JP2017171209A - 車両用空調装置および空調制御方法 - Google Patents

車両用空調装置および空調制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コストを嵩ませずに、車室内の空調を制御することが可能な車両用空調装置および空調制御方法を提供する。【解決手段】車両用空調装置は、冷媒を圧縮するコンプレッサと、高温高圧の冷媒とエンジン冷却部から送出された冷却液との間で熱交換を行う凝縮器と、高圧の冷媒を低温低圧に膨張する膨張弁と、エンジン冷却部に導入される冷却液と低温低圧の冷媒との間で熱交換を行う蒸発器と、コンプレッサ、凝縮器、膨張弁および蒸発器を含む冷媒回路と、高温高圧の冷媒との熱交換で加熱された冷却液と車室内へ送られる空気との間で熱交換を行うヒーターコアと、を具備し、コンプレッサと膨張弁との間を流れる高圧冷媒の圧力を検出する圧力センサと、検出された圧力に基づいて、ヒーターコアに流入する冷却液の温度を算出する算出部と、算出した冷却液の温度に基づいて車室内の空調を制御する制御部と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、車両用空調装置および空調制御方法に関する。
従来の車両用の暖房装置として、高温になったエンジン冷却水(冷却液)をヒーターコアに流入させ、冷却液と空気との間で熱交換を行い、暖められた空気を車室内に供給することで、車室内を暖房する温水式ヒータが多く採用されている。
例えば、特許文献1には、既存の温水式ヒータを基本としつつ、ヒートポンプを利用して冷却水を加熱する構成を付加した車両用空調装置が開示されている。
特開平10−76837号公報
特許文献1のヒートポンプは、冷媒を高温高圧にするコンプレッサと、高温高圧にされた冷媒と冷却液との間で熱交換を行うことで、冷却液を加熱する凝縮器とを有する。これにより、ヒーターコアに流入する冷却液の温度がより高温となり、既存のものより暖房性能を向上させることが可能となる。
車室内の空調を快適なものにするためには、ヒーターコアに流入する冷却液の温度を検出し、検出された冷却液の温度に基づいて空調を制御する必要がある。
例えば、冷却液の温度に基づいてエンジンの冷却装置の制御を行うために、冷却液の温度を検出するための液温センサがエンジン冷却水路出口に設けられている。
しかしながら、エンジン冷却水路出口に設けられた液温センサによって、ヒーターコアに流入する冷却液の温度を検出しようとしても、エンジン冷却水路出口における冷却液の温度と、凝縮器で加熱されてからヒーターコアに流入する冷却液の温度とは異なるため、冷却液の温度を正確に検出できず、空調の制御に用いることが難しいという問題点があった。
また、ヒーターコアに流入する冷却液の温度を検出するために、新たな液温センサをヒーターコアの入口に設けた場合、コストが嵩むという問題点があった。
本発明の目的は、コストを嵩ませずに、車室内の空調を制御することが可能な車両用空調装置および空調制御方法を提供することである。
上記の目的を達成するため、本発明に係る車両用空調装置は、
冷媒を圧縮するコンプレッサと、
高温高圧の冷媒とエンジン冷却部から送出された冷却液との間で熱交換を行う凝縮器と、
高圧の冷媒を低温低圧に膨張する膨張弁と、
前記エンジン冷却部に導入される冷却液と低温低圧の冷媒との間で熱交換を行う蒸発器と、
前記コンプレッサ、前記凝縮器、前記膨張弁および前記蒸発器を含む冷媒回路と、
前記高温高圧の冷媒との熱交換で加熱された冷却液と車室内へ送られる空気との間で熱交換を行うヒーターコアと、
を具備し、
前記コンプレッサと前記膨張弁との間を流れる高圧冷媒の圧力を検出する圧力センサと、
前記検出された前記圧力に基づいて、前記ヒーターコアに流入する前記冷却液の温度を算出する算出部と、
前記算出した前記冷却液の温度に基づいて車室内の空調を制御する制御部と、
を備える。
また、本発明に係る空調制御方法は、
コンプレッサ、凝縮器、膨張弁および蒸発器を含む冷媒回路において、前記コンプレッサにより圧縮された冷媒との間で熱交換が行われた冷却液をヒーターコアに流入させ、前記冷却液と空気との間で熱交換を行い、暖められた前記空気を車室内に供給する空調制御方法において、
