JP2017225004A - デスクランブル情報提供装置、受信機、受信システム、デスクランブル情報提供方法、および、プログラム - Google Patents

デスクランブル情報提供装置、受信機、受信システム、デスクランブル情報提供方法、および、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】受信機に対して着脱可能でありながら、従来のB−CASカードよりも不正デスクランブルに利用され難いデスクランブル情報提供装置を実現する。【解決手段】CAS基板(3)は、ROM(33)と、ROMに未だIDが記録されていないときに当該CAS基板に接続された特定の受信機(1)のIDを書き換え不能にROMに書き込む機能、及び、当該CAS基板に接続された機器のIDをROMに書き込まれたIDと照合し、当該機器が上記特定の受信機であると判定された場合に、当該機器にCAS情報を提供する機能を有するFPGA(31)と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、デスクランブル情報提供装置、受信機、受信システム、デスクランブル情報提供方法、および、プログラムに関する。
放送コンテンツをデスクランブルするためのデスクランブル情報をテレビ受信機(以下、「受信機」と呼ぶ)に提供するデスクランブル情報提供装置として、従来、受信機に着脱可能に装着されたB−CASカードが広く用いられていた。ただし、不正に改造されたB−CASカードを受信機に装着することによって、視聴が許されていない放送コンテンツのデスクランブルが可能になってしまうという事例があった。
そこで、高度広帯域衛星放送においては、暗号化方式のアルゴリズムを改善するとともに、B−CASモジュール(回路)を受信機の本体基板上に着脱不能に実装することによって、上記のような不正デスクランブルを不可能にすることが検討されている。
なお、特許文献1には、回路電源の通電無通電に関係なく、大切な固有情報が第3者に不正に読み出されることを防ぐ耐タンパ装置およびその方法が開示されている。特許文献2には、従来の数理的な暗号よりはるかに強い暗号強度を持ち、多様なメディアに応用可能な暗号化技術を提供する。
特開2003−337753号公報(2003年11月28日公開) 特許4829628号公報(2007年6月14日公開)
しかしながら、B−CASモジュールを受信機の本体基板上に着脱不能に実装すると、B−CASモジュールに不具合があった場合、その不具合を解消するためには、本体基板を交換するか、特殊な工具を用いて本体基板上のB−CASモジュールを交換するしか方法がない。また、メーカは、受信機の発売後にB−CASモジュールの基板だけをオプションとして提供することができなくなる。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、B−CASモジュール等のデスクランブル情報提供装置であって、受信機に対して着脱可能でありながら、従来のB−CASカードよりも不正デスクランブルに利用され難いデスクランブル情報提供装置を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るデスクランブル情報提供装置は、放送コンテンツを受信する受信機に該放送コンテンツをデスクランブルするためのデスクランブル情報を提供するデスクランブル情報提供装置であって、記録媒体と、上記記録媒体に未だIDが記録されていないときに当該デスクランブル情報提供装置に接続された特定の受信機のIDを書き換え不能に上記記録媒体に書き込む機能、及び、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器のIDを上記記録媒体に書き込まれたIDと照合し、当該機器が上記特定の受信機であると判定された場合に、当該機器に上記デスクランブル情報を提供する機能を有する制御部と、を備えている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る受信機は、放送コンテンツを受信する受信機であって、当該受信機に接続されたデスクランブル情報提供装置に当該受信機のIDを出力する制御部と、当該受信機に接続されたデスクランブル情報提供装置からデスクランブル情報を取得することができた場合に、該デスクランブル情報を用いて上記放送コンテンツをデスクランブルするデスクランブル部と、を備えている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る受信システムは、放送コンテンツを受信する受信機と、上記受信機に上記放送コンテンツをデスクランブルするためのデスクランブル情報を提供するデスクランブル情報提供装置と、を備えており、上記受信機が、当該受信機に接続されたデスクランブル情報提供装置に当該受信機のIDを出力する制御部と、当該受信機に接続されたデスクランブル情報提供装置からデスクランブル情報を取得することができた場合に、該デスクランブル情報を用いて上記放送コンテンツをデスクランブルするデスクランブル部と、を備えており、上記デスクランブル情報提供装置が、記録媒体と、上記記録媒体に未だIDが記録されていないときに当該デスクランブル情報提供装置に接続された特定の受信機のIDを書き換え不能に上記記録媒体に書き込む機能、及び、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器のIDを上記記録媒体に書き込まれたIDと照合し、当該機器が上記特定の受信機であると判定された場合に、当該機器に上記デスクランブル情報を提供する機能を有する制御部と、を備えている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るデスクランブル情報提供方法は、放送コンテンツを受信する受信機に該放送コンテンツをデスクランブルするためのデスクランブル情報を提供するデスクランブル情報提供方法であって、記録媒体に未だIDが記録されていないときにデスクランブル情報提供装置に接続された特定の受信機のIDを書き換え不能に上記記録媒体に書き込むステップと、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器のIDを上記記録媒体に書き込まれたIDと照合し、当該機器が上記特定の受信機であると判定された場合に、当該機器に上記デスクランブル情報を提供するステップと、を含んでいる。
