JP2017207974A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】現場で実際に話をした人と事後的にトークルームを構成できる仕組みを提供する。【解決手段】システム1000のソーシャルネットワークサーバ400は、端末20のコミュニケーションレベル判定部220が判定するユーザー相互のコミュニケーションのレベルを取得するコミュニケーションレベル取得部と、前記レベルに基づいて、複数の前記ユーザーが端末を介して情報を提供又は取得するためにアクセスするトークルームを生成するトークルーム制御部と、を備える。この構成により、現場で実際に話をした人と事後的にトークルームを構成できる仕組みを提供することが可能となる。【選択図】図1

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、例えば下記の特許文献1には、自己が参加可能なチャットルームをクライアント装置側で一元的に管理することが可能なチャットシステムが記載されている。
特開2010−224842号公報
例えば、イベント、交流会等の催しに複数の人が集まった場合に、これらのイベントや交流会等が終了した後にチャットルーム(トークルーム)を生成すれば、事後的なコミュニケーションを行うことができる。
しかしながら、イベントや交流会等に参加している人は、その現場で全ての人と会話するわけではなく、気の合う人、その場で仲良くなった人と会話をするのが通常である。このため、実際のイベントや交流会で会話をしていない人同士が、事後的に生成されたチャットルームに入ったとしても、相手のことが分からないため、チャットルームを利用して相互にコミュニケーションをとる機会は殆ど無いと考えられる。
従って、現場で実際に話をした人と事後的にトークルームを構成できる仕組みが望まれていた。
本開示によれば、ユーザー相互のコミュニケーションのレベルを取得するコミュニケーションレベル取得部と、前記レベルに基づいて、複数の前記ユーザーが端末を介して情報を提供又は取得するためにアクセスするトークルームを生成するトークルーム制御部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、ユーザー相互のコミュニケーションのレベルを取得することと、前記レベルに基づいて、複数の前記ユーザーが端末を介して情報を提供又は取得するためにアクセスするトークルームを生成することと、を備える、情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、ユーザー相互のコミュニケーションのレベルを取得する手段、前記レベルに基づいて、複数の前記ユーザーが端末を介して情報を提供又は取得するためにアクセスするトークルームを生成する手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、現場で実際に会話をした人と事後的にトークルームを構成できる仕組みを提供することが可能となる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示に係るシステムの構成例を示す模式図である。 システムで行われる処理を示すフローチャートである。 端末同士のP2P通信により近接判定を行う例を示す模式図である。 端末同士のP2P通信により近接判定を行う他の例を示す模式図である。 近接判定サーバと連携して近接判定を行う例を示す模式図である。 近接判定サーバと連携してコミュニケーションレベル判定を行う例を示す模式図である。 図2のステップS20において、プロファイル情報を共有する際のシーケンスを示す模式図である。 プロファイル情報を共有する際の別のシーケンスを示す模式図である。 トークルームが設定された例を示す模式図である。 コミュニケーションレベルLVcmに応じて、トークルームで見ることのできる情報、トークルームで発信することのできる情報が異なる様子を示す模式図である。 図10と同じトークルームにおいて、異なる端末における表示例を示す模式図である。 トークルームにおいて、SNSの切り換えを行う例を示す模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.システムの概要
2.システムの構成例
3.近接判定の手法
4.コミュニケーションレベル判定の手法
5.本実施形態のシステムで行われる処理
6.近接判定の処理の具体例
7.コミュニケーションレベル判定の具体例
8.プロファイル情報共有のためのシーケンス
9.トークルームの画面表示例
10.トークルーム終了判定
1.システムの概要
本実施形態では、実世界で接近もしくはコミュニケーションしたユーザー間で、インターネット上のソーシャルネットワークサービス(SNS)上に自動的にグループを生成する。そして、その後一定期間だけグループ間で情報共有を可能とし、各ユーザーから明示的な指示がない場合は自動的にグループが削除されるシステムを提供する。
各ユーザーを近接技術によって検出して、一つのイベント単位でグループを自動生成することで、グループ間で情報共有できるトークルーム(チャットスペース)を生成する。グループのイベント終了後、一定時間が経過するとグループのトークルームは消滅する。これにより、ユーザーのプライバシーも考慮しつつ、実世界の出会いをバーチャル空間に自動的に反映する新しいコミュニケーションツールが実現できる。
