JP2017211267A - フレッティング疲労試験装置及びフレッティング疲労試験方法 - Google Patents

フレッティング疲労試験装置及びフレッティング疲労試験方法 Download PDF

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Abstract

【課題】接触片と試験片との接触状態を所望の状態として、接触片の試験片への押付力を変動させながら、接触片と試験片とに相対すべりを発生させてフレッティング疲労試験を行うことができるようにした、フレッティング疲労試験装置及びフレッティング疲労試験方法を提供する。【解決手段】接触片4と、接触片4に第一方向D1に繰返し荷重を付与する荷重付与部7と、接触片4に対して、第一方向D1と交差する第二方向D2から当接する試験片2と、接触片4と試験片2とを第二方向D2から弾性的に拘束して、接触片4と試験片2とに、所定の押付位置において押付力を付与する押付力付与機構と、前記押付力付与機構の前記押付位置を、第一方向D1に関して調整する押付位置調整機構とを備え、接触片4と試験片2との当接面4a,4b,20aが前記第第1方向D1に傾斜した形状に設定される。【選択図】図2

Description

本発明は、フレッティング疲労試験装置及びフレッティング疲労試験方法に関する。
従来、例えば、タービン等の機器では、運転にともなって翼等の構成部材に繰返し荷重が作用して、この構成部材に近接する部材との間で往復の相対すべりが生じることがある。このような現象はいわゆるフレッティング疲労として知られており、構成部材の疲労強度の著しい低下を招くものである。
そして、このようなフレッティング疲労が発生した際の部材の疲労強度評価を行うためのフレッティング疲労試験装置が種々開示されている(例えば特許文献1及び特許文献2)。以下、特許文献1及び特許文献2に開示された試験装置について説明するが、参考に、各特許文献で使用されている符号を括弧付きで示す。
特許文献1(段落[0008]−[0010]、図1など参照)に開示された装置は、試験片(1)の一端に結合されたばね板(3)と、試験片(1)の他端に連結され繰返し荷重を発生するアクチュエーターと、試験片(1)の側面に接触する接触片(2a),(2b)とを備えて構成され、接触片(2a),(2b)を水平方向へ移動させることができるようになっている。
この装置では、試験片(1)に対する接触片(2a),(2b)の接触力(押付力)、試験片(1)に与える荷重(繰返し応力)、及び、試験片(1)と接触片(2a),(2b)との間の相対すべり量を、それぞれ任意に設定することができる。つまり、接触片(2a),(2b)を水平方向へ移動させて適宜の位置にすることで、試験片(1)に対する接触片(2a),(2b)の接触力を希望の接触力(押付力)とすることができ、アクチュエーターにより試験片(1)に希望の荷重(繰返し応力)を与えることができ、さらに、ばね板(3)の厚みを選定することにより試験片(1)の上下動を任意に変更して、試験片(1)と接触片(2a),(2b)との間に任意の相対すべり量を与えることができる。
特許文献2(段落[0007]−[0008]、図1など参照)に開示された装置では、圧縮機ホイールを模擬したホイールダブテール試験片(102)に、圧縮機動翼を模擬した動翼ダブテール試験片(101)を嵌合させた状態で、これらの試験片(101),(102)に変動荷重を含む軸力(103),(104)を加えて試験片(101),(102)を摺動させ、接触端(105)にフレッテイング疲労き裂(106)を発生させるようにしている。
実願平03−093123号(実開平05−36349号)のCD−ROM 特開2002−310867号公報
しかしながら、実機では、二つの部材間で相対すべりが発生してフレッティング疲労が起きる際、相対すべりの発生中に、これら部材間の押付力(部材間に作用する面圧)が変動する場合や、これらの部材の接触が片当たりとなる場合が少なくない。即ち、二つの部材が、片当たり状態において、相互に作用する押付力の大きさが変動しつつ部材間に相対すべりが生じるようなケースも考えられる。
ところが、特許文献1に開示された技術では、接触片(2a),(2b)による接触力(押付力)を任意に選択可能であるものの、相対すべりの発生中に押付力を変動させることはできず、また、接触片(2a),(2b)の接触を片当たりとすることはできない。