本発明の一態様によれば、B−CASモジュール等のデスクランブル情報提供装置であって、受信機に対して着脱可能でありながら、従来のB−CASカードよりも不正デスクランブルに利用され難いデスクランブル情報提供装置を実現することができるとの効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る受信機の外観を示す図であり、(a)は受信機1の正面図を示し、(b)は受信機1の背面図を示す。 本発明の実施形態1に係る本体基板およびCAS基板の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る本体基板およびCAS基板の構成(変形例)を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係るSOCと、CASICとの間の通信タイミングを示す図である。 本発明の実施形態1に係るFPGAの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る本体基板およびCAS基板の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係る本体基板およびCAS基板の構成(変形例)を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係るFPGAの第1処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係るFPGAの第2処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る本体基板およびCAS基板の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3に係る本体基板およびCAS基板の構成(変形例)を示すブロック図である。 本発明の実施形態3に係るFPGAの第1処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係るFPGAの第2処理を示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態1について、詳細に説明する。
(受信機1の外観)
図1は、本実施形態に係る受信機1の外観を示す図である。図1(a)は受信機1の正面図を示し、図1(b)は受信機1の背面図を示す。受信機1は、放送コンテンツを受信する。図1(b)に示すように、受信機1の背面側に本体基板2が実装され、本体基板2にCAS基板(デスクランブル情報提供装置)3が取り付けられる。本体基板2は、受信機1のメイン処理用基板である。CAS基板3は、受信機1に放送コンテンツをデスクランブルするためのCAS情報(デスクランブル情報)を提供する基板である。
(本体基板2およびCAS基板3の構成)
図2は、本実施形態に係る本体基板2およびCAS基板3の構成を示すブロック図である。図2に示すように、本体基板2は、SOC(system on a chip:制御部)21、内層配線22、通信線23、コネクタ24および25を備えている。SOC21は、受信機1のメイン処理用の集積回路であって、当該受信機1に接続されたCAS基板3に当該受信機の本体IDを出力する。内層配線22は、SOC21と、コネクタ24とを接続する信号ラインである。通信線23は、SOC21と、コネクタ25とを接続する信号ラインである。コネクタ24および25は、CAS基板3を差し込むためのスロットである。
なお、受信機1は、当該受信機1に接続されたCAS基板3からCAS情報を取得することができた場合に、該CAS情報を用いて放送コンテンツをデスクランブルするデスクランブル部を備えている。
図2に示すように、CAS基板3は、FPGA(field-programmable gate array:制御部)31、CASIC(CAS integrated circuit:デスクランブル情報生成部)32、内層配線34、35、通信線36、電源供給線37、コネクタ38および39を備えている。FPGA31は、CAS基板3の制御用の集積回路であり、ROM(記録媒体)33を備えている。
FPGA31は、ROM33に未だ本体ID(シリアル番号)が記録されていないときに当該CAS基板3に接続された特定の受信機1の本体IDを書き換え不能にROM33に書き込む機能を有する。FPGA31は、当該CAS基板3に接続された機器のIDをROM33に書き込まれたIDと照合し、当該機器が上記特定の受信機1であると判定された場合に、当該機器にCAS情報を提供する機能を有する。
CASIC32は、CAS情報を生成する集積回路である。内層配線34は、FPGA31と、コネクタ38とを接続する信号ラインである。内層配線35は、FPGA31と、CASIC32とを接続する信号ラインである。内層配線34および35は、コネクタ38と、CASIC32とを接続する信号ラインであって、CAS情報を伝送する信号ラインである。
通信線36は、FPGA31と、コネクタ39とを接続する信号ラインである。電源供給線37は、FPGA31からCASIC32に電源を供給するための信号ラインである。コネクタ38および39は、本体基板2に差し込むための端子である。
受信機1の本体基板2にCAS基板3が接続された後、最初に受信機1の電源が投入された場合に、FPGA31は、SOC21から本体IDを取得し、当該本体IDをROM33に書き込む。その後、FPGA31は、SOC21から取得した本体IDと、ROM33から読み出した本体IDとが一致した場合に、CASIC32の電源を投入し、CASIC32との間で信号ラインを接続する。これにより、外部から強制的にCASIC32に電源を供給しても、CASIC32は外部と通信することはできない。
(CASIDの照合)
FPGA31は、受信機1の本体IDの照合と共に、CAS基板3のCASIDの照合を行ってもよい。詳細には、FPGA31は、上記特定の受信機1の本体IDをROM33に書き込むと共に、CAS基板3のCASIDを上記特定の受信機1に保持させる。FPGA31は、当該CAS基板3に接続された機器のCASIDをROM33に書き込まれたCASIDと照合すると共に、当該CAS基板3に接続された機器が保持するCASIDを当該CAS基板3のCASIDと照合し、当該機器が上記特定の受信機1であることを判定する。なお、CASIDの照合に関しては、フローチャートによる説明を割愛する。
(変形例)
図3は、本実施形態に係る本体基板2aおよびCAS基板3aの構成を示すブロック図である。これは、本体基板2およびCAS基板3の変形例を示す。図2に示すように、本体基板2aは、SOC21a、内層配線22a、および、コネクタ24aを備えている。CAS基板3aは、FPGA31a、CASIC32a、内層配線34a、35a、電源供給線37a、コネクタ38aを備えている。FPGA31aは、CPLD(Complex Programmable Logic Device)であってもよい。内層配線34aおよび35aは、コネクタ38aと、CASIC32aとを接続する信号ラインであって、CAS情報を伝送する信号ラインである。以下、図2の本体基板2およびCAS基板3と異なる点について説明する。
