JP2017174071A - 操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】誤判定を抑制する操作装置を提供する。【解決手段】操作装置1は、操作面20になされた操作を検出するタッチパッド2と、タッチパッド2によって二本の操作指の操作が検出された場合、予め定められた時間、ピンチ操作の判定を停止する制御部4と、を備えて概略構成されている。この制御部4は、二本の操作指間の距離Lの変化がピンチしきい値401以上になると、マスク時間403の計測を停止してピンチ操作の判定を開始するように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、操作装置に関する。
従来の技術として、タッチパネルによる操作部と、所定の画面上でタッチパネル上の接触を検知している位置を所定のポインタ画像で表示する表示手段と、ユーザからの操作に合わせてポインタ画像の位置を移動させ、画面上に示す制御手段と、を備えた情報表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この情報表示装置は、ユーザからの操作としてフリック操作やピンチ操作を検出することができる。
特開2016−18453号公報
近年、従来の情報表示装置のようにフリック操作とピンチ操作を検出する操作部が知られている。またこのような操作部の中には、二本指で行われたフリック操作を検出するものがあり、二本指で行われたフリック操作時に指の間隔が変わってフリック操作がピンチ操作と誤判定される可能性がある。
従って本発明の目的は、誤判定を抑制する操作装置を提供することにある。
本発明の一態様は、操作面になされた操作を検出する検出部と、検出部によって二本の操作指の操作が検出された場合、予め定められた時間、ピンチ操作の判定を停止する判定部と、を備えた操作装置を提供する。
本発明によれば、誤判定を抑制することができる。
図1(a)は、実施の形態に係る操作装置の一例を示す車両内部の概略図であり、図1(b)は、操作装置のブロック図の一例を示している。 図2(a)は、実施の形態に係る操作装置の操作面になされたピンチ操作の一例を示す概略図であり、図2(b)は、二本の操作指によってなされたフリック操作の一例を示す概略図である。 図3(a)は、比較例に係るマスク時間を設定しない場合のピンチ操作の判定結果の一例を示すグラフであり、図3(b)は、マスク時間を設定しない場合のピンチ量と時間の関係の一例を示すグラフであり、図3(c)は、実施の形態に係るマスク時間と時間の関係の一例を示すグラフであり、図3(d)は、マスク時間の間、ピンチ判定を停止した場合のピンチ操作の判定結果の一例のグラフであり、図3(e)は、マスク時間を設定した場合のピンチ量の一例を示すグラフである。 図4(a)は、比較例に係るマスク時間を設定しない場合のピンチ操作の判定結果の一例を示すグラフであり、図4(b)は、マスク時間を設定しない場合のピンチ量と時間の関係の一例を示すグラフであり、図4(c)は、実施の形態に係るマスク時間の測定が停止された場合のマスク時間と時間の関係の一例を示すグラフであり、図4(d)は、マスク時間が停止された場合のピンチ操作の判定結果の一例を示すグラフであり、図4(e)は、マスク時間が停止された場合のピンチ量の一例を示すグラフである。 図5は、実施の形態に係る操作装置の動作の一例を示すフローチャートである。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る操作装置は、操作面になされた操作を検出する検出部と、検出部によって二本の操作指の操作が検出された場合、予め定められた時間、ピンチ操作の判定を停止する判定部と、を備えて概略構成されている。
操作装置は、予め定められた時間、ピンチ操作の判定を停止するので、この構成を用いない場合と比べて、二本の操作指でなされたフリック操作において操作指間の距離の微小変化がピンチ操作であるとされる誤判定を抑制することができる。
[実施の形態]
(操作装置1の概要)
図1(a)は、実施の形態に係る操作装置の一例を示す車両内部の概略図であり、図1(b)は、操作装置のブロック図の一例を示している。図2(a)は、実施の形態に係る操作装置の操作面になされたピンチ操作の一例を示す概略図であり、図2(b)は、二本の操作指によってなされたフリック操作の一例を示す概略図である。なお、以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。また図1(b)では、主な信号や情報の流れを矢印で示している。
