は、各デバイスから引き出された新たな連絡先が登録簿の全てのローカル・コピーに追加されるように、各デバイス上にある登録簿のローカル・コピーを同期させる。
[0030] 本発明の主題の種々の目的、特徴、態様、および利点は、以下の好ましい実施形態の詳細な説明に加えて、添付図面から一層明白になるであろう。図面において、同様の番号は同様の構成要素を表す。
図1は、連絡先登録簿発見エコシステムを示す。 図2は、人々が異なる登録簿に異なる連絡先情報を使用することを可能にする実施形態を示す。 図3は、連絡先登録簿クライアントのユーザ・インターフェース例を示す。 図4は、連絡先登録簿クライアントの他のユーザ・インターフェース例を示す。
[0035] 以下の論述全体を通じて、サーバ、サービス、インターフェース、エンジン、モジュール、クライアント、ピア、ポータル、プラットフォーム、または計算デバイスによって形成される他のシステムに関して多数回の参照を行う。尚、このような用語の使用は、コンピュータ読み取り可能有形、非一時的媒体(例えば、ハード・ドライブ、ソリッド・ステート・ドライブ、RAM、フラッシュ、ROM等)上に格納されたソフトウェア命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサ(例えば、ASIC、FPGA、DSP、x86、ARM、ColdFire、GPU、マルチコア・プロセッサ等)を有する1つ以上の計算デバイスを表すと見なされることは認められてしかるべきである。例えば、サーバは、記載する役割、責務、または機能を遂行するように、ウェブ・サーバ、データベース・サーバ、または他のタイプのコンピュータ・サーバとして動作する1つ以上のコンピュータを含むことができる。更に認められるべきは、開示するコンピュータ・ベースのアルゴリズム、プロセス、方法、またはその他のタイプの命令セットは、プロセッサに開示されるステップを実行させる命令を格納する非一時的、有形コンピュータ読み取り可能媒体を含むコンピュータ・プログラム製品として具体化できるということである。種々のサーバ、システム、データベース、またはインターフェースは、標準化されたプロトコルまたはアルゴリズムを使用して、恐らくはHTTP、HTTPS、AES、公開−秘密鍵交換、ウェーブ・サービスAPI、既知の金融取引プロトコル、または他の電子情報交換方法に基づいて、データを交換することができる。データ交換は、パケット交換ネットワーク、回線交換ネットワーク、インターネット、LAN、WAN、VPN、または他のタイプのネットワークを通じて行うことができる。
[0036] プロセッサの文脈における「構成される「(configured to)」および「プログラミングされる」(programmed to)という用語は、1つの機能または1組の機能を実行するために1組のソフトウェア命令によってプログラミングされることを指す。
[0037] 尚、開示する連絡先登録簿発見システムは、多数の有利な技術的効果を提供することが認められるはずである。例えば、ある実施形態の連絡先登録簿発見システムは、人々が共有登録簿における連絡先および連絡先情報を更新および編集することを整然と可能にすることによって、最新の連絡先情報を得ることを可能にする。
[0038] 以下の論述では、多くの実施形態例を提示する。各実施形態はコンポーネントの1つの組み合わせを表すが、本開示は開示されるコンポーネントの組み合わせも想定する。つまり、例えば、1つの実施形態がコンポーネントA、B、およびCを含み、第2実施形態がコンポーネントBおよびDを含むとき、A、B、C、またはDの他の残りの組み合わせも、明示的に開示されなくても、本開示に含まれるものとする。
[0039] 本明細書において使用する場合、そして文脈が別の意味を規定するのでないならば、「結合される」(coupled to)という用語は、直接結合(互いに結合された2つのエレメントが互いに接触する)、および間接結合(少なくとも1つの追加のエレメントが2つのエレメント間に位置する)の双方を含むことを意図している。したがって、「に結合される」および「と結合される」は、同じ意味で使用されるものとする。
[0040] ある実施形態では、量を表現する数値パラメータが使用される。このような数値パラメータは正確でないかもしれず、代わりに、場合によっては「約」(about)という用語によって修飾されていると解釈すべきことは、理解されよう。したがって、ある実施形態では、数値パラメータは、特定の実施形態によって得ようとした所望のプロパティに応じて変動する可能性がある近似値である。
[0041] 本明細書の説明および以下に続く特許請求の範囲において使用される場合、「a」、「an」、および「the」の意味は、文脈が明らかに別のことを規定するのでないならば、複数の引用も含むものとする。また、以下の説明において使用される場合、「内」(in)の意味は、文脈が明らかに別のことを規定するのではないならば、「内」および「上」(on)を含むものとする。
[0042] 文脈が別の意味を規定するのでないならば、本明細書において明記される範囲は、その終点を含むと解釈され、開放端範囲(open-ended range)は商業上実用的な値のみを含むように解釈されてしかるべきである。本明細書における値の範囲の詳述(recitation)は、その範囲に該当する別個の各値を個別に指す短縮方法として役割を果たすことを単に意図するに過ぎない。本明細書において別段示されないならば、ある範囲内にある個々の値は各々、それが本明細書において個々に詳述されたかのように、明細書に含まれるものとする。同様に、全ての値のリストは、文脈が別の意味を示すのでないならば、中間値を含むと見なされてしかるべきである。
[0043] 本明細書において説明する方法は、本明細書において別段指示されなければ、または文脈が明らかに矛盾していなければ、任意の適した順序で実行することができる。本明細書においてある種の実施形態に関して与えられる任意のおよび全ての例、または例示の文言(例えば、「のような」(such as))の使用は、説明される概念を一層明確に示すことを意図するに過ぎず、開示の範囲に限定を課するのではない。本明細書における文言は、特許請求されていない必須構成要素(essential component)を全て示すと解釈してはならない。
[0044] 本明細書において開示される発明の主題の代替エレメントまたは実施形態の分類(grouping)は、限定と解釈してはならない。各グループ・メンバーは、個々に、あるいはそのグループの他のメンバーまたは本明細書において見られる他のエレメントとの任意の組み合わせで、引用され特許請求されることが可能である。グループの1つ以上のメンバーは、便宜上および/または特許性の理由により、グループに含めること、またはグループから削除することができる。いずれかのこのような包含または削除が行われるときは、本明細書は、変更された通りのグループを含むと見なされ、つまり添付した特許請求の範囲において使用される全てのマルクーシュ群の記載要件が満たされる。
[0045] 本開示は、計算システムまたはデバイスの構造(construction)または構成(configuration)が膨大な量のディジタル・データを、人の能力を超えて、処理することを可能にする。計算システムまたはデバイスは、その計算システムまたはデバイスのユーザに、このようなツールがないとこのユーザに欠けてしまう利便性(utility)を提供することができる方法で、ディジタル・データを管理することができる。
[0046] 本発明の主題は、連絡先の登録簿がグループ・ソーシングによって得られ、登録簿のメンバー間で共有され、自動的に更新される装置、システム、および方法を提供する。本開示における連絡先登録簿とは、1つ以上の連絡先のリストを指し、各連絡先は人を表す(ここで、「人」とは特定の人間、企業、または他のエンティティを指す)。各連絡先には、例えば、電話番号、電子メール・アドレス、住所(physical address)、ソーシャル・ネットワーク名称(例えば、ツイッタ上で使用される名称)、ドメイン名、またはURLのような連絡先情報の1つ以上のエントリと関連付けることができる。また、各連絡先は、例えば、場所、学校、従業員、地位(position)、または関係のような、1つ以上の属性と関連付けることもできる。登録簿において連絡先によって表される人々を、その登録簿のメンバーと呼ぶ。
[0047] 本開示におけるグループ・ソーシングとは、多数の人々がコンテンツに投稿できることを指す。本開示によって記載される連絡先登録簿のコンテンツに関しては、登録簿のコンテンツに投稿することを許される人々の人数が限られている場合もある。例えば、登録簿のコンテンツに投稿することが許される人々は、登録簿の全てのメンバー、または登録簿の一定のメンバーに限られる場合もあり得る。
[0048] 1人の人が1つよりも多い連絡先登録簿を有することもあり、1つの連絡先が1つよりも多い登録簿に列挙されていることもある。更に、1つの連絡先が1つよりも多い登録簿に列挙されている場合、連絡先情報および連絡先の属性が、異なる登録簿では異なることもある。
[0049] ある実施形態では、グループ・ソーシング型連絡先登録簿の全てのメンバーが、登録簿における連絡先情報にアクセスすることができる。具体的には、連絡先登録簿の各メンバーは、新たな連絡先を連絡先登録簿に追加すること(これによって、登録簿のメンバー数が増える)、連絡先を連絡先登録簿から削除する(これによって、登録簿のメンバー数が減る)、そして登録簿内にある任意の連絡先の連絡先情報を編集することができる。
[0050] 加えて、新たな連絡先が連絡先登録簿に追加されるとき、この新たな連絡先によって表される人は自動的に登録簿の新たなメンバーになる。新たなメンバーは、登録簿における加入が通知される。ある実施形態では、新たなメンバーが彼/彼女/それ自体の連絡先情報だけでなく、登録簿内にある他のメンバーの連絡先情報も編集できるように、新たなメンバーには登録簿内にある他のメンバーの連絡先情報へのアクセスが与えられる。
[0051] 本発明の主題の一態様は、グループ・ソーシング型連絡先登録簿の発見システムを含む。このシステムは、多数の連絡先登録簿を格納する連絡先登録簿データベースを含む。各連絡先登録簿は、1人以上の人(メンバー)に関連する連絡先情報を含む。本システムは、更に、発見エンジンも含む。発見エンジンは、プロセッサと、プログラム命令を格納するメモリとを含み、プログラム命令がプロセッサによって実行されると、グループ・ソーシング型連絡先登録簿の発見システムの実施形態をプロセッサに実現させる。ある実施形態では、発見エンジンは、登録簿のメンバーに関連するデバイス(例えば、スマート・フォン)上にインターフェースを設けるようにプログラミングされ、このインターフェースは、メンバーが新たな連絡先を登録簿に追加すること、および/または連絡先についての連絡先情報(例えば、電話番号、電子メール・アドレス、ソーシャル・ネットワーク識別子(ID)等)を追加することまたは編集することを可能にする。新たな連絡先が登録簿に追加されるとき、この新たに追加される連絡先によって表される人は、新たな連絡先の加入の結果、登録簿の新たなメンバーになる。この新たなメンバーの追加時に、発見エンジンは自動的に新たなメンバーに関連するデバイスに通知を送信するようにプログラミングされている。ある実施形態では、この通知は、新たなメンバーが登録簿に追加されつつあることを示すテキストまたは音声メッセージを含む。ある実施形態では、このような通知は、更に、登録簿についての情報(例えば、登録簿の名称、登録簿の属性等)を提供することもできる。
[0052] 加えて、発見エンジンは、新たなメンバーに登録簿編集権を提供するようにプログラミングされている。ある実施形態では、編集権は、登録簿の他のメンバーの一部または全部の編集権と同一であり、編集権は、新たな連絡先を登録簿に追加する権利、登録簿から連絡先を削除する権利、および登録簿における連絡先情報を編集する権利を含む。
[0053] 図1は、本発明の主題によるグループ・ソーシング型連絡先登録簿エコシステム100のある実施形態の図である。エコシステム100は、人々101〜105にそれぞれ関連する多数のユーザ・デバイス106〜110を含む。ユーザ・デバイス106〜110は、連絡先情報を格納するために人々101〜105が使用する携帯用デバイスである。
