JP2017187996A - フィーダの管理装置および管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品実装機における生産効率の低下を防止しつつ、フィーダのファームウェアの更新処理を効率的に実行できるフィーダの管理装置および管理方法を提供する。【課題を解決するための手段】フィーダの管理装置は、フィーダのID及びファームウェアの現在バージョンを取得するバージョン取得部と、当該ファームウェアの更新処理の要否を判定する要否判定部と、更新処理に要する所要時間を取得する所要時間取得部と、所要時間およびフィーダの休止時間に基づいてファームウェアの更新処理を制御する処理管理部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、部品実装機に用いられるフィーダに組み込まれたファームウェアを管理する管理装置および管理方法に関する。
部品実装機は、基板に電子部品を実装する装置である。部品実装機は、特許文献1に示すように、交換可能に装着される複数のフィーダを備える。複数のフィーダの各々には、要求される機能に応じたファームウェアが組み込まれている。部品実装機におけるフィーダは、制御装置より入力した信号に応じてファームウェアを実行し、例えば装填された部品テープの送り動作などを制御する。
このようなフィーダのファームウェアは、新たな機能の追加などに伴いバージョンアップを必要とされることがある。特許文献2には、部品実装機に記憶された更新用のファームウェアがフィーダのファームウェアよりも新しいバージョンの場合に、ファームウェアの更新処理を自動的に実行する構成が開示されている。
特開2012−080003号公報 特開2010−182768号公報
ここで、部品実装機においてフィーダのファームウェアを更新する場合には、当該更新処理の実行中はフィーダが動作する必要があるため、電子部品の実装処理を実行することができない。そのため、ファームウェアの更新処理の実行によって、部品実装機における生産効率が低下するおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、部品実装機における生産効率の低下を防止しつつ、フィーダのファームウェアの更新処理を効率的に実行できるフィーダの管理装置および管方法を提供することを目的とする。
請求項1に係るフィーダの管理装置は、部品実装機に交換可能に装着されるフィーダを対象として、当該フィーダに組み込まれたファームウェアを管理する。管理装置は、前記管理装置に通信可能に接続された前記フィーダのID及び前記ファームウェアの現在バージョンを取得するバージョン取得部と、取得された前記現在バージョンと、前記フィーダに対する更新処理指令により指定される前記ファームウェアの指定バージョンとに基づいて、当該ファームウェアの更新処理の要否を判定する要否判定部と、前記フィーダに対する前記ファームウェアの前記更新処理に要する所要時間を取得する所要時間取得部と、前記要否判定部により前記更新処理が必要と判定された場合に、前記所要時間、および前記フィーダが前記管理装置に通信可能に接続され且つ前記フィーダの休止態が維持される休止時間に基づいて、前記ファームウェアの前記更新処理を制御する処理管理部と、を備える。
請求項8に係るフィーダの管理方法は、部品実装機に交換可能に装着されるフィーダを対象として、当該フィーダに組み込まれたファームウェアを管理する。管理方法は、前記管理装置に通信可能に接続された前記フィーダのID及び前記ファームウェアの現在バージョンを取得するバージョン取得工程と、取得された前記現在バージョンと、前記フィーダに対する更新処理指令により指定される前記ファームウェアの指定バージョンとに基づいて、当該ファームウェアの更新処理の要否を判定する要否判定工程と、前記フィーダに対する前記ファームウェアの前記更新処理に要する所要時間を取得する所要時間取得工程と、前記要否判定工程により前記更新処理が必要と判定された場合に、前記所要時間、および前記フィーダが前記管理装置に通信可能に接続され且つ前記フィーダの休止状態が維持される休止時間に基づいて、前記ファームウェアの前記更新処理を制御する処理管理工程と、を備える。
請求項1,8の構成によると、フィーダのファームウェアの更新処理は、更新処理に要する所要時間と、当該フィーダの休止時間とに基づいて適宜実行される。つまり、フィーダのファームウェアは、部品実装機による実装処理において当該フィーダが動作するまで所要時間を超える十分な時間が確保可能な場合に、更新処理を実行される。一方で、部品実装機による実装処理において当該フィーダが動作して部品の供給が必要な場合には、実装処理が優先されてファームウェアが更新されない状態が維持される。よって、部品実装機における生産効率の低下を防止しつつ、フィーダのファームウェアの更新処理を効率的に実行できる。
