JP2017190559A - メータユニットおよび複合メータユニット - Google Patents

メータユニットおよび複合メータユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2017190559A
JP2017190559A JP2016078593A JP2016078593A JP2017190559A JP 2017190559 A JP2017190559 A JP 2017190559A JP 2016078593 A JP2016078593 A JP 2016078593A JP 2016078593 A JP2016078593 A JP 2016078593A JP 2017190559 A JP2017190559 A JP 2017190559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
stop cock
water meter
meter unit
connection pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016078593A
Other languages
English (en)
Inventor
山田 俊幸
Toshiyuki Yamada
俊幸 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippo Valve Co Ltd
Original Assignee
Nippo Valve Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippo Valve Co Ltd filed Critical Nippo Valve Co Ltd
Priority to JP2016078593A priority Critical patent/JP2017190559A/ja
Publication of JP2017190559A publication Critical patent/JP2017190559A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

【課題】止水栓の交換が容易な水道メータユニットを提供すること。【解決手段】1次側配管2と2次側配管3との間に設置される水道メータユニット1は、流通方向Sに沿ってボール止水栓6、水道メータ7および逆止弁8をこの順に有する。また、水道メータユニット1は、ボール止水栓6よりも上流側に配置される接続管5と、接続管5および逆止弁8が固定されたベース10を有する。水道メータ7は、逆止弁8に接続され、ボール止水栓6は、ベース10に固定されておらず、接続管5と流量メータ7との間において当該接続管5および当該流量メータ7に着脱可能に接続される。また、接続管5が1次側配管2に接続され、逆止弁8が2次側配管3に接続される。【選択図】図2

Description

本発明は、止水栓、流量メータおよび逆止弁を備え、水道管などの途中に配置されるメータユニットに関する。
予め施工された1次側配管と2次側配管の間に水道メータを設置する際には、水道メータと、その両側に設置されるバルブ装置を一体に備えるメータユニットが用いられる。特許文献1に記載のメータユニットは、流水方向の上流側から下流側に向かって止水栓、水道メータおよび逆止弁を備える。メータユニットにおいて、止水栓と逆止弁はベースに固定されている。水道メータは、ベースに固定されておらず、止水栓および逆止弁に対して着脱可能に接続されている。止水栓には1次側配管が接続され、逆止弁には2次側配管が接続される。止水栓はボール止水栓である。
特開平11−93226号公報
ボール止水栓では、異物などが侵入した状態で開閉動作を行うと、ボール弁体が損傷して、止水不能となることがある。ここで、損傷などによって止水不能となった止水栓は交換する必要があるが、既に1次側配管と2次側配管の間に設置されたメータユニットから止水栓を取り外すことは容易ではない。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、止水栓の交換が容易なメータユニットおよび複合メータユニットを提案することにある。
上記課題を解決するために、本発明のメータユニットは、1次側配管と2次側配管との間に設置され、前記1次側配管から前記2次側配管に流れる流体の流通方向の上流側から下流側に向かって止水栓、流量メータおよび逆止弁をこの順に備えるメータユニットにおいて、前記止水栓よりも上流側に配置される接続管と、前記接続管および前記逆止弁が固定されたベースと、を有し、前記流量メータは、前記逆止弁に接続され、前記止水栓は、前記ベースに固定されておらず、前記接続管と前記流量メータとの間において当該接続管および当該流量メータに着脱可能に接続され、前記接続管が前記1次側配管に接続され、前記逆止弁が前記2次側配管に接続されることを特徴とする。
