JP2017169231A - 符号化装置、符号化方法及びプログラム、復号装置、復号方法及びプログラム - Google Patents
符号化装置、符号化方法及びプログラム、復号装置、復号方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017169231A JP2017169231A JP2017103758A JP2017103758A JP2017169231A JP 2017169231 A JP2017169231 A JP 2017169231A JP 2017103758 A JP2017103758 A JP 2017103758A JP 2017103758 A JP2017103758 A JP 2017103758A JP 2017169231 A JP2017169231 A JP 2017169231A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sub
- block
- quantization parameter
- blocks
- decoding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
Description
H.264においてはmb_qp_delta符号を用いて、マクロブロック(16画素×16画素)単位に量子化パラメータを変更することできる。非特許文献1に記載されている7−23式によれば、直前に復号されたマクロブロックの量子化パラメータQPYPREVに差分値であるmb_qp_deltaを加算することで、マクロブロック(16画素×16画素)単位に量子化パラメータを変更している。
以下、本発明の実施形態を、図面を用いて説明する。図1は本実施形態の画像符号化装置を示すブロック図である。図1において、1000は画像データを入力する端子である。
1001は入力画像を複数の基本ブロック単位でブロックを切り出し、必要に応じてサブブロックに分割するブロック分割部である。量子化制御はサブブロック単位で行うことになる。説明を容易にするために、入力画像は8ビットの画素値を持つこととするが、これに限定されない。また、基本ブロックのサイズを64画素×64画素とし、サブブロックの最小サイズを8画素×8画素とする。この場合、基本ブロックは、4つのサブブロックを包含することになる。またブロックの分割に関しては縦横1/2のサイズに4分割する方法を例にとって説明するが、これにブロックの形状、サイズは限定されない。基本ブロックはサブブロックを最低限2つ以上包含していればよい。サブブロックの分割に関しては、特に限定されない。例えば全体をサブブロックに分割し、エッジ量などを算出しクラスタリングして分割を行っても構わない。すなわち、エッジが多く集まる部分は細かくサブブロックを設定し、平坦な部分は大きなサブブロックを設定する。1002は基本ブロックの量子化パラメータ、および各サブブロックの量子化パラメータを決定する量子化パラメータ決定部である。
量子化パラメータ決定部1002で決定された量子化パラメータは量子化パラメータ符号化部1008で基本ブロック単位に符号化される。
ステップS002にて、ブロック分割部1001は入力された画像に対して、基本ブロックを画像の左上から順に切り出す。
ステップS003にて、ブロック分割部1001はさらに基本ブロックをサブブロックに分割する。
ステップS004にて、各サブブロックの量子化パラメータを決定する。ステップS005にて、ステップS004で求められたサブブロック量子化パラメータから基本ブロックの量子化パラメータを決定する。本実施例では説明のため、基本ブロック内のサブブロックの量子化パラメータの平均値を基本ブロックの量子化パラメータとして算出する。
ステップS006にて、ステップS005で決定された基本ブロック量子化パラメータをゴロム符号化して基本ブロック量子化パラメータ符号として出力する。
ステップS007にて、サブブロック単位でサブブロック量子化パラメータの符号化を行う。領域四分木構造の順で基本ブロックと同じ量子化パラメータを使用する場合は1ビットの符号“0”を符号として出力する。異なる場合は、1ビットの符号“1”に続いてサブブロック量子化パラメータと基本ブロック量子化パラメータとの差分を符号化して出力する。
ステップS008にて、サブブロックの画像データに対して、予測を行い、予測誤差に対して、直交変換、量子化を行い、得られた量子化係数を符号化して量子化係数符号データを出力する。
ステップS009にて、得られた量子化係数を逆量子化、逆変換を行い、予測誤差を算出する。この予測誤差と再生画像からの予測値から当該サブブロックの再生画像を生成する。
ステップS010にて、画像符号化装置は、当該基本ブロック内の全てのサブブロックの符号化が終了したか否かの判定を行い、終了していればステップS011に進み、終了していなければ次のサブブロックを対象としてステップS007に戻る。