実施形態における基板生産ラインを模式的に示す構成図である。 フィーダの管理装置を示すブロック図である。 ファームウェアの更新制御を示すフローチャートである。 更新処理の所要時間と休止時間の関係を示すタイムチャートである。 最適化処理の前後の休止時間を示すタイムチャートである。
以下、本発明のフィーダの管理装置および管理方法を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。フィーダが用いられる部品実装機は、基板に電子部品を実装する装置である。部品実装機は、例えば、集積回路などの基板製品の製造に用いられる基板生産ラインを構成する。フィーダの管理装置および管理方法は、フィーダに組み込まれたファームウェアを管理の対象とする。
<実施形態>
(基板生産ラインの全体構成)
本実施形態において、基板生産ライン1は、図1に示すように、スクリーン印刷機2、複数の部品実装機3、リフロー機4、基板搬送装置5、定点バッファ装置6(本発明の「外部装置」に相当する)、および自動搬送装置7を備える。基板生産ライン1を構成するこれらの機器は、ネットワークを介してホストコンピュータ40と通信可能に接続されている。
スクリーン印刷機2は、搬入された基板における電子部品の装着位置にペースト状のハンダを印刷する。部品実装機3は、スクリーン印刷機2側から搬送された基板のハンダの上に電子部品を装着する。本実施形態では、複数の部品実装機3が基板の搬送方向に配置されている。部品実装機3の詳細な構成については後述する。リフロー機4は、部品実装機3側から搬送された基板を加熱して、基板上のハンダを溶融させてハンダ付けを行う。基板搬送装置5は、ベルトコンベアなどにより構成され、基板を搬送方向(図1の左右方向)へと基板を順次搬送する。
定点バッファ装置6は、基板生産ライン1を構成する複数の部品実装機3において使用されるフィーダ30を収納する。また、定点バッファ装置6は、例えばホストコンピュータ40により指定された部品種の部品包装テープをフィーダ30に装填するように表示部6aに表示して、作業者に対して当該装填の作業を案内する。自動搬送装置7は、それぞれの部品実装機3と定点バッファ装置6との間でフィーダ30を搬送する。自動搬送装置7は、ホストコンピュータ40の指令に基づいて、部品実装機3に対して供給リールを装填されたフィーダ30を搬入し、また部品実装機3において使用されたフィーダ30を搬出して定点バッファ装置6に戻す。
上記のフィーダ30は、本実施形態においてカセット式であり、部品包装テープを巻回された供給リールを装着される。部品包装テープは、特定の部品種の電子部品が所定ピッチで収納されたキャリアテープと、このキャリアテープの上面に接着されて電子部品を覆うトップテープとにより構成される。フィーダ30は、定点バッファ装置6、後述する部品実装機3の部品供給装置11、およびバッファ装置12に保持された状態で電力を供給されるとともに、部品実装機3およびホストコンピュータ40と通信可能な状態となる。
フィーダ30は、当該フィーダの各部の動作を制御する制御部31を有する。制御部31は、主として、CPUや各種メモリ、制御回路により構成される。制御部31は、電子部品の供給制御などを行うファームウェアが組み込まれている。制御部31は、外部入力される制御信号や、メモリに記憶されている設定値等に基づいて、ファームウェアを実行する。これにより、フィーダ30は、フィーダ本体のピッチ送り機構により供給リールから引き出された部品包装テープをピッチ送りする。
そして、フィーダ30は、キャリアテープからトップテープを剥離して、電子部品を露出させる。フィーダ30は、上記のような電子部品の供給制御によって、部品実装機3における部品移載装置の吸着ノズル(図示しない)が電子部品を吸着可能となるように電子部品を供給する。
ホストコンピュータ40は、基板生産ライン1の動作状況を監視し、部品実装機3などの制御を行う。このホストコンピュータ40は、ハードディスクやフラッシュメモリなどにより構成される記憶装置41を有する。記憶装置41には、部品実装機3を制御するための各種データが記憶されている。具体的には、記憶装置41は、生産する基板種別や生産数量を含む生産計画、部品実装機3に生産処理を実行させるための動作プログラムなどを記憶している。
(部品実装機3の構成)
基板生産ライン1を構成する複数の部品実装機3は、部品供給装置11、バッファ装置12、自動交換装置13、および制御装置20を備える。部品供給装置11は、複数のフィーダ30を本体部上の複数のスロット部に交換可能にそれぞれ装着される。
バッファ装置12は、部品供給装置11の外部に配置され、フィーダ30の交換の前後において複数のフィーダ30を一時的に保持する。また、バッファ装置12は、自動搬送装置7による搬出の待機状態にあるフィーダ30を保持する。部品実装機3において、部品供給装置11またはバッファ装置12に保持されたフィーダ30は、電力を供給されるとともに、部品実装機3の制御装置20およびホストコンピュータ40と通信可能な状態となる。
