JP2017194181A - 貯蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】回動する扉に照明装置を設けた構成において、扉の開放角度によらず庫内を充分に照らすことができる貯蔵庫を提供する。
【解決手段】実施形態の貯蔵庫としての冷蔵庫100は、回動することにより貯蔵室の開口部8を開閉する扉102と、扉102に設けられ、扉102が開放されたときに作動する照明装置27と、貯蔵室に設けられ、照明装置27から照射された光を反射する反射板103(反射部)と、を備える。
【選択図】図9
【解決手段】実施形態の貯蔵庫としての冷蔵庫100は、回動することにより貯蔵室の開口部8を開閉する扉102と、扉102に設けられ、扉102が開放されたときに作動する照明装置27と、貯蔵室に設けられ、照明装置27から照射された光を反射する反射板103(反射部)と、を備える。
【選択図】図9
Description
本発明の実施形態は貯蔵庫に関する。
従来、冷蔵庫や冷凍庫あるいは温蔵庫等の貯蔵庫においては、貯蔵室の庫内を照明する庫内灯等の照明装置が設けられたものがある。庫内灯は、貯蔵室の側面や奥面など室壁面に設けられており、その室壁面から貯蔵室を照明するようになっている。このとき、庫内灯の近辺に貯蔵品が置かれると抗原が貯蔵品で遮られてしまうことから、貯蔵室内の照度の低下が大きくなる。そのため、扉側に照明装置を設けることが提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、扉側に照明装置を設ける場合には、扉の開放角度によっては、照明装置から直接的に光が照射される範囲が限られることから、庫内を十分に照らすことができないおそれがある。
そこで、回動する扉に照明装置を設けた構成において、扉の開放角度によらず庫内を充分に照らすことができる貯蔵庫を提供する。
そこで、回動する扉に照明装置を設けた構成において、扉の開放角度によらず庫内を充分に照らすことができる貯蔵庫を提供する。
実施形態の貯蔵庫は、回動することにより貯蔵室の開口部を開閉する扉と、扉に設けられ、扉が開放されたときに作動する照明装置と、貯蔵室に設けられ、照明装置から照射された光を反射する反射部と、を備える。
(実施形態)
以下、図1から図8を参照しながら、貯蔵庫としての冷蔵庫に設ける照明装置の構成について第1例、第2例および第3例として説明し、その後、図9から図17を参照しながら、実施形態による貯蔵庫について説明する。
以下、図1から図8を参照しながら、貯蔵庫としての冷蔵庫に設ける照明装置の構成について第1例、第2例および第3例として説明し、その後、図9から図17を参照しながら、実施形態による貯蔵庫について説明する。
<第1例>
まず、図2には、貯蔵庫の第1例としての冷蔵庫全体のうちの上半部を縦断面で右側面より見て示しており、1が庫本体、2が扉を示している。このうち、庫本体1は、外箱3に内箱4を組合わせ、この外箱3と内箱4との間に発泡ポリウレタン等の発泡断熱材で構成された断熱材5を充填して成るもので、内箱4の内部の最上部が冷蔵室6となっており、その下方が野菜室7となっている。これらの冷蔵室6及び野菜室7は貯蔵室であり、それぞれ前面は各貯蔵室に通じる開口部8,9となっている。
まず、図2には、貯蔵庫の第1例としての冷蔵庫全体のうちの上半部を縦断面で右側面より見て示しており、1が庫本体、2が扉を示している。このうち、庫本体1は、外箱3に内箱4を組合わせ、この外箱3と内箱4との間に発泡ポリウレタン等の発泡断熱材で構成された断熱材5を充填して成るもので、内箱4の内部の最上部が冷蔵室6となっており、その下方が野菜室7となっている。これらの冷蔵室6及び野菜室7は貯蔵室であり、それぞれ前面は各貯蔵室に通じる開口部8,9となっている。
冷蔵室6の内部には、棚10を複数段に設けており、最下部には貯蔵容器11が引出し可能に位置する貯蔵容器室12を有している。
それに対して、野菜室7は、図示しない野菜容器を引出し可能に有するものであり、その後方の奥部に、図示しないが、各貯蔵室を冷却するための、冷却器や庫内空気循環ファンが位置する冷却器室を有している。
それに対して、野菜室7は、図示しない野菜容器を引出し可能に有するものであり、その後方の奥部に、図示しないが、各貯蔵室を冷却するための、冷却器や庫内空気循環ファンが位置する冷却器室を有している。
一方、扉2は、冷蔵室6の前面の開口部8を開閉するものであり、図3に示すように、外板13と内板14とを周側枠15で組合わせ(詳細には図6参照)、これらの内部に発泡ポリウレタン等の発泡断熱材16を充填して成るもので、左側に存在する。そして、右側にも今一枚の扉17があって、この扉17も、冷蔵室6の前面の開口部8を開閉するものであり、外板18と内板19とを周側枠20で組合わせ、これらの内部に発泡ポリウレタン等の発泡断熱材21を充填して成るものである。
すなわち、冷蔵室6の前面の開口部8は、扉2と扉17の2枚の扉で開閉するようにしており、詳しくは図示しないが、扉2は左端部を庫本体1に軸支し、扉17は右端部を庫本体1に軸支して、それぞれその各軸支部分を中心に回動する開き戸式で且つ観音開き式に開閉可能に設けている。なお、左側の扉2には、左右間の仕切部材22を、扉2の開放に支障を来たさない可動構造で取付けている。
