JP2017167812A - 管理装置、情報処理装置の制御方法、およびコンピュータ・プログラム、管理システム - Google Patents

管理装置、情報処理装置の制御方法、およびコンピュータ・プログラム、管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】端末の要求に迅速に返答すると共に、情報を効率的に記憶できる管理装置等を提供する。【解決手段】管理装置1等は、端末7の利用者の特徴を示す特徴情報の認証に供用するマスター特徴情報を記憶する記憶部55と、端末から特徴情報を認証するように要求する認証要求を受信した際に、受信した特徴情報に対応するマスター特徴情報を記憶部に記憶していないと判断した場合には外部装置8に当該特徴情報を認証するように要求し、その認証要求に応じて入手したマスター特徴情報を記憶部に記憶する情報入手部53と、特徴情報とマスター特徴情報とに基づいて利用者を認証可能と判定できた場合に、認証要求の頻度を示す要求頻度順位を、外部装置による初回の認証の成功に応じて最下位として登録し、端末から2回目以降の認証要求を受信した際に、当該要求頻度順位を、現在の要求頻度順位と、最高順位との中間の順位に更新する管理部52とを備える。【選択図】 図5

Description

本発明は、端末が要求する情報を管理する管理装置等に関する。
端末からの要求が集中することによってセンタサーバにおいて発生する処理負荷や、離れた場所に設けられた端末とセンタサーバとの間の伝送遅延を、端末とセンタサーバとの間に設けたエッジサーバにより抑制するエッジコンピューティング技術が知られている。係るエッジサーバは、端末から新たな要求を受け付けた際に、自装置にその要求に応答可能な情報を持ち合わせていない場合、センタサーバに当該情報を要求し、その要求に応答してセンタサーバから入手した情報を記憶する記憶装置を有する。しかし、エッジサーバの記憶装置における記憶容量は有限であるため、エッジサーバは、係る記憶装置の記憶容量を有効に利用することが重要となっている。
例えば、特許文献1には、集約サーバから送信されたユーザ端末からのコンテンツ取得要求の所定期間ごとにおけるアクセス頻度が所定値以上となっているコンテンツの識別子に基づいて自装置に接続されるキャッシュサーバへリダイレクトするエッジ装置が開示されている。特許文献1には、キャッシュサーバに記憶されたコンテンツのうち、ユーザ端末への配信から所定時間が経過したコンテンツを消去すること、および集約サーバにおいて所定期間ごとにアクセス頻度が上昇したコンテンツはキャッシュサーバにおいて保存することが記載されている。
特許文献2には、アクセス頻度が高頻度のコンテンツの識別子を集約装置から受け取ったキャッシュサーバが、識別子に対応して自サーバに配信されたコンテンツを、自サーバの高頻度コンテンツ記憶領域に記憶する技術が記載されている。特許文献2には、キャッシュサーバに配信されたコンテンツが高頻度コンテンツ以外であって、且つ、コンテンツ記憶部の記憶容量がない場合に、他コンテンツ記憶領域からコンテンツを削除し、効率的にキャッシングを行う技術が記載されている。
特許文献3には、端末装置との距離が新たに閾値以下となるコンテンツ配信端末に、コンテンツ記憶制御装置が、当該コンテンツ配信端末を介して端末装置にコンテンツを送信するようコンテンツ記憶装置に指示することが記載されている。特許文献3において、コンテンツ記憶制御装置は、端末との距離が閾値よりも大きくなる(つまり、端末装置と離れる)コンテンツ配信端末にダウロードされていたコンテンツを削除し、コンテンツ配信端末の記憶容量を効率的に利用することが記載されている。
特開2014−002634号公報 特開2014−157405号公報 特開2015−118405号公報
しかしながら、特許文献1は、所定期間中のアクセス頻度に応じてキャッシュサーバからのコンテンツの削除または保存を決定するに留まる。特許文献2には、配信コンテンツのアクセス頻度が高頻度のコンテンツであって、且つ、配信コンテンツの記憶容量がない場合に、どのような方法に基づいてアクセス頻度が低頻度のコンテンツをキャッシュサーバから削除するのかは言及されていない。特許文献3には、アクセス頻度に基づくデータの削除や、保存については何ら記載されていない。
特許文献1乃至3の何れにも、端末からの要求が少ない情報は、記憶装置から削除され易くし、端末からの要求が多い情報は、記憶装置に滞留され易くなるように、情報を要求される度に、当該情報の削除または滞留の優先順位を更新することは何ら言及されていない。
本発明の主たる目的は、端末が要求する情報への返答を迅速化すると共に、情報を効率的に記憶できる管理装置等を提供することにある。
本発明の1つの見地において、管理装置は、
端末の利用者を特定可能な該利用者の特徴を示す特徴情報の認証に供用するマスター特徴情報を記憶する記憶手段と、自装置に通信接続されている前記端末から、前記特徴情報を認証するように要求する認証要求を受信した際に、受信した前記特徴情報に対応する前記マスター特徴情報を前記記憶手段に記憶しているか否かを判断し、記憶していないと判断した場合には外部装置に当該特徴情報を認証するように要求し、その認証要求に応じて入手した前記マスター特徴情報を、前記記憶手段に記憶する情報入手手段と、前記特徴情報と、前記マスター特徴情報とに基づいて前記利用者を認証可能か否かを判定し、認証可能と判定できた場合に、前記認証要求の頻度を示す要求頻度順位を、前記外部装置による初回の認証の成功に応じて最下位として新規に登録し、前記要求頻度順位が最下位に登録された前記端末から2回目以降の前記認証要求を受信した際に、当該要求頻度順位を、現在の要求頻度順位と、前記要求頻度順位の最高順位との中間の順位に更新する管理手段とを備える。
