JP2017183453A - SiGeフォトダイオード - Google Patents

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Abstract

【課題】素子の厚さが薄く、光電気特性にも優れたSiGeフォトダイオードを提供する。
【解決手段】SiGeフォトダイオード100は、p型領域104、i型領域105、及びn型領域106が基板101面と平行に配置されてなるpin構造を有する第1半導体層102と、第1半導体層102のpin構造上に形成されたi型のSiGe層よりなる第2半導体層103と、を備え、i型領域105の幅wが第2半導体層103の厚さtよりも小さい。
【選択図】図1

Description

本発明は、光吸収層としてシリコンゲルマニウム(SiGe)を用いたSiGeフォトダイオードに関する。
従来、基板上にp型半導体層、i型半導体層、及びn型半導体層が基板面に対して垂直方向に積層して構成された縦型pin構造の受光器が知られている(例えば、特許文献1を参照)。このような縦型pin受光器では、高い光受信感度と広帯域な周波数特性を実現するために、光吸収層であるi型半導体層を比較的厚い膜厚(例えば1μm程度以上)で形成する必要がある。
特開2015−144163号公報
しかしながら、半導体製造プロセスの容易性の観点から、光吸収層の膜厚を薄くすることが望まれる場合がある。例えば、様々な光機能デバイスをシリコン基板上に集積したシリコンフォトニクス集積回路においては、縦型pin受光器が厚い光吸収層を有して構成されていると、そのような縦型pin受光器と基板上の他の機能デバイス(シリコン光変調器等)との間に構造的な大きな段差が生じるため、電気配線を形成するプロセスが困難又は煩雑となる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的の1つは、素子の厚さが薄く、光電気特性にも優れたSiGeフォトダイオードを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、p型領域、i型領域、及びn型領域が基板面と平行に配置されてなるpin構造を有する第1半導体層と、前記第1半導体層の前記pin構造上に形成されたi型のSiGe層よりなる第2半導体層と、を備え、前記i型領域の幅が前記第2半導体層の厚さよりも小さい、SiGeフォトダイオードである。
また、本発明の他の一態様は、上記一態様において、前記第1半導体層は、p型領域、i型領域、及びn型領域が基板面と平行に周期的に配置されてなるpin構造を有する、SiGeフォトダイオードである。
また、本発明の他の一態様は、上記一態様において、前記p型領域、前記i型領域、及び前記n型領域は、同心円形状に構成される、SiGeフォトダイオードである。
また、本発明の他の一態様は、上記一態様において、前記p型領域、前記i型領域、及び前記n型領域は、同心多角形形状に構成される、SiGeフォトダイオードである。
また、本発明の他の一態様は、上記一態様において、前記同心円若しくは前記同心多角形の中心から遠い部分に配置された前記p型領域又は前記n型領域の幅は、前記同心円若しくは前記同心多角形の中心に近い部分に配置された前記p型領域又は前記n型領域の幅よりも広い、SiGeフォトダイオードである。
本発明によれば、素子の厚さが薄く、光電気特性にも優れたSiGeフォトダイオードを提供することができる。
第1実施形態に係るSiGeフォトダイオード100の模式的な断面構成を示した図である。 第2実施形態に係るSiGeフォトダイオード200の模式的な断面構成を示した図である。 第2実施形態に係るSiGeフォトダイオード200の第1半導体層202の模式的な上面図である。 SiGeフォトダイオード200の過渡応答特性を示すシミュレーション結果の一例である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るSiGeフォトダイオード100の模式的な断面構成を示した図である。SiGeフォトダイオード100は、基板101上に形成された第1半導体層102と、第1半導体層102上に形成された第2半導体層103とを備えている。第1半導体層102は、p型領域104、i型領域105、及びn型領域106を備えている。p型領域104は、p型の不純物がドープされた半導体層である。i型領域105は、不純物がドープされていない半導体層である。n型領域106は、n型の不純物がドープされた半導体層である。第2半導体層103は、不純物がドープされていない、即ちi型のシリコンゲルマニウム(SiGe1−x)層である。
p型領域104、i型領域105、及びn型領域106は、基板101の主面に平行な方向に沿って配置されている。p型領域104は、i型領域105に接する。i型領域105は、p型領域104とn型領域106の両方に接する。n型領域106は、i型領域105に接する。このように、第1半導体層102は、p型領域104、i型領域105、及びn型領域106が基板面と平行に並んだ横型のpin構造を有している。