ステップS011にて、画像符号化装置は、全ての基本ブロックの符号化が終了したか否かの判定を行い、終了していれば全ての動作を停止して処理を終了し、そうでなければ次の基本ブロックを対象としてステップS002に戻る。
図5(a)は従来の並列処理の例を表した図である。最初にプロセッサAにサブブロック10001の処理を、プロセッサBにサブブロック10002の処理を、プロセッサCにサブブロック10003の処理を割り当てる。QPの算出に関してはブロックの大きさや画像の複雑度等によって処理時間が変わる。ブロックサイズの大きいサブブロック10001の量子化パラメータ算出はサブブロック10002やサブブロック10003より時間がかかる傾向にある。
なお、本実施形態で基本ブロック量子化パラメータ、サブブロック量子化パラメータ差分値および量子化係数の符号化にゴロム符号化を用いて説明したが、これに限定されない。例えばハフマン符号化やその他の算術符号化であってももちろん構わないし、値を符号化せずにそのままの値を出力しても構わない。
なお、本実施形態においては、イントラ予測を用いるフレームを例にとって説明したが、予測に動き補償を行うインター予測を使用できるフレームにおいても対応できることは明らかである。
本実施形態では、実施形態1の符号化方法を用いて符号化された符号データを復号する画像復号方法について説明する。図6は、本発明の実施形態2に係る画像復号装置の構成を示すブロック図である。
上記画像復号装置における画像の復号動作を以下に説明する。本実施形態では実施形態1で生成された動画像ビットストリームをフレーム単位に入力する構成となっているが、1フレーム分の静止画像ビットストリームを入力する構成としても構わない。
端子101から入力された基本ブロック量子化パラメータ符号は基本ブロック量子化パラメータ復号部103に入力され、ゴロム符号の復号により、基本ブロック量子化パラメータを再生し、これを保持する。
端子102から入力されたサブブロック量子化パラメータ差分値符号化データはサブブロック量子化パラメータ復号部104に入力され、ゴロム符号の復号により、サブブロック量子化パラメータ差分値を再生する。すなわち、基本ブロック量子化パラメータに対して変化の有無を表す1ビットを復号し、変化がない場合はサブブロック量子化パラメータ差分値として0を出力する。変化がある場合は続いてサブブロック量子化パラメータ差分値を復号し、出力する。サブブロック量子化パラメータ加算部105で再生された基本ブロック量子化パラメータにサブブロック量子化パラメータ差分値を加算してサブブロック量子化パラメータを再生し、端子106から出力する。
ステップS102にて、基本ブロック量子化パラメータ復号部103は基本ブロック量子化パラメータ符号を復号し、基本ブロック量子化パラメータを再生する。
ステップS103にて、サブブロック量子化パラメータ復号部104はサブブロック量子化パラメータ差分値符号化データを復号し、サブブロック量子化パラメータ差分値を再生する。さらに、基本ブロック量子化パラメータを加算し、サブブロック量子化パラメータを再生する。
ステップS104にて、サブブロックの量子化係数符号データを復号し、量子化係数を再生し、逆量子化、逆直交変換を行い、予測誤差を再生する。さらに復号済みの周囲の画素データまたは前のフレームの画素データから予測を行い、サブブロックの復号画像を再生する。
ステップS105にて、サブブロックの復号画像を基本ブロックの復号画像に配置する。ステップS106にて、画像復号装置は、当該基本ブロック内の全てのサブブロックの復号が終了したか否かの判定を行い、終了していればステップS107に進み、終了していなければ次のサブブロックを対象としてステップS103に戻る。
ステップS107にて、基本ブロックの復号画像をフレームの復号画像に配置する。ステップS108にて、画像復号装置は、全ての基本ブロックの復号が終了したか否かの判定を行い、終了していれば全ての動作を停止して処理を終了し、そうでなければ次の基本ブロックを対象としてステップS102に戻る。
図9(a)は従来の並列処理の例を表した図である。最初にプロセッサAにサブブロック10001の処理を、プロセッサBにサブブロック10002の処理を、プロセッサCにサブブロック10003の処理を割り当てる。プロセッサAは先頭なので、サブブロック量子化パラメータそのものを復号し、プロセッサBおよびCは各サブブロック量子化パラメータ差分値を復号し、続いてサブブロック量子化パラメータの再生を行う。これはサブブロック量子化パラメータの予測値となる前のサブブロックのサブブロック量子化パラメータとサブブロック量子化パラメータ差分値の加算によって実現する。
図10は本実施形態の画像符号化装置を示すブロック図である。本実施形態では、先頭のサブブロックの量子化パラメータを基本ブロック量子化パラメータとし、個別に基本ブロック量子化パラメータを符号化しない。また変化の有無を表す符号がないことが実施形態1と異なる点である。ただし、実施形態1と同様に変化の有無を表す符号を用いた符号化を行っても構わない。図10において、実施形態1の図1と同様の機能を果たす部分に関しては同じ番号を付与し、説明を省略する。
