JP2017213558A - 回転清掃体の除塵機構、エアフィルター清掃装置、空気調和機、掃除機用吸込具及び電気掃除機 - Google Patents

回転清掃体の除塵機構、エアフィルター清掃装置、空気調和機、掃除機用吸込具及び電気掃除機 Download PDF

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Abstract

【課題】 清掃体を効率よく除塵することができ、塵埃除去性能を向上させることができる回転清掃体の除塵機構を提供する。【解決手段】 回転清掃体の除塵機構は、回転清掃体15と、回転清掃体15に付着した塵埃等を除去する除塵体28とを有しており、除塵体28は、基部28aから突出し、回転清掃体15に当接する複数の櫛歯により形成された除塵部28b、28b・・・と、櫛歯間に形成される谷部28c、28c・・・とを備え、除塵部28bは、回転清掃体15の回転軸15aの長手方向に向かって傾斜していると共に、除塵部28bは、螺旋状に形成された清掃体15bの螺旋の傾斜方向と同方向に傾斜して清掃体15bに当接させている。【選択図】図9

Description

本発明は、被清掃面に付着した塵埃等を除去する為の回転清掃体の除塵機構と、この回転清掃体の除塵機構を備えたエアフィルター清掃装置、空気調和機、掃除機用吸込具及び電気掃除機に関するものである。
従来から、回転清掃体に設置される除塵体として、根元部と、凸部とから構成された凸片が複数形成され、先端が櫛歯状に形成されていると共に凸片間に谷部が形成されているものが知られている。この除塵体は、谷部の近傍に壁体が形成されており、谷部と壁体の先端とによって段差が形成される事により、塵埃が圧縮される塵埃圧縮部が形成されている(特許文献1)。
特許5447934号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の除塵体は、凸部の長手方向が、ブラシ毛の長手方向を含む平面に対して平行な方向となっていることから、凸部の側面を使ってブラシ毛を除塵できないため、除塵効果を低下させる原因となっていた。また、ブラシ毛の先端を谷部に接触させることによって、回転ブラシに加わる抵抗が大きくなることから、回転ブラシの回転力(トルク)を大きくする必要があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、清掃体を効率よく除塵することができ、塵埃除去性能を向上させることができる回転清掃体の除塵機構と、この回転清掃体の除塵機構を備えたエアフィルター清掃装置、空気調和機、掃除機用吸込具及び電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、請求項1の発明は、被清掃面に付着した塵埃等を除去する為の回転清掃体の除塵機構において、該除塵機構は、螺旋状に形成された清掃体を備えた回転清掃体と、前記回転清掃体に付着した塵埃等を除去する除塵体とを有し、該除塵体は、前記回転清掃体に当接する複数の櫛歯により形成された除塵部と、前記櫛歯間に形成される谷部とを備え、前記除塵部は、前記回転清掃体の回転軸の長手方向に向かって傾斜していると共に、該除塵部は、前記螺旋状に形成された清掃体の螺旋の傾斜方向と同方向に傾斜して前記清掃体に当接することを特徴としている。したがって、傾斜していない除塵部と比較した場合には、除塵部により多くの側面をつかって清掃体を除塵することができ、塵埃除去性能を向上させることができる。また、清掃体が除塵部と当接する面積が増える為、清掃体に加わる抵抗は増えるが、一方で除塵部の傾斜方向と清掃体の螺旋の傾斜方向と同方向にすることで、清掃体に加わる抵抗を少なくすると共に、清掃体が除塵体から滑らかに滑り降りるため、全体として極度に大きな抵抗を加えることなく塵埃除去性能を高めることができる。