実世界で複数ユーザーが参加するイベント中に、ユーザー間の近接条件(例えば、距離、信号レベル、コミュニケーションレベル等)に応じて、ネットワークサービス上のトークルームの種類(コミュニケーション手法)が自動で選択され、コミュニケーションが一定条件で可能となる。
ユーザー間の近接条件の1つである「コミュニケーションレベル」は、会話の盛り上がり(発話量、笑い声、笑顔度)、行動一致度(一緒に走る、テニスする)、感情(生体情報から情動レベル)など、実世界のイベント中のユーザー間のコンテキストから求まる。
トークルームの種類としては、ソーシャルネットワークサービス自体や、そのサービス上で使えるメッセージの種類(スタンプ、テキストチャット、音声、ビデオチャット、プレゼンス共有、写真共有、生体情報共有、アバターによる行動再現)などが挙げられる。
コミュニケーションが可能となる一定条件も、イベント中のユーザー間の近接条件によって自動的に決定する。また一定条件が段階的に変わることもある。
2.システムの構成例
図1は、システム1000の構成例を示す模式図である。図1に示すように、このシステム1000は、端末200、サーバ300、ソーシャルネットワークサーバ400を有して構成されている。
一例として、端末200は、スマートフォン、タブレット端末、HMD等のウェアラブル端末である。端末200は、各種センサ100、近接判定部210、コミュニケーションレベル判定部220、ユーザーインターフェース(UI)部250を含む。なお、端末200の構成要素のうち、近接判定部210、コミュニケーションレベル判定部220は、サーバ200側に設けられていても良い。
また、サーバ300は、近接判定サーバ310と認証サーバ320を含むものであっても良い。近接判定部210は、サーバ200側に設けられる場合、近接判定サーバ310に設けられる。近接判定サーバ310と認証サーバ320は別体に構成されていても良い。
端末200は、サーバ300、ソーシャルネットワークサーバ400のそれぞれと通信可能に構成されている。通信の方法は、有線又は無線による各種方法を採用することができ、特に限定されるものではない。
ソーシャルネットワークサーバ400は、端末200に対してソーシャルネットワークサービスの全般を提供する。特に、本実施形態において、ソーシャルネットワークサーバ400は、端末200に対してトークルームを提供する。このため、ソーシャルネットワークサーバ400は、トークルーム制御部410を有している。トークルーム制御部410は、コミュニケーションレベル取得部411、コミュニケーション手法選定部412、トークルーム終了条件判定部414を有して構成されている。なお、ソーシャルネットワークサーバ400は、サーバ300と一体に構成されていても良い。
トークルーム制御部410は、コミュニケーションレベルに応じて、ユーザー同士が実際の会話を行うイベントなどの催しの終了後にトークルームを生成する。このため、コミュニケーションレベル取得部411は、コミュニケーションレベル判定部220が判定したコミュニケーションレベルを取得する。コミュニケーション手法選定部412は、コミュニケーションレベルに応じて、コミュニケーションの手法を選定する。トークルーム終了条件判定部414は、トークルームの終了条件が発生したか否かを判定し、トークルームの終了条件が発生した場合、トークルーム制御部410は、トークルームを終了させる。トークルーム制御部410は、生成したトークルームに関する情報を端末200に送信する。端末200は、トークルームに関する情報を受信すると、トークルームをUI部250に表示させる。
図1に示す各構成要素のうち、各種センサ100を除くものは、回路(ハードウェア)、または、CPUなどの中央演算処理装置とこれを機能させるためのプログラム(ソフトウェア)から構成されることができる。また、そのプログラムは、端末200、又はサーバ300,400が備えるメモリ等の記録媒体、又はこれらの機器に外部から接続される記録媒体に記録されることができる。
各種センサ100は、カメラ110、マイク(マイクロフォン)120、モーションセンサ130、位置センサ140、近接無線通信部150、環境センサ160、生体センサ170を含む。近接判定部210による近接判定は、各種センサ100による検出結果に応じて行われる。ここで、カメラ110は、ステレオカメラであっても良く、この場合、左右の画像の視差に基づいて被写体(会話の相手)との距離を取得することができる。
モーションセンサ130は、加速度センサ、ジャイロセンサ、振動センサ等を含む。位置センサ140は、GPS、Wi−Fi等の手法により位置検出を行う。近接無線通信部150は、Bluetooth、NFC等によりサーバ300又は他の端末200と無線通信を行う。環境センサ160は、地磁気、気圧、湿度、温度などの情報を取得する。生体センサ170は、ユーザーの心拍数、血流量、瞳孔の大きさ等の生体情報を取得する。
ユーザーインターフェース(UI)部250は、一例として、液晶ディスプレイとタッチセンサからなるタッチパネルから構成される。