操作装置1は、例えば、図1(a)に示すように、車両8に搭載されている。この操作装置1は、例えば、車両8の運転席と助手席の間に伸びるフロアコンソール80に配置されている。また操作装置1は、例えば、導電性を有するペンや指による操作により、電子機器の表示部に表示されたカーソルの移動、表示されたアイコンの選択、決定、ドラッグ、ドロップなどの指示を行うことができるように構成されている。センターコンソール81に配置された表示装置85は、電子機器の表示部として機能する。本実施の形態では、指(操作指)による操作について説明する。
操作装置1は、図1(a)及び図1(b)に示すように、操作面20になされた操作を検出する検出部としてのタッチパッド2と、タッチパッド2によって二本の操作指の操作が検出された場合、予め定められた時間、ピンチ操作の判定を停止する判定部としての制御部4と、を備えて概略構成されている。
なお以下では、予め定められた時間をマスク時間403、ピンチ操作の判定を停止する処理をマスク処理と記載する。よって制御部4は、タッチパッド2が二本の操作指による操作を検出すると、マスク時間403の間、マスク処理を行う。
(タッチパッド2の構成)
タッチパッド2は、例えば、操作者の操作指が接触した操作面20上の位置を検出するタッチセンサである。タッチパッド2としては、例えば、抵抗膜方式、赤外線方式、SAW(Surface Acoustic Wave)方式、静電容量方式などのマルチタッチを検出可能なタッチセンサを用いることが可能である。本実施の形態のタッチパッド2は、一例として、静電容量方式のタッチセンサである。
このタッチパッド2は、一例として、タッチ操作やタップ操作の他に複数の操作指によって行われるピンチ操作(ピンチアウト操作、ピンチイン操作)、フリック操作などを検出するように構成されている。
ピンチアウト操作は、例えば、図2(a)に示すように、操作面20に接触させた二本の操作指90及び操作指91を広げて、地図画像などをピンチ量に応じて拡大する操作を示す。ピンチイン操作は、例えば、操作面20に接触させた二本の操作指90及び操作指91を近づけて、地図画像などをピンチ量に応じて縮小する操作を示す。図2(a)に示す検出点900及び検出点910は、タッチパッド2が検出した操作指90及び操作指91の座標点である。
フリック操作は、例えば、操作指で操作面20を払う操作を示す。タッチパッド2は、例えば、図2(b)に示すように、二本の操作指92及び操作指93で操作面20を払うフリック操作を検出する。操作者は、二本の操作指92及び操作指93によるフリック操作を行うことにより、一例として、表示装置85に表示された地図画像をフリック操作がなされた方向に送ることができる。図2(b)に示す検出点920及び検出点930は、タッチパッド2が検出した操作指92及び操作指93の座標点である。
タッチパッド2は、操作指を検出した操作面20上の点である検出点の座標の情報を検出情報Sとして制御部4に出力する。具体的には、タッチパッド2は、例えば、駆動信号が供給される複数の駆動電極と、駆動された駆動電極との間に形成される静電容量を読み出す複数の検出電極とが、互いに絶縁されて操作面20の下方に配置されている。タッチパッド2は、駆動電極と検出電極の全ての組み合わせで得られる静電容量に基づいて検出点を求め、検出情報Sとして周期的に出力する。この周期は、一例として、20msである。
(制御部4の構成)
図3(a)は、比較例に係るマスク時間を設定しない場合のピンチ操作の判定結果の一例を示すグラフであり、図3(b)は、マスク時間を設定しない場合のピンチ量と時間の関係の一例を示すグラフであり、図3(c)は、実施の形態に係るマスク時間と時間の関係の一例を示すグラフであり、図3(d)は、マスク時間の間、ピンチ判定を停止した場合のピンチ操作の判定結果の一例のグラフであり、図3(e)は、マスク時間を設定した場合のピンチ量の一例を示すグラフである。
図4(a)は、比較例に係るマスク時間を設定しない場合のピンチ操作の判定結果の一例を示すグラフであり、図4(b)は、マスク時間を設定しない場合のピンチ量と時間の関係の一例を示すグラフであり、図4(c)は、実施の形態に係るマスク時間の測定が停止された場合のマスク時間と時間の関係の一例を示すグラフであり、図4(d)は、マスク時間が停止された場合のピンチ操作の判定結果の一例を示すグラフであり、図4(e)は、マスク時間が停止された場合のピンチ量の一例を示すグラフである。
図3(a)、図3(d)、図4(a)及び図4(d)は、縦軸がピンチ発生のあり、なしを示している。図3(b)、図3(e)、図4(b)及び図4(e)は、縦軸がピンチ量の絶対値である。図3(c)及び図4(c)は、縦軸がマスク時間403である。図3(a)〜図3(e)、図4(a)〜図4(e)は、横軸が時間である。また図3(a)〜図3(e)、図4(a)〜図4(e)は、例えば、静電容量の読み出しの周期ごとにピンチ量などが表示されている。