[0054] また、エコシステム100は発見エンジン130も含み、発見エンジン130はデバイス・インターフェース120を介してユーザ・デバイス106〜110と結合されている。ある実施形態では、発見エンジン130は、1つ以上の計算デバイス上に実装される。計算デバイスは、プログラミング命令を格納するメモリを有し、1つ以上の計算デバイスのプロセッサ(1つまたは複数)によってプログラミング命令が実行されると、プロセッサ(1つまたは複数)にシステム100の機能を実行させる。図示のように、デバイス・インターフェース120に加えて、発見エンジン130は、マネージャ・モジュール133、同期モジュール131、通知モジュール132、およびデータベース・インターフェース140も含む。
[0055] 更に、エコシステム100は、発見エンジン130のデータベース・インターフェース140を介して発見エンジン130と結合されているグループ・ソーシング型連絡先登録簿・データベース150も含む。尚、種々の図示したコンポーネントの役割または責務は、1つ以上の好適に構成された計算デバイスにわたって装備するまたは分散することができることは認められてしかるべきである。例えば、ユーザ・デバイス106〜110の内任意の1つが、デバイス・インターフェース120、発見エンジン130、データベース・インターフェース140、およびグループ・ソーシング型連絡先登録簿データベース150を含むことができる。また、ユーザ・デバイス106〜110のいずれも、1つ以上のアプリケーション(例えば、モバイル・アプリケーション等)を含むことができ、これらのアプリケーションがネットワーク(例えば、インターネット、セルラ・ネットワーク、WAN、VPN、LAN、パーソナル・エリア・ネットワーク、Wi−FiDirect、DLNA(登録商標)、ピア・ツー・ピア、アドホック、メッシュ等)を通じてデバイス・インターフェース120と結合するようにユーザ・デバイスを構成することも考えられる。更に、発見エンジン130およびグループ・ソーシング型連絡先登録簿データベース150が少なくとも2つの別個であるが通信可能に結合された計算デバイスに配置されることも考えられる。
[0056] 連絡先登録簿データベース150は、以下で更に説明するように、異なる連絡先登録簿およびこれらの関連情報を格納する。グループ・ソーシング型連絡先登録簿データベース150は、ある実施形態では、発見エンジン130内に実装することができ、一方他の実施形態では、ネットワーク(例えば、インターネット、ローカル・エリア・ネットワーク、ワイド・エリア・ネットワーク等)を通じて発見エンジン130と通信可能に結合することができる。ある実施形態では、各ユーザ・デバイス(106〜110)は、発見システム100の1つ以上の機能(feature)を実行し、デバイス・インターフェース120を介して発見エンジン130と通信するようにプログラミングされた発見クライアント(161〜165)も含む。
[0057] ユーザ・デバイス106〜110は、スマート・フォンとして例示されているが、ユーザ・デバイスは、更に一般的に、例えば、連絡先およびプログラミング命令を格納するためのメモリと、プログラミング命令を実行するための少なくとも1つのプロセッサとを有する、セル・フォン、タブレット、ディジタル・オーガナイザ(digital organizer)、ゲーム・コンソール、コンピュータ、ディジタル・カメラ、アプライアンス、キオスク、汎地球測位システム(GPS)デバイス、または生物計量デバイスのような、他のタイプのディジタル・デバイスであってもよい。更に、ユーザ・デバイス106〜110は、デバイス106〜110の位置を検出するために使用することができる1つ以上のセンサ(例えば、WiFi信号強度計、GPSセンサ、加速度計等)も含むことができる。
[0058] ある実施形態では、ユーザ・デバイス(例えば、ユーザ・デバイス106〜110)が一意の識別子によって一意に識別できるように、ユーザ・デバイスはユーザの一意の識別子(例えば、電話番号、電子メール・アドレス、ソーシャル・ネットワークID等)と関連付けられる。ある実施形態では、ユーザ・デバイスに関連付けられる一意の識別子が人の連絡先情報の一部となる。例えば、図1に示すように、ユーザ・デバイス106は人101(アラン)に属する電話番号と関連付けられ、ユーザ・デバイス107は人102(ベス)に属する電話番号と関連付けられ、ユーザ・デバイス108は人103(チャック)に属する電話番号と関連付けられ、ユーザ・デバイス109は、人104(ドラ)に属する電話番号と関連付けられ、ユーザ・デバイス110は人105(ザック)に属する電話番号と関連付けられる。図1の例ではユーザ・デバイス106〜110の各々は異なる電話番号および異なる人と関連付けられるが、1つのユーザ・デバイスが多数の電話番号および/または多数の人と関連付けられることも可能であり、あるいは1人の人が多数のユーザ・デバイスと関連付けられることも可能であることも考えられる。ある実施形態では、ユーザ・デバイスを人と関連付けるために使用される連絡先情報は、任意のタイプの通信媒体の連絡先識別子(例えば、電話番号、電子メール・アドレス、ソーシャル・メディア・ハンドラ、ソーシャル・ネットワークID、URL等)とすることができる。
[0059] 共通の慣例として、人(例えば、人101〜105)は、この人に関連付けられたデバイスの永続メモリまたは着脱可能なメモリ(例えば、ハード・ドライブ、フラッシュ・メモリ等)に連絡先についての連絡先情報(例えば、家族、友人、同量、販売業者、仲間等を表す)を格納する。他の実施形態では、人の連絡先は、ネットワークを通じてアクセス可能なオンライン・ストレージ空間(例えば、Google Cloud(商標)、iCloud(商標)、Box(商標)等)に格納することもできる。また、ユーザ・デバイス(例えば、ユーザ・デバイス106〜110)は、人がメモリから連絡先を引き出しこの連絡先を編集する(例えば、新たな連絡先を追加する、連絡先を削除する、連絡先情報を編集する等)ためにインターフェースも設ける。
[0060] 一例として、図1に示すように、ユーザ・デバイス109は、チャック、エリー、およびフランクと呼ばれる連絡先を格納し、ユーザ・デバイス110は、ジェイコブ、モリー、およびナンシーと呼ばれる連絡先を格納する。
[0061] 従来の連絡先編成システムでは、連絡先情報は通常平面的な編成構造の下に格納される(即ち、全ての連絡先情報が同じレベルで格納される)。平面的な編成構造は、連絡先間に有意な関係を作れない(provide)と考えられる。このため、ある実施形態では、各ユーザ・デバイスの発見クライアントは、ユーザ・デバイスに対応する人が連絡先を編成するために1つ以上の連絡先登録簿を作成および管理することを可能にするユーザ・インターフェースを設けるようにプログラミングされる。連絡先登録簿とは、メタデータを含み、連絡先のグループの連絡先情報をカプセル化するデータ構造である。例えば、図1に示すように、ユーザ・デバイス106は、アラン、ベス、およびチャックと呼ばれる連絡先を格納し、連絡先アラン、ベス、およびチャックを、グループXと呼ばれる連絡先登録簿に纏める(group)。連絡先登録簿のメタデータは、対応する連絡先登録簿(例えば、2001年のUCLA卒業、スミスの家族、Acme社等)内における連絡先を特徴付ける、対応する連絡先登録簿の背後関係判定基準(context criteria)を含むことができる。例えば、「EZダンシング・クラブ」と呼ばれる連絡先登録簿は、EZダンシング・クラブ連絡先登録簿内にある全ての連絡先がEZダンシング・クラブのメンバーであることを示す、「EZダンシング・クラブ・メンバー」という背後関係判定基準を有することができる。
[0062] 連絡先登録簿は、ユーザ・デバイス間で共有することができる。個々のユーザ・デバイス(例えば、ユーザ・デバイス106、107、108)内にある共有連絡先登録簿は、互いに同期が取られる。同期は、例えば、周期的に、または要求されたときに、またはオフライン・デバイスがオンラインになったときに行うことができる。共有連絡先登録簿を新たに作り(establish)グループ・ソーシングする例では、図1を参照すると、アランが、2015年にアーバインのカリフォルニア大学を卒業した人々を表す連絡先を格納するために、「グループX」と呼ばれる連絡先登録簿を作成し、「2015のUCIクラス」という背後関係判定基準をこの連絡先登録簿に追加する。図示のように、アランは、既存の連絡先を「グループX」連絡先登録簿に追加することによって、または新たな連絡先を作成しこれらの連絡先をこの連絡先登録簿にコピーすることによって、または「グループX」連絡先登録簿内に新たな連絡先を作成することによってのいずれかにより、彼自身、ベス、およびチャックについての連絡先をこの連絡先登録簿に追加した。連絡先および連絡先情報は、発見クライアント161(例えば、ユーザ・デバイス106の発見クライアント161)のユーザ・インターフェースを介して入力することができる。
[0063] ある実施形態では、発見クライアント(例えば、発見クライアント161)は、人(例えば、人101)に連絡先登録簿を秘密または共有に指定させることができる。連絡先登録簿が「秘密」に指定された場合、この登録簿内に格納されている情報は、連絡先の名前および連絡先情報を含んで、ユーザ・デバイス106を介した人101によるアクセスに限定される。一方、連絡先登録簿が「共有」に指定された場合、連絡先登録簿は共有され、この登録簿の全てのメンバーによってアクセス可能になる。
[0064] このように、アランが「グループX」連絡先登録簿を「共有」に指定すると、発見クライアント161は、「グループX」連絡先登録簿に関連するデータ(例えば、登録簿名称、登録簿背後関係判定基準、連絡先の名前、連絡先情報、連絡先属性等)を、デバイス・インターフェース120を介して発見エンジン130に送るようにプログラミングされている。発見エンジン130が新たな連絡先登録簿をユーザ・デバイスから受信すると、マネージャ・モジュール133は、最初に、連絡先登録簿データベース150に同じ名称の連絡先登録簿が存在するか否か判定し、存在しない場合、この新たな連絡先登録簿に関連するデータを連絡先登録簿データベース150にデータベース・インターフェース140を介して格納するようにプログラミングされている。加えて、マネージャ・モジュール133は、通知モジュール132を使用して、新たに作成された連絡先登録簿の他のメンバーに通知を送信するようにもプログラミングされている。この例では、「グループX」連絡先登録簿は、連絡先アラン、ベス、およびチャックを含むので、「グループX」連絡先登録簿に関連するデータがユーザ・デバイス106(即ち、メンバーであるアランに関連するユーザ・デバイス)から発見エンジン130によって受信されると、通知モジュール132は、「グループX」連絡先登録簿における連絡先ベスおよびチャックに関連する連絡先情報に基づいて、ユーザ・デバイス107および108の発見クライアント162および163にそれぞれ通知を送るようにプログラミングされている。ある実施形態では、この通知は、「共有」連絡先登録簿へのメンバーの追加を通知するメッセージを含み、更にこの通知は連絡先登録簿についての情報(例えば、登録簿名称、背後関係判定基準、他の連絡先の名前等)を提供することもできる。
[0065] また、ある実施形態では、発見クライアント162および163は、「グループX」連絡先登録簿を発見エンジン130からダウンロードし、「グループX」連絡先登録簿を、それぞれ、ユーザ・デバイス107および108の永続的なローカル・メモリ(例えば、ローカル・ハード・ドライブ)に格納し、連絡先によって表されるメンバー(例えば、ベスおよびチャック)がそれぞれ彼らのユーザ・デバイス107および108を介して、登録簿にアクセスし続けることができるようにもプログラミングされている。
