JP2017227862A - 光源装置及び投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体発光素子からの光についてスペックルノイズを低減するとともに装置を小型化することができる光源装置及び投影装置を提供する。
【解決手段】半導体発光素子として、青色光源装置301の青色レーザダイオード301及び赤色光源装置120の赤色レーザダイオード121が配置される。そして、青色レーザダイオード301及び赤色レーザダイオード121からの出射光を反射する回転ミラー装置270が設けられる。回転ミラー装置270は、一方の面側である正面側は断面凹凸波形状のミラー面が形成され、他方の面側である背面側はモータ275の回転軸が接続される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、光源装置及び投影装置に関する。
今日、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画像、さらにメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する画像投影装置としてのデータプロジェクタが多用されている。このプロジェクタは、光源から出射された光をDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子、又は、液晶板に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示させるものである。
そして、この投影装置であるプロジェクタは、パーソナルコンピュータやDVDプレーヤーなどの映像機器の普及に伴って、業務用プレゼンテーションから家庭用に至るまで、用途が拡大している。このようなプロジェクタにおいて、従来は高輝度の放電ランプを光源とするものが主流であったが、近年、光源として複数のレーザダイオード等の半導体発光素子を用いるとともに、この半導体発光素子を励起光源とする蛍光ホイールを備える投影装置が種々開発されている。
特許文献1に開示される投影装置は、赤色、青色、緑色の各波長帯域光を出射する各色レーザダイオードと、各色レーザダイオードからのレーザ光を変調する光変調素子と、光変調素子から出射された光をスクリーンに投影する投射光学系を備える。各色レーザダイオードから出射された各レーザ光は、それぞれ光拡散素子を介して光変調素子に入射される。この光拡散素子は、円板状に形成され、中心にモータの回転軸が接続されている。各色レーザダイオードから出射されたレーザ光は、回転駆動される光拡散素子の径方向外側を透過する。レーザ光が回転駆動される光拡散素子を透過することにより、特許文献1に開示される投影装置は、各レーザ光のスペックルノイズが低減される。
特開2015−64444号公報
円板状の光拡散素子を回転駆動する場合には、光拡散素子の中心にモータの回転軸が取り付けられる。すると、レーザ光が透過するポイントは、光拡散素子の中心部ではなく、径方向外側の位置となる。従って、光拡散素子は大型化し、これにより光源装置及び投影装置も大型化することがある。
本発明の目的は、半導体発光素子からの光についてスペックルノイズを低減するとともに装置を小型化することができる光源装置及び投影装置を提供する。
本発明の光源装置は、半導体発光素子と、一方の面に断面凹凸波形状のミラー面が形成され、他方の面にモータの回転軸が接続される回転ミラー装置と、を有し、前記回転ミラー装置は、前記ミラー面で前記半導体発光素子からの出射光を反射するよう配置されることを特徴とする。
本発明の投影装置は、上述の光源装置と、前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、前記表示素子と、前記光源装置を制御する投影装置制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、半導体発光素子からの光についてスペックルノイズを低減することができるとともに小型化された光源装置及び投影装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る投影装置を示す外観斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る投影装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の第1実施形態に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 本発明の第1実施形態に係る回転ミラー装置を示し、(a)は回転ミラー装置の正面模式図であり、(b)は(a)のIV(b)−IV(b)断面を示す断面模式図である。 本発明の第1実施形態に係る回転ミラー装置のミラー面の変形例を示す図であり、(a)は図4のQ部に相当するミラー面の一部拡大模式図であり、(b)は(a)のV(b)−V(b)断面を拡大した拡大断面図である。 (a)、(b)共に、本発明の第1実施形態に係る回転ミラー装置のミラー面の他の変形例を示す、図4のQ部に相当するミラー面の一部拡大模式図である。 本発明の第2実施形態に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 本発明の第3実施形態に係る回転ミラー装置を示し、(a)は回転ミラー装置の正面模式図であり、(b)は(a)のVIII(b)−VIII(b)断面を示す断面模式図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図に基づいて説明する。図1は、投影装置10の外観斜視図である。なお、本実施形態において、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10のスクリーン側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
