JP2017167112A - 位置情報提供システム、端末、プログラム及び位置情報を提供する方法 - Google Patents

位置情報提供システム、端末、プログラム及び位置情報を提供する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】低廉なコストで位置情報を提供する。【解決手段】位置情報提供システムであって、据置発信器は、信号を送信する送信機を有し、移動発信器からの信号を受信する受信機能を有さず、施設内の所定の位置に複数設置されており、前記移動発信器は、信号を送信する送信機を有し、前記据置発信器からの信号を受信する受信機能を有さず、前記施設内において移動する被測位者が保持し、端末は、前記据置発信器及び前記移動発信器の少なくとも一つから信号を受信すると、当該発信器の識別情報及び受信日時を含む受信情報をサーバに送信し、前記サーバは、受信時刻が最新の移動発信器の受信情報と、時間的に対応する据置発信器の受信情報との組み合せを用いて、前記据置発信器の位置が当該組み合わせに係る移動発信器の位置であると推定し、当該移動発信器を保持する被測位者と関係付けられたユーザに、前記推定された移動発信器の位置を通知する。【選択図】図1

Description

本発明は、施設内における被測位者の位置情報を提供するシステムに関し、特に、屋内において、被測位者の近傍に位置する据置発信器及び移動端末を利用して、移動発信器を保持する被測位者の位置情報を提供するシステムに関する。
近年、位置情報計測技術の向上やスマートフォンの普及に伴い、屋内外(例えば、大型屋内施設や地下街など)において位置情報を活用したサービスが提供されている。
屋内や地下などではGPS(Global Positioning System)によって位置情報が分からないエリアにビーコン等の発信器とスマートフォン等の携帯端末を利用するなど様々な位置情報計測技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、区域内の複数のビーコンから互いに異なる固有識別情報を発信し、携帯端末が近くのビーコンの固有識別情報を受信してサーバに照会し、サーバは照会を受けた固有識別情報に対応するビーコン位置情報を携帯端末に送り、携帯端末が現在地情報を取得し、利用者の目的情報を受け付け、区域内の各場所の属性情報に基づく目的地情報を取得し、前記現在地情報と前記目的地情報と前記経路網情報とに基づいて、現在地から目的地までの推奨経路を探索し、推奨経路を提示する経路案内システムが記載されている。
現在提案されている屋内位置計測技術の多くは、特許文献1に記載されるように、携帯端末を操作するユーザ自身の位置情報を計測し、ユーザに対して経路案内等の有益な情報を提供するか、又は施設側の観点で、ユーザの動線等を統計情報として取得するものである。
また、特許文献2には、ビーコン送信機がID情報付きビーコンを周囲へ発射し、複数のビーコン受信機が測位空間内にほぼ等密度で分布して配備されており、受信したビーコンの電界強度を測定し、基地局は、各ビーコン受信機からのビーコン情報を受信し、ビーコン受信位置情報テーブルを参照して、ビーコン情報送信元のビーコン受信機の位置を求め、ビーコン受信機の位置と同一IDのビーコンについての各ビーコン受信機における電界強度の比とに基づきビーコン送信機の現在位置を算出する測位システムが記載されている。
特開2015-200609号公報 特開2011-17685号公報
しかしながら、例えば家族連れで施設(アミューズメントパーク、ショッピングセンター)を訪れ、施設内では別に行動する場合、位置情報取得の対象者(被測位者)が、自らスマートフォン等の携帯端末の操作ができない、又は、施設内のアミューズメント等に熱中している子供等の場合に、特許文献1の技術では、被測位者の現在位置を知ることができない。
また、自分の携帯端末を保有していない子供等に対して、データを送受信可能な携帯端末を施設入場時に貸与するサービス形態は、施設側のコスト負担が大きく、現実的ではない。
一方、特許文献2の技術では、自分の携帯端末を保有していない子供等にビーコン送信機を貸与するので、コスト負担は軽減できる。しかし、特許文献2の技術では、当該ビーコン送信機からの電波を受信するために、施設内に多数のビーコン受信機を設置する必要がある。一般に、ビーコン受信機は発信専用機より高価で、消費電力も多いことから、特許文献2の技術においても、ビーコン受信機の導入コスト及び運用コストが大きくなる。
ここで、特許文献1、特許文献2の技術や、現在提案されている他の屋内位置情報計測技術も、被測位者の位置情報を高精度で計測することを目的としているが、用途によっては10メートル程度の誤差で位置を把握できれば充分な場合もある。例えば、前述したような、家族連れで施設を訪れ、施設内では別に行動する場合、親が子供の現在位置を大まかに把握できれば充分である。また、複数のフロアから成る施設においては、子供がいる階が正確に分かれば充分ということもある。多くの場合、親が必要に応じて子供がいると推定される場所に行って、周囲を探せば子供が見つけることができる。
そこで、本発明は低廉な導入コスト及び運用コストで位置情報を提供することを目的とする。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、据置発信器と、移動発信器と、端末と、サーバとを備える位置情報提供システムであって、前記据置発信器は、信号を送信する送信機を有し、前記移動発信器からの信号を受信する受信機能を有さず、施設内の所定の位置に複数設置されており、前記移動発信器は、信号を送信する送信機を有し、前記据置発信器からの信号を受信する受信機能を有さず、前記施設内において移動する被測位者が保持し、前記端末は、前記据置発信器及び前記移動発信器の少なくとも一つから信号を受信すると、当該発信器の識別情報及び受信日時を含む受信情報を前記サーバに送信し、前記サーバは、受信時刻が最新の移動発信器の受信情報と、時間的に対応する据置発信器の受信情報との組み合せを用いて、前記据置発信器の位置が当該組み合わせに係る移動発信器の位置であると推定し、当該移動発信器を保持する被測位者と関係付けられたユーザに、前記推定された移動発信器の位置を通知する。
本発明の一態様によれば、低廉な導入コスト及び運用コストで被測位者の位置情報をユーザに提供できる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