特許文献2に開示された技術でも、試験片(101),(102)に作用させる軸力(103),(104)すなわち部材間の押付力を変動させることはできるが、試験片(101),(102)の接触を片当たりとすることはできない。
本発明は、上記のような課題に鑑み創案されたもので、接触片と試験片との接触状態を所望の状態として、接触片の試験片への押付力(面圧)を変動させながら、接触片と試験片とに相対すべりを発生させてフレッティング疲労試験を行うことができるようにした、フレッティング疲労試験装置及びフレッティング疲労試験方法を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明のフレッティング疲労試験装置は、接触片と、前記接触片に第一方向に繰返し荷重を付与する荷重付与部と、前記接触片に対して、前記第一方向と交差する第二方向から当接する試験片と、前記接触片と前記試験片とを、前記第二方向から弾性的に拘束することで、前記接触片と前記試験片とに、所定の押付位置において押付力を付与する押付力付与機構と、前記押付力付与機構の前記押付位置を、前記第一方向に関して調整する押付位置調整機構とを備え、前記接触片と前記試験片との当接面が前記第一方向に対して傾斜した形状に設定されたことを特徴としている。
(2)前記試験片は、前記第二方向の両側から前記接触片に当接するように、前記接触片の両側に一対設けられていることが好ましい。
(3)前記押付力付与機構は、前記試験片を前記第二方向の外側から囲うように配置された環状体と、前記環状体に取り付けられ、前記各試験片に直接的に又は間接的に押付力を付与する押付力付与部材とを備えて構成されることが好ましい。
(4)前記押付力付与部材は、前記一対の試験片に向けて前記環状体に一対に取り付けられることが好ましい。
(5)前記環状体の内周側に配置され、前記試験片を保持する試験片保持部を備え、前記試験片保持部は、前記保持した試験片よりも外周側に配置される外周部を備え、前記一対の押付力付与部材は、それぞれ、先端を、前記第一方向に関して任意の位置において、前記外周部に当接させることで、前記外周部を介して前記試験片を前記接触片に押し付けると共に、前記外周部に固定され、前記押付位置調整機構は、前記一対の押付力付与部材を備えて構成されることが好ましい。
(6)前記試験片保持部の前記外周部には、前記押付力付与部材の前記先端が挿入される凹部が、前記第一方向に沿って複数備えられ、前記押付位置調整機構は、前記一対の押付力付与部材と、前記複数の凹部とを備えて構成されることが好ましい。
(7)上記の目的を達成するために、本発明のフレッティング疲労試験方法は、(1)〜(6)の何れかに記載されたフレッティング疲労試験装置を使用して、前記押付力付与機構の前記押付位置を、前記第一方向に関して調整して、前記接触片と前記試験片とを片当たり状態又は全面当たり状態としながらフレッティング疲労試験を行うことを特徴としている。
本発明では、接触片に荷重付与部により第一方向に繰返し荷重を付与し、試験片は、接触片に、第一方向と交差する第二方向から当接する。そして、試験片と接触片との当接面を第一方向に対して傾斜した形状に設定することで、荷重付与部により接触片に第一方向に繰返し荷重を付与したときに、試験片と接触片との当接面の相互間に、傾斜方向に相対すべりが生じるようにしている。さらに、試験片を押付力付与機構による弾性的に拘束すると共に、押付力付与機構により接触片と試験片とに押付力を付与する押付位置を、第一方向に関して調整可能に構成している。
このような構成により、接触片に対し、荷重付与部によって第一方向に繰返し荷重を付与することで、試験片への押付力を変動させながら、接触片と試験片との間に相対すべりを生じさせてフレッティング疲労試験を行うことができる。
さらには、押付力付与機構の押付位置を適宜変更することで、接触片と試験片との接触の具合を適宜変更することができる。
したがって、接触片と試験片との接触の具合を実機に実際の状況に応じたものとしつつ(例えば片当たり状態又は全面当たり状態にして)、あわせて、押付力(面圧)を変動させながらフレッティング疲労試験を行うことができる。