自動交換装置13は、部品供給装置11とバッファ装置12との間でフィーダ30を移動させる。より詳細には、自動交換装置13は、制御装置20の指令に基づいて、バッファ装置12からフィーダ30を取り出し、部品供給装置11のスロット部に当該フィーダ30を装着する。また、自動交換装置13は、例えば部品供給装置11において電子部品の補給が必要となったフィーダ30、または生産計画に基づいて不要となった部品種の部品包装テープを装填されたフィーダ30を、部品供給装置11から取り出し、バッファ装置12に移動させる。
制御装置20は、主として、CPUや各種メモリ、制御回路により構成される。制御装置20は、通信インターフェースを介して、部品供給装置11やフィーダ30、ホストコンピュータ40と通信可能に接続されている。制御装置20は、生産計画や動作プログラムなどの実装処理情報に基づいて部品供給装置11や部品移載装置などの動作を制御する。このような構成により、部品実装機3は、電子部品の実装処理を制御し、基板のハンダの上に電子部品を装着する。
(フィーダ30の管理装置の構成)
部品実装機3の制御装置20は、本実施形態において、フィーダ30の管理装置を構成する(以下、制御装置を「管理装置」とも称する)。具体的には、フィーダ30に組み込まれたファームウェアを対象として、当該ファームウェアの更新処理の実行について管理制御を行う。ここで、「ファームウェアの更新」は、現在バージョンから異なるバージョンへの更新であって、バージョンアップおよびバージョンダウンを含む。
管理装置20は、図2に示すように、バージョン取得部21、要否判定部22、所要時間取得部23、休止時間算出部24、処理管理部25、および情報編集部26を備える。バージョン取得部21は、フィーダ30が管理装置20に通信可能に接続された場合に、当該フィーダ30に組み込まれているファームウェアの現在バージョンを取得する。つまり、バージョン取得部21は、フィーダ30が部品供給装置11またはバッファ装置12に保持された場合に、現在バージョンの取得を行う。ここで、ファームウェアの「現在バージョン」とは、現在の時刻において、フィーダ30に組み込まれているファームウェアのバージョンである。
また、ファームウェアの現在バージョンの取得方法は、種々の態様がある。本実施形態においては、バージョン取得部21は、ホストコンピュータ40に記憶された管理データM1を用いた取得方法を採用する。管理データM1には、フィーダ30を特定するID(識別符号)に、当該フィーダ30のファームウェアの現在バージョン、および後述する更新処理の所要時間を関連付けた情報が記録されている。
より具体的には、バージョン取得部21は、先ずフィーダ30との通信により当該フィーダ30に割り付けられたIDを取得する。次に、バージョン取得部21は、取得した当該IDおよび管理データM1に基づいて、フィーダ30のファームウェアの現在バージョンを取得する。バージョン取得部21は、取得した構成機器の現在バージョンを管理装置20のメモリに記憶させる。
要否判定部22は、取得された現在バージョンと、フィーダ30に対する更新処理指令により指定された指定バージョンとに基づいて、当該ファームウェアの更新処理の要否を判定する。ここで、上記の更新処理指令は、例えばフィーダ30の種別ごと、または生産計画における生産処理ごとにファームウェアのバージョンを指定する。指定バージョンについては、例えば特定のバージョン、最新バージョン、特定のバージョンより上位などにより指定する方法を採用される。
要否判定部22は、例えば比較された現在バージョンと指定バージョンとが相違する場合に、ファームウェアの更新処理が必要であると判定する。また、要否判定部22は、予め指定された条件に基づいて、例えば軽微な仕様変更または機能追加であって、更新処理の必要性が低い場合に、更新処理が不要である判定するようにしてもよい。
所要時間取得部23は、フィーダ30に対するファームウェアの更新処理に要する所要時間を取得する。ここで、更新処理に要する「所要時間」は、主として、ファームウェアの更新プログラムM2をフィーダ30に転送する時間、および更新プログラムM2を展開してファームウェアとして組み込む時間により構成される。また、所要時間には、更新処理にフィーダ30の再起動を要する場合には当該再起動に要する時間、種々の要因により更新処理が延びることを勘案して設けられる遅延時間などが適宜含まれる。
また、更新処理の所要時間の取得方法は、種々の態様がある。例えば、所要時間取得部23は、更新プログラムM2のサイズやフィーダ30の性能などに基づいて所要時間を算出して取得してもよい。本実施形態においては、所要時間取得部23は、管理データM1を用いて所要時間を取得する方法を採用する。管理データM1には、当該フィーダ30の性能や上記の遅延時間などを勘案して予め算出された所要時間がフィーダ30のIDに関連付けられている。これにより、所要時間取得部23は、ホストコンピュータ40にIDを照会することにより、更新処理の所要時間を取得可能に構成される。