第1実施例の位置情報提供システムの全体構成を示す概略図である。 本システム運用開始前に行われる施設内地図情報及び据置発信器設置情報の初期登録を示す図である。 本システム運用開始前に行われる従業員端末及び移動発信器の初期登録を示す図である。 本システムの利用者(ユーザ)の施設来場受付時に行われる移動発信器貸出登録を示す図である。 本システム運用時に従業員端末18が据置発信器16及び移動発信器17から電波を受信する状況を示す図である。 本システム運用時にユーザ端末15が管理サーバ11に被測位者の位置情報の探索を要求する状況を示す図である。 被測位者の位置情報の探索結果を表示する画面の一例を示す図である。 従業員端末18が複数の据置発信器から電波を受信した状況を示す図である。 移動発信器17の電波を複数の従業員端末18が受信した状況を示す図である。 位置情報提供システム運用時において、蓄積データ102として蓄積されるデータのフォーマットを示す図である。 第2実施例の位置情報提供システムの全体構成を示す概略図である。 第2実施例の従業員端末18による処理を示すフローチャートである。
図1〜図12は、本発明の一実施形態を例示する図であり、これらの図において、同一の符号を付した部分は同一物を表わし、基本的な構成及び動作は同様であるものとする。以下、添付図面を参照しながら、本発明の位置情報提供システムの実施例を説明する。
<実施例1>
図1は、第1実施例の位置情報提供システム(以下、本システムという)の全体構成を示す概略図である。
本システムは、管理サーバ11と、初期登録データ101と、蓄積データ102と、ウェブサーバ12と、管理端末13と、公衆回線/無線LAN14と、ユーザ端末15と、据置発信器16と、移動発信器17と、従業員端末18とを有しており、本システムが運用される施設内で、主として屋内において位置情報を提供する。
管理サーバ11は、施設内の位置情報を求め、統計情報を整理する等の各種処理及び計算を行う。管理サーバ11は、本システム運用開始前に登録される初期登録データ101(施設内の地図情報、発信器情報など)、及び運用時に逐次蓄積される蓄積データ102(従業員端末、据置発信器、移動発信器の組合せ情報など)にアクセス可能に構成されている。なお、初期登録データ101及び蓄積データ102は、管理サーバ11内の補助記憶装置に格納されても、管理サーバ11に接続された外部記憶装置に格納されてもよい。
管理サーバ11は、プロセッサ、メモリ、補助記憶装置及び通信インターフェースを有する計算機によって構成される。
具体的には、プロセッサは、メモリに格納されたプログラムを実行する。メモリは、不揮発性の記憶装置であるROM及び揮発性の記憶装置であるRAMを含む。ROMは、不変のプログラム(例えば、BIOS)などを格納する。RAMは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速かつ揮発性の記憶装置であり、プロセッサが実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを一時的に格納する。
補助記憶装置は、例えば、磁気記憶装置(HDD)、フラッシュメモリ(SSD)等の大容量かつ不揮発性の記憶装置であり、プロセッサが実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを格納する。すなわち、プログラムは、補助記憶装置から読み出されて、メモリにロードされて、プロセッサによって実行される。
通信インターフェースは、所定のプロトコル(例えば、TCP/IP)に従って、他の装置との通信を制御するネットワークインターフェース装置である。管理サーバ11は、通信インターフェースを介して管理端末13と接続されてもよい。
プロセッサが実行するプログラムは、リムーバブルメディア(CD−ROM、フラッシュメモリなど)又はネットワークを介して図面作成システムに提供され、非一時的記憶媒体である補助記憶装置に格納される。このため、管理サーバ11は、リムーバブルメディアからデータを読み込むインターフェースを有するとよい。
管理サーバは、物理的に一つの計算機上で、又は、論理的又は物理的に構成された複数の計算機上で構成される計算機システムであり、同一の計算機上で別個のスレッドで動作してもよく、複数の物理的計算機資源上に構築された仮想計算機上で動作してもよい。
ウェブサーバ12は、管理サーバ11に接続されており、被測位者の位置を表示する画面を管理端末13やユーザ端末15に提供する。ウェブサーバ12は、プロセッサ、メモリ、補助記憶装置及び通信インターフェースを有する計算機によって構成される。
また、管理サーバ11とウェブサーバ12とは、図面上別に記載したが、両サーバを一つの計算機に実装してもよい。
管理端末13は、キーボード、タッチパネル等の入力手段、表示装置等の出力手段を有し、主として以下の三つの場面で使用される。まず、本システムの運用開始前にシステム管理者が初期登録データ101を登録するために使用する。また、本システムの利用者(ユーザ)の施設来場受付時に、来場受付担当者(移動発信器貸出管理者)が、移動発信器情報等の蓄積データ102を登録するために使用する。さらに、本システム運用時に、運用管理者(監視者)がシステム運用状況を監視するために使用する。管理端末13は、プロセッサ、メモリ、補助記憶装置、入出力インターフェース及び通信インターフェースを有する計算機によって構成される。
以上に説明したように、本実施例における管理端末13には種々の役割があり、便宜上一つの端末として説明するが、役割に応じて複数の管理端末13が設けられてもよい。
施設内には、ユーザ端末15、据置発信器16、移動発信器17、従業員端末18が存在する。ユーザ端末15及び従業員端末18は、公衆回線/無線LAN14によって、管理サーバ11等と通信可能に接続されている。公衆回線/無線LAN14は、本システムの各装置を接続するネットワークであり、有線ネットワーク(有線LAN)及び無線ネットワーク(無線LAN、携帯電話網)によって構成される。
ユーザ端末15は、本システムの利用者(ユーザ)が保持し、家族等、ユーザと関係する被測位者の位置情報を表示装置に表示する。ユーザ端末15は、プロセッサ、メモリ、補助記憶装置、入出力インターフェース及び通信インターフェースを有する計算機によって構成される。
