JP2017178514A - シート搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より簡単な操作でストッパーを所期の位置へ変位させることが可能なシート搬送装置を提供すること。【解決手段】シート搬送装置は、支持部へと排出されるシートの先端位置を、支持部の部近傍において規制するストッパーを備える。ストッパーは、支持部に取り付けられた第一部品、及び第一部品に取り付けられた第二部品を有する。第一部品は支持部に対して相対的に回動可能に構成され、第二部品は第一部品に対して相対的に回動可能かつスライド可能に構成される。第二部品が第一位置にある場合、第一部品は非突出位置にある。第二部品が第二位置にある場合、第一部品は突出位置にある。【選択図】図5

Description

本開示は、シート搬送装置に関する。
搬送部から排出されるシートを支持する支持部(いわゆる排紙トレイ。)を備えたシート搬送装置において、支持部の端縁部近傍にストッパーが設けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の排紙トレイ装置(4)の場合、上述のストッパーに相当するエンドフェンス(35)は、延長トレイ(31)の排紙方向先端側に回動可能に取り付けられている。また、延長トレイは、固定トレイ(30)に対してスライド可能に設けられている。
特開2003−40513号公報
しかし、上述のような排紙トレイ装置を利用する場合、利用者は複数の可動部品(具体的には、延長トレイ及びエンドフェンス。)それぞれを操作して、各可動部品を所定の位置へ変位させなければならない。そのため、排紙トレイ装置を使用する前には、延長トレイに手を掛けて延長トレイを引き出す操作と、エンドフェンスに手を掛け直してエンドフェンスを立てる操作、以上2回の操作が必要になる。また、排紙トレイ装置を使用した後には、エンドフェンスに手を掛けてエンドフェンスを倒す操作と、延長トレイに手を掛け直して延長トレイを押し込む操作、以上2回の操作が必要になる。したがって、利用者にとっては、このような複数回にわたる操作が面倒に感じられる、という問題があった。
以上のような事情から、より簡単な操作でストッパーを所期の位置へ変位させることが可能なシート搬送装置を提供することが望ましい。
以下に説明するシート搬送装置は、搬送経路に沿ってシートを搬送可能な搬送部と、搬送部から排出されるシートを支持する支持部と、支持部へと排出されるシートの先端位置を、支持部におけるシートの移動方向下流側にある端縁部近傍において規制するストッパーと、を備え、ストッパーは、支持部に取り付けられた第一部品、及び第一部品に取り付けられた第二部品を有し、支持部及び第一部品のうち、いずれか一方には、軸方向が支持部におけるシートの移動方向に直交する方向へ向けられた第一軸部が設けられ、他方には、第一軸部を回動可能に支持する第一軸受け部が設けられることにより、第一部品が支持部に対して相対的に回動可能に構成され、第一部品は、回動中心に近い端部である第一端部と、第一端部よりも回動中心から離れた端部である第二端部とを有し、第一部品は、第二端部が端縁部から突出しない非突出位置と、第二端部が端縁部から突出する突出位置との間で回動可能に構成され、第二端部には、第一軸部と平行に配置された第二軸部が設けられ、第二部品には、第二軸部を回動可能かつスライド可能に支持する溝又は長孔を有する第二軸受け部が設けられることにより、第二部品が第一部品に対して相対的に回動可能かつ溝又は長孔が延びる方向へスライド可能に構成され、第二部品は、支持部におけるシートの移動方向上流側にある下端から下流側にある上端に向かって上り勾配となる傾斜を有する面であって支持部へと排出されるシートが接触可能な接触面を有し、搬送部から排出されるシートが第一の移動量だけ移動した時点で接触面に接触する第一位置、及び搬送部から排出されるシートが第一の移動量よりも大となる第二の移動量だけ移動した時点で接触面に接触する第二位置へ変位可能に構成され、第二部品のスライド方向は接触面に平行な方向とされていて、第二部品が第一位置にある場合には、第一部品は非突出位置にあり、かつ第二部品は最も斜め上方へスライドした位置よりも斜め下方へとスライドした位置に配置され、第二部品が第二位置にある場合には、第一部品は突出位置にあり、かつ第二部品は最も斜め上方へとスライドした位置に配置される。