そして、投影装置10の筐体は、図1に示すように、略直方体形状であって、正面パネル12、背面パネル13、左側パネル14及び右側パネル15からなる側面パネルと、上面パネル11と下面パネル16とにより形成されている。投影装置10は、正面パネル12の左側方に投影部19を有する。さらに、正面パネル12には、複数の吸排気孔17が設けられている。そして、投影装置10は、図示しないが、リモートコントローラからの制御信号を受信するIr受信部を備えている。
また、上面パネル11にはキー/インジケータ部37が設けられる。このキー/インジケータ部37には、電源スイッチキーや電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、投影のオン、オフを切りかえる投影スイッチキー、光源装置や表示素子又は制御回路等が過熱したときに報知をする過熱インジケータ等のキーやインジケータが配置されている。
さらに、背面パネル13には、図示しないUSB端子やアナログRGB映像信号が入力される映像信号入力用のD−SUB端子、S端子、RCA端子、音声出力端子等を設ける入出力コネクタ部及び電源アダプタプラグ等の各種端子が設けられている。また、背面パネル13には、複数の吸気孔が形成されている。
次に、投影装置10の投影装置制御部について図2の機能ブロック図を用いて述べる。投影装置制御部は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等から構成される。
この制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPU、各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
そして、この投影装置制御部により、入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ24に出力される。
また、表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示素子制御手段として機能するものであり、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜フレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動するものである。そして、この投影装置10は、光源装置60から出射された光線束を、光源側光学系を介して表示素子51に照射することにより、表示素子51の反射光で光像(画像光)を形成し、投影側光学系を介して図示しないスクリーンに画像を投影表示する。なお、この投影側光学系の可動レンズ群235は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動が行われる。
また、画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体とされるメモリカード32に順次書き込む記録処理を行う。
さらに、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時にメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長し、この画像データを、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力し、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を可能とする処理を行う。
そして、筐体の上面パネル11に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成されるキー/インジケータ部37の操作信号は、直接に制御部38に送出され、リモートコントローラからのキー操作信号は、Ir受信部35で受信され、Ir処理部36で復調されたコード信号が制御部38に出力される。
なお、制御部38にはシステムバス(SB)を介して音声処理部47が接続されている。この音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音させる。
また、制御部38は、光源制御手段としての光源制御回路41を制御しており、この光源制御回路41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置60から出射されるように、光源装置60の赤色、緑色及び青色の波長帯域光を発光させる個別の制御を行う。
さらに、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43に光源装置60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から冷却ファンの回転速度を制御させている。また、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43にタイマー等により投影装置本体の電源オフ後も冷却ファンの回転を持続させる、あるいは、温度センサによる温度検出の結果によっては投影装置10本体の電源をオフにする等の制御も行う。