[0066] 一旦連絡先登録簿が「共有」になったなら、この連絡先登録簿のコンテンツはグループ・ソーシングされる。先の「グループX」の例では、「グループX」連絡先登録簿はアラン、ベス、およびチャックを含むので、発見システム100は「グループX」連絡先登録簿のメンバーの全て、即ち、連絡先アラン、ベス、およびチャックによって表される人々が、「グループX」連絡先登録簿のコンテンツに投稿することを可能にする。このために、ある実施形態の発見エンジン130は、発見クライアント161、162、および163に、「グループX」連絡先登録簿に関係する情報を追加、削除、およびそれ以外では編集するために、連絡先アラン、ベス、およびチャックによって表されるメンバーにアクセスを与えるように命令する。発見エンジン130は、連絡先アラン、ベス、またはチャックによって表されるメンバーに、新たな連絡先を「グループX」連絡先登録簿に追加させ、「グループX」連絡先登録簿から連絡先を削除させ、更に「グループX」連絡先登録簿内にある任意の連絡先情報を編集させるようにプログラミングされている。このように、「グループX」連絡先登録簿の作成者であるアランは、2015年にUCIを卒業した各人についての連絡先情報を知る必要がない。何故なら、彼は、「グループX」連絡先登録簿を更新および維持することを、ベス、チャック、および「グループX」連絡先登録簿に追加されるあらゆる今後の新たなメンバーに頼ることができるからである。
[0067] 例えば、チャックが、他の人、ドラ、も2015年のUCI卒業生であることを知った場合、チャックは、発見クライアント163によって提供されるユーザ・インターフェースを使用して、連絡先ドラおよびドラについての連絡先情報を「グループX」連絡先登録簿に追加することができる。一旦発見クライアント163がチャックに関連するユーザ・デバイスから新たな連絡先を受信したなら、発見クライアント163は、新たな連絡先ドラに関連するデータ(例えば、「グループX」連絡先登録簿の名称、連絡先の表示(ドラ)、連絡先ドラの連絡先情報等)を発見エンジン130に、デバイス・インターフェース120を介して、送信するようにプログラミングされている。
[0068] 新たな連絡先ドラに関連するデータを受信した後、マネージャ・モジュール133は、この新たな連絡先ドラおよび関連する連絡先情報を「グループX」連絡先登録簿に追加することによって、連絡先登録簿データベース150に格納されている「グループX」連絡先登録簿を更新するようにプログラミングされている。同期モジュール131は、「グループX」連絡先登録簿のメンバーに関連するユーザ・デバイス106、107、108、および109にわたって「グループX」連絡先登録簿を同期させるようにプログラミングされている。ある実施形態では、同期モジュール131は、デルタ(即ち、登録簿に対して最後に行われた変更)だけをユーザ・デバイス106、107、108、および109に送るようにプログラミングされ、一方他の実施形態では、同期モジュール131は、「グループX」連絡先登録簿の最も更新されたバージョンの完全なデータをデバイスに送るようにプログラミングされている。発見クライアント161、162、163、および164が同期データを同期モジュール131から受信すると、発見クライアント161、162、163、および164は「グループX」連絡先登録簿のローカル・コピーを更新するようにプログラミングされている。尚、ある実施形態によれば、「グループX」連絡先登録簿のメンバーだけが「グループX」連絡先登録簿にアクセスすることができ(例えば、「グループX」連絡先登録簿の情報を見るおよび編集するため)、「グループX」連絡先登録簿のメンバーに関連しないユーザ・デバイス(例えば、人105(ザック)のユーザ・デバイス110)は、ザックも「グループX」連絡先登録簿にメンバーの1人によって追加されなければ、「グループX」連絡先登録簿にアクセスすることはできない。
[0069] 尚、通知は、発見クライアントがユーザ・デバイス上にインストールされた後でなければこのユーザ・デバイスに到達できず、ある実施形態では、ユーザ・デバイスに関連する人が発見クライアントを介してサービスに「サインアップ」した後でないと、通知はユーザ・デバイスに到達できないことが考えられる。つまり、ある実施形態では、発見クライアントが最初にユーザ・デバイスにインストールされたときに、発見クライアントはこのデバイスに関連する人の連絡先識別情報(例えば、電話番号、電子メール・アドレス等)と共に、信号を発見エンジン130に送るようにプログラミングされている。次いで、発見エンジン130は、その人が既にメンバーとして(例えば、他のメンバーによって)追加された連絡先登録簿に関する情報を引き出し、そしてクライアントが新たな人にユーザ・インターフェースを介して通知できるように、これらの連絡先登録簿に関する情報(例えば、登録簿の名称、背後関係判定基準、連絡先、連絡先情報等)を発見クライアントに送るために、連絡先登録簿データベース150に問い合わせるようにプログラミングされている。ある実施形態では、連絡先登録簿に関する情報は、予め指定されたアクセス権に基づいて、発見クライアントに送られる。
[0070] ある実施形態では、通知モジュール132が、通知の目標である人が、この人に関連するユーザ・デバイス上に発見クライアントをインストールしていないと判定したとき、通知モジュール132は、連絡先ディレクト・データベース150における連絡先登録簿からのこの人の連絡先情報を使用することによって、この人に発見クライアントをインストールするように誘うために、招待を送る(例えば、SMS、電子メール、ソーシャル・メディア等によって)ようにプログラミングされている。連絡先登録簿データベース150へのアクセスが付与される前にサインアップが要求される実施形態では、招待は、更に、人に発見コミュニティに加入するように誘うこともできる。招待を受けた人は、任意の時点において、後に発見クライアントをインストールしサインアップして、この人がリストに載っている連絡先登録簿を、発見エンジン130を使用して、この人に発見させることができる。
[0071] 登録簿における多数のメンバーがその登録簿の情報を更新/編集するためにアクセスできるとき、様々な問題(例えば、対立、アクセス権等)が起こり得ることが予想できる。ある実施形態の発見エンジン130は、これらの問題に取り組むために以下の機能(feature)を含む。ある実施形態では、発見エンジン130は、多数の人による矛盾する編集によって生ずる対立(conflict)を、タイム・スタンプのようなデータを使用することによって(例えば、最後の同期の時点に基づいて、デバイスの現地時間に基づいて等)調停するようにプログラミングされている。対立は、連絡先登録簿の以前のバージョンまで巻き戻すことによって、調停することができる。例えば、共有連絡先登録簿の第1メンバーが、第1時点において、共有連絡先登録簿におけるある連絡先に関する情報に対して更新を行ったが、この第1時点ではオンラインでない場合、共有連絡先登録簿はその時点では更新されない。この例におけるその後の第2時点において、第2メンバーが、オンライン中に、共有連絡先登録簿における同じ連絡先に関する情報に対して対立する更新を行って、この対立する更新が、第2時点頃において、オンラインになっているメンバーのユーザ・デバイスに同期されることになる。この例では、第1メンバーが第3時点においてオンラインになると、第1時点においておこなわれた古い方の更新が、共有連絡先登録簿を更新するために使用され、第3時点頃に、オンラインになっているメンバーのユーザ・デバイスに同期されることになる。発見エンジン130は、この対立を検出し、第2時点から共有連絡先登録簿の前のバージョン(earlier version)に逆戻りすることができる(第1時点からの更新が組み込まれる前)。
[0072] ある実施形態の発見エンジン130は、メンバー間に階層を形成するようにプログラミングされ、あるメンバーは他のメンバーよりも高い優先順位を有するか(例えば、優先順位が高い方のメンバーによって行われた編集は全体的に保存される)、または異なるメンバーに指定される異なる編集権がある。加えて、あるメンバーのある編集権は、報告された乱用にしたがってディスエーブルされてもよい。更に、あるメンバーは他のメンバーの編集を取り消すこともできる。ある実施形態では、編集権に対して制限を実施することもできる。加えて、ある実施形態では、この制限は一部の権利に実施され、他の権利には実施されなくてもよい。例えば、連絡先を削除する権利は、実行される前に、少なくとも1人の他のメンバーからの承認または同意を受けなければならず、一方連絡先情報を追加する権利または編集する権利は、実行される前に、他のメンバーからの承認も同意も受けなくてよい。
[0073] 他の実施形態では、各連絡先登録簿が、削除された項目が再度表れるのを防止するために禁止キーワード(negative keyword)のリストを含むこともできる(即ち、一旦禁止キーワードが連絡先登録簿におけるリストに追加されると、この禁止キーワードは、連絡先登録簿に入力されるのを禁止される)。禁止キーワードは、メンバーによって、またはシステムによって追加することができる。代わりにまたは加えて、連絡先レベルまたは連絡先情報レベルで、禁止リストを追加してもよい。禁止キーワードの使用により、古い情報または正しくない情報はシステムに戻って来なくなる。
[0074] また、ある実施形態では、ユーザ・デバイスの発見クライアントは、このユーザ・デバイスによってアクセス可能な既存の連絡先登録簿に自動的に新たな連絡先を追加するようにもプログラミングされている。これらの実施形態の内あるものでは、ユーザ・デバイス上に格納されている1つ以上の連絡先が、連絡先情報に加えて、属性を含む(例えば、地位(position)、仕事、場所(location)、関係、興味、所属等)。例えば、図1を参照すると、ユーザ・デバイス106、107、および108に格納されている人102(ベス)に関する属性は、ベスの仕事上の地位(例えば、ダンスの先生等)、ベスの所属(例えば、EZダンシング・クラブ等)、およびベスの場所(例えば、カリフォルニア州サンタ・モニカ)を含むことができる。同様に、ユーザ・デバイス106、107、および108に格納されている人103(チャック)に関する属性は、チャックのベスとの関係(例えば、高校の同級生等)、およびチャックの興味(例えば、サルサ・ダンス等)を有することができる。発見クライアントは、これらの属性の一部を直接人から得る一方、これらの属性の一部を連絡先情報から抽出するようにプログラミングされている。例えば、発見クライアントは、人が属する組織についての情報(例えば、会社名等)を電子メール・アドレスから抽出するようにプログラミングされている。
[0075] 前述のように、連絡先登録簿は、そのメンバーの特性を記述する背後関係判定基準を含むことができる。したがって、ある実施形態の発見クライアントは、ユーザ・デバイス上に格納されている連絡先毎に、その連絡先の属性および連絡先登録簿の背後関係判定基準を比較することによって、その連絡先を追加することができるのはどの登録簿か判定するようにプログラミングされている。発見クライアントは、判定された連絡先登録簿に連絡先を追加し、これらの連絡先登録簿を発見エンジン130および連絡先登録簿の他のメンバーに関連するユーザ・デバイスと同期させるようにプログラミングされている。例えば、ユーザ・デバイス109の発見クライアント164がフランクも2015年のUCI卒業生であると判定した場合(電子メール・アドレスおよびその他の情報に基づいて)、発見クライアント164は、フランクを「グループX」連絡先登録簿に追加し、この更新を発見エンジン130に送るようにプログラミングされている。次いで、同期モジュール131は、「グループX」連絡先登録簿の他のメンバー、即ち、アラン、ベス、およびチャックのユーザ・デバイスと通信し、「グループX」連絡先登録簿の彼らのローカル・バージョンを更新するようにプログラミングされている。加えて、通知モジュール132は、フランクに彼の「グループX」連絡先登録簿への加入を通知し、フランクが、彼の関連するユーザ・デバイス上において発見クライアントを介して「グループX」連絡先登録簿における情報にアクセスし編集することを可能にするようにプログラミングされている。