請求項2の発明は、被清掃面に付着した塵埃等を除去する為の回転清掃体の除塵機構において、該除塵機構は、螺旋状に形成された清掃体を備えた回転清掃体と、前記回転清掃体に付着した塵埃等を除去する除塵体とを有し、該除塵体は、前記回転清掃体に当接する複数の櫛歯により形成された除塵部と、前記櫛歯間に形成される谷部とを備え、前記除塵部は、前記回転清掃体の回転軸の長手方向に向かって傾斜していると共に、該除塵部は、前記螺旋状に形成された清掃体の螺旋の傾斜方向と逆方向に傾斜して前記清掃体に当接することを特徴としている。したがって、傾斜していない除塵部と比較した場合には、除塵部により多くの側面をつかって清掃体を除塵することができ、塵埃除去性能を向上させることができる。また、除塵部の傾斜方向と清掃体の螺旋の傾斜方向と逆方向とすることで、清掃体に加わる抵抗がさらに増えるため、塵埃除去性能をより向上させることができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の回転清掃体の除塵機構において、清掃体は、該清掃体の先端が除塵体の谷部に当接しないように配置されていることを特徴としている。したがって、清掃体が除塵体を通過するときに加わる抵抗を小さくすることができるため、モータ等の回転清掃体の駆動源に対する負荷を軽減させることができる。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの回転清掃体の除塵機構において、除塵部の長手方向の中心線は、回転清掃体の回転中心を通らないことを特徴としている。したがって、回転清掃体に対して、除塵部を長く取ることができるので、塵埃除去性能を向上させることができる。
請求項5の発明は、エアフィルター清掃装置の発明であって、請求項1〜4のいずれかの回転清掃体の除塵機構と、該除塵機構によって塵埃等が除去される被清掃面を備えたエアフィルターと、前記除塵機構によって除去された塵埃等を収容するダストボックスとを有するものである。したがって、塵埃除去性能を向上させることができ、モータ等の回転清掃体の駆動源に対する負荷を軽減させることができるエアフィルター清掃装置を提供することができる。
請求項6の発明は、空気調和機の発明であって、空気吸入口から吸入した空気を空気吹出口に導く風路を有する本体と、該本体内に送風ファンと、請求項5のエアフィルター清掃装置とを備え、前記エアフィルター清掃装置でエアフィルターに捕集された塵埃を除去するようにしたものである。したがって、塵埃除去性能を向上させることができ、モータ等の回転清掃体の駆動源に対する負荷を軽減させることができる空気調和機を提供することができる。
請求項7の発明は、掃除機用吸込具の発明であって、請求項1〜4のいずれかの回転清掃体の除塵機構を設けたものである。したがって、塵埃除去性能を向上させることができ、モータ等の回転清掃体の駆動源に対する負荷を軽減させることができる掃除機用吸込具を提供することができる。
請求項8の発明は、電気掃除機の発明であって、電動送風機と、請求項7の掃除機用吸込具とを備え、前記電動送風機と前記掃除機用吸込具とを連通させたものである。したがって、塵埃除去性能を向上させることができ、モータ等の回転清掃体の駆動源に対する負荷を軽減させることができる電気掃除機を提供することができる。
請求項1の発明は、塵埃除去性能を向上させることができると共に、総合して回転清掃体に加わる抵抗の増加を最小限に抑えることができる。また、請求項2の発明は、塵埃除去性能をより向上させることができる。また、請求項3の発明は、モータ等の回転清掃体の駆動源に対する負荷を軽減させることができる。さらに、請求項4の発明は、塵埃除去性能を向上させることができる。
請求項5〜8の発明は、請求項1〜4のいずれかの回転清掃体の除塵機構を備えていることから、塵埃除去性能を向上させることができ、モータ等の回転清掃体の駆動源に対する負荷を軽減させることができる。
