JP2017214895A - ディーゼルエンジンの排気処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】DOCの活性化に要する消費電力を小さくすることができる、ディーゼルエンジンの排気処理装置を提供する。【解決手段】DOC3を備えたディーゼルエンジンの排気処理装置において、DOC3を誘導加熱するIHコイル4を備えている。DOC3は、全周をIHコイル4で取り囲まれている。DOC3とIHコイル4は、ホルダ9を介して排気経路2に支持されている。ホルダ9は、ケース状ホルダと、筒状ホルダを備え、ケース状ホルダは、排気経路2内で、排気経路2の周壁2aに支持された筒状のケース周壁と、その軸長方向両端部に設けられたケース端壁を備え、両ケース端壁にDOC3が貫通状に支持されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、ディーゼルエンジンの排気処理装置に関し、詳しくは、DOCの活性化に要する発熱源の消費電力を小さくすることができる、ディーゼルエンジンの排気処理装置に関する。
従来、DOCを備えた、ディーゼルエンジンの排気処理装置の発明がある (例えば、特許文献1参照)。
この種の発明では、DOCの触媒機能により、排気中のNOxの浄化やDPFに溜まったPMの焼却等を行うことができる利点がある。
特許文献1の発明は、DOCの排気上流側に配置された電気ヒータを備え、この発明では、DOCが活性化温度に達していない場合には、電気ヒータの発熱で、排気の温度が昇温され、排気熱でDOCの温度が昇温され、DOCが活性化される。
特開2014−177890号公報(図1,図3参照)
《問題点》 DOCの活性化に要する発熱源の消費電力が大きくなる。
特許文献1の発明では、発熱源となる電気ヒータからDOCへの熱伝達が排気を介して間接的に行われるため、発熱源からDOCへの熱の伝達ロスが生じ、DOCの昇温に対する発熱源の熱効率が低く、DOCの活性化に要する発熱源の消費電力が大きくなる。
本発明の課題は、DOCの活性化に要する発熱源の消費電力を小さくすることができるディーゼルエンジンの排気処理装置を提供することにある。
請求項1に係る発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1に例示するように、DOC(3)を備えたディーゼルエンジンの排気処理装置において、
DOC(3)を誘導加熱するIHコイル(4)を備えている、ことを特徴とするディーゼルエンジンの排気処理装置。
(請求項1に係る発明)
請求項1に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》 DOCの活性化に要する消費電力を小さくすることができる。
本発明では、図1に例示するように、DOC(3)を誘導加熱するIHコイル(4)を備えているため、DOC(3)が活性化温度に達していない場合には、IHコイルによるDOC(3)の誘導加熱で、DOC(3)の温度を昇温し、DOC(3)を活性化することができる。これにより、本発明では、DOC(3)自体が発熱源となり、発熱源からDOC(3)への熱の伝達ロスがないため、DOC(3)の昇温に対する発熱源の熱効率が高く、DOC(3)の活性化に要する発熱源の消費電力を小さくすることができる。
(請求項2に係る発明)
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 DOCの加熱効率を高めることができる。
本発明では、図2(A)〜(D)に例示するように、DOC(3)の金属製担体は、全周をIHコイル(4)で取り囲まれているため、DOC(3)の金属製担体の全周が誘導加熱され、DOC(3)の加熱効率を高めることができる。
(請求項3に係る発明)
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 振動に起因するDOCの誘導加熱量の変動を抑制することができる。