[0076] 新たな連絡先を既存の登録簿に追加することに加えて、発見エンジン130は、1つの連絡先登録簿からの連絡先情報を使用して異なる連絡先登録簿の連絡先情報を更新するようにプログラミングされている。発見エンジン130が、 例えば、電話番号を照合することによって、1つの連絡先登録簿(例えば、「秘密」登録簿)における連絡先が、異なる連絡先登録簿(例えば、「共有」登録簿)における連絡先と一致したことを確認したとき、発見エンジン130は、秘密連絡先登録簿における連絡先情報を使用して、共有連絡先登録簿における連絡先情報を更新し、更に共有連絡先登録簿における連絡先情報を使用して秘密連絡先登録簿における連絡先情報を更新するようにプログラミングされている。一例では、ユーザ・デバイス106内にある共有「グループX」連絡先登録簿におけるベスの連絡先情報は、彼女の職種を先生として含むが、所属情報を全く有していない。一方、アランの関連するユーザ・デバイス106内にあるアランの秘密連絡先登録簿におけるベスの連絡先情報は、ベスのEZダンシング・クラブ所属を含むが、仕事の情報を全く有していない。発見クライアント161は、彼女の所属情報を含ませるように、共有「グループX」連絡先登録簿におけるベスの連絡先情報を更新し、更に彼女の仕事の情報を含ませるようにアランの秘密連絡先登録簿におけるベスの連絡先情報を更新するようにプログラミングされている。
[0077] 連絡先を追加する、または関連する連絡先登録簿における連絡先を自動的に更新する代わりに、ある実施形態の発見クライアントは、最初にユーザ・インターフェースを介して対応するメンバーに推奨を行い、そのメンバーが彼または彼女が追加および更新をすることを望むか否か選択することを可能にするようにプログラミングされている。
[0078] 尚、連絡先登録簿データベース150が多数の連絡先登録簿を格納することが考えられる。図1に示すように、連絡先登録簿データベース150は、連絡先登録簿151(例えば、「グループX」連絡先登録簿)、連絡先フィッツ、ジョージ、ハリー、インドラ、およびアランを含む「グループY」連絡先登録簿152、ならびに連絡先ジェイコブ、クリス、ルイス、およびモナを含む「グループZ」連絡先登録簿153を含む。マネージャ・モジュール133は、連絡先登録簿へのアクセスを制御し、同期モジュール131および通知モジュール132と協働して、各登録簿のメンバーに関連するユーザ・デバイスが連絡先登録簿の最新(most up-to-date)バージョンを有し、異なる連絡先登録簿におけるそれらの加入が通知されることを保証するようにプログラミングされている。また、本明細書において説明するシステムの利点により、新たなメンバーによるこれらの連絡先登録簿の「発見」という態様(aspect)に対処することも注記しておく。各人が連絡先リストの彼ら自身のバージョンを制御する従来のシステムでは、その人のリストにおける連絡先は、彼らがその人のリストに追加されていることや、連絡先がその人のリストにおける彼ら自身の情報を編集できないことを知らされない(aware)。
[0079] 他方で、本明細書において開示した発見システムは、登録簿への新たなメンバーは、連絡先登録簿における加入が通知されること、および新たなメンバーが彼/彼女自身の連絡先情報を編集すること、および他のメンバーの連絡先情報を編集することができることを保証する。この機能により、ある人が異なる連絡先情報(例えば、異なる電話番号、異なる電子メール・アドレス等)を、その人が属する異なる連絡先登録簿のために出すことができるという特徴が得られる。例えば、アランは登録簿151および152双方のメンバーであるので、アランは登録簿151および152において示される異なる電話番号を有することができる(例えば、友人/家族に関係する登録簿用の個人電話番号、および業務に関係する登録簿用の業務電話番号)。
[0080] ある実施形態では、発見エンジン130は、共通の背後関係判定基準を共有する多数の連絡先登録簿を併合して新たな連絡先登録簿を作成するようにプログラミングされ、更に1つの連絡先登録簿を多数の連絡先登録簿に分割するようにプログラミングされている。前述のように、連絡先登録簿データベース150に格納されている連絡先登録簿は、その連絡先登録簿内にある連絡先を特徴付ける1つ以上の背後関係判定基準を含むことができる。ある実施形態では、連絡先登録簿は、引き出し速度のために、それらの背後関係判定基準によってインデックス化される。ある実施形態の発見エンジン130は、連絡先登録簿データベース150内にある連絡先登録簿全体を精査して、共通の背後関係判定基準を有する連絡先登録簿を発見するようにプログラミングされている。例えば、「CMU」および「2015年のクラス」という背後関係判定基準を有する連絡先登録簿、ならびに「CMU」および「2014年のクラス」という背後関係判定基準を有する連絡先登録簿は、「CMU」という共通の背後関係判定基準を共有する。したがって、発見エンジン130は、これら2つの連絡先登録簿を併合し、「CMU」という背後関係判定基準を新たな連絡先登録簿に指定することによって、新たな連絡先登録簿を生成するようにプログラミングすることができる。発見エンジン130は、通知モジュール132を使用して、この新たな「CMU」連絡先登録簿の全てのメンバーに、「CMU」連絡先登録簿への彼/彼女の加入を通知するようにプログラミングすることができる。これらのメンバーは、その後、彼らの発見クライアントを使用して、新たな「CMU」連絡先登録簿を維持および更新することができる。
[0081] 加えて、発見エンジン130は、連絡先登録簿の背後関係判定基準を分析するだけでなく、各連絡先登録簿内にある連絡先の属性も分析して、1つの連絡先登録簿を多数の連絡先登録簿に分割する必要性を判断するようにプログラミングすることもできる。例えば、発見エンジン130が、「CMU」連絡先登録簿内にある一部の連絡先が「2014年のクラス」という属性を含み、一方「CMU」連絡先登録簿内にある他の連絡先が「2015年のクラス」という属性を含むことを確認した場合、発見エンジン130は、2つの新たな連絡先登録簿、即ち、「2015年のCMUクラス」に1つ、そして「2014年のCMUクラス」に別の1つを生成し、「CMU」登録簿からの各連絡先をこれら2つの新たな連絡先登録簿の内1つに、それらの属性にしたがって、追加するようにプログラミングすることができる。一旦2つの連絡先登録簿が生成されたなら、通知モジュール132は、そのメンバーに新たな連絡先登録簿への加入を通知するようにプログラミングされている。
[0082] 指定された判断基準またはフィルタ(例えば、使用、検索頻度等)に基づいて、連絡先登録簿を自動的に形成することができる。また、発見エンジン130は、人々が特定の判断基準または背後関係によって連絡先登録簿を検索できるように、検索機能を設けることもできる。
[0083] 図2は、2つの異なる連絡先登録簿を示し、ここでは、メンバーは2つの連絡先登録簿毎に異なる連絡先情報(即ち、異なる顔)を有する。図2は、「サルサ・ダンシング・クラブ」連絡先登録簿210、および「会社V」連絡先登録簿220を示す。「サルサ・ダンシング・クラブ」連絡先登録簿210は、A、B、D、およびGを含むメンバーを有し、一方「会社V」連絡先登録簿220は、A、D、E、F、およびGを含むメンバーを有する。したがって、人A、D、およびGは、連絡先登録簿210および220双方におけるメンバーである。また、図2は、人Aが連絡先A1として示され、「サルサ・ダンシング・クラブ」連絡先登録簿210に対して連絡先情報211を使用すること、更に「会社V」連絡先登録簿220に対して連絡先情報211を使用する連絡先A2として示されることも示す。人Dは、連絡先D1として示され、「サルサ・ダンシング・クラブ」登録簿210に対して連絡先情報213を使用し、更に「会社V」連絡先登録簿220に対して連絡先情報222を使用する連絡先D2として示されている。人Gは、連絡先G1として示され、「サルサ・ダンシング・クラブ」登録簿210に対して連絡先情報214を使用し、更に、「会社V」登録簿220に対して連絡先情報225を使用する連絡先G2として示されている。
[0084] 図3は、発見クライアントによって設けられるユーザ・インターフェース304の一例を示す。図3において、ユーザ・インターフェース305は連絡先のリストを表示する。このリストは、ユーザ・デバイス300上に格納されているか、またはユーザ・デバイス300によってアクセス可能である。図示のように、連絡先リストは、3つの連絡先登録簿、「サルサ・ダンシング・クラブ」連絡先登録簿、「会社V」連絡先登録簿、および「家族」連絡先登録簿を含む。加えて、「サルサ・ダンシング・クラブ」連絡先登録簿および「会社V」連絡先登録簿は、「共有」連絡先登録簿に指定されており、一方「家族」連絡先登録簿は「秘密」に指定されている。また、図3は、各連絡先登録簿内にある連絡先についての連絡先情報も示す。名前340、電話番号341、および電子メール342がこのインターフェース例305では表示されているが、他の情報(例えば、組織、関係等)も表示できることが考えられる。
[0085] 図4は、ユーザ・デバイス300における発見クライアントのユーザ・インターフェース405の一例を示す。ユーザ・インターフェース405は、図示された「サルサ・ダンシング・クラブ」連絡先登録簿のような、共有連絡先登録簿内にある連絡先情報を人が編集することを可能にする。図示のように、ユーザ・インターフェース405は、連絡先登録簿における連絡先から1つの連絡先を選択するための選択ラジオ・ボタン421、新たな連絡先を「サルサ・ダンシング・クラブ」連絡先登録簿に追加するための追加ボタン430、選択した連絡先を「サルサ・ダンシング・クラブ’連絡先登録簿から削除するための削除ボタン431、および選択した連絡先の連絡先情報を編集するための編集ボタン432のような、選択ラジオ・ボタンを含む。
[0086] 加えて、ユーザ・インターフェース405は(この例では連絡先毎に)、現地時間を示す表示エリア(例えば、表示エリア422)、および連絡先の現在地を示す表示エリア(例えば、表示エリア423)も含む。ある実施形態では、各ユーザ・デバイスが、ユーザ・デバイスの地理的位置を判定する位置判定モジュール(例えば、GPSモジュール)を含む。各ユーザ・デバイスの発見クライアントは、周期的にユーザ・デバイスの検出された地理的位置を発見エンジン130に送るようにプログラミングされている。異なるユーザ・デバイスから地理的位置を受信したとき、発見エンジン130は、ユーザ・デバイス毎に現地時間を判定し、位置および現地時間の双方を、連絡先登録簿データベース150に格納するようにプログラミングされている。また、同期モジュールは、各ユーザ・デバイスがユーザ・デバイスに格納されている連絡先についての位置および現地時間情報を有するように、位置および現地時間情報を全てのユーザ・デバイスに伝搬するようにプログラミングされている。位置および現地時間情報は、通信が迷惑な時間に行われないことが人に分かるので、この人が他の人と通信することを考えるときに役立つことができる。ある実施形態では、連絡先の現地時間は、エリア・コード、移動体番号、またはアドレスの逆参照によって、この連絡先の連絡先情報に基づいて推定することもできる。
[0087] ある実施形態では、ユーザ・インターフェース405は、連絡先を連絡先登録簿に保管する能力、または日常の使用のための主要連絡先検索から削除するために連絡先登録簿を隠す能力を含む。
[0088] 以上のように、連絡先登録簿の連絡先情報がグループ・ソーシングされるシステムについて説明した。連絡先登録簿は、登録簿の多数のメンバーの連絡先情報を含む。ある実施形態では、グループ・ソーシング型登録簿内にある全てのメンバーがその登録簿の連絡先情報にアクセスすることができる。具体的には、登録簿の各メンバーは、新たな連絡先を追加すること、連絡先を削除すること、および登録簿内にある任意の連絡先の連絡先情報を編集することができる。このように、本開示のグループ・ソーシング型連絡先登録簿の利点は、連絡先登録簿を維持し更新する負担の分配が、1人の人から、連絡先登録簿の一部または全てのメンバーに移されることである。
