JP2017219930A - IoTデバイスシェアリング装置、IoTデバイスシェアリング方法およびプログラム - Google Patents

IoTデバイスシェアリング装置、IoTデバイスシェアリング方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】IoTサービスの提供者が、サービス拡張のために必要なコストを抑える。【解決手段】IoTデバイスシェアリング装置1は、IoTデバイスからの登録要求を受け付け、IoTデバイスが備える機能を、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能ごとに利用可能なリソースとしてリソース管理情報に登録するIoTデバイス登録部101と、リソース管理情報を記憶する記憶部12と、IoTデバイスのセンサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能のうちの少なくとも1つの機能の利用を要求するリソース要求をIoTデバイス利用者端末から受け付け、リソース要求に付される、当該要求する機能を指定する要求条件を満たすリソースを、リソース管理情報を検索して抽出し、IoTデバイス利用者端末に提供するリソース提供部102と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、IoT(Internet of Things)デバイスを通じてデータを収集して処理し、必要に応じてIoTデバイスを制御することにより、IoTサービスの提供を可能とする、IoTデバイスシェアリング装置、IoTデバイスシェアリング方法およびプログラムに関する。
コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、インターネットに接続することにより制御を行う技術としてIoTが普及しようとしている(非特許文献1参照)。
一般的にIoTサービスでは、カメラやディスプレイ等をそのサービス専用に用意する。例えば、IoTサービスとして代表的な高齢者の見守りサービスにおいては、図9に示すように、映像を取得するカメラ(センサ機能)と、映像を解析するための計算機(コンピューティング機能)と、処理した結果を表示するディスプレイ(アクチュエータ機能)とを、その見守りサービス専用に用意する。
図9に示す従来のIoTサービスシステムの例(見守りサービス)では、見守り対象(高齢者)の周辺に配置するデバイスとして、監視カメラを見守り専用に新たに設置する(符号a)。その監視カメラからの情報を、新たに設置した映像処理サーバがネットワーク経由で取得し処理する。そして、その映像処理サーバが処理した情報を、ユーザの周辺に新たに設置された見守り専用のディスプレイ等に表示する(符号b)。
IoTサービスは、近年、センサやアクチュエータが様々なデバイスに搭載されるようになったこと、さらに、アプリケーションプログラムインタフェース(API:Application Program Interface)等を介して、ネットワーク経由でこれらのデバイスを利用可能になったことにより注目を集めている。
D. Guinard, et al., "Interacting with the SOA-based Internet of Things: Discovery, query, selection, and on-demand provisioning of web services," IEEE Trans. Services Comput., vol. 3, no. 3, pp. 223-235, 2010.
しかしながら、従来のIoTサービスの提供者は、そのサービス専用のデバイス(センサ機能、アクチュエータ機能)を設置するためや、そのサービス専用の処理設備(コンピューティング機能)の増設をするために、新たな投資を必要とした。つまり、新たなIoTサービスの提供を開始するにあたり、コスト負担の増加や、設置場所の確保や許可が必要になる。このことが、サービス展開の遅延や、サービス提供の障害につながっていた。
このような背景を鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、IoTサービスの提供者が、サービス拡張のために必要なコストを抑えることができる、IoTデバイスシェアリング装置、IoTデバイスシェアリング方法およびプログラムを提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、複数のIoTデバイスとネットワークを介して接続されるIoTデバイスシェアリング装置であって、前記IoTデバイスからの登録要求を受け付け、前記IoTデバイスが備える機能を、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能ごとに利用可能なリソースとしてリソース管理情報に登録するIoTデバイス登録部と、前記リソース管理情報を記憶する記憶部と、前記IoTデバイスのセンサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能のうちの少なくとも1つの機能の利用を要求するリソース要求をIoTデバイス利用者端末から受け付け、前記リソース要求に付される、当該要求する機能を指定する要求条件を満たすリソースを、前記リソース管理情報を検索して抽出し、前記IoTデバイス利用者端末に提供するリソース提供部と、を備えることを特徴とするIoTデバイスシェアリング装置とした。
