JP2017188960A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手がよい電子機器を提供する。【解決手段】電子機器は、外部機器を操作するための電子機器であって、ユーザが操作を行うタイミングを検知する検知部(19)と、周囲の環境に関する環境情報を取得する第1取得部(19)と、前記外部機器の設定に関する設定情報を取得する第2取得部(14,19)と、前記タイミングを検知した場合に、前記設定情報と、前記環境情報とに基づいて、前記ユーザの次の操作を予測する予測部(19)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器に関する。
従来より、テレビやエアコンなどのリモコンを暗い場所で操作する場合に、誤操作を防止する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−94653号公報
しかしながら、従来の技術は、複数のキーをバックライトによって点灯させるため、ユーザが間違ったキーを操作してしまう可能性があった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、使い勝手がよい電子機器を提供することを目的とする。
本発明の電子機器(10)は、外部機器(20)を操作するための電子機器であって、ユーザが操作を行うタイミングを検知する検知部(19)と、周囲の環境に関する環境情報を取得する第1取得部(19)と、前記外部機器の設定に関する設定情報を取得する第2取得部(14,19)と、前記タイミングを検知した場合に、前記設定情報と、前記環境情報とに基づいて、前記ユーザの次の操作を予測する予測部(19)と、を備える。
この場合において、本発明の電子機器は、前記ユーザの操作を受け付ける操作部(12)と、前記操作部において前記予測部が予測した操作に対応する操作部材(121)を前記ユーザに報知する報知部(19)と、を備えていてもよい。この場合において、前記報知部は、前記予測部が予測した操作に対応する操作部材の態様と、他の操作部材の態様とを異ならせることとしてもよい。この場合において、前記報知部は、発光部材(122)を用いて前記予測部が予測した操作に対応する操作部材を前記ユーザに報知することとしてもよいし、前記操作部はタッチパネルであり、前記報知部は、前記予測部が予測した操作に対応する操作部材の表示を変更することとしてもよい。
また、本発明の電子機器において、前記予測部は、前記ユーザが行った操作の履歴情報と、前記設定情報と、前記環境情報とに基づいて、前記ユーザの次の操作を予測することとしてもよい。この場合において、前記履歴情報は、前記ユーザが行った操作と、該操作を行ったときの周囲の環境および前記外部機器の設定と、を関連付けた情報であることとしてもよい。この場合において、前記履歴情報は、前記外部機器の設定の変更に関する情報を有し、前記予測部は、前記設定の変更に関する情報に基づいて、前記ユーザの次の操作を予測することとしてもよい。
また、本発明の電子機器は、操作を行うユーザを特定する情報を取得する第3取得部(11)を備え、前記履歴情報は、ユーザと操作履歴とを関連付けて保持し、前記予測部は、前記第3取得部で取得した情報に基づき特定したユーザに関連付けられた前記操作履歴に基づいて、前記ユーザの次の操作を予測することとしてもよい。また、本発明の電子機器において、前記第1取得部は、前記外部機器との通信により前記外部機器から前記環境情報を取得することとしてもよい。また、本発明の電子機器において、前記第1取得部は、温度センサ(17)および湿度センサ(19)の少なくともいずれかから前記環境情報を取得することとしてもよい。
なお、本発明をわかりやすく説明するために、上記においては一実施形態を表す図面の符号に対応つけて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、後述の実施形態の構成を適宜改良しても良く、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させても良い。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
本発明は、使い勝手がよい電子機器を提供できるという効果を奏する。