[0089] 加えて、新たな連絡先が登録簿に追加されると、この新たな連絡先によって表される人が自動的に登録簿のメンバーになる。新たなメンバーには、彼/彼女の登録簿への加入が通知される。ある実施形態では、新たなメンバーが彼/彼女自身の連絡先情報または登録簿内にある他のメンバーの連絡先情報を編集できるように、新たなメンバーには登録簿内にある他のメンバーの連絡先情報への潜在アクセス(latent access)が与えられる。
[0090] 尚、本明細書における発明概念から逸脱することなく、既に説明したこと以外にももっと多くの変更が可能であることは当業者には明白なはずである。したがって、本発明の主題は、添付した特許請求の範囲の主旨における以外には限定されることはない。更に、明細書および特許請求の範囲を解釈するとき、全ての用語は、文脈と調和しつつできるだけ広く解釈されてしかるべきである。具体的には、「含む」(comprises)および「含んでいる」(comprising)という用語は、非排他的にエレメント、コンポーネント、またはステップに言及し、引用されたエレメント、コンポーネント、またはステップが、存在する、または利用される、あるいは明示的に引用されない他のエレメント、コンポーネント、またはステップと組み合わされてもよいことを示すと解釈されてしかるべきである。明細書の請求項がA、B、C、...およびNから成る1群から選択された何かの内少なくとも1つに言及する場合、この文書は、A+NやB+N等ではなく、この1群からの1つのエレメントだけがあればよいと解釈されてしかるべきである。

Claims (72)

  1. グループ・ソーシング型連絡先リスト発見システムであって、
    第1の人に関連する第1連絡先を含む連絡先登録簿を格納する、グループ・ソーシング型連絡先登録簿データベースと、
    プロセッサを含む発見エンジンであって、更に、プログラム命令を格納するメモリを含み、前記プログラム命令が前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに以下のステップを実行させる、発見エンジンと、
    を含み、前記ステップが、
    前記第1の人が第2の人に関連する第2連絡先を前記連絡先登録簿に追加することを可能にする第1インターフェースを第1ユーザ・デバイスに設けるステップと、
    前記連絡先登録簿への前記第2連絡先の追加に基づいて、
    自動的に(1)前記第2の人に関連する第2ユーザ・デバイスに通知を送信し、(2)前記第2の人に、前記連絡先登録簿に含まれる全ての連絡先に対する編集権を与えるステップであって、前記通知が前記連絡先登録簿に関する情報を含む、ステップと、
    を含む、連絡先リスト発見システム。
  2. 請求項1記載のシステムにおいて、前記編集権が、新たな第3連絡先を前記連絡先登録簿に追加する権利を含む、システム。
  3. 請求項1記載のシステムにおいて、前記編集権が、前記第1連絡先を前記連絡先登録簿から削除する権利を含む、システム。
  4. 請求項1記載のシステムにおいて、前記編集権が、前記第1連絡先に関連する連絡先情報を編集する権利を含む、システム。
  5. 請求項1記載のシステムにおいて、前記第2連絡先の追加が、前記第2連絡先に関する連絡先情報を追加することを含み、前記連絡先情報が電話番号を含む、システム。
  6. 請求項1記載のシステムにおいて、前記プログラム命令が、更に、前記プロセッサに、
    第3の人に関連する第3連絡先を前記連絡先登録簿に追加する要求を受けるステップと、
    前記連絡先登録簿への前記第3連絡先の追加に基づいて、
    自動的に(1)前記第3の人に関連する第3ユーザ・デバイスに通知を送信し、(2)前記連絡先登録簿に含まれる全ての連絡先に対する編集権を前記第3ユーザに与えるステップであって、前記通知が前記連絡先登録簿に関する情報を含む、ステップと、
    を実行させる、システム。
  7. 請求項6記載のシステムにおいて、前記要求を前記第1デバイスおよび前記第2デバイスの内1つから受ける、システム。
  8. 請求項1記載のシステムにおいて、前記連絡先リストが、前記第2連絡先が前記連絡先登録簿に追加される前は、前記第2の人によるアクセスができない、システム。
  9. 請求項1記載のシステムにおいて、前記プログラム命令が、更に、前記プロセッサに、
    前記第1連絡先を前記連絡先登録簿から削除する要求を受けるステップと、
    前記連絡先登録簿からの前記第1連絡先の削除時に、前記第1の人から、前記連絡先リストに対する編集権を剥奪するステップと、
    を実行させる、システム。
  10. 請求項9記載のシステムにおいて、前記要求を前記第2デバイスから受ける、システム。
  11. 連絡先登録簿を管理するコンピュータ実装方法であって、前記方法が、計算デバイスを使用して、
    グループ・ソーシング型連絡先登録簿エコシステムにおける発見エンジンの新たなユーザに関する連絡先情報を受信し、
    前記連絡先情報から一意の識別子を選択し、
    連絡先登録簿データベースを検索して、連絡先登録簿を識別するための一意の識別子を求め、前記連絡先登録簿における連絡先についての連絡先情報が前記一意の識別子を含み、
    識別された連絡先登録簿に対して、前記新たなユーザに関連するユーザ・デバイスに、前記識別された連絡先登録簿に関する情報を提供し、
    前記新たなユーザに編集権を付与することによって、前記新たなユーザに、前記識別された連絡先登録簿における情報を編集させる、
    ことを含む、コンピュータ実装方法。
  12. 請求項11記載の方法において、前記識別された連絡先登録簿が、共有連絡先登録簿であり、前記共有連絡先登録簿における連絡先によって表される多数の人が、前記連絡先登録簿のメンバーであり、各メンバーが、前記共有連絡先登録簿における連絡先情報を編集する権利を有する、方法。
  13. 請求項12記載の方法において、前記編集権が、前記共有連絡先登録簿に連絡先を追加する権利を含む、方法。
  14. 請求項12記載の方法において、前記編集権が、前記共有連絡先登録簿から連絡先を削除する権利を含む、方法。
  15. 請求項12記載の方法であって、更に、2人以上のメンバーによる矛盾する編集から生ずる対立を調停することを含む、方法。
  16. 請求項12記載の方法において、前記識別された連絡先登録簿が、背後関係判定基準と関連付けられており、更に、
    前記新たなユーザから秘密連絡先登録簿を受け、前記秘密連絡先登録簿における少なくとも1つの連絡先が少なくとも1つの属性と関連付けられ、
    前記秘密連絡先登録簿における連絡先の前記少なくとも1つの属性を前記背後関係判定基準と比較することによって、前記秘密連絡先登録簿において、前記背後関係判定基準を満たす連絡先の部分集合を識別し、
    前記連絡先の部分集合を前記共有連絡先登録簿に追加することによって、自動的に前記共有連絡先登録簿を更新し、
    前記共有連絡先登録簿を、前記共有連絡先登録簿のコピーと自動的に同期させる、
    ことを含む、方法。
  17. 請求項16記載の方法において、前記連絡先の部分集合が、追加されたメンバーに関連する追加された連絡先を含み、前記方法が、更に、前記共有連絡先登録簿を編集する権利を、前記追加されたメンバーに与えることを含む、方法。
  18. 請求項17記載の方法において、前記共有連絡先登録簿が、前記連絡先の部分集合が前記共有連絡先登録簿に追加される前は、前記追加されたメンバーにはアクセスできない、方法。
  19. 請求項12記載の方法において、第1メンバーの前記連絡先情報が、前記第1メンバーの位置を判定するために使用される、方法。
  20. 請求項19記載の方法において、前記第1メンバーの位置が、前記第1メンバーの現地時間を判定するために使用される、方法。
  21. 発見エンジンであって、
    プロセッサ読み取り可能命令を含むメモリと、
    前記命令を読み取り、前記命令を実行するように構成されたプロセッサと、
    を含み、前記命令が実行されると、前記プロセッサに、
    共有連絡先登録簿の第1メンバーから、前記共有連絡先登録簿における第1連絡先に関する第1連絡先情報更新を受信させ、
    前記共有連絡先登録簿の第2メンバーから、前記共有連絡先登録簿における前記第1連絡先に関する第2連絡先情報更新を受信させ、
    前記第1連絡先情報更新が前記第2連絡先情報更新と対立することを確認させ、
    保留更新として保持するために、前記第1連絡先情報更新および前記第2連絡先情報更新から1つを選択させ、
    前記共有連絡先登録簿を前記保留更新によって編集させ、
    前記共有連絡先登録簿を前記保留更新と共に、前記共有連絡先登録簿の新バージョンとして格納させ、
    前記共有連絡先登録簿のコピーを前記新バージョンと同期させる、
    発見エンジン。
  22. 請求項21記載の発見エンジンにおいて、前記命令が、前記プロセッサに、
    第1タイム・スタンプを前記第1連絡先情報更新と関連付けさせ、
    第2タイム・スタンプを前記第2連絡先情報更新と関連付けさせ、
    前記第1タイム・スタンプおよび前記第2タイム・スタンプを比較させ、
    前記比較に基づいて、保持するために前記更新を選択させる、
    命令を含む、発見エンジン。
  23. 請求項21記載の発見エンジンにおいて、前記保留更新が前記第1連絡先情報更新であり、前記命令が、前記プロセッサに、
    前記第1連絡先情報更新を受信した後、前記共有連絡先登録簿を前記第1連絡先情報更新で編集することによって第1更新バージョンを作成させ、更に前記共有連絡先登録簿のコピーを同期させ、
    前記第2連絡先情報更新を受信した後、前記共有連絡先登録簿を前記第2連絡先情報更新で編集することによって、第2更新バージョンを作成させ、更に前記共有連絡先登録簿のコピーを同期させ、
    前記第1連絡先情報更新を前記保留更新として選択した後、前記第1更新バージョンに戻すことによって、前記共有連絡先登録簿を前記保留更新によって編集させる、
    命令を含む、発見エンジン。
  24. 請求項23記載の発見エンジンにおいて、前記命令が、前記プロセッサに、
    前記第2連絡先情報更新からのキーワードを、禁止キーワード・リストに追加させる命令を含む、発見エンジン。
  25. 連絡先リストを管理するコンピュータ実装方法であって、前記方法が、計算デバイスを使用して以下のステップを実行することを含み、前記ステップが、
    第1の人に関連する第1連絡先および第2の人に関連する第2連絡先を含む共有可能な連絡先登録簿を入手するステップであって、前記共有可能な連絡先登録簿が、前記第1共有可能連絡先登録簿の連絡先の特性を定める背後関係判定基準と関連付けられ、1組の連絡先を含む第1秘密連絡先登録簿を、前記第1連絡先に関連する第1ユーザ・デバイスから引き出し、前記1組の連絡先における各連絡先が少なくとも1つの属性と関連付けられる、ステップと、
    前記1組の連絡先における各連絡先の前記少なくとも1つの属性を、前記共有可能な連絡先登録簿の前記背後関係判定基準と比較することによって、前記共有可能な連絡先登録簿に含めるべき部分集合を、前記1組の連絡先から識別するステップと、
    前記1組の連絡先から識別された前記部分集合を前記共有連絡先登録簿に追加することによって、前記共有可能な連絡先登録簿を自動的に更新するステップと、
    前記共有可能な連絡先登録簿を、当該共有可能な連絡先登録簿の連絡先に関連する他のユーザ・デバイスと自動的に同期させるステップと、
    を含む、コンピュータ実装方法。
  26. 請求項25記載の方法であって、更に、前記第1デバイスに、前記共有可能な連絡先登録簿に対する編集権を与えるステップを含む、方法。
  27. 請求項26記載の方法において、前記編集権が、新たな連絡先を前記共有可能な連絡先登録簿に追加する権利を含む、方法。
  28. 請求項26記載の方法において、前記編集権が、前記第2連絡先を前記共有可能な連絡先登録簿から削除する権利を含む、方法。
  29. 請求項26記載の方法において、前記編集権が、前記共有可能な連絡先登録簿における連絡先情報を編集する権利を含む、方法。