横型pin構造(第1半導体層102)上には、i型のシリコンゲルマニウムからなる第2半導体層103が設けられている。第2半導体層103は、SiGeフォトダイオード100へ入射された光を吸収してフォトキャリア(電子及びホール)を発生させる光吸収層として機能する。SiGeフォトダイオード100を動作させる際、第1半導体層102のp型領域104とn型領域106間に不図示の電極を介して逆バイアス電圧が印加され、これによりi型領域105及び第2半導体層103に空乏層が形成される。第2半導体層103で光吸収によって発生した電子とホールは、空乏層内の電界の作用を受けて、第2半導体層103からi型領域105を通ってそれぞれn型領域106又はp型領域104へと移動する。こうしてSiGeフォトダイオード100に光電流が流れる。
本実施形態のSiGeフォトダイオード100では、pin構造が薄膜(例えば膜厚300〜1000nm)の第1半導体層102の面内に基板面と平行に構成されているため、i型領域105を挟んで向かい合うp型領域104とn型領域106の対向面積が、従来の縦型pin受光器におけるp型半導体層とn型半導体層の対向面積と比べて小さい。したがってSiGeフォトダイオード100は、pin構造の電気容量を従来の縦型pin受光器よりも小さくすることができ、それにより高速な応答が可能となる。
また、本実施形態のSiGeフォトダイオード100では、第2半導体層103(光吸収層)の厚さtは、従来の縦型pin受光器における光吸収層の厚さ(1μm以上)の数分の1程度の厚さ(例えばt=0.5μm)に設定される。光吸収層103がこのように薄い膜厚を有していても、光吸収層103に入射された光が光吸収層103に閉じ込められるように光吸収層103の厚さを設定することにより、SiGeフォトダイオード100は従来の縦型pin受光器と比べて遜色のない光受信感度を実現することができる。即ち、SiGeフォトダイオード100における光吸収層103の厚さtは、フレネル反射によって光がなるべく光吸収層103に閉じ込められるような厚さに設定される。これにより、従来の厚い光吸収層を用いた縦型pin受光器と同等の光受信感度を得ることができる。
更に、本実施形態のSiGeフォトダイオード100では、第1半導体層102のi型領域105の幅(p型領域104とn型領域106に挟まれた基板面と平行な方向の寸法)wは、第2半導体層103(光吸収層)の厚さtよりも小さい幅に設定される(即ちw<t)。これにより、光吸収層103が十分に空乏化されるので、SiGeフォトダイオード100のpin構造の電気容量が低減すると共に、光吸収層103内の内部電界によってフォトキャリアが電極層(n型領域106又はp型領域104)へ高速に掃引されることで、SiGeフォトダイオード100は更なる高速動作が可能となる。
図2は、本発明の第2実施形態に係るSiGeフォトダイオード200の模式的な断面構成を示した図である。また図3は、SiGeフォトダイオード200の第1半導体層202の模式的な上面図である。図2は、図3中のAA線によるSiGeフォトダイオード200の断面を表している。本実施形態のSiGeフォトダイオード200は、第1実施形態のSiGeフォトダイオード100のより具体的な構成を示したものである。
SiGeフォトダイオード200は、埋め込み酸化膜(BOX層)207上に形成された第1半導体層202と、第1半導体層202上に形成された第2半導体層203とを備えている。第1半導体層202は、p型第1領域204、i型領域205、n型第1領域206、p型第2領域208、及びn型第2領域209を備えている。第1半導体層202、第2半導体層203、p型第1領域204、i型領域205、及びn型第1領域206は、それぞれ、図1に示されたSiGeフォトダイオード100の第1半導体層102、第2半導体層103、p型領域104、i型領域105、n型領域106に対応する。SiGeフォトダイオード200は、シリコン(Si)基板201、BOX層207、及びBOX層207上のSOI(Silicon On Insulator)層210からなる、SOI基板を利用して作製されている。
図2に示されるように、p型第1領域204、i型領域205、及びn型第1領域206は、シリコン基板201の主面に平行な方向に沿って周期的に配置されている。また図3に示されるように、平面視においては、各p型第1領域204、各i型領域205、及び各n型第1領域206は、同心円のリング様の形状を有している。より具体的には、内側のリングをなすp型第1領域204は、そのすぐ外側のリングをなすi型領域205と接しており、このi型領域205のリングは、その1段外側のn型第1領域206のリングと接している。そしてこのn型第1領域206も同様に、更に1段外側のリングをなすi型領域205と接し、同様にこのi型領域205のリングも、その外周を取り巻く外側のp型第1領域204のリングと接している。同心円の中心部から最外縁にわたって、各領域204、205、206が同様に繰り返して配置される。またp型第1領域204とn型第1領域206の各リングは、それぞれ、径方向に延びるp型第1領域又はn型第1領域によって相互に連結されている。このように、第1半導体層202は、p型第1領域204、i型領域205、及びn型第1領域206が基板面と平行な面内で同心円状に並んだ複数の横型のpin構造を有している。