近接判定部210は、任意の複数のユーザーが近接した位置にいるかを判定する。具体的に、近接判定部210は、複数のユーザーに関し、A)一定距離の範囲内にいるか、B)同一施設内にいるか、C)同一イベントに参加しているか、D)対面対話があるか、等を判定する。
3.近接判定の手法
近接判定部210は、各種センサ100から得られた情報に基づいて、近接判定を行う。近接判定部210における判定手法として、以下のものが挙げられる。
・GNSS(Global Navigation Satellite System)、Wi−Fi等を利用した絶対位置ベースの判定
この方法では、a)各ユーザーの測位座標(緯度、経度、高度情報)からユーザー間の距離を算出し、近接判定を行う。また、b)施設の区画などの地図情報に測位座標をマッピングし、ユーザーが同一施設内にいるかどうかを考慮した判定を行う。また、c)各ユーザーのカレンダー、スケジュール、Webのイベント情報等から得られるイベントの施設、イベントの時間を参照して、上記a),b)と組み合わせて判定することもできる。例えば、ユーザーのスケジュールにあるイベントが記載されている場合、イベント情報と時刻から当該ユーザーがイベントの施設(会場)にいるか否かを判別できる。
・Wi−Fi、BT(Bluetooth)、UWB(Ultra Wide Band)、RF等の通信、または画像から得られる情報を利用した相対位置ベースの判定
この方法では、a)TOF(Time Of Flight)法(TOA法)やRSSI(Received Signal Strength Indicator)電波レベルにより各ユーザー間の距離(相対位置座標の距離)を算出して判定を行う。画像から得られる情報を用いる場合、上述したようにステレオ画像における左右画像の視差から会話相手との距離を求めることができる。また、b)施設の区画などの地図情報と施設側に設置された近接センサから得られる情報に基づいて、ユーザーが同一施設内いるかどうかを考慮した判定を行う。また、c)各ユーザーのカレンダー、スケジュール、Webのイベント情報等から得られるイベントの施設、イベントの時間を参照して、上記a),b)と組み合わせて判定を行うこともできる。
・環境音マッチングによる近接判定
各ユーザーの端末200のマイク120で記録した環境音の音響特徴量の相関に基づいて、同一音源可能性から近接を判定する。
・画像による人検出
各ユーザーの端末200のカメラ110で記録した画像情報から、顔識別、人体識別で対面する人物がいるかどうか、対面する人物が誰であるかを判定する。この方法により、上記A)〜D)のいずれの判定も行うことができる。
・モーションセンサや環境センサによる近接判定
各ユーザーの端末200のモーションセンサ130、環境センサ160が取得した特徴量の相関に基づいて、各ユーザーが同一の動きをしているか、同一の動体へ乗車しているか、同一環境施設にいるかどうか等を判定する。これにより、特に上記B),C)の判定を行うことができる。
各端末200が近接判定部210を備えている場合、上述した各種情報と各端末200の識別情報(ID)を各端末200同士がやり取りすることで、各端末200の近接判定部210が近接判定を行う。また、サーバ300に近接判定部210が設けられている場合、各端末200が上述した各種情報をサーバ300に送り、サーバ300の近接判定部210が近接判定を行う。例えば、画像による人検出の場合、各端末200は、各端末200に登録されているその端末200の持ち主の顔情報と各端末200の識別情報(ID)を、他の端末200へ送る。これにより、各端末200は、カメラ110で撮影した対面する人物の顔情報と他の端末200から送られた顔情報を照合し、両者が一致する場合は、一致する顔画像及び識別情報(ID)を送った端末200と近接していると判定できる。また、サーバ300側で近接を判定する場合、例えば、各端末200に登録されているその端末200の持ち主の顔情報と各端末200のカメラ110が撮影した対面する人物の顔情報を、各端末200の識別情報(ID)とともにサーバ300へ送るようにする。サーバ300側では、第1の端末200が撮影した顔情報と、第2の端末200が登録している顔情報が一致すれば、第1の端末200と第2の端末200が近接していると判定できる。
4.コミュニケーションレベル判定の手法
コミュニケーションレベル判定部220は、近接条件下における近接ユーザー間の親密度、盛り上がり度、重要度を判定する。コミュニケーションレベル判定部220は、近接判定部210により近接判定がされた場合に、下記に示す判定手法例を使って、コミュニケーションレベルLVcm(i,j)=F(LVd(i,j),LVa(i,j),LVc(i,j),LVe(i,j))を推定する。なお、Fは所定の関数を示しており、(i,j)は任意のユーザー間(i−j)を示している。
・近接距離(信号レベル):LVd(i,j)(level of distance)
上述した近接判定における近接距離推定(GNSS高精度測位、UWBやレーザーのTOA手法やWi−Fi、APの三点測量による推定など)で、各ユーザー間(i−j)の距離を推定
・顔の向き、視線、姿勢、ジェスチャーなど:LVa(i,j)(level of attention)
ユーザー(i)の端末200で記録した画像情報から、近接するユーザー(j)の顔、視線、姿勢を推定して、ユーザー(i)の対面者(j)からの注目レベルを推定