  30. 請求項26記載の方法であって、更に、
    前記第1ユーザから前記共有可能な連絡先登録簿に対する編集を受けるステップと、
    前記編集された共有可能な連絡先登録簿を他のデバイスと自動的に同期させるステップと、
    を含む、方法。
  31. 請求項26記載の方法であって、更に、前記第2の人に関連する第2ユーザ・デバイスに、前記共有可能な連絡先登録簿に対する編集権を与えるステップを含む、方法。
  32. 請求項31記載の方法であって、更に、前記第1および第2の人による矛盾する編集によって生ずる対立を調停するステップを含む、方法。
  33. 請求項25記載の方法であって、更に、
    1組の連絡先を含む第2秘密連絡先登録簿を、前記第2連絡先に関連する第2ユーザ・デバイスから引き出すステップであって、前記1組における各連絡先が少なくとも1つの属性と関連付けられる、ステップと、
    前記1組の連絡先における各連絡先の前記少なくとも1つの属性を、前記共有可能な連絡先登録簿の背後関係判定基準と比較することによって、前記共有可能な連絡先登録簿に含まれるべき部分集合を、前記1組の連絡先から識別するステップと、
    前記1組の連絡先から識別された前記部分集合を前記共有可能な連絡先登録簿に追加することによって、前記共有可能な連絡先登録簿を自動的に更新するステップと、
    前記共有可能な連絡先登録簿を前記第1デバイスと自動的に同期させるステップと、
    を含む、方法。
  34. 請求項25記載の方法において、前記1組の連絡先の前記部分集合が、第3の人に関連する第3連絡先を含み、前記方法が、更に、前記第3連絡先に関連する第3ユーザ・デバイスに、前記共有可能な連絡先登録簿に対する編集権を与えるステップを含む、方法。
  35. 請求項34記載の方法において、前記共有可能な連絡先登録簿が、前記第3連絡先が前記共有可能な連絡先登録簿に追加されるまでは、前記第3ユーザにはアクセスできない、方法。
  36. 請求項25記載の方法において、前記第1グループ連絡先リストが、1つ以上の連絡先情報と結合されたディジタル・クロックを含み、前記クロックが、前記1つ以上の連絡先情報の現地時間情報を提供する、方法。
  37. グループ・ソーシング型連絡先リスト発見システムであって、
    第1の人に関連する第1連絡先を含む連絡先登録簿を格納するグループ・ソーシング型連絡先登録簿データベースと、
    プロセッサを含み、更にプログラム命令を格納するメモリを含む発見エンジンと、
    を含み、前記プログラム命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記プロセッサに、
    前記第1の人が、第2の人に関連する第2連絡先を前記連絡先登録簿に追加することを可能にする第1インターフェースを第1ユーザ・デバイスに設けるステップと、
    前記第2連絡先の前記連絡先登録簿への追加に基づいて、
    自動的に(1)前記第2の人に関連する第2ユーザ・デバイスに通知を送信し、(2)前記連絡先登録簿に含まれる全ての連絡先に対する編集権を前記第2の人に与えるステップであって、前記通知が前記連絡先登録簿に関する情報を含む、ステップと、
    を実行させる、グループ・ソーシング型連絡先リスト発見システム。
  38. 請求項37記載のシステムにおいて、前記編集権が、前記連絡先登録簿に新たな第3連絡先を追加する権利を含む、システム。
  39. 請求項37および38のいずれか1項記載のシステムにおいて、前記編集権が、前記第1連絡先を前記連絡先登録簿から削除する権利を含む、システム。
  40. 請求項37〜39までのいずれか1項記載のシステムにおいて、前記編集権が、前記第1連絡先に関連する連絡先情報を編集する権利を含む、システム。
  41. 請求項37〜40までのいずれか1項記載のシステムにおいて、前記第2連絡先の追加が、前記第2連絡先に関する連絡先情報を追加することを含み、前記連絡先情報が電話番号を含む、システム。
  42. 請求項37〜41までのいずれか1項記載のシステムにおいて、前記プログラム命令が、更に、前記プロセッサに、
    第3の人に関連する第3連絡先を前記連絡先登録簿に追加する要求を受けるステップと、
    前記第3連絡先の前記連絡先登録簿への追加に基づいて、
    自動的に(1)前記第3の人に関連する第3ユーザ・デバイスに通知を送信し、(2)前記連絡先登録簿に含まれる全ての連絡先に対する編集権を前記第3ユーザに与えるステップであって、前記通知が、前記連絡先登録簿に関する情報を含む、ステップと、
    を実行させる、システム。
  43. 請求項37〜42までのいずれか1項記載のシステムにおいて、前記要求を前記第1デバイスおよび前記第2デバイスの内1つから受ける、システム。
  44. 請求項37〜43までのいずれか1項記載のシステムにおいて、前記連絡先リストが、前記第2連絡先が前記連絡先登録簿に追加される前には、前記第2の人によってアクセスできない、システム。
  45. 請求項37〜44までのいずれか1項記載のシステムにおいて、前記プログラム命令が、更に、前記プロセッサに、
    前記連絡先登録簿から前記第1連絡先を削除する要求を受けるステップと、
    前記連絡先登録簿からの前記第1連絡先の削除時に、前記連絡先リストの編集権を前記第1の人から剥奪するステップと、
    を実行させる、システム。
  46. 請求項37〜45までのいずれか1項記載のシステムにおいて、前記要求を前記第2デバイスから受ける、システム。
  47. 連絡先登録簿を管理するコンピュータ実装方法であって、前記方法が、計算デバイスを使用して、
    グループ・ソーシング型連絡先登録簿エコシステムにおける発見エンジンの新たなユーザに関する連絡先情報を受信し、
    前記連絡先情報から一意の識別子を選択し、
    連絡先登録簿データベースを検索して、連絡先登録簿を識別するための一意の識別子を求め、前記連絡先登録簿における連絡先についての連絡先情報が前記一意の識別子を含み、
    識別された連絡先登録簿に対して、前記新たなユーザに関連するユーザ・デバイスに、前記識別された連絡先登録簿に関する情報を提供し、
    前記新たなユーザに編集権を付与することによって、前記新たなユーザに、前記識別された連絡先登録簿における情報を編集させる、
    ことを含む、方法。
  48. 請求項47記載の方法において、前記識別された連絡先登録簿が、共有連絡先登録簿であり、前記共有連絡先登録簿における連絡先によって表される多数の人が、前記連絡先登録簿のメンバーであり、各メンバーが前記共有連絡先登録簿における連絡先情報を編集する権利を有する、方法。
  49. 請求項47および48のいずれか1項記載の方法において、前記編集権が、前記共有連絡先登録簿に連絡先を追加する権利を含む、方法。
  50. 請求項47〜49のいずれか1項記載の方法において、前記編集権が、前記共有連絡先登録簿から連絡先を削除する要求を含む、方法。
  51. 請求項47〜50のいずれか1項記載の方法であって、更に、2人以上のメンバーによる矛盾する編集によって生ずる対立を調停するステップを含む、方法。
  52. 請求項47〜51のいずれか1項記載の方法において、前記識別された連絡先登録簿が、背後関係判定基準と関連付けられており、更に、
    前記新たなユーザから秘密連絡先登録簿を受け、前記秘密連絡先登録簿における少なくとも1つの連絡先が少なくとも1つの属性と関連付けられ、
    前記秘密連絡先登録簿における連絡先の前記少なくとも1つの属性を前記背後関係判定基準と比較することによって、前記秘密連絡先登録簿において、前記背後関係判定基準を満たす連絡先の部分集合を識別し、
    前記連絡先の部分集合を前記共有連絡先登録簿に追加することによって、自動的に前記共有連絡先登録簿を更新し、
    前記共有連絡先登録簿を前記共有連絡先登録簿のコピーと自動的に同期させる、
    ことを含む、方法。
  53. 請求項47〜52のいずれか1項記載の方法において、前記連絡先の部分集合が、追加されたメンバーに関連する追加された連絡先を含み、前記方法が、更に、前記共有連絡先登録簿を編集する権利を、前記追加されたメンバーに提供することを含む、方法。
  54. 請求項47〜53のいずれか1記載の方法において、前記共有連絡先登録簿が、前記連絡先の部分集合が前記共有連絡先登録簿に追加される前は、前記追加されたメンバーにはアクセスできない、方法。
  55. 請求項47〜54のいずれか1記載の方法において、第1メンバーの前記連絡先情報が、前記第1メンバーの位置を判定するために使用される、方法。
  56. 請求項47〜55のいずれか1記載の方法において、前記第1メンバーの位置が、前記第1メンバーの現地時間を判定するために使用される、方法。
  57. 発見エンジンであって、
    プロセッサ読み取り可能命令を含むメモリと、
    前記命令を読み取り、前記命令を実行するように構成されたプロセッサと、
    を含み、前記命令が実行されると、前記プロセッサに、
    共有連絡先登録簿の第1メンバーから、前記共有連絡先登録簿における第1連絡先に関する第1連絡先情報更新を受信させ、
    前記共有連絡先登録簿の第2メンバーから、前記共有連絡先登録簿における前記第1連絡先に関する第2連絡先情報更新を受信させ、
    前記第1連絡先情報更新が、前記第2連絡先情報更新と対立することを確認させ、
    保留更新として保持するために、前記第1連絡先情報更新および前記第2連絡先情報更新から1つを選択させ、
    前記共有連絡先登録簿を前記保留更新によって編集させ、
    前記共有連絡先登録簿を前記保留更新と共に、前記共有連絡先登録簿の新バージョンとして格納させ、
    前記共有連絡先登録簿のコピーを前記新バージョンと同期させる、
    発見エンジン。
  58. 請求項57記載の発見エンジンにおいて、前記命令が、前記プロセッサに、
    第1タイム・スタンプを前記第1連絡先情報更新と関連付けさせ、
    第2タイム・スタンプを前記第2連絡先情報更新と関連付けさせ、
    前記第1タイム・スタンプおよび前記第2タイム・スタンプを比較させ、
    前記比較に基づいて、保持するために前記更新を選択させる、
    命令を含む、発見エンジン。
  59. 請求項57および58のいずれか1項記載の発見エンジンにおいて、前記保留更新が前記第1連絡先情報更新であり、前記命令が、前記プロセッサに、
    前記第1連絡先情報更新を受信した後、前記共有連絡先登録簿を前記第1連絡先情報更新で編集することによって第1更新バージョンを作成させ、更に前記共有連絡先登録簿のコピーを同期させ、
    前記第2連絡先情報更新を受信した後、前記共有連絡先登録簿を前記第2連絡先情報更新で編集することによって第2更新バージョンを作成させ、更に前記共有連絡先登録簿のコピーを同期させ、
    前記第1連絡先情報更新を前記保留更新として選択した後、前記第1更新バージョンに戻すことによって、前記共有連絡先登録簿を前記保留更新によって編集させる、
    命令を含む、発見エンジン。
  60. 請求項57〜59までのいずれか1項記載の発見エンジンにおいて、前記命令が、前記プロセッサに、
    前記第2連絡先情報更新からのキーワードを、禁止キーワード・リストに追加させる命令を含む、発見エンジン。
  61. 連絡先リストを管理するコンピュータ実装方法であって、前記方法が、計算デバイスを使用して、以下のステップを実行することを含み、前記ステップが、
    第1の人に関連する第1連絡先および第2の人に関連する第2連絡先を含む共有可能な連絡先登録簿を入手するステップであって、前記共有可能な連絡先登録簿が、前記第1共有可能連絡先登録簿の連絡先の特性を定める背後関係判定基準と関連付けられる、ステップと、
    1組の連絡先を含む第1秘密連絡先登録簿を、前記第1連絡先に関連する第1ユーザ・デバイスから引き出すステップであって、前記1組の連絡先における各連絡先が少なくとも1つの属性と関連付けられる、ステップと、
    前記1組の連絡先における各連絡先の前記少なくとも1つの属性を、前記共有可能な連絡先登録簿の前記背後関係判定基準と比較することによって、前記共有可能な連絡先登録簿に含めるべき部分集合を、前記1組の連絡先から識別するステップと、
    前記1組の連絡先から識別された前記部分集合を前記共有可能な連絡先登録簿に追加することによって、前記共有可能な連絡先登録簿を自動的に更新するステップと、
    前記共有可能な連絡先登録簿を、当該共有可能な連絡先登録簿の連絡先に関連する他のユーザ・デバイスと自動的に同期させるステップと、
    を含む、コンピュータ実装方法。
  62. 請求項61記載の方法であって、更に、前記第1デバイスに、前記共有可能な連絡先登録簿に対する編集権を与えるステップを含む、方法。
  63. 請求項61および62のいずれか1項記載の方法において、前記編集権が、新たな連絡先を前記共有可能な連絡先登録簿に追加する権利を含む、方法。
  64. 請求項61〜63までのいずれか1項記載の方法において、前記編集権が、前記第2連絡先を前記共有可能な連絡先登録簿から削除する権利を含む、方法。
  65. 請求項61〜64までのいずれか1項記載の方法において、前記編集権が、前記共有可能な連絡先登録簿における連絡先情報を編集する権利を含む、方法。
  66. 請求項61〜65までのいずれか1項記載の方法であって、更に、
    前記第1ユーザから前記共有可能な連絡先登録簿に対する編集を受けるステップと、
    前記編集された共有可能な連絡先登録簿を他のデバイスと自動的に同期させるステップと、
    を含む、方法。
  67. 請求項61〜66までのいずれか1項記載の方法であって、更に、前記第2の人に関連する第2ユーザ・デバイスに、前記共有可能な連絡先登録簿に対する編集権を与えるステップを含む、方法。
  68. 請求項61〜67までのいずれか1項記載の方法であって、更に、前記第1および第2の人による矛盾する編集によって生ずる対立を調停するステップを含む、方法。
  69. 請求項61〜68までのいずれか1項記載の方法であって、更に、
    1組の連絡先を含む第2秘密連絡先登録簿を、前記第2連絡先に関連する第2ユーザ・デバイスから引き出すステップであって、前記1組における各連絡先が少なくとも1つの属性と関連付けられる、ステップと、
    前記1組の連絡先における各連絡先の前記少なくとも1つの属性を、前記共有可能な連絡先登録簿の背後関係判定基準と比較することによって、前記共有可能な連絡先登録簿に含まれるべき部分集合を、前記1組の連絡先から識別するステップと、
    前記1組の連絡先から識別された前記部分集合を前記共有可能な連絡先登録簿に追加することによって、前記共有可能な連絡先登録簿を自動的に更新するステップと、
    前記共有可能な連絡先登録簿を前記第1デバイスと自動的に同期させるステップと、
    を含む、方法。
  70. 請求項61〜69までのいずれか1項記載の方法において、前記1組の連絡先の前記部分集合が、第3の人に関連する第3連絡先を含み、前記方法が、更に、前記第3連絡先に関連する第3ユーザ・デバイスに、前記共有可能な連絡先登録簿に対する編集権を与えるステップを含む、方法。
  71. 請求項61〜70までのいずれか1項記載の方法において、前記共有可能な連絡先登録簿が、前記第3連絡先が前記共有可能な連絡先登録簿に追加されるまでは、前記第3ユーザにはアクセスできない、方法。
  72. 請求項61〜71までのいずれか1項記載の方法において、前記第1グループ連絡先リストが、1つ以上の連絡先情報と結合されたディジタル・クロックを含み、前記クロックが、前記1つ以上の連絡先情報の現地時間情報を提供する、方法。
JP2016556758A 2014-03-09 2015-03-09 グループ−ソーシング型連絡先登録簿の管理システムおよび方法 Pending JP2017511056A (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201461950163P 2014-03-09 2014-03-09
US61/950,163 2014-03-09
US201461994949P 2014-05-18 2014-05-18
US61/994,949 2014-05-18
US201462080396P 2014-11-16 2014-11-16
US62/080,396 2014-11-16
PCT/US2015/019443 WO2015138320A1 (en) 2014-03-09 2015-03-09 Management of group-sourced contacts directories, systems and methods

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017511056A true JP2017511056A (ja) 2017-04-13

Family

ID=54072296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016556758A Pending JP2017511056A (ja) 2014-03-09 2015-03-09 グループ−ソーシング型連絡先登録簿の管理システムおよび方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US10237276B2 (ja)
EP (1) EP3117396A4 (ja)
JP (1) JP2017511056A (ja)
KR (1) KR20160130412A (ja)
CN (1) CN106233323A (ja)
AU (1) AU2015229722A1 (ja)
CA (1) CA2941638A1 (ja)
GB (1) GB2539349A (ja)
WO (1) WO2015138320A1 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8584031B2 (en) 2008-11-19 2013-11-12 Apple Inc. Portable touch screen device, method, and graphical user interface for using emoji characters
GB2586001A (en) * 2015-03-28 2021-02-03 Gupta Vishal Systems and methods for electronic profile exchange through mobile devices
US10237713B1 (en) * 2015-06-02 2019-03-19 David Lifschultz Information exchanging system
US10462637B1 (en) * 2015-06-02 2019-10-29 David Lifschultz Information exchanging system
US9940637B2 (en) 2015-06-05 2018-04-10 Apple Inc. User interface for loyalty accounts and private label accounts
US10445425B2 (en) 2015-09-15 2019-10-15 Apple Inc. Emoji and canned responses
US20190095388A1 (en) * 2016-03-16 2019-03-28 Vishal Gupta Contact information discovery and label broadcasting engine
CN105744038B (zh) * 2016-03-29 2019-07-02 北京小米移动软件有限公司 状态同步方法及装置
US9684693B1 (en) * 2016-04-05 2017-06-20 Google Inc. On-device query rewriting
US10069955B2 (en) 2016-04-29 2018-09-04 Samuel Philip Gerace Cloud-based contacts management
EP3465277B1 (en) 2016-05-26 2024-02-21 Koninklijke Philips N.V. Multifunctional radiation detector
US11580608B2 (en) 2016-06-12 2023-02-14 Apple Inc. Managing contact information for communication applications
US20180060017A1 (en) * 2016-08-30 2018-03-01 Gary Lauck Computerized Contact Management Systems and Methods
WO2018115986A1 (en) * 2016-12-23 2018-06-28 Vishal Gupta Narrowcast engine based on association of contact card with contact directories
DK179948B1 (en) 2017-05-16 2019-10-22 Apple Inc. Recording and sending Emoji
US10521948B2 (en) 2017-05-16 2019-12-31 Apple Inc. Emoji recording and sending
WO2019032920A1 (en) * 2017-08-09 2019-02-14 Fast Thomas James SYSTEM AND METHOD FOR SECURE PARTICIPATORY DATA UPDATES
DK180078B1 (en) 2018-05-07 2020-03-31 Apple Inc. USER INTERFACE FOR AVATAR CREATION
CN108989062B (zh) * 2018-07-25 2020-05-01 北京达佳互联信息技术有限公司 更新群成员数据的方法、装置、终端、***及存储介质
US11489834B1 (en) * 2018-10-10 2022-11-01 Diem Ai, Llc Systems and methods for an entity to control information exchange
CN109639876A (zh) * 2018-12-19 2019-04-16 马佳成 联系人管理方法、装置及存储介质
US11107261B2 (en) 2019-01-18 2021-08-31 Apple Inc. Virtual avatar animation based on facial feature movement
WO2020154271A1 (en) * 2019-01-21 2020-07-30 Pinme, Llc Systems and methods for providing contact and information exchange and management thereof
US11218490B2 (en) 2019-04-04 2022-01-04 Microsoft Technology Licensing, Llc System and method for directory decentralization
DK201970530A1 (en) * 2019-05-06 2021-01-28 Apple Inc Avatar integration with multiple applications

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003223396A (ja) * 2002-01-30 2003-08-08 Canon Inc アドレス情報編集装置、アドレス情報編集方法、及び制御プログラム
JP2006310984A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Ntt Docomo Inc 電話帳管理システム及び電話帳管理方法
US20080189293A1 (en) * 2007-02-07 2008-08-07 Toni Strandel Sharing of media using contact data
JP2010288311A (ja) * 2010-08-12 2010-12-24 Ntt Docomo Inc 通信装置、通信システムおよびプログラム
JP2013542679A (ja) * 2010-10-18 2013-11-21 ▲華▼▲為▼終端有限公司 地図電話帳生成方法、電子地図及びその移動端末
JP2013239992A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Tobira Systems Inc 電話番号リスト管理サーバ、電話番号リスト管理プログラム及び電話番号リストの管理方法
JP2014013575A (ja) * 2011-06-03 2014-01-23 Line Corp メンバー追加を拡張するためのメッセージングサービスシステム及びその方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050091316A1 (en) * 2003-10-03 2005-04-28 Oscar Ponce System and method for creating and selectively sharing data elements in a peer-to-peer network
WO2005094226A2 (en) * 2004-03-04 2005-10-13 United States Postal Service System and method for providing centralized management and distribution of information to remote users
US8234374B2 (en) * 2004-04-26 2012-07-31 Microsoft Corporation Privacy model that grants access rights and provides security to shared content
GB2440592A (en) * 2006-05-02 2008-02-06 Skype Ltd Synchronising contacts
US20080097999A1 (en) * 2006-10-10 2008-04-24 Tim Horan Dynamic creation of information sharing social networks
US20090017790A1 (en) * 2007-02-12 2009-01-15 Guru Thalapaneni Systems and methods for restricting service in mobile devices
US20080292080A1 (en) * 2007-05-22 2008-11-27 Colin Shong Chin Quon System and method for adding and associating users on contact addressbook
US8693661B2 (en) * 2009-04-02 2014-04-08 John Maly & Associates, Inc. Apparatus and methods for protection from inappropriate phone-dialing
US9317839B2 (en) * 2010-10-07 2016-04-19 Microsoft Technology Licensing, Llc Automatic contact linking from multiple sources
US20120203821A1 (en) * 2011-02-04 2012-08-09 Czajka Ronald J Contact builder
US20140066044A1 (en) * 2012-02-21 2014-03-06 Manoj Ramnani Crowd-sourced contact information and updating system using artificial intelligence
US20130226958A1 (en) * 2012-02-28 2013-08-29 Harry M. Pianko Method enabling users to automatically update and share contact information
US20140025683A1 (en) * 2012-07-18 2014-01-23 Salesforce.Com, Inc. Methods and apparatus for managing community-updateable data
US8989359B2 (en) * 2013-05-31 2015-03-24 Vonage Network Llc Methods and systems for dynamically changing contact information

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003223396A (ja) * 2002-01-30 2003-08-08 Canon Inc アドレス情報編集装置、アドレス情報編集方法、及び制御プログラム
JP2006310984A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Ntt Docomo Inc 電話帳管理システム及び電話帳管理方法
US20080189293A1 (en) * 2007-02-07 2008-08-07 Toni Strandel Sharing of media using contact data
JP2010288311A (ja) * 2010-08-12 2010-12-24 Ntt Docomo Inc 通信装置、通信システムおよびプログラム
JP2013542679A (ja) * 2010-10-18 2013-11-21 ▲華▼▲為▼終端有限公司 地図電話帳生成方法、電子地図及びその移動端末
JP2014013575A (ja) * 2011-06-03 2014-01-23 Line Corp メンバー追加を拡張するためのメッセージングサービスシステム及びその方法
JP2013239992A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Tobira Systems Inc 電話番号リスト管理サーバ、電話番号リスト管理プログラム及び電話番号リストの管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015138320A1 (en) 2015-09-17
US20170012987A1 (en) 2017-01-12
GB201617037D0 (en) 2016-11-23
KR20160130412A (ko) 2016-11-11
GB2539349A (en) 2016-12-14
EP3117396A1 (en) 2017-01-18
US10237276B2 (en) 2019-03-19
CA2941638A1 (en) 2015-09-17
EP3117396A4 (en) 2017-12-13
AU2015229722A1 (en) 2016-09-29
CN106233323A (zh) 2016-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017511056A (ja) グループ−ソーシング型連絡先登録簿の管理システムおよび方法
JP6290367B2 (ja) 位置に関連するメッセージの呈示
US8843528B1 (en) Query-based user groups in social networks
US10249006B2 (en) Providing social context to calendar events
CN111615712A (zh) 多日历协调
US20110099189A1 (en) Method and apparatus for exploring connections of a polymorphic note
WO2011051547A1 (en) Method and apparatus for presenting polymorphic notes in a graphical user interface
BR112015018368B1 (pt) Método, sistema e meio legível por computador para sincronizar dados
US9344518B2 (en) Facilitation of social interactions
SG176589A1 (en) Method, system and processing device for obtaining buddy feeds
US9754123B2 (en) User centric data maintenance
JP2011170471A (ja) ソーシャルグラフ生成方法、ソーシャルグラフ生成装置、およびプログラム
US20190340529A1 (en) Automatic Digital Asset Sharing Suggestions
US20180203869A1 (en) Application Programming Interface
WO2015183373A1 (en) Partitioning a database
US20150186406A1 (en) System and method for facilitating interpersonal connections
JP2012113440A (ja) Sns統括サイト管理装置、及びsns統括サイトを利用した情報開示方法
US20090276436A1 (en) Method, apparatus, and computer program product for providing service invitations
US20170083870A1 (en) Social planning
CN111309674A (zh) 由移动计算设备进行文件管理的***和方法
JP6069261B2 (ja) 端末装置、電子マガジン作成装置、サーバ装置、電子マガジン作成システム、電子マガジン作成方法およびコンピュータプログラム
US20130212153A1 (en) Computer implemented method, web server, client computing device and computer readable storage medium for selectively relating event data
WO2022212025A1 (en) Knowledge graph privacy management
WO2009015412A1 (en) Communication between networked entities in a presence-based communication system
WO2017158456A2 (en) Contact information discovery and label broadcasting engine

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161109

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190322

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191018