本発明の一実施形態のフレッティング疲労試験装置に構成を示す模式的な横断面図であって、図2(a)のC−C断面図である。 本発明の一実施形態のフレッティング疲労試験装置に構成を示す模式的な縦断面図であって、(a)は図1のA−A断面図、(b)は図1のB−B断面図である。 本発明の一実施形態のフレッティング疲労試験装置の原理を説明するための模式的な断面図であって、フレッティング疲労試験装置の要部を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態に係るフレッティング疲労試験装置における各種パラメータの関係を(a)〜(h)にそれぞれ示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る荷重点距離と、接触範囲長さ及び接触面積との関係を説明するための模式図であって、フレッティング疲労試験装置の要部正面図であり、(a),(b)は異なる荷重点距離のものを示す。 本発明の一実施形態のフレッティング疲労試験装置において、「繰返しの変位」、「接触片から試験片へ作用する押付力」、「接触片と試験片との間の相対すべり量」の各項目に関して、時間に応じた変化を示すグラフである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。以下の実施形態の構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
以下の説明では、荷重負荷リングの中心線CLに近づく側を「内側」とし、その逆に中心線CLから離れる側を外側として説明する。
また、フレッティング疲労試験装置を構成する部品の説明では、それらの部品がフレッティング疲労試験装置に装備された状態を基準として、上下方向,内側,外側を定める。
また、リング5の中心線CLに近づく側を内周側とし、中心線CLから離れる側を外周側とする。
[1.構成]
本発明の一実施形態のフレッティング疲労試験装置について、図1〜図5を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態のフレッティング疲労試験装置に構成を示す模式的な横断面図であって、図2(a)のC−C断面図である。
図2は、本発明の一実施形態のフレッティング疲労試験装置に構成を示す模式的な縦断面図であって、(a)は図1のA−A断面図、(b)は図1のB−B断面図である。
図3は、本発明の一実施形態のフレッティング疲労試験装置の原理を説明するための模式的な断面図であって、フレッティング疲労試験装置の要部を示す縦断面図である。
図4は、本発明の一実施形態に係るフレッティング疲労試験装置における各種パラメータの関係を示す模式図であり、(a)は、接触片の変位δと試験片に作用する押付力Pとの関係を示す図、(b)は、接触片の変位δと、試験片と接触片との相対すべり量ΔSとの関係を示す図、(c)は試験片の傾斜角度θと試験片に作用する押付力Pとの関係を示す図、(d)は、試験片の傾斜角度θと、試験片と接触片との相対すべり量ΔSとの関係を示す図、(e)は、試験片の傾斜角度θと、試験片に作用する押付力Pと、押圧力付与リングの剛性との関係を示す図、(f)は、試験片の傾斜角度θと、試験片と接触片との相対すべり量ΔSと、押圧力付与リングの剛性との関係を示す図、(g)は、荷重点距離Lと、試験片と接触片との接触面積Asとの関係を示す図、(h)は、荷重点距離Lと、試験片と接触片との接触範囲長さLsとの関係を示す図である。
図5は、本発明の一実施形態に係る荷重点距離と、接触範囲長さ及び接触面積との関係を説明するための模式図であって、フレッティング疲労試験装置の要部正面図である。
なお、図1〜図3では断面を示すハッチは省略している。また、図2では、試験片保持部3Aの蓋部35を便宜的に省略している。
本発明の一実施形態のフレッティング疲労試験装置(以下「試験装置」ともいう)1は、図1及び図2に示すように、1対の試験片2A,2Bと、これらの試験片2A,2Bを保持する試験片保持部3A,3Bと、試験片2A,2Bに当接する接触片4と、試験片2A,2Bを水平方向から接触片4に押圧するための押圧力付与リング(環状体、以下「リングともいう」)5と、リング5を挿通する押圧力付与ボルト(押付力付与部材)6A,6Bと、接触片4に荷重を付与するアクチュエータ(荷重付与部)7とを備えて構成される。
リング5は、本実施形態では中心線CLを中心とした真円のリング形状であり、炭素鋼、アルミニウム合金等の金属や、樹脂等を材料としている。このリング2は、ある程度の弾性を有するものの、ヤング率が高く、大きくは変形しにくい材料を用いることが好ましい。