本発明では、図2(A)〜(D)に例示するように、DOC(3)とIHコイル(4)は、ホルダ(9)を介して排気経路(2)に支持されているため、エンジンの振動を受けても、DOC(3)とIHコイル(7)の相対位置が変化しにくく、振動に起因するDOC(3)の誘導加熱量の変動を抑制することができる。
(請求項4に係る発明)
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 DOCと筒状ホルダとIHコイルをケース状ホルダ内にコンパクトに配置することができる。
本発明では、図2(A)〜(D)に例示するように、ケース状ホルダ(10)内で、DOC(3)が外周から筒状ホルダ(11)とその外側のIHコイル(4)で同心状に取り囲まれているため、DOC(3)と筒状ホルダ(11)とIHコイル(4)をケース状ホルダ(10)内にコンパクトに配置することができる。
(請求項5に係る発明)
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 DOCの支持作業が容易になる。
本発明では、図2(A)〜(D)に例示するように、DOC(4)の外周の両側で開いた一対の半ケース部分(10c)(10d)を閉じることにより、一対の半ケース部分(10c)(10d)の両ケース端壁(10b)(10b)に貫通状のDOC(3)が挟まれて支持されるように構成されているため、DOC(3)の支持作業が容易になる。
(請求項6に係る発明)
請求項6に係る発明は、請求項5に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 筒状ホルダの組み付け作業が容易になる。
本発明では、図2(A)〜(D)に例示するように、DOC(3)の外周の両側で開いた一対の半ケース部分(10d)(10e)を閉じることにより、一対の半筒状部分(11a)(11b)が筒状に組み合わされた筒状ホルダ(11)となるように構成されているため、筒状ホルダ(11)の組み付け作業が容易になる。
(請求項7に係る発明)
請求項7に係る発明は、請求項6に係る発明のいずれかの効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 IHコイルの組み付け作業が容易になる。
本発明では、図2(A)〜(D)に例示するように、DOC(3)の外周の両側で開いた一対の半ケース部分(10c)(10d)を閉じることにより、筒状ホルダ(11)の一対の半筒状部分(11a)(11b)の一方に取り付けられたコネクタ(4a)と、他方に取り付けられたコネクタ(4b)の接合で複数本の半円弧状の電線(4c)(4c)が接続され、接続された複数本の電線(4c)(4c)で、筒状ホルダ(11)の周囲を旋回する螺旋状のIHコイル(4)が形成されるように構成されているため、IHコイル(4)の組み付け作業が容易になる。
(請求項8に係る発明)
請求項8に係る発明は、請求項1から請求項7に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 DPFの再生開始が早くなる。
本発明では、図1に例示するように、DOC活性化処理では、IHコイル(4)によるDOC(3)の誘導加熱で、DOC(3)の温度が昇温されるように構成されているため、DOC(3)自体が発熱源となり、発熱源からDOC(3)への熱の伝達ロスがなく、その分、DPF(7)再生前のDOC活性化に要する時間を短縮することができ、DPF(7)の再生開始が早くなる。
本発明の実施形態に係る排気処理装置を備えたエンジンの模式図である。 本発明の実施形態に係る排気処理装置のDOCとその周辺部分を説明する図で、図2(A)は縦断側面図、図2(B)は図2(A)のB−B線断面図、図2(C)は図2(A)のC−C線断面図、図2(D)は図2(B)のD−D線断面図である。 本発明の実施形態に係る排気処理装置で用いるエンジンECUによるDOC再生処理とDOC活性化処理の制御のフローチャートである。