また、本発明の他の見地において、情報処理装置の制御方法は、
端末の利用者を特定可能な該利用者の特徴を示す特徴情報の認証に供用するマスター特徴情報を情報処理装置の記憶手段に記憶し、前記情報処理装置に通信接続されている前記端末から、前記特徴情報を認証するように要求する認証要求を受信した際に、受信した前記特徴情報に対応する前記マスター特徴情報を前記記憶手段に記憶しているか否かを判断し、記憶していないと判断した場合には外部装置に当該特徴情報を認証するように要求し、その認証要求に応じて入手した前記マスター特徴情報を、前記記憶手段に記憶し、前記特徴情報と、前記マスター特徴情報とに基づいて前記利用者を認証可能か否かを判定し、認証可能と判定できた場合に、前記認証要求の頻度を示す要求頻度順位を、前記外部装置による初回の認証の成功に応じて最下位として新規に登録し、前記要求頻度順位が最下位に登録された前記端末から2回目以降の前記認証要求を受信した際に、当該要求頻度順位を、現在の要求頻度順位と、前記要求頻度順位の最高順位との中間の順位に更新する。
また、本発明の別の他の見地は、
端末の利用者を特定可能な該利用者の特徴を示す特徴情報の認証に供用するマスター特徴情報を記憶手段に記憶する記憶機能と、自装置に通信接続されている前記端末から、前記特徴情報を認証するように要求する認証要求を受信した際に、受信した前記特徴情報に対応する前記マスター特徴情報を前記記憶手段に記憶しているか否かを判断し、記憶していないと判断した場合には外部装置に当該特徴情報を認証するように要求し、その認証要求に応じて入手した前記マスター特徴情報を、前記記憶手段に記憶するよう指示する情報入手機能と、前記特徴情報と、前記マスター特徴情報とに基づいて前記利用者を認証可能か否かを判定し、認証可能と判定できた場合に、前記認証要求の頻度を示す要求頻度順位を、前記外部装置による初回の認証の成功に応じて最下位として新規に登録し、前記要求頻度順位が最下位に登録された前記端末から2回目以降の前記認証要求を受信した際に、当該要求頻度順位を、現在の要求頻度順位と、前記要求頻度順位の最高順位との中間の順位に更新する管理機能とを、コンピュータに実現させるコンピュータ・プログラム、或いは、そのコンピュータ・プログラムが格納されている記録媒体である。
また、本発明のさらに別の他の見地において、管理システムは、
端末と、前記端末の利用者を認証するための情報を記憶する管理装置と、前記管理装置に提供可能な情報を有する情報処理装置と、を備え、前記管理装置は、前記端末の利用者を特定可能な該利用者の特徴を示す特徴情報の認証に供用するマスター特徴情報を記憶する記憶手段と、自装置に通信接続されている前記端末から前記特徴情報を認証するように要求する認証要求を受信した際に、受信した前記特徴情報に対応する前記マスター特徴情報を前記記憶手段に記憶しているか否かを判断し、記憶していないと判断した場合には前記情報処理装置に当該特徴情報を認証するように要求し、その認証要求に応じて入手した前記マスター特徴情報を、前記記憶手段に記憶する情報入手手段と、前記特徴情報と、前記マスター特徴情報とに基づいて前記利用者を認証可能か否かを判定し、認証可能と判定できた場合に、前記認証要求の頻度を示す要求頻度順位を、前記情報処理装置による初回の認証の成功に応じて最下位として新規に登録し、前記要求頻度順位が最下位に登録された前記端末から2回目以降の前記認証要求を受信した際に、当該要求頻度順位を、現在の要求頻度順位と、前記要求頻度順位の最高順位との中間の順位に更新する管理手段とを備える。
本発明には、端末が要求する情報への返答を迅速化すると共に、情報を効率的に記憶できる管理装置等を提供することができるという効果がある。
本発明の第1の実施形態に係る管理装置1の構成を例示するブロック図である。 第1の実施形態に係る管理装置1における要求情報テーブル6を説明する図である。 第1の実施形態に係る管理装置1の制御を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る要求情報テーブル6の更新手順を説明する図である。 本発明の第2および第3の実施形態に係る管理装置50の構成を例示するブロック図である。 第2の実施形態に係る管理装置50における要求情報テーブル56を説明する図である。 第2の実施形態に係る管理装置50の制御を示すフローチャートである。 各実施形態に係る管理装置80(1、50)を実現可能なコンピュータのハードウェア構成例を概略的に示すブロック図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る管理装置1の構成を例示するブロック図である。
図1を参照すると、管理装置1は、管理部(管理手段)2と、情報入手部(情報入手手段)3と、記憶部(記憶手段)5とを有する。
管理部2は、後述する記憶部5に記憶される情報を管理する。管理部2は、後述する要求情報テーブル6の要求頻度順位を更新可能である。
情報入手部3は、後述する記憶部5に記憶されていない情報がある場合、後述する外部装置8に認証を要求すると共に、その認証の要求(以下、「認証要求」と言う)に応じて入手した情報を記憶部5に新規に記憶(登録)する。