休止時間算出部24は、生産計画M3および動作プログラムM4を含む実装処理情報に基づいて、休止時間を算出する。ここで、「休止時間」とは、フィーダ30が管理装置20に通信可能に接続され且つフィーダ30の休止状態が維持される時間に相当する。例えば、フィーダ30が部品供給装置11に通信可能に接続された場合には、当該フィーダ30が部品供給装置11に装着されてから動作プログラムM4に基づいて電子部品の供給動作が開始されるまでの時間、または当該供給動作が完了してから次の供給動作が開始されるまでの時間が休止時間に相当する。
また、例えばフィーダ30がバッファ装置12に通信可能に接続された場合には、実装処理情報に基づいて自動搬送装置7または自動交換装置13によってバッファ装置12にフィーダ30が搬入されてから搬出が開始されるまでの時間、または現在から搬出が開始されるまでの時間が休止時間に相当する。この休止時間においては、フィーダ30は、給電された状態にあり、制御部31によるファームウェアの更新処理が可能である。
処理管理部25は、要否判定部22により更新処理が必要と判定された場合に、所要時間および休止時間に基づいて、ファームウェアの更新処理を制御する。より具体的には、処理管理部25は、休止時間が所要時間よりも長い場合に、ファームウェアの更新処理の実行が可能であると判定し、フィーダ30の制御部31に更新処理の実行指令を送出する。これにより、フィーダ30の制御部31は、更新プログラムM2をホストコンピュータ40または管理装置20からダウンロードするとともに、展開処理を実行する。
さらに、処理管理部25は、フィーダ30のファームウェアの更新処理を実行している場合に、当該フィーダ30を示す情報または更新処理の情報を報知する。より具体的には、処理管理部25は、複数のフィーダ30のうち更新処理が実行中であるフィーダ30を特定可能な情報として部品供給装置11のスロット部の位置や番号、更新処理の情報として処理の内容や進捗状態などを報知する。報知の方法としては、例えば部品実装機3のモニタ部における表示、または各部位に設けられた報知ランプの点灯が採用される。このような構成により、処理管理部25は、更新処理の実行中のフィーダ30がスロット部から取り外される誤操作を防止する。
情報編集部26は、所要時間よりも長い休止時間が確保されるように、生産計画M3における複数の生産処理の実行順序を入れ換えて、または動作プログラムM4における電子部品の実装順序を入れ換えて、実装処理情報を最適化する。上記のように、処理管理部25は、要否判定部22により更新処理が必要と判定された場合においても、更新処理の所要時間が休止時間を超えていると、フィーダ30の制御部31に更新処理の実行指令を送出しない。
これに対して、管理対象のフィーダ30が動作する時刻、またはバッファ装置12から搬出される時刻は、生産計画M3における複数の生産処理の実行順序を入れ換えたり、動作プログラムM4における電子部品の実装順序を入れ換えたりすることにより変動する。そこで、情報編集部26は、例えば管理対象のフィーダ30の動作を要する生産処理や、当該フィーダ30により供給される電子部品の実装を後回しにすることにより、更新処理の実行に十分な休止時間を確保する。
(フィーダ30の管理制御)
上記の管理装置20によるフィーダ30の管理制御について、図3〜図5を参照して説明する。管理装置20のバージョン取得部21および処理管理部25は、任意のタイミングでそれぞれの処理を実行する。各処理が実行されるタイミングは、例えばフィーダ30が部品供給装置11またはバッファ装置12に搬入された時や、部品実装機3に電源が投入された時、生産計画に基づいて次の生産処理に移行した時などである。
先ず、バージョン取得部21は、図3に示すように、部品供給装置11およびバッファ装置12にセットされて通信可能な状態にあるフィーダ30のIDを取得する(ステップ11(以下、「ステップ」を「S」と表記する)。次に、バージョン取得部21は、S11で取得したフィーダ30のIDをホストコンピュータ40に照会することにより、管理データM1に記録された現在バージョンを取得する(S12)。
また、バージョン取得部21は、複数のフィーダ30を対象としてIDを取得している場合には、それぞれのフィーダ30に対応した現在バージョンを取得する。このように、バージョン取得部21は、バージョン取得工程(S11,S12)において、ファームウェアの更新処理の対象となるフィーダ30の現在バージョンを取得し、管理装置20のメモリに記憶させる。