請求項3に記載の発明は、複数のIoTデバイスとネットワークを介して接続されるIoTデバイスシェアリング装置のIoTデバイスシェアリング方法であって、前記IoTデバイスシェアリング装置が、前記IoTデバイスからの登録要求を受け付け、前記IoTデバイスが備える機能を、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能ごとに利用可能なリソースとして、記憶手段に備わるリソース管理情報に登録するステップと、前記IoTデバイスのセンサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能のうちの少なくとも1つの機能の利用を要求するリソース要求をIoTデバイス利用者端末から受け付け、前記リソース要求に付される、当該要求する機能を指定する要求条件を満たすリソースを、前記リソース管理情報を検索して抽出し、前記IoTデバイス利用者端末に提供するステップと、を実行することを特徴とするIoTデバイスシェアリング方法とした。
請求項4に記載の発明は、複数のIoTデバイスとネットワークを介して接続されるIoTデバイスシェアリング装置としてのコンピュータに、前記IoTデバイスからの登録要求を受け付け、前記IoTデバイスが備える機能を、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能ごとに利用可能なリソースとして、記憶手段に備わるリソース管理情報に登録する手順、前記IoTデバイスのセンサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能のうちの少なくとも1つの機能の利用を要求するリソース要求をIoTデバイス利用者端末から受け付け、前記リソース要求に付される、当該要求する機能を指定する要求条件を満たすリソースを、前記リソース管理情報を検索して抽出し、前記IoTデバイス利用者端末に提供する手順、を実行させるためのプログラムとした。
このように、IoTデバイスシェアリング装置は、IoTデバイスから登録要求を受け付け、IoTデバイスの機能を、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能ごとに利用可能なリソースとしてリソース管理情報に登録することができる。そして、IoTデバイスシェアリング装置は、IoTデバイス利用者端末から、リソース要求を受け付け、要求条件を満たすリソースを、リソース管理情報を検索して抽出し、提供することができる。
よって、IoTデバイスシェアリング装置によれば、各IoTデバイスの登録された機能(リソース)を共有のリソースとして利用し、IoTサービスを提供することができる。そのため、サービス提供者は、従来にように、専用のデバイスや、専用の処理装置を設置する必要がない。これにより、IoTサービスの提供にあたり、コスト負担の増加を抑えることができる。
また、請求項2に記載の発明は、前記リソース提供部が前記リソースを提供した際に、前記IoTデバイス利用者端末が当該リソースを利用した利用期間および利用料を、前記リソース管理情報に登録するリソース利用管理部を、さらに備えることを特徴とする請求項1に記載のIoTデバイスシェアリング装置とした。
このようにすることで、IoTデバイスシェアリング装置は、IoTデバイスのリソースを提供する際に、その利用期間および利用料を記録することができる。よって、IoTデバイスシェアリング装置は、このリソースの利用記録を用いて、IoTデバイスをリソースとして提供したユーザにインセンティブを発生させることができる。つまり、リソースを提供したユーザに、その利用に応じた対価を支払うことが可能となる。
本発明によれば、IoTサービスの提供者が、サービス拡張のために必要なコストを抑える、IoTデバイスシェアリング装置、IoTデバイスシェアリング方法およびプログラムを提供することができる。
本発明のIoTサービスシステムの概要を説明するための図である。 本実施形態に係るIoTデバイスシェアリング装置を含むIoTサービスシステムの処理概要を説明するための図である。 本実施形態に係るIoTデバイスシェアリング装置の構成例を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係るリソース管理情報のデータ構成を説明するための図である。 本実施形態に係るリソース管理情報のデータ構成の一例(スマートフォン)を説明するための図である。 本実施形態に係るリソース管理情報のデータ構成の一例(監視カメラ)を説明するための図である。 本実施形態に係るIoTデバイスシェアリング装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係るIoTデバイスシェアリング装置の効果を説明するための図である。 従来のIoTサービスシステムの概要を説明するための図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)におけるIoTデバイスシェアリング装置1等について説明する。
(概要)
