JP2017163955A - 生育管理装置、方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】圃場やハウス等において、各種環境センサと各種制御機器からなる農用機器を制御するための制御技術に関し、ユーザが栽培する植物の生育における生長の状態を農用機器の制御と関連付けて管理可能とする。
【解決手段】個別監視データ記憶部210及び共有監視データ記憶部212は、個別のユーザ及び共有されるユーザによる植物の生育における、環境の状態を監視するセンサからの出力に対応する個別/共有センサ監視データと、生長の状態を監視する個別/共有生長状態監視データとを記憶する。判定シート生成部206は、所定の期間単位で、個別センサ監視データと共有センサ監視データ、及び個別生育状態データと共有生育状態データを比較表示するための表データである判定シートを生成し、端末装置に表示させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、圃場やハウス等において、各種環境センサと、換気窓制御、カーテン制御、循環扇制御、暖房制御等の各種制御機器からなる農用機器を制御しながら植物の生育を管理するための装置、方法、及びプログラムに関する。
圃場やハウス等における植物の生育を管理する生育管理装置として、従来、次のようなものが知られている(例えば特許文献1)。農業生産情報を管理する農家情報管理システムにおける農家データベース及び農家サーバ、及び、データセンタにおいて農業生産情報を管理するセンタ情報管理システムにおけるセンタデータベース及びセンタサーバを備えるシステムである。そして、このシステムでは、農家において取得された農業生産情報が農家データベースに蓄えられ、農家サーバを介してセンタデータベースに蓄積され、任意の端末装置がセンタサーバにアクセスすることにより、センタデータベースにおいて農業生産情報の収集、蓄積、更新、データ処理が可能となるように、各データベース及び各サーバが設置される。
また、植物を効果的に育成するための植物育成システムや情報提供サービスとして、従来、次のようなものが知られている(例えば特許文献2)。それぞれが環境検出手段、環境操作手段、それらを制御する育成制御手段、及び通信手段を備える複数の植物育成装置から、環境検出手段及び育成制御手段を介して情報が受信されて、植物育成システムのデータベースに蓄積され、あるいは、ユーザの端末装置に配信される。また、蓄積した情報又は受信した情報をもとに配信情報が生成されてその配信情報によって、あるいはユーザの端末装置からの遠隔操作によって、各植物育成装置の育成制御手段を介して環境操作手段が制御される。
一方、施設園芸で栽培される農作物の環境条件を最適にするため、農作物の成長に伴う変化の情報を容易に取得するための従来技術として、次のようなものが知られている(例えば特許文献3)。育成空間内で栽培されている観察対象植物の一部を画像情報として情報処理部に取得し、あらかじめ観察対象植物に直接取り付けられた基点標識から測定目標までの成長長さを情報処理部によって取得することで、農作物の成長と環境条件との因果関係を把握することができ、農作物から収穫される成果物の品質向上、収量増加を図ることができるものである。
更に従来、テープメジャーを用いて1週間に一度、茎の伸張量、茎径、葉面積指標、及び葉数についての生育調査を利用者自身が行い、そのデータが書き込まれた記録用紙を写真撮影してメール送信することにより、24時間以内に「樹勢の見える化と統計解析結果」を返送するサービスが知られている(例えば非特許文献1)。
特開2005−38019号公報 特開2004−298069号公報 特開2015−202056号公報 特開2015−072506号公報
"週イチ生育調査データの有効活用支援"、[online]、PLANT DATA JAPAN株式会社、[ 平成28年2月25日検索]、インターネット<URL:http://plantdatajapan.com/?mode=f16>
しかしながら、上述の従来技術では、センサ出力情報等に基づいて、又はユーザによる端末装置からの指示に基づいて、あるいは事業者側での分析結果に基づいて、農作物や植物の育成環境を制御機器を介して制御するという記載はあっても、具体的にどのようにして制御を行うのかが開示されていなかった。従って、例えば優れた農業従事者による成績の良い育成や模範となる育成を具体的な制御機器の制御に結びつけることが困難であるという課題があった。
特に、圃場やハウス等において、各種環境センサと各種制御機器からなる農用機器を制御するだけでは、植物(以下、農作物を含む)の生育を最適に管理することはできず、農用機器の制御と植物の生育の状態との関連性を判断しながら、農用機器の次の制御を行うことが重要である。しかし、従来技術では、テープメジャー等を用いて植物の生育の状態を調査することはできても、その記録をメールで送信するだけであり、植物の生育の状態を示す情報を利用して農用機器を制御するためには、「樹勢の見える化と統計解析結果」のサービスを事業者から受けなければならず、非常に手間がかかってしまうという課題があった。
本出願人は、特許文献4の特許出願により、優れた農業従事者(マイスター)による成績の良い又は模範となる植物の生育におけるセンサ出力情報や制御機器のシーケンス制御情報を、共有センサメッセージ及び共有制御機器シーケンスメッセージとして複数のユーザ間で共有する技術を開示した。これにより、ユーザ自身による植物の生育における環境の状態をマイスターユーザ等による植物の生育における環境の状態と容易に比較することを可能にし、また、マイスターユーザ等による植物の生育における制御機器のシーケンス制御の事例をユーザ自身による植物の生育における制御機器のシーケンス制御へ容易に取り込むことを可能とした。
本発明は、ユーザが栽培する植物の生育における生長の状態を農用機器の制御と関連付けて管理可能とすることを目的とする。更に好ましくは、他の育成環境における農用機器の制御の状態に加えてその育成環境で栽培される植物の生育における生長の状態も共有情報とすることにより、ユーザ自身の育成環境と他の育成環境との更に精度のよい比較と、他の育成環境での制御事例のユーザ自身の制御機器の制御への最適な取込みを可能とすることを目的とする。
態様の一例では、個別のユーザによる植物の生育における、環境の状態を監視するセンサからの出力に対応する個別センサ監視データと、生長の状態を監視する個別生長状態監視データとを記憶する個別監視データ記憶部と、個別のユーザによる植物の生育における環境の状態を操作する制御機器をシーケンス制御するためのデータである個別制御機器シーケンスを記憶する個別制御機器シーケンス記憶部と、個別のユーザのうち共有されるユーザに対応する個別センサ監視データと個別生長状態監視データとをそれぞれ共有センサ監視データと共有生長状態監視データとして記憶する共有監視データ記憶部と、個別のユーザのうち共有されるユーザに対応する個別制御機器シーケンスを共有制御機器シーケンスとして記憶する共有制御機器シーケンス記憶部と、所定の期間単位で、個別センサ監視データと共有センサ監視データ、及び個別生育状態データと共有生育状態データを比較表示するための表データである判定シートを生成し、個別のユーザが操作する端末装置に表示させる判定シート生成部と、を備える。