記憶部5は、後述する端末7を利用する1以上の利用者を特定可能な当該利用者の特徴を示す特徴情報の認証に供用するマスター特徴情報を記憶する。特徴情報は、例えば利用者の顔画像や、指紋画像や、虹彩画像や、静脈画像等の、利用者固有の特徴を表す、例えば生体情報を示す。マスター特徴情報は、上述した利用者の特徴情報と少なくとも一部が同じ(例えば、特徴情報を抽象化した)情報である。即ち、マスター特徴情報は、例えば上述した特徴情報と比較(照合)することによって利用者本人を認証可能である。上述した利用者の生体情報は、上述した画像等には限定されず、利用者の声紋や心音や脳波等であってもよい。また、利用者を特定可能な当該利用者の特徴を示す情報であれば、上述した生体情報には限定されない。記憶部5は、管理装置1内にあってもよく、管理装置1外にあってもよい。
管理装置1は、図2に示す要求情報テーブル6(図1には図示せず)を有する。図2は、本実施形態に係る管理装置1における要求情報テーブル6を説明する図である。図2を参照すると、要求情報テーブル6は、「要求頻度順位」欄、「エントリ番号」欄、「格納アドレス情報」欄、および「利用者ID」欄の各欄から構成される。
「要求頻度順位」欄は、後述するように端末7から管理装置1に対して前回、特徴情報の認証が要求されてからの経過期間が最も短いエントリのエントリ番号が、例えば経過期間の短い(つまり要求頻度の高い)順に登録される。「エントリ番号」欄は、端末7からの特徴情報の認証要求を受信した際の順番が、例えば若番から順に登録される。つまり、エントリとは、例えば、端末7からの端末7を利用する利用者の特徴を示す特徴情報の認証要求を管理装置1が受け付けることである。エントリ番号とは、上述した認証要求を受け付けた順番を示す。「格納アドレス情報」欄は、端末7の利用者の特徴情報の認証に供用するマスター特徴情報が格納される場所が登録される。「利用者ID」欄は、利用者を識別可能な利用者の識別情報(IDentification:以下、「利用者ID」または「利用者識別情報」と略称する)が登録される。
要求情報テーブル6は、上述した要求頻度順位、エントリ番号、格納アドレス情報、および利用者IDが関連付けられた状態で登録されている。要求情報テーブル6は、記憶部5内にあってもよく、記憶部5外にあってもよい。
図2において、一例として「要求頻度順位」欄の最上位の行には、端末7が、前回、特徴情報の認証を要求してからの経過期間が最も短い(つまり、Most_Recently_Used:MRU;最高アクセス頻度)エントリ番号が登録される。また、同欄の最下位の行には、端末7が前回、特徴情報の認証を要求してからの経過期間が最も長い(つまり、Least_Recently_Used:LRU;最低アクセス頻度)エントリ番号が登録される。図2において、要求頻度順位欄の順位が1位(MRU)は、最下位行にあって、要求頻度順位欄の順位がnnnn位(LRU)は、最上位行にあってもよい。上述したLRUは、LRUに代えてLFU(Least_Frequently_Used:つまり、特徴情報の認証を要求された頻度が最も少ないエントリを削除する方法)を用いるようにしてもよい。
端末7は、管理装置1に有線または無線、或いはそれらの組み合わせによる通信ネットワーク(以下、単に「ネットワーク」と称する)を介して通信接続される。端末7は、利用者の特徴を示す特徴情報、および利用者IDを管理装置1に送信すると共に、特徴情報をマスター特徴情報を供用して認証するように管理装置1に要求する。本実施形態において、端末7は、表示部(表示手段)9と、通信部(通信手段)10とを有する。
外部装置8は、管理装置1に有線または無線、或いはそれらの組み合わせによるネットワークを介して通信接続される。外部装置8は、管理装置1に提供可能な情報(つまり、端末7からの特徴情報を管理装置1が認証可能なマスター特徴情報)を有する。
次に、本実施形態に係る管理装置1の動作について説明する。図3は、第1の実施形態に係る管理装置1の制御を示すフローチャートである。
情報入手部3は、端末7からの利用者の特徴情報、および利用者IDを含む認証要求を受信する(ステップS31)。
情報入手部3は、特徴情報の認証に供用することが可能なマスター特徴情報が記憶部5に記憶されているか否かを確認する(ステップS32)。
情報入手部3は、当該マスター特徴情報が記憶部5に記憶されていないと判断した場合には(ステップS32においてNO)、外部装置8に対して特徴情報の認証を要求すると共に、マスター特徴情報の提供を要求する(ステップS36)。この場合、マスター特徴情報が記憶部5に記憶されていないので、端末7の利用者は、例えば新規の利用者である。
情報入手部3は、管理装置1からの認証要求に応答した外部装置8からの、当該特徴情報の認証に供用可能な新規のマスター特徴情報を受信すると共に、受信した新規のマスター特徴情報を記憶部5に格納(記憶)する(ステップS37)。管理装置1は、ステップS37において、外部装置8における認証が成功したことによって、外部装置8から新規のマスター特徴情報を受信できたものとする。なお、管理装置1は、ステップS36とステップS37との間に、外部装置8において認証が失敗した場合に、認証の失敗を示す情報を端末7に送信する図3には図示していない判断処理を設けるようにしてもよい。