ステップS205にて、先頭のサブブロック量子化パラメータを基本ブロック量子化パラメータとして保持する。
ステップS206にて、入力されたサブブロックが基本ブロックの先頭のサブブロックか否かを判定し、先頭であればステップS208に進み、そうでなければ、ステップS207に進む。ステップS207にて、ステップS205で保持された基本ブロック量子化パラメータと入力されたサブブロック量子化パラメータとの差分を算出する。
ステップS208にて、入力されたサブブロック量子化パラメータ、ないしサブブロック量子化パラメータ差分値をゴロム符号により符号化し、サブブロック量子化パラメータ符号化データとして出力する。
ステップS008、ステップS009は実施形態1と同様に動作する。ステップS210にて基本ブロック内の全てのサブブロックについて処理が終わったか否かを判定する。終了していなければ次のサブブロックの処理のためにステップS206に進む。終わっていればステップS011に進む。以後、実施形態1と同様に画像全体の符号化を行う。以上の構成と動作により、基本ブロック量子化パラメータを先頭のサブブロック量子化パラメータとすることで、基本ブロック量子化パラメータを送らずに済むので、符号化効率を向上させる効果がある。
なお、先頭のサブブロック量子化パラメータ(基本ブロック量子化パラメータ)と後続のサブブロック量子化パラメータ差分値について同じ符号化を施すように説明したが、これに限定されない。それぞれ個別の符号化方法を適用してももちろん構わない。
なお、本実施形態で基本ブロック量子化パラメータ、サブブロック量子化パラメータ差分値および量子化係数の符号化にゴロム符号化を用いて説明したが、これに限定されない。例えばハフマン符号化やその他の算術符号化であってももちろん構わない。
なお、本実施形態においては、イントラ予測を用いるフレームを例にとって説明したが、予測に動き補償を行うインター予測を使用できるフレームにおいても対応できることは明らかである。
本実施形態では、実施形態3の符号化方法を用いて符号化された符号データを復号する画像復号方法について説明する。図13は実施形態3の符号化方法を用いて符号化された符号データを復号する画像復号装置を示すブロック図である。図13において、実施形態2の図6と同様の機能を果たす部分に関しては同じ番号を付与し、説明を省略する。
上記画像復号装置における画像の復号動作を以下に説明する。本実施形態では実施形態3で生成された動画像ビットストリームをフレーム単位に入力する構成となっているが、1フレーム分の静止画像ビットストリームを入力する構成としても構わない。
実施形態2と同様に、端子1100から入力された1フレーム分のストリームデータは復号・分離部1301に入力され、画像を再生するのに必要なヘッダ情報が復号される。これに続くサブブロック量子化パラメータ符号化データを領域四分木構造の順に量子化パラメータ復号部1302に入力する。
304はサブブロック量子化パラメータ及びサブブロック量子化パラメータ差分値符号化データを復号し、各サブブロック量子化パラメータ差分値を再生するサブブロック量子化パラメータ復号部である。300はセレクタであり、入力されたサブブロック量子化パラメータのサブブロックの位置に応じて出力先を選択する。310は最初に復号されたサブブロック量子化パラメータを基本ブロック量子化パラメータとして保持する基本量子化パラメータ保持部である。305は保持された基本ブロック量子化パラメータと各サブブロック量子化パラメータ差分値を加算して各サブブロック量子化パラメータを再生するサブブロック量子化パラメータ加算部である。
ステップS311にて、入力されたサブブロック量子化パラメータに関する符号はサブブロック量子化パラメータの符号化データである。これをゴロム符号で復号する。復号結果を基本ブロック量子化パラメータとして保持する。その後、先頭のサブブロックの復号画像生成のため、ステップS104に進む。
ステップS303にて、入力されたサブブロック量子化パラメータに関する符号はサブブロック量子化パラメータ差分値の符号化データである。これをゴロム符号で復号し、サブブロック量子化パラメータ差分値を再生する。再生されたサブブロック量子化パラメータ差分値はステップS311で保持されている基本ブロック量子化パラメータと加算される。加算された結果がサブブロック量子化パラメータとなる。2番目以降のサブブロックの復号画像生成のため、ステップS104に進む。
なお、実施形態3で基本ブロック量子化パラメータを符号化する方法と本実施形態の基本ブロック量子化パラメータを先頭のサブブロック量子化パラメータとすることを切り替える符号を設けた場合、その符号を解釈し、図8のステップS102を実行する。もしくは、図15のステップS310、S311,S303を実行するかを選択すればよい。
なお、本実施形態においては、イントラ予測を用いるフレームを例にとって説明したが、予測に動き補償を行うインター予測を使用できるフレームにおいても対応できることは明らかである。