図1〜図3は本発明の実施形態に係るディーゼルエンジンの排気処理装置を説明する図であり、この実施形態では、立形の直列4気筒ディーゼルエンジンについて説明する。
エンジンの構成は、次の通りである。
クランク軸(12)の架設方向を前後方向、フライホイール(12a)の配置された側を後側、その反対側を前側、前後方向と直交するエンジン幅方向を横方向とする。
図1に示すように、このエンジンは、シリンダヘッド(13)の横一側に組みつけられた吸気マニホルド(14)と、シリンダヘッド(13)の横他側に組み付けられた排気マニホルド(15)と、エンジン後部に配置されたフライホイール(12a)を備えている。
図1に示すように、このエンジンは、排気装置を備えている。
排気装置は、排気マニホルド(15)と、排気マニホルド(15)に設けられた過給機(16)の排気タービン(16a)と、排気タービン(16a)の排気出口(16b)から導出された排気導出通路(16c)を備えている。
図1に示すように、このエンジンは、吸気装置を備えている。
吸気装置は、過給機(16)のコンプレッサ(16d)と、コンプレッサ(16d)の吸気入口(16e)の吸気上流側に設けられたエアフローセンサ(17)と、コンプレッサ(16d)の過給気出口(16f)と吸気マニホルド(14)の間に配置されたインタークーラ(18)と、インタークーラ(18)と吸気マニホルド(14)の間に配置された吸気絞り弁(19)と、排気マニホルド(15)と吸気マニホルド(14)の間に配置されたEGRクーラ(20)と、EGRクーラ(20)と吸気マニホルド(14)の間に配置されたEGR弁(21)を備えている。EGRは、排気ガス還流の略称である。
吸気絞り弁(19)とEGR弁(21)は、いずれも電動式開閉弁で、これらはエンジンECU(1)を介して電源(5)に電気的に接続されている。エアフローセンサ(17)は吸気温度センサを備え、エンジンECU(1)に電気的に接続されている。
尚、エンジンECUのECUは、電子制御ユニットの略称で、エンジンECU(1)はマイコンである。電源(5)はバッテリである。
図1に示すように、このエンジンは、燃料噴射装置を備えている。
燃料噴射装置は、各燃焼室(23)に設けられた燃料噴射弁(24)と、燃料噴射弁(24)から噴射する燃料を蓄圧するコモンレール(25)と、コモンレール(25)に燃料タンク(26)から燃料を圧送する燃料サプライポンプ(27)を備えている。
燃料噴射弁(24)は電磁式開閉弁を備え、燃料サプライポンプ(27)は、電動式調圧弁を備え、これらはエンジンECU(1)の燃料噴射制御機能部を介して電源(5)に電気的に接続されている。
図1に示すように、このエンジンは、調速装置を備えている。
調速装置は、エンジンの目標回転数を設定するアクセルレバー(28)の設定位置を検出するアクセルセンサ(29)と、エンジンの実回転数を検出する実回転数センサ(30)を備え、これらセンサ(29)(30)はエンジンECU(1)に電気的に接続されている。
図1に示すように、このエンジンは、始動装置を備えている。
始動装置は、スタータモータ(31)と、キースイッチ(22)を備え、スタータモータ(31)とキースイッチ(22)は、エンジンECU(1)を介して電源(5)に電気的に接続されている。キースイッチ(22)は、OFF位置と、ON位置と、スタート位置を備えている。
エンジンECU(1)は、次のような運転制御を行うように構成されている。
エンジンの目標回転数と実回転数の回転数偏差を小さくするように、燃料噴射弁(24)からの燃料噴射量や噴射タイミングを設定し、負荷変動によるエンジンの回転数変動を小さくする。
エンジンの回転数と負荷と吸気量と吸気温度に応じ、吸気絞り弁(19)とEGR弁(21)の開度を調節し、吸気量やEGR率を調節する。
キースイッチ(22)がスタート位置に投入されると、スタータモータ(31)を駆動し、エンジンの始動を行う。キースイッチ(22)がON位置に投入されると、電源(5)からエンジン各部への通電により、エンジン運転状態が維持され、キースイッチ(22)がOFF位置に投入されると、燃料噴射弁(24)からの燃料噴射が停止され、エンジンが停止される。