本発明に係る回転清掃体の除塵機構を備えた空気調和機の斜視図 図1のA−A断面図 空気調和機の前面パネルを外した状態を示す斜視図 空気調和機の前面パネルの裏面を示す斜視図 本発明に係る回転清掃体の除塵機構を示す斜視図 図2のB−B断面図 図2のC−C断面図 (a)回転清掃体の正面図(b)回転清掃体の製法を示す斜視図(c)回転清掃体の拡大断面図 (a)回転清掃体と除塵体の組み合わせの一例を示す図(b)回転清掃体と除塵体の組み合わせの他例を示す図 (a)従来のブラシ毛と除塵体の関係を示す図及びその側面図(b)本発明におけるブラシ毛と除塵体の関係の一例を示す図(c)本発明におけるブラシ毛と除塵体の関係の他例を示す図(d)本発明におけるブラシ毛と除塵体の関係の別の他例を示す図 (a)本発明における除塵体に接触したブラシ毛の動きを示す斜視図(b)同断面図 (a)本発明における除塵体に接触した清掃体の一例を示す断面図(b)本発明における除塵体に接触した清掃体の他例を示す断面図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明に係る回転清掃体の除塵機構を備えた空気調和機の斜視図、図2は、図1のA−A断面図、図3は、空気調和機の前面パネルを外した状態を示す斜視図、図4は、同前面パネルの裏面を示す斜視図である。
図1〜図4において、本発明に係る回転清掃体の除塵機構を備えた空気調和機の空気調和機本体1(以下、本体1という)は、後部側に配され送風ファン2を収納するファン室2aと、送風ファン2を回転駆動するファンモータ3と、送風ファン2の上流側に配されたエアフィルター4と、エアフィルター4の上流側の表面に付着した塵埃を、上下に移動しながら除去する回転清掃体の除塵機構5(以下、除塵機構5という)を内蔵し、前部に、エアフィルター4と除塵機構5を覆う前面パネル6が着脱自在に設けられている。尚、除塵機構5は、後述するように、螺旋状に形成された清掃体を備えた回転清掃体と、回転清掃体に付着した塵埃等を除去する除塵体とを必須の構成としており、その詳細については図8〜図12を用いて後述する。
本体1の両側の側面1aの前側には、エアフィルター4の上流側と連通し空気を取り入れるための空気吸入口7が、天面1bには、ファン室2aと連通し、空気を排出する空気吹出口8がそれぞれ設けられている。
又、本体1の天面1bの前側には、本体1の運転操作用の本体スイッチ1cと、エアフィルター4をクリーニングする際に操作するクリーニングスイッチ1dと、本体1の運転状態などを表示する表示ランプ1eなどが設けられている。
前面パネル6の下方には、後述する除塵機構5のダストボックス17を出し入れするための開口部6aと、その開口部6aを開閉すると共に一体に形成されたつまみ片9aを有する蓋体9が設けられ、前面パネル6の裏面の両側には、同じく後述する回転清掃体の除塵機構5のギヤ23が噛み合うラックギヤ10が、除塵機構5の移動方向と同方向、すなわち垂直方向に延設されている。
次に、図5〜7を用いて、除塵機構5の構成について詳述する。 図5は、本発明に係る回転清掃体の除塵機構を示す斜視図であり(ダストボックスを抜いた状態)、図6は、図2のB−B断面図、図7は、図2のC−C断面図である。
図5〜図7において、除塵機構5は、エアフィルター4の表面に付着した塵埃を掻き取る回転清掃体15を回転自在に収納する塵埃除去本体16と、回転清掃体15で除去され落下してくる塵埃を受けて貯留するダストボックス17を有しており、塵埃除去本体16の下部には、ダストボックス17を前方より着脱自在に装着するための挿入口18が設けられている。17aは、ダストボックス17を取り出す際につまむつまみである。