前記コンプレッサと前記膨張弁との間を流れる高圧冷媒の圧力を検出する検出ステップと、
前記検出した前記圧力に基づいて、前記ヒーターコアに流入する冷却液の温度を算出する算出ステップと、
前記算出した前記冷却液の温度に基づいて車室内の空調を制御する制御ステップと、
を備える。
本発明によれば、コストを嵩ませずに、車室内の空調を制御することができる。
本発明の実施の形態に係る車両用空調装置を示す構成図 本発明の実施の形態の車両用空調装置の制御構成を示すブロック図 冷媒の吐出圧力とヒーターコア入口冷却液温度との関係を示す図 凝縮器で行われる冷媒と冷却水との間の熱交換を概略的に示す図 冷媒の吐出圧力とヒーターコア入口冷却液温度との関係等を示す図 ヒートポンプ暖房制御部が行う処理を示すフロー図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両用空調装置1を示す構成図である。
本実施の形態では、発熱部品としてのエンジン(内燃機関)を有する車両に搭載されて、車室内の空気調整を行う車両用空調装置1について説明する。
本実施の形態の車両用空調装置1は、複数の運転モードに切り換えられて動作する。このために、車両用空調装置1は、構成ユニット10、コンプレッサ(圧縮機)38、エンジン冷却部40、ヒーターコア44、エバポレータ48、膨張弁37、室外コンデンサ39、逆止弁15、および、これらの間を結ぶ冷却液の配管および冷媒配管等を有する。ヒーターコア44と、エバポレータ48とは、HVAC(Heating, Ventilation, and Air Conditioning)70の吸気通路内に配置される。HVAC70には、吸気を流すファンF1が設けられている。
コンプレッサ38は、エンジンの動力または電気により駆動して、吸入した冷媒を高温高圧に圧縮して吐出する。高温高圧の冷媒は、凝縮器12または室外コンデンサ39に送られる。低圧の冷媒は、構成ユニット10の蒸発器11、又は、エバポレータ48から合流管を介してコンプレッサ38へ吸入される。
エンジン冷却部40は、ポンプを有し、エンジンから熱を冷却液に放出させる。ポンプは冷却液を移送する。冷却液の移送方向を図1に矢印で示す。なお、エンジン冷却部40には、熱を外気に放出するラジエータが備えられていてもよい。
冷却液は、例えば、LLC(Long Life Coolant)などの不凍液であり、熱を運ぶための液体である。
ヒーターコア44は、冷却液と空気との間で熱交換を行う機器であり、車室内へ空気を供給するHVAC70の吸気通路内に配置される。ヒーターコア44には、加熱された冷却液が供給され、暖房運転時に車室内へ供給される空気に熱を放出する。ヒーターコア44は、ドア44aの開度により車室内に供給する空気の量を調整する。ドア44aは電気的な制御で開閉する。
エバポレータ48は、低温低圧の冷媒と、空気との間で熱交換を行う機器であり、HVAC70の吸気通路内に配置される。エバポレータ48には、冷房運転時、除湿運転時、また温調運転時に低温低圧の冷媒が流され、車室内へ供給される空気を冷却する。
膨張弁37は、高温高圧の冷媒を低温低圧に膨張して、エバポレータ48に吐出する。
室外コンデンサ39は、冷媒を流す通路と、空気を流す通路とを有し、冷媒と空気との間で熱交換を行う。室外コンデンサ39は、冷房モードおよび除湿モードのとき、高温高圧の冷媒が流されて、冷媒から外気へ熱を排出させる。
構成ユニット10は、蒸発器11と、凝縮器12と、第1開閉弁13と、第2開閉弁14と、膨張弁16と、圧力センサ80とを有する。
蒸発器11は、冷温低圧の冷媒を流す通路と、冷却液を流す通路とを有し、冷媒と冷却液との間で熱交換を行う。蒸発器11には、所定の運転モードのときに、膨張弁16から低温低圧の冷媒が導入されて、冷却液から低温低圧冷媒へ熱を移動させる。これにより、蒸発器11は、低温低圧の冷媒を気化させる。
蒸発器11の冷却液の導入口は、配管を介してヒーターコア44に連通され、蒸発器11の冷却液の送出口は、配管を介してエンジン冷却部40に連通されている。蒸発器11の冷媒の導入口は、配管を介して膨張弁16に連通され、蒸発器11の冷媒の送出口は、コンプレッサ38の吸入口へ合流する配管に連通されている。