FPGA31aは、ROM33a、通信線36a、インタフェース部40a、スイッチ41a、および、通信線42aを備えている。スイッチ41aは、内層配線34aによりコネクタ38aと接続され、内層配線35aによりCASIC32aと接続され、通信線36aによりインタフェース部40aと接続される。通信線42aは、ROM33aと、インタフェース部40aとを接続する信号ラインである。
FPGA31aは、CAS基板3aに接続された機器の本体IDをコネクタ38a、および、内層配線34aを介して取得する。FPGA31aは、インタフェース部40aの制御、および、スイッチ31aの切換により、CASIC32aおよびROM33aとの接続を切り換える。これにより、SOC21aとCASIC32aとの間の通信経路、および、SOC21aとROM33aとの間の通信経路を共通化できるので、本体基板2aのコネクタ24aと、CAS基板3aのコネクタ38aとの間における信号ライン数を削減することができる。
なお、初期状態において、SOC21aのROM26aには、本体IDが書き込まれているが、CASIDは書かれていない。初期状態において、FPGA31aのROM33aには、識別コードおよび本体IDともに書かれていない。CAS基板3aが本体基板2aに接続された後、SOC21aのROM26aには、CASIDが書き込まれる。CAS基板3aが本体基板2aに接続された後、FPGA31aのROM33aには、書き込み済を示す識別コードおよび本体IDが書き込まれる。
図4は、本実施形態に係るSOC21aと、CASIC32aとの間の通信タイミングを示す図である。SOC21aは、本体IDの送信、CASIDの送信を行う。FPGA31aは、SOC21aから受信した本体ID、CASIDと、CAS基板3aに記憶されている本体ID、CASIDとがそれぞれ一致した場合に、CASIC32aの電源を投入し、スイッチ41aをCASIC32aと接続する。これにより、SOC21aと、CASIC32aとの間の通信が開始される。
(CAS基板3の処理)
図5は、本実施形態に係るFPGA31の処理を示すフローチャートである。FPGA31は、CAS基板3が本体基板2に差し込まれた場合に、本処理を開始する。なお、本処理は、FPGA31aにも適用される。
図5に示すように、FPGA31は、受信機1から本体IDを取得し、ROM33から識別コードを読み取る(S501)。識別コードは、ROM33が書き込み済か否かを示す。次に、FPGA31は、識別コードによりROM33が書き込み済か否かを判定する(S502)。ROM33が書き込み済でない場合(S502のNO)、FPGA31は、取得した本体IDをROM33に書き込む(S503)。そして、FPGA31は、識別コードをROM33の書き込み済に更新する(S504)。
FPGA31は、電源供給線37を介してCASIC32の電源を投入する(S505)。なお、FPGA31aは、さらにスイッチ41aをCASIC32aに接続する(S505)。そして、FPGA31は、CASIC32との通信を開始する(S506)。これにより、FPGA31は、CASIC32からCAS情報を取得し、本体基板2に送信する。
ROM33が書き込み済である場合(S502のYES)、FPGA31は、ROM33から本体IDを読み出す(S507)。そして、FPGA31は、読み出した本体IDと、取得した本体IDとが一致するか否かを判定する(S508)。読み出した本体IDと、取得した本体IDとが一致する場合(S508のYES)、FPGA31は、S505、S506の処理を行う。
読み出した本体IDと、取得した本体IDとが一致しない場合(S508のNO)、FPGA31は、本体ID同士が一致しないことを通知する(S509)。例えば、FPGA31は、SOC21を介して受信機1の画面に本体ID同士が一致しない旨を示すメッセージを表示する。
(実施形態1の効果)
上記実施形態1によれば、CAS基板3を他の受信機1に流用するのを防止することができる。そして、CAS基板3をPC等に接続して、CAS基板3のデータを書き換えるのを防止することができる。また、本体基板2と、CAS基板3との間に観測用の機器を接続して、本体基板2と、CAS基板3との間で送受信される信号を解析するのを防止することができる。
上記によれば、CAS基板3を購入した後、受信機1の本体基板2に取り付けることができる。次に、CAS基板3を決まった受信機1だけで動作させることができるため、PCなどを使って不正に書き換えたり、解析したりすることが困難になる。そして、不正なCAS基板が市場に出回ることを防止することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図6〜図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図6は、本実施形態に係る本体基板2およびCAS基板3の構成を示すブロック図である。本体基板2において、コネクタ24は、複数の端子を有する。SOC21は、受信機1のメイン処理用の集積回路であって、複数の端子を有する。内層配線22は、コネクタ24の各端子とSOC21の各端子とを接続する複数の信号ラインであって、CAS情報を伝送する。
CAS基板3において、コネクタ38は、複数の端子を有する。CASIC32は、CAS情報を生成する集積回路であって、複数の端子を有する。内層配線34および35は、コネクタ38の各端子とCASIC32の各端子とを接続する複数の信号ラインであって、CAS情報を伝送する。
FPGA31は、本体基板2の配線パターン情報に従って複数の信号ラインの配線パターンを再構成する。SOC21は、受信機1のIDと共に、受信機1の配線パターン情報をCAS基板3のFPGA31に送信する。この場合、SOC21は、配線パターン情報を暗号化して送信する。本体基板2の配線パターンは、例えば、製品ごとに異なるように設定されてもよい。CAS基板3は、本体基板2の配線パターンに応じて複数の信号ラインの配線パターンを再構成するので、CAS基板3の共通化が可能になる。
FPGA31が配線パターンを再構成する処理には、以下の2つがある。
第1の処理として、FPGA31は、コネクタ38、39を介して当該CAS基板3に接続された機器が上記特定の受信機1であると判定された場合に、当該機器から取得した配線パターン情報に従って複数の信号ラインの配線パターンを再構成する。
第2の処理として、FPGA31のROM33には、上記特定の受信機1から取得した配線パターン情報が書き換え不能に書き込まれる。そして、FPGA31は、ROM33に書き込まれた配線パターン情報に従って複数の信号ラインの配線パターンを再構成する。
(変形例)
図7は、本実施形態に係る本体基板2bおよびCAS基板3bの構成を示すブロック図である。これは、本体基板2およびCAS基板3の変形例を示す。図7に示すように、本体基板2bは、SOC21b、内層配線22b、通信線23b、および、コネクタ24bを備えている。CAS基板3bは、FPGA31b、CASIC32b、内層配線34b、35b、通信線36b、電源供給線37b、および、コネクタ38bを備えている。FPGA31bは、CPLD(Complex Programmable Logic Device)であってもよい。内層配線34bおよび35bは、コネクタ38bと、CASIC32bとを接続する信号ラインであって、CAS情報を伝送する信号ラインである。以下、図6の本体基板2およびCAS基板3と異なる点について説明する。
FPGA31bは、ROM33b、インタフェース部40b、スイッチ41b、通信線42b、および、配線パターン情報43bを備えている。FPGA31bは、インタフェース部40bを介して、SOC21bから配線パターン情報を取得し、ROM33bに書き込む。FPGA31bは、インタフェース部40bを介してROM33bから配線パターン情報43bを読み出し、配線パターン情報43bに従って、スイッチ41bを切り換えることにより、配線パターンを再構成する。
なお、初期状態において、SOC21bのROM26bには、本体IDおよび配線パターン情報が書き込まれているが、CASIDは書かれていない。初期状態において、FPGA31bのROM33bには、識別コード、本体ID、および、配線パターン情報ともに書かれていない。CAS基板3bが本体基板2bに接続された後、SOC21bのROM26bには、CASIDが書き込まれる。CAS基板3bが本体基板2bに接続された後、FPGA31bのROM33bには、書き込み済を示す識別コード、本体ID、および、配線パターン情報が書き込まれる。
(CAS基板3の第1処理)
図8は、本実施形態に係るFPGA31の第1処理を示すフローチャートである。FPGA31は、CAS基板3が本体基板2に差し込まれた場合に、本処理を開始する。本処理では、FPGA31は、CAS基板3が本体基板2に差し込まれる度に、本体基板2から配線パターン情報を読み出す。なお、本処理は、FPGA31bにも適用される。
図8に示すように、FPGA31は、受信機1から本体IDを取得し、ROM33から識別コードを読み取る(S801)。識別コードは、ROM33が書き込み済か否かを示す。次に、FPGA31は、識別コードによりROM33が書き込み済か否かを判定する(S802)。ROM33が書き込み済でない場合(S802のNO)、FPGA31は、取得した本体IDをROM33に書き込む(S803)。そして、FPGA31は、識別コードをROM33の書き込み済に更新する(S804)。
FPGA31は、電源供給線37を介してCASIC32の電源を投入する(S805)。次に、FPGA31は、受信機1のSOC21から配線パターン情報を読み出す(S806)。そして、FPGA31は、配線パターン情報に従って、配線パターンを再構成する(S807)さらに、FPGA31は、CASIC32との通信を開始する(S808)。これにより、FPGA31は、CASIC32からCAS情報を取得し、本体基板2に送信する。
ROM33が書き込み済である場合(S802のYES)、FPGA31は、ROM33から本体IDを読み出す(S809)。そして、FPGA31は、読み出した本体IDと、取得した本体IDとが一致するか否かを判定する(S810)。読み出した本体IDと、取得した本体IDとが一致する場合(S810のYES)、FPGA31は、S805〜S808の処理を行う。
読み出した本体IDと、取得した本体IDとが一致しない場合(S810のNO)、FPGA31は、本体ID同士が一致しないことを通知する(S811)。
(CAS基板3の第2処理)
図9は、本実施形態に係るFPGA31の第2処理を示すフローチャートである。FPGA31は、CAS基板3が本体基板2に接続された場合に、本処理を開始する。本処理では、FPGA31は、CAS基板3が本体基板2に上記特定の場合に、配線パターン情報をROM33に書き込む。なお、本処理は、FPGA31bにも適用される。
図9に示すように、FPGA31は、受信機1から本体IDおよび配線情報を取得し、ROM33から識別コードを読み取る(S901)。識別コードは、ROM33が書き込み済か否かを示す。次に、FPGA31は、識別コードによりROM33が書き込み済か否かを判定する(S902)。ROM33が書き込み済でない場合(S902のNO)、FPGA31は、取得した本体IDおよび配線情報をROM33に書き込む(S903)。そして、FPGA31は、識別コードをROM33の書き込み済に更新する(S904)。
FPGA31は、電源供給線37を介してCASIC32の電源を投入する(S905)。次に、FPGA31は、ROM33から配線パターン情報を読み出す(S906)。そして、FPGA31は、配線パターン情報に従って、複数の信号ラインの配線パターンを再構成する(S907)。さらに、FPGA31は、CASIC32との通信を開始する(S908)。これにより、FPGA31は、CASIC32からCAS情報を取得し、本体基板2に送信する。
ROM33が書き込み済である場合(S902のYES)、FPGA31は、ROM33から本体IDを読み出す(S909)。そして、FPGA31は、読み出した本体IDと、取得した本体IDとが一致するか否かを判定する(S910)。読み出した本体IDと、取得した本体IDとが一致する場合(S910のYES)、FPGA31は、S905〜S908の処理を行う。
読み出した本体IDと、取得した本体IDとが一致しない場合(S910のNO)、FPGA31は、本体ID同士が一致しないことを通知する(S911)。
(実施形態2の効果)
上記実施形態2によれば、CAS基板3を他の受信機1に流用するのを防止することができる。そして、CAS基板3をPC等に接続して、CAS基板3のデータを書き換えるのを防止することができる。また、本体基板2と、CAS基板3との間に観測用の機器を接続して、本体基板2と、CAS基板3との間で送受信される信号を解析するのを防止することができる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図10〜図13に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図10は、本実施形態に係る本体基板2およびCAS基板3の構成を示すブロック図である。本体基板2において、コネクタ24は、複数の端子を有する。SOC21は、受信機1のメイン処理用の集積回路であって、複数の端子を有する。内層配線22は、コネクタ24の各端子とSOC21の各端子とを接続する複数の信号ラインであって、CAS情報を伝送する。
CAS基板3において、コネクタ38は、複数の端子を有する。CASIC32は、CAS情報を生成する集積回路であって、複数の端子を有する。内層配線34および35は、コネクタ38の各端子とCASIC32の各端子とを接続する複数の信号ラインであって、CAS情報を伝送する。