塵埃除去本体16の後方両端には、本体1の内側面1fに縦方向に延設されたガイド溝19内で摺動自在に移動できる摺動片16aが形成されている。塵埃除去本体16のエアフィルター4側には、回転清掃体15が臨む開口16bが設けられている。図6に示すように、ダストボックス17を、挿入口18より差し込んで、塵埃除去本体16に装着すると、ダストボックス17が、回転清掃体15の真下に位置して、回転清掃体15で掻き取られて落下してくる塵埃を受けるようになっている。
回転清掃体15は、金属や樹脂などの材料からなる軸体(回転軸)15aと、軸体15aに取着された清掃体15bから構成され、その軸体15の両端には、前面パネル6に設けたラックギヤ10と噛み合うギヤ23が固着されている。28は、回転清掃体15の清掃体15bを梳く除塵体である。
24は、ギヤ23と共に軸体15を回転駆動する駆動手段となるモータで、モータ24側の摺動片16aの前後に設けた一対の電極25と電気的に接続されている。
塵埃除去本体16に設けた二つのガイド溝19の内、一対の電極25を設けた摺動片16aをガイドする側のガイド溝19内には、特に図示しないが、一対の電極25に対し摺動自在でしかも、電極25に電力を供給するためのレールが設けられている。
以上のように構成された本実施例における空気調和機の動作、作用は以下の通りである。
通常の空気調和運転の場合は、本体スイッチ1cを操作することにより、ファンモータ3が駆動し、送風ファン2が回転し、室内の空気が、本体1の両側面に設けた空気吸入口7から吸引され、エアフィルター4で塵埃が捕獲されて綺麗になった空気が、本体1の天面に設けた空気吹出口8から排出される。このようにして、室内の空気が浄化されると共に、室内の空気が循環されることにより、室内の空気の温度が均一化され、快適に過ごすことができる。
このようにして、空気調和機を運転していると、エアフィルター4に塵埃が堆積し、次第に空気の通りが悪くなって、空気調和効率が低下してくる。
そこで、定期的に、或いは、必要に応じて、エアフィルター4をクリーニングすることが必要になるが、本実施例では、クリーニングスイッチ1dを操作するだけで、エアフィルター4のクリーニングを簡単に行うことができる。
すなわち、クリーニングスイッチ1dをオンすると、ガイド溝19内に配されたレールを通じて、電極25に電力が供給され、モータ24が回転駆動し、回転清掃体15及びギヤ23が回転する。なお、本実施例では、除塵機構5の初期位置を、塵埃除去本体16の開口16bがエアフィルター4の最も下の部分に対向する位置としている。この位置は、また、前面パネル6に設けた蓋体9を開けたときに、開口部6aを通して、ダストボックス17を引き出すことができる位置でもある。
従って、クリーニングスイッチ1dがオンされて、モータ24に通電されると、回転清掃体15及びギヤ23が、モータ24側から見て、反時計方向(図6内の実線矢印)に回転するようになっている。これにより、エアフィルター4に付着した塵埃は、回転清掃体15の清掃体15bでこそぎ取られ、その塵埃は、塵埃除去本体16内に設けた除塵体28で梳られ、ダストボックス17内に落下し堆積する。また、回転清掃体15の回転と共に、ラックギヤ10に噛み合ったギヤ23も回転するので、ガイド溝19に沿って除塵機構5が上昇していく。そして、本体1の上部に設けた第1の位置検出スイッチ(図示せず)が、除塵機構5がエアフィルター4の上端に達したことを検知すると、モータ24の回転を反転、すなわち、回転清掃体15とギヤ23を逆転させる。これにより、回転清掃体15が時計方向に回転しながら、除塵機構5が下降し、本体1の下部に設けた第2の位置検出スイッチ(図示せず)が、除塵機構5がエアフィルター4の下端(初期位置)に達したことを検知すると、モータ24への通電を停止する。
尚、本実施例では、エアフィルター4のクリーニング運転中は、送風ファン2を回転駆動するファンモータ3を運転しないようにしている。これにより、エアフィルター4上に塵埃が吸引風で吸着されて、塵埃が取れ難くなるのを防止している。