扉2,17は、それぞれ冷蔵室6に面する背面部である内板14,19の背面にスロート部23,24を有している。これらのスロート部23,24は、図4に扉2のスロート部23で代表して示すように、内板14,19の各背面の周囲部から矩形の枠状に突出するように形成したもので、中空である。又、これらのスロート部23,24の各囲繞空間には、図1から図3に示すように、ポケット部25,26を複数段に設けている。そして、これらのスロート部23,24の各軸支部分側で上下方向に延びる一辺部の上下の中間部には、それぞれ照明装置27,28を設けている。
図5及び図6は、上記照明装置27,28の詳細を、扉2の照明装置27で代表して示しており、スロート部23,24の内部に光源取付具29を組込んでいる。この光源取付具29は、全体にスロート部23,24の内面に添う容器状のもので、前側(図6では下側)が開口し、後側(同上側)ほど薄くなった先薄状で、先端部が閉塞されている。
従って、スロート部23,24並びに光源取付具29は、ともに両側壁部が先端ほど接近する斜面状を成していて、且つ、スロート部23,24の各表側部である外側壁部は寸法D(特にはスロート部23,24の各板厚以上)の段差を有し、この段差の低い方の部分に、段差の境界部分に接して開口部30を、プラスチックによるスロート部23,24の型成形における型抜きにより形成している。
従って、スロート部23,24並びに光源取付具29は、ともに両側壁部が先端ほど接近する斜面状を成していて、且つ、スロート部23,24の各表側部である外側壁部は寸法D(特にはスロート部23,24の各板厚以上)の段差を有し、この段差の低い方の部分に、段差の境界部分に接して開口部30を、プラスチックによるスロート部23,24の型成形における型抜きにより形成している。
又、光源取付具29の表側部である外側壁にも、上記スロート部23,24の開口部30より若干小さな開口部31を形成すると共に、その開口部31の周縁部から周囲外方へ張り出すフランジ構造(以下、先部フランジ32と称する)を形成しており、開口部31に面する内部には光源保持部である保持爪33を設けている。光源取付具29の基部には、これもその周縁部から周囲外方へ張り出すフランジ構造(以下、基部フランジ34と称する)を形成している。
この構成で、スロート部23,24の内部に光源取付具29を挿入し、スロート部23,24の前記開口部30対向する内面23a,24a(図6に23aのみ図示)に、光源取付具29の表側部と対向する背面部29aを当接させると共に、スロート部23,24の上記開口部30の周縁部より外方の部分の内面23b,24b(図6に23bのみ図示)に、光源取付具29の先部フランジ32の外面32aを当接させている。
そして、扉2,17の外板13,18の内部には、コネクタハウジング35を組込んでいる。このコネクタハウジング35には、後壁部のほぼ中央にはリード線挿通孔36を形成している。
そして、扉2,17の外板13,18の内部には、コネクタハウジング35を組込んでいる。このコネクタハウジング35には、後壁部のほぼ中央にはリード線挿通孔36を形成している。
この後、照明装置27,28の光源であるLED37を実装した回路基板38が有するリード線39を、光源取付具29内からコネクタハウジング35のリード線挿通孔36を通してコネクタハウジング35内に導出し、このリード線39が先端部に有する出力側のコネクタ40を、外部リード線41が先端部に有する入力側のコネクタ42に接続している。その後、それらの接続部をリード線挿通孔36から光源取付具29内に戻し入れ、外部リード線41のコネクタ42近傍の部分にあらかじめ一体化したシール43をリード線挿通孔36に圧入してリード線挿通孔36を密閉している。外部リード線41は、前記庫本体1から扉2の軸支部分中を通してLED37に給電をするものである。
そして、その後、扉2,17の外板13,18の内部に前記発泡断熱材16,21を注入し、内板14,19を外板13,18にそれぞれ前記周側枠15,20で組合わせ結合する。又、このとき、前記光源取付具29の基部フランジ34の前面には、あらかじめシール(例えばソフトテープ)44を貼着しておき、このシール44に、コネクタハウジング35の後面(リード線挿通孔36の周囲部分)を圧接させることにより、前記光源取付具29の内部を外板13,18の内部(発泡断熱材16,21の充填空間)から密閉している。これにより、外板13,18の内部に注入した発泡断熱材16,21は、光源取付具29の内部に侵入することなく、扉2では外板13と内板14との間、扉17では外板18と内板19との間に、それぞれ充填される。
更にその後、上記回路基板38を光源取付具29の開口部31から保持爪33に係合させて装着しており、この後、前記スロート部23,24の開口部30から光源取付具29の開口部31に、シェード45を複数の取付爪45aにより装着して開口部30,31を閉塞している。シェード45はLED37の照射する光を拡散するものであり、光源取付具29の開口部31よりは大きいものの、スロート部23,24の開口部30に収まるサイズの矩形で、装着状態では表面部がスロート部23,24の表面部とほぼ面一に位置している。