続いて、要否判定部22は、要否判定工程(S13)において、現在バージョンおよび指定バージョンに基づいて、当該指定バージョンへのファームウェアの更新処理の要否を判定する。現在バージョンと指定バージョンが同一である場合には、要否判定部22は、既に指定バージョンに更新されているため、更新処理の実行が不要と判定する(S13:No)。これにより、管理装置20は、当該管理制御を終了する。
一方で、現在バージョンと指定バージョンが相違する場合には、要否判定部22は、更新処理の実行が必要と判定する(S13:Yes)。所要時間取得部23は、所要時間取得工程(S14)において、S11で取得したフィーダ30のIDをホストコンピュータ40に照会することにより、管理データM1に記録された更新処理の所要時間Trを取得する。続いて、休止時間算出部24は、休止時間算出工程(S15)において、生産計画M3および動作プログラムM4を含む実装処理情報に基づいて休止時間Tdを算出する。
具体的には、休止時間算出部24は、以下のようにパターン[A]〜[C]に対して休止時間Tdをそれぞれ算出する。[A]フィーダ30が部品供給装置11に保持されている場合(図4の上段を参照):休止時間算出部24は、先ず動作プログラムM4において当該フィーダ30が電子部品の供給動作を行う指令箇所を抽出する。次に、休止時間算出部24は、フィーダ30が部品供給装置11に装着されてから、最初の指令箇所の実行によりフィーダ30による電子部品の供給動作が開始されるまでの時間を休止時間Tdとする。休止時間算出部24が休止時間Tdを算出する際に、既にフィーダ30が部品供給装置11に装着されている場合には、休止時間算出部24は、現在からフィーダ30による最初の供給動作が開始されるまでの時間を休止時間Tdとする。
また、休止時間算出部24は、フィーダ30による電子部品の供給動作が完了してから当該フィーダ30による次の供給動作が開始されるまでの時間を休止時間Tdとする。具体的には、休止時間算出部24は、抽出された上記の指令箇所のうち連続する指令箇所同士のそれぞれの時間的間隔を算出して、当該算出の結果を休止時間Tdとする。
[B]フィーダ30がバッファ装置12において部品供給装置11への移動を待機している状態にある場合(図4の中段を参照):休止時間算出部24は、部品供給装置11にセットされている他のフィーダ30が同種の電子部品を供給可能な残数、生産計画M3、および動作プログラムM4に基づいて、待機中のフィーダ30が自動交換装置13により部品供給装置11への移動を開始される時刻を算出する。休止時間算出部24は、フィーダ30がバッファ装置12に保持されてから、算出された上記の時刻までの時間を休止時間Tdとする。
[C]フィーダ30が部品供給装置11からバッファ装置12に移動され自動搬送装置7による搬出を待機している状態にある場合(図4の下段を参照):休止時間算出部24は、生産計画M3および自動搬送装置7の稼働状態に基づいて、待機中のフィーダ30が自動搬送装置7により定点バッファ装置6へと搬出を開始される時刻を算出する。休止時間算出部24は、フィーダ30がバッファ装置12に保持されてから、算出された上記の時刻までの時間を休止時間Tdとする。
処理管理部25は、所要時間Trおよび休止時間Tdに基づいて、更新処理の実行の可否を判定する(S16)。ここで、所要時間Trが休止時間Tdよりも短い場合には、処理管理部25は、更新処理の実行が可能であると判定する(S16:Yes)。そこで、処理管理部25は、フィーダ30に対してファームウェアの更新処理を実行する(S17)。
具体的には、処理管理部25は、処理管理工程(S16,S17)において、先ずホストコンピュータ40から指定バージョンのファームウェアに対応する更新プログラムM2を取得しておく。処理管理部25は、次に、管理装置20の通信インターフェースを介して、フィーダ30の制御部31と通信を行い、更新プログラムM2を転送する。フィーダ30の制御部31は、転送された更新プログラムM2の展開処理を実行し、既存のファームウェアを上書きする。これにより、フィーダ30に指定バージョンのファームウェアが組み込まれる。なお、処理管理部25は、フィーダ30のファームウェアの更新処理を実行している場合に(S17)、当該フィーダ30を示す情報または更新処理の情報を報知する。
続いて、処理管理部25は、S17において更新処理の対象としたフィーダ30のIDと現在バージョン(=指定バージョン)をホストコンピュータ40に通知する。ホストコンピュータ40は、処理管理部25より入力した情報に基づいて、管理データM1を更新する(S18)。これにより、管理データM1において、更新処理を実行されたフィーダ30は、ファームウェアの現在バージョンが指定バージョンであるものと記録される。その後に、管理装置20は、フィーダ30の管理制御を終了する。