・会話の有り無し、頻度、総時間など:LVc(i,j)(level of conversation)
各ユーザー(i)の端末200で記録した音響情報から、近接するユーザー(j)との会話の有無、頻度、総時間、会話内容を推定して、ユーザー(i)と対面者(j)との会話レベルを推定
・笑い声、歓声、情動(集中度)、興奮度など:LVe(i,j)(level of emotion)
各ユーザー(i)の端末200で記録した画像情報、音響情報や、発汗、心拍、血中分泌物濃度、脳波などの生体情報、モーション情報から、近接するユーザー(j)と近接状態における盛り上がり度、集中度、興奮度を推定して、各ユーザー(i)の対面者(j)に対する感情レベルを推定する。
コミュニケーション手法選定部230は、近接ユーザー間の近接条件(コミュニケーションレベルLVcm(i,j))に応じて、ネットワークサービス上のトークルームの種類(SNSの種類/コミュニケーション手法)を自動で選択する。コミュニケーション手法選定部230は、例えば以下のようにして、コミュニケーションレベルLVcm(i,j)に応じて、トークルームの種類を選択する。
トークルームの種類と条件の例:
LVcm≧X0: スタンプのやりとり
LVcm≧X1>X0: テキストチャット
LVcm≧X2>X1: 音声チャット
LVcm≧X3>X2&&LVa>Y0: ビデオチャット
LVcm≧X4>X3&&LVc>Y1: プレゼンス/位置共有
LVcm≧X5>X4&&LVe>Y2: 生体情報共有
LVcm≧X6>X5: バーチャル空間
また、イベント後の移動手段(行動、乗り物種類、速度)に応じてトークルームの種類が変わるようにしても良い。例えば、徒歩、車移動の場合は端末200の表示画面を参照することは難しいため、音声によるトークルームへの参加とする。一方、電車移動の場合は、音声を発し難いことから、テキスト入力によるトークルームへの参加とする。また、滞留時には、ビデオチャットによるトークルームへの参加とする。
5.本実施形態のシステムで行われる処理
図2は、システム1000で行われる処理を示すフローチャートである。先ず、ステップS10では、フラグDの値をD=0に設定する。次のステップS12では、近接判定部210が近接判定を行う。次のステップS14では、近接でなく且つD>0であるか否かを判定し、この条件が成立しない場合、すなわち、近接しているか、又はD=0の場合はステップS16へ進む。ステップS16では、コミュニケーションレベル判定部220が、コミュニケーションレベルの判定を行う。次のステップS18では、コミュニケーションレベルLVcm(i,j)に基づいて、SNSまたはコミュニケーションの手法を選定する。次のステップS19では、D=1に設定する。ステップS19の後はステップS12へ戻る。
このように、ステップS16,S18の処理が行われると、D=1に設定され、以降のステップS14の処理で近接でないと判定される場合は、D=1のためステップS20以降の処理へ進む。一方、ステップS16,S18の処理が行われていない場合は、D=0であるため、ステップS14の判定の結果、ステップS16以降の処理へ進む。ステップS16,S18の処理が行われていない状態でステップS20以降の処理に進むことはない。
また、ステップS14の条件が成立する場合は、ステップS20へ進む。この場合、ユーザー同士が近接していないため、ユーザー同士が実際に合ってコミュニケーションを行うイベント等の催しは終了しているため、以降はトークルームの生成処理、終了処理を行う。ステップS20では、ユーザー間でプロファイル情報を共有する。次のステップS22では、トークルームの終了条件を判定する。次のステップS24では、ステップS22の判定の結果に基づいてトークルームを終了するか否かを判定し、終了する場合は処理を終了する(END)。一方、トークルームを終了しない場合はステップS26へ進む。ステップS26では、トークルームによりユーザー同士がコミュニケーションを行う。ステップS26の後はステップS22へ戻り、トークルームの終了条件を再度判定する。
6.近接判定の処理の具体例
次に、近接判定の具体例について説明する。図3は、端末200同士のP2P通信により近接判定を行う例を示す模式図である。この例では、各端末200同士がサーバを介することなく接続されている。先ず、ステップS40では、マイク120が取得した音声情報に基づいて発話判定を行うとともに、カメラ110で取得した画像情報から顔検出を行い、発話区間の間、音声特徴情報及び/又は顔画像情報を取得する。次のステップS42では、発話区間における音声特徴情報及び/又は顔画像情報から近接者を判定する。なお、各端末200では、予め他の端末200の音声特徴情報/顔画像情報を端末IDとともに登録しておき、P2P通信で取得した通信相手の音声特徴情報/顔画像情報を比較し、比較の結果に基づいて近接者を判定する。このように、サーバを使わずに、端末200同士のP2P通信により近接判定を行うこともできる。
図4は、端末200同士のP2P通信により近接判定を行う他の例を示す模式図である。先ず、ステップS50では、各端末200が、BT、UWB、RF、超音波等によりブロードキャストを受信する。次のステップS52では、BT、UWB、RF、超音波等により通信相手の端末200との相対位置を求め、近接判定を行う。
