JP2017188308A - 直管蛍光ランプ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、量産性を確保しつつ、口金内部に充填した接着剤を硬化させた際に、接着剤が口金外部まで漏れ出し外観を損ねることがなく、且つ蛍光ランプ同士の衝突による蛍光ランプの機械的強度の劣化と外観を損ねない蛍光ランプの提供を目的とする。【解決手段】ガラス管と、該ガラス管の両端部に口金と、を有した直管蛍光ランプにおいて、前記口金の金属シェル側面に円周上の凹みを設け、前記凹みより端部に位置に充填し硬化させ、前記ガラス管と前記口金とを強固に固定した接着剤を有する。【選択図】図3
Description
本発明は直管蛍光ランプに関するものである。
直管蛍光ランプの外郭は、透光性外被として円筒状の透明なガラス管の両端部に電極を封着し、電極を覆うようにガラス管と直管蛍光ランプ用口金を取り付けた構成になっている。直管蛍光ランプ用口金は、例えば特許文献1によると、フェノール樹脂やバルカナイズドファイバーなどからなる絶縁材に真鍮などからなる口金ピンをかしめて固定したものを、アルミなどからなる金属シェルに固定した構造になっている。ガラス管と口金の金属シェルは接着剤によって機械的に強固に固定されている。一般的な金属シェルのガラス管挿入部は、金属シェルとガラス管との接着強度の確保、ガラス管の挿入を容易にすること、及び金属シェルの挿入部形状をガラス管の形状に出来る限り合わせることで口金とガラス管の曲がりを防止することを目的としてフレア形状になっている。
ガラス管と口金との接着方法は、例えば特許文献2によると、加熱硬化型の接着剤を口金の金属シェル内面に充填し、ガラス管の両端部に接着剤が充填された口金を組込み、専用の口金焼付装置を使用して接着剤を加熱し、ガラス管と口金とを強固に固定する。接着剤は、ガラス管と口金とを接着した後は、外部からは見えないようになっている。
しかしながら上記のようなガラス管挿入部が広がっている金属シェルを特徴とした直管蛍光ランプ用口金と加熱硬化の接着方法の組合せでは、金属シェルの内面に充填した接着剤を硬化させたときに接着剤が発泡して膨張し、金属シェルのガラス管挿入部が広がっているために接着剤が口金の外部まで漏れ出しやすく、接着剤が口金の外部で硬化してしまうことが頻発し、蛍光ランプの外観を損ねてしまう課題があった。
また、金属シェルの挿入部を広げることで、金属シェルの最大外径がガラス管の外径よりも広くなるため、蛍光ランプを複数並べた際に金属シェルとガラス管と接触しやすくなり、輸送時等で蛍光ランプ同士が衝突した場合、ガラス管の外面を金属シェルが傷つけてしてしまい、蛍光ランプの機械的強度の劣化と外観を損ねてしまうという課題があった。
金属シェルのガラス管挿入部を広げない場合、ガラス管と口金の金属シェルとを接着する際に、金属シェルの挿入部形状がガラス管の形状に合っていないため、ガラス管に対して金属シェルが曲がってしまうという課題があった。
接着材の硬化方法としては、常温硬化の材料を使用することで接着剤の口金外部漏れ出しを改善することは可能であるが、硬化に長い時間を要するため量産性が乏しいという課題があった。
接着材の硬化方法としては、常温硬化の材料を使用することで接着剤の口金外部漏れ出しを改善することは可能であるが、硬化に長い時間を要するため量産性が乏しいという課題があった。
本発明は、ガラス管と口金の金属シェルとを接着させる際に、量産性を確保しつつも口金の金属シェル内面に充填した接着剤が口金外部まで漏れ出すことがなく、且つ、蛍光ランプ同士の衝突による蛍光ランプの機械的強度の劣化と外観を損ねず、且つガラス管に対して金属シェルが曲がることがない蛍光ランプの提供を目的とする。
本発明では、口金の金属シェル側面に円周上の凹みをつけ、接着剤を前記凹みよりも端部の位置に充填し、金属シェルの最大外径がガラス管の外径未満として、ガラス管と口金の金属シェルとを接着したことを特徴とする。
本発明によれば、量産性を確保しつつも口金の金属シェル内面に充填した接着剤が口金外部まで漏れ出すことがなく、且つ、蛍光ランプ同士の衝突による蛍光ランプの機械的強度の劣化と外観を損ねず、且つガラス管に対して金属シェルが曲がることがない蛍光ランプを提供することができる。
以下、図面等を参照して詳細を説明する。
図1は、本発明の実施例を示す直管蛍光ランプ100の全体図を示し、図2は直管蛍光ランプ用口金3の分解図を示している。
図1を使用して本発明である直管蛍光ランプ100の構造及び製作方法と直管蛍光ランプ用口金3の構造及び製作方法を説明する。
本発明では、直管蛍光ランプ100の製作には透光性外被として透明なガラス管1を用いており、ガラス管1の内側には酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化セリウムなどを主成分とした保護膜層を形成している。保護膜の内側には、蛍光体層を形成している。蛍光体層を成形した後、ガラス管1、保護膜層、蛍光体層を公知の方法で焼成する。焼成後、ガラス管1の両端には電極2を封着しガラス管1内の排気を行う。排気後、ガラス管1の内部には所定量のネオンガス、アルゴンガス、クリプトンガス等の不活性ガスと水銀を封入し、封止をして気密を守る。
直管蛍光ランプ用口金3の製作には、アルミなどからなる金属シェル4にフェノール樹脂やバルカナイズドファイバーなどからなる任意形状の絶縁材5に真鍮などからなる口金ピン6をかしめて固定する。