第1半導体層202のp型第1領域204は、p型の不純物がドープされたシリコンからなる領域である。p型の不純物として、例えばホウ素(B)を用いることができる。p型第1領域204は、BOX層207上のSOI層210にp型不純物をドープすることによって形成されている。また第1半導体層202のn型第1領域206は、n型の不純物がドープされたシリコンからなる領域である。n型の不純物として、例えばリン(P)やヒ素(As)等を用いることができる。n型第1領域206は、BOX層207上のSOI層210にn型不純物をドープすることによって形成されている。第1半導体層202のi型領域205は、SOI層210のうち不純物がドープされていない領域である。
第1半導体層202は、更に、最外縁部のp型第1領域204に接するp型第2領域208と、最外縁部のn型第1領域206に接するn型第2領域209とを有する。p型第2領域208及びn型第2領域209は、電極212との接触抵抗を小さくするために、それぞれp型又はn型の不純物が高濃度にドープされたシリコンからなる領域である。p型第2領域208は、SOI層210にp型不純物をp型第1領域204よりも高濃度にドープすることによって形成され、同様にn型第2領域209は、SOI層210にn型不純物をn型第1領域206よりも高濃度にドープすることによって形成されている。例えば、p型第1領域204及びn型第1領域206の不純物濃度は1×1018cm−3〜5×1019cm−3の範囲であり、p型第2領域208及びn型第2領域209の不純物濃度は5×1019cm−3〜5×1021cm−3の範囲である。
第1半導体層202の複数の横型pin構造が配置されたエリアの上には、第2半導体層203が設けられている。第2半導体層203は、不純物がドープされていないi型のシリコンゲルマニウム(SiGe1−x)からなる層であり、SiGeフォトダイオード200へ入射された光を吸収してフォトキャリア(電子及びホール)を発生させる光吸収層として機能する。第2半導体層203は、i型のゲルマニウム(Ge)層(即ち組成比x=0)であってもよい。第2半導体層203は、第1半導体層202のpin構造上にシリコンゲルマニウムの結晶層をエピタキシャル成長させることによって形成されている。より詳細には、第2半導体層203は、その最下部が低温成長シリコンゲルマニウム層203aで構成されている。低温成長シリコンゲルマニウム層203aは、エピタキシャル成長時にシリコンゲルマニウム層203のバッファ層(結晶歪緩和層)となる層である。これにより、結晶性の良好なシリコンゲルマニウム層203をエピタキシャル成長させることができる。
第2半導体層203上には、更に、i型のシリコンからなる保護層211が形成されている。保護層211は、第2半導体層(シリコンゲルマニウム層)203を保護する目的で設けられている。エピタキシャル成長させたシリコンゲルマニウム層203は、一般的に表面結晶欠陥などが多く存在し、フォトダイオードに適用した際にリーク電流の原因になることが知られている。シリコンからなる保護層211を形成することにより、シリコンゲルマニウム層203の表面の結晶欠陥が被覆されると共に、化学的な安定性も改善される。
SiGeフォトダイオード200の表面は、絶縁膜213によって覆われている。絶縁膜213は、例えばSiO膜である。絶縁膜213のうち第1半導体層202のp型第2領域208とn型第2領域209の上部には、それぞれp型第2領域208及びn型第2領域209の表面にまで達する開口が設けられており、当該開口内には、SiGeフォトダイオード200から光電流を外部へ取り出すための電極212が形成されている。
SiGeフォトダイオード200を動作させる際、第1半導体層202のp型第1領域204とn型第1領域206間に電極212を介して逆バイアス電圧が印加され、これによりi型領域205及び第2半導体層203に空乏層が形成される。第2半導体層203で光吸収によって発生した電子とホールは、空乏層内の電界の作用を受けて、第2半導体層203からi型領域205を通ってそれぞれn型第1領域206又はp型第1領域204へと移動する。こうしてSiGeフォトダイオード200に光電流が流れる。
本実施形態のSiGeフォトダイオード200では、pin構造が薄膜(例えば膜厚100〜300nm)の第1半導体層202の面内に基板面と平行に構成されているため、各i型領域205を挟んで向かい合うp型第1領域204とn型第1領域206の対向面積を第1半導体層202の全てのpin構造について合計した総面積が、従来の縦型pin受光器におけるp型半導体層とn型半導体層の対向面積と比べて小さい。したがってSiGeフォトダイオード200は、複数のpin構造全体の電気容量を従来の縦型pin受光器よりも小さくすることができ、それにより高速な応答が可能となる。なお、上面から見たpin構造全体の面積が同一であるなら、p型第1領域204とn型第1領域206の幅が広いほど、第1半導体層202に含まれるpin構造の数が少なくなり電気容量が小さくなるので、SiGeフォトダイオード200の応答の高速化にはより好ましい。
