JP2017197877A - サイクルウエア - Google Patents
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Abstract
【課題】 走行中の風の抵抗を抑え、さらに、着心地を良くすることができるサイクルウエアを提供することを課題とする。【解決手段】 本発明のサイクルウエアは、前身頃と、後身頃と、前記前身頃と該後身頃とに一体的に連続し且つ着用者の肩に対応させて配置される肩当部と、前記後身頃の下端部に縫い合わされるポケット部とを備え、前記後身頃は、着丈に対応する方向である着丈方向に沿って分割することで構成される一対の後身頃形成部を有し、前記着丈方向に延びる接合材が該一対の後身頃形成部のそれぞれに跨るようにして接合される。【選択図】図5
Description
本発明は、サイクリストが着用するサイクルウエアに関する。
従来から、自転車に乗るサイクリストの体の動きや、サイクリストの走行環境を考慮して構成されたサイクルウエアが提供されている。
かかるサイクルウエアには、着用者の胴体の前側を覆う前身頃と、着用者の胴体の後側を覆う後身頃と、着用者が腕を通す袖部であって、前身頃及び後身頃のそれぞれに縫い合わされる袖部とを有するものがある。
また、前記サイクルウエアでは、前身頃と、後身頃と、袖部との縫目である第一シームラインが着用者の僧帽筋の上部と着用者の三角筋との間を通過するように構成されている。
サイクリストは、高速走行を行う際に、腰を曲げて上半身を前方に大きく倒した状態で腕を前方(腹側)に出す前傾姿勢をとることがある。この場合、サイクリストの僧帽筋と三角筋とがそれぞれ大きく伸長するが、前記サイクルウエアでは、伸長し難い第一シームラインが僧帽筋や三角筋を避けた位置に配置されているため、前記サイクルウエア全体がサイクリストの体の動きに対応して伸長し易くなっている。
従って、前記サイクルウエアは、前傾姿勢をとったサイクリストにひきつり感や、突っ張り感を与え難くすることで着心地の良さを高めることができるとされている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、サイクリストは、自転車での走行時に風の抵抗を受けることになるが、前記サイクルウエアでは、前身頃と後身頃とがサイクリストの肩に対応する位置で縫い合わされているため、前身頃と後身頃との縫目の凹凸によって風の抵抗が高まり易くなる。
また、サイクルウエアには、サイクリストの所持品(例えば、飲料や、食料等)を収容するためのポケット部が設けられることがあるが、この場合、該ポケット部が後身頃に縫い合わされるとともに着用者の腰の位置に配置されるように構成されるため、ポケット部に収容した所持品の重みで後身頃が伸長してしまう。
そのため、前記サイクルウエアは、依然としてサイクリストにひきつり感や、突っ張り感を与えてしまうことがある。
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、走行中の風の抵抗を抑え、さらに、着心地を良くすることができるサイクルウエアを提供することを課題とする。
本発明のサイクルウエアは、前身頃と、後身頃と、前記前身頃と該後身頃とに一体的に連続し且つ着用者の肩に対応する位置に配置される肩当部と、前記後身頃の下端部に縫い合わされるポケット部とを備え、前記後身頃は、着丈に対応する方向である着丈方向に沿って分割することで構成される一対の後身頃形成部を有し、前記着丈方向に延びる接合材が該一対の後身頃形成部のそれぞれに跨るようにして接合されている。
前記サイクルウエアによれば、着用者の肩に対応する位置に配置される肩当部が前身頃と後身頃とに一体的に連続するように構成されるため、着用者の肩に対応する部分が平滑になっている。そのため、前記サイクルウエアは、自転車に乗って走行する着用者の肩に生じる風の抵抗を抑えることができる。
また、前記サイクルウエアでは、後身頃が着丈に対応する方向に沿って分割することで構成される一対の後身頃形成部を有し、前記着丈方向に延びる接合材が該一対の後身頃形成部のそれぞれに跨るようにして接合されているため、前記着丈方向における後身頃の剛性が高まる。
従って、前記サイクルウエアでは、ポケット部に収容された着用者の所持品の重みによる後身頃の伸長が抑えられるため、着用者が体を引っ張られていると感じ難くなる。