FPGA31は、本体ID同士が一致し、インピーダンス値同士が一致した場合に、CASIC32CASIC32の電源を投入し、CASIC32との間で信号ラインを接続する。これにより、外部から強制的にCASIC32に電源を供給しても、CASIC32は外部と通信することはできない。
FPGA31がインピーダンス値を照合する処理には、以下の2つがある。
第1の処理として、FPGA31は、当該CAS基板3に接続された機器のIDをROM33に書き込まれたIDと照合すると共に、複数の信号ラインのインピーダンスの値を機器から取得したインピーダンスの値と照合し、当該機器が上記特定の受信機であることを判定する。
第2の処理として、FPGA31のROM33には、上記特定の受信機1がコネクタ38に接続されているときに測定した複数の信号ラインのインピーダンスの値が書き換え不能に書き込まれる。FPGA31は、当該CAS基板3に接続された機器の本体IDをROM33に書き込まれた本体IDと照合すると共に、複数の信号ラインのインピーダンスの値をROM33に書き込まれたインピーダンスの値と照合し、当該機器が上記特定の受信機1であることを判定する。
(変形例)
図11は、本実施形態に係る本体基板2cおよびCAS基板3cの構成を示すブロック図である。これは、本体基板2およびCAS基板3の変形例を示す。図11に示すように、本体基板2cは、SOC21c、内層配線22c、通信線23c、コネクタ24c、および、ROM26cを備えている。CAS基板3cは、FPGA31c、CASIC32c、内層配線34c、35c、通信線36c、電源供給線37c、および、コネクタ38cを備えている。FPGA31cは、CPLDであってもよい。内層配線34cおよび35cは、コネクタ38cと、CASIC32cとを接続する信号ラインであって、CAS情報を伝送する信号ラインである。以下、図6の本体基板2およびCAS基板3と異なる点について説明する。
FPGA31cは、ROM33c、インタフェース部40c、スイッチ41c、通信線42c、および、インピーダンス値測定部44cを備えている。FPGA31cは、インピーダンス値測定部44cによりインピーダンス値を測定し、インタフェース部40cを介して、当該インピーダンス値をROM33cに書き込む。FPGA31cは、インタフェース部40cを介してSOC21cまたはROM33cからインピーダンス値を読み出し、インピーダンス値測定部44cにより測定したインピーダンス値と照合する。
なお、初期状態において、SOC21cのROM26cには、本体IDおよびインピーダンス値が書き込まれているが、CASIDは書かれていない。初期状態において、FPGA31cのROM33cには、識別コード、本体ID、および、インピーダンス値ともに書かれていない。CAS基板3cが本体基板2cに接続された後、SOC21cのROM26cには、CASIDが書き込まれる。CAS基板3cが本体基板2cに接続された後、FPGA31cのROM33cには、書き込み済を示す識別コード、本体ID、および、インピーダンス値が書き込まれる。
(CAS基板3の第1処理)
図12は、本実施形態に係るFPGA31の第1処理を示すフローチャートである。FPGA31は、CAS基板3が本体基板2に差し込まれた場合に、本処理を開始する。本処理では、FPGA31は、CAS基板3が本体基板2に差し込まれる度に、本体基板2からインピーダンス値を読み出す。なお、本処理は、FPGA31cにも適用される。
図12に示すように、FPGA31は、受信機1から本体IDおよびインピーダンス値を取得し、ROM33から識別コードを読み取る(S1201)。識別コードは、ROM33が書き込み済か否かを示す。次に、FPGA31は、識別コードによりROM33が書き込み済か否かを判定する(S1202)。ROM33が書き込み済でない場合(S1202のNO)、FPGA31は、取得した本体IDをROM33に書き込む(S1203)。そして、FPGA31は、識別コードをROM33の書き込み済に更新する(S1204)。
FPGA31は、複数の信号ラインのインピーダンス値を測定する(S1205)。そして、FPGA31は、測定したインピーダンス値が受信機1から取得したインピーダンス値と一致するか否かを判定する(S1206)。
インピーダンス値同士が一致する場合(S1206のYES)、FPGA31は、電源供給線37を介してCASIC32の電源を投入する(S1207)。なお、FPGA31cは、さらにスイッチ41cをCASIC32cに接続する(S1207)。そして、FPGA31は、CASIC32との通信を開始する(S1208)。これにより、FPGA31は、CASIC32からCAS情報を取得し、本体基板2に送信する。
インピーダンス値同士が一致しない場合(S1206のNO)、FPGA31は、CAS基板3が合致しないことを通知する(S1211)。
ROM33が書き込み済である場合(S1202のYES)、FPGA31は、ROM33から本体IDを読み出す(S1209)。そして、FPGA31は、読み出した本体IDと、受信機1から取得した本体IDとが一致するか否かを判定する(S1210)。読み出した本体IDと、取得した本体IDとが一致する場合(S1210のYES)、FPGA31は、S1205〜S1208、S1211の処理を行う。
読み出した本体IDと、取得した本体IDとが一致しない場合(S1210のNO)、FPGA31は、CAS基板3が合致しないことを通知する(S1211)。例えば、FPGA31は、SOC21を介して受信機1の画面にCAS基板3が合致しない旨を示すメッセージを表示する。
(CAS基板3の第2処理)
図13は、本実施形態に係るFPGA31の第2処理を示すフローチャートである。FPGA31は、CAS基板3が本体基板2に差し込まれた場合に、本処理を開始する。本処理では、FPGA31は、ID書き込み時にCAS基板3が本体基板2に差し込まれた場合に、インピーダンス値を測定し、ROM33に書き込む。なお、本処理は、FPGA31cにも適用される。
図13に示すように、FPGA31は、受信機1から本体IDを取得し、ROM33から識別コードを読み取る(S1301)。識別コードは、ROM33が書き込み済か否かを示す。次に、FPGA31は、識別コードによりROM33が書き込み済か否かを判定する(S1302)。
ROM33が書き込み済でない場合(S1302のNO)、FPGA31は、取得した本体IDをROM33に書き込む(S1303)。次に、FPGA31は、複数の信号ラインのインピーダンス値を測定して、ROM33の書き込む(S1304)。そして、FPGA31は、識別コードをROM33の書き込み済に更新する(S1305)。