情報入手部3は、受信したマスター特徴情報の格納先のアドレスを、要求頻度順位欄の順位が最も低い行の格納アドレス情報欄に書き込む(ステップS38)。より具体的に、情報入手部3は、図2に示す、最下行(つまり、順位がnnnn位を示すLRUの行)に、外部装置8から受信したマスター特徴情報の格納アドレス情報と、ステップS31において端末7から受信した(新規の)利用者IDと、その要求の順番を示すエントリ番号とを関連付けて記憶する。つまり、新規のマスター特徴情報は、LRUの行に登録される。
情報入手部3は、新規の利用者IDによって接続している端末7に、ステップS37において外部装置8における認証が成功したことを示す認証結果を送信する(ステップS39)。端末7は、通信部10を介して認証結果を管理装置1から受信した場合、受信した認証結果を表示部9において表示する。これにより、端末7の利用者は、自身が管理装置1に認証されたことを知ることができる。
情報入手部3は、ステップS39を実行した後、ステップS31の処理を実行する。
情報入手部3は、ステップS32において、当該マスター特徴情報が記憶部5に記憶されていると判断した場合には(ステップS32においてYES)、当該利用者IDによって接続している端末7に、管理装置1における認証が成功したことを示す認証結果を送信する(ステップS33)。
端末7は、管理装置1から受信した認証結果を表示部9において表示する。これにより、端末7の利用者は、自身が管理装置1に認証されたことを知ることができる。即ち、上述したステップS32においてYESの場合は、管理装置1が、2回目以降の特徴情報の認証要求に成功したことを表す。
管理部2は、ステップS31において認証要求を受け付けた際のエントリ番号の現在の順位と、最高の順位との中間の順位を求める(ステップS34)。
管理部2は、当該エントリ番号の格納アドレス情報および利用者IDの各情報を、ステップS34において求めた中間の順位へ移動すると共に、求めた中間の順位よりも下位のエントリの順位を順次繰り下げる更新をする(ステップS35)。管理部2は、ステップS35を実行した後、ステップS31の処理を実行する。
管理部2は、利用者IDによって接続している端末7に、上述した更新された要求頻度順位を送信してもよい。管理装置1に通信接続されている端末7は、通信部10を介して更新された要求頻度順位を管理装置1から受信した場合、受信した要求頻度順位を表示部9において表示するようにしてもよい。これにより、端末7の利用者は、管理装置1における自身の要求頻度順位を知ることができる。
なお、ステップS31乃至ステップS33において、管理部2と、情報入手部3とは並行して動作しているものとする。
また、管理部2は、上述した情報入手部3が端末7から2回目以降の特徴情報の認証要求を受信した際に、当該認証要求によるエントリの要求頻度順位を、現在の要求頻度順位と、要求頻度順位の最高順位との間の任意の順位に更新するようにしてもよい。
上述したステップS34およびステップS35による要求情報テーブル6の更新方法を図4を用いて具体的に説明する。図4は、第1の実施形態に係る要求情報テーブル6の更新手順を説明する図である。
図4は、図2に示す要求情報テーブル6の紙面に向かって左側の2つの欄である「要求頻度順位」欄、および「エントリ番号」欄のみを取り出し、図4に示す更新手順を示す図の紙面に向って左側に更新前の上述した各欄の状態を、右側に更新後の上述した各欄の状態を示している。
図4に示す左側の更新前の要求情報テーブル6を参照すると、端末7が以前に、管理装置1に認証要求したエントリ番号欄の0002(当該エントリ)は、要求頻度順位欄が6位である。
ここで、端末7が今回、同じエントリ番号欄の0002を認証要求した場合、情報入手部3は、以下のようにして図4に示す左側の更新前の要求頻度順位欄が6位の行の内容ごと、図4に示す右側の更新後の別の順位(3位)の行へ移動し更新する。
即ち、ステップS31に示すように、管理装置1は、端末7からエントリ番号欄の0002に対応する特徴情報を認証するように要求される(図4に示す左側の図)。
管理部2は、ステップS34において、上述した認証要求を受け付けた際のエントリ番号の現在(更新前)の要求頻度順位(6位)と、最高順位(MRUで示される順位が1位)との中間の順位である3位を求める。
管理部2は、ステップS35において、当該エントリ番号0002の内容(図4には図示していない格納アドレス情報および利用者ID)を要求頻度順位が3位の行に移動する(つまり、図4に示す直線矢印部分)。管理部2は、それと共に、要求頻度順位が3位よりも下位の4位以下のエントリ番号の順位を順次繰り下げて(つまり、図4に示す円弧状矢印部分)更新する(図4に示す右側の図)。
その結果、LRUとなった要求頻度順位が7位の行の内容は、上述したステップS32においてNOの場合に、外部装置8から受信した新規のマスター特徴情報の格納アドレス情報、および新規の利用者IDによって上書き(更新)される。
こうして、管理装置1は、端末7からの認証要求の頻度が増えるほど、当該認証要求に対応するマスター特徴情報を記憶部5において滞留され易くすることができる。その結果、管理装置1は、端末7を認証できる確率(ヒット率)が増加し、認証を迅速に行うことができる。
一方で、管理装置1は、端末7からの認証要求の頻度が少ないままであれば、当該認証要求に対応するマスター特徴情報を記憶部5から削除され易くすることができる。或いは、管理装置1は、利用者が移動することを想定して予め認証要求に対応するマスター特徴情報を記憶部5に記憶していたとしても、端末7からの当該認証要求の頻度が少ないままであれば、そのマスター特徴情報を記憶部5から削除され易くすることができる。その結果、管理装置1は、記憶部5に新規のマスター特徴情報を記憶可能な領域を設けることができ、記憶部5の利用効率を向上させることができる。
以上、本実施形態には、端末が要求する情報への返答を迅速化すると共に、情報を効率的に記憶できる管理装置等を提供することができるという効果がある。
その理由は、端末からの同一情報の認証要求に対して、当該認証要求を受け付けたエントリの順位を、現在の順位と、最高順位との中間の順位に位置付けるように構成したからである。
本実施形態では、一例として要求情報テーブル6を用いた。しかし、要求情報テーブル6は、要求情報テーブル6の項目欄のうち、エントリ番号、格納アドレス情報、および利用者IDを関連付けて管理する利用者管理テーブルと、要求頻度順位、およびエントリ番号を関連付けて要求頻度順位を更新するLRU管理テーブルとに分けてもよい。管理部2は、利用者管理テーブルおよびLRU管理テーブルを管理するように構成してもよい。
本実施形態では、一例として単一の管理装置1が利用者IDに関連付けてマスター特徴情報を記憶することを説明した。しかし、複数の管理装置1同士が、利用者IDに関連付いたマスター特徴情報を提供し合うように構成してもよい。
或いは、外部装置8が、利用者IDに関連付けてマスター特徴情報を各管理装置1に提供するように構成してもよい。これにより、端末7の利用者が移動し、端末7とは別の端末から、管理装置1とは別の管理装置に認証を要求(つまり、同一の情報を要求)した場合でも、当該別の端末が通信接続されている別の管理装置は、外部装置8に認証およびマスター特徴情報を要求する必要が無くなる。その結果、利用者は、移動先の別の端末に要求した情報を迅速に取得することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図5は、第2の実施形態に係る管理装置50の構成を例示するブロック図である。図5を参照すると、管理装置50は、管理部(管理手段)52と、情報入手部(情報入手手段)53と、記憶部(記憶手段)55とを有する。
情報入手部53は、後述する記憶部55には記憶されていない情報がある場合、後述する外部装置8に認証を要求すると共に、その認証要求に応じて入手した情報を記憶部55に新規に記憶(登録)する。
記憶部55は、後述する端末7を利用する1以上の利用者を特定可能な当該利用者の特徴を示す特徴情報の認証に共用するマスター特徴情報を記憶する。記憶部55は、管理装置50内にあってもよく、管理装置50外にあってもよい。
管理装置50は、図6に示す要求情報テーブル56を有する。図6は、本実施形態に係る管理装置50における要求情報テーブル56を説明する図である。図6を参照すると、要求情報テーブル56は、「要求頻度順位」欄、「エントリ番号」欄、「格納アドレス情報」欄の各欄から構成される。
「要求頻度順位」欄は、後述するように端末7から管理装置50に対して前回、特徴情報の認証が要求されてからの経過期間が最も短いエントリのエントリ番号が、例えば経過期間の短い(つまり要求頻度の高い)順に登録される。「エントリ番号」欄は、端末7からの特徴情報の認証が要求された際の順番が、例えば若番から順に登録される。「格納アドレス情報」欄は、端末7の利用者の特徴情報の認証に供用するマスター特徴情報が格納される場所が登録される。
要求情報テーブル56は、上述した要求頻度順位、エントリ番号、および格納アドレス情報が関連付けられた状態で登録されている。要求情報テーブル56は、記憶部55内にあってもよく、記憶部55外にあってもよい。
図6において、一例として「要求頻度順位」欄の最上位の行には、端末7が、前回、特徴情報の認証を要求してからの経過期間が最も短い(MRUの)エントリ番号が登録される。また、同欄の最下位の行には、端末7が、前回、特徴情報の認証を要求してからの経過期間が最も長い(LRUの)エントリ番号が登録される。図6において、要求頻度順位欄の順位が1位(MRU)は最下位行にあって、要求頻度順位欄の順位がnnnn位(LRU)は、最上位行にあってもよい。上述したLRUは、LFU(Least_Frequently_Used:つまり、特徴情報の認証を要求された頻度が最も少ないエントリを削除する方法)を用いるようにしてもよい。
端末7は、管理装置50に有線または無線、或いはそれらの組み合わせによるネットワークを介して通信接続される。端末7は、利用者の特徴を示す特徴情報を管理装置50に送信すると共に、その特徴情報をマスター特徴情報を供用して認証するように管理装置50に要求する。
外部装置8は、管理装置50に有線または無線、或いはそれらの組み合わせによるネットワークを介して通信接続される。外部装置8は、管理装置50に提供可能な情報(つまり、端末7からの特徴情報を管理装置50が認証可能なマスター特徴情報)を有する。
即ち、管理装置50の記憶部55は、端末7の利用者を特定可能なその利用者の特徴を示す特徴情報の認証に供用することが可能なマスター特徴情報を記憶する。
情報入手部53は、自装置に通信接続されている端末7から、特徴情報を認証するように要求する認証要求を受信した際に、受信した特徴情報に対応するマスター特徴情報を記憶部55に記憶しているか否かを判断する。情報入手部53は、判断した結果、記憶していないと判断した場合には外部装置8に当該特徴情報の認証を要求し、その認証要求に応じて入手したマスター特徴情報を、記憶部55に記憶する。
管理部52は、端末7からの特徴情報と、記憶部55に記憶されたマスター特徴情報とに基づいて利用者を認証可能か否かを判定し、認証可能と判定できた場合に、認証要求の頻度を示す要求頻度順位を、外部装置8による初回の認証の成功に応じて最下位として新規に登録する。
管理部52は、要求頻度順位が最下位に登録された前記端末から2回目以降の認証要求を受信した際に、当該要求頻度順位を、現在の要求頻度順位と、要求頻度順位の最高順位との中間の順位に更新する。
情報入手部53は、例えば、上述した要求情報テーブル56(図6)を用いて要求頻度順位を更新可能である。
次に、本実施形態に係る管理装置50の動作について説明する。図7は、第2の実施形態に係る管理装置50の制御を示すフローチャートである。
情報入手部53は、端末7からの利用者の特徴情報を含む認証要求を受信する(ステップS71)。
情報入手部53は、特徴情報の認証に供用することが可能な、受信した特徴情報に対応するマスター特徴情報が記憶部55に記憶されているか否かを確認する(ステップS72)。
情報入手部53は、当該マスター特徴情報が記憶部55に記憶されていないと判断した場合には(ステップS72においてNO)、外部装置8に対して特徴情報の認証を要求すると共に、マスター特徴情報の提供を要求する(ステップS75)。この場合、マスター特徴情報が記憶部55に記憶されていないので、端末7の利用者は、例えば新規の利用者である。
情報入手部53は、管理装置50からの認証要求に応答した外部装置8からの、当該特徴情報の認証に供用する新規のマスター特徴情報を受信すると共に、受信した新規のマスター特徴情報を記憶部55に格納する(ステップS76)。本実施形態では、管理装置50は、ステップS76において、外部装置8における認証が成功したことによって、外部装置8から新規のマスター特徴情報を受信できたものとする。
情報入手部53は、受信したマスター特徴情報の格納先のアドレスを、要求頻度順位欄の順位が最も低い行の格納アドレス情報欄に書き込む(ステップS77)。より具体的に、情報入手部53は、図6に示す、最下行(つまり、順位がnnnn位を示すLRUの行)に、外部装置8から受信したマスター特徴情報の格納アドレス情報と、エントリ番号とを関連付けて記憶する。つまり、新規のマスター特徴情報は、LRUの行に登録される。
情報入手部53は、ステップS77を実行した後、ステップS71の処理を実行する。
情報入手部53は、ステップS72において、当該マスター特徴情報が記憶部55に記憶されていると判断した場合には(ステップS72においてYES)、ステップS73の処理を実行する。
情報入手部53は、ステップS71において認証要求を受け付けた際のエントリ番号の現在の順位と、最高の順位との中間の順位を求める(ステップS73)。
情報入手部53は、当該エントリ番号の格納アドレス情報を、ステップS73において求めた中間の順位へ移動すると共に、求めた中間の順位よりも下位のエントリの順位を順次繰り下げる更新をする(ステップS74)。情報入手部53は、ステップS74を実行した後、ステップS71の処理を実行する。
こうして、管理装置50は、端末7からの認証要求の頻度が増えるほど、当該認証要求に対応するエントリの、記憶部55におけるマスター特徴情報を滞留され易くすることができる。その結果、管理装置50は、端末7を認証できる確率(ヒット率)が増加し、認証を迅速に行うことができる。
一方で、管理装置50は、端末7からの認証要求の頻度が少ないままの場合、当該認証要求に対応するエントリの、記憶部55におけるマスター特徴情報を記憶部55から削除され易くすることができる。その結果、管理装置50は、記憶部55に新規のマスター特徴情報を記憶可能な領域を設けることができ、記憶部55の利用効率を向上させることができる。
以上、本実施形態には、第1の実施形態と同様に、端末が要求する情報への返答を迅速化すると共に、情報を効率的に記憶できる管理装置等を提供することができるという効果がある。
その理由は、端末からの同一情報の認証要求に対して、当該認証要求を受け付けたエントリの順位を、現在の順位と、最高順位との中間の順位に位置付けるように構成したからである。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第1および第2の実施形態の基本となる第3の実施形態について説明する。本実施形態に係る管理装置50の構成を例示するブロック図は、第2の実施形態において説明した図5と同じである。そのため本実施形態の構成を例示するブロック図の説明は省略する。
記憶部55は、端末7の利用者を特定可能な該利用者の特徴を示す特徴情報の認証に供用するマスター特徴情報を記憶する。
情報入手部53は、自装置に通信接続されている端末7から、特徴情報を認証するように要求する認証要求を受信した際に、受信した特徴情報に対応するマスター特徴情報を記憶部55に記憶しているか否かを判断する。情報入手部53は、判断の結果、記憶していないと判断した場合には外部装置8に当該特徴情報を認証するように要求し、その認証要求に応じて入手したマスター特徴情報を、記憶部55に記憶する。
管理部52は、特徴情報と、マスター特徴情報とに基づいて利用者を認証可能か否かを判定し、認証可能と判定できた場合に、認証要求の頻度を示す要求頻度順位を、外部装置8による初回の認証の成功に応じて最下位として新規に登録する。