また、S16において、所要時間Trが休止時間Tdよりも長い場合には、処理管理部25は、更新処理を実行できないと判定する(S16:No)。そこで、処理管理部25は、休止時間Tdを確保するために、生産計画M3または動作プログラムM4の編集処理を実行するか否かを判定する(S21)。より具体的には、処理管理部25は、例えば指定バージョンへの変更処理の必要性、生産計画M3や動作プログラムM4について編集の余地があるか否かに基づいて、上記判定を行う。
処理管理部25により編集処理を実行すると判定された場合には(S21:Yes)、情報編集部26は、生産計画M3における複数の生産処理の実行順序の入れ換え、または動作プログラムM4における電子部品の実装順序の入れ換えを行う(S22)。具体的には、情報編集部26は、図5に示すように、動作プログラムM4において当該フィーダ30が動作する指令箇所を後回しにするように、動作プログラムM4を編集して最適化する。
休止時間算出部24は、最適化された動作プログラムM4に基づいて、休止時間Tdを再度算出する(S15)。そして、情報編集部26による実装処理情報の最適化によって所要時間Trよりも長い休止時間Tdが確保された場合には(S16:Yes)、処理管理部25は、ファームウェアの更新処理を制御し(S17)、その後に管理データM1を更新する(S18)。また、S21において、処理管理部25により編集処理を実行しないものと判定された場合には(S21:No)、処理管理部25は、フィーダ30の管理制御を終了する。
(実施形態の構成による効果)
本実施形態に係るフィーダの管理装置20は、部品実装機3に交換可能に装着されるフィーダ30を対象として、当該フィーダ30に組み込まれたファームウェアを管理する。フィーダの管理装置20は、管理装置20に通信可能に接続されたフィーダ30のファームウェアの現在バージョンを取得するバージョン取得部21と、取得された現在バージョンと、フィーダ30に対する更新処理指令により指定されるファームウェアの指定バージョンとに基づいて、当該ファームウェアの更新処理の要否を判定する要否判定部22と、フィーダ30に対するファームウェアの更新処理に要する所要時間Trを取得する所要時間取得部23と、要否判定部22により更新処理が必要と判定された場合に、所要時間Tr、およびフィーダ30が管理装置20に通信可能に接続され且つフィーダ30の休止状態が維持される休止時間Tdに基づいて、ファームウェアの更新処理を制御する処理管理部25と、を備える。
このような構成によると、フィーダ30のファームウェアの更新処理は、更新処理に要する所要時間Trと、当該フィーダ30の休止時間Tdとに基づいて適宜実行される。つまり、フィーダ30のファームウェアは、部品実装機3による実装処理において当該フィーダ30が動作するまで所要時間Trを超える十分な時間が確保可能な場合に、更新処理を実行される。一方で、部品実装機3による実装処理において当該フィーダ30が動作して部品の供給が必要な場合には、実装処理が優先されてファームウェアが更新されない状態が維持される。よって、部品実装機3における生産効率の低下を防止しつつ、フィーダ30のファームウェアの更新処理を効率的に実行できる。
また、部品実装機3は、生産計画M3および動作プログラムM4を含む実装処理情報に基づいて基板に電子部品を実装する。管理装置20は、実装処理情報に基づいて休止時間Tdを算出する休止時間算出部24をさらに備える。このような構成によると、処理管理部25は、実装処理情報に基づく休止時間Tdを算出できるので、更新処理の可否をより正確に判断することが可能となる。よって、管理装置20は、ファームウェアの更新処理をより効率的に実行できる。
また、管理装置20は、所要時間Trよりも長い休止時間Tdが確保されるように、生産計画M3における複数の生産処理の実行順序を入れ換えて、または動作プログラムM4における電子部品の実装順序を入れ換えて、実装処理情報を最適化する情報編集部26をさらに備える。このような構成によると、情報編集部26が実装処理情報を最適化して、フィーダ30の休止時間Tdが確保される。これにより、編集前の実装処理情報では休止時間Tdが所要時間Trより短く更新処理を実行できないフィーダ30に対しても、休止時間Tdを確保してファームウェアの更新処理を実行できるようになる。よって、生産効率を維持しつつ、更新処理の実行の対象とすることが可能となる。
また、部品実装機3は、交換可能に装着された複数のフィーダ30を動作させて電子部品を供給する部品供給装置11と、部品供給装置11の外部に配置され、フィーダ30の交換の前後において当該フィーダ30を一時的に保持するバッファ装置12と、部品供給装置11とバッファ装置12との間でフィーダ30を移動させる自動交換装置13と、を備える。管理装置20は、バッファ装置12に保持されたフィーダ30を管理の対象とする。休止時間Tdは、フィーダ30がバッファ装置12に保持されてから自動交換装置13により部品供給装置11への移動が開始されるまでの時間である(図4の中段を参照)。