一実施形態に係る電子機器システムの構成を示す図である。 リモコンの一例を示す図である。 リモコンの制御部が実行する操作履歴蓄積処理の一例を示すフローチャートである。 図4(A)〜図4(C)は、リモコンの記憶部が記憶する操作履歴テーブルの一例を示す図である。 リモコンの制御部が実行する操作部材報知処理の一例を示すフローチャートである。 図6(A)および図6(B)は、図5の処理を説明するための図である。 図7(A)〜図7(C)は、リモコンの変形例を示す図である。
以下、一実施形態について、図1〜図6(B)に基づいて、詳細に説明する。図1には、一実施形態にかかる電子機器システム500の構成がブロック図にて示されている。
電子機器システム500は、図1に示すように、エアコン20と、エアコン20を操作するためのリモートコントローラ(以下、リモコンと記載する)10と、を備える。
(エアコン20)
エアコン20は、図1に示すように、通信部21と、制御部24と、を備える。
通信部21は、後述するリモコン10の通信部14と通信を行い、エアコン20の設定に関する設定情報をリモコン10に送信したり、リモコン10から操作指示を受け付けたりする。
制御部24は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、リモコン10から受け付けた操作指示に基づいて、エアコン20全体を制御する。
(リモコン10)
リモコン10は、図1および図2に示すように、指紋取得部11と、操作部12と、表示部13と、通信部14と、記憶部15と、時計部16と、温度センサ17と、湿度センサ18と、制御部19と、を備える。
指紋取得部11は、例えば、リモコン10の一部(例えば、側面)であってユーザの指が接触する位置に設けられ、リモコン10を操作しているユーザの指紋を取得し、制御部19に出力する。
操作部12は、エアコン20に対する操作をユーザから受け付ける。操作部12は、図1および図2に示すように、複数の操作部材121a〜121fと、当該複数の操作部材121a〜121fと対応する複数の発光部材122a〜122fと、を備える。なお、以後、特に区別する必要のない限り、複数の操作部材121a〜121fを操作部材121と記載し、複数の発光部材122a〜122fを発光部材122と記載し、説明を行う。なお、操作部材121および発光部材122の数は、適宜設定すればよい。
複数の操作部材121のそれぞれには、エアコン20に対する操作が対応付けられている。例えば、操作部材121aには、エアコン20の電源を入れる操作が対応付けられている(図2参照)。また、例えば、操作部材121dには、エアコン20の設定温度を上げる操作が対応付けられている(図2参照)。
発光部材122は、ユーザが操作すると予測された操作部材121を報知するためのものであり、本実施形態においては、図2に示すように操作部材121の周囲を取り囲んで配置されている。発光部材122は、後述する制御部19の制御に基づき発光し、ユーザが操作すると予測された操作部材121をユーザに報知する。
表示部13は、例えば、液晶ディスプレイであり、図2に示すように、エアコン20の運転モードや、エアコン20の風量、設定温度等を表示する。なお、表示部13に表示される情報は、適宜設定すればよい。
通信部14は、エアコン20の通信部21と通信を行い、ユーザから受け付けた操作指示をエアコン20に送信したり、エアコン20の設定に関する設定情報をエアコン20から受信したりする。
記憶部15は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性の半導体メモリや、ハードディスクドライブであり、リモコン10を操作しているユーザを識別するために使用されるユーザ毎の指紋情報を記憶したり、リモコン10の操作履歴(詳細は後述する)をユーザ毎に記憶したりする。
時計部16は、時刻情報を制御部19に出力する。温度センサ17は、リモコン10の周囲の温度を検出し、制御部19に出力する。湿度センサ18は、リモコン10の周囲の湿度を検出し、制御部19に出力する。
制御部19は、CPU、RAM、およびROM等を備え、リモコン10全体を制御する。
次に、制御部19が実行するリモコン10の操作履歴の蓄積処理(操作履歴蓄積処理)について説明する。
(操作履歴蓄積処理)
図3は、リモコン10の制御部19が実行する操作履歴蓄積処理の一例を示すフローチャートである。本実施形態では、図3の処理は、エアコン20の電源がオフされている状態において、ユーザがエアコン20の電源を入れるために、操作部材121aを操作すると開始される。