このように構成されたシート搬送装置によれば、ストッパーが上述のような第一部品及び第二部品によって構成されている。そのため、第一部品が非突出位置に配置され、かつ第二部品が第一位置に配置された状態とすることにより、ストッパーの突出量が小さくなるようにすることができる。したがって、シート搬送装置を使用しない場合には、ストッパーの突出量を小さくすることにより、ストッパーが邪魔にならないようにすることができる。また、第一部品が突出位置に配置され、かつ第二部品が第二位置に配置された状態とすることにより、ストッパーの突出量が大きくなるようにすることもできる。したがって、したがって、シート搬送装置を使用する場合には、ストッパーの突出量を大きくすることにより、ストッパーを適正に機能させることができる。さらに、第一部品及び第二部品を上述のような各位置に変位させる際には、利用者が第二部品に手を掛けて操作を行えば、第二部品の変位に連動させて第一部品を変位させることができる。したがって、複数の部品それぞれを別々に操作しないと各部品を所期の位置に配置できない構造になっているものとは異なり、第二部品に対する操作を行うだけで、第一部品及び第二部品の双方を所期の位置に配置でき、ストッパーの操作性を向上させることができる。
図1は複合機の外観を示す斜視図である。 図2は読取ユニットを示す縦断面図である。 図3Aは格納位置にあるストッパーを示す斜視図である。図3Bは展開位置にあるストッパーを示す斜視図である。 図4Aはストッパーの第二部品を示す斜視図である。図4Bはストッパーの第一部品を示す斜視図である。図4Cは排出トレイに設けられた凹部を示す斜視図である。 図5Aは格納位置にあるストッパーを示す縦断面図である。図5Bは展開位置にあるストッパーを示す縦断面図である。 図6Aは格納位置にあるストッパーを示す縦断面図である。図6Bは第二部品を図6Aに示す位置から斜め右上方へスライドさせた状態を示す縦断面図である。図6Cは第一部品を図6Bに示す位置から時計回り方向に約90度回動させた状態を示す縦断面図である。図6Dは第一部品を図6Bに示す位置から時計回り方向に約140度回動させた状態を示す縦断面図である。図6Eは第一部品を図6Bに示す位置から時計回り方向に約180度回動させてストッパーを展開位置へと変位させた状態を示す縦断面図である。
次に、上述のシート搬送装置について、例示的な実施形態を挙げて説明する。
[複合機の構成]
図1に示す複合機1は、上述のシート搬送装置の一例に相当する構成を備える装置である。なお、以下の説明においては、複合機1を構成する各部の相対的な位置関係を簡潔に説明するために、図中に上下左右前後の各方向を併記し、これらの各方向を利用して説明を行う。これらの各方向のうち、上下方向は複合機1を水平面上に設置した場合における水平面に直交する方向、前方は後述する操作パネル5が向けられる方向、後方は前方の反対方向、左右方向は上記前方から複合機1を見た場合における左右方向である。
複合機1は、図1に示すように、本体ユニット2と、読取ユニット3とを備える。本体ユニット2の内部には、複合機1全体を制御する制御部、画像形成部、及びLAN通信部などが設けられている。読取ユニット3は、フラットベッド部3A(以下、FB部3Aと称する。)と、自動原稿搬送部3B(本開示でいうシート搬送装置の一例に相当。以下、ADF部3Bと称する。)とを備える。これらFB部3A及びADF部3Bについては後述する。
複合機1の前面には、利用者によって操作される操作パネル5が設けられている。操作パネル5は、利用者が複合機1に対して各種指令を与える際に操作する入力装置(例えば、タッチパネル、各種ボタン類、及びスイッチ類。)と、複合機1の動作状態などを利用者に通知するための出力装置(例えば、液晶ディスプレイ装置、及び各種ランプ類。)を有する。
操作パネル5の下方には、画像形成部において画像が形成された被記録媒体が排出される媒体排出トレイ6が設けられている。媒体排出トレイ6の下方には、開閉可能に構成された前面カバー7が設けられている。前面カバー7を開いた場合には、本体ユニット2の内部に設けられた画像形成部にアクセス可能となり、画像形成部に対するメンテナンスなどを実施することができる。前面カバー7の下方には、画像形成部へ供給される被記録媒体が収容される媒体供給カセット8が取り付けられている。
[読取ユニットの詳細]
次に、読取ユニット3の構造について説明する。読取ユニット3には、第一イメージセンサ11A及び第二イメージセンサ11Bが設けられている。これらのうち、第一イメージセンサ11AはFB部3Aに配設され、第二イメージセンサ11BはADF部3Bに配設されている。
第一イメージセンサ11A及び第二イメージセンサ11Bは、一方向に配列された複数の読取素子(図示略。)を備える一次元イメージセンサである。本実施形態の場合、第一イメージセンサ11A及び第二イメージセンサ11Bは、双方とも密着イメージセンサ(CIS;Contact Image Sensor)である。第一イメージセンサ11A及び第二イメージセンサ11Bは、上述の読取素子の配列方向(主走査方向。)が、前後方向(図2中でいう左右方向及び上下方向の双方に垂直な方向。)に向けられている。
また、読取ユニット3には、FBプラテン12、第一ADFプラテン13A、及び第二ADFプラテン13Bが設けられている。これらのうち、FBプラテン12及び第一ADFプラテン13AはFB部3Aに配設され、第二ADFプラテン13BはADF部3Bに配設されている。これらFBプラテン12、第一ADFプラテン13A、及び第二ADFプラテン13Bは、ガラス板やアクリル板などの透明な板材によって構成されている。FBプラテン12は、図2中でいう上下方向に直交する支持面で原稿を支持可能に構成されている。