管理部52は、要求頻度順位が最下位に登録された端末7から2回目以降の認証要求を受信した際に、当該要求頻度順位を、現在の要求頻度順位と、要求頻度順位の最高順位との中間の順位に更新する。
以上、本実施形態には、第1および第2の実施形態と同様に、端末が要求する情報への返答を迅速化すると共に、情報を効率的に記憶できる管理装置等を提供することができるという効果がある。
その理由は、端末からの同一情報の認証要求に対して、当該認証要求を受け付けたエントリの順位を、現在の順位と、最高順位との中間の順位に位置付けるように構成したからである。
(ハードウェア構成例)
次に、上述した本発明の各実施形態における管理装置1、50を実現可能なコンピュータのハードウェア構成例について説明する。図8は、各実施形態に係る管理装置1、50を実現可能なコンピュータのハードウェア構成例を概略的に示すブロック図である。係る管理装置1、50は、専用の装置として実現してもよい。
説明の便宜上、以降、管理装置1、および50は、管理装置80と呼ぶこととする。
管理装置80は、CPU(Central_Processing_Unit)91、メモリ92、ディスク93、不揮発性の記録媒体の読取装置94、入力装置95、出力装置96、インタフェース97、および通信回線98を有する。入力装置95は、管理装置80を動作させるための各種の情報を管理装置80に入力する。入力装置95は、例えば認証成功の回数が、所定の回数以上であれば、対象エントリ番号の現在の順位と、最高順位との中間の順位を求める処理を実行するための閾値を設定するこことができる。出力装置96は、管理装置80の動作状況等の出力結果を表示する。不揮発性の記録媒体の読取装置94は、コンピュータが読み取り可能な、例えば、コンパクトディスク(Compact_Disc(登録商標))や、ユニバーサルシリアルバスメモリ(USBメモリ)等の媒体(不図示)を読み取り可能なリーダである。管理装置80は、不揮発性の記録媒体の読取装置94によって上述した媒体を読み取り、読み取った情報を自装置のディスク93に記憶させることができる。上述した各種の媒体は、電源を供給しなくても係る情報を保持し、持ち運びを可能にする。不揮発性記録媒体は、上述した媒体に限定されない。また、管理装置80は、不揮発性の記録媒体の読取装置94の代わりに、インタフェース97、または通信回線98を介して係る情報をディスク93に記憶させるようにしてもよい。また、管理装置80は、通信回線98を用いて、利用者IDに基づいて端末7に、認証結果や、要求頻度順位を送信するようにしてもよい。
即ち、CPU91は、ディスク93が記憶するソフトウェア・プログラム(コンピュータ・プログラム:以下、単に「プログラム」と称する)を、メモリ92にコピーし、演算処理を実行する。CPU91は、プログラム実行に必要なデータをメモリ92から読み込む。表示が必要な場合には、CPU91は、出力装置96に出力結果を表示する。外部からプログラムを入力する場合、CPU91は、入力装置95からプログラムを読み取る。CPU91は、メモリ92にある管理プログラム(図3、図7)を解釈し実行する。CPU91は、上述した本発明の各実施形態において説明した処理を順次行う。
即ち、このような場合、本発明は、係る管理プログラムによっても成し得ると捉えることができる。更に、係る管理プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体によっても、本発明は成し得ると捉えることができる。
1、50、80 管理装置
2、52 管理部(管理手段)
3、53 情報入手部(情報入手手段)
5、55 記憶部(記憶手段)
6、56 要求情報テーブル
7 端末
8 外部装置
9 表示部(表示手段)
10 通信部(通信手段)
91 CPU(Central_Processing_Unit)
92 メモリ
93 ディスク
94 記録媒体の読取装置
95 入力装置
96 出力装置
97 インタフェース
98 通信回線

Claims (10)

  1. 端末の利用者を特定可能な該利用者の特徴を示す特徴情報の認証に供用するマスター特徴情報を記憶する記憶手段と、
    自装置に通信接続されている前記端末から、前記特徴情報を認証するように要求する認証要求を受信した際に、受信した前記特徴情報に対応する前記マスター特徴情報を前記記憶手段に記憶しているか否かを判断し、記憶していないと判断した場合には外部装置に当該特徴情報を認証するように要求し、その認証要求に応じて入手した前記マスター特徴情報を、前記記憶手段に記憶する情報入手手段と、
    前記特徴情報と、前記マスター特徴情報とに基づいて前記利用者を認証可能か否かを判定し、認証可能と判定できた場合に、前記認証要求の頻度を示す要求頻度順位を、前記外部装置による初回の認証の成功に応じて最下位として新規に登録し、
    前記要求頻度順位が最下位に登録された前記端末から2回目以降の前記認証要求を受信した際に、当該要求頻度順位を、現在の要求頻度順位と、前記要求頻度順位の最高順位との中間の順位に更新する管理手段と
    を備える管理装置。
  2. 前記管理手段は、
    前記認証要求の回数が所定の回数以上である場合に、前記要求頻度順位を更新する
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記管理手段は、
    前記認証要求に対して、その認証が成功した場合に、当該認証要求の前記要求頻度順位を更新する
    請求項1または請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記情報入手手段は、