据置発信器16は、近距離無線通信(例えば、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、WiFi等)による電波を間欠的に送信する電波発信装置であり、施設内に複数台設置される。据置発信器16は、電波受信機能を有さないので、安価で、かつ、間欠的に電波を送信するので消費電力が小さい(例えば、1年間程度電池交換が不要)。このため、導入コスト及び運用コストが低廉である。なお、施設内に設置されているWiFiのアクセスポイントを据置発信器16として利用してもよい。また、据置発信器16は、屋内GPSの疑似衛星装置でもよい。
移動発信器17は、施設来場時に、本システムの被測位者(前記ユーザの家族等)に貸与され、据置発信器16と同様に、近距離無線通信(例えば、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、WiFi等)による電波を間欠的に送信する電波発信装置であり、電波受信機能を有さないので、導入コスト及び運用コストが低廉である。移動発信器17は、動きが激しい子供等の被測位者に貸与されることもあるので、紛失しにくいよう、バッジ等の形状にして、被測位者の衣服等に装着できるとよい。
据置発信器16及び移動発信器17の両方又は一方は電波でなく、音響信号(例えば、可聴周波数帯より高い周波帯の音波)を発信してもよい。この場合、従業員端末18のマイクが据置発信器16、移動発信器17から発信された音波を受信すればよい。
前述したように、据置発信器16及び移動発信器17は、間欠的に自己の識別情報を含む信号を送信する。据置発信器16が送信する電波の強度と頻度(時間間隔)は、施設内の据置発信器16の配置密度と被測位者の移動速度によって決定するとよい。移動発信器17が送信する電波の強度と頻度(時間間隔)は、据置発信器16が送信する電波の強度と頻度(時間間隔)と同じでよいが、被測位者の移動速度によって決定してもよい。
従業員端末18は、施設内の各所に配置される従業員等が保持する移動通信端末(スマートフォン、タブレット、携帯電話など)であり、例えば、内線電話機として使用されるスマートフォンである。従業員端末18は、近距離無線通信(例えば、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、WiFi等)によって、据置発信器16や移動発信器17から発信される電波を受信する。従業員端末18には、所定のアプリケーションプログラムがインストールされており、従業員端末18を何ら操作せずとも、信号を受信した据置発信器16及び移動発信器17の情報を管理サーバ11に送信する。
具体的には、従業員端末18は、プロセッサ、メモリ、記憶装置、入出力インターフェース及び通信インターフェースを有する計算機によって構成される。
プロセッサは、メモリに格納されたプログラムを実行する。メモリは、不揮発性の記憶装置であるROM及び揮発性の記憶装置であるRAMを含む。ROMは、不変のプログラム(例えば、BIOS)などを格納する。RAMは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速かつ揮発性の記憶装置であり、プロセッサが実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを一時的に格納する。記憶装置は、例えば、フラッシュメモリ(SSD)等の大容量かつ不揮発性の記憶装置であり、プロセッサが実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを格納する。すなわち、プログラムは、ネットワークを介して従業員端末18に提供され、非一時的記憶媒体である記憶装置に格納され、記憶装置から読み出されて、メモリにロードされて、プロセッサによって実行される。
入出力インターフェースは、液晶ディスプレイ装置やタッチパネルによって構成され、プログラムの実行結果を従業員が視認可能な形式で出力し、従業員が指示を入力するインターフェースである。通信インターフェースは、所定のプロトコルに従って、他の装置との通信を制御するネットワークインターフェース装置であり、例えば、WiFiやLTE規格に従って無線通信を行う。
図2は、本システム運用開始前に行われる施設内地図情報及び据置発信器設置情報の初期登録を示す図である。
図2(A)に示すように、本システムのシステム管理者等は、管理端末13を使用して、GUI操作等により、管理サーバ11の初期登録データ101を登録する。初期登録データ101は、地図情報テーブル21(図2(B))、据置発信器設置テーブル22(図2(C))、従業員端末テーブル31(図3(B))及び移動発信器状態テーブル41(図4(B))を含む。
地図情報テーブル21は、図2(B)に示すように、施設内の地図情報が登録されるテーブルであり、地図ID211、地図実体データ212等から構成される。地図実体データ212には、施設の地図の画像等(又は、画像等が格納されている場所のアドレス)が登録される。施設が複数のフロア、エリア等から成る場合、各フロア、エリア毎に、フロアマップやエリアマップの画像データ等が、地図ID211によって一意に識別可能に登録される。
据置発信器設置テーブル22は、図2(C)に示すように、施設内に配置される据置発信器16を前記地図情報(各フロアマップ等)にマッピングした結果が登録されるテーブルであり、据置発信器ID221、地図ID222、座標223等から構成される。据置発信器IDは、管理端末13が有する近距離無線の送受信機によって、設置前の据置発信器16から取得してもよい。また、据置発信器16に表示された識別情報を管理者が手動で入力してもよい。地図ID222は、地図情報テーブル21に登録された地図ID211に対応するものであり、当該据置発信器が設置された地図情報(フロア、エリア等)を示す。座標223は、当該地図における、据置発信器の設置位置の相対的な平面座標である。相対座標の数値は、例えば当該フロアマップ画像等の左下隅を原点とした場合のメートル単位の数値で定義できる。
据置発信器マッピング画面23では、図2(D)に示すように、管理端末13のGUI操作、すなわち、マウスで画面表示された地図上の点を指定することによって、フロアマップ等の上に据置発信器16がマッピングされている。図中の矩形は各店舗の区画であり、星印がマッピングされた据置発信器16である。
多数の店舗から構成される複合ショッピングモール等において、被測位者の位置を店舗単位で把握できれば充分な場合、この図のように、各店舗の中央に据置発信器を配置すれば足りる。
なお、施設内のどの場所でも、いずれかの据置発信器16からの電波を受信できるような密度で、網羅的に据置発信器16を設置するとよい。
