JP2017190559A - メータユニットおよび複合メータユニット - Google Patents
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Description
図1は水道管の途中に設置された水道メータユニットの断面図である。図1では水道メータを点線で示す。本例の水道メータユニット1は、配水管から家屋などの建造物に水道水を引き込む水道管の途中に設置される。図1に示すように、水道メータユニット1は、水道管を構成する1次側配管2と2次側配管3との間に設置される。水道メータユニットは1次側配管2から2次側配管3に流れる流体の流通方向Sの上流側から下流側に向かって、接続管5、ボール止水栓(止水栓)6、水道メータ7、および、逆止弁8をこの順に備える。接続管5はその管路を開閉する開閉弁9を備える。本例では、開閉弁9はボール止水栓である。
図2は水道メータユニット1における接続管5とボール止水栓6の周辺部分の説明図である。図2(a)は接続管5とボール止水栓6の周辺部分を上方から見た場合の平面図であり、図2(b)は接続管5とボール止水栓6の周辺部分の断面図である。図2(a)に示すように、ボール止水栓6は、止水栓本体部21と、止水栓本体部21から前方X1に突出する第1管部22と、止水栓本体部21から後方X2に突出する第2管部23を備える。止水栓本体部21は、図2(b)に示すように、ボール弁体25、ボール弁体25を収容する弁室26、およびボール弁体25を回転させるためのハンドル27を備える。第1管部22および第2管部23は同軸であり、それぞれ弁室26と連通する。第1管部22の外周面には雄ネジ28が設けられている。第2管部23は、ボール止水栓6と水道メータ7とを着脱可能に接続するための止水栓側着脱機構31を備える。
部分38は、小径筒部分37と同軸で当該小径筒部分37よりも内径寸法および外径寸法が大きい。小径筒部分37の前方X1の端側部分は後方X2から第2管部23に挿入されている。小径筒部分37の外周面における前方X1の端部分には環状溝39が設けられている。環状溝39にはOリング40が取り付けられている。Oリング40は小径筒部分37が第2管部23に挿入されたときに、第2管部23と小径筒部分37との間を液密に封止する。スライドホルダ32は、小径筒部分37が第2管部23の内周側に挿入された状態で前後方向Xに移動可能である。
接続管5の前方X1の端部分は、1次側配管2が接続される配管接続管部分61である。また、接続管5の後方X2の端部分はボール止水栓6が接続される止水栓接続管部分62である。配管接続管部分61と止水栓接続管部分62の間は、開閉弁9を構成する開閉弁部分63である。開閉弁部分63は、開閉弁9としてボール止水栓を備える。すなわち、開閉弁部分63は、ボール弁体65、ボール弁体65を収容する弁室66、およびボール弁体65を回転させるためのハンドル67を備える。配管接続管部分61および止水栓接続管部分62はそれぞれ開閉弁部分63の弁室66と連通する。接続管5と開閉弁9(ボール止水栓)とは一体である。ここで、配管接続管部分61の後側部分および開閉弁部分63の前側部分はベース10の接続管保持部11に固定されている。
水道メータユニット1は、図1に示すように、1次側配管2が接続管5に接続され、逆止弁8が2次側配管3に接続された状態で、水道管の途中に設置される。ここで、ボール止水栓6では、異物などが侵入した状態で開閉動作を行うと、ボール弁体25が損傷して、止水不能となることがある。止水不能となったボール止水栓6は交換の必要がある。
本例によれば、ボール止水栓6は接続管5と水道メータ7との間に着脱可能に接続される。また、水道メータユニット1を水道管の途中に設置する際には、1次側配管2は接続管5に接続され、2次側配管3は水道メータ7よりも下流側に位置する逆止弁8に接続される。さらに、ボール止水栓6はベース10に固定されていない。従って、水道メータユニット1を水道管の途中に設置した後であっても、水道メータユニット1からボール止水栓6を取り外すことが容易である。よって、ボール止水栓6が故障した場合などに、ボール止水栓6を交換することが容易である。
図3は上記の水道メータユニット1を複数備える複合水道メータユニット90Aおよび複合水道メータユニット90Bの説明図である。複合水道メータユニット90A、90Bは、一本の1次側配管2と複数本の2次側配管3との間に設置される。図3(a)に示す複合水道メータユニット90Aでは、1次側配管2が複合水道メータユニットの幅方向Yから接続されている。図3(b)に示す複合水道メータユニット90Bでは、1次側配管が2複合水道メータユニットの前方X1から接続されている。なお、複合水道メータユニット90A、90Bを構成する各水道メータユニット1は上記の水道メータユニット1と対応する構成を備えるので、対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
0A、90Bが設置されている場所から移動せずに接続管5よりも下流側の止水を行ってボール止水栓6を交換できる。
2・・・1次側配管
3・・・2次側配管
5・・・接続管
6・・・ボール止水栓(止水栓)
7・・・水道メータ(流量メータ)
8・・・逆止弁
9・・・開閉弁
10・・・ベース
31・・・止水栓側着脱機構
69・・・接続管側着脱機構
90A・90B・・・複合水道メータユニット(複合メータユニット)
91・・・連通部分
S・・・流通方向
Claims (9)
- 1次側配管と2次側配管との間に設置され、前記1次側配管から前記2次側配管に流れる流体の流通方向の上流側から下流側に向かって止水栓、流量メータおよび逆止弁をこの順に備えるメータユニットにおいて、
前記止水栓よりも上流側に配置される接続管と、
前記接続管および前記逆止弁が固定されたベースと、を有し、
前記流量メータは、前記逆止弁に接続され、
前記止水栓は、前記ベースに固定されておらず、前記接続管と前記流量メータとの間において当該接続管および当該流量メータに着脱可能に接続され、
前記接続管が前記1次側配管に接続され、前記逆止弁が前記2次側配管に接続されることを特徴とするメータユニット。 - 請求項1において、
前記止水栓は、当該止水栓と前記流量メータとを着脱可能に接続するための止水栓側着脱機構を備えることを特徴とするメータユニット。 - 請求項1または2において、
前記接続管は、当該接続管と前記止水栓とを着脱可能に接続するための接続管側着脱機構を備えることを特徴とするメータユニット。 - 請求項1ないし3のうちのいずれか一項において、
前記接続管は、当該接続管の管路を開閉する開閉弁を備えることを特徴とするメータユニット。 - 請求項1ないし4のうちのいずれか一項において、
前記止水栓は、ボール止水栓であることを特徴とするメータユニット。 - 一本の1次側配管と複数本の2次側配管との間に配置される複合メータユニットにおいて、
請求項1に記載のメータユニットを前記2次側配管の数に対応する数有し、
前記複数のメータユニットは、それぞれの前記接続管の上流端側部分に互いに連通する連通部分を備え、前記連通部分が前記1次側配管に接続され、
前記複数のメータユニットの前記逆止弁は、それぞれ前記複数本の2次側配管のそれぞれに接続されることを特徴とする複合メータユニット。 - 請求項6において、
前記連通部分は、当該連通部分の管路を開閉する開閉弁を備えることを特徴とする複合メータユニット。 - 請求項6において、
各メータユニットは、前記接続管における前記連通部分よりも下流側に当該接続管の管路を開閉する開閉弁を備えることを特徴とする複合メータユニット。 - 請求項6、7または8において、
各メータユニットの前記ベースは、一体とされて一つのベース部材を構成していることを特徴とする複合メータユニット。
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2016
- 2016-04-11 JP JP2016078593A patent/JP2017190559A/ja active Pending
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