本発明の一態様によれば、ユーザが栽培する植物の生育における生長の状態を農用機器の制御と関連付けて管理することが可能となる。また、他の育成環境における農用機器の制御の状態に加えてその育成環境で栽培される植物の生育における生長の状態も共有情報とすることにより、ユーザ自身の育成環境と他の育成環境との更に精度のよい比較と、他の育成環境での制御事例のユーザ自身の制御機器の制御への最適な取込みが可能となる。
本発明による生育管理システムの実施形態の全体構成図である。 データセンタの構成例を示すブロック図である。 端末装置が実行するソフトウェアの機能構成を示すブロック図である。 センサ監視データのデータ構成例を示す図(その1)である。 センサ監視データのデータ構成例を示す図(その2)である。 センサ監視データのデータ構成例を示す図(その3)である。 生長状態監視データのデータ構成例を示す図である。 判定シート生成処理の例を示すフローチャートである。 日単位判定データ作成処理の詳細例を示す図である。 日単位判定データの例を示す図である。 週単位判定データ作成処理の詳細例を示す図である。 週単位判定データの例を示す図である。 月単位判定データ作成処理の詳細例を示す図である。 月単位判定データの例を示す図である。 シーズン単位判定データ作成処理の詳細例を示す図である。 シーズン単位判定データ例を示す図である。 判定シートの表示例を示す図である。 判定シートの表示例における全体比較グラフ及びセンサ比較グラフの詳細例を示す図である。 判定シートの表示例における生長実績、収穫実績、潅水実績、及び判定の詳細例を示す図である。 本実施形態のシステムを実現可能なハードウェアシステムの構成図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明による生育管理システムの実施形態の全体構成図である。
圃場であるハウス103には、その室内の温度、湿度、照度、積算日射量、又は炭酸ガス濃度などの各種モニタリングを行う環境センサ106が設置される。
また、ハウス103には、制御機器108の一部である温風暖房機であるハウスカオンキ107や、窓開閉装置、カーテン制御装置、照明制御装置、又は空調制御装置等のその他の制御機器108が必要に応じて設置される。
更に、ハウス103には、ハウスカオンキ107における暖房温度のセンサ出力や、環境センサ106からのハウス103内の温度、湿度、照度、積算日射量、又は炭酸ガス濃度などの各種センサ出力を集約するセンサ制御装置104が設置される。
加えて、ハウス103には、ハウスカオンキ107や、窓開閉装置、カーテン制御装置、照明制御装置、又は空調制御装置等からなる各制御機器108を制御するための制御盤装置105が設置される。
センサ制御装置104及び制御盤装置105は、携帯電話回線113を介して、データセンタ100と通信する。
例えば農家である個別のユーザは、端末装置109からインターネット114を介して、データセンタ100と通信する。端末装置109は、いわゆるタブレット端末が好適であるが、いわゆるスマートフォン端末やパーソナルコンピュータであってもよい。個別のユーザは、端末装置109に表示される「生長状態記録」「ハウスカオンキ」「環境センサ」「判定シート」「制御機器シーケンサ」などの機能起動用のボタンにタッチ操作することにより、後述する各機能を利用することができる。タブレット端末に内蔵されているカメラ110又はマイク111は、「生長状態記録」の機能が選択されたときに、矢印112で示されるように育生している植物の生長の状態を記録するために使用される。
データセンタ100は、センタサーバ101とセンタデータベース102から構成される。
データセンタ100は、インターネット又は専用線ネットワーク115を介して、例えばJA(農業協同組合)等が管理する選果機システム120と接続される。
図2は、図1のデータセンタ100の構成例を示すブロック図である。
データセンタ100のセンタサーバ101は、センサ監視データ受信部201、制御機器シーケンス送信部202、インターネット通信部203、生長状態監視データ生成部204、収穫/収益データ受信部205、判定シート生成部206、制御機器シーケンス移入部207、制御機器シーケンスダウンロード部208、及び制御機器シーケンスアップロード部209を備える。
データセンタ100のセンタデータベース102は、個別監視データ記憶部210、個別制御機器シーケンス記憶部211、共有監視データ記憶部212、及び共有制御機器シーケンス記憶部213を備える。
センタデータベース102内の個別監視データ記憶部210は、例えば農家である個別のユーザによる植物の生育における環境の状態を検出する図1の環境センサ106やハウスカオンキ107からのセンサ出力に対応する個別センサ監視データを記憶する。また、個別監視データ記憶部210は、個別のユーザによる植物の生育における生長の状態を監視する個別生長状態監視データを記憶する。
センタデータベース102内の個別制御機器シーケンス記憶部211は、個別のユーザによる植物の生育における環境の状態を操作する図1の制御機器108(ハウスカオンキ107を含む)をシーケンス制御するデータである個別制御機器シーケンスを記憶する。
センタデータベース102内の共有監視データ記憶部212は、個別のユーザのうち共有されるユーザに対応する個別センサ監視データと個別生長状態監視データとをそれぞれ、共有センサ監視データと共有生長状態監視データとして記憶する。
センタデータベース102内の共有制御機器シーケンス記憶部213は、個別のユーザのうち共有されるユーザに対応する個別制御機器シーケンスを、共有制御機器シーケンスとして記憶する。
ここで、共有されるユーザは、個別のユーザのうち、植物の生育の成績が良いマイスターユーザである。
次に、センタサーバ101内のセンサ監視データ受信部201は、図1のセンサ制御装置104から、それに接続される環境センサ106やハウスカオンキ107のセンサ出力に対応する個別センサ監視データを受信し、個別監視データ記憶部210に記憶させる。個別センサ監視データは例えば、規格化された個別センサメッセージである。
センタサーバ101内の生長状態監視データ生成部204は、個別のユーザによる植物の生育における生長の状態を記録するデータを、ユーザが操作する図1の端末装置109から受信し、そのデータに基づいて個別生長状態監視データを生成して、個別監視データ記憶部210に登録する。
センタサーバ101内の収穫/収益データ受信部205は、個別のユーザによる植物の生育の結果得られる収穫及び収益に関するデータである収穫/収益データを、図1に示される外部の例えばJA(農業協同組合)が管理する選果機システム120から受信して、個別生長状態監視データの一部として個別監視データ記憶部210に登録する。