ここで、リング5の中心線CLの延在方向を第一方向D1とし、第一方向D1に直交し、図2(a)の紙面に向かって左右に延びる方向を第二方向D2とし、第二方向D2に直交し、図1の紙面に向かって上下に延びる方向を第三方向D3とする。
リング5の第二方向D2の両端外周には、それぞれ、ナット51が固定されると共に、ナット51のネジ穴51aと連設してネジ穴51bが形成されている。
ネジ穴51a,51bには、それぞれ、押圧力付与ボルト6A,6B(以下、押圧力付与ボルト6A,6Bを区別しない場合には押圧力付与ボルト6と表記する)が、軸方向を第二方向D2に沿わせた姿勢で螺合されている。押圧力付与ボルト6のリング5よりも外側に位置する押圧力付与ボルト6の後端部には、操作部61が設けられ、この操作部61をオペレータが手作業により回転操作することで、押圧力付与ボルト6の先端部62を、中心線CL(及び押圧力付与ボルト6よりも中心線CL寄りに配置される後述の試験片保持部3A,3B,試験片2A,2B及び接触片4)に対して進退させることができる。また、押圧力付与ボルト6の先端部62は球状先端部により構成されている(そこで、以下「球状先端部62」ともいう)。球状先端部62は、後述する試験片保持部3A,3Bの外周に設けられた凹部32bに押圧され先端を挿入される。
試験片2A,2Bは、前記の押圧力付与ボルト6A,6Bに挟まれるようにして、押圧力付与ボルト6A,6Bよりも中心線CL寄りに配置される。また、試験片2A,2Bは、第二方向D2から接触片4に当接する。試験片2A,2Bは、同一形状であり、中心線CLに対して対称に且つ第二方向D2に沿って配置されている。以下、試験片2A,2Bを区別しない場合には試験片2と表記する。
試験片2は、試験片本体20と、試験片本体20の上部に一体に形成される固定部21とを備える。試験片本体20は、矩形の板状体の下半分を外側斜め下方に切断したような形状をして、下方に向く傾斜面(当接面)20aを有している。各試験片2は、この傾斜面20aを中心線CLに向けて配置される。固定部21は、水平断面コ字状をしており、正面を中心線CLに向けるベース部21aと、ベース部21aの両端から中心線CLに向かって延在する側壁部21b,21bとを有する。
図1及び図2に示すように、試験片保持部3A,3Bは、同一形状であり、中心線CLに対して対称に且つ第二方向D2に沿って配置されている。以下、試験片保持部3A,3Bを区別しない場合には試験片保持部3と表記する。
試験片保持部3は、保持部本体31と、保持部本体31の第二方向D2の外周端から鉛直下方に垂下する垂下部32と、保持部本体31の上部から鉛直上方に延在する薄板状の吊下部33と、吊下部33の上端が接続されたブロック状の固定部34と、保持部本体31の中心線CL側に取り付けられた蓋部35とを備える。
保持部本体31,垂下部32,吊下部33及び固定部34は一体に形成される。また、各固定部34は、支持体8(例えば装置フレーム)から垂下した支持部81に固定されている。
保持部本体31は、中心線CLに面し且つ下方に抜ける凹所31aが設けられている。この凹所31aには、試験片2の固定部21が挿入される。また、保持部本体31の側壁31b,31bにそれぞれボルト36(図1及び図2(b)では簡略化して一点鎖線で示す)が螺合されている。さらに、保持部本体31には、試験片2を挟むようにして蓋部35が取けられている。蓋部35は保持部本体31に図示しないボルトにより取けられている。
各ボルト36を締め付けて凹所31aに挿入された試験片2の固定部21を挟持すると共に、図示しないボルトを締め付けて蓋部35を保持部本体31に取り付けることで、蓋部35と保持部本体31とにより試験片2を保持部本体31の凹所31a内に収容・保持することができる。また、ボルト36を緩めて、試験片2の固定部21からボルト先端を離隔すると共に、図示しないボルトを緩めて蓋部35を保持部本体31から外すことにより、試験片2を保持部本体31から取り外すことができる。
垂下部32の外側面(外周部、第二方向D2における外側面)32aには、球面状の凹部32bが鉛直上下方向に沿って複数並設されている。試験片保持部3A,3Bの互いに同一高さの凹部32b,32bに、各押圧力付与ボルト6の球状先端部62の先端を挿入することにより、リング5が試験片保持部3A,3Bに支持されると共に、リング5から各押圧力付与ボルト6及び試験片保持部3A,3Bを介して、試験片2A,2B及び接触片4に押付力(面圧)を付与することができる。