図3の処理では、まず、制御部19は、ステップS11において、リモコン10の操作を行った操作者を特定する。具体的には、制御部19は、指紋取得部11から入力した指紋と、記憶部15に記憶されたユーザ毎の指紋情報とを比較し、リモコン10の操作を行った操作者を特定する。
次いで、ステップS13において、制御部19は、現在の時刻を時計部16から取得し、ステップS15に移行する。
ステップS15に移行すると、制御部19は、周囲の環境情報を取得する。本実施形態では、制御部19は、リモコン10の周囲の温度と湿度、すなわち、リモコン10を操作しているユーザの周囲の温度と湿度とを、温度センサ17と湿度センサ18とから取得する。
次いで、ステップS17において、制御部19は、エアコン20の設定情報を取得する。本実施形態では、制御部19は、エアコン20の運転モード(暖房運転、冷房運転)と、設定温度と、を制御部24から取得する。
ステップS19に移行すると、制御部19は、ステップS11〜S17で取得した情報に基づいて、操作履歴テーブルを更新する。本実施形態では、図4(A)に示すように、操作履歴テーブルは、操作者、電源状態、環境情報、設定情報、時刻情報、および操作内容の項目を備える。操作者の項目には、リモコン10を操作したユーザ名が格納される。電源状態の項目には、リモコン10が操作されたときのエアコン20の電源の状態(オン/オフ)が格納される。環境情報の項目には、リモコン10が操作されたときのユーザの周囲の温度および湿度が格納される。設定情報の項目には、リモコン10が操作されたときのエアコン20の運転モードと設定温度とが格納される。時刻情報の項目には、リモコン10が操作された時刻が格納される。操作内容の項目には、ユーザがエアコン20に対して行った操作の内容が確認される。
ここで、温度が28度、湿度が40%のエアコン20が設置された室内において、ユーザAが、19時に、エアコン20の電源を入れようと操作部材121aを操作したとする。この場合、図3のステップS11〜S17の処理によって、図4(A)に示すように、操作者の項目には“ユーザA”が格納され、時刻情報の項目には“19:00”が格納され、環境情報の温度の項目には“28度”が格納され、湿度の項目には“40%”が格納され、操作内容の項目には“電源オン”が格納される。また、ユーザがリモコン10を操作したときに、エアコン20は電源がオフされていたので、電源状態の項目には“オフ”が格納される。なお、本実施形態では、電源状態が“オフ”だった場合には、操作履歴テーブルに設定情報を格納しないものとする。
図3に戻り、制御部19は、ステップS19において操作履歴テーブルを更新した後、ステップS21において、エアコン20に対する操作を受け付けたか否かを判断する。具体的には、制御部19は、操作部材121が操作されたか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合、制御部19は、ユーザから操作を受け付けるまでステップS21の判断を繰り返す。そして、ユーザから操作を受け付けた段階で、制御部19は、ステップS23に移行する。
ステップS23に移行すると、制御部19は、ステップS21で受け付けた操作が、エアコン20の電源をオフする操作であったか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合、制御部19は、ステップS25に移行する。
そして、制御部19は、ステップS11〜S19の処理と同様に、ステップS25〜ステップS33の処理を実行する。ここで、例えば、ユーザBが、20時に、冷房運転を行っていたエアコン20の設定温度を25度から23度に変更したとする。また、このときの室温が26度、湿度が40%であったとする。この場合、制御部19は、図4(B)の操作履歴テーブルの2つ目のレコードに示すように、操作者の項目に“ユーザB”を格納し、電源状態の項目に“オン”を格納し、環境情報の温度の項目に“26度”を格納し、湿度の項目に“40%”を格納し、設定情報の運転モードの項目に“冷房運転”を格納し、設定温度の項目に“25度”を格納し、時刻情報の項目に“20:00”を格納し、操作内容の項目に、設定温度の変更を表す“25度→23度”を格納する。
図3に戻り、ステップS33の処理が終了すると、制御部19は、ステップS21に戻る。
ところで、ステップS23において、ユーザから受け付けた操作がエアコン20の電源をオフする操作であった場合には、制御部19は、ステップS35に移行する。