このエンジンは、排気処理装置を備えている。
図1に示すように、排気処理装置は、DOC(3)を備えている。このため、この排気処理装置では、DOC(3)の触媒機能により、排気(8)中のNOxの浄化やDPF(7)に溜まったPMの焼却等を行うことができる。
排気処理装置では、DOC(3)を誘導加熱するIHコイル(4)を備えているため、DOC(3)が活性化温度に達していない場合には、IHコイルによるDOC(3)の誘導加熱で、DOC(3)の温度を昇温し、DOC(3)を活性化することができる。これにより、この排気処理装置では、DOC(3)自体が発熱源となり、発熱源からDOC(3)への熱の伝達ロスがないため、DOC(3)の昇温に対する発熱源の熱効率が高く、DOC(3)の活性化に要する発熱源の消費電力を小さくすることができる。
図1に示すように、DOC(3)は、排気経路(2)の途中に配置されている。排気経路(2)は、排気タービン(16a)の排気出口(16b)から導出された排気導出通路(16c)の排気下流側に位置し、排気処理ケース(36)を備え、排気処理ケース(36)内にDOC(3)が収容されている。
図1に示すように、排気処理装置は、エンジンECU(1)とIHコイル(4)との間にIH制御回路(4f)を備え、IH制御回路(4f)は、高周波電力をIHコイル(4)に送るインバータ回路を備えている。
排気処理装置は、次のDOC活性化処理を行うことができるように構成されている。
図3に示すように、DOC(3)の推定温度(T)が所定の活性化温度領域(T2)に至っていない場合、その情報に基づくエンジンECU(1)の指令で、DOC活性化処理の実施(S8)がなされ、DOC活性化処理では、DOC(3)の推定温度(T)が所定の活性化温度領域(T2)まで昇温される。
DOCは、ディーゼル酸化触媒の略称である。
DOC(3)は酸化触媒成分を担持する金属製担体を備えている。
DOC(3)の触媒担体は、内部に軸長方向に沿う多数のセルが貫通状に並設されたフロースルー式のメタルハニカムであり、セル内に白金やパラジウムやロジウム等の酸化触媒成分が担持されている。
DOC(3)の触媒担体は、鋼製のメタルハニカムである。
DOC(3)の触媒担体には、銅製やアルミニウム製等、他のメタルハニカムを用いることができる。
図1に示すように、排気処理装置は、DOC入口側排気温度センサ(34)とDOC出口側排気温度センサ(35)を備え、これらセンサ(34)(35)はエンジンECU(1)に電気的に接続されている。エンジンECU(1)では、これらセンサ(34)(35)からの排気温度の情報に基づいて、DOC(3)の推定温度を演算する。
図2(A)〜(D)に示すように、この排気処理装置では、DOC(3)は、全周をIHコイル(4)で取り囲まれているため、DOC(3)の全周が誘導加熱され、DOC(3)の加熱効率が高い。
図2(A)〜(D)に示すように、この排気処理装置では、DOC(3)とIHコイル(4)は、ホルダ(9)を介して排気経路(2)に支持されているため、エンジンの振動を受けても、DOC(3)とIHコイル(7)の相対位置が変化しにくく、振動に起因するDOC(3)の誘導加熱量の変動が起こり難い。
DOC(3)とIHコイル(4)は、ホルダ(9)を介して、排気経路(2)の途中に設けられた排気処理ケース(36)に支持されている。
図2(A)〜(D)に示すように、ホルダ(9)は、ケース状ホルダ(10)と、筒状ホルダ(11)を備えている。
ケース状ホルダ(10)は、排気経路(2)内で、排気経路(2)の周壁(2a)に支持された筒状のケース周壁(10a)と、その軸長方向両端部に設けられたケース端壁(10b)(10c)を備え、両ケース端壁(10b)(10c)にDOC(3)が貫通状に支持されている。
筒状ホルダ(11)は、ケース状ホルダ(10)内で、ケース状ホルダ(10)に支持されている。
IHコイル(4)は、ケース状ホルダ(10)内で、筒状ホルダ(11)に支持されている。