上記クリーニング運転を何度か繰り返すと、ダストボックス17内に塵埃が堆積してくるので、時々、前面パネル6に設けた蓋体9を手前に開けて、ダストボックス17を取り出し、溜まった塵埃を廃棄するようにする。
上述のように、本発明に係る除塵機構5は、除塵機構5によって塵埃等が除去される被清掃面を備えたエアフィルター4と、除塵機構5によって除去された塵埃等を収容するダストボックス17とを有するエアフィルター清掃装置に適用することができる。
同様にして、本発明に係る除塵機構5は、空気吸入口7から吸入した空気を空気吹出口8に導く風路を有する本体1と、本体1内に送風ファン2と、上述のエアフィルター清掃装置とを備え、このエアフィルター清掃装置でエアフィルター4に捕集された塵埃を除去するようにした空気調和機に適用することができる。
また、図示していないが、本発明に係る除塵機構5は、該除塵機構5を設けた掃除機用吸込具に適用することができ、さらに、電動送風機と、上述の掃除機用吸込具とを備え、電動送風機と掃除機用吸込具とを連通させた電気掃除機に適用することもできる。
図8(a)は、回転清掃体の正面図であり、図8(b)回転清掃体の製法を示す斜視図であり、図8(c)回転清掃体の拡大断面図である。また、図9(a)は、回転清掃体と除塵体の組み合わせの一例を示す図であり、図9(b)は、回転清掃体と除塵体の組み合わせの他例を示す図である。尚、図9においては、説明上、除塵部28bと清掃体15b又は15cとを当接させていないが、実際には、図6に示すように、回転清掃体15内に除塵部28bを差し込むよう配置している。これらの図を用いて、本発明に係る回転清掃体の除塵機構の詳細について説明する。
回転清掃体15は、図8に示すように、金属や樹脂などの材料からなる軸体(回転軸)15aと、軸体15aに螺旋状に形成された清掃体15bとから構成されており、清掃体(起毛布)15bは、基布26aと、基布26aに植毛されたブラシ部26bから構成されている。そして、軸体15aの長手方向には一条の接着部材27が貼り付けられており、このような状態の軸体15aの外周に、清掃体15bを螺旋状に巻き付けることにより、基布26aの裏面が、軸体15aを一周する毎に一回の接着が必ず行われるため、清掃体15bが確実に安定した状態で巻き付けられる。これにより、清掃体15bの巻き付け工程が非常に安定する。
図9(a)は、回転清掃体と除塵体の組み合わせの一例を示す図であり、図9(b)は回転清掃体と除塵体の組み合わせの他例を示す図である。図10(a)は、従来のブラシ毛と除塵体の関係を示す図であり、図10(b)は、本発明におけるブラシ毛と除塵体の関係の一例を示す図である。また、図10(c)は、本発明におけるブラシ毛と除塵体の関係の他例を示す図であり、図10(d)は、本発明におけるブラシ毛と除塵体の関係の別の他例を示す図である。
図9(a)に示すように、回転清掃体15と、回転清掃体15に付着した塵埃等を除去する除塵体28とを有しており、除塵体28は、基部28aから突出し、回転清掃体15に当接する複数の櫛歯により形成された除塵部28b、28b・・・と、櫛歯間に形成される谷部28c、28c・・・とを備え、除塵部28bは、回転清掃体15の回転軸15aの長手方向に向かって傾斜していると共に、除塵部28bは、螺旋状に形成された清掃体15bの螺旋の傾斜方向と同方向に傾斜して清掃体15bに当接させている。一方、図9(b)の回転清掃体15に形成された清掃体15cの螺旋の傾斜方向は、図9(a)の回転清掃体15に形成された清掃体15aの傾斜方向と逆方向となるように形成されており、除塵部28bに対して逆方向に傾斜して当接させている。