そして、制御部19は、ステップS11〜S19の処理と同様に、ステップS35〜ステップS43の処理を実行し、図3の処理を終了する。ここで、ユーザAが、23時に、エアコン20の電源をオフする操作を行ったとする。また、このときのエアコン20が設置された部屋の温度が23度、湿度が35%であったとする。この場合、制御部19は、図4(C)の操作履歴テーブルの3つ目のレコードに示すように、操作者の項目に“ユーザA”を格納し、電源状態の項目に“オン”を格納し、環境情報の温度の項目に“23度”を格納し、湿度の項目に“35%”を格納し、設定情報の運転モードの項目に“冷房運転”を格納し、設定温度の項目に“23度”を格納し、時刻情報の項目に“23:00”を格納し、操作内容の項目に、電源をオフする操作を表す“電源オフ”を格納する。
以上のようにして、ユーザの周囲の環境情報(温度、湿度)と、エアコン20の設定情報(運転モード、設定温度)と、ユーザが行った操作の内容とが関連付けられて、ユーザごとに操作履歴テーブルに格納される。制御部19は、図3の処理を繰返し実行することにより、リモコン10の操作履歴をユーザごとに操作履歴テーブルに蓄積することができる。なお、以後、便宜上、図4(C)に示す3レコードが蓄積された操作履歴テーブルを用いて説明を行うが、操作履歴テーブルに蓄積されるレコード数は3レコードに限られない。
次に、上記の操作履歴テーブルを用いて、制御部19が実行する操作部材121の報知処理(操作部材報知処理)について説明する。
(操作部材報知処理)
図5は、制御部19が実行する操作部材報知処理の一例を示すフローチャートである。リモコン10の制御部19は、図5の処理を常時実行する。
図5の処理では、まず、ステップS101において、制御部19は、ユーザがリモコン10の操作を行うタイミングを検知したか否かを判断する。具体的には、制御部19は、ユーザがリモコン10を操作するためにリモコン10を把持した場合や、ユーザがリモコン10を操作しようとする動作を行った場合に、ユーザがリモコン10の操作を行うタイミングを検知したと判断する。ここで、制御部19は、例えば、リモコン10に設けられた不図示の加速度センサからの出力がしきい値以上であった場合に、ユーザがリモコン10を操作するためにリモコン10を把持したと判断できる。また、制御部19は、例えば、リモコン10に設けられた不図示の赤外線センサや振動センサによりリモコン10の周囲の変化を検知した場合や、不図示のマイクによってユーザがリモコン10を探している音声を入力した場合に、ユーザがリモコン10を操作しようとする動作(例えば、ユーザが手探りでリモコン10を探している)を行ったと判断する。
ステップS101の判断が否定された場合には、制御部19は、ユーザがリモコン10の操作を行うタイミングを検知するまで、ステップS101の判断を繰り返す。そして、制御部19は、ユーザがリモコン10の操作を行うタイミングを検知し、ステップS101の判断が肯定されると、ステップS103に移行する。
ステップS103に移行すると、制御部19は、エアコン20の電源がオンされているか否かを判断する。例えば、制御部19は、エアコン20の電源状態をエアコン20から受信することにより、エアコン20の電源がオン状態にあるか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合、制御部19は、ステップS117に移行する。
ステップS117に移行すると、制御部19は、エアコン20の電源をオンするための操作部材121をユーザに報知する。具体的には、制御部19は、図6(A)に示すように、エアコン20の電源をオンするための操作部材121aに対応して設けられた発光部材122aを発光させる(ハッチングで図示)ことにより、ユーザに操作部材121aを報知する。これにより、ユーザは、暗い場所であっても、エアコン20の電源をオンするための操作部材121aを認識することができ、ユーザの利便性が高まる。また、ユーザは、他の操作部材121を間違えて操作してしまう事態を避けることができ、リモコン10の使い勝手がよくなる。ステップS117の処理を終了すると、制御部19は、ステップS101に戻る。
ところで、ステップS103の判断が肯定された場合、すなわち、エアコン20の電源がオンされている場合には、制御部19は、ステップS105に移行する。