FB部3Aには、ガイド軸14、キャリッジ15、及び歯付きベルト16などが設けられている。ガイド軸14は、金属の丸棒によって構成され、FBプラテン12の下方にあり、FBプラテン12との間に間隔を空けた位置において、図2中でいう左右方向へと延びている。
キャリッジ15は、ガイド軸14の上に取り付けられることにより、ガイド軸14に沿って左右方向へ往復移動可能な状態で支持されている。以下、キャリッジ15が左右方向へ往復移動する範囲のうち、左端となる位置を第一位置、右端となる位置を第二位置と称する。すなわち、キャリッジ15は、左右方向について、第一位置から第二位置へ右方に向かって往動し、第二位置から第一位置へ左方に向かって復動する。
キャリッジ15は、環状(すなわち、無端状。)の歯付きベルト16に連結されている。歯付きベルト16は、モータ(図示略。)によって順方向及び逆方向へ回転駆動され、その際、キャリッジ15は歯付きベルト16に追従して左右方向へ往復移動する。第一イメージセンサ11Aは、上述の読取素子がFBプラテン12及び第一ADFプラテン13Aに対向する方向(図2中でいう上方。)へ向けられた状態でキャリッジ15に搭載されている。
ADF部3Bには、押圧部17が設けられている。押圧部17は、発泡樹脂層と硬質樹脂フィルム層の積層体によって構成されている。ADF部3Bが閉じられた際、押圧部17は、若干の弾性変形を伴ってFBプラテン12に密接し、FBプラテン12上に載置された読み取り対象物をFBプラテン12に向かって押圧する。
FBプラテン12の上面に載置された読み取り対象物(例えば、シートやブック原稿など)の画像を読み取る場合、第一イメージセンサ11Aは、読取素子の配列方向(主走査方向。)に対して直交する方向(副走査方向。)へキャリッジ15とともに移動しながら画像を読み取る。なお、第一イメージセンサ11Aは、キャリッジ15が第一位置側から第二位置側へ向かって移動する際に、FBプラテン12によって支持された原稿の画像を読み取る。
読取ユニット3において、ADF部3Bは、図2に示すように、搬送経路(図2中に破線で示す経路。)に沿ってシートを搬送する搬送部20を備える。搬送部20の搬送方向上流側には、搬送部20へ供給されるシートを支持する供給トレイ21が設けられている。搬送部20の搬送方向下流側には、搬送部20から排出されたシートを支持する排出トレイ22(本開示でいう支持部の一例に相当。)が設けられている。
搬送部20は、吸入ローラ25、分離ローラ26A、分離片26B、第一搬送ローラ27A、第一ピンチローラ27B、第二搬送ローラ28A、第二ピンチローラ28B、排出ローラ29A、及び排出ピンチローラ29Bなどを備える。第一ピンチローラ27Bは、図示しないばねにより、第一搬送ローラ27Aに向かって付勢されている。第二ピンチローラ28Bは、図示しないばねにより、第二搬送ローラ28Aに向かって付勢されている。排出ピンチローラ29Bは、図示しないばねにより、排出ローラ29Aに向かって付勢されている。
供給トレイ21に載置されるシートは、吸入ローラ25によって供給トレイ21から搬送方向下流側へと送り出され、分離ローラ26A、及び分離片26Bによって1枚ずつに分離される。そして、更に第一搬送ローラ27Aや第二搬送ローラ28Aによって搬送方向下流側へと搬送されて、排出ローラ29Aによって排出トレイ22上へと排出される。
第一ADFプラテン13Aは、上記搬送経路に沿った位置で、当該搬送経路が最も下方に位置する箇所に設けられている。搬送経路を挟んで第一ADFプラテン13Aと対向する位置には、第一シート押さえ部31Aが設けられている。第一シート押さえ部31Aは、第一ADFプラテン13Aに対して上方から対向している。また、第二ADFプラテン13Bは、上記搬送経路に沿った位置で、第二搬送ローラ28Aから第一ADFプラテン13Aに向かって斜め下方へと延びる搬送経路の上方に設けられている。搬送経路を挟んで第二ADFプラテン13Bと対向する位置には、第二シート押さえ部31Bが設けられている。第二シート押さえ部31Bは、第二ADFプラテン13Bに対して斜め下方から対向している。
第一シート押さえ部31Aは、シートの搬送を妨げない程度の付勢力で第一ADFプラテン13Aに向かって付勢されている。これにより、シートが第一ADFプラテン13Aと第一シート押さえ部31Aとの間を搬送される際に、第一ADFプラテン13Aの上面に接触しつつ通過するシートが第一ADFプラテン13Aから浮き上がるのを抑制する。
第二シート押さえ部31Bは、シートの搬送を妨げない程度の付勢力で第二ADFプラテン13Bに向かって付勢されている。これにより、シートが第二ADFプラテン13Bと第二シート押さえ部31Bとの間を搬送される際に、第二ADFプラテン13Bの上面に接触しつつ通過するシートが第二ADFプラテン13Bから浮き上がるのを抑制する。