本発明によれば、止水栓は接続管と流量メータとの間に着脱可能に接続される。また、メータユニットを配管の途中に設置する際には、1次側配管は接続管に接続され、2次側配管は流水メータよりも下流側に位置する逆止弁に接続される。さらに、止水栓はベースに固定されていない。従って、メータユニットを配管の途中に設置した後であっても、メータユニットから止水栓を取り外すことが容易である。よって、止水栓が故障した場合などに、止水栓を交換することが容易である。
本発明において、前記止水栓は、当該止水栓と前記流量メータとを着脱可能に接続するための止水栓側着脱機構を備えることが望ましい。このようにすれば、流量メータの構造に変更を加えることなく、止水栓を着脱可能とすることができる。
本発明において、前記接続管は、当該接続管と前記止水栓とを着脱可能に接続するための接続管側着脱機構を備えるものとすることができる。このようにすれば、止水栓の側において接続管と連結される部分の構造を簡易なものとすることができる。
本発明において、前記接続管は、当該接続管の管路を開閉する開閉弁を備えるものとすることができる。このようにすれば、開閉弁によって接続管の管路を閉鎖して止水した後に、止水栓を交換できる。
本発明において、前記止水栓は、ボール止水栓とすることができる。ボール止水栓は、異物が侵入した状態で開閉動作が行われると、故障することがある。従って、メータユニットにおいて、ボール止水栓をベースに固定せず、接続管および流量メータに対して着脱可能としておけば、ボール止水栓が故障したときに、その交換が容易である。
次に、本発明は、一本の1次側配管と複数本の2次側配管との間に配置される複合メータユニットにおいて、上記のメータユニットを前記2次側配管の数に対応する数有し、前記複数のメータユニットは、それぞれの前記接続管の上流端側部分に互いに連通する連通部分を備え、前記連通部分が前記1次側配管に接続され、前記複数のメータユニットの前記逆止弁は、それぞれ前記複数本の2次側配管のそれぞれに接続されることを特徴とする。
本発明によれば、複合メータユニットのいずれかのメータユニットの止水栓が破損した場合に、この止水栓の交換が容易である。
本発明において、前記連通部分は、当該連通部分の管路を開閉する開閉弁を備えることが望ましい。このようにすれば、開閉弁によって連通部分の管路を閉鎖して止水することにより、1次側配管から流れ込む水が複数のメータユニットのそれぞれを流通することを阻止できる。従って、複合メータユニットのいずれかのメータユニットの止水栓が破損した場合に、この止水栓の交換が容易である。
本発明において、各メータユニットは、前記接続管における前記連通部分よりも下流側に当該接続管の管路を開閉する開閉弁を備えるものとすることができる。このようにすれば、開閉弁によって連通部分の管路を閉鎖して止水することにより、1次側配管から流れ込む水が管路を閉鎖したメータユニットを流通することを阻止できる。従って、当該メータユニットの止水栓が破損した場合に、この止水栓の交換が容易である。
本発明において、各メータユニットの前記ベースは、一体とされて一つのベース部材を構成していることが望ましい。このようにすれば、複数のメータユニットを一体化することができる。また、複合メータユニットの部品点数を削減できる。
本発明によれば、1次側配管と2次側配管との間に設置されたメータユニットの止水栓を交換することが容易となる。
本発明を適用した水道メータユニットの断面図である。 水道メータユニットにおける接続管と止水栓の周辺部分の説明図である。 複合メータユニットの説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態である水道メータユニットを説明する。
(水道メータユニット)
図1は水道管の途中に設置された水道メータユニットの断面図である。図1では水道メータを点線で示す。本例の水道メータユニット1は、配水管から家屋などの建造物に水道水を引き込む水道管の途中に設置される。図1に示すように、水道メータユニット1は、水道管を構成する1次側配管2と2次側配管3との間に設置される。水道メータユニットは1次側配管2から2次側配管3に流れる流体の流通方向Sの上流側から下流側に向かって、接続管5、ボール止水栓(止水栓)6、水道メータ7、および、逆止弁8をこの順に備える。接続管5はその管路を開閉する開閉弁9を備える。本例では、開閉弁9はボール止水栓である。
また、水道メータユニット1は、接続管5、ボール止水栓6、水道メータ7および逆止弁8の下側に位置するベース10を備える。水道メータユニット1を上方から見た場合に、ベース10は長方形形状をしており、その長手方向を、接続管5、ボール止水栓6、水道メータ7および逆止弁8の配列方向に向けている。ベース10には接続管5および逆止弁8が固定されている。すなわち、ベース10の1次側配管2の側の端部分には接続管5を保持する接続管保持部11が設けられており、接続管5はネジなどにより接続管保持部11に固定されている。また、ベース10の2次側配管3の側の端部分には逆止弁8を保持する逆止弁保持部12が設けられており、逆止弁8はネジなどにより逆止弁保持部12に固定されている。