次に、この投影装置10の内部構造について述べる。図3は、投影装置10の内部構造を示す平面模式図である。投影装置10は、略中央部に配置される光源装置60と、左側パネル14の近傍に配置されてレンズ鏡筒225を備える投影側光学系220と、を備える。また、投影装置10は、レンズ鏡筒225と背面パネル13との間に、左側パネル14と平行に配置されたDMD等の表示素子51を備えている。
そして、光源装置60は、導光光学系140と、光源側光学系170と、を備える。導光光学系140は、赤色、青色、緑色の各色波長帯域光の光軸を同一の光路上に合わせて、光源側光学系170のマイクロレンズアレイ171に出射する。光源側光学系170は、導光光学系140により同一の光軸とされた各色波長帯域光を表示素子51に照射し、表示素子51からの画像光を投影側光学系220に入射させる。さらに、投影装置10は、左側パネル14の近傍に制御回路基板241を備えている。この制御回路基板241は、電源回路ブロックや光源制御ブロック等を備える。
光源装置60は、さらに緑色波長帯域光を出射する緑色光源装置80と、赤色波長帯域光を出射する赤色光源装置120と、青色波長帯域光を出射する青色光源装置300と、を備える。また、緑色光源装置80は、励起光照射装置70と、蛍光板装置100と、により形成されている。
励起光照射装置70は、投影装置10の左右方向の略中央における正面パネル12近傍に配置されている。励起光照射装置70は、半導体発光素子である青色レーザダイオード71を励起光源として備える。青色レーザダイオード71は、正面パネル12と光軸が垂直になるよう配置されている。そして、青色レーザダイオード71と正面パネル12との間には、ヒートパイプ136が配置されている。ここで、ヒートパイプ136は、ヒートシンク135に接続されている。
青色レーザダイオード71の光軸上には、青色レーザダイオード71からの出射光の指向性を高めるように平行光に変換するコリメータレンズ73が配置されている。コリメータレンズ73の背面パネル13側には、コリメータレンズ73からの出射光を右側パネル15方向に90度変換する反射ミラー75が配置されている。
蛍光板装置100は、蛍光板101と蛍光板101の左側パネル14側に配置される集光レンズ群110を備える。集光レンズ群110は、励起光照射装置70から出射されて反射ミラー75により反射される励起光を蛍光板101に集光するとともに蛍光板101から左側パネル14方向に出射される光線束を集光し、左側パネル14方向に出射する。蛍光板101は、左側パネル14と平行に配置され、表面が鏡面加工された方形状の平板に緑色蛍光体層が敷設されてなる蛍光発光領域を備える。この緑色蛍光体層は、耐熱性及び透光性の高いシリコン樹脂等のバインダと、このバインダに均一に散りばめられた緑色蛍光体と、から形成されている。蛍光板101の蛍光体層は、励起光照射装置70からの励起光としての青色波長帯域光が蛍光板101の緑色蛍光体層に照射されると、緑色蛍光体層における緑色蛍光体が励起され、緑色蛍光体から全方位に緑色波長帯域光を出射する。
赤色光源装置120は、投影装置10の正面パネル12寄りのやや右側寄りに配置されている。赤色光源装置120は、半導体発光素子である赤色レーザダイオード121を赤色光源として備える。赤色レーザダイオード121は、励起光照射装置70からの出射光及び青色光源装置300からの出射光と光軸同士が垂直になるよう配置されている。赤色レーザダイオード121の光軸上には、赤色レーザダイオード121からの出射光の指向性を高めるように平行光に変換するコリメータレンズ123が配置されている。
青色光源装置300は、励起光照射装置70の右側パネル15側に配置される。青色光源装置300は、半導体発光素子である青色レーザダイオード301を青色光源として備える。青色レーザダイオード301は、正面パネル12と光軸が垂直になるよう配置されている。そして、青色レーザダイオード301と正面パネル12との間には、ヒートパイプ136が配置されている。青色レーザダイオード301の光軸上には、青色レーザダイオード301からの出射光の指向性を高めるように平行光に変換するコリメータレンズ303が配置されている。
前述の通り、励起光照射装置70及び青色光源装置300の正面パネル12側には、ヒートシンク135と接続されるヒートパイプ136が、励起光照射装置70及び青色光源装置300と接続して配置されている。ヒートシンク135は、正面パネル12近傍の右側パネル15側に配置されている。さらに、蛍光板装置100及び赤色光源装置120の右側パネル15側であって、ヒートシンク135の背面パネル13側には、ヒートシンク190が蛍光板装置100及び赤色光源装置120と接続して配置される。そして、ヒートシンク135と正面パネル12との間には、冷却ファン261が配置されている。これらの冷却装置の構成により、励起光照射装置70及び青色光源装置300で発生した熱は、ヒートパイプ136を介してヒートシンク135により放熱される。蛍光板装置100及び赤色光源装置120で発生した熱は、ヒートシンク190により放熱される。そして、ヒートシンク135,190は、冷却ファン261により冷却される。