この排気処理装置では、ケース状ホルダ(10)内で、DOC(3)が外周から筒状ホルダ(11)とその外側のIHコイル(4)で同心状に取り囲まれているため、DOC(3)と筒状ホルダ(11)とIHコイル(4)をケース状ホルダ(10)内にコンパクトに配置することができる。
ケース状ホルダ(10)と、筒状ホルダ(11)は、いずれも合成樹脂製の電気的熱的絶縁体である。
DOC(3)と筒状ホルダ(11)の間には断熱空気層(9a)が、筒状ホルダ(11)とケース状ホルダ(10)の周壁(10a)の間には他の断熱空気層(9b)が設けられ、後者の断熱空気層(9b)内にIHコイル(4)が収容されている。
ケース状ホルダ(10)の筒状のケース周壁(10a)は、排気処理ケース(36)の周壁に支持されている。
図2(A)〜(D)に示すように、ケース状ホルダ(10)は、その軸長方向に沿って分割される一対の半ケース部分(10d)(10e)と、一対の半ケース部分(10d)(10e)を開閉可能に接続するヒンジ(10f)と、一対の半ケース部分(10d)(10e)を閉じた状態に保持する係合部(10g)を備えている。
この排気処理装置では、DOC(3)の外周の両側で開いた一対の半ケース部分(10d)(10e)を閉じることにより、一対の半ケース部分(10d)(10e)の両ケース端壁(10b)(10c)に貫通状のDOC(3)が挟まれて支持されるように構成されているため、DOC(3)の支持作業が容易になる。
図2(A)〜(D)に示すように、筒状ホルダ(11)は、その軸長方向に沿って分割される一対の半筒状部分(11a)(11b)で構成されている。
筒状ホルダ(11)の一対の半筒状部分(11a)(11b)は、ケース状ホルダ(10)の一対の半ケース部分(10d)(10e)にそれぞれ取り付けられている。
この排気処理装置では、DOC(3)の外周の両側で開いた一対の半ケース部分(10d)(10e)を閉じることにより、一対の半筒状部分(11a)(11b)が筒状に組み合わされた筒状ホルダ(11)となるように構成されているため、筒状ホルダ(11)の組み付け作業が容易になる。
図2(C)に示すように、筒状ホルダ(11)の一対の半筒状部分(11a)(11b)は、一対の取り付け板(11c)(11d)で一対の半ケース部分(10d)(10e)に個別に取り付けられている。一対の取り付け板(11c)(11d)は、いずれも合成樹脂製の電気的熱的絶縁体である。
図2(A)〜(D)に示すように、IHコイル(4)は、半筒状部分(11a)(11b)の周方向の各端部にそれぞれ取り付けられた一対のコネクタ(4a)(4b)と、一対のコネクタ(4a)(4b)の間に架設された複数本の半円弧状の電線(4c)で構成されている。
この排気処理装置では、DOC(3)の外周の両側で開いた一対の半ケース部分(10c)(10d)を閉じることにより、筒状ホルダ(11)の一対の半筒状部分(11a)(11b)の一方に取り付けられたコネクタ(4a)と、他方に取り付けられたコネクタ(4b)の接合で複数本の半円弧状の電線(4c)(4c)が接続され、接続された複数本の電線(4c)(4c)で、筒状ホルダ(11)の周囲を旋回する螺旋状のIHコイル(4)が形成されるように構成されているため、IHコイル(4)の組み付け作業が容易になる。
図2(A)〜(D)に示すように、一対のコネクタ(4a)(4b)の一方は、オス型コネクタ、他方はメス形コネクタであり、螺旋状のIHコイル(4)の一端部には、電源(5)の陽極と電気的に接続するプラス側端子(4d)が設けられ、他端部には、アースを介して電源(5)の陰極と電気的に接続するマイナス側端子(4e)を備えている。
図1に示すように、排気処理装置は、エンジンECU(1)と、排気経路(2)に配置されたDPF(7)と、DPF(7)の排気上流側に配置されたDOC(3)と、DOC(3)の排気上流側に配置された燃料供給装置(6)を備えている。
DPFは、ディーゼル・パティキュレート・フィルタの略称であり、排気(8)に含まれるPMを捕捉する。PMは、粒子状物質の略称である。