ここで、ボール止水栓6および水道メータ7は、接続管5と逆止弁8の間において、これら接続管5と逆止弁8に着脱可能に接続されている。すなわち、水道メータ7は、ベース10に固定されておらず、逆止弁8に着脱可能に接続されている。また、ボール止水栓6は、ベース10に固定されておらず、接続管5および水道メータ7に着脱可能に接続されている。
なお、以下では、互いに直交する3方向を前後方向X、幅方向Yおよび上下方向Zとする。そして、前後方向Xを、接続管5、ボール止水栓6、水道メータ7および逆止弁8の配列方向とし、接続管5が位置する側を前後方向Xの前方X1、逆止弁8が位置する側を前後方向Xの後方X2とする。前後方向Xは接続管5の管軸Lに沿った方向である。
(ボール止水栓)
図2は水道メータユニット1における接続管5とボール止水栓6の周辺部分の説明図である。図2(a)は接続管5とボール止水栓6の周辺部分を上方から見た場合の平面図であり、図2(b)は接続管5とボール止水栓6の周辺部分の断面図である。図2(a)に示すように、ボール止水栓6は、止水栓本体部21と、止水栓本体部21から前方X1に突出する第1管部22と、止水栓本体部21から後方X2に突出する第2管部23を備える。止水栓本体部21は、図2(b)に示すように、ボール弁体25、ボール弁体25を収容する弁室26、およびボール弁体25を回転させるためのハンドル27を備える。第1管部22および第2管部23は同軸であり、それぞれ弁室26と連通する。第1管部22の外周面には雄ネジ28が設けられている。第2管部23は、ボール止水栓6と水道メータ7とを着脱可能に接続するための止水栓側着脱機構31を備える。
止水栓側着脱機構31は、スライドホルダ32、第1ロックナット33および第2ロックナット34を備える。
スライドホルダ32は、内側筒部材35と外側筒部材36を備える。内側筒部材35は、前方X1から後方X2に向かって、小径筒部分37と大径筒部分38を備える。大径筒
部分38は、小径筒部分37と同軸で当該小径筒部分37よりも内径寸法および外径寸法が大きい。小径筒部分37の前方X1の端側部分は後方X2から第2管部23に挿入されている。小径筒部分37の外周面における前方X1の端部分には環状溝39が設けられている。環状溝39にはOリング40が取り付けられている。Oリング40は小径筒部分37が第2管部23に挿入されたときに、第2管部23と小径筒部分37との間を液密に封止する。スライドホルダ32は、小径筒部分37が第2管部23の内周側に挿入された状態で前後方向Xに移動可能である。
内側筒部材35の内周面における小径筒部分37と大径筒部分38の間には、後方X2を向く円環状面41が設けられている。円環状面41には管軸L回りの環状溝42が当該円環状面41と同軸に形成されている。環状溝42には円環状のパッキン43が取り付けられている。
ここで、内側筒部材35の内周面において円環状面41と大径筒部分38の環状内壁面38aとは、水道メータ7の前方X1(上流側)の接続管部分7aの端部分を受ける水道メータ受部44となっている。すなわち、ボール止水栓6と水道メータ7とを接続する際に、水道メータ7は、その上流側の接続管部分7aの前方X1の端部が内側筒部材35の大径筒部分38に挿入されて嵌合する。また、水道メータ7の接続管部分7aの前方X1の端面が円環状面41に当接した状態とされる。ボール止水栓6の水道メータ受部44に水道メータ7の上流側の接続管部分7aが挿入されると、パッキン43は、円環状面41と接続管部分7aの端面との間で弾性変形して、これらの間を液密に封止する。
外側筒部材36は大径筒部分38よりも内径寸法が大きい。外側筒部材36はその後方X2の端を内側筒部材35の後方X2の端と一致させた状態で大径筒部分38の外周側に一体に固定されている。ここで、外側筒部材36の前後方向Xの寸法は大径筒部分38よりも長い。従って、外側筒部材36は、大径筒部分38から前方X1の側に突出する円筒状の突出部分45を備える。突出部分45と内側筒部材35の小径筒部分37との間には径方向に環状の隙間47(環状溝)が形成されている。
ここで、内側筒部材35(小径筒部分37)の前方X1の端部分が第2管部23に挿入された状態では、第2管部23の後方X2の端部分が隙間47(溝)に挿入された状態となる。外側筒部材36の外周面の前方X1の端部分には雄ネジ49が形成されている。
第1ロックナット33は、第2管部23の外周面に取り付けられた止めリング51によって後方X2への移動を規制された状態で、第2管部23の外周側に取り付けられている。第1ロックナット33は管軸L回りに回転可能である。また、第1ロックナット33はその内周面の後方X2の端側部分にスライドホルダ32の雄ネジ49(外側筒部材36の外周面の雄ネジ49)と螺合する雌ネジ52を備える。さらに、第1ロックナット33は、その外周面の後方X2の端部分に雄ネジ53を備える。