センタサーバ101内の判定シート生成部206は、所定の期間単位(例えば、日単位、週単位、月単位、又はシーズン単位)で、その個別のユーザに対応する個別センサ監視データと個別制御機器シーケンス、所定の共有されるユーザに対応する共有センサ監視データと共有制御機器シーケンスをそれぞれ、個別監視データ記憶部210、個別制御機器シーケンス記憶部211、共有監視データ記憶部212、及び共有制御機器シーケンス記憶部213から読み出す。次に、判定シート生成部206は、上記所定の期間単位で、個別センサ監視データと共有センサ監視データ、及び個別生育状態データと共有生育状態データを比較表示するための表データである判定シートを生成する。そして、判定シート生成部206は、例えば個別のユーザが図1の端末装置109に表示されている「判定シート」ボタンにタッチしたタイミングで、その判定シートを端末装置109に出力する。ここで、判定シート生成部206が、個別のユーザごとに判定シートを生成するタイミングは、判定シート生成部206自身がスケジュールした独自のタイミングであってもよいし、例えば個別のユーザが図1の端末装置109に表示されている「判定シート」ボタンにタッチしたタイミングであってもよい。
センタサーバ101内の制御機器シーケンスダウンロード部208は、例えば個別のユーザが図1の端末装置109に表示されている「制御機器シーケンサ」ボタンにタッチしたタイミングで、その個別のユーザに対応する個別制御機器シーケンスを個別制御機器シーケンス記憶部211から読み出して、インターネット通信部203を介して、端末装置109にダウンロードする。
センタサーバ101内の制御機器シーケンスアップロード部209は、例えば個別のユーザが図1の端末装置109に表示されている「制御機器シーケンサ」ボタンにタッチした後に制御機器シーケンスの編集を完了したタイミングで、その個別のユーザに対応する個別制御機器シーケンスを端末装置109からアップロードして、個別制御機器シーケンス記憶部211に記憶させる。
センタサーバ101内の制御機器シーケンス移入部207は、例えば個別のユーザが図1の端末装置109に表示されている「制御機器シーケンサ」ボタンにタッチした後に更に特には図示しない移入ボタンにタッチしたタイミングで、例えば個別のユーザが指定した共有されるユーザに対応する個別のユーザが指定した参照範囲の共有制御機器シーケンスを、共有制御機器シーケンス記憶部213から読み出して、上記個別のユーザの個別制御機器シーケンスとして移入し、個別制御機器シーケンス記憶部211に記憶させる。このとき、移入した個別制御機器シーケンスを、制御機器シーケンスダウンロード部208を介して端末装置109にダウンロードするようにしてもよい。
センタサーバ101内の制御機器シーケンス送信部202は、例えば個別のユーザが図1の端末装置109に表示されている「制御機器シーケンサ」ボタンにタッチした後に制御機器シーケンスの編集を完了して前述のアップロードが完了したタイミングで、上記個別のユーザに対応する個別制御機器シーケンスを個別制御機器シーケンス記憶部211から読み出して、図1の制御盤装置105に送信する。
センタサーバ101内のインターネット通信部203は、図1の端末装置109からのユーザログインや、図1のインターネット114を介した端末装置109との間の通信を制御する。
図2において、生長状態監視データ生成部204、収穫/収益データ受信部205、及び判定シート生成部206以外の各機能と、図1に例示したセンサ制御装置104及び制御盤装置105の機能は、本出願人が開示した前述した特許文献4の特許出願に記載の技術を用いて実現することができるためそれらの説明は省略するものとし、これらの機能に関する特許文献4の全ての開示内容は参照によって本願に組み込まれるものとする。
図3は、図1の端末装置109が実行するソフトウェアの機能構成を示すブロック図である。
図3において、生長状態記録部301は、図1に例示される端末装置109を操作する個別のユーザが、図1の端末装置109に表示されている「生長状態記録」ボタンにタッチすると起動され、図2のデータセンタ100のセンタデータベース102内の個別監視データ記憶部210にアクセスすることにより、上記個別のユーザに対応する個別生長状態監視データ(後述する図7を参照)の入力フォームを端末装置109のディスプレイに表示する。個別のユーザは、端末装置109に表示された入力フォームを使って、ディスプレイ上のタッチパネルから、自身が栽培する植物の生長の状態を入力する。
図3において、ハウスカオンキ情報表示部302は、図1に例示される端末装置109を操作する個別のユーザが、図1の端末装置109に表示されている「ハウスカオンキ」ボタンにタッチすると起動され、図2のデータセンタ100のセンタデータベース102内の個別監視データ記憶部210にアクセスすることにより、上記個別のユーザに対応する図1のハウスカオンキ107のセンサ出力の情報をグラフ表示する。
環境センサ情報表示部303は、端末装置109を操作する個別のユーザが、図1の端末装置109に表示されている「環境センサ」ボタンにタッチすると起動され、図2のデータセンタ100のセンタデータベース102内の個別監視データ記憶部210にアクセスすることにより、上記個別のユーザに対応する図1の環境センサ106の各センサ出力の情報をグラフ表示する。
判定シート表示部304は、端末装置109を操作する個別のユーザが、図1の端末装置109に表示されている「判定シート」ボタンにタッチすると起動され、図2のデータセンタ100のセンタサーバ101内の判定シート生成部206に要求を出力することにより、判定シート生成部206が生成した判定シートをダウンロードし、端末装置109の画面に表示する。
制御機器シーケンス移入指示部305は、端末装置109を操作する個別のユーザが、図1の端末装置109に表示されている「制御機器シーケンス移入」ボタンにタッチすると起動され、図2のデータセンタ100のセンタサーバ101内の制御機器シーケンス移入部207に対して、個別のユーザが選択した共有されるユーザに対応する共有制御機器シーケンスを個別のユーザの個別制御機器シーケンスとして移入させる。
制御機器シーケンス編集部306は、端末装置109を操作する個別のユーザが、図1の端末装置109に表示されている「制御機器シーケンス編集」ボタンにタッチすると起動される。
そしてまず、制御機器シーケンス編集部306の起動時に、図2のデータセンタ100のセンタサーバ101内の制御機器シーケンスダウンロード部208にアクセスして、上記個別のユーザに対応する個別制御機器シーケンスをデータセンタ100から端末装置109にダウンロードさせる。
その後、上記個別のユーザは、端末装置109上の制御機器シーケンスの編集画面を操作しながら、制御機器シーケンスを編集する。
上記個別のユーザが制御機器シーケンスの編集を完了し制御機器シーケンス編集部306に対して制御機器シーケンスの終了を指示すると、制御機器シーケンス編集部306は、図2のデータセンタ100のセンタサーバ101内の制御機器シーケンスアップロード部209にアクセスして、上記個別のユーザに対応する個別制御機器シーケンスを端末装置109からデータセンタ100にアップロードさせる。