DPF(7)は、内部に軸長方向に沿う多数のセルが並設され、隣り合うセルの入口と出口が交互に目封じされたウォールフローハニカム型のものである。
DPF(7)は、セラミックハニカム製である。
排気処理装置は、次のDPF再生処理を行うことができるように構成されている。
図3に示すように、DPF(7)のPM堆積量の推定値(F)が所定のDPF再生開始の判定値(FS)に至っており、かつ、DOC(3)の推定温度(T)が所定の活性化温度領域(T2)に至っている場合、その情報の検出に基づくエンジンECU(1)の指令で、DPF再生処理の実施(S4)がなされ、DPF再生処理では、燃料供給装置(6)から排気(8)中に燃料が供給され、この燃料がDOC活性化処理で活性化されたDOC(3)で触媒燃焼されることにより、排気(8)の温度の上昇で、DPF(7)に堆積したPMが焼却される。
排気処理装置は、次のDPF再生前のDOC活性化処理を行うように構成されている。
図3に示すように、DPF(7)のPM堆積量の推定値(F)が所定のDPF再生開始の判定値(FS)に至っているが、DOC(3)の推定温度(T)が所定の活性化温度領域(T2)に至っていない場合、その情報の検出に基づくエンジンECU(1)の指令で、DOC活性化処理の実施(S8)がなされ、DOC活性化処理では、DOC活性化処理では、IHコイル(4)によるDOC(3)の誘導加熱で、DOC(3)の推定温度(T)が所定の活性化温度領域(T2)まで昇温され、その情報の検出に基づくエンジンECU(1)の指令で、DPF再生処理の実施(S4)がなされ、DPF再生処理では、燃料供給装置(6)から排気(8)中に燃料が供給され、この燃料がDOC活性化処理で活性化されたDOC(3)で触媒燃焼されることにより、排気(8)の温度の上昇で、DPF(7)に堆積したPMが焼却される。
DOC活性化処理では、IHコイル(4)によるDOC(3)の誘導加熱で、DOC(3)の温度が昇温されるように構成されているため、DOC(3)自体が熱源となり、熱源からDOC(3)への熱の伝達ロスがなく、その分、DPF(7)再生前のDOC活性化に要する時間を短縮することができ、DPF(7)の再生開始が早くなる。
排気処理装置は、DPF(7)の出入口の差圧を検出する差圧センサ(32)を備え、差圧センサ(32)はエンジンECU(1)に電気的に接続され、DPF(7)の出入口の差圧に基づいて、エンジンECU(1)がDPF(7)に堆積したPMの堆積量を推定する。
燃料供給装置(6)には、コモンレール式の燃料噴射装置が用いられ、DPF再生処理では、燃料噴射弁(24)からポスト噴射がなされ、燃料が排気(8)に混入され、この燃料がDOC(3)で触媒燃焼されることにより、排気(8)の温度の上昇で、DPF(7)に堆積したPMが焼却される。
ポスト噴射とは、燃焼サイクル中、燃料噴射弁(24)からメイン噴射後、膨張行程または排気行程で燃焼室(23)に行われる燃料噴射である。
ポスト噴射によるDPF再生処理は、DOC(3)の推定温度(T)が所定の活性化温度領域(T2)まで昇温された後に行われるが、排気(8)の温度が低い場合、その情報に基づくエンジンECU(1)の指令で、吸気絞り弁(19)の開度を絞り、排気(8)を昇温させる。
DPF再生処理では、DPF(7)の入口排気温度が所定の再生可能温度を維持するよう、ポスト噴射量が調節される。
DPF再生処理では、ポスト噴射に代え、排気管に設けた燃料噴射弁から排気に燃料を噴射する排気管噴射を行ってもよい。
図3に示すように、DPF(7)に堆積するPMの堆積量の推定値がDPF(7)の再生終了判定値(FF)を下回ると、その情報に基づくエンジンECU(1)の指令で、DPF再生処理は終了する。
DPF再生処理は、DPF(7)の再生処理が開始された後、DPF(7)の入口排気温度が所定の再生可能温度を維持した時間が所定の再生終了判定値に至った場合に終了させてもよい。DPF(7)の入口排気温度は、DOC(4)の出口側排気温度センサ(35)で検出することができる。