搬送部20によって搬送されるシートの画像を読み取る場合、第一イメージセンサ11Aは、第一ADFプラテン13Aを挟んで第一シート押さえ部31Aと対向する位置で静止し、第一ADFプラテン13Aの上面に接触しつつ通過するシートの画像を読み取る。第二イメージセンサ11Bは、第二ADFプラテン13Bを挟んで第二シート押さえ部31Bと対向する位置に配設されており、第二ADFプラテン13Bの下面に接触しつつ通過するシートの画像を読み取る。
[ストッパーの構成]
ADF部3Bにおいて、排出トレイ22の右端付近には、図1及び図2に示すように、ストッパー33が設けられている。ストッパー33は、図3Aに示す位置と図3Bに示す位置との間で変位可能に構成されている。より詳しくは、ストッパー33は、排出トレイ22に取り付けられた第一部品35と、第一部品35に取り付けられた第二部品37とを有する。排出トレイ22は、図4C等に示すように、排出トレイ22の上面22Bから下向きに凹む凹部67を有する。第一部品35は、排出トレイ22の凹部67に回動可能に支持される。
具体的には、第一部品35には、図4Bに示すように、第一軸部39が設けられている。排出トレイ22には、図4Cに示すように、第一軸受け部41が設けられている。第一軸部39は、第一部品35における搬送方向に沿う一対の側壁35Cから、それぞれ外向きに突出する。第一軸部39は、円柱状に形成され、軸方向が排出トレイ22におけるシートの移動方向(左右方向及び上下方向。)に直交する方向(前後方向。)へ向けられている。第一軸受け部41は、第一軸部39が嵌まり込む凹部又は孔である。第一軸受け部41は、第一部品35の側壁35Cと対向する内壁面67Aにそれぞれ形成されている。第一軸受け部41は、第一軸部39を回動可能に支持している。これにより、第一部品35は、排出トレイ22に対して相対的に回動可能に構成されている。なお、第一軸部39及び第一軸受け部41は、第一軸部39が排出トレイ22に設けられて、第一軸受け部41が第一部品35に設けられていてもよい。
第一部品35は、回動中心に近い端部である第一端部35Aと、第一端部35Aよりも回動中心から離れた端部である第二端部35Bとを有する。第一部品35は、第二端部35Bが排出トレイ22の端縁部22Aから突出しない非突出位置(図3A参照。)と、第二端部35Bが排出トレイ22の端縁部22Aから突出する突出位置(図3B参照。)との間で回動可能に構成されている。排出トレイ22の凹部67には、底面から上向きに突出する支持壁67Bが設けられている。支持壁67Bは、第一軸受け部41が形成されている位置よりもシートの移動方向上流側に設けられる。図5Aに示すように、支持壁67Bの上端は、非突出位置にある第一部品35を下から支持する。
第一部品35の第二端部35Bには、図4Bに示すように、第一軸部39と平行に配置された第二軸部43が設けられている。第二部品37には、図4Aに示すように、第二軸受け部45が設けられている。第二軸部43は、円柱状に形成されている。第二軸受け部45は、第二軸部43が通される溝又は長孔である。第二軸部43は、第二軸受け部45によって支持され、第二軸受け部45を構成する溝又は長孔に沿ってスライド可能かつ回動可能となっている。これにより、第二部品37は、第一部品35に対して相対的に回動可能かつ第二軸受け部45に沿ってスライド可能に構成されている。
第二部品37は、図4Aに示すように、接触面47と、平坦面49と、凸部51と、手掛け部53とを有する。接触面47は、排出トレイ22におけるシートの移動方向上流側にある下端47Aから下流側にある上端47Bに向かって上り勾配となる傾斜を有する面であり、排出トレイ22へと排出されるシートが接触可能な面である。平坦面49は、接触面47の上端47Bからシートの排出方向下流側に向かって延びている。凸部51は、平坦面49を挟んで接触面47とは反対側となる箇所にあり、平坦面49よりも上方へ突出している。手掛け部53は、凸部51を挟んで平坦面49とは反対側となる箇所にあり、平坦面49よりも下方へ凹んでいる。本実施形態の場合、手掛け部53の凹みは、第二軸受け部45が有する空隙に連続している。
第二部品37は、第一位置(図3A及び図5A参照。)と、第二位置(図3B及び図5B参照。)との間で変位可能に構成されている。第二部品37が第一位置にある場合、搬送部20から排出されるシートは、第一の移動量だけ移動した時点で接触面47に接触する。一方、第二部品37が第二位置にある場合、搬送部20から排出されるシートは、第一の移動量よりも大となる第二の移動量だけ移動した時点で接触面47に接触する。つまり、第二部品37が第二位置にある場合には、第二部品37が第一位置にある場合よりも、接触面47が搬送部20から離れた位置に配置される。