図3において、生長状態記録部301及び判定シート表示部304以外の各機能は、本出願人が開示した前述した特許文献4の特許出願に記載の技術を用いて実現することができるためそれらの説明は省略するものとし、これらの機能に関する特許文献4の全ての開示内容は参照によって本願に組み込まれるものとする。
図3における生長状態記録部301のより具体的な動作について、以下に説明する。前述したように、生長状態記録部301は、図1に例示される端末109を操作する個別のユーザが、図1の端末装置109に表示されている「生長状態記録」ボタンにタッチすると起動され、図2のデータセンタ100のセンタデータベース102内の個別監視データ記憶部210にアクセスすることにより、上記個別のユーザに対応する個別生長状態監視データ(後述する図7を参照)の入力フォームを端末装置109のディスプレイに表示する。
個別のユーザは、端末装置109に表示された入力フォームを使って、ディスプレイ上のタッチパネルから、自身が栽培する植物の生長の状態を入力することができる。
また、個別のユーザは、ディスプレイ上の特には図示しない「マイク」ボタンにタッチすることにより、自身が発音した内容の数値や文字を、端末装置109が内蔵するマイク111(図1参照)で録音し、端末装置109に音声認識処理を実行させることにより、ディスプレイ上の入力フォームの任意の入力項目に数値や文字を自動入力することができる。
更に、個別のユーザは、ディスプレイ上の特には図示しない「撮影」ボタンにタッチすることにより、植物の画像を端末装置109が内蔵するカメラ110(図1参照)で撮像し、その撮像によって得られる画像データを、端末装置109から図1のデータセンタ100内のセンタサーバ101に送信することができる。センタサーバ101では、インターネット通信部203が、端末装置109からインターネット114(図1参照)を介して上述の画像データを受信し、生長状態監視データ生成部204に出力する。ここで例えば、撮像される個別のユーザが育生する植物には基準値となる十字マーカーシールが貼り付けられている。生長状態監視データ生成部204は、入力した画像データ上で、この十字マーカーシールの位置を過去の画像データと最新の画像データとで重ね合わせ、画像間の差分を自動的に数値化することにより、植物の伸長量や茎径(後述する図7の項目40や41)を自動的に取得することができる。生長状態監視データ生成部204は、その取得した数値を、端末装置109に表示されている入力フォームの該当する入力項目に反映させる。
以上のような手段を用いることにより、個別のユーザは、自身が育生する植物の生長の状態を、容易に記録することができる。個別のユーザが端末装置109上で、特には図示しない記録終了を示すボタンにタッチすると、入力フォームに入力された内容が、センタサーバ101に送信される。センタサーバ101では、インターネット通信部203が、端末装置109からインターネット114(図1参照)を介して上述の入力フォームのデータを受信し、生長状態監視データ生成部204に出力する。生長状態監視データ生成部204は、取得した入力フォームのデータに基づいて、個別監視データ記憶部210上の、端末装置109を操作する個別のユーザに対応する個別生長状態監視データ(後述する図7を参照)の内容を更新する。
図2における収穫/収益データ受信部205の動作について、以下に説明する。一般に、個別のユーザが栽培した植物は、JA(農業協同組合)等に出荷され、そこで選果機により、大きさ、糖度、色が判定されて、S及びA(特急)、B及びC(1級)等のランク付けがされ、ランク毎の収穫量が算出される。例えば、S又はAクラスのものは、有名デパートなどで扱ってもらえるが、Cクラスだとスーパー等でも扱ってもらえなくて、加工品の原材料になってしまう。さらに、選果機に接続される電算システムにより、出荷時期での市場価格(市況情報)によって、S、A、B、Cの各ランクの値段が判定され、各ランク毎の収益が算出される。収穫/収益データ受信部205は、このようにして選果機システム120(図1参照)にて算出されたランク毎の収穫量や収益を、インターネット又は専用線ネットワーク115を介して受信し、個別生長状態監視データの一部として個別監視データ記憶部210に取り込む。
図4から図7は、図2のセンタデータベース102内の個別監視データ記憶部210に記憶されるデータ群のデータ構成例を示す図であり、図4から図6はセンサ監視データのデータ構成例を示す図、図7は生長状態監視データのデータ構成例を示す図である。
まず、図4に示されるNO(項目番号)が1から5のセンサ監視データは、外気管理項目であり、図1のハウス103に設けられた環境センサ106から自動的に取得され、又は図2のセンタサーバ101内のセンサ監視データ受信部201によって受信された環境センサ106の値から演算によって算出される。
図4及び図5に示されるNOが6から11のセンサ監視データは、施設内管理項目であり、図1のハウス103に設けられた環境センサ106から自動的に取得され、又は図2のセンタサーバ101内のセンサ監視データ受信部201によって受信された環境センサ106の値から演算によって算出される。
次に、図6に示されるNOが12から27のセンサ監視データは、養液管理項目であり、図1のハウス103内に設けられた環境センサ106から自動的に取得される。
次に、図7に示されるNOが28から68の生長状態監視データのうち28から39のデータは、前述した図2の収穫/収益データ受信部205によって選果機システム120(図1参照)から自動的に取得されるデータ群であり、個別のユーザにより育生された植物の収穫や収益を示す項目群である。
また、図7に示されるNOが40から68の生長状態監視データは、前述した端末装置109内の生長状態記録部301(図3参照)及びセンタサーバ101内の生長状態監視データ生成部204(図2参照)によって半自動で生成されるデータ群であり、個別のユーザによる植物の生育における生長の状態を示す項目群である。
以上のように、本実施形態では、個別監視データ記憶部210に記憶させる監視データ群として、本出願人が前述した特許文献4で開示した個別センサ監視データ(個別センサメッセージ)に加えて、個別生長状態監視データが管理される。即ち、作物生産の重要要素として、自然環境やハウス103内の環境等のセンサ監視データに加えて、総収穫量、積算総収穫量、昨年度・積算総収穫量、平均果重、廃棄量、伸長量、茎径、葉の長さ、葉の枚数、開花花房の高さ、開花段数、着果段数、収穫段数、新規着果数、新規収穫果数、現着果数、栽植密度等の、植物の生育において重要な生長の状態の監視項目が管理される。このとき、本実施形態では、個別センサ監視データについては、本出願人が前述した特許文献4で開示した技術により日単位で自動的に取得することができる。また、個別生長状態監視データについても、前述した端末装置109内の生長状態記録部301(図3参照)及びセンタサーバ101内の生長状態監視データ生成部204(図2参照)によって半自動で生成、取得することができる。