ステップS105に移行すると、制御部19は、リモコン10の操作者を特定し、ステップS107に移行する。具体的には、制御部19は、リモコン10を把持したユーザの指紋を指紋取得部11から取得し、記憶部15に記憶されているユーザ毎の指紋情報と比較することによって、リモコン10の操作者を特定する。なお、ユーザがリモコン10を把持していない場合(リモコン10を手探りで探している場合)には、本ステップS105を行わず、ステップS107に移行してもよい。
ステップS107に移行すると、制御部19は、現在の時刻情報を時計部16から取得する。
次いで、ステップS109において、制御部19は、環境情報を取得する。本実施形態では、制御部19は、リモコン10の周囲、すなわち、リモコン10を操作しているユーザの周囲の温度と湿度とを、温度センサ17と湿度センサ18とから取得する。
次いで、ステップS111おいて、制御部19は、エアコン20の設定情報を取得する。本実施形態では、制御部19は、エアコン20の運転モード(暖房運転、冷房運転)と、設定温度と、をエアコン20の制御部24から取得する。
続くステップS113において、制御部19は、ステップS105〜S111で取得した情報に基づき、リモコン10を操作するユーザ(操作者)が行う操作を予測する。具体的には、制御部19は、リモコン10の操作者、ステップS105〜S111で取得した時刻情報、環境情報、および設定情報と一致するレコードを操作履歴テーブル(図4(C)参照)から抽出する。一致するレコードがない場合には、制御部19は、操作者と、運転モードとが一致し、時刻情報、環境情報(温度、湿度)、および設定温度とが類似するレコードを、操作履歴テーブル(図4(C)参照)から抽出する。そして、制御部19は、当該抽出したレコードの操作内容の項目に格納された操作を、ユーザがこれから行う操作であると予測する。例えば、リモコン10の周囲の温度が27度、湿度が40%であり、冷房運転を行っているエアコン20の設定温度が25度であったとする。このとき、19時50分に、ユーザBがリモコン10を把持したとする。この場合、リモコン10の操作者(ユーザB)、時刻情報(19:50)、環境情報(27度、40%)、および設定情報(冷房運転、25度)と一致するレコードは、図4(C)に示す操作履歴テーブルにはない。そこで、制御部19は、リモコン10の操作者(ユーザB)と、エアコン20の運転モード(冷房運転)とが一致し、時刻情報(19:50)、環境情報(27度、40%)、および設定温度(25度)とが類似するレコードとして、図4(C)の操作履歴テーブルにおける3つ目のレコードを抽出する。当該レコードの操作内容の項目には、設定温度を25度から23度に変更した操作が格納されているため、制御部19は、ユーザがこれから行う操作が、設定温度を下げる操作であると予測する。
なお、上記のステップS113において、制御部19は、例えば、操作者と運転モードとが一致し、操作履歴テーブルの温度(環境情報)、湿度(環境情報)、設定温度(設定情報)、および時刻情報の項目に格納された値と、ステップS107〜S111で取得した値との差が、それぞれ所定の範囲内にあるレコードを、類似するレコードとして抽出すればよい。この場合において、全ての項目において、操作履歴テーブルに格納された値と制御部19が取得した値との差が所定の範囲内にある必要はなく、例えば、レコードを抽出する際に優先する項目を予め設定しておき、当該項目における操作履歴テーブルに格納された値と、制御部19が取得した値との差が所定の範囲内にあれば、制御部19は、当該レコードを抽出することとしてもよい。例えば、環境情報の温度の項目が優先する項目として予め設定されている場合には、制御部19は、ステップS109で取得した温度の値と操作履歴テーブルの温度の項目に格納された値との差の絶対値が、所定の範囲内(例えば、2度以内)にあるレコードを抽出し、ユーザの操作を予測すればよい。また、操作履歴テーブルに格納された値と制御部19が取得した値との差が所定の範囲内にあるレコードが複数ある場合には、差がより小さいレコードを抽出してユーザの操作を予測してもよいし、複数のレコードに基づき複数の操作を予測してもよい。また、制御部19は、ステップS105において、操作者を特定できなかった場合には、運転モードが一致し、時刻情報、環境情報、および設定温度とが一致または類似するレコードを用いて、ユーザの操作を予測すればよい。また、制御部19は、操作者が一致していなくとも、運転モードが一致し、時刻情報、環境情報、および設定温度とが一致または類似するレコードを用いて、ユーザの操作を予測してもよい。