第一部品35に対する第二部品37のスライド方向は、上述の接触面47に平行な方向とされている。第二部品37が第一位置にある場合、第一部品35は上述の非突出位置にある(図3A及び図5A参照。)。また、第二部品37が第一位置にある場合、第二部品37は、第一部品35に対する相対位置に関し、最も斜め上方へとスライドした位置よりも、いくらか斜め下方へとスライドした位置に配置されている。第二部品37は、第一位置にある場合であっても、接触面47の上端47Bが排出トレイ22の上面22Bから突出している。これにより、接触面47の一部は、排出トレイ22へと排出されるシートが接触可能な位置に配置された状態になっている。図5Aに示すように、第二部品37が第一位置にある場合、第二部品37は、結合部59の下端が凹部67の底面に当接することにより下から支持される。また、第二部品37は、第二板部57の下面が第一部品35の第一端部35Aの上端に当接することにより下から支持される。
一方、第二部品37が第二位置にある場合、第一部品35は上述の突出位置にある(図3B及び図5B参照。)。また、第二部品37が第二位置にある場合、第二部品37は、第一部品35に対する相対位置に関し、最も斜め上方へとスライドした位置に配置されている。
また、本実施形態において、第二部品37は、第一板部55と、第二板部57と、結合部59とを有する。第一板部55は、板状に構成され、一方の面が上述の接触面47とされている。第二板部57は、板状に構成され、第一板部55との間に間隔を空けて平行に配置されて、上述の接触面47の裏にある面に対向している。結合部59は、上述の接触面47の下端47A付近において、第一板部55と第二板部57とを結合している。第二軸受け部45が有する溝又は長孔は、第一板部55と第二板部57との間に形成される空隙によって構成されている。
排出トレイ22には、図4Cに示すように、位置決め部61が設けられている。位置決め部61は、第一軸受け部41よりもシートの移動方向下流側に設けられ、支持壁67Bと対向する位置にある。位置決め部61は、第一部品35が突出位置へと変位した際に、図5Bに示すように、変位した状態の第一部品35に下から接触して第一部品35を突出位置で静止させる。ここで、第二部品37には、突起63が設けられている。図4Aに示すように、突起63は、第二部品37の結合部59の近傍において、接触面47よりも上向きに突出する部分である。より詳細には、図5A等に示すように、突起63は、断面が三角形状で前後方向に延設されている。第一部品35には、突起受け部65が設けられている。突起受け部65は、一対の側壁35Cの間を連結する板部材であり、第二軸部43と第一端部35Aとの間に設けられている。第一部品35が突出位置へと変位し、かつ、第二部品37が第二位置へ変位した場合、図5Bに示すように、突起63を構成する面が、突起受け部65を構成する面に押し付けられる状態で接触する。これにより、突起63と突起受け部65との間には摩擦抵抗が生じるため、第二部品37が自重で第一部品35に対して相対的に回動するのを防止している。
第一部品35は、非突出位置にある場合に(図5A参照。)、上述の凹部67に収容される。その際、第一部品35の第二端部35Bは、シートの排出方向上流側に向けられて、排出トレイ22の上面22Bよりも下方に配置される。また、第二部品37は、第一位置にある場合に(図5A参照。)、一部が凹部67に収容される。このとき、第二部品37の下端は、凹部67の内側底面に接触する。
[効果]
以上説明した通り、上記複合機1が備えるADF部3Bによれば、ストッパー33が上述のような第一部品35及び第二部品37によって構成されている。そのため、第一部品35が非突出位置に配置され、かつ第二部品37が第一位置に配置された状態とすることにより、ストッパー33の突出量が小さくなるようにすることができる。したがって、ADF部3Bを使用しない場合には、ストッパー33の排出トレイ22からの突出量を小さくすることにより、ストッパー33が邪魔にならないようにすることができる。
また、第一部品35が突出位置に配置され、かつ第二部品37が第二位置に配置された状態とすることにより、ストッパー33の排出トレイ22からの突出量が大きくなるようにすることもできる。したがって、したがって、ADF部3Bを使用する場合には、ストッパー33の排出トレイ22からの突出量を大きくすることにより、ストッパー33を適正に機能させることができる。
さらに、第一部品35及び第二部品37を上述のような各位置に変位させる際には、利用者が第二部品37の手掛け部53に手を掛けて操作を行えば、第二部品37の変位に連動させて第一部品35を変位させることができる。より詳しくは、ストッパー33が、図6Aに示す位置にある状態(すなわち、第一部品35が非突出位置に配置され、かつ第二部品37が第一位置に配置された状態。)において、利用者が第二部品37を引っ張って斜め右上方へとスライドさせると、第二部品37を図6Bに示す位置へ変位させることができる。そして、利用者が更に第二部品37を引っ張れば、第一部品35は図6Cに示す位置へと回動し、更に図6Dに示す位置を経て、図6Eに示す位置へと回動する。