凝縮器12は、高温高圧の冷媒を流す通路と、冷却液を流す通路とを有し、冷媒と冷却液との間で熱交換を行う。凝縮器12には、所定の運転モードのときに、コンプレッサ38から高温高圧の冷媒が送られて、高温高圧の冷媒から冷却液へ熱を放出させる。これにより、凝縮器12は、高温高圧の冷媒を凝縮させる。
凝縮器12の冷却液の導入口は、配管を介してエンジン冷却部40に連通され、凝縮器12の冷却液の送出口は、配管を介してヒーターコア44に連通されている。凝縮器12の冷媒の導入口は、配管を介してコンプレッサ38の吐出口へ連通され、凝縮器12の冷媒の送出口は、膨張弁16に連通されている。
第1開閉弁13および第2開閉弁14は、例えば電気的な制御により、冷媒配管の開閉を切り替える弁であり、例えば電磁弁を採用できる。第1開閉弁13は、コンプレッサ38吐出側の冷媒通路の分岐部と、室外コンデンサ39の冷媒導入口との間の冷媒通路を開閉する。第2開閉弁14は、上記分岐部と凝縮器12の冷媒導入口との間の冷媒通路を開閉する。
第1開閉弁13および第2開閉弁14は、例えば電気的な制御により、冷媒配管の開閉を切り替える弁であり、例えば電磁弁を採用できる。第1開閉弁13は、コンプレッサ38吐出側の冷媒通路の分岐部と、室外コンデンサ39の冷媒導入口との間の冷媒通路を開閉する。第2開閉弁14は、上記分岐部と凝縮器12の冷媒導入口との間の冷媒通路を開閉する。
膨張弁16は、高圧の冷媒を低温低圧に膨張して、蒸発器11に吐出する。
逆止弁15は、コンプレッサ38とエバポレータ48との間に設けられ、室外コンデンサ39およびエバポレータ48に冷媒が流れない運転モードのときに、冷媒の逆流を防ぐ弁である。
圧力センサ80は、ユニット10の冷媒導入口付近に設けられ、凝縮器12に吸入される冷媒の吐出圧力を検出する。なお、圧力センサ80は、コンプレッサ38と蒸発器11との間を結ぶ冷媒の流れる配管のいずれの位置に設けられてもよい。
図2は、本発明の実施の形態の車両用空調装置1の制御構成を示すブロック図である。
車両用空調装置1は、制御系の構成として、空調自動制御部51と、HVAC制御部71と、ヒートポンプ暖房制御部52と、ヒートポンプ暖房スイッチ55とを備えている。
空調自動制御部51は、マイクロコンピュータ、I/O、制御プログラムを格納したプログラムメモリ、作業用のメモリ等を備え、マイクロコンピュータが制御プログラムに従って空調の自動制御を行う構成である。
空調自動制御部51には、ユーザー設定情報と環境情報とが入力される。
ユーザー設定情報は、例えばインパネ(Instrument Panel)の操作部を介してユーザーにより設定される空調に関する情報である。ユーザー設定情報には、例えば、主に冷房又は除湿のためにヒートポンプの作動を指示するためのA/Cスイッチ情報、設定温度情報、設定送風量情報などが含まれる。
環境情報は、車両又は車両用空調装置1に設けられた各種センサから得られる情報である。環境情報には、例えば、外気温度情報、車室内温度情報、ドア44aの開度情報などが含まれる。
また、空調自動制御部51は、コンプレッサ38を起動する制御を行う。
さらに、空調自動制御部51は、HVAC制御部71へ指令(ドア制御などの空調制御信号)を送って、ヒーターコア44のドア44aの開閉、その他、HVAC70の各ドアの開閉、および、ファンF1の駆動等の各制御を行う。HVAC制御部71は、空調自動制御部51からの指令に基づき、HVAC70の各駆動部の制御を統括的に行う構成である。
空調自動制御部51は、また、ヒートポンプ暖房制御部52との間で所定の情報を送受信可能な通信手段を備えている。この通信手段は、CAN(Controller Area Network)であってもよいし、専用の信号線を介した通信手段であってもよい。
ヒートポンプ暖房制御部52は、マイクロコンピュータまたはシーケンサーから構成することができる。ヒートポンプ暖房制御部52は、第1開閉弁13と第2開閉弁14との開閉制御を行って、主に、ヒートポンプ式暖房モードの切換制御を行う。