本実施形態では、直前の基本ブロックのサブブロック量子化パラメータを用いて基本ブロック量子化パラメータを決定する実施の形態を説明する。
本実施形態では符号化装置は実施形態3の図10と同じ構成をとる。ただし、量子化パラメータ符号化部1208の構成が異なる。
本実施形態では、実施形態5の符号化方法を用いて符号化された符号データを復号する画像復号方法について説明する。本実施形態では符号化装置は実施形態4の図13と同じ構成をとる。ただし、量子化パラメータ復号部1302の構成が異なる。
図18は、本発明の実施形態6に係る量子化パラメータ復号部1302の構成を示すブロック図である。図18において、実施形態4の図14と同様の機能を果たす部分に関しては同じ番号を付与し、説明を省略する。
続いて入力されるサブブロック量子化パラメータ差分値符号化データに関しても同様にサブブロック量子化パラメータ差分値を再生し多のち、サブブロック量子化パラメータを再生する。再生されたサブブロック量子化パラメータは端子106から出力され、サブブロック量子化パラメータ保持部507で保持される。
ステップS502にて、復号するサブブロックが基本ブロックの先頭のサブブロックか否かを判定し、先頭ブロックであれば、ステップS503に進み、そうでなければステップS506に進む。ステップS503にて、入力されたサブブロック量子化パラメータに関する符号はサブブロック量子化パラメータの符号化データである。これをゴロム符号で復号する。復号結果を基本ブロック量子化パラメータとして保持する。と同時に次の基本ブロックの基本ブロック量子化パラメータを決定する際に参照するために別途保持しておく。その後、先頭のサブブロックの復号画像生成のため、ステップS104に進む。
ステップS504にて、復号するサブブロックが基本ブロックの先頭のサブブロックか否かを判定し、先頭ブロックであれば、ステップS505に進み、そうでなければステップS506に進む。
ステップS505にて、保持されている前の基本ブロックのサブブロック量子化パラメータから平均値を求め、基本ブロック量子化パラメータとして算出する。以後、ステップS506に進む。
ステップS506にて、入力されたサブブロック量子化パラメータに関する符号はサブブロック量子化パラメータ差分値符号化データである。これをゴロム符号で復号し、サブブロック量子化パラメータ差分値を再生する。再生されたサブブロック量子化パラメータ差分値はステップS503ないしはステップS505で保持または算出されていた基本ブロック量子化パラメータと加算される。加算された結果がサブブロック量子化パラメータとなる。以後、サブブロックの復号画像生成のため、ステップS104に進む。以下、実施形態4と同様に、サブブロックの復号画像の生成、フレーム画像の再生が行われる。
なお、本実施形態においては、イントラ予測を用いるフレームを例にとって説明したが、予測に動き補償を行うインター予測を使用できるフレームにおいても対応できることは明らかである
<実施形態7>
図1、図3、図6、図7、図10、図11、図13、図14、図16、図18に示した各処理部はハードウェアでもって構成しているものとして上記実施形態では説明した。しかし、これらの図に示した各処理部で行なう処理をコンピュータプログラムでもって構成しても良い。
本発明の目的は、前述した機能を実現するコンピュータプログラムのコードを記録した記憶媒体を、システムに供給し、そのシステムがコンピュータプログラムのコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたコンピュータプログラムのコード自体が前述した実施形態の機能を実現し、そのコンピュータプログラムのコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。また、そのプログラムのコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した機能が実現される場合も含まれる。
Claims (8)
- 入力画像をサブブロック単位で量子化するための量子化パラメータを符号化する符号化装置であって、
前記入力画像を複数のブロックに分割し、四分木の分割方法を用いて、前記分割されたブロックのうちの少なくとも1つを4つのサブブロックに分割する分割手段と、
前記サブブロックを少なくとも2つ以上包含するブロックにおいて、当該ブロック内で符号化順序が最初のサブブロックである第1のサブブロックの量子化パラメータと、当該ブロックに包含される複数のサブブロックのうちの第2のサブブロックの量子化パラメータとの第1差分値と、前記ブロックに包含される複数のサブブロックのうちの第3のサブブロックの量子化パラメータと、前記ブロック内の複数のサブブロックのうち少なくとも2つ以上のサブブロックの量子化パラメータの平均に基づくパラメータとの第2差分値とを取得する取得手段と
前記取得手段によって取得された前記第1差分値及び前記第2差分値を符号化する符号化手段と、を備えることを特徴とする符号化装置。 - 入力画像の量子化処理を行うための量子化パラメータを復号する復号装置であって、