図3は、本システム運用開始前に行われる従業員端末及び移動発信器の初期登録を示す図である。
図3(A)に示すように、従業員端末18は、近距離無線通信によって発信器(据置発信器16、移動発信器17)からの電波を受信する近距離受信部181、公衆回線/無線LAN14を介して管理サーバ11等と無線遠隔通信を行う遠隔通信部182、及び本システム用のアプリケーションプログラムである位置情報処理部183等を有する。
管理端末13では、従業員端末18を所持する従業員の一覧を初期登録データ101の中の従業員端末テーブル31に予め登録する。従業員端末テーブル31は、図3(B)に示すように、探知端末ID311、利用者名312、電話番号等から構成される。
従業員端末18は、本システム用に予めインストールされているアプリケーションプログラムを起動すると、位置情報処理部183が常駐し、管理サーバ11から現在登録されている移動発信器テーブル32及び据置発信器テーブル33を取得する。移動発信器テーブル32は、移動発信器17の識別情報を含み、移動発信器状態テーブル41の一部を抽出したものである。また、据置発信器テーブル33は、据置発信器16の識別情報を含み、据置発信器設置テーブル22の一部を抽出したものである。移動発信器テーブル32及び据置発信器テーブル33は、従業員端末18が受信した信号が、本システムの発信器からのものであるかの判定に使用される。
図4は、本システムの利用者(ユーザ)の施設来場受付時に行われる移動発信器貸出登録を示す図である。
本システムは、複数名がグループで施設に来場することを想定しており、一つのグループには、位置情報取得の対象者(被測位者)43と、位置情報サービスの受益者であるユーザ44が含まれる。例えば、被測位者43は子供等であり、ユーザ44はその親等である。ユーザ44は、位置情報を表示する画面を有するユーザ端末15を持っている。
施設来場受付時に、被測位者43は、貸出管理者(来場受付担当者)42から移動発信器17を貸与される。既に説明したように、移動発信器17は被測位者43の衣服等に装着できるとよい。
図4(A)に示すように、貸出管理者42は、移動発信器17の貸与時に、管理端末13を使用して、移動発信器17を「貸出中」に設定すると、蓄積データ102に含まれる移動発信器状態テーブル41の貸出中フラグ412が「Yes」に設定される。
また、貸出管理者42は、統計情報を記録するため、被測位者43の付加情報(性別413、年齢414等)を設定する。付加情報は、被測位者43の正確な情報でなくても、貸出管理者42の主観的な判断で入力したものでもよく、個人情報の申告に関する心理的ハードルや個人情報漏洩リスクを低減できる。
ユーザ(同行者)44は、移動発信器17に記載された移動発信器ID411によって、被測位者(移動発信器17の所持者)43の位置情報を取得できる。ユーザ端末15は、移動発信器ID411は、移動発信器17に表示された数字をユーザ端末15に手入力したり、移動発信器17に表示されたバーコードをユーザ端末15が読み取ったり、ユーザ端末15と移動発信器17を近接させることによって無線又は赤外線通信によって、移動発信器ID411を取得してもよい。例えば、ユーザ端末15及び移動発信器17がNFC通信機能を有する場合、ユーザ端末15と移動発信器17を近接させることによって、ユーザ端末15から所定のwebサイトにアクセスさせ、移動発信器IDを登録することができる。また、移動発信器17の貸与時にユーザ44に移動発信器IDが書かれた紙を渡してもよい。
なお、移動発信器17は、施設からの退出時に回収が必要なので、貸出時にデポジット金を預かるとよい。また、移動発信器17からの電波を受信し、移動発信器17の通過時に警告を発報する受信機を施設の出口に設け、施設からの退出時に移動発信器17を持ち帰っていないかをチェックしてもよい。また、移動発信器17を、施設の入場券として使用してもよく、この場合には、移動発信器17を回収する開く出口ゲートを設けて、移動発信器17を回収するとよい。
図4(B)に示すように、移動発信器状態テーブル41は、移動発信器ID411、貸出中フラグ412、性別413及び年齢414を含み、被測位者43に貸出可能な移動発信器17を管理する。すなわち、貸出管理者42は、移動発信器17の貸出時及び返却時に移動発信器状態テーブル41を更新する。
図5は、本システム運用時に従業員端末18が据置発信器16及び移動発信器17から電波を受信する状況を示す図である。
前述したように、据置発信器16は、施設内のどの場所でも、いずれかの据置発信器16からの電波を受信できるように設置されているので、従業員端末18は施設内において必ず1個以上の据置発信器16から電波を受信する。また、移動発信器17を所持する被測位者43が従業員51に近づくと、従業員端末18は移動発信器17から電波を受信する。従業員端末18は、据置発信器16又は移動発信器17から電波を受信すると、受信した信号に含まれている各発信器の識別情報を取得し、該識別情報、受信した電波の強度及び受信日時を管理サーバ11に送信する。受信した識別情報の管理サーバ11への送信タイミングは、ネットワーク負荷とリアルタイム性によって決めればよく、各発信器から電波を受信したタイミングでも、所定の時間間隔で纏めて送信してもよい。管理サーバ11は、従業員端末18から受信した識別情報及び電波強度を蓄積データ102に記録する。
従業員端末18は、据置発信器16からの電波を受信すると、移動発信器17からの電波を受信しなくても管理サーバ11へ送信するデータを生成する。
また、従業員端末18は、移動発信器17からの電波を受信すると、直前に電波を受信した据置発信器16の情報と組にして、従業員端末18(すなわち、移動発信器17)の位置を推定して、管理サーバ11へ送信するデータを生成する。従業員端末18が管理サーバ11へ送信する移動発信器17のデータは、少なくとも移動発信器17の位置であると推定される据置発信器16の受信データへの関連付け情報(例えば、他のデータへのリンク情報)を含んでいればよく、図10に示すように、1行のデータ(一つのエントリ)に移動発信器17の識別情報と据置発信器16の識別情報とが関連付けて含まれていなくてもよい。