図5は、近接判定サーバ310と連携して近接判定を行う例を示す模式図である。先ず、ステップS60では、各端末200が、GNSS/WiFi/BT/UWB/RFの少なくとも1つの情報を取得して近接判定サーバ310へ送信する。次のステップS62では、近接判定サーバ310が、GNSS/Wi−Fiにより絶対位置ベースの近接判定を行う。次のステップS64では、近接判定サーバ310が、WiFi/BT/UWB/RFにより、相対位置の近接判定を行う。次のステップS66では、各端末200が、マイク120で取得した環境音の音響特徴量を抽出して近接判定サーバ310へ送信する。次のステップS68では、近接判定サーバ310が、環境音マッチングによる近接判定を行う。次のステップS70では、各端末200が、マイク120が取得した音声情報に基づいて発話判定を行うとともに、カメラ110で取得した画像情報から顔検出を行い、発話区間の間、音声特徴情報及び/又は顔画像情報を近接判定サーバ310へ送信する。次のステップS72では、近接判定サーバ310が、発話区間における音声特徴情報及び/又は顔画像情報から近接者を判定する。なお、図5に示す近接判定の全てを行う必要はない。
7.コミュニケーションレベル判定の具体例
図6は、近接判定サーバ310と連携してコミュニケーションレベル判定を行う例を示す模式図である。先ず、ステップS80では、各端末200が、GNSS/WiFi/BT/UWB/RFの少なくとも1つの情報を取得して近接判定サーバ310へ送信する。次のステップS82では、近接判定サーバ310が、GNSS/Wi−Fiによる近接判定によりコミュニケーションレベル判定を行う(LVd)。次のステップS84では、各端末200が、マイク120で取得した環境音の音響特徴量を抽出して近接判定サーバ310へ送信する。次のステップS86では、近接判定サーバ310が、環境音マッチングによる近接判定によりコミュニケーションレベル判定を行う(LVc)。次のステップS88では、各端末200が、発話判定/画像顔検出/生体情報取得を行い、発話区間における音声特徴及び/又は顔画像及び/又は生体情報を近接判定サーバ310へ送信する。次のステップS90では、近接判定サーバ310が、ステップS88で送信された発話区間における音声特徴を使ったコミュニケーションレベル判定(LVc,LVe)を行う。次のステップS92では、近接判定サーバ310が、ステップS88で送信された顔画像情報からコミュニケーションレベル判定(LVa)を行う。次のステップS94では、近接判定サーバ310が、ステップS88で送信された生体情報からコミュニケーションレベル判定(LVe)を行う。
8.プロファイル情報共有のためのシーケンス
近接判定で双方デバイスが近接条件を満たしたあと、双方デバイスが持つユーザーのプロファイル情報を共有することで、近接条件が終了した後のトークルームのコミュニケーションサービスの確立のための設定がされる。
図7は、図2のステップS20において、プロファイル情報を共有する際のシーケンスを示す模式図である。ここでは、近接判定サーバ310が近接判定を行う場合を例に挙げて説明する。先ず、ステップS100では、サブスクライブを開始し、各端末200が近接判定サーバ310に近接判定用情報を送る。近接判定用情報は、ユーザーID、近接判定及びコミュニケーションレベル判定に必要な情報を含む。なお、ユーザーIDは、各ユーザーの端末200に付与された識別情報である。
ステップS102では、近接判定サーバ310が、各端末200から送られた情報に基づいて近接判定、コミュニケーションレベル判定を行い、コミュニケーションレベルが高いと判定されたグループの情報を認証サーバ320に登録する。ここで、登録する情報として、グループID、ユーザーIDリスト、コミュニケーションレベル情報リスト、制限時間、アプリケーションID等のプロファイル情報が挙げられる。
次のステップS104では、認証サーバ320が、ユーザーIDをチェックして、プロファイル情報やSNS情報を端末200へ送信し、各端末200がプロファイル情報、SNS情報を受け取る。プロファイル情報は、ソーシャルネットワークサーバ400に対しても送信される。これにより、ソーシャルネットワークサーバ400のトークルーム制御部410がトークルームを生成し、各ユーザーの端末200からトークルームへのアクセスが可能となる。ここで、端末200のユーザーIDに応じたプロファイル情報、SNS情報が端末200、ソーシャルネットワークサーバ400に送られるため、上述したような、コミュニケーションレベルLVcmに基づく表示画面の閲覧、及び情報の発信が可能となる。
次のステップS106では、制限時間Ttlが経過すると、認証サーバ320が端末200に対して終了通知を送信する。終了通知はソーシャルネットワークサーバ400にも送信され、トークルーム終了条件判定部414が終了判定を行う。これにより、トークルームが終了する。次のステップS108では、端末200がサブスクライブを終了する。
図8は、プロファイル情報を共有する際の別のシーケンスを示す模式図である。端末200として近接判定デバイスAと近接判定デバイスBの2つが存在する場合について説明する。先ず、ステップS130では、近接判定デバイスAが、ユーザーID、プロファイル情報、SNS情報、制限時間、ユニークトークン、アプリケーションID等の情報を認証サーバ320に登録する。次のステップS132では、近接判定デバイスAが、近接判定に使用する無線通信もしくは専用の通信で、時間制限付きユニークトークン、アプリをブロードキャストする。
次のステップS134では、近接判定デバイスBが、近接判定の無線通信、若しくは、別途近接判定が行われた後、専用の通信を受ける。次のステップS136では、近接判定デバイスBが、ユニークなトークンを受け取る。次のステップS138では、近接判定デバイスBが、認証サーバ320へユーザID、Ttl、ユニークトーン、アプリケーションIDを送り、サブスクライブの申請を行う。
次のステップS140では、認証サーバ320が、アプリケーションIDとトークンをチェックして、プロファイル情報やSNS情報を送信し、次のステップS142では、近接判定デバイスBが、プロファイル情報、SNS情報を受け取る。
次のステップS144では、近接判定デバイスAが、ユーザID、ユニークトークン、アプリケーションIDを認証サーバ320へ送り、パブリッシング終了の登録を行う。次のステップS146では、認証サーバ320が、パブリッシング終了、又は制限時間(Ttl)で終了すること近接判定デバイスBへ通知し、次のステップS148では、近接判定デバイスBが終了の通知を受け取る。次のステップS150では、近接判定デバイスBがサブスクライブを終了させる。
9.トークルームの画面表示例
図9は、トークルーム制御部410によりトークルームが設定された例を示す模式図である。ここでは、Michael, Billy, Jackの3名が近接者と判定されてトークルームに参加している状態を示しており、各ユーザーが、スタンプ、テキスト、音声、ビデオ(ビデオメッセージ)によりコミュニケーションを行う様子を示している。なお、図9に示す音声の例では、トークルームの終了までの制限時間が12時間とされ、制限時間はシステムによる読み上げ音声によって各ユーザーに伝えられる。この例では、制限時間に近づくほど音量が小さくなるように構成することができる。また、ビデオの例では、制限時間に近づくほど解像度を低下させるようにしても良い。
図10は、トークルームが設定された例を示す模式図であって、コミュニケーションレベルLVcmに応じて、トークルームで見ることのできる情報、トークルームで発信することのできる情報が異なる様子を示す模式図である。先ず、画面500に示すように、コミュニケーションレベルLVcm(i,j)に基づいてコミュニケーションの手法が選定され、近接者のリスト(ニヤバイリスト(Nearby List))が表示される。ここでも、Michael, Billy, Jackの3名が近接者と判定された場合を示しており、図10に示す例は、Michaelの端末200における表示例を示している。
画面500では、「XXの会」という集まりでMichael, Billy, Jackの3名が近接したことにより、この3名が近接者としてニヤバイリスト(Nearby List)に表示されている。画面500に示すように、MichaelのコミュニケーションレベルLVcmは95、BillyのコミュニケーションレベルLVcmは66、JackのコミュニケーションレベルLVcmは25である。この場合、MichaelはコミュニケーションレベルLVcmが比較的高いため、トークルームで見ることができるプロファイル情報が多くなる。
画面510は、トークルームがスタートした状態を示している。Michaelは、コミュニケーションレベルLVcmが高いため、選択できる発信方法はテキスト+スタンプとなる。一方、JackはコミュニケーションレベルLVcmが低いため、選択できる発信方法はスタンプのみとなる。
画面520は、一定時間経過後にコミュニケーションレベルLVcmが小さいユーザーがトークルームから消える様子を示している。この例では、JackのコミュニケーションレベルLVcmが低いため、一定時間経過後にトークルームから消えている。一方、MichaelはコミュニケーションレベルLVcmが高いため、システム設定の制限時間までトークルームを見ることができる。
画面530は、トークルームが終了した状態を示している。トークルームが終了すると、その旨が表示され、以降のトークルームの利用はできなくなる。
図11は、図10と同じトークルームにおいて、Jackの端末200における表示例を示している。図10と同様、先ず、画面500に示すように、コミュニケーションレベルLVcm(i,j)に基づいてコミュニケーションの手法が選定され、近接者のニヤバイリストが表示される。ここで、Jackの端末200における表示では、コミュニケーションレベルLVcmが低いため、Michael, Billyの名前のみが表示され、住所やメールアドレスは表示されない。
図10と同様、図11の画面510は、トークルームがスタートした状態を示している。JackはコミュニケーションレベルLVcmが低いため、選択できる発信方法はスタンプのみとなり、テキスト入力はできない。
画面520は、一定時間経過後にコミュニケーションレベルLVcmが小さいユーザーがトークルームから消える様子を示しており、JackはコミュニケーションレベルLVcmが低いため、「トークルームは終了しました」とのメッセージが表示され、この段階でJackはトークルームを見ることができなくなる。画面530は、トークルームが終了した状態での表示を示している。Jackの端末200における画面530の表示は、画面520と同様である。
以上のように、近接判定がなされたユーザー間でトークルームを生成した場合に、ユーザーのコミュニケーションレベルLVcmに応じてトークルームで見ることのできる情報が異なることになる。また、ユーザーのコミュニケーションレベルLVcmに応じてトークルームで発信することのできる情報が異なることになる。
図12は、トークルームにおいて、SNSの切り換えを行う例を示している。図10と同様に、先ず画面500に示すように、コミュニケーションレベルLVcm(i,j)に基づいてコミュニケーションの手法が選定され、近接者のニヤバイリスト1が表示される。次に、画面540では、コミュニケーションレベルLVcmが低いユーザーも含めて、スタンプ系のSNSが選択された様子を示している。この場合、各ユーザーはスタンプによってコミュニケーションを行うことができる。
また、MichaelとBillyはコミュニケーションレベルLVcm(i,j)が比較的高いため、ニヤバイリスト2を選択することができる。ニヤバイリスト2では、画面550に示すように、コミュニケーションレベルLVcm(i,j)に基づいてコミュニケーションの手法が選定され、近接者のリストが表示される。次に、画面560では、コミュニケーションレベルLVcmが高いユーザーだけでビデオチャット付SNSが選択された様子を示している。この場合、コミュニケーションレベルLVcmが高いユーザー(MichaelとBilly)のみで、ビデオチャットによるコミュニケーションを行うことができる。
10.トークルーム終了判定
次に、トークルームの終了判定について説明する。図2のステップS22では、イベント終了から所定時間が経過したか否かに応じてトークルームの終了を判定する。所定時間が経過した場合はトークルームを終了させるが、イベント中の近接条件(距離・信号レベル・コミュニケーションレベル)に応じて所定時間を変化させても良い。例えば、コミュニケーションレベルLVcmに応じて、トークルームが終了するまでの所定時間を設定しても良い。一例として、所定時間=F(LVcm)[秒]とする。
また、イベント中の近接条件(距離・信号レベル・コミュニケーションレベル)に応じてトークルームの種類が段階的に変わるようにしても良い。例えば、ユーザー双方の距離Dが離れるに従って、LVcm≧X(D)の条件でトークルームが切り換わるようにする。一例として、ビデオ⇒音声⇒テキスト⇒スタンプのようにトークルームが切り換わるようにする。なお、Xは所定の関数である。
また、イベント中に近接者間で定義した条件で所定時間が決まるようにしても良い。例えば、近接者全員が次回参加のスケジュールを設定した時点でトークルームを終了させても良い。また、トークルームで誰かが特定のキーワードを発言した時点でトークルームを終了させても良い。また、ユーザーが指定された場所エリアから出た時点でトークルームを終了させても良い。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1) ユーザー相互のコミュニケーションのレベルを取得するコミュニケーションレベル取得部と、
前記レベルに基づいて、複数の前記ユーザーが端末を介して情報を提供又は取得するためにアクセスするトークルームを生成するトークルーム制御部と、
を備える、情報処理装置。
(2) 前記トークルーム制御部は、ユーザー相互が実際にコミュニケーションを行う催しの終了後に前記トークルームを生成する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3) 前記トークルーム制御部は、所定の条件が成立した場合に前記トークルームを終了する、前記(1)又は(2)に記載の情報処理装置。
(4) 前記トークルーム制御部は、個々のユーザーの前記レベルに応じて前記トークルームの利用条件を異ならせる、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の情報処理装置。
(5) 前記トークルーム制御部は、個々のユーザーの前記レベルに応じて前記トークルームにおけるコミュニケーションの手法を選定するコミュニケーション手法選定部を含む、前記(4)に記載の情報処理装置。
(6) 前記トークルーム制御部は、前記レベルが高いユーザーほど前記チャットルームから取得できる情報量を多くする、前記(4)に記載の情報処理装置。
(7) 前記トークルーム制御部は、前記レベルが高いユーザーほど前記チャットルームに提供できる情報量を多くする、前記(4)に記載の情報処理装置。
(8) 前記レベルを判定するコミュニケーションレベル判定部を備える、前記(1)〜(7)のいずれかに記載の情報処理装置。
(9) 前記コミュニケーションレベル判定部は、ユーザー同士の距離、ユーザーの顔の向き、ユーザーの視線、ユーザーの姿勢、ユーザーの動き、コミュニケーションに係るユーザーの音声及びユーザーの生体情報の少なくとも1つに基づいて前記レベルを判定する、前記(8)に記載の情報処理装置。
(10) 前記コミュニケーションレベル判定部は、ユーザー相互が実際にコミュニケーションを行う催しにおいて、ユーザー相互が近接している場合に前記レベルを判定する、前記(8)に記載の情報処理装置。
(11) ユーザー相互が近接しているか否かを判定する近接判定部を備える、前記(10)に記載の情報処理装置。
(12) 前記トークルーム制御部は、ユーザーの前記端末の識別情報と前記レベルに基づいて、前記レベルが所定値以上の前記端末が前記情報を提供又は取得できるように、前記トークルームを生成する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(13) ユーザー相互のコミュニケーションのレベルを取得することと、
前記レベルに基づいて、複数の前記ユーザーが端末を介して情報を提供又は取得するためにアクセスするトークルームを生成することと、
を備える、情報処理方法。
(14) ユーザー相互のコミュニケーションのレベルを取得する手段、
前記レベルに基づいて、複数の前記ユーザーが端末を介して情報を提供又は取得するためにアクセスするトークルームを生成する手段、
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
210 近接判定部
220 コミュニケーションレベル判定部
410 トークルーム制御部
411 コミュニケーションレベル取得部

Claims (14)

  1. ユーザー相互のコミュニケーションのレベルを取得するコミュニケーションレベル取得部と、
    前記レベルに基づいて、複数の前記ユーザーが端末を介して情報を提供又は取得するためにアクセスするトークルームを生成するトークルーム制御部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記トークルーム制御部は、ユーザー相互が実際にコミュニケーションを行う催しの終了後に前記トークルームを生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記トークルーム制御部は、所定の条件が成立した場合に前記トークルームを終了する、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記トークルーム制御部は、個々のユーザーの前記レベルに応じて前記トークルームの利用条件を異ならせる、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記トークルーム制御部は、個々のユーザーの前記レベルに応じて前記トークルームにおけるコミュニケーションの手法を選定するコミュニケーション手法選定部を含む、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記トークルーム制御部は、前記レベルが高いユーザーほど前記チャットルームから取得できる情報量を多くする、請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記トークルーム制御部は、前記レベルが高いユーザーほど前記チャットルームに提供できる情報量を多くする、請求項4に記載の情報処理装置。
  8. 前記レベルを判定するコミュニケーションレベル判定部を備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記コミュニケーションレベル判定部は、ユーザー同士の距離、ユーザーの顔の向き、ユーザーの視線、ユーザーの姿勢、ユーザーの動き、コミュニケーションに係るユーザーの音声及びユーザーの生体情報の少なくとも1つに基づいて前記レベルを判定する、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記コミュニケーションレベル判定部は、ユーザー相互が実際にコミュニケーションを行う催しにおいて、ユーザー相互が近接している場合に前記レベルを判定する、請求項8に記載の情報処理装置。
  11. ユーザー相互が近接しているか否かを判定する近接判定部を備える、請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記トークルーム制御部は、ユーザーの前記端末の識別情報と前記レベルに基づいて、前記レベルが所定値以上の前記端末が前記情報を提供又は取得できるように、前記トークルームを生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
  13. ユーザー相互のコミュニケーションのレベルを取得することと、
    前記レベルに基づいて、複数の前記ユーザーが端末を介して情報を提供又は取得するためにアクセスするトークルームを生成することと、
    を備える、情報処理方法。
  14. ユーザー相互のコミュニケーションのレベルを取得する手段、
    前記レベルに基づいて、複数の前記ユーザーが端末を介して情報を提供又は取得するためにアクセスするトークルームを生成する手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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