なお、扉17の照明装置28は、上記扉2の照明装置27とは左右対称の構造で設けている。
なお、扉17の照明装置28は、上記扉2の照明装置27とは左右対称の構造で設けている。
図1は、以上のように照明装置27,28を組込んだ扉2,17を全開の開放状態で表しており、この図1で明らかなように、照明装置27,28のLED37からシェード45を透して前記冷蔵室6に照射される光の照射範囲L1,L2はそれぞれ扉2,17(特にはそれらの軸支側の端縁部)にかからないようにしており、すなわち、光の照射範囲L1中には扉2が、光の照射範囲L1中には扉17が、それぞれ位置することのないようにしていて、それにより、照明装置27,28の照射する光が扉2,17による影を作らないようにしている。
加えて、図1から図3には、照明装置27,28に対応して庫本体1の断熱壁中に設けた扉開閉検知手段であるスイッチ46,47を示しており、これらは例えばタクトスイッチやマイクロスイッチであって、詳しくは図示しないが、ともに庫本体1の内部に突出した突子が扉2,17の閉鎖によりスロート部23,24(各軸支部分側の一辺部)で押圧されることによって、扉2,17の閉鎖を検知し、その突子の押圧が扉2,17の開放により解除されることにより、扉2,17の開放を検知するようになっている。なお、図2に示すように、スイッチ46,47は照明装置27,28と直接接触することのない位置に設置している。照明装置27,28は、このスイッチ46,47が扉2,17の開放を検知したときにLED37を発光させ、扉2,17の閉鎖を検知したときにLED37を消光させるようになっている。
更に、図5及び図6には、扉2,17のスロート部23,24の外側近傍において内板14,19に形成した溝48を示しており、この溝48は、扉2,17の閉鎖時に庫本体1の開口部8の密閉をするガスケット(図示せず)を差込みにより取付けるためのもので、そのガスケット差込み用の開口部48aの両側にガスケットの抜止めをする突部48bを有している。
このような構成の冷蔵庫においては、扉2,17を開放すると、スイッチ46,47が扉2,17の開放を検知することにより、照明装置27,28のLED37を発光させ、図1に照射範囲L1,L2で示したように、冷蔵室6を照明する。
又、この場合、扉2,17の一方のみを開放すると、スイッチ46,47のうちの開放された扉側のスイッチが扉の開放を検知することにより、照明装置27,28のうちの開放された扉側の照明装置のLED37を発光させ、冷蔵室6を照明する。すなわち、この場合には、扉2,17のうちの開放された扉側の照明装置のLED37を発光させることのみを行い、開放されない扉側の照明装置のLED37を発光させることは行わない。これにより、消費電力の節減を図っている。
又、この場合、扉2,17の一方のみを開放すると、スイッチ46,47のうちの開放された扉側のスイッチが扉の開放を検知することにより、照明装置27,28のうちの開放された扉側の照明装置のLED37を発光させ、冷蔵室6を照明する。すなわち、この場合には、扉2,17のうちの開放された扉側の照明装置のLED37を発光させることのみを行い、開放されない扉側の照明装置のLED37を発光させることは行わない。これにより、消費電力の節減を図っている。
そして、上記構成の冷蔵庫においては、照明装置27,28を扉2,17のスロート部23,24に設けており、冷蔵室6の室壁面に庫内灯を設けたもののような、扉2,17を開けたときの照明装置27,28の近辺に貯蔵品が置かれることがないので、照明が貯蔵品で遮られることがなく、従って、冷蔵室6に対する照度の低下が大きくなることがなく、且つ、扉2,17を開けて冷蔵室6を覗く使用者の目に照射光が直接目に入るということもなくて、使用者にまぶしく感じられることが少ない。
併せて、上記構成の冷蔵庫においては、照明装置27,28を扉2,17のスロート部23,24に設けたものにおいても、照明装置27,28の照射する光が扉2,17による影を作らないようにしており、それによって、その各照射範囲L1,L2に扉2,17による影ができず、庫内の照射範囲が一部欠如することがなくて、庫内の充分な照明効果を得ることができる。
又、上記構成の冷蔵庫においては、照明装置27,28を、光源であるLED37と、このLED37を取付ける光源取付具29とを有する構成とし、その光源取付具29には、LED37の照射光を拡散するシェード45を装着する開口部31と、この開口部31の周縁部から外方に張り出す先部フランジ32とを表側部に設け、扉2,17のスロート部23,24の内部空間を扉2,17の発泡断熱材充填空間から密閉するための基部フランジ34を基部に設けていて、扉2,17のスロート部23,24には上記シェード45を収容する開口部30を形成し、この開口部30と対向するスロート部23,24の内面23a,24aに、上記光源取付具29の表側部と対向する背面部29aを当接させ、該スロート部23,24の開口部30の周縁部より外方の部分の内面23b,24bに、光源取付具29の先部フランジ32の外面32aを当接させている。