本実施形態に係るIoTデバイスシェアリング装置1を含むIoTサービスシステムでは、IoTサービスを実現するためのセンサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能をユーザの周辺に位置するデバイスから見つけ出して利用することにより、サービスを実現する。例えば、図1に示すような見守りサービスにおいては、見守り対象(高齢者)の周辺に存在するデバイスとしてネットワークに接続されたビデオカメラ(センサ機能)を利用し(符号c)、映像処理としてPC(パーソナルコンピュータ)(コンピューティング機能)を利用する。また、見守り専用の機器を設置するのではなく、ユーザの周辺に存在するデバイス(例えば、TV)を見守りサービスの出力モニタ(アクチュエータ機能)として利用する(符号d)。このようにすることで、図9に示したような、サービス専用のデバイスの設定やサービス専用サーバ等の設備増設の投資を不要にする。
本実施形態に係るIoTデバイスシェアリング装置1は、上記したIoTサービスを実現するため、デバイスの構成要素を、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能に分け、ネットワーク上に分散したこれらの機能を持つデバイスを登録し、利用状態を管理して共有する。以下、図2を参照してIoTデバイスシェアリング装置1の処理概要を説明する。
図2は、本実施形態に係るIoTデバイスシェアリング装置1を含むIoTサービスシステムの処理概要を説明するための図である。
図2に示すように、IoTサービスシステムでは、IoTデバイスシェアリング装置1が、ネットワーク(NW)を介して、各IoTデバイス2と接続される。図2においては、IoTデバイス「A」として「スマートフォン」、IoTデバイス「B」として「監視カメラ」の例を示している。また、IoTデバイスシェアリング装置1は、IoTデバイス2の機能を利用するIoTデバイス利用者端末3と接続される。
IoTデバイスシェアリング装置1は、IoTデバイス2からのでデバイス登録要求(登録要求)を受け付けて、共有可能なデバイスとして、リソース管理情報120に登録する。この登録時に、IoTデバイスシェアリング装置1は、そのIoTデバイス2の機能を、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能に分解した上で、それぞれの機能ごとに利用可能なリソースとして登録する。
図2に示す例では、IoTデバイス「A」(スマートフォン)については、カメラ機能をセンサ機能とし、画像処理の機能をコンピューティング機能とし、液晶モニタ等による映像表示機能をアクチュエータ機能として登録する。また、IoTデバイス「B」(監視カメラ)については、カメラ機能をセンサ機能とし、画像処理の機能をコンピューティング機能として登録する。なお、監視カメラについては、アクチュエータ機能はないため登録しない。なお、このリソース管理情報120に登録する詳細な内容については、後記する図4等において説明する。
このIoTデバイスシェアリング装置1は、IoTデバイス利用者端末3からの要求(リソース要求)を受け付けて、登録されたリソース(各機能)の中から条件に合致したものを選択し、そのリソースを提供する。また、IoTデバイスシェアリング装置1は、そのIoTデバイス利用者端末3が、どのリソース(機能)をどれだけ利用したか等の管理(記録)を行う。
このようにすることで、本実施形態に係るIoTデバイスシェアリング装置1等によれば、サービス専用のデバイス(センサ機能、アクチュエータ機能)や、そのサービス専用の処理設備(コンピューティング機能)の増設をする必要をなくすことができる。よって、IoTサービスの提供者が、サービス拡張のために必要なコストを抑えることができる。
<IoTデバイスシェアリング装置>
次に、IoTデバイスシェアリング装置1について詳細に説明する。
図3は、本実施形態に係るIoTデバイスシェアリング装置1の構成例を示す機能ブロック図である。
IoTデバイスシェアリング装置1は、IoTデバイス2からのデバイス登録要求を受け付け、そのIoTデバイス2の機能を、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能に分解した上で、それぞれの機能ごとに利用可能なリソースとしてリソース管理情報120に登録する。また、IoTデバイスシェアリング装置1は、IoTデバイス利用者端末3からの要求(リソース要求)を受け付け、登録されたリソースの中で条件にあったものを選択して提供するとともに、その利用時間、利用料等の管理を行う。
このIoTデバイスシェアリング装置1は、制御部10と、入出力部11と、記憶部12とを備える。
入出力部11は、各IoTデバイス2やIoTデバイス利用者端末3等との間の情報の入出力を行う。この入出力部11は、通信回線を介して情報の送受信を行う通信インタフェースと、不図示のキーボード等の入力装置やモニタ等の出力装置との間で情報の入出力を行う入出力インタフェースとから構成される。
記憶部12は、ハードディスクやフラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)等により構成される。
この記憶部12には、後記するリソース管理情報120(図4)が記憶されるとともに、制御部10の各機能を実行させるためのプログラムや、制御部10の処理に必要な情報が一時的に記憶される。