制御部4は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部4が動作するためのプログラムが格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果などを格納するメモリ40である。また制御部4は、マスク時間403を計測するタイマ41を備えている。
メモリ40には、例えば、図1(b)に示すように、マスク時間しきい値400、ピンチしきい値401、履歴情報402及びマスク時間403が記憶されている。
マスク時間しきい値400は、マスク時間403内のマスク処理終了を判定するためのしきい値である。このマスク時間しきい値400は、ピンチ量と比較される。このピンチ量は、前の周期で検出された二本の操作指間の距離Lと今周期で検出された距離Lとの差(=L−L)である。従って制御部4は、ピンチ量がプラスだとピンチイン操作、マイナスだとピンチアウト操作であると判定する。制御部4は、ピンチ量の絶対値を算出し、マスク処理中に、マスク量の絶対値がマスクしきい値400以上となった場合、ピンチ操作が行われたとしてマスク処理を停止する。
ピンチしきい値401は、ピンチ操作を判定するためのしきい値である。このピンチしきい値401は、マスク時間しきい値400よりも低く設定されている。制御部4は、ピンチ量がピンチしきい値401以上となるとピンチ操作がなされたと判定する。
履歴情報402は、検出された操作指間の距離L、及び検出点の座標などを時系列的に格納している。制御部4は、履歴情報402に基づいてピンチ量を算出する。
マスク時間403は、マスク処理を行う時間の長さである。制御部4は、タイマ41を起動して時間を計測させ、マスク時間403が経過するとタイマ41を停止させ、マスク処理を停止する。なおマスク時間403は、一例として、100〜200msである。本実施の形態のマスク時間403は、一例として、150msである。
図2(b)に示すように、操作者が二本の操作指92及び操作指93によるフリック操作を行うと、操作指92の検出点920と操作指93の検出点930の距離Lが小さく変化し、この変化によってピンチ操作が行われたと判定される場合がある。
比較例として図3(a)に示す「あり」は、図3(b)に示すように、ピンチ操作を判定するためのしきい値が低いため、僅かなピンチ量でピンチ操作が判定される例を示している。このように、僅かなピンチ量でピンチ操作が判定されると、例えば、フリック操作を行ったつもりが地図画像の拡大や縮小、又は拡大と縮小が繰り返されることとなり、操作性が良くない。
ここで図3(b)に示すしきい値が高く設定されれば僅かなピンチ量でピンチ操作を判定するようなことは減少するが、判定の感度が低くなって操作性が低下する。例えば、操作者が地図画像を拡大して所望の大きさになるように微調整を行う際に判定されない可能性がある。またピンチ操作を判定するしきい値は、操作装置1が接続される電子機器側のしきい値である場合があり、感度を高めるため、低く設定されることもある。
本実施の形態の操作装置1は、図3(c)〜図3(e)に示すように、予め定められた時間(マスク時間403)の間、ピンチ操作の判定を行わないので、僅かなピンチ量でピンチ操作が判定されない。そして操作装置1は、操作の開始からマスク時間403が経過するまでピンチ操作の判定を行わないことにより、その間の履歴情報402に基づいてフリック操作などを精度良く判定することが可能となる。
また制御部4は、ピンチ操作の判定を停止している間、二本の操作指間の距離Lの変化をゼロとした操作情報Sを出力する。従って電子機器側でピンチ操作が判定される場合、操作装置1は、一例として、当該操作情報Sを電子機器に出力し、マスク時間403の間、ピンチ操作の判定がなされないようにすることができる。
また制御部4は、二本の操作指間の距離Lの変化がピンチしきい値401以上になると、マスク時間403の計測を停止してピンチ操作の判定を開始するように構成されている。
例えば、比較例として図4(a)に示すようなピンチ量が検出された場合、図4(b)に示すように、しきい値が低いと検出されたピンチ量の全てがピンチ発生「あり」と判定される。また制御部4がマスク時間403を設定してマスク処理を開始し、終了までピンチ操作の判定を停止すると、図4(b)の三番目のピンチ量のように、明らかにピンチ操作を行っている操作をマスクしてしまう可能性がある。
そこで制御部4は、マスク時間しきい値400を用いて、マスク時間403内に行われた明らかなピンチ操作を検出するように構成されている。従って制御部4は、図4(c)〜図4(e)に示すように、マスク時間403内にマスク時間しきい値400以上のピンチ量が検出されると、マスク処理を停止させ、ピンチ操作がなされたと判定する。