図5に戻り、続くステップS115において、制御部19は、ステップS113で予測した操作を行うための操作部材121をユーザに報知し、ステップS101に戻る。具体的には、制御部19は、予測した操作を行うための操作部材121に対応して設けられた発光部材122を発光させることにより、ユーザに操作部材121を報知する。例えば、制御部19がステップS113で予測した操作が、設定温度を下げる操作であった場合には、制御部19は、図6(B)に示すように、設定温度を下げるための操作部材121cに対応して設けられた発光部材122cを発光させる(ハッチングで図示)ことにより、操作部材121cをユーザに報知する。これにより、暗い場所であっても、ユーザは操作対象となる操作部材121cの場所を認識することができ、ユーザの利便性が高まる。また、ユーザは、他の操作部材121を間違えて操作してしまう事態を避けることができ、リモコン10の使い勝手がよくなる。なお、制御部19は、ステップS113において、ユーザが次に行う操作として複数の操作を予測した場合には、当該複数の操作にそれぞれ対応する複数の操作部材121をユーザに報知してもよい。
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、エアコン20を操作するためのリモコン10の制御部19は、周囲の環境情報(温度、湿度)を温度センサ17および湿度センサ18を用いて取得し、通信部14を用いてエアコン20の設定情報を取得し、ユーザが操作を行うタイミングを検知し、当該タイミングを検知した場合に、設定情報と、環境情報とに基づいて、ユーザの次の操作を予測するので、当該予測に基づく制御を行うことで、リモコン10の使い勝手を向上させることができる。
また、本実施形態において、リモコン10は、ユーザの操作を受け付ける操作部12を備え、制御部19は、操作部12において制御部19が予測した操作に対応する操作部材121を発光部材122を用いてユーザに報知する。これにより、ユーザは、これからユーザが操作すべき操作部材121と、他の操作部材121とを区別できるため、リモコン10の使い勝手が向上する。さらに、ユーザは、他の操作部材121を誤って操作してしまう事態を避けることができる。また、暗い中でも、ユーザは操作すべき操作部材121の場所を認識することができるので、この点からもユーザの利便性が向上する。
また、本実施形態において、制御部19は、ユーザが行った操作と、該操作を行ったときの周囲の環境およびエアコン20の設定と、を関連付けた操作履歴テーブルと、リモコン10に対する操作が行われるときのエアコン20の設定情報と、環境情報とに基づいて、ユーザの次の操作を予測する。これにより、ユーザの周囲の環境に合わせてユーザの次の操作を的確に予測することができる。
また、本実施形態において、操作履歴テーブル(図4(C)参照)は、エアコン20の設定の変更に関する情報を有し、制御部19は、設定の変更に関する情報に基づいて、ユーザの次の操作を予測するため、設定の変更を行う操作に対応する操作部材121をユーザに報知することが可能となる。
また、リモコン10は、操作を行うユーザを特定する情報を取得する指紋取得部11を備え、操作履歴テーブルは、ユーザと操作履歴とを関連付けて保持し、制御部19は、指紋取得部11で取得した情報に基づき特定したユーザに関連付けられた操作履歴に基づいて、ユーザの次の操作を予測するため、ユーザごとの特徴を考慮して、ユーザの次の操作を予測することができる。また、ユーザごとの特徴を考慮した適切な操作部材121をユーザに報知することができる。例えば、エアコン20が設定温度25度で冷房運転をしていた場合の室温が24度であるとき、ユーザAは、暑がりなためエアコン20の設定温度を下げるが、ユーザBは寒がりなため、エアコン20の設定温度を上げるとする。この場合、制御部19は、ユーザAがリモコン10を把持すれば、設定温度を下げるための操作部材121をユーザAに報知し、ユーザBがリモコン10を把持すれば、設定温度を上げるための操作部材121をユーザBに報知することができる。これにより、ユーザAおよびユーザBには、ユーザAおよびユーザBの特徴(暑がり、寒がり)を考慮した操作部材121が提案されるので、リモコン10の使い勝手がよくなる。
(変形例)
なお、上記実施形態では、操作部材121の周囲に発光部材122を配置していたが、これに限られるものではない。例えば、図7(A)に示すように、発光部材122を、操作部材121の下側に配置してもよいし、あるいは、制御部19は、操作部材121そのものを発光させてもよい。