個別監視データ記憶部210に記憶された個別のユーザに対応するこれらの個別センサ監視データ及び個別生長状態監視データを、共有監視データ記憶部212に記憶された共有されるユーザ(「マイスター」と呼ばれるプロ農家や部会グループの中で成績の良い農家などの優れた農業従事者)の個別生長状態監視データと比較することにより、個別のユーザにおける植物の生育のプロセスをより精度良く評価することが可能となる。即ち、プロ農家と新規就農者の植物状態・環境状態・収穫量・コスト・売上・利益・農薬量・施肥量養液量を相対的に比較し、プロとの差分抽出・分析・改善ポイントの絞り混み・改善方針決めを可視化比較するための業界標準となるテンプレートフォーマットを提供することが可能となる。また、部会・団体内の品質向上・収量拡大・技能強化促進を目的に、植物状態・環境状態・収穫量・コスト・売上・利益・農薬量・施肥量、養液量を各々にグループ内評点基準を設け、評価点によるグループ内腕前ランキングや年度毎の偏差値比較による全体能力状態確認に利用することが可能となる。
更に、本実施形態では、その比較結果から、共有制御機器シーケンス記憶部213に記憶された共有されるユーザの共有制御機器シーケンスを、本出願人が前述した特許文献4で開示した制御機器シーケンスの移入、編集機能を用いることにより、個別制御機器シーケンス記憶部211に記憶された個別のユーザに対応する制御機器シーケンスの内容に反映させることにより、個別のユーザがより最適な植物の生育管理を容易に行うことが可能となる。
図8は、以上の比較機能を実現するために、データセンタ100のセンタサーバ101内の判定シート生成部206の機能に対応する判定シート生成処理の例を示すフローチャートである。この処理は、センタサーバ101を構成するCPU(中央演算処理装置)がメモリに記憶された判定シート生成処理プログラムを実行する動作である(後述する図20のハードウェア構成を参照)。この処理は、個別のユーザが自身の端末装置109の「判定シート」ボタン(図1参照)をクリックすることにより起動される。
まず、個別センサ監視データと個別生長状態監視データが図2のセンタデータベース102内の個別監視データ記憶部210から読み込まれる(ステップS801)。
次に、共有センサ監視データと共有生長状態監視データが図2のセンタデータベース102内の共有監視データ記憶部212から読み込まれる(ステップS802)。
その後、日単位判定データ作成処理(ステップS803)、週単位判定データ作成処理(ステップS804)、月単位判定データ作成処理(ステップS805)、及びシーズン単位判定データ作成処理(ステップS806)が順次実行される。
図9は、図8のステップS803の日単位判定データ作成処理の詳細例を示すフローチャートである。
まず、個別のユーザによって指定された期間内の第1番目の日付が指定される(ステップS901)。その後、ステップS909で日付が1日ずつインクリメントされながら、ステップS910で日付が指定された期間内の最後の日付を超えたと判定されるまで、以下のステップS902からS908の一連の処理が繰返し実行される。
更に、ステップS902からS908の一連の処理において、まず読み出されている監視データ項目の項目番号(例えば図4のNO=1番から図7のNO=68番)のうち1番目の監視データ項目が指定される(ステップS902)。その後、ステップS907で監視データの項目番号が1ずつインクリメントされながら、ステップS908で監視データの項目番号が指定された読み出されている監視データ項目の最後の項目番号を超えたと判定されるまで、以下のステップS903からS906の一連の処理が繰返し実行される。
ステップS903からS906の一連の処理において、まず、指定されている日付及び指定されている項目に対応する図8のステップS802で読み出された共有監視データがガイド値に設定される(ステップS903)。
次に、指定されている日付及び指定されている項目に対応する図8のステップS801で読み出された個別監視データが実績値に設定される(ステップS904)。
次に、指定されている日付及び指定されている項目に対応するステップS903で設定されたガイド値と、ステップS904で設定された実績値とが比較されることにより、判定値が算出される(ステップS905)。この判定値は例えば、ガイド値又はガイド値に一定の係数(例えば0.8など)を乗じた値に対する実績値の達成率(パーセント)である。
そして、ステップS905で算出された指定されている日付及び指定されている項目に対応する判定値に対応する判定記号が決定される(ステップS906)。この判定記号は、達成率に応じた○、△、×などの記号、或いは、実績値がガイド値を上回れば上向き矢印、下回れば下向き矢印などの記号である。
以上のステップS903からS906の一連の処理が、全ての監視データの項目(ステップS907とS908による繰返し処理)、及び全ての日付(ステップS909とS910による繰返し処理)に対して実行されることにより、指定された全ての日付及び全ての監視データの項目に対応する日単位判定データが生成される。最後にステップS910の判定がYESになると、図9のフローチャートで示される図8のステップS803の日単位判定データ作成処理が終了する。
図10は、上述の日単位判定データ作成処理によって作成される日単位判定データの例を示す図である。このデータは、「年月日」で指定される1日分の判定データであり、監視データの項目毎に、ガイド値、実績値、及び判定値(記号とパーセント値)が算出されることがわかる。
図11は、図8のステップS804の週単位判定データ作成処理の詳細例を示すフローチャートである。
まず、個別のユーザによって指定された期間内の第1番目の週が指定される(ステップS1101)。その後、ステップS1109で週が1週ずつインクリメントされながら、ステップS1110で週が指定された期間内の最後の週を超えたと判定されるまで、以下のステップS1102からS1108の一連の処理が繰返し実行される。
更に、ステップS1102からS1108の一連の処理において、まず読み出されている監視データ項目の項目番号(例えば図4のNO=1番から図7のNO=68番)のうち1番目の監視データ項目が指定される(ステップS1102)。その後、ステップS1107で監視データの項目番号が1ずつインクリメントされながら、ステップS1108で監視データの項目番号が指定された読み出されている監視データ項目の最後の項目番号を超えたと判定されるまで、以下のステップS1103からS1106の一連の処理が繰返し実行される。
ステップS1103からS1106の一連の処理において、まず、指定されている週内の全日付の指定されている項目に対応する図8のステップS802で読み出された共有監視データの平均値が算出され、その平均値が指定されている週及び指定されている項目に対応するガイド値に設定される(ステップS1103)。
次に、指定されている週内の全日付の指定されている項目に対応する図8のステップS801で読み出された個別監視データの平均値が算出され、その平均値が指定されている週及び指定されている項目に対応する実績値に設定される(ステップS1104)。
次に、指定されている週及び指定されている項目に対応するステップS1103で設定されたガイド値と、ステップS1104で設定された実績値とが比較されることにより、判定値が算出される(ステップS1105)。この判定値は、図9の場合と同様に、例えば、ガイド値又はガイド値に一定の係数(例えば0.8など)を乗じた値に対する実績値の達成率(パーセント)である。