直管蛍光ランプ用口金3の金属シェル4の側面には円周上の凹み7を設ける。凹み7を設けることで金属シェル4の最大外径を広げることなく、金属シェル4のガラス管挿入部の形状をガラス管1の形状に合わせることが出来る。金属シェル4の最大外径はガラス管1の外径未満とする。
直管蛍光ランプ用口金3の金属シェル4の内面に前記凹み7よりも端部の位置に接着剤8を充填し,金属シェル4とガラス管1との空間に接着剤8が堆積できるようにする。金属シェル4に凹み7を設けたことで従来よりも空間を小さくすることが出来るため,金属シェル4と接着剤8間及びガラス管1と接着剤間8との接着面積を変更することなく,接着剤8の使用量を低減することが可能となる。
金属シェル4に設けた凹み7より端部の内面に接着剤8を充填した直管蛍光ランプ用口金3を完全に封止されたガラス管1の両端に取付け、専用の口金焼付装置を使用して加熱し、ガラス管1と金属シェル4とを強固に固定する。接着材8は硬化する際に発泡し、金属シェル4の内面に充填時よりも体積が増加するが金属シェル4の側面の凹み7が壁となって膨張した接着剤8のガラス管挿入部方向への移動を阻止できるため,接着剤8は金属シェル4の端部方向にのみ膨張し、接着剤8が直管蛍光ランプ用口金3の外面に漏れ出すことはない。
以上のような直管蛍光ランプの構造及び製作方法と直管蛍光ランプ用口金の構造及び製作方法を使用することで、量産性を確保しつつも口金の金属シェル内面に充填した接着剤が口金外部まで漏れ出すことがなく、且つ、蛍光ランプ同士の衝突による蛍光ランプの機械的強度の劣化と外観を損ねず、且つガラス管に対して金属シェルが曲がることがない蛍光ランプを製作することが可能となる。
1 ガラス管
2 電極
3 直管蛍光ランプ用口金
4 金属シェル
5 絶縁片
6 口金ピン
7 凹み
8 接着剤
100 蛍光ランプ
2 電極
3 直管蛍光ランプ用口金
4 金属シェル
5 絶縁片
6 口金ピン
7 凹み
8 接着剤
100 蛍光ランプ
Claims (2)
- ガラス管と、該ガラス管の両端部に口金と、を有した直管蛍光ランプにおいて、
前記口金の金属シェル側面に円周上の凹みを設け、
前記凹みより端部に位置に充填し硬化させ、前記ガラス管と前記口金とを強固に固定した接着剤を有することを特徴とした蛍光ランプ。 - 前記金属シェルの最大外径が前記ガラス管外径未満であることを特徴とする請求項1に記載の蛍光ランプ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016076265A JP2017188308A (ja) | 2016-04-06 | 2016-04-06 | 直管蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016076265A JP2017188308A (ja) | 2016-04-06 | 2016-04-06 | 直管蛍光ランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017188308A true JP2017188308A (ja) | 2017-10-12 |
Family
ID=60045682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016076265A Pending JP2017188308A (ja) | 2016-04-06 | 2016-04-06 | 直管蛍光ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017188308A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210042139A (ko) | 2018-08-10 | 2021-04-16 | 다우 도레이 캄파니 리미티드 | 감압 접착층 형성성 오가노폴리실록산 조성물 및 이의 사용 |
KR20210042140A (ko) | 2018-08-10 | 2021-04-16 | 다우 도레이 캄파니 리미티드 | 감압 접착층 형성성 오가노폴리실록산 조성물 및 이의 사용 |
KR20220045010A (ko) | 2019-08-13 | 2022-04-12 | 다우 도레이 캄파니 리미티드 | 감압 접착층 형성성 오가노폴리실록산 조성물 및 그의 사용 |
KR20220045009A (ko) | 2019-08-13 | 2022-04-12 | 다우 도레이 캄파니 리미티드 | 감압 접착층 형성성 오가노폴리실록산 조성물 및 그의 사용 |
KR20220046581A (ko) | 2019-08-13 | 2022-04-14 | 다우 도레이 캄파니 리미티드 | 감압 접착층 형성성 오가노폴리실록산 조성물 및 그의 사용 |
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2016
- 2016-04-06 JP JP2016076265A patent/JP2017188308A/ja active Pending
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