なお、排気処理装置は、DPF(7)の出口側排気温度センサ(33)を備え、DPF(7)の排気側出口温度が所定の異常燃焼基準値を越えた場合、その情報に基づくエンジンECU(1)の指令で、DPF再生処理を緊急終了させる。
エンジンECU(1)によるDPF再生処理とDOC活性化処理の流れを図3に示す。
ステップ(S1)では、DPF(7)のPM堆積量の推定がなされ、次のステップ(S2)に進む。
ステップ(S2)では、DPF(7)の堆積量の推定値(F)がDPF再生開始の判定値(FS)を越えたか否かが判定され、判定が否定されている間は、ステップ(S1)とステップ(S2)が繰り返され、判定が肯定されると、次のステップ(S3)に進む。
ステップ(S3)では、DOC(3)の推定温度(T)が活性化判定温度(T1)以上であるか否かが判定され、判定が肯定されると、ステップ(S4)に進む。ステップ(S3)での判定が肯定された場合、DOC(3)の推定温度(T)は活性化判定温度(T1)以上の活性化温度領域(T2)にあることになる。
ステップ(S4)では、DPF再生処理の実施がなされ、次のステップ(S5)に進む。
ステップ(S5)では、DPF(7)のPM堆積量の推定がなされ、次のステップ(S6)に進む。
ステップ(S6)では、DPF(7)の堆積量の推定値(F)がDPF再生終了の判定値(FF)以下となったか否か判定され、判定が否定された場合には、ステップ(S3)に戻り、判定が肯定された場合には、ステップ(S7)に進む。
ステップ(S7)では、DPF再生処理か終了される。
なお、ステップ(S3)で判定が否定された場合には、ステップ(S8)に進む。ステップ(S3)での判定が否定された場合、DOC(3)の推定温度(T)は活性化判定温度(T1)未満の活性化必要温度領域(T0)にあることになる。
ステップ(S8)では、DOC活性化処理の実施がなされ、ステップ(S3)に戻る。
(1) エンジンECU
(2) 排気経路
(2a) 周壁
(3) DOC
(4) IHコイル
(4a) コネクタ
(4b) コネクタ
(4c) 電線
(5) 電源
(6) 燃料供給装置
(7) DPF
(8) 排気
(9) ホルダ
(10) ケース状ホルダ
(10a) ケース周壁
(10b) ケース端壁
(10c) ケース端壁
(10d) 半ケース部分
(10e) 半ケース部分
(10f) ヒンジ
(10g) 係合部
(11) 筒状ホルダ
(11a) 半筒状部分
(11b) 半筒状部分
(F) PM堆積量の推定値
(FS) DPF再生開始の判定値
(T) DOCの推定温度
(T2) 活性化温度領域
(S4) DPF再生処理の実施
(S8) DOC活性化処理の実施

Claims (8)

  1. DOC(3)を備えたディーゼルエンジンの排気処理装置において、
    DOC(3)を誘導加熱するIHコイル(4)を備えている、ことを特徴とするディーゼルエンジンの排気処理装置。
  2. 請求項1に記載されたディーゼルエンジンの排気処理装置において、
    DOC(3)は、全周をIHコイル(4)で取り囲まれている、ことを特徴とするディーゼルエンジンの排気処理装置。
  3. 請求項2に記載されたディーゼルエンジンの排気処理装置において、
    DOC(3)とIHコイル(4)は、ホルダ(9)を介して排気経路(2)に支持されている、ことを特徴とするディーゼルエンジンの排気処理装置。
  4. 請求項3に記載されたディーゼルエンジンの排気処理装置において、
    ホルダ(9)は、ケース状ホルダ(10)と、筒状ホルダ(11)を備え、
    ケース状ホルダ(10)は、排気経路(2)内で、排気経路(2)の周壁(2a)に支持された筒状のケース周壁(10a)と、その軸長方向両端部に設けられたケース端壁(10b)(10c)を備え、両ケース端壁(10b)(10c)にDOC(3)が貫通状に支持され、
    筒状ホルダ(11)は、ケース状ホルダ(10)内で、ケース状ホルダ(10)に支持され、