また、本実施形態のSiGeフォトダイオード200では、第2半導体層203(光吸収層)の厚さtは、従来の縦型pin受光器における光吸収層の厚さ(1μm以上)の数分の1程度の厚さ(例えばt=0.5μm)に設定される。第2半導体層203がこのように薄い膜厚を有していても、膜厚の調整によって光閉じ込め効果を高めることが可能なため、SiGeフォトダイオード200は従来の縦型pin受光器と比べて遜色のない光受信感度を実現することができる。また本実施形態のSiGeフォトダイオード200においては、保護層211の膜厚を調整することによって、第2半導体層203における光吸収が最大となるように最適化することもできる。
更に、本実施形態のSiGeフォトダイオード200では、第1半導体層202のi型領域205の幅(p型第1領域204とn型第1領域206に挟まれた、基板面と平行且つ同心円の径方向に測った寸法)wは、第2半導体層203の厚さtよりも小さい幅に設定される(即ちw<t)。これにより、第2半導体層203に実効的に印加される逆バイアス電圧が大きくなると共に、第2半導体層203の内部の電界分布も改善され、より高速な受信動作が可能となる。
図4は、SiGeフォトダイオード200の過渡応答特性を示すシミュレーション結果の一例である。10ピコ秒(ps)の矩形の光パルスをSiGeフォトダイオード200に入力した際にカソード電極212から出力される光電流の時間変化を計算した。図の横軸は時間を、縦軸は電流をそれぞれ表す。各グラフは、p型第1領域204とn型第1領域206の幅(同一寸法)をそれぞれ0.8μm、1.0μm、1.5μm、2.0μmとした場合の光電流の時間応答を示している。図4のシミュレーション結果から、p型第1領域204とn型第1領域206の幅が広いほど、過渡応答速度が速いことが分かる。したがって、図3の第1半導体層202の上面図を参照すると、同心円の外縁側に配置されたリング周長の長いp型第1領域204とn型第1領域206の幅woutを、同心円の中心側に配置されたリング周長の短いp型第1領域204とn型第1領域206の幅winよりも広く形成しておくことで、全てのp型第1領域204とn型第1領域206を同じ幅で構成した場合と比べて、SiGeフォトダイオード200の過渡応答特性を改善することが可能である。p型第1領域204とn型第1領域206の幅は、同心円の中心側から外縁側に向かって徐々に広くなるように設定されてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されず、その要旨を逸脱しない範囲内において様々な変更が可能である。
例えば、SiGeフォトダイオード200において、第1半導体層202の各p型第1領域204、各i型領域205、及び各n型第1領域206は、平面視において図3のような同心円ではなく、同心多角形(例えば同心の矩形)をなすように配置されてもよい。
なお、SiGeフォトダイオード200(又はSiGeフォトダイオード100)への入射光は、絶縁膜213を介して光吸収層(第2半導体層203)の上方から基板201に対して垂直方向に与えてもよいし(面入射型)、あるいは、SOI層210に光導波路を作り込み、この光導波路を介して光吸収層(第2半導体層203)へ基板201と平行な方向に沿って入射光を与えてもよい(導波路入射型)。
100 SiGeフォトダイオード
101 基板
102 第1半導体層
103 第2半導体層
104 p型領域
105 i型領域
106 n型領域
200 SiGeフォトダイオード
201 シリコン基板
202 第1半導体層
203 第2半導体層
204 p型第1領域
205 i型領域
206 n型第1領域
207 埋め込み酸化膜
208 p型第2領域
209 n型第2領域
210 SOI層
211 保護層
212 電極
213 絶縁膜

Claims (5)

  1. p型領域、i型領域、及びn型領域が基板面と平行に配置されてなるpin構造を有する第1半導体層と、
    前記第1半導体層の前記pin構造上に形成されたi型のSiGe層よりなる第2半導体層と、を備え、
    前記i型領域の幅が前記第2半導体層の厚さよりも小さい、
    SiGeフォトダイオード。
  2. 前記第1半導体層は、p型領域、i型領域、及びn型領域が基板面と平行に周期的に配置されてなるpin構造を有する、請求項1に記載のSiGeフォトダイオード。
  3. 前記p型領域、前記i型領域、及び前記n型領域は、同心円形状に構成される、請求項1又は2に記載のSiGeフォトダイオード。
  4. 前記p型領域、前記i型領域、及び前記n型領域は、同心多角形形状に構成される、請求項1又は2に記載のSiGeフォトダイオード。
  5. 前記同心円若しくは前記同心多角形の中心から遠い部分に配置された前記p型領域又は前記n型領域の幅は、前記同心円若しくは前記同心多角形の中心に近い部分に配置された前記p型領域又は前記n型領域の幅よりも広い、請求項3又は4に記載のSiGeフォトダイオード。
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