つまり、リング5と押圧力付与ボルト6A,6Bとにより本発明の押付力付与機構が構成される。
加えて、上下方向に並ぶ複数の凹部32bの中から任意の高さのものを選択して、各押圧力付与ボルト6の球状先端部62の先端を挿入することで、各押圧力付与ボルト6から付与される押圧力の高さ(位置)を調整することができる。
つまり、押圧力付与ボルト6A,6Bと複数の凹部32bとにより本発明の押付位置調整機構が構成される。
接触片4は、その中心線を、リング5の中心線CLに一致させて、第二方向D2の両側から試験片2A,2Bにより挟まれるようにして配置されている。接触片4は、直方体の第二方向D2の両側(つまり接触片4側)の上部角部を、外側斜め下方に切断したような形状をしており、上方に向く傾斜面(当接面)4a,4bを有している。傾斜面4aは、試験片2Aの傾斜面20aと同じ傾斜角度に設定され、同様に、傾斜面4bは、試験片2Bの傾斜面20aと同じ傾斜角度に設定されている。そして、傾斜面4aと試験片2Aの傾斜面20aとは当接して、傾斜面4aと試験片2Aの傾斜面20aとは相対すべり可能となっている。同様に、傾斜面4bと試験片2Bの傾斜面20aとは当接して、傾斜面4bと試験片2Bの傾斜面20aとは相対すべり可能となっている。
アクチュエータ7は、図2に示すように、接触片4が上端に取り付けられ上下方向に延びるロッド71と、ロッド71を中心線CL上で第一方向D1に進退動作させるアクチュエータ本体70とを有している。
アクチュエータ本体70は、ロッド71及び接触片4を試験片2に対して進退させることで、一対の試験片2に対して同時に、第一方向D1に近接又は離間する向きに繰返し荷重を付与する。
なお、試験片2Aの傾斜面20a及び接触片4の傾斜面4a,4bの「傾斜」とは、接触片4の進退方向すなわち第一方向D1に対して傾斜していることを意味する。
このような試験装置1の構成により、図3に示すように、アクチュエータ7により接触片4に対して第一方向D1に沿って上方に移動するような荷重(変位δ)が付与されると、試験片2における傾斜面20a,20aと接触片4における傾斜面4a,4bとの間には、試験片2を押し付ける押付力(面圧)Pと試験片2との間で相対すべりを生じさせるすべり力とが作用する。即ち、接触片4にアクチュエータ7から付与される荷重は、傾斜面20a,20a及び傾斜面4a,4bに対して垂直に作用する押付力と、傾斜面20a,20a及び傾斜面4a,4bに沿う方向に作用するすべり力との二つの分力に分解される。
従って、接触片4に変位δが付与されると、図4(a),(b)に示すように、この変位δの大きさに比例するように押付力Pが変動するとともに、相対すべり量ΔSが変動する。
また、アクチュエータ7から付与される荷重(変位δ)が同じであれば、図4(c),(d)に示すように、試験片2の傾斜面20aの傾斜角度θ(換言すれば接触片4の傾斜面4a,4bの傾斜角度)が大きくなるほど(すなわち傾斜面20a,4a,4bが水平に近づくほど)押付力Pは大きくなり、試験片2は接触片4により押し上げられて上方へ移動する量(接触片4と一体的に移動する量)が多くなるので、試験片2と接触片4との間の相対すべり量ΔSは小さくなる。
また、アクチュエータ7から付与される荷重(変位δ)が同じで且つ傾斜角度θが同じであれば、リング5の剛性が高いほど、試験片2は押圧力付与ボルト6を介してリング5により外方への移動が強く拘束されるようになる。このため、図4(e)に示すように、リング5の剛性が高いほど、リング5の拘束力の反力として試験片2に作用する押付力Pは比例して大きくなる。逆に、図4(f)に示すように、リング5の剛性が高いほど、試験片2は、外方への移動がリング5により強く拘束されるようになる分、試験片2は接触片4により押し上げられて上方へ移動する量(接触片4と一体的に移動する量)が多くなるので、試験片2と接触片4との間の相対すべり量ΔSは小さくなる。
ここで、図5(a),(b)に示す、試験片2と接触片4との接触範囲長さ(以下「接触長さ」という)Ls及び接触面積Asについて説明する。以下、試験片2の傾斜面20aと、接触片4の傾斜面4bとの接触状態を例に取り説明するが、試験片2の傾斜面20aと、接触片4の傾斜面4bとの接触状態も同様である。
本発明の大きな特徴であるが、傾斜面20aと傾斜面4bとの接触範囲長さ(以下「接触長さ」という)Lsひいては傾斜面20aと傾斜面4bとの接触面積Asを調整できるようにしている。