制御部10は、IoTデバイスシェアリング装置1が実行する処理の全般を司り、IoTデバイス登録部101と、リソース提供部102と、リソース利用管理部103とを含んで構成される。なお、この制御部10は、例えば、このIoTデバイスシェアリング装置1の記憶部12に格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)がRAMに展開し実行することにより実現される。
IoTデバイス登録部101は、IoTデバイス2からのデバイス登録要求(登録要求)を受け付け、そのIoTデバイス2を、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能ごとに利用可能なリソースとして、記憶部12内のリソース管理情報120に登録する。
図4は、本実施形態に係るリソース管理情報120のデータ構成を説明するための図である。
図4に示すように、リソース管理情報120には、IoTデバイス(識別情報)121、リソース(機能)122、属性「1」123、属性「2」124、利用状態125、利用記録126の各項目に関する情報が格納される。
IoTデバイス(識別情報)121には、IoTデバイス2それぞれを識別する識別情報(ID:Identification)が格納される。
リソース(機能)122は、IoTデバイス2が備える機能を、IoTデバイス利用者端末3が利用できるリソースとして、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能に分けて登録するものである。なお、そのIoTデバイス2が備えない機能(例えば、図6に示すように、監視カメラはアクチュエータ機能を備えない。)については、リソース(機能)122の項目としては登録しない。
ここで、センサ機能は、物理現象や対象の物理状態の変化などを捉え、信号やデータに変換して出力する機能を意味し、センサの対象は限定されない。センサ機能は、例えば、光や音、温度、湿度、圧力、電気、磁気、距離、速度、 加速度、角速度、放射線量など、様々な現象や対象を測定する機能を意味する。
コンピューティング機能は、そのIoTデバイスが備えるコンピュータの処理能力や性能等を意味する。
アクチュエータ機能は、コンピューティング機能を実行した結果としての動作(駆動)に関わる機能を意味し、表示装置への画面表示等も含まれる。
リソース管理情報120では、これらの各機能(センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能)に対応付けて、以下の属性「1」123、属性「2」124、利用状態125、利用記録126が格納される。
属性「1」123には、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能のそれぞれに対応付けて、項目(a)「所有者」、項目(b)「利用料」、項目(c)「信頼性」、項目(d)「セキュリティ」、項目(e)「NW位置」、項目(f)「地理的位置」、項目(g)「有効期間」の各項目が格納される。
項目(a)「所有者」には、そのIoTデバイス2の所有者を識別する情報が格納される。
項目(b)「利用料」には、単位時間当たりの料金に利用量(その機能の利用に関する係数)を乗算する計算式等が格納される。この利用量は、例えば、そのセンサの使用頻度が低い時間帯には、利用を促すためにより低い係数が設定され、使用頻度が高い時間帯には、利用を抑制するためにより高い係数が設定される。また、コンピュータの処理に関して、例えば、CPU使用率が高い場合には、利用量が高い係数が設定され、CPU使用率が低い場合には、利用量が低い係数が設定される。
項目(c)「信頼性」には、そのIoTデバイス2を利用しようとしたときに、実際に使用できる可能性がどのくらいかの指標が格納される。この「信頼性」は、例えば、「0.0〜1.0」の値で設定される。例えば、IoTデバイス2が個人ユーザ所有のスマートフォンである場合に、IoTデバイス利用者端末3で利用しようとした時間帯において、電源が入っておらず使用できないことや、電波の受信状態が悪く受信できないことがある。このようなIoTデバイス2には、「信頼性」の値として低い値(例えば、「0.4」)が設定される。一方、監視カメラのように、常時稼働しているIoTデバイス2については、「信頼性」の値として高い値(例えば、「0.9」)が設定される。
項目(d)「セキュリティ」には、そのIoTデバイス2の所有者の属性に対応する信頼度が格納される。例えば、IoTデバイス2が個人所有のスマートフォンである場合には、「セキュリティ」が「低」に設定される。一方、IoTデバイス2が自治体が管理する公園等の監視カメラである場合には、「セキュリティ」が「高」に設定される。この「セキュリティ」で示される信頼度は、「低」「高」の2段階に限定されず、予め設定した基準に基づき、多段階(3段階以上)としてもよい。
なお、この「利用料」「信頼性」「セキュリティ」は、IoTデバイスシェアリング装置1の管理者等により設定される。
項目(e)「NW位置」には、そのIoTデバイス2のネットワーク上での位置として、例えば、IPアドレスが格納される。
項目(f)「地理的位置」には、そのIoTデバイス2の地理的な位置が格納される。この地理的位置は、緯度経度等で表される情報でもよいし、原則としてそのIoTデバイス2が移動しない場合は、住所等で表される情報でもよい。なお、スマートフォンや、カーナビゲーション等の移動可能なIoTデバイス2については、例えば、所定の時間間隔ごとに取得した最新の地理的位置が格納される。