    IHコイル(4)は、ケース状ホルダ(10)内で、筒状ホルダ(11)に支持され、
    ケース状ホルダ(10)内で、DOC(3)が外周から筒状ホルダ(11)とその外側のIHコイル(4)で同心状に取り囲まれている、ことを特徴とするディーゼルエンジンの排気処理装置。
  5. 請求項4に記載されたディーゼルエンジンの排気処理装置において、
    ケース状ホルダ(10)は、その軸長方向に沿って分割される一対の半ケース部分(10d)(10e)と、一対の半ケース部分(10d)(10e)を開閉可能に接続するヒンジ(10f)と、一対の半ケース部分(10d)(10e)を閉じた状態に保持する係合部(10g)を備え、
    DOC(3)の外周の両側で開いた一対の半ケース部分(10d)(10e)を閉じることにより、一対の半ケース部分(10d)(10e)の両ケース端壁(10b)(10c)に貫通状のDOC(3)が挟まれて支持されるように構成されている、ことを特徴とするディーゼルエンジンの排気処理装置。
  6. 請求項5に記載されたディーゼルエンジンの排気処理装置において、
    筒状ホルダ(11)は、その軸長方向に沿って分割される一対の半筒状部分(11a)(11b)で構成され、
    筒状ホルダ(11)の一対の半筒状部分(11a)(11b)は、ケース状ホルダ(10)の一対の半ケース部分(10d)(10e)にそれぞれ取り付けられ、
    DOC(3)の外周の両側で開いた一対の半ケース部分(10d)(10e)を閉じることにより、一対の半筒状部分(11a)(11b)が筒状に組み合わされた筒状ホルダ(11)となるように構成されている、ことを特徴とするディーゼルエンジンの排気処理装置。
  7. 請求項6に記載されたディーゼルエンジンの排気処理装置において、
    IHコイル(4)は、半筒状部分(11a)(11b)の周方向の各端部にそれぞれ取り付けられた一対のコネクタ(4a)(4b)と、一対のコネクタ(4a)(4b)の間に架設された複数本の半円弧状の電線(4c)で構成され、
    DOC(3)の外周の両側で開いた一対の半ケース部分(10c)(10d)を閉じることにより、筒状ホルダ(11)の一対の半筒状部分(11a)(11b)の一方に取り付けられたコネクタ(4a)と、他方に取り付けられたコネクタ(4b)の接合で複数本の半円弧状の電線(4c)(4c)が接続され、接続された複数本の電線(4c)(4c)で、筒状ホルダ(11)の外周を旋回する螺旋状のIHコイル(4)が形成されるように構成されている、ことを特徴とするディーゼルエンジンの排気処理装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載されたディーゼルエンジンの排気処理装置において、
    エンジンECU(1)と、排気経路(2)に配置されたDPF(7)と、DPF(7)の排気上流側に配置されたDOC(3)と、DOC(3)の排気上流側に配置された燃料供給装置(6)を備え、
    DPF(7)のPM堆積量の推定値(F)が所定のDPF再生開始の判定値(FS)に至っているが、DOC(3)の推定温度(T)が所定の活性化温度領域(T2)に至っていない場合、その情報の検出に基づくエンジンECU(1)の指令で、DOC活性化処理の実施(S8)がなされ、DOC活性化処理では、IHコイル(4)によるDOC(3)の誘導加熱で、DOC(3)の推定温度(T)が所定の活性化温度領域(T2)まで昇温され、その情報の検出に基づくエンジンECU(1)の指令で、DPF再生処理の実施(S4)がなされ、DPF再生処理では、燃料供給装置(6)から排気(8)中に燃料が供給され、この燃料がDOC活性化処理で活性化されたDOC(3)で触媒燃焼されることにより、排気(8)の温度の上昇で、DPF(7)に堆積したPMが焼却されるように構成されている、ことを特徴とするディーゼルエンジンの排気処理装置。

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