なお、従業員端末18は、移動発信器17からの電波を受信すると、当該受信した移動発信器17の情報のみで管理サーバ11へ送信するデータを生成してもよい。この場合、管理サーバ11は、当該従業員端末18が移動発信器17からの電波を受信した時刻前の直近の時刻に受信された据置発信器16の情報とを組にして、従業員端末18(すなわち、移動発信器17)の位置を推定する。そして、管理サーバ11は、移動発信器17の情報と、直前に電波を受信した据置発信器16の情報と組にして、蓄積データに102に格納してもよい。なお、管理サーバ11は、移動発信器17の情報と、据置発信器16の情報とを別個に蓄積データに102に格納し、移動発信器17の位置情報の探索要求を受けたときに、移動発信器17の情報と、直前に電波を受信した据置発信器16の情報と組にして、移動発信器17の位置を推定してもよい。
据置発信器16と移動発信器17との対応付けは、移動発信器17からの電波を受信した時刻前の直近の時刻に受信された据置発信器16の情報とを組にする他、移動発信器17からの電波を受信した時刻の前後で最も近い時刻に受信された据置発信器16の情報とを組にしてもよい。また、据置発信器16と移動発信器17とを組にする際に、時刻差の最大許容時間を設け、当該最大許容時間を超えない範囲で据置発信器16と移動発信器17とを組にしてもよい。
管理サーバ11は、各従業員端末18から位置情報を受信すると、図10に示すデータフォーマットで、蓄積データ102に位置情報データを蓄積する。このデータフォーマットについては後述する。
図6は、本システム運用時にユーザ端末15が管理サーバ11に被測位者の位置情報の探索を要求する状況を示す図である。
運用管理者(監視者)が管理端末13から管理サーバ11にアクセスすると、据置発信器16の位置情報に基づいて特定された従業員端末18と移動発信器17の位置情報を表示する画面を見ることができる。
この処理を詳細に説明する。管理端末13がウェブサーバ12にアクセスして、探索対象の範囲(場所、時刻など)を入力すると、ウェブサーバ12は、当該探索対象のデータを管理サーバ11に問い合わせ、蓄積データ102から対象のデータを取得する。そして、探索対象の移動発信器17と関連付けられている据置発信器16の平面座標を据置発信器設置テーブル22から取り出す。
そして、当該据置発信器16の位置を含む地図を初期登録データ101の地図情報テーブル21から取り出し、当該地図に当該据置発信器16の平面座標をマッピングする。すなわち、据置発信器16の位置を移動発信器17の位置であると推定し、据置発信器16の位置がマッピングされた地図を作成する。
その後、作成された地図を表示するための画面データを管理端末13に送信する。なお、エリア毎に移動発信器17が存在する数は円の表示態様(例えば、大きさや色など)を変えて表示することによって、各エリアの混雑状況や従業員の配置などを俯瞰的に表示することができる。
また、管理端末13は探索対象の時間帯を入力することによって、特定の移動発信器17の位置をトレースして表示してもよい。ウェブサーバ12は、探索対象の移動発信器17のデータを管理サーバ11に問い合わせ、蓄積データ102から対象の時系列のデータを取得し、管理端末13に表示する画面データを生成すればよい。
また、ユーザ端末15は、管理サーバ11にアクセスして、施設入場時に入手した特定の移動発信器ID411を入力することによって、特定の移動発信器17の位置情報を知ることができる。また、ユーザ端末15は探索対象の移動発信器17の位置をトレースして表示してもよい。ウェブサーバ12による、ユーザ端末15が表示する画面を生成する処理は、探索対象の範囲が自分と関連する移動発信器17に限定されるだけで、前述した管理端末13に表示する画面を生成する処理と同じである。
なお、ユーザ端末15と移動発信器17との関係を管理サーバ11に登録しておき、移動発信器17の位置情報を登録されたユーザ端末15にプッシュ送信してもよい。
図7は、被測位者の位置情報の探索結果を表示する画面の一例を示す図である。
図7(A)に示すように、管理端末13は、従業員端末18の位置(星印)及び移動発信器17の位置を地図上に表示する。なお、エリア毎に移動発信器17が存在する数は円の表示態様(例えば、大きさや色など)を変えて表示することによって、各エリアの混雑状況や従業員の配置などを俯瞰的に表示できる。
図7(B)に示すように、ユーザ端末15は特定の移動発信器ID411の移動発信器17の位置情報を地図上に表示する。移動発信器17からの信号を受信した時刻を表示して情報の鮮度を認識させるとよい。
移動発信器17及び従業員端末18は、それ自体が位置情報を管理していないので、位置が特定されている据置発信器16との関連付けが必要であるが、その点は後述する。
図8は、従業員端末18が複数の据置発信器から電波を受信した状況を示す図である。
従業員端末18は、複数の据置発信器16から電波を受信する可能性がある。この場合、従業員端末18の位置情報処理部183は、電波を受信した複数の据置発信器16からの電波の強度を比較し、強度が最も強い据置発信器16に近い位置にいると推定する。
例えば、図8に示す例では、据置発信器16aからの信号の強度が−40dBで、据置発信器16bからの信号の強度が−60dBである場合、従業員端末18は据置発信器の近くに位置すると推定できる。
図9は、移動発信器17の電波を複数の従業員端末18が受信した状況を示す図である。
複数の従業員端末18が、一つの移動発信器17の電波を受信することがある。この場合は全ての従業員端末18が移動発信器17の情報を管理サーバ11に送信する。
このため、管理サーバ11は同じ時間帯の一つの移動発信器17の複数の位置情報を収集するが、この場合は従業員端末がほぼ同じ場所に存在しているので、管理サーバ11は、最新の日時のデータを有効値と判定するとよい。このようにして、管理サーバ11は、 位置情報データを図10に示す蓄積データ102に蓄積する。
図10は、位置情報提供システム運用時において、蓄積データ102として蓄積されるデータのフォーマットを示す図である。
管理サーバ11が従業員端末18から受信する位置情報は、据置発信器ID106と移動発信器ID108との組のデータを保持する。具体的には、蓄積データ102に格納される位置情報は、探知日時104、従業員端末ID105、据置発信器ID106、据置発信器電波強度107、移動発信器ID108及び移動発信器電波強度109を含む。探知日時104は、従業員端末18が移動発信器17からの電波を受信した日時である。従業員端末ID105は、移動発信器17からの電波を受信した従業員端末18の識別情報である。据置発信器ID106は、従業員端末18が移動発信器17からの電波を受信した際に、電波を受信した据置発信器16の識別情報である。据置発信器電波強度107は、従業員端末18が受信した据置発信器16からの電波の強度である。移動発信器ID108は、従業員端末18が受信した電波を発信した移動発信器17の識別情報である。移動発信器電波強度109は、従業員端末18が受信した移動発信器17からの電波の強度である。