そして、導光光学系140は、第一ダイクロイックミラー141、拡散板143、第二ダイクロイックミラー145からなる。第一ダイクロイックミラー141は、青色光源装置300から出射される青色波長帯域光の光軸と、赤色光源装置120から出射される赤色波長帯域光と、が直交して交差する位置に配置され、青色波長帯域光を透過し、赤色波長帯域光を反射して、この赤色波長帯域光の光軸を背面パネル13方向に90度変換する。第一ダイクロイックミラー141により、青色光源装置300から出射される青色波長帯域光の光軸と赤色光源装置120から出射される赤色波長帯域光の光軸が同一の光軸とされる。
第一ダイクロイックミラー141の背面パネル13側には、拡散板143が配置されている。拡散板143により、第一ダイクロイックミラー141を透過した青色波長帯域光及び第一ダイクロイックミラー141により反射された赤色波長帯域光が拡散される。マイクロレンズアレイ171の入射側に配置される拡散板143により、レーザ光である赤色及び青色の各波長帯域光をマイクロレンズアレイ171の略全面に照射することができる。
拡散板143の背面パネル13側における青色光源装置300からの青色波長帯域光及
び赤色光源装置120からの赤色波長帯域光と、反射ミラー75で反射される励起光照射装置70からの青色波長帯域光及び蛍光板装置100からの緑色波長帯域光と、が交差する位置に、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光を透過し、緑色波長帯域光を反射する第二ダイクロイックミラー145が配置される。蛍光板装置100から出射される緑色波長帯域光は、第二ダイクロイックミラー145により90度光軸を変換して背面パネル13方向に出射されて、青色光源装置300からの青色波長帯域光及び赤色光源装置120からの赤色波長帯域光と同一の光軸とされる。
光源側光学系170は、マイクロレンズアレイ171と、回転ミラー装置270と、集光レンズ172と、RTIRプリズム174からなる。マイクロレンズアレイ171は、第二ダイクロイックミラー145の背面パネル13側に配置されている。このマイクロレンズアレイ171は、各波長帯域光における強度分布を均一化させるものである。
マイクロレンズアレイ171は、平面視横長矩形形状の両凸レンズとされるレンズ形状のマイクロレンズを格子状に配列して形成されている。そして、マイクロレンズアレイ171の背面パネル13側(すなわち、マイクロレンズアレイ171の出射側の光路上)には、回転ミラー装置270が配置されている。マイクロレンズアレイ171から出射される光は、この回転ミラー装置270により左側パネル14近傍に配置される集光レンズ172に向けて光軸が変換される。
回転ミラー装置270は、図4(a),(b)に示す通り、ミラー板271と、モータ275を備える。ミラー板271は円板状に形成されて、一方の面側である正面側がミラー面271aとされる。このミラー面271aは、図4(b)のP部拡大図に示すように、微小な断面凹凸波形状とされている。すなわち、図4(a)におけるミラー面271aの上端から下端に掛けて直線状に多数の溝が形成され、これらの溝の深さや幅は異なるよう不均一に形成されている。
なお、本実施形態では、直線状の溝により形成される不均一な断面凹凸波形状としたが、これに限られず、例えば、溝の深さや幅が均一な直線状の溝により断面凹凸波形状としたり、ミラー板271のミラー面にサンドブラストを施して多数の凹凸を形成した微小な断面凹凸波形状とすることもできる。
また、本実施形態1の変形例として、ミラー面271aの断面凹凸波形状の具体的な構造を以下に示す。図5(a)は、図4のQ部に相当するミラー面271aの一部拡大図であり、図5(b)は図5(a)のV(b)−V(b)の拡大断面図である。ここで、図5(a)における白色の領域Sは断面凸形状の曲面、灰色の領域Sは断面凹形状の曲面を示している。
本変形例においては、断面凸形状の曲面(領域S)と、断面凹形状の曲面(領域S)と、が同一ピッチで交互に平行に隣接して配置された構造となっている。断面凸形状の曲面(領域S)と断面凹形状の曲面(領域S)のピッチは、望ましくは30〜80μmである。断面構造は、図5(b)に示すような構造となる。このような構造にすることで、光線Rは図5(b)に示すような動きとなる。入射と反射の角度差は最大でも1°である。
また別の変形例を図6(a),(b)に示す。図6(a),(b)は、図4のQ部に相当するミラー面271aの一部拡大図である。なお、図6(a),(b)においても、白色の領域Sは断面凸形状の曲面、灰色の領域Sは断面凹形状の曲面を示している。図6(a)は、X軸方向(第1の方向)及びY軸方向(第1の方向と直交する第2の方向)の何れの断面においても、断面凸形状の曲面(領域S)と、断面凹形状の曲面(領域S)と、が同一ピッチで交互に隣接されたマトリクス状に配置された構造となっている。図6(a)における断面凸形状の曲面(領域S)と断面凹形状の曲面(領域S)のピッチは、30〜80μm程度が望ましい。
なお、ミラー面271aの中央付近は図6(a)のようなピッチで断面凸形状の曲面(領域S)と断面凹形状の曲面(領域S)が交互に連続して形成された構造となっているが、ミラー面271aの断面凸形状の曲面(領域S)と断面凹形状の曲面(領域S)のピッチが全面で同一のピッチでなくても良い。ミラー面271aの中心側から外周側に向かって、断面凸形状の曲面(領域S)と断面凹形状の曲面(領域S)のピッチが段階的に異なるように形成しても良い。