ストッパー33が、図6Eに示す位置にある状態(すなわち、第一部品35が突出位置に配置され、かつ第二部品37が第二位置に配置された状態。)において、利用者が第二部品37を左方へと押し戻せば、上述の説明とは逆の挙動により、ストッパー33を図6Aに示す位置へと戻すことができる。したがって、複数の部品それぞれを別々に操作しないと各部品を所期の位置に配置できない構造になっているものとは異なり、第二部品37に対する操作を行うだけで、第一部品35及び第二部品37の双方を所期の位置に配置でき、ストッパー33の操作性を向上させることができる。
また、本実施形態の場合、第二部品37が第一位置にある状態でも、ストッパー33はシートに接触する。したがって、シートの排出方向の寸法がストッパー33を乗り越えてしまわない程度に小さい場合には、第二部品37が第一位置にある状態のままであっても、ストッパー33を機能させることができる。また、本実施形態の場合、第二部品37が、上述のような第一板部55、第二板部57、及び結合部59を有するので、これらによって構成される簡易な構造により、所期の第二軸受け部45を構成することができる。
また、本実施形態の場合、上述のような位置決め部61が設けられているので、第一部品35を適正に突出位置に位置決めすることができる。また、本実施形態の場合、第二部品37が、上述のような平坦面49を有している。そのため、シートの排出方向の寸法が長いシートの場合に、平坦面49でシートを支えることができるので、このような平坦面49がない場合に比べ、シートの先端位置を規制する効果を高めることができる。
また、本実施形態の場合、第二部品37は、上述のような凸部51を有している。そのため、シートの排出方向の寸法が長いシートの場合に、凸部51でシートの先端に接触することができるので、このような凸部51がない場合に比べ、シートの先端位置を規制する効果を高めることができる。
また、本実施形態の場合、第二部品37は、上述のような手掛け部53を有しているので、利用者が手掛け部53を利用して第二部品37を持つことができ、ストッパー33の操作性が良好になる。また、本実施形態の場合、第一部品35は、非突出位置にある場合に、凹部67に収容され、第二部品37は、第一位置にある場合に、一部が凹部67に収容される。そのため、ストッパー33の一部が凹部67に収容されるので、同様の凹部67が設けられていない場合に比べ、ストッパー33を相対的に下方に配置でき、装置の高さ方向寸法を小型化するのに有効である。
また、本実施形態の場合、第一部品35は、非突出位置にある場合に、シートの排出方向上流側に向けられる第二端部35Bが、排出トレイ22の上面22Bよりも下方に配置されている。そのため、排出トレイ22へと排出されるシートが第一部品35に引っ掛からないので、第一部品35がシートの排出を妨げることがない。
[他の実施形態]
以上、シート搬送装置について、例示的な実施形態を挙げて説明したが、上述の実施形態は本開示の一態様として例示されるものに過ぎない。すなわち、本開示は、上述の例示的な実施形態に限定されるものではなく、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲内において、様々な形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、第二部品37が第一位置にある場合に、接触面47の上端47Bが排出トレイ22の上面22Bから突出する例を示したが、接触面47の上端47Bが排出トレイ22の上面22Bから突出するか否かは任意である。例えば、第二部品37が第一位置にある場合に、接触面47の上端47Bが排出トレイ22の上面22Bよりも下方に配置され、ストッパー33が排出トレイ22の上面22Bよりも上方へ突出しない位置に格納されてしまう構造になっていてもよい。
また、上記実施形態では、シート搬送装置の一例として、画像読取装置に組み込まれたシート搬送装置を例示したが、本発明のシート搬送装置は、原稿に対して画像を形成(記録)する画像形成装置において採用することもできる。例えば、画像形成装置が備えるシート搬送機構において、本発明のシート搬送装置を採用すれば、画像形成後の被記録媒体の先端位置をストッパーで規制でき、被記録媒体が過剰に排出方向へ押し出されてしまうのを抑制することができる。
また、上記実施形態では、本発明の画像読取装置の一例として、複合機として構成された画像読取装置を例示したが、複合機として構成されているか否かは任意である。例えば、単機能の画像読取装置や画像形成装置であっても、本発明のシート搬送装置を採用することができる。
上記各実施形態における一つの構成要素によって実現していた機能を、複数の構成要素によって実現するように構成してもよい。また、複数の構成要素によって実現していた機能を一つの構成要素によって実現するように構成してもよい。また、上記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれる全ての態様が本開示の実施形態に該当する。
[補足]
なお、以上説明した例示的な実施形態から明らかなように、本開示のシート搬送装置は、更に以下に挙げるような構成を備えていてもよい。