このような構成によると、部品実装機3は、自動交換装置13によって部品供給装置11とバッファ装置12との間でフィーダ30を自動的に移動させて交換を行う。バッファ装置12に保持されたフィーダ30には比較的長い休止時間Tdが確保されることから、管理装置20が当該フィーダ30を管理の対象とすることにより、休止時間Tdを有効利用して更新処理を実行できる。
また、バッファ装置12は、部品実装機3と外部装置との間でフィーダ30を搬送する自動搬送装置7による搬出の待機状態にあるフィーダ30を保持する。管理装置20は、部品供給装置11からバッファ装置12に移動されたフィーダ30を管理の対象とする。休止時間Tdは、フィーダ30がバッファ装置12に保持されてから自動搬送装置7による搬出が開始されるまでの時間である(図4の下段を参照)。
このような構成によると、バッファ装置12は、自動搬送装置7によって外部装置との間でフィーダ30を自動的に搬入出する。バッファ装置12において搬出の待機状態にあるフィーダ30には比較的長い休止時間Tdを確保されることから、管理装置20が当該フィーダ30を管理の対象とすることにより、休止時間Tdを有効利用して更新処理を実行できる。
また、部品実装機3は、交換可能に装着された複数のフィーダ30を動作させて電子部品を供給する部品供給装置11を備える。管理装置20は、部品供給装置11に装着されたフィーダ30を管理の対象とする。休止時間Tdは、フィーダ30が部品供給装置11に装着されてから電子部品の供給動作が開始されるまでの時間、または当該供給動作が完了してから次の供給動作が開始されるまでの時間である(図4の上段を参照)。
生産計画M3における生産処理の実行順序や動作プログラムM4における電子部品の実装順序によっては、部品供給装置11に装着されたフィーダ30の休止時間Tdが更新処理に要する所要時間Trよりも長くなることがある。そこで、管理装置20が当該フィーダ30を管理の対象とすることにより、休止時間Tdを有効利用して更新処理を実行できる。
また、処理管理部25は、フィーダ30のファームウェアの更新処理を実行している場合に、当該フィーダ30を示す情報または更新処理の情報を報知する(S17)。このような構成によると、更新処理を実行されているフィーダ30が誤操作などによって取り外されて通信や給電が遮断されることを防止できる。
フィーダの管理方法は、部品実装機3に交換可能に装着されるフィーダ30を対象として、当該フィーダ30に組み込まれたファームウェアを管理する。フィーダの管理方法は、管理装置20に通信可能に接続されたフィーダ30のファームウェアの現在バージョンを取得するバージョン取得工程(S11,S12)と、取得された現在バージョンと、フィーダ30に対する更新処理指令により指定されるファームウェアの指定バージョンとに基づいて、当該ファームウェアの更新処理の要否を判定する要否判定工程(S14)と、フィーダ30に対するファームウェアの更新処理に要する所要時間Trを取得する所要時間取得工程(S15)と、要否判定工程により更新処理が必要と判定された場合に、所要時間Tr、およびフィーダ30が管理装置20に通信可能に接続され且つフィーダ30の休止状態が維持される休止時間Tdに基づいて、ファームウェアの更新処理を制御する処理管理工程(S16,S17)と、を備える。このような構成によると、上記と同様の効果を奏する。即ち、部品実装機3における生産効率の低下を防止しつつ、フィーダ30のファームウェアの更新処理を効率的に実行できる。
<実施形態の変形態様>
実施形態において、バージョン取得部21は、部品供給装置11およびバッファ装置12に通信可能に保持されたフィーダ30からIDを取得して、当該IDと管理データM1に基づいて現在バージョンを取得する(S11,S12)。これに対して、バージョン取得部21は、管理データM1によらず、フィーダ30との通信によりIDおよび現在バージョンを直接的に取得してもよい。
また、実施形態において、管理装置20は、部品実装機3の制御装置である。これに対して、管理装置20を構成する各部21〜26は、フィーダ30と通信可能であれば、部品実装機3やホストコンピュータ40の何れか、またはネットワークを介して接続される外部機器に設ける構成としてもよい。具体的には、管理装置20は、例えば、定点バッファ装置6や、フィーダ30に部品包装テープを装填するためのテープ装填装置に設けられ、定点バッファ装置6などにおいてファームウェアの更新処理を行うようにしてもよい。
1…基板生産ライン、2…スクリーン印刷機、3…部品実装機、4…リフロー機、5…基板搬送装置、6…定点バッファ装置(外部装置)、6a…表示部、7…自動搬送装置、11…部品供給装置、12…バッファ装置、13…自動交換装置、20…制御装置(管理装置)、21…バージョン取得部、22…要否判定部、23…所要時間取得部、24…休止時間算出部、25…処理管理部、26…情報編集部、30…フィーダ、31…制御部、40…ホストコンピュータ、41…記憶装置、M1…管理データ、M2…更新プログラム、M3…生産計画、M4…動作プログラム、Tr…所要時間、Td…休止時間