ヒートポンプ暖房制御部52には、ヒートポンプ式暖房モードの要否を判別するための情報が入力される。具体的には、この情報は、ヒートポンプ暖房スイッチ55のオン・オフを示すスイッチ情報(ヒートポンプ暖房起動信号)である。ヒートポンプ暖房スイッチ55は、ユーザーが操作可能な操作スイッチである。ヒートポンプ暖房制御部52は、ユーザーがヒートポンプ暖房スイッチ55をオン操作してヒートポンプ暖房起動信号が入力された場合に、ヒートポンプ式暖房モードへの移行が必要であると判別することができる。
ヒートポンプ暖房制御部52には、ヒートポンプ式暖房モードの要否を判別するための情報として、外気温度情報、車室内温度情報、および、環境情報、並びに、車室内温度の設定情報などが入力される。また、ヒートポンプ式暖房モードの要否を判別するための情報として、ドア44aの開度情報など車両用空調装置1の状態情報が含まれる。なお、これら全ての情報が入力される必要はなく、幾つかの情報のみが入力されてもよい。これらの情報に基づいて、ヒートポンプ暖房制御部52は、暖房用にエンジン排熱等の熱が不足していることを検知して、ヒートポンプ式暖房モードへの移行が必要であると判別することができる。
ヒートポンプ暖房制御部52は、空調自動制御部51との間で所定の情報を送受信可能な通信手段を備えている。通信線は、特に制限されないが、コネクタCN1(接続部に相当)を介してヒートポンプ暖房制御部52に接続される。
ヒートポンプ暖房制御部52と空調自動制御部51との間の通信では、少なくとも、後者から前者へA/Cスイッチ情報(空調スイッチ情報に相当)が送られ、前者から後者へコンプレッサ起動要求信号が送信される。
A/Cスイッチ情報は、例えばインパネ(Instrument Panel)の操作部に設けられたA/C(Air Conditioner)スイッチのオン・オフ情報である。A/C(Air Conditioner)スイッチは、主に冷房又は除湿のためにユーザーがコンプレッサ38の起動を指示する操作スイッチである。
コンプレッサ起動要求信号は、コンプレッサ38の起動を要求する信号であり、この信号により、A/Cスイッチがオフであっても、ヒートポンプ暖房制御部52からコンプレッサ38を起動することが可能となる。
ヒートポンプ暖房制御部52は、ヒートポンプ式暖房モードへの移行が必要であると判別した場合、空調自動制御部51からの情報により、コンプレッサ38が駆動しているか判別し、駆動していなければコンプレッサ起動要求信号を空調自動制御部51へ送る。空調自動制御部51は、A/Cスイッチがオフであっても、コンプレッサ起動要求信号により、コンプレッサ38を駆動させる。さらに、ヒートポンプ暖房制御部52は、第1開閉弁13および第2開閉弁14の開閉制御を行って、ヒートポンプ式暖房モードへ移行する制御を行う。
なお、空調自動制御部51とヒートポンプ暖房制御部52とで通信される情報には、現在の車両用空調装置1の運転モードを示す情報、および、HVAC70の各ドアの開度情報等が含まれてもよい。
ヒートポンプ暖房制御部52(制御部に相当)には圧力センサ80により検出された冷媒の吐出圧力値が入力される。ヒートポンプ暖房制御部52は、算出部53を有する。算出部53は、冷媒の吐出圧力値に基づいて、凝縮器12からヒーターコア44へ送られる冷却液の温度(ヒータコア入口冷却液温度)を算出し、算出した結果を出力する。ヒートポンプ暖房制御部52は、上記算出したヒーターコア入口冷却液温度に基づいて車室内の空調を制御する。
ヒートポンプ暖房制御部52は、ヒーターコア入口冷却液温度が予め定められた上限値を超えている場合、コンプレッサ38が駆動しているか判別し、駆動していればコンプレッサ停止要求信号を空調自動制御部51へ送る。さらに、空調自動制御部51は、コンプレッサ停止信号をコンプレッサ38へ送る。なお、上限値は、設定温度に基づいて予め定められ、ヒートポンプ暖房制御部52の内部メモリ(図示略)に記憶されている。
また、ヒートポンプ暖房制御部52は、ヒーターコア入口冷却液温度が予め定められた下限値未満である場合、コンプレッサ38が駆動しているか判別し、駆動していければ、ヒーターコア入口冷却液温度が下限値未満である旨の情報を、空調自動制御部51を介してインパネの表示部へ送る。
図3は、冷媒の吐出圧力とヒーターコア入口冷却液温度との関係を示す図である。図3に、コンプレッサ38から吐出され、凝縮器12に吸入された冷媒の吐出圧力値を横軸に示し、ヒーターコア入口冷却液温度を縦軸に示す。
図3に示すように、冷媒の吐出圧力とヒーターコア入口冷却液温度との間には、両者のいずれか一方が高くなると、もう一方が高くなるという相関関係が成立している。
図4は、凝縮器12で行われる冷媒と冷却水との間の熱交換を概略的に示す図である。
図4に凝縮器12に吸入される冷媒の吐出圧力、冷媒温度、冷却液の温度をP_in,Tr_in,Tw_inで示し、流出される冷媒の吐出圧力、冷媒温度、冷却液の温度をP_out,Tr_out,Tw_outで示す。また、冷媒の顕熱変化の区間および潜熱変化の区間をそれぞれS1,S2で示す。
凝縮器12における冷媒温度Trは、冷媒の顕熱変化および顕熱変化によりTr_inからTr_outに変化する。また、凝縮器12における冷却液の温度Twは、冷媒との間の熱交換によりTw_inからTw_outに変化する。なお、冷却液は凝縮器12からヒーターコア44に送り出されるため、冷却液の温度Tw_outは、ヒーターコア入口冷却液温度に相当する。
図5は、冷媒の吐出圧力P_in(図4参照)とヒーターコア入口冷却液温度との関係を示すとともに、冷媒の吐出圧力における冷媒の飽和温度(飽和冷媒温度)を示す図である。図5の横軸に圧力を示し、縦軸に温度を示す。なお、飽和冷媒温度は、冷媒の吐出圧力P_in(図4参照)から求めることができる。
図5は、冷媒の吐出圧力における飽和冷媒温度が同じ吐出圧力におけるヒーターコア入口冷却液温度に近い値をとることを示している。つまり、冷媒の吐出圧力からヒーターコア入口冷却液温度を求めることが可能となる。
算出部53は、圧力センサ80により検出された冷媒の吐出圧力P_inに基づき、冷媒のp−h線図(圧力−エンタルピー線図)を参照して飽和冷媒温度を算出し、これをヒーターコア入口冷却液温度の推定値として用いる。なお、冷媒のp−h線図のデータは、ヒートポンプ暖房制御部52の内部メモリに予め記憶されている。
ヒートポンプ暖房制御部52は、算出部53による推定されたヒーターコア入口冷却液温度に基づいて上述する空調を制御する。
さらに、図5は、冷媒と冷却液との間の熱交換におけるサブクール(SC)が0[K]のとき、飽和冷媒温度がヒーターコア入口冷却液温度にさらに近い値をとることを示している。つまり、冷媒の吐出圧力からヒーターコア入口冷却液温度を求める場合、サブクール(SC)に基づいて算出した圧力補正値を参照することで、飽和冷媒温度がヒーターコア入口冷却液温度にさらに近い値となる。
算出部53は、サブクール(SC)時の冷媒の比エンタルピーに対応する飽和圧力を圧力補正値として求める。そして、算出部53は、求めた圧力補正値から吐出圧力を補正し、補正した吐出圧力における飽和冷媒温度を算出し、算出した飽和冷媒温度をヒーターコア入口冷却液温度の推定値とする。
次に、車両用空調装置1の動作について説明する。
車両用空調装置1は、ヒートポンプ式暖房モード、温水式暖房モード、温調モード、および、冷房モードなど、いくつかの動作モードに切り換えられて動作する。ヒートポンプ式暖房モードは、ヒートポンプを作動させて車室内を暖房するモードである。温水式暖房モードは、ヒートポンプを作動させずに車室内を暖房するモードである。冷房モードはヒートポンプの作用により車室内を冷房するモードである。温調モードは、低温冷媒による空気の冷却および除湿と、高温の冷却液による空気の加熱とを適宜組み合わせて、空気の温度および湿度の調整を行うモードである。以下では、ヒートポンプ式暖房モードおよび冷房モードを代表例として説明する。
図1を用いて、ヒートポンプ式暖房モードの動作を説明する。
ヒートポンプ式暖房モードでは、図1に示すように、第1開閉弁13が閉、第2開閉弁14が開に切り換えられる。また、ヒーターコア44のドア44aは開かれる(例えば全開)。
ヒートポンプ式暖房モードでは、さらに、コンプレッサ38が作動することで、冷媒は、凝縮器12、膨張弁16、蒸発器11、および、コンプレッサ38を、この順で循環的に流れる。
コンプレッサ38により圧縮された高温高圧冷媒は、凝縮器12にて冷却液へ放熱して凝縮する。凝縮した冷媒は、膨張弁16により膨張して低温低圧冷媒となり、蒸発器11に送られる。低温低圧冷媒は、蒸発器11にて冷却液から熱を吸収して気化する。気化した低圧冷媒は、コンプレッサ38に吸引されて圧縮される。
冷却液は、エンジン冷却部40、凝縮器12、ヒーターコア44、および、蒸発器11の順に流れ、さらに、エンジン冷却部40に戻ることにより、上記の順に循環する。
ここで、エンジン冷却部40でエンジンから熱を吸収した冷却液は、さらに凝縮器12で加熱されてヒーターコア44に送られる。高温になった冷却液は、ヒーターコア44で車室内へ送られる吸気を十分に加熱することができる。
ヒーターコア44を通過した冷却液は、外気より温度が高く、蒸発器11にて冷媒に放熱を行って冷媒を気化させることができる。蒸発器11にて冷却された冷却液は、エンジン冷却部40へ送られてエンジンを十分に冷却することができる。
以上のヒートポンプ式暖房モードの動作により、車室内の十分な暖房を行うことができる。
図6はヒートポンプ暖房制御部52が行う処理を示すフロー図である。ヒートポンプ暖房制御部52の処理は、ヒートポンプ暖房制御部52にヒートポンプ暖房起動信号が入力されたときに開始される。
ヒートポンプ暖房制御部52は、ヒートポンプ暖房起動信号を受信したか否かを判断する(ステップS12)。
ヒートポンプ暖房起動信号を受けた場合(ステップS12:YES)、算出部53は、吐出圧力値補正を行う。具体的には、算出部53は、圧力センサ80により検出された吐出圧力値Pdを圧力補正値Kdで補正した吐出圧力値Pdrefを算出する(ステップS14)。
次に、算出部53は、冷媒のp−h線図を参照して、補正した吐出圧力値Pdrefの飽和冷媒温度を算出し、算出した飽和冷媒温度をヒーターコア入口冷却液温度Thc_inの推定値として用いる(ステップS16)。
一方で、ヒートポンプ暖房起動信号を受信していない場合(ステップS12:NO)、算出部53は、エンジン冷却水路出口に設けられた液温センサ(図示略)により検出された冷却鉛の温度を、ヒーターコア入口冷却液温度Thc_inの推定値として用いる(ステップS20)。
次に、算出部53は、ヒーターコア入口冷却液温度Thc_inを出力する(ステップS18)。ヒートポンプ暖房制御部52は、ヒーターコア入口冷却液温度Thc_inに基づいて、車室内の空調を制御する。
次に、冷房モードの動作を説明する。
冷房モードでは、第1開閉弁13が開、第2開閉弁14が閉に切り換えられる。また、ヒーターコア44のドア44aは、全閉される。さらに、コンプレッサ38が作動することで、冷媒は、室外コンデンサ39、膨張弁37、エバポレータ48、および、コンプレッサ38の順に流れ、室外コンデンサ39に戻ることにより、上記の順に循環する。
コンプレッサ38により圧縮された高温高圧冷媒は、室外コンデンサ39にて空気へ放熱して凝縮する。凝縮された冷媒は、膨張弁37により膨張されて低温低圧冷媒となり、エバポレータ48へ送られる。低温低圧冷媒は、エバポレータ48にて、車室内へ送られる吸気を冷却して気化する。気化した低圧冷媒は、コンプレッサ38に吸引されて圧縮される。
冷却液は、エンジン冷却部40、凝縮器12、ヒーターコア44、および、蒸発器11を流れる。冷却液は、蒸発器11、凝縮器12、および、ヒーターコア44を通過する際、冷媒又は空気との間でほとんど熱交換されない。冷却液の放熱は、主に、エンジン冷却部40のラジエータで行われる。上記するように、冷媒がエバポレータ48にて気化することにより、車室内へ送られる吸気を冷却する。これにより、車室内の冷房を行うことができる。
以上の実施の形態の車両用空調装置1によれば、算出部53が冷媒の吐出圧力に基づいてヒーターコア入口冷却液温度を算出する。これにより、ヒーターコア入口冷却液温度を検出するための液温センサを設ける必要がなく、コストが嵩まずに、車室内の空調を制御することができる。