具体的には、図2(a)に示す、試験片保持部3に対するリング5及び押圧力付与ボルト6の取り付け高さL、換言すれば、押圧力付与ボルト6から試験片保持部3を介して試験片2に入力される押圧力Pの入力高さLを変更することにより接触長さLs及び接触面積Asを調整できる。なお、ここでは、入力高さLを試験片本体20の上端を基準とした距離としており、以下、荷重点距離Lという。
なお、上述したとおり、リング5は、押圧力付与ボルト6の球状先端部62を試験片保持部3(垂下部32の外側面32a)に形成された凹部32bに嵌め込むことにより、試験片保持部3に固定される、凹部32bは試験片保持部3に上下に複数並設されており、押圧力付与ボルト6を取り付ける凹部32bを変更することで、試験片保持部3に対するリング5及び押圧力付与ボルト6の取り付け高さを変更することができる。
再び図5(a),(b)を参照して説明する。図5(a),(b)において、接触根元部X1から接触先端部X2の間の接触長さLs及びこれに対応する接触面積Asで、傾斜面20aと傾斜面4bとが接触しており、図5(a),(b)中の両矢印は、傾斜面20aと傾斜面4bとの間で所定圧以上の接触圧が生じていることを示す。
図5(a)では荷重点距離L(図2(a)参照)が比較的短いため、換言すればモーメントアームが比較的短いため、傾斜面20aに作用するモーメントが小さい。この結果、所定圧以上の押圧力Pの入力が接触根元部X1の近辺に限定されるため、接触先端部X2は接触根元部X1に比較的近くなって、接触長さLs及び接触面積As(換言すれば接触範囲)は比較的狭い範囲となる。すなわち、傾斜面20aと傾斜面4bとには局所的に強い接触圧が作用する片当たり状態(不均一な接触状態)となる。
これに対し、図5(b)では荷重点距離Lが比較的長いため、換言すればモーメントアームが比較的長いため、傾斜面20aに作用するモーメントが大きい。この結果、所定圧以上の押圧力Pの入力が、接触根元部X1から比較的離れた位置にまで及ぶようになるため、接触先端部X2も接触根元部X1から比較的離れた位置となって、接触長さLs及び接触面積Asは、比較的広い範囲となる。
したがって、図4(g),(h)に示すように、荷重点距離Lが長くなるほど接触面積Asが広くなり、接触長さLsが長くなる。
傾斜面20aの傾斜角度と傾斜面4bの傾斜角度とは、製作上の誤差があるので、通常、完全に一致することはない。このため、傾斜面20aと傾斜面4bとの接触は、厳格には全面当たり(均一な接触)ではない。しかし、荷重点距離Lを長めにすることで、傾斜面20aと傾斜面4bとの接触を全面当たりに近づけることができる。
[2.試験手順]
次に、図1,図2及び図6を参照して、本実施形態の試験手順について説明する。
図6は、本発明の一実施形態のフレッティング疲労試験装置において、「繰返しの変位δ」、「接触片から試験片へ作用する押付力P」、及び「接触片と試験片との間の相対すべり量ΔS」の各項目に関して、時間Tに応じた変化を示すグラフである。
まず、接触片4をアクチュエータ7のロッド71に取り付けると共に、各試験片保持部3に試験片2をその傾斜面20aが中心線CLに向かう姿勢で取り付ける。さらに、試験片保持部3A,3Bの互いに同一高さの凹部32b,32bに、各押圧力付与ボルト6の球状先端部62の先端を挿入することにより、リング5が試験片保持部3A,3Bに支持されると共に、リング5から各押圧力付与ボルト6及び試験片保持部3A,3Bを介して、試験片2A,2B及び接触片4に押付力(面圧)が付与される。
次に、接触片4の傾斜面4a,4bが各試験片2の傾斜面20aに当接するように、アクチュエータ7を動作させて、接触片4を第一方向D1に対して繰返し変位させることで、試験片2に繰返し荷重を付加してフレッティング疲労試験を行う。
接触片4に第一方向D1に沿って上方に移動するように変位δが付与されると、試験片2は、接触片4と当接しながら第二方向D2に沿って中心線CLの径方向外側に押し出されるような押圧力Pを受け、試験片2と接触片4との間に相対的なすべりが生じる。
一方で、接触片4が第一方向D1に沿って下方に移動するように変位δが付与されると、試験片2には、押圧力付与ボルト6を介してリング5の弾性力が作用して、第二方向D2に沿って中心線CLの径方向内側に押し戻されるような押付力Pを受ける。そしてこの押付力Pによって、試験片2と接触片4との間に相対的なすべりが生じる。