そして、ステップS1105で算出された指定されている週及び指定されている項目に対応する判定値に対応する判定記号が決定される(ステップS1106)。この判定記号は、図9の場合と同様に、達成率に応じた○、△、×などの記号、或いは、実績値がガイド値を上回れば上向き矢印、下回れば下向き矢印などの記号である。
以上のステップS1103からS1106の一連の処理が、全ての監視データの項目(ステップS1107とS1108による繰返し処理)、及び全ての週(ステップS1109とS1110による繰返し処理)に対して実行されることにより、指定された全ての週及び全ての監視データの項目に対応する週単位判定データが生成される。最後にステップS1110の判定がYESになると、図11のフローチャートで示される図8のステップS804の週単位判定データ作成処理が終了する。
図12は、上述の週単位判定データ作成処理によって作成される週単位判定データの例を示す図である。このデータは、「○年△月□日からの週」で指定される1週分の判定データであり、監視データの項目毎に、ガイド値、実績値、及び判定値(記号とパーセント値)が算出されることがわかる。
図13は、図8のステップS805の月単位判定データ作成処理の詳細例を示すフローチャートである。
まず、個別のユーザによって指定された期間内の第1番目の月が指定される(ステップS1301)。その後、ステップS1309で月が1月ずつインクリメントされながら、ステップS1310で月が指定された期間内の最後の月を超えたと判定されるまで、以下のステップS1302からS1308の一連の処理が繰返し実行される。
更に、ステップS1302からS1308の一連の処理において、まず読み出されている監視データ項目の項目番号(例えば図4のNO=1番から図7のNO=68番)のうち1番目の監視データ項目が指定される(ステップS1302)。その後、ステップS1307で監視データの項目番号が1ずつインクリメントされながら、ステップS1308で監視データの項目番号が指定された読み出されている監視データ項目の最後の項目番号を超えたと判定されるまで、以下のステップS1303からS1306の一連の処理が繰返し実行される。
ステップS1303からS1306の一連の処理において、まず、指定されている月内の全日付の指定されている項目に対応する図8のステップS802で読み出された共有監視データの平均値が算出され、その平均値が指定されている月及び指定されている項目に対応するガイド値に設定される(ステップS1303)。
次に、指定されている月内の全日付の指定されている項目に対応する図8のステップS801で読み出された個別監視データの平均値が算出され、その平均値が指定されている月及び指定されている項目に対応する実績値に設定される(ステップS1304)。
次に、指定されている月及び指定されている項目に対応するステップS1303で設定されたガイド値と、ステップS1304で設定された実績値とが比較されることにより、判定値が算出される(ステップS1305)。この判定値は、図9等の場合と同様に、例えば、ガイド値又はガイド値に一定の係数(例えば0.8など)を乗じた値に対する実績値の達成率(パーセント)である。
そして、ステップS1305で算出された指定されている月及び指定されている項目に対応する判定値に対応する判定記号が決定される(ステップS1306)。この判定記号は、図9等の場合と同様に、達成率に応じた○、△、×などの記号、或いは、実績値がガイド値を上回れば上向き矢印、下回れば下向き矢印などの記号である。
以上のステップS1303からS1306の一連の処理が、全ての監視データの項目(ステップS1307とS1308による繰返し処理)、及び全ての月(ステップS1309とS1310による繰返し処理)に対して実行されることにより、指定された全ての月及び全ての監視データの項目に対応する月単位判定データが生成される。最後にステップS1310の判定がYESになると、図13のフローチャートで示される図8のステップS805の月単位判定データ作成処理が終了する。
図14は、上述の月単位判定データ作成処理によって作成される月単位判定データの例を示す図である。このデータは、「○年□月」で指定される1箇月分の判定データであり、監視データの項目毎に、ガイド値、実績値、及び判定値(記号とパーセント値)が算出されることがわかる。
図15は、図8のステップS806のシーズン単位判定データ作成処理の詳細例を示すフローチャートである。
まず、個別のユーザによって指定された期間内の第1番目のシーズンが指定される(ステップS1501)。その後、ステップS1509でシーズンが1シーズンずつインクリメントされながら、ステップS1510でシーズンが指定された期間内の最後のシーズンを超えたと判定されるまで、以下のステップS1502からS1508の一連の処理が繰返し実行される。なお、シーズンとしては、例えば「播種日/苗購入日〜」「定植日〜」「開花日〜」「着果日〜」「収穫開始日〜」「収穫完了日〜」という植物の生育に沿ったシーズンが指定される。
更に、ステップS1502からS1508の一連の処理において、まず読み出されている監視データ項目の項目番号(例えば図4のNO=1番から図7のNO=68番)のうち1番目の監視データ項目が指定される(ステップS1502)。その後、ステップS1507で監視データの項目番号が1ずつインクリメントされながら、ステップS1508で監視データの項目番号が指定された読み出されている監視データ項目の最後の項目番号を超えたと判定されるまで、以下のステップS1503からS1506の一連の処理が繰返し実行される。
ステップS1503からS1506の一連の処理において、まず、指定されているシーズン内の全日付の指定されている項目に対応する図8のステップS802で読み出された共有監視データの平均値が算出され、その平均値が指定されているシーズン及び指定されている項目に対応するガイド値に設定される(ステップS1503)。
次に、指定されているシーズン内の全日付の指定されている項目に対応する図8のステップS801で読み出された個別監視データの平均値が算出され、その平均値が指定されているシーズン及び指定されている項目に対応する実績値に設定される(ステップS1504)。
次に、指定されているシーズン及び指定されている項目に対応するステップS1503で設定されたガイド値と、ステップS1504で設定された実績値とが比較されることにより、判定値が算出される(ステップS1505)。この判定値は、図9の場合と同様に、例えば、ガイド値又はガイド値に一定の係数(例えば0.8など)を乗じた値に対する実績値の達成率(パーセント)である。
そして、ステップS1505で算出された指定されているシーズン及び指定されている項目に対応する判定値に対応する判定記号が決定される(ステップS1506)。この判定記号は、図9の場合と同様に、達成率に応じた○、△、×などの記号、或いは、実績値がガイド値を上回れば上向き矢印、下回れば下向き矢印などの記号である。