FPGA31は、複数の信号ラインのインピーダンス値を測定する(S1306)。そして、FPGA31は、測定したインピーダンス値がROM33から取得したインピーダンス値と一致するか否かを判定する(S1307)。
インピーダンス値同士が一致する場合(S1307のYES)、FPGA31は、電源供給線37を介してCASIC32の電源を投入する(S1308)。なお、FPGA31cは、さらにスイッチ41cをCASIC32cに接続する(S1308)。そして、FPGA31は、CASIC32との通信を開始する(S1309)。これにより、FPGA31は、CASIC32からCAS情報を取得し、本体基板2に送信する。
インピーダンス値同士が一致しない場合(S1307のNO)、FPGA31は、CAS基板3が合致しないことを通知する(S1312)。
ROM33が書き込み済である場合(S1302のYES)、FPGA31は、ROM33から本体IDを読み出す(S1310)。そして、FPGA31は、読み出した本体IDと、受信機1から取得した本体IDとが一致するか否かを判定する(S1311)。読み出した本体IDと、取得した本体IDとが一致する場合(S1311のYES)、FPGA31は、S1306〜S1309、S1312の処理を行う。
読み出した本体IDと、取得した本体IDとが一致しない場合(S1311のNO)、FPGA31は、CAS基板3が合致しないことを通知する(S1312)。
(実施形態3の効果)
上記実施形態3によれば、CAS基板3を他の受信機1に流用するのを防止することができる。そして、CAS基板3をPC等に接続して、CAS基板3のデータを書き換えるのを防止することができる。また、本体基板2と、CAS基板3との間に観測用の機器を接続して、本体基板2と、CAS基板3との間で送受信される信号を解析するのを防止することができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
受信機1の制御ブロック(特にSOC21およびFPGA31)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、受信機1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るデスクランブル情報提供装置(CAS基板3)は、放送コンテンツを受信する受信機(1)に該放送コンテンツをデスクランブルするためのデスクランブル情報(CAS情報)を提供するデスクランブル情報提供装置であって、記録媒体(ROM33)と、上記記録媒体に未だIDが記録されていないときに当該デスクランブル情報提供装置に接続された特定の受信機のIDを書き換え不能に上記記録媒体に書き込む機能、及び、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器のIDを上記記録媒体に書き込まれたIDと照合し、当該機器が上記特定の受信機であると判定された場合に、当該機器に上記デスクランブル情報を提供する機能を有する制御部(FPGA31)と、を備えている。
上記の構成によれば、受信機に対して着脱可能でありながら、従来のB−CASカードよりも不正デスクランブルに利用され難くすることができる。
本発明の態様2に係るデスクランブル情報提供装置は、上記態様1において、上記制御部が、上記特定の受信機のIDを上記記録媒体に書き込むと共に、自装置のIDを上記特定の受信機に保持させるものであり、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器のIDを上記記録媒体に書き込まれたIDと照合すると共に、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器が保持するIDを自装置のIDと照合し、当該機器が上記特定の受信機であることを判定してもよい。
上記の構成によれば、受信機のIDの照合、および、デスクランブル情報提供装置のIDの照合を行うので、放送コンテンツの受信において、不正なスクランブルの解除をより確実に防止することができる。
本発明の態様3に係るデスクランブル情報提供装置は、上記態様1および2において、コネクタ(38)と、上記デスクランブル情報を生成するデスクランブル情報生成部と、上記コネクタと上記デスクランブル情報生成部とを接続する信号ライン(内層配線34、35)であって、上記デスクランブル情報を伝送する信号ラインと、を更に備え、上記制御部が、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器のIDを上記コネクタ及び上記信号ラインを介して取得してもよい。
上記の構成によれば、受信機と、デスクランブル情報提供装置との間の信号ラインの数を減らすことができる。
本発明の態様4に係るデスクランブル情報提供装置は、上記態様1から3において、複数の端子を有するコネクタと、上記デスクランブル情報を生成するデスクランブル情報生成部であって、複数の端子を有するデスクランブル情報生成部と、上記コネクタの各端子と上記デスクランブル情報生成部の各端子とを接続する複数の信号ラインであって、上記デスクランブル情報を伝送する複数の信号ラインと、を更に備え、上記制御部が、上記コネクタを介して当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器が上記特定の受信機であると判定された場合に、当該機器から取得した配線パターン情報(43b)に従って上記複数の信号ラインの配線パターンを再構成してもよい。
上記の構成によれば、受信機の配線パターンを用いてデスクランブル情報提供装置の配線パターンを再構成するので、安全にデスクランブル情報を提供することができる。
本発明の態様5に係るデスクランブル情報提供装置は、上記態様1から3において、複数の端子を有するコネクタと、上記デスクランブル情報を生成するデスクランブル情報生成部であって、複数の端子を有するデスクランブル情報生成部と、上記コネクタの各端子と上記デスクランブル情報生成部の各端子とを接続する複数の信号ラインであって、上記デスクランブル情報を伝送する複数の信号ラインと、を更に備え、上記記録媒体には、上記特定の受信機から取得した配線パターン情報が書き換え不能に書き込まれ、上記制御部が、上記記録媒体に書き込まれた配線パターン情報に従って上記複数の信号ラインの配線パターンを再構成してもよい。
上記の構成によれば、受信機の配線パターンを用いてデスクランブル情報提供装置の配線パターンを再構成するので、安全にデスクランブル情報を提供することができる。