また、上記実施形態では、操作部12は、操作部材121と発光部材122とを備えていたが、これに限られるものではない。例えば、操作部12は、図7(B)に示されるような表示部13上に組み付けられたタッチパネルであってもよい。この場合、制御部19は、図7(B)に示すように、予測した操作に対応する操作部材121(図7(B)では121c)の表示を、他の操作部材121よりも大きく表示することにより、予測した操作に対応する操作部材121を報知してもよい。また、制御部19は、図7(C)に示すように、表示部13に予測した操作に対応する操作部材121のみを表示してもよい。これにより、ユーザが、誤って他の操作部材121を操作してしまう事態を確実に防止することができる。また、制御部19は、操作部12がタッチパネルであっても、上記実施形態のように、予測した操作に対応する操作部材121の周囲や、操作部材121そのものを発光させて、操作部材121を報知してもよい。なお、制御部19が予測した操作と、ユーザが行いたい操作とが異なる場合には、ユーザの所定の動作(例えば、リモコン10を複数回振る等)に応じて、操作部材121の表示を通常の表示に戻すようにしてもよい。
なお、上記実施形態において、制御部19は、指紋取得部11から取得したユーザの指紋に基づいて、操作者を特定していたが、これに限られるものではない。例えば、電子機器システム500が、カメラを備え、当該カメラが撮像した画像に基づいて、公知の顔認識技術、個人認証技術により、制御部19は、リモコン10の操作者を特定してもよい。また、上記実施形態において、制御部19は、リモコン10を操作したユーザを特定していたが、操作者の性別を特定し、当該性別の情報を操作者の情報として操作履歴テーブルに格納してもよい。
また、上記実施形態において、制御部19は、操作履歴テーブルを用いて、ユーザが次に行う操作を予測していたが、これに限られるものではない。例えば、制御部19は、操作履歴テーブルに蓄積されたデータから、操作の傾向を分析し、当該操作の傾向に基づいてユーザが次に行う操作を予測してもよい。具体的には、制御部19は、操作履歴テーブルに蓄積されたデータから、「○時から○時までの間、○○のときは、○○という操作がされる」といった傾向を分析し、当該分析結果を記憶部15に記憶された所定のテーブルに記憶する。そして、制御部19は、当該テーブルと、操作者、時刻情報、環境情報、および設定情報とから、ユーザが次に行う操作を予測すればよい。
また、上記実施形態において、制御部19は、環境情報をリモコン10が備える温度センサ17および湿度センサ18を用いて取得していたが、温度センサおよび湿度センサをエアコン20側に設けてもよい。この場合、制御部19は、通信部14を介して、エアコン20から温度情報および湿度情報を取得すればよい。また、リモコン10およびエアコン20の両方に温度センサと湿度センサとを設け、制御部19は、両者の平均値を環境情報として使用してもよい。
また、上記実施形態では、主に、電源のオン/オフ操作と、設定温度の変更操作について説明したがこれに限られるものではない。上記実施形態は、エアコン20の風量の切り替え操作、運転モードの切り替え操作等の他の操作についても適用できる。
また、上記実施形態では、エアコン20を操作するリモコン10について説明したが、これに限られるものではない。上記実施形態は、テレビ、照明、音楽再生機器等を操作するリモコンについても適用可能である。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
10 リモコン
11 指紋取得部
12 操作部
14 通信部
17 温度センサ
18 湿度センサ
20 エアコン
121 操作部材
122 発光部材

Claims (1)

  1. 外部機器を操作するための電子機器であって、
    ユーザが操作を行うタイミングを検知する検知部と、
    周囲の環境に関する環境情報を取得する第1取得部と、
    前記外部機器の設定に関する設定情報を取得する第2取得部と、
    前記タイミングを検知した場合に、前記設定情報と、前記環境情報とに基づいて、前記ユーザの次の操作を予測する予測部と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
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