四分木構造によって表現される複数のブロックのうちの1つのブロックに含まれるサブブロックの量子化パラメータと所定のパラメータとの差分値に関する符号データを復号する復号手段と、
前記所定のパラメータとしての第1のサブブロックの量子化パラメータと、前記復号手段によって取得された前記差分値とを加算することにより、前記第1のサブブロックより後に符号化された第2のサブブロックの量子化パラメータを取得し、
前記所定のパラメータとして、第3のサブブロックより前に符号化された少なくとも2つのサブブロックの量子化パラメータの平均に基づくパラメータと、前記復号手段によって取得された前記差分値とを加算することにより、前記第3のサブブロックの量子化パラメータを取得する取得手段と、
を備えることを特徴とする復号装置。 - 入力画像をサブブロック単位で量子化するための量子化パラメータを符号化する符号化方法であって、
前記入力画像を複数のブロックに分割し、四分木の分割方法を用いて、前記分割されたブロックのうちの少なくとも1つを4つのサブブロックに分割する分割工程と、
前記サブブロックを少なくとも2つ以上包含するブロックにおいて、当該ブロック内で符号化順序が最初のサブブロックである第1のサブブロックの量子化パラメータと、当該ブロックに包含される複数のサブブロックのうちの第2のサブブロックの量子化パラメータとの第1差分値と、
前記ブロックに包含される複数のサブブロックのうちの第3のサブブロックの量子化パラメータと、前記ブロック内の複数のサブブロックのうち少なくとも2つ以上のサブブロックの量子化パラメータの平均に基づくパラメータとの第2差分値とを取得する取得工程と、
前記取得工程において取得された前記第1差分値及び前記第2差分値を符号化する符号化工程と、を備えることを特徴とする符号化方法。 - 入力画像の量子化処理を行うための量子化パラメータを復号する復号方法であって、
四分木構造によって表現される複数のブロックのうちの1つのブロックに含まれるサブブロックの量子化パラメータと所定のパラメータとの差分値に関する符号データを復号する復号工程と、
前記所定のパラメータとしての第1のサブブロックの量子化パラメータと、前記復号手段によって取得された前記差分値とを加算することにより、前記第1のサブブロックより後に符号化された第2のサブブロックの量子化パラメータを取得し、
前記所定のパラメータとして、第3のサブブロックより前に符号化された少なくとも2つのサブブロックの量子化パラメータの平均に基づくパラメータと、前記復号手段によって取得された前記差分値とを加算することにより、前記第3のサブブロックの量子化パラメータを取得する取得工程と、
を備えることを特徴とする復号方法。 - コンピュータが読み出して実行することにより、前記コンピュータを、請求項1に記載の符号化装置として機能させることを特徴とするプログラム。
- コンピュータが読み出して実行することにより、前記コンピュータを、請求項2に記載の復号装置として機能させることを特徴とするプログラム。
- 請求項5に記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
- 請求項6に記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017103758A JP6415637B2 (ja) | 2017-05-25 | 2017-05-25 | 復号装置、復号方法、プログラム及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017103758A JP6415637B2 (ja) | 2017-05-25 | 2017-05-25 | 復号装置、復号方法、プログラム及び記憶媒体 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016009311A Division JP6150912B2 (ja) | 2016-01-20 | 2016-01-20 | 画像符号化装置、画像符号化方法及びプログラム、画像復号装置、画像復号方法及びプログラム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018188340A Division JP6686095B2 (ja) | 2018-10-03 | 2018-10-03 | 復号装置、復号方法、プログラムおよび記憶媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017169231A true JP2017169231A (ja) | 2017-09-21 |
JP6415637B2 JP6415637B2 (ja) | 2018-10-31 |
Family