これにより、扉2,17の発泡断熱材16,21の充填圧に対して、光源取付具29の背面部29aと光源取付具29の先部フランジ32の外面32aとがそれぞれと当接相手部(スロート部23,24の開口部30と対向する内面23a,24a、スロート部23,24の開口部30の周縁部より外方の部分の内面23b,24b)に当接して、光源取付具29がスロート部23,24内に定着され、すなわち、発泡断熱材16,21の充填圧による光源取付具29の逃げのない状態で、コネクタハウジング35によりシール44が光源取付具29の基部フランジ34の前面に圧せられるので、発泡断熱材16,21の充填時における光源取付具29の内部、すなわちLED37が位置する部分の密閉がより確実にでき、LED37による照明効果を発泡断熱材16,21で損なうことのないようにできる。
更に、上記構成の冷蔵庫においては、扉2,17のスロート部23,24に、上記シェード45を収容する開口部30を型抜きにより形成するための段差Dを設けている。これにより、その開口部30の形成が容易にできる。ことに、扉2,17のスロート部23,24の外側近傍においては、内板14,19にガスケット取付け用の溝48を形成しており、この溝48は、ガスケットの抜止めをする突部48bをガスケット差込み用の開口部48aの両側に有しているものの、前後(図6では上下)に強制的に離型することによって形成される。
それに対して、上記スロート部23,24の開口部30は溝48の開口部48aとは交差(特には直交)する左右方向の向きに設けており、この開口部30をその向きどおりの型抜き(離型)によって形成しようとすると、上記内板14,19のガスケット取付け用の溝48形成の離型構造と干渉してしまい、形成できなくなるか、もしくはそれらの型構造がきわめて複雑で高価なものとなる。
しかし、上記構成の冷蔵庫においては、扉2,17のスロート部23,24に開口部30を型抜きにより形成するための段差Dを設けており、それによって、開口部30を内板14,19のガスケット取付け用の溝48と同じ前後の離型によって形成できるので、開口部30形成が前後にのみ離型する単純な型で容易に、且つ安価にできる。
なお、この場合、扉2,17のスロート部23,24には、段差Dに代えて、それと同程度の勾配を有する傾斜を設けるようにしても良い。
なお、この場合、扉2,17のスロート部23,24には、段差Dに代えて、それと同程度の勾配を有する傾斜を設けるようにしても良い。
加えて、上記構成の冷蔵庫においては、扉2,17のスロート部23,24に前記シェード45を表面部とほぼ面一に設けている。これにより、シェード45が扉2,17のスロート部23,24より外方にほとんど出っ張らず、冷気の漏れ防止とポケット部25,26の横幅寸法確保のために必要最小限に抑えられる、扉2,17のスロート部23,24と庫本体1の内側面部との間の間隙寸法内にシェード45を収めることができて、その扉2,17のスロート部23,24と庫本体1の内側面部との間の間隙寸法を大きくする必要をなくし得、冷気の漏れ防止とポケット部25,26の横幅寸法の確保に支障を来たさないようにできる。
<第2例>
図7は貯蔵庫の第2例を示すもので、第1例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
図7に示す第2例においては、前述の光源取付具29に代えて、保持爪51を開放先端部に有する光源取付具52を用い、その保持爪51に、LED37を実装した回路基板38を係合させて装着している。又、このものの場合、扉2,扉17、スロート部23,24も先端部が外側の側面部から内側の側面部にかけて開放しており、その開放部に、前述のシェード45に代わるシェード53を装着してスロート部23,24の開放先端部を閉塞している。このようにして、このものの場合には、シェード53は、扉2,17のスロート部23,24の先端部に設けているのである。
図7は貯蔵庫の第2例を示すもので、第1例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
図7に示す第2例においては、前述の光源取付具29に代えて、保持爪51を開放先端部に有する光源取付具52を用い、その保持爪51に、LED37を実装した回路基板38を係合させて装着している。又、このものの場合、扉2,扉17、スロート部23,24も先端部が外側の側面部から内側の側面部にかけて開放しており、その開放部に、前述のシェード45に代わるシェード53を装着してスロート部23,24の開放先端部を閉塞している。このようにして、このものの場合には、シェード53は、扉2,17のスロート部23,24の先端部に設けているのである。
このようにすることにより、照明装置27,28のLED37からシェード53を透して前記冷蔵室6に照射される光の照射範囲をより大きくすることができるものであり、特に、扉2,17を微小角度開放させたときにも冷蔵室6を照射しやすくできる効果がある。
<第3例>
図8に示す貯蔵庫の第3例においては、光源であるLED37を、光を広角に照射する広角仕様のものとしている。具体的には、LED37からシェード45を透して冷蔵室6に照射される光の照射範囲L3,L4を、前述の照射範囲L1,L2に代えて、それよりも大きな例えば90度角のものとしている。
このようにすることにより、光の照射範囲が小さいものでは、扉2,17の開放角度の変化に伴って光の照射範囲が変移するのが使用者に分かりやすく、使い勝手が良くないところ、その光の照射範囲が変移するのが使用者に分かりにくくなり、使い勝手を良くすることができる。
図8に示す貯蔵庫の第3例においては、光源であるLED37を、光を広角に照射する広角仕様のものとしている。具体的には、LED37からシェード45を透して冷蔵室6に照射される光の照射範囲L3,L4を、前述の照射範囲L1,L2に代えて、それよりも大きな例えば90度角のものとしている。
このようにすることにより、光の照射範囲が小さいものでは、扉2,17の開放角度の変化に伴って光の照射範囲が変移するのが使用者に分かりやすく、使い勝手が良くないところ、その光の照射範囲が変移するのが使用者に分かりにくくなり、使い勝手を良くすることができる。
<反射板を設ける構成>
第1例から第3例にて示したように、例えば冷蔵庫のような貯蔵庫に照明装置27を設ける場合、その照明装置27によって、冷蔵室6等の貯蔵室の庫内を広い範囲で照らすことができることが望ましい。なお、第1例等では左側の扉2には照明装置27を、右側の扉17には照明装置28を設けた例を示したが、以下では、説明の簡略化のため、照明装置27を用いて説明する。
第1例から第3例にて示したように、例えば冷蔵庫のような貯蔵庫に照明装置27を設ける場合、その照明装置27によって、冷蔵室6等の貯蔵室の庫内を広い範囲で照らすことができることが望ましい。なお、第1例等では左側の扉2には照明装置27を、右側の扉17には照明装置28を設けた例を示したが、以下では、説明の簡略化のため、照明装置27を用いて説明する。
まず、図9に、照明装置27を設けた参考例としての冷蔵庫200を示す。この冷蔵庫200は、本体201の開口部8(図1等参照)を1枚の扉202で開閉する構成となっており、この扉202に、第1例等と同様の照明装置27が設けられている。さて、この扉202を開放すると、照明装置27から光が照射される。このとき、照明装置27によって直接的に光が照射されて照らされる範囲である照明範囲(R1)は、図9にハッチングにて示すように、照明装置27のほぼ中央部つまりはLED37(図5参照)が設けられている位置を基準とした概ね90度の範囲となる。
一方、庫内全域のうち、照明範囲(R1)を除いた範囲は、照明装置27によって直接的に光が照射されることがない範囲であるとなる非照明範囲(R2)となる。このため、扉202の開放角度によっては、照明装置27によって直接的に照らされない非照明範囲(R2)が多くなるおそれがある。すなわち、せっかく照明装置27を設けたにも関わらず、照明範囲(R1)を十分に得ることができないおそれがある。
そこで、本実施形態では、以下のようにして、照明範囲(R1)の拡大を図っている。
そこで、本実施形態では、以下のようにして、照明範囲(R1)の拡大を図っている。
図10は、本実施形態による貯蔵庫としての冷蔵庫100を示している。この冷蔵庫100は、本体101、本体101の開口部8を開閉する1枚の扉102、この扉102に設けられている第1例等と同様の照明装置27、および、例えば冷蔵室6等の庫内の断熱壁に設けられている反射板103を備えている。
この反射板103は、例えばアクリル板、金属板、金属蒸着膜など、いわゆる鏡面仕上げが施されて、照明装置27からの光を効率よく反射する高い反射率を有するものとして形成されている。なお、冷蔵室6の断熱壁に鏡面仕上げを施したり、反射塗料を塗布したりすることで反射部を設けた構成であってもよい。つまり、反射部は、必ずしも反射板103のように別部品として設ける必要はない。
この反射板103は、例えばアクリル板、金属板、金属蒸着膜など、いわゆる鏡面仕上げが施されて、照明装置27からの光を効率よく反射する高い反射率を有するものとして形成されている。なお、冷蔵室6の断熱壁に鏡面仕上げを施したり、反射塗料を塗布したりすることで反射部を設けた構成であってもよい。つまり、反射部は、必ずしも反射板103のように別部品として設ける必要はない。
この反射板103は、概ね照明装置27とほぼ同じ高さ寸法を有し、冷蔵庫100の前後方向にある程度の幅寸法を有する長方形形状に形成されている(図19参照)。本実施形態の場合、反射板103は、概ね照明装置27と同じ高さになるように設置されている(図19参照)。以下、反射板103について、冷蔵庫100の前側(図19における図示左方側)の端部を便宜的に前端100aと称し、後ろ側(図19における図示右方側)の端部を便宜的に後端100bと称して説明する。
この反射板103によって照明装置27から照射された光が反射されることで、その反射光によって庫内を照らすことができる。このとき、上記したように反射板103は反射率が高いため、照明装置27から直接的に光が届かない範囲であっても、概ね照明装置27から直接的に光が照射された場合と同様の明るさで照らすことができる。すなわち、反射板103を設けた場合には、照明装置27によって直接的に照らされる範囲と、反射光によって照らされる範囲とを合算した範囲を、照明範囲(R1)とみなすことができる。
これにより、図9に例示したような庫内の後方まで光が届かず、非照明範囲(R2)が庫内のほぼ全域を占めていたような状態に対して、反射板103を設けた場合には、図10に例示するように、庫内の後部まで光が届くことになり、非照明範囲(R2)を図9の状態から大きく削減することができる。換言すると、反射板103を設けない場合に比べて、照明範囲(R1)を拡大することができる。
すなわち、回動することにより貯蔵室の開口部8を開閉する扉102と、扉102に設けられ、扉102が開放されたときに作動つまりは光を照射する照明装置27と、貯蔵室の壁部(断熱壁)に設けられ、照明装置27から照射された光を反射する反射板103と、を備えることにより、別途に光源を設けることなく、扉102の開放角度によらず庫内を広い範囲で照らすことができる。
ところで、反射板103を設けることによって照明範囲(R1)を拡大することができるものの、その照明範囲(R1)は、扉102の開放角度によって変化する。例えば、図10に示したように扉102を概ね45度まで開いた場合と、図11に示すように扉102を概ね90度まで開いた場合とでは、反射板103の表面が平面であると仮定し、その平面で正反射したと考えた場合の照明範囲(R1)が異なっている。この場合、単純に反射板103の表面で光を散乱させると、単位面積当たりの照度が低下して、庫内を十分に照らせなくなってしまうおそれがある。
そのため、本実施形態では、以下のように、反射板103の表面形状を工夫することにより、庫内を十分に照らすことができるようにしている。
さて、扉102の全ての開放角度において庫内を全面的に照らすようにすることは、照明装置27を1つ設ける場合にはいささか困難である。そのため、まず、どの程度の扉102の開放角度を想定すれば汎用性が高いか、すなわち、ユーザによって使い勝手がよいかについて検討する。
さて、扉102の全ての開放角度において庫内を全面的に照らすようにすることは、照明装置27を1つ設ける場合にはいささか困難である。そのため、まず、どの程度の扉102の開放角度を想定すれば汎用性が高いか、すなわち、ユーザによって使い勝手がよいかについて検討する。
扉102に設けられているポケット部25(図1等参照)等に例えばペットボトル等を出し入れする場合には、扉102の開放角度は、相対的に小さいと考えられる。ただし、その場合には、収納位置がほぼ把握できていることから、照明が必要になる可能性は相対的に低いと考えられる。
これに対して、庫内に設けられている棚10(図1等参照)に物品を出し入れする場合には、扉102の開放角度は、相対的に大きいと考えられる。そして、その場合には、収納位置が不明であったり、奥の方に置かれている物品を取り出したりすることが考えられるため、照明が必要になる可能性が相対的に高くなると考えられる。
これに対して、庫内に設けられている棚10(図1等参照)に物品を出し入れする場合には、扉102の開放角度は、相対的に大きいと考えられる。そして、その場合には、収納位置が不明であったり、奥の方に置かれている物品を取り出したりすることが考えられるため、照明が必要になる可能性が相対的に高くなると考えられる。
そのため、本実施形態では、扉102を大きく開いた状態、具体的には扉102の開放角度が90度の場合を基準とし、開放角度が90度の場合に庫内を最も照らすことができるように、反射板103の表面形状を設計している。
具体的には、図12に示すように、反射板103の表面には、複数の凸部104が設けられている。この図12には、反射板103の表面の領域A1を拡大して模式的に示している。凸部104は、反射板103を厚み方向への断面視において、傾斜角度αで傾斜した傾斜部104aを有する三角形状に形成されている。ただし、各凸部104の反射率は、上記したように高いままである。
具体的には、図12に示すように、反射板103の表面には、複数の凸部104が設けられている。この図12には、反射板103の表面の領域A1を拡大して模式的に示している。凸部104は、反射板103を厚み方向への断面視において、傾斜角度αで傾斜した傾斜部104aを有する三角形状に形成されている。ただし、各凸部104の反射率は、上記したように高いままである。
なお、図12の場合、反射板103の図示左方側が庫内であり、反射板103の図示右方側が断熱壁となっているため、凸部104は、断熱壁から庫内側に傾斜角度αで傾斜した傾斜部104aを有していることになる。また、凸部104は、反射板103の前後方向の全域に同様に設けられている。
この傾斜角度αは、次のように算出されている。図13に示すように、扉102の開放角度を90度とした場合、照明装置27は、反射板103から距離W1だけ離間した位置であって、反射板103よりも庫内側に距離W2だけ離間した位置に設けられているとする。なお、反射板103の距離W3は、本実施形態ではLED37の中心位置までの距離として設定している。
この傾斜角度αは、次のように算出されている。図13に示すように、扉102の開放角度を90度とした場合、照明装置27は、反射板103から距離W1だけ離間した位置であって、反射板103よりも庫内側に距離W2だけ離間した位置に設けられているとする。なお、反射板103の距離W3は、本実施形態ではLED37の中心位置までの距離として設定している。
さて、反射板103の前端103aに入射角α1で入射する光の軌跡をS1とする。この状態で、庫内を最も広く照らすようにするためには、前端103aに入射した光が、庫内の開口部8の左右方向に沿った軌跡S2のように反射すればよい。具体的には、軌跡S1と軌跡S2とがなす角をα2(=90−α1)とし、その二等分線をCL1とする。このとき、軌跡S1で入射した光が反射した際に軌跡S2となるようにするためには、その反射面が、二等分線(CL1)に対する垂線(CL2)と一致していればよいことになる。
つまり、反射板103の表面に、反射板103と垂線(CL2)とがなす角を有する傾斜を設ければ、反射光を軌跡S2のように反射させること、つまりは、反射板103の表面が平面であると仮定した際に正反射した場合とは異なる向きに反射させることができる。これにより、凸部104の傾斜角度αは、(α2)/2=(=90−α1)/2として算出される。なお、入射角α1は、距離W1と距離W2とから求めることができる。
このように、反射板103の表面形状を加工し、傾斜角度αの傾斜部104aを有する凸部104を設けることにより、反射板103の前端103a側で反射した光は、冷蔵庫100の開口部8によって左方向に反射する。つまり、照明装置27から照射された光は、正反射する場合とは異なる方向に光を反射する凸部104を設けたことにより、正反射する場合と比べて急角で反射する。これにより、図14に示すように、扉102の開放角度が90度の場合には、庫内の全域が照明範囲(R1)となる。すなわち、庫内の全域を、扉102の開放角度によらず照明装置27により照らすことができる。
この場合、図15に示すように扉102の開放角度が90度未満の場合には、反射板103の前端103aでの反射角がきつくなり、照明範囲(R1)が庫外にまで到達するものの、庫内を十分に照らすことができる。すなわち、扉102の開放角度が小さく、外部からの光が庫内に届きにくい状態であっても、十分に庫内を照らすことができる。
また、傾斜角度度を、反射板の前後方向、つまりは、照明装置27からの距離に応じて異ならせてもよい。例えば、図16に示すように、反射板103の前端103a側の領域A10には、傾斜角度度がα10(ただし、α10==α)の凸部104を設け、領域A10に隣り合う領域A11には傾斜角度度α11(ただし、α11<α10)の凸部104を設け、後端103b側の領域A12には、傾斜角度度がα12(ただし、α12<α11)の凸部104を設けてもよい。
また、傾斜角度度を、反射板の前後方向、つまりは、照明装置27からの距離に応じて異ならせてもよい。例えば、図16に示すように、反射板103の前端103a側の領域A10には、傾斜角度度がα10(ただし、α10==α)の凸部104を設け、領域A10に隣り合う領域A11には傾斜角度度α11(ただし、α11<α10)の凸部104を設け、後端103b側の領域A12には、傾斜角度度がα12(ただし、α12<α11)の凸部104を設けてもよい。
このように反射板103の前後方向で傾斜角度度を変化させることにより、前端103a側で反射した光は深い角度で反射することにより庫内の左右方向を照らし、後側つまりは貯蔵庫の奥側で反射した光は浅い角度で反射するため奥側を照らすことになり、庫内の全域を効率よく照らすことができる。
この場合、一枚の反射板103の表面を加工して領域A10〜A12を形成するのではなく、領域A10を設けた反射板片と、領域A11を設けた反射板片と、領域A12を設けた反射板片とを組み合わせて、反射板103としてもよい。
この場合、一枚の反射板103の表面を加工して領域A10〜A12を形成するのではなく、領域A10を設けた反射板片と、領域A11を設けた反射板片と、領域A12を設けた反射板片とを組み合わせて、反射板103としてもよい。
<他の表面形状の例>
反射板103の表面形状は、上記した三角形状の凸部104に限らず、他の形状に加工してもよい。例えば、図17に示すように、反射板103の表面に、複数の波型状の凸部105を設けてもよい。この図17には、反射板103の表面の領域B1〜B3を模式的に拡大して示している。各領域B1〜B3に設けられている凸部105は、その一部、より具体的には、照明装置27側となる一部に、直線状の傾斜部105aが設けられている。
反射板103の表面形状は、上記した三角形状の凸部104に限らず、他の形状に加工してもよい。例えば、図17に示すように、反射板103の表面に、複数の波型状の凸部105を設けてもよい。この図17には、反射板103の表面の領域B1〜B3を模式的に拡大して示している。各領域B1〜B3に設けられている凸部105は、その一部、より具体的には、照明装置27側となる一部に、直線状の傾斜部105aが設けられている。
前端103a側の領域A1における凸部105の傾斜部105aの傾斜角度β1は、上記した凸部104の傾斜部104aと同様に、扉102の開放角度を90度に設定した際に光の軌跡が貯蔵庫の開口部8に沿うような角度に設定されている。領域B1に隣り合う領域B2の凸部105の傾斜角度β2は、β2<β1の関係となるように設定されており、後端103b側の領域B3の凸部105の傾斜角度β3は、β3<β2の関係となるように設定されている。
これにより、三角形状の凸部104と同様に、前端103a側で反射した光は深い角度で反射することにより庫内の左右方向を照らし、後側つまりは貯蔵庫の奥側で反射した光は浅い角度で反射するため奥側を照らすことになり、庫内の全域を効率よく照らすことができる。
(その他の実施形態)
以上説明した貯蔵庫は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、特に冷蔵庫以外の例えば冷凍庫や温蔵庫等の貯蔵庫への適用が可能であるなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
以上説明した貯蔵庫は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、特に冷蔵庫以外の例えば冷凍庫や温蔵庫等の貯蔵庫への適用が可能であるなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
実施形態では、上記では三角形状の凸部104や波型状の凸部105を形成する例を示したが、例えば図18に示すように、三角形状の凸部104を形成した領域A1と、波型状の凸部105を形成した領域B3、B4とを設けてもよい。この場合、1枚の反射板103を加工してもよいが、領域A1を設けた反射板片103cと、領域B2を設けた反射板片103dと、領域B3を設けた反射板片103eとを組み合わせる構成としてもよい。 また、図19に示すように、第1例の冷蔵庫のように両開きの扉2と扉17とによって貯蔵庫の開口部8を開閉する貯蔵庫に、反射板103を設けてもよい。これにより、図20に示すように、左側の扉2が閉鎖されており、右側の扉17だけが開放されたとき、左側の扉2によって外部からの光が遮られて庫内に届きにくい状態であっても、照明装置27からの光によって庫内を十分に照らすことができる。
実施形態では水平面内における光の軌跡について述べたが、照明装置27から照射される光は、水平方向だけでなく垂直方向にも広がる。そのため、反射板103を設けることにより、照明装置27よりも下方に位置する範囲にも光を効率よく届けることができる。そのため、一般的には天井側に庫内灯が設けられることが多い冷蔵庫において、庫内灯から離間した側となる底側を照らすことができ、有意である。
凸部の形状は、三角形状や波形状以外にも、例えば三角錐型としてもよいし、凹レンズあるいは凹面鏡のような全体的な曲面を有する形状としてもよい。これにより、広範囲に光を反射させることができる。
凸部の形状は、三角形状や波形状以外にも、例えば三角錐型としてもよいし、凹レンズあるいは凹面鏡のような全体的な曲面を有する形状としてもよい。これにより、広範囲に光を反射させることができる。
そのほか、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は庫本体(貯蔵庫)、2、17、102は扉、6は冷蔵室(貯蔵室)、8は開口部、27は照明装置、100は冷蔵庫(貯蔵庫)、102は扉、103は反射板、103c、103d、103eは反射板片(反射板)、104、105は凸部、104a、105aは傾斜部を示す。
Claims (5)
- 回動することにより貯蔵室の開口部を開閉する扉と、
前記扉に設けられ、扉が開放されたときに作動する照明装置と、
前記貯蔵室に設けられ、前記照明装置から照射された光を反射する反射部と、
を備えることを特徴とする貯蔵庫。 - 前記反射部は、前記貯蔵室の壁部に設けた反射板により構成されていることを特徴とする請求項1記載の貯蔵庫。
- 前記反射部は、前記照明装置から照射された光を、当該反射部の表面が平面であると仮定した際に正反射する方向とは異なる方向に反射する凸部を有することを特徴とする請求項1または2記載の貯蔵庫。
- 前記凸部は、正反射する方向とは異なる方向に光を反射する傾斜部を有し、
前記傾斜部の傾斜角度を、前記照明装置からの距離に応じて異ならせたことを特徴とする請求項3記載の貯蔵庫。 - 前記傾斜部の傾斜角度を、前記扉の開放角度が90度とされたときに前記照明装置から照射された光が前記開口部に沿って反射する角度に設定したことを特徴とする請求項4記載の貯蔵庫。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019211155A (ja) * | 2018-06-05 | 2019-12-12 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
JP6972283B1 (ja) * | 2020-11-25 | 2021-11-24 | シャープ株式会社 | 収容庫の照明装置および収容庫 |
-
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