本発明の態様6に係るデスクランブル情報提供装置は、上記態様1から5において、複数の端子を有するコネクタと、上記デスクランブル情報を生成するデスクランブル情報生成部であって、複数の端子を有するデスクランブル情報生成部と、上記コネクタの各端子と上記デスクランブル情報生成部の各端子とを接続する複数の信号ラインであって、上記デスクランブル情報を伝送する複数の信号ラインと、を更に備え、上記制御部が、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器のIDを上記記録媒体に書き込まれたIDと照合すると共に、上記複数の信号ラインのインピーダンスの値を上記機器から取得したインピーダンスの値と照合し、当該機器が上記特定の受信機であることを判定してもよい。
上記の構成によれば、受信機のインピーダンスを照合するので、放送コンテンツの受信において、不正なスクランブルの解除をより確実に防止することができる。
本発明の態様7に係るデスクランブル情報提供装置は、上記態様1から5において、複数の端子を有するコネクタと、上記デスクランブル情報を生成するデスクランブル情報生成部であって、複数の端子を有するデスクランブル情報生成部と、上記コネクタの各端子と上記デスクランブル情報生成部の各端子とを接続する複数の信号ラインであって、上記デスクランブル情報を伝送する複数の信号ラインと、を更に備え、上記記録媒体には、上記特定の受信機が上記コネクタに接続されているときに測定した上記複数の信号ラインのインピーダンスの値が書き換え不能に書き込まれ、上記制御部が、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器のIDを上記記録媒体に書き込まれたIDと照合すると共に、上記複数の信号ラインのインピーダンスの値を上記記録媒体に書き込まれたインピーダンスの値と照合し、当該機器が上記特定の受信機であることを判定してもよい。
上記の構成によれば、受信機のインピーダンスを照合するので、放送コンテンツの受信において、不正なスクランブルの解除をより確実に防止することができる。
本発明の態様8に係る受信機は、放送コンテンツを受信する受信機であって、当該受信機に接続されたデスクランブル情報提供装置に当該受信機のIDを出力する制御部(SOC21)と、当該受信機に接続されたデスクランブル情報提供装置からデスクランブル情報を取得することができた場合に、該デスクランブル情報を用いて上記放送コンテンツをデスクランブルするデスクランブル部と、を備えている。
本発明の態様9に係る受信機は、上記態様8において、上記制御部が、上記デスクランブル情報提供装置に、上記受信機のIDと共に、上記受信機の配線パターン情報を出力してもよい。
本発明の態様10に係る受信システムは、放送コンテンツを受信する受信機と、上記受信機に上記放送コンテンツをデスクランブルするためのデスクランブル情報を提供するデスクランブル情報提供装置と、を備えており、上記受信機が、当該受信機に接続されたデスクランブル情報提供装置に当該受信機のIDを出力する制御部と、当該受信機に接続されたデスクランブル情報提供装置からデスクランブル情報を取得することができた場合に、該デスクランブル情報を用いて上記放送コンテンツをデスクランブルするデスクランブル部と、を備えており、上記デスクランブル情報提供装置が、記録媒体と、上記記録媒体に未だIDが記録されていないときに当該デスクランブル情報提供装置に接続された特定の受信機のIDを書き換え不能に上記記録媒体に書き込む機能、及び、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器のIDを上記記録媒体に書き込まれたIDと照合し、当該機器が上記特定の受信機であると判定された場合に、当該機器に上記デスクランブル情報を提供する機能を有する制御部と、を備えている。
本発明の態様11に係るデスクランブル情報提供方法は、放送コンテンツを受信する受信機に該放送コンテンツをデスクランブルするためのデスクランブル情報を提供するデスクランブル情報提供方法であって、記録媒体に未だIDが記録されていないときにデスクランブル情報提供装置に接続された特定の受信機のIDを書き換え不能に上記記録媒体に書き込むステップと、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器のIDを上記記録媒体に書き込まれたIDと照合し、当該機器が上記特定の受信機であると判定された場合に、当該機器に上記デスクランブル情報を提供するステップと、を含んでいる。
本発明の各態様に係るデスクランブル情報提供装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記デスクランブル情報提供装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記デスクランブル情報提供装置をコンピュータにて実現させるデスクランブル情報提供装置のプログラムも本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 受信機
2 本体基板
3 CAS基板(デスクランブル情報提供装置)
21 SOC(制御部)
31 FPGA(制御部)
32 CASIC(デスクランブル情報提供部)
33 ROM(記録媒体)
34、35 内層配線(信号ライン)
38 コネクタ
43b 配線パターン情報

Claims (12)

  1. 放送コンテンツを受信する受信機に該放送コンテンツをデスクランブルするためのデスクランブル情報を提供するデスクランブル情報提供装置であって、
    記録媒体と、
    上記記録媒体に未だIDが記録されていないときに当該デスクランブル情報提供装置に接続された特定の受信機のIDを書き換え不能に上記記録媒体に書き込む機能、及び、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器のIDを上記記録媒体に書き込まれたIDと照合し、当該機器が上記特定の受信機であると判定された場合に、当該機器に上記デスクランブル情報を提供する機能を有する制御部と、を備えている、
    ことを特徴とするデスクランブル情報提供装置。
  2. 上記制御部は、上記特定の受信機のIDを上記記録媒体に書き込むと共に、自装置のIDを上記特定の受信機に保持させるものであり、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器のIDを上記記録媒体に書き込まれたIDと照合すると共に、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器が保持するIDを自装置のIDと照合し、当該機器が上記特定の受信機であることを判定する、ことを特徴とする請求項1に記載のデスクランブル情報提供装置。
  3. コネクタと、
    上記デスクランブル情報を生成するデスクランブル情報生成部と、
    上記コネクタと上記デスクランブル情報生成部とを接続する信号ラインであって、上記デスクランブル情報を伝送する信号ラインと、を更に備え、