以下に操作装置1の動作の一例について図5のフローチャートに従って説明する。ここでは、ピンチ操作の判定に関する動作のみ説明する。
(動作)
操作装置1の制御部4は、車両8の電源が投入されると、タッチパッド2から周期的に検出情報Sを取得する。制御部4は、取得した検出情報Sに基づいて検出点が2点になるか監視する。なお制御部4は、例えば、検出点が1点の場合や検出点が3点以上の場合、なぞり操作などの判定を行う。
制御部4は、ステップ1の「Yes」が成立する、つまり検出点が2点であった場合(Step1:Yes)、マスク処理を開始する(Step2)。制御部4は、マスク処理のため、タイマ41を起動してマスク時間403の計測を開始する(Step3)。
制御部4は、2点の検出点に基づいて距離Lを算出し、履歴情報402としてメモリ40に記憶する。制御部4は、次の周期の検出情報Sに基づいてピンチ量を算出する。制御部4は、ピンチ量がマスク時間しきい値400以上であった場合(Step4:Yes)、ピンチ操作が行われたと判定し、タイマ41を制御してマスク時間403の計測を停止させてマスク処理を停止する(Step5)。
そして制御部4は、ピンチ量に基づいた操作情報Sを生成して電子機器に出力する(Step6)。この操作情報Sは、ピンチ操作ありを示している。制御部4は、マスク処理を停止した周期の次の周期の検出情報Sからピンチ操作の判定動作を行う。
ここでステップ4において制御部4は、マスク時間しきい値400よりピンチ量が小さい場合(Step4:No)、ピンチ操作なし、ピンチ量ゼロとした操作情報Sを生成して電子機器に出力する(Step7)。
そして制御部4は、タイマ41が測定している時間を確認する。制御部4は、マスク時間403が経過した場合(Step8:Yes)、マスク処理を停止する(Step9)。そして制御部4は、次の周期の検出情報Sとピンチしきい値401とに基づいてピンチ操作の判定を行う。
またステップ8において制御部4は、マスク時間403が経過していない場合(Step8:No)、次の周期の検出情報Sを取得し、当該検出情報Sから得られる操作指間の距離Lと履歴情報402から得られる前の周期の距離Lに基づいたピンチ量と、マスク時間しきい値400と、を比較する(Step4)。
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係る操作装置は、誤判定を抑制することができる。具体的には、操作装置1は、マスク時間403の間、ピンチ操作の判定を停止するので、この構成を用いない場合と比べて、二本の操作指でなされたフリック操作において操作指間の距離Lの微小変化がピンチ操作であるとされる誤判定を抑制することができる。操作装置1は、誤判定が抑制されるので、操作性が良い。
操作装置1は、二本の操作指による操作検出の開始からマスク時間403が経過するまでピンチ操作の判定を行わないことにより、その間の履歴情報402に基づいて二本の操作指で行われたフリック操作などを精度良く判定することができる。
操作装置1は、マスク時間403の間、ピンチ量がゼロとする操作情報Sを電子機器に出力するので、電子機器側で、高感度でピンチ操作を判定する場合であっても、意図しない操作指間の距離の微小変化をピンチ操作と誤判定されることを抑制することができる。従って操作装置1は、誤判定の抑制と共に、電子機器の設定に応じた高感度なピンチ操作の検出を両立させることができる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…操作装置、2…タッチパッド、4…制御部、8…車両、20…操作面、40…メモリ、41…タイマ、80…フロアコンソール、81…センターコンソール、85…表示装置、90〜93…操作指、400…マスク時間しきい値、401…ピンチしきい値、402…履歴情報、403…マスク時間、900…検出点、910…検出点、920…検出点、930…検出点

Claims (3)

  1. 操作面になされた操作を検出する検出部と、
    前記検出部によって二本の操作指の操作が検出された場合、予め定められた時間、ピンチ操作の判定を停止する判定部と、
    を備えた操作装置。
  2. 前記判定部は、前記二本の操作指間の距離の変化がしきい値以上になると、前記予め定められた時間の計測を停止して前記ピンチ操作の判定を開始する、
    請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記判定部は、前記ピンチ操作の判定を停止している間、前記二本の操作指間の距離の変化をゼロとした操作情報を出力する、
    請求項1又は2に記載の操作装置。
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