以上のステップS1503からS1506の一連の処理が、全ての監視データの項目(ステップS1507とS1508による繰返し処理)、及び全てのシーズン(ステップS1509とS1510による繰返し処理)に対して実行されることにより、指定された全てのシーズン及び全ての監視データの項目に対応するシーズン単位判定データが生成される。最後にステップS1510の判定がYESになると、図15のフローチャートで示される図8のステップS806のシーズン単位判定データ作成処理が終了する。
図16は、上述のシーズン単位判定データ作成処理によって作成されるシーズン単位判定データの例を示す図である。このデータは、「ステージ」で指定される1シーズン分の判定データであり、監視データの項目毎に、ガイド値、実績値、及び判定値(記号とパーセント値)が算出されることがわかる。
図8の説明に戻り、ステップS803からS806の一連の処理により、日単位、週単位、月、及びシーズン単位の判定データが作成さると、それらのデータに基づいて各種グラフや集計表によって表現される判定シートが生成される(ステップS807)。
そして、ステップS807で生成された判定シートの表示データが、センタサーバ101からインターネット通信部203(図2参照)を介して端末装置109(図1参照)に送信される。端末装置109の判定シート表示部304(図3)のプログラムは、判定シートの表示データを受信すると、その判定シートをディスプレイに表示する。
図17は、判定シートの表示例、図18は、図17の表示例における全体比較グラフ及びセンサ比較グラフの詳細例、図19は、図17の表示例における生長実績、収穫実績、潅水実績、及び判定の詳細例を示す図である。
まず、1701のエリアには、例えば52週分の所定の複数の監視データ項目についての上述の判定値の複数の折れ線グラフが示され、これにより個別のユーザの植物の生育過程の評価が一目瞭然で理解できる。これと合わせて、このエリアには、例えばシーズン毎に、所定の方式で演算した評価結果が○、△、×等の記号で示され、個別のユーザに対応するシーズン毎の植物の生育が適切であったか否かを視覚的に判定することが可能となる。なお、図17の各部において四角で囲まれた欄に表示される「40」等の数値は、各項目の上記の判定値の平均値であり、得点がパーセント表示されている。また、図17の「判定」の部分において四角で囲まれた欄に表示される「B」の評価は、判定シート内の、52週比較、成長バランス比較、収穫実績比較、成長実績比較、灌水実績比較、センサー比較の集計を行い、全体判定結果として表示されるものであり、例えば、S、A、B、Cの中から集計結果に基づいて決定される評価である。
また、1702のエリアには、マイスターと比較した場合の個別のユーザのバランスシートがグラフ表示される。このバランスシートは、マイスター及び個別のユーザの生殖・成長のバランス、例えば、季節ごとに、茎の直径や花房の高さなどの関係を時系列で表したものであり、マイスターの値から得られる「ターゲット」との違いをユーザが視覚的に判定することが可能となる。
更に、図18で示される(a)全体比較グラフ及び(b)センサ比較グラフにより、個別のユーザが施設のどの部分、又はどのセンサ項目に対応する制御機器の制御を改善すればよいかを、視覚的に判断することが可能となる。なお、図18で示されるグラフは、図17で示されるグラフとは値が異なるが、同一のグラフである。
加えて、図19で示される生長実績、収穫実績、潅水実績、及び判定の各表により、具体的に改善すべき項目を確認することが可能となる。図19で示される表についても、図17で示される表とは値や値の有無で異なるが、同一の表である。
以上の判定シートの表示動作により、個別のユーザ自身のセンサ出力や制御機器シーケンスを、マイスターのセンサ出力や制御機器シーケンスと比較することで、違いや問題点を可視化することが可能となり、より効率的に圃場であるハウス103の状態を管理することが可能となる。
この判定シートは、端末装置109の印刷機能を使って印刷物として保管することも可能となり、数値による「圃場の見える化」が容易となる。
更に、膨大な詳細データを共有することなく、集計結果を蓄積することで共有したときに問題点の発見と自身の営農ノウハウの違いを、数値をベースに俯瞰して確認することが可能となる。
なお、判定シートだけでなく、図10、図12、図14、及び図16に例示した日、週、月、及びシーズン単位の判定データが端末装置109に送信されてそのディスプレイに表示されるようにしてもよい。
なお、以上の判定データ及び判定シートは、センタサーバ101の判定シート生成部206の機能によって生成されるが、これに限られるものではなく、センタサーバ101から端末装置109に個別センサ監視データ、個別生長状態監視データ、共有センサ監視データ、及び共有生長状態監視データが一括してダウンロードされ、端末装置109が内蔵するスプレッドシートのプログラムが、図8、図9、図11、図13、図15のデータ作成と、図17の判定シートの表示を行ってもよい。
図20は、本実施形態による図2のブロック図で示されるデータセンタ100のシステムを実現可能なハードウェアシステムの構成図である。
図20に示されるコンピュータは、CPU2001、メモリ2002、入力装置2003、出力装置2004、外部記憶装置2005、可搬記録媒体2009が挿入される可搬記録媒体駆動装置2006、及び通信インタフェース2007を有し、これらがバス2008によって相互に接続された構成を有する。同図に示される構成は上記システムを実現できるコンピュータの一例であり、そのようなコンピュータはこの構成に限定されるものではない。
CPU2001は、当該コンピュータ全体の制御を行う。メモリ2002は、プログラムの実行、データ更新等の際に、外部記憶装置2005(或いは可搬記録媒体2009)に記憶されているプログラム又はデータを一時的に格納するRAM等のメモリである。CPU2001は、プログラムをメモリ2002に読み出して実行することにより、全体の制御を行う。
入出力装置2003は、ユーザによるキーボードやマウス等による入力操作を検出し、その検出結果をCPU2001に通知し、CPU2001の制御によって送られてくるデータを表示装置や印刷装置に出力する。
外部記憶装置2005は、例えばハードディスク記憶装置である。主に各種データやプログラムの保存に用いられる。
可搬記録媒体駆動装置2006は、光ディスクやSDRAM、コンパクトフラッシュ等の可搬記録媒体2009を収容するもので、外部記憶装置2005の補助の役割を有する。
通信インタフェース2007は、例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)又はWAN(ワイドエリアネットワーク)の通信回線を接続するための装置である。これらのネットワークは、図1の携帯電話回線113、インターネット114、インターネット又は専用線ネットワーク115に対応する。