第2ロックナット34は、第1ロックナット33の雄ネジ53に螺合可能な雌ネジ55を備える。第2ロックナット34はスライドホルダ32の外周側に位置する。
ここで、第1ロックナット33の雌ネジ52とスライドホルダ32の雄ネジ49(外側筒部材36の雄ネジ49)とを螺合させた状態で第1ロックナット33を回転させると、スライドホルダ32は、第2管部23に対して前後方向Xに進退する。なお、第2ロックナット34の雌ネジ55を第1ロックナット33の外周面の雄ネジ53に螺合させて締めることにより、第1ロックナット33によるスライドホルダ32の固定が確実なものとなる。
(接続管)
接続管5の前方X1の端部分は、1次側配管2が接続される配管接続管部分61である。また、接続管5の後方X2の端部分はボール止水栓6が接続される止水栓接続管部分62である。配管接続管部分61と止水栓接続管部分62の間は、開閉弁9を構成する開閉弁部分63である。開閉弁部分63は、開閉弁9としてボール止水栓を備える。すなわち、開閉弁部分63は、ボール弁体65、ボール弁体65を収容する弁室66、およびボール弁体65を回転させるためのハンドル67を備える。配管接続管部分61および止水栓接続管部分62はそれぞれ開閉弁部分63の弁室66と連通する。接続管5と開閉弁9(ボール止水栓)とは一体である。ここで、配管接続管部分61の後側部分および開閉弁部分63の前側部分はベース10の接続管保持部11に固定されている。
配管接続管部分61の外周面には雄ネジ68が設けられている。止水栓接続管部分62は、ボール止水栓6を着脱可能に接続するための接続管側着脱機構69を備える。
接続管側着脱機構69は、止めリング71と袋ナット72を備える。袋ナット72は止水栓接続管部分62の外周面に取り付けられた止めリング71により、後方X2への移動を規制されている。袋ナット72はその内周面にボール止水栓6の雄ネジ28と螺合する雌ネジ73を備える。また、袋ナット72は、雌ネジ73が形成された後側部分が止水栓接続管部分62から後方X2に突出する。止水栓接続管部分62の後端面には、管軸L回りに環状溝74が形成されている。環状溝74にはOリング75が取り付けられている。
ここで、図1に示すように、逆止弁8には、水道メータ7の下流側の接続管部分7bを受ける水道メータ受部78が設けられている。すなわち、逆止弁8は、前方X1に延びる管部分79の内周面に、前方X1を向く円環状面80と、円環状面80の外周縁から連続して前方X1に延びる環状内壁面81を備える。円環状面80と環状内壁面81により形成された環状の段部が水道メータ受部78である。円環状面80には管軸L回りの環状溝83が当該円環状面80と同軸に形成されている。環状溝83には円環状のパッキン84が取り付けられている。
逆止弁8と水道メータ7とを接続する際に、水道メータ7は、その下流側の接続管部分7bの後方X2の端部が水道メータ受部78に嵌め込まれる。そして、その接続管部分7bの後方X2の端面が円環状面80に当接した状態とされる。水道メータ7の接続管部分7bの端面が円環状面80に当接すると、パッキン84は、円環状面80と接続管部分7aの端面との間で弾性変形して、これらの間を液密に封止する。
水道メータユニット1を構成する際には、まず、ボール止水栓6の第1ロックナット33を回転させて、スライドホルダ32を前方X1の側に移動させた状態としておく。次に、ベース10に固定された接続管5に、ボール止水栓6を接続する。すなわち、図2に示すように、接続管5の止水栓接続管部分62とボール止水栓6の第1管部22とを前後方向Xから同軸に当接させて、袋ナット72の雌ネジ73と第1管部22の雄ネジ28を螺合させる。
その後、ベース10に固定された逆止弁8とボール止水栓6との間に水道メータ7を配置する。すなわち、図1に示すように、水道メータ7の後方X2の接続管部分7bを逆止弁8の水道メータ受部78に嵌め込む。また、ボール止水栓6のスライドホルダ32の水道メータ受部44と、水道メータ7の前方X1の接続管部分7aとを同軸上に位置させる。しかる後に、第1ロックナット33を回転させて、スライドホルダ32を後方X2に移動させる。これにより、スライドホルダ32の水道メータ受部44と逆止弁8の水道メータ受部78との間の距離を接近させ、スライドホルダ32の水道メータ受部44と逆止弁8の水道メータ受部78との間に、水道メータ7を挟持する。
(水道メータユニット設置後のボール止水栓の交換)
水道メータユニット1は、図1に示すように、1次側配管2が接続管5に接続され、逆止弁8が2次側配管3に接続された状態で、水道管の途中に設置される。ここで、ボール止水栓6では、異物などが侵入した状態で開閉動作を行うと、ボール弁体25が損傷して、止水不能となることがある。止水不能となったボール止水栓6は交換の必要がある。