図9(a)において、回転軸15aを矢印の方向に回転させると、除塵部28bの先端部および一方の側面28dが清掃体15bと当接する。そのため、傾斜していない除塵部と比較して、除塵部28bのより多くの側面をつかって清掃体15bを除塵することができるため、清掃体15bに加わる抵抗が増加し、塵埃除去性能を向上させることができる。また、除塵部28bを、清掃体15bの螺旋の傾斜方向と同方向に傾斜させることによって、回転清掃体15に加わる抵抗の増加を最小限に抑えることができる。この抵抗の増加を最小限に抑える原理については後述する。
また、図9(b)において、回転軸15aを矢印の方向に回転させると、図9(a)と同様に、除塵部28bの先端部および一方の側面も清掃体15cと当接する。そのため、傾斜していない除塵部と比較して、除塵部28bのより多くの側面をつかって清掃体15cを除塵することができるため、清掃体15cに加わる抵抗が増加し、塵埃除去性能を向上させることができる。また、除塵部28bを清掃体15cの螺旋の傾斜方向と逆方向に傾斜させることによって、清掃体15cに加わる抵抗がさらに増加することから、塵埃除去性能をより向上させることができる。この抵抗がさらに増加する原理については後述する。
尚、図6に示すように、除塵部28bの長手方向の中心線は、回転清掃体15の回転中心を通らないように配置している。このように回転清掃体15に除塵部28bを差し込んだ時、差し込み深さ(回転清掃体15の回転中心から除塵部28bの先端までの距離)が同じであっても、差し込み角度によって塵埃除去性能は変化する。具体的には、除塵部28bの長手方向の中心線が回転清掃体15の中心線を通るように配置すると、除塵部28bの長さは最短距離となって短くせざるをえない。一方、図6に示すように、回転中心を通らない角度で除塵部28bを配置することで、差し込み深さが同じであっても、その深さまで斜めに除塵部28bを配置できるため、除塵部28bをより長くすることができる。これにより、清掃体の一定長さに当接する除塵部の接触面が多くなるため、塵埃除去性能を向上させることができる。
除塵体がブラシ毛にどのように作用しているか、図10(a)〜(c)を用いて説明する。先ず、図10(a)に示す従来の除塵体は、除塵部30bがブラシ毛29の長手方向を含む平面に対して平行な方向となっていることから、ブラシ毛29を除塵部30bの先端部及び谷部30cを使ってこそぐことになる。このように、従来の除塵体は除塵部30bの側面30dを使ってブラシ毛29をこそげないため、除塵効果を低下させていた。一方、本発明における図9(a)及び図9(b)の除塵体とブラシ毛の関係は、図10(b)及び図10(c)に示すように、除塵部28b、31bがブラシ毛29の長手方向を含む平面に対して傾斜し、平行な方向となっていないことから、除塵部28b、31bの側面28d、31dを使ってブラシ毛29をこそぐことができるため、塵埃除去性能を向上させることができる。
また、図10(d)に示すように、ブラシ毛29aで構成される清掃体の先端が、除塵体の谷部31cに当接しないで、除塵部31bに当接するように配置する構成としてもよく、これも本発明に含まれる。このように構成することによって、清掃体が除塵体を通過するときに加わる抵抗を小さくすることができるため、モータ等の回転清掃体の駆動源に対する負荷を軽減させながら、塵埃除去性能を高めることができる。
図11(a)は、本発明における除塵体に接触したブラシ毛の動きを示す斜視図であり、図11(b)は、同断面図である。なお、ブラシ毛29aは図10(d)のように谷部28cに当接しないよう構成されている。これらの図を用いて除塵体がブラシ毛にどのように作用しているかを、ブラシ毛1本1本の観点から説明する。
図11(a)及び図11(b)に示すように、ブラシ毛29を1本で見た場合、ブラシ毛29aは、先ず、ブラシ毛29aの根元側が除塵部28bに当接する。そして、ブラシ毛29aは撓りながら除塵部28bの側面28dを滑り、谷部28c方向に近づくにつれて、ブラシ毛29の先端部が除塵部28bに当接する。最終的に、ブラシ毛29の先端部が除塵部28bに届かなくなると、ブラシ毛29は撓りが解放される共に除塵部28bを通過し、当接する前の抵抗のかからない状態に戻る。尚、このブラシ毛29の動きは清掃体15bの螺旋の傾斜方向が除塵部28bの傾斜方向と同方向である場合でも、逆方向である場合でも同様である。
図12(a)は、本発明における除塵体に接触した清掃体の一例を示す断面図であり、図12(b)は、本発明における除塵体に接触した清掃体の他例を示す断面図である。これらの図を用いて清掃体の傾斜方向によって除塵体がブラシ毛及び清掃体にどのように作用しているかを、更に別の観点から説明する。
図12(a)において、除塵部28bは螺旋状に形成された清掃体15bの螺旋の傾斜方向と同方向に傾斜している。ブラシ毛29aは回転清掃体15の回転によって、除塵部28bと当接した後、順次谷部28c方向に向かって移動することは前述のとおりである。その際、例えば清掃体15bの左下に位置するブラシ毛29bは、除塵部28bに当接した後、撓りながら谷部28c方向に移動し始めるが、右隣、右上のブラシ毛29c、29dも回転清掃体15の回転方向(矢印方向)に移動し降りてくるので、ブラシ毛29bの移動を妨げる。また、ブラシ毛29bの移動を妨げた各ブラシ毛29c、29dも谷部28c方向に向かって移動する。すると、ブラシ毛29c、29dから更にその隣接する各ブラシ毛29aと連鎖的に当接して移動を妨げることとなる。このように、除塵部28bと当接したブラシ毛29aが、その右側および右上側にある多数のブラシ毛29aによって除塵部28bへと押し付けられるため、清掃体15bには全体として抵抗がかかる。ここで、清掃体15bの右下に位置するブラシ毛29eは連鎖的に移動してくる左隣のブラシ毛29fと当接するが、ブラシ毛29eの右隣、右上にブラシ毛29aが存在しないため谷部28cへの移動はほとんど妨げられない。このことは、清掃体15bの右端側に位置する各ブラシ毛29aについて同様のことがいえる。そのため、除塵部28bと当接したブラシ毛29aが受ける抵抗は、清掃体15bの厚み(図12(a)ではブラシ毛29aの4列分)に応じて増大する。
一方、図12(b)では除塵部28bは螺旋状に形成された清掃体15cの螺旋の傾斜方向と逆方向に傾斜している。ブラシ毛29aが、除塵部28bと当接した後、順次谷部28c方向に向かって移動すること、及び隣接する各ブラシ毛29aが互いに連鎖的に当接し、移動を妨げるメカニズムは前述のとおりである。ここで、図12(a)と異なるのは、清掃体15cの螺旋の傾斜方向が除塵部28bと逆方向(図右上方向)に傾斜していることである。そのため、ブラシ毛29gが除塵部28bを滑りながら谷部28c方向へ移動する際、回転清掃体15の回転に伴い、順次その右側および右上側のブラシ毛29aが降りてくるので、除塵部28bを滑っているブラシ毛29aが移動するのに妨げとなる隣接するブラシ毛29aが加速度的に増え、抵抗が増加する。具体的には、図12(a)では除塵部28bと当接したブラシ毛29aの移動を妨げるのは、その右側および右上側にある3列分のブラシ毛29aだけであるが、図12(b)では右側および右上側の全てのブラシ毛29aが移動を妨げる。また、清掃体15cの右下に位置するブラシ毛29hにおいても、連鎖的に移動してくる左隣のブラシ毛29iと当接した後、右上のブラシ毛29jだけでなく、順次降りてくる加速度的に増えたブラシ毛29aと当接することとなり抵抗が増加する。このことは、清掃体15cの右端側に位置する各ブラシ毛29aについて同様のことがいえる。このように、除塵部と清掃体の傾斜を逆方向に配置することで、傾斜が同方向の場合に比べ、清掃体に掛かる抵抗を飛躍的に増加させることができる。