また、実施の形態の車両用空調装置1によれば、冷媒の吐出圧力を冷媒のサブクール(SC)などを圧力補正値して参照することで、算出した飽和冷媒温度がヒーターコア冷却液温度により近い値となるこの飽和冷媒温度に基づいて空調を制御することにより、車室内の空調制御を的確に行うことができる。
なお、上記実施の形態では、ヒートポンプ式暖房モードにおいて、算出部53により算出されたヒーターコア入口冷却液温度が上限値を超えた場合、コンプレッサ38を停止させるように制御することについて説明したが、本発明は、さらに、予め下限値を定めておき、例えば、ヒートポンプ式暖房モードにおけるコンプレッサ38の停止後に、ヒーターコア入口冷却液温度が予め定められた下限値未満になった場合、コンプレッサ38を起動させるよう制御してもよい。これにより、ヒーターコア入口冷却液温度を許容範囲内に保つことが可能となる。
また、上記実施の形態では、冷媒の吐出圧力補正値を、冷媒のサブクール(SC)を基にして算出する場合を一例に挙げて説明したが、本発明は、冷媒の吐出圧力補正値として、コンプレッサ38と圧力センサが設けられた位置との間における冷媒配管の形状や長さ等に起因する冷媒の圧力損失、または、凝縮器12において冷媒との間で熱交換される冷却液の流量に基づいて算出してもよい。冷媒の圧力損失は所定の式または実験により求められる。また、吐出圧力補正値と冷却液の流量との関係も所定の式または実験により求められる。なお、実験で求められた関係をテーブルとし、冷却液の流量に基づきテーブルを参照して、吐出圧力補正値を求めるようにしてもよい。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明の実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、コストを嵩ませずに、車室内の空調を制御することが要求される空調装置や空調システムに好適に利用される。
1 車両用空調装置
11 蒸発器
12 凝縮器
16 膨張弁
37 膨張弁
38 コンプレッサ
39 室外コンデンサ
40 エンジン冷却部
44 ヒーターコア
44a ドア
48 エバポレータ
51 空調自動制御部
52 ヒートポンプ暖房制御部
53 算出部
80 圧力センサ

Claims (3)

  1. 冷媒を圧縮するコンプレッサと、
    高温高圧の冷媒とエンジン冷却部から送出された冷却液との間で熱交換を行う凝縮器と、
    高圧の冷媒を低温低圧に膨張する膨張弁と、
    前記エンジン冷却部に導入される冷却液と低温低圧の冷媒との間で熱交換を行う蒸発器と、
    前記コンプレッサ、前記凝縮器、前記膨張弁および前記蒸発器を含む冷媒回路と、
    前記高温高圧の冷媒との熱交換で加熱された冷却液と車室内へ送られる空気との間で熱交換を行うヒーターコアと、
    を具備し、
    前記コンプレッサと前記膨張弁との間を流れる高圧冷媒の圧力を検出する圧力センサと、
    前記検出された前記圧力に基づいて、前記ヒーターコアに流入する前記冷却液の温度を算出する算出部と、
    前記算出した前記冷却液の温度に基づいて車室内の空調を制御する制御部と、
    を備える、車両用空調装置。
  2. 前記算出部は、前記冷媒のサブクール、前記冷媒の圧力損失、並びに、前記冷却液の流量のうちの少なくとも1つを基にして算出される圧力補正値を参照して、前記冷却液の温度を算出する、請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. コンプレッサ、凝縮器、膨張弁および蒸発器を含む冷媒回路において、前記コンプレッサにより圧縮された冷媒との間で熱交換が行われた冷却液をヒーターコアに流入させ、前記冷却液と空気との間で熱交換を行い、暖められた前記空気を車室内に供給する空調制御方法において、
    前記コンプレッサと前記膨張弁との間を流れる高圧冷媒の圧力を検出する検出ステップと、
    前記検出した前記圧力に基づいて、前記ヒーターコアに流入する冷却液の温度を算出する算出ステップと、
    前記算出した前記冷却液の温度に基づいて車室内の空調を制御する制御ステップと、
    を備える、空調制御方法。
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