このような場合に、本例では、まず、接続管5の開閉弁9(ボール止水栓)を操作して当該接続管5の管路を閉じる。これにより、1次側配管2の側から水道メータユニット1に水が流入することを阻止する。次に、ボール止水栓6の第1ロックナット33を回転させて、スライドホルダ32を前方X1に移動させる。これにより、ボール止水栓6の水道メータ受部44が水道メータ7から離間した状態を形成する。
その後、接続管5の袋ナット72を回転させて、接続管5とボール止水栓6との接続を解除する。これにより、ボール止水栓6は水道メータ7と接続管5との間を前後方向Xに移動可能となる。従って、ボール止水栓6を水道メータ7および接続管5と干渉しない位置に移動させた後に、ボール止水栓6を水道メータユニット1の幅方向Yまたは上下方向Zに引き出して、ボール止水栓6を水道メータユニット1から取り外す。
しかる後に、新たなボール止水栓6を水道メータユニット1に取り付ける場合には、水道メータ7と接続管5との間にボール止水栓6を挿入する。その後、ベース10に固定された接続管5に、ボール止水栓6を取り付ける。すなわち、接続管5の止水栓接続管部分62とボール止水栓6の第1管部22とを前後方向Xから同軸に当接させて、袋ナット72の雌ネジ73と第1管部22の雄ネジ28を螺合させる。その後、ボール止水栓6のスライドホルダ32の水道メータ受部44と、水道メータ7の前方X1の接続管部分7aとを同軸上に位置させる。そして、第1ロックナット33を回転させて、スライドホルダ32を後方X2に移動させる。これにより、スライドホルダ32の水道メータ受部44と逆止弁8の水道メータ受部78との間の距離を接近させ、スライドホルダ32の水道メータ受部44と逆止弁8の水道メータ受部78との間に水道メータ7を挟持する。
(作用効果)
本例によれば、ボール止水栓6は接続管5と水道メータ7との間に着脱可能に接続される。また、水道メータユニット1を水道管の途中に設置する際には、1次側配管2は接続管5に接続され、2次側配管3は水道メータ7よりも下流側に位置する逆止弁8に接続される。さらに、ボール止水栓6はベース10に固定されていない。従って、水道メータユニット1を水道管の途中に設置した後であっても、水道メータユニット1からボール止水栓6を取り外すことが容易である。よって、ボール止水栓6が故障した場合などに、ボール止水栓6を交換することが容易である。
また、本例では、接続管5が当該接続管5の管路を開閉する開閉弁9を備える。従って、開閉弁9によって接続管5の管路を閉鎖して止水した後に、ボール止水栓6を交換できる。ここで、接続管5に開閉弁9を備えていなければ、1次側配管2に設けられている止水栓まで移動して、当該止水栓を操作して水道メータユニット1への水の流入を阻止する必要がある。これに対して、本例では、水道メータユニット1が設置されている場所から移動せずに接続管5よりも下流側の止水を行って、ボール止水栓6を交換できる。
ここで、上記の例では、接続管5は開閉弁9としてボール止水栓を備えるが、接続管5の管路を開閉できるものであれば、どのような開閉弁9を備えていてもよい。例えば、甲形止水栓、ニードル弁を備える止水栓、仕切弁を備える止水栓などを備えてもよい。なお、接続管5の開閉弁9は省略することもできる。
(その他の実施の形態)
図3は上記の水道メータユニット1を複数備える複合水道メータユニット90Aおよび複合水道メータユニット90Bの説明図である。複合水道メータユニット90A、90Bは、一本の1次側配管2と複数本の2次側配管3との間に設置される。図3(a)に示す複合水道メータユニット90Aでは、1次側配管2が複合水道メータユニットの幅方向Yから接続されている。図3(b)に示す複合水道メータユニット90Bでは、1次側配管が2複合水道メータユニットの前方X1から接続されている。なお、複合水道メータユニット90A、90Bを構成する各水道メータユニット1は上記の水道メータユニット1と対応する構成を備えるので、対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本例の複合水道メータユニット90A、90Bは4つの水道メータユニット1を備える。各水道メータユニット1は、それぞれのベース10の長手方向を同一の方向に向けて並列に配置されている。以下の説明では、各水道メータユニット1のベース10の長手方向を前後方向Xとし、ベース10の長手方向と直交する方向(ベース10の配列方向)を幅方向Y、前後方向Xおよび幅方向Yと直交する方向を上下方向Zとする。
複合水道メータユニット90A、90Bを構成する4つの水道メータユニット1は、それぞれの接続管5の上流端側部分に互いに連通する連通部分91を備える。