移動発信器17や従業員端末18は、それ自体が位置情報を管理しておらず、また、本実施例のような屋内施設では、GPSによって位置情報を取得できないので、据置発信器16との組で移動発信器17の位置情報を保持することによって、移動発信器17及び従業員端末18の現在位置が据置発信器16の位置であると推定できる。従って、本実施例においては、同一の組にある据置発信器16の位置を、移動発信器17及び従業員端末18の位置として、フロアマップ等の地図上に表示する。
蓄積データ102を時系列的に見ると、IDが「T−ID001」の従業員端末18は、時刻「10:00:00」に、IDが「P−ID1001」「P−ID1002」「P−ID1003」の三つの移動発信器17からの電波を受信したが、その後順次、当該従業員端末18は各移動発信器17からの電波を受信できなくなり、時刻「10:03:00」には、全ての移動発信器17からの電波を受信できなくなった。このデータから、各移動発信器17は当該従業員端末18から遠ざかる方向に移動して、当該従業員端末18の受信エリア外に出たことが分かる。
また、図9に示すように、一つの移動発信器17の電波を複数の従業員端末18が受信した場合、例えば、IDが「P−ID1003」の移動発信器17からの電波は、時刻「10:00:00」には、IDが「T−ID001」の従業員端末18が受信していたが、時刻「10:03:00」には、IDが「T−ID002」の従業員端末18が受信している。このため、時刻「10:03:00」以降に当該移動発信器17の位置を表示する場合、より後に受信した「T−ID002」の従業員端末18に対応付けられた「S−ID0002」の据置発信器16の位置に当該移動発信器17がいると推定し、推定された位置を地図上に表示する。
以上に説明したように、第1実施例では、発信専用の据置発信器16と、発信専用の移動発信器17と、両者の電波を受信する従業員端末18という三つの機器によって、低廉な導入コスト及び運用コストで、被測位者43の位置情報をユーザ44に提供でき、かつ、ユーザ44に十分な精度で被測位者43の位置情報を提供できる。
また、ユーザは、本実施例の位置情報提供サービスを受ける際に、自らの携帯端末に特定のアプリケーションをインストールする必要がなく、また、会員登録等も不要なので、ユーザの個人情報や携帯端末の情報をサービス提供者に伝える必要がないので、個人情報の漏洩を心配せずに、気軽にサービスを利用することができる。
また、ウェブサーバ12は、推定された移動発信器の位置を地図上に表示するための画面データを生成し、画面データは、地図上の所定の領域内に位置する移動発信器17を、その数に応じた態様で表示するので、各エリアの混雑状況や従業員の配置などを俯瞰的に表示できる。
また、従業員端末18は、移動発信器17から信号を受信すると、当該移動発信器17の識別情報及び受信日時とを含む受信情報を、時間的に対応する据置発信器16の識別情報と対応付けて、管理サーバ11に送信するので、低廉な導入コスト及び運用コストで、被測位者43の位置情報を把握できる。
<実施例2>
第1実施例では、管理サーバ11が初期登録データ101及び蓄積データ102を管理するシステムを説明したが、第2実施例では、管理サーバ11を設けず、各従業員端末18が初期登録データ101を有する。第2実施例では、ユーザ端末15に被測位者43の位置情報を通知するという観点に着目したものであり、各移動発信器17の位置のトレース機能や、位置の統計処理機能は省略されている。
図11は、第2実施例の位置情報提供システムの全体構成を示す概略図である。第2実施例において、前述した第1実施例と同じ構成及び機能には同じ符号を付し、それらの説明は省略する。
第2実施例の位置情報提供システムでは、初期登録データ101は、地図情報テーブル21、据置発信器設置テーブル22及び移動発信器テーブル32を含むが、従業員端末テーブル31及び移動発信器状態テーブル41を含まない。すなわち、第2実施例において、ある従業員端末18は、他の従業員端末18の情報を把握しておらず、それぞれ独立に動作する。移動発信器状態テーブル41は管理端末13が管理すればよく、従業員端末18に配布されなくてもよい。また、移動発信器17の位置のトレースや、統計処理に使用する蓄積データ102も不要である。
第2実施例では、管理端末13は、運用開始前における登録内容を公衆回線/無線LAN14を介して各従業員端末18に送信する。従業員端末18は、管理端末13から配布されたデータを初期登録データ101として格納する。
また、利用者(ユーザ)の施設来場受付時には、管理端末13が、移動発信器17の貸出登録内容を移動発信器状態テーブル41に記録し、更新された移動発信器テーブル32を各従業員端末18に送信する。
第2実施例の位置情報提供システムの運用時に、従業員端末18が据置発信器16と移動発信器17の双方から電波を受信すると、位置情報処理部183が、据置発信器16の位置を移動発信器17(すなわち、被測位者43)の位置であると推定して、図7のユーザ端末15に表示する画面データを作成し、公衆回線/無線LAN14を介して、ウェブサーバ12に送信する。ウェブサーバ12は、各移動発信器17の位置情報を表示する画面データの記憶領域を有しており、従業員端末18から画面データを受信すると、当該移動発信器17の記憶領域に画面データを書き込む。すなわち、第1実施例では、管理サーバ11がユーザに提示する画面を作成したが、第2実施例では、従業員端末18の位置情報処理部183がユーザに提示する画面を作成する分散処理型の実施例である。
ウェブサーバ12は、ユーザ端末15からアクセスを受けると、探索対象の移動発信器17の記憶領域に格納されている画面データを送信する。
複数の従業員端末18が同じ移動発信器17からの電波を受信した場合、各従業員端末18は、ウェブサーバ12の同じ記憶領域の画面データを更新するので、ユーザ端末15がウェブサーバ12の当該ページにアクセスすると、被測位者43の最新の位置が表示される。
なお、第2実施例において、従業員端末18は電波を受信した据置発信器16及び移動発信器17の情報をウェブサーバ12に送信し、ウェブサーバ12がユーザ端末15に提供する画面を作成してもよい。すなわち、ユーザ端末15に提供する画面は、従業員端末18が作成しても、ウェブサーバ12が作成してもよい。