そして、アクチュエータ7により接触片4に上下の繰返しの変位δを付与することによって、このような動作が繰り返される。即ち、図6に示すように、上下の繰返しの変位δに同期するようにして、同じ周期で押付力(面圧)P、及び、相対すべり量ΔSが変動する。
[3.作用・効果]
本発明の一実施形態では、接触片4にアクチュエータ7により第一方向D1に繰返し荷重を付与し、試験片2は、接触片4に、第一方向D1と交差する方向D2から当接する。接触片4及び試験片2が傾斜面20a,4a,4bの傾斜方向に相対すべり可能とされ、さらには、試験片2はリング5から弾性的に拘束されており、試験片2には、試験片本体20の上端から所定の距離(荷重点距離)Lだけ離れた押付位置から、リング5より押圧力付与ボルト6を介して押付力Pが付与される。
このような構成により、接触片4にアクチュエータ7によって第一方向D1に繰返し荷重を付与することで、試験片2への押付力Pを変動させながら接触片4と試験片2との間に相対すべりを発生させてフレッティング疲労試験を行うことができる。
さらには、押圧力付与ボルト6の位置(換言すれば荷重点距離L)を変更することで、接触片4と試験片2との接触の具合を適宜変更することができる。
したがって、接触片4と試験片2との接触の具合を実機に実際の状況に応じたものとしつつ(例えば片当たり又は全面当たりにして)、あわせて、押付力(面圧)Pを変動させながらフレッティング疲労試験を行うことができる。
また、押圧力付与ボルト6の球状先端部62の先端を、試験片保持部3の凹部32bに挿入するので、押圧力付与ボルト6及びリング5が試験片保持部3にしっかりと固定されるようになる。これにより、試験中に、試験片2や接触片4に対して、押圧力付与ボルト6及びリング5の位置がずれてしまうことを防止でき、計画通りの条件で試験を行うことができる。
接触片4の両側に試験片2A,2Bをそれぞれ配置するので、接触片4により二つの試験片2A,2Bに対し同時に繰り返し荷重を付与することができ、1回の試験で、二つの試験片2A,2Bに関して試験を行うことができる。
さらに、リング5の材質や径などを変更してその剛性を調整することや、試験片保持部3の材質や形状や寸法を変更してその剛性を調整することや、試験片2の傾斜角度θを調整することにより、アクチュエータ7から接触片4へ繰り返し荷重を作用させた時に、接触片4と試験片2とに作用する押圧力P、接触片4と試験片2との間の相対すべり量ΔSを変化させることができる。
[4.その他]
(1)上記の実施形態では、本発明の環状体を真円のリング5により構成したが、環状体は真円に限定されず、角環状や長円状でもよい。あるいは、一対の棒状体を、間隔をあけて平行に配置し、この棒状体の各端部(又は各端部の近傍)を付勢部材(例えばバネ)によりそれぞれ接続して環状体を構成し、この棒状体により、試験片保持部3を介して、試験片2を接触片4に押圧するようにしてもよい。
(2)上記の実施形態では、リング5に螺合した押圧力付与ボルト6を本発明の押付力付与部材としたが、押付力付与部材はこの構成に限定されない。例えば、押付力付与部材として、棒状部材を、試験片保持部3及び試験片2に向けて付勢手段により付勢した状態で環状体に取り付けてもよいし、単にリング5に固定しただけでもよい。
(3)上記の実施形態では、押圧力付与ボルト6により、試験片保持部3を介して試験片2を押圧するようにしたが、押圧力付与ボルト6を試験片2に接触させて押圧力付与ボルト6から試験片2に押圧力を直接付与するようにしてもよい。このような構成としては、図1及び図2に示す前記実施形態の試験装置1に対し、押圧力付与ボルト6と試験片本体20との間に位置する試験片保持部3の垂下部32bを省略する構成が例示される。
(4)上記の実施形態では、押圧力付与ボルト6をリング5と一体に、試験片保持部3及び試験片2に対する取付位置を変更することで、試験片2に対する押付位置(押付力を付与する位置)を変更したが、押圧力付与ボルト6のリング5への取り付け位置を変更することで試験片2に対する押付位置を変更する構成としてもよい。
(5)上記実施形態では、試験片2A,2Bの傾斜面20aを互いに同一の角度とすると共に接触片4の傾斜面4a,4bを互いに同一の角度としたが、試験片2A,2Bの傾斜面20aを互いに異なる角度とすると共に、接触片4の傾斜面4a,4bの角度を、試験片2A,2Bの傾斜面20aの角度に応じた角度として、互いに異なる角度としてもよい。