より詳細には、複合水道メータユニット90A、90Bにおいて、各水道メータユニット1の接続管5は、ベース10に固定されてベース10から前方X1に延びる小径接続管部分92と、小径接続管部分92の前端部分から幅方向Yに延びる大径接続管部分93を備える。そして、各水道メータユニット1の接続管5の大径接続管部分93は、1次側配管2が接続される上流端部分に互いに連通する連通部分91を備える。より具体的には、各水道メータユニット1の接続管5の大径接続管部分93の上流端は一本の共通管95(連通部分91)に纏められて1次側配管2に接続されている。
ここで、図3(a)に示す複合水道メータユニット90Aでは、共通管95(連通部分91)は、前後方向Xから見た場合に4つの水道メータユニット1から幅方向Yに外れた位置に設けられている。そして、共通管95(連通部分91)は幅方向Yに延びている。図3(b)に示す複合水道メータユニット90Bでは、共通管95(連通部分91)が4つの4つの水道メータユニット1の配列方向(幅方向Y)の中央に設けられている。共通管95(連通部分91)は前後方向Xに延びている。
また、複合水道メータユニット90A、90Bは、それぞれ共通管95(連通部分91)に当該共通管95の管路を開閉する開閉弁9を備える。複合水道メータユニット90A、90Bにおける開閉弁9はボール止水栓である。
本例の複合水道メータユニット90A、90Bでは、各水道メータユニット1のボール止水栓6がベース10に固定されていない。また、各水道メータユニット1において、ボール止水栓6は、接続管5および水道メータ7に着脱可能に接続されている。従って、いずれかの水道メータユニット1のボール止水栓6が破損した場合に、ボール止水栓6を交換することが容易である。
また、本例の複合水道メータユニット90A、90Bでは、1次側配管2に接続される各接続管5の上流端部分が一本の共通管95(連通部分91)に纏められており、この共通管95に開閉弁9を備える。従って、いずれかの水道メータユニット1のボール止水栓6が破損した場合に、開閉弁9によって共通管95の管路を閉鎖することにより、水が各水道メータユニット1を流通することを阻止できる。従って、複合水道メータユニット9
0A、90Bが設置されている場所から移動せずに接続管5よりも下流側の止水を行ってボール止水栓6を交換できる。
なお、複合水道メータユニット90A、90Bでは、各水道メータユニット1のベース10を一体とすることができる。換言すれば、複合水道メータユニット90A、90Bは、各水道メータユニット1のベース10を一体とした一つのベース部材を備えることができる。この場合、ベース部材は、各水道メータユニット1の接続管5を固定する4つの接続管保持部11を備えるとともに、各水道メータユニット1の逆止弁8を固定する4つの逆止弁保持部12を備えるものとすることができる。
また、複合水道メータユニット90A、90Bでは、各水道メータユニット1の接続管5における共通管95(連通部分91)よりも下流側に、その管路を開閉する開閉弁9を備えてもよい。例えば、各水道メータユニット1の接続管5における小径接続管部分92に開閉弁9を備えてもよい。このようにしても、複合水道メータユニット90A、90Bが設置されている場所から移動せずに接続管5よりも下流側の止水を行ってボール止水栓6を交換できる。
ここで、ボール止水栓6と水道メータ7とを着脱可能に接続する止水栓側着脱機構、および、接続管5とボール止水栓6とを着脱可能に接続する接続管側着脱機構は、上記の構成に限られるものではない。例えば、逆止弁8の管部分79に、着脱機構として、上記の止水栓側着脱機構31と同様の構成(スライドホルダ32と当該スライドホルダ32を前後方向Xに進退させる第1ロックナット33とを備える構成)の着脱機構を備える場合には、ボール止水栓6は、止水栓側着脱機構として、第2管部23に水道メータ受部44を備える構成とすることができる。
また、接続管5の止水栓接続管部分62に、接続管側着脱機構として、上記の止水栓側着脱機構31と同様の構成(スライドホルダ32と当該スライドホルダ32を前後方向Xに進退させる第1ロックナット33とを備える構成)を備えることもできる。この場合には、スライドホルダ32の後端面に水道メータ受部44と同様の構成の受部を設け、この受部によってボール止水栓6の第1管部22の前方X1の端部を受けるものとすることができる。また、この場合にも、ボール止水栓6は、止水栓側着脱機構として、第2管部23に水道メータ受部44を備える構成を採用できる。
1・・・水道メータユニット(メータユニット)
2・・・1次側配管
3・・・2次側配管
5・・・接続管
6・・・ボール止水栓(止水栓)
7・・・水道メータ(流量メータ)
8・・・逆止弁
9・・・開閉弁
10・・・ベース
31・・・止水栓側着脱機構
69・・・接続管側着脱機構
90A・90B・・・複合水道メータユニット(複合メータユニット)
91・・・連通部分
S・・・流通方向

Claims (9)

  1. 1次側配管と2次側配管との間に設置され、前記1次側配管から前記2次側配管に流れる流体の流通方向の上流側から下流側に向かって止水栓、流量メータおよび逆止弁をこの順に備えるメータユニットにおいて、