まず、本開示のシート搬送装置において、第二部品は、第一位置にある場合に、第二部品の上端が支持部の上面から突出し、接触面の一部は、支持部へと排出されるシートが接触可能な位置に配置された状態になっていてもよい。このように構成されたシート搬送装置によれば、第二部品が第一位置にある状態でも、シートに接触する。したがって、シートの排出方向の寸法がストッパーを乗り越えてしまわない程度に小さい場合には、第二部品が第一位置にある状態のままストッパーを機能させることができる。
また、本開示のシート搬送装置において、第二部品は、板状に構成され、一方の面が接触面とされる第一板部と、板状に構成され、第一板部との間に間隔を空けて平行に配置されて、接触面の裏にある面に対向する第二板部と、接触面の下端付近において、第一板部と第二板部とを結合する結合部と、を有し、第二軸受け部が有する溝又は長孔は、第一板部と第二板部との間に構成される空隙であり、当該空隙に第二軸部が配置されていてもよい。このように構成されたシート搬送装置によれば、第一板部、第二板部、及び結合部を有する簡易な構造で、所期の第二軸受け部を構成することができる。
また、本開示のシート搬送装置において、支持部には、第一部品が突出位置へと変位した際に、第一部品に接触して第一部品を突出位置で静止させる位置決め部が設けられていてもよい。このように構成されたシート搬送装置によれば、第一部品を適正に突出位置に位置決めすることができる。
また、本開示のシート搬送装置において、第二部品は、接触面の上端からシートの排出方向下流側に向かって延びる平坦面を有していてもよい。このように構成されたシート搬送装置によれば、シートの排出方向の寸法が長いシートの場合に、平坦面でシートを支えることができるので、このような平坦面がない場合に比べ、シートの先端位置を規制する効果を高めることができる。
また、本開示のシート搬送装置において、第二部品は、平坦面を挟んで接触面とは反対側となる箇所に、平坦面よりも上方へ突出する凸部を有していてもよい。このように構成されたシート搬送装置によれば、シートの排出方向の寸法が長いシートの場合に、凸部でシートの先端に接触することができるので、このような凸部がない場合に比べ、シートの先端位置を規制する効果を高めることができる。
また、本開示のシート搬送装置において、第二部品は、凸部を挟んで平坦面とは反対側となる箇所に、平坦面よりも下方へ凹む手掛け部を有していてもよい。このように構成されたシート搬送装置によれば、利用者が手掛け部を利用して第二部品を持つことができるので、ストッパーの操作性が良好になる。
また、本開示のシート搬送装置において、支持部は、支持部の上面から下向きに凹む凹部を有し、第一部品は、非突出位置にある場合に、凹部に収容され、第二部品は、第一位置にある場合に、一部が凹部に収容されてもよい。このように構成されたシート搬送装置によれば、ストッパーの一部が凹部に収容されるので、同様の凹部が設けられていない場合に比べ、ストッパーを相対的に下方に配置でき、装置の高さ方向寸法を小型化するのに有効である。
また、本開示のシート搬送装置において、第一部品は、非突出位置にある場合に、シートの排出方向上流側に向けられる第二端部が、支持部の上面よりも下方に配置されてもよい。このように構成されたシート搬送装置によれば、支持部へと排出されるシートが第一部品に引っ掛からないので、第一部品がシートの排出を妨げることがない。
1…複合機、2…本体ユニット、3…読取ユニット、3A…フラットベッド部(FB部)、3B…自動原稿搬送部(ADF部)、5…操作パネル、6…媒体排出トレイ、7…前面カバー、8…媒体供給カセット、11A…第一イメージセンサ、11B…第二イメージセンサ、12…FBプラテン、13A…第一ADFプラテン、13B…第二ADFプラテン、14…ガイド軸、15…キャリッジ、16…歯付きベルト、17…押圧部、20…搬送部、21…供給トレイ、22…排出トレイ、22A…排出トレイの端縁部、22B…排出トレイの上面、25…吸入ローラ、26A…分離ローラ、26B…分離片、27A…第一搬送ローラ、27B…第一ピンチローラ、28A…第二搬送ローラ、28B…第二ピンチローラ、29A…排出ローラ、29B…排出ピンチローラ、31A…第一シート押さえ部、31B…第二シート押さえ部、33…ストッパー、35…第一部品、35A…第一端部、35B…第二端部、35C…側壁、37…第二部品、39…第一軸部、41…第一軸受け部、43…第二軸部、45…第二軸受け部、47…接触面、47A…接触面の下端、47B…接触面の上端、49…平坦面、51…凸部、53…手掛け部、55…第一板部、57…第二板部、59…結合部、61…位置決め部、63…突起、65…突起受け部、67…凹部、67A…内壁面、67B…支持壁。

Claims (9)

  1. 搬送経路に沿ってシートを搬送可能な搬送部と、
    前記搬送部から排出されるシートを支持する支持部と、
    前記支持部へと排出されるシートの先端位置を、前記支持部におけるシートの移動方向下流側にある端縁部近傍において規制するストッパーと、