ID=59909995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017103758A Active JP6415637B2 (ja) | 2017-05-25 | 2017-05-25 | 復号装置、復号方法、プログラム及び記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6415637B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5875236B2 (ja) | 2011-03-09 | 2016-03-02 | キヤノン株式会社 | 画像符号化装置、画像符号化方法及びプログラム、画像復号装置、画像復号方法及びプログラム |
JP6686095B2 (ja) * | 2018-10-03 | 2020-04-22 | キヤノン株式会社 | 復号装置、復号方法、プログラムおよび記憶媒体 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008126135A1 (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-23 | Fujitsu Limited | 動画像符号化方法及び装置並びに動画像復号装置 |
JP2011514056A (ja) * | 2008-02-22 | 2011-04-28 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 早いマクロブロック・デルタqpの決定 |
-
2017
- 2017-05-25 JP JP2017103758A patent/JP6415637B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008126135A1 (ja) * | 2007-03-20 | 2008-10-23 | Fujitsu Limited | 動画像符号化方法及び装置並びに動画像復号装置 |
JP2011514056A (ja) * | 2008-02-22 | 2011-04-28 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 早いマクロブロック・デルタqpの決定 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6415637B2 (ja) | 2018-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5875236B2 (ja) | 画像符号化装置、画像符号化方法及びプログラム、画像復号装置、画像復号方法及びプログラム | |
CN107087170B (zh) | 编码设备、编码方法、解码设备和解码方法 | |
JP6415637B2 (ja) | 復号装置、復号方法、プログラム及び記憶媒体 | |
JP7508675B2 (ja) | 画像符号化装置、画像符号化方法、及びプログラム、画像復号装置、画像復号方法、及びプログラム | |
US10536699B2 (en) | Moving image coding device, moving image coding method and recording medium for storing moving image coding program | |
JP2013012887A (ja) | 画像符号化装置、画像符号化方法及びプログラム、画像復号装置、画像復号方法及びプログラム | |
JP6039163B2 (ja) | 画像符号化装置、画像符号化方法及びプログラム、画像復号装置、画像復号方法及びプログラム | |
JP6953576B2 (ja) | 符号化装置、符号化方法、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP6150912B2 (ja) | 画像符号化装置、画像符号化方法及びプログラム、画像復号装置、画像復号方法及びプログラム | |
JP6686095B2 (ja) | 復号装置、復号方法、プログラムおよび記憶媒体 | |
US20220201337A1 (en) | Image encoding apparatus, image decoding apparatus, image encoding method, image decoding method, and non-transitory computer-readable storage medium |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180904 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181002 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6415637 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |