JP2017223260A - 遠隔作動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力は勿論のこと、エアー、通信を使用せずに遠隔で目的の動作を可能とすること。
【解決手段】遠隔作動装置は、第1の台座13と、第1の台座上に回転可能に設置され、最外周に所定の間隔をもって第1の爪部8を有する円盤12と、第1の台座上に水平方向に移動可能に第1の支持部材3に支持されて設置された突出し棒1と、突出し棒の先端に固定され、突出し棒の水平方向の移動に伴い、第1の爪部を押して円盤を回転させる第2の爪部7を有する移動部材4と、円盤上に設置された両端に傾斜面を有する山形台座14と、第1の台座の上方に、円盤の一部を挟むように設置された第2の台座15と、第2の台座上に山形台座の傾斜面に沿って上下方向に移動する上下棒16と、第2の台座上に設置され、一端側の先端部に傾斜面17Aを有する案内部17と他端側に目的動作物を支持し、上下棒の動作により軸方向に動く連結棒18とから構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は遠隔作動装置に係り、特に、アクセスしにくい場所にある目的物を処理するものに好適な遠隔作動装置に関する。
目的の動作を遠隔にて行わせる遠隔作動装置として特許文献1を挙げることができる。この特許文献1には、送信手段から放射される予め決められる周波数を受信して、電磁エネルギーを電力に変換し、該電力によって動作を行うようにした遠隔作動装置が記載されている。
特開平2−22998号公報
上述した特許文献1に記載されている遠隔作動装置には、所望の動作を遠隔にて行わせる遠隔作動装置として、無接触で電力が供給されて作動する遠隔作動装置が記載されている。
しかしながら、上述した特許文献1の遠隔作動装置では、無接触で電力を発生させる手段が必要であり、そのためには、人間が遠隔作動装置に近づいて通信する回路や装置が必要である。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、電力は勿論のこと、エアー、通信を使用せずに遠隔で目的の動作を可能とすることができる遠隔作動装置を提供することにある。
本発明の遠隔作動装置は、上記目的を達成するために、スプリングプランジャーを有する第1の台座と、該第1の台座上に回転可能に設置され、最外周に所定の間隔をもって第1の爪部が複数形成されていると共に、前記第1の台座のスプリングプランジャーが収まり回転が固定される複数の溝を有する円盤と、前記第1の台座上に、水平方向に移動可能に第1の支持部材に支持されて設置された突出し棒と、該突出し棒の先端に固定され、該突出し棒の水平方向の移動に伴い、前記円盤の第1の爪部を押して前記円盤を回転させる第2の爪部を有する移動部材と、前記円盤上に、該円盤と共に回転するように設置され、前記溝が形成されている面とは反対面で、かつ、前記溝より内側に所定の間隔をもって複数設置され、両端に傾斜面を有する山形台座と、前記第1の台座の上方に、前記円盤の一部を挟むように相対向して設置された第2の台座と、前記第2の台座上に、前記山形台座が周方向に回転して前記円盤が固定されたとき、前記円盤の中心からの前記山形台座の設置位置と同じ位置に設置され、前記円盤が回転したときに前記山形台座の傾斜面に沿って上方向又は下方向に移動する上下棒と、前記第2の台座上に設置され、一端側の先端部に傾斜面を有する案内部が設置されていると共に、他端側に目的動作物を支持し、前記上下棒が上方向に動作することにより前記案内部の傾斜面に沿って軸方向に動く連結棒とを備えていることを特徴とする。
また、本発明の遠隔作動装置は、上記目的を達成するために、台座と、該台座上に回転可能に設置され、最外周に所定の間隔をもって第1の爪部が複数形成されている第1の円盤と、該第1の円盤上に、該第1の円盤と共に回転するように所定の間隔をもって複数設置され、両端に傾斜面を有する山形台座と、前記第1の円盤が回転したときに前記山形台座の傾斜面に沿って上方向又は下方向に移動する上下棒と、一端側の先端部に傾斜面を有する案内部が設置されていると共に、他端側に目的動作物を支持し、前記上下棒が上方向に動作することにより前記案内部の傾斜面に沿って軸方向に動く連結棒と、前記台座上に回転可能に設置され、前記第1の円盤の第1の爪部と係合する第2の爪部を有すると共に、前記第2の爪部が前記第1の爪部と係合して前記第1の円盤を回転させる第2の円盤と、該第2の円盤が設置されている前記台座の反対側に、該第2の円盤と同軸に設置され、かつ、前記第2の円盤に回転力を伝達するローラーとを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、電力は勿論のこと、エアー、通信を使用せずに遠隔で目的の動作を可能とすることができる。
本発明の遠隔作動装置の実施例1を示す全体斜視図である。 本発明の遠隔作動装置の実施例1を、第2の台座を一部破断して示す全体斜視図である。 本発明の遠隔作動装置の実施例1を示す平面図である。 図3のP方向から見た図である。 図3のQ方向から見た図である。 本発明の遠隔作動装置の実施例1から、第2の台座を省略して示す平面図である。 図6のP方向から見た図である。 図6のQ方向から見た図である。 本発明の遠隔作動装置の実施例1から、第1の台座を省略して示す平面図である。 図9のP方向から見た図である。 図9のQ方向から見た図である。 本発明の遠隔作動装置の実施例2を示す斜視図である 本発明の遠隔作動装置の実施例2を、遠隔操作移動体(ロボット)を利用した使用状況を示す斜視図である。 本発明の遠隔作動装置の実施例2を、棒状治具を利用した使用状況を示す斜視図である。
以下、図示した実施例に基づいて本発明の遠隔作動装置を説明する。なお、各図において、同一構成部品には同符号を使用する。
図1乃至図11に、本発明の遠隔作動装置に実施例1を示す。
該図に示す如く、本実施例の本発明の遠隔作動装置は、スプリングプランジャー10を有する第1の台座13と、この第1の台座13上に回転可能に設置され、最外周に所定の間隔(一定のピッチ)をもって第1の爪部8が複数形成されていると共に、第1の台座13のスプリングプランジャー10に付いているボールが収まり回転が固定される複数の円錐形状溝11(この円錐形状溝11は、第1の爪部8と同じピッチで設けられている)を有する円盤12と、第1の台座13上に、水平方向(矢印A方向)に移動可能に第1の支持部材3に支持されて設置された突出し棒1と、この突出し棒1の先端に固定され、突出し棒1の水平方向(矢印A方向)の移動に伴い、円盤12の第1の爪部8を押して円盤12を回転させる第2の爪部7を有する移動部材4と、円盤12上に、この円盤12と共に回転するように設置され、円錐形状溝11が形成されている面とは反対面で、かつ、円錐形状溝11より内側に所定の間隔をもって複数設置され、両端に傾斜面14A、14Bを有する山形台座14と、第1の台座13の上方に、円盤12の一部を挟むように相対向して設置された第2の台座15と、この第2の台座15上に、山形台座14が周方向(矢印D方向)に回転して円盤12が固定されたとき、円盤12の中心からの山形台座14の設置位置と同じ位置に設置され、円盤12が回転したときに山形台座14の傾斜面14A、14Bに沿って上方向(矢印E方向)又は下方向に移動する上下棒16と、第2の台座15上に設置され、一端側の先端部に傾斜面17Aを有する案内部17が設置されていると共に、他端側に目的動作物である落下物(吊上げ物でも良い)22を支持し、上下棒16が上方向に動作することにより案内部17の傾斜面17Aに沿って軸方向に動く連結棒18とを備えて概略構成されている。
上述した突出し棒1は、第1の支持部材3内に配置されたコイル状の第1のばね2に突出し棒1を通す構造であり、水平方向(矢印A方向)に移動した突出し棒1が、第1のばね2により矢印A方向とは逆方向に戻るように構成されている。
また、移動部材4は、突出し棒1の先端に固定され、第2の爪部7を先端に固定する棒5を有し、この棒5が突出し棒1に固定されて第2の爪部7が突出し棒1の水平方向(矢印A方向)の動きに追従して矢印B方向に移動すると共に、棒5はコイル状の第2のばね6に棒5を通す構造であり、第2の爪部7を先端に有する棒5は、第2のばね6により突出し棒1の水平方向(矢印A方向)の動きと直角方向の水平方向(矢印C方向)に移動することで、第2の爪部7が円盤12の第1の爪部8を押して円盤12を矢印D方向に回転する。
また、山形台座14は、円盤12の円錐形状溝11と同じ角度で、円盤12の円錐形状溝11より内側の反対面に設けてあり、円盤12と共に回転し、円錐形状溝11と同じ角度で固定されるようになっている。
また、円盤12の最外周に形成されている第1の爪部8は、周方向に所定間隔をもってのこぎり歯状に複数形成され、のこぎり歯の隣接する歯と歯の間のスロープ面9を第2の爪部7が移動することで次の第1の爪部8に掛り、この第1の爪部8が第2の爪部7で押されて円盤12が矢印D方向に回転する。
円盤12を矢印D方向に回転させ、第1の台座13に設けたスプリングプランジャー10と円盤12に設けられた円錐形状溝11が重なると、スプリングプランジャー10に付いているボールが円錐形状溝11に収まり、円盤12の回転が円錐形状溝11の位置で固定される構造となっている。
これにより、第2の爪部7によって押された円盤12は、第1の爪部8と同じピッチ間隔の回転位置で、第2の爪部7に押される毎に円錐形状溝11によって固定される。
また、連結棒18の先端に設けられている案内部17は、断面が直角三角形状に形成され、この直角三角形状の斜辺部が案内部17の内側上方から外側下方に延びることで、案内部17の傾斜面17Aを形成している。
また、連結棒18は、第2の台座15上に設置された2つの第2の支持部材19A、19Bに支持されると共に、第2の支持部材19A、19B内に配置されたコイル状の第3のばね20に連結棒18を通す構造であり、軸方向(矢印F方向)に移動した連結棒18が、第3のばね20により矢印F方向とは逆方向に戻るように構成されている。
また、第2の支持部材19A、19Bにはリニアブッシュ21が設置され、このリニアブッシュ21に連結棒18が連通して支持されており、リニアブッシュ21により、連結棒18の矢印F方向及び逆方向への動作がスムーズに行われる。
なお、連結棒18は、図1及び図2に示すように、同方向に2本設置されたものが対向するように2本の計4本設置されているが、いずれの連結棒18も上述したような構成となっている。
次に、上記したように構成された本実施例の遠隔作動装置の動作を、図6乃至図11を用いて説明する。
先ず、図6乃至図8に示すように、突出し棒1が遠隔操作移動体(ロボット)、棒状治具等により矢印A方向に押されると、押された突出し棒1は移動部材4を矢印A方向に押し出す。
突出し棒1と移動部材4は連結されており、両者は、第1のばね2によって矢印B方向に動き、これにより、移動部材4に固定されている第2に爪部7も矢印B方向に動く。第2の爪部7は、円盤12の最外周に一定のピッチで設けられた第1の爪部8に掛かり、第1の爪部8を押して矢印D方向に円盤12を回転させる。
第2の爪部7は、第1の爪部8を押して円盤12を回転させた後、円盤12の次の第1の爪部18に掛かるため、円盤12に設けられた爪部と爪部の間(のこぎり歯の隣接する歯と歯の間)のスロープ面9を第1のばね2によって滑りながら戻る。このスロープ面9を滑るために、第2の爪部7と連結された棒5は、コイル状の第2のばね6の中心を通す様に設けられており、第2のばね6によって矢印C方向の動きを行い円盤12の次の第1の爪部8に掛かる。
円盤12を矢印D方向に回転させ、第1の台座13に設けたスプリングプランジャー10と、円盤12に設けた円錐形状溝11が重なるとスプリングプランジャー10に付いているボールが円錐形状溝11に収まり、円盤12の回転が円錐形状溝11の位置で固定される。
次に、図9乃至図11に示すように、円盤12の矢印D方向の回転によって山形台座14が上下棒16の位置にまで来たとき、山形台座14の傾斜面14Aにより、上下棒16は矢印E方向(上方向)に動作する。
上下棒16が矢印E方向に動作することにより、連結棒18に固定されている案内部17の傾斜面17Aを通ることで、連結棒18が矢印F方向(軸方向)に動く。連結棒18が矢印F方向に動くことにより、連結棒18に吊下げられていた落下物22を矢印G方向に落とすことで動作が完了する。
このような本実施例の構成とすることにより、電力は勿論のこと、エアー、通信を使用せずに遠隔で目的の動作を可能とすることができる。また、本実施例の遠隔作動装置は、電力を利用した動力系がないため構造がシンプルであり、装置自体の重量を軽量に制作することが可能である。更に、電源ケーブルやエアーケーブル、或いはホースを使用していないため、治具や遠隔操作移動体(ロボット等)などへの搭載も可能である。
図12に、本発明の遠隔作動装置の実施例2を示す。