    前記止水栓よりも上流側に配置される接続管と、
    前記接続管および前記逆止弁が固定されたベースと、を有し、
    前記流量メータは、前記逆止弁に接続され、
    前記止水栓は、前記ベースに固定されておらず、前記接続管と前記流量メータとの間において当該接続管および当該流量メータに着脱可能に接続され、
    前記接続管が前記1次側配管に接続され、前記逆止弁が前記2次側配管に接続されることを特徴とするメータユニット。
  2. 請求項1において、
    前記止水栓は、当該止水栓と前記流量メータとを着脱可能に接続するための止水栓側着脱機構を備えることを特徴とするメータユニット。
  3. 請求項1または2において、
    前記接続管は、当該接続管と前記止水栓とを着脱可能に接続するための接続管側着脱機構を備えることを特徴とするメータユニット。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれか一項において、
    前記接続管は、当該接続管の管路を開閉する開閉弁を備えることを特徴とするメータユニット。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれか一項において、
    前記止水栓は、ボール止水栓であることを特徴とするメータユニット。
  6. 一本の1次側配管と複数本の2次側配管との間に配置される複合メータユニットにおいて、
    請求項1に記載のメータユニットを前記2次側配管の数に対応する数有し、
    前記複数のメータユニットは、それぞれの前記接続管の上流端側部分に互いに連通する連通部分を備え、前記連通部分が前記1次側配管に接続され、
    前記複数のメータユニットの前記逆止弁は、それぞれ前記複数本の2次側配管のそれぞれに接続されることを特徴とする複合メータユニット。
  7. 請求項6において、
    前記連通部分は、当該連通部分の管路を開閉する開閉弁を備えることを特徴とする複合メータユニット。
  8. 請求項6において、
    各メータユニットは、前記接続管における前記連通部分よりも下流側に当該接続管の管路を開閉する開閉弁を備えることを特徴とする複合メータユニット。
  9. 請求項6、7または8において、
    各メータユニットの前記ベースは、一体とされて一つのベース部材を構成していることを特徴とする複合メータユニット。
JP2016078593A 2016-04-11 2016-04-11 メータユニットおよび複合メータユニット Pending JP2017190559A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016078593A JP2017190559A (ja) 2016-04-11 2016-04-11 メータユニットおよび複合メータユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016078593A JP2017190559A (ja) 2016-04-11 2016-04-11 メータユニットおよび複合メータユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017190559A true JP2017190559A (ja) 2017-10-19

Family

ID=60084561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016078593A Pending JP2017190559A (ja) 2016-04-11 2016-04-11 メータユニットおよび複合メータユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017190559A (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52144825A (en) * 1976-05-28 1977-12-02 Maezawa Kiyuusou Kougiyou Kk Water tap with subbtaps
US4614113A (en) * 1985-04-01 1986-09-30 Mueller Co. Water meter service installation
JP2002021124A (ja) * 2000-07-10 2002-01-23 Maezawa Kyuso Industries Co Ltd ユニットフレームと流量計測メーターユニット
JP2002349726A (ja) * 2001-05-23 2002-12-04 Kubota Corp 制御弁内蔵形遮断弁
JP2006348516A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Kurimoto Shoji Kk 量水器用ユニットベース