また、ウェブサーバ12がユーザ端末15に提供する画面のデータを保持せず、従業員端末18が画面データを保持してもよい。この場合、ウェブサーバ12は、各移動発信器17の位置を表示するための画面データの格納場所を示すロケータ(例えば、当該画面データのURL)を管理しており、ユーザ端末15からアクセスを受けると、該ロケータを用いて、ユーザ端末15からのアクセスをリダイレクトする。これによって、ユーザ端末15は、移動発信器17の位置を表示するための画面データを従業員端末18から取得できる。
さらに、ウェブサーバ12がユーザ端末15に提供する画面のデータを保持せず、従業員端末18が画面データを保持する場合、ウェブサーバ12は、ユーザ端末15からアクセスを受けると、ユーザ端末15が位置情報を希望する移動発信器17の位置情報を管理する従業員端末18を探索し、該従業員端末18にユーザ端末15からのアクセスをリダイレクトする。これによって、ユーザ端末15は、移動発信器17の位置を表示するための画面データを従業員端末18から取得できる。
なお、第2実施例では、従業員端末18は、据置発信器16からの電波のみを受信した時には、位置情報表示画面データが更新されないので、ウェブサーバ12にデータを送信せず、据置発信器16と移動発信器17の双方から電波を受信すると、更新すべき位置情報表示画面データをウェブサーバ12に送信する。
図12は、第2実施例の従業員端末18による処理を示すフローチャートである。
まず、従業員端末18の位置情報処理部183は、いずれかの移動発信器17からの電波を受信したかを判定する(S101)。前述したように、移動発信器17は間欠的に(所定の時間間隔で)電波を送信しているので、移動発信器17からの電波を受信したタイミングでステップS102以後の処理が実行される。
そして、直近の所定時間内(例えば、前1分間)に電波を受信した据置発信器16の数を判定する(S102)。電波を受信した据置発信器16が一つである場合、当該据置発信器16の平面座標を初期登録データ101の据置発信器設置テーブル22から取り出す(S103)。一方、複数の据置発信器16からの電波を受信している場合、電波強度が最大の据置発信器16の平面座標を据置発信器設置テーブル22から取り出す(S104)。
そして、当該据置発信器16の位置を含む地図を初期登録データ101の地図情報テーブル21から取り出し(S105)、当該地図に当該据置発信器16の平面座標をマッピングする(S106)。すなわち、据置発信器16の位置を移動発信器17の位置であると推定し、据置発信器16の位置がマッピングされた地図を作成する。
その後、作成された地図をウェブサーバ12に送信し、当該移動発信器17に対応するウェブサーバ12の記憶領域を更新する(S107)。
なお、第1及び第2実施例において、施設の従業員が保持する従業員端末18にはアプリケーションプログラムがインストールされ、位置情報処理部183が常駐するが、施設来場時にユーザ端末15に位置情報処理部183のアプリケーションプログラムをインストールして、移動発信器17の位置情報を提供させてもよい。これによって、被測位者43の捕捉率を高めることができる。この場合、セキュリティ確保のため、ユーザ端末15からは、他のユーザに関する位置情報は閲覧できないようにするとよい。また、前記アプリケーションをインストールしたユーザに、施設側が何らかの特典を与えてもよい。ユーザ端末15に位置情報処理部183の機能を持たせることによって、従業員が少なく従業員端末18が疎らにしか配置されない施設でも、移動発信器17(被測位者43)を確実に捕捉できる。
また、施設来場者のうちスマートフォン等の端末を操作できる者がグループ内にいない場合には、入場時にはユーザ44に移動発信器ID411が記載された紙片等を渡し、ユーザ44が被測位者43の場所を知りたい場合、近くにいる従業員に移動発信器ID411を見せると、当該従業員は自らの従業員端末18をユーザ端末15として使用して、当該移動発信器ID411を用いて移動発信器17の位置を探索し、移動発信器所持者(被測位者)43の位置を表示した画面をユーザ44に見せるサービスを提供してもよい。これによって、多くのユーザに位置情報サービスを提供できる。
すなわち、ユーザ端末15と従業員端末18は、実施形態によって、互いに他方の役割を担ってもよい。
さらに、据置発信器16からの信号及び移動発信器17からの信号を受信する機能を固定的に設置された受信装置に分担させてもよい。例えば、施設内に設置されたWiFiアクセスポイントに、近距離無線通信の受信機と位置情報処理部183を実装すればよい。
以上に説明したように、本発明の第2実施例では、従業員端末18は、移動発信器17から信号を受信すると、時間的に対応する据置発信器16の位置を当該移動発信器17の位置と推定して、推定された移動発信器17の位置を地図上に表示するための画面データを生成し、生成された画面データをウェブサーバ12に送信するので、より簡易な構成で、被測位者43の位置情報をユーザに提供できる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
11 管理サーバ
12 ウェブサーバ
13 管理端末
14 公衆回線/無線LAN
15 ユーザ端末
16 据置発信器
17 移動発信器
18 従業員端末
101 初期登録データ
102 蓄積データ

Claims (7)

  1. 据置発信器と、移動発信器と、端末と、サーバとを備える位置情報提供システムであって、
    前記据置発信器は、信号を送信する送信機を有し、前記移動発信器からの信号を受信する受信機能を有さず、施設内の所定の位置に複数設置されており、
    前記移動発信器は、信号を送信する送信機を有し、前記据置発信器からの信号を受信する受信機能を有さず、前記施設内において移動する被測位者が保持し、
    前記端末は、前記据置発信器及び前記移動発信器の少なくとも一つから信号を受信すると、当該発信器の識別情報及び受信日時を含む受信情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、
    受信時刻が最新の移動発信器の受信情報と、時間的に対応する据置発信器の受信情報との組み合せを用いて、前記据置発信器の位置が当該組み合わせに係る移動発信器の位置であると推定し、