例えば、ミラー面271aの中心付近の第1の領域は図6(a)のようなピッチで断面凸形状の曲面(領域S)と断面凹形状の曲面(領域S)が交互に連続して形成された構造となっているが、第1の領域の外周側に位置し、ミラー面271aの中心と外周の間の中間に位置する第2の領域では、図6(a)のX軸方向のピッチ及びY軸方向のピッチが各々2倍となり、断面凸形状の曲面(領域S)と断面凹形状の曲面(領域S)の面積が夫々4倍になった構造としても良い。更に、ミラー面271aの最も外周側である、第2の領域の外周側に位置する第3の領域は、第2の領域のX軸方向のピッチ及びY軸方向のピッチを各々2倍とし、断面凸形状の曲面(領域S)と断面凹形状の曲面(領域S)における夫々の面積が第2の領域に対して4倍とした構造、即ち第3の領域は、第1の領域のX軸方向のピッチ及びY軸方向のピッチに対して各々4倍、断面凸形状の曲面(領域S)と断面凹形状の曲面(領域S)の夫々の面積が16倍になった構造としても良い。
このようにミラー面271aの中心から外周側に掛けて段階的に断面凹凸波形状における断面凸形状の曲面(領域S)と断面凹形状の曲面(領域S)のピッチを大きくし、断面凸形状の曲面(領域S)と断面凹形状の曲面(領域S)夫々の面積は中心側を小さく、外周側を大きくすることで、ミラー面271aの中心側の変位量を大きくすることができる。よって、ミラー面271aの中心側においても外周側と同様に、レーザ光が、回転するミラー板271のミラー面271aにおける微小な断面凹凸波形状の部分を複数回反射されて集光レンズ172に入射され、スペックルノイズを低減することができる。
図6(b)は、断面凹形状の曲面(領域S)と、断面凸形状の曲面(領域S)と、がミラー面271aの中心から外周側に掛けて交互に隣接された放射状の構造となっている。よって、ミラー面271aの中心から外周側に掛けて段階的に断面凹凸波形状の断面凸形状の曲面(領域S)と断面凹形状の曲面(領域S)のピッチを大きくしているマトリクス状の構造の場合と同様に、ミラー面271aの中心側においても変位量を大きくすることができる。
ミラー板271の他方の面である背面271bの中心には、モータ275の回転軸275aとミラー板271を接続する円板状の接続プレート273が固定されている。接続プレート273は、ミラー板271の背面271bに接着剤で取り付けることができる。これにより、ミラー面271aに孔が開けられることなく、ミラー面271aの全面を反射面とすることができる。
図3に戻り、投影装置10の中央からやや左寄り後方側には、集光レンズ172が配置されている。集光レンズ172には、回転ミラー装置270で反射された光が入射される。集光レンズ172により集光された光は、RTIRプリズム(Reverse Total Internal Reflection Prism)174に入射する。RTIRプリズム174に入射した光は、所定の角度で表示素子51を照射する。表示素子51の画像形成面で反射されたオン光は、RTIRプリズム174に入射して、投影光として投影側光学系220に入射される。そして、投影側光学系220の投影部19から投影光が出射して、スクリーン等に画像が投影される。
投影側光学系220のレンズ鏡筒225は、レンズ鏡筒225に内蔵される固定レンズ群及び可動レンズ群235を備えてズーム機能を備えた可変焦点型レンズとされる。可動レンズ群235は、レンズモータを駆動源として、ズーム調整やフォーカス調整を可能とされる。
このように投影装置10を構成することで、励起光照射装置70及び赤色光源装置120、青色光源装置300からそれぞれ異なるタイミングで光を出射すると、赤色、緑色及び青色の各波長帯域光が導光光学系140及び光源側光学系170を介して表示素子51に入射されるため、投影装置10の表示素子51であるDMDがデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
そして、同一の光軸に合わせられてマイクロレンズアレイ171を透過した光は、回転ミラー装置270により反射して、集光レンズ172に入射する。ここで、回転ミラー装置270により光が反射されるとき、ミラー板271は一方向(例えば時計回りの方向)に一定速度で連続して回転している。すると、特にレーザ光である青色光源装置300からの青色波長帯域光及び赤色光源装置120からの赤色波長帯域光は、回転するミラー板271のミラー面271aにおける微小な断面凹凸波形状の部分を複数回反射されて集光レンズ172に入射されるので、スペックルノイズが低減される。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図7に基づいて説明する。図7の投影装置10Aは、第1実施形態の投影装置10においてマイクロレンズアレイ171の出射側の光路上に配置されていた回転ミラー装置270の位置を変更し、マイクロレンズアレイ171の入射側の光路上に回転ミラー装置270を配置したものである。なお、以下の説明においては、第1実施形態と同じ部材や箇所には同じ符号を付して、その説明は簡略化又は省略する。
また、本実施形態における投影装置10Aの導光光学系140には、第一ダイクロイックミラー141に換えて、第一ダイクロイックミラー141Aを配置した。第一ダイクロイックミラー141Aは、青色光源装置300から出射される青色波長帯域光の光軸と、赤色光源装置120から出射される赤色波長帯域光と、が直交して交差する位置に配置され、赤色波長帯域光を透過し、青色波長帯域光を反射して、この青色波長帯域光の光軸を左側パネル14方向に90度変換する。