また、試験片2A,2Bと接触片4とがすべり接触可能であれば、試験片2Aの傾斜面20aと接触片4の傾斜面4aとは同一の角度でなくてもよく、試験片2Bの傾斜面20aと接触片4の傾斜面4bとは同一の角度でなくともよい。
1 フレッティング疲労試験装置
2A,2B 試験片
20 試験片本体
20a 傾斜面(当接面)
21 固定部
21a ベース部
21b 側壁部
3A,3B 試験片保持部
31 保持部本体
31a 凹所
31b 側壁
32 垂下部
32a 垂下部32の外側面(外周部)
32b 凹部
33 吊下部
34 固定部
35 蓋部
36 ボルト
4 接触片
4a,4b 傾斜面(当接面)
5 押圧力付与リング
51 ナット
51a ナット51のネジ穴
51b 押圧力付与リングに形成されたネジ穴
6,6A,6B 押圧力付与ボルト(押付力付与部材)
61 操作部
62 先端部(球状先端部)
7 アクチュエータ(荷重付与部)
70 アクチュエータ本体
71 ロッド
8 支持体
81 支持部
As 接触面積
CL 押圧力付与リングの中心線
D1 第一方向
D2 第二方向
D3 第三方向
L 荷重点距離
Ls 接触範囲長さ
P 試験片に作用する押付力
X1 接触根元部
X2 接触先端部
ΔS 試験片2と接触片4との相対すべり量
δ 接触片4の変位
θ 試験片2の傾斜角度

Claims (7)

  1. 接触片と、
    前記接触片に第一方向に繰返し荷重を付与する荷重付与部と、
    前記接触片に対して、前記第一方向と交差する第二方向から当接する試験片と、
    前記接触片と前記試験片とを、前記第二方向から弾性的に拘束することで、前記接触片と前記試験片とに、所定の押付位置において押付力を付与する押付力付与機構と、
    前記押付力付与機構の前記押付位置を、前記第一方向に関して調整する押付位置調整機構とを備え、
    前記接触片と前記試験片との当接面が前記第一方向に対して傾斜した形状に設定された
    ことを特徴とする、フレッティング疲労試験装置。
  2. 前記試験片は、前記第二方向の両側から前記接触片に当接するように、前記接触片の両側に一対設けられていることを特徴とする請求項1に記載のフレッティング疲労試験装置。
  3. 前記押付力付与機構は、
    前記試験片を前記第二方向の外側から囲うように配置された環状体と、
    前記環状体に取り付けられ、前記各試験片に直接的に又は間接的に押付力を付与する押付力付与部材とを備えて構成された
    ことを特徴とする、請求項2に記載のフレッティング疲労試験装置。
  4. 前記押付力付与部材は、前記一対の試験片に向けて前記環状体に一対に取り付けられた
    ことを特徴とする、請求項3に記載のフレッティング疲労試験装置。
  5. 前記環状体の内周側に配置され、前記試験片を保持する試験片保持部を備え、
    前記試験片保持部は、前記保持した試験片よりも外周側に配置される外周部を備え、
    前記一対の押付力付与部材は、それぞれ、先端を、前記第一方向に関して任意の位置において、前記外周部に当接させることで、前記外周部を介して前記試験片を前記接触片に押し付けると共に、前記外周部に固定され、
    前記押付位置調整機構は、前記一対の押付力付与部材を備えて構成された
    ことを特徴とする、請求項4に記載のフレッティング疲労試験装置。
  6. 前記試験片保持部の前記外周部には、前記押付力付与部材の前記先端が挿入される凹部が、前記第一方向に沿って複数備えられ、
    前記押付位置調整機構は、前記一対の押付力付与部材と、前記複数の凹部とを備えて構成された
    ことを特徴とする、請求項5に記載のフレッティング疲労試験装置。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載されたフレッティング疲労試験装置を使用して、前記押付力付与機構の前記押付位置を、前記第一方向に関して調整して、前記接触片と前記試験片とを片当たり状態又は全面当たり状態としながらフレッティング疲労試験を行う、フレッティング疲労試験方法。
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CN110132739A (zh) * 2019-05-24 2019-08-16 北京航空航天大学 一种微动疲劳试验法向载荷加载装置及方法

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