    自装置に通信接続されている前記端末からの前記認証要求に含まれる前記端末の利用者を識別可能な利用者識別情報に関連付けられた前記特徴情報と、前記マスター特徴情報とに基づいて前記利用者を認証できた場合に、少なくともその認証結果を、前記利用者識別情報に基づいて当該端末に送信する
    請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の管理装置。
  5. 前記管理手段は、
    少なくとも前記要求頻度順位を前記利用者識別情報に基づいて当該端末に通知する
    請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の管理装置。
  6. 前記2回目以降の前記認証要求を受信した際に、前記要求頻度順位を、現在の要求頻度順位と、前記要求頻度順位の最高順位との間の任意の順位に更新する管理手段
    を備える請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の管理装置。
  7. 端末の利用者を特定可能な該利用者の特徴を示す特徴情報の認証に供用するマスター特徴情報を情報処理装置の記憶手段に記憶し、
    前記情報処理装置に通信接続されている前記端末から、前記特徴情報を認証するように要求する認証要求を受信した際に、受信した前記特徴情報に対応する前記マスター特徴情報を前記記憶手段に記憶しているか否かを判断し、記憶していないと判断した場合には外部装置に当該特徴情報を認証するように要求し、その認証要求に応じて入手した前記マスター特徴情報を、前記記憶手段に記憶し、
    前記特徴情報と、前記マスター特徴情報とに基づいて前記利用者を認証可能か否かを判定し、認証可能と判定できた場合に、前記認証要求の頻度を示す要求頻度順位を、前記外部装置による初回の認証の成功に応じて最下位として新規に登録し、
    前記要求頻度順位が最下位に登録された前記端末から2回目以降の前記認証要求を受信した際に、当該要求頻度順位を、現在の要求頻度順位と、前記要求頻度順位の最高順位との中間の順位に更新する
    情報処理装置の制御方法。
  8. 端末の利用者を特定可能な該利用者の特徴を示す特徴情報の認証に供用するマスター特徴情報を記憶手段に記憶する記憶機能と、
    自装置に通信接続されている前記端末から、前記特徴情報を認証するように要求する認証要求を受信した際に、受信した前記特徴情報に対応する前記マスター特徴情報を前記記憶手段に記憶しているか否かを判断し、記憶していないと判断した場合には外部装置に当該特徴情報を認証するように要求し、その認証要求に応じて入手した前記マスター特徴情報を、前記記憶手段に記憶するよう指示する情報入手機能と、
    前記特徴情報と、前記マスター特徴情報とに基づいて前記利用者を認証可能か否かを判定し、認証可能と判定できた場合に、前記認証要求の頻度を示す要求頻度順位を、前記外部装置による初回の認証の成功に応じて最下位として新規に登録し、
    前記要求頻度順位が最下位に登録された前記端末から2回目以降の前記認証要求を受信した際に、当該要求頻度順位を、現在の要求頻度順位と、前記要求頻度順位の最高順位との中間の順位に更新する管理機能と
    を、コンピュータに実現させるコンピュータ・プログラム。
  9. 端末と、
    前記端末の利用者を認証するための情報を記憶する管理装置と、
    前記管理装置に提供可能な情報を有する情報処理装置と、
    を備え、
    前記管理装置は、
    前記端末の利用者を特定可能な該利用者の特徴を示す特徴情報の認証に供用するマスター特徴情報を記憶する記憶手段と、
    自装置に通信接続されている前記端末から前記特徴情報を認証するように要求する認証要求を受信した際に、受信した前記特徴情報に対応する前記マスター特徴情報を前記記憶手段に記憶しているか否かを判断し、記憶していないと判断した場合には前記情報処理装置に当該特徴情報を認証するように要求し、その認証要求に応じて入手した前記マスター特徴情報を、前記記憶手段に記憶する情報入手手段と、
    前記特徴情報と、前記マスター特徴情報とに基づいて前記利用者を認証可能か否かを判定し、認証可能と判定できた場合に、前記認証要求の頻度を示す要求頻度順位を、前記情報処理装置による初回の認証の成功に応じて最下位として新規に登録し、
    前記要求頻度順位が最下位に登録された前記端末から2回目以降の前記認証要求を受信した際に、当該要求頻度順位を、現在の要求頻度順位と、前記要求頻度順位の最高順位との中間の順位に更新する管理手段と
    を備える管理システム
  10. 前記情報入手手段は、
    自装置に通信接続されている前記端末からの前記認証要求に含まれる前記端末の利用者を識別可能な利用者識別情報に関連付けられた前記特徴情報と、前記マスター特徴情報とに基づいて前記利用者を認証できた場合に、少なくともその認証結果を、前記利用者識別情報に基づいて当該端末に送信し、
    前記端末は、各種の情報を表示可能な表示手段と、前記管理装置と通信可能な通信手段とを更に備え、
    前記通信手段を介して前記情報入手手段から受信した前記認証結果を、前記表示手段に表示する
    請求項9に記載の管理システム。
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