本実施形態によるシステムは、図2のブロック図と、図8、図9、図11、図13、図15のフローチャート等で実現される機能を搭載したプログラムをCPU2001が実行することで実現される。そのプログラムは、例えば外部記憶装置2005や可搬記録媒体2009に記録して配布してもよく、或いは通信インタフェース2007によりネットワークから取得できるようにしてもよい。
以上説明した実施形態により、ユーザが栽培する植物の生育における生長の状態を農用機器の制御と関連付けて管理することができ、かつユーザ自身の育成環境とマイスター等の他の育成環境との更に精度のよい比較を行うことのできる判定シートの提供が可能となり、判定シートを検討することにより、マイスター等の他の育成環境での制御シーケンスをユーザ自身の制御機器の制御シーケンスへ最適な状態で取り込むことが可能となる。
即ち、農産物栽培環境では難易度が高かったPDCA管理(P=差分の洗い出し、D=差分の比較、C=改善ポイントの絞り混み、A=改善方針決め)の容易化を図ることが可能となり、栽培経験が豊富なプロ農家と新規就農者の比較、短期間での収量拡大と品質の安定化、プロ品質の短期実現等が達成される。また、プロ圃場環境の空気質濃度や環境・植物状態に近づけるために、温度、湿度、CO2 、照度、地温、土壌水分、飽差値をコントロールするための、圃場内制御機器(天窓・側窓・カーテン・暖房機・冷房機・加湿器・除湿器・ミスト・循環扇・その他)の自動制御が達成され、エネルギーコストの評価等も可能となる。
100 データセンタ
101 センタサーバ
102 センタデータベース
103 ハウス(圃場)
104 センサ制御装置
105 制御盤装置
106 環境センサ
107 ハウスカオンキ
108 制御機器
109 端末装置
110 カメラ
111 マイク
113 携帯電話回線
114 インターネット
115 インターネット/専用線ネットワーク
201 センサ監視データ受信部
202 制御機器シーケンス送信部
203 インターネット通信部
204 生長状態監視データ生成部
205 収穫/収益データ受信部
206 判定シート生成部
207 制御機器シーケンス移入部
208 制御機器シーケンスダウンロード部
209 制御機器シーケンスアップロード部
210 個別監視データ記憶部
211 個別制御機器シーケンス記憶部
212 共有監視データ記憶部
213 共有制御機器シーケンス記憶部
301 生長状態記録部
302 ハウスカオンキ情報表示部
303 環境センサ情報表示部
304 判定シート表示部
305 制御機器シーケンス移入指示部
306 制御機器シーケンス編集部

Claims (6)

  1. 個別のユーザによる植物の生育における、環境の状態を監視するセンサからの出力に対応する個別センサ監視データと、生長の状態を監視する個別生長状態監視データとを記憶する個別監視データ記憶部と、
    前記個別のユーザによる植物の生育における環境の状態を操作する制御機器をシーケンス制御するためのデータである個別制御機器シーケンスを記憶する個別制御機器シーケンス記憶部と、
    前記個別のユーザのうち共有されるユーザに対応する前記個別センサ監視データと前記個別生長状態監視データとをそれぞれ共有センサ監視データと共有生長状態監視データとして記憶する共有監視データ記憶部と、
    前記個別のユーザのうち前記共有されるユーザに対応する前記個別制御機器シーケンスを共有制御機器シーケンスとして記憶する共有制御機器シーケンス記憶部と、
    所定の期間単位で、前記個別センサ監視データと前記共有センサ監視データ、及び前記個別生育状態データと前記共有生育状態データを比較表示するための表データである判定シートを生成し、前記個別のユーザが操作する端末装置に表示させる判定シート生成部と、
    を備える生育管理装置。
  2. 前記個別のユーザによる植物の生育における前記生長の状態を記録するデータを前記ユーザが操作する端末装置から受信し、当該データに基づいて前記個別生長状態監視データを生成して前記個別監視データ記憶部に登録する生長状態監視データ生成部を、更に備える請求項1に記載の生育管理装置。
  3. 前記個別のユーザによる植物の生育の結果得られる収穫及び収益に関するデータである収穫/収益データを外部の選果機システムから受信して、前記個別生長状態監視データの一部として前記個別監視データ記憶部に登録する収穫/収益データ受信部を、更に備える請求項1又は2の何れか記載の生育管理装置。
  4. 前記共有されるユーザは、前記個別のユーザのうち、植物の生育の成績が良いマイスターユーザである、請求項1乃至3の何れか記載の生育管理装置。
  5. 個別のユーザによる植物の生育における、環境の状態を監視するセンサからの出力を受信して得た個別センサ監視データと、前記個別のユーザが操作する端末装置での生長の状態の記録に基づいて生成した当該生長の状態を監視する個別生長状態監視データとを個別監視データ記憶部に記憶し、
    前記個別のユーザによる植物の生育における環境の状態を操作する制御機器をシーケンス制御するためのデータである個別制御機器シーケンスを個別制御機器シーケンス記憶部に記憶し、
    前記個別のユーザのうち共有されるユーザに対応する前記個別センサ監視データと前記個別生長状態監視データとをそれぞれ共有センサ監視データと共有生長状態監視データとして共有監視データ記憶部に記憶し、
    前記個別のユーザのうち前記共有されるユーザに対応する前記個別制御機器シーケンスを共有制御機器シーケンスとして共有制御機器シーケンス記憶部に記憶し、
    所定の期間単位で、前記個別センサ監視データと前記共有センサ監視データ、及び前記個別生育状態データと前記共有生育状態データを比較表示するための表データである判定シートを生成し、前記個別のユーザが操作する端末装置に表示させる、生育管理方法。
  6. 個別のユーザによる植物の生育における、環境の状態を監視するセンサからの出力を受信して得た個別センサ監視データと、前記個別のユーザが操作する端末装置での生長の状態の記録に基づいて生成した当該生長の状態を監視する個別生長状態監視データとを個別監視データ記憶部に記憶するステップと、
    前記個別のユーザによる植物の生育における環境の状態を操作する制御機器をシーケンス制御するためのデータである個別制御機器シーケンスを個別制御機器シーケンス記憶部に記憶するステップと、
    前記個別のユーザのうち共有されるユーザに対応する前記個別センサ監視データと前記個別生長状態監視データとをそれぞれ共有センサ監視データと共有生長状態監視データとして共有監視データ記憶部に記憶するステップと、
    前記個別のユーザのうち前記共有されるユーザに対応する前記個別制御機器シーケンスを共有制御機器シーケンスとして共有制御機器シーケンス記憶部に記憶するステップと、
    所定の期間単位で、前記個別センサ監視データと前記共有センサ監視データ、及び前記個別生育状態データと前記共有生育状態データを比較表示するための表データである判定シートを生成し、前記個別のユーザが操作する端末装置に表示させるステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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