本発明のサイクルウエアにおいて、前記接合材は、前記着丈方向における前記後身頃形成部の全長に亘って接合されていてもよい。
かかる構成によれば、前記後身頃形成部の剛性が前記着丈方向における全長に亘って高まるため、ポケット部に収容された着用者の所持品の重みによる後身頃の伸長を抑え易くすることができる。
そして、本発明のサイクルウエアにおいて、着用者の首回りに配置される襟部を備え、該襟部は、前記接合材の上端部と前記後身頃形成部とのそれぞれに縫い合わされ、前記ポケット部は、前記接合材の下端部と前記後身頃形成部とのそれぞれに縫い合わされてもよい。
かかる構成によれば、襟部と後身頃形成部と接合材の上端部とが互いに縫い合わされるとともに、ポケット部と後身頃形成部と接合材の下端部とが互いに縫い合わされるため、後身頃では、着丈方向における両端部(上端部と下端部)の剛性が着丈方向における中央部の剛性よりも高まる。
そのため、前記サイクルウエアでは、ポケット部に収容された着用者の所持品の重みによる後身頃全体の伸長を抑えつつ、着用者の腰を曲げて上半身を前方に大きく倒す動作を妨げ難くすることができる。
さらに、本発明のサイクルウエアにおいて、前記前身頃と前記後身頃との縫目は、着用者の脇下に対応する位置に配置される基端と、着用者の腰回りに対応する位置に配置される先端とを有し、該縫目の先端側は、該縫目の基端側よりも着用者の背面側に位置するように構成されていてもよい。
かかる構成によれば、前身頃と後身頃との縫目が自転車での走行中に風が当たり難い位置に配置されるため、風の抵抗が生じ難くなる。
以上のように、本発明のサイクルウエアによれば、走行中の風の抵抗を抑え、さらに、着心地を良くすることができるという優れた効果を奏し得る。
サイクルウエアは、図1及び図2に示すように、前身頃2と、後身頃3と、前記前身頃2と該後身頃3とに一体的に連続し且つ着用者の肩に対応する位置に配置される一対の肩当部4と、着用者の首周りに配置される襟部5と、着用者が腕を通すための袖部6と、前記後身頃3の下端部に縫い合わされるポケット部7とを備えている。
前身頃2は、図1に示すように、身幅に対応する方向(以下、身幅方向という)で分割される一対の前身頃形成部20を有する。そして、前身頃形成部20は、前面胴当部200と、前記身幅方向における該前面胴当部200の両端にそれぞれ連続する一対の側方胴当部201とを有する(図2参照)。
前面胴当部200は、着用者の前面に対応する位置に配置される開閉端200aであって、着丈に対応する方向(以下、着丈方向という)に沿って延びる開閉端200aを有する。
なお、一対の前身頃形成部20では、前面胴当部200の開閉端200aのそれぞれにスライドファスナーFが取り付けられている。そのため、一対の前身頃形成部20では、スライドファスナーFによって、前面胴当部200の開閉端200a同士を繋ぎ止めた状態にできるように構成されている。
また、前面胴当部200の前記着丈方向における上端部には、襟部5が縫い合わされている。
側方胴当部201は、図2に示すように、前面胴当部200から着用者の脇下を通って背中側に延びるように形成されている。側方胴当部201の先端部には、後身頃3及びポケット部7が縫い合わされている。
さらに、本実施形態では、前身頃2の側方胴当部201と、後身頃3及びポケット部7との縫目(以下、脇下縫合線という)L1が、着用者の脇下に対応する位置に配置される基端と、着用者の腰回りに対応する位置に配置される先端とを有し、該脇下縫合線L1の先端側が該脇下縫合線L1の基端側よりも着用者の背面側に位置するように構成されている(図2参照)。
後身頃3は、図2に示すように、着丈に対応する方向である着丈方向に沿って分割することで構成される一対の後身頃形成部30を有する。
後身頃形成部30は、図4に示すように、前記着丈方向に沿って延びる接合代部300と(図3参照)、襟部5が縫い合わされる上側縫代部301を前記着丈方向における上端部に有し、ポケット部7が縫い合わされる下側縫代部302を前記着丈方向における下端部に有する。
図3に示すように、一対の後身頃3の接合代部300は、前記身幅方向で互いに隣接するように配置されている。また、後身頃3の接合代部300は、前記身幅方向における後身頃3の中央部に位置する。
一対の後身頃形成部30の接合代部300のそれぞれには、帯状の接合材8が接合されている。すなわち、接合材8は、一対の後身頃形成部30のそれぞれに跨るようにして接合されている。そのため、一対の後身頃形成部30では、接合材8によって接合代部300が補強され、これにより、該接合代部300の剛性が他の部分の剛性よりも高められた状態になっている。