    を備え、
    前記ストッパーは、前記支持部に取り付けられた第一部品、及び前記第一部品に取り付けられた第二部品を有し、
    前記支持部及び前記第一部品のうち、いずれか一方には、軸方向が前記支持部におけるシートの移動方向に直交する方向へ向けられた第一軸部が設けられ、他方には、前記第一軸部を回動可能に支持する第一軸受け部が設けられることにより、前記第一部品が前記支持部に対して相対的に回動可能に構成され、
    前記第一部品は、回動中心に近い端部である第一端部と、前記第一端部よりも回動中心から離れた端部である第二端部とを有し、前記第一部品は、前記第二端部が前記端縁部から突出しない非突出位置と、前記第二端部が前記端縁部から突出する突出位置との間で回動可能に構成され、
    前記第二端部には、前記第一軸部と平行に配置された第二軸部が設けられ、前記第二部品には、前記第二軸部を回動可能かつスライド可能に支持する溝又は長孔を有する第二軸受け部が設けられることにより、前記第二部品が前記第一部品に対して相対的に回動可能かつ前記溝又は長孔が延びる方向へスライド可能に構成され、
    前記第二部品は、前記支持部におけるシートの移動方向上流側にある下端から下流側にある上端に向かって上り勾配となる傾斜を有する面であって前記支持部へと排出されるシートが接触可能な接触面を有し、前記搬送部から排出されるシートが第一の移動量だけ移動した時点で前記接触面に接触する第一位置、及び前記搬送部から排出されるシートが前記第一の移動量よりも大となる第二の移動量だけ移動した時点で前記接触面に接触する第二位置へ変位可能に構成され、
    前記第二部品のスライド方向は前記接触面に平行な方向とされていて、前記第二部品が前記第一位置にある場合には、前記第一部品は前記非突出位置にあり、かつ前記第二部品は最も斜め上方へスライドした位置よりも斜め下方へとスライドした位置に配置され、前記第二部品が前記第二位置にある場合には、前記第一部品は前記突出位置にあり、かつ前記第二部品は最も斜め上方へとスライドした位置に配置される
    シート搬送装置。
  2. 請求項1に記載のシート搬送装置であって、
    前記第二部品は、前記第一位置にある場合に、前記第二部品の上端が前記支持部の上面から突出し、前記接触面の一部は、前記支持部へと排出されるシートが接触可能な位置に配置された状態になっている
    シート搬送装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のシート搬送装置であって、
    前記第二部品は、
    板状に構成され、一方の面が前記接触面とされる第一板部と、
    板状に構成され、前記第一板部との間に間隔を空けて平行に配置されて、前記接触面の裏にある面に対向する第二板部と、
    前記接触面の下端付近において、前記第一板部と前記第二板部とを結合する結合部と、
    を有し、
    前記第二軸受け部が有する溝又は長孔は、前記第一板部と前記第二板部との間に構成される空隙であり、当該空隙に前記第二軸部が配置されている
    シート搬送装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のシート搬送装置であって、
    前記支持部には、前記第一部品が前記突出位置へと変位した際に、前記第一部品に接触して前記第一部品を前記突出位置で静止させる位置決め部が設けられている
    シート搬送装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のシート搬送装置であって、
    前記第二部品は、前記接触面の上端からシートの排出方向下流側に向かって延びる平坦面を有する
    シート搬送装置。
  6. 請求項5に記載のシート搬送装置であって、
    前記第二部品は、前記平坦面を挟んで前記接触面とは反対側となる箇所に、前記平坦面よりも上方へ突出する凸部を有する
    シート搬送装置。
  7. 請求項6に記載のシート搬送装置であって、
    前記第二部品は、前記凸部を挟んで前記平坦面とは反対側となる箇所に、前記平坦面よりも下方へ凹む手掛け部を有する
    シート搬送装置。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のシート搬送装置であって、
    前記支持部は、前記支持部の上面から下向きに凹む凹部を有し、
    前記第一部品は、前記非突出位置にある場合に、前記凹部に収容され、
    前記第二部品は、前記第一位置にある場合に、一部が前記凹部に収容される
    シート搬送装置。
  9. 請求項8に記載のシート搬送装置であって、
    前記第一部品は、前記非突出位置にある場合に、シートの排出方向上流側に向けられる前記第二端部が、前記支持部の上面よりも下方に配置される
    シート搬送装置。
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