項目(g)「有効期間」には、そのIoTデバイス2の機能を利用可能な期間の情報が格納される。
センサ機能に対応する属性「2」124には、項目(h)「機能」、項目(i)「性能」の各項目が格納される。
項目(h)「機能」には、そのIoTデバイス2が備えるセンサ機能の具体的な内容が格納される。例えば、カメラ機能、温度測定機能、速度測定機能等のセンサが計測する内容が格納される。
項目(i)「性能」には、そのIoTデバイス2のセンサが備える性能、例えば、カメラ機能であれば解像度であったり、温度測定機能であれば、計測範囲や計測誤差等の情報が格納される。
コンピューティング機能に対応する属性「2」124には、項目(j)「処理能力」、項目(k)「得意演算」、項目(l)「OS,ミドルウェア」の各項目が格納される。
項目(j)「処理能力」には、そのIoTデバイス2が備えるコンピュータの処理能力(例えば、動作周波数やIPC(Instruction Per Cycle)等)が格納される。
項目(k)「得意演算」には、そのIoTデバイス2のコンピュータが得意な演算として、例えば、並列演算や、画像処理等の情報が格納される。
項目(l)「OS,ミドルウェア」には、そのIoTデバイス2に設定されているOS,ミドルウェアの情報が格納される。
アクチュエータ機能に対応する属性「2」124には、項目(m)「機能」、項目(n)「性能」が格納される。
項目(m)「機能」には、そのIoTデバイス2が備えるアクチュエータ機能の具体的な内容が格納される。例えば、モニタ画面への表示機能等が格納される。
項目(n)「性能」には、そのIoTデバイス2のアクチュエータ(例えば、表示装置)が備える性能、例えば、表示機能であれば表示画素数等の情報が格納される。
次に、利用状態125には、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能のそれぞれに対応付けて、その機能が現在「利用可」であるのか、利用中や故障中等のため「利用不可」であるのかの情報が格納される。
また、この利用状態125に、サービス予約機能を持たせ、利用日時の予約をしたり、他のユーザがある期間について予約中であることを示すような情報としてもよい。
利用記録126には、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能のそれぞれに対応付けて、その機能を利用した過去の情報(記録)として、項目(o)「利用者」、項目(p)「利用期間/利用量」、項目(q)「利用料」の各項目が格納される。
項目(o)「利用者」には、そのIoTデバイス2の機能を利用した利用者の識別情報が格納される。
項目(p)「利用期間/利用量」には、そのIoTデバイス2の機能を利用した期間と、利用量の情報が格納される。
項目(q)「利用料」には、単位時間当たりの料金に、利用時間(s)と利用量(その機能を利用に関する係数)とを乗算する計算式、そしてその計算結果が格納される。
このリソース管理情報120の具体的な登録例について、図5および図6を参照して説明する。図5は、IoTデバイス「A」としてのスマートフォンをリソース管理情報120に登録した例である。図6は、IoTデバイス「B」としての監視カメラをリソース管理情報120に登録した例である。
図5に示すリソース管理情報120の中で、IoTデバイス「A」(スマートフォン)のセンサ機能を例として詳細に説明する。
センサ機能に対応する属性「1」123には、項目(a)「所有者」として、ユーザの識別情報「AAA」が格納される。
項目(b)「利用料」には、センサ機能の利用料として、「20円/秒・利用量」が格納される。
項目(c)「信頼性」には、IoTデバイス2がスマートフォンであるため、利用したい時に電源が入っていない等の可能性があり、「0.4」が格納される。
項目(d)「セキュリティ」には、IoTデバイス「A」が個人所有のスマートフォンであるため、「低(一般)」が格納される。
項目(e)「NW位置」には、IoTデバイス(A)(スマートフォン)のIPアドレスとして「111.222.33.4」が格納される。
項目(f)「地理的位置」には、IoTデバイス(A)(スマートフォン)の緯度経度が「Geometry(x01,y01)」として格納される。
項目(g)「有効期間」には、IoTデバイス(A)(スマートフォン)のセンサ機能を利用可能な期間として「20160101-20171231」が格納される。
センサ機能に対応する属性「2」124には、項目(h)「機能」として、「カメラ機能」が格納される。
項目(i)「性能」には、「画質 640×480−1920×1080」が格納される。
センサ機能に対応する利用状態125には、IoTデバイス「A」(スマートフォン)が現時点で利用可能であることを示す「利用可」が格納される。
センサ機能に対応する利用記録126には、項目(o)「利用者」として、ユーザの識別情報「BBB」が格納される。
項目(p)「利用期間/利用量」には、IoTデバイス「A」(スマートフォン)を利用した期間として「20160526-20160528(78400秒)」が格納され、利用量として「10」が格納される。
項目(q)には、利用料の計算式として「20円/秒×利用時間×利用量」とその計算結果が格納される。
次に、図6に示すリソース管理情報120の中で、IoTデバイス「B」(監視カメラ)のコンピューティング機能を例として詳細に説明する。
コンピューティング機能に対応する属性「1」123には、項目(a)「所有者」として、ユーザの識別情報「CCC」が格納される。
項目(b)「利用料」には、コンピューティング機能の利用料として、「5円/秒・利用量」が格納される。
項目(c)「信頼性」には、IoTデバイス2が監視カメラであるため、利用したい時に電源が入っている等の可能性が高く、「0.9」が格納される。
項目(d)「セキュリティ」には、IoTデバイス「B」が公的機関が設置した監視カメラであるとして、「高(公共)」が格納される。
項目(e)「NW位置」には、IoTデバイス(B)(監視カメラ)のIPアドレスとして「111.222.33.5」が格納される。
項目(f)「地理的位置」には、IoTデバイス(B)(監視カメラ)の緯度経度が「Geometry(x02,y02)」として格納される。
項目(g)「有効期間」には、IoTデバイス(B)(監視カメラ)のセンサ機能を利用可能な期間として「20160101-20181231」が格納される。
コンピューティング機能に対応する属性「2」124には、項目(j)「処理能力」として、IoTデバイス(B)(監視カメラ)のコンピュータの処理能力「5MIPC」が格納される。
項目(k)「得意演算」には、IoTデバイス(B)(監視カメラ)のコンピュータの得意演算として「画像処理」が格納される。
項目(l)「OS,ミドルウェア」には、IoTデバイス(B)(監視カメラ)のコンピュータに設定されているOSとして「TRON」が格納される。
コンピューティング機能に対応する利用状態125には、IoTデバイス「B」(監視カメラ)が現時点で利用できないこと示す「利用不可」が格納される。
コンピューティング機能に対応する利用記録126には、項目(o)「利用者」として、ユーザの識別情報「DDD」が格納される。
項目(p)「利用期間/利用量」には、IoTデバイス「B」(監視カメラ)を利用した期間として「20160526-20160527(39200秒)」が格納され、利用量として「5」が格納される。
項目(q)には、利用料の計算式として「5円/秒×利用時間×利用量」とその計算結果が格納される。
なお、IoTデバイス登録部101(図3)は、IoTデバイス2から受け付けるデバイス登録要求に、そのIoTデバイス2の機能を、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能に分解してある情報を含めて受信するようにしてもよい。また、IoTデバイス登録部101は、IoTデバイス2を識別する情報を登録要求として受信し、そのIoTデバイス2の製品情報(各機能)が登録される公知のサーバ(図示省略)にアクセスすることにより、当該IoTデバイス2の各機能(センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能)の情報を受信し、リソース管理情報120に登録するようにしてもよい。
図3に戻り、リソース提供部102は、IoTデバイス利用者端末3からのリソース要求を受け付け、その要求条件を満たすリソースをリソース管理情報120から検索し、要求元のIoTデバイス利用者端末3に対し、利用可能なリソースとして通知する。
このIoTデバイス利用者端末3から受信するリソース要求には、少なくとも、リソースとして、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能のいずれの利用を要求するかの情報を含み、その他に、例えば、地理的位置に関する条件や、センサ機能の中のカメラ機能を指定する等の要求条件が付される。このリソース要求に付された要求条件に適合する各IoTデバイス2のリソースを検索し、リソース通知としてIoTデバイス利用者端末3に送信する。そして、リソース提供部102は、リソース通知で示したIoTデバイス2のリソースからユーザが選択した機能を、IoTサービスとして提供する。
リソース提供部102は、IoTデバイス利用者端末3からのリソース要求を受け付けて、リソース管理情報120(図4)を検索した際に、利用状態125の欄を参照し、「利用不可」である場合には、ユーザ(IoTデバイス利用者)がそのリソースを選択できないようにする。また、リソース提供部102は、利用状態125の欄が「利用可」のリソースについて、ユーザが選択した場合には、その利用状態125の欄を「利用不可」に変更し、他のユーザが利用できないようにするという排他制御機能を備える。ただし、ユーザが利用するリソースがセンサ機能およびコンピューティング機能である場合には、複数のユーザにそのリソースを利用させることを許可するようにしてもよい。
リソース利用管理部103は、リソース管理情報120に登録したリソースの利用記録を管理する。具体的には、リソース利用管理部103は、ユーザ(IoTデバイス利用者)がリソースを使用するごとに、リソース管理情報120(図4)の利用記録126欄の項目(o)「利用者」、項目(p)「利用期間/利用量」、項目(q)「利用料」の各情報を登録する。
このリソース利用管理部103が記録した情報(リソース管理情報120の利用記録126)に基づき、IoTデバイス2の所有者に対し、そのIoTデバイス2のリソースの登録に対するインセンティブを提供することができる。
<処理の流れ>
次に、本実施形態に係るIoTデバイスシェアリング装置1の処理を説明する。
図7は、本実施形態に係るIoTデバイスシェアリング装置1の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、IoTデバイスシェアリング装置1のIoTデバイス登録部101は、IoTデバイス2からのデバイス登録要求を受け付け、そのIoTデバイス2を、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能ごとに利用可能なリソースとして、記憶部12内のリソース管理情報120に登録する(ステップS1)。
IoTデバイスシェアリング装置1は、このデバイス登録要求を随時行う。また、IoTデバイスシェアリング装置1は、IoTデバイス2の各機能(センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能)ごとに、リソースとして提供可能か否かを示す利用状態125(図4)を、最新の状態に設定しておく。
次に、IoTデバイスシェアリング装置1のリソース提供部102は、IoTデバイス利用者端末3からリソース要求を受け付ける(ステップS2)。
そして、リソース提供部102は、そのリソース要求で示される要求条件を満たすリソースを、リソース管理情報120(図4)から検索する。リソース提供部102は、検索して得られたリソースの情報を、リソース通知として、要求元のIoTデバイス利用者端末3に送信する(ステップS3)。
続いて、リソース提供部102は、リソース通知として示したIoTデバイス2のリソースからユーザが選択した機能(リソース)の情報を取得し、IoTサービスとして提供する(ステップS4)。
次に、IoTデバイスシェアリング装置1のリソース利用管理部103は、ユーザ(IoTデバイス利用者)によるリソース利用を監視し、ユーザがリソースを使用するごとに、そのリソースについてのリソース管理情報120の利用記録126(「利用者」、「利用期間/利用量」、「利用料」)の各情報を登録し(ステップS5)、処理を終える。
<効果>
次に、本実施形態に係るIoTデバイスシェアリング装置1、IoTデバイスシェアリング方法およびプログラムが奏する効果について説明する。
本実施形態に係るIoTデバイスシェアリング装置1によれば、IoTデバイス2を利用する側およびIoTデバイス2を提供する側からみて、次に示す効果がある。
〔効果1〕共有リソースを利用したサービス品質の向上(図8(a)参照)
IoTデバイス2の各機能(センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能)をIoTデバイスシェアリング装置1のリソース管理情報120に登録し、共用リソースとして利用することにより、サービス提供者は、新たな設備投資をすることなく、新たな機能を付加し、サービスの品質を向上できる。
例えば、図8(a)に示すように、X社がX社のカメラ(センサ機能)とX社の見守りエンジン(コンピューティング機能)を使用して見守りサービスを行っているとする。この場合に、X社は、本実施形態に係るIoTデバイスシェアリング装置1を用いて、共用リソースとして登録されている、Y社の照明ついてのON/OFFによるセンサ情報(センサ機能)と、Z社のドアの開閉による人の出入りに関するドアセンサ(センサ機能)の情報とを利用する。これにより、X社は、より多くの情報を用いた見守りサービスを提供することができサービス品質を向上させることが可能となる。また、このときX社は、新たな設備投資をする必要もない。
〔効果2〕共有リソースの連携による新サービスの提供(図8(b)参照)
IoTデバイスシェアリング装置1を利用し、共有リソースとして利用できるIoTデバイス2の各機能を連携させることにより、単体のデバイスだけでは行えない、新しいサービスを提供することができる。その際、IoTデバイス2を持たない企業であっても、ネットワークをまたがる新たなサービスを提供することが可能となる。
例えば、図8(b)に示すように、IoTデバイスシェアリング装置1に登録された共有リソースとして、X社のカメラ(センサ機能)と、Y社のディスプレイ(アクチュエータ機能)と、Z社の画像解析エンジン(コンピューティング機能)とが登録されているとする。この場合に、S社は、これらのリソースを利用して、人の行動をX社のカメラで検知してZ社の解析エンジンで解析し、それに応じた広告の表示をY社のディスプレイに行うという、新たなサービスを、S社自身はリソースを持たなくても提供することが可能となる。
〔効果3〕リソースの有効活用による不要な設備の削減(図8(c)参照)
IoTデバイスシェアリング装置1に登録されたIoTデバイス2の各機能を、利用可能な余剰リソースとして捉えることにより、新たなデバイスの増設なしに既存の設備(リソース)を有効活用することができる。つまり、IoTサービスの利用者は、サービスを享受するために必要なデバイスを削減することができる。
例えば、図8(c)に示すように、X社のリソースの許容処理量が、基準となる処理量(基準処理量)の4倍である場合において、X社のサービスとして基準処理量の6倍となるサービスの提供が必要となるときに、IoTデバイスシェアリング装置1を利用し、共用リソースとして利用できるY社のリソース(基準処理量の2倍)を、余剰処理量として捉えて利用することが可能となる。
具体的な事例として、カメラの画像を解析して人物を特定するIoTサービスをX社が提供しているものとして説明する。当該IoTサービスにおいて、特定の地点をカメラが撮影していたとして、普段(平日)は撮影対象となる人数、つまり人通りが少ないが、休日等で急激に撮影対象となる人数が増加する場合には、一時的に処理能力を高める必要がある。このようなときに、ネットワークコスト的に近傍に位置するコンピューティング機能を、IoTデバイスシェアリング装置1を用いて利用することにより、急激な変化にも対応することが可能となる。
〔効果4〕リソース提供によるインセンティブの発生
IoTデバイス2を提供したユーザ(IoTデバイス2の所有者)は、そのIoTデバイス2が他のユーザに利用されることにより利用料を得ることができる。そのため、リソースを提供することに対するインセンティブを発生させることができる。
〔効果5〕IoTデバイス利用者による悪用の防止
IoTデバイス2の各機能(センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能)をIoTデバイスシェアリング装置1のリソース管理情報120に登録して利用させることにより、IoTデバイス2の利用者が、各機能を直接制御可能にするのではなく、IoTデバイスシェアリング装置1が仲介することになる。これにより、悪用を防止し、安全性を確保することが可能となる。
1 IoTデバイスシェアリング装置
2 IoTデバイス
3 IoTデバイス利用者端末
10 制御部
11 入出力部
12 記憶部
101 IoTデバイス登録部
102 リソース提供部
103 リソース利用管理部
120 リソース管理情報

Claims (4)

  1. 複数のIoTデバイスとネットワークを介して接続されるIoTデバイスシェアリング装置であって、
    前記IoTデバイスからの登録要求を受け付け、前記IoTデバイスが備える機能を、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能ごとに利用可能なリソースとしてリソース管理情報に登録するIoTデバイス登録部と、
    前記リソース管理情報を記憶する記憶部と、
    前記IoTデバイスのセンサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能のうちの少なくとも1つの機能の利用を要求するリソース要求をIoTデバイス利用者端末から受け付け、前記リソース要求に付される、当該要求する機能を指定する要求条件を満たすリソースを、前記リソース管理情報を検索して抽出し、前記IoTデバイス利用者端末に提供するリソース提供部と、
    を備えることを特徴とするIoTデバイスシェアリング装置。
  2. 前記リソース提供部が前記リソースを提供した際に、前記IoTデバイス利用者端末が当該リソースを利用した利用期間および利用料を、前記リソース管理情報に登録するリソース利用管理部を、さらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載のIoTデバイスシェアリング装置。
  3. 複数のIoTデバイスとネットワークを介して接続されるIoTデバイスシェアリング装置のIoTデバイスシェアリング方法であって、
    前記IoTデバイスシェアリング装置は、
    前記IoTデバイスからの登録要求を受け付け、前記IoTデバイスが備える機能を、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能ごとに利用可能なリソースとして、記憶手段に備わるリソース管理情報に登録するステップと、
    前記IoTデバイスのセンサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能のうちの少なくとも1つの機能の利用を要求するリソース要求をIoTデバイス利用者端末から受け付け、前記リソース要求に付される、当該要求する機能を指定する要求条件を満たすリソースを、前記リソース管理情報を検索して抽出し、前記IoTデバイス利用者端末に提供するステップと、
    を実行することを特徴とするIoTデバイスシェアリング方法。
  4. 複数のIoTデバイスとネットワークを介して接続されるIoTデバイスシェアリング装置としてのコンピュータに、
    前記IoTデバイスからの登録要求を受け付け、前記IoTデバイスが備える機能を、センサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能ごとに利用可能なリソースとして、記憶手段に備わるリソース管理情報に登録する手順、
    前記IoTデバイスのセンサ機能、コンピューティング機能、アクチュエータ機能のうちの少なくとも1つの機能の利用を要求するリソース要求をIoTデバイス利用者端末から受け付け、前記リソース要求に付される、当該要求する機能を指定する要求条件を満たすリソースを、前記リソース管理情報を検索して抽出し、前記IoTデバイス利用者端末に提供する手順、
    を実行させるためのプログラム。
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