導光光学系140に設けられる回転ミラー装置270は、第一ダイクロイックミラー141Aの左側パネル14側に配置される。回転ミラー装置270は、第一ダイクロイックミラー141Aを透過した赤色光源装置120からの赤色波長帯域光と、第一ダイクロイックミラー141Aを反射した青色光源装置300からの青色波長帯域光と、を反射して、各光軸を背面パネル13方向に90度変換する。
なお、本実施形態においては、マイクロレンズアレイ171の背面パネル13側には、光源側光学系170としての反射ミラー176が配置される。この反射ミラー176により、マイクロレンズアレイ171を透過した各色波長帯域光は、集光レンズ172に入射されて、RTIRプリズム174に入射される。
本実施形態においては、回転ミラー装置270により反射された赤色波長帯域光及び青色波長帯域光がマイクロレンズアレイ171に入射される。ここで、回転ミラー装置270のミラー面271aが回転しながら光を反射すると、この反射光に微小な光軸のブレ(振動)が生じる場合がある。しかしながら、回転ミラー装置270で反射された光がマイクロレンズアレイ171における無数のマイクロレンズを透過することにより、この光軸のブレ(振動)が低減される。従って、鮮明な画像光を得ることができる。図7に示すように、本実施形態では、第一ダイクロイックミラー141Aとミラー板271との間に拡散板143を配置した。この構成により、青色レーザダイオード301からの出射光と赤色レーザダイオード121からの出射光は、拡散板143で拡散された後、回転ミラー装置270のミラー板271で反射される。
なお、ミラー板271と第二ダイクロイックミラー145との間に拡散板143を配置しても良い。
(第3実施形態)
次に、図8に基づいて、本発明の第3実施形態を説明する。本実施形態は、第1実施形態及び第2実施形態における回転ミラー装置270を変更して、図8(a),(b)に示すように、傾斜したミラー板271Aを備える回転ミラー装置270Aとしたものである。すなわち、回転ミラー装置270のミラー板271Aのミラー面271Aaは、モータ275の回転軸275aの軸心に対して角度(90°−θ)で傾斜している。つまり、ミラー板271Aのミラー面271Aaは、モータ275の回転軸275aに垂直な面である背面271bに対して所定の角度θ傾斜して形成される。角度θは、0.1°〜0.2°であれば好適である。また、本実施形態におけるミラー板271Aのミラー面271Aaは、第1実施形態及び第2実施形態のミラー板271と同様に、微小な断面凹凸波形状とされている。なお、前述の回転ミラー装置270と同一の箇所や部材については同じ符号を付して、その説明は簡略化又は省略する。
本実施形態の回転ミラー装置270Aは、第1実施形態における投影装置10や第2実施形態における投影装置10Aの回転ミラー装置270に換えて配置することができる。そして、回転ミラー装置270Aのミラー板271Aを回転させながら光を反射すると、ミラー面271Aaにおけるレーザ光の照射位置が前後方向(図8(b)における上下方向)に変位する。従って、より効果的にレーザ光のミラー面271Aaにおける光の反射回数が増加されるので、スペックルノイズのさらなる低減が実現される。特に、ミラー面271Aaが回転軸と直角に配置される場合と比べて、ミラー板271Aの回転中心近傍におけるレーザ光のスペックルノイズの低減に有効である。
以上の通り、本実施形態の光源装置60,60Aは、青色光源装置300の半導体発光素子である青色レーザダイオード301及び赤色光源装置120の赤色レーザダイオード121と、回転ミラー装置270,270Aと、を有する。そして、回転ミラー装置270,270Aは、ミラー板271,271Aで青色レーザダイオード301、赤色レーザダイオード121からの出射光を反射するよう配置される。これにより、レーザ光とされる青色光源装置300からの青色波長帯域光及び赤色光源装置120からの赤色波長帯域光のスペックルノイズを低減することができる。そして、回転ミラー装置270,270Aのミラー板271,271Aの全面をミラー面とすることができるので、ミラー板271,271Aの中心を回転中心とすることができる。従って、回転ミラー装置270,27Aを小型化できる。
また、ミラー面271a,271Aaの断面凹凸波形状は、不均一に形成される。これにより、照射されるレーザ光のミラー面271a,271Aaにおける反射をランダムに設定することができるので、スペックルノイズがより効果的に低減される。
また、ミラー板271Aのミラー面271Aaは、モータ275の回転軸275aに対して傾斜して形成される。これにより、回転中心近傍に照射されるレーザ光においても、効率よくスペックルノイズを低減することができる。
また、回転ミラー装置270は、マイクロレンズアレイ171の出射側の光路上に配置される。これにより、青色光源装置300や赤色光源装置120の配置や、導光光学系140における第一ダイクロイックミラー141等の光学機器の配置をコンパクトにすることができるので、小型化した光源装置60を提供することができる。
また、回転ミラー装置270は、マイクロレンズアレイ171の入射側の光路上に配置することもできる。これにより、回転ミラー装置270により反射されたレーザ光をマイクロレンズアレイ171に入射させることができるので、より鮮明な画像光を得ることができる。
また、マイクロレンズアレイ171の入射側の光路上には拡散板143が配置される。これにより、マイクロレンズアレイ171の有効面に合わせて光を拡散することができる。
また、青色光源装置300及び赤色光源装置120の青色光源及び赤色光源は、半導体発光素子としてレーザダイオードにより構成されている。これにより、省電力でありながら高輝度の光源を備える光源装置60,60Aを提供することができる。
また、青色光源装置300には青色波長帯域光を発する青色レーザダイオード301を設け、赤色光源装置120には赤色波長帯域光を発する赤色レーザダイオード121を設けた。これにより、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光について、明るい鮮明な画像光を得ることができる。
また、光源装置60,60Aは、励起光照射装置70及び蛍光板装置100を備える。そして、蛍光板装置100は、緑色波長帯域光を出射する蛍光体からなる蛍光発光領域を備える。これにより、蛍光とされる緑色波長帯域光の光源光を得ることができる。
また、投影装置10,10Aは、光源装置60,60Aと、表示素子51と、投影側光学系220と、投影装置制御部と、を備える。これにより、レーザダイオードからの出射光のスペックルノイズを低減して鮮明な画像光を投影することができる投影装置10,10Aを得ることができる。
また、ミラー板271の直径は大きくなるが、ミラー板271の中央側を除いた外側の領域のみにミラー面271aを設け、この外側のミラー面271aに光を照射するようにしても良い。この構成により、ミラー板271の中央付近に光が照射されることは無いので、レーザダイオードからの出射光のスペックルノイズをより低減することができる。
また、上記実施形態では、緑色光源として、固定された蛍光板101の例を示したが、この構成に限らない。全周に蛍光体が形成され、モータ等により駆動される回転式の蛍光ホイール(図示せず)を使用しても良い。この場合、蛍光ホイールの単位時間当たりの回転数とミラー板271の単位時間当たりの回転数とを一致させず、同期させないことが望ましい。このように制御することにより、レーザダイオードからの出射光のスペックルノイズをより低減することができる。
また、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]半導体発光素子と、
一方の面に断面凹凸波形状のミラー面が形成され、他方の面にモータの回転軸が接続される回転ミラー装置と、
を有し、
前記回転ミラー装置は、前記ミラー面で前記半導体発光素子からの出射光を反射するよう配置されることを特徴とする光源装置。
[2]前記ミラー面の断面凹凸波形状は不均一であることを特徴とする前記[1]に記載の光源装置。
[3]前記ミラー面の断面凹凸波形状の構造は、
断面凸形状の曲面と断面凹形状の曲面とが交互に平行に隣接して配置された構造、第1の方向の断面及び前記第1の方向と直交する第2の方向の断面が共に、断面凸形状の曲面と断面凹形状の曲面とが交互に隣接されて配置されたマトリクス状になっている構造、断面凸形状の曲面と断面凹形状の曲面とが前記ミラー面の中心から外周側に向かって放射状に交互に隣接された構造、の何れかであることを特徴とする前記[1]に記載の光源装置。
[4]前記マトリクス状になっている構造は、断面凸形状の曲面と断面凹形状の曲面のピッチが、前記ミラー面の中心から外周側に掛けて段階的に大きくなっていることを特徴とする前記[3]に記載の光源装置。
[5]前記ミラー面は、前記モータの前記回転軸に垂直な面に対して所定の角度傾斜して形成されることを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れかに記載の光源装置。
[6]前記半導体発光素子からの出射光が入射されるマイクロレンズアレイを備え、
前記回転ミラー装置は、前記マイクロレンズアレイの出射側の光路上に配置されることを特徴とする前記[1]乃至前記[5]の何れかに記載の光源装置。
[7]前記半導体発光素子からの出射光が入射されるマイクロレンズアレイを備え、
前記回転ミラー装置は、前記マイクロレンズアレイの入射側の光路上に配置されることを特徴とする前記[1]乃至前記[5]の何れかに記載の光源装置。
[8]前記マイクロレンズアレイの入射側の光路上に拡散板が配置されることを特徴とする前記[6]又は前記[7]に記載の光源装置。
[9]前記半導体発光素子は、レーザダイオードであることを特徴とする前記[1]乃至前記[8]の何れかに記載の光源装置。
[10]前記レーザダイオードは、赤色波長帯域光を出射する赤色光源装置の赤色光源及び青色波長帯域光を出射する青色光源装置の青色光源として、赤色光源装置及び青色光源装置にそれぞれ配置されることを特徴とする前記[9]に記載の光源装置。
[11]励起光源を備える励起光照射装置と、
前記励起光照射装置からの出射光が照射されて緑色波長帯域光の蛍光が発光される蛍光発光領域を備える蛍光板装置を備えることを特徴とする前記[1]乃至前記[10]の何れかに記載の光源装置。
[12]前記[1]乃至前記[11]の何れかに記載の光源装置と、
前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
前記表示素子と、前記光源装置を制御する投影装置制御部と、
を有することを特徴とする投影装置。
10 投影装置 10A 投影装置
11 上面パネル 12 正面パネル
13 背面パネル 14 左側パネル
15 右側パネル 16 下面パネル
17 吸排気孔 19 投影部
21 入出力コネクタ部 22 入出力インターフェース