該図に示すように、本実施例の遠隔作動装置は、台座30と、この台座30上に回転可能に設置され、最外周に所定の間隔をもって第1の爪部31が複数形成されている第1の円盤32と、この第1の円盤32上に、第1の円盤32と共に回転するように所定の間隔をもって複数設置され、両端に傾斜面33A、33Bを有する山形台座33と、第1の円盤32が回転したときに山形台座33の傾斜面33A、33Bに沿って上方向又は下方向に移動する上下棒34と、一端側の先端部に傾斜面35Aを有する案内部35が設置されていると共に、他端側に目的動作物である落下物(吊上げ物でも良い)22を支持し、上下棒34が上方向に動作することにより案内部35の傾斜面35Aに沿って軸方向(矢印I方向)に動く連結棒36と、台座30上に回転可能に設置され、第1の円盤32の第1の爪部31と係合する第2の爪部37を有すると共に、第2の爪部37が第1の爪部31と係合して第1の円盤32を回転させる第2の円盤38と、この第2の円盤38が設置されている台座30の反対側に、第2の円盤38と同軸に設置され、かつ、第2の円盤38に回転力を伝達するローラー39とを備えて概略構成されている。
上述した連結棒36の先端に設けられている案内部35は、断面が直角三角形状に形成され、この直角三角形状の斜辺部が案内部35の内側上方から外側下方に延びることで、案内部35の傾斜面35Aを形成している。
次に、上記したように構成された本実施例の遠隔作動装置の動作を説明する。
本実施例の遠隔作動装置は、ローラー39が、図13に示すように、遠隔操作移動体(ロボット)41からの外力、或いは図14に示すように、棒状治具43を作業員42が操作して外力が加わることにより壁面40を移動することで回転(矢印J方向)し、このローラー39の回転力を第2の円盤38を介して第1の円盤32に伝達して、この第1の円盤32を回転せることによって山形台座33が、上下棒34の位置にまで来たとき山形台座33の傾斜面33Aにより、上下棒34は上方向(矢印H方向)に動作する。
上下棒34が上方向(矢印H方向)に動作することにより、連結棒36に固定されている案内部35の傾斜面35Aを通ることで、連結棒36が矢印I方向(軸方向)に動く。連結棒36が矢印I方向に動くことにより、連結棒36に吊下げられていた落下物22を矢印G方向に落とすことで動作が完了する。
このような本実施例の構成であっても、実施例1と同様な効果を得ることができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成を置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…突出し棒、2…第1のばね、3…第1の支持部材、4…移動部材、5…棒、6…第2のばね、7、37…第2の爪部、8、31…第1の爪部、9…スロープ面、10…スプリングプランジャー、11…円錐形状溝、12…円盤、13…第1の台座、14、33…山形台座、14A、14B、33A、33B…山形台座の傾斜面、15…第2の台座、16、34…上下棒、17、35…案内部、17A、35A…案内部の傾斜面、18、36…連結棒、19A、19B…第2の支持部材、20…第3のばね、21…リニアブッシュ、22…落下物、30…台座、32…第1の円盤、38…第2の円盤、39…ローラー、40…壁面、41…遠隔操作移動体(ロボット)、42…作業員、43…棒状治具。

Claims (10)

  1. スプリングプランジャーを有する第1の台座と、該第1の台座上に回転可能に設置され、最外周に所定の間隔をもって第1の爪部が複数形成されていると共に、前記第1の台座のスプリングプランジャーが収まり回転が固定される複数の溝を有する円盤と、前記第1の台座上に、水平方向に移動可能に第1の支持部材に支持されて設置された突出し棒と、該突出し棒の先端に固定され、該突出し棒の水平方向の移動に伴い、前記円盤の第1の爪部を押して前記円盤を回転させる第2の爪部を有する移動部材と、前記円盤上に、該円盤と共に回転するように設置され、前記溝が形成されている面とは反対面で、かつ、前記溝より内側に所定の間隔をもって複数設置され、両端に傾斜面を有する山形台座と、前記第1の台座の上方に、前記円盤の一部を挟むように相対向して設置された第2の台座と、前記第2の台座上に、前記山形台座が周方向に回転して前記円盤が固定されたとき、前記円盤の中心からの前記山形台座の設置位置と同じ位置に設置され、前記円盤が回転したときに前記山形台座の傾斜面に沿って上又は下方向に移動する上下棒と、前記第2の台座上に設置され、一端側の先端部に傾斜面を有する案内部が設置されていると共に、他端側に目的動作物を支持し、前記上下棒が上方向に動作することにより前記案内部の傾斜面に沿って軸方向に動く連結棒とを備えていることを特徴とする遠隔作動装置。