また、接合材8は、長手方向の全長に亘って幅が一定となるように構成されており、長手方向を前記着丈方向に対応させた状態で、前記着丈方向における一対の後身頃形成部30のそれぞれの全長に亘って接合されている。なお、本実施形態における接合材8は、各後身頃3に対して熱溶着されている。
これに伴い、接合材8は、前記着丈方向における接合代部300の全長に亘って接合されるとともに、上側縫代部301と、下側縫代部302とにも接合されている。そのため、接合材8の上端部は、上側縫代部301とともに襟部5に縫い合わされており、接合材8の下端部は、下側縫代部302とともにポケット部7(センターポケット70)に縫い合わされている。
下側縫代部302のうちの前記身幅方向における中央部は、前記身幅方向に沿って延びている。そして、下側縫代部302のうちの前記身幅方向における両側端部は、中央部から前記身幅方向外方に延びるにつれて下方に向かうように傾斜している。
そのため、後身頃3とポケット部7との縫目である背面縫合線L3には、前記身幅方向に沿って延びる中央縫目線L30と、該中央縫目線L30から前記身幅方向外方に延びる一対の側方縫目線L31とが含まれている。また、一対の側方縫目線L31は、前記身幅方向における中央縫目線L30の端部から脇下縫合線L1まで延びており、前記身幅方向外方側であるほど下方に向かうように傾斜している。
肩当部4は、図1及び図2に示すように、着用者の肩のそれぞれに対応させて一つずつ配置される。また、肩当部4は、着用者の肩の前側から肩の頂部を通って肩の後ろ側に至るように形成されており、着用者の肩幅と同一又は略同一の幅となるように構成されている。
より具体的に説明すると、肩当部4は、着用者の肩の前側に対応させて配置される前側肩当部40と、着用者の肩の頂部に対応させて配置される肩当頂部41と、着用者の肩の後ろ側に対応させて配置される後側肩当部42とを有する。
そして、肩当部4では、前記身幅方向における内側の端部(以下、内端部という)に襟部5が縫い合わされている。そのため、本実施形態では、一対の肩当部4の内端部と、一対の前身頃形成部20の上端部と、一対の後身頃形成部30の上側縫代部301と、一対の肩当部4の内端部とが互いに連続して襟用の縫代(以下、襟用縫代部という)を構成している。
さらに、本実施形態では、肩当部4が前記身幅方向における外側の他端部(以下、外端部という)に袖部6が縫い合わされており、袖部6との縫目である袖部縫合線L2が着用者の肩周りに沿う方向に延びている。
襟部5は、図4に示すように、帯状の生地で構成される一対の襟形成部50を有する。一対の襟形成部50は、襟部5の幅方向における一端部が襟用縫代部に縫い合わされると共に、襟部5の幅方向における他端部が互いに縫い合わされている。
より具体的に説明する。一対の襟形成部50は、長手方向における全長に亘って襟用縫代部に縫い合わされる基端側縫代部500と、襟部5の幅方向において該基端側縫代部500に連続する襟本体部501と、襟部5の幅方向において該襟本体部501に連続する先端側縫代部502とを有する。
一対の基端側縫代部500は、内側に折り返された状態で襟用縫代部に縫い合わされている。なお、上述のように、襟用縫代部の一部を構成する上側縫代部301には、接合材8が接合されているため、基端側縫代部500は、上側縫代部301及び接合材8に縫い合わされている。
一対の先端側縫代部502は、内側に折り返された状態となっており、互いに当接した状態で縫い合わされている。
袖部6は、筒状に形成されており、前身頃2と、後身頃3と、肩当部4とのそれぞれに縫い合わされている。
本実施形態に係るポケット部7は、図3に示すように、前記身幅方向における中央部に配置されているセンターポケット70と、前記身幅方向でセンターポケット70と隣り合う位置に配置されている一対のサイドポケット71とを有する。
センターポケット70は、後身頃3の下側縫代部302の中央部に縫い合わされるセンターベース部700と、該センターベース部700を覆うセンターカバー部701とを有する。
センターカバー部701は、センターベース部700の前記着丈方向での下端部及びセンターベース部700の前記身幅方向での側端部のそれぞれに縫い合わされるカバー本体部701aと、該カバー本体部701aの前記着丈方向での上端部に設けられるセンターリブ701bとを有する。
センターリブ701bは、センターベース部700の上端(中央縫目線L30)よりも下方側に配置されている。
本実施形態に係るセンターリブ701bは、図5に示すように、カバー本体部701aの上端に延設され且つセンターベース部700側に折り曲げられる折曲部701cと、折曲部701cから延出し、且つセンターベース部700とカバー本体部701aとの間に配置されるリブ本体701dとを有する。
なお、リブ本体701dには、弾性を有する芯材Cが縫い合わされている。本実施形態では、リブ本体701dが芯材Cの外面に沿わされた状態で折り返されるとともに、該リブ本体701dと該芯材Cとが互いに縫い合わされている。
サイドポケット71は、後身頃3の下側縫代部302の側端部に縫い合わされるサイドベース部710と、該サイドベース部710を覆うサイドカバー部711とを有する。
サイドカバー部711は、サイドベース部710の前記着丈方向での下端部及びサイドベース部710の前記身幅方向での側端部のそれぞれに縫い合わされるカバー本体部711aと、該カバー本体部711aの前記着丈方向での上端部に設けられるサイドリブ711bとを有する。
サイドリブ711bは、前記着丈方向において、センターリブ701bよりも上方側に配置されている。また、サイドリブ711bは、前記着丈方向において、側方縫目線L31の下方側に配置されている。
また、サイドリブ711bは、側方縫目線L31に対応して傾斜するように構成されている。すなわち、サイドリブ711bは、センターポケット70側から前記身幅方向外方側になるにつれて下方側に向かうように傾斜している。
本実施形態に係るサイドリブ711bは、カバー本体部711aの上端に延設され且つサイドベース部710側に折り曲げられる折曲部と、折曲部から延出し、且つサイドベース部710とカバー本体部711aとの間に配置されるリブ本体とを有する。なお、本実施形態において、サイドリブ711bの折曲部、リブ本体、後述する芯材には便宜上採番しない。
リブ本体には、弾性を有する芯材が縫い合わされている。本実施形態では、リブ本体が芯材の外面に沿わされた状態で折り返されるとともに、該リブ本体と該芯材とが互いに縫い合わされている。
さらに、ポケット部7の下端には、裾形成部9が縫い合わされている。裾形成部9は、センターポケット70、サイドポケット71のそれぞれの下端に縫い合わされており、着用者の腰下に対応させて配置されるように構成されている。
本実施形態に係るサイクルウエア1の構成は、以上の通りである。本実施形態に係るサイクルウエア1によれば、着用者の肩に対応させて配置される肩当部4が前身頃2と後身頃3とに一体的に連続しているため、着用者の肩に対応する部分が平滑になっている。
そのため、自転車に乗って走行する着用者の肩に生じる風の抵抗が抑えられる。特に、図6に示すように、着用者が腰を曲げて上半身を前方に大きく倒した状態で腕を前方(腹側)に出す前傾姿勢で(肩を進行方向前方に向けて)高速走行を行う場合は、着用者の肩に生じる風の抵抗を抑える効果が高まる。
また、サイクルウエア1では、一対の後身頃形成部30の接合代部300が前記着丈方向に沿って延びるとともに、該接合代部300のそれぞれに跨るようにして接合材8が接合されているため、該接合材8によって接合代部300が補強されている。これにより、後身頃3では、接合代部300の剛性が他の部分の剛性よりも高められた状態になっている。
また、本実施形態に係るサイクルウエア1では、接合材8が前記着丈方向における接合代部300の全長に亘って接合されているため、前記身幅方向における後身頃3の中央部が前記着丈方向の全長に亘って補強された状態になっている。
従って、サイクルウエア1では、図7に示すように、ポケット部7に収容された着用者の所持品の重みによる後身頃3の前記着丈方向での伸長が抑えられるため、着用者が体を引っ張られていると感じ難くなる。
さらに、サイクルウエア1では、接合材8が後身頃3の上端部(上側縫代部301)及び下端部(下側縫代部302)にも接合されているため、該接合材8の上端部が上側縫代部301とともに襟部5に縫い合わされており、接合材8の下端部が下側縫代部302とともにポケット部7(センターポケット70)に縫い合わされている。
これにより、サイクルウエア1では、着丈方向における後身頃3の両端部(上端部と下端部)の剛性が着丈方向における中央部の剛性よりも高まるため、ポケット部7に収容された着用者の所持品の重みによる後身頃3全体の伸長を抑えつつ、着用者の腰を曲げて上半身を前方に大きく倒す動作を妨げ難くすることができる。
さらに、サイクルウエア1では、前身頃2と後身頃3との縫目である脇下縫合線L1の先端側が脇下縫合線L1の基端側よりも着用者の背面側に配置される。このように、サイクルウエア1では、脇下縫合線L1が風の当たり難い位置に配置されるため、自転車での走行中に風の抵抗が生じ難くなる。
以上のように、本実施形態に係るサイクルウエア1は、走行中の風の抵抗を抑え、さらに、着心地を良くすることができる。
なお、本発明のサイクルウエアは、上記一実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更を行うことは勿論である。
上記実施形態において、前身頃2は、前記身幅方向で分割されていたが、この構成に限定されない。すなわち、前身頃2は、一対の前身頃形成部20が協同して着用者の前面(腹や胸等)を覆うように構成されていたが、着用者の前面(腹や胸等)を一括して覆うように構成されていてもよい。
上記実施形態において、接合材8は、接合代部300の全長に亘って接合されていたが、この構成に限定されない。例えば、接合材8は、接合代部300の一部に対して接合されていてもよい。
上記実施形態において、接合材8は、上側縫代部301や、下側縫代部302にも接合されていたが、この構成に限定されない。例えば、接合材8は、接合代部300のうちの外部に露出する部分のみに接合されていてもよい。
上記実施形態では、ロードバイクで高速走行を行う場合を一例に挙げて走行中の風の抵抗を抑える効果が得られることについての説明を行ったが、クロスバイクや、シティサイクル等に乗る場合においても、走行中の風の抵抗を抑える効果を得ることができる。
上記実施形態では、ポケット部7の下端部に裾形成部9が縫い合わされていたが、ポケット部7の下端部が着用者の腰下を締め付ける構成となっている場合は、図7に示すように、ポケット部7の下端部が裾に対応する位置に配置されるように構成されていてもよい。
1…サイクルウエア、2…前身頃、3…後身頃、4…肩当部、5…襟部、6…袖部、7…ポケット部、8…接合材、9…裾形成部、20…前身頃形成部、30…後身頃形成部、40…前側肩当部、41…肩当頂部、42…後側肩当部、50…襟形成部、70…センターポケット、71…サイドポケット、200…前面胴当部、200a…開閉端、201…側方胴当部、300…接合代部、301…上側縫代部、302…下側縫代部、500…基端側縫代部、501…襟本体部、502…先端側縫代部、700…センターベース部、701…センターカバー部、701a…カバー本体部、701b…センターリブ、701c…折曲部、701d…リブ本体、710…サイドベース部、711…サイドカバー部、711a…カバー本体部、711b…サイドリブ、C…芯材、F…スライドファスナー、L1…脇下縫合線、L2…袖部縫合線、L3…背面縫合線、L30…中央縫目線、L31…側方縫目線
Claims (4)
- 前身頃と、後身頃と、前記前身頃と該後身頃とに一体的に連続し且つ着用者の肩に対応させて配置される肩当部と、前記後身頃の下端部に縫い合わされるポケット部とを備え、前記後身頃は、着丈に対応する方向である着丈方向に沿って分割することで構成される一対の後身頃形成部を有し、前記着丈方向に延びる接合材が該一対の後身頃形成部のそれぞれに跨るようにして接合されているサイクルウエア。
- 前記接合材は、前記着丈方向における前記後身頃形成部の全長に亘って接合されている請求項1に記載のサイクルウエア。
- 着用者の首回りに配置される襟部を備え、該襟部は、前記接合材の上端部と前記後身頃形成部とのそれぞれに縫い合わされ、前記ポケット部は、前記接合材の下端部と前記後身頃形成部とのそれぞれに縫い合わされている請求項1又は請求項2に記載のサイクルウエア。
- 前記前身頃と前記後身頃との縫目は、着用者の脇下に対応させて配置される基端と、着用者の腰回りに対応させて配置される先端とを有し、該縫目の先端側は、該縫目の基端側よりも着用者の背面側に位置するように構成される請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のサイクルウエア。
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