23 画像変換部 24 表示エンコーダ
25 ビデオRAM 26 表示駆動部
27A 回転ミラー装置 31 画像圧縮/伸長部
32 メモリカード 35 Ir受信部
36 Ir処理部 37 キー/インジケータ部
38 制御部 41 光源制御回路
43 冷却ファン駆動制御回路 45 レンズモータ
47 音声処理部 48 スピーカ
51 表示素子 60 光源装置
60A 光源装置 70 励起光照射装置
71 青色レーザダイオード 73 コリメータレンズ
75 反射ミラー 80 緑色光源装置
100 蛍光板装置 101 蛍光板
110 集光レンズ群 120 赤色光源装置
121 赤色レーザダイオード 123 コリメータレンズ
135 ヒートシンク 136 ヒートパイプ
140 導光光学系 141 第一ダイクロイックミラー
141A 第一ダイクロイックミラー 143 拡散板
145 第二ダイクロイックミラー 170 光源側光学系
171 マイクロレンズアレイ 172 集光レンズ
174 RTIRプリズム 176 反射ミラー
190 ヒートシンク 220 投影側光学系
225 レンズ鏡筒 235 可動レンズ群
241 制御回路基板 261 冷却ファン
270 回転ミラー装置 270A 回転ミラー装置
271 ミラー板 271A ミラー板
271a ミラー面 271Aa ミラー面
271b 背面 273 接続プレート
275 モータ 275a 回転軸
300 青色光源装置 301 青色レーザダイオード
303 コリメータレンズ

Claims (12)

  1. 半導体発光素子と、
    一方の面に断面凹凸波形状のミラー面が形成され、他方の面にモータの回転軸が接続される回転ミラー装置と、
    を有し、
    前記回転ミラー装置は、前記ミラー面で前記半導体発光素子からの出射光を反射するよう配置されることを特徴とする光源装置。
  2. 前記ミラー面の断面凹凸波形状は不均一であることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記ミラー面の断面凹凸波形状の構造は、
    断面凸形状の曲面と断面凹形状の曲面とが交互に平行に隣接して配置された構造、第1の方向の断面及び前記第1の方向と直交する第2の方向の断面が共に、断面凸形状の曲面と断面凹形状の曲面とが交互に隣接されて配置されたマトリクス状になっている構造、断面凸形状の曲面と断面凹形状の曲面とが前記ミラー面の中心から外周側に向かって放射状に交互に隣接された構造、の何れかであることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  4. 前記マトリクス状になっている構造は、断面凸形状の曲面と断面凹形状の曲面のピッチが、前記ミラー面の中心から外周側に掛けて段階的に大きくなっていることを特徴とする請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記ミラー面は、前記モータの前記回転軸に垂直な面に対して所定の角度傾斜して形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の光源装置。
  6. 前記半導体発光素子からの出射光が入射されるマイクロレンズアレイを備え、
    前記回転ミラー装置は、前記マイクロレンズアレイの出射側の光路上に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の光源装置。
  7. 前記半導体発光素子からの出射光が入射されるマイクロレンズアレイを備え、
    前記回転ミラー装置は、前記マイクロレンズアレイの入射側の光路上に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の光源装置。
  8. 前記マイクロレンズアレイの入射側の光路上に拡散板が配置されることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の光源装置。
  9. 前記半導体発光素子は、レーザダイオードであることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載の光源装置。
  10. 前記レーザダイオードは、赤色波長帯域光を出射する赤色光源装置の赤色光源及び青色波長帯域光を出射する青色光源装置の青色光源として、赤色光源装置及び青色光源装置にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項9に記載の光源装置。
  11. 励起光源を備える励起光照射装置と、
    前記励起光照射装置からの出射光が照射されて緑色波長帯域光の蛍光が発光される蛍光発光領域を備える蛍光板装置を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れかに記載の光源装置。
  12. 請求項1乃至請求項11の何れかに記載の光源装置と、
    前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
    前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
    前記表示素子と、前記光源装置を制御する投影装置制御部と、
    を有することを特徴とする投影装置。
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