  2. 請求項1に記載の遠隔作動装置において、
    前記突出し棒は、前記第1の支持部材内に配置されたコイル状の第1のばねに該突出し棒を通す構造であり、水平方向に移動した前記突出し棒が、前記第1のばねにより逆方向に戻るように構成されていることを特徴とする遠隔作動装置。
  3. 請求項1又は2に記載の遠隔作動装置において、
    前記移動部材は、前記第2の爪部を先端に固定する棒を有し、該棒が突出し棒に固定されて前記第2の爪部が前記突出し棒の水平方向の動きに追従して移動すると共に、前記棒はコイル状の第2のばねに該棒を通す構造であり、前記第2の爪部を先端に有する前記棒は、前記第2のばねにより前記突出し棒の水平方向の動きと直角方向の水平方向に移動することで、前記第2の爪部が前記円盤の第1の爪部を押して前記円盤を回転させることを特徴とする遠隔作動装置。
  4. 請求項3に記載の遠隔作動装置において、
    前記円盤の最外周に形成されている第1の爪部は、周方向に所定間隔をもってのこぎり歯状に複数形成され、該のこぎり歯の隣接する歯と歯の間のスロープ面を前記第2の爪部が移動することで次の第1の爪部に掛り、該第1の爪部が押されて前記円盤が回転することを特徴とする遠隔作動装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遠隔作動装置において、
    前記連結棒の先端に設けられている案内部は断面が直角三角形状に形成され、該直角三角形状の斜辺部が前記案内部の内側上方から外側下方に延びることで前記案内部の傾斜面を形成していることを特徴とする遠隔作動装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遠隔作動装置において、
    前記連結棒は、前記第2の台座上に設置された第2の支持部材に支持されると共に、前記第2の支持部材内に配置されたコイル状の第3のばねに該連結棒を通す構造であり、軸方向に移動した前記連結棒が、前記第3のばねにより逆方向に戻るように構成されていることを特徴とする遠隔作動装置。
  7. 請求項6に記載の遠隔作動装置において、
    前記第2の支持部材にはリニアブッシュが設置され、該リニアブッシュに前記連結棒が連通して支持されていることを特徴とする遠隔作動装置。
  8. 台座と、該台座上に回転可能に設置され、最外周に所定の間隔をもって第1の爪部が複数形成されている第1の円盤と、該第1の円盤上に、該第1の円盤と共に回転するように所定の間隔をもって複数設置され、両端に傾斜面を有する山形台座と、前記第1の円盤が回転したときに前記山形台座の傾斜面に沿って上方向又は下方向に移動する上下棒と、一端側の先端部に傾斜面を有する案内部が設置されていると共に、他端側に目的動作物を支持し、前記上下棒が上方向に動作することにより前記案内部の傾斜面に沿って軸方向に動く連結棒と、前記台座上に回転可能に設置され、前記第1の円盤の第1の爪部と係合する第2の爪部を有すると共に、前記第2の爪部が前記第1の爪部と係合して前記第1の円盤を回転させる第2の円盤と、該第2の円盤が設置されている前記台座の反対側に、該第2の円盤と同軸に設置され、かつ、前記第2の円盤に回転力を伝達するローラーとを備えていることを特徴とする遠隔作動装置。
  9. 請求項8に記載の遠隔作動装置において、
    前記連結棒の先端に設けられている案内部は断面が直角三角形状に形成され、該直角三角形状の斜辺部が前記案内部の内側上方から外側下方に延びることで前記案内部の傾斜面を形成していることを特徴とする遠隔作動装置。
  10. 請求項8又は9に記載の遠隔作動装置において、
    前記ローラーは、外力が加わることにより壁面を移動することで回転し、この回転力を前記第2の円盤を介して前記第1の円盤に伝達して、該第1の円盤を回転させることを特徴とする遠隔作動装置。
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