従って、除塵部の傾斜方向と清掃体の螺旋の傾斜方向と同方向とした場合は、逆方向とした場合と比べて清掃体に加わる抵抗を少なくできると共に、清掃体が除塵体から滑らかに滑り降りるため、極度に大きな抵抗を加えることなく塵埃除去性能を高めることができる。また、除塵部の傾斜方向と清掃体の螺旋の傾斜方向と逆方向とした場合は、清掃体全体に加わる抵抗がさらに増加するため、塵埃除去性能をより向上させることができる。なお、図12(a)、(b)ではブラシ毛29aが隙間なく配置されているが、これらは模式図であり、実際のブラシではブラシ毛29a間に隙間があり、ブラシ毛29aの列が変形しながら除塵部28bに当接することとなる。しかし、このような場合であっても前述の原理によってブラシ毛29aへの抵抗を増加させることができる。
本発明に係る回転清掃体の除塵機構は、エアフィルター清掃装置、空気調和機、掃除機用吸込具及び電気掃除機に組み込まれて利用される。
1 空気調和機本体
2 送風ファン
3 ファンモータ
4 エアフィルター
5 回転清掃体の除塵機構
6 前面パネル
15 回転清掃体
15a 回転軸(軸体)
15b、15c 清掃体
28 除塵体
28a 基部
28b、30b、31b 除塵部
28c 谷部
29 ブラシ毛

Claims (8)

  1. 被清掃面に付着した塵埃等を除去する為の回転清掃体の除塵機構において、該除塵機構は、
    螺旋状に形成された清掃体を備えた回転清掃体と、前記回転清掃体に付着した塵埃等を除去する除塵体とを有し、
    該除塵体は、前記回転清掃体に当接する複数の櫛歯により形成された除塵部と、前記櫛歯間に形成される谷部とを備え、
    前記除塵部は、前記回転清掃体の回転軸の長手方向に向かって傾斜していると共に、該除塵部は、前記螺旋状に形成された清掃体の螺旋の傾斜方向と同方向に傾斜して前記清掃体に当接することを特徴とする回転清掃体の除塵機構。
  2. 被清掃面に付着した塵埃等を除去する為の回転清掃体の除塵機構において、該除塵機構は、
    螺旋状に形成された清掃体を備えた回転清掃体と、前記回転清掃体に付着した塵埃等を除去する除塵体とを有し、
    該除塵体は、前記回転清掃体に当接する複数の櫛歯により形成された除塵部と、前記櫛歯間に形成される谷部とを備え、
    前記除塵部は、前記回転清掃体の回転軸の長手方向に向かって傾斜していると共に、該除塵部は、前記螺旋状に形成された清掃体の螺旋の傾斜方向と逆方向に傾斜して前記清掃体に当接することを特徴とする回転清掃体の除塵機構。
  3. 清掃体は、該清掃体の先端が除塵体の谷部に当接しないように配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転清掃体の除塵機構。
  4. 除塵部の長手方向の中心線は、回転清掃体の回転中心を通らないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転清掃体の除塵機構。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転清掃体の除塵機構と、該除塵機構によって塵埃等が除去される被清掃面を備えたエアフィルターと、前記除塵機構によって除去された塵埃等を収容するダストボックスとを有することを特徴とするエアフィルター清掃装置。
  6. 空気吸入口から吸入した空気を空気吹出口に導く風路を有する本体と、該本体内に送風ファンと、請求項5に記載のエアフィルター清掃装置とを備え、前記エアフィルター清掃装置でエアフィルターに捕集された塵埃を除去するようにした空気調和機。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の回転清掃体の除塵機構を設けた掃除機用吸込具。
  8. 電動送風機と、請求項7に記載の掃除機用吸込具とを備え、前記電動送風機と前記掃除機用吸込具とを連通させた電気掃除機。
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