    当該移動発信器を保持する被測位者と関係付けられたユーザに、前記推定された移動発信器の位置を通知することを特徴とする位置情報提供システム。
  2. 請求項1に記載の位置情報提供システムであって、
    前記サーバは、前記推定された移動発信器の位置を地図上に表示するための画面データを生成し、
    前記画面データは、地図上の所定の領域内に位置する移動発信器を、その数に応じた態様で表示するものであることを特徴とする位置情報提供システム。
  3. 据置発信器と、移動発信器と、サーバと共に位置情報提供システムを構成する端末であって、
    前記据置発信器は、信号を送信する送信機を有し、前記移動発信器からの信号を受信する受信機能を有さず、施設内の所定の位置に複数設置されており、
    前記移動発信器は、信号を送信する送信機を有し、前記据置発信器からの信号を受信する受信機能を有さず、前記施設内において移動する被測位者が保持し、
    前記端末は、
    プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを格納する記憶装置と、前記据置発信器からの信号及び前記移動発信器からの信号を受信する受信機を備え、
    前記据置発信器からの信号を受信すると、当該据置発信器の識別情報及び受信日時を含む受信情報を前記サーバに送信し、
    前記移動発信器からの信号を受信すると、当該移動発信器の識別情報及び受信日時とを含む受信情報を、時間的に対応する据置発信器の識別情報と対応付けて、前記サーバに送信することを特徴とする端末。
  4. 据置発信器と、移動発信器と、サーバと共に位置情報提供システムを構成する端末であって、
    前記据置発信器は、信号を送信する送信機を有し、前記移動発信器からの信号を受信する受信機能を有さず、施設内の所定の位置に複数設置されており、
    前記移動発信器は、信号を送信する送信機を有し、前記据置発信器からの信号を受信する受信機能を有さず、前記施設内において移動する被測位者が保持し、
    前記サーバは、前記移動発信器を保持する被測位者と関係付けられたユーザから、当該移動発信器に対応する記憶領域を閲覧可能に構成されており、
    前記端末は、
    プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを格納する記憶装置と、前記据置発信器からの信号及び前記移動発信器からの信号を受信する受信機を備え、
    前記移動発信器からの信号を受信すると、時間的に対応する据置発信器の位置を当該移動発信器の位置であると推定して、前記推定された位置を地図上に表示するための画面データを生成し、
    前記生成された画面データを前記サーバに送信することを特徴とする端末。
  5. 据置発信器と、移動発信器と、端末と、サーバとを備える位置情報提供システムにおいて、前記据置発信器の位置情報を前記端末に特定させるプログラムであって、
    前記据置発信器は、信号を送信する送信機を有し、前記移動発信器からの信号を受信する受信機能を有さず、施設内の所定の位置に複数設置されており、
    前記移動発信器は、信号を送信する送信機を有し、前記据置発信器からの信号を受信する受信機能を有さず、前記施設内において移動する被測位者が保持し、
    前記端末は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを格納する記憶装置と、前記据置発信器からの信号及び前記移動発信器からの信号を受信する受信機を有し、
    前記プログラムは、
    前記据置発信器からの信号を受信すると、当該据置発信器の識別情報及び受信日時を含む受信情報を前記サーバに送信する手段と、
    前記移動発信器からの信号を受信すると、当該移動発信器の識別情報及び受信日時とを含む受信情報を、時間的に対応する据置発信器の識別情報と対応付けて、前記サーバに送信する手段として前記端末を機能させるためのプログラム。
  6. 据置発信器と、移動発信器と、端末と、サーバとを備える位置情報提供システムにおいて、前記据置発信器の位置情報を前記端末に特定させるプログラムであって、
    前記据置発信器は、信号を送信する送信機を有し、前記移動発信器からの信号を受信する受信機能を有さず、施設内の所定の位置に複数設置されており、
    前記移動発信器は、信号を送信する送信機を有し、前記据置発信器からの信号を受信する受信機能を有さず、前記施設内において移動する被測位者が保持し、
    前記サーバは、前記移動発信器を保持する被測位者と関係付けられたユーザから、当該移動発信器に対応する記憶領域を閲覧可能に構成されており、
    前記端末は、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを格納する記憶装置と、前記据置発信器からの信号及び前記移動発信器からの信号を受信する受信機を有し、
    前記プログラムは、
    前記移動発信器からの信号を受信すると、時間的に対応する据置発信器の位置を当該移動発信器の位置であると推定して、前記推定された位置を地図上に表示するための画面データを生成する手段と、
    前記生成された画面データを前記サーバに送信する手段として前記端末を機能させるためのプログラム。
  7. 据置発信器と、移動発信器と、端末と、サーバとを備える位置情報提供システムにおいて前記移動発信器の位置情報を提供する方法であって、
    前記据置発信器は、信号を送信する送信機を有し、前記移動発信器からの信号を受信する受信機能を有さず、施設内の所定の位置に複数設置されており、
    前記移動発信器は、信号を送信する送信機を有し、前記据置発信器からの信号を受信する受信機能を有さず、前記施設内において移動する被測位者が保持し、
    前記方法は、
    前記端末が、前記据置発信器及び前記移動発信器の少なくとも一つから信号を受信すると、当該発信器の識別情報及び受信日時を含む受信情報を前記サーバに送信する手順と、
    前記サーバが、受信時刻が最新の移動発信器の受信情報と、時間的に対応する据置発信器の受信情報との組み合せを用いて、前記据置発信器の位置が当該組み合わせに係る移動発信器の位置であると推定する手順と、
    前記サーバが、当該移動発信器を保持する被測位者と関係付けられたユーザに、前記推定された移動発信器の位置を通知する手順とを含むことを特徴とする方法。
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