JP2008175802A (ja) * 2006-12-18 2008-07-31 Nippo Valve Co Ltd 水道メータ取付け用ユニット
JP2013076292A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Tabuchi Corp 複式メータユニット
JP3191037U (ja) * 2014-03-25 2014-06-05 株式会社日邦バルブ メータユニット及び該メータユニットのメータボックスへの取付け構造
JP2016030981A (ja) * 2014-07-30 2016-03-07 株式会社タブチ 給水構造

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52144825A (en) * 1976-05-28 1977-12-02 Maezawa Kiyuusou Kougiyou Kk Water tap with subbtaps
US4614113A (en) * 1985-04-01 1986-09-30 Mueller Co. Water meter service installation
JP2002021124A (ja) * 2000-07-10 2002-01-23 Maezawa Kyuso Industries Co Ltd ユニットフレームと流量計測メーターユニット
JP2002349726A (ja) * 2001-05-23 2002-12-04 Kubota Corp 制御弁内蔵形遮断弁
JP2006348516A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Kurimoto Shoji Kk 量水器用ユニットベース
JP2008175802A (ja) * 2006-12-18 2008-07-31 Nippo Valve Co Ltd 水道メータ取付け用ユニット
JP2013076292A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Tabuchi Corp 複式メータユニット
JP3191037U (ja) * 2014-03-25 2014-06-05 株式会社日邦バルブ メータユニット及び該メータユニットのメータボックスへの取付け構造
JP2016030981A (ja) * 2014-07-30 2016-03-07 株式会社タブチ 給水構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9032997B2 (en) Fluid coupling
RU2553675C2 (ru) Узел клапана
CN109296861B (zh) 一种盲插浮动流体连接器
JP2012241792A (ja) 管継手
US20130032222A1 (en) Stackable shuttle valve
US8191575B2 (en) Double poppet quick connect
US9644351B2 (en) Inlet water pipe
US9091352B2 (en) Flow path opening/closing valve
US2850297A (en) Quick detachable coupler
US3007485A (en) Non-return valves
JP2017190559A (ja) メータユニットおよび複合メータユニット
US20100230624A1 (en) Ball valve with a flat mounting face
US20160369908A1 (en) Ball Valve Assembly
JP2019138309A (ja) 封止プラグ
JP2007297910A (ja) 水道用メータユニット
JP2013170676A (ja) 管継手の離脱防止構造
KR100570344B1 (ko) 수도꼭지와 배관의 연결구조물
JP2005291328A (ja) 弁脱着用治具
JPH03147941A (ja) 水道用メータの取付装置
CN211624513U (zh) 一种360度旋转防脱落管道连接结构
NO325735B1 (no) Hydraulisk undervanns-koblingselement
KR20110010529A (ko) 역류방지 장치를 구비한 수도계량기
KR20200105649A (ko) 안전 커플러 및 소켓
JP7147474B2 (ja) 変換プラグ
DK201700023U3 (da) Valve Assembly

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200602

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20201201