    上記制御部は、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器のIDを上記コネクタ及び上記信号ラインを介して取得する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のデスクランブル情報提供装置。
  4. 複数の端子を有するコネクタと、
    上記デスクランブル情報を生成するデスクランブル情報生成部であって、複数の端子を有するデスクランブル情報生成部と、
    上記コネクタの各端子と上記デスクランブル情報生成部の各端子とを接続する複数の信号ラインであって、上記デスクランブル情報を伝送する複数の信号ラインと、を更に備え、
    上記制御部は、上記コネクタを介して当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器が上記特定の受信機であると判定された場合に、当該機器から取得した配線パターン情報に従って上記複数の信号ラインの配線パターンを再構成する、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のデスクランブル情報提供装置。
  5. 複数の端子を有するコネクタと、
    上記デスクランブル情報を生成するデスクランブル情報生成部であって、複数の端子を有するデスクランブル情報生成部と、
    上記コネクタの各端子と上記デスクランブル情報生成部の各端子とを接続する複数の信号ラインであって、上記デスクランブル情報を伝送する複数の信号ラインと、を更に備え、
    上記記録媒体には、上記特定の受信機から取得した配線パターン情報が書き換え不能に書き込まれ、
    上記制御部は、上記記録媒体に書き込まれた配線パターン情報に従って上記複数の信号ラインの配線パターンを再構成する、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のデスクランブル情報提供装置。
  6. 複数の端子を有するコネクタと、
    上記デスクランブル情報を生成するデスクランブル情報生成部であって、複数の端子を有するデスクランブル情報生成部と、
    上記コネクタの各端子と上記デスクランブル情報生成部の各端子とを接続する複数の信号ラインであって、上記デスクランブル情報を伝送する複数の信号ラインと、を更に備え、
    上記制御部は、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器のIDを上記記録媒体に書き込まれたIDと照合すると共に、上記複数の信号ラインのインピーダンスの値を上記機器から取得したインピーダンスの値と照合し、当該機器が上記特定の受信機であることを判定する、
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のデスクランブル情報提供装置。
  7. 複数の端子を有するコネクタと、
    上記デスクランブル情報を生成するデスクランブル情報生成部であって、複数の端子を有するデスクランブル情報生成部と、
    上記コネクタの各端子と上記デスクランブル情報生成部の各端子とを接続する複数の信号ラインであって、上記デスクランブル情報を伝送する複数の信号ラインと、を更に備え、
    上記記録媒体には、上記特定の受信機が上記コネクタに接続されているときに測定した上記複数の信号ラインのインピーダンスの値が書き換え不能に書き込まれ、
    上記制御部は、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器のIDを上記記録媒体に書き込まれたIDと照合すると共に、上記複数の信号ラインのインピーダンスの値を上記記録媒体に書き込まれたインピーダンスの値と照合し、当該機器が上記特定の受信機であることを判定する、
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のデスクランブル情報提供装置。
  8. 放送コンテンツを受信する受信機であって、
    当該受信機に接続されたデスクランブル情報提供装置に当該受信機のIDを出力する制御部と、
    当該受信機に接続されたデスクランブル情報提供装置からデスクランブル情報を取得することができた場合に、該デスクランブル情報を用いて上記放送コンテンツをデスクランブルするデスクランブル部と、を備えている、
    ことを特徴とする受信機。
  9. 上記制御部は、上記デスクランブル情報提供装置に、上記受信機のIDと共に、上記受信機の配線パターン情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の受信機。
  10. 放送コンテンツを受信する受信機と、
    上記受信機に上記放送コンテンツをデスクランブルするためのデスクランブル情報を提供するデスクランブル情報提供装置と、を備えており、
    上記受信機は、
    当該受信機に接続されたデスクランブル情報提供装置に当該受信機のIDを出力する制御部と、
    当該受信機に接続されたデスクランブル情報提供装置からデスクランブル情報を取得することができた場合に、該デスクランブル情報を用いて上記放送コンテンツをデスクランブルするデスクランブル部と、を備えており、
    上記デスクランブル情報提供装置は、
    記録媒体と、
    上記記録媒体に未だIDが記録されていないときに当該デスクランブル情報提供装置に接続された特定の受信機のIDを書き換え不能に上記記録媒体に書き込む機能、及び、当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器のIDを上記記録媒体に書き込まれたIDと照合し、当該機器が上記特定の受信機であると判定された場合に、当該機器に上記デスクランブル情報を提供する機能を有する制御部と、を備えている、
    ことを特徴とする受信システム。
  11. 放送コンテンツを受信する受信機に該放送コンテンツをデスクランブルするためのデスクランブル情報を提供するデスクランブル情報提供方法であって、
    記録媒体に未だIDが記録されていないときにデスクランブル情報提供装置に接続された特定の受信機のIDを書き換え不能に上記記録媒体に書き込むステップと、
    当該デスクランブル情報提供装置に接続された機器のIDを上記記録媒体に書き込まれたIDと照合し、当該機器が上記特定の受信機であると判定された場合に、当該機器に上記デスクランブル情報を提供するステップと、を含んでいる、
    ことを特徴とするデスクランブル情報提供方法。
  12. 請求項11に記載のデスクランブル情報提供方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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