Claims (8)

  1. 部品実装機に交換可能に装着されるフィーダを対象として、当該フィーダに組み込まれたファームウェアを管理するフィーダの管理装置であって、
    前記管理装置に通信可能に接続された前記フィーダのID及び前記ファームウェアの現在バージョンを取得するバージョン取得部と、
    取得された前記現在バージョンと、前記フィーダに対する更新処理指令により指定される前記ファームウェアの指定バージョンとに基づいて、当該ファームウェアの更新処理の要否を判定する要否判定部と、
    前記フィーダに対する前記ファームウェアの前記更新処理に要する所要時間を取得する所要時間取得部と、
    前記要否判定部により前記更新処理が必要と判定された場合に、前記所要時間、および前記フィーダが前記管理装置に通信可能に接続され且つ前記フィーダの休止状態が維持される休止時間に基づいて、前記ファームウェアの前記更新処理を制御する処理管理部と、
    を備えるフィーダの管理装置。
  2. 前記部品実装機は、生産計画および動作プログラムを含む実装処理情報に基づいて基板に電子部品を実装し、
    前記管理装置は、前記実装処理情報に基づいて前記休止時間を算出する休止時間算出部をさらに備える、請求項1に記載のフィーダの管理装置。
  3. 前記所要時間よりも長い前記休止時間が確保されるように、前記生産計画における複数の生産処理の実行順序を入れ換えて、または前記動作プログラムにおける前記電子部品の実装順序を入れ換えて、前記実装処理情報を最適化する情報編集部をさらに備える、請求項2に記載のフィーダの管理装置。
  4. 前記部品実装機は、
    交換可能に装着された複数の前記フィーダを動作させて電子部品を供給する部品供給装置と、
    前記部品供給装置の外部に配置され、前記フィーダの交換の前後において当該フィーダを一時的に保持するバッファ装置と、
    前記部品供給装置と前記バッファ装置との間で前記フィーダを移動させる自動交換装置と、を備え、
    前記管理装置は、前記バッファ装置に保持された前記フィーダを管理の対象とし、
    前記休止時間は、前記フィーダが前記バッファ装置に保持されてから前記自動交換装置により前記部品供給装置への移動が開始されるまでの時間である、請求項1〜3の何れか一項に記載のフィーダの管理装置。
  5. 前記バッファ装置は、前記部品実装機と外部装置との間で前記フィーダを搬送する自動搬送装置による搬出の待機状態にある前記フィーダを保持し、
    前記管理装置は、前記部品供給装置から前記バッファ装置に移動された前記フィーダを管理の対象とし、
    前記休止時間は、前記フィーダが前記バッファ装置に保持されてから前記自動搬送装置による搬出が開始されるまでの時間である、請求項4に記載のフィーダの管理装置。
  6. 前記部品実装機は、交換可能に装着された複数の前記フィーダを動作させて電子部品を供給する部品供給装置を備え、
    前記管理装置は、前記部品供給装置に装着された前記フィーダを管理の対象とし、
    前記休止時間は、前記フィーダが前記部品供給装置に装着されてから前記電子部品の供給動作が開始されるまでの時間、または当該供給動作が完了してから次の前記供給動作が開始されるまでの時間である、請求項1〜5の何れか一項に記載のフィーダの管理装置。
  7. 前記処理管理部は、前記フィーダの前記ファームウェアの前記更新処理を実行している場合に、当該フィーダを示す情報または前記更新処理の情報を報知する、請求項1〜6の何れか一項に記載のフィーダの管理装置。
  8. 部品実装機に交換可能に装着されるフィーダを対象として、当該フィーダに組み込まれたファームウェアを管理するフィーダの管理方法であって、
    前記管理装置に通信可能に接続された前記フィーダのID及び前記ファームウェアの現在バージョンを取得するバージョン取得工程と、
    取得された前記現在バージョンと、前記フィーダに対する更新処理指令により指定される前記ファームウェアの指定バージョンとに基づいて、当該ファームウェアの更新処理の要否を判定する要否判定工程と、
    前記フィーダに対する前記ファームウェアの前記更新処理に要する所要時間を取得する所要時間取得工程と、
    前記要否判定工程により前記更新処理が必要と判定された場合に、前記所要時間、および前記フィーダが前記管理装置に通信可能に接続され且つ前記フィーダの休止状態が維持される休止時間に基づいて、前記ファームウェアの前記更新処理を制御する処理管理